当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「Re:ゼロから始める異世界生活(TVアニメ動画)」

総合得点
91.2
感想・評価
4075
棚に入れた
16763
ランキング
39
★★★★☆ 4.0 (4075)
物語
4.1
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.0
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

Re:ゼロから始める異世界生活の感想・評価はどうでしたか?

ひで さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い!

前半は見るのがしんどい時がありますが中盤から目が離せなくなるほど面白くなります。アマプラの評価はあてになりませんね。負けヒロイン、明日のセーラー、86など高評価だったのでみてみましたが面白くありませんでした。

投稿 : 2024/10/03
閲覧 : 25
サンキュー:

1

さささいと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作アニメだが

良作アニメ。ただし鬱展開が相当な額続くため、18話まで見れるかどうかで人を選ぶ作品
グロ表現はそれなりにあるため、人を選ぶファクターの一つかも
伏線も多く、ながら見不可。じっくり見ないといけないが、作品の魅力ともいえるバットエンドという鬱展開が多いので精神的に不安定な時に見るアニメとはいえない。(もちろんギャク要素もあるが鬱展開が数倍勝っているためお茶請けにもならない)
アニメは尺の都合上、小説伏線説明などを端折っているため小説の方が良いかな
2期も相当鬱展開なので小説を最後まで読んでから挑もうと思います。

投稿 : 2024/09/30
閲覧 : 40
サンキュー:

1

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スーパースバルブラザーズ(3-4までじっくりと)

【異世界転移】と言えば今やこれと言わしめる名作であり、小説投稿サイト『小説家になろう』からMF文庫J(KADOKAWA)により書籍化された初の作品でもある。とても人気が高くアニメ版も3期まで制作されており1・2期は2クール、本作だけでも全25話で構成されていて第1話の尺は1時間、最終話も30分超えと豪華仕様だ。
ただ、その甲斐もなくストーリー進行はかなり遅い。この作品は所謂「ループ」ものであるため、主人公は何度も時間を巻き戻して物語を紡いでいく。同じ景色・構図が繰り返されるのもジャンル上、仕方ないことではあるのだが──

【ココがつまらない?:目先の所で躓き過ぎ(1)】
死ぬことでタイムリープが発生し、一定地点(所謂セーブポイント)から生をやり直す────これが本作の主人公・菜月昴{なつき すばる}が異世界転移と同時に得たであろう特殊能力《死に戻り》だ。それ以外に何の能力も装備も無い彼は、油断すればすぐ死に直結してしまう剣と魔法の王国をそれ1つで生き抜いて(?)見せる──という面白そうなあらすじであり事実、評価はすこぶる高い。しかし他にタイムリープを扱う作品と比較すると、その時々で行うループの「目的」が随分と小さいのである。
一番よく引き合いに出されるのが本作と同条件でタイムリープを起こす『All You Need Is Kill』。戦死と出撃を繰り返す終わりなき戦場の中で主人公は引き継がれる記憶(経験)を蓄積させ、次第に歴戦の兵士となり戦火の中枢へと進軍していく──という作品である。序盤は逃亡を図ったりもするものの、大枠で捉えれば「ループする戦場からの脱出」というシンプルで共感しやすい目的で一貫しており、あちらも昔から評価が高い。
一方、こちらは異世界の右も左もわからない無力な少年だ。スバルは見ず知らずの自分を助けてくれた銀髪のハーフエルフの少女・エミリアに恋をし「彼女を守り、助ける」ことをこの異世界で生きる目標にするのだが、そのために要らぬ「死のループ」へ飛びこんでしまうのがどうやら御約束となっているようで、その毎度の突破にはかなりの尺を必要とする。

【ココがつまらない?:目先の所で躓き過ぎ(2)】
原作での第1章にあたる盗まれた徽章{きしょう。王家の証みたいなもの}を取り返すエピソードでは、それだけで3話分の尺を消費している。本作の設定説明や主人公の掘り下げもあるので「それだけ」と言うのは語弊もあるが、第1話は1時間なので実質的には4話────やはりエピソード消化に3話は使っていると考えるべきだろう。
続いて第2章にあたるロズワール邸では就寝中に死に戻りが発動してしまう謎を解明していくのだが、この最終的な解決には実に7話もの長尺がかかってしまうのである。これこそ正に『鬼がかってますね』(時間が)。
3話+7話=10話……エミリアを守ることに心血を注ぐ筈の主人公がそれ以前の問題でやたらと手間取っている。各々にプロローグが1話分足されていることも加味すると1章2章で丁度1クールだ。並の作品であればここで第1期終了であり、ここまでで成し遂げたことは{netabare}女暗殺者1人と魔獣(野犬)の群れの撃退に尽力した{/netabare}くらいである。
多くのタイムリープ作品と同様、主人公であるスバルはタイムリープ以外は無能であるため、ループの脱出に時間がかかってしまうのは仕方ないのだが、「ようやく本番か……」と疲労感を覚えて話数を確認すると、既に2クール目に差し掛かろうとしていた時の衝撃は筆舌に尽くしがたい。

【そしてココがひどい:主人公の醜態(1)】
第12話からはようやく、エミリアが次代の女王に選ばれるために他の4人の候補者と競う『王選』が始まり暗殺等、彼女自身に危険が迫りそうな展開に入るのだが、スバルの暴走で一時、それどころではなくなってしまう。
{netabare}エミリアの待機命令(お願い)を無視して王選関係者のみの式典へ乱入したスバル。これは彼女らが事前に組んだであろう段取りをぶち壊したも同然だ。彼は王宮での礼節(マナー)を知らない。『騎士』の誇りも知らない。そしてエミリアが差別される理由──銀髪のハーフエルフがどれだけ嫌悪(タブー視)される対象なのか──も知らない。無能であり「無知」でもある彼を格式高い場所から締め出すのは道理だったのである。
そんな「異世界側の事情」を全く汲み取らないスバルは、エミリアが侮辱されたのを機に手前勝手な行動を連発。式典の場を乱して自称で騎士を名乗り、勝てる算段の無い決闘も安易に受けて“余計な”大ケガを負ってしまう。{/netabare}
{netabare}やったことは全てエミリアのためにならず、然れども『俺は君のために……』と喰い下がるスバル。後に続く言葉は「死んできた。頑張ってきた」であろう。しかし死に戻りについては誰にも口外できない様にされている。それが曲なりにも与えられたチートに相応しい代償か……スバルは真実を話せなくても彼女なら理解してくれると期待して「言い訳」を続ける。
そんな男に対して当人が抱くのは心配を上回る「不信」だ。約束を全て破り、その理由も恩着せがましく、要領の得ない会話しかしない相手に対して心優しい少女の言葉にも棘や激情が入り混じっていく。
『スバルの中の、私はすごいね』
この言葉から続くエミリアの皮肉は、スバルのこれまでの道筋を全否定した──少なくとも本人はそう思ったに違いない──。
『俺の……これまで全部……』
自分の気持ちが、無償の愛が、彼女と繋がる赤い糸にならないのなら──


{netabare}『俺のおかげでどうにかなってきただろおおおぉぉっ!!徽章が盗られた盗品蔵でだってクソ危ねぇ殺人鬼から助けた!体張った!全部、君が大事だったからだ!!』

『屋敷でのことだってそうだ!俺がいたからどうにかなった!俺がいなけりゃもっとひどいことになってた!全部、全部、全部!みんな俺が!俺がいたおかげだ!!』

『お前は俺に!返しきれないだけの借りがあるはずだああぁっ!!』{/netabare}

彼女が時折、口にしていた“貸し借りの関係”で縛り付けるしかないじゃないか。
主人公にあるまじき最低の発言。それは誰とも辛い記憶を共有できないタイムリーパーの心の叫び。それが視聴者の耳だけに届く。{/netabare}
これはアニメ好きなら誰でも分かる「主人公sage」というものであろう。主人公の株を一旦落とし、その要因を主人公自身が上手く取り除いて名誉挽回する。挽回以上に得られるカタルシスというお釣りが躁{そう}──観る者の気分を高揚させて本作を素晴らしいストーリーだと認識させてくれる、脚本自体にメリハリもつけられる古き良きテクニックだ。
しかし程々にしておかないとデメリットも大きい。第13話からは主人公であるスバルへの嫌悪感が凄まじくなり、視聴者が視聴断念する主な要因にもなってしまっている。

【ココもひどい:主人公の醜態(2)】
数々の愚行によりエリミアからの信頼を失っても、スバルはまだ「エミリアを助けられるのは自分だけ」だと思い込んでいた。それは最終的には正しくなるものの、それまでは大きな「間違い」とも言える。その燦然たる事実をやはり数話かけてスバル自身と視聴者に改めて知らしめていく。
{netabare}スバルの驕りは14話で粉々に打ち砕かれ、15話は自失したまま無駄に周回を終えた。16話では復讐のためにあらゆる人物に協力を求めて、断られたらその都度悪態をつくという情けない展開だ。誰もがその時のスバルの欠点や勘違いを指摘してくれるものの、頭に血の昇った状態では素直に聞き入れることができず、仮に出来てもどうしようもない。
死んでも途中からやり直すことができる《死に戻り》。ナツキスバルはこれ以外に人より秀でた物を何も持ち合わせていない、そしてその唯一の才能を証明することもできない“空っぽ”の主人公なのだから──。{/netabare}
知恵も力も無い主人公がやたら調子に乗ってペラペラと喋る描写は、序盤から中盤まではそれに見合った死という代償があったからこそそこまで鼻につかなかった。だが13話で地に落とした後はそのまま埋めてしまうのかという位に嫌悪感を抱かせるような描写を増やしていく。そんな状況がテンポの悪さと相まってかなり持続するので、視ている側には強いストレスがかかる。
結論から書けば18話まではスバルのバッドエンドとタイムリープ、そして醜態を晒すパートが繰り返される。死ななければ戻れないので周回の1周が長く、死に際までにも隠された意味(伏線)があるからこそ、その時の死に方は意味が解らず視ている側の感情はぐちゃぐちゃだ。これらに耐えるか耐えられないかで本作への評価はまた大きく違ってくる。

【でもココが熱い!:ゼロから始める異世界生活】
そしてファンから「神回」とされるのも第18話、スバルがレムと共に国から出ていこうとする──{netabare}つまりエミリアを見捨ててレムで妥協しようとする(笑){/netabare}──ところからだ。しかしまあこれは仕方がないと思う。
{netabare}物理的な距離と日数の問題に白鯨や魔女教との戦力差。それらに対して誰の協力も得ることができず、助け出したいエミリアからの信頼も失い、死に戻りを伏せた説得では彼女は応じない────限りなく「詰み」に近いこの状況は諦めて逃げ出す方が遥かに楽である。スバルは現世でもそういう選択を取り続けてきた“引きこもりのニート”だった。

『俺はこの程度の男なんだよ!力なんて無いのに望みは高くて、知恵も無いくせに夢ばかり見てて、できることなんて無いのに無駄に足掻いて────俺は……俺は……俺が大嫌いだよ!!』

『俺の中身はすかすかだ。ああ、当たり前だ!俺がここに来るまで、こうしてお前たちに会うような事態になるまで何をしてきたかわかるか────何もしてこなかった。何ひとつ俺はやってこなかった。その結果がこれだ!その結果が今の俺だ!!』

『俺の無力も無能も全部が全部!俺の腐り切った性根が理由だ!何もしてこなかったくせに何か成し遂げたいだなんて思い上がるにも限度があるんだろうよ……!』

これまでスバルを「ウザい」「嫌い」「偉そう」「調子に乗りすぎ」etc.と言ってきた人も大勢いることだろうが(私もその1人だな笑)、そんなことは本人が1番良く解っていたのだ。何も無いのに有るように虚勢を張り続けていた理由は唯一つ。異世界にやってきた自分は無条件で「主人公」なのだと思い込んでいたに過ぎない。
それは、例えばこれを読んでいる貴方や書いた私も異世界へ飛べば陥るかも知れない勘違い────世界が変わっても「自分」が変わらなければ出来ることもまたそう変わらない。そういう残酷な、まるで現実の様な物語をこの作品は突きつけてくる。
ただ、スバルが本当に何もしてなかったのかを振り返れば、それは人物によって違うようで──

『……レムは知っています。スバルくんは、どんなに先の見えない暗闇の中でも、手を伸ばしてくれる勇気がある人だってこと』

スバルは手に入れていた。たった1人にして絶対的な信頼を。無力で無知な自分を“英雄”とまで呼んでくれる聖母のような少女──レムとの絆を。
世界線によっては彼女にも理不尽に殺されたり拷問として手足を潰されるという確執があった。そんなわだかまりを超えて、クズみたいな自分を包容し、全肯定してくれる少女が目の前にいる。それは曲なりにもスバルの「諦めない心」が手にした尊い関係。己が諦めない限り、この奇跡は様々な相手へと波及する。その可能性を秘めるのが《死に戻り》なのだ。

『だからレムは信じています。どんなに辛い苦しいことがあってスバルくんが負けそうになってしまっても、世界中の誰もスバルくんを信じなくなってスバルくん自身も自分のことが信じられなくなったとしても……レムは信じています。レムを救ってくれたスバルくんが、本物の英雄なんだって』

『空っぽで何もなくて、そんな自分が許せないなら、今ここから始めましょう。レムの止まっていた時間をスバルくんが動かしてくれたみたいに、スバルくんが止まっていると思っていた時間を今、動かすんです。ここから始めましょう。1から────いいえ、ゼロから!』

決めゼリフがちょっとわざとらしいが、書き出した所も書き出さなかった所も素晴らしい応援詩だ。
愛に理屈はない。好意を抱いた相手の一挙手一投足が全て愛おしくなる。何気ない所ばかりを「好き」だと挙げ、夫婦円満な未来予想図を描けるレムは本当にスバルのことを愛しているのだろう。そんな彼女だからこそ、逃げるというスバルの「甘え」は誰よりも許さない。

『かっこいいところを見せてください。スバルくん』

自分を慕う少女のお願いによって、これまで主人公とはとても言えなかった男が初めて物語の「主人公」として確立する。

『──ああ。 見ててくれ、特等席で! お前の惚れた男が、最高にかっこいいヒーローになるんだってところを!』

きみを見ている。きみが見てる。

だから俯かない。ここから、ゼロから始めよう。

ナツキスバルの物語を────ゼロから始める異世界生活を!{/netabare}

かっこいい主人公のかっこいい行動で他者を惹き付けて物語の主人公たらしめるのではなく、どうしようもない程の凡人が無様な行動を重ねてそれを自覚し、その上で様々な人物に支えられることで初めて「主人公」になる。13話から18話はそのためのストレス構成であり、主人公に嫌悪するよう魅せてくるのだ。

【他キャラ評】
エミリア
劇中ではハーフエルフというだけで謂われなき差別を受け、そしてネット上では「レムに人気で負けるメインヒロイン(笑)」なんて酷い言われようをされてる不憫なキャラクターなのだけど、後者についてはむしろ本作を観たからこそ全然否定が出来ないな……(汗
{netabare}本作を『スーパーマリオブラザーズ』で例えたら、エミリアはズバリ「ピーチ姫」ポジションなんだよね。ピーチ姫は大体ゲーム開始時点でもうクッパにさらわれてしまい、マリオに助け出されるまで姿を見せることはない。エミリアもこれと似たような状況に追い込まれるので後半は1クール近く出番無しというのがまかり通ってしまったわけだ。そうでなくてもスバルとのすれ違いは微少なものも含めれば最終話までずっと続き、正に「配管工とお姫様」の様な遠い距離感さえも感じてしまう。
奇しくも人生のコンテニュー可であり、姫を助けるために死にながら前へ進むという共通点を見ればスバルも「マリオ」ポジションなんだよね(笑) 偶々なのか狙って設定したのか……
まあつまり何が悪かったかと訊かれたら「シナリオ」だと言う他にないだろう。2期以降のための下準備であることは現在では明確なものの、それを知らないアニメ組からすれば、後半クールで鳴りを潜めてしまうエミリアよりもスバルと行動を共にし、彼の心を救うレムの方がメインヒロインの様に映ってしまうのは致し方ない。{/netabare}

【総評】
これまで未視聴の立場から感じていた人気と知名度に反して、実際に観てみるととかなり好みの分かれる作品だと感じた。とくに主人公へどうしても抱いてしまう嫌悪感を観ている人がどこまで許容できるのかで作品に対する感想もまた大きく違ってくるのだろう。個人的には「自覚してくれるだけまだマシ」といった所感だ。
ストーリー自体は上手くできており、「タイムリープ」という要素をふんだんに使って時間を積み重ね、丁寧にすべての可能性を模索し正解を導くストーリーは面白い。同じようなことをやり大したことはやっていない感じはあるものの、より最悪に、より不可能と感じるほどタイムリープの状況が難解になっていく様子は、素直に面白いと評価できる。
{netabare}とくに心の折れていたスバルがレムに激励されることで再び本作最難関のループへと挑む19話以降は、これまでの周回で描かれた伏線を見事に回収し、自身に課せられた《死に戻り》のデメリットまでをも逆手に取って突破口を開いていくため、そのカタルシスは珠玉の出来映えだ。そこまでに至る道のりは観るのも辛いのだが「完走して良かった」「これを見せてくれたのなら許せる」とまで言えてしまうラストスパートとなっている。{/netabare}
決して少なくないキャラクターたちも丁寧な描写でムラなく掘り下げ、さらに主人公の《死に戻り》で何度も同じ時間・場面が繰り返されることでより深い描写がされており感情移入が捗る。だがその反面、キャラクターの「二面性」も強調されていて単純な好き嫌いでは語れない。
主人公については十分に書いたとして、そんな主人公の接し方一つで同一人物でも味方となったり敵対してしまったりする。恩を売れば感謝と礼を返し、不義理を通せば仇を与えられる。前の世界線での関係もセーブされなければ次の世界線へ持ち越されることはない。
脚本面で観ればループものとして非常に面白い緩急の付け方なのだが、キャラによっては悪い一面を見せることで視聴者に「幻滅」を与えてしまう諸刃の剣にもなってしまう。{netabare}とくに割を食っているのがクルシュかな。人の発言の真偽が解る能力があるのにスバルの本気を「妄言」と切り捨てて助力しない世界選の彼女は情熱(パッション)ではなく根拠(エビデンス)でしか動かない冷たい女にも映ってしまった。{/netabare}
そして、話が長い(笑) 2クール25話(実質26話強)の長尺をもらうことでストーリー的にはなんとか綺麗に終わらせたものの、タイトルにした通り、マリオで例えるならまだ3面をクリアしたくらいの時点であり、まだまだ描写すべき部分が山積みだ。作品の根幹たる《死に戻り》の謎や、主人公の生い立ちや召喚された理由、そして本来のメインヒロインであるエミリア自身についてなども全く語られておらず、2クール尺で物語の根幹部分があまりにも描かれていないのは気になる所である。それらを語る2期3期他スピンオフ作品なのだろうが、ヒットしても続編が作られるか定かにならないアニメ業界においてこの1期は、1本の作品としてかなり大きな博打を打ったことに変わりない。
{netabare}1番気になるのは、後半メインヒロイン状態だったレムが最終話で全く出てこずに終わったのがしっくりこなかった(苦笑) ネタバレなどを見ると後の展開的に1期をある程度、綺麗に〆るために出せなかったことがわかるが、何ともしっくりと来ないままで終わってしまい、それが私の最終的な本作の評価に響いてしまっている。{/netabare}
確かに面白いが、欠点も多い作品だ。
「エミリアを守り、助ける」ことに心血を注ぐスバルだが、それはあまりにも無謀で先の見えない目標である故に他にタイムリープを扱う作品と同じ没入感は得られない────“付き合いきれない”といった感情の方が時折、勝るようなストーリーになってしまっている。これが原作のままであれば、よくアニメ化までこぎつけたなと感心するほどの「大作」である。

投稿 : 2024/08/31
閲覧 : 60
サンキュー:

3

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

温かみがあり、少し不器用な486

このレビューにはネタバレが含まれるかもしれません

異世界を舞台にしたアニメ作品は、いつも人間味に欠けるところがあります。

作者たちは主人公が無一文から後宮を築くまでの過程を描ききり、視聴者を喜ばせようと必死です。

しかし、その描写には信憑性が欠けています。主人公の成功はあまりにも偶然であり、またあまりにも劇的です。

『Re:ゼロから始める異世界生活』は、「リセット」の設定を取り入れることで、この偶然性に信憑性を持たせました。主人公は何度も事件の中で死んで経験を積み、情報を集めて、また一からやり直すことができます。

無数に死んでやり直せるとしても、その死の苦しみは精神に大きなダメージを与えます。

486は、自分が「リセット」の能力を持っていることを誰にも話せません。記憶の中にあるエミリアの死体やレムの死体、すべての血まみれのシーン、どんな人でも486をその暗い影から救い出すことはできません。

アニメの中のキャラクターたちも非常に個性豊かで、486もこの繰り返しの中で彼らと感情線、友情線を築きながら、精神的な不安を和らげていきます。

多くの視聴者は彼に感情移入することはできません。そのため、486が死後に取る一連の不可解な行動も視聴者には理解されないことがあります。

幸いにも、彼は今や自分の心の陰を語りかけても、喉を締めつけられない相手を見つけました。

今のところ(第2シーズン第8話)、486はまだ子供の心を持っていて、自分がどこに行くべきかもわかりません。ただ愛する人のために何度も何度も尽くすだけです。感情知能と知能は、この異世界ではまだ最下層にあります。私は、作者が一体どんな経験をしたのか、彼のキャラクターが何度も何度も苦しみを経験するように描く理由が気になり始めました。

486と彼が本当に愛している二人のキャラクターの内面世界も、「自己卑下」を核心としており、それでも必死に彼女たちを何度も救おうとして、自分の優越感を得て、少しずつ自分の劣等感を消していきます。486はここで無私の存在ですが、同時に最も利己的でもあります。

エミリアの劣等感は、自分の外見——白髪のハーフエルフであり、サテラの象徴であることに由来します。周りの人々は彼女に非常に丁寧で、本当に話をする平等な相手がいません。

レムの劣等感は、原生家庭に由来します。幼い頃、強大な姉に直面し、周りの環境はすべて自分よりも遥かに優れている姉に集中しており、自分は最も無関係な存在でした。そのため、後に姉が角を切られた時、彼女の最初の反応は安心して笑うことでした。

486の劣等感は、自分が成長するにつれて、自分が最も目立つ存在ではないことをますます意識するようになったことに起因しています。彼は人目を引くヒーローになることを望んでいましたが、最初の一歩を踏み出す勇気がありませんでした。

異世界の設定は、486の劣等感を救い、繰り返される輪廻が彼に最初の一歩を踏み出させ、さらにはその後の数百歩、数万歩を踏み出させました。

嫉妬の魔女が486に与えた試練は、彼が一方的に家族と別れを告げさせました。ここで現実世界の概念も取り入れられました。

ここで私は気づきました:もし486が現実の生活に戻ったら、彼は相変わらず無能なバカでしかありません。彼が何度も何度もやり遂げたことも、ただ異世界が彼を前に進まざるを得なくさせただけにすぎません。

だからこそ、人間は、一旦何かに心を寄せると、本当に素晴らしいのです。

優れたファンタジー作品はいつも現実を連想させ、自分の考え方を改善することができます。

私にとって、『Re:ゼロから始める異世界生活』はそれを実現しました。
https://www.mangakoinu.com/search?key=%E3%82%BC%E3%83%AD%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E7%95%B0%E4%B8%96%E7%95%8C%E7%94%9F%E6%B4%BB

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 19
サンキュー:

0

ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

死に戻りを活かした異世界転生という発想は良かったが、後半の白鯨戦を筆頭にバトルが微妙でフラストレーションの貯まりやすい展開もダレ具合に拍車をかける、おすすめ度★★★☆☆

ここから始めましょう。一から…いいえ、ゼロから!
なろうアニメの代表格のひとつに数えられつつある本作。

異世界に召喚されて死に戻りというチート能力を手に入れ、死ぬ度に悲劇を回避しようと足掻く姿を描いている。

シリアスで過酷な展開がメインに描かれており、死に戻りの度に精神面と肉体的な負担に苛まれながらもヒロインであり恩人でもあるエミリアを守り抜こうとスバル自身のやり方で戦う姿が印象的。

展開は基本的に鬱展開が続き、前半戦はとにかくしんどい展開が多いもののハードな状況の中で孤独に戦い抜く姿は悲壮感を感じつつも感動する。

レムは人気ヒロインなだけあってとても可愛い(弊害でエミリアが食われている感は否めないが)ただキャラで魅力あったのがレム位のもので他が微妙、ただ、スバルの言動の自分本位さや未熟さが露骨に浮き彫りになっている感じはどうも否めないが、スバルのメンタルがボロボロになる原因は分かるしここら辺は周りがクズばかりで力を得てから歪んでしまったギルクラの集と似た感じで個人的には嫌いでは無い。ただ、押し付けがましい所もあったしうじうじするシーンは普通にイラつくから嫌われる理由も分からなくは無い。13話の八つ当たりは本当に擁護出来ないし。

戦闘シーンは極端に少なくあまり盛り上がらない。まぁ元から戦い向きの主人公では無いから仕方ないもののそれを差し引きして戦える系のキャラの戦闘を見ても普通に退屈。代表としては2クール目の白鯨戦はテンポがとにかく悪い。作画の綺麗さで誤魔化そうとしてはいるが、単純にダレてる。

1クール目は良い、2クール目は悪いと判断。というか2期以降は惰性になりつつあるように見えるのだが、盾の勇者然り序盤で胸糞ポイントをやったら失速するジンクスでもあるのだろうか?

投稿 : 2024/08/23
閲覧 : 35
サンキュー:

1

ネタバレ

狐s さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

再々再チャレンジ?くらい見てみた感想

1回目、1st途中から流し見。。。全然面白さが不明。ヒロイン?のエミリア?本当にヒロイン?主人公結構ウザキャラ。見ててしんどい。

2回目、一応2nd Part2まで一気見。。。同じく1st途中から流し見。
レム、かわいいと思った。物語マジで意味不明。

3回目、同じく2nd Part2まで一気見。。。一応ちゃんと見たと思う。
やっぱレムの可愛さが際立つアニメな気がする。。
作者は男かな?男の願望そのものみたいなキャラだったんじゃないかな?と思った。
ヒロイン?エミリア、マジでうざいきゃらだなぁ~な感じ。
主人公も全然わからん。物語も何が面白いのか。なぜに評価が高いのか。ちょっとわからない。
評価が高い理由として、レムとスバル、エミリアの関係性がどのように完結するのか。という点が気になっての評価であれば多少わかる気はする。
あそこまで恋愛要素入れておいて最終的にその要素を度外視しての完結は消化不良な気がする。
それ以外の要素に関しては本当にどう完結しようがどうでもいいかな。。
といった印象のアニメ。
ヒロインであろうエミリアが結構重要なキャラなのだろうけど、どういう展開になろうが興味が全然わかない。
まとまりがないというか、何を表現したいのか全く見えてこない。
この世界観でレム&スバルのHappy or Bad END の障害としてのエミリアならちょっとワクワクするんだけどな。それでも評価はそれほど上がらないかな。

投稿 : 2024/07/27
閲覧 : 75
サンキュー:

1

i.i. さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

先読みしながらでも見応えのある作品

ループものでマンネリ化しがちだが一貫して見ると見応えがあり面白さを感じることができる。
可愛らしいキャラもいるが、話の途中に鬱展開も存在するので見るのに少し覚悟が必要、、

#ダーク・ファンタジー#ループもの#異世界転生

投稿 : 2024/05/08
閲覧 : 62
サンキュー:

2

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最初は良かったんだけど

物語序盤はレムも可愛らしいし、内容にも引き込まれていく感じだったんですが、回を重ねる毎(1期ではないかも)に普通になってしまいましたね。一応最後まで観るつもりです。

投稿 : 2024/04/17
閲覧 : 104
サンキュー:

1

ネタバレ

サルモネラ菌 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはりループものにはハズレがない

この物語は一般人のナツキスバルがエミリアという最愛の人を、スバルが唯一持つ力「死に戻り」で守り抜く物語。
この物語は鬱展開がひじょーに多い。
見ていてしんどくなるものもある。だが、
ひとまず18話まで見てほしい。
そこからスバルもかっこよくなるし、レムの事も
大好きになる。18話まで耐えた人のご褒美みたいな感じ。
スバルがうざい、嫌いという人が不思議に思うくらい多かったけど、自分はスバル結構好き。
だって一般人だもん、あんなことに耐えるメンタルとか持ってるわけないし。嫌いな人はただの一般人スバルに高望みしすぎなのでは?

投稿 : 2024/02/11
閲覧 : 110
サンキュー:

3

ネタバレ

GER さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

異世界系

レム

投稿 : 2023/12/30
閲覧 : 80
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

面白いけど怖い

内容は面白いけど怖くて見れなかった、、、

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 186

はちごー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:----

なろう系ではかなり良作では?

タイムリープ×異世界転生ものという比較的珍しいジャンル。名前だけ聞いていて、見たことは無かったので視聴してみました。先が気になる終わり方を毎回して来るので気付いたら全話見終わってました。

投稿 : 2023/08/16
閲覧 : 169
サンキュー:

5

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的評価 良作アニメ

ストーリー 15点 タイムリープものとしては面白い内容、主人公の成長をよく描けている
作画 18点 全てにおいて良質
声優 17点 豪華、みんな合っていた
設定 5点 序盤のスバルは好感が持ちにくい、ご都合主義展開があるのもマイナス
音楽 18点 OPやEDは良曲
総得点 73点 

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 164
サンキュー:

2

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この理不尽な世界、体が傷つこうと心がへし折れようとそれでも再び立ち上がる、RE・ZERO

視聴完了
全27話

ジャンル
異世界転生+タイムリープ

設定
(世界観やアニメが始まる前の時点での状況)
現代人スバルは突然異世界に転生した。
異世界は剣あり魔法ありのファンタジー世界。
主人公が転生した国は王国だが、王族が病で全滅しており、候補者による王選を行う準備中。
過去に7つの滞在の名を冠する魔女が存在しており、現在も眷属や信奉者など凄まじい力を持つ者たちがいる。

ストーリー展開
デスでゲームオーバーとなりチェックポイントまで戻る仕様。スタート地点は王国のとある街。
1章徽章の奪還→2章ロズワール家の好感度と呪術師討伐→魔女教撃退
史実としては
1章
スバルはごろつきとのトラブルでラインハルトと顔見知りになり、徽章泥棒のフェルトと接触。エミリアがフェルトのところについた直後にエルザが出現。エミリアが加わったことでフェルトが助けを呼びラインハルトがエルザを撃退。

間話
スバルはエミリアのためエルザの一撃を受け、エミリアが預かり療養することに。
チェックポイント1 エミリアが身を寄せるロズワールの家のベッドの上。

2章
目覚めたスバルはロズワール家の使用人に。
仕事はそつなくこなし、色々なことに目端が効くスバルにロズワールの使用人ラムレムも信用を置く。
仕事の一環として街に買い出しに行った際に呪術師に呪われるスバル。原因を突き止めることに成功し犬の魔物を、スバルレムラムで討伐。

間話
魔物討伐で体も魔力回路もズタズタになったスバルは、治癒能力を持つ他の王選候補者の従者に治療してもらうため、エミリアと一緒に王都へ。
王選に絡ませたくないため、王城にはこないよう約束するエミリアに対して、スバルは約束を破り、王城で大立ち回りをし、エミリアとも喧嘩別れする。
その後レムと残されたスバルはレムの共感覚によりレミリアたちに危険が迫っていることを感じエミリアのところに向かう。
チェックポイント2
共感覚の少し前、レムと街で買い物中(場所はスタート地点と同じ)

3章
ハードモードな3章
エミリアはロズワール家に帰っており、スバルたちは治療のため王都に残っており物理的にかなり遠い。
とはいえまっすぐ帰れば魔女教には間に合うが、直線ルートは白鯨という三大厄災のテリトリー。
スバルは王選候補者の1人クルシュと手を組み白鯨を討伐。余力を残すメンバーと魔女今日討伐へ

チェックポイント3
白鯨討伐直後

クルシュの親衛隊やユリウス、オットーの助けもあり、怠惰の大罪司教とその部下の討伐に成功。エミリアともいい雰囲気となり大団円、と思われたが、エミリアはレムのことを知らなかった。
スバルたちの戦いの最中、魔女教の討伐に向かわなかったクルシュやレムは2人の大罪司教に襲われておりレムは全ての記録を、クルシュは自らの記憶を奪われていたからである。

チェックポイント4
怠惰の大罪司教を倒し、爆発物も処理をし、エミリアにレムのことを話そうとする瞬間

というのが確定ルート。
そこに達するまでにトライアンドデスを繰り返している。

26話、27話はそもそも特典映像?
26話は時系列が戻り2章クリア後、27話は劇場版の編集

感想
総評95点
よかった点
設定、キャラ、ストーリー展開、スバルくんのレム
悪かった点
2から3章の間話
レビュー
世界観がしっかりしており、その中で展開されるストーリー展開も素晴らしく、タイムリープの仕組みからちょっとした仕掛けまで素晴らしい。
好きなシーンはいくつもあるが、
1章1周目、転生ものに興奮し強引にヒロインとの接触を図るスバルに対して、遠ざけようとしてエミリアが名乗ったサテラという名をスバルは本名と認識、死に戻りし出会ったエミリアにサテラと声をかけて怒られる、
というシーンがタイムリープをうまく表現されていてすごいと思う。
あとはエミリアの、たった数日でボロボロになって
という言葉もすごく心に刺さる。
確かにあのシーンは2章のチェックポイントからすぐで、現実使用人に立候補したが1日でへこたれる軟弱者だが、本当は2章終盤で何度も死に戻りしており、体より心がへし折られている状況、というのが胸にくる。
ちなみに、最初は分からなかったんだけど、死に戻りのことを人に話そうとすると、スバルが死ぬほど苦しくなる→話している相手が死ぬ。
これによってスバルは(1期では)誰にも相談できずにひたすら孤独な戦いを繰り返すしかない。

マイナス5点は2章後の間話
王都について行ったスバルがエミリアの約束を無視し、大立ち回りをしエミリアと一旦別れる話。
心情描写と行動が繋がっておらず、3章の設定のためのご都合な感じが否めない。
多分アニメで書き切れてない部分で、1章、2章の成功体験の余韻とかがあったのかな。

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 135
サンキュー:

3

青星アーツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見る前と印象が異なる作品、面白かった

最初はよくある作品なのかと思っていましたが、
頻繁に名前を目にするので見てみると、1話から引きがある面白い作品でして
2期まで一気見することができるほど楽しめました。
途中主人公の叫ぶところが続き、そこはマイナス点でしたが、
どんどんと展開していくストーリーや予想を裏切っていく展開は
娯楽として他作品に埋もれることのないの楽しさがありますので
見てみることを勧められます。

投稿 : 2023/04/22
閲覧 : 452
サンキュー:

4

ネタバレ

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死に戻りの能力で悲劇を回避していく主人公の物語。

原作はライトノベルです。未読です。
突如主人公ナツキスバルが異世界に転移する系で始まる物語ですが、主人公は死亡することにより少しだけ時間を巻き戻す能力があり、死亡する前の記憶も持ったまま戻ることができるのでそれによって、もし主人公が望まない展開になっても巻き戻すことができる、つまりなんとか望む展開を手に入れようと主人公が色々なんとかやり直ししようとするストーリー。
シリアスより。

投稿 : 2023/03/22
閲覧 : 489
サンキュー:

32

ネタバレ

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公ナツキスバルの魅力

最新の聖域編までを視聴済み。
いやー、エミリアもレムもラムも皆好きなんだけどさ。
結局、主人公が良くなきゃどんな物語も面白さが半減しちゃうっていうのが最近分かってさ。
というわけで、ナツキスバルのこんな所が良かったなーってところを書きたいと思いますね。

まずですね、ナツキスバルさん。正直イタイ奴です。痛い奴と言っても犯罪をネットに挙げて承認欲求を満たしているようなバカとは全然違います。
彼が何故イタイのか、と申し上げますと、不自然に会話を盛り上げようとするところなんですよ。例えば「今日天気いいね」って言ったとしたら「君の笑顔みたいに燦々と照らされてるぜイエーイ!」と返されるような。
普通、そんな返し方をしないじゃないですか。大体、会話はキャッチボールとよく言いますよね。彼は1のボールを10倍にしてバッティングマシンで返してくるような感じなんですよ。

そんな言動が多いんで、クラスメイトからハブられて不登校になった感じなのも納得です。逆に言えば、登場人物は皆寛容ですよ。まあ、ロズワールもレムもラムもベアトリスも変な感じで喋るんで、リゼロの異世界人はそういう輩に慣れている節はありそうですけどね。エミリア、すげえよ。

そんなイタイ性格のナツキスバルさんですが、実際、物語のテイスト上めちゃめちゃマッチしてるんですよ。

本作に出てくる主人公だけに与えられた「死に戻り」の能力は、死んだらある時点まで意識だけを持っていてやり直せるっていう能力で、それ以外はなにもないから頭脳や人脈で戦うしかない。
戦闘で困難な場所はあらかじめ強い人物を。死を回避するためにどうしたらいいか考えなければならない。

でも「俺は死に戻ってるから俺を信用しろ」と言えばある程度信用して動いてくれるかもしれないじゃないですか。でもそうは問屋は卸さない。「死に戻っている事を伝えれば、聞いた人間は皆死ぬ」という制約があるので、主人公は死に戻っている事を誰にも言えず、気丈に振舞いながらも、死を回避するために動かなければならないんですよ。

それってつまり、無理して笑っているのを許容しろという事なんです。そうですナツキさん。結構無理して明るく振舞ってたりするんですよ。そして普段もその調子だから「なんかテンションおかしくない?」と言われることもない・・・。性格でめちゃくちゃ損をしてるんです、スバルくんは!
レムさんが聞いたら抱きしめてあげます案件ですよ。

というわけで物語の性質上、スバルくんはいじめられてます。こんなキャラ考えた作者、人の心とかないんか?

投稿 : 2023/02/19
閲覧 : 181
サンキュー:

4

ネタバレ

しろねこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰でも衝撃を受け、記憶を消してもっかい観たくなる

アニメを観る楽しさに気付かせてくれたアニメ。
ただのなろう系と侮るなかれ。生ぬるい物語じゃありません。「絶望」「恐怖」「希望」というリゼロにしか出せない世界観がある。特に主人公が頑張ろうとするも一気に絶望へと落とす急展開は誰も予想できなくて衝撃を受けると思います。

原作は勿論面白いですがアニメで凄いと思うのは「演出」。
OPやED曲は絶望的な状況でも抗い、誰も死なない未来を掴む物語というリゼロの世界観にやべぇ程マッチしていて最高に好きです。歌詞やメロディからリゼロの絶望や切なさが溢れ出してます。
ストーリー本編でも絶望的状況に陥った時の衝撃と恐怖の演出がすごいです。音楽のない原作とはまた違う感じで楽しめます。また、作画にも力が入ってる。

キャラクター面でも可愛いだけでなく、それぞれ複雑な想いも持っていて何てことのない些細な言動にも実はそのキャラの思いが隠れてたりします。そして主人公の人間性。例のシーンで嫌う人が多いですが主人公の精神面での限界が来てるということ。だからそんな時に周りのキャラクター達が支えてくれる訳です。

一期は全体的にクオリティが高くてすごく面白い。本当に記憶消して初めて観たときの衝撃を味わいたい。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 140
サンキュー:

3

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

近年におけるタイムリープ系の代表作

近年におけるタイムリープ系の代表作といえる作品ですが、
ストーリー自体は先に興味を惹ける内容で普通に楽しめたし、
それにキャラに付いてはレムが印象に残りましたね。

【評価】

60点・2B級

投稿 : 2023/02/08
閲覧 : 141
サンキュー:

2

takato さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ループ作品の果てに…..。

10年代に流行ったループ作品。それが行き着くところまで行ってしまったのが本作かな。これはマニエリスムを思わせる。


ルネサンスの鉱脈を堀尽くした後にマニエリスムがやってきた。それはルネサンスのスタイルの模倣+過激化+技巧化であった。温故知新ではなく、捻った縮小再生。本作は単純に流行ったものを足して少し捻っただけとしか言いようがない。


なろう系の主人公を少々捻って、ループも一つだけじゃなく複数に…という売るためのプロデューサー的な観点は感じるけど…、エンターティナーとしての作家の力量とか上手さは感じられなかった。


ループの離脱は、まさに運命や宿命からの脱出というのは、昔からあるが運命は自分が変わることで変えられる!というテーマをより強く感じられる手法だろう。しかし、本作はそれを複数にしちゃったから究極的な逃れ難い運命という枷としての要素が薄らいで、そういう設定という感じが出ちゃって作為的な薄さになってしまっている。


そしてスバルのキャラ。コンセプトは悪くないと思う。なろう系の主人公絶対主義を脱構築しようとするのは良いことだろう。ただ、上手くはない。こんな陽キャのウザイオタクいるか!ってツッコミは別にエンタメとして上手くいってるなら問題ないと思う。


 しかし、ウザくて感情移入できない、即ちエンタメとして上手くいってるとはいえないから成功とは言い難い。最強主人公の脱構築のモブと比べて頂きたい。他のキャラも結局主人公のための駒という域を超えていないかな?。


それにしても、なんでエミリアが正ヒロインなの?。普通にレムじゃね。シュタゲでクリスが正ヒロインじゃなかったらおかしいやろ。この人が正ヒロインって設定しちゃってるだけな感じがあってここも自然さを損なっている。

投稿 : 2022/12/07
閲覧 : 1673
サンキュー:

23

いりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公の壁

放送当時主人公の言葉にできないほどの気持ち悪さで
1話途中で断念。

数年が経ち、評判のよさを聞き再視聴を試みたが
体がむずむずするような主人公の言動、行動で
やはり1話途中で断念。

さらに数年経ち物語が気になり
とりあえず1話だけでも見ようとしなんとか乗り越えた
主人公のことは固く強く目を閉じ物語のみを見た

そして一気に全話視聴
無理してみてよかったと思える作品だった
毎回の話の引きが気になりすぎてどんどん見てしまう
他にはない展開が素晴らしかった
今になって思うと2期が見れる状態で見終われたのは
幸運だったかもしれない
当時追ってた人は気になって仕方なかっただろう

主人公も終盤には成長が感じられ
目を開けて見れるようになり、応援できるようになった
気持ち悪さは変わらないが

さあ、次は2期だ

投稿 : 2022/11/06
閲覧 : 183
サンキュー:

6

Sunshine さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

绝望了吗?那就从一开始。不!从零开始!

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 108
サンキュー:

0

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スバルの印象について

リゼロの主人公スバルの印象が国内外で大きく変わるのは国民性が関わる。他人を呼ぶときに苗字から名前やニックネームに移るまでに何か月から年単位でかかる国民性と、最初から名前で呼び合う文化では距離感が違うのは辺り前。だけど同時に日本語で観ているか、翻訳版を見ているかも関係している。

小説家になろうにアップされている原作ウェブ小説文群は、基本的に素人に毛が生えたような人達によって書かれているから文章が読みづらいと思う事が多いと思う。
出版されたなろうや準なろう小説もそうだが、特に原作ウェブ小説文が翻訳される時、読みにくいガチャガチャした部分、作者の癖の強い部分が翻訳者の中で推敲され、自国人に意味が滑らかにすっと伝わるように再構築される事で読みやすくなる事があるらしいが(その代わり作者の文章の個性は消える)、
それと同様にこのアニメのスバルのうざさ、例えばエミリアたん!などのキモさ、異常な馴れ馴れしさとかそれが翻訳や言語の壁によりニュアンスが100%変換しきれていないのがスバルの灰汁の強さを弱め、かえって視聴しやすくしているのだと推測する。

執筆2022/9

視聴
2016/4中断、2019再視聴
2020/7(新編集版)

2020/7 2期のp1
2021/1 2期のp2

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 265
サンキュー:

5

ネタバレ

さばとら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2週目

総括
リアルタイムで一度視聴したことがあるが、6年の時を経て何もかも忘れていたため
再び視聴。2期を視聴するためでもある。

数多くの異世界転生を視聴してきたが、この作品は毛色が違っており、内容も凄く凝っている。
エミリア・レム・ラムなどで有名な萌えアニメという認識を覆してほしい。
俺TUEEE系とは真反対の作品。スバルは死に戻りという能力は持っているが、それは万能なチートスキルではない。そんな生身のスバルは、無能なりに努力してエミリアを守るために様々な危機を乗り越える。主人公にここまで感情移入できる作品って本当に少数だと思う。正直、異世界転生系で泣いたのってこの作品ぐらいかもしれない。

1期だけでもこの満足度。更に劇場版・2期も未だに未視聴なため、これからが楽しみである。

1話
レミリアとの出会い。
フェルトに奪われた徽章の奪還。
エルザとかいう暗殺者に殺され、2回の死に戻り。
数多くの異世界系を見てきたが、生き返る系の能力は初めて。
なかなか面白い能力だな。

2話
エルザに殺されてしまう展開をどう乗り切るのか。
それはスバルがエミリアに合わないことだったらしい。
バタフライ効果だな。

3話
「私はエミリア。ただのエミリアよ。」
ラインハルト vs エルザ
フェルトを逃したことにより、無限ループを脱出。
フェルトがラインハルトに捕まった。徽章盗みって重罪なの?

4話
「EMT エミリアたん マジ 天使」
ついにレムラム登場。
あの徽章は時期国王候補の証だったらしい。エミリア偉い人だったのか。
スバルが殺された。犯人は誰だ。

5話
鬼がかってる
2週目はところどころ展開が違ってて、エミリアとデートの約束をした。(フラグ)
でも、誰かに殺されてまたもや死に戻り。犯人はラムだと思う。

6話
3回目の死に戻り。
今度は客人としてお願いしたため、城で死ぬことは無くなった。
しかし、外で襲撃に遭った。それがまさかのレムだった。
レムとの好感度が足りてなかったのか(ギャルゲー脳)

7話
4日目の朝がきた。
これで何もかも上手くいくと思ったら、まさかのレムの衰弱死。
スバルの手を握っていたから、その呪いが移ったってことかな。
詰んでしまったため、今度はスバル自ら自殺して死に戻り。
改めてリゼロは有象無象の異世界転生系とは違ってクオリティ高いと感じた。
毎話中身が濃いし、次回が気になって仕方がない。

8話
「ごめんって何度も言われるより、ありがとうって一回言ってくれた方が相手は満足するの」
周りから信頼を得るために一生懸命従事に励むスバル。
しかし、頑張りすぎてはち切れそうに。
そんなスバルをエミリアが聖母のように包容することで心が綺麗に。
エミリアの包容力半端ないな。さすが長命なハーフエルフ。

9話 
呪いの根源は子犬(魔獣)だった。
村の子供達が襲われてしまったため、それを救い出す。
レムを庇ったスバルが死んでしまうのか

10話
スバルにかかったいくつもの呪いを解呪するために魔物討伐に。
スバルに抱えられてるレム可愛いw

11話
レムとラムの小さい頃の話。
元々はラムの方が優秀だったらしい。今では逆なのにね。
魔物相手に絶体絶命のスバル。そこにロズワールの魔法で救われた。
スバルは無力なのに他人のために自分から色んな問題に体張って突っ込むところが尊敬できるな。
レムラムとの好感度は結構上がったみたいでよかった。

12話
スバルも王都に行くことに。
そこで、次期女王候補のプリシアと仲良くなるw スバルって人脈チートすぎw
さりげなくプリシアと同行し、王城に潜入。そこに4人の時期女王候補が。
なんと5人目があのフェルトだった!?何故?

13話
エミリアがハーフエルフだと馬鹿にされ、
それを庇うためにスバルが前に出るも騎士の反感を買い、模擬戦に。
スバルはエミリアを助ける一心で行動に出たが、空回りの連続でエミリアに嫌われることに。
レムに好かれたと思ったら今度はエミリアに嫌われるのか。気の毒だな。
今の状況ってまさに谷のど真ん中だよなwここからどうなるのかとても気になる。

14話
スバルはクルシュとの契約を破り、問題の発生したロズワールのお屋敷に戻ることに。
そしたら、村人が血まみれになり、レムも死んでいた。何が起きたんだ。

15話
ペテルギウス初登場。あなた〜。怠惰ですね〜。
松岡禎丞の演技が光るばかり。
狂った演技してるだろ。ウソみたいだろ。キリトの演技もしてるんだぜ。それで。
今話では魔女教に殺され、2回死に戻り。EDではスバル首無し状態。
なんかここ3話くらいがダークすぎてこっちまで暗くなるw
異世界転生系でここまでダークなのってこれと回復術師くらいw

16話
クルシュとアナスタシアに魔女教からロズワール邸を守ってほしいとお願いするも断られてしまう。
そこで、レムと二人で戻ることに。その道中で白鯨に出会ってしまう。

17話
レムが身を挺して捕鯨に立ち向かうも死んでしまい、みんなの記憶から消えてしまった。
更に、エミリアに死に戻りのことを話そうとしたら、スバルではなくエミリアが倒れてしまった。
スバルの体にはどのような呪いが取り憑いているのか?なぜ、魔獣が寄ってくるのか?

18話
タイトル回収。
「スバルくんはレムの英雄なんです。」
パックの正体は巨大な精霊だった。ペテルギウスがイチコロ。スバルも殺された。
何回もエミリアを救えずに、闇堕ちしていたスバルをレムが告白することで救った回。
最後のスバルが正気に戻ったシーンでレムとシンクロするように泣いた。
無能だけど、とても前向きで大切な人のためならいくらでも体を張れるいつものスバルが戻ってきた!

19話
白鯨討伐開始
今話からのスバルは違う!事前に準備した交渉材料でクルシュとアナスタシアに白鯨討伐の協力を求める。それが見事に成功する。白鯨を倒すことはできるのか。

20話
白鯨戦
伝説の魔獣だから、相当強いのかと思ったけど意外とあっけない。
そう思っていたらまさかの何頭もいたパターンw こりゃお手上げだw
ヴィルヘルムの復讐ならず…

21話
「レムの英雄は宇宙一です!」
白鯨が3頭になろうともスバルは諦めず。
スバルの魔女の匂いで白鯨を引きつけて、大樹を倒して潰す作戦は無事成功する。
この後は、魔女教を討伐するために、クルシュの騎士団を譲り受けて出発する。

22話
ペテルギウスをあっけなく討伐。と思ったら指先全てが怠惰担当らしい。
ヴィルヘルムは見えざる手も見えるのか。強すぎる。
最後のラムの描写は何だろう。嫌な予感しかしない。

23話
ロズワール邸の村にペテルギウス一行が襲撃。
ユリウスやヴィルヘルムと共に迎撃し、エミリアの加勢もあり何とか全員を仕留めた。
めでたしと思ったら、スバルが感染してしまった。
スバルは最後の意識を振り絞って自分を殺してくれと願う。
「フェリス。頼む。」
あと、ペテルギウスの声優は松岡禎丞が一番だわ。しっくり来る。

24話
死に戻り後、スバルは作戦を練り直して、怠惰相手に有利に物事を進める。
スバル達の後押しもあり、エミリアは村人達に信頼してもらえることに。
村人の避難は済んだし、指先の市南役も拘束。後はペテルギウスを討伐するのみ。
スバルとユリウスのコンビは最悪で最強だぜ。

25話
ペテルギウスを討伐し、荷台に積んであった爆弾の排除にも成功。
最終話のスバルがめっちゃかっこいい。こいつ転生前は引きニートだったくせによw
エミリアとの再会でハッピーエンド!
かと思ったらエミリアからレムの記憶がなくなっていた…
リゼロは最後まで楽しませてくれるじゃねーかよ。
シーズン2 絶対見ます

投稿 : 2022/09/26
閲覧 : 130
サンキュー:

2

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公の印象次第で評価はガラリと変わる[90.2点]

▪️アニメ視聴データ
アニメNo.008 「Re:ゼロから始める異世界生活」[90.2点]
視聴期間 2016年10月1日〜17日(17日間)

▪️異世界転生アニメストーリーのテンプレ化について
最近の異世界転生アニメは主人公が初めから最強と言っても良いほどのステータスを持った状態から始まり、まあ大抵は性格も悪くないので他の女性キャラにどんどん好かれてハーレム状態になっていくというのがテンプレになりつつあるなあと感じている

▪️異世界アニメの常軌を逸した内容
※ネタバレ少し含む
{netabare}
しかし、このアニメはその点に関して言えば珍しい異世界転生アニメだ、少しだけ内容について触れるが主人公は「死に戻り」という能力っていっていいのかな?これはバッドエンドな展開になり自分が死んでしまった時に、一定時間遡るというもの、バットエンドを避けるために主人公が奔走し続けるというストーリー、キャラデザは全く違うがストーリー性は「僕だけがいない街」と似た感じがうかがえる、もちろん主人公の死亡シーンが何種類もあるので見ていて辛くなるときもあるがそこは我慢どころですね、主人公がよく情緒不安定な状態に陥ることがありますので、ここで主人公を嫌いにならないでいれるかがアニメ視聴を続けるためにも重要です。

{/netabare}

▪️魅力溢れる個々のキャラ
ここまでは主人公について述べましたが正直このアニメの魅力は主人公というよりヒロインにあると思います(まあ主人公も無くてはならない存在なんですが)、 恐らく4話から登場するラム&レム、この2人は重要キャラで自分の推し、もちろん1話から登場のエミリアも重要キャラ(というか本作のヒロイン的立場)なのですが、アニメ放送1期の部分ではレムのほうがヒロイン感があるかなあと、このレムと主人公スバルの劇中の名シーンでのやり取りは正直泣けます、他の異世界アニメにはない感動がありました(もちろんまだ見てないアニメもたくさんありますが)

▪️作画・音楽などの大まかな評価と総評
作画もかなり高いレベルで安定、その点については安心して観られました、音楽は主題歌&挿入歌共に良好、挿入歌は場面に凄くマッチしてます、以上のことより、異世界アニメの中では間違いなくトップ、歴代アニメでもなかなか上位に来るアニメです、個人差は大きいと思いますけどね。

再度レビューするかもしれません。

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 604
サンキュー:

13

ネタバレ

めう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公の絶望具合がいい感じに描かれていた

ただただ異世界に転生した主人公が無双する訳では無く、困難にぶつかり、絶望しつつも乗り越え人として成長していく様は素晴らしかった。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 149
サンキュー:

2

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

それなりに面白い転生ものラノベ

基本的にバトル描写を省いている点、ハーレムくさいにせよ魅力的なキャラクタをうまく配置し、物語をうまく動かしている点、死に戻り設定を活かして善意が裏目に出る皮肉な悲劇を多く描けている点など評価できる。
また、当人がたいして有能ではないのに、パワーインフレがやばくて、周囲から崇められるようになっていくタイプの作品が多いが、本作品の場合、死に戻りの能力が露骨に強力すぎるので、無能な主人公が活躍できることの良い合理的説明になっている。
ユリウスとの対立と共闘なども定番ではあるが物語を盛り上げていたと思う。

ザ・ラノベな感じのヌルいタイトルとかで敬遠していたが、それなりに話題作だったということで今更見てみた。その見込みは大きく外れていなかったが、同時に評判になるほどには面白いし人気を博したのもわかるかなと思った。

映像で見ているから、というのもだいぶあるのかもしれないけれど異世界なろう系アニメのはしりになったのも頷ける出来。

【時間遡行モノの面白さ】
シュタゲやらひぐらしやら時かけ、時間遡行/死に戻り系の作品にはかなり成功作が多い。
この形式の利点には下記のようなものがある。
一つは継続的に主人公に知的優位性を与えることができること。なんの戦闘力もない主人公でも「未来を知っている」というだけで圧倒的に有利にことを進めることができる。知識の非対称性は物語を進める一つのエンジンになる。

一つは終端を見て物語が作られること。
時間遡行系は見切り発車で書けるものではなく、終局を見据えて描かれることになるため、必然的に物語はより精緻に伏線が張られることになる。(これがうまくいっていない作品も存在するが。)

一つは悲劇的展開を作りやすいこと。
当然主人公と周囲の人々の死に様や失敗、全てが破綻する様を何度も描くことができる。

一つはサスペンス的な展開を作りやすいこと。
死に戻り系の作品はある種絶望が予告され、それが実現する物語である。最初の複数回の死、失敗で、誰が犯人か、なぜ自分は死ぬのか、進行する様はある種サイコホラーやミステリー映画などに似た緊迫感を与える。

一つは物語の起こり得た方向性の一段片を示すことができること。
ある種のIf的なエピソードを描くことができることも当然魅力であり、敵であったはずの人間が味方になることも味方であったはずの人間が敵となることもありうるのである。個人的にはベアトリスとの契約を行って引きこもるIfは結構好きだった。

シュタゲ、ひぐらしは原作がゲームであったことから死に戻り/時間遡行設定にはゲームであることの影響も見られる。ゲームオーバーして何度もやり直して、初見殺しを回避して敵の配置を覚えて、クリアするというようなやり方は現代人には当たり前のものであり、また折々のIfストーリーを楽しむというのも当たり前のことだ。

【平凡主人公という存在の根底的矛盾】
いわゆる平凡の域を出ない青少年を物語の主人公にする物語というのは数多い。
その目的の一つは物語を共感可能なものにするということだろうが、それだけではない。
平凡な日常を生きる視聴者「もしも」を考えさせるために、平凡かつ成長のよちが多い青少年というのは格好な題材だ。

そして、物語の中で描かれるもっとも基本的なストーリーパターンはその平凡な青少年が波乱万丈に出世、成功を切り開いていく様を描くというものだ。
しかしこのタイプの物語にありがちなのは、平凡的に振る舞う人物と英雄的な賞賛のギャップが徐々に広がり過ぎて歪な印象を与えてしまうことだ。主人公を平凡人間と置くような成長物語にはその矛盾のなかで徐々に「実は主人公は先天的にすごい人物だった」というように結局持っていってしまうものもままある。
この作品も例に漏れず回を重ねるにつれて「どこにでもいる男子」みたいな設定が足枷になっていくのを感じる。


【エミリアとかいう不憫枠】
この物語で明らかに一番不憫なキャラクターはエミリアである。
彼女はそれなりに出番のある割に視聴者の好感度の低いキャラクターとなってしまっている。
その原因の根本はエミリアが受動的なキャラクタになっている点と彼女の技能や地位などが力を発揮する場面がほとんどないことだろう。
まず、受動的な、つまり主人公に言われたことや状況に定められたことを遂行するだけのキャラクタというのは不確定性がなくつまらなく感じてしまう。最序盤の回では彼女の道徳感による積極行動というものが示されていたが、その後は彼女は自身の性格や考えを発揮して何かを解決するということがほとんどない。

また、高位の人間であることやその精霊魔法、エルフとしての出自など物語を推進する力となる要素を多く持っているにもかかわらず、彼女が物語を左右する局面はほとんどない。(尺の関係での説明不足もあろうが2期での試練も結局聖域を破壊するメリットがあまり見えて来なかったためあまり貢献を感じなかった。)そしてそれに関係して主人公の彼女への愛の動機も薄ぼんやりしたものになってしまっている。
まあそういった部分は一期中盤の挫折と復活のカタルシスに繋がっていたし、あるいは今後の彼らの関係の破綻の伏線としての役割もあるのかもしれないがメインヒロインの扱いとしては同情を禁じえないものだ。


王候補の人選やら屋敷の人々やらペテルギウスやら魔女たちやら興味を惹くキャラクタ造形ができていた人物が多いだけに主人公とメインヒロインにいまいち魅力がないのが際立ってしまっているようにも思う。

投稿 : 2022/07/05
閲覧 : 214
サンキュー:

3

これ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

転生+ループ

異世界転生+ループ物
前クールにこのすば、僕街があっただけに
足して2で割った感じがすごいするといわれてましたねw

ただカズマさんはクズだけどそれなりに人気あるキャラクターですがこの本作のスバルは嫌われ者主人公ですよね、、
1話は気合を入れて1時間放送でした!
ただ、このすば以上に転生する成行が少し雑でしたねw
コンビニ行って瞬きしたら転生してたってw

1話から衝撃でしたね、死んだらループして戻るっていう展開が主人公つらすぎる
クリアしたかと思ったらまた死んでいちからみたいなのは可哀想すぎた

そんな中でもエミリアだったりベティだったりレムだったり可愛くて魅力あるキャラクターがたくさんいて萌え豚にも楽しめるのかなとも思えます!

携帯をミーティーと名付けたりリンゴをりんがって呼んでたり異世界文化的なのもあって楽しめた
8話での膝枕回はめちゃくちゃ羨ましかったし個人的かなり神回だったとおもいます
それまで苦労して辛い日々を送ってたスバルがすこしだけ報われたのでよかった、、、

13話のスバルの行動や
言動でヘイトが視聴者に言ったのかなと思うけどもそれまでの辛い日々なども見てきてそれなりに共感できる部分もあったのかなとぼく個人はおもってみてました!

そして最後まで見て
なんと言うかスバルってめっちゃ突っ込みまくって少しウザイキャラなんだけども発言とかも気に触る部分もあって嫌われがちなんだけどもその分めっちゃ死にまくってて自分の立場だったはもうとっくに諦めてたのにあきらめないで頑張ってて個人的には共感もてた
まあそれ以上にレムやエミリアがかわいすぎていい子すぎるんだけども笑

投稿 : 2022/06/28
閲覧 : 236
サンキュー:

6

DvIxo48200 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

つまらなすぎてリタイア、時間の無駄、駄作

異世界ものは嫌というほどウォッチしている。
評判が良かったので見たところ、物語があまりにも退屈すぎて、
数話で我慢できなくなり止めた。
異世界に身を置きながら、主人公が何の能力も無く、無能過ぎてもどかしい。
爬虫類系の目つきも気持ち悪い。
都合が悪くなると殺されたり、自ら死んだりして、過去をリセットする。
こんなことばかり繰り返すので話がさっぱりわからなくなる。
魔物と戦うシーンも驚くほど少なくて、アニメの最も重要なパートは、
主人公とエミリアとメイド達の「おふざけごっこ」である。
これでは異世界アニメ失格である。異世界ならではの、ワクワク、ドキドキ感
が全く無い。
これに比べたら、「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」「盾の勇者の成り上がり」の方がよっぽど面白かった。

投稿 : 2022/04/08
閲覧 : 382
サンキュー:

2

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2022.3.25

2回目2022.3.25

投稿 : 2022/03/25
閲覧 : 244
サンキュー:

0

次の30件を表示

Re:ゼロから始める異世界生活のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
Re:ゼロから始める異世界生活のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Re:ゼロから始める異世界生活のストーリー・あらすじ

コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年、菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。​(TVアニメ動画『Re:ゼロから始める異世界生活』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
WHITE FOX
主題歌
≪OP≫鈴木このみ『Redo』、MYTH & ROID『Paradisus-Paradoxum』≪ED≫MYTH & ROID『STYX HELIX』、エミリア(CV.高橋李依)『Stay Alive』

声優・キャラクター

小林裕介、高橋李依、内山夕実、赤﨑千夏、水瀬いのり、村川梨衣、新井里美、中村悠一、田村ゆかり、藤原啓治、井口裕香、堀江由衣、堀内賢雄、植田佳奈、江口拓也

スタッフ

原作:長月達平(MF文庫J『Re:ゼロから始める異世界生活』/KADOKAWA刊)キャラクター原案:大塚真一郎、 監督:渡邊政治、シリーズ構成:横谷昌宏、キャラクターデザイン・総作画監督:坂井久太

このアニメの類似作品

この頃(2016年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ