イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画)

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「イノセンス -INNOCENCE」

よみがな:いのせんす

上映開始時期:2004年3月6日

★★★★★ 4.1
物語:3.8 作画:4.4 声優:4.1 音楽:4.1 キャラ:4.0
総合得点 74.6
感想・評価 655
棚に入れた人 3639
ランキング 372
草薙素子(少佐)がいなくなって3年後の2032年。
少女型の愛玩用アンドロイド(ガイノイド)「ロクス・ソルスType2052 “ハダリ(HADALY)”」が原因不明の暴走をおこし、所有者を惨殺するという事件が発生した。被害者の中に政治家や元公安関係者がいたことから公安9 課で捜査を担当することになり、公安9課のメンバーであるバトーは新しい相棒のトグサとともに捜査に向かう。
(アニメ映画『イノセンス -INNOCENCE』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 655

2018.05.13 10:24 ワドルディ隊員の評価 | 観終わった| 64が閲覧 ★★★☆☆ 3.6 評価対象: イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画) 物語 : 3.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 3.5  キャラ : 2.5

素材は良いのに、箴言(しんげん)の過度な引用で気持ちが萎える

この作品は、1995年に公開されたアニメ映画
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」の続編である。
GHOST IN THE SHELLのラストから3年たった後の
物語のため、事前にGHOSR IN THE SHELLを見ることを
推奨する。

大まかなあらすじとしてはこんな感じ。
3年前に起きた事件により、素子少佐が広大なネット世界へと
旅立ったことで、バトーの心境に変化が見られつつあった。
トグサと共に、公安9課の任務をこなしていくものの、彼女に
対する想いは日に日に強くなっていく。
そんなある日、ロクス・ソルス社製の同型ガイノイドが暴走し、
殺人を行う事件が発生。2人は事件解決のため、その謎に迫っていくが…。

全体を通した感想としては、前作よりもストーリーが比較的
分かりやすく、作画が見違えるほどに向上しているなと感じた。
当然、前作を踏襲しているため世界観も素晴らしい。

前作では、脇役として描かれていたキャラクターの
存在感があるのも良い。
特に印象的だったのは、イシカワだ。
バトーとトグサを温かく見守る上司として描かれており
人間味も増している。言葉はきついと感じる場面があったものの
彼らを心配しているのが伝わってきた。

一番のネックは、なんといっても箴言(しんげん)を引用している
セリフが余りにも多いことだ。
押井氏が、哲学や古典文学を愛好していることは、凄く
伝わってくるのだが、それがかえってこの作品を壊していると感じた。
それが狙ってやったものだと分かったうえで視聴したものの
くどいという感情を頭から消し去ることは不可能だった。

引用もほどほどにすれば、良いスパイスになったのに
過剰なまでに盛り込んでくるので、頭が混乱しやすいのだ。
人によっては、「イノセンスは非常に難解だ」という
意見が出ても不思議ではない。これが押井節の一種かと私は理解した。

この仕様により、一番割を食ってしまったのがバトーだ。
前作では、特に違和感はなかったのだが、今回はかなり裏目に出たようだ。
途中からは、押井氏の操り人形にしか見えなかった。可哀想。

ストーリーにおいても、前作よりはあまりしっくりこないように
感じられた。結末の部分で、伝えたいことは理解できたものの
格別に引き付けられるほどでもなかったし。
別に無理しなくても良かったのでは?

今作も、一部のシーンにおいて、スプラッター描写が
含まれる。慣れていないと、きついと感じるので
事前に耐性を付けてから見ることを推奨する。

前作に比べれば、多少見劣りした部分はあったものの
中々濃厚なSFアニメ映画であった。
個人的には良作だと思う。

 サンキュー(10)
2018.04.12 11:13 たわしの評価 | 観終わった| 65が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

人間と人工知能。。何が違うのか?

人間が人間たらしめているのは、自分たちが「人間」であるということを「意識」しているからだそうで、「我思う、故に我あり」というわけである。

しかしもし、AIなるものに「意識」が備わったとしても、「意識」そのものが科学的に証明されない限り、それは「意識しているとプログラミングされている」という解釈になるそうだ。ということは、逆説的に言うと自分以外の人間が「人間」であるかどうかは本質的には理解できない。なぜなら、そこに歩いている「人間と言われるもの」は「そうプログラミングされた何か」かもしれないからだ。

あるいは、我々人間が飼っているペットやぬいぐるみ、自分の子供を可愛がったりするように、他者に対して感情移入できるよう「ロボット」や「アンドロイド」に「共感」できるほど感情が豊かである場合、「人間」が「ロボット」に「人間性」を見いだせれば、例えそれが「意識」など存在しない単なる「プログラミング」だったとしても。。。

「人間」はそれを「人間」として扱うのかもしれない。要はどう捉えるかは私たちの考え方一つで決まってしまうのだ。

例え実体のない2次元が対象であったとしても、それが「機械」であったとしても、そう思えたり信じたりすることによって幾重にも捉え方が変わっているのである。

そうした場合「人間」の定義とは一体何を指すのだろうか。

 サンキュー(8)
ネタバレ
2018.03.08 02:02 ラーズグリーズの評価 | 観終わった| 72が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

劇場版とテレビシリーズとは別物なのだよ。

士郎正宗原作の至上主義者の意見として読んで下さい(^-^;

ただの警察モノに墜してしまったテレビシリーズとは別物です。
ヒトと人形とを分かつものはなにか?というテーマを忘れて観ると、この作品は単なるバトー無双のモノ以上の面白さを見いだせないかも知れません。
ハラウェイとの会話、北辺の祭り、プラント船での出来事。押井守は前作と合わせて、原作コミックをほぼ完全に映像化したと言って良いと思います。ストーリーは変わってはいますが、エピソードもほぼ全て使い切り、新しいエピソードを加え、完璧な脚本を組み上げた。展開も遅滞なし。作画楽曲とも万全。ただ、これは観る人を選ぶ性質も併せ持つ、類い稀な作品でもあるかと。
囁くのさ、俺のゴーストが。
前作で素子がこぼした科白を、今作ではバトーがこぼしています。

素子に対する、バトーの深い想いも随所に描かれています。切ない…。
『孤独に歩め…悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の 象のように』

ラストシーン。トグサが娘に渡したお土産を見詰めるバトーの表情が、深いです。

物語の評価、低く付けている方も多いようです。哲学的要素も強い作品ですので、結構教養を問われる部分は否定出来ないのは確かかも知れません。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2018.02.17 21:29 シルメリアの評価 | 観終わった| 31が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

「バトーさんの私生活を垣間見ることが出来る唯一の作品」

押井守攻殻機動隊
GHOSTinTHESHELL後の話
日本人形ってやっぱり、不気味だよな!
心霊ブームの代名詞の1つとして鳥坐されて
からその心象は定着したと思われる。
日本が舞台だけどネオンとかは、発展途上国のネオン街もといアジア諸国を連想させる。
雅楽が、より人形の不気味さを掻き立てる。
択捉入ったら「押井攻殻全開」
芸術的映像美術は、変わらずか♪
キム屋敷のリピートは、円盤が飛んだのかと勘違いしそうだったわ。
2度目は驚いたが、3度目は流石にねw
やはり、少佐だったか。
一体だけ草薙素子似のアンドロイドだったから
そんな気はしてたよ。アンドロイド出演!
にしても、押井監督はトグサの事嫌いなのか?神山監督はトグサの娘可愛く作っていたが、対して押井監督はトグサの娘を不細工にw
観たのだいぶ昔だったから、完全に憶えてなかったヾ(・ω・`;)ノぁゎゎ
バトーさんファンは一見の価値有り♪
個人的にはレンジャー時代の話も映像で観てみたいと一言添えて。
では
(。>ω<。)ノ またねぇっ

 サンキュー(4)
2017.12.24 15:51 ガタリリスの評価 | 観終わった| 49が閲覧 ★★★☆☆ 3.7 評価対象: イノセンス -INNOCENCE(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 5.0  声優 : 3.0  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5

これはアニメではない。アートだ!

冒頭の日本民謡のような音楽。
フルCGで表現されたアンドロイドの生成過程。
暗く無機質な世界観。

実に押井守らしい世界観だと思いました。
TV版の攻殻機動隊は無機質の中に血が通った印象を持ちましたが、こちらはひたすらに陰鬱で冷たい印象を受けました。
ストーリーの方は最初はよく分からなかったですが、何度か見返すと何となく掴めると思います。

まあ、キャラもストーリーも正直それほど魅力的な印象を持ちませんでしたが、それでも何故か何度も観てしまう不思議な魅力がある作品です。
その魅力は何なのか?
それは『アート』としての魅力なのではないかと思います。
それも一見しただけでは分かり辛い『現代アート』的な魅力です。

一言で表現すると文学的な作品といった所だろうか。
分かり辛くて渋い。
でも、そういった『大人な魅力』を持った作品だと思います。

 サンキュー(4)

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