犬夜叉(TVアニメ動画)

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「犬夜叉」

よみがな:いぬやしゃ

放送時期:2000年秋アニメ(2000年10月~2004年9月)

★★★★☆ 3.8
物語:3.8 作画:3.6 声優:3.8 音楽:3.8 キャラ:3.9
総合得点 71.2
感想・評価 482
棚に入れた人 3002
ランキング 561
犬夜叉と巫女・桔梗は、あらゆる願いを叶えるという「四魂の玉」をめぐる陰謀に巻き込まれ、愛し合いながらも殺し合ってしまう。そして犬夜叉は50年間、かごめが現れるまで封印された。
現代の中学生・日暮かごめはある日、自宅の神社の祠の井戸から500年前の戦国時代(犬夜叉のいた時代)へタイムスリップ。桔梗の生まれ変わりであるかごめは封印されていた犬夜叉を蘇らせ、四魂の玉を再び現世に戻してしまった。しかも玉は無数のかけらとなって飛び散ってしまった。
そのかけらを集めるために旅することになった二人。最初は嫌々だったが、二人は次第に惹かれ合っていく。だがその旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。彼らは七宝、弥勒、珊瑚、雲母らと共に、奈落に立ち向かう。(TVアニメ動画『犬夜叉』のwikipedia・公式サイト等参照)

このアニメの感想・評価 482

2017.11.20 15:14 ootakiの評価 | 観終わった| 6が閲覧 ★★★☆☆ 3.9 評価対象: 犬夜叉(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 3.5  キャラ : 4.0

きっかけになった作品

自分がアニオタになる前に一番ハマった作品で、辛い学生生活を乗り越えた?のもこの作品のおかげと思っています。
更にヒロインに無関心だった自分の中で変わったきっかけにはなっていたので、忘れられません。
汎用性に長けていて、アニメが好きならそれだけでオススメします。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2017.08.07 02:57 イシカワ(辻斬り)の評価 | 観終わった| 530が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: 犬夜叉(TVアニメ動画) 物語 : 3.5  作画 : 3.5  声優 : 3.5  音楽 : 3.5  キャラ : 3.5

登場人物とテーマごとにストーリーがある『犬夜叉』

 犬夜叉を視聴した人の数多くが20話から30話程度を見ているものと推測される。長寿番組として継続できたことは視聴率に直結しているからだ。他のアニメでそれほど視聴したら大半の設定・全体像が把握できてしまう。なぜ把握できないのか。本編のみで167話という驚異的な数が原因だろう。ずっと見ていたけれど、結局全体像が掴めなかったので確認したい、という人向のレビューを執筆する。ネタばれどころか重要そうな場所を進んで記載した。必要と思われたので、一部劇場版や完結編からの情報も加筆した。いつものことであるが、言い切っているような台詞も、独自の解釈の一環であり、一方的な決め付け・断定をしているのではないものだと思ってもらいたい。

『結構見てきたつもりだが、実はよくストーリーがわからない。
 wikiを見るのも面倒という人に贈るあらすじ』
 時は戦国時代。天涯孤独の身の上の半妖・犬夜叉は、願いをかなえる力があると云われている四魂の珠を守護する巫女・桔梗と恋仲になる。四魂の珠を使い犬夜叉は半妖から人間に、桔梗は役目を捨てて巫女からただの女になるとそれぞれ誓い合い、将来を約束した。しかし犬夜叉は桔梗を襲い、裏切られ致命傷を負った桔梗は矢を以て時代樹に犬夜叉を封印する。桔梗は臨終の際、四魂の珠を自らの遺骸と共に灰にせよと言い残す。四魂の珠は消滅した。
 五十年後、枯れている骨食いの井戸から現れた中学三年生のかごめは、ただの人には解けぬはずの犬夜叉の封印を解き放ってしまう。そして、かごめの体内からは失われたはずの四魂の珠が出現。四魂の珠を狙う妖怪との争いに巻き込まれ、珠は砕け散り、破片となって方々に四散してしまった。桔梗の妹である楓婆から、犬夜叉とかごめは二人で力を合わせて四魂の珠を再び元通りにすることを半ば強制される。何が起きているのかわからないかごめは次期に知ることになるのだ。自分が五百年も過去に遡って来たことを。そして、桔梗の生まれ変わりであることを。戦国時代に来たのは偶然でないことを。
 旅に出た二人。道中、四魂の珠を巡る因果のもとに集まってくる仲間たちの裏に、奈落という妖怪の影を見る。犬夜叉と桔梗の仲違いの真実にも奈落の姿はあったのだ。
 いつしか、犬夜叉一行は四魂の珠を集めて奈落を倒すことが目的となっていく。

『主要キャラをテーマ別で掘り下げる。また、一部小説風描写のキャラクター紹介を試みる。
個人的推論に則った構造解析あり』

犬夜叉
 やんちゃ振りが表情に浮かびやすい十五歳程度の少年の顔貌には、八重歯が見え隠れする不敵な口元や、挑戦的で活き活きとした双眸を覗かせ、眉は力強く撥ねて元気な印象を与えている。肩まで伸びた白髪の上に犬の耳が生えているところなどは愛嬌を感じさせる。口調はべらんめい。態度はぶっきらぼうだ。考えるよりまず行動ありき、悩むなんて面倒くさい、喧嘩っ早くて何かにつけてぶっ飛ばして解決したがる乱暴者でもある。首には言霊の念珠をさげ、火鼠の衣という真っ赤な衣装を身に纏い、鉄砕牙という妖刀を帯びている。靴は履かず裸足で駆け回る。雨が降っても傘を差すのが嫌いだ。敵を鋭い爪で切り裂く散魂鉄爪や自らの血を飛び道具として使用する飛刃血爪を用いて戦っていたが、唯一無二の相棒・鉄砕牙を手にしてからというもの、豪快な大振りから繰り出す必殺剣の数々で敵を破砕し続けた。勢いのある疾走シーンや、人間離れした跳躍をするシーンが多く見受けられ、躍動感に溢れている。
 いつもの犬夜叉らしい口癖はこんな感じである。
『受験だか邪見だか知らねえが、どうせ弱っちい妖怪だろ! この俺がかごめにかわってぶっ飛ばしてきてやるぜっ!』

『孤独』
 父親とは対面したといっても、生まれて取り上げられた時の一度きり。母十六夜が住んでいた館は焼け落ち、赤子の犬夜叉は落ち延びていく。人間の貴族たちが蹴鞠をして遊んでいる中で、独り取り残されている幼い犬夜叉が、若き母の胸元に掻きいだかれるシーンがある。それは本編に幾度となく挿入され、回想としてもちいられる。大人の妖怪数匹に襲われ、幼い犬夜叉が独りで逃げ惑うシーンもある。死因や厳密な死の時期は特定できないが、母十六夜と死別してからは天涯孤独の身となり、誰かを頼ることもできず、己の力のみを頼りに生きる他なくなっていったと推察できる。その孤独感に拍車をかけたのは、朔の日になると妖力が失われて人間の姿になることだった。力を失うことは死に直結している。朔の日に弱体化することを秘密にするしかなかった犬夜叉は、身近にいる者に秘密が知られるのを恐れ、より孤独な道を歩むようになる。状況が犬夜叉を追い込んでいったのだろう。周囲に誰も近寄らせない犬夜叉の生き方を変えたのは、桔梗との出会いであり、ロマンスだった。

『恋愛』
 恋愛することによって、犬夜叉は人間になることを望んだ。これは人になることで受け入れてもらえる自分自身になろうという変身願望でもあるのだろう。おそらく、初めての感情だったのではないか。この心情は犬夜叉の本編ストーリーを通じて絶えずあったといってしまっても過言ではないだろう、と独断と偏見を以て推察する。例えかごめとの仲が深くなっていったとしても、根底には常に桔梗への想いが消えていない。孤独感を打ち消し、他者から受け入れられたいという欲求。それを満たしてくれる具現化した存在、人の姿をしたもの、何より自らを愛してくれる者。それが犬夜叉にとっての桔梗だったのか。犬夜叉からすると、桔梗が裏切り封印したように勘違いさせられていた。裏切りと死別によって終止符が打たれたとき、犬夜叉は人間不信に陥り、孤独感に打ちひしがれたのではないか。どのような逆境にも負けない強さを得るため、完全な妖怪を目指した。封印が解けた犬夜叉が四魂の珠を求めた理由として推察できる。
 鏡の中の夢幻城でこのようなものがあった。
 夜の暗がりの中、野営のために暖をとっていた旅の一行。爆ぜる薪の火を見るかごめと犬夜叉は何時しか二人だけになっている。他の者は皆寝静まっていた。流れ星が落ちる時、とっさにかごめは祈ろうと試みる。その時の会話である。
『でもねえ、私思うんだけど、犬夜叉は犬夜叉のままで。ずっと半妖のままでいいんじゃない? 
 私、今のままの犬夜叉が好き』
 完全な人間や妖怪になどならなくていい。今のままを受け入れたい。そういうことだろうと推察できる。神久夜の妖術によって、人間の心を鏡の中に封じられてしまった犬夜叉。このままだと犬夜叉は妖怪の心だけになって、かごめを引き裂いてしまうだろうという時、かごめはもう一度叫ぶ。
『私は半妖のままの犬夜叉が好きなのっ』
 鏡の中の夢幻城。そのストーリーの中核の言葉はこれだろう。父親には憧憬の想いがある。大妖怪の後ろ姿を追って自分も妖怪になろうとすることと、不完全さを受け入れてもらえるそのままの自分を認められるかどうかという、分岐点の、精神面の物語である。犬夜叉は、かごめという女性を得て、あるがままの自分自身を受け入れ、人生を肯定的に受け止めることができるように思ったのではないか。


『個人的推論に則った構造解析
特殊な三角関係からの視点』
 新しい三角関係を築こうとした試みは、奇怪な設定を生み出した。男性一人に女性二人の三角関係・恋愛ものの基本は、男性の優柔不断、へたれ率の高さにある。内心の葛藤を描くためだという意見を聞くと、尤もだと感じる。犬夜叉は竹を割った性格で、曲がったことが嫌いであるし、一途な性格をしている。ぶっきらぼうで腕っ節は強い。そういう人物像は戦国の世では見栄えするだろう。しかし、三角関係にはまずならないのだ。かごめは桔梗の生まれ変わりであるから、生まれ変わっても同じ女を愛している犬夜叉からすれば、どうしていいのかわからなくなってしまう。単純な性格の犬夜叉が置かれた状況はどんどん複雑化していく。恋人の生まれ変わり・かごめの出現。少しずつ犬夜叉とかごめの溝が埋まり始めたときに現世に戻ってきた桔梗。犬夜叉からすれば、失恋という形ではなかった。飽くまで死別である。桔梗との関係は続いていると思うのが当然だ。しかし、お互いに裏切ったと思い込まされていたことを知ったときには、その関係はかなり冷えていた。身近にいるかごめは、犬夜叉に惹かれていく。気づけば犬夜叉を求めるかごめ。一方犬夜叉は、口では桔梗を罵りつつも、内心は桔梗を想っていた。桔梗も、縁が切れたような口ぶりをしつつも、心は犬夜叉に惹かれている。作者である高橋瑠美子からすれば、戦国が舞台なのに優柔不断な主人公はふさわしくないと思ったのではないか。それでいて、三角関係はやりたい。一途な純愛なのに三角関係、しかも荒々しい戦国の世を渡っていくのだからそれらしい性格でなくてはならない。これらの整合できない矛盾点を解決するために、極端なまでに複雑な人間関係を生み出したのではないか。結果的に、死別したはずの昔の女と、未来から来た生まれ変わりの女との板ばさみという物語を生んだものと推察される。

『友情』
 前述した朔の日の弱点を抱えていた犬夜叉にとって、仲間の存在は大きな機転となったはずだ。信じていた桔梗にですら裏切られたと思っていたというのに、次々と集まってくる仲間は、勝手な行動をしているように見えて、だんだんと戦闘の中でチームワークを発揮していく。その必要に迫られた団結力が自然と仲間を信じる心に変化していく。危機が迫っている時だけ発揮されていた団結力が日常にまで及んだとき、犬夜叉にとって未体験の信頼が生まれた。結果として、人格としての成長に繋がっていく。仲間を思いやれる、そして敵ですら場合によっては助けようとするまでに、変化していく。
 恋愛と同じようにあるがままの犬夜叉を受け入れてくれる存在して仲間が描かれているのだ。

『家族・兄弟』
 犬夜叉は人間の姫・十六夜と西国のお館様と呼ばれる犬の大妖怪・闘牙王との間に生まれた。もっともわかりにくいものが兄弟だ。殺生丸は犬夜叉のライヴァルとして登場してきたという側面以外で観測しようとするとき、とてもわかりにくいものになる。犬夜叉と殺生丸が出会うと、大抵は真っ先にいがみ合い、すぐさま切り結んでしまうからだ。どう見積もっても父親のことでこだわっているのは殺生丸であって犬夜叉ではない。何かあるたびに、父上が、と言い出すのは殺生丸なのだ。犬夜叉は父親のことを蚤妖怪の冥加爺や、刀々斎から聞かされるばかりだが、これといった意見を口にしたことはない。父親の影を最も強く受けている殺生丸にも、父親のことを口にする場面は極端に少ないのだ。父上の姿も見たことがない、と殺生丸からいわれても、幻とはいえ父親の姿を見たあと、かごめから、どうだったお父さんは、と聞かれても、別に、としかいわない。こうしてみるとわかるが、本当に重要なことを犬夜叉は簡単に口にしないタイプとして描かれていると推察できる。犬夜叉は母親と共に生きた。肉親と呼べるものは、犬夜叉にとって殺生丸ではなく、人間の十六夜なのだろう。故に、殺生丸が生きていても、大半は天涯孤独な生活を送っていたのだ。

『個人的推論に則った構造解析
男性的魅せ方から女性的魅せ方へ演出変更がなされたことへの考察』
 wikiには殺生丸の様子に変化が見られると記載されている。しかし変化があったのは犬夜叉も同じだ。母親への思慕の念。偉大なる父親への敬意などは、初期段階以降一切語られなくなっている。
初期段階は男性的な魅せ方、主張する魅せ方だ。高級車を乗りまわしてみたり、ブランド物のスーツを着込んだり、尋ねられてもいないのに年収が何千万であると口にしてみたりするような方法だ。鳥類も同じく、雌は地味な色の羽が多いが、雄は派手で鮮やかな色合いをしている。見せびらかすことでアピールする。女性的な魅せ方とは隠す方法だ。女は加工品という表現もあり、素ではなく、本来あるものを隠す習性を意味している。体重を隠したり、贅肉を隠したり、皺を隠したりする。この変更はとてもわかりやすい。

『半妖』
迫害されながらも穏やかに暮らす『地念児』
 地念児という半妖が人の肉の味を覚えたに違いない、との村人の噂を聞き、退治に乗り出した犬夜叉だったが、地念児から人の血肉の匂いなどしなかった。結果的に他の妖怪の仕業だったのだが、地念児は言い訳一つとせず、石を投げられても我慢して通していた。それを見たかごめは、犬夜叉に抗議する。誤解されたままでいいのかと。しかし犬夜叉は、半妖である以上、半端な覚悟で生きていけないと突き放す。半妖としての犬夜叉の顔がそこにはあった。

半妖の体が憎くはないのかと問い詰めてきた『牛王』
 夜な夜な現れる牛王と呼ばれる半妖は犬夜叉一行の魂を使って、四魂の珠を作り出そうとしていた。すべては、完全な人間となるためだった。
『お前、その半妖のその体、忌々しいと思わぬのか? 思わぬはずがない。人の輪にも入れず、妖怪たちも仲間とみなさぬ、私の運命が半妖であるが故に』
『半妖でも俺は俺だ。強ければなんだっていい』と、半妖であることを受け入れるような台詞がある。本来、自問自答するような犬夜叉ではないが、もう一人の自己との対決を思わせた。

斬らねばならない相手だが、その相手はあまりにも犬夜叉自身に似ていた『紫織』
 宿敵奈落の強力な結界を破るには、同じく強力な結界を使う妖怪を斬り、その血を吸わせ鉄砕牙を強くするのが一番だと教えられる。その妖怪とは百鬼蝙蝠の一族だった。
 百鬼蝙蝠一族、若き棟梁月夜丸は、人間を襲わず、人との間に子をもうけた。半妖の紫織が生まれてからは、人間を襲わぬよう仲間を説得する。しかし、月夜丸は父である大獄丸の怒りを受けて、抹殺されてしまう。一族の後継者として代々結界の守り役が選ばれるが、血筋として残るのは半妖の紫織だけだった。人である母の元で育った紫織の引渡しを要求した大獄丸。それを知った犬夜叉は、紫織の身を思い奮戦する。斬るべき相手でさえ、気遣うほどに犬夜叉は成長していた。

『人間との関係』
 蜘蛛頭と呼ばれる妖怪に襲われている娘・なずなを助けた犬夜叉は、なずなから妖怪を忌避する目で見られる。かごめの強い説得によって犬夜叉は四魂の珠探しを中断し、なずなを助けた。心から感謝するようになったなずなを見て、顔を背ける犬夜叉。それ以降、嫌々ながらも、何かにつけてかごめから『人助け』することを要求される。大半は路銀を稼ぎ、宿を得るため、その日の飯にありつくためであった。人々から感謝されることで、犬夜叉は少しずつ変わっていく。村長の幼い息子が一人で強い妖怪に立ち向かっていく姿を見て黙っていられず加勢し、ある時は腰の抜けた老人を背負い、あるときは妖怪の群れから逃げ惑う村人たちを先導しつつ、守り抜く。
 決定的な変化は、強い妖怪の血の支配によって、自意識が変質してしまったとき、夜盗たちを喜びながら切り刻んでしまった、そのことすら覚えていない自分自身に驚いたときだろうと思われる。弥勒や珊瑚、果てはかごめですから切り刻んでしまうかもしれないという疑念は、人を襲わぬ決意に変わっていく。初期段階ではかごめすら襲ってしまう犬夜叉だったが、後半では自意識がしっかりしているとき人を襲う場面は一度もない。何の意思表示もないように見えるが、確実に意図的なものを感じるのである。

『鉄砕牙と犬夜叉』
 一振りで百の妖怪を薙ぎ倒すという、人の守り刀、鉄砕牙。この妖刀には意思がある。しかしこの意思はあまり表現されることもなく、ただの道具のように初期では扱われている。少しずつだが確実に強くなっていく鉄砕牙を犬夜叉自らの分身のように感じるようになっていく過程は、ほとんど語られていない。しかし、単なる道具ではなく、自らの一部として認識するようになると、その絆は犬夜叉の心の声として語られるようになる。また、この鉄砕牙には隠された意図がいくつもある。もっとも重要なものの一項目は犬夜叉の妖怪としての血をおさめるというものだ。生命の危機に陥ると、犬夜叉は妖怪としての血が生存本能に目覚め、活性化する。その時、激しい血の支配のために、人格が凶暴なものに変質してしまうのだ。その凶暴な人格は一旦おさまるが、何度も続けて変化を繰り返していると、完全に妖怪の血に支配され、己の心を食われ、殺戮のみを繰り返す妖怪と成り果ててしまう。実はそれを抑えるための、犬夜叉自身の守り刀でもあったのだ。鉄砕牙を持つと、その血の支配がおさまるようにできていた。鉄砕牙は、父親である西国の大将・闘牙王の牙でできている。いわば父親の分身でもあるのだ。
 

桔梗
 瞳は大きくも涼しげ、色白で鼻筋が通り、やや面長な瓜実顔をしている。長髪を後ろで結わえたみずき結いと巫女の衣装が似合う若く美しい女性。死魂虫と呼ばれる、死者の魂を集める習性を持つ白蛇と白魚の相の子の如き妖怪たちを操り、死魂を集めている。魂の一部がかごめに転生してしまったので、不足分を補うために、常に死魂を補充せねばならぬ身だ。あまたの死魂虫に体を支えられながら天上に昇る姿は幽明で、表情は儚い。梓山の弓から放たれる力は傑出しており、威力のみで犬夜叉一行は矢を放った人物が桔梗かどうかの判断をしているほどだ。高い霊力を恐れて奈落は物語中いくどとなく桔梗の排除を試みている。情緒すら漂うことがあるその声音。村人には穏やかな口調で話し、危機が迫る中でも推察がなされるほどに感情に抑制が行き届いているだけでなく、いざ矢を放つべき時ともなれば、一瞬しかない勝機をも逃さない眼力を遺憾なく発揮し、すべからく敵を射抜く腕前を持つ。そんな桔梗も仕損じる相手が奈落だ。奈落との因縁を断ち切るための旅でもあろうが、決してそれだけでは終わらない、心の行き場のなさ、彷徨う道中をいずことも定めず進んでいく。
 犬夜叉には悪意を以て、かごめには試練を以て接するが、村人たちとの交流時には優しげな笑顔も見せた。
『さあ、もう心配ありませんよ』

『語られない心情を推察する。
恋愛ともう一人の自分』
 五十年前に亡くなったとされる巫女。四魂の珠を守る役目の桔梗は霊力を保つために、身の穢れる行為、男に体を触れさせる情欲が禁じられていた。自分が女であることを認められずに生きている桔梗。半妖である犬夜叉もまた、妖怪からは人間と思われ、人間からは妖怪思われて、自分が認められることそののものが禁じられたような存在だった。桔梗が犬夜叉に心を許した理由は『お前と私は似ている』と語っているところにあるのだろう。犬夜叉に懸想したために霊力が極端に減少した桔梗。周囲は妖怪で満ち、奈落はその隙を狙い、背中に致命傷を受けた桔梗は、犯人が犬夜叉だと勘違いし時代樹に封印する。四魂の珠に自分だけは生き残りたいと願えば、願えたはずだが、犬夜叉の後を追いで死ぬことを選んだ。桔梗にとって四魂の珠は願いを叶える珠ではなく重荷だったのだろう。
 五十年後、鬼女裏陶は彼女の霊力を欲し、墓から骨と墓土を盗んだ。盗まれた材料で製作された陶器の体に入魂されこの世に舞い戻る。
 桔梗からすれば、現世に戻ってきたら、自分の居たはずの場所に、犬夜叉の隣りに、見知らぬ女が居座っていたのである。あれほど互いに誓い合ったのに、なぜ裏切ったのかと。失意と怒りは冷めやらない。いや、今までの熱愛がある故に犬夜叉を許せない。どんどん離れていく犬夜叉、その隣りにいるかごめという女。桔梗からすれば、さぞかし恨めしい想いをしただろう。致命傷を負わせていないという犬夜叉の言葉に動揺する桔梗。犬夜叉を射殺そうとするも、崖から転落寸前のところを却って助けようとする犬夜叉の姿を見て心が揺らいだような表情をしていた。握られた手を力で振りほどき、怒りにまかせて自ら崖に落ちた。
 次に出逢ったときには、犬夜叉を抱きしめつつ意識を奪い、地獄への道連れにしようとした。薄れゆく意識の中で犬夜叉は想う。
『懐かしい桔梗の匂い。昔と同じだ。違うのはぬくもりがないってことだ。死んでしまった体は冷たくて、悲しくて寂しくて。俺は桔梗を助けてやれない。何もしてやれないのなら、このまま、このまま時が止まればいい』
 ひょっとすると、桔梗は裏切られたと勘違いした怒りより、隣にいたかごめのことで鬼女の如き所業に出たのかもしれない。犬夜叉を他の女のものになどさせてなるものか、犬夜叉と二人きりならば地獄に堕ちてもかまわないと思ったのではないか? 意識を取り戻した犬夜叉がかごめの元に飛び去ったとき、桔梗の顔に悲痛の色が滲んでいた。去り際に言い残す。
『犬夜叉、忘れるな。お前に口づけした気持ちに、嘘はない』
 楓婆のもとに現れた桔梗は事実を教えられるが『私はただ、自分が死んだわけくらい知っておこうと思っただけだ』といって去った。かごめがいなければ、そんな言動はなかったかもしれないのだ。
 その後も桔梗の作った結界を素通りしてやってきたかごめを見て、桔梗自身は『結界を抜けてきたか。お前は私だからな』というような言葉をいっている。その時もかごめを射殺そうとしたと犬夜叉に憎まれ口を叩いた。桔梗から放たれた矢はかごめの片頬を掠めたに過ぎなかったことから本気ではなかったようだ。かごめを殺そうした桔梗を犬夜叉は殺そうとするか試したかったようにも見受けられた。桔梗は手出しされない様子を見てどこかしら恐ろしげな哄笑をしていた。かごめに、まだ犬夜叉の心は私の方にある、と主張したかったのかもしれない。『私は一人だけでいい』ともいっている。
 既に桔梗は死人で、本物の肉体など持っていない。しかも、かごめの正体は自分自身の生まれ変わり。桔梗は澄ました顔をしているが内心混乱していたのではないか。まるで違う性格のかごめが、自分の生まれ変わりで、しかも骨食いの井戸からやってきたというのだ。生まれ変わりだから、犬夜叉はかごめと一緒にいるべきだと思ったこともあったろう。だが内心はどうか。二人の仲睦まじい姿を見るだけで、心が掻き乱されたはずだ。深く傷心したのではないか。だから犬夜叉一行と一緒にいられないのではないか。自分はもう人とは違う、死人なのだから独りでいるべきだと思い、時には人と交わってどこにでもいる女になろうとしたのではないか。筆者からすると、自立心が強く、独りで抱え込むタイプに思える。クールで平常心を保てる、精神的に大人な女。しかし内心は複雑。生前の巫女としての責務、その束縛から開放されて自由を得たとき、一人の女として鬼女の如く振る舞い、時には犬夜叉を救う。心は愛憎で揺れ動き続けているのだ。犬夜叉の傍らという居場所はかごめのものとなってしまった。本来あるべき居場所をを失ったことから、彷徨うしかないようにも感じられた。

日暮かごめ
 犬夜叉はかごめの現状を見て惚れたのではないことはわかる。犬夜叉にとって、美人であることも、学年三十位までをキープする成績のことも、wikiの情報にある美しい肢体であることも、さして重要ではない。桔梗の面影を有していたからだ。制服姿でママチャリなるものに搭乗しているのだから、さぞかし戦国時代では奇天烈に見られたであろう。最初のうちこそ警戒されるシーンが組まれているが、毎回それでは困るからか、初回以降誰も突っ込みはいれようともしなくなる。次期に自らセーラー服を着ることで落ち着いた。筆者からすると、桔梗とかごめは書き分けが上手くいっているせいか、まったく面影らしきものは感じられない。ほとんどのアニメでキーマンが決まっている場合、登場人物の中でも主人公の恋人役の女性に落ち着くところがあり、かごめも例に漏れない。かごめは四魂の珠の光が見える特殊な目を持っている。桔梗譲りの高い霊力を応用しての戦いを習得していく。最終的には、高度なレベルに到達するだけでなく、特殊な射抜き方まで編み出すことになる。基本的に身体能力は一般人と同等。性格は芯が強く、正義感があり、人助けをすることも多い。性格だけ見れば犬夜叉よりよほど主人公向きだ。
印象に残っている台詞は、犬夜叉と喧嘩して実家に帰る主婦さながらのものだった。
『実家に帰るのよっ! 馬鹿ぁ!』

『恋愛・与えられた試練』
 かごめからの視点ではどうなのか。いきなり巻き込まれた戦国時代。乱暴者と組まされたかごめからすれば、さっさと現代でのんびりしたかったのだろう。しかし、気付けば犬夜叉に惹かれている自分がいた。自分の体から出て行った魂の一部が桔梗の仮の体に宿って蘇った事実を知ると、ある程度の混乱はあってもすぐ理解したようだ。そして惹かれていくかごめは気づくのだ。どうやっても犬夜叉と桔梗の間に入り込めないところがあると。二番目なのだ、と思いつつも友人にそれを話してしまうかごめ。それでもついていくという宣言は、かごめの友人たちを驚かせた。かごめからすれば、なぜか桔梗はいつもかごめを試そうとする。試練を与えるような言い回しをするのである。それは犬夜叉の傍にいるのがふさわしいかを試す行為であるが、実は娘をやりたくない父親が、結婚したがる男に試練を課すようなものになっているのだろう。言霊の念珠は、楓婆さんが犬夜叉を制御するためにつけてくれたものだが西遊記に登場する孫悟空がみにつけている『金の冠』と同類のもの。三蔵法師がお経を唱えると金の冠が締まり、苦痛を伴って悟空を戒めるのである。しかし、犬夜叉とかごめの場合は、必ずしも犬夜叉が一方的に悪事をしているとは言い難い。かごめがイライラしていたり、嫉妬したりと、いかにも女性らしいことで言霊の念珠は使われる。実際は恋愛表現として使われることが多い。
 かごめを見るに、若いうちから随分と修羅場をくぐりぬけたというのが筆者の感想だ。中学三年生から高校受験が終わり、新学期が始まるかどうかの間までの、実質短い期間のはずだが、旅をしてきた内容の濃さは、平坦な日常の何年分にも匹敵しただろう。中学三年生にしては、とにかくもよくできた性格で、柔軟性があったように思える。他のアニメの中学三年生で、ここまで深くものを考えるキャラクターは珍しいのではないか。しかし、その深くものを考えているかごめも、大事なことを理解していない。犬夜叉と暮らす場合、現代と犬夜叉の相性は最悪、適合はほぼ不可能。そのため戦国時代で暮らさねばならなくなる。なら何のために受験に精を出すのか。犬夜叉との間がうまくいかなくなる可能性を見越して受験していたとするのなら、筆者の予想以上に現実的な女性だろう。
 wikiで確認すると、かごめが未来人であることを理解しているのは、原作では誰もいないことになっている。弥勒も珊瑚も、かごめ様の国、かごめちゃんの国と言い表していて、未来から来たと思っていないようだ。

弥勒(みろく)
 行く先々で出会う娘の手を両の手で握り、見澄ましつつ、私の子を産んでくだされ、と言い出したり、黒くふさふさとした髪を伸ばして剃髪する様子もみせぬ生臭坊主。普段はにこやかな雰囲気を醸し出し、周囲に明るさを振りまく。素に戻ると一人称は私から俺に変わり、暴力的になる表裏の激しさが目につくところも。派手な女性関係も風来坊が幸いしてか被害はほとんどなかったが、過去のあやまちのため恐るべき事態に発展して一部子供向け番組から外れてしまうような話題になったという……
 奈落を倒さない限り消えないブラックホールにも似た呪いは、千匹以上の妖怪の群れですら凄まじい勢いで飲み込む非常に強力なものであるため、逆用して武器にもちいている。最猛勝という雀蜂にも類似した毒虫を吸い込むと、体が毒に蝕まれてしまうことから使い勝手は今ひとつだ。鉄砕牙を持った犬夜叉に対してただの錫杖で渡り合う、かなりの速さで長時間走りきるなど、目立たぬところで並外れた有能さを見せた。風穴・法力を持つ札・錫杖を使っての格闘術、三種類を使い分けることによって、終盤までその安定した実力を発揮し続けた。第118話。白霊山の奥の奥では、追い詰められた珊瑚を庇う弥勒が、心の裡を明かしている。
『私を誰だと思っている? 愛しいおなごと引き換えに、永らえたい命など、この私は持ち合わせてはおらん! 風穴っ!』

『破戒法師の笑顔に潜む心裡
恋愛・刻々と迫る消滅の時』
 父親である弥萢(みやつ)の女好きが祟って、当時女性の姿をしていた奈落につけ込まれたのが原因で穿たれた穴の呪い、それが風穴だ。風穴は代々受け継がれる性質を持つ。受け継いだのが弥勒である。
 呪いの苦しみから生み出される表裏が描き出されている。弥勒がいつも陽気で遊んでいる風でいるのはいつか父親のように消滅してしまうかもしれない恐怖を拭い去るためではないか。幼少時の弥勒が、弥萢の非業の死を見届けた過去を数話の間に盛り込んであった。墓の周囲がまるで池でもあったかのように大きく窪んでいる。ついに迎えた最期の時、風穴の呪いが封じきれなくなって、弥萢の体だけでなく周りの土を吸い取ってしまったからである。育ての親・夢心和尚のことを弥勒自身が評して、『悪いことはすべてあいつから教わった』と明言しており、良し悪しはともかく人生の師匠はいたことがわかる。勝手に素行が悪くなったという訳ではないのである。悪い下地に上乗せされたかのように受け継がれた呪いのせいで自暴自棄となり、浮気癖が改善されない。
 弥勒の言葉遣いはいつも綺麗だが、その自堕落が原因で本音が出ると随分悪くなるあたり、筆者に人間臭い印象を与えている。犬夜叉一行の中でも思慮深い一面を垣間見せるのは、頭脳労働担当要員であるからだろう。
 おなごには色々な手練手管を使って口説き落とそうとする弥勒だが、その際には一切、愛おしいおなご、という言い回しはいわない。愛おしいおなご、という表現をするのは、珊瑚一人だけのようだ。本心を打ち明けられぬ理由は、まさしく風穴の呪いと共に生きてくれとはいえなかったためだろう。奈落を倒さない限り風穴の呪いは断ち切れない。愛しているからこそ、夫婦になれないのだろう。にしても、父親である弥萢といい……坊主なのに妻帯してしまうとは。坊主らしく女欲を断ち切っていればここまで苦労はしないはずである。その辺りが弥勒一族の血筋であり、業の深さだ。

珊瑚(さんご)
 妖怪のような動きではないがよく鍛錬された身のこなしで、主武器である飛来骨(妖怪の骨で作り上げた巨大ブーメラン)だけではなく、刀の扱いなどに長ける十六歳の娘。一族皆妖怪退治屋の中で育ったため、一朝一夕では身につかぬ体術を有している。黒装束を身に付けているのを視聴して、忍者であると勘違いされた人もいるのではないだろうか。現代一般人から見れば十分超人的だ。村娘と同様の姿をしている時はみずき結いをしている。みずき結いは犬夜叉の世界の女性の髪形として一般的なもののようだ。黒装束に着替えたときはポニーテールになる。それはいざという時、気を引き締めて決意したことを、結わえることで表したようにも思える。御供のきららは、マスコット兼実力型の乗り物キャラで、かなり重宝する。かごめにしてもそうだが、高橋瑠美子の女性キャラは基本的に怒りで愛情を表現することが多い。
『法師様の馬鹿っ!』

『恋愛と姉弟愛』
 退治屋の里を奈落に壊滅させられた珊瑚は復讐の旅に出る。弟である琥珀(こはく)も一度は死んでいる。四魂の珠の欠片のせいで息を吹き返しているが、体から取り除かれてしまうと死ぬ。さらには弟が奈落によって精神を操られ、村人や城に暮らす罪もない人々を殺めていく様を目撃して苦悩している。あまたある苦悩・逆境も厳しい鍛錬で培った精神力で補おうとしているが、隠した弱さを弥勒に支えられている面は大きい。独りで悩みを抱え込んだ末の決断は弟の抹殺だった。その苦しみの中で、琥珀の殺害を止めさせたのは、ほかならぬ弥勒法師だ。打ちひしがれる珊瑚の傍らで心の支えになろうとする弥勒には、いつものふしだらな様子は少ない、真摯な態度で接している。以降、何度となく琥珀は奈落の指示によって大量虐殺という悪事を働き、その度に珊瑚の心は深く傷つき、弥勒が支えていく。その繰り返しによって愛が育まれるのだ。一方、風穴の呪いを打ち払うのに構えて明るく勤めようとする弥勒の行為は、女欲に直結しているので、嫉妬しての怒りが出てしまう場面は多い。

殺生丸(せっしょうまる)
 腰の辺りまで白髪を垂らした美麗の青年にして貴公子。絵姿にも描かれそうなすらりとした長躯には、いつの時代のものか判別不能な胸当てをつけている。彼の腰には父闘牙王より与えられたいわくつきの刀、天生牙がある。鋭い切れ長の眼に、高い鼻梁を備え、引き締まった口元には不屈の意思が現れている。特徴なのか、額に眉月の形の模様がある。一見すると戦いに恵まれた体躯には思われないが、西国随一だったの父の妖力が備わっている。光の鞭を指先より操り敵を打ち倒していたが、力を発揮し始めたのは鬼の牙から打ち出された妖剣「闘鬼神」を手にしてからだった。横一文字に構えた姿勢から放たれる蒼龍破と名づけられた必殺剣は、爆流破ですら打ち返せぬ激烈なもので、蒼い龍が敵に向かう誘導性があり、地面に刀を突き刺して地中から不意打ちで襲いかかることもでき、一人でも多数の敵でも適合可能な汎用性が高い技である。他の妖怪が殺生丸を表現するとき、『もふもふ』をつけている奴という妙な言い回しをすることがある。その『もふもふ』とは、体に巻きつけてある布団の綿のようなものだ。どうもこれは、お供の小さい妖怪・邪見を連れて空を飛ぶとき、しがみつかせるためではないかと勝手に思っている。原作ではなんと武器として用いているシーンがある。犬夜叉は、闘牙王(お館様)と、十六夜と呼ばれる姫君との間に生まれた半妖の血筋だが、殺生丸は、闘牙王と犬妖怪の母との間に生まれた完全なる妖怪の血筋だ。異母兄弟ということになるが、殺生丸は犬夜叉を評して、いつも同じようなことをいう。
『あの半妖を弟と思ったことはない』と。

『矛盾か許容か、口と内心がいつも異なる男
変わっていく人物像』
 最初期には、以降まったく語られることのない台詞が入っている。実は貴重な言動だ。
『牙か。私は牙を求めている。その牙を得れば、より強大な力の主に己を変えられるのだ。ふ。どうやらまだ私は、己の力だけでは物足りぬという、未熟な甘えがあるらしい。これは不安なのか?いや、これは単に限度を知らぬ、力への、盲信。牙が、私はその牙がほしい』
 これほど饒舌な殺生丸は、以降姿を消していく。最初の台詞は言葉遣いも優しげで、声色も柔らかい。優男のイメージどおりである。この声色は、次第に力強く、そしてドスの効いた、太く重厚なものに変化する。最初期の5話より若い回想シーンでも変化は見られない。ここから割り出されることは、まだ殺生丸の役作りが、確定されていないと推考できる。この頃の殺生丸は人を殺すことも厭わない。人間如きをなぜかばう、なぜ逃がそうとする、といった台詞も犬夜叉に言い放っている。また御供の邪見の強さもしっかりしている。三十名くらいの武将程度では歯が立たないところを見せ付けている。このような描写も、以降まったく鳴りを潜めた。また、殺生丸は邪見に返事をする珍しいシーンがある。
 役作りが完成された殺生丸との比較をしてみよう。
 まず邪見と目を合わせて話をすることはなく、邪見から先に問われると返事をしない。己の未熟さなどを口にすることは、内心の声も、回想時も、まったく言わなくなる。何より、本音そのものはまったく理解させようという素振りすらなくなるのだ。言ってみれば、隠すことを中心としたキャラ設定になった。これは、犬夜叉にも適応された設定のようだ。

『父の影と
独立した存在であることを望む殺生丸』
 人間蔑視の殺生丸が犬夜叉と邂逅したときも、お前も妖怪の血が混じっているのなら、人間ごときの助けを借りるな、というような台詞を口にするのだが、それは遠まわしに、偉大なる父親の血筋を語っているのであるし、その名誉ある血筋の妖怪が人間の手を借りるなど、それでも誇り高き我らが血族か、といっているように聞こえる。
 犬夜叉は誕生直後に父親と生き別れている。対して、殺生丸は西国随一の大妖怪である父親の、大きな背中を見て育った。その差が意識としてはっきりと出ている。
 豹猫族が殺生丸の統治する西国に襲来した際、犬の大将の遺臣たちがやってきて、味方すると宣誓した。しかし味方の軍勢は中央突破をされて陣形が総崩れになる。以降、次の襲来時に遺臣たちが味方しに来ても、殺生丸は一顧だにしなかった。邪見が呼びに行った一応の肉親犬夜叉。敢えて殺生丸は呼ぶなと命じていないようだが、事もあろうに人間の娘に封印されて顔すら出さない。頼りになるのは自分だけと見極め独立独歩の性格になったらしい。そして人間嫌い、犬夜叉憎しの原因は、天下覇道の剣で語られる。
 手酷い傷を負っていた犬の大将、闘牙王は、その傷を押して人間の、十六夜姫のいる屋敷に乗り込んで行こうとしていた。産まれてくる子供、犬夜叉のためにである。十六夜姫側の両親は映されていないが、臨戦態勢で警護していたことからその考えは窺い知れる。竜骨精との戦いの傷が元でお館様は亡くなられたと冥加爺さんは語っており、それを考えると、深手の傷のまま向かったようだ。闘牙王の最期は明確には語られていないが、殺生丸の言葉からある程度は判明する。
『父上、私は最強であるあなたを倒したかった。なのに父上は、人間の女と犬夜叉などのために、死んでいった。この殺生丸が戦って倒すはずだった最強の存在よ。犬夜叉、貴様ら親子が、惨めに死なせてしまった』
 殺生丸にとって憎い相手とは、人間の女十六夜のことであり、犬夜叉のせいで乗り越えるべき父親は惨めな最期を遂げたと思っているのだ。
 しかし巡る因果か、父親と同じく殺生丸もまたりんという人間の童女を庇護する立場になっている。十六夜という人間の女への怒りと、守るべきりんという人間の童女、二つの間で葛藤があるのだ。父親には人間の女を救うことへの怒りをぶつけているのに、殺生丸自身も人間の女を助けて生きている。これもまた矛盾であり、言葉と行動がよく違っていることの一つだ。それを受け入れることは、犬夜叉という存在を、受け入れるかどうかにも繋がっている。
 脳裏で回想している中で父親から『お前に守る者はあるか?』と訊ねられ、脳裏に、りんや邪見の姿を幻視しているにも関わらず、答えて『そのような者はない』と口走っている。
 頼る者のなき独立した存在と、頼られて生きることの二つが、殺生丸の中でうまく一つに重ならず、酷く矛盾した行動に出てしまう。りんとの接触は殺生丸にとって非常に大きなインパクトがあったものと思われる。格下と見くびっていた犬夜叉に片腕を切り取られ、身動きすらままならない状況で、声も満足に出せなかった殺生丸。同じように当初は声が出せず、孤児として頼る者がないりん。無償の看病はいくら拒もうとも、何も変わらず、ひたすらに行われた。頼られることに大きな意味を感じたのはこの後のことからではないだろうか。独りで生きることを信条としながらも、頼られて生きる、それこそ矛盾だ。
 もしこれが矛盾ではなく、許容であったとしたのなら、それは偉大なる父親の血筋のなせる業といったところだろうか。自らの意見を変えることはないという意思表示と、許容している行動は別という意味合いだと考えてみると、矛盾ではなく、少しずつ器が大きくなってきているということになる。

『刀から推察する。
偉大なる父への想いに縛られる息子』
 強烈な怒り。それは父親から一方的に認められる犬夜叉と、何一つとして満足なものを与えられぬ己との狭間にある葛藤だ。百の敵も一振りの元に斬り捨てる人の守り刀、鉄砕牙。それに対して殺生丸が与えられたのは、真の慈悲の心があれば一振りで百の死者を蘇らせることができる、この世ならぬ者を斬る刀、天生牙だ。殺生丸はこの刀を役立たずと罵りながらも、腰にさげ続けた。何しろ、普通の生者にはどこを突き刺しても、切り刻もうとも、何の痛撃も与えられない。子供一匹殺すことができない刀だ。
 殺生丸は鉄砕牙が父親、闘牙王の牙から生み出されたことを知っていた。なぜ、天生牙などという役立たずを渡したのか。鉄砕牙を持って行かれた殺生丸にとって、父親を犬夜叉に盗られたような思いでもあったのかもしれない。執拗なまでに、鉄砕牙にこだわっていた殺生丸の、その訳を考えると、腑に落ちるところがある。犬夜叉に会う度に、父上と言い出す殺生丸が、父の形見を軽視する訳がなかったのだ。鉄砕牙を持とうとした殺生丸は、柄から発生する結界に阻まれた。人間の血が体にないと扱えない妖刀だったのだ。妖刀は妖怪が扱うもの。つまり、最初から鉄砕牙は半妖の犬夜叉のために作られたものであって、殺生丸のものではなかった。殺生丸からすれば、父親から跳ね除けられたような、いたたまれない気持ちだったのではないだろうか。片腕を失ってからは、人間の腕を新しくつけてまで鉄砕牙を己のものにしようとした。それができぬとなると、天生牙に鉄砕牙の力を移し変えようとした。殺生丸の父親への強い想いがあることは否定しようもない。父親を超えると宣言する若き殺生丸が登場した回想シーンがある。最強の存在としての父と戦って勝つ。それこそが我が望みと。しかし、どう考えてもそれだけではない、追慕の念が殺生丸からは感じられるのである。ここから割り出されることは、父親の影を追っている。いや捨てきれないということだ。それは本当の意味での独立ではない。天生牙が武器として活躍できるようになったきっかけである、殺生丸専用の必殺剣・冥道斬月破の一件についても記述すべき内容がある。冥道斬月破の秘密が明かされる回で天生牙が、実は鉄砕牙の一部であったことが判明したときも、殺生丸には痛手だったろう。弟の武器の一部に過ぎなかった。さらには、扱いきれない癖のある技、冥道斬月破を切り離すためだというような話の展開だった。もっといえば、鉄砕牙のいらない部分でできていたというような内容である。その事実を知れば、どれだけ怒り狂うか、製作者の刀々斎は予測して、事実を殺生丸に隠していた。さらには殺生丸が大切に育て上げた冥道斬月破という必殺技は、弟の犬夜叉に渡るよう刀に細工されていたことに、すぐ気付いてしまったのである。何かある度に、弟の犬夜叉ばかりが贔屓目になるその仕組みに、殺生丸は、疎まれた息子であると、思い込んでいたのかもしれない。そう思っていたのなら、なんとも寂しいことではないか。これほど強く執着し、父を想っている殺生丸が、常に父の遺品から跳ね除けられる、独力で育てていた冥道斬月破を譲らねばならぬよう仕組まれているとは。父闘牙王は、殺生丸の隠された感情、父への執着と追慕を看破していたのだろう。それを乗り越えたときに発現される力についても、気付いていたと推察される。実は課せられるべきにして課せられた試練だったと推察できる。

『隠されたテーマなのか?
慈悲心の影にあるのはいつも不幸な女たち』
 まったく持っていなかった慈悲心というものを一から覚えていく殺生丸には、いつも不幸な女の影があった。この慈悲というテーマを考えると、天生牙の意味もわかってくる。殺戮衝動の強い殺生丸が渡された刀の力は、真の慈悲の心があれば一振りで百の死者を蘇らせることができるというもの。導き出される答えは、慈悲の取得であったのだろう。天生牙の登場する段階で、既に考えられていたと推察される。
りんという童女も、女性という意味では不幸な女であった。そして、特別編で見られる『殺生丸を愛した女』でも象徴的な不幸な女がクローズアップされている。決定的なことは、奈落側として登場しているあの女性キャラの死によって、より鮮明になっていくのだが。それは犬夜叉完結編に持ち越される。
全体像を眺めてみると、殺生丸には不幸な女の影が常にちらついているのだ。

※鋼牙・七宝・邪見・きらら・北条君・北条秋時などよく出るキャラクターたちの紹介は敢えて割愛させてもらうことにした。内容の少なさからである。ご容赦あれ。

『ダイジェスト
戦闘シーンから見た一年表』
 恐るべき長寿番組の犬夜叉だが、ストーリー内での時間の経過は、たった一年程度に集約されている。完結編を含めなければ一年にも満たないのだ。話数と話の流れ、個人的に注視した回などを記載してみたい。
 犬夜叉とかごめの邂逅。戦いの始まり。犬夜叉とかごめのコンビが組まれるのは、実は4話になってからのことだ。初期段階からかなりの長期放送が決定されていたのではないか?
『逆髪の妖魔 結羅』のタイトルで始まる初コンビは、長らく続く道中の形式と違い二人だけになっている。そのぶん、かごめは四魂の珠を探すことができることを幾度も説明されているほか、戦闘中の機転を利かせるポジションはかごめが担当している。楓婆は説明役で、二人で力を合わせることを幾度も説明するキャラクターになっていた。犬夜叉も鉄砕牙を持たず、散魂鉄爪などの爪技だけで戦っている。
 殺生丸の登場は筆者の記憶とは異なり意外と早く5話目になっている。かごめが自転車を戦国時代に持ち込むのもこの時期だ。初めて犬夜叉が鉄砕牙を手にしたのは第7話『激対決!殺生丸VS鉄砕牙!!』からのこと、ここで殺生丸の腕は犬夜叉によって切り取られてしまう。
 マスコットキャラの七宝が登場してくるのは9話。雷獣兄弟飛天満点!!からだ。初期の構造は大抵珍しいものが多い。武器を有しているキャラクター数は少数だが、ここで飛天が雷撃刃と呼ばれる矛を使う。
 13話・新月の謎 黒髪の犬夜叉では半妖の問題点が取り上げられている。
 15話では悲運の巫女 桔梗復活となっており、桔梗は復活させた裏陶を逆に葬っている。
 16話で右手に風穴 不良法師 弥勒、とあり、犬夜叉と弥勒が丁々発止のやり取りをする珍しい場面が展開される。初期は最初から仲間になっていない。そのぶん変わった楽しみをみいだせる。
 21話・22話、奈落の真実に迫る桔梗の魂では前編後編で詳しく奈落の様子が描かれる。
 24話でようやく、妖怪退治屋 珊瑚登場!である。そこそこ長いアニメでも本来ならフィナーレを迎えていてもおかしくない話数での登場だ。奈落に戦力を分断された妖怪退治屋の里は壊滅。さらには犬夜叉が敵であると奈落に吹き込まれる珊瑚。奈落は力押しの多い妖怪とは違う魅せ方をしてくれる。
 26話・ついに明かされた四魂の秘密。ということであるが、基本的な説明がなされるのみで、終盤隠された秘密については語られない。
 31話・心優しき哀愁の地念児では完結編のラストでもちらりと登場するつながりの多いキャラクター地念児が焦点となる。彼の栽培する毒消しの薬草が奈落と戦う際に役立った。
 34話・鉄砕牙と天生牙では、やっと天生牙についての内容が語られる。殺生丸回だ。非常に数少ない、刀々斎の戦力が拝める回でもある。
 36話・かごめ略奪!超速の妖狼 鋼牙では犬夜叉のライヴァル? 鋼牙が登場する。モブに近い割に、七人隊の二人までも打ち倒したり、専用の武器ともいえる五雷指を手に入れたりと、脇役の中では優遇されたキャラクターだといえる。
 39話・仕組まれた死闘では神楽が登場。ここで鋼牙の妖狼族は虐殺される。以降、神楽と鋼牙は因縁の敵同士となる。続く41話・神楽の舞と神無の鏡、では珍しく神無が敵として活躍する。後はほとんど連絡に徹することになる無口キャラだ。
 45話・殺生丸、闘鬼神を振るう。鉄砕牙を食い割った奈落の分身の一人・悟心鬼の牙から生み出された妖邪剣・闘鬼神の話がメインになる回だ。
 54話・鉄砕牙の奥義 爆流破。最初の映画である犬夜叉 劇場版 「時代を超える想い」では、犬夜叉が爆流破を使うシーンがあるので、アニメ版との連動で考えると、この話数以降のことなのだとわかる。一歩手前の53話・父の宿敵 竜骨精からの続きなので、ある意味前編後編とも考えてよい。
 66話 奈落の結界 神楽の決心。続く67話 吹き荒れる裏切りの風。神楽と鋼牙の対決が二話に渡って繰り広げられる。
 69話から三連続・顔のない男の恐怖・よみがえった鬼蜘蛛の記憶・三つ巴の死闘の果て。このあたりで、奈落がどのようにして生まれたのか、鬼蜘蛛と奈落が分離して相争うなどの特殊な演出がなされる。そのあたりでは、桔梗とかごめも類似した演出だといえる。
 103話・よみがえった七人隊。犬夜叉視聴者の話を筆者が聞く限り、七人隊編が好きな人多数。単なる力押しではない戦術や策謀の数々を駆使してくるその理由。実は犬夜叉の必殺剣を出されては歯が立たないぶん、知恵を絞っていたのだ。毒煙で燻り出す、特殊な香炉で眠らせて体の自由を奪ってから建物に放火する、どこにいるのか不明なほどの遠距離から攻める、鉄線で犬夜叉の体を縛り必殺剣を出させない、果ては聖なる結界まで使って犬夜叉の妖力を封じにかかってくる。個人的なお勧めは、かごめ、弥勒、珊瑚、絶体絶命の106話と、続く、初めてみせる 犬夜叉の涙、の回だ。犬夜叉一行が危機に陥る場面の中でも屈指の回である。
 141話から続く、解き放たれた妖馬炎蹄と暴走炎蹄と戦慄の白童子。ようやく本編の流れに戻り始める。白童子と炎蹄コンビが結成される回だ。
 156話・墓前決戦!殺生丸VS犬夜叉。続く回、奈落を貫け金剛槍破は、特に見所の多い回だ。殺生丸や奈落などの登場となっており、ここで事実上一区切りがつく。

『個人的推論に則った構造解析
長寿番組の視点から見る犬夜叉』
 犬夜叉のつくりは、ある意味名探偵コナンや水戸黄門と同じである。まず最初に大まかな物語が流れていき、途中から完全にパターンとなって繰り返されるというものだ。始めと終わりだけシナリオを組んでおき、中盤を延々と続けるような形となっている。その中でも犬夜叉は特殊で、きちんとした成長や、性格の大きな変化などが張り巡らされている。たまたま視聴しているだけの人には、いつものように妖怪が現れ、戦い、そして勝って締めくくるという勧善懲悪ストーリーに思えるし、熱心に視聴を続けている人にも対応できるといった器用な作りなのである。この辺りが、長寿番組として続けられた原因と思われる。

『いざ完結編へ!
犬夜叉と殺生丸から見る今後のみどころ』
 犬夜叉は孤独な状況から端を発し、かごめを連れ、仲間から受け入れられ、時には庇われて、人を頼ることを知る。仲間への信頼感を得た。こうして完全な妖怪になるために四魂の珠を手に入れる目的で旅をしてきたというのに、半妖である己を許容していく。仲間を受け入れること。人間を助けること。家族との絆を考えること。特に偉大な父親のこと。様々な面で成長していくところがみどころの一つだろう。結果として、犬夜叉は妖怪を選ぶのか。それとも他の道を選ぶのか。

 殺生丸は常に力で周囲をねじ伏せてきた。しかし、どこまでも矛盾してしまう己の人格を整合することはできない。上に立つ者として弱者や他の妖怪の許容の部分は大きいだろう。すべてが整合されたとき、劇的な変化が生じるが、それは完結編によって描かれる。

―終―

 サンキュー(19)
ネタバレ
2017.03.24 01:42 chika50700の評価 | 観終わった| 25が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: 犬夜叉(TVアニメ動画) 物語 : 3.0  作画 : 4.0  声優 : 3.5  音楽 : 3.5  キャラ : 3.5

タイトルなし

長編でしたやっと見切りました

当時断片的に見ていてスーパーヒーローかと勝手に思っていた

だけど実際はヘボイヒーローで日常系も混ざっていて

敵も同じボス敵これがまた神経逆なでするような敵でうんんざり

犬夜叉最強じゃ無くやっと引き分けみたいな感じが永遠と続いてしまって

見ててとても残念感がつのってしまった

異世界タイムスリップ物だったんだと気づかされた

物語的にはもっとスカッとさせるような強さがほしかったと思う

ボスも中ボスとか入れてもっと細かく設定してほしかった

こいつ倒して次の敵が出てきてまた倒すとかのほうが物語的には面白い

胸糞悪いボスが最初から最後まではきついです

この後に続く完結編は26話と少なく内容も充実している

本編は薄めすぎて長くなってたるみ過ぎたんだと思う

 サンキュー(0)
ネタバレ
2017.02.15 19:37 りゅぅぞぅの評価 | 観終わった| 24が閲覧 ★★★☆☆ 3.6 評価対象: 犬夜叉(TVアニメ動画) 物語 : 3.5  作画 : 3.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 3.0

スロット化されたため、懐かしい作品のレビューを書いてみた (うろ覚えです)

 ジャンル バトル + 戦国時代

 ストーリー

 寺の娘であるカゴメ 確か、封じられていた部屋?祠?みたいな

ところにいって井戸にずどーん  化物ちゅどーん

なんやかんや、目覚めたら 見たことのない世界 戦国時代

 そんなカゴメのサバイバル物語


 

 物語

 木に封印されていた(矢によって体が貫かれ、木に刺さっていた?)

犬夜叉と出会い(犬夜叉はかごめに自身の恋人だった桔梗の姿を見た)

 かごめのもつ四魂 それにはとてつもない魔力があって

魔物たちがどんどん寄ってくる そんな魔物の襲撃にあり

まぁ、その他もろもろあって 四魂がちりぢりになって

各地にちらばった(゚Д゚;)

 物語の流れとして

四魂のかけらを集める    邪魔もの 奈落が登場

そいつと戦いつつ、四魂のかけらを集める物語




 キャラ

 放送当時は小6だったため、ちょいちょい見逃していたため

途中からは見なくなったため、好きなキャラトップ3はなし



 音楽

 OPが最高だった V6でしたっけ?



 感想

 山口勝平さんの声好きですよ

個人的に テイルズオブリバースの ティトレイを演じているときの

キャラがすきですb

 サンキュー(1)
2016.12.31 03:36 タゴサクの評価 | 観終わった| 63が閲覧 ★★★★☆ 4.0 評価対象: 犬夜叉(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

懐かしいなぁ

OP.EDけっこう良い歌使ってるんだよなぁ
内容も幼稚かもしれないけど好きだったな〜

 サンキュー(0)

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