銀河英雄伝説(TVアニメ動画)

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「銀河英雄伝説」

よみがな:ぎんがえいゆうでんせつ

放送時期:1990年春アニメ(1990年4月~2000年7月)

★★★★★ 4.3
物語:4.6 作画:3.8 声優:4.5 音楽:4.2 キャラ:4.5
総合得点 86.0
感想・評価 758
棚に入れた人 2977
ランキング 104
西暦2801年を宇宙暦1年とした遥かな未来。宇宙に進出した人類は、専制政治を敷く銀河帝国と民主共和政を唱える自由惑星同盟の二大勢力に分かれ、 150年にもわたる断続的な戦争を続けていた。長く不毛な戦いが永遠に続くかに思われていた宇宙暦700年代末、両陣営に2人の英雄が出現する。銀河帝国の貧乏貴族の家に生まれたラインハルトは、姉を皇帝に奪われた事をキッカケとして、銀河帝国を奪い取る野望を胸に軍人となり、出世していく。 一方、敵国である自由惑星同盟にあって、不本意ながら軍人になってしまい、不本意にも関わらず功績を立て続けるヤン・ウェンリー。 一見正反対の彼ら2人の登場により、人類の歴史が大きく展開し始める(TVアニメ動画『銀河英雄伝説』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 758

2017.03.13 19:54 ピピン林檎の評価 | 観終わった| 145が閲覧 ★★★☆☆ 3.8 評価対象: 銀河英雄伝説(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 3.0  声優 : 4.0  音楽 : 3.5  キャラ : 4.5

絶賛する程ではないが、一定の政治哲学的な考察内容を含む点は評価したい《英雄一代記》

これまで色々視聴してきた『機動戦士ガンダムシリーズ』は、確かに多彩な要素を含む《メカ系バトル&エンタメ作品》として大いに楽しめたのですが、その一方で、初代→Zや、SEED→SEED DESTINYといった同シリーズの中でも大作&有名作に顕著な傾向として、

①如何にも「戦争と平和」或いは「望ましい政治のあり方」といった政治的/思想的大問題を描き出す「ふり」をしつつも、
②実際のところは、そうしたテーマの分析に必要不可欠な緻密な論理的考察を積み重ねることなく、専ら感情論的・情緒的に戦争や政治に関わる人々の悲劇性を謳い上げる「戦争文学」「戦争叙事詩」的な内容に終始していること

に少しばかり失望して、もう少し「政治哲学」的な考察内容を含んだアニメ作品がないものか検討してみたところ、そうした分野での有名作として本作が目に留まったので、この機会に手を出してみました(※制作順に劇場版+本伝を完走。外伝は視聴中)。

※以下、本作と部分的に類似した内容をもつ大作『機動戦士ガンダム(UCシリーズ)』『コードギアスR1-2』にも言及つつ本作を考察していきます。

◆総評

本作は、視点の置き方により、次の3階層で楽しめる作品となっていると考えます。

(1) 頭脳バトルもの(ないし戦術・戦略もの)として
(2) 英雄一代記(※好敵手の外伝的内容を含む)として
(3) 政治体制や戦争と平和についての政治哲学的考究ものとして

◇まず、 (1) 頭脳バトルもの(戦術・戦略もの)として
{netabare}
戦闘シーンについて言うと本作って、敵味方双方の軍艦が直接砲撃を交わして雌雄を決する「大艦巨砲時代のバトル・スタイル」(つまり、日清戦争の黄海海戦・日露戦争の日本海海戦や、英独艦隊のユトランド沖海戦(WWI)、ライン演習作戦(WWII)当時のバトル・スタイル)なんですね。
その点では、ガンダム・シリーズその他の宇宙/地球圏バトルものの主流が、索敵活動ののち戦闘機・爆撃機なり機動兵器(Mobile Suits等のロボット)なりを出撃させて雌雄を決する「空母機動部隊同士のバトル・スタイル」(WWIIのThe Pacific Campaign(日米艦隊のいわゆる太平洋戦役)以降のバトル・スタイル)となっていること、との戦闘スタイルの違いが気になりました。
この点について、本作にも一定の見所はあったと思いますが、ガンダムシリーズなど他の有名作品に比べると、本作に格段に高く評価できるほどの要素はなかったと考えます。{/netabare}


◇次に、 (2) 英雄一代記(※好敵手の自由市民の外伝的内容をも含む)として
{netabare}
『コードギアス』の主人公ルルーシュは最愛の妹ナナリーの幸福のために戦うのですが、本作の主人公ラインハルトは最愛の姉を取り戻すために戦います(少なくとも序盤では)。
あるいは、『機動戦士ガンダム(UCシリーズ)』の英雄シャアは父ジオン・ダイクンから実権を奪ったザビ家への復讐を心に秘めて戦うのですが、本作のラインハルトも下級貴族である自分や姉を卑しむ皇族や上級貴族達への強い復讐心を秘めて戦います。
そうした強烈でネガティヴな感情を動機として果敢に行動する、いわゆる「ダークヒーロー」の「一代記」として、本作には『コードギアス』や『機動戦士ガンダム(UCシリーズ)』に匹敵する大きな魅力があると思いました。
それに加えて、『コードギアス』にはスザク、また『機動戦士ガンダム』にはアムロという、ダークヒーローの活躍を妨害する好敵手が存在したように、本作でも、ヤン・ウェンリーという、ラインハルトの野望を妨害する軍事的天才の活躍が描かれており、物語に厚みを加えている点も高く評価できると思いました。{/netabare}


◇最後に、 (3) 政治体制や戦争と平和についての政治哲学的考究ものとして
{netabare}
この点は、『機動戦士ガンダム』や『コードギアス』にはない、本作ならではの視点であり、本作を絶賛される方が多いのも、この点に反応してのことと考えます。
但し、本サイトで幾つかのレビューを拝読した限りでは、「本作の何が/どう凄いと思ったのか?」ということを明瞭に述べているものは皆無なように見受けられたので、その点について若干の考察を加えたいと思います。{/netabare}


◆本作の結末についての考察(重要)

本作の展開を簡潔に書き出すと

{netabare}(1) 専制君主政国家(銀河帝国)と、民主共和政国家(自由惑星同盟)の間で長期にわたる不毛な戦争が続いている。
(2) あるとき専制君主政国家の側にラインハルトという一代の英傑が現れて、皇帝位簒奪を狙うとともに、宇宙統一の野望を果たすべく民主共和政国家への攻勢を強める。
(3) これに対して民主共和政国家の側にはヤン・ウェンリーという天才軍師が現れてラインハルトの野望を妨害するが、民主共和政の宿痾であるデマゴギーの蔓延により自由惑星同盟は衆愚政治に堕落し、やがて崩壊して銀河帝国に併呑されてしまう。
(4) 宇宙を統一した銀河帝国では新皇帝ラインハルトの没後、体制の安定化のために専制君主政国家から立憲君主政国家への脱皮が図られる。{/netabare}

・・・ということで、本作は、アニメ作品に限らず、戦争もの/政治ドラマ仕立ての作品によくあるような「民主主義万歳!」「革命万歳!」「独裁者を倒せ!」etc.といった安直な内容にはなっておらず、逆に、

<1> デモクラシー(democracy、正確に訳すと「民主制」「民主政治」であり「民主主義」は誤訳)は、デマゴギーの蔓延によってモボクラシー(mobocracy、衆愚制・衆愚政治)に堕落する危険性を常に孕んでいること、
<2> 堕落した衆愚政治に支配された民主政国家は、英邁・有能な独裁者をいただく専制君主政国家に政治的・軍事的に劣後し敗北する結果を招きかねないこと、

を、長編アニメという作品媒体を通して、首尾一貫した構成の下に確りと描き出していることについては、やはり原作者/アニメ制作者はなかなかの見識をお持ちである、と素直に賞賛したと思います。

但し、本作に描かれたような展開と結末は、実は政治学(政治哲学を含む)をある程度真面目に学んだ者には常識に属するものであり、

[1] それをわざわざ、本伝110話+劇場版3作も掛けて描くほどのものではないように思われる上(※それだけの時間があれば、政治哲学の有名著作を何冊か読んだほうがマシだと個人的には思います)、
[2] アニメしか見ない層の場合は、せっかく本作を見終わっても「よく分からないけれど何やら政治に関して高級な薀蓄(うんちく)が色々と披露されているみたいで、とにかく凄かった」程度の感想しか残らないもの、と推測され、

・・・そういう意味で、本作を、「頭脳バトルもの+英雄一代記」 というエンタメ作品としての評価に加えて、「政治体制や戦争&平和の関係」についての政治哲学的作品として絶賛するには、個人的には足踏みしてしまう結果となりました


◆シリーズ別評価(外伝は除く)

(1) 劇場版 わが征くは星の大海 (1988年2月)  ★ 4.0
(2) 本伝  第1期 (1988年12月-1989年6月) ☆ 3.7
(3) 本伝  第2期 (1991年6月-1992年2月) ★ 4.0 
(4) 劇場版 黄金の翼 (1992年12月) ☆ 3.7
(5) 劇場版 新たなる戦いの序曲 (1993年12月) × 3.4 ※後半が本伝1-2話の使い回し
(6) 本伝  第3期 (1994年7月-1995年2月) ☆ 3.8
(7) 本伝  第4期 (1996年9月-1997年3月) ☆ 3.5
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本伝・劇場版を併せた総合評価       ☆ 3.8

※上記の理由のとおり、本作の作品テーマ自体はそれなりに評価するものの、その冗長さがマイナスとなって、全体評価は ☆ 3.8 と程々の点数に留めました。
(それでも『機動戦士ガンダム(UCシリーズ)』の平均点 ☆ 3.7 より少し上です)。


◆各話タイトル&評価(本伝+劇場版)

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

{netabare}======= 劇場版 銀河英雄伝説 「わが征くは星の大海」 (1988年2月) =======

全1話 (60分) ★ 良 4.0 {netabare}惑星レグニツァの戦い、第4次ティアマト会戦 ※ラインハルト&ヤンの両者が印象的に描かれており導入編として中々の出来{/netabare}


====== 銀河英雄伝説 本伝 第1期 (全26話) (1988年12月-1989年6月) =====

{netabare}第1話 永遠の夜の中で ☆ アスターテ会戦開始、包囲殲滅か各個撃破か
第2話 アスターテ会戦 ☆ 続き、ジャン・ロベール少佐戦死、ヤン准将への電文
第3話 第十三艦隊誕生 ★ 自由惑星同盟の実情、憂国騎士団、ヤン少将昇進 
第4話 帝国の残照 ★ ラインハルト姉弟とキルヒアイスの出遭い(過去回想)
第5話 カストロプ動乱 ☆ ラインハルト元帥府、キルヒアイス中将昇進
第6話 薔薇の騎士 ☆
第7話 イゼルローン攻略! × ※展開が都合良すぎる
第8話 冷徹なる義眼 ★ ラインハルトの野心、策士オーベルシュタイン帰参
第9話 クロプシュトック事件 ☆ 銀河帝国の内情(ブラウンシュバイク公爵邸爆破事件) 
第10話 ジェシカの戦い ☆ 自由惑星同盟の内情(英雄ヤンを利用した選挙謀略)
第11話 女優退場 ☆ 銀河帝国の内情(皇帝の寵愛を巡る陰謀)
第12話 帝国領進攻 ☆ 自由惑星同盟の内情(選挙目当ての大規模軍事作戦決定)
第13話 愁雨来たりなば… ☆ 帝国軍の撤退・焦土作戦(オーベルシュタイン立案) 
第14話 辺境の解放 ★ 輸送艦隊全滅・同盟軍解放地での暴動発生 ※脚本は面白いが作画・演出は粗雑
第15話 アムリッツァ星域会戦 ☆ キルヒアイスの指揮の冴え、同盟軍派遣艦隊壊滅
第16話 新たなる潮流 ★ 同盟・帝国それぞれの政変 ※地球教大主教登場は唐突×
第17話 嵐の前 ☆ イゼルローン司令官ヤン、捕虜交換交渉、ヤン-キルヒアイス会談
第18話 リップシュタットの密約 ☆ 帝国内の不平貴族とライハルト派の対立、帝国内乱勃発 
第19話 ヤン艦隊出動 ☆ 同盟のクーデター(救国軍事会議、グリーンヒル大将) 
第20話 流血の宇宙(そら) ☆ オフレッサ上級大将の奮戦・釈放後殺害
第21話 ドーリア星域会戦、そして…  ☆ 救国軍事会議軍艦隊の大敗、同盟首都の民衆暴動
第22話 勇気と忠誠 ☆ ガルミッシュ要塞陥落、貴族連合の退勢
第23話 黄金樹(ゴールデンバウム)は倒れた ☆ 惑星ヴェスターランドの虐殺、貴族連合の崩壊
第24話 誰がための勝利 ☆ 自由惑星同盟の内乱終結
第25話 運命の前日 ★ ラインハルトを取り巻く軍人たちの心模様
第26話 さらば、遠き日 ★ キルヒアイス殉職、ラインハルトの政権掌握、覇者の覚悟{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)7、☆(並回)18、×(疑問回)1 個人評価 ☆ 3.7


====== 銀河英雄伝説 本伝 第2期 (全28話) (1991年6月-1992年2月) =====

{netabare}第27話 初陣 ☆ ユリアン出撃、フェザーン自治領の方針変更
第28話 肖像 ☆ 帝国軍の双璧ミッターマイヤー&ローエンタール両上級大将の素性
第29話 細い一本の糸 ☆ フェザーンの思惑と地球教
第30話 失われたもの ☆  同盟政府のヤン首都召還、フェザーンのシューマッハ他軍人招致
第31話 査問会 ★ ヤンの現状認識(ラインハルトとの共存可能性、フェザーン策動の影)、ガイエスブルグ要塞出現
第32話 武器なき戦い ★ ヤンへのイゼルローン防衛命令、ヤン期間までの時間稼ぎ 
第33話 要塞対要塞 ★ イゼルローン要塞の危機、客将メルカッツ元帝国軍提督の参戦・戦線膠着
第34話 帰還 ★ イゼルローン守備艦隊&ヤン救援艦隊の挟撃作戦、帝国ケンプ艦隊壊滅
第35話 決意と野心と ☆ ※ライハルトが「マキャベズム」の権化となる危険の指摘 
第36話 雷鳴 ☆ フェザーンの策動とラインハルトの追及、アンネ・ローゼとヒルダの面
第37話 幼帝誘拐 ☆
第38話 矢は放たれた ☆ 幼帝のフェザーン経由の同盟亡命、同盟政府の政治宣伝、宣戦布告
第39話 ひとつの旅立ち ☆ ユリアンのファザーン自治領駐在武官任命 
第40話 ユリアンの旅・人類の旅 ☆ 帝国/同盟/フェザーンの成立事情 ※民主共和制から衆愚政治さらに独裁制の成立の説明もあるが内容イマイチ
第41話 作戦名『神々の黄昏(ラグナロック)』 ☆ 帝国軍の国民軍化・フェザーン回廊通過作戦
第42話 鎮魂曲(レクイエム)への招待 ☆ ユリアンのフェザーン到着、フェザーン内部の波乱の芽、陽動作戦開始
第43話 ギャラルホルンは鳴った ★ イゼルロール方面の戦い(ヤンvs.ロイエンタール)
第44話 フェザーン占領 ★ 帝国軍侵攻、ミッターマイヤーの綱紀厳正化、ライハンルト進駐
第45話 寒波至る ☆ 同盟政府・市民・諸組織の動揺、帝国軍の同盟支配宙域侵攻開始
第46話 ヤン提督の箱舟隊 ☆ イゼルローン要塞撤退作戦、ロイエンタールの要塞奪還
第47話 自由の宇宙(そら)を求めて ☆ ユリアンのフェザーン脱出
第48話 双頭の蛇〜ランテマリオの決戦〜 ★ ビュコックvs.ミッターマイヤー、同盟軍艦隊撤退・ヤン艦隊合流、ユリアン合流
第49話 闇が深くなるのは… ☆ ヤン元帥昇進と同盟政府・市民・報道からの戦勝圧力、唯一の勝機
第50話 連戦 ☆ 帝国軍補給線寸断作戦、ラインハルト本隊出撃
第51話 バーミリオンの死闘(前編) ★★ ヤン結婚申込、ヤンvs.ラインハルト直接対決 ※唐突なグロ描写は×
第52話 バーミリオンの死闘(後編) ★ 続き、ラインハルト旗艦包囲、ミュラー艦隊の救援
第53話 急転 ★ 同盟政府の停戦命令(帝国の双璧の同盟首都進駐・同盟政府降伏(バーラトの和約)・地球教徒暗躍)、ヤンの受諾、勝利を譲られたラインハルト
第54話 皇帝ばんざい!(ジーク・カイザー) ★ ヤンとラインハルトの対面、占領統治開始、皇帝即位{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)1、★(良回)10、☆(並回)17、×(疑問回)0 個人評価 ★ 4.0


========= 劇場版 銀河英雄伝説 外伝 「黄金の翼」 (1992年12月) ========

全1話 (約60分) ☆ 3.7 {netabare}※ラインハルトの幼少期より16歳での駆逐艦司令官着任・第5次イゼルローン要塞攻防戦までを描く。ヤン・ウェンリ-も登場。{/netabare} 


====== 劇場版 銀河英雄伝説 「新たなる戦いの序曲」 (1993年12月) ======

全1話 (約90分) × 3.4 {netabare}※ラインハルト(20歳)のローエングラム伯綬爵からアスターテ会戦、さらに元帥昇進までを描く。なお後半は本伝1-2話と同じ話であり、その使い回しシーンが多い。{/netabare}


====== 銀河英雄伝説 本伝 第3期 (全32話) (1994年7月-1995年2月) =====

{netabare}第55話 儀式から再び幕は上がり… ☆ ライハルト即位祝典、ヤン結婚式、ユリアンの旅立ち
第56話 地球へ ☆ 宇宙史解説回(地球の宇宙開拓・圧制・シリウスの宇宙覇権・銀河連邦成立・地球の没落)
第57話 キュンメル事件  ★ 皇帝暗殺未遂(ハインリッヒ)、地球教徒取り調べ、地球征討軍派兵
第58話 訪問者 ☆ ユリアンの地球教団本部潜入 ※この辺りの展開はマンネリ気味
第59話 過去と現在と未来と ☆ 銀河帝国歴代皇帝の黒歴史、年金生活中のヤン監視
第60話 魔術師捕らわる ☆ メルカッツ艦隊の同盟軍廃棄艦隊接収、ヤン不当逮捕
第61話 歌劇(オペラ)への招待 ★ ローゼンリッター連隊の蜂起、ヤン救出
第62話 血の流水階段(カスケード) ☆ 帝国高等弁務官レンネンカンプ拿捕・自決、ヤン再び宇宙へ
第63話 聖地 ★ 帝国派遣艦隊ワーレン提督暗殺未遂、地球教団本部突撃、狂信者の群れ
第64話 休暇は終わりぬ ☆ 帝国閣僚間の不協和音、フェザーン遷都の布告
第65話 すべての旗に背いて ☆ 惑星エル・ファシルの同盟離脱、ヤンの合流逡巡
第66話 黄金獅子旗(ゴールデンルーヴェ)の下に ★ 皇帝の倦怠、再始動(バーラトの和約破棄)
第67話 『神々の黄昏(ラグナロック)』ふたたび ★ 皇帝の同盟政府討伐宣言・ヤンへの帰参呼び掛け 
第68話 エル・ファシルへ ☆ 一部同盟艦隊のヤンへの譲渡、ヤンのエル・ファシル到着
第69話 イゼルローン再奪取作戦 ★ ヤンとユリアン再会、作戦準備、同盟軍残存艦隊出撃 
第70話 蕩児たちの帰宅  ★ 要塞守備隊撹乱作戦、ヤンの置き土産、要塞陥落 ※脚本が都合良過ぎな点は×
第71話 マル・アデッタ星域の会戦(前編) ☆ 同盟軍ビュコック艦隊vs.皇帝親征艦隊
第72話 マル・アデッタ星域の会戦(後編) ★★ 続き、同盟軍艦隊壊滅、ビュコック提督戦死
第73話 冬バラ園の勅令 ★ 同盟首都ハイネセン無条件降伏・皇帝の事後処理、自由惑星同盟消滅 
第74話 前途遼遠 ★★ シェーンコップ連隊長と娘(カリン)、フェザーンと地球教団の闇の関係 ※ヤンの「民主主義と専制政治」論開陳回  
第75話 雷動  ☆ ロイエンタール元帥弾劾・拘禁
第76話 祭りの前 ☆ ハイネセン火災、憂国騎士団検挙、ロイエンタール旧同盟領(ノイエラント)総督任命
第77話 風は回廊へ ☆ 帝国軍へのテロ暴発、イゼルローン要塞討伐艦隊接近
第78話 春の嵐 ☆ 元フェザーン領主ルビンスキー暗躍、ヤン暗殺計画
第79話 回廊の戦い(前編)〜常勝と不敗と〜 ★ ヤン艦隊vs.ビッテンフェルト&ファーレンハイト艦隊、ファーレンハイト戦死
第80話 回廊の戦い(中編)〜万華鏡(カレイドスコープ)〜 ★ ヤン艦隊vs.皇帝親征艦隊、シュタインメッツ戦死
第81話 回廊の戦い(後編)〜大親征の終幕〜 ☆ 帝国軍の物量戦、フィッシャー中将戦死、皇帝からの停戦・会談申し入れ
第82話 魔術師、還らず ★ 地球教団のヤン搭乗艦襲撃、ヤン提督殉職
第83話 祭りの後 ★ フレデリカとユリアンのヤンの役割継承、ムライ中将の離脱
第84話 失意の凱旋 ☆ エル・ファシル革命政府瓦解、ミュラー提督の弔問、帝国軍撤兵
第85話 遷都令 ☆ フェザーン正式遷都
第86話 八月の新政府(ニュー・ガバメント・イン・オーガスタ) ☆ ロイエンタール総督府開設(旧同盟)、イゼルローン共和政府樹立{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)12、☆(並回)18、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.8


====== 銀河英雄伝説 本伝 第4期 (全24話) (1996年9月-1997年3月) =====

{netabare}第87話 嵐の予感 ☆ トリューニヒトのハイネセン参事官着任
第88話 辺境にて ☆ 革命的専制君主ラインハルト
第89話 夏の終わりのバラ ★ ヴェスターラント虐殺の心の傷、皇帝の伴侶
第90話 鳴動 ☆ 旧同盟首都ハイネセンの民衆暴動、ロイエンタール総督の心境、地球教団の狙い
第91話 発芽 ☆ ヒルダ再出仕、ラング-ルビンスキー謀議、皇帝ハイネセン行幸
第92話 ウルヴァシー事件 ☆ 中継惑星での皇帝暗殺未遂、ルッツ提督殉職
第93話 矜持にかけて ☆ 皇帝の不在、ロイエンタール総督の焦燥・決断
第94話 叛逆は英雄の特権 ☆ ミッターマイヤーへの出撃命令、ラング内務次官跳梁
第95話 双璧相撃つ!  ☆ ユリアンのロイエンタールの申し出拒絶
第96話 剣に生き… ☆ ミッターマイヤーvs.ロイエンタール、帝国艦隊のイゼルローン回廊通過
第97話 剣に斃れ ☆ グリルパルツァー離反・ロイエンタール艦隊撤退
第98話 終わりなき鎮魂曲(レクイエム)  ☆ ロイエンタール死亡、叛乱終結
第99話 未来への助走 ☆ ミッターマイヤー周辺の物語、皇帝のヒルダ求婚、幼帝誘拐犯逮捕 
第100話 皇妃ばんざい!(ホーフ・カイザーリン) ☆ 祝宴、地球教団の新たな策動
第101話 動乱への誘い ☆ 旧同盟諸星の食糧暴動発生、イゼルローン共和政府の方針決定
第102話 敢えて武器を手に ☆ イゼルローン要塞攻防戦(ユリアン軍司令官としての初陣)、ワーレン艦隊撤退
第103話 コズミック・モザイク ☆ オーベルシュタイン軍務尚書のハイネセン不穏勢力弾圧、武闘派三提督の不満
第104話 平和へ、流血経由 ☆ イゼルローン首脳へのハイネセン出頭勧告
第105話 昏迷の惑星 ★ 政治犯収容施設襲撃事件、ルビンスキー逮捕、皇帝ハイネセン到着
第106話 柊館(シュテッヒパルム・シュロス)炎上 ★ 地球教団の皇妃襲撃、皇子生誕・命名
第107話 深紅の星路(クリムゾン・スターロード) ☆ 対イゼルローン戦中の皇帝不慮(病状進行)
第108話 美姫(ブリュンヒルト)は血を欲す ★ ユリアン隊の帝国旗艦突入、メルカッツ提督戦死、シェーンコップ隊長戦死、ユリアンと皇帝の対面・停戦 ※脚本に無理あり×
第109話 黄金獅子旗(ゴールデンルーヴェ)に光なし ☆ ルビンスキー死亡・ハイネセン地下爆発、立憲政治の提案(ユリアンから皇帝へ)
第110話 夢、見果てたり ☆ 地球教団最後の襲撃、オーベルシュタイン殉職、皇帝薨去{/netabare}
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★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)4、☆(並回)20、×(疑問回)0 個人評価 ☆ 3.5{/netabare}


◆(既視聴者向け):本作からの拡張

もし本作を、「政治論」とくにその中の「デモクラシー論」の考究ものとして捉えるならば、その重要な指摘のひとつは、

「デモクラシーの要諦は、正当な言論とデマゴギーの見極めである」、あるいは、
「政治の要諦とは、デマをデマとちゃんと見抜くことである」

・・・でしょう。

デマゴギーはいつの時代だって発生します。
古代ギリシアの直接民主制では、デマゴーグ(デマを撒き散らす者=デマゴゴス)はアゴラ(広場)でアジテーション(扇動演説)を繰り返す人、と相場が決まっていましたが、近代以降の間接民主制では、デマゴーグ達はその主戦場を新聞やTVといったマス媒体に移し換え、「権威」や「真実」の衣を偽装して人々を彼らの思う方向へ扇動しようと試みます。
その卑近な例が、2009年9月の一時的な政権交代に至るマスコミによる異常な政治的扇動であったと私は解釈していますが、そのようなものに引っかかってしまった人たちが、今後再び同じ愚を犯さないと、私たちは果たして言い切れるでしょうか?

せっかく本作を視聴して何らかの感銘を受けた方ならば、本作について「深い」とか「考えさせられる」みたいな余り内容のない感想を持つだけで終わらずに、どうせなら、もう少し本格的に政治現象を読み解くための杖 -政治学とか政治哲学とか呼ばれているもの- にも手を伸ばして欲しいと思いました。

※そのための第一歩として、岩田温『逆説の政治哲学』(2011年刊)あたりを個人的に推しておきます。(必ずしも岩田氏の論説に全て同意する訳ではありませんが、本書自体は『ザ・フェデラリスト』、『フランス革命の省察』、『革命について』といった政治哲学の古典の秀逸なガイドブックになっているため) 

 サンキュー(20)
2017.03.07 03:37 megyumegyoの評価 | 観終わった| 100が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: 銀河英雄伝説(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

見て良かった‼

結構ちょくちょくおすすめアニメに出てくるのは知ってたんですが、古そうだしガンダムっぽいので 気になってはいたけど置いといた作品です。

もっと早く見れば良かったと思うと同時に これ見ないで死んでたら損してたなとマジで思いました。


見ているうちに絵の古さはあまり感じなかったです。

ただ戦闘シーンは迫力に欠けます。ビームがただの線です。
でも人間が死ぬシーンは内臓が出たり 首が飛んだり手足が飛んだり細かく表現されてます。苦手な人は やめた方がいいかも?
でも絵が荒いので 私はそんなにグロくは感じませんでした。

銀河の戦闘の話なんですが おおまかに2つ星の政治の話です。

君主政治と民主政治。どちらがいいか?私は初め当たり前のように民主でしたが最後は君主よりになったような気がします。

どちらも政治に対する人間の質 次第なんですけどね。

理想的な指導者を私が生きているうちにぜひ見てみたいもんです…。


主人公は2人いて その1人ラインハルトがベルばらのオスカルみたいで久々に快感!
清く正しく美しく…ただし戦いを好むシスコン。


もう1人はヤン ウェンリー。
地味で平和主義 魔術師と言われる戦略。歴史好き。欠点は野心が恐ろしく無いこと。



銀河英雄伝説はキャラ達が個性的でそっちの方も楽しめました。

今は銀河英雄伝説 外伝を見初めてます。


今まで攻殻機動隊が私の中で1位でしたが銀河英雄伝説が1位に変わりました

 サンキュー(4)
2017.02.14 05:39 散種デリダの評価 | 観終わった| 17が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: 銀河英雄伝説(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

政治的、戦記の長編作品として一つの完成をみた作品です。

小説原作からOVA展開のこの不朽の巨塔作品。
同い年の作品としてはトップをねらえ!で、この作品もまたOVA展開であり、重なる部分は多いですが内包する指向性は全く異なるものでしょう。
まあこの話は置いておくとして、心に残る作品でした。
同時に評価も難しい作品だなあとも。

ということでとりあえず評価は保留のオール5、
時間をかけて徐々に感想を整理して個人的ながら評価をしていきたいです。笑
数量的な評価よりも質的な文章による評価の方がこの作品には向いてる気がします。

真面目な感想の前にもし言うべきことがあるとするなら、
ポプラン、シェーンコップ、アッテンボローの伊達と粋狂に生きた
愛すべきバカ達が好きになっちゃいましたね、あの生き様はイカンですよ。

ヒルデガルドの父君の求婚の下りも最高でしたね、あれ一体なんなんですか、、、
笑うなという方が無理ですよ、、、ヤンとフレデリカにしたってなあ
まったくもう、、、最近のギャグアニメより破壊力ありますよあれは。


ということで真面目な評価を書きたく思うのですが、
この作品の個人的な評価点はひとえに制度的な統治支配と物理的領域の限界といった問題が物語において非常に意識的に使用されているところです。
「人が作り出したものなんだ、ならば不滅ではない」と言った内容の発言をヤンやラインハルトがしきりに言っていたポイントです。これが具体的な一国家ということにとどまらず専制政治や民主政治といった抽象的な社会構造自体へ向けられていることで、
よく比較対象で名を上げられるガンダム作品とは根本的に性質が異なるところだと考えます。初代ガンダムではその問題自体が人類にとって初めての経験であり、物語を彩る一要素になるにとどまっていると考えます。
これは宇宙世紀がターンエーガンダムまで来てやっと触れられてるものだと思うのでガンダム作品群に比べ評価に値すべき点だと思います。

現実的に現在人類が作り出した政治的、経済的社会は物理的な基盤を地球の表面のみで止めていますが、多くの国家に分かれ統治し、その上に地方自治、地方分権的な政策も見受けられます。
銀河英雄伝説の舞台に比べてはるかに狭い領域でこの社会構造が採用されているのにまあこのザマなんですが、それは置いといて

この物語が始まる前史とされて用意されている宇宙進出後の人類史は生活圏拡大に伴う物理的な距離と時間差による避けがたい中央集権型の政策採用と、そこからのさらなる拡大による自治権問題と政策不行き届きに伴う失敗と格差、格差だけならまだ他の作品でも描けているのですが
人類の現存する思想の物理的限界と政府と軍隊の別ですね、軍隊にも風通しの悪い中央集権型の腐敗と、分権型の暴走や紛争にもつながる。拡大というのが非常に具体的な想像を持って構成されている。
そして最終的には専制政治への後退。これはマキャベリの君主論に習ったものみたいですが、これはまあ著名な古典なので言及する必要もなさそうですね。
ともかくこれは思想の限界だけでなく国家という概念を構成する要素の問い直しも含まれているということじゃないでしょうか。
現在と国家という概念と民主主義という組み合わせの先にはまだ新たな組み合わせやあ発展の余地があるというこではないかと。民主主義の問題点は人々が戦争の痛みを忘れなければどうにかなるという日本純粋培養のエリート的な歴史解釈による批判ではなく、そろそろ統治構造と民主主義の限界を宇宙に出た先ということで想定で描いたものではないかと考えます。多数決という最も公平とされている原則そのものが間違っているのではないか、市民意識にうったえるとかそういうもっともらしい話ではなく、そもそものマイノリティを切り捨てるのが原則である社会システムを冷静に見つめなおす機会なのではないか、とか。社会が健全に機能してる間しかマイノリティの意見を汲み取る余地がないシステムはどう考えても欠陥品なんですよねー
あ、これは僕の個人的な意見ですね

このレビューを書いた現在はアメリカでトランプが大統領就任しましたが、多少なりともトリューニヒドと似てなくもないというか。トランプは民主主義の腐敗だとか失敗だとかじゃないんですよね、最も方法論的に民主主義の多様さを示しているわけですから。
とりあえず単なる戦後日本が持ったイデオロギーの解体と構成の過程みたいなものには見えないんですよね

あまりうまくはまとまっていませんが、世界設定としてはこんな風に感じました。

そもそもアニメ作品が持つ社会的意義とはなんなのでしょうね。
この話はアニメにかかわらず大衆的な文化生産領域全体にかかわる問題だと思うのですが。
この手の作品の感想をお書きになる方が使う哲学的、政治的、学術的な作品の価値やメッセージ性というのはどのように解釈され評価されるべきなのか。
よく直接的に「現実にあるこの問題を批判あるいは表象してる」ゆえに評価に値する、しないがされていますが
ニコラスルーマンという哲学者が自己言及性についてという著書の中で
芸術が持つ自己言及性(端的に言ってしまえば形式批判やフォーマリズムの概念)
こそが社会がこれからより良い発展を遂げるために参照すべき点であり、
社会における芸術の価値とはこの点にある。みたいなことを述べているんですが
その通りだと思っていて、このような間接的な接点によってもあらゆる文化生産は評価されうると思うんですね。
(故に安易な元ネタ賛美の肯定的なメタ表現や、表面的な引用は僕は逆に否定的な立場をとります。)

直接的な批判や引用ではなく物語の進行を通して、アニメの中における物理的な領域と概念的な構造を作り上げ一種のコンピューターシュミレーションみたいなことがなせているのではないかとか考えました。
直接的な批判は学問の内でやれば良いですし、引用であれば既存の問題に依存する形でしか作品自体が持つ意義を成立させることができず時代が経てば無意味なものとなってしまうと考えます。
ある程度の作品価値の普遍性を保ちつつ、一つの社会的意義を持った提案をできるためにはそう言った作品構造を持つことが重要ではないかと
その上で後日談的な語りを持って戦記、スペースオペラといった形式を採用するのは非常に納得のいく選択ですしアニメという商業媒体とも親和性が高いように感じられます。

長いな、、、とりあえずここでやめときます。
他にもやたらドイツ語や北欧神話を多用しているのが見られますが、こういった作品に対する北欧神話の価値とかもろもろ
後日気が向いたときに修正なり追記なりして読みやすくまとまりがあるようにしますね。
なんかくどくど書きましたが必見の価値はあります。おすすめです。笑

 サンキュー(1)
2017.01.31 17:18 タイチョーの評価 | 観終わった| 20が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: 銀河英雄伝説(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 3.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

最高傑作SF

おそらく宇宙を舞台にした軍人たちの戦術戦略といったものを描いた最高傑作。

大抵のSFはいち軍人とかいちパイロットの視点から戦争を描くものが多いですが、こっちは指揮官・司令官クラスの人々の戦術など大枠で話が進むので、ある意味、戦国武将が主役の大河ドラマの宇宙版といったところですか。

政治あり戦闘あり。とりあえず登場人物が多く、話も本伝が110話以上あり、さらに外伝劇場版も含めるととんでもない量があるので、長く楽しめます。下手すると一年かかるかも。

銀河帝国と自由惑星同盟の戦いが中心ですが、それぞれの国の内乱であるとか政治の駆け引きがきっちり描かれているのが好印象です。
作風としては大河ドラマ風であるので、歴史好きはとっつきやすいかもしれない。
歴史回が特に秀逸で、ヒストリーチャンネルの歴史番組風の回があったりして面白い。特に地球の歴史がもうね、何度も見ましたよ。

描写はどちらかというと銀河帝国の方が多い。ラインハルトはもとよりその配下の部下たちの魅力的なことこの上ない。ミッターマイヤーにロイエンタール、そこに無口提督アイゼナッハとか調子に乗って身を滅ぼすトゥルナイゼンなどなど。
門閥貴族は基本アホで傲慢。なのになぜか嫌いになれない魅力があってよかった。彼らは人が持つ悪い部分が大きいだけなんです。

実質のローエングラム朝最後の皇帝フリードリヒ4世の政治に無関心に見えて実はよく世事を理解しているあたりがぐっとくる。彼は悪人じゃないんだよ。でもアンネローゼを宮中に入れるから……。


自由惑星同盟のゆるい大学のサークルのノリでヤンウエンリーを中心に話が進んでいくのが心地よかった。ヤンは勝手に周りから人材が集まってくるからね。

フェザーンの狡猾な商売人魂がよかった。したたかに策を練るルビンスキーがたまらん。

結局のところ、戦争よりもひとつの未来の人類の歴史物語と考えた方がいいかと思います。
銀河とアニメの歴史がまた一ページ。

 サンキュー(2)
ネタバレ
2017.01.13 01:55 ckaid50700の評価 | 観終わった| 40が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: 銀河英雄伝説(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

タイトルなし

まあ全部見せていただきましたよ

何十万人が戦闘で死ぬ

だけど主人公たちの知り合いが一人でも死ぬと大騒ぎ

戦争と言えば戦争なんだけど

人の死は平等に悲しいはず

物語的には中の上でしょうか

 サンキュー(0)

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