魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画)

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「魔法少女まどか☆マギカ」

よみがな:まほうしょうじょまどかまぎか

放送時期:2011年冬アニメ(2011年1月~2011年4月)

★★★★★ 4.1
物語:4.4 作画:4.0 声優:4.0 音楽:4.3 キャラ:4.1
総合得点 90.4
感想・評価 9041
棚に入れた人 30645
ランキング 18
市立見滝原中学校に通う普通の中学2年生の鹿目まどかは、ある日不思議な夢を見る。そこは少女が魔法で戦う異世界。その少女の戦いを目撃する自分と、謎の白い生物に「僕と契約して魔法少女になってほしい」と告げられる夢であった。翌朝、見滝原中学へ転校してきたのはなんと夢で見た美少女の暁美ほむらだった。ほむらは、まどかに「魔法少女になってはならない」と警告する。
放課後、親友の美樹さやかとCDショップへ行ったまどかは謎の声に呼ばれ、ビルの一角へ迷い込む。そこで見たものは夢の中で見た生物キュゥべえの傷ついた姿と、それを殺そうとするほむらの姿だった。まどかとさやかは戸惑いつつも、当たり前の優しさからキュゥべえを助けるが、直後に今度は本当に異世界へ迷い込んでしまう。魔女の使い魔と称される化物達に囲まれた2人を救ったのは、同じ中学の3年生でキュゥべえと契約した魔法少女の巴マミだった。事後、改めてキュゥべえに「魔法少女になってほしい」と告げられたまどかとさやかは、思いがけない好機に興奮する。だが、それは2人が直面する様々な苦難の始まりであった。(TVアニメ動画『魔法少女まどか☆マギカ』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 9041

ネタバレ
2017.03.31 02:04 しんじの元嫁の評価 | 観終わった| 625が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: 魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

魔法少女という名の労働者にょろーん

近年、魔法少女が理不尽に悲しい目に遭うことが1つのトレンドにあるようで、まどマギも同列で語られることがあるようにょろが、ただただ悲しいのを見たくてまどマギを楽しんでいた訳じゃないにょろーん。
合理主義のあり方や、生物の頂点としていきる意味、欲望をかなえる意味を考えるアニメでもあるにょろーん。
そもそも合理的というのは魔術からの解放を意味するのに、魔法を合理的に扱うというのが皮肉にょろーん。
劇場版では、相反する愛や欲望と秩序の問題、社会の構造と歴史、思想を問うものであったにょろーん。
そして独創的な梶浦由記の音楽と劇団イヌカレーの絵のハーモニーであるにょろーん。
他の魔法少女アニメとは別の、もう一つ上のジャンルにあると思うにょろーん。


では本題にょろーん
・「僕と契約して魔法少女になってよ!」
{netabare}契約とはなにを表しているのか考えていきたいにょろーん。
買い物も一種の契約にょろーん。
お金を代価として支払う代わりに商品を得る。
百円払ってジュースを買う、これも契約にょろーん。

ここで、一つの仮説を立てたいにょろーん。
それは、魔法少女=労働者であるということにょろーん。
例えば、魔法少女になるか迷っているときに、専業主夫であるお父さんとまどかママについて話したにょろーん。
まどマギの世界のまどかママは、仕事が好きでそれによって満足感を得ているにょろーん。
そしてまどかは、魔法少女になること自体が願いだと言っていたにょろーん。
すなわち、力自体(生き方)へのあこがれにょろーん。
それは、ママに照らし合わせていえば、労働者として働くこと自体へのあこがれではないにょろか。

資本家と労働者の関係、これも契約にょろーん。 
雇用され賃金を得るかわりに、労働力を支払う、労働するにょろーん。

魔法少女たちはこの関係に合意したにょろーん。
(恣意的ではあるが)認識の相違はある、しかし、キュウベエ(=資本家)によって巧妙に隠されているにょろーん。
願い事をする代わりに対価を支払うにょろーん。

奇跡を望む意味とは、代償を支払う契約をしたということにょろーん。
それは借金とも言えるのではないだろうか
「それが君の運命だ」とキュウベエが言っているように、願いをかなえたらそのために生きていくことになるにょろーん。
例えば家を買ったのだから、ローンを支払うために生きる運命に労働者は置かれるにょろーん。
「それが君の運命だ」は、それが君の職業だ、そのために生きていくんだとも取れるにょろーん。
そして、魔法少女になったら、魔女と戦うことでしか生きていけない、仕事人になるにょろーん。

資本家(キュウベエ)は商品(少女)の価値以上のエネルギー(剰余価値)を回収しようとしていたにょろーん。
これは、剰余価値が少女たちの願いによる魔法ということにょろーん。

違う視点からも見ていくにょろーん。
魔法少女はグリーフシードを求めるにょろーん。
グリーフシードは穢れを吸うにょろーん。
それはすなわち「回復」と捉えることができるにょろーん。
例えば、家での安らぎの時間をすごす、食事や趣味などで疲れを癒すことにょろーん。
見返りを得て、「回復」しないと倒すべき魔女になってしまうにょろーん。
休息は必要ということにょろーん。 
それはさやかを見ていればわかると思うにょろーん。
それゆえ(すべてを理解しているわけではないが)、手柄(お金)を求めて労働者(魔法少女)たちは争うにょろーん。
つまり、グリーフシードを「消費」するために「労働」し、最期はグリーフシードを生み出す魔女になるにょろーん。

極め付けは、ソウルジェムに魂が移されることにょろーん。
これは、労働者が人間からの「疎外」が行われているように、魔法少女も人間ではなくなるにょろーん。
労働によって疲れ果て、何も考えられない身体は抜け殻であるにょろーん。
しかし、労働(魔法少女退治)には、身体が道具扱いされることが便利にょろーん。 
つまり、魔法少女にとって、「身体」も商品ということにょろーん。

人間らしくないキュウベエは、魔法少女としてのイデオロギーをお膳立てするために、人間らしくない思考をしてるにょろーん。
すなわち、人間から疎外されてるということがキュウベエにもいえるにょろーん、そもそも、キュウベエは人間じゃないんだけどにょろーん。

さらに論じていきたいにょろーん。
「あんたたちとは違う魔法少女になる」とさやかは意地を張っていたにょろーん。
これは労働者の没個性を示しているにょろーん。
なぜなら、違う魔法少女になれないことが劇中で描かれているからにょろーん。 

マミさんが死んで「違う国にきちゃったみたい」とまどかは言っていたにょろーん。
「他のみんなはなにも知らない」というように、別の階層にいる人間とは関わり合いがないにょろーん。 
業界による縦割りも含むと、異なる職種の人とは関わり合いが少ないにょろーん。
これは現代の労働社会の希薄な人間関係を表しているにょろーん。
もちろん、同業者としての魔法少女同士の付き合いはあっても、それにとどまるということにょろーん。

残るは、呪いを振りまく魔女をどうとらえるか、にょろーん。
では、魔女は退職した、被介護者とするにょろーん。
労働者は一生働けないから介護される必要があるにょろーん。
誰かが余計に負担しなければならないにょろーん。
そのしわ寄せが呪いだとするにょろーん。
誰かが倒さなければならない、介護しなければならないにょろーん。
そのために魔法少女(労働者)が税金を払うにょろーん。

魔女を倒すための魔法少女であるけど、その顛末は魔女になるということにょろーん。
魔法少女はこのシステム、あるいはキュウベエの奴隷ということもいえるのではないにょろか。

魔女すらもエネルギー(お金)になるというのだから、この世界では対価となる呪いすら市場化されているということになるにょろーん。
福祉すら市場化されているにょろーん。

キュウベエは「家畜」という表現を使っていたが、これは社畜のことを指してるにょろーん。
「家畜」は守られているから繁殖できたとも言ってるにょろーん。
実は、労働者も資本家に守られている側面があるにょろーん。
それはある程度の賃金を保証してくれるということにょろーん。
国家に守られているという考え方もできるにょろーん。
最低限の労働環境を国は保証してくれるにょろーん。

みんななにかを抱えてるのも、魔法少女が労働者に見える理由にょろーん。
このアニメの魔法少女たちは、下位層であり、働かなければならない立場にあるにょろーん。
実際、マミさん、杏子は親がおらず、働かなくてはならないにょろーん。

途中でも述べたけど、インキュベーターは資本家にょろーん。
グリーフシード(エネルギー)の回収を行う、労働力の回収とも、お金を集めてるともいえるにょろーん。 
「消耗品なの?」とまどかは言っていたが、この宇宙のために死ぬ、歯車だということにょろーん。

魔女の呪いをどう説明するかは今後考えるにょろーん。
宗教みたいに集団自殺を行ってたにょろーん。
ひとみちゃんは自殺を「身体から解き放たれる」と表現していたにょろーん。
このことは後で少し述べるけど、魔女の呪いは欲望を解放するものにょろーん。
残りは劇場版のレビューで考えたいにょろーん。{/netabare}

・まどかの魔女への偏見
{netabare}「自分を粗末にしないで」とほむらにせがまれているように、魔法少女じゃないまどかはなんか弱気で人のためになんとかしようとしてるにょろーん。
対して、魔法少女になったまどかは強気であることから、強い自己肯定感を得たにょろーん。
「魔女を倒せないわたしなんていらない」というように、魔法少女であることが彼女のアイデンティティになっているにょろーん。

では、逆に、魔女になることがそんなに悪いことにょろか。 
魔法少女(魔女)はみんな、魔女になって自分の欲望を表現しているにょろーん。
例えばさやかは楽器を使ってしあわせを演出している、自分の欲望を果たしているようにも見える。
なぎさちゃんはお菓子の国でたくさん食べているにょろーん。マミさんとか、、、

まどかは10話で「魔女にはなりたくない」と言っているにょろーん。
劇場版の話になるがこれが魔法少女の「希望」であるにょろーん。
ほむら(に限らない)にとっての魔法は「欲望」にょろーん。
二人はズレている、「生きてる時間が違う」というように、どんどんすれ違っていくにょろーん。
この続きは劇場版レビューで考えるにょろーん。{/netabare}


希望に対価があるというのは真理であり、そんな歪んだ願いを願うのは魔女になる魔法少女にょろーん。
「魔女の生まれない世界」というのは魔法でしかかなえられない奇跡にょろーん。
まどかは、ほむらの時間遡行を「全部分かった」全知全能の神になったということにょろーん。


ちょっとはじけたレビューになったが、抽象的かつ繊細に設定が組み込まれているので、いろんな捉え方ができると思うにょろーん。


以下過去レビュー

/人◕‿‿◕人\僕と契約して、魔法少女になってよ!


{netabare}個人的な事ですが、☆オール5は初めてです。


独特な演出に最初は戸惑いましたが
キャラデザも可愛くて、背景も綺麗
アクションもかっこいい!


そのバトルシーンを引き立てるBGMも最高です。
OPはClariSが歌う「コネクト」
俺妹のOPは、中学生にしては歌が上手いと思った程度でしたが
コネクトはまどマギの良さを引き出してる、話題性を無視しても素晴らしい曲。
歌詞の「交わした約束」
馬鹿な僕は、QBと交わす希望に満ちあふれた契約の事だと思ってました。
まさか10話への伏線だったとは!
EDもそうですが、歌詞にも深い意味が込められていて
1話から12話の最初から最後まで内容がつまっている。


だからといって、詰め込みすぎて不完全燃焼というわけでもない。
キャラも活きている、主要キャラ全員の想いが伝わってくる。
片思いをしているさやかちゃんが、上条君を助けた気持ち、理由も深いですが、
1番好きなキャラは、ほむらちゃん。


話が変わりますが、名前、そしてこの画像を見てもらえればわかると思いますが
僕はとあるロボットアニメのツンデレちゃんが大好きです。
みんなにほめてもらいたくて
自分の弱さを隠して、精一杯自分を演じてまわりから認められようとする、裏表のある性格が僕自身に似ていて感情移入しちゃいます。


そしてほむらは「まどか」のために
強い自分を演じて、まどかの運命を変えようとする。
そこまでしてまどかを守るなんて…
最高の百合じゃないか!(((((;`Д´)≡⊃)`Д)、;'.・
すいません、自重しますm(__)m
素晴らしい友情です。


そのほむらを演じる斎藤千和さんの演技が凄い!
演じるほむらを演じる…でも、ほむらの気持ちが伝わってくる、素晴らしい演技です。
声優の評価なんてしようがないので
いつもは好きな声優さんの数とかで評価しちゃってましたがw
自信を持って満点をつけられます。
全てのキャラの感情が上手く表現されていて…
感情の無いキュウべえの声も全く違和感が無い。


あらゆる面で十二分に面白さを引き出してました。




そんな中でも印象に残ったのは「わけがわからないよ」
QBのこのセリフには、衝撃という表現を超えたものを感じました。
いままで観ていて震えたアニメはいくつかありましたが
観ていて凍りついたのは初めてです。
たしかにQBは嘘はついてませんが、すっかり騙されました。


騙されたといえばタイトル
魔法少女ってwww 観る気になれないwww
そんな半年前の俺に助言、いや、説教をする必要がありそうだ。
タイトル詐欺ではないんですよね。
QBが語る、魔法少女という言葉の意味、恐ろしさ。これも衝撃でした。



長くなりましたが、まだまだ書きたい事が山ほど…
それほど内容がつまったアニメでした。12話という短さで!


最後にレビューのタイトルについて
このセリフを第10話に聞いた時はゾクッとしました。
しかし、まどかは契約して、奇跡をおこす魔法少女になって、願いをかなえた。
とても感動できる魔法の物語でした。{/netabare}

 サンキュー(55)
2017.03.30 20:56 なのの評価 | ----| 10が閲覧 ★★★★☆ 4.9 評価対象: 魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

すごい!!

3話で物語のイメージがガラッと変わって、8話と10話で神展開だった。見ないと人生損してるレベルです。作画の好き嫌いはあると思いますが見て欲しい。
魔女と魔法少女の関係性とかは最初の方でなんとなく予想はついてたけど、それを感じさせない演出の凄さは圧巻としか言いようがないです。

 サンキュー(1)
2017.03.30 17:34 あまとうの評価 | 観終わった| 2が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: 魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

魔法少女の人気作

魔法少女に変革をもたらしたアニメといっていいほどの作品です。
はじめは作画が受け入れられなくて見ていなかったのですが
話題になり試しに見てみようと思ったのがきっかけでしたが見事にハマりました。
独特な世界観に引き込まれるストーリー。
タイムリープもののダークな魔法少女といった感じでしょうか。
良くできた作品です。

 サンキュー(0)
2017.03.29 23:02 一般社会人代表の評価 | 観終わった| 63が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: 魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

もの凄いインパクト!

キャラの顔に最初は抵抗がありました。
みんなエラ張っているし…。しかし内容は大人の童話というか、次から次へ起こる禁断の設定にやられてしまいます。
これは名作ですね。映画もヒットしたのはわかります。
年齢30代から中高年の方まで間違いなく引き込まれるでしょう。
音楽も言うことなしです。社会人の方必見ですよ。

 サンキュー(1)
2017.03.29 22:37 IZUNAの評価 | 観終わった| 16が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: 魔法少女まどか☆マギカ(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 5.0  キャラ : 4.5

良い

タイトルと可愛いキャラ絵で敬遠してたけど、観てみたらびっくり。すごかったです。
雰囲気的にはエヴァに似てる感じ。

 サンキュー(2)

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