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狂気の淵にようこそ。触るな危険、割れ物注意だからこそ愛おしい
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　サンキュー(46)
常軌を逸した、可愛さと怖さも兼ね備えるヒロインたちは好物です。ヤンデレでもいいけど、違う気も。――心に闇を持つ、あるいは、持たされてしまったヒロインでしょうか。彼女らの背景と理由は？　それは作品の中で見つけるしかなく、倫理観や価値観の相違だけなのかもしれません。 順位を付けがたいので気長に、説明を書いていくのでネタバレ含みます。1ヶ月掛かってしまったです。お役にたてれば幸いです。
BEST10作成日：2013.05.12
我妻由乃（がさいゆの）は雪輝が大好きな女の子。単身で警察エリート部隊を殲滅可。脅威の身体能力、的確な判断力、適応能力の持ち主。殺傷後の笑顔がキュート。病んでいるわけでなく価値観が違うだけ。「ユッキー、ご飯食べにいかない？」
★★★★☆　3.8
人為的に精神破壊された少女、アネモネ。薬物摂取のためで責任はないどころかむしろ被害者。大事なものを葛藤の中、取り戻す48話はいろいろな意味で最高。わがままなピンク髪の女の子。ドミニクとお幸せに。「あの人がどこにもいないの!!」
★★★★★　4.1
桂言葉（ことのは）には、ヤンデレ代表という声もあるが、彼女もごく普通の生活であれば、「あのようなこと」をしでかすこともなかったはずだ。上品なお嬢様風立ち振る舞いとの激しい落差が衝撃を生む。「中に誰もいませんよ」
★★★★☆　3.4
代表人格、少女ルーシー、悲しい存在だ。そのすべてが本人の責任ではないことがまた悲しい。なぜ、なぜ、なぜ、その殺戮すら擁護したくなる。結果からみるとその危険性おそるべし。
★★★★☆　3.8
拷問装置（禍具/ワース）が人の姿に顕現した少女フィア。残虐な経緯を物語背景に呪われてしまう少女の物語は、利用した人間が本来の責任を負うべきなのに!! という理不尽さを孕む。また、救いの可能性に我々は少し安堵する。
★★★★☆　3.5
芙蓉楓(かえで)が母の死の遠因を主人公に押しつけ一方的に制裁を加える姿は戦慄。その後の極端なデレ。「彼女」になれない思いから崩壊。抑え込んだ感情が静かに爆発する少女。空鍋が印象的なように、ドラマの流れで彼女が迫ってくるのだ。
★★★★☆　3.4
戦場ヶ原ひたぎとのつきあいは刺激的だ。油断していると監禁。カッターナイフでの切りつけ、シャープペンシルでの殺傷行動など、それがフリなのか本気なのか、その精神を知るのは無理だろう。いわゆる病気の美少女である。
★★★★★　4.3
狂三(くるみ)ちゃんです。人間ではないよと言われてしまうとアレですが、このいかれっぷりはなかなかです。異論は認めます。ゴスロリ衣装がよく似合います。現在進行形。
★★★★☆　3.7
空恐ろしい、主人公依人の姉・蒼乃。ブラコン?――実は違う。時空を超えた愛だった。彼女の経験からの屈折と知ると頷ける。そこが悲しい。ただただ美しい坂のまちでの真相の開示が見事。
★★★★☆　3.6
電波女というより、布団女、女々さんの娘エリオちゃん。逝ってるというか、これも現実との境界領域がないという意味では、怖くありませんか。かわいい外見に男はすぐに惑わされてしまう男ってほんとにバカ。エリオは怖い。
★★★★☆　3.8
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