1974年度に放送されたおすすめアニメ一覧 35

あにこれの全ユーザーが1974年度に放送されたおすすめアニメを評価したーデータを元にランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年04月19日の時点で一番の1974年度に放送されたおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

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年代別アニメ一覧

74.2 1 1974年度アニメランキング1位
アルプスの少女ハイジ(TVアニメ動画)

1974年冬アニメ
★★★★☆ 3.9 (196)
1084人が棚に入れました
幼い頃に両親を亡くし、5歳になるまで母方の叔母のデーテに育てられたハイジは、デーテの仕事の都合で、アルムの山小屋にひとりで住んでいる、父方の実の祖父であるおじいさん(アルムおんじ)に預けられることになる。ヤギ飼いの少年ペーター、ペーターのおばあさん等の人々。子ヤギのユキちゃん、おじいさんが飼っている犬のヨーゼフやヤギのシロ・クマ、樅の木を初めとした、大自然に生きる動植物達。厳しくも優しく、懐の深さを感じさせるアルプスの大自然。何より、共に暮らすおじいさんを通じ、ハイジは様々な事を知り、学び、健やかに育っていく。

声優・キャラクター
杉山佳寿子、中西妙子、宮内幸平、小原乃梨子、吉田理保子

エミ(エミタク) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

オール5の愛すべきアニメ♡

子供の頃からだいっ好きなアニメです。

キャラの中ではヨーゼフが一番好きで
クリスマスプレゼントにセントバーナードを頼んだんだが
当日親が買ってきたのはシマリスだったという哀しい思い出もwww
犬ですらねーじゃんっ!!。゚ヽ( ゚`Д´゚)ノ。゚(゚ `Д)ノ。゚ヽ(  )ノ゚。ヽ(Д´ ゚)ノ゚。。゚ヽ(゚`Д´゚ )ノ゚。

成人した今は自分で夢を叶えましたよ(。≖ิ‿≖ิ)ウシシ

部屋には等身大のヨーゼフのぬいぐるみもあります♡
まっ正直邪魔でソファー代わりになってまつがw
カナリ好きだという事はわかったでしょ??


皆さんこのアニメって日本で製作されたって知ってました??あの宮崎駿も参加してるんですよ♫
私は最近テレビでやってて知ったw(ヲィ


食事中に。
寝ている時のBGMとして。
おいっこ等子供が部屋に来ている時に。

てなカンジで私の部屋ではハイジが何度再生されている事か・・・

金が貯まったら一度現地に行ってきます....φ(・ω・` )マジで


子供にも安心して見せれる作品です。
大人も勿論楽しめます。

皆も観なさい!!ってかDVD買いなさいwww

投稿 : 2024/04/13
♥ : 23
ネタバレ

ヒロトシ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

ハイジという少女が見たアルプス

私の母親がこのアニメが大好きだった事もあり、小さな頃から影響を受けてビデオだったり再放送なりで、このアニメを楽しんで見ていました。2年前くらいに東京MXで再放送してくれていたので、まさか大人になってしっかり全話観る事になるとは思いませんでしたが。当初は、子供の頃の記憶が相当美化されているかなと思い、変に構えた視点で鑑賞していたもんですけれど、それでも流石は日本を代表するアニメ作品。大人が見ても、全然通用するクオリティでした。まーったくDVD買っちゃいましたよー。

子供の時は {netabare} 悪の権化とさえ思っていたロッテンマイヤーさんがただ接し方が下手なだけで、別に悪い人ではないじゃん!という嬉しい発見も出来ました。まあ、その分ハイジの我侭さが逆に目につくようになりましたけども。それに関連して、子供の頃は左程感じなかったのですけれども、アルプスとフランクフルトの表現の差にちょっと意図的なものを感じましたね。アルプス大好きだったハイジは途中で都会のフランクフルトに行くんですけど、そこでは悲しい出来事ばっかりで、段々ホームシックになっちゃうんですよ。そしてハイジの頭の中は幻想のアルプスで一杯になっていくんです。自然豊かな場所はそれはそれは素晴らしいのは知っていますが、かといって都会が悪いかというと、必ずしもそういうわけではない。作品のテーマに純粋にそぐわないから、そのような描写にしたという側面もあるとは思いますが、もっとシンプルに考えてみると、あくまでこれはハイジという少女の視点で語られる物語、それこそが『アルプスの少女ハイジ』じゃないかとすると、割合しっくりきます。そうするとロッテンマイヤーさんが嫌な人に見えるのも納得が行くなあとか思ったりw {/netabare}その部分をアニメだからと妥協して鑑賞するか、妥協しないで鑑賞するか。そこが評価の分かれ目のような気がします。

この作品、スタジオジブリの宮崎駿や高畑勲が名を連ねている事でも有名ですが、意外に知られていないのが、機動戦士ガンダムを手掛けた富野氏の参加。事実このハイジの絵コンテは半分以上富野さんの仕事なのです。富野さんは絵がそこまで上手くなかったけど、とにかくコンテを仕上げるのが速かったので、当時の長丁場の枠でアニメを仕上げなければならない環境で、富野さんのような存在は貴重であったようですね。

しかしこれを見る度に思うのが、デカいチーズ!それがまた美味しそうなんですよ。日本じゃ中々お目にかかれるもんではないですしね。一回でいいから、あんなチーズ食べてみたいなあというのが、いつの間にか、私の密かな目標になっていたり。いつか達成できればいいなと思いつつ、筆を置く事にします。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

待っててごらん、ほぉら、あの子が駆けてくる

・・・・今更この作品に言及することがあるのだろうか?(゜-゜)
 
見たことの無い人は黙って観なさいd(`・ω・´)
 
ってなことで、作品の感想やあらすじは他の方に任せて、プチ情報をば(゜∀゜)

以前「トリビアの泉」で紹介されたエピソードなんで、本当のことだと思いますが
羊の首に取り付けられたカウベル、あの音は現地まで出向いて収録したものなんですって(゜Д゜)
宮崎駿や高畑勲ら前途有望なアニメーターを一年にわたり現地に派遣し、人々の暮らしや
風景、道具などをスケッチさせて作り上げたそうです(゜Д゜)
宮崎駿の徹底したリアリズムはこのとき培われたものかもしれませんね(´ω`)
 
20年以上昔の話ですが、私の姉がスペインに貧乏旅行したとき、子供たちが姉を日本人と知ると
ハイジのEDの日本語は、どういう意味だ?と聞かれ、最低限の日常会話しか勉強してなかった
彼女にとってよい勉強になったと言ってました(´ω`)
世界的に人気な作品なんですね(´ω`)
 
「うる星やつら」のファンクラブのイベントでハイジ役の 杉山佳寿子(うる星ではテンちゃん役)が
語ってたことですが、あの甲高い声でマイクを壊したことがあるそうです(゜Д゜)
 
・・・こんなとこにしときましょうか(´・ω・`)

アニメ史に燦然と輝く金字塔。
観てない方は特別な作品として、是非視聴ください(゜∀゜)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 16

69.3 2 1974年度アニメランキング2位
宇宙戦艦ヤマト(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (154)
801人が棚に入れました
西暦2199年、地球は謎の異星人国家・ガミラス帝国の侵略を受けていた。ガミラスは冥王星に前線基地を建設し、西暦2192年より、地球に対して遊星爆弾による無差別攻撃を加えていた。海は蒸発し地球は赤茶けた姿に変貌し、放射能汚染で地上の生物は死滅する。人類は地下都市を建設し、地球防衛軍を結成して抵抗を続けていたが、科学力の差の前になす術もなく、地下にも放射能汚染が進行し、人類の絶滅まであと一年余りと迫っていた。最後の地球防衛艦隊が、冥王星空域でのガミラス宇宙艦隊との交戦で壊滅し、人類生存の希望は完全に潰えたかに見えた。しかし、この海戦の最中に外宇宙から飛来した一隻の宇宙船が火星に不時着、通信カプセルが回収される。その中にはイスカンダル星から、「放射能除去装置・コスモクリーナーDを受け取りに来るように」との救援メッセージと、航海に必要な波動エンジンの設計図が納められていた。

声優・キャラクター
富山敬、納谷悟朗、仲村秀生、一龍斎春水、青野武、伊武雅刀、小林修、平井道子
ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

アニメ草創期の名作<追記;最終回を観て>

日本アニメ草創期の宇宙冒険もの。
宇宙戦艦ヤマト2199のリメーク元です。
ガミラスの攻撃による人類滅亡まであと1年。
宇宙戦艦ヤマトはわずかな希望を抱き、ガミラスと戦いながら、救世主イスカンダルを目指します。

ストーリーとしては王道。
しかし、子供向けアニメが大半の当時としては、真新しい設定でした。
私も含め、今のオジサンたちは結構好きな人が多いかもしれません。

月から火星へのワープで服が透けるとか、波動砲発射時にはエネルギー充填120%とか、アナライザーが人間味あふれるとか、今思えば斬新ですね。

ラストのシーンは、ひたすら感動した記憶が。
あまりにもシンプルで、今でも強烈に心に残っています。

ED曲「真っ赤なスカーフ」、当時は単なる悲しい曲と思っていました。
ところが、歳を重ねた今では身に染みる曲であることに気づきました。
これほど悲壮感のあるアニソンは、タイガーマスクのED曲くらいです。

<冥王星の話>
手に汗握る冥王星での反射衛星砲をめぐる攻防戦。
戦いの大きなポイントとして、冥王星の衛星が登場します。
なんと、冥王星の衛星カロンが発見されたのは1978年。
1974年に制作されたこのアニメは、冥王星の衛星の発見を予言していたことになります。
当時、ホントびっくりしました。

<追記;最終回を観て>
今の薄汚れた眼で、最終回だけ観てみました。

ひどい作画です。
でも、突然クリアになります。
制作者の意気込みが感じられて面白いです。

ひどい演技です。
臭すぎます。
当時はそれが精一杯だんたんでしょう。

ひどい設定です。
無理やりですね。
{netabare}デスラーが消滅する場面がスイッチオンとは・・・{/netabare}
尺が取れなかったとはいえ、雑ですね。

ラスト、感動しません。
歳を感じますね。
純粋な心をもった子供の時にもどりたい。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 53
ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

ヤマト革命

時に西暦1974年9月、日曜ゴールデンタイムのTVCH覇権は妹に奪われ、
私は台所隅の小型モノクロ受像機で細々と「侍ジャイアンツ」最終回を迎える身であった、
かの名作アルプスの少女ハイジを擁し母親を味方に付け、
中学生にもなってテレビマンガ(当時はアニメという語源すら定かでなかった)、
エエ加減卒業セイ!等という理不尽な父親の目線、
ビデオ録画機一般家庭普及まだまだ先の話し、そんな時代、
そのアニメは放送された、

宇宙戦艦ヤマト
1974年2クール 企画原案 西崎義展 監督 松本零士 音楽 宮川泰 SF設定 豊田有恒 
メカニックデザイン スタジオぬえ アニメーション制作 オフィス・アカデミー


旧日本海軍最大級の戦艦、戦艦と言えば大和、
実力発揮することもなく悲劇的末路辿った戦艦である事は何となく知っていたが、
宇宙戦艦?戦艦が空でも飛ぶのだろうか?

タイトルバック、土の中から現れる船、艦首の穴?はナンダ?OP男声のアカペラ、
さらば地球よ、旅立つ船は、、、
白黒小型画面だけどいきなり魅せられてしまった事は覚えてる、
印象的だったのは劇中サーシャやEDイメージのスターシャ等の女性キャラ、
松本零士氏描く女性キャラは「男おいどん」から既知だったがとにかく独特で、
アニメで描かれたの初めてじゃなかったかな、
アニメにし辛い画だというのは当時ですら想ったけど、
{netabare}
遊星爆弾なるものが地球に降り注ぎ枯れ果てた海に埋もれた、{/netabare}

遥か昔の沈没船旧日本海軍戦艦大和の残骸、、、
再生?蘇り?二話で語られるのは戦艦として生まれてしまった大和の悲劇、宿命、
沈没船鉄屑大和から残骸削ぎ落とすように蘇ったヤマトは、
ノアの方舟?人類の希望?
ヤマトという艦名、当時(今でも)これはとても重要な事に感じた、
菊の御紋艦首に掲げ日本表す同義名与えられた日本の象徴船、
戦艦としての運命は悲劇だった大和がヤマトとして蘇り、
一縷の望み携え人類の存亡かけて十数万光年(←当時よく解ってない)だかの遥かな旅に出る?
こうしちゃおれん、物語佳境入りしたハイジに夢中な妹を、
人類の存亡がかかっとる!というもっともらしい理屈で(←どこが)押しのけ、
毎週家族の白い目線ものともせず視聴に至る、
波動エンジン?光の速度超える超次元航法ワープ?
波動エネルギー充填120%?タキオン粒子?電影くろすげ~じ?
艦首の穴の理由、船体そのもの砲身にするってか?なんじゃそりゃ!?
当時同時期放映されてたアニメとは明らかに異質であり謂わば画期的、衝撃的で、
とにかく毎回夢中で観てた、
音楽も素晴らしく、
破滅間近土気色地球憂う如く或いは希望というにはあまりにも果てしない、
そんな宇宙イメージそのものを詠う様な女性スキャット、
{netabare}
ヤマト発進阻止せんと目前迫る大型ミサイル主砲一閃、{/netabare}
爆炎の中旅立つヤマトBGM等涙物だった、
数年後改めオーケストラにて再録されたBGM集、
アニメ楽曲ものの草分けだが名盤だと想う、
本作低視聴率だった事もあり2クール終了という事らしかったが、
物語そのものはきちんと完結してた、

本作がヤマトブーム、ヤマト革命とも呼ばれるセンセーション巻き起こすことになるのは、
後の再放送が基端、日本全国各地でファンクラブなるものができ、
アニメ専門誌なるものが次々発刊され声優や制作サイド或いはかつての名作にも光があたる、
テレビマンガと呼ばれてたものがアニメとして一種市民権得たようなそんな時代だった、
本作TVアニメフィルムの再利用だったが1977年劇場版も公開される、
当時劇場でのアニメと言えば東映まんが祭りとかゴジラ映画の付録みたいなものばかりだったが、
本作起点に様々な長編劇場アニメも次々公開されるようになった、
本作自身もその後描き下ろしで劇場版二作三作、、、
或いはTV版ヤマト2、3等続編も制作されたが、、
商業的思惑等も垣間観えあまり触れたくないのが本音、

聞く処によると本作ハリウッドにて実写映画化決定だそうだが、
ヤマトが大和と引き離しイメージできない私にとっては、
私的残念な結果に終わった邦実写版以上に??なのが正直な処、
日本の象徴船戦艦大和の悲劇は歴史、
同戦艦からイメージされ希望の象徴として描かれた宇宙戦艦ヤマトは、
架空の産物なれど一種カルタシス的感慨懐かせる作品、
アニメ宇宙戦艦ヤマトはアメリカでも「Star Blazers」という名で放映されたそうだが、
大和でもなくヤマトでもYAMATOでもないものならやめてほしいのが正直な処、

余談的だが「宇宙戦艦ヤマト」、
ヤマトから派生したアニメブームまっただ中で制作された「機動戦士ガンダム」、
そして「新世紀エヴァンゲリオン」、
これら時代を著しく変えたと言われる革命的3作品いずれも、
初回放送時視聴率は散々殆ど話題にすらなってない、
理由?きわめて単純だが(人知れず)つまり観られてなかった知られてなかったが故、
その作品に偶然であれ何であれ、
触れ魅せられた人々(ファン)の口コミ、投書、反響、
作品本来の持つ魅力やパワーの正統認識の重要性、
「これスゲ~面白いんだけど誰も知らないんだよね~」
人知れずそのまま消滅あれば勿体ない話、
という事であにこれレビュー寄稿皆様に改め感謝な今日この頃。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 42

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

間違いなくエポックメーキングな作品

原作なしのオリジナルTVアニメ。

本放送当時、裏番組に『アルプスの少女ハイジ』と『猿の軍団』(← アニメじゃないです)が重なり、視聴率的に不遇だった作品。

だが、私はそんな作品をビデオ録画もできない当時、本放送での見逃しはメインストーリーにほぼ関係ないビーメラ星の回1回のみの見逃しという奇跡的な視聴状況でほぼ全話観ていた。今から思うとたぶん、本作はよっぽど好きだったのだろう。

松本零士先生のマンガが原作であるという誤解が蔓延しているが、本作はメディアミックス展開を最初から想定した作品で、アニメとマンガは同時展開だった。

松本零士版では主人公である古代進(こだい すすむ)の兄、守がなぜかキャプテン・ハーロックになっていたりする超展開があったが、アニメ版では古代守とハーロックは完全に無関係である。

ただ、メカデザインには松本零士氏の影響が大きく感じられる。地球防衛軍側の艦艇もガミラス軍側の艦艇も大変カッコ良く、個人的には本作のメカデザインは大好きである。

ヤマトはストーリー上、単独でイスカンダルに向かうが「地球防衛軍」という軍組織の中の1宇宙船であり、物語の構造として終始「地球 vs ガミラスの戦争」という構造を崩さなかった。

敵のガミラス帝国は独裁者デスラー総統による専制国家ではあったが、そこにはちゃんと住民がいて独自の文化があるという視点は作中でなんとなく保たれていた。

またヤマトとその艦載機であるコスモ・ゼロやブラックタイガーによる戦闘であり、当時普通だったスーパーロボット的なものは一切出てこない。

劇中唯一のロボットは様々な分析機能を持ち、医者の佐渡先生の助手としても働くアナライザーだけである。

本作はヤマトの必殺兵器「波動砲」でも、良く知られる。ムダに発射シーケンスを覚えて諳んじたりした記憶もあったり…。

それと、私が観た中では初めてアヴァンタイトルが付く特殊OPの回があった作品でもある。具体的にはドメル艦隊と七色星団で決戦を行う回だが、この演出には新鮮な興奮を覚えた。

OP曲「宇宙戦艦ヤマト」に様々なアレンジのバリエーションがあることも一部では有名である。この曲の他、作中の劇伴音楽も作曲家として高名な宮川泰が担当しており、オーケストラ演奏によるとても壮大な曲がついている。本作のサントラ盤は素晴らしい。

作画がちょいちょい間に合っていなくて崩壊気味だが、劇中音楽の出来を考えると決して予算がなかったせいではないと思いたい…。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 29

67.1 3 1974年度アニメランキング3位
マジンガーZ対暗黒大将軍(アニメ映画)

1974年7月25日
★★★★☆ 3.8 (13)
63人が棚に入れました
永井豪原作のヒーローが競演するマジンガーシリーズ劇場オリジナル作品第2弾。今作のもう一方のヒーローはグレートマジンガーだが、この映画は同名のTVシリーズより1ヶ月以上も先駆けて公開されている。暗黒大将軍の命令によって、海底基地のゴーゴン大公が地球の中心都市に攻撃を仕掛けてきた。ニューヨーク、パリ、ロンドン、モスクワなど、大都市が次々と壊滅的な打撃を受けるなか、マジンガーZは東京を守るべく出撃していく。だが、超合金Zをも破壊する強敵には歯が立たず…。

柴犬→柴猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

破壊の美学、そしてニューヒーロー見参!

【視聴メモ】
1974年の『東映まんがまつり』の一作。
前年の『マジンガーZ対デビルマン』ではジェットスクランダーを放送中のTV版に先駆けて登場させ、
子供たちを歓喜させたが、今回はそれどころではなかった。
何と最終回を先に見せたのだ。
しかし『マジンガーZ対暗黒大将軍』。
このタイトルからこんな内容を想像していた子供はいなかっただろう。
途中まではいつも通り。
ピンチになっても最後は勝つ。
だが、不利な条件の重なった戦いではあっという間に大ピンチ。
というかもうボロボロ。
無敵のヒーローという地位を確立していたロボの無残な姿に映画館で見ていた私も放心状態。
ついにとどめの一撃。
「もうダメだ!見てられない!」と目を覆った瞬間に現れるグレートマジンガー!
そして流れる主題歌!
圧倒的な強さ!
固唾を呑んで見守っていた子供たちはこの瞬間、ニューヒーローに心を奪われた。
完璧なる主役交代。
70年代のロボアニメ映画の金字塔だ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

東映マンガ祭

子供の頃おせわになったというか、
恋い焦がれましたよ(笑)

あの暗黒大将軍を筆頭とする
機械の中のどこかに悪人の顔が
あるビジュアルに惹かれました。
そしてボロボロになりながらも
立ち上がるマジンガーZ、その限界に
達した時に表れるグレート!
グレートの圧倒的な強さの中、
満身創痍で戦い続けるマジンガー。

子供の頃、グレートを初めて見ただけで
兄弟機でありながら
完全なバージョンアップだと分かりました。
あのビジュアルって、斬新でした。
あざと(奇抜)過ぎず、
原作を大切にしながら
しっかりと改良されていて、、
永井先生って、当時の子供が望むものが分かっていた
かのようでした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

66.0 4 1974年度アニメランキング4位
破裏拳[はりけん]ポリマー(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (23)
98人が棚に入れました
70年代前半、ブルース・リー映画ブームの熱気の中で制作された、タツノコプロのSF格闘アクション。ワシンキョウ市の一角に、私立探偵事務所を構える車錠。彼は国際警察のおこぼれに預かろうという、しがない探偵だ。だがその助手で見た目も凡庸な若者・鎧武士は、実は国際警察・鬼瓦長官の実子で、変身強化服を身にまとう正義の味方ポリマーだった。頑固な父に反発する武士=ポリマーは正体を隠し、今日も世の悪と戦い続ける。
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

推理?そんなものより徒手空拳だ! 

普段は車探偵事務所の助手として働く“鎧 武士”
しかしてその実態は・・・破裏拳ポリマー!

街にはびこる怪人たちを正義の使者ポリマーが打ち倒す、
“コメディテイスト”のSFヒーローアクション(公式)
{netabare}
ええ!? コメディアニメだったの?ポリマー!?

確かに、ギャグだけで言うとチャージマン研!に近い
圧倒的にポリマーのほうが面白いですけど。
(チャー研が1974春で、こっちが1974秋なんですね。)

タツノコイズムのカッコイイピッチリスーツに身を包み、
柔道と空手から編み出した自己流の拳法!

「破裏拳流」で悪の組織をなぎ倒す!!

ひと殴りで敵を天井に突き刺すほどのパンチ力を持ち、
特に説明もなく変身!(変形?)あらゆる環境に適応し
陸海空を網羅する。謎に包まれた無敵のヒーローなのだ!!!

なにより“強い”とにかく“強い”

RXがリボルケインを抜いた時のように。初号機が暴走した時のように。
ポリマーが、常に持ち歩く「ポリメット」をかぶったら・・

視聴者はこう思う  「・・勝ったな・・。」

実は本編でいくつか弱点が出てくるんですけど
その弱点は他のヒーローに比べて緩すぎないか?
とツッコミを入れたい(^_^;)

他にも、なんでピッチリスーツで色んな形になれるんだ?
と思ってました。そうか。。科学の力か・・
{/netabare}
天野喜孝キャラに大河原邦男メカデザインの
タツノコ黄金期の名作、破裏拳ポリマー!

『この世に悪のある限り、正義の怒りが俺を呼ぶ!
 破裏拳ポリマー、ここに参上!』

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

タツノコプロ色が強い!

『新造人間キャシャーン』、
『科学忍者隊ガッチャマン』の
系譜を受け継ぐ、タツノコプロ色の強い作品ですね。
ただ、、『キャシャーン』がシリアスだったのに対して
この作品はコメディ路線でした。
ただ、格闘技ものをイメージしていたので
主題歌等はすごい「気合」が入っています。
【これは2つの意味で、、、
1つはささきいさお氏の声が、
もうひとつは空手等の【チェストー!!】の
掛け声的な】
だから、正直本気なのか
ギャグなのか子供には分からない微妙な作品でした。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

きききき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

タイトルなし

この作品大好きです。
タツノコプロにしては明るい作風でしたね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 1

65.2 5 1974年度アニメランキング5位
ゲッターロボ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (34)
191人が棚に入れました
早乙女研究所で開発されていた宇宙開発用のロボット、ゲッターロボ。しかし、太古の昔、人類よりはるか以前に地上を支配していたハチュウ人類が長き眠りより目覚めて地上奪回を目指して侵攻を始めた。ゲッターロボのエネルギー源として研究されてきた、人類にとっては未知の宇宙線、ゲッター線は実はハチュウ人類を地底へと追いやった元凶だったのである。ゲッター線開発を阻止すべく恐竜帝国の帝王ゴールは早乙女研究所を襲った。テストパイロットと共に実験機を失いピンチに陥る早乙女研究所だったが、浅間学園に通う正義感溢れる3人の高校生、流竜馬、神隼人、巴武蔵の協力によって戦闘用に改装されたゲッターロボが恐竜帝国の魔の手に立ち向かうのであった。

声優・キャラクター
神谷明、キートン山田、西尾徳、吉田理保子、富田耕生、菊池紘子、神弘無、野田圭一

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

ひとつの理想は100万パワー

下校途中に雨が上がったりすると、みんなゲッター2になったよね(゜-゜)
 
謎の放射線「ゲッター線」を研究する早乙女研究所の作業用ロボットがゲッターロボ。
三機の飛行機「ゲッターマシーン」が合体することで、陸・海・空の3つの
タイプのゲッターロボになります。

ゲッター線の影響で、機体は大きさや質量まで変化し、なんとも御無体な変形をします。

おもちゃ会社は困ったでしょうね(^_^;)
 
スーパーロボットの中でも異彩を放つ作品ですね(´ω`)
ここから、様々なお話が派生してます(´ω`) 


 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

当時だからこそ出来たシビアで挑戦的な作品

1974年放送のTVアニメ。全51話。
合体変形ロボットの草分け的作品であり、ダイナミックプロと永井豪石川賢両先生が原案を担当したメディアミックス作品。
石川賢先生の漫画版は同時進行で発表されており、キャラクターの名前とロボットのみ共通の別作品と言った方が適切です。そのくらい全く違います。

当時のロボットアニメは、今のように全体の構成に体系化された王道展開が無いのが特徴ですね。
終戦から30年ほど後の作品で、恐竜帝国とは種の生存をかけて争う展開。スタッフには戦争経験者もいたのかも…と思うくらいシビアな戦争ものです。
ロボットアニメとしては玩具販促を徹底していて、各形態が常に変形しながら戦うのがすごく楽しい。少しおもちゃっぽさがありつつ戦闘内容は凝っていて驚かされます。

録画が一般的ではない時代ですから、一話完結形式で各回展開が早く内容が濃い。
作画は当時としては標準的かな?劇画的な作画も好きですし、動きや表情も生き生きしていて楽しいです。
印象的な劇伴も良いですし、後半になると人気が出たためか挿入歌が充実してきます。ささきいさおさんのゲッターソングってこんなにあったんだね…めっちゃ格好良い。
声優さんも盤石。何人かの声優さんは兼役されているので聞き分けるのも楽しいです。
昔の声優さんたちは発音と発声がハッキリしていて聞き取りやすいですよね。皆さんとても好き。緒方賢一さんは今作がアニメデビューだったそう。


【キャラクター】
「三つの心を一つに」がかなり丁寧に描かれています。
各キャラクターは全体的に味付けが濃い(笑)。皆一長一短で面白いです。
{netabare}
竜馬は基本的にリーダーとして決断力と実行力があり、自分の考えもしっかり言える印象。お父さんとのお話が凄く良かった!隼人と武蔵も竜馬が帰ってきたのを喜んでいたのが微笑ましいです。
ただ、たまに責任感が行きすぎてチームの中でトラブルになったり、苛烈な作戦を発案して視聴者をドン引きさせたりはしますが…(苦笑)

隼人って最初は何せ無口で、雰囲気出したい時も誤魔化したい時もハーモニカ吹いたりとか(笑)。言いたいことがあるなら喋ってよって思うのが面白い。
段々3人がコミュニケーションを取れるようになり、一番印象が変わるのが隼人です。災難続きの姉がいて、3年前に亡くなった母親のことを引きずっており、父親に反発しているなど、仲間がいなかったらもっと大変だっただろうなと思いますね。仲間を得て良かったなと一番感じるキャラクター。

武蔵はマイペースでムードメーカー、失敗しても愛嬌があり、時には意地を張るけど人に譲ることもできる癒しキャラ。3人がまだチームになりきれていない噛み合わない時期でも、安定して一服の清涼剤でした。
竜馬と隼人がぶつかっても、その間に入れて意地を張らなくていい空気を作ってくれるっていう印象でしょうか?武蔵がラストで死んじゃうのがわかっているので何だか最初っから切ないなあと思いつつ視聴しました。

ミチルさんは3人が戦うきっかけになるヒロイン。…なのにたまに一番男らしくなるのが好き。父親の研究に協力して一人前に戦える精神力と周囲へのフォロー力や女性らしさが素晴らしい。正直一番格好良いです(笑)。

早乙女博士がゲッターチームの父親みたいになってる所も良かった。それでいて3人を一人前に扱っているし、自分も戦いに行くし。たまにしか出ませんでしたが、妻の和子さんとの関係や会話も好きでした。最終話で死を覚悟してスーツ着る時の夫婦の会話と雰囲気は一番好き。戦時中の本土爆撃にトラウマを持つ和子さんとの馴れ初めも知りたかったなあ…
夫婦にとってはゲッターチームの3人も我が子みたいなものだろうなと思って和みました。
{/netabare}

【良かった点】
3人の心を一つに、という基本構造をとても丁寧にやっていて、チームが成立するまでに結構時間がかかっている分応援したくなりました。
そのうえで合体変形を生かした戦闘のバリエーションをやりきったのは特筆すべき点。
{netabare}ここまで徹底して3機を入れ替え続けた戦闘描写が毎回続くとは思いませんでした。お話がシンプルな分、戦闘が濃くて時間も長いです。ほとんど間延びしないのが凄い。
死者もかなり出ますし、原子力や生物兵器も登場します。科学的な考証は別にして、当時のスタッフが目を背けてはいけないと思った要素がしっかり組み込まれているのが興味深い。子供視聴者を甘く見てはいませんよね。

味方のドラマと敵のドラマも濃くて面白かったです。
一話完結で録画が一般的ではない時代なので何話にもわたって掘り下げることはありませんが、印象の強い回がかなりあります。
恐竜帝国の描写も終盤に向け切羽詰まって行って、つい両陣営を応援してしまう…。

細かい所としては、ゲッターチーム全員が早乙女博士に対して「僕」と言うのも好き。目上の人に対しては「私」か「僕」なのが、子供向けとしては気を使っている要素なのかなあと。
他のアニメに同じことを求めはしませんし、大人向けアニメならむしろ不要な部分かも知れませんが、私は好意的に取りました。{/netabare}

【勿体ない点】
{netabare}武蔵の死に方が可哀想すぎるのが…。
他の人のために戦うのは問題ないとは思います。でも最後の台詞とか悲しくなるんですよね。中盤でお母さんとの良い話があったりする分悲しみが増します…。

子供向けなのであまり人死にの重苦しい空気を引きずるのは良くはないんですけど、最初に死んだ博士の長男達人さんのことが後半全く触れられず、なかったことになっている感じが流石にどうなんだろうなあと…。

ゴール様の苦労人ぶりもどうにかならなかったのかとちょっと悲しい…。
ユラー様必要だった…?ゴール大帝の苦労が増しただけでドラマ性の拡張やスケールの大きさにも繋がらなかったのが残念でした。
ゴール大帝とゲッターロボの一騎打ち見たかったな…。{/netabare}

アニメアークをきっかけに視聴しましたが、古い作品にも今の作品には無い鮮烈な面白さがありますよね。これほどシビアできわどい内容は現代では出来ないでしょうし。
長い尺を活かしたドラマと戦闘描写が楽しかったです。


【ツイッターメモ】
{netabare}初代ゲッターロボ、dアニメでちょいちょい見てるんだけど毎回濃くて飽きないなあ。全体の構成に体系化された王道展開が無いのが70年台のTVアニメの特長かなと思うけど、それにしても毎回2回くらい出動してるし各形態コンスタントに出るし。子供向けで玩具販促アニメだからそこは徹底してるんだろうな

東映版ゲッターロボ、話がシンプルな分戦闘シーンが長くて濃い。そしてキャラも濃い…。
ミチルさん何度も拐われたりして助けられてるのに、強くて格好良い女性ってイメージ強いのが面白いな(笑)
あと武蔵の魅せ方に愛を感じる。小さい子には人気だっただろうなあ。最後死んじゃうの?え~…

隼人はだんだん喋るようになってきたけど、最初は言いたいことあるならハーモニカ吹いてないで喋ってくれ!!って何度思ったことか(笑)
竜馬、基本リーダー的で格好良いけどたまに変なことするし武蔵に辛口になるな…。バイクに一回転して飛び乗るの笑ってしまう

あと噂通りゲッタービーム効かない…(苦笑)。一撃で決まるとゲッター1だけで良いじゃん?ってなるし2と3の販促にならないから当然ではある。
ここが一気に見られるOVAとは一番違ってて、録画できない時代ならではの不自由で面白い所。


東映版は博士がすごいしっかりしてて頼れる大人だなって思う。あとリョウや隼人が博士と話すとき自分を「僕」っていうの、地味だけど子供に見せるアニメだと意識してる感じが好感度高い。ターゲットを意識して細かく配慮できるアニメ好き。

竜馬、九州男児だったなんて知らなかった…元気くんが親子良く似てるよっていうシーン好き

竜馬のお父さん格好良すぎない?しかも凄く良い人だ…
竜馬が故郷へ帰るのがショックで憎まれ口叩く元気くんめっちゃ可愛いし、竜馬が帰ってきた時の隼人と武蔵が嬉しそうなのとか良い

東映版の20話、戦後30年って当時のリアルタイムだよね…。スタッフも戦中派だろうしこういう話子供向けとしては入れたかったんだろうな…
家族の話でもあるしこういうの私は好き。どういう経緯で博士と奥さんが結婚したのか気になるな(笑)

東映版21話
テキサスマックきた!ネオとは結構違うデザインだけどメリーの戦闘機がハットになったり不思議変形で盾になるのは取り入れてるんだ…(笑)

ゲッターチームが口の悪いジャックを気に入らないのはわかるんだけどそこ意地はってる場合じゃないのでは…みたいなのはあるな。でもこの回一番気が強いのはミチルさんだと思う…


恐竜帝国と人間のはざまで揺れ動く…って東映版22話でもうやってたんだな…。戦士としてはキャプテンラドラで既にやってるから今度はパターン変えてるけど王道って強い。味付けを変えれば何十年経っても通用する。
父の葛藤は良いなあ。ゲッターって父と子の物語が縦軸の一つかもしれない。

竜馬の父が出た回があったからゲッターチームは早乙女博士が預かってる若者って側面も強いし。
そういや子供時代の達人さんも見たかったな…。子供向けで死んだキャラ引きずるのもアレだから仕方ないかも知れないけど忘れられすぎてて悲しい。

それにしても古いアニメは新しい設定とかすぐ追加されるんで戸惑う時も(笑)。
当時は録画できないから見逃したら終わりだから子供が見逃す可能性も考えて長期スパンでの構成は避けていたんだろうけど。

東映版は尺の長さ生かしてゲッターエネルギー発電所の話とか色々やってるのが良いなあ。ただ高校生にロボットに乗るだけじゃなくて死にそうな役割やらせてるのが時代を感じる。車の運転とかしてるし…(笑)

ゲストキャラが老若男女多いのが見てて楽しいんだよね
昔の長期アニメの醍醐味よ

東映版初代31話、これ今じゃ放送できないネタだけど私は好き。隼人が無茶したのは地上にメカザウルスが出たら地上が汚染されるからだよな…まあ結局地上に出ちゃうけど、先手取れたのは大きいと思う。
それにしてもゲッターチーム初期からめちゃくちゃ仲良くなったな!和むなこれ

しかも次もまたヤバいネタじゃん…
バイクで崖から落ちて隼人が竜馬と武蔵を助けるけど、誰も彼もフィジカルメンタル凄いな!?

ちょっと研究しただけで中和剤が効かない薬物作れるとか恐竜帝国の科学力も凄いし、一話20分強のTVアニメでよくこれだけ詰め込むな…。敵前逃亡した前任殺してチリュウ一族の司令官が出撃して討ち死にとか無常すぎるし

何で前任者が敵前逃亡したかって毒ガスに対抗できないからだけど、部下を見殺しにするのはダメだよね…
でもってチリュウ一族の司令官も従わない部下殺しちゃうし…まあわからないでもないけど
東映版33話、リョウと隼人のケンカ回、二人ともいい加減にしろよ!ってなるけど男の子って単純で微笑ましいなあみたいな。とはいえ君らケンカしてる状況じゃないだろとも思うし隼人くんリーダーのこと認めてはいたのねって思うのもある。

これで武蔵死んだらそりゃこの二人の友情はどうしたって強くなるよな…。二人の間に入って賑やかにして意地張らなくて良い空気作ってくれる仲間がいなくなっちゃうんだから


東映版初代、一通り見終わったんだけど濃かった(笑)!面白いけど毎回詰め込みすぎてて疲れた…。
個人的に一番格好良かったのはミチルさん。捕まっても内部工作する回とかあって、人当たり良くて女性らしいからそう見えないだけで女傑だろ!?ってなった(笑)。誰が一番脈があるんでしょうね?

カップリングについてはどっちかというと早乙女夫妻の描写で萌えた。モロ昭和の夫婦だったし少ししか見れなかったけど好みでした。お母さんが健気で最終話で博士見送るのとか切ない…。もっと絡みが見たかった。

なんか予想外の所ばっかり印象に残ってるな(苦笑)
これじゃカップリングばっか気になったみたいじゃないか…(笑)
もともと私は女性キャラのほうが好きなんだよ!男女キャラ半々のアニメが一番落ち着くけど

東映版初代の良い所はやっぱりチーム3人・ゲッター各形態の活躍が片寄らなかったこと。
3人とも長所短所がきちんと描かれたこと。
最初はミチルを理由にゲッターに乗るけど、次第に守りたいものが広がって皆のために戦うようになること。
早乙女博士が3人とミチルを大人として扱い認めていること。

3人は仲良いけど喧嘩もすること。親しくなったからこそ起こる喧嘩もあるよね。

あと、1話完結形式の良い所悪い所がすごく出てた。
前の回の悲劇を次回に引きずらないのは子供向けとしてとても良いことだと私は思う。
でも達人兄さんの話が後半出ないのはやっぱり寂しいなあ…

時代性が出ている所は私は好きなのでむしろ楽しんでた。

でもリョウの決断が結構リスキーなのが多くてヒヤヒヤした( ;´・ω・`)あれはリョウの性格なんだろうか…。あの父にしてこの子ありで納得出来る範囲越えてたなあ

あと個人的に気になった所。時代性や子供向け故にそうなっている点は除いて。

ムサシの最期は色々言われているけど、ホント切ない…。もう少し良い描写にできたと思う…
ゲストヒロイン死ぬ話3回はさすがに多いでしょ…。
あとアニメだからって高校生に車運転させるのはちょっと…(笑)

ムサシの最期が特攻は良くないのでは?って意見がスタッフから出てああなったと聞いたけど本当なのかなあ…。それにしては特攻に近い作戦や攻撃も結構してたような気がするけど…

ユラー様はあれで良かったんか?いなくても話回った気がする…ゴール様が気の毒だったよ…。{/netabare}
(2021.11.6)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 9

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

私をアニメに引き入れた名作

とにかく当時としては画期的な面白さを持ったアニメで夢中になりました。

主題歌も名曲で当時の子供たちはみんな歌ってました。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 7

64.3 6 1974年度アニメランキング6位
てんとう虫の歌(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.6 (15)
72人が棚に入れました
『いなかっぺ大将』に続いてタツノコプロが川崎のぼるの児童向け漫画をアニメ化。健気な7人兄弟の姿を描く。 一週家は両親と7人兄弟から成る大家族。だがある日、両親は病気で死別。遺された小学6年生の長女・月見をはじめ、長男・火児、次男・水男、三男・木介、四男・金太郎、五男・土丸そして次女で末っ子の“ひよ”こと日曜子ら7人は、さまざまな現実に直面しながらも兄弟力をあわせて切り抜けてゆく。『ガッチャマン』の後を受けてスタートした本作は、前作と同様に2年ものロングラン放送となる。なお第68話には、『いなかっぺ大将』の主人公・大ちゃんがゲスト出演している。

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

てんとう虫の羽の上、仲良く並ぶ星なのさ

細かいお話は忘れてしまいましたが(^_^;)
両親を亡くした七人兄弟が一つ屋根の下、健気に生きるさまを描いたお話・・・だったような(^_^;)
 
あまり悲壮感を漂わせることなく、元気に明るい七人兄弟の心温まるハートフルホームドラマ
・・・だったような(^_^;)
 
いじめっ子が、ブラジル移民で大成したおじいちゃん家に引っ越すことになったエピソードって、この作品でしたっけ?(´・ω・`)
 
「いなかっぺ大将」だったかな?(゜-゜)
まぁ、そんな時代でしたね(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 5

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

日常系と呼ぶには設定が、、、

両親を事故で亡くした兄妹7人が
力を合わせて生活していく様を
描いた作品なのですが、、、、

日常系と呼ぶには少し設定がえぐ過ぎです。
7人の祖父は大富豪で、
7人を大切に思っているにも関わらず、
あえて自分から面倒を見ようとはせず
大豪邸の敷地内に、わざわざ7人の為に
バラック小屋を建てさせ、そこで生活させていた。

確か一番上の子で小学生6年生、
一番下の子は小学生前だったはず、、、
7人の生活費は上の姉や兄のバイト代だった。
(可愛い子には旅をさせろ、
と言うが流石にこれは、、、)

7人の名前が一週間の月、火、水、木、金、土、日に
絡めていた。
特に長女が健気だった。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

あにめじさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

記憶薄い

ほりえみつこさんの主題歌は何となく覚えている。
でも内容はあまり覚えていない。
結構ご長寿番組だったのになぁ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

64.1 7 1974年度アニメランキング7位
魔女っ子メグちゃん(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (32)
138人が棚に入れました
魔界の次期女王候補でライバル同士のメグとノン。女王にふさわしい資質を身に着ける修行のため、2人は人間界に送られ先輩魔女である神崎家と郷家の娘として暮らすこととなる。普通人を装って生活することになった2人の周囲には次々に騒動が発生し……。

声優・キャラクター
吉田理保子、つかせのりこ、大竹宏、山口奈々、はせさん治、山本圭子、千々松幸子

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

東映魔女っ子シリーズ最高峰作品

原作無しのオリジナルTVアニメ。

魔界の次期女王候補として修行のために人間界にやってきたメグのお話。タイトルは「魔女っ子メグちゃん」であり主人公は間違いなくメグなのだが、同じく次期女王候補であるノンの存在が本作では大きく、やや「W主人公」に近い感じもしなくもない。

近年の多くの魔法少女ものでは人間が何らかの経緯で魔法を使えるようになることが多いですが、それらとは異なりメグもノンも生来の魔女であり、出身の魔界は明確に人間界とは異世界という設定です。

が、魔界側から人間界に人を送り込むことは可能であるらしく、メグが人間として暮らす神崎家もノンが人間として暮らす郷家も、母親役をしているのは先輩の魔女だったりします。

人間に情が移って「魔法で人間を助けてあげたい」と考えるメグも、「魔法が使えない人間は下等種族だ」と考えるノンも根底のところでは「魔女の方が人間よりも優れている」と考えているとも解釈できて、メグとノンが裏表の存在であることで本作のドラマとしての魅力が増しているように思われます。

そんなメグとノンだがライバルとして反目し合うだけではなく、大きな目的のためには協力し合える理性的な関係でもあり、ストーリー的にはかなり面白いと思います。

ただ6クール(1年半)というかなりの話数の作品であるため、改めて全話観ようとすると大変かもしれないですね…。

2017.6.23追記:
私の知る限りでは、おそらく初めての「魔法少女同士がバトルする」作品です。しかも、この時点で既に「魔法を使用しない物理攻撃も辞さない(殴る、蹴る、掴む、etc.)」という原型が出来上がっているのもさすがという他はありません。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 32

四文字屋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

60~70年代の、NET月曜7時の少女向けアニメ枠の金字塔ではあるけれど、メグちゃんの最大のライバルは実はノンではなく、キューティーハニーだったんで、

男子小中学生もあきらかに視聴ターゲットとして意識した、
お子様向けチョイエロ路線に梶を切ったオリジナルアニメの意欲作。

魔法使いサリーからつづく、
NET(現テレビ朝日)の少女アニメ枠でありながら、
東映魔女っ子シリーズでは異色な、お色気要素が詰め込まれていたのは、
当時ライバル視していた、同じ東映動画制作・NET放送の
キューティーハニーと張り合っていたからこその大サービスで、
男の子にとって、ハニーの視聴は背徳感があって親の目線が痛かったが、
メグちゃんは、伝統の魔女っ子シリーズなんで、
妹でもいれば何も恐れず堪能できたのがポイントだった。
(まさしく自分がそうでした。)

チョイエロにシフトするために、
主人公である神埼メグの年齢設定を中3にしたのも刺激的で、
OPからパンチラ全開、
本編でも透け透けネグリジェやらお風呂シーンやら大健闘、
ハニーのむこうを張って頑張ってくれました。

そして実は重要なことなのが、
このジャンルに詳しくないから適当だけど、
ライバル魔女=ノンが出てきたり、裁定者がいたりして
現在の魔法少女モノの原型ともとれる設定を多数盛り込んだのも、
今にして思えば、オリジナル作品ならではで、
ハニーと対抗するために智恵を絞った結果、
先見的にして、東映魔女っ子シリーズの最高傑作となったのでした。

東映魔女っ子シリーズの作品群の中で、
どれかひとつ視聴するチャンスが今あるなら、
やはり見たいのは、メグちゃんです!笑

投稿 : 2024/04/13
♥ : 22

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

スケスケネグリジェ中学3年生

なぜかキャットファイトシーンばかり記憶に残ってる魔法少女アニメ

OPからパンチラで本編ではスケスケネグリジェ着用
主人公神崎メグの口調は「バカ野郎」「こんちくしょう」
立ってるだけでパンツが見えそうなオレンジ色のフリフリワンピースで、青いミニワンピースのノンとキャットファイト
白いパンツとブラだけで大暴れしているシーンも一度や二度ではない

72話もやってたという大人気シリーズ
サリー109話アッコ94話に次ぐ大ヒットとなった

絵もきれいで登場人物も可愛いので男女とも同じくらい人気があったシリーズ
メグちゃんの声の吉田理保子は、なんとまいっちんぐマチ子先生もやってたんです

東映魔法少女シリーズの最高傑作で異議ありませんね!!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 15

63.8 8 1974年度アニメランキング8位
はじめ人間ギャートルズ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.5 (42)
204人が棚に入れました
漫画家・園山俊二の『はじめ人間ゴン』と『ギャートルズ』を原作とする原始時代コメディ。まだ文明の影もなく、水平線がどこまでも続くギャートルズ平原。そこに原始人=はじめ人間が暮らしていた。その中の一家族の少年ゴンは類人猿のドテチンが友だち。お酒好きで怒るとこわいが、男らしくて優しい父ちゃんから狩りを学び、立派なはじめ人間に成長していく。カタキバオレマンモスやヒネモグラたちも、この時代の愉快な仲間だ。

声優・キャラクター
丸山裕子、肝付兼太、花形恵子、たてかべ和也

石川頼経 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

確か、ゴンたちは原人、ドテチンは猿人という設定でした。

原始時代を舞台にしたコメディ作品です。

なんだか、漫画盤、旧作、新作で設定がいろいろ変わってますが、
現在の最新の設定ではゴンたちはクロマニヨン人、ドテチンはゴリラという設定ですが、

本来の設定はゴンは石斧要するに打製石器を使ってた原人の筈です。
現生人類とほとんど変わらない、クロマニヨン人なら、もう少し、文明度は高い筈でしょう。

あと、ドテチンですが、間違いなく「猿人」の筈でした。
ある回で、ゴンたちが利用していた温泉が(ドテチンそっくりに描かれている)猿人たちに占拠されてしまい。
ゴンの父親が「ちくしょう、最近、猿人の奴ら知恵を付けてきやがった」というセリフは今でも耳に残っています。

ちなみに現代の原始人の区分ではネアンデルタール人が属していた「旧人」という区分は無くなっていて、
猿人→原人→新人という区分になっています。
ネアンデルタール人はこんにちではクロマニヨン人と同じ新人に区分されており、脳容積はクロマニヨン人より高かったにも関わらず、
「喋る」能力がクロマニヨン人より著しく劣っていたため、クロマニヨン人に滅ぼされたというのが定説化しています。

また、作品とはあまり関係ない話しを書いてしまいましたね。失礼・・・

追加 ドテチンが猿人からゴリラに設定変更されたのは、やはりそうしないといろいろ倫理上、問題があるかららしいですね。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 17
ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8

名曲EDそして不思議系アニメの元祖

原作:園山俊二
掲載誌
『ギャートルズ』:週間漫画サンデー
『はじめ人間ゴン』:学習研究社 科学と学習
『くたばれギャートルズ』:小学館の学年誌

放送期間
TBS系列:1974年10月5日 〜1975年3月29日(26話)
旧NET系列:1975年4月5日 - 1976年3月27日(51話)
アニメ制作:朝日放送、東京ムービー

OP『はじめ人間ギャートルズ』
作詞:園山俊二
作曲 :かまやつひろし
編曲 :あかのたちお
唄:ザ・ギャートルズ

ED『やつらの足音のバラード』
作詞:園山俊二
作曲:かまやつひろし
編曲:あかのたちお
唄:ちのはじめ(若子内悦郎)

学研の雑誌で先に原作を読んでいて、のちにサンデー版のコミックを読みました。
テレビ版はどうやらサンデーと学研をミックスしたような内容です。
ストーリーの基軸は大人向けサンデーで、放送用はゴンを登場させた子供向け学研バージョンのキャラですね。
テレビ版のストーリーは小学館の学年誌に連載されていましたけど、読んでいたはずなのに全くといっていいほど、この記憶がないんですね・・
同じく連載されていたドラえもんのパンチがあまりに強烈で忘れてしまったのか・・

{netabare}サンデーでは神の国からで神様がバクチをしながら暇潰しに作った地球でギャートルズが生まれたような流れになっています。
その後、氷河期を経て文明が発達し現代社会に至り、第三次世界大戦で人類が滅亡するという壮大な世界観なんです。
今考えてみると、園山氏の世界観設定が『史的唯物論』に極めて酷似していますけど、早稲田の商学部出身なら世代的に『資本論』を学んでいますね。
『ギャートルズ』が掲載された当時は安保闘争と学生運動の真っ盛りで青年向け漫画雑誌はガロとかの左翼系雑誌の全盛期です。
ガロ掲載の『カムイ伝』の世界観も元ネタが『史的唯物論』ですし『鬼太郎夜話』は反戦漫画。
『史的唯物論』が世界観のベースならギャートルズ達の生活はマルクス・エンゲルスが理想としていた「原始共産制」をイメージしたのかもしれませんね。
『資本論』では資本主義の崩壊を予言していますけど、文明の発達と経済の発展は両輪ですから極度に文明が発達するとどこかで暴発することはマルクスらも指摘していますので『史的唯物論』に則った世界観なら「資本主義崩壊」=「人類滅亡規模の戦争」でまあ納得できますね。
つまり『ギャートルズ』は極めて政治的メッセージが強い漫画だったと考察するしだいです。
園山氏が旧社会党や極左を含めてマルクス主義活動に従事していた事実は私が知る限りありませんけど、園山世代での大学への進学は所謂インテリに該当し、当時のインテリからマルクスは支持されていたことを考えると世界観設定にマルクス思想を活用することは特別不思議なことでもなく、また園山氏の作風は社会風刺や社会を皮肉るナンセンスギャグ、つまり反体制的ですのでマルクスと親和性が高いのも当たり前ですかね。
しかし、マルクス主義思想の恐ろしいところは、正面切って政治的なメッセージを発しなくても『史的唯物論』のようなイデオロギーを仕組むことが可能で、思想的な防御がないと知らず知らずのうちに思想を汚染してしまうことです。
1970年代に各地で爆弾テロを引き起こした極左集団「東アジア反日武装戦線」の教義のベースも『史的唯物論』ですからね。
まぁレビューは反共が目的ではないので『ギャートルズ』の筋書きを浮き彫りにしたところで止めておきます。

アニメ編はゴン一家や隣人を中心に、原始時代といってもあくまでファンタジックな世界観で繰り広げられるナンセンスギャグコメディで、石の貨幣(ヤップ島の貨幣のような)マンモスの骨付き肉やサル酒が記号的に取り上げられています。
アニメと原作の設定が入り混じっているかもしれませんけど、ゴン一家はクロマニヨン人でゴリラで描写されたドテチンはネアンデルタール人だっと思います。
男性は裸族ですっぽんぽんのモブもいましたし、女性は肩から毛皮を羽織るスタイルですけど、ゴンママはおっぱいが片方露出していて乳首も描写されています。
今は修正しないと放送出来ないでしょう。
サンデーの方の原作は際どい猥褻表現が多く、その流れがテレビ版に反映されたのでしょうかね。
学研版では性器や乳首の露骨な描写はなかったと記憶しています。
この作品はリアルタイムで視聴ですけど、子供の頃のことで各話ごとの具体的な内容の記憶はもう飛んでいますけど、今でも記憶が鮮明に残っているのはED曲、これは名曲です。
番組の最後にこの曲を聞くと、何ともいえない虚無感に包まれたことを思い出します。
当時は気がつきませんでしたけど、この歌詞はアニメ版より原作『ギャートルズ』の壮大なスケールに則って作詞されていますよね。{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

なんにもない大地に ただ風が吹いてた

台詞やオノマトペが石化して具現化するって技法はやっぱりこの作品からなんですかね?(゜-゜)
 
はじめ人間のゴンと、はじめゴリラのドテチンが繰り広げる、原始時代ギャグ(´ω`)

主題歌、特にEDは名曲ですね(´ω`)
なんどもカバーされています(´ω`)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

63.1 9 1974年度アニメランキング9位
小さなバイキングビッケ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (22)
123人が棚に入れました
スウェーデン王国の児童文学作家ルーネル・ヨンソンが1960年代に著したジュブナイル冒険譚をアニメ化。バイキング・フラーケ族の族長であるハルバルには息子がいた。その名はビッケ。身体が人並みよりも大きくて力自慢のハルバルに対し、ビッケは身体こそ小さいが大層な知恵者だった。妻のイルバに苦言を呈され、名誉回復を望むハルバルは息子のビッケに石の運びくらべで勝負をしようと提案。だがその結果は頭脳を活かしたビッケの勝利に終わり、これを機に彼はバイキングの遠征に加わることを認められた。詩人のウルメたちとともに大海に躍り出るビッケ、一行を待ち受けるものははたして。本作の製作は途中までズイヨー映像が担当し、第53話以降は日本アニメーションに委ねられている。

声優・キャラクター
栗葉子、松金よね子、富田耕生、滝口順平、八代駿、里見たかし、北村弘一、和久井節緒、西尾徳、中西妙子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

大きな功績のビッケw

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
内容としては、海賊を扱った、ほのぼの子供向けのアニメ。

主人公は、海賊の頭領の息子「ビッケ」であり、力はないが、口が達者で頭の回転が早い少年である。

そんな「ビッケ」が、力は強いがどこか間の抜けた、でも、温かな海賊達をリードし、様々な冒険を繰り広げていくアニメです。

ちなみに、「観終わった」になってますが、多分、全話は観ていないと思います。如何せん、ガキの頃で、記憶が定かではない(苦笑)

あにこれの区分に、「観てた」とか「観たことある」があれば良いんですが。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
ONE PIECEの作者、尾田栄一郎さんが、本作のファンであるのは有名な話ですね。

ちょうど、1巻で、シャンクス達に可愛がられているルフィとか。ビッケは、ああいう雰囲気がしますね。

豪快で、陽気で、前向きで、時折、鋭い。

本来、略奪などを行う海賊に、「陽気」「正義」「和み」なんてイメージを付けたのは、大きかったと思います。

それに、当時の(同期は、デビルマン・ガッチャマン・ど根性ガエル・マジンガーZ・赤胴鈴之助など)冒険ファンタジーで、弱い(非力な)少年を、主人公にしたのは、珍しいというか、先見の明があったのでは?と思います。

ちなみに、日本語ではどちらも「海賊」ですが、ビッケはバイキングで、ONE PIECEはパイレーツですね。バイキングは、北欧の民族を指しますし。

なんにせよ、ビッケがなければ、(日本一売れている漫画である)ONE PIECEは生まれなかったらしいので、その功績は凄まじいものがあると思います。

だってねぇ、もし、ビッケが「ヴィンランド・サガ」のようなシリアスなストーリーで、ルフィが復讐のために生きてたら、こんなに全世代に愛される作品にはなってなかったでしょうし(笑)

あ、ヴィンランド・サガ自体は、原作全部買ってるほど、好きなんすけどね♪
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 13

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

海賊版一休さん

・・・いや、こっちの方が古いんですけどね(^_^;)

子供の頃「食事中はテレビを消しなさい」と言う父が
ビッケだけは別という我が家のルールを思い出します。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

山瀬マミが熱く語ってたね昔・・・

子供が見るにはすごく面白い。
余裕で世代ではないので再放送組み。
当時安心のテレ東

ストーリー、テーマは簡単。バイキングの次期族長の天才少年ビッケ。チビでやさしくって、勇ましくもない、でも持ち前の頭の回転で数々の困難のユーモラスな船員たちと乗り越えていく。
主題歌はかなり好きだなぁ・・

投稿 : 2024/04/13
♥ : 2

59.2 10 1974年度アニメランキング10位
グレートマジンガー(TVアニメ動画)

1974年夏アニメ
★★★★☆ 3.2 (30)
133人が棚に入れました
天才・兜剣造博士は、実験中の事故で瀕死の重傷を負ったが、父・十蔵博士の手により、サイボーグとして蘇った。その後、きたるべきミケーネ帝国との戦いにそなえ、父十蔵の設計したマジンガーZをパワーアップさせたグレートマジンガーを製作。孤児の剣鉄也と炎ジュンを引き取り、パイロットとして育成しながら戦いの日に備えていた。息子・甲児がマジンガーZでドクター・ヘルと戦っている間、兜剣造はその戦いを見守るのみであった。だがドクター・ヘルの敗北後、地底に潜んでいたミケーネ帝国が地上侵略へと乗り出す。彼らの兵器「戦闘獣」の前にマジンガーZはたちまち追いつめられてしまう。この時、ついに兜剣造はグレートマジンガーを出撃させた。剣鉄也のグレートマジンガーは初出撃で戦闘獣を一蹴してその力を示した。以後、マジンガーZに代わってグレートマジンガーが地上を防衛する任に就き、ミケーネとの新たな戦いが始まったのである。

声優・キャラクター
野田圭一、中谷ゆみ、柴田秀勝、大竹宏、沢田和子、緒方賢一、加藤治、矢田耕司、キートン山田、北浜晴子、神弘無

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1

必殺パワーサンダーブレーク 悪いやつらをぶちのめすグレートタイフーン嵐を呼ぶぜ

ダアッシュダアッシュダンダンダダン ダアッシュダアッシュダンダンダダン  スクランブルーーーダアッシュ
ババン ンババンババン

まあこれを書きたかっただけなんですけどね 歌はマジンガーZに続き水木一郎
はっきりいってマジンガーZは全然覚えていません 知らないのかも
と言うことはグレートマジンガーの途中からでしょうね

ウィキによると破壊の限りを尽くしたマジンガーZに比べて抑えたとある
すいません、実はあんまりは覚えていないんですよね
子供心になんで兜博士は剣哲也を可愛がって息子をどっかにやったんだろうと思ってました

剣哲也 22歳→19話から18歳 外見も変更
こんな信じられないことを当時はやってたんですね
炎ジュン いまいち可愛くないヒロイン ハーフらしいですが今見るとブラジル系っぽい  羽つけて踊ってそう

この二人がそれぞれグレートマジンガーとヴィーナスに搭乗して、ミケーネ帝国の戦闘獣と戦うわけですが、サンダーブレークがかっこよくてもう
永井豪系のロボットものでは並ぶものなしのかっこよさだったと思います

暗黒大将軍とか地獄大元帥とか七大将軍とか、懐かしいというよりはギリギリの記憶の絞り出しでなんかそんなようなって程度です

劇場版「マジンガーZ対暗黒大将軍」は昔見たのでそれが交代劇だと思ってたら、実はテレビ版マジンガーZ最終話のリメイクに近いと今知りました

全56話 たぶんほとんど見たと思うので視聴したことにしときます

スパロボでは常に最終決戦まで サンダーブレーク!

投稿 : 2024/04/13
♥ : 11

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

明日に向かって闇を切り裂け

グレートの登場は衝撃的でしたね(゜-゜)
 
「マジンガーZ」の最終回に登場したんですが、マジンガーZがまったく歯が立たなくて
ボロボロにした戦闘獣をあっさりと粉砕しました(゜Д゜)

調合金Zで出来たマジンガーZを破壊したミサイルを、調合金ニューZで出来たグレートは
掌底一発で防いじゃったりします(゜Д゜)
 

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

当時は結構好きでした。

マジンガーZの続編的設定で、メカもZのパワーアップ版として登場。 それゆえに圧倒的強さで、主人公剣鉄也も英才教育を受けたエリートパイロットぶり。 
兜光司にくらべ人間的面白さや、スポ根的要素に欠け面白みがなかった。
商業的にもZには満たなかったようだ。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 3

58.8 11 1974年度アニメランキング11位
カリメロ(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.1 (16)
110人が棚に入れました
卵の殻の帽子をかぶる黒いヒヨコのカリメロ。鳥なのに空が飛べないと劣等感を抱くが、性格はとても素直で頭も良かった。周囲の鳥や動物たちからはそのドジぶりをからかわれることもあるけど、ガールフレンドのプリシラとはとても仲良しだ。失敗なんかにクヨクヨしない。カリメロは今日もがんばる。

声優・キャラクター
三輪勝恵、野村道子、肝付兼太、八奈見乗児、野沢雅子

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

たまごの帽子を かぶっチャオ

・・日伊合作の作品だったんだ(゜-゜)
それで主題歌にやたらと「ちゃお」が出てくるんだね(゜-゜)
 
何故だか好きだったなぁ(゜∀゜)
黒いヒヨコのカリメロが黒いからいじめられるって、今じゃNGだよね(゜-゜)
 
カリメロが黒い理由ってなんだったっけ?(゜-゜)

投稿 : 2024/04/13
♥ : 8

57.8 12 1974年度アニメランキング12位
昆虫物語 新みなしごハッチ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 3.0 (14)
93人が棚に入れました
ついに最愛の母と妹アーヤに再会したハッチ。しかし幸せは永くは続かなかった。スズメバチたちの来襲によって母を失ったハッチは、アーヤを新しい女王にすべく母の故郷”美しの丘”を目指す。

声優・キャラクター
栗葉子、野村道子、北浜晴子、堀絢子、峰恵研、前田敏子
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

驚愕の新展開( ; ゜Д゜)

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
自分的、蜂レビュー、シリーズ完結編です(笑)

まあ、あにこれのあらすじにも載っているんで、ネタバレじゃないんでしょうね。



母親、死にます(驚)w



1期であんなに苦労して母親と再会したのに、1話目で、わりとあっさり逝きます(汗) これには幼心に、「そりゃないぜ~」と思っていた記憶が……。しかも、妹を新女王にするために、もう一度過酷な旅に出るとか、う~ん。

『前作の続編(続編はタツノコ初)。前作でめぐり会えた母が死に、本当のみなしごになったハッチが、母の遺言を元に、妹のアーヤと共に「美しの丘」へと旅立つ物語。前作より遙かに少ない26回で打ち切り終了した。』

と、Wikiにありました。そりゃそうだ(苦笑)

しかし、なんで私はこんなに「みなしごハッチ」を観ていたんでしょう? 多分これ、レンタルビデオか何かで観てたんでしょうが、ウチの親は、私に何を伝えたかったのでしょうか(苦笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
最後は確か、ハッチや妹のマーヤ、あと、他の昆虫の仲間(子供)達だけで、(亡き母の故郷である)美しの丘に辿り着くんでしたっけ? そこで、若い世代による新王国樹立? その辺がテーマ性?

よく分からんが、一応ハッピーエンド。でもまあ、スタートがすでに最高にバッドスタートだからな~。その後に何をやっても悲劇にしかならんよね。

正直、蛇足。作らなくても良かったアニメなんじゃないかな~と。
{/netabare}

投稿 : 2024/04/13
♥ : 12

50.0 13 1974年度アニメランキング13位
チャージマン研!(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★☆☆ 2.4 (122)
340人が棚に入れました
宇宙からの侵略者を相手に、超科学の強化服を装着して戦う少年ヒーローの活躍を描くSF冒険もの。21世紀後半。地球は高度な科学文明を築いていたが、そこに侵略者・ジェラル星人の魔手が迫る。はるか200万光年の彼方から来襲した強大な侵略者相手に戦うのは、スーパーヒーロー・チャージマン研。その正体は、特殊強化服で超パワーを得た泉研少年だった。陸海空を自在に進む愛機スカイロッド号に乗った研の戦いが続く。72年の先行作『アストロガンガー』で巨大ロボットアニメを手がけたアニメ製作会社ナックが、続いて挑戦した正統派SFヒーローアニメ。平日の夕方、毎回10分で1話完結の帯アニメとして製作放映された。

蒼い星 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0

問題作。

あらすじ

やあ、みんな!チャージマン研!は1974年の4月初頭から6月末まで放送されたSFヒーロー活劇なんDA!
西暦2073年、原子力によって科学技術が発達した夢の様な近未来、人類は幸せに暮らしていたんDA!
でも、母星に住めなくなった…かわいそうなジュラル星人、彼らは移民先に地球を選んで侵略をしに来たんDA!
しかも、住めなくなった原因が日本人がジュラル星に地球の植物を植えて生態系が破壊された…とひどい話だろう?
でも、人類にとって、それは知ったことじゃない、地球は人類の物!これは、生存権を賭けた戦いなんDA!
そして、このアニメは地球の平和を守るため!悪いジュラル星人の絶滅を心に誓った、
僕らのヒーロー・チャージマン研の戦いの記録なんDA!

登場人物

 泉研
チャージマン研の正体。変身じゃなくて変装らしい。(服は変わらないのに)
正義のためなら人間に犠牲者が出てもほとんど気にしない。ていうかしょっちゅう見殺しにしている。
むしろ、ジュラル星人抹殺を楽しんでるシリアルキラー。
友達だろうと、惚れてた美少女だろうと、正体がジュラル星人とわかると即SATSUGAI!
子供らしい可愛らしさを必死にアピールしようとしているが正直ウザい。ていうかマジキチww
変身するときのKVが未だに謎。やっぱりキチガイビクトリーなの?

 泉キャロン
研の妹。おしゃまな性格。家族の名前が博、さおり、研なのに何故ひとりだけ外人っぽいのか?
キラキラネームを昭和50年前に先取りしてたのか?まさに先見の明。

 研の両親
医者の父・博と主婦の母・さおり、一見優しくて素敵っぽい親に振舞っているが、
研が間違いなく彼らの息子だと納得できる狂気が時折垣間見える。

 バリカン
ヤカンのようなボールのようなブサイクなロボット。
マスコットキャラらしいが可愛くもなければ、かなりウザい性格をしている。

 吉坂博士
通称・生足博士。日本を代表する科学者らしいが明らかに不審人物。

 ボルガ博士
かわいそうなボルガ博士。

 チントン亭
「一体何がどうなってんの?」

 ジュラル星人
演技派だが弱すぎ。撃ってくださいと言わんばかりに、胸部に的がついている。

 魔王様
頑張れ!   

駄アニメとしてこれは、ネットではカルト的な人気がありますね。
私は、二年前ぐらいに全部見ました(物好きだな…)

とりあえず…レビューを!

 物語の評価 
社会派なテーマを盛り込んでいましたが、
今でなら放送事故レベルの危ないエピソードがやたら多いです!
色々とおおらかな時代だったんですよね。

 作画の評価
古いアニメということを考えても処理とか酷くて
最低レベルだと思います。
キャラデザは、ほりが深くてやたらと濃いですね。

 声優の評価
劇団近代座のひとたちが熱演してましたね。
でも、滑舌悪すぎて空耳のネタにされています。

 音楽の評価
キチレコとかいろいろ印象的な曲が多いですね。
あと、効果音が仕事しないことで有名。

 キャラの評価
主人公の研くんが一番頭がオカシイですね。
敵であるジュラル星人のほうがよほど人間的です。

 総評
あの鉄腕アトムの丸パクリ企画、スーパータロムが原型らしいです。
興味がある方は、スーパータロムで検索してみてください。
盗作で訴えられるレベルのヤバさで抱腹絶倒間違いなしです!

このアニメは珍味としてなら十分に面白いと思います。
でもやっぱり点数で評価されるには完成度が低すぎでしたorz

投稿 : 2024/04/13
♥ : 45

ワタ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0

かわいそうなボルガ博士。

40年前に放送された伝説のキチ○イアニメ。
キャスト陣の絶妙な滑舌、陰毛が映り込む背景、味わい深い余韻を残す尺余りに加え、
「倫理観?整合性?知らんな」と言わんばかりの超展開の連続など見所満載。

全65話ですが、OPEDを除けば1話5分半ほどのショートアニメなので、約6時間で完走可能。
ただし、ぶっ続けで見てしまうと「エエ゛ーイ!」と奇声を発したり
これから毎日家を焼きたくなったりするなど、精神に異常をきたしかねないので注意。

主人公・泉研のヒーローとは思えない鬼畜外道っぷりは笑えるんだけど
それ以上に、あの憎たらしい表情やポーズを見るたびにムカついてくるので
敵であるジュラル星人に肩入れしてしまうことに。
ビジュアル、やたら回りくどい作戦・・・妙に愛嬌を感じさせてくれます。

このようなキ○ガイアニメを作ったスタッフに敬意を表して
評価はオール☆1とさせて頂きます(MAD動画として見ればオール☆5)










   






   ξ

投稿 : 2024/04/13
♥ : 44

こたろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9

最悪・最低も、極わまるとむしろ人気になるという不思議

世に三流といわれるものは数多くあれど、三流の中でも傑出していると際立ってしまい、イジるネタとしてネット上で話題になる・・・・そういう時代ですね。
チャージマン研!は、まさにその典型例。
動画サイトなどで検索してみると、そのカルトな人気ぶりが伺えます。
「昔の作品だから仕方ない」という一言では片づけられないカオス。ネタ作品として、これ程見所が満載なのも珍しい。
ツッコミに次ぐツッコミでアッという間の5分間です。
もう、視聴してて、忙しいったらありゃしないッスw


真面目に解説するのもアホらしいですがw、一応どんな内容かと申しますと、悪い宇宙人から地球を守る正義の味方、チャージマンの活躍を描いたお話。
研という少年が変身して未来チックな乗り物や光線銃を駆使して悪と戦います。まー、”男の子用TVまんが”ではありがちな設定です。悪者が悪さをして正義の味方がやっつける、めでたしめでたし、チャンチャン♪
毎回、これを繰り返すだけの五分間のショートアニメです。(全65話)
設定や作風はごくありふれた、古臭い泡沫作品と何ら変わりはありません。

さて、そんなチャージマン研!ですが、現代になって着目されるのにはもちろん理由があります。
動画サイトで、通称「チャー研」と呼ばれて愛される本作。特筆すべきところは、やはりその品質の低さ。
崩れまくる作画、紙芝居でも再現できるような動かない動画、棒読みで早口の聞き取りづらい声優、映像とズレるテンションの低いアフレコ、気まぐれにしか入らないSE、無音になるシーンもしばしば。
毎回が放送事故?といってもいいレベルです。

映像的に酷いのもさることながら、それにも増して凄まじいのが内容の破綻ぶり。突き抜けています。
たぶん、このアニメの制作現場で重要視されていたのは、ストーリーでも作画でも演出でもなく、”五分間持たせる事”、いわゆる尺稼ぎ。ただその一点のみ。
どこかからパクってきたエピソードで合間を繋いで、時間が来たらとにかく畳む。それまでどんな話が展開されていようと、だいたい最後は「もう、めんどくせぇ」って勢いでチャージマンは敵を皆殺しにして終わります。もうね、研が変身したら問答無用の虐殺タイムの始まりです。

敵じゃない一般人でも、不都合ならもちろん見殺しにします。ヒデェ利己的な正義のヒーローですw

ネタとして笑わせようとか、奇抜なことをやってやろうという意図からくるものではなく、なんというか「子供のみるものだから、テキトーでいいや」的なやっつけ仕事の産物なんですよね、コレ。まさしく子供だまし。子供をなめんな!アニメをなめんな!!って言いたくなっちゃいますが・・・・・予算、無かったんでしょうねぇ。

そのあまりの出来の悪さに大爆笑。
悪趣味ですが、嘲笑の対象として、これほど傑出したアニメは他にみたことがありません。

視聴なさるのなら、ニコニコ動画のコメント付きで。
みんなでツッコミながらみるのが、このテの作品のお約束ですw

投稿 : 2024/04/13
♥ : 38

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ダメおやじ(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.4 (9)
50人が棚に入れました
『週刊少年サンデー』で連載され、三波伸介主演の実写映画も作られた古谷三敏によるペーソスサラリーマン漫画が原作。会社でうだつのあがらない日々を過ごすサラリーマンの天野ダメ助。だがそんな彼にとって本当に大変なのは、家で待ち受ける悪妻のオニババこと冬子や子供たちの無残なシゴキだった! 何とかいい父親でありたいと願うダメ助の思いをよそに、今日も会社から帰れば家族のいじめが……。そんなダメ助に平穏な時は来るのか? アニメ版の製作はナックが担当。テレビ東京(当時は東京12チャンネル)自身がはじめて製作に関与した作品でもある。主人公のダメ助は個性派俳優・大泉滉、その長男のタコ坊は名子役として名を馳せた雷門ケン坊が演じた。

お寿司ちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

元祖欝アニメ。儚き狂気のフルボッコ

日本における元祖欝アニメ。

赤塚作品に一種の儚さはつきものだが、
古谷三敏は、この作品で儚さと狂気を
さらに加速させた作品に仕上げている。
(初期は赤塚自身も古谷を名乗り、書いていたようだが)

社会的にも受ける精神的暴力や肉体的暴力。
そして、本来愛する者からも受ける暴力の嵐。
あまりにもツラすぎて、毎回見ていられない。
連続して見続けると何もかもが嫌になる、
本物の欝アニメ。
見ると時は、時間をおいて数話ずつ見ることを
オススメする。

ここまで精神的に追い詰めてくる作品は、
成熟し尽くしたアニメ作品の中でもなかなか見当たらない。
当時、TVで放送していたのも大らかな時代なのだろう。
特に、初期は凶暴さを越えて狂気としか言いようがない。

現在とは時代背景こそ異なるものの、
イジメや草食・肉食系とか言う言葉がある種
極まったこの現代に、不思議なほどしっくりとハマる。
逆に、当時の時代背景で、ここまでの内容の作品を
作り上げていた先見性には目を見張るものがある。
そういった意味では、この作品が奇異で異色な作品で
あったかが良く分かる。

時代を考えると、この作品に見られるような、
社会的なセオリーとの乖離や、絶対的現実こそ
シュールギャグを切り開いた道筋だったと思える。

高井研一郎(総務課山口六平太)や、
北見けんいち(釣りバカ)ら
元フジオプロのアシスタント中でも、
一番色濃く赤塚の系譜を引き継いでいたのは
古谷氏ではないだろうか?
ただ、彼自身も、現在のレモンハートにて、
ほのぼの蘊蓄路線を確立したことや、
アシが皆、同系統の漫画家になっているのを
考えると、何だかとても胸がアツくなる。

個人的には、劇場版とTV未放送の最終話を見れて
いないのが残念なところ。

漫画原作は、アニメより凶暴な部分も多いが、
逆に救いや大円団もあり、さらにカオス化している。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 4

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
星の子チョビン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (9)
44人が棚に入れました
萬画家・石ノ森章太郎(当時は石森章太郎)を原作に迎え、大手芸能プロダクションの渡辺企画が製作。渡辺企画が携わっただけあって、同社にかつて在籍していたアイドル歌手の天地真理が本作のナレーションを務めている。天川博士とその孫娘ルリが夜空の星を観測していると、突如として空飛ぶ円盤が飛来。その円盤に乗っていた者こそ、妖精の星フェアリースターから脱出してきた王子チョビンだった。悪党ブルンガのために星を奪われ、さらには愛するママ上とも生き別れになってしまったチョビン。ルリたちやクマんどんら森の動物の協力を得ながらチョビンは、ママ上との再会そして故郷の平和を取り戻すため、ブルンガ一味と戦い続けるのだった。本作は国産アニメの黎明期を支えた製作会社スタジオ・ゼロの最終作としても知られている。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ジムボタン(TVアニメ動画)

1974年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (7)
35人が棚に入れました
『ネバーエンディング・ストーリー』で全世界に有名な児童文学者ミハイル・エンデが原作者の冒険ファンタジーアニメ。魔神ドリンガーの部下・海賊キャプテンキッドに母をさらわれた、なんでもランドの少年ジム。彼は不思議な力を宿すボタンを手に、ルカおじさんが作った蒸気機関車エマ号で魔神を追撃する。共に旅をするのは、悪の魔法で小鳩に姿を変えられたガールフレンドのボッコだ。果たしてジムは魔神を倒して、母を救えるか?

声優・キャラクター
太田淑子、松尾佳子、観世栄夫

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

堅い物を握り込むとパンチの威力が増すということを学んだアニメ(← 何か間違っている)

原作は『モモ』や『はてしない物語』(映画『ネバーエンディングストーリー』の原作)で有名なかのミヒャエル・エンデの『ジムボタンの冒険』という作品らしいのですが、読んだことはありませんし視聴当時はそんなことは気にもしていませんでした。

神戸ローカルなUHF局サンテレビでは、夏休みの再放送アニメとしても放送されていました。絵柄は今どきのアニメとはかけ離れていますけど、地味に作画は当時のアニメとしては良かったと思います。

とりあえず、幸せを盗む敵は魔神ドリンガー。

で、主人公のジムはそんなドリンガーの手下に母ニーナをさらわれ、ガールフレンドのポッコを小鳥に変えられてしまうわけです。

そしてジムは母ニーナを取り返しまたポッコを元の姿に戻すべく、近所の発明家のおっちゃんが作った蒸気機関車エマを駆り、武器となる家宝のボタンを手に魔法を使うドリンガー軍団に挑みます。

燃えるジム、燃えるボタン、燃える機関車エマ!

ボタンを使用したジムの攻撃はボタンを握り込んで殴る「ボタンパンチ」とボタンを投げてぶつける「ボタンシュート」なのですが、このボタンパンチをきっかけに小石などの堅い物を握り込んで殴るとパンチの威力が増すという喧嘩あるあるな知識を得たのでした…。

そういえばエマって、線路関係なく走るんですよね。ゴムタイヤ換装のK100(『走れ!ケー100』という子供向けドラマに出てくる軽機関車)とは違って、動輪は普通の鉄輪なのに大丈夫なのか…?

……今頃になって、どうでも良いことが気になってしまいました(笑)。

投稿 : 2024/04/13
♥ : 20

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
星の子ポロン(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (4)
23人が棚に入れました
宇宙人の少年ポロンを主人公に、社会や生活などのルールを教える情操教育アニメ。宇宙の彼方から地球にやってきた宇宙人ポロン。動物たちを気に入って地球での暮らしをはじめるポロンだが、動物の中にはみんなが困るようなことをする連中も少なくない。そんな相手にポロンは愛のムチを加え、世の中のルールを諭すのだった。本作はニュース映画などを手がけた時報映画社のアニメ制作部門・日本動画が製作した5分番組。地方で先行放映された後、関東でオンエアという経緯を持つ。ちなみに脚本には新東宝の映画『ノンちゃん雲にのる』に参加していた村山節子も名を連ねている。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
ゲッターロボ(アニメ映画)

1974年7月25日
★★★★☆ 3.7 (3)
22人が棚に入れました
ゲッター線をエネルギーとして活用したゲッターロボの試験中、突如恐竜型のメカに襲われた。見学中の高校生の流竜馬の目の前で破壊されるゲッターロボ。敵メカは地球征服を企む恐竜帝国で、ゲッター線が苦手なため、ゲッターロボは最大の脅威だったのだ。しかし、まだ戦闘用のゲットマシンが3機残されていた。恐竜帝国と戦うことを決意した流竜馬は、ともに戦う仲間、神隼人、巴武蔵の2人を探し出す。ゲッターロボは、恐竜帝国の野望を打ち砕くことができるのだろうか? 3機のゲットマシン(飛行型)が合体し、空中戦型のゲッター1、地上地中戦用ゲッター2、怪力の海中戦用ゲッター3の3種のロボット形態になるという、「合体・変形ロボットアニメ」の先駆けとされる『ゲッターロボ』。原作は、『マジンガーZ』でもその腕を振るった永井豪と「魔獣戦線」で知られる石川賢が手掛けた。本作は1974年に上映された作品で、TVシリーズの第6話「恐竜!東京ジャック作戦」を再編集、劇場公開版としたもの。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
科学忍者隊ガッチャマン(アニメ映画)

1973年12月20日
★★★★☆ 3.7 (3)
20人が棚に入れました
タツノコプロが制作した大人気のSFTVアニメ、その劇場版の第一弾。超科学兵団ギャラクターが世界征服を目論む。これに挑むのは、国際科学技術庁直下の秘密平和守備機関「科学忍者隊」。「ガッチャマン」こと大鷲のケンをリーダーとする彼らは、わずか5人の若者だった。ギャラクターのメカ鉄獣(巨大戦闘ロボ)・キングドラゴンが出現。その恐怖の火炎攻撃は、科学忍者隊の愛機である大型戦闘機ゴッドフェニックスを高熱化させての特攻戦法「科学忍法・火の鳥」さえ上回るものだった! 敗北を喫した健たちは愛機を強制冷却させる科学システムを搭載し、再びキングドラゴンに挑むが。TVシリーズ第22話「火の鳥対火喰い龍」のブローアップ版。東宝の児童向けプログラム「夏休み 東宝チャンピオンまつり」内で特撮怪獣映画『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』のリバイバル上映などと同時に公開された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
マジンガーZ対ドクターヘル(アニメ映画)

1974年3月16日
★★★★☆ 4.0 (2)
19人が棚に入れました
世界制覇を目論むDr.ヘルによって殺害された祖父・兜十蔵の遺産、巨大超合金ロボット・マジンガーZを受け継ぎ、高校生の兜甲児が彼らと戦いを続ける、日本のロボットアニメの代名詞ともいえる名作『マジンガーZ』。原作は『デビルマン』でも知られる永井豪が手掛け、1973年に始まったTV放送は大ヒットを記録した。また、TVだけでなく、商品展開や雑誌との連動企画など、メディアミックスでも成功を収め、当時の子供たちはジャンボ・マシンダーや超合金などのおもちゃで遊ぶことが大流行したほど。本作はTV放送開始の翌年1974年の東映まんがまつりにて上映された映画作品で、TVの第57話「Dr. ヘル 日本占領!!」再編集版が上映された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
新造人間キャシャーン(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★☆ 4.0 (3)
18人が棚に入れました
タツノコプロが制作した、人間ドラマ味も濃厚なSFヒーローもののTVアニメ。その劇場版作品。 世界的ロボット工学の権威・東博士は、全人類のため高性能の公害処理用アンドロイドBK1号を制作した。だが落雷の衝撃で独自の自我を持ったBK1号は、殺人アンドロイド・ブライキングボスに変貌。東博士と同家の科学システムを支配下に置き、全人類を制圧する強大な悪夢のロボット兵団「アンドロ軍団」を編成した。こんななか、東博士の一人息子・鉄也は、自分の精神を超高性能ロボット「新造人間」の中に移植し、不死身の超人キャシャーンとしてアンドロ軍団と戦うことを決意する。だがそれは、再び人間に戻る可能性すら見えない、果てしなき戦いの日々の始まりなのだった……。 TVシリーズ第1話「不死身の挑戦者」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、特撮映画『ゴジラ対メカゴジラ』などと同時上映された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
アルプスの少女ハイジ(アニメ映画)

1974年3月21日
★★★★★ 5.0 (1)
18人が棚に入れました
ズイヨーが制作した大人気の名作アニメ。その最初の劇場版作品。アルプスの山小屋での祖父アルムとの生活にもすっかりなれた、少女ハイジ。季節はもう真夏で、ハイジは仲良しの少年ペーターが面倒を見ている羊たちの牧場にいた。だがそこに雷雨が到来。ハイジは初めて山の悪天候の恐怖を経験したが、嵐が去ったあと、木から落ちた一羽の小鳥のヒナを見つける。ハイジは祖父アルムおんじのもとにそのヒナを連れ帰り、自分の家族として育てようとするが……。内容は、TVシリーズの第4話「もう一人の家族」のブローアップ版。「春休み 東宝チャンピオンまつり」の一本として、「ゴジラ」映画20周年記念作品『ゴジラ対メカゴジラ』などとの同時上映で公開された。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
エースをねらえ!(アニメ映画)

1973年12月20日
★★★★☆ 3.9 (4)
17人が棚に入れました
人気少女漫画家・山本鈴美香の代表作である青春テニスコミックのアニメ化。その最初のTVシリーズの劇場版。 強豪チームとして有名な、県立西高校の女子テニス部に入部した新入生・岡ひろみ。彼女は憧れの大エースで「お蝶婦人」の異名をとる華麗な先輩テニスプレイヤー・竜崎麗華と少しだけ親しくなる。有頂天のひろみだが、迫る地区大会を前に女子テニス部が迎えた青年コーチ・宗方仁は、かつてない激しい練習と新入生に偏った特訓を実行。部員たちの不興を買った。さらに宗方は、地区大会の出場選手として、女子テニス部の主力の一人・音羽京子を差し置き、新入生のひろみを指名。不正だ、えこひいきだ、と親友・愛川マキを除く女子テニス部全員から白い目を向けられるひろみ。だがこの選手選抜に当惑するのは、誰よりもひろみ自身だった……。 TVシリーズ第一作(通称『旧エース』)の第1話「テニス王国のシンデレラ」のブローアップ版。「冬休み 東宝チャンピオンまつり」の中で上映。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
柔道賛歌(TVアニメ動画)

1974年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (6)
15人が棚に入れました
梶原一騎と貝塚ひろしが1972~1975年に週刊少年サンデーで連載していた青春柔道漫画をアニメ化。 1970年代における“スポ根”ブーム最終期の作品となった。千葉県立紅洋高校に入学した少年・巴突進太。腕っぷしにめっぽう強い突進太は多くの運動部を相手にケンカで圧勝してゆく。そんな中、柔道部の主将・大東坊に苦戦する突進太だが、巴投げを駆使して逆転。これを機に柔道部へ入部することとなった。奇しくも突進太の母親はかつて“女三四郎”と呼ばれたほどの柔道家であり、この紅洋高校には彼女に敗れて自殺した兄を持つ教師・利鎌竜平がいた。兄の復讐を果たすべく自らも柔道に打ち込み、柔道部のコーチとして突進太を狙う利鎌。突進太の柔の道ははたして……? 本作の製作はトムス・エンタテインメント(当時は東京ムービー)が担当。作画監修の楠部大吉郎をはじめ、作画監督には川尻善昭や荒木伸吾ら実力ある面々が顔を並べていたのもトピックのひとつ。

計測不能 14 1974年度アニメランキング14位
キューティーハニー(アニメ映画)

1974年3月16日
★★★★☆ 3.7 (3)
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永井豪が原作を提供した、スーパーヒロインアニメ。その第一弾の劇場版作品。 人間そっくりの容姿と正義の心、それに自在に変幻可能な空中元素固定装置を兼ね備えた美少女アンドロイド・如月ハニー。彼女は愛の戦士キューティハニーとして、自分の父・如月博士を殺した世界的犯罪結社「豹の爪(パンサークロー)」と戦っていた。そんなある日、豪貨客船でのファッションショーに参加することになるハニー。しかも彼女がまとうのは、世界で唯一の赤い真珠「人魚の涙」だ。だがそこにパンサークローの女性サイボーグ・シーパンサーが来襲。敵の狙いはくだんの人魚の涙だが、実はその宝石とシーパンサーの間には、意外な哀しみに満ちた悲話が横たわっていた……。 東映動画(現・東映アニメーション)が制作したTVシリーズ第一弾の第12話「赤い真珠は永遠に」のブローアップ版。「春休み 東映まんがまつり」の中で公開された。
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