イヴの時間 劇場版(アニメ映画)

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「イヴの時間 劇場版」

よみがな:いぶのじかん げきじょうばん

上映開始時期:2010年3月6日

★★★★☆ 4.0
物語:4.2 作画:4.1 声優:3.8 音楽:3.8 キャラ:3.9
総合得点 78.4
感想・評価 1142
棚に入れた人 6128
ランキング 242
子どものころからアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用してきた高校生のリクオは、ある日、自家用アンドロイド、サミィの行動ログに不審な文字列が刻まれていることに気づく。親友のマサキと共にログを頼りに喫茶店、イヴの時間を訪れたリクオは、人間とアンドロイドを区別しない店のルールに驚く。(アニメ映画『イヴの時間 劇場版』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 1142

2017.06.13 20:32 お茶の評価 | 観終わった| 91が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: イヴの時間 劇場版(アニメ映画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.5  キャラ : 4.0

ミスマッチがマッチ

イブの時間。イメージから美しい作品と期待していた。ただ、その期待は裏切られた。より美しいという裏切りの形で。

人間が創り出した知能をもつアンドロイドが、唯一人間でいられる喫茶店での出会い、ふれあいを通して、アイデンティティの確立や逆に人間が、それまで道具のように扱ってきたモノに心があると知り、人間とアンドロイド両者の在り方を描いたお話。

古典SF風理論で固めたような使い古された設定を、新しくも肩の力が抜けるような演出で、一見ミスマッチに思える設定を見事にマッチさせた本作にまず敬礼。

驚くのはやはりフィット感と特徴的だったのはセリフの間(人間)。これが唐突に喋りだしたり、会話する際も相手の言葉をさえぎって喋るような稚拙な物言いは、違和感を感じざるを得ない位。これは意図的にそう感じされるようにしたのかもしれない。人間の方もアンドロイドのように不自然に見せたかったのだろう。

本作は作画は勿論音が際立っていた。ヒーリングサウンドで流れるような透き通る効果音を始め、基本ゆったりした曲調は、人里離れた隠れ家でコーヒーを嗜んでるようなひと時に感じられた。

アンドロイドと言う道具にも心があるといった、引きから始まり様々なエピソードを通して語りかけてくるような匙加減によって、的確に、自然にメッセージを胸にヒットさせてくる。こんな感覚は始めてというのは大袈裟かもしれないが、それ が本音。

終盤に入り、アンドロイドとの共存という近未来に起こりうるリアルをよりリアルに感じさせつつ、香り気が残るような余韻あふれるファンタジーな演出を演出。そんなリアルとファンタジーの混ざり合い、ミスマッチをマッチ、させた完成度の高い作品だと感じる。アンドロイドと共存するが、こんな未来なら悪くない。そう思わせる、不安と興奮が混ざり合ったクリスマスイヴのような作品。なんつってw

 サンキュー(14)
2017.06.04 16:14 ヘラチオの評価 | 観終わった| 50が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: イヴの時間 劇場版(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

心温まる

アンドロイドと人間のように会話ができる喫茶店の存在を中心としたお話しでした。
言葉では言い表せないですが、心温まる作品でした。

 サンキュー(2)
2017.05.10 22:51 shino73の評価 | 観終わった| 113が閲覧 ★★★☆☆ 3.7 評価対象: イヴの時間 劇場版(アニメ映画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 3.5  キャラ : 3.5

未来のイヴ

未来、たぶん日本。
アンドロイドが実用化されて間もない時代。
ロボット労働力の社会貢献で、
国内の食料自給率は8割を超える。

もはやSF世界の古典とも呼べるテーマ。
人とアンドロイドとの共生を描いた名作。
オリジナルは全6話のオムニバス形式。
ハズれ回が1つもなく、
とても丁寧に作られたハートフルな作品。
プロトタイプとされる「水のコトバ」と、
直接的な関係性を見つけられませんが、
僕たちは「他者」をどう認識し、理解し、
異質な他者とどう向き合うのかといった所でしょうか。

舞台はカフェ「イヴの時間」。
ここでは人とアンドロイドを区別をしない。
主人公リクオはここで様々な出会いを経験し、
人として成長していく。

アンドロイドは人をどう思っているのか?
アンドロイドは相手を思いやれるのか?
アンドロイドの優しさと苦悩を知り葛藤する。
願わくば双方向の思いやりを。
主人公が奏でた美しいピアノの旋律に感動する。

こんな時代だからこそ心の交流を。
未来のイヴは温もりを持っている。

イヴの時間ではまたのご来店をお持ちしております。

 サンキュー(33)
2017.05.08 15:00 ちあきの評価 | 観終わった| 10が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: イヴの時間 劇場版(アニメ映画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

良い

確かネット上で公開されたものを見て、ちょうど劇場版も上映されていたので、わざわざ映画館に観に行った記憶があります。

ネット上で公開された話にほんのちょっと話が+αされている感じなので、劇場版だけの視聴で良いかと思います。(調べていませんが、実際には劇場版の方が時間が短いかもしれません。個人的にはカットされているようには全く感じませんでした)

ストーリーも良く、映画館に足を運びたいと思わせるほどの作品です。

 サンキュー(2)
2017.04.29 05:34 剣道部の評価 | 観終わった| 64が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: イヴの時間 劇場版(アニメ映画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

童謡「おもちゃのチャチャチャ」の、恐怖と可能性

【蛇足~A-TXの嫌味w~】
{netabare}別に良いんだけど、2016年の12月25日にA-TXで放送してました。まあ、「イヴ」と「クリスマス」をかけての特別放送でしょうが、「クリスマスなのにアニメ観てんの?」という嫌味に捉えられても仕方ないっすよ(笑){/netabare}

[2010冬 個人内ランキング 9位]

時代設定は近未来。アンドロイド(人型ロボット)が実用化された直後の世界。

{netabare}「アンドロイドを人間扱いするか否か?」{/netabare}

というテーマは最早古典的なもので、テーマ自体に目新しさはない。が、「アンドロイド」や「VR」「ナノマシン」などは今後、現実世界でも様々な問題を抱えそうなテーマだけに、今の(まだ実用化されてない)うちに、ファンタジーの分野で色々と妄想しておくのは良いことだと思う。

この作品で大事な装置として働くのが、「イヴの時間」という喫茶店。この喫茶店のルールは、「人間とロボットを区別しない」というもの。この喫茶店の中では、人間とロボットの見分けがつかないようになっている(あにこれの粗筋より)。

「人間の知らないところで、ロボットが自分の時間を謳歌している」

それは、希望でもあり、恐怖でもある。そういえば昔、「おもちゃのチャチャチャ」{netabare}みんなスヤスヤ眠る頃 おもちゃは箱を飛び出して チャチャチャおもちゃのチャチャチャ{/netabare}を聴いた時、楽しそうな曲だというより、うすら怖さを感じた。人間は、自分達の存在を脅かす(理解の及ばない)存在に対して、やはり無条件に恐怖を感じているのだと思う。

この閉ざされた世界での人間ドラマ(密室での群像劇)は、映画「キサラギ」に似ているかも。全人類規模の大きなテーマを小さな喫茶店の一室に落とし込む構成は興味深かった。

2013年(本作発表の3年後)には、オックスフォード大学の試算により、今後20年以内に、47%の仕事がIA(人工知能)によって行われる可能性があるというデータが発表された(ことからも、時代を先取りした作品だと分かる)。ただ、{netabare}「演奏家(芸術家)」関連は、最も代替確率が低い仕事の1つとされてるけどね{/netabare}(そういう意味では、今から40~50年後の未来なのかもしれない)。

ストーリーは、シリアス且つハートフル。やや笑いもある。「意識高い系」にも「とりあえず感動して泣きたい系」にも対応できる懐の深さがある。そのバランス感覚は流石だと思う。

でも、難点としつは、{netabare}映画は非常に中途半端な部分で終わり、正直、続編を見ないとモヤモヤする。{/netabare}だから、4から評価を1つ下げて3としている。

さて、タイトル「イヴの時間」だが、私は初めはこれを「クリスマス・イヴ」の「イヴ」かと思っていたが、どうやら「アダムとイヴ」の「イヴ」のようだね。

{netabare}作中では、アンドロイドが「イヴの時間」に来られる条件がはっきりとは示していないが、私は「人間に名付けられること」だと考えている。

「アダムとイヴ」は誰もが知る旧約聖書の物語だが、もしかして「アダムとイヴは共に人類最初の存在」だと思っていないだろうか? 旧約聖書によると、アダムは確かに創造主ヤハウェが作った最初の人類とされているが、そのアダムの妻にするべく、アダムの肋骨より作られたのがイヴである(つまりイヴは人間のために生まれた)。そしてポイントは、「イヴという名はアダムが名付けた」「有名な禁断の果実(知恵の実)を初めて食べたのはアダムではなくイヴ」であるという点である。

やはり、「名前」というのは、己の存在を確定させるための、大事なものなのだろう。また、「ロボットが知恵(感情)を得た」という比喩としても、「イヴ」に例えたのは上手いと思う。

人間に愛され、人としての感情を得た個体だけが訪れることができる、喫茶店。その設定は秀逸だったと思う。
{/netabare}

ただまぁ、やはり問題提起だけで終わった感が強くて(汗) オススメは、オススメです。観ている間なら、評価4ですよ♪

 サンキュー(21)

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