イリヤの空、UFOの夏(OVA)

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「イリヤの空、UFOの夏」

よみがな:いりやのそらゆーふぉーのなつ

販売開始日:2005年2月25日

★★★★☆ 3.5
物語:3.7 作画:3.4 声優:3.5 音楽:3.4 キャラ:3.6
総合得点 63.1
感想・評価 199
棚に入れた人 1159
ランキング 2287
浅羽直之は園原中学校の二年生。
夏休みの間中、裏山にてUFOを探す日々を送っていたがUFOについては結局何の成果も得られなかったため、せめてもの思い出にと浅羽は学校のプールへと忍び込む。が、そこには伊里野加奈と名乗る、見慣れぬ不思議な少女がいた。状況が飲み込めないままに浅羽は伊里野と触れ合うが、すぐに伊里野の兄貴分と自称する謎の男が現れて、その夜はそれでお開きとなった。
そして翌日の始業式の日、浅羽のクラスに伊里野が転校生として編入してきた。ささいな事件がきっかけでクラスから孤立してしまった伊里野と、そんな伊里野のことが気にかかる浅羽と、伊里野の周囲に垣間見える幾つもの奇妙な謎。そんな風にして、浅羽直之のUFOの夏は、その終焉に向けて静かに動き出したのだった――。(OVA『イリヤの空、UFOの夏』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 199

ネタバレ
2017.10.22 11:42 いぬわん!の評価 | 観終わった| 48が閲覧 ★★★☆☆ 3.6 評価対象: イリヤの空、UFOの夏(OVA) 物語 : 4.0  作画 : 3.5  声優 : 3.5  音楽 : 3.0  キャラ : 4.0

小説書けよ、秋山瑞人!

 原作小説既読。
 当時、「最終兵器彼女」「ほしのこえ」と並んで、セカイ系(死語)と呼ばれていたアニメ作品。
 原作は評判を呼んでいたので、そのファンをあてにしてのOVA化と思われるが、その為30分×6話という短い尺になって失敗作になった感じがする。
 原作の持つ良い処をバッサリ切ってしまい、次の行動の理由が視聴者に曖昧な感じにしているのではないか。水前寺部長や浅羽の妹の存在感は特に薄れているし、中盤のクライマックスである学園祭での登場人物の行動もキチンと描けば、ラストの浅羽とイリヤの会話も、もっと生きていたのではないでしょうか。
 監督・演出・脚本の責任ではなく、企画の段階で失敗したのではないかな。1クールは絶対必要でしたね。もったいない。
 原作者の秋山端人はいいモノ書く人だと思うが、寡作であると同時に未完の作品が多い。と言うより途中で放り出すクセがある。アニメ化に向いてると思う「ミナミノミナミノ」はもう何年もそのままになっている。いい加減書いてくれませんか。

 サンキュー(12)
2017.10.01 16:12 うざっしーの評価 | 観終わった| 32が閲覧 ★★★☆☆ 3.7 評価対象: イリヤの空、UFOの夏(OVA) 物語 : 3.5  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 3.0  キャラ : 4.0

最終兵器あいぽん~セカイ系のテンプレ~

dアニメストアで視聴。全六話のOVA。
ハルヒや「雲のむこう、約束の場所」等でおなじみの「世界を変える力を持つヒロインと主人公の関係が人類の命運を握る」という設定の話(原作はハルヒより古い)。いわゆるセカイ系である。
原作が「最終兵器彼女」と同時期でポストエヴァ世代の作品だが、この作品はサイカノよりさらに説明不足で、{netabare}ヒロインの伊里野加奈は強化人間の凄腕パイロットなんだろうな…と察しながら見るしかない。しかしそれは実は狙った構成で、4話終盤の、外側から見た憶測と同情だけで伊里野の扱いについて大人を非難する主人公と視聴者をリンクさせる展開のための「意図的な説明不足」となっている。これは実に効果的。
6話で榎本がここで話す「真相」をお前は何でも鵜呑みにするのか?と問うのも真理を突いている。カイジの利根川の「おまえらの質問に答えることは容易い。しかしオレがそんな話をしたとして、その真偽はどうする?」を思い出した。
サイカノと違ってヒロインが戦っている様子を一切描かない演出も見る側の想像に任せていて良い構成だと思う。
6話の主人公の「伊里野が生きるためなら、人類でもなんでも滅べばいいんだ!」は主人公とヒロイン二人だけを世界と天秤にかけるいかにもセカイ系らしいセリフと言える。
しかし…ラストは伊里野がいなくなったのに主人公がサバサバしすぎに感じた。榎本を撃っておとがめ無しというのも…。もうちょっと何とかならなかったのかと。{/netabare}
セカイ系のテンプレ的なアニメだと思うが、途中までは良かったのだから、ラストをもっと納得いく形で締めてほしかった。

なおこれに内容が似ている{netabare}「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?」はクトリの髪が水色から赤に変わるので伊里野と逆だが、{/netabare}オマージュなのかもしれない。

声優については、まどかファンとしてはあいぽんがメインヒロインで満足で、他の声優も浪川大輔、千葉紗子、神谷浩史、井上和彦、桑島法子とチートレベル。でも浪川さんの演技がかなり残念な所がある。12年前では今とは力量が違うのだろう。

作画は良い…凄いと言っていいレベルかもしれないが(昔のOVAは作画が良い)、キャラデザはやっぱ古い。
3話だけ絵のタッチが違うけど暗いシーンが多くて見づらかった。作画の品質自体は凄いんだが。3話ラストの{netabare}「フォークダンス」{/netabare}はCGのクオリティも当時としては高く、印象的なシーンになっている。

 サンキュー(4)
2017.09.04 18:16 101匹足利尊氏の評価 | 観終わった| 100が閲覧 ★★★☆☆ 3.9 評価対象: イリヤの空、UFOの夏(OVA) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

夏の残滓を追いかけて……。

原作ライトノベルは全4巻購読済み。

軟弱な主人公の中二少年に、過酷な運命を背負った少女のボーイミーツガール。
彼女を強大すぎる敵との戦いや、少女を囲う大人たちから守りたい、物にしたいと思ってはみるが、
少年一人では力も技術も知恵も、そもそも精神力や覚悟すらも、圧倒的に足りない……。

前世紀末から今世紀初頭かけてに確立された、いわゆるセカイ系の典型的なプロット、表現を一通り揃えた本作。
(さらには{netabare} 少女のピッチリしたパイロットスーツまで付いてくる定番ぶり{/netabare})
ここまではまだ凡庸なのですが、本作を非凡たらしめているのは、夏成分のスパイス。

……とは言っても、本作、夏を含んだタイトルでありながら、
夏休みで展開される場面は、回顧を除けば、序盤、8月最後の一日のシーンのみ。
あとはズルズルと残暑が続く二学期にて、
パワー不足、思慮不足な少年のあがき……にもなっていないような中途半端な言動に、
思わず頭を抱えてしまう場面が繰り返されます。

中二少年にはとても無理な願望。それを諦めきれない青さ。
それらが終わった夏の熱気はやがて冷めていくという必然、
それでも終わって欲しくない夏への未練とリンクして、
何とも言えない切ない感情がいつまでも心に燻り続けるのです。

原作既読組から見ると、本OVAの物足りないと思う点は心理描写。
特に主人公少年が抱く、自己制御もままならないドロドロした思春期の心情が
描き切れてないとは思います。
原作に比べて少年がいい人になってる感じがするんですよね……。
こういうシナリオは主人公がイタければイタい程、
物語がハートの奥深くまで刺さると私は思っていますので……。

一方、背景作画は、いつまでも残り火となってグズグズしている夏という、
原作の特徴を再現するのに十分な画力があり、
感情が極まった所で、過ぎ去った夏への憧憬が最大化する、
雰囲気は味わえると思います。

作中、特に、{netabare}少年が無意識に南を目指す件がいい。
彼なりに、一生懸命、合理的に考えているようで、
結局は、消えゆく夏への諦観混じりの渇望により、
南へ南へと流されて行くのが精一杯……。
それらの描写が世界が変わってしまうのも、夏が終わるのも
何人たりとも止めることはできないとの宣告となって突き付けられます。{/netabare}

自分にとって『イリヤの空~』は未だに夏を葬り去るための劇薬なのです。


最後に原作小説でとても心に残っている一節を引用してレビューを締めたいと思います。

 
 {netabare}伊里野(いりや)は夢中になっていた。砂浜を四つんばいで手探りしては花火の化石を探し回る。
本当にそこに美しい花火が見えているような顔で浅羽(あさば)の説明に聞き入り、
最後には思い切りよく海に投げ捨てる。

 それらはみな、夏の化石だった。

 夏は死につつある。

 世界は、自分たちだけを残してどこか知らない場所へと動いていく。{/netabare}


さようなら……夏。

 サンキュー(23)
ネタバレ
2017.02.11 00:34 k-papaの評価 | 観終わった| 63が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: イリヤの空、UFOの夏(OVA) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

凄い面白かったのだが、断片しか思い出せない。

OVAでレンタルで見た覚えがある。

面白いのだが、とても悲しく切ない内容。(だったような覚えがある。)

今更ながら、また見てみたいのだが、レンタルでまだあるか。

また、見てみたい作品。

 サンキュー(3)
2016.10.21 09:29 七色折り紙の評価 | 観終わった| 77が閲覧 ★★★☆☆ 3.8 評価対象: イリヤの空、UFOの夏(OVA) 物語 : 2.5  作画 : 3.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 3.5

ひと夏の恋(世界系)+SF

〇あらすじ
夏休み最後の夜に学校のプールに忍び込むと謎の少女、伊里野と出会う。
そこから伊里野と直之は仲を深めていくが、伊里野は宇宙人と戦うための兵器に乗れる唯一のパイロットで全身ボロボロになりながらも戦わされていることを知って直之は伊里野を連れて逃げる決心をする。


〇感想
さすがに世界系なだけあり、主人公自体は何もしない、何も変化がない、何故か好かれるの3つの要素を持っていたが、この作品の良いところは伊里野視点での物語展開や構造が良くできており、そちらに感情移入すればきっと良いラブストーリーを体感できると思う。
正直何故主人公を伊里野で作らなかったのか謎なくらいだ。

 サンキュー(2)

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