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「夏目友人帳(TVアニメ動画)」

総合得点
90.1
感想・評価
4999
棚に入れた
23657
ランキング
64
★★★★★ 4.1 (4999)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.1

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夏目友人帳の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私のアニメ人生の一つの柱

タイトルの通り、このアニメは何度も何度も繰り返し見るほど大好きです。アニメ大好きですがグッズなどはあまり手を出さない私もにゃんこ先生は我慢出来ませんで買いまくってます😳
元々ガンダムシリーズとかグレンラガンとかロボット物しか観てなかったけど、本作やSAOとかシュタゲ、ひぐらし、物語シリーズとかに出会ってアニメそのものにはまりました。にゃんこは一話完結(一部除く)がやっぱりいいよね。見逃して続き見てもなんの問題もないし。
登場キャラも皆好き。(以降漢字わからないのひらがな)滋と塔子さん、れいこ、田沼、たきちゃん、北本西村、名取さん、ニャンコ先生、べにお、ひのえ、柊、みすず、キツネのなんだっけ。。などなど。
笹田はそうでもない(((^_^;)
ほんと泣ける回は何回見ても泣いてしまう。
本当にこの作品に感謝。
以降のシリーズの評価も含めてなのでコメントはこの作品だけでごめんなさい。ちなみに音楽も温かい。

投稿 : 2024/04/18
閲覧 : 108
サンキュー:

2

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

妖怪と人のハートフルドラマ(追記しました)

[追記]
6年ぶりの7期制作決定だそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=UVt6Dc1otME

1年後だとすると、来年夏以降でしょうか。楽しみです♡
まだ3期までしか見てないので、4~6期見ないと!

[初回感想]
小さい頃から妖怪が見える貴志が、祖母レイコの残した「友人帳」に書いてある妖怪たちとのお話。
妖たちに名前を返していくうちに、色々な思い、気持ちに出会います。
誰かを大切だと思う気持ち。誰かに会いたいと思う気持ち。
それは小さい頃からひとりぼっちだった貴志に影響を与えていきます。
また、よく知らなかった祖母が、妖(あやかし)に名前を返す時に昔の祖母の思念が入ることで、祖母という人を、妖たちを知っていくことになります。

この物語の舞台は自然が多くて森も近くにあって。
「ふらいんぐうぃっち」もそうだったけど都会ではこの雰囲気は出せないなと感じました。
にゃんこ先生って、うしおととらのとらみたいな感じでしょうか。
毎話、ラストからEDへの入りがいいですね。EDもまったりした感じで癒されます。OPも良かったです。

じわっとしたり、まったりしたりする話が多かったので私好みで満足でした♪
各話のレビューは以下のとおりです。

1話
{netabare}貴志がにゃんこ先生と友人帳に出会い、物語は始まります。
昔レイコと友達になったヒシガキが、レイコに名前を呼ばれることを長い間ずっと待っていたけど一度も呼ばれることがないまま月日が流れて・・
こういう話ってせつなくてじわっときますね。{/netabare}
2話
{netabare}雨乞いの神として祀られていた妖の露神。昔は沢山拝んでくれたけど、今はたった一人だけ。
そのお婆さんも病気で亡くなり、信仰してくれる人がいなくなり、露神は姿を消してしまう。
時代の流れとともに、こういう古いものは忘れ去られていくけど、ちょっと寂しい気持ちになります。{/netabare}
3話
{netabare}妖怪から、自分たちをいじめる人間を退治してくれないか、と言われるけど・・
その正体は近くのお寺に引っ越してきたお坊さんで、息子が体調を崩しやすいため、周りをお浄めしていたみたい。
その息子の田沼要くんも妖を感じることができるみたいだけど、貴志と友達になるのでしょうか。{/netabare}
4話
{netabare}学校で肝試しをすることになったんだけど、みんな次々とどこかへ消えてしまって。
昔ここに閉じ込められた福神が、人を恨み妖になってしまい、その妖が原因みたい。
その妖は元々とてもやさしかったのに、ちょっと妖がかわいそうでした。{/netabare}
5話
{netabare}レイコに名をとられた妖のサントと喧嘩した妖のミクリを会わせるために霧が森へ行くことに。
ミクリは負の感情を地霊に利用されて暴れてたけど、正気に戻ってサントと仲直り。
傍から見ると喧嘩してるみたいだけど仲がいい妖たち。貴志は何を思ったんだろう。{/netabare}
6話
{netabare}ダムの底に沈んだ村。そこにいた燕の妖に会いたい人がいるので連れて行ってほしいと頼まれて。
それは昔、よくエサをくれたやさしい人。その人は見つかったけど、燕の声は聞こえない。
ひぐらしの鳴き声とピアノの音がまたせつない情感を誘います。
妖を友だと言って、懸命に人間の姿になれる浴衣を取ろうとする貴志を見て、手助けするにゃんこ先生。
浴衣を着て会いに行く燕。ラストの燕がはにかんだ笑顔で写っている写真を見てうるっときました。{/netabare}
7話
{netabare}森で他の妖にいじめられていた子狐を助けた貴志。
子狐は貴志に興味を持って、会いたくて人間に化けて会いに行く。
義父母と幸せそうにご飯を食べてる姿を見て、貴志がひとりぼっちじゃないことが分かって帰ろうとするけど・・
このエピソードすごく好きです♪見てると気持ちがほっこりしてきます♡{/netabare}
8話
{netabare}妖が見えていたのに、ある日突然見えなくなった男の話。
貴志はその話を聞いて、なぜか嫌だと思ってしまう。以前はそう願っていたのに。
男は女性と出会い、結婚することになって、蛍の妖は本当の蛍に戻って男に最後の別れを告げに・・
綺麗で儚いお話でした。{/netabare}
9話
{netabare}貴志と同じように妖が見える俳優の名取にお祓いの手伝いをしてくれないかと言われて。
でも名取は貴志とは妖について考えがちょっと違うみたい。{/netabare}
10話
{netabare}アカガネという妖にアサギという妖に琴をもう一度弾かせたいから体を貸してくれと言われて。
寝てる間にアサギが憑依して、結局協力することに。
琴を一から作り、そして森の中にアサギの琴の美しい音色が響きます。{/netabare}
11話
{netabare}にゃんこ先生の回。
貴志とケンカした先生が、数日ぶりに帰ってみると他のネコがいてショックを受ける先生(>_<)
落とし穴の中で出会った女の子とのやつとりも微笑ましかったです。{/netabare}
12話
{netabare}妖怪に呪いをかけられてしまい、ヒノエという妖に五日後に死ぬと言われる。
ヒノエからもらった巻物で召喚したシキにより、呪いの妖怪は消えた。
貴志が召喚主としてふさわしいかのテストだったらしいけど、死んだらそれまでって妖は怖いな・・{/netabare}
13話
{netabare}秋のお祭り。7話の子狐や、名取など、以前登場したキャラが色々と。
やっぱり子狐ちゃん好きだな♡ {/netabare}

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 537
サンキュー:

40

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

牧歌的な癒やし、愉快なニャン丸

日本の原風景を思わせる街を舞台にそこに暮らす妖怪たちのいろいろな思いを
描いた、彼らや人間と、高校生の夏目が出会い友となる1話完結の作品。
とにかく雰囲気が暖かく、和な世界観は懐かしさを感じる。のんびり見られるので良かったです。毎話最後に主人公夏目があやかしへ思いを遣り終わるのですが、その言葉とともに穏やかな風景、後ろ姿などをうつしedへ入るときの悲しい程に懐かしい気持ちがこの作品の魅力だろうと感じました。
印象に残る話は悲しいエピソードよりも平和な友人関係が見れる楽しい話に
多かったです。また、妖怪だけでなく人間の田沼たちと夏目の関係であっても
それぞれの生きる世界が交わる感じが妖怪の話同様に良かったです。苦手とする日常系、かつオムニバスの独立話ストーリーでありながら、楽しめる作品であるのは強い個性が光る作品だからだと思います。安らぐのでおすすめできます。

投稿 : 2023/05/01
閲覧 : 123
サンキュー:

6

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優しい少年と妖怪の話

妖怪が見えるため周囲から疎まれて育ってきた少年が祖母の遺品の友人帳を巡って, 妖怪たちに名前を返していく話。

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 74
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

この作品は妖と人間の交流を描くジャンルとしては代表作と言えて
実際に世間的な評価に関しては非常に高いけど
ただ自分には全体的に退屈と感じて世間で言われるほど面白いとは思いませんでした。

【評価】

45点・C級

投稿 : 2023/01/31
閲覧 : 146
サンキュー:

0

ネタバレ

素塔 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏目とギンコ

ふと思い立って、「蟲師」と「夏目友人帳」を
一話ずつ、交互に視聴している。(現在は第8話あたり。)
先に観はじめた「蟲師」の幽遠な世界に感嘆しながらも、
極度に稠密なストーリーと、重く張り詰めた空気にやや疲れを感じ、
別作品で中和して気分転換を図ろうというわけだ。

「夏目」を選択したのは、同じ和テイストのファンタジーで、
かつ親しみやすい日常系というイメージがあったからだが、
実際、無機的かつ即物的な感触の「蟲師」と比べると
妖たちまでが何とも人間臭く、ほっこりした気分になれる作品である。
以下、両作について思うところを簡単に書きとめておきたい。



{netabare}「友人帳」をきっかけに始まった、主人公夏目と妖との交流の周辺に
人と妖とが描き出していく心模様には、いくつかのパターンがあるようだ。

一方の心の側には淋しさや人恋しさが募っている。
もう片方の側にはそれを包もうとする温かい心が置かれている。
そして、ずっと残されていた"想い"が最後の瞬間に叶えられ、
片方ないしは双方が満ち足りて消えていく、という結末、など。

そうした心の交差を目の当たりに見た時、夏目が感じる切なさ、愛おしさは
孤独だった彼の心に反響し、増幅されるかたちで視聴者に伝わっていく。



ストーリーの核心となっている、夏目の「孤独」。
それは、彼にとって「友人帳」がもつ意味に結びついており、
妖に名前を返すという、危険なだけで何の得もない行為の動機を説明する。

名前を返すたび、レイコの記憶が思念となって流れ込んでくる、という。

「友人帳」によってレイコの過去を追体験しようとする理由は
早世した祖母の孤独な人生への哀慕の気持ちばかりではなく、おそらくは
レイコの過去がそのまま、彼自身の過去でもあるからなのだろう。

原作コミック第五話の「時雨と少女」(アニメ第四話)に重要なセリフがある。
妖にさらわれた生徒たちを置いて帰ろうとする先生とのやり取りの場面だが、
アニメでは端折られているので、原作の方から引用する。

  おまえ、あまり人間(ヒト)が好きではないだろう
  他人(ヒト)など放っておけばいい

これに対する返答は、原作ではこのような強い意志の表明になっている。

  …おれはそこで逃げてはいけないんだ、先生

  「友人帳」には、人に見切りをつけた
  レイコさんの悲しみがいっぱい詰まっている

  (―それに 人の優しさも 可愛さも
   わかってきたんだ 少しずつだけど)

  だからやれることはやりたい だから先生…

夏目がレイコに自分を重ね合わせていることがはっきりと判る。
また、夏目の人間嫌悪が相当根深いものであったことも。

この世ならぬものが見えてしまうことで孤独を強いられ、
ある意味、運命に翻弄されてきた受動的な過去を清算するための
能動的な手段、それが彼にとっての「友人帳」の意味であり、
レイコの過去を引き受けることは、自分の過去にも決着をつけることなのだ。



例えば、こんな想像をしてみよう。
仮に、すべての名前を返し終えて「友人帳」が空っぽになる時が来たとして
その頃の夏目は一体どんな人間になっているのだろうか―。
少なくとも内面的には、以前とは全く別の人間になっているに違いない。

ごく自然にそう予測できるのは、この物語の構造のためである。
未来に定められているこの終点が、予見的に物語に内在しているために、
日常のエピソードのすべてが、夏目が成長してゆくプロセスとなっているのだ。

過去と向かい合い、未来を模索する。そこに夏目の"現在"がある。



考え過ぎなのだろうが、何となく自分は
ここに一つの生き方が例示されているような気がしてしまう。

前だけを向いて迷わずに突き進む、積極的な人生があるなら、
過去を振り返り、迂回しながら、人よりも緩慢に進んでいく人生もあるはずだ。
勿論、彼は意識してそうしているわけではないのだが、
一般に、彼のような内向型の人に共通する心性はそうした生き方に向かわせる。

もしかすると、この作品が強く響く人の中には
こうした部分に無意識に共鳴しているケースがあるのかも知れない。
「夏目」の"癒し"は、案外に奥が深いのではないかと思う。



折角なので、「蟲師」の場合も見てみよう。

「夏目」では正常に定位している過去・現在・未来が、
こちらでは"蟲"の作用によって根本から秩序が揺らぎ、"現在"は失われている。
(時間の流れの外に取り残される第1話。始原の闇に閉ざされる第2話。
 夢で予知された未来が現実の中に流出する第4話。などといった具合。)

だが、それは何も時間に限らない。現実そのものが揺らぎをはらみ、
境界がぼやけて曖昧になっているのが「蟲師」の世界なのだ。
内部と外部。可視と不可視。ミクロとマクロ。生命と無機物。生と死。
"蟲"はこれらのあわいで、対立するものを弁証法的に媒介しているようだ。

「蟲とは、生と死の間にあるものだ。
 人を指すもののようで、物質を指すものでもある。
 死にながら、生きているようなもの、・・・」(第5話)

そう語るのは主人公の蟲師、ギンコだ。
彼はそんな世界に秩序を回復する存在である。
時間の観点から見れば、"蟲"に取りつかれて遊離した"現在"を取り返す存在。
その意味で彼は時間を超越した、絶対的な"現在"だと言ってよい。
(作中で彼一人だけが洋服であるのは、この事実を記号的に表象するようだ。)

同様に、異形の原始生命体である"蟲"もまた、時間を超越して遍在する。
この両者の絶対的な存在性には「神」のイメージすら仮託できるようだ。
それによって人間のドラマは相対化され、どこか影絵のような"現象"に還元される。



「蟲師」が海外でも評価が高い理由は多々あるだろうが、
このような人間の描き方に、日本的な美学が感じられる点も大きいと思う。
"現象"にも似た人間の存在の儚さを掬い取り、抒情的に描く部分にこそ、
おそらくは本作の真骨頂があるのではなかろうか。

(日本的、という言い方はあるいは不十分かも知れない。
「自然」という広大な生命の宇宙の、ごく微細な一部分でしかない人間。
この原感覚は、東洋的な世界観に根差したものであるし、
あるいはこの、いわば汎生命的でありながら同時に"無"("死"ではなく)を内包する
世界像が"蟲"の原イメージであるとすれば、それは東洋的と呼べるものだろう。)

儚げな印象はまた、「夏目」からも濃厚に感じ取られる。
作中に登場する廃線の駅、ダム湖に沈んだ村などは示唆的だ。
忘れられたものたちが束の間、姿を現し、また忘却の彼方に沈んでいく。
そもそも妖怪とは、人々から忘れられ、零落した古えの神々だとされている。

我々の背後に存在し、消えていった無数の、ささやかな時間の堆積。
そこに思いを馳せ、沈思に誘うような、どこか静謐な世界が両作の持ち味だろう。



とは言え、作風の相異もまた歴然としている。
青年漫画と少女漫画という、出自の違いは隠しようもなく明白だ。

「蟲師」という作品の凄味は他に類のないものであって、
非現実の存在である"蟲"の生態と、人間との関りを異常な現実感で描き、
私見では、広義の「幻想的リアリズム」の系譜に位置づけるべき作品だと思う。

単純に比較すれば「夏目」はやはり、"夢みられた優しい世界"に映る。
そこに少女漫画の限界を見る見方も確かに可能だろう。だが、
この作品の"優しさ"が視聴者に求められ、支持されていることは事実であり、
それは魅力でこそあれ、否定される理由には決してならないのである。{/netabare}



作風は大きく異なるが、視聴後の充足感は両作ともに深い。
「夏目」には心を潤され、「蟲師」には魂の深部を揺さぶられる。
こうした手応えは昨今のアニメにはまず求められないものだろう。
自分が旧作メインにならざるを得ない所以である。

「蟲師」については、よく言われるように、
一話一話が一篇の短編小説に匹敵するほどの濃密な内容を含んでいる。
それで得心がいくまで観返してしまい、完走は先伸ばしになっていくのだが、
いずれ単独で取り上げる際には、上記の着眼点を発展させた
"考察"もどきを試みたいと思う。まあ、需要はなさそうだが…。

2022.12.15 投稿

投稿 : 2022/12/15
閲覧 : 1081
サンキュー:

17

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

妖怪の話だけど

1話完結物だけど人間と妖怪の人情物?みたいな感じでめちゃくちゃ見やすい
少女漫画原作だけど女性も男性も楽しめる作品になってる
特に出てくる狐の妖怪が可愛くて好きだったなあ
ニャンコ先生も悪さばかりするけど何やかんや人懐っこい感じがよかった!

投稿 : 2022/09/08
閲覧 : 158
サンキュー:

6

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

マイルドな鬼滅の刃?設定厨はNG。キャラ萌えヒューマンドラマが好きな人には好かれるでしょう。

 5期まで続く超人気シリーズです。が、私は以前2話の露神で断念しました。今回最後までやっと見られました。(訂正「続」があるから6期ですね。)

 設定それ自体は違和感しかありません。それが以前には許せなかったというか、意味が不明でした。寂しいからと祖母が集めた友人の名を返す。その間にゃんこ先生が付き添う。死後にゃんこ先生に友人帳を渡す。友人帳が欲しい妖怪と名前を返してほしいがやってくる。という理解をしています。この文を書いているだけで論理性がなくて意味がわかりません。

 一部キャラが再登場したりしますが、基本1話完結でした。長くなってくると以前登場したキャラの再登場などでうれしいみたいな感じもあるでしょうけど、1クールですのでそれほどでもないです。
 祖母レイコについては、レイコがかかわった妖怪に想い出はありますが、レイコのキャラそれ自体が後から謎がみえてくる、といった仕掛けは今のところありません。

 1話1話の話それ自体はまあ普通の怪異ものです。蛍の話と浴衣の娘の話、露神と傘のお化けの話など構造が同じ話の繰り返しですので深みはありません。
 類似例としては、見える子ちゃんほど恐怖やエロ、興味を引くストーリーではありませんし、ホリックの怪異に見えて実はヒトの汚い部分を見せつけるような話でもありません。蟲師のような不条理性もあまりない気がします。

 ヒューマンというのもおかしいですけど、妖怪と人間の交流のストーリーにヒューマンドラマはありますが、テンプレ感は強いです。

 が、このヒューマンドラマですけど「鬼滅の刃」の鬼の過去の因縁話とちょっとマインドが共通するものがある気もします。エピソードそれ自体がテンプレかどうかというよりも、キャラが気に入るかどうかと人と人のつながりとかつながりの儚さ、人の悪意からの救済が楽しめるなら、面白いのかもしれません。女性的な感性としての面白さなのかもしれません。この人気は古典的な少女マンガが好きな人…つまり女性人気なのでは?という気がします。
 設定の緻密さや因果関係にこだわりがなさそうなのもちょっと少女マンガ的でした。いや少女マンガそのものですけど。

 一気見しようと気合いを入れて見だすと駄目でしょうね。一気見にしても2週間かけて1クール見た方が良さそうです。

 ということで、一気見は辛いけどポチポチみる分にはまあまあかなあ、という感じです。もろに少女マンガなので、男の人が見るのは鬼滅の刃が楽しめたかどうかがポイントになる気がします。

 オール3は評価してないわけでなく、普通にオール3かなあという意図です。


 追記 忘れてました。「夏目」で「猫」は夏目漱石がなんか関係してくるんでしょうか?夏目の名を使う以上、そこに何か伏線があるのかが気になります。伏線がないなら…うーん…
 

投稿 : 2022/05/23
閲覧 : 300
サンキュー:

11

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かったです。

3日に一回くらい見ると癒やされます。イッキ見はおすすめしません。4期までは見ましたが、やっぱり1期が一番良かったです。

投稿 : 2022/05/17
閲覧 : 214
サンキュー:

0

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当に良い

一通り見たのでまとめて(笑)
ニャンコ先生が可愛いで見始めた本作品だげど
凄く良かった~
夏目の今までの境遇な為のネガティブな所も
藤原夫妻の底なしの優しさも
優しい友人達も

ただ、所々見終わった後にもの悲しくなるのは
少し困った(´;ω;`)

あとopとedの曲もすごく良く
良いところだらけです

投稿 : 2022/03/29
閲覧 : 222
サンキュー:

10

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鮮やかな過ぎ去りし日々

祖母の遺品である、妖怪の名前が1ページごとに書かれた友人帳。
名が書かかれたあやかしを呼び出し、命ずることができます。

しかしこの物語は、妖怪を使役して戦う様な話ではなく
主人公の夏目は次々とあやかしに名前を返していきます。
まずそこが独特な設定だし面白いです。

少女漫画原作だからなのか、女性が描く妖怪と人間の関係性だからなのか、
ゆるキャン△とものんのんびよりとも違う独特の優しさです。

この作品を見て多くの人が感じる事の一つは、懐かしさではないでしょうか。
美しい田舎の風景や主人公の夏目の誠実さ、藤原夫妻の優しさなど
癒しやノスタルジーを感じる要素が満載なんですが、

観ていて途中で気づいた事は、あやかしの人間臭さです。ニャンコ先生もそうですが、
力は凄いんだけど、どこか不器用だったり精神的には子どもっぽかったり。
そういう不完全さに、人間味みたいなものを感じます。

多少欠けているくらいの方が味があったりかわいかったり癒されたりします。
1期~6期まで視聴済みですが、たぶん何期出ても見れると思います。

ピアノとハープでED曲をカバーしたので良かったら見てって下さい。
あにこれ限定公開でございます。
【ピアノ】https://www.youtube.com/watch?v=6_MQ4yBc1v4
【ハープ】https://www.youtube.com/watch?v=VKmzLBRobyw

投稿 : 2022/03/06
閲覧 : 303
サンキュー:

19

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

妖怪・あやかしが見える夏目君の日常。

緑川ゆき先生の妖怪が見える夏目貴志くんを主人公にした少女漫画原作のアニメです。基本妖怪が見える夏目貴志君や夏目君の祖母レイコさんが持っていた妖怪の名前を書いた友人帳、そして夏目君の用心棒をしているニャンコ先生と色々な妖怪達の日常を描いた妖怪ファンタジー日常アニメです。音楽もとても癒されて、ほのぼのしています。夏目君のニャンコ先生とのやり取りも楽しい作品です。

投稿 : 2022/01/28
閲覧 : 268
サンキュー:

17

ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

気にならなければ、ただの名作

覇権を取るまでには至らないが
着実にTVシリーズを重ね、劇場版も2作

児童向け作品ならいざ知らず
近年における深夜アニメという分類において
ここまで息の長い作品は他に類を見ないのではないだろうか

その理由は自分的には明白で
常に等しく丁寧に作られたシナリオに
安定感のある声優陣に支えられ
いつ、どんな時に、何度見ても同じ感情に満たされる嬉しさと寂しさがある
大きく心を揺さぶらないまでも
ある程度には語りかけてくるメッセージ性は
多くのシリーズを重ねていても変わることのない哲学が感じられる

このように本作は極めて特異な例とも思えるが
良シナリオの量産を可能にしているのは
怪異と言われる存在への過度なヒューマニティ付加と
主人公の抱えるトラウマに触れることをパターン化することで
成し得ていると考えている
少々本作を貶める様な表現と捉えられるかもしれないが、
このパターンは決して乱用されているわけではなく
各クールにおいて適宜扱われているもので、決して嫌味に思うことはない
ただ、シリーズが多いだけに…
と言った具合

もし仮に怪異へのヒューマニティに嫌悪するなら蟲師の視聴をオススメする
人間的な感傷がない分、救いのないエピソードを覚悟の上で
主人公のトラウマ云々は、
それこそジャンル問わず数多くの作品の感情トリガーに使われているので
特定して作品を挙げるまでもないだろう
ただし、夏目くらいライトに扱っている作品は稀有だと思う

投稿 : 2021/12/13
閲覧 : 302
サンキュー:

11

ジョン・ファースト さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夏目友人帳シリーズは長いので全部まとめたレビュー

(夏目友人帳シリーズ陸までの時点で)
身寄りがほとんどおらず且つ霊が視えるという体質から周囲に不気味に思われていた主人公が同様の体質を持っていたという祖母について知っていく物語であり、そのさなか様々な出会いをしていく話で、多くは一話完結のため全話通してみていなくともある程度楽しめる作品。ホラーあり、ときにほっこりする話あり、と原作は少女漫画ながらに男子女子どちらにもお勧めできるアニメ。

投稿 : 2021/11/12
閲覧 : 220
サンキュー:

2

くま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

名を返そう

話を大分忘れたので1話から再鑑賞!

優しく、暖かく、時にゾっとしたり、悲しくなったり。
本当に1話1話が美しいというか、浄化されるような気持ちになる。

様々な妖怪たちのサイドストーリーがどれも見入ってしまう。良い妖怪もいれば悪い妖怪もいて本当に楽しい!

にゃんこ先生はめちゃくちゃ可愛いのに、いざという時にかっこいい...。かなりズルいキャラクター!

人には見えないものが見えてしまう夏目。辛い過去やトラウマを少しずつ克服し、優しい周りの人たちに徐々に心を開いていく。夏目の成長物語でもある。


------------------------
お気に入りのエピソード
・2話「露神の祠」(尊い)
・8話「儚い光」(泣いた)
・11話「ニャンコ徒然帳」(話は可愛いのにバトルシーンが何気に本気)
------------------------

投稿 : 2021/10/15
閲覧 : 222
サンキュー:

5

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ピンホールカメラ

小学校の頃、月に一度だったであろうか、職員室前の渡り廊下で、科学と学習という雑誌が売られていた。
あまり興味はなかったのであるが、一度だけ、夏休み前に買った覚えがある。
そう、付録に釣られたのである。
ピンホールカメラと青写真のセット、いわゆる日光写真機である。
愚かなガキの私は、あまり説明も読まず、上手く撮ることができなかった。
そこには写っている筈の悪友の姿はなく、背景らしきものは斜めににじんでいた。
今思えば、露光時間が短かっただけのこと。
私は落胆し興味を失ってしまった。
だが、映り込んだ景色のようなものは妙に心の奥底、記憶の澱の中に今も残っている。

夏目貴志の“目”についてである。

散乱する光を、一点に収束することで作る出される絵、まさにギリシャ語の語源そのままに、光(photo)の絵(graph)ということになるのであるが、日本語に当てられた『写真』という言葉が、この場合、ピンホールカメラについてはしっくりとくるような気がする。
写真は、撮られた瞬間に過去の記憶となる。
自身は観察者となり、そこに在るのは一人称の世界なのだ。
ピンホールカメラは動きのあるものを捉えることは出来ない。
動かぬもの、街並みや風景は映しても、そこに息づく不特定の者たちを写し取ることはない。
しかし、そこに織り込まれている記憶は、その人だけのものであり、他の誰も見ることができない世界、すなわち心象風景となるのだ。

人は其々の時間の中に生きる。
時の“渚”とでも言うべき場所、我々が生まれ、一生を終わるべき“さざ波”、その波頭の上に“砂の城”を築き、人生という絵を描いてゆくのである。
ときに過去に囚われ、未来を夢想し、不安の中で立ちすくむ時、そこには多分、別の時を生きる“あやかし(妖)”なるものが顔を出しているのかもしれない。

猫の目のように、縦長に細く収束する夏目貴志の瞳は、まさにピンホールカメラのように、隠された真実を写し出すのだ。
それは、夏目の友人である田沼、彼が住む寺の座敷の天井に映る、今はなき池の陰であり、サキちゃんが描く魔法陣でもある。
あるいは、我々も感じる一陣の旋風や気配、そんな空気感が描かれる夏目友人帳をこよなく愛するのである。

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 322
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18

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

祖母レイコが気になる

原作未読

2008年夏クールでの1期を皮切りに、「続」(2009冬第2期)→「参」(2011夏第3期)→「肆」(2012冬第4期)→「伍」(2016秋第5期)→「陸」(2017春第6期)とコンスタントに述べ6期。2018年には劇場版が公開されるなどの人気シリーズです。近年の5期6期は11話+OVA2話構成と安定供給のためのセールスを意識したスタイルでひとつの理想の型を築いてそうです。
「壱」「弐」「参」数えにいわゆる大字(だいじ)を用いてややこしいのはややこしいのもあるけど、新規参入にとって最も障壁となるのは

 すご!6期までやってんのに今から億劫だわ

真っ先に思いつきそうです。ただしここはひとつお気になさらず。なにせ一話完結型ですから無駄に自ら敷居を高くしちゃう必要はありません。大河ドラマならまだしも「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」を必死になって初回から観るぞと意気込まないのと一緒です。
1期完了時点でのレビューのため的外れかもしれませんが、第1期第1話でのルール説明さえおさえておけばそっから3期や5期とかに飛んじゃってもついていけそうな勢いです。

語りつくされてるでしょうからあまり言うことはありませんね。
一話完結型で6期まで続いてるわけです。“使いまわしのきく優秀なプロットである”と思われ、そこを発見した作者と強みを理解している製作スタッフの勝利と言える作品だよなぁという印象を持ちました。
鮮度はどんどん落ちてくでしょうが刺激を求めるタイプの作風ではないのでこのまま7期8期と続いていっても不思議ではありませんね。

敷居を上げないでトライ可能な気楽さと、一話完結で長続きしているプロットの優秀さをこれからの方の視聴トリガーにしてもらえれば充分。


それでは中身です。
霊感強く妖(あやかし)が見える夏目貴志(CV神谷浩史)を主人公に妖怪たちとの交流を描いた人情物。
お題の「友人帳」とは…早くに亡くなった祖母レイコが妖怪たちと交わした契りをまとめた帳票本のこと。レイコとの勝負に負けた妖怪はその名を書き留められ主従の関係になり効力はいまだ有効だと説明されます。

近所の神社でうっかり封印を解いてしまったニャンコ先生(CV井上和彦)と共に、友人帳に名前のあるつまり契約に縛られてる妖怪の名前を一体ずつ返し解放してあげることを決意。実践していきます。
この“解放してあげたい”を動力源にするのが良い。私なら「俺の友達!出てこいジ○ニャン」やって「チートアイテムゲットだぜー!」と我欲全開でしょう。貴志にはそれがなく視点はとことん優しい。
なかにはもちろん下衆なことを考える輩も登場するにはするけど、多くは長いこと契約に縛られ、囚われ、来ることない待ち人を待ってるような妖怪たちです。普通の虫や動物などから恨みつらみ悲しみによって妖怪化した者もいました。友人帳に名のある妖怪もそうでない妖怪もひっくるめてなにかしら傷を抱えた者たちが貴志たちを通り過ぎていきました。

縛りから解かれ満足して消えていく様は「Angelbeats」のよう
同情すべき事情があって化外に身を落とすは「鬼滅の刃」のよう
破天荒な婆さんと口数少ない孫の組み合わせは「色づく世界の明日から」を思わせる
階級差/種族差と埋めがたい壁に遮られた恋路は「ロミオとジュリエット」に代表される鉄板です

作品評価は様々でしょうが、いずれも“なんかいい感じの物語”たちです。あ、○○と似てるというのを言いたいわけではありません。
一話完結。キャラの深掘りはせず、それでいて琴線に引っかかりそうな要素を詰め込み走馬灯が流れるが如き風情の絵巻物でありました。
秋や冬よりも夏の別れはせつない記憶とともに。季節が巡る度に思いだしそうな良作です。自分はもっと起伏がほしかったかな。でもそうしちゃうと作品の良さを打消しちゃうからダメよね。



※余談

■ちょっとこれは良かったかも

普通の人には見えないものが見える。そのことで小さい頃から異常者扱いだった主人公。彼が感じてた疎外感と妖怪たちが抱える孤独とがどこかリンクしてるようなお話でした。分かち合えるものがあることは大きい。
{netabare}さらに同じ能力持ちでも妖怪への向きあい方が貴志と異なる名取周一(CV石田彰)と、見えないけど気配は感じ取れる貴志の同級生田沼要(CV堀江一眞)と各々スタンスが微妙に異なる脇役を添えたことで深みとコクが出ていた気がします。
例えば妖怪Aに対して貴志・周一・要ら違う立ち位置からの視点を入れることで多様性が生まれ、妖怪Aにいろいろなことをさせる尺を取らなくてもキャラ立ちさせてました。{/netabare}


■夏とうちなー

2000年代前半から中盤くらいまでやけに沖縄・奄美出身アーティストが元気だった気がします。私もこの時期よう遊びに行ってました。勢い余って三線買わなくてよかったです。
MONGOL800・ORANGE RANGE・HY・かりゆし58といったグループから、元ちとせ・夏川りみもこれくらいの時期。本作のED「夏夕空」の中孝介は奄美出身です。そして島唄には夏が似合うわけでございます。2期以降は違う人達みたいですけどドンピシャの配役だったと思います。
2008年の作品ですからこういうところにも懐かしさみたいなのがありますね。


■女性ファン多し!?

レビュアーさんでも実生活で出会う方々でもこの作品は女性にウケがいいのかなの実感があります。
少ない情報から多くを読み取れる能力で男性は女性に敵わないというのをなんかで読んだことがあります。いわゆる“オンナの感”はたゆまぬ観察力の賜物だとか。
この作品ってゲストキャラが次の回にはもうお別れしてるためご丁寧にキャラ回作ってる暇はNothingです。それこそ少ない情報量。もしかして私♂が見落としたエモさの欠片を集めてらっしゃるのかしら?

実際は男女比なんて関係ないんでしょうけどそんなくだらないことが一瞬脳をよぎりました。



視聴時期:2020年10月 

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2020.11.14 初稿
2021.09.14 修正

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 682
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52

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この作品のおかげで、優しさを補充できました。

主人公の夏目と妖怪による癒やしストーリーを観られました。

各々の妖怪がエピソードを持っており、夏目がその妖怪に名を返していく。心温まりました。
夏目の優しい人柄、祖母レイコもいい人だったのだと感じられます。
ニャンコ先生もお人好しな夏目に愛着が湧いていったことでしょう。

OPの颯爽感、EDのゆったりとした曲調も癒やされます。
妖怪との出会いも一期一会で毎回楽しめます。
1話完結型で優しさを補充できるので、全話ゆる~く楽しく視聴できました。

投稿 : 2021/09/05
閲覧 : 220
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21

saitama さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

きっと誰もが、せつなく、暖かく、ノスタルジーを感じる

とあるコメント欄で、このアニメが面白いと記載しているのを見て、dアニメで見始めた。

タイトルどおりで、すごくノスタルジーを感じさせるというか、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』あたりと同じ空気感を感じた。この映画の世界観が好きな人ならきっとこのアニメも好きになるかと思う。

人とあやかし(妖怪)の関係性に、色々と感じるものがある。決してハッピーエンドではないし、物哀しいものでもない。でも、人と人の関係の本質というか、出会いと別れという現実、人の心持ちや人生観とはどうあるべきものかを、人とあやかしの生きる時間の差で表していたりと、いろいろな道標を示している気がする。物悲しいときもあるが、それでも心は暖かい。そんな話が多い。優しい心になれる。

どうやらこの先もシーズンが続いている。続くのも納得の中身。決して作画はレベル高いとは思えないが、物語とキャラがいい。脚本は大事だ。

投稿 : 2021/08/27
閲覧 : 254
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6

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しい

全期視聴済みです。
このアニメも原作は知りませんでした。そして猫派の私はニャンコ先生登場で視聴確定でした。
とにかく暖かい陽だまりのようなアニメです。登場人物が夏目を中心に皆優しい(勿論そうなるまでの過去の辛い出来事なんかもあります…ただ普通の人からすれば理解できないんだから仕方ない事なんですが…)。
この作品も所謂癒しという部類になるんですかね。私は出身がこんな山里の田舎なので情景が浮かんで子供の頃を思い出したりします。人と人ですら解り合えない時代ですが人と妖怪が解り合える世界があってもいいかもですね。

私のツボ:柊


伍・陸 視聴済。
これだけ続いてもぶれずに安定感ありますね。相変わらずにゃんこ先生はいい動きします。ついつい先生の動きみてるとニヤニヤしちゃいます。


私のツボ:塔子さんの靴下


OVA・劇場版視聴済(2020.2)
ニャンコ先生分裂!!

劇場版「石起こし・他」視聴済(2021.8)

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 507
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14

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

にゃんこ先生かわいい

1話完結者の人情物
1話完結だから途中から見ても大丈夫そう!
そしてオープニングは神曲です
声優もあららぎくんのひとだぁってなった!
ニャンコ先生がかわいい
狐がでてきた回で泣きました!
めちゃくちゃ長いけど、
見やすい作品なのでみてみてもいいかとおもいまふ!

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 151
ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏目に聞いてみたい

夏目たかしは子供の頃から妖怪が見える男の子
お父さんもお母さんもいない独りぼっちの男の子

あるとき
新しい親戚のうち(とってもいいおばさんがいる)
に引っ越してきた夏目は

あるときおばあちゃんが残してくれた友人帳をみつけた
おばあちゃんもひとりぼっちだったんだけど
でも妖怪のお友だちはたくさんいたみたい

友人帳に名前が書いてあったのはそんな妖怪たちなんだ

ある日夏目はにゃんこ先生っていう妖怪にあって
にゃんこ先生はぶくぶくのぶたねこだったw
でもほんとはかっこよくて強いまだらっていう妖怪だ

友人帳を見つけてから夏目の所には
自分たちのなまえを返してもらうために
次々に妖怪たちがやってきたの

夏目はにゃんこ先生に助けられながら
来た妖怪たちになまえを返しはじめたんだ

でも
どうして妖怪は友人帳のなまえを返して欲しいのかな?
友だちだからいいんじゃないかな?

友人帳のなまえが傷つくとじぶんの体も傷つく
だからかな?他にもあるみたいだけどよく分からなかった


にゃんは思った
夏目とにゃんは似てるって(うん)
にゃんも小さい時からときどきいない人を見たりしたし
友だちもあんまりいなかった
そしてにゃんこが大好きだったし

でも
違うところは夏目はとってもやさしい
にゃんみたいに人をうらんだりしない
どうしてあんなにやさしくなれるんだろ?

いっぱい傷ついてきたはずなのにネェ?

見ていると夏目のやさしさに泣ける
だれにも分かってもらえなくっても
そのやさしさは変わらない

そして妖怪たちとほんとの友だちになったり
人間の友だちができてくるのにちょっとうれし泣き(そう)

そしていつも
にゃんが大好きなにゃんこ先生もそばにいる

新しいうちのおじさんおばさんもいい人だし
いままで悲しいだけだった夏目の毎日が
ここに来て何かが変わってきたみたい。。


にゃんも
「あにこれ」に来て何かが変わったみたいだナって思う
にゃんをうざがったりしないみんなと
にゃんこ先生はいないけど話を聞いてくれるお兄ちゃん
おっちゃんたちが応援してくれる!

だからうれしいんだ♪

きっと夏目もこんな感じじゃないかなぁ。。
こんな風に感じてるんじゃあないのかな?

あんまり感情を出さない夏目に
いちど聞いてみたいナ。。。

投稿 : 2021/06/26
閲覧 : 2893
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394

Tnguc さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「孤独を寂しく思う妖怪」と「孤独を選んで生きてきた人間」の邂逅

~
 人恋しく想う妖怪たちの最後を主人公・夏目が見届ける。さまざまな妖怪たちと出会うことで、孤独だった夏目の意識が徐々に変わっていく成長物語。よく「蟲師」が引き合いに出されるけどテーマ性が全然違うので別物として観た方がいいと思う。この作品に登場する妖怪たちはどこか愛らしい姿ばかりで、ある意味人間よりも人間らしい一面を抱えている。一人ぼっちを寂しいと思ったり、大切な人に会いたいと願ったり、誰かに嫌われることを怖がったり、などなど。まるで、妖怪にも人間と同じように心を持っていて、愛されたいと思う気持ちで溢れているように見える。しかし、妖怪は人間に干渉することが出来ないので、何も伝えることは出来ない。それでも尚、人間を想い続ける健気な気持ちが、人を避けて生きてきた夏目の胸に溶け込んでいく。1話完結タイプの作りの為、各妖怪の思想は少々単純な気もするけど、セリフやナレーションに添えられる優しい言葉たちが物語を温かく染めていく。妖怪は人間よりも長生きで、だから待とうと思えばいくらでも待てるし、その分だけ想いは募っていく。友の帰りを願う妖怪の一途な心は、キキョウの花言葉のように、変わらない永遠の愛のように輝いている。

個人的評価:★★★★☆ (4.0点)

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 383
サンキュー:

13

ネタバレ

ゆ~べ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

1シーズンだけ面白い。

最初は感動したけど、徐々にこの作品は何したいんだろ、って。ツッコミどころ多すぎ。

ツッコミポイント
①友人帳ってなに?
昔、主人公の祖母が無双して舎弟契約させた妖怪のサイン帳。(祖母の遺品)
全然友人の名前綴られてない。みんな俺の名前返せ!って言って主人公の家に押し掛ける。
②なぜか名前返したら消える妖怪。
いや、別におってえぇやん。←特にいい妖怪。
③主人公にイライラする
散々妖怪に振り回される人生を送ってきた主人公。未だに妖怪に対して慎重な行動を取れず、疑うことを知らない為よく騙され、捕まり、周囲に迷惑をかける。

特に人の形をした妖怪を人間と間違えてひどい目に合う(妖気を感じる力は並外れてるのに判別出来んとか意味不明)
「夏目の役に立ちたい」と友人帳に名前を残し、少なからず主人公に命を預けてくれてる妖怪がいるのに、友人帳をよく危険にさらす。妖怪見えるだけで何の取り柄もないのに。どーしてそんなにでしゃばれるのか意味不明。周りにお祓い師や陰陽師の末裔いるのに、防衛スキルを身に付ける努力も見られない。
用心棒、斑からよく離れて行動する。

投稿 : 2021/02/07
閲覧 : 701
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1

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

★★★★☆

私の最も愛する作品の一つ。

2020.12.16 ★★★★☆(4.2) 初回評価

投稿 : 2020/12/27
閲覧 : 333
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2

ksk84 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

究極のユルさ

何となくタイトルが気になって見た本作。

うーん、ちょっと動きの少なさが退屈だったかなぁ…
ひとまずシーズン1で中断。
あえてこの作品の続編を見ようというところまでには至らなかった。

ユルい雰囲気と、妖怪・仲間との心温まるストーリーが本作の魅力。
きっとベクトルが合う人はがっつりハマるんだろうなと。

そういった意味では、一度は見てみても良い作品なのかも。

<内容(「oricon」より)>
妖を目に映すことができたため人々から疎まれた夏目レイコは、その寂しさからか、妖たちに勝負を挑み、隷属させる証として名前を書かせたという。その契約書の束「友人帳」を手にした孫の夏目貴志もまた、レイコの力を受け継ぎ、人にあらざるものを見ることができた。そしてレイコと同じように、周囲から疎まれる存在でもあった。しかし、唯一の血縁であるレイコの遺したものを大事に想い、レイコが奪った名を妖たちに返すことを決める。そんな夏目の元には、いつしか様々な妖たちが集い始めるのだった……。

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 347
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9

ネタバレ

永遠のにわか さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

観直し中_φ(・_・

大好き

物語:良い
作画:普通
声優:メインキャストは良い。伊藤さんじゃないトウコさんなんて想像がつかない
音楽:素晴らしい
キャラ:良い

小学生並の感想
一話: {netabare} ヒシガキの印象が襲ってくる怖いバケモノからポカポカ叩いてくるすねた子どもになったとき、胸がキュッてなった。{/netabare}
二話: {netabare}覚えてもらったつゆ神様と忘れ去られたすすぎ。前向きな死と後向きな生。つゆ神様とすすぎが対照的だね。{/netabare}
三話: {netabare} 「触れ合わすのが心なら同じだ。」傷つけ傷つけられ、誤解も一生解けないままかもしれないのに、出会ったことに後悔はないと?夏目聖人かよ。人との触れ合いを諦めたコミュ障に希望を持たせるようなこと言うのやめてくださいよ。これだから夏目友人帳が好きなんだ。{/netabare}

投稿 : 2020/10/28
閲覧 : 328
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5

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日々堪能にいいかと

最初はよく有りがちな妖怪退治のストーリーかと思いましたが、全然違いますね。
平和解決主義のタイプなのでしょう。まぁ相手が敵対心出して来たらそれなりの対応しますがね。勿論バトルも有ります。

メインはこれからもニャンコ先生と友人帳のやり取り、まぁのんびり鑑賞します。

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 328
サンキュー:

9

kakelu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

恐ろしい妖怪との優しくて温かいお話。

人気なシリーズと知っていたが、その理由がわかった。
恐ろしい妖怪たちだが、全てがそうではない。
優しい妖怪や困っている妖怪を人間の夏目が助けるお話。

どのお話も温かく優しいもので、ほろりと涙がこぼれそうになった。
物語は1話完結で、メインストーリーはなかった。
だけど、その部分に不満は感じなかった。
癒やし系のアニメやほのぼのアニメを見る感覚で見られた。

キャラクターは主に夏目とにゃんこ先生の二人で進んだ。
特ににゃんこ先生はデフォルメされていて、可愛かった。

BGMもどこかノスタルジックでずっと聞いていられた。

総評として、
「物語」というものは存在しなかったが、毎話感動できたため面白かった。
原作は少女漫画だが、老若男女どの世代も楽しめると思う。
人気なのも理解できる名作だった。

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 287
サンキュー:

22

よいよい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何十回も見返した

夏目友人帳は何度見ても「あぁいいなぁ」って思える作品。どの年代にも愛される作品だと思う。涙涙が多い。もっとみんなに見てほしい。

投稿 : 2020/10/11
閲覧 : 251
サンキュー:

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夏目友人帳のストーリー・あらすじ

魔妖怪が見える少年、夏目貴志はある日祖母の遺品である「友人帳」を手にする。しかし、その「友人帳」は祖母・レイコが負かし、名を奪った妖怪の名が書いてある契約書だった。
それ以来、名を返してもらおうとする妖怪達から狙われるようになってしまった夏目は、とあるきっかけで用心棒となった妖怪のニャンコ先生と共に、妖怪達に名を返す日々を送りはじめる─。(TVアニメ動画『夏目友人帳』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年夏アニメ
制作会社
ブレインズ・ベース
公式サイト
www.nasinc.co.jp/jp/natsume-anime/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E7%9B%AE%E5%8F%8B%E4%BA%BA%E5%B8%B3
主題歌
≪OP≫喜多修平『一斉の声』≪ED≫中孝介『夏夕空』

声優・キャラクター

神谷浩史、井上和彦、小林沙苗、石田彰、堀江一眞、伊藤美紀、沢城みゆき、木村良平、菅沼久義、藤村歩

スタッフ

原作:緑川ゆき(白泉社『月刊LaLa』『LaLa DX』連載)、 監督:大森貴弘、シリーズ構成:金巻兼一、キャラクターデザイン:高田晃、妖怪デザイン:山田起生、美術:渋谷幸弘、色彩設計:宮脇裕美、撮影:田村仁、編集:関一彦、音楽:吉森信

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