Witch さんの感想・評価
3.0
【1話視聴】ゲーム「信長の野望」などを下敷きにした作品かな
【中間レビューNo.1】(2024/4/2現在)
ラノベ原作(なろう)で2024年作品。全○話。
今期も異世界なろうっぽい作品が多く、ほとんどタイトル切りですが、本
作は「鑑定スキル」が「何の鑑定やねん?!」と気になったので視聴。
出来れば「イセレべ」っぽい「ネタ実況」枠のレビューをやっていきたい
のですが、そこまで香ばしさがある作品かどうかw
(ストーリー)
異世界に転生した主人公アルス・ローベントは、小さな領地を持つ弱小貴
族の子として生きることになった。
アルスには特別な知力や武力はないが、生まれながらにして他人の能力・
ステータスを見抜く“鑑定スキル”を手にしていた。
そのスキルを活かして世に隠れた「逸材」を発掘し、弱小領地から最強の
領地へと変貌させていく。
心優しいアルスと、個性豊かな逸材たちの出会いと成長を描く異世界統一
記が今始まる!
(作品情報より)
(評 価)
・第1話:ゲーム「信長の野望」などを下敷きにした作品かな
{netabare}・1話の大まかな流れですが、
・主人公が現実社会で心臓麻痺っぽい死に方(過労死?)。
→ 田舎貴族のローベント家に「アルス・ローベント」として転生。
・3歳になったアルスは鑑定スキルで、ある兵士の鑑定を実施。
槍より弓矢の適性が高いので、そちらへの転属を勧める。
→ 試してみると一同「おおー!!」
・この世界の文献を調べると、中央政権の腐敗が進み、今後動乱の時
代を迎えそう。
→ 領地を守るためにまずは優秀な人材を集めねば!
・町で鑑定スキルで人材を物色していると、武力が高いマルカ人の少
年リーツを発掘。
(マルカ人は通常奴隷等で差別対象)
→ 当然登用は周りから大反対。
・アルスの熱心な説得の末、この領地最強の父・レイヴンが試験する
ことに。
→ リーツは才能の一端を示し、父や部下たちも彼の才能を認め、
無事アルスの家臣に。
リーツは自分を見出してくれた大恩に報いるためにアルスに忠
誠を誓うのだった。
(まだ大したことをしていないということもありますが)3歳で異常に
しっかりしている点を除けば、悪くない無難な滑り出しだったのでは。
・個人的には光栄ソフトの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」や
「三国志」を下敷きにしてるのかなっという印象ですね。
これらゲームも武将の能力・ステータスが数値化されていて
・有能な人材を発掘し登用していく
・知力や政治力の高い武将で国力を上げたり、謀略で他国の戦力を削っ
たりしながら戦争準備を整えつつ
・武力の高い武将で周辺国に攻め込んでいく
って感じなので。
この手のゲームは今でもたまにやっているので、なんか愛着が持てた
というのも大きいですかね(笑)
・でも当面は人材発掘でエピソードが創れそうですが、このターンが終
わるとどうみせていくのでしょうか?
発掘した家臣は見せ場がありそうですが、アルスをどう扱っていくの
かがちょっとわからないんですよね。
・ひたすら「アルス様にために!」で担がれる神輿になる
・「鑑定スキル」の拡大解釈でガバガバ設定にw
・現実世界の知見を活かした「領地改革」
(それじゃ劣化「現実主義勇者の王国再建記」になりそうですがw)
まあその辺含め、今後も見守りたい作品ではありますね。
個人的には「イセレべ」のような香ばしい作品になればという感じで
すが、そこまでのパワーはないかもですね。{/netabare}