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「魔法科高校の劣等生(TVアニメ動画)」

総合得点
85.1
感想・評価
4566
棚に入れた
23450
ランキング
248
★★★★☆ 3.8 (4566)
物語
3.7
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.8

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魔法科高校の劣等生の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

おぼえてねぇ

つまらんくて見るのやめたけど
覚えてない

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 30

hidehide さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公最強というより

主人公最強というよりは、
主人公近辺は全員、軒並み強い。
…とはいえ、
主人公がケタ違いに強いのは間違いないのですが。

時には、スカっ!とするのですが、
余りにも強過ぎるゆえの、結果すら見えてしまう所が、
『彼がやってくれるのでは!?』から、
『彼がやるのだろうけどさ…』となってしまうワケで…

不老かは別として、不死みたいなモノですし、
もはや何でもアリアリ。

年齢設定的に、『殺し』にためらいがないのは
どんなもんか…とは思うのですが。

それなりには楽しめましたがね。

後、妹、深雪…

自身に向かって兄を褒めると、ドヤ顔と笑顔を浮かべ、
兄に向かって直接 褒めるとイラっと顔で嫉妬する…

多分、思いの外、性格悪いのでは…というか、
兄以外は、基本、下に見ているフシがチラホラ。
加えて、
お兄様、お兄様言い過ぎて、結構ウザぃかも…

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 94
サンキュー:

3

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

個人的評価 クソアニメ

ストーリー 0点 とにかくご都合主義の極み、俺ツエーばかりで盛り上がりもなくつまらない
作画 14点 作画はいい
声優 14点 こんなつまらないアニメに豪華声優を使うな
設定 0点 主人公ageのために他のキャラが無力化している
音楽 12点 音楽はカッコイイ
総得点 40点
正直面白さが微塵も感じられない作品。ソードアートオンラインと何故これほど差がついたのか?

投稿 : 2023/08/04
閲覧 : 270
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お兄様TUEEEが爽快

この作品に付いて言えば「俺TUEEE」が流行する走りとなった作品と言えますが、
まあ本作の内容を簡単に言えばお兄様が華麗に格好良く圧倒的な強さを見せるのと同時に
そんなお兄様を周囲が賞賛しまくる様子を楽しむという感じだけど
はっきり言ってここまでキャラ設定を盛られると普通は嫌味に感じてしまうけど
何故か本作のお兄様に関しては不思議と嫌味を感じなかったりして楽しめてしまうのですが、
でも、お兄様が強さを見せ付けるのは確かに絵になる感じはしますね。

後は作画に関しては概ね良好なのと、それと主題歌や声優さんも中々良いのですが、
ただ本作に付いて言うと良くも悪くも設定が色々と有るのでアニメだけの視聴者だと
その辺りを把握するのが困難な所が有るけど基本的には楽しめた作品でした。

【評価】

81点・1A級

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 126
サンキュー:

1

猫好き さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ご都合主義・荒唐無稽・消化不良の厨二設定の山

これほど雑なアニメがこれほど高評価?あまりに呆れるほどの馬鹿らしく突っ込みどころ満載のご都合主義の山だったけど、それが理由で最後まで見た。話の整合性とか伏線有り無しとかその回収とかどうなったかがまでチェックしたけど、、、はっきり言って時間の無駄遣いだったことに気が付いたから毒を吐くことにした

そもそもさぁ、厨二っぽいキーワードだけは大量に出して物語の設定だと勘違いしてるのがすごく寒いのよ

主人公、司波達也。魔法科高校の劣等生、、、なんて嘘。自力での魔力起動能力が劣っているけど、それを補うに有り余る多彩な能力で無双。戦闘能力は戦略核ミサイル級の実力と軍人たちからお墨付きw
名称詐欺よね、これ

妹、司波深雪。天才魔法少女で魔法自体の威力は達也以上だけど、とにかくお兄様が大好き。何があっても達也を持ち上げないと気が済まない。過去、何かあったのかもしれないけど、暗示はあっても伏線は無いし、その回収もない

この二人の家族は四葉家。軍産複合体を配下に収める魔法使いの十師と呼ばれている家族のひとつ。ただし四葉家当主は美雪だけが必要で、達也はただのボディガード扱い、、、それも何の伏線も回収も無し

学校、変だよね。生徒会や風紀委員会。2095年の未来とはいえ、装甲車を持っていたり、テロリストに実力で対抗するっていったい何の組織?軍の直属学校なのかしらねぇ?ちなみに学校には十師の子女たちが多く通い、必要ならいつでもヘリコプターを呼び出せる面堂終太郎がごろごろ居るw
昭和の時代ですらこれはギャグだったのよ。たとえ10年前でも意味不明な設定だわ

学校対抗競技会。昔あったゲームショーw。それに絡む無能な犯罪組織。どちらに転んでも儲けるのが胴元のはずなのに、それが出来ないw
そして盛り上がる魔法少女浮遊競技会、、、これ何のギャグなの?

とにかく厨二の好きそうな設定をこれでもかと入れて、達也に無双させて美雪に「お兄様素敵♡」と言わせているだけのアニメだっとしか思えない

本気でこれほど下らないアニメはそんなにないのにこの評価は何?と思うと、、、もういいわ。好きなら見てれば?

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 166
サンキュー:

3

ネタバレ

ナンカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

概ね楽しいが兄妹愛が

再放送の1話を見た後、Amazonで残り視聴。

兄妹が同学年、この設定はリアルで見た事があるので違和感無し。
あの愛はどこまで本気なのか理解できず、説明が欲しい。
実は血縁関係無し、とか。本当の兄弟なのか。謎めかせる必要があるのかな。

主人公は最強なので、ハラハラドキドキを求めない私は
安心して見ていられる。
モブカップルも好感度大で楽しい。

何より主役二人の声優がどハマりしています。

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 411
サンキュー:

5

takato さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

完全無欠はどうでもいい…。

本作に限らず昨今の多くの作品に見えるが、完全無欠で最強主人公の話は本当にどうでもいい…。そんなヨイショされまくるツッコミ不在な主人公に自己同一化できる人は別にいいだろうが、私はできないし、バランス感覚が多少なりともあればできないと思う。


問題や弱さを抱えている主人公はストレスを抱えている、私達がそうなように。だからこそ感情移入できるし、そんな主人公が成長すれば、ニーチェの言う自由の感覚「抵抗が乗り越えられる」が得られてカタルシスに至る。


そんな主人公の典型的な例がロッキーで、彼はダメダメ人間だったが、自分が屑じゃないことを世界に、なにより自分自身に証明するために頑張る。彼は勝利しない、努力したからって安易に成功させないバランス感覚と現実感覚があり、なおかつたとえ勝てなくても決して屈しないことで自分の尊厳を勝ち取るから最後は号泣なわけである。


最強で弱さがない主人公は、あまりに人工的であり、人間的な魅力に欠ける上に障害が本当に障害の役目を為していないからどんどんどうでもよくなる。障害を単なるストレスとしか見なせないのは、現実はともかく、エンタメ作劇の基本がわかってない。日常系とかは別だが。

投稿 : 2022/12/07
閲覧 : 927
サンキュー:

25

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラノベ原作の魔法だけどファンタジーよりもSFよりの学園もの。

原作はラノベ。原作は未読です。
魔法師を育成する国立魔法大学付属第1高校に通うことになった司波達也と司波深雪の兄妹が主人公のSF学園アクション。妹が優等生で、兄が劣等生ということですが、実は兄の方も優秀で、色々と戦闘で活躍しています。
1期では、入学編、九校戦編、横浜騒乱編の3つの編に分かれています。
続編として2期来訪者編、劇場版、追憶編、優等生とスピンオフもありますので、続きを追っていきたいです。原作もストックがありそうですので、続編を待ちたいです。

投稿 : 2022/10/17
閲覧 : 143
サンキュー:

18

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – お兄様最強

2014年のアニメ
佐島勤のライトノベル イラスト:石田可奈 「小説家になろう」で2008年から連載 その後文庫化
制作:マッドハウス

「魔法科高校」に入学した兄妹が活躍するバトルアクション


<メモ>
追憶編で達也と深雪の関係、達也の感情喪失の経緯を理解したのち再視聴。

記憶では
・お兄様(ゆーきゃん)がイケボ
・妹の言葉遣いがキレイ
・劣等生のはずの達也最強
・兄妹でイチャイチャ
・女子みんな達也推し
・服部(良平さん)の出番が少ないのが残念
・お嬢様は父親に頼めばヘリコプターを呼べる
・高校生でも魔法師は軍人並みに強い

再視聴して、大体合ってました(笑)

魔法を使用するには産まれ持った資質とデバイス(CAD)が必要だけど
達也は起動式や魔法式を瞬時に読み取って分解・再構築ができるので最強ということらしい。

確かに、達也無双なのですが他の生徒も自分達の個性・特性を活かして仲間達と協力して敵に対峙するのがかっこよい。


<主要登場人物>
・司波 達也/トーラス・シルバー/大黒竜也特尉:中村悠一   風紀委員 深雪のガーディアン
・司波 深雪:早見沙織                   書記→副会長 四葉家跡取り候補

達也の同級生
・西城レオンハルト:寺島拓篤   硬化魔法
・千葉エリカ:内山夕実      千葉家の次女(愛人の子)
・柴田美月:佐藤聡美       霊子放射光過敏症
・吉田幹比古:田丸篤志      精霊魔法

生徒会
・七草 真由美:花澤香菜     3年 生徒会長
・服部 刑部少丞範蔵:木村良平  2年 副会長
・渡辺 摩利:井上麻里奈     3年 風紀委員長
                 エリカの次兄、千葉修次の恋人
・十文字 克人:諏訪部順一    3年 部活連会頭

第三高校
・一条 将輝:松岡禎丞      「クリムゾン・プリンス」
・吉祥寺 真紅郎:村瀬歩     「カーディナル・ジョージ」

国防陸軍・陸軍一〇一旅団 独立魔装大隊
・風間 玄信:大川透       隊長 少佐
・藤林 響子:伊藤静       少尉

大亜連合軍特殊工作部隊
・陳 祥山:斧アツシ       隊長
・呂 剛虎:藤原貴弘

??
周 公瑾:遊佐浩二


<ストーリー>
西暦2095年、魔法師を養成する国立魔法大学付属第一高校に入学した司波兄妹。
妹は「優等生=一科生(ブルーム)」新入生総代だが兄は劣等生「二科生(ウィード)=補欠」。
達也は入試の筆記試験はトップだったが、魔法の発動に時間がかかるため実技の成績が悪く二科生となった。
兄の本当の実力を知っている妹は兄が二科生なことに納得がいかない。
学校での評価基準と達也の得意とする魔法が違うだけなのだ。


1~7話(入学編)
新入生総代は生徒会に入ることが通例ということで生徒会に誘われた深雪は兄こそが生徒会に相応しいと推薦する。
ウィードは生徒会に入れないという規則があるが、風紀委員は例外ということで達也は風紀委員に入ることになる。
委員会就任に反対する副会長・服部を相手に行われた摸擬戦で圧勝した達也は生徒会から一目置かれることになる。

風紀員として新入生部員勧誘週間の見回りをしていた達也は剣道部の壬生紗耶香(戸松遥)と剣術部の桐原武明(杉田智和)の衝突を仲裁し名が知られていく。

ブランシュ(反魔法国際政治団体)に記憶を操作された壬生達、二科生の生徒が待遇改善を要求し放送室を占拠する。
翌日開かれた公開討論会で生徒会会長の二科生の方にも意識改革が必要だと言う意見に多くの生徒が賛同している最中、
外部からテロリストが侵入する。
彼らの狙いは図書館にある機密文書データだった。
テロリストを一蹴した達也はブランシュを根絶するため十文字達とアジトに向かう。


8~18話(九校戦編)
全国魔法科高校親善魔法競技大会(通称「九校戦」)が開かれる。
全国に9つある魔法大学付属高校の代表者が一堂に会し行われるスポーツ系魔法競技で、軍の協力の元富士演習場で行われ大勢の観客も訪れる。

深雪は選手として、達也はCAD調整担当として大会に参加する。
会場に向かう第一高校の選手達を乗せたバスが対向車線の事故車(にみせかけた)と衝突しそうになるが、達也・深雪・十文字の魔法でこれを防ぐ。
その後もホテルの廻りをうろつく不審者を吉田幹比古と達也で捕まえたり、不安の中大会が始まる。

試合中も何者かの妨害でバトル・ボードの試合に臨んでいた渡辺摩利が事故に巻き込まれて負傷、他にも一校の生徒ばかり怪我人が出てしまう。

怪我で出場できなくなった生徒に代わりモノリス・コードに出場した達也とレオ・幹比古は第三高校の一条に勝利し注目を集める。

一校の生徒に怪我をさせていたのは犯罪組織ノー・ヘッド・ドラゴン(無頭竜)だということがわかる。
九校戦を利用した賭博を主催していて一番人気の一校を勝たせないように妨害していたのだ。

深雪のCADにウィルスを入れられそうになり、達也はノー・ヘッド・ドラゴンのアジトに向かい殲滅する。

競技種目
スピード・シューティング
アイス・ピラーズ・ブレイク
ミラージ・バット等


19~25話 (横浜騒乱編)
秋になり生徒会を引退した先輩に代わり深雪は副会長になる。

達也は論文コンペに出場する市原鈴音(中原麻衣)を手伝うことに。
さらに、義母からは魔法式を保存できる可能性があるという聖遺物(レリック)の解析・複製を頼まれる。
そのため論文を狙う産学スパイとレリックを狙う大亜連合、両方から狙われることになり
達也の家のホームサーバーがハッキングにあったり、敵意のある生徒に襲われたり、何者かに尾行されたりする。

同じころ横浜港では大亜連合の不法入国者をエリカの長兄で警察省の千葉寿和(木内秀信)警部が追っていた。


論文コンペ当日、横浜の会場が大亜連合工作部隊に占拠されそうになり達也たちがこれを撃退する。
大亜連合の工作部隊と軍・警察・市民は横浜のあちこちで交戦していたため、学生や市民の避難が遅れていた。
達也は陸軍の風間隊長の要請を受け独立魔装大隊の一員として
自身が考案したムーバル・スーツを着用し出撃。
深雪や真由美は生徒や市民を守るため、十文字や一条は十師族は国を守る責任があると率先して戦う。

魔法協会関東支部に侵入した陳祥山を深雪が捉えたことで、
大亜細亜連合の艦艇は横浜から逃げるが、これを達也がマテリアル・バーストで撃沈。
横浜事変は収束する。が脅威は終わっていたなかった。

大亜細亜連合が集結させていた艦艇を達也が戦略魔法兵器で港ごと爆発させた。
後に「灼熱のハロウィン」と呼ばれるこの事件で、魔法こそが戦闘の勝敗を決する力だと魔法の優越を決定づけることになる

また、マテリアル・バーストを使ったことで軍事力の象徴と言われる戦略級魔法師と認識され恐れられUSNA(北アメリカ)軍から命を狙われることになる。


22.5.6(再)

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 159
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

科学的に魔法が使われる世界で兄妹が向かう先は…幸せを掴むために現実に立ち向かう物語

2014年4月~。原作 佐島勤(ラノベ)。制作 マッドハウス。全26話(2クール)。関連アニメ アニプレックス配信 YouTube版 よくわかる魔法科 全6話(ショートアニメ)。シリーズ全話視聴済。原作未読。

【まえがき】
物語はご存知「主人公最強!!」もの。当初、理解できなかった点も多かったが、~追憶編(2021年12月~)を視聴し、達也、深雪の関係性、親子関係、世界観、十師族、魔法の科学技術的扱いの意味を改めて知り再視聴しました。技術、テクノロジーに興味のある方向けで、やや難解。
本作を理解するには、追憶編をご覧になってからが良いかもしれません。

【本編の内容・視聴ポイントなどについて】
本編の構成は
1~7話︰入学編。
9~18話︰九高戦編。
19~26話︰横浜騒乱編。

時代は2095年。地球環境の急激な変化で、枯渇した資源・食料等を巡り大規模な世界戦争が勃発。それは20年に及び人口が30億人まで激減した35年後の世界。核兵器などよる環境汚染を免れたのは魔法師が貢献したからとされる現世と異なる時空間(パラレルワールド)。

魔法とは「情報体・事象を改変する科学技術」で、それを扱う資質ある者が魔法師だ。

魔法師は兵器として開発された経緯から、常人に畏怖され、人種の優劣や差異的描写も多い。英語版タイトル「Irregular」は、異能、異端の意味でもありそれを踏まえてご覧頂きたい。

{netabare}
1話~3話
司波達也の無双っぷりはいきなりのトラブルでエレメンタルサイト(精霊の目)︰魔法では無く異能。知覚系魔法の最上級ランク、キャストジャミング(妨害魔法)を発動させ、騒動に駆けつけた七草 真由美(さえぐさ。3年生。生徒会長)、渡辺 摩利(3年生。風紀委員長)を驚かせる。

柴田達也は学科では学年トップ、妹の深雪(容姿端麗・頭脳明晰な学園のアイドル的存在。一科生)だが二科生として格下扱いされる。超ラブラブ兄妹っぷりも序盤から炸裂し、腰が引けるユーザーも多いかと…。

二人の体術師匠の九重八雲(天台宗 僧侶。忍術使い。古式魔法・幻術の使い手。様々な人物や組織に関する情報にも長けている)は、達也、深雪が共に礼を尽くし指導として尊敬するを人物だ。

深雪は、やや天然で普通のJK的な面も見せ、達也の同級生(二科生)にも分け隔てなく接する性格良い少女だが、ひとたび達也が貶(けな)されると感情制御ができずトラブルを頻発!!それは達也も同類で、新入生が生徒会副会長(一科生。2年生)に模擬戦挑んじゃうの...?!

その実力を買われ、風紀委員に抜擢された達也は学内のトラブル解決に尽力する。
カフェで達也の凄さを語り合う友人
・西条レオンハルト(二科生︰1年生。硬化系魔法の使い手。体力バカ)
・千葉エリカ(二科生︰1年生。剣術の達人。少し意地悪キャラ)
・柴田美月(二科生︰1年生。特殊な眼力で物体・物体・事象を見分ける能力者。天然癒しキャラ)
との会話と、ラブラブ兄妹の描写、各キャラのボケ・ツッコミ描写はコミカルで微笑ましい。達也はオフレコとしてキャストジャミング(本来は特殊な鉱石が必要)の秘密を打ち明ける。会話中、深雪に「俺が優柔不断のヘタレだと言っているのか?」と言うなど、達也の感情表現力が着いてきた様子がみられる。

風紀委員として活躍する達也はに、二科生の劣等感につけ入り学内に反魔法組織の人間が入り込んでいる事を突き止める。

国内の反魔法組織は、日本を魔法が衰退した国にしようと画策する敵対国の機関と結託し、魔法に関する高度な情報を盗もうと学内テロという卑劣な手段を画策する。

5話。
魔法は科学技術だが、その発動には自身の魔法力を要する。達也は特殊な能力しか持ち合わせて居ないため、通常の魔法師を評価する尺度では下位だが、魔法をエネルギー開発に用いる技術習得を目指していると語る。その志に感服する美月。こうして着実に達也の仲間が増えてゆく描写は安心出来る。

剣道部の壬生 紗耶香(みぶさやか。二科 2年生。剣術に秀でた美少女)に、二科生も魔法以外の面でも評価されるべきと同志加入を請われる。達也は、学校に求めるのは技術的資料の閲覧許可と卒業資格だけで、その他の事に期待していないと伝えると共に沙耶香が反魔法団体に関わっていると見抜く。

沙耶香は抗議同盟の首謀者となり放送室占拠事件を起こす。達也は生徒会長 七草、部活連会頭 十文字が交渉に応じると了解を得て沙耶香を説得するが、深雪には「悪い人」と咎められる。
事件は、七草が生徒衆目の討論会を開き、抗議同盟を論破することで収束されるかに見えたが…。

討論会で七草は敢えて禁止用語を使った上で「意識の壁を取り払う努力を惜しまない。人の心を力ずくで変えることは出来ない、してはならない」と演説し多くの賛同を得るが、ついに学内で騒乱が発生してしまう。

6話。
狙いは学校が保有する魔法に関する機密文章。
テロリストと共に、特別閲覧室で極秘資料を盗む手伝いをする沙耶香だが、その行為に疑問を感じる。
テロリストは達也、深雪の活躍で取り押さえられ資料も無事だが、沙耶香は自分の気持ちと行動のギャップを詰められず逃げだすが、待ち構えていたエリカに叩き伏せられる。剣術家としての信念を好意的に思っているエリカが、沙耶香の心を解放する描写にほっとする。

治療中、洗脳されていた事を知らされ悔いる沙耶香に達也は告げる「純粋に剣技に磨きを掛けてきた一年はけっして無駄では無い」と。感極まる沙耶香。それをドアの外でそっと聞いている桐原 武明(剣術・高周波ブレードの使い手)は沙耶香の剣に掛ける姿に惹かれていた当時の想いを取り戻し愛するようになる。達也達に頼もしい仲間が増えたのだった。

達也は、テロ集団ブランシュを潰すと宣言する。警察に任せるべきとする七草達。しかし警察が介入すれば、沙耶香は強盗未遂で逮捕される。十文字は「相手がテロリストである以上、生徒に命を掛けろとは言えない」と説得するが、達也は「深雪との生活空間がテロの標的になった。何人であれそれを害する者は全て排除する。これは最優先事項だ」と怒りを顕にする。

7話。
テロ組織の壊滅作戦が断行される。深雪の凄まじ広域魔法「ニブルヘイム(液体窒素の冷却力をも上回る)」が炸裂する。十文字克人のファランクスは銃弾はおろか対戦車ミサイルをも防御する多重障壁魔法と桐原の剣技とスピード。達也は敵を粉砕しつつ、組織のバックをも看破する。達也が本物の戦場を生き抜いてきた証でもあるシーンだ…。幸い死者はおらず、深雪強力過ぎた魔法も達也が解いていた…。深雪はまだ15歳の少女なのだと改めて思わずにはいられなかった。

沙耶香の退院日。沙耶香の父から「娘が立ち直れたのは、達也の言葉に救われたから」と感謝される。紗耶香は「隣で一緒に歩んでくれる人が良い」と桐原を恋人に選んだことをうちあけ、それをいじり倒す面々…。和む描写だ。

8話。
深雪は八雲の元で、九高戦に向けた鍛錬に励む。達也は授業のサッカーを通じて吉田 幹比古(みきひこ。二科生。1年生。喚起魔法︰古式系精霊魔法の使い手。エリカの幼なじみ)と出会い仲間となる。エリカの体操服姿がブルマーだと説明され「箒みたいな名前だな…?」と、達也の天然ボケにクスッと…。
九高戦を前に、技術スタッフの選定に悩む生徒会は理論や技術にも長けた達也に目をつけ、深雪をダシに強引に選出する。

再視聴で好感度アップした中条 あずさ。通称あーちゃん(2年生。生徒会 書記。後の生徒会長。2年生)はリスの様な小動物を思わせる可愛らしさと、重度のデバイス・技術オタクのギャップに萌える。達也とあずさの技術談義に過剰反応し、タイプエラーのビープ音を鳴らしまくる深雪には爆笑できる(笑)
その時点では、魔法で空を飛ぶ事だけは実現されておらず、あずさはその問題点と課題を研究しており、七草に助力を頼む。
しかし、その問題を達也が難なく回答し周囲を驚かせるが…あーちゃん!!レポートは?!(笑)

魔法師の分身とも言えるCADデバイス(魔法を実行するための触媒)の調整を任せるのに難色を示す九高戦主力メンバー。
第一高校は連覇を常とされており、その為には技術スタッフはとても重要なファクターとなる。十文字は達也の能力を検証すると提案し、その役に桐原が立候補する。彼は先の騒乱で達也の実力を目の当たりにしており、病院でのやり取りから人柄にも好感を抱いていたからだ。結果、難易度の高い調整作業をクリア。上級生の技術スタッフから賞賛される程の腕前を、あずさは強くする推薦する。懐疑的な意見が相次ぐが、当初、敵対敵だった服部副会長の正当な評価が十文字の決断を引き出し、チーム入りすることになった。達也が更に学内に溶け込む良いシーンだ。
達也は新たな飛行術式を完成させ、勝利への可能性を見せる。

9話。
FLT社での飛行実験の成功により、更なる進化を確実にするが、偶然再開した父と側近との間の会話で、四葉本家との確執が明らかになる。達也と深雪にとって四葉家とは…?
校内では、技術スタッフに選出された事で二科生全体から賞賛を受ける達也。発足式を経て九高戦に臨むのだった。
しかし、移動中のバスが敵対者の攻撃を受ける事件が発生!!

10話。
炎上したクルマがバスに突っ込んでくる!!冷静に対処する十文字だが消化までは無理なため、深雪が鎮火しようとする…。
結果、バスも生徒も無事に済んだが、深雪は達也が放った「グラムディスパージョン(術式解体)」によるものである事を黙っていた。それは、達也が使う魔法は全て秘匿されるべきものだからだ。渡辺は、事故を防いだ魔法に違和感を感じるが、慌てた生徒達が同時に魔法を発動しようとした事を叱責する。魔法は無秩序に発動させる危険性を指摘する。

ホテルに到着した一行。先んじて潜り込んでいたエリカ達に驚く深雪。懇親会場で深雪に近ずけない一科生をみて、達也が「俺は番犬か?」の描写やエリカのわちゃわちゃ感にクスッと。しかし明るく振舞うエリカにも、様々な葛藤や不満はあるのだった。
深雪は他校生からも注目を集め、特に一条将輝(第三高 1年生。一条家長男。爆裂系魔法の使い手)に一目惚れされる。
魔法協会理事 九島 烈(老子と称され、今日の魔法体系と十師族の序列を確率した人物。87歳。現役時は世界最強の魔法士の一人。日本の魔法師の模範的存在)は、大規模な精神干渉魔法を披露し語る「魔法は手段で目的では無い。魔法は工夫する事が重要だ」と諭す。
夜間、1人で魔法の訓練をしていた幹比古は悪意を持った侵入者を察知し、精霊魔法で対処するが予想外の効果に驚く。それを支援したのは達也だった。

11話。
賊の侵入を察知した達也は、幹比古の魔法にも気が付き間に合わないと判断し、支援魔法で援護し賊を確保する。そして幹比古の術式は強力だが、無駄が多すぎるため発動スピードが遅いことを指摘する。自分の術式を否定された幹比古は納得できずにいた。
そして、九高戦が幕を開ける。
一校選手は様々な分野の得意魔法を披露しつつ、各種目で順調に勝ち進む。達也もエンジニアとして貢献するが、女性陣に人気であるとの自覚は全く無く、キャラ的には美しさに秀で、多彩な魔法で魅惑を振りまく七草にさえ無反応…。唯一、深雪を除いては…。そしてエンジニア作業の傍らで、新たなデバイスも作ってしまう凄腕っぷりを見せる。

12話。
新デバイスはレオに授けられ、その威力と効果が彼にマッチしていることが確認された。
一校の主力を担う渡辺のバトルボード決勝で大事後が発生し、彼女は肋骨を折る怪我を負い、以後の試合を欠場となる。
それは外部から妨害を受けた事だと判明する。不自然な水面の陥没から、CADへの細工が疑われ調査する達也達だが決定的な証拠は確認出来ずにいた。
渡辺の欠場で本戦のポイント獲得リスクを考慮したスタッフは、深雪を本戦のミラージュバットに抜擢する。
新人戦が始まり、達也のエンジニアの実力が素晴らしいものだと評価され、達也の人気は急上昇するが深雪だけは不機嫌に…(笑)

13話。
達也の技術力により、新人戦スピードシューティングで1~3位独占の快挙に湧く一校メンバー。しかし、達也は開発した新種魔法の開発者としての登録を競技者名とする様伝える。達也は「自らが使えない魔法の開発者が自分という恥を晒したくない」と理屈を付けるが、本当の理由は司波達也=トーラス・シルバー&四葉家だと公にできないことだった。
九高戦を妨害しているのは、賭けの対象として儲けを企む国外の犯罪シンジケートだと判明する。奴らは一校が勝ってしまうと大損となり粛清されるため何としても引きずり下ろしたいと画策し妨害を続ける。

深雪は新人戦 アイス・ピラーズ・ブレイクの初戦で「インフェルノ(氷炎地獄。A級魔法士でも成功例が少ない超高難易度魔法)」で相手を一蹴。光井ほのか、北山雫の活躍も含め、一科生の女性陣からも人気を集める達也に、敵対心を露わにする一科生の森崎の心理描写は優越の意味を語ったシーンだ。

14話。
新人戦では、光井ほのかがバトルボードで優勝。深雪、雫、明智 英美が揃って決勝リーグに進出。大会委員会は同率優勝を提案するが、雫は深雪と対戦する事を決める。全力で挑むが、深雪の放つニブルヘイム、インフェルノで一蹴される。敗北し悔しがる雫…。ほろ苦い…。だが、友情は変わらないことに安堵した。
新人戦は女子チームは好成績を収めていたが、男子チームがふるわず、更に犯罪シンジケートの仕業で、森崎チームがモノリスコードで大怪我を負ってしまう。
協議の末、達也、レオ、幹比古が代役として抜擢される。

一条将輝は最強ランクの爆裂魔法の使い手。威力に制限はあるが、食らえばタダでは済まない。加えて吉祥寺真紅郎の頭脳とインビジブル・ブリッド(重力魔法)とのコラボを相手に達也はどう立ち向かうのか?九高戦での最も熱い試合が幕を開ける!

15話。
達也はグラムデモリッション(術式解体)を使う。現存する最強の対抗魔法を目の当たりにした七草、渡辺達は驚愕する。レオは、達也から授かった新デバイスと持ち前のパワーを活かして防御役。幹比古は幻惑・幻術・遠隔探知と操作を駆使しチームは勝利を重ねる。

ちよっと一息シーン。エリカも兄が大好きなブラコンだとの描写に和める。

さて、強いであろう一条将輝+吉祥寺真紅郎の試合は…おぉ~いっ!!爆裂系4種類に加え、十文字のファランクス並の防御力もあるんかい!!。達也の魔法は手加減できないんだよぉ~っ…。対戦が草原ステージだったら達也チームは非常に不利だ…。

決勝前日…。幹比古は霊峰 富士山を拝みにゆく…エリカが居る…。エリカは幹比古が、ある施術の失敗から自信を無くし、それをずっと引きずっている事を知っており、立ち直って欲しいと強く願ってもいた。この試合を通じる幹比古が既に今まで以上である事を知り、活躍を願い激励する。
「幹比古くん…感じる?霊峰の息吹を」エリカらしい強気の激励…。かっこいいぜ2人とも…。

16話。
決勝当日。ステージは草原。不安が過ぎる…。しかし達也が深雪を悲しませない事が最大の力になることを誰も知らない…。
更にヘンテコだが意味の有りそうなデバイスをレオ、幹比古に手渡した。エリカは大爆笑するのだが…。そんなにかっこ悪くないと思うけどなぁ…??実はめっちゃ強力なんだぜ!!
吉祥寺が仕掛け、それが弾かれた時、一条は彼の防御に力を使う。その一瞬の隙を突いて突撃する達也!!
それに無意識に反応した一条は致死量の爆裂を放ってしまう!!
直撃を受けた達也は…!!
最終奥義「自己修復術式オートスタート」。
達也が不死身である本当の理由が明かされる瞬間だ…。
そして…その間隙をぬって幹比古、レオも相手を倒し…勝敗は決した…。

勝利した三人を迎える大喝采。
達也は片耳を潰し、レオは数分間の気絶、幹比古も怪我を負っていたが晴れやかなトリオを涙で迎える深雪だった…。
新人戦優勝確定!!

17話。
一高の優勝阻止を諦めない犯罪シンジケートにより、女子の試合で再び事故が発生するが、美月の眼力により選手のCADに細工がされている事を突き止めた達也。
深雪の試合前のCAD検査で、大会役員(検査員)の不正を見抜き取り押さえる。そのブチ切れっぷりに騒ぎになるが、九島閣下の介入で乱闘は免れた。

九島の説明では、CADに不正混入されたのは電子金蚕(でんしきんさん)と言う国外で生み出された遅延発動術式と判明。騒動を聞き心配して駆けつけた深雪。達也のシスコンっぷりを七草が冷やかし笑いに包まれ、ひとまず安堵。
そして、試合に臨んだ深雪は、達也が新開発した世界初の飛行魔法を披露して、周囲を驚愕させあっさり予選を通過する。
犯罪シンジケートはもはや手段を選ばず、ジェネレーターによる虐殺騒動で大会中止を目論むが、警戒にあたっていた軍特務部隊に制圧され事なきを得る。
決勝戦を控えた深雪は達也に甘え、暫しの休息をとる。穏やかで優しいシーンだ。
決勝戦。飛行魔法術式は平等性確保の為全選手に渡るが、生来の魔法力の大きさの違いから、深雪は難なく優勝し、同時に一高の総合優勝が決定する。

18話。
深雪の優勝と一高の総合優勝が祝われる席に達也は疲れて休んだとの理由で出席していない…。九高戦を貶めたシンジケートを潰しに向かったからだった。

九島は国防軍 独立魔装大隊長 風間少佐を訪ね、達也の扱いや四葉家の在り方を話し合う。九島は四葉家が自らの家系を兵器として捉えすぎているとするが、風間は達也が戦力として一条将輝と格が違い、より優れているとし、その力の管理責任を達也に委ねることが人として酷であると主張する。
このシーンは、本作での達也の存在意義や能力の特殊性を改めて明らかにする描写で、次話以降の彼の振る舞いの布石となっている。

同時刻、達也は怒りパワー全開で、問答無用で組織を葬る。大会施設に戻った達也は、軍関係者と対話する。そして、世界の犯罪組織で、人間の脳が魔法増幅兵器の素として用いられている恐ろしい事実を知らされ、その供給源だった組織を潰した功績を称えられる。

十文字は家柄の宿命から十師族の強さを誇示する試合をする事を求められ、凄まじい威力で完勝し九高戦は幕を閉じる。

全校参加の華やかなパーティで、達也、深雪がモテモテなのだが…達也は十文字に七草と婚約するなり、以後の立ち居振る舞いを忠告される…。十文字ですら四葉家との関係を見抜けずにいたが、唯一それを見抜いたのは九島だけだった…。

19話~26話。
此処からは、達也は九高対抗の論文コンペの補佐として抜擢され、エネルギー開発のための魔法の在り方を研究する立場として振舞う描写に変わる。
しかし、またしても、その技術資料・情報・物理的要素を巡って、敵対国が暗躍し様々な事件の末、魔法に関する機密情報を盗み出そうと画策する。
新たな不満分子が洗脳され、学内等が乱される。学生を含めた戦闘描写も増えるが、九高戦以降の一科、二科の壁は薄れ、学友の絆の向上や、精神的、技術的成長、他校との親和性の向上も描かれるので作劇のバランスは保たれている。
救いなのは、学校生活を通じ、友達を理解し、感情の一部を達也が取り戻した様に感じる描写が増えたことかと…。

論文コンペ当日、ついに国内に潜伏していたテロ集団と国外の揚陸艦からの侵略攻撃により論文コンペは中断を余儀なくされ、強大な敵対勢力が横浜襲い戦場となる。

そして、本話で初めて一高生に達也が国防軍所属の身分である事が明かされると共に、深雪により達也のリミッターが外される。

原作小説をアニメ版が省いている可能性もあるが、戦闘描写は戦場のそれであり苛烈を極める。
被害も甚大で危機的状況も描写されるが、結果的に達也を筆頭にした国防軍と、十文字が率いる魔法協会所属の魔法師、一高生他の優秀な学生魔法師等の団結により敵国を退けることで幕を下ろす。

{/netabare}

最後に深雪が語る…。
横浜騒乱事件。灼熱のハロウィン。後世の歴史に刻まれた軍事史の転換点で歴史の転換点。機械兵器とABC兵器に対する魔法の優越を決定付けた。魔法こそが勝敗を決する力だと明らかにした出来事。それは魔法師という種族の栄光と苦難の歴史の真の始まりの日でもある…と。
「Irregular︰劣等生」= 異能・異端の本当の意味。これが物語の本当の始まりに過ぎないのだと…。

【司波達也の秘密】

{netabare}
四葉家長男でありながら、元々の魔法師の素養が低く、分解・再構築(再生)しか出来なかった為、6歳の時、母(司馬深夜︰みや。本作では他界している)と双子の妹四葉真夜(まや︰叔母)による人造魔法士実験により、人工魔法演算領域を与えられた唯一の成功体。
その世界屈指の戦略級魔法士の能力者に改造された際、代償として感情・衝動の殆どを失った。残されたのは、妹 深雪への兄妹としての愛情のみ。母、深夜は実験による感情欠落のリスクを承知しており、それでも母として誰か1人を愛せる気持ちだけを残すことを決断し、それを深雪と定めた。達也が母や父、家族への愛情も失い、深夜も母としての感情を無くす結果を受け入れたのだ。なんと言う非情…。それを達也は認識しており深夜の死後、冷酷な真夜(叔母)、四葉家を何れ潰すと心に誓っている。己の全てを深雪の為に捧げる事だけ、深雪を守るため、自分たち兄妹の幸せを守るためなら、世界を滅ぼすことも厭わない人間として改造されてしまった過酷…。
生来の莫大なサイオン量(所謂MP)により、あらゆる無系統系魔法の使いこなすが、世界を滅ぼす力でもある為、その制御の鍵を深雪が担っている。
沖縄でのクーデター戦で13歳にして、物質を元素分子に分解する「ミストディスパージョン」質量をエネルギーに分解する戦略級魔法「マテリアルバースト」を発動させるが、それも深雪を危機に追い込んだ相手への憎悪の結果だ。そして、その発動を支援した桜井穂波(調整体。その防御力は十文字家のファランクスに匹敵する)の意志を汲み看取ったのだ。13歳の少年が…。
本作中ではFLT社の専属エンジニア、天才トーラス・シルバーでもある。その母体は四葉家(元老院がスポンサー)で、十氏族中での異質性・隠密性が際立っており、戦闘に特化した魔法師の育成にのみ魔法を行使する異常な氏族と恐れられている。
{/netabare}

【司波深雪の秘密】

{netabare}
幼少期から実の兄が無感情で母 深夜(実験の際、自身も母としての感情を失った)からも使用人扱いされる事を不思議に思っていた。しかし沖縄に旅行に出向いた際、軍のクーデターに巻き込まれ、銃撃され深雪は1度死亡する。だが、深雪の危機に直面した13歳の達也は全てを掛けて深雪と深夜、身内、仲間を再生する。その能力の秘密を母から聞き、その過酷さ、達也が本当に愛する者は深雪だけだと知らされ悟る...。1度死んだ私の全ては兄 達也の為に...と。
達也の魔法能力のリミッターを解放する際、その解除が額へのkissとして儀式的に描かれる。これは、深雪も達也を護る為にと願って行う、兄妹の愛の儀式なのだ。
そして、深雪自身も日常で自らの魔法力を達也の暴走抑止に使っており、それ故に強い精神的負担を負っている為、兄 達也に甘える事だけが、唯一の慰めとなっている過酷を背負わされている。そして、それを可能にする力は…深雪も四葉家によって生み出された世界最強の調整体(遺伝子操作によって生み出された人工的な人間)なのだ…。
{/netabare}

【あとがき】
1クール OP曲 「Rising Hope」歌唱︰LiSA。作詞︰LiSA、田淵智也。作曲︰田淵智也。編曲︰堀江晶太。アニメ楽曲としてLiSAが初めて作詞をし「大切な人のために強くなりたい」思いが込められている。

2クール ED曲 「Mirror」歌唱︰安田レイ。作詞︰yumeiroecho、田中秀典、玉井健二。作曲︰林奈津美。編曲︰玉井健二、釣俊輔。
独特の歌声で好きになった。

人の身体の伝達は電気的信号よることは知られている。本作でデバイスとして使用される、CAD︰術式補助演算機(Casting Assistant Device)ウェアラブル機器等により実用化が始まっている。魔法が科学技術で成されるとは思えない...。それは魅力的な不思議な力、ファンタジーの世界でのみ描かれ用いられて欲しいと願わずに居られない。科学技術は平和的利用にだけ貢献して欲しい...。映像作品、小説で描かれる事はかなりの確率で現実化しているので有り得ない事では無いかもしれない…。

投稿 : 2022/09/05
閲覧 : 143
ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観がしっかりした現代版魔法世界

久しぶりの投稿です。 この作品を「お気に入り」に入れようとしたら、「投稿」をしないといけないので、ついでに感想も加えて投稿してみました。 いつもの如く、物語のあらすじは他の方や作品の紹介にもあるので細かいところは省くとして、

今までにアニメ作品は数えきれないタイトルが作られていますが、名作と言われるのはその中のごくわずかで、この「あにこれ」の上位を占める作品でもあったりします。
個人の感性もあるので、一概にその作品が良いとか、悪いとか、は語れないのですが、私の観点から見て、「良い作品」、は世界観がしっかりしていて、観ていて安心できるもの、またその世界での主人公の立ち振る舞いがはっきりしているもの、だと思います。

私が観ていてつらい作品というのは…、 
例えば、現代版の学生生活を題材にしていて、スポーツや、友情を演出している途中で、いきなり超能力が使えるようになるとか、テーマとして追っていた主題がいきなり全然違うものに変わるとか、
または… 近未来の作品でテクノロジーの進化がベースになっているところに、ギャグめいた演出が結構頻発するとか、 というケースです。

そうした中で、この「魔法科高校の劣等生」というのは…
{netabare}
「魔法が使える」、また「魔法は十分科学されていてその発動原理がかなり既知なものになっている」、という前提で、非常にしっくりした世界観が形成されています。
その中で、それぞれの得意とした魔法の特性を持つキャラの登場で、いろいろな角度から楽しめる作品だと思います。

いわゆる「勧善懲悪」的な要素が多分にあり、物語の展開もある程度予測しながら観ることもでき、ハラハラ、ドキドキ、感はちょっと薄いですが、なかなか楽しめる作品と思います。


DVD作品では1期のこの作品では 3部に話が分かれており、2クール分が 7話、11話、8話、に分かれており、同じ世界観ではあるものの、扱うテーマが変わっています。

1部では、魔法科高校に入学した主人公が学園生活を始め、その中で発覚した悪の組織と対峙します。
2部では、魔法科高校同士の競技大会の中で、競技を通してずば抜けた才覚が広まることとなります。
3部では、巨大組織同士の争いを舞台にして、戦略兵器としての主人公の本質が明らかになります。

1部毎の正味の時間が140分~220分なので、1本の映画と大体同じくらいのボリュームで、だらだらせず、「きりっとした」 話の展開になっていると思います。
{/netabare}

もうこの作品は数度観ているのですが、飽きがこず、安心して観られる作品と思います。
観ていて、「あ、こんな魔法使えたらいいかな…」、等と本当に思ってしまいます。

2022年の冬から3期目の作品も始まるようですが、すべてはこの1期からなので、観ておいて損はないと思います。


<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 5

0:途中で挫折、 
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 111
サンキュー:

3

nobody さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

主人公最強アニメ

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 121
サンキュー:

0

ネタバレ

めう さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

実力隠し系の始祖として十分に面白い。登場するキャラクターも魅力的なキャラクターが多い。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 127
サンキュー:

1

かつくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

劣等生じゃないじゃん

優等生だけど嫌味はない
妹想いのの良いお兄ちゃん

テンポは良いけど学生が巻き込まれ過ぎ

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 143
サンキュー:

1

ネタバレ

オッス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優越感に浸っている者のが真の劣等生ではないか

優越感に浸っている人がより上の存在に出会すと、人一倍に劣等感を感じると思うですよね。優越感は劣等感の裏返しの存在なのだから。

この作品で例えるならば、森崎君は主人公に会うより前には一科生という地位に対して優越感に浸っていたが、二科生の主人公が活躍し始める(九校戦編)と、劣等感を感じていたのだから。

魔法科高校生の劣等感ならば少しは、タイトルに対する批判が少なかったでしょう。
作者は読者・視聴者の劣等感を刺激し過ぎたかなと思いました。

原作最新巻まで既読
漫画も入学4巻九校2巻横浜3巻追憶2巻既読
原作とアニメが相性悪すぎて、アニメだけ観ると説明不足でつまらないです
漫画(分かりやすく説明してる)や原作(4巻から面白い)の方が断然面白いです
原作を全部読んでから見ると面白さが倍以上に感じると思います
だから低評価と高評価で割れていると思います
あとアニメ終わったあとの次の原作8巻(追憶編)を読まないと、司波兄弟の印象が全然違うのも原因かな・・

3話{netabare}
主人公は日本語がとても苦手だけど英語がペラペラな外人だとしましょう。
日本の高校の英語の問題は日本語を完璧にできている前提のテストであり、主人公が日本語が苦手であれば他の人より不利で、主人公のテストの点数は他の人より落ちるはずだ。
本当の英語力は高校受験英語だけでは示せないよって事を言ってるわけです。
魔法科高校の試験は、「魔法発動速度」、「魔法式の規模」、「対象物の情報を書き換える強度」で評価されると言っています。
これは現実で高校受験英語で表すと、高校では「リスニング(聞く力)」、「リーディング(読む力)」、「ライティング(書く力)」で評価されるが、主人公の得意の「トーキング(話す力)」は評価されないって感じです
だから主人公は作中では"魔法科高校"の劣等生となっているわけです
{/netabare}
15話 {netabare}
幹比古は主人公のお陰でエリートだった昔よりも魔法使える様になるのですが、彼に自信がないわけです(主人公は信じれても、自分を信じていない)。要するに、力は戻っても、自信は戻っていないわけです。力があっても、信じて貰える人間が居ないと意味がないと思うですよね。他人に信じて貰うには、まず自分を信じる必要がある。自分を信じることができない人間は他人に信じて貰えることはないからね。
幹比古とエリカの富士山のシーンは幹比古が自信を取り戻すシーンです
{/netabare}
16話(原作で印象に残ったシーン){netabare}
決勝戦まで勝ち抜けたのも、間違いなく、達也の作戦のお陰だ。
このままでは、何もかもが、達也のお陰、になってしまう。
幹比古はそう考えて、自ら唇を噛み切ることでふらつく足に活を入れた。

――何もかもが、達也のお蔭なんて
――そんなことは、僕のプライドが許さない
――何としてでも、一矢を報いる
――自分を地べたに這いつくばらせた吉祥寺真紅郎を
――今度は僕が地面に引きずり倒してやる

あえて高慢に、驕慢に、傲慢に、幹比古は己に対して言い聞かせた。
達也は言った。
彼に、教えてくれた。
幹比古自身の力が足りないのではなく、術式に欠陥があるのだと。
ならば――
(達也、君の言葉を証明させてもらうよ!)

(魔法科高校の劣等生<4>九高戦編(下)325pより引用)
詳しい背景は原作を読んでください
アクションは良かったが、証明させてもらうよをカットしてるが残念
{/netabare}
魔法科の魅力{netabare}
緻密な設定(長所であり、短所)・・・魔法でなんでもできそうで、何かはできないという設定が魅力的というべきか。“死んだ人間”を生き返らせる(再成という魔法を持っている主人公でも無理、使っても綺麗な死体が返ってくるだけ)やドコデモドアはできないけど、色々とできるという夢のある設定。その設定がバトル物として魅力が引き立つ

魔法世界観が魅力的・・・厨二設定ながら社会問題を風刺している世界観が魅力的かと、
だから厨二病の黒歴史ノートという一言では片付けられない面白さは原作にあると感じますね(政治や差別問題を取り上げる黒歴史ノートありますか?)
主人公の存在と強さを除けば、今までラノベ読んだ中で1番リアリティが感じる

妹系・・・ヒロインは俺妹の意思を継いだというべきか、一応、親の都合の政略結婚で、主人公が妹END以外の可能性は十分にあるのでラブコメとしてはまあまあ。

ラノベ原作にしては、サブキャラでも彼女ができる・・・幹比古と美月、レオとエリカ、五十里と花音、壬生先輩と桐原などがある
どういうカップルができるかという予想を立ててくのが面白いかと
毎回ラノベアニメを色々と観たりしてラノベを色々と読んで思いますが、ラノベでは主人公以外にカップル作るのが駄目なルールでもあるですか?と思う
読者が主人公に自己投影してヒロイン全員を独り占めにするラノベは飽きた

登場人物が多い割に、キャラが魅力的・・・原作では主人公よりサブキャラの方が魅力的に感じる。原作はそこを生かしているから面白いですよね。あと一部のシーンがどうみても主人公が悪役にしか見えないですよねw
幹比古や一条とかの方が主人公に見える
主人公(達也)は強いし、禁書の上条さんみたいな綺麗事を言わないからストレスは溜まらず観える点では、悪くは無い
アニメではサブキャラのエピソードや心理描写結構カットしていますので、サブキャラがモブになってしまって、魅力激減で残念ですが

主人公が強すぎる・・・・爽快感があって面白いというべきか、凄過ぎて笑ってしまうみたいな。主人公が居る時は緊迫が無いとも言えるが、逆に言えば、世界観と設定は魅力的ですので、主人公が居ない時のサブキャラのバトルに緊迫感が出て原作は面白い。
主人公(達也)を主人公じゃないと思えば、俺TUEE嫌いでも普通に面白いと言いたい
ここ最近(最新巻読んで)は、主人公以外の人物が問題を解決して欲しいと思うこの頃。
幹比古君に期待
{/netabare}

何故、魔法科高校の劣等生と言うタイトルなのか?{netabare}
作中では、主人公が“魔法科高校”の劣等生という設定だからです。
主人公は小さい頃に人体実験で脳が改造されているため、得意な魔法(分解と再生)以外は上手く使えません。(詳しくは原作の8巻の追憶編で)
主人公が得意な魔法は、世間(一般)では魔法とは認められていないため、学校では劣等生(二科生)になってしまったのです。
具体的には、学校の評価基準では、再生を使わない事を前提に評価されていますし、分解は軍事機密で、殺傷性が高すぎて使えません。主人公はイレギュラーな存在で、学校では評価されないから劣等生なのです。因みに、親にも主人公の魔法は魔法とは認められていません(詳しくは原作の8巻の追憶編で)
因みに電撃オンラインからですが、

――『魔法科高校の劣等生』で佐島先生が描きたいものとは?
それから“劣等生”をテーマにした理由は、組織の評価と本人の価値は別物で、学生は学生だけの存在ではなく学生以外の顔も持っていることを書きたかったからです。主人公たちを高校生にしたのは、高校生ではまだ“高校生としての自分”を自分そのものと錯覚してしまう傾向があると思ったからです。「でも本当はそれだけではありませんよ」と言いたかったわけです。
(http://dengekionline.com/elem/000/000/920/920654/より)
{/netabare}

主人公の強さなどについて{netabare} 
少年漫画の主人公と違って劣等生の主人公は「強敵とやり合う」前に修行と準備をしておくタイプですので、原作を読んでない人からすると努力せずに無敵に見えるかもしれません
しかし、最新巻とか読めば分かるが、主人公の日頃の修練自体がもう狂気のレベルにまで達しています

主人公の強さは時代劇やスーパーマンみたいな作風だとお考えください。
まあ、どうせ最終的には、何故か運よく助かった主人公が覚醒して最強でしたパターンが多いので私は別に構わないと思いますが
無能な主人公を見てもストレス溜まるし、別に最初から最強な主人公でも悪くはないかと。
一応、アニメ終わってから主人公が少しは苦戦したり、ストレスを抱えたり、悩んだりはしますが。(原作13巻){/netabare}

主人公が強すぎて成長する要素なくないか? {netabare}
アニメではありませんが、アニメ終わった範囲だと少しあります
まず、主人公は全知全能ではないです。
全能は置くとして、全知にはほど遠いです。何故ならアニメ17話の小早川先輩の事故を防げなかったからだ。(詳しくは原作の11巻を読んでください)
その全知ではないから、アニメ1話の1年後に、会長(真由美さん)の出会いを通して、「自分のことは分かっているつもりでも本当の自分は分からない」と主人公は気付いたりします(詳しくは12巻)
アニメ14話では、十文字「甘えるな、司波」で主人公がちょっと動揺していましたよね
意見や考えが衝突する時はちゃんとあるんですよね、だから成長する要素はあるかと
今後の展開に期待と言った所か
{/netabare}

魔法科高校の人は普通に人を殺しますが・・、{netabare}
魔法師が公務員みたいなもので、そういう世界です
アニメ1話冒頭の設定の戦争が終わってないという設定で、さらに魔法科高校の生徒の半分の進路は軍隊や警察に入ります。一般人は魔法師を兵器として見ており、悪い印象を持っています。(原作5巻読むと分かります)魔法科高校に「一般人」は余り居ないと考えてください。(アニメ2話の雫の台詞で一般人は居ないと言っていました)
因みに横浜騒乱編だと、桐原君は人を殺す事に一番葛藤していますが、これもカットですね
アニメだけだと(原作の入学編だけだと)、桐原君は愉快な人殺ししか見えなくて残念。
{/netabare}

入学編{netabare}
1話は追憶編の一部の戦闘から始まりが良い出だしであった。
漫画をベースにしている分、アニメ写りは良かったと思う。
正直、原作の3巻まではつまらないと思ったので大健闘だったと思うが、今後の展開を考えると2~3話ぐらい圧縮するべき
{/netabare}

九校戦編{netabare}
OPEDが変わってから面白くなって来た感がある。
OPEDが変わる前は引きが弱いですが,変わった後は引きが上手くなっていると思いました。
原作では幹比古が成長していく心理描写が面白かったのですが、アニメではカットされて残念でした。
モノリスコード以外を機械的に1話ごと原作100ページぐらい進めりゃいいやって感じで、カットの仕方が下手に感じた。特に競技がいまひとつ理解しにくいので、モノリスコードとミラージ・バット以外の競技を原作13巻のスティープルチェース編みたいにもっと大胆にカットして良かったと思う。(原作の今後の展開に合わせた上で、この競技は誰が何位でしたみたいな感じのカットで)
九校戦編は漫画でもまだやっていない所でアニメ化するのが難しいかもしれません。

{/netabare}

夏休み編{netabare}
おそらくカットされるエピソード。
一般人が魔法師をどう見ているのかという事が書いてます。
もしアニメとしてみる機会があるとしたら特典でしょうね。
原作では森崎の活躍が見られるのでぜひとも。。。

{/netabare}

横浜騒乱編{netabare}
主人公がもっとも活躍する機会が与えられ、アニメ写りがいい一番派手な技を使います。
最後の2話が詰め込みすぎ
戦闘シーンの一部がターン制に見える
カットし過ぎて原作読んだ身からすると違和感があります。
入学編と九校編をもっとカットしてよかっただろうに・・・

{/netabare}

追憶編(アニメ1話の冒頭の所){netabare}
最初にちゃんとやっておくべきエピソードだと思いました
これをアニメ化していれば、アニメ組の評価は結構変わると私は思ってます
この原作を読まないと、主人公や妹に全く感情移入できないでしょうね
いやー、正直、追憶編を読む前は、司波兄弟はギャグキャラ的なノリで読んでいました
この追憶編を読んで感動したし、妹に対する評価が良い意味で一転して変わるエピソードなので、アニメ組の人は、是非これだけでも読んで欲しいですね
時系列は入学編の3年前であり、主人公の強さがまだ完成してなくて一番苦戦します。
一番、ネットの評価にギャップを感じたので、個人的には一番面白いと思っています。

{/netabare}

2期の期待と予想{netabare}
横浜騒乱編までは、編ごとの学校行事⇒テロリストが襲ってくるが、テロリストの規模は話が進む度に大きくなり、主人公の本気具合が話が進む度に変わって無双という単調な展開でした。因みに横浜騒乱編が主人公の無双が頂点(核兵器が簡単に使えないのと同じで、都合良くマテリアルバーストは使えません)。です。来訪者編あたりから敵が人間じゃなかったり、相性が悪い敵が来るので主人公が若干苦戦します。追億編と来訪者編は感動のシーンがあるので楽しみ(キャラの表情とかを確認したい)
アニメの1期の流れで進むと予想します
アニメの終了の仕方が追億編をやるオーラが出ていたので
追億編(4話)から始まり来訪者編(12話)で16話、ダブルセブン編とスティープルチェース編で10話、合計26話でちょうどという予想ですかね。

{/netabare}

主人公の魔法(分解魔法が説明不足に感じたので作りました)
{netabare}

分解魔法(ぶんかいまほう)は、分離魔法の亜種。系統魔法の収束、発散、吸収、放出の複合魔法 *1 。
最高難易度に数え上げられる、構造情報への直接干渉の魔法 *2 。
達也が使用する場合はただ「分解」と呼ばれることも多く、「再成」と対をなす魔法である。
物体であれば、その構造情報を物体が構成要素へ分解された状態に書き換え、情報体であれば、その構造それ自体を分解する *3 。
魔法式もサイオン情報体である以上、分解することが出来る *4 。

分解にはグレードの別があり、機械などを部品ごとにバラバラにする *5 、物質を細かな粉末状に分解する *6 、元素レベルの分子に分解する、物質の質量をエネルギーに分解する、の順に干渉の階層が深くなっていく。
この内、元素レベルの分解は雲散霧消、エネルギーレベルの分解はマテリアル・バーストという分解のバリエーションとして呼び分けられている *7 。
部品レベルの分解は銃器などの解体しやすく作られた品物ほど分解も容易く、それ以上の分解は素材が均一であるほど分解しやすい。
(魔法科高校の劣等生@wikiから)


因みにマテリアルバーストは1円玉で原爆並みの威力の爆発を起こせますw
しようと思えば地球を破壊できます・・・
{/netabare}

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 1553
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71

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

緻密な設定に裏付けられた上質なSF作品だと思います。本当に面白い。

 問題はこれがSFかどうか、なんですよね。例えば「新世界より」も超能力を発現したあとの社会のシミュレーションです。「魔女の宅急便」はどうかといえば、あれも魔法がある社会における女性の自立みたいなテーマでしたが、あれをSFと言っている人はあまりいません。ヒーローアカデミアはどうでしょう。まどかマギカは?
 
 いろいろ考えるときりがありません。魔法科高校はSFだろうな、と思ってみています。なぜかといえば「魔法」そのものの発現には具体的な説明がありませんが、魔法を取り巻く理屈、設定がしっかりとされているからです。
 私が思うSFの定義は、核となるフィクションをストーリーと合わせて、設定そのものの緻密さと深みと世界観、そして論理性を楽しめるかどうかで判断すればいいと思っています。これがなければファンタジーでしょうね。
 本来は、未来になると実現するだろう科学上の予想に基づく事件や物語を描く=サイエンスのフィクションなんでしょうけど、それをいうならタイムリープや重力制御などはほとんど魔法と同義です。そこまで厳密に考える必要はないと思います。しかし、あり得ない設定を軸に、その周辺でしっかりサイエンスする必要はあると思います。

 本作においては、サイオンやブシオンといった粒子のような設定、エネルギー保存の法則との整合、魔法そのものをプログラムというかコーディングのように情報処理として扱っている、制御のためのデバイス、魔法の発展の歴史などの魔法についての緻密な設定があります。また、歴史や世界情勢、一般人との対立、軍隊組織、世論の状況や社会インフラ等々も明確に論理的に説明されています。またその設定が見事にストーリーに融合しています。したがって極めてレベルが高いSFと言えます。

 また、ストーリーが多層的な構造になっているのも面白いところです。
 核融合を魔法で実現させることで、経済的な有用性によって魔法師の社会的地位を向上させようという主人公の目論見。魔法師の社会における組織、家制度の対立と最強の四葉家内における跡目争い。兄妹の関係性とその他女性の人間関係。世界の軍事バランスにおける主人公の立場。異次元から侵入してきたパラサイト、情報収集を得意とする秘密組織、人間型アンドロイド、主人公のライバルとなる強敵との闘い等々。

 これらの複雑な設定と伏線がかなり破たんなく、根底に流れる物語の幹となっています。ですので、俺TUEEEの代表格みたいな本作ですが、戦いの方向が単純に「敵」ではなく、これらの「問題の解決」なため、単純な勝った負けたではありません。

 これらが読み解けない、あるいは読み解くのが面倒だ、説明がくどい、鬱陶しい、という人からはどうも人気がないみたいですね。

 でも、ヒロイン深雪は究極の妹キャラですし、武道家のエリカ、主人公ラブのほのか、大企業家の娘しずく、ライバルの家の娘まゆみ、そして、米軍スターズの総隊長リーナなど、人物が魅力的です。男ももちろんいっぱいでます。エリカとリーナ推しです。

 物語の構成もしっかりしていて、入学、対テロ戦、七高戦、横浜と話が進んでゆくうちに、上の複雑な設定がすんなりと頭に入ってきます。
 
 初めの服部との戦いでループキャストを説明、ループキャストをコンピュータと組み合わせて連続使用することで実現する飛行魔法、連続使用を魔法師を媒介しないで実現するレリックによる魔法式の保存で核融合を実現する。
 加重系魔法の3大難問という設定、魔法を重ねかけ出来ないという設定により、こういう構造を物語に組み込んでいます。これをあずさの課題という形でギャグみたいにさらっと説明していました。

 日常もバトルもバランスよくあり、コミカルパートの比率も高く、面白く仕上がっています。

 分解と再生という表裏になる設定もSF的です。エイドスを自在に操れる特殊能力と言い換えると概念的に統一できそうです。
 達也のマテリアルバーストの仕組みは作中では説明されていません。が、達也は魔法で機械構造や分子(人体含む)を分解することと、魔法式を分解するということが可能です。つまり分解というのはどんなレベルであっても可能であると分かります。ここから、質量をエネルギーに分解する、つまりE=MC2を実行していることが読み取れます。通常のSF的には対消滅で実現しますが本作は魔法で実現しています(なお、現実での反応としては、核分裂の場合は反応前と反応後の原子核の質量差です)。
 だから初めの標的は一滴の水滴で、次がもう少し大きい質量でした。

 ここはわかりやすい様に、弾丸をつかみ取っている振りをして分解する、人体を切り落とす=分解して切っているように見える魔法を分子ディバイダ―と勘違いするシーンを入れたり、トラックを分解させていました。同時に遠くのものを読める目をもっていることを改めて物語で説明しています。これがそのままマテリアルバーストの説明です。
 あの国際展示場内の出来事はこういう部分につながっていてほとんど無駄がありません。これが読み取れるかどうかはSFのリテラシーですね。

 さすが30巻以上発売されたラノベ原作だけあって、元が面白いのはもちろんですが、非常に丁寧にアニメ化されており、満足でした。九高戦のヒロイン深雪の活躍がちょっと足りなかった気もしますが(衣装ももうちょっとなんとかしてほしい)、TVシリーズのアニメとしてはかなり出色の出来でした。本当に面白かったです。

 最近気が付きましたが、23話で福を逆さまに飾る習慣、dao fu 福が来るという意味ですが、これがちゃんと背景にありました。まあ中国人が経営している中華料理店にはよくありますが、こういうところが演出されている部分に感心します。

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 452
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10

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テングタケ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ザ・厨二→追記

16話まで視聴。ねえ、このつまらない対抗戦いつまでやるの?
落ちこぼれが頑張って成長していく努力・友情・勝利の物語かと思ったら、ただのオレツエーでした。リアタイでキン肉マン読んでた世代ですので、努力して成長することにこそカタルシスがあると思うのです。
やたら理屈っぽく魔法の解説などしていますが、深く考察しているわけではなく、その場限りのカッコつけの虚無です。長い長い対抗戦のルールもよく分からないし、分からせようという気もありません。
妹が病的なブラコンで気持ち悪いし、登場人物♀が全て主人公に頬赤らめてて気持ち悪いです。

追記
頑張って最後まで観ました。対抗戦さえ終われば面白くなると信じて。
結果、1ミリも面白いところのない最低のクソカス級でした。
魅力のないキャラ、面白みのない展開、不愉快なラブコメ要素(主人公以外)、吐き気のする近親相姦描写。
「アサルトライフル程度の装備しかない可愛そうな」プロのテロリストを、魔法使いの高校生たちがかすり傷さえ負わずに延々と虐殺し続ける。たとえ致命傷を負っても、味方は魔法で全回復するから無問題。最後は凄い兵器で有無を言わさずジェノサイド。オレタチツエーにも程がある。
いいところは一つも見つけられない割に、悪いところはいくつでも挙げられる。その最たるものは主人公と妹のイチャイチャぶり。肉奴隷の魔法でもかけられたのか?マジで反吐が出る。
リゼロとかとある魔法とか、私は嫌いな作品でも、それを面白いと言う人がいるのも理解できなくはない。だが本作は少しでも評価する人がいるのが心底信じられない。

投稿 : 2022/03/24
閲覧 : 389
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4

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

王道の魔法学園ファンタジー!

主人公最強、ハーレム(ただしラッキースケベは無し、主人公はとても冷静でクールです)、大人気の王道学園ファンタジーアニメですね!アニメの中での専門用語(魔法に関する)はとても難しいですが、理解しても我々には魔法は使えないので気にしないでいいですwキャラデザインも良くそれぞれ個性もあり声優陣もさすがと言った感じで良かったです。EDテーマがとてもいいですね。

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 200
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0

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徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2クールだけどそんなに長くは感じなかったかな

原作未読。
主人公はジゴロクール系です。お人好し優しい系ではない点がよかったかな。もうそういうのは満腹に近いし・・・。
声優陣も豪華で力入ってるなぁと感じました。構成も高校入学から徐々に主人公の特殊な立場が色々な事件毎に明らかになっていき最後はあぁ、そういうことかと解る形で終わります。テンポも展開も良く飽きる事はなかったですね。
校内の序列的なものがうまく見る側に主人公贔屓にさせる効果があります。これはN○Kの朝ドラのいびられる主人公への同情と似てるかな?(いや、まったくこの主人公はいびられませんし余裕で返り討ちですけど・・・笑)最初から無敵系なのでどんだけ凄いの?っていう風に見るのがいいでしょう(笑)。

私のツボ:実にすばらしいかませ犬っぷりを披露してくれる森崎君



劇場版・2期来訪者編視聴済(2021.2)
もし、まだ劇場版、2期視聴してないなら2期→劇場版の方がお勧め(時系列的に)。
2期視聴に当たってほとんど記憶がなかったので1期から通しで視聴。うーん、「とある」「S.A.O」と同じ位?設定やキャラに濃密さを感じるんだけど当時は2作品に比べると全然アジャストしなかったなぁ。また、何故劇場版は1期と2期の間の「追憶編」にしなかったんだろ?ボリューム的にも丁度良かったんじゃないかな?(原作既読ありきなのか原作読ませる為なのか知らんけど)
2021年にスピンオフ放送予定みたいです。原作も一段落してるし「ダンまち」みたく定期的に製作されると嬉しいかな(まぁ、人気がどの程度かわかりませんが・・・)。

私のツボ:最近井上さんの配役少ないな、このシリーズもキャラ卒業しちゃったし・・・いや、スピンオフなら出るよね?ね?ね?

追憶編視聴済(2022.2)
これで、来訪者編迄終了しましたね。さて2年生からの物語はやるんでしょうか?

投稿 : 2022/02/12
閲覧 : 360
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15

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Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作をスタイリッシュに映像化

「小野学バージョン」が今のところシリーズ最高の出来だと思う。OPのLiSAもいいが、EDの安田レイも最高。小野学のセンスを感じる。
このシリーズを見て原作20巻以上読んだが、原作者が病的にディテールを描く方で、魔法の理論の細部はもちろん、登場人物のテーブルの座り位置まで情報を詰め込んでくる。その反面男女の会話は酷くて痛い。
死ぬ前にコピー取って、上書きする魔法いいね!
実は最新の追憶編まで見ても、本当の2人の関係は明かされていないので1期だけ見ても何故達也に感情が無いのかはよく分からないと思う。

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 198
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4

ネタバレ

がんばりまっする さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

設定が駄目過ぎだろ

これ高校生設定に無理がある警察系が全く出てこないのに完全にテロ話って、アイアンマンと定番ラノベを混ぜているだけで、一見小難しいそうな話も大した内容じゃないし、青春時代感が全くない、あと声優陣が毎度毎度のメンバー過ぎて没入できるポイントが無いわ~

投稿 : 2022/01/07
閲覧 : 234
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2

GOMA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

さすがですわ!

2014年4月~9月放送。なろう系→電撃文庫にて2008年10月から連載ラノベのアニメ版。2014年はGOMA的にかなりの当たり年だったんですが、同年を代表する一作だと思ってます。世間的にもかなり有名ですよね。「さすがですわ」は周りで流行りましたw

製作はマッドハウスさん。声優さんは中村悠一さん、早見沙織さん。個人的にはお二方にとっても代表作の一つ!と思うくらいのハマリ役。他にも大西沙織さん、戸松遥さん、佐藤聡美さん、杉田智和さん、雨宮天さん、花澤香菜さん、諏訪部順一さん、松岡禎丞さん、などなど。豪華過ぎw

正直最初観始めた時はそこまでキャラデザが好みではなかったのですが、ストーリーが面白いのと登場人物のキャラ立ちがしっかりしててすぐハマリました。作画もバトルシーンも良かったと思います。OPEDもまぁ良かったですが作中のBGMがすごく良かった印象です。

はっきり言って超好き♪で3周は観ましたwめちゃめちゃオススメできる作品です!

投稿 : 2022/01/05
閲覧 : 213
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2

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

本当に酷評につき,閲覧注意

2021/12/28 投稿

本作好きな人は絶対読まないで下さい。

{netabare}
俺TUEEE系でも最悪の出来
まず,この兄弟の関係が気持ち悪い
いちゃいちゃしすぎ,見ていて不快感しか無い。
妹の言葉遣いが変,身内に敬語使うもんじゃ無いって知らないの?二人だけで話すときなら別にまあ勝手にすればいいけど…周囲に対しては理解の限界を超越しています。
まあ,訳ありっぽい伏線も有るので,後々納得出来るかも知れませんが…

次ぎ,兄のキャラクターが全く受け付けない…
自分割と俺TUEEE系に寛容な方だと自認しているんですが,此奴はダメです^^;
理由を考えてみると
無口で今ひとつ感情移入できない点
俺TUEEEだけならいいのですが,なんか周囲に対してかなり上から目線的に感じる…
そして,違和感を増幅させている原因がタイトルでしょうか
劣等生設定ははどこに行った?序盤数話しか劣等生設定が生きていなく,後はひたすら俺TUEEE!劣等生の先入観があるせいか違和感増幅

魔法の説明もダメです^^;
全く意味に無い魔法の理論を長々と解説されても全くどうでもいいです。要は術式ってプログラミングみたいな物なんですよね?それを何度も何度も得意気に説明されても…心情的なことに関しては無口なくせにどうでもいい所はひたすら饒舌…


あとは,学校にも違和感

名前が変
例えば工業高校は工業科高校とは言わないですよね?(うちの地域だけが例外的に使わないわけじゃないと思いたい^^;)

魔法士の能力や役割を考えると魔法科高校って国の安全保障上超重要な機関ですよね?その割にセキュリティーがゆるゆる過ぎます。外部の人間に操られて事件を起こす生徒がいたり,香港系マフィアの賭けの対象にされて交流戦に干渉されるとか…設定おバカ過ぎw


などなど,違和感をかなり感じつつ,ストーリーの先が気になり最後まで見ちゃった自分が恥ずかしい。^^;{/netabare}

投稿 : 2021/12/28
閲覧 : 405
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17

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

妹とのイチャイチャとどうでもいい説明が多過ぎて断念

妹とのイチャイチャシーンがやたらと多い。魔法や道具やもろもろの説明が多く、本筋が進まなくてイライラ。新キャラと出会うと長々と挨拶シーンでイライラ。説明の無い新語も多い。
服のシワの表現や鼻の作画など、なんか作画も好きになれない。

投稿 : 2021/12/01
閲覧 : 272
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3

ちあき さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作はライトノベル(私は未読)。

作品のはじまりから途中(差別に関する話)までは興味深かったです。
それ以降はただ主人公が強いだけの話でした。

この作品続編ありきで完結していません。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 384
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8

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

俺と美雪の日常を損なおうとする者は全て駆除します

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 177
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0

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

科学する魔法の化学反応

原作未読

『魔法科高校の劣等生』なんだそうです。
とりあえず学校種別“高校”の前文字の“科”がしっくりこない。県の前に市を書くかのような違和感。
正式名称は“国立魔法大学付属高校”。この世界のエリート集団で、第一から第九まで計九校あるようです。現実世界の旧帝国大学みたいなもんかしら。あちらも全部で九校です。各高校には“一科”と“二科”が併設されており、魔法実技に秀でた者が一科へ。両者の間にはヒエラルキーに基づいた断層が存在する模様です。そんな一つ。国立魔法大学第一高等学校に通う高校生たちの日常。

全26話は大きく3編に別れており、だらだらした感じはしません。ホップステップジャンプで一大事になってくのもあって、思ったよりサクッと鑑賞可能でした。

{netabare}#1-#7  入学編
#8-#18  九校戦編
#19-#26 横浜騒乱編{/netabare}


魔法のある世界。その魔法の扱いがユニークだったかしら。
覚醒しただの血筋だのって要素はあるようなないような。コンピュータで制御された触媒器(CAD)を使って魔法を駆使します。技術革新によってパワーアップする“魔法”という設定が面白い。
数式の組み合わせでその解としての魔法の発現。料理みたいなもんですかね。ヨーグルトに肉をつけると柔らかくなる。コテで肉を叩いて柔らかくする。同じ柔らかくするでもアプローチの違いで微妙に違うみたいなのも表現されてます。調味料の配分。炭火かガスか。藁焼き発明してみました。他にも試行錯誤の繰り返し。魔法に置き換えると組み合わせ次第で、火を出したり、時を止めたり出来るという設定です。

で、蓋を開けてみました。

 {netabare}ちょー清々しいまでのなにか{/netabare}


清々しいまでのブラコンっぷり
だけじゃないシスコンっぷり
ここまで俺TUEEEだと潔い
ハーレムに議論の余地もない
タイトル詐欺なんて当たり前
わかりやすいくらいインフレ
果てしなくイケボな中村悠一


遠慮されるよりは良かったかも。
どんどん荒唐無稽になっていきます。話数を重ねていくうちに高校生の日常は明後日の方向に飛んでいきます。だがそれがいいと思えるほど麻痺してくるテイスト。

{netabare}・外国の特殊部隊と張り合えるややモブなあの人
・クラス対抗戦みたいなスポーツイベントがマフィアの賭け対象に
・一個師団より強いんじゃないかと思える高校生{/netabare}


どうも自分は魔法にこだわっちゃうんですけど、前述したように魔法の捉え方が独特で興味をひきます。そんなところへやることなすこと清々しいまでの厨二ウェーブ。
なにげに劇伴ががっつり打ち込みなんですよね。古くはテクノ、今はEDM。要はクラブでかかってそうな音に乗せられ麻痺しちゃうんですよ。どこが物語の背骨だったかはもはや覚えておりません。
見方によっては痛々しく映るんでしょうけど、主人公の立ち居振る舞いがそつなくイケメンイケボ。真顔で妹とイチャコラ。途中でわたくしはツッコミを諦め白旗を揚げました。


2期を控えた再放送での初見でした。続きも控えてるのでそっちも観てみようと思いますが微妙。



視聴時期:2020年1月~6月 地上波再放送

-----


2020.06.06 初稿
2020.12.16 タイトル修正
2021.10.09 修正

投稿 : 2021/10/09
閲覧 : 759
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69

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔法の「術式」の意味が初めてしっくりきた

劣等生と思わせておいて、実は最強って言う設定は面白いです。
魔法は、数式・ロジックでありプログラマブルであると言う設定も面白いです。
今まで魔法もの作品で「術式」と言う言葉をよく耳にしました。
でも、分かるようで分かりませんでした。魔法陣って何?みたいな・・・。
しかし、この作品を観て初めて「そう言うことか」ってしっくりきました。
「術式」の組立速度や処理速度もプログラムのことだと思えば納得できました。

この作品で残念な点は、シスコン&ブラコン要素がちょっと過剰気味なところ。
九校戦を始め話の内容としては、全体的に結構面白いと思います。
しかし、シスコン&ブラコンの要素で話の内容に力が抜けてしまいます・・・。
また、演出の問題なのか全体的に緊迫感とか切迫感みたいのが無かったのも残念。
なぜか観ていて興奮しないというか、冷静に淡々と観てしまいます。
感情移入するのが難しい作品だったと思いました。

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 307
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14

種馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ライトに観てもヘビーに観ても面白い。

シンプルに面白い。
浅く観ても、深入りしても面白い。
魅力あるキャラに溢れている。
アニメ版で魔法の細かい設定や相関図的な説明をしきるのは無理なので端折りはしてるがそれでも充分面白い。

主人公最強の厨2設定でもここまで細かく作り込まれると名作になる(原作推奨)

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 233
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2

ネタバレ

ラルフローレン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最強主人公をひたすら見せつけられるアニメ

Netflixのオススメに出てきたので視聴。原作は未読。
王道のなろう系ではあるものの、世界はファンタジーではなく現実世界に似たSF世界だったり、なろう系主人公にありがちな『俺、なんかやっちゃいました?』的な無自覚の悪意が無い分見やすい。
2期までひと通り見た感想としては、最初からレベルMAXで最強武器を揃えて始めたRPGを見てた感じ。主人公1人で問題なく戦えるので、サブキャラの存在感が薄い。敵の魔法、武器の無力化、味方のみならず、自身も蘇生できる回復魔法、空調の効いた部屋から遠方の艦隊に戦術核級の魔法を発動させて消滅させる等、世界征服できそうな能力は残念ながら、見ててハラハラワクワクさせる事は無い。何が起きても主人公がなんとかするとか、強敵っぽいキャラが現れても主人公がやられることは無いと思ってしまう。SAOが好きな視聴者なら、この作品も面白く感じると思う。

あとは中の人関係で京介とあやせがラブラブになって良かったねと思ったぐらい。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 248
サンキュー:

2

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魔法科高校の劣等生のストーリー・あらすじ

魔法――。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀弱。国立魔法大学付属第一高校・通称「魔法科高校」に入学することとなった、ある欠陥を抱える兄・司波達也と、全てが完全無欠の妹・司波深雪。彼らがこの魔法科高校に入学した時から、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた――。(TVアニメ動画『魔法科高校の劣等生』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2014年春アニメ
制作会社
マッドハウス
主題歌
≪OP≫LiSA『Rising Hope』、GARNiDELiA『grilletto』≪ED≫ELISA『ミレナリオ』、安田レイ『Mirror』

声優・キャラクター

中村悠一、早見沙織、内山夕実、寺島拓篤、佐藤聡美、田丸篤志、雨宮天、巽悠衣子、井上麻里奈、木村良平、諏訪部順一、花澤香菜、中原麻衣、小笠原早紀、戸松遥、杉田智和、松岡禎丞、村瀬歩

スタッフ

原作:佐島勤(株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊 電撃文庫)、原作イラスト:石田可奈、 監督:小野学、副監督:熊澤祐嗣、総作画監督:石田可奈/吉川真帆/宮前真一、アクション作画監督:富岡隆司/岩瀧智、サブキャラクターデザイン:吉川真帆、CAD・メカニックデザイン:ジミー・ストーン/出雲重機、美術デザイン:石本剛啓/谷内優穂/平澤晃弘、美術監督:小田理恵、色彩設計:野口幸恵、3D監督:籔田修平、撮影監督:川下裕樹、編集:木村佳史子、音響監督:本山 哲、音響効果:古谷友二、音楽:岩崎琢

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