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「この素晴らしい世界に祝福を!(TVアニメ動画)」

総合得点
90.3
感想・評価
3246
棚に入れた
15530
ランキング
57
★★★★☆ 3.9 (3246)
物語
3.9
作画
3.6
声優
4.1
音楽
3.7
キャラ
4.1

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この素晴らしい世界に祝福を!の感想・評価はどうでしたか?

くろわっ3 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しい!またみんなと会いたい!自然な笑顔になれた!

ランキングトップクラスの作品として
名前だけは知っていたが異世界ものが苦手で避けていた。
しかし、いつかは履修したいと思っていて
3期が始まる今がタイミングとみて、
ほんとに面白いの?と半信半疑で挑戦してみたら・・・・何これ?!

自分の中で過去イチ最速で一気観してしまった

シンプルに楽しい!!

登場人物みんな好き!
なんか日常の辛いことも頑張れそうな、明るい気持ちになった。
やばい。

キャラクターデザインが素晴らしい。

実は最近知人に
「可愛いだのかっこいいだの
キャラ目当てストーリーなしの作品ばかりでウンザリだよ」
そう嘆いたばかりでこの仕打ちは皮肉過ぎる。
キャラクターが面白すぎる。
キャラ目当てというかキャラだけで十分じゃないか!
またみんなに会いたい、一緒に冒険したい!
一緒にバカやりたい!!

こんなみんなに囲まれて人生が過ごせたなら、
本当に楽しくて幸せだと思う。
過去イチのアニメとして挙げる人がいることが納得できる。

ところで、わたしは普段仏頂面でほぼ笑わない。
だけど、久しぶりに「このすば」で自然な笑顔になって笑えた。
自分って・・笑えるんだな、そう気付けた作品だった。

基本男子向けだが、
ギャグに振っているから女子でもいける明るさがある。
まだ観てない人は絶対におすすめ!

投稿 : 2024/04/09
閲覧 : 17
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

良作…?

物語 ★2.0
ギャグアニメ

作画 ★3.0
メリハリがあった

声優 ★3.5
問題なし

音楽 ★3.0
さわやかop

キャラ ★2.5
キャラデザは正直微妙

個人的満足度 ★2.5
売れてる作品とハードルを上げると肩透かしを食う

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 8

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生ファンタジーだけどギャグ多めのコメディ

原作はライトノベルです。
いわゆる異世界転生もので、主人公カズマが死んでしまって異世界に転生するんですが、転生前に女神アクアと出会って「異世界になんでも1つだけもの・人を持っていける」と聞かされるがその際、死因についてひどくアクアに馬鹿にされ、怒ったカズマは女神アクアを異世界に持っていくものとして指定します。

こんな感じで異世界に転生したカズマ(職業:冒険者)と無理やり連れてこられた女神アクア(職業:アークプリースト)とそして異世界でカズマの仲間になる紅魔族の少女めぐみん(職業:アークウィザード、ただし爆裂魔法しか撃てない)とマゾヒストの女騎士ダクネス(職業:クルセイダー)の4人がメインです。

基本的にはギャグなので、ひたすらギルドのクエストを受けて冒険することになります。

ギャグのテンポがとにかく絶妙で、何回か笑ってしまいましたね。
アクアも顔芸でとにかく表情が素晴らしかったです。

敵として出てくる魔王幹部もどこか抜けていて憎めないキャラでしたね。
2期見終わりましたけど、ほんと面白かったです。
劇場版も楽しみです。

投稿 : 2024/03/30
閲覧 : 653
サンキュー:

84

櫻井敦司 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

がっぺ素晴らしい

音楽以外はオール5を付けた
久々に神アニメに出会った

俺みたいなティンコ野郎が
このアニメを評価するなどおこがましい

とにかく観てみろ
これはね、宇宙ですよ

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 75
サンキュー:

1

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろい〜

2回見たかな?おもしろいよ〜
ほのぼの冒険ギャグアニメ〜

投稿 : 2023/12/20
閲覧 : 34
サンキュー:

1

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

徹底したドタバタコメディ!

もはや転生とかどうでもよくなるようなドタバタコメディですね。結構クスっと笑ってしまいます。ハーレム、最強、ラッキースケベは特になく、バトルはあるが何かゆる~い日常感の方が多いかな。キャラの個性は言う事ありませんね!気持ちがいいくらいのくだらなさが良かったです!ダンまちをとことんゆるくしたと思っていいかな~。

投稿 : 2023/12/07
閲覧 : 196
サンキュー:

4

はちごー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クセになる。

3期やるね。まぁ良作。笑える。

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 47
サンキュー:

1

camuson さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

印象度:65

ライトノベル全般に言えることではあるのですが、
これってアニメだから作品として成立しているけど、
これを文章で読むこと自体を想像できないというか、
想像したくないというか。

特に本作品については、その感が、突出して強く、
怖いもの見たさ的な意味で、逆に原作に興味が出てきました。


作品自体は異世界もののパロディ的な位置づけで、
主人公が死んでも生き返れるので、緊張感はゼロ。
異世界版日常コメディですね。


おそらく、この手の作品の需要は確実にあって、
その需要を満たすべき、非常によくできていると思います。
でも、自分にとっては、ニーズが薄く、優先度が低いかな。
安定的に楽しいけど、爆笑できるほどではないですし、
ほんわかしているけど、特別な癒しを感じるわけではないですし。
良くも悪くも、ツルツルっと、疲れないで見られる作品ですね。

投稿 : 2023/09/12
閲覧 : 85
サンキュー:

3

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あぁ、これおもろいわ

原作未読。
また、異世界転生ファンタジーもんかと期待せずに視聴開始。キャラデなんかは好みの方だったのであとは主人公とヒロイン次第かなと。
最近は主人公最強系が多かったのでこういう駄目キャラ系は好感が持てます。仲間も色々欠陥持ちばかりである意味お互いがカバーしないと成り立たない感じもいいです。といってもやっぱ冒険ファンタジー枠ですからありきたりな設定なわけですがテンポやキャラ同士の掛け合いED曲の選曲等制作サイド、声優さんの上手さが感じられる作品だと思います。なんで12話1クールにしなかったのかな。2期も決まったみたいだし早めに続きお願いします。


私のツボ:OPのアクアのだらしない笑顔



2期視聴済。
相変わらずのドタバタぶりでサクッと一気観できる良さは健在です。ただ、どうしてもこういう作品はハーレム色が強くなってくると終了感(私感)漂うのでもうちょっとお互い冒険仲間という一線を超えずにいてほしいですね。


私のツボ:茅野さんいいよー


劇場版:紅伝説視聴済(2021.2)
wwwまた、あいつの仕業かよwww

この素晴らしい世界に爆焔を 視聴済(2023.8)
作中一の人気キャラ?めぐみん主人公のスピンオフ作品。
うーん、やっぱ物足りないですよね。彼女良さを引き出せるのはやはりクズマさんだけのようです(笑)。

私のツボ:まぁあとづけだしね。

投稿 : 2023/08/20
閲覧 : 557
サンキュー:

23

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

10話じゃ全然足りないでしょうが!

【物語の評価】
6話までで1巻の内容で、7話から10話の大体4話で2巻の内容をまとめようとしてのにははなはだ疑問である。
そのせいでウィズやダストらのパーティーと出会った話がなかったため(どちらもカズマの回想で済まされていた)いまいちキャラとして弱くなったと言われても仕方がないかもしれない。リーンやテイラーに関しては声も聞けなかったし。
【作画の評価】
意図的な作画崩壊がいい味出していたかもしれない(ほめ言葉)。
【声優の評価】
カズマ役の福島潤さんの演技が好きだった。
【音楽の評価】
【キャラの評価】
【感想】

投稿 : 2023/07/28
閲覧 : 96
サンキュー:

8

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なろう嫌いであればあるほど楽しめる異世界転生ギャグファンタジー

日本が世界に誇る若者向け娯楽小説「ライトノベル」。年代によって流行したジャンルは異なるが、現在は専ら小説投稿サイト『小説家になろう』に投稿された“なろう系”作品がブームであり未だ落ち着く気配を見せない。
古い人間であるせいか、私はこのなろう系というのがあまり好みじゃない。むしろ嫌いだ(笑)
死ねば神様に出会えてチートが貰えるという究極のご都合主義、達観してるのかしていないのかわからない中途半端な主人公、苦難らしい苦難のない平坦なストーリーetc.
このような作品は、不幸な人生を今現在送っている読者(視聴者)が主人公へ完全なる投影を行い、異世界を無双する爽快感を擬似体験していくという楽しみ方しか出来ないのではないだろうか。
こんな偏見を持つ「なろう嫌い」だからこそこの作品の魅力にはすっかりハマってしまった。「これもなろうだぞ」なんてツッコミが何処からか聞こえてくるような気もするが、まあそれは置いといて3期も決まったこのシリーズの魅力、語っていきたいと思います。

【ココが面白い:なろうテンプレをことごとく外すギャグ展開(1)】
第1話冒頭で「わかりにくい」と思う人はいないだろう。なろう系ではよくあるオタクな主人公と異世界召喚型のストーリー。そのテンプレートを視聴者が理解している前提ではなく1から丁寧に説明してくれる。
主人公はトラックに轢かれそうになった女の子を助けようとして死んでしまう。死後は椅子しかない空間で主人公の行く末を決める神様が現れる────典型的な『なろう』テンプレを見せられて、最初はリモコンを構えてバックボタンに指を添えていたのが懐かしい。
しかし、この作品はそんなお決まりななろうテンプレをギャグにしている。主人公・カズマが女の子から庇ったのは暴走トラックではなく低速の「トラクター」。最高時速15kmしか出ない乗り物が人を轢殺するわけがない。カズマのしたことは完全に「余計」な行為であった。
女の子はむしろ後ろから突き飛ばされたことで怪我を負ってしまっており、肝心の死因はトラックに轢かれたと思い込んでの「ショック死」(笑) 勘違いして抱いた恐怖による失禁と心臓麻痺、蘇生を試みる医師や看護士、駆けつけた家族にさえも笑われて逝くというある意味、創作の中で最も惨たらしい最後を迎えて主人公・カズマは異世界転生をする場に辿り着いたのである。
そんなカズマの無様な死に際にこれまでなろうテンプレを貫いてきたであろう女神・アクアも大爆笑。『KADOKAWA二大駄女神』の一角を担うに至った最悪な本性を早々に晒け出すのである。
異世界転生やこのテのファンタジーの「御約束」をこの作品はギャグにしている。第1話冒頭から作品の雰囲気、作品がやりたいことをきっちりと感じさせてくれた。

【ココが面白い:なろうテンプレをことごとく外すギャグ展開(2)】
さて、このテの転生・転送なファンタジー作品の場合はその主人公になんらかの特典が与えられる。いわゆる「俺TUEEE」要素だ。この作品でも転生先の魔王と戦う義務が課される代わりに「1つ」だけ、特別な武器や能力などを貰ってから記憶を引き継いで転生することができる。
そんな大サービスをする理由として『魔王に荒らされている世界に転生したい人はいない。なので魔王を討伐するべく違う世界の人間に力を与えて即戦力として送っている』という理由付けがなされており、「前世の記憶を持ったまま転生」や「神様からチート能力を授かり~」といった異世界転生モノが嫌われる要素をすんなり受け入れられる設定が施されているのが本当に意外だった。
しかし再三書いているがこの作品、なろうテンプレはわざとと書いてもいいくらいに外してくるギャグ作品である。

『ね~早くして?どうせ何選んでも一緒よ。引きこもりのゲームオタクに期待はしてないから(ポテチポリポリ)』

(こいつ……!ちょっとばかり可愛いからって調子に乗りやがってええぇぇっ!!)

外面は良い、でも死に様の話から何度も何度も自分をバカにする最低な性格の女神に何かしら「仕返し」がしたかったであろう転生者・カズマ。そんな彼の選択する特典は──

『じゃあ、アンタ』

『…………それじゃ、魔方陣からは出ないように立って────今、なんて言ったの?』

呆気にとられるアクアの代わりに別の女神が出現し、転生の陣を“二人に”敷く。カズマは異世界で無双できるだろう最強武器やチート能力を得られる機会を捨ててまで、ムカつく女神を自分の異世界転生に捲き込むことを選択したのである(笑)

『ちょ、何これ……嘘でしょ?いやいやいや……ちょっとあの────おっかしいから!!女神を連れてくなんて反則だから~!!無効でしょ!?こんなの無効よね~!?』

顔面が崩れるほどに慌てる女神──いや、もう元女神か?──アクアの姿に、カズマはまるで悪役のような笑みを浮かべつつ高笑い。「NDK(ねえ、どんな気持ち?)」系の煽りまで入れてしまっている。
王道な世界観と設定なのに、その裏をかくようなキャラクターたちの行動や言動が異世界ファンタジーを『異世界ギャグファンタジー』へと昇華しており非常に面白い。

【ココも面白い:KADOKAWA二大駄女神の一角・アクア】
『なろう系』というジャンルは、神様や超常的存在から武器や能力を授かった主人公が、有らん限りの発想でこれを使い倒して中世文化の異世界を無双する、という筋書きが大半を占める。だが「チート」を自ら捨ててしまったカズマにはそうしたくても出来ない、自身の思い描く順風満帆な冒険が行えずカオスな状況にツッコみ続けるというドタバタなコメディ展開が常に待ち受けている。
「女神に言うこと聞かせりゃ同じように無双できんじゃないの?」と思う人もいるかも知れない。それをやっているのが2023年春アニメの『神無き世界のカミサマ活動』である。しかし、アクア様はミタマちゃんのような主人公に献身的なキャラではなく、基本的に「ヒキニート」と呼んでカズマを見下し言うことを聞かない。
{netabare}アクア自身が適切に自分の能力を使えれば問題は無いのだが、残念ながら彼女は「知力」のパラメータが平均以下を示した正真正銘のアホの娘。スキルは戦闘で役に立たない「宴会芸」まで習得して成長が早々に頭打ちとなっているし、アークプリースト(最上級僧侶)に就いたのにバトルでは支援を渋ったり何故か前線に躍り出て近接攻撃を繰り出しモンスターの返り討ちに遭ってしまったりする。
オマケと呼ぶには大き過ぎる問題だが運も極端に低く、やること為すことほぼ全て裏目に出てしまう。大穴なクエストを見つけたと思えば地雷(隠れたハイリスク)を引き当てるのは御約束。洪水の魔法で珍しくモンスターを討伐したかと思えば街を捲き込んだ修繕費が報酬を軽く上回り、カズマを借金地獄に追い込むというやらかしようだ(笑){/netabare}
彼女は最強武器やチート能力に見合った活躍をしてくれない、カズマが今後結成するパーティの「お荷物」の1人となっているのである。
そこが本作最大の面白さだ。これまで何の苦労もなく死人を蘇生し、力を与えて送り込むだけだっただろう女神様が現世でも平常運転をかまして痛い目をみる毎話のストーリー。常にアクアの尊大不遜(そんだいふそん)な台詞から絶叫と悲鳴、一転して塩らしい態度と半泣きの嗚咽まで楽しめる。状況と表情がゴロゴロと変わる青系ヒロインの眺めが飽きられることは決して無いのである。
この作品に出会うまで私は「雨宮天」という声優にいまいちピンと来ていなかった。それまではクール系や上品な令嬢、正当派ヒロインなど至極、無難な役柄を演じている印象が強い故に印象の薄かった彼女がこの作品においてはとても「ハジケている」。
時には女神のように、時には馬鹿っぽく、時には暴れ回り、時には叫ぶ。中でもカズマに見捨てられそうになった時の泣きわめき方とへりくだった台詞は皆のツボである。それまでの雨宮天のイメージにはなかった演技がアクアというキャラクターにピタッとハマった感覚を覚えた。

【ココも面白い:凡骨クズ冒険者・カズマ】
そんな残念系ヒロインに主人公も一切負けていない。カズマは盗賊のスキルである『窃盗(スティール)』を覚えるとその本領を発揮していく。
{netabare} 奪える物はランダムな筈なのになぜか下着ばかりを盗んでしまうカズマのスティール。しかし、彼は盗んで謝るのではない。盗んだパンツをひけらかし、ぐるぐる振り回しながら下卑た笑みを浮かべる。「返して」と泣きつかれても素直には応じない。被害者の1人はこう証言している。

「財布返すだけじゃ駄目だって……じゃあいくらでも払うからパンツ返してって言ったら……『自分のパンツの値段は自分で決めろ』って……さもないと……『もれなくこのパンツは我が家の家宝として奉られることになる』って!」

「おい待てええぇぇっ!!“間違ってないけど”ほんと待てええぇっ!!」

間違ってないんかい(笑){/netabare}
アクアを転生に捲き込んだ時点でお分かりだろうが、カズマの性格は決して褒められたものではない。非力なステータスをユニークスキルとゲーム知識でカバーする様はなろう系含む冒険活劇の醍醐味でありつつも、相手に勝つため・言うことを聞かせるためなら卑怯な手段を平気で使い自分の優位に立とうとする時は完璧な悪党だ。
スケベでもあり、やたらと女性キャラクターの多い劇中では上記のようなセクハラを欠かさず行う。そんな彼の傍若無人ぶりは初回未放映話の第11話で思う存分拝むことができる。
ただ忘れてはならないのが、現代日本で女の子を(勘違いとはいえ)助けようとして死んでしまったカズマはどちらかと言えば「善人」である。外道な言動・行動は身内や敵対者にしか向けないので悪意の無い相手(ウィズなど)との関係は良好。そして一度迎え入れた仲間はなんだかんだ文句を言いつつも見捨てない。アクアや他のメンバーのやらかしの後始末をしたり不当な報酬は受け取ろうとしないなどの良識が、黒い性質が推し出されるカズマにあるからこそより一層、輝いて見える。
また重度のゲーマーだったこともあって異世界での冒険には純粋な憧れを抱いており、初めて異世界に降り立った時や自身のステータスを測る時、クリスに授業料として財布をスティールされて奪い返すようにと挑戦を受けた時には熱血主人公らしいテンションで喜びを伝えてくれた。
いい意味でまっすぐな「男の子」であり、チートは一切無いのにファンタジー世界で必死に、かつ楽しく生きようとやるべきことをやっていく。一応は主人公として残念なヒロインたちをまとめあげており、外道な一面や性欲に忠実な一面がありつつも、それら含めての大きな魅力が備わっているキャラクターだ────支持するのは同じ“男子”ばかりで女性人気は出なさそうだけどね(笑)


【でもココがひどい?:作画さえ良ければ……】
このように非常に面白い物語の導入とキャラクターたちで成り立っている作品だが、惜しいことに「作画」があまりよろしくない。
アニメ制作にかかる費用は1話3000万だのそれ以上だの億近いだのと諸説あるが、少なくとも歴とした『なろう系』で『異世界転生モノ』でもある本作は、当時は3期の製作が決定し、劇場版でスピンオフができるまでの人気が出ることを予期した期待作というわけではなかったようだ。
念を押して、アニメ制作が1話にいくらかけているのかは解らないと書いておくが、本作の映像は一目見て「安っぽい」と感じる作画をしている。
アクアを始め、小説イラストと本作(アニメ)とでは登場人物の顔つきはまるで別人だ。瞳は虹彩が少なく、全体の輪郭は細く弱々しいので場面毎の作画にバラつきがあるのを当たり前としている。
ただし「逃げ」はとても少ない。1期となる本作時点では止め絵・流し絵が殆ど入らず全てのキャラクターを絶え間なく動かし続けており、魔法のシーンやスキル習得の演出はかなり気合いを入れて描いている。

【他キャラ評】
めぐみん
アクアがパーティのお荷物その1なら、彼女はその2である。
アークウィザード(上級魔法使い)である彼女は最強の攻撃魔法『爆裂(エクスプローション)』を使えるのだが、詠唱時間が糞長い、周りを見ない、そして1日1回しか撃てないうえに他の魔法は一切使えない(使う気がない)、撃ったら魔力切れでぶっ倒れて文字通りお荷物になるetc.といった様々な問題を抱えている。それでもパーティの中で最大火力を誇るピーキーな彼女をいつ・どのタイミングで扱うのか“カズマが”常に試されることになる。
爆裂への並々ならぬこだわり以外はちょっと中二病が入った普通の女の子というのがミソだろう。絶妙なキャラバランスと中の人である高橋李依の演技が本シリーズで彼女を一番人気へと押し上げたようだ。

ダクネス(ダスティネス・フォード・ララティーナ)
パーティのお荷物その3。
女騎士なのに攻撃を1度も当てられない。そして女騎士“なので”「くっ殺」願望のあるマゾヒストとして描かれている(笑) 彼女が加わる第3話からカズマたちの冒険はさらに混迷を極めていく。
{netabare}自分の弱点を予め伝えた初邂逅時点では「んーちょっとアクアめぐみんよりパンチが弱いかな」と思ったりもしたが、例え死の呪いをかけられても恍惚とした顔でハアハアと息を上げ「『呪いを解いて欲しくば俺の言うこと聞け』と言うのだな、よしバッチ来い!」なスタイルでゴリ押して来るので穿った見方も根負けしてしまった(笑) 終盤や2期1話の活躍もあって3人のヒロインの中では一番好みである。「ララティーナ」と呼ばれた時だけにめっちゃ怒るのも可愛い。{/netabare}
中の人である茅野愛衣さんの演技も素晴らしい。一見高潔な騎士なのでハスキーな声を演じるわけだがそれだけではない。ドMなダクネスの一面を最大限に表現するためにハスキーなまま「上ずった声を出す」という高等テクニックを聴かせてくれるのである。彼女が極まり自ら責め苦を受けに赴く時の「いってくりゅ!」という台詞には思わず吹き出してしまった(笑)

【総評】
これほど素晴らしいファンタジーギャグアニメは中々、お目にかかれないだろう。
トラックではなくトラクター、格好いい死ではなく無様な死、それらを笑った女神にチートを捨ててまで意趣返しを行い旅のお供にしてしまう主人公────従来のなろう系では考えられない荒唐無稽な展開の数々に視聴者の腹筋や表情筋は直ぐにやられてしまう。
チートを捨てたので俺TUEEEは行えない。むしろ「俺YOEEE」。貧弱な主人公が一芸だけに長ける仲間と協力し、なけなしの魔法やスキルで普通のクエストを苦労して達成したり失敗したりしていく。そんなうまくいかない日々が「ドタバタコメディ」としてクスクス、ゲラゲラと笑えるのだ。
レギュラーキャラは主人公以外は女性で固めて所謂「ハーレム」な状態。しかし全員が戦力としてもヒロインとしても「駄目だこいつ」と言わしめる残念系のおかげでハーレムな筈なのに一切ハーレムの雰囲気が出ていないというのもしっかりギャグとして成立させていて面白い。
声優演技も男女共に素晴らしい。主人公・カズマを演ずる「福島潤」は残念なヒロインの行動や言動に気持ちよくツッコミを入れ、時には男の子らしい欲望を下心たっぷりに演じあげていた。しっかり感情移入できる主人公に仕上がっているからこそ、淡白なやれやれ系な主人公にしている他のなろう系とは2倍も3倍も面白い作品となっている。
音楽もOPを声優兼歌手のMachicoが歌い上げて異世界を賛美し、EDはのどかなキャラソンでしんみりと締めており良好。また敢えて劇中の状況とミスマッチしたBGMを使って笑いを誘うのもギャグ作品ならではだろう。ドラクエのような壮大なファンファーレなのにお送りしているのはカズマたちの土木工事のダイジェストだったりするのでながら見もながら聴きするのも勿体無い作品だ(笑)
惜しむらくは低予算感漂う作画だが、ギャグアニメだからこそわざと崩しているのか本当にリソース不足で崩れてしまっているのかが素人目では解らないのがズルい(笑) 残念なヒロインに残念な作画、されど意外なセクシーシーンやフェチズム溢れる描写も見せてくれて、1人1人のキャラの可愛さもしっかりと感じることができる。{netabare}アクア様ノーパンなんですね。スカートも透けててお尻見えとるし、これで作画が良かったら話の内容が頭に入ってこないだろうなぁ笑{/netabare}
平坦な展開など殆ど無く4コママンガのように必ずオチが付き、アイキャッチをはさみつつ描かれる話はシンプルに面白く、クスクスと笑えて駄目なキャラクターたちに愛おしさすら感じさせてくれる。なろう嫌いであればあるほどこのコミカルな物語を楽しめる、そんな作品だ。

投稿 : 2023/07/03
閲覧 : 176
サンキュー:

12

ヒロインコレクター さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なかなか面白いです

正直当時あまり期待していなかったんですけど見てみたらギャグ要素がたくさんあっていい意味でバカな作品だと思っています
キャラも可愛い人結構いますし

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 61
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

くずまさんの異世界日常生活

フォーマット

視聴完了
多分全10話+ova1話?

ジャンル
異世界転生日常ギャグ、たまにバトル

設定
(世界観やアニメが始まる前の時点での状況)
死後は女神により別世界に転生することができる世界観。別世界転生の場合特典になんでも一つもらえる。
主人公かずまは引きこもり学生

ストーリー展開
しょうもない展開で死亡したかずま。担当女神に嘲られたかずまは特典にその女神を望む。
運はぶっちぎっている凡人かずまと女神の異世界生活が始まる!
序盤で冒険者にはなるが、凡人のかずまと、パラメーターは高いが知能が低いせいでポンコツな女神アクアではクエストに挑戦できず、土木作業とアフターの充実した日々、ではいけないと途中で気づき、メンバー募集。
最強魔法を使える(最強魔法しか使えない)アークウィザードめぐみんと、最強の防御力と挑発スキルにより味方を守る(攻撃は当たらない)クルセイダーダクネスが加入し、アークプリーストアクアと凡人かずまの4人パーティーで様々なクエストに、、、
実際緊急クエストと誰かに言われてやるクエストが多く、自分たちから選んだのってかえると雪将軍くらい?
冒険よりも日常的な話の方が多い。

ただ、バトルをしないわけでなく、めぐみんの1日1回爆裂魔法による魔王軍幹部とのバトル、緊急招集による機動要塞デストロイヤーとのバトルはある。

感想
総評100点

よかった点
のり、キャラ
悪かった点
なし
レビュー
ともかくキャラとそのノリがよく、ギャグだけかと思えばいい塩梅でバトルも入れてくる。
またキャラ同士の性格もバランスが取れており、カス野郎だけどちゃんとスキルを取得し、戦略も考えながら成長するかすまさん、そもそも爆裂魔法に極振りしてて厨二なだけど割とまともなめぐみん、ただの変態だけど仲間思いなダクネス、能力が軒並み高く万能最強なはずなのに知能が無さすぎてポンコツなアクア。
オープニングの爽やかなノリで見られるとても良い作品。
ちなみに主人公の名前はかずま。
日頃の言動からギルドのメンバーにかすまとかくずまとか呼ばれている。(愛称で。蔑称ではないよ)

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 71
サンキュー:

4

ネタバレ

Becky1618 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと

こういうタイプの作品は苦手です。

投稿 : 2023/05/27
閲覧 : 43
サンキュー:

1

猫好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カズマのくずさ加減がいいわねw

実は、スピンオフアニメの方の、この素晴らしい世界に爆炎を、からやって来た私。オリジナルのこのすばは見たことが無かったの

だからめぐみんの活躍を見てみたかったところなのに、出会ったのはクズマいわくカズマ、それ以上のクズ女神、それと変態マゾのダクネスwww

この話の中のみぐみんは普段は使えない魔術師とはいえ、割と常識的な突っ込み役で驚いたわ

それで、このアニメは人間のクズとしか言いようのないカズマに感情移入できるかどうかにかかっていると思うんだけど、これは男女差がどうしても出てしまいそう。私自身はお話の中でならカズマは許容範囲ではあるんだけど、やはり微妙であることは間違いないわね

特にギャグとはいえ、他に出来る能力が無いとはいえ、女の子の下着を嫌らしい手つきで盗むんじゃないわ!それだけはやめてぇ~

もっともそれ以外は彼は意外と常識人。仲間の女の子たちがしでかしたしまった事の後始末を頼まれても、報酬は受け取らなかったりで結構律儀なところはある

そこが彼の憎めないところだし、可愛いところでもあるわね

それにしてもこれだけダメでクズな連中ばっかりの中で最悪のクズは、、、女神アクアw 困ったカズマを助け出そうとしたりはするけど、抜けてるよね。彼らの苦難は彼女が一番引き起こしているのではと思ったりw

投稿 : 2023/05/24
閲覧 : 93
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4

ねこ太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おもしろいw

転生して主人公が成長していく  という物語ではまったくなくてw

のんびりまったり笑い中心のストーリー

そういうのが好きな方はおすすめ
逆にバトル全開が好きな方には全く物足りないかも。

最終話(11話)はけっこう笑ってました

二期があるそうなので引き続きみたいです^^

投稿 : 2023/04/16
閲覧 : 96
サンキュー:

4

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ファンタジーギャグアニメ

死んで異世界転生するという典型的なストーリーを背景としたギャグコメディ。
キャラクターの可愛さもあって良き。

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 91
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2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的には微妙だった

この作品は近年の異世界ファンタジーのギャグ作品の中でも評価が高いですが、
確かにキャラクター自体はアクア・めぐみん・ダクネスと面白いヒロイン達が揃ってるけど
個人的にはギャグがそこまで笑えたわけじゃなかったので微妙だったのと、
それと作画に関してはあまり良くなかったと思います。

【評価】

55点・1B級

投稿 : 2023/02/08
閲覧 : 144
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0

Sunshine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

喜剧 搞笑 异世界

再无可救药的世界,也要勇敢献上美好的祝福。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 73
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1

パンツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シンプルにおもしろい!

異世界転生ものなのに、異世界感をあんまり感じないのがすごくいい。声優さんの演技力がすごく掛け合いがとてもおもしろい。作画が良い、悪いに疎い自分でも作画崩壊してるとわかるほどヤバい場所もありますが、それでも「このすば」だからと片付けられてしまうのがこの作品のすごさを物語っていると思います。戦闘シーンでも笑いを欠かさない、あんなに緊張感のないことがあるだろうか(笑)バカばっかりやっているので、真面目にやってるシーンを見るとギャップでとても感動してしまいます。
opは元気出てedは癒されて良きです。

投稿 : 2022/10/19
閲覧 : 353
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6

うぇそ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

センス

少ない予算だが、作画のセンスがよてもよい。
アニメーションとしてしっかり面白い。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 108
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1

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

無難に面白い

僕がアニメ見始めた頃に見たアニメだから思い出深い。

キャラも個性豊かでギャグも面白い。4人のこの近すぎず遠すぎずの関係が見てて面白い。

キャベツが襲ってくる、ヂュラハンが攻め込んでくる、デストロイヤーが攻めてくる、と似たような展開が多かったけど、それでも毎回面白かったので飽きはしなかった。

2期も期待してます。

投稿 : 2022/09/15
閲覧 : 127
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2

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

満足度の高いギャグアニメ

ここまでギャグに特化した冒険ファンタジーもなかなかないでしょう。

主人公ながら要所でクズっぷりを発揮するカズマをはじめ、ダ女神のアクア、爆裂魔法フェチのめぐみん、ドMで肝心の攻撃を当てられないダクネス。

なかなか濃ゆい面々ですが前半で彼らが揃うまでも十分面白いし、揃ってからはその面白さによりいっそう破壊力を増します。

そのギャグ面での大きな要こそカズマでしょうね。ツッコミ役もボケもこなせるのは勿論、たまに場面に応じて声色を変え、特にセクシーな声やイケボになる瞬間は抱腹絶倒ものでした。

話の構成も良い。わずか4話でメンバー集結ながらキャラの掘り下げも十分で、魔王幹部デュラハンとの対決、デストロイヤーの侵攻阻止からの破壊といった大きな山場が二つありつつ新キャラも入れた茶番劇での締めくくりで1クール11話は充実した内容。

それゆえ、ウィズやゆんゆんの初登場がちと省略されてるような気がしたのはちょっと物足りなさを感じましたが、キャラの魅力という意味ではウィズはアクア(あるいはカズマ)、ゆんゆんはめぐみんとの絡みで十分引き出されていたと思います。

最初から最後まで中弛みもなく楽しめる素晴らしい作品でした。

投稿 : 2022/09/01
閲覧 : 193
サンキュー:

18

ネタバレ

阿仁事頓馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

駄女神さま降臨!クズマ最高!

ハマったアニメといえば、これ。
異世界転生ものと言えば、主人公がチート能力を付与されて、その世界で無双してハーレム状態ってのが定番のテンプレだった当時、まったく報われない主人公を登場させてしかも、チート要員で連れてきた女神が全く使えない《駄女神さま》というハズレくじ(泣)
パーティーを組んだ仲間も欠陥人間たちという壊れっぷり。
ただ主人公のカズマ以外は、一芸に秀でているのでそれをカズマが上手く使って難局を切り抜けるというパターン。
このアニメはとにかく、セリフが面白い。
あと声優さんたちが楽しんでやっているのがわかる、ぶっ飛びアニメです。
2期も面白いです。
声優さんの演技がとにかく凄いです。

1期の方が作画が安定して良いとの評価ですが、ギャグアニメなので2期の壊れた感じの作画も味になって気になりません。
主役のカズマがクズマと呼ばれる言動の数々ありますが、それを上回るその他3人のポンコツぶりが見もののアニメです。
3期も決定してうれしいので、再度視聴しまー-す。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 161
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1

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちいさな冒険者

暁なつめ原作、制作スタジオディーン。

異世界ファンタジーのパロディとして、
テンポの良い演出で乗り切っている。
お気楽に見れるのが強みでしょうか!?
何と言ってもキャラクターが魅力的です。

感心したのは冒険ものRPGアニメで、
EDに牧歌的な曲を持ってきたこと。
スタッフは良い仕事をしてくれました。
良曲「ちいさな冒険者」楽しんで下さい。

投稿 : 2022/06/13
閲覧 : 745
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84

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんな面白いアニメが世の中にあったのか?と本気で思いました。

 衝撃を受ける、というのはいろんな意味があると思いますが、このアニメの衝撃はすごかったですね。こんなに面白いアニメがあったのか、です。初見はユーチューブで映画がアメリカで大評判だと聞いてからなので2019年くらいだったと思います。

 1期2期を一気見して、更にラノベ原作を一気買いしました。躊躇なくポチリましたね。で、ラノベも一気読みです。ガラスの仮面以来の徹夜読みでした。それくらい面白かったです。

 ということで3期と爆炎きますので、どんなレビュー書いたか確認しようと思ったら書いていませんでした。恐らく書きようがないというか、分析するのが非常に難しいアニメですよね。

 なんでこんな過剰なギャグが面白いんでしょうね?「戦闘員派遣します」とか全然私の感覚と合わなくて、2話か3話くらいで切るくらいなのに、本作はアニメはもちろんラノベも多分数回通しで読んでいます。しかもスピンオフの爆炎も含めてです。

 本当はこういう優れた作品を構造的に分解できればいいんでしょうけど、今のところキャラ作りがとにかくうまいという点、そして話を展開させないように見せかけて、実は展開しているという話作りがうまい点。そして、めぐみん、ダクネスとの三角関係でエロいけど寸止めのエピソードが面白いなど断片的な事しか思いつきません。

 とにかくカエルにやられましたね。ゴッドブローとゴッドレクイエムで死ぬかと思うくらい笑いました。で、めぐみん登場ですからね。そりゃあ、面白いですよね。
 そう、その意味だとアクアさまとめぐみんの声優さん、雨宮天さんと高橋李依さんの声が面白さを引き立てていたなあ。

 このところ新作ばっかりで見返していないので、あらためてレビューをある程度やった目で見たときにどうなるか確認したいところです。
 そうそう作画はいいんだか悪いんだかよくわかりません。面白過ぎて作画とか気になりませんでした。


 なお、アニメの段階だと、当然めぐみん推し、アクア面白い、ダクネスウザいなんですけど、これが原作をもう少し読み進めるとダクネスがなんか可愛くなってくるから不思議です。
 あとこの先、アイリス様とエリス様も素晴らしいですのでお楽しみに。

投稿 : 2022/06/08
閲覧 : 513
サンキュー:

25

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

(爆裂魔法を)見たけりゃ見せてやるよ(震え声)

 ※2期を見て考えが変わったので評価を変えました。以下の感想は低評価のときのものなので、気にしないでください(・ε・)。

 全10話+1話。

 感想として、微妙な点はあれど、まあまあ面白かったです。

 まず、1話から主人公が死ぬ、という点が引っかかりました。いくらあの世で元気にしているとはいえ、主人公が死ぬっていうのは個人的には複雑な気分で、、、、、あまりそこで素直に楽しめないって思いました。
 それから、ファンタジーみたいな世界で仲間を集め、任務をこなすというのは良かったです。一生懸命に働いて金を稼ぐところは共感できました。ヒロインたちがポンコツなところも好きです。幸運値の低い女神、一日一回だけ大技を使え、使用後動けなくなるアークウィザード、ドMな打たれ強い剣士、など愛すべきキャラたちですね。カズマもなんだかんだ良いと思います。

 あと微妙なのはストーリーが全然進まないところかな、、、てっきり僕はレベルアップしながら町を転々と移動して魔王討伐を目指す、と思っていたんですが、1期の時点では最初の町から進んでないし、任務で少し移動する程度。魔王の手下も現れますが、ずっとギャグが続く感じで・・・

 肝心のギャグなんですけど、キャラは好きにしてもギャグは中くらい、といったところ。僕は銀魂やギャグマンガ日和で大笑いしますけど、このすばの場合、ギャグは小学生~中学生といったところ。大人になってみるとちょっとなぁ、、、(´ε`;)ウーン…

 2期以降はまだ見ていませんが、ストーリーは進むんでしょうか?今のままだと微妙かな、、、というのが正直な感想です。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/03/25
閲覧 : 628
サンキュー:

35

ネタバレ

Ssedb17247 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

最高

転生物なのにそれを感じさせない

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 170
サンキュー:

2

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ギャグアニメとしては相当レベル高いと思う

不運にも死亡した主人公が死後の世界で上から目線で女神から問われる。「何かひとつ好きな物(者)を持っていっていいわよ」と。そこから始まるお話。

このアニメのスゴイところはおあつらえ向きなハーレム展開で、主人公もそれを望んでいるような男なのに、女の子らしさより使える使えないで判断しているところか。何しろハーレム展開にならないからギャグに100%振れる。

更に、主要人物のCV決めた人たちがスゴイ。
作者にイメージがあったのか、制作会社みんなで決めたのかは分からないが、とにかく主要の4人はもはやこのメンツ以外考えられない。

パッケージを見るとヒロインに見えるアクアのへなちょこ加減と「プークスクス」が可愛い。あとアクアがノーパンなのかどうかがとても気になる。カズマに突っ込んでほしかった。

OPも「ウマ娘」のトウカイテイオー役のMachicoとは知らなかったが一期二期ともに良いし、曲を作った人もスゴイと思う。
EDは和風キャラソンが聞ける。

男子高校生を演じるには無理があると思えるしゃがれ声の福島潤が一番輝いたのはこのアニメではなかろうか。
父性というか「兄性」を感じる。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 273
サンキュー:

5

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグに全振り

よくある異世界ものだと思って最初は敬遠してたこの作品しかし、
異世界バトルではなくじつはギャグ10シリアス0っていっていいほどギャグに全振りしていて
ヒロインの3人は
能力こそ優れているがアホすぎてポンコツなアクアと
爆裂魔法しかつかえなくてそれも1日1回しかつかえないめぐみんと
攻撃がつねにあたらないダクネスポンコツパーティーすぎてハーレムではあるのに
全然羨ましくないハーレムになっていてそれが笑えるwww
カエルに粘液まみれにされる美少女たちのくだりや
はるとでしたっけ?魔剣を売られちゃった話とかすごい笑いましたwww何も考えないで見れるアニメが好きな自分にはどストライクで
後半に出てくるゆんゆんやウィズもかわいくていいキャラですよね🤤
11話のクズマ回は腹抱えて笑いましたwww

多分誰が見ても面白くて笑える作品になっているのは間違いないのでオススメです!

投稿 : 2022/02/02
閲覧 : 329
サンキュー:

10

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この素晴らしい世界に祝福を!のストーリー・あらすじ

ゲームをこよなく愛するひきこもり・佐藤和真(カズマ)の人生は、交通事故(!?)によりあっけなく幕を閉じた……はずだった。
だが、目を覚ますと女神を名乗る美少女・アクアは告げる。

「ねぇ、ちょっといい話があるんだけど。異世界に行かない? 1つだけあなたの好きなものを持って行っていいわよ」
「……じゃあ、あんたで」

RPGゲームのような異世界で、憧れの冒険者生活エンジョイ!めざせ勇者!
……と舞い上がったのも束の間、異世界に転生したカズマの目下緊急の難問は、
なんと生活費の工面だった!(TVアニメ動画『この素晴らしい世界に祝福を!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年冬アニメ
制作会社
スタジオディーン
主題歌
≪OP≫Machico『fantastic dreamer』≪ED≫アクア(CV.雨宮天)めぐみん(CV.高橋李依)ダクネス(CV.茅野愛衣)『ちいさな冒険者』

声優・キャラクター

福島潤、雨宮天、高橋李依、茅野愛衣、原紗友里、稲田徹、諏訪彩花、安元洋貴、江口拓也、堀江由衣

スタッフ

原作:暁なつめ、原作イラスト:三嶋くろね(角川スニーカー文庫刊)、 監督:金崎貴臣、シリーズ構成:上江洲誠、キャラクターデザイン:菊田幸一、美術監督:三宅昌和、色彩設計:吉田沙織、撮影監督:浜尾繁光、編集:木村佳史子、音響監督:岩浪美和、音響効果:小山恭正、録音:山口貴之、音響制作:HALF H・P STUDIO、音楽:甲田雅人、音楽制作:日本コロムビア

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