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「キズナイーバー(TVアニメ動画)」

総合得点
71.4
感想・評価
773
棚に入れた
3691
ランキング
1309
★★★★☆ 3.5 (773)
物語
3.4
作画
3.6
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.5

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☆の総合評価
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キズナイーバーの感想・評価はどうでしたか?

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な青春群像劇。

接点のない少年少女のメンバーがキズナで繋がり関係を深めていく物語ですね。
キズナとは複数人のメンバーで痛みを共有するという不思議な設定です。
そんな状態で様々な問題にぶつかる事で悩み成長していくアニメですね。
ちなみに後半になかなかの展開もあります。
キャラの個性も強いし(普通の人が少ないくらい)トリガーさんの独特の作画も苦手じゃない人なら問題ないでしょう。
全体的に良かったと思います。

投稿 : 2024/04/24
閲覧 : 1
サンキュー:

1

ネタバレ

おもた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話数が足りなかったのが悔やまれる

内容
{netabare} 個人的に鬱アニメは好きなので、恋愛のドロドロ感や牧の過去、のりちゃんの過去などは凄く面白かったです。

しかし、キャラの内面に重点を置くこの作品の中で、キャラ一人一人が魅力的だったのに対し、キャラの中で過去の話やトラウマを深堀されるのは牧、かつひら、のりちゃんだけだったため、他のキャラが多少浮いてしまい残念でした。

更に後半は「恋愛と友情」がテーマなのに対し、恋心を抱いた理由や葛藤などの心理描写がかなり少なかったのであまり感情移入出来なかったです。

とは言え、12話という短い話数ながらキャラは本当に魅力的で、とても考えさせられるようなシーンが多いため、長いアニメに慣れていない方やサクッと面白い作品が見たい方にはオススメ出来る作品かなと感じました。
本当にあと12話あって、各キャラの内面や恋心などを深堀出来ていれば最高の作品になったのでは無いかと悔やまれます。
{/netabare}

キャラ
キャラも魅力的で、作画、キャラデザも個人的には見やすいものだったと思います。


更に、op,edも最高で、bgmも凄くの良かったです。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 46
サンキュー:

2

ネタバレ

中島野球しようぜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絆について考えさせられる群像劇、おすすめ度★★★★☆

キズのキズナ、キズナイーバー。

岡田麿里とTRIGGERという異色のタッグ作品。批判の声も多いが個人的には名作だと思う。

絆を『強制的に』深めさせられるというのがミソで、ギスギスした人間関係でも仲良くせざるを得ないという奇怪な状況に追い詰められた友人たちの葛藤と内面が鮮明に描かれている。

勝平とのりちゃんが実は幼なじみであり、勝平が実験の副作用で感情を失うが、他の廃人化した子供を見て感情を取り戻し泣くシーンはしんみり来てしまった。最終的にのりちゃんを止めてハッピーエンドになる所は、カタルシスがある。

キャラについては第一印象の悪さが足を引っ張ってる感じか。基本的に自己中で独善的な人物しかいないのか、無気力で仏頂面をかます勝平やDQN感満載の天河、自分本位な千鳥はとりわけ問題だと思う。後半になるにつれある程度印象はマシになるが…

とはいえウザキャラしかいないのも逆にそれはそれで話の設定や「七つの大罪」モチーフにしたキャラ付けの味がうまく引き出せているため悪いことばかりでは無い。そのためキャラの酷さについては逆にいい点とも言えるかもしれない。隠れた良作だと思う。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 49
サンキュー:

1

ネタバレ

腐った牛乳侍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良くも悪くも群像劇らしい

絆や痛みを題材にした話。無理やり仲良くさせられることで他者の痛みを理解するっていう独特すぎるシナリオは受け付けられないかもしれない。世界観の異質さや設定の複雑さは没入しにくいけど好みではある。メッセージ性はなんだかんだで強くてわりとヒシヒシと伝わる内容。

キャラが少し癖が強すぎて不快感は感じる。話もなんだかんだ辛い過去で有耶無耶にされてる印象はするが、テーマの強烈さやインパクト自体はあったしそれなりには良かった。

投稿 : 2023/07/05
閲覧 : 92
サンキュー:

2

ネタバレ

マサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【82点】物語やキャラの癖は強いが、見応えはある。

オリジナルアニメ。謎の実験を受けることになった少年少女達の話。

結構考えさせられる話だった。主人公たちが実験を受けながら絆を無理やり深めさせられるという独創的な展開で、他人の心の痛みを知る過程や絆に関する実験の真実が明かされてゆくといった、群像劇を絡めての人間ドラマが面白く、一種の見どころとなっている。
キャラクターは不快な人物も少なくは無いが人物としてはそれなりに機能しており、主人公や他の友人たちの心境の変化もこの作品の魅力のひとつになっている。

あまり話題にはならなかったものの独特の魅力を放つ隠れた良作アニメ。

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 127
サンキュー:

3

ネタバレ

N0TT0N さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

収納上手

【2周目】
22.2/28感想
5年越しくらいで思い立って2周目視聴してみました。
内容はうっすら覚えてるけどある程度新鮮な気持ちで見直せるくらいには忘れている。

5話時点》音楽、作画、キャラがかなり良い。声優さんも凄く合ってるので☆0.5ずつup。
思ってたよりポテンシャル高くてビックリして感想書き足すわたし。
ランキング的に『ふつう』くらいの位置付けの作品みたいだけど、物語以外の部分が点数を押し上げているタイプの作品と考えると物語に何か問題が…?

でも、個人的には現時点まで面白く視聴できている。

【2周目完走後】
今まで使ってこなかったあにこれ的定形文使いますが、
これ、“もっと評価されるべき”ですね。
勿論個人的見解の域ですが、物語もとてもよく出来ていました。

ちょっと脱線しますが、最近私的主要コンテンツであるdアニメで観れないやつ(この作品は観れます。)とかまで観たいという想いから、久しぶりにあにこれチェック始めたのですが、結果、10年代の作品を掘るケースが増えまして、その中でもこの作品は、私の肌感とあにこれ評価とのズレが大きい作品だと思います。5話時点でも触れましたがキャラのデザイン、配置のバランスは最高クラスです。
私の場合鬱展開どっぷりは辛く思っちゃうタイプなので、日染やニコのタイミングの良い立ち回りに感動すら覚えました。

BOOM BOOM SATELLITESのOPであの映像はVJですか?みたいな感じで、謎の実験都市感出てるの良いです。
あと、人物像に突っ込み所がある部分をその人物の一面として描き、無理に美談側に寄せたり言い訳しちゃったりしない感じも好感もてます。
{netabare}
あと、組織も突っ込み所満載ですが、突っ込まれるのは織り込み済みな雰囲気は感じます。感じますが、最後めでたしめでたし♪みたいなのは違うかなとは思います。結構エゲツないことやってるわけですから…。
{/netabare}

あと、5年たっても変わらず感心するのが構成の絶妙さです。キャラ(自己)紹介の上手さ、7つの大罪というギミックを嫌味なく振りとして使うしたたかな感じとか、これだけの情報量、多彩な気持ちの変化を1クールに綺麗に収納した力量とか、結末に向けての絶妙なエピソードの配置の仕方とか、評価できる点をあげたらキリがありません。素晴らしい。

(…感想見返すと、2回目だからなのか、観る時のコンディションなのか、歳とったからなのか判らないですが、多少変化してるようですな。。
ま、それもまた真実です。)

ということで改めましてこの作品、

心より謹んでオススメ申し上げます。

【私的関連作品】
M3-ソノ黑キ鋼- … 絶望
冷たい校舎の時は止まる… 漫画(辻村深月)

【myココ重要ポイント】
設定…89
キャラのカラーイメージと恋愛的相性の相関…85
大人の解決能力…23

【過去感想】↓
2016、7年あたり

{netabare}

面白かったです。
基本シリアスなストーリーだけど個性的なキャラクターや謎、ちょいちょいサラッと入れてくる笑いのおかげで重くなり過ぎずになかなか視やすい展開でした。

が、メインのある登場人物が感情表現皆無なのでちょっとイラッとする部分もあるかもしれません。

内容的には世界系だとか青春ものだとかいろんな展開が可能な立ち上がりで期待感十分。
疑問を解消しつつ新たな疑問が出てくる感じの「引き」もよく機能していたし、ちょっと現実的ではないとんでも設定を絶妙な匙加減で使いこなしていたんではないかと思います。

タイトルから「絆」と「傷」を描いているだろうことが容易に想像できると思いますが、まあその通りだと思って間違いありません。

その中で、絆に関しては所謂「人それぞれ」な部分を割とちゃんと描いていて、安易に同調しない感じがよかったです。人と人の関係性のあり方は多種多様で、各々の答え(のようなもの)を描くと共に、答えに対する各々の受け止め方も丁寧に描かれていて、テイストとしてはどろどろありの「濃い味」に分類されると思います。

そういう意味では、概ねココロコネクトというアニメと同類の匂いがします。

正直言うと絆に対する各々の考え方を十分描くのには全くもって同意なんですが、それによって後半独白めいたやりとりが延々展開されるのがちょっとキツくはあります。ちょっとです。

個人的には
感情は行動で示し、説明は極力少なく。が理想なんですが1クールでこのキャラ数でとなるといたしかたないだろう・・とは思います。
まあ、自己紹介をミッション化するなど上手いことコンパクト化を図っていますし、こういう作品で独白めいたセリフが多くなるのは避けられないのかもしれません。

意外だったのは「傷」に関してです。
傷は絆を掘り下げる為の道具。そういう認識でずっと視聴を続けていたんですが、傷についてもかなり掘り下げていたように感じました。

最後しっくりきた理由の1つは、のりちゃんの傷に対する考え方に(設定ならではの)説得力を感じたからです。

まあ、組織に対する突っ込み所は少なからずあるんですが、個人的には些細な問題の範囲です。もっと精密に組織の設定を構築するに越したことはないですが全然許容範囲内でした。

因みに・・
のりちゃんでDTBのインが脳裏をよぎるわたしですw

結構タイプですww

てか、キャラデは総じて良かったですね。これだけ全員のキャラデに納得なのも珍しいです。

あとOPはサウンド、映像共にかなりのクオリティだったと思いますし、OP自体が作品のテイストを謎化する装置にもなっていた印象です。


最後に・・日染くんが {netabare}ド変態→いい人{/netabare} で終わったのが残念である。
彼は掘ってあげるべき。

{/netabare}


以上です(・∀・)ゞ

投稿 : 2022/02/28
閲覧 : 678
サンキュー:

19

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

マリーとトリガーのタッグも悪くない

罪無き少年少女を現在風「七つの大罪」に当てはめて、拉致し手術し、非道に近い実験に強制参加させる──序盤は視聴者へのストレス負荷がかなり大きな構成となっている。知らない人間同士を無理矢理に“繋げる”という点では奇しくもホラー映画『ムカデ人間』と部分的に通じるものがあり、故の視聴者からの嫌悪・批判はどうしたって避けることの出来ない導入だ。
そんな実験の首謀者と思われるメインヒロインの1人・園崎法子(そのざき のりこ)の理想も一抹の狂気を孕んでいる。
「人は痛みを分かち合うことで真に他者を思いやることができます」
こうして“痛覚”を繋げられた被験者たち=キズナイーバーの青春群像劇と実験の行く末が、少しずつではあるけども尻上がりに面白くなっていく。

【ココがひどい?:絆システムと理不尽ミッション】
キズナイーバーの誰かが痛みを受けると、他のキズナイーバーにも痛みが伝わるという状況下で、彼らは園崎法子ら「絆の会」による“人間関係を築く”ためのミッションをこなしていく。このミッションが本当に強引で理不尽なものばかりで視る人が腹を立てても可笑しくない。
{netabare}最初のミッションは《自己紹介》なのだが、これは単に名前とクラス・趣味嗜好を言い合うものではない。クリアの条件は「自分の一番知られたくない秘密を明かす」。これに気づかない限りはキズナイーバーの1人にスタンガンを当てて全員に電撃のお仕置きが与えられる。透けて骨が見えるアニメらしい演出で誤魔化してはいるが、やってることは相当えげつないものだ。{/netabare}
誰だって痛いことは回避したい。キズナイーバーたちは強制的に自分の身体だけでなく他者──それも赤の他人や性格の不一致で話したくもない相手の身体をも気遣う羽目になる。
この理不尽感を受け入れるために先ずはこの作品をデスゲームものとして観てみるといいかも知れない。「死」を回避して動くデスゲームの参加者たちと「痛み」を回避して動くキズナイーバーたち。似通ったものを感じないだろうか。

【ココが面白い:痛みを感じない主人公・阿形勝平、他キャラクターの変化】
そんなキズナイーバーたちの中で異彩を放つのが主人公・阿形勝平(あがた かつひら)だ。無痛症で何事にも無頓着な彼は不良から執拗なカツアゲを受けている。お金があればアッサリと渡し、無くても「殴って済ましてくれるならいいや」と考えて何も抵抗しない。心配する幼馴染み・高城千鳥(たかしろ ちどり)への態度も素っ気ない。そんな主人公の冒頭の姿にイライラしてしまう視聴者は続出したのではないだろうか。
そんな男が絆システムと絆の会のミッションで「他者への興味・関心」を呼び覚ましていき、牛の歩みではあるが魅力あるキャラクターに変わっていく所が感慨深い。{netabare}勝平に好意を寄せる千鳥が自分がカツアゲを受ける度に心を痛めていたことを知り、件の不良に「お金を返してください」と言うシーン、牧のトラウマをミッションに利用した法子に向けて「軽蔑しました」と怒りを顕にするシーンなど、痛覚を繋げた絆システムが「心の痛み」も繋げたことで主人公の血が勢いよく通い始める。
勿論、他のキャラクターも絆システムとミッションでより良い方向に変化していった。千鳥は勝平への想いを何度も本人にぶつけることができたし、牧はキズナイーバーの皆の尽力でトラウマを克服しようと変わった。{/netabare}普段の学校生活では決して接点の出来ない人種がかけがえのない友達になっていく様に視聴者が「絆システムがあって良かった」と考えられるようになっている。

【でもココがひどい?:キズナコネクト】
本作の心無い評価の1つとして『ココロコネクトのパクり』があるようだが、確かに第9話で絆システムは《感情伝導》もしくは《サトラレ》の領域に達した。当然、それで描くのは自分の秘めた想いを人に知られるという悲劇である。
だがこれと脚本家・岡田麿里氏の得意な“片想いの連鎖”が合わさって第9話はとても凄惨な内容となっている。俗に言う「マリー節全開」というやつだ。
そして興味深いのは、「心の声が聴こえれば人は理解しあえるのか?」にある。
{netabare}勝平が法子を抱きしめるのを見た千鳥の心の声は『私のことも抱きしめて』。それを受けて勝平は千鳥も抱きしめる。しかし千鳥の声は『抱きしめるなんてひどいよ』に変わるのだ。
端から聴けば「めんどくさい女だな……」と思うかもしれないが、少し考えれば千鳥の心情変化は当然だ。好きな人に抱きしめられる娘を羨ましく感じての『抱きしめて』に後から応えられても「私のこと好きじゃないくせにそんなことするな」と思うわけで、傷つくのである。それをシステムが拾いきれていないのだ。{/netabare}
痛みの共有から発展した心の声の筈なのに、それが聴こえても真に他者を思いやることはできない。そんな様を見せられて、視聴者は「人を無理やり繋ぐのはやはり違うんじゃないか」と掌を返すようになる。

【それでもココが熱い!:絆システムは要らないんだ!】
絆システムの実験台として出会い、絆システムで互いを想いやれる友達となり、絆システムの発展で互いを傷つけ合ったキズナイーバーたち。良くも悪くも絆システムに振り回された彼らだからこそ、終盤に1つの結論に到達する。
人と人とが繋がるのに、そんなシステムは要らないんだ、と。
しかし、そんな彼らの環に入らなかった法子は違う。頑なに痛みを分かち合うことで人は真に解り合えるんだと信じている。
{netabare}逆に法子ってそれ以外は要らないと思ってるんだよねきっと。だから合宿に参加した時のしりとりでわざと「ん」をつけてゲームという馴れ合いを断ち切ったり、人のトラウマや秘密を遠慮なくつつき回したりする。実験が成功して世界中の人が絆システムで繋がればそんな些細な不和も帳消しにできると思ってるのだから。{/netabare}
最終話はそんな2つの主張をぶつけるラストシーンが地味で青臭いながらもクライマックスに相応しい。元キズナイーバーとなった7人が思いの丈を打ち明けて理路整然とする法子に肉薄していく。システムとミッションを実際に体感した7人だからこそ堂々と法子を否定し、盲信から救いだそうとする描写はちゃんと根拠(エビデンス)と情熱(パッション)が乗っていて感情移入しやすいようにできていた。

【総評】
あまり良い評価が見られず、U-NEXTでも☆4.0と低めだったので不安視はしていたのだが、意外と良かった。確かに序盤はピンと来なかったけれども中盤以降はグングンと面白くなり、終盤も綺麗にまとまっていたと思う。
岡田麿里氏はやはり青春モノが強みなんだな、と再認識した。キズナイーバーは“七つの大罪”に当てはめられたこともあって個性がハッキリとしており、ガイナックスの魂の独立たる制作会社トリガーの画力によって動きや表情が活き活きとしていて見ているだけで面白いのが相変わらずだ。そんなキャラクターたちの“友情”への固執又は忌避、そして愛憎劇は他の作品とは一線を画す所にある。{netabare}《サトラレ》愛憎劇だと「それココロコネクトやないかーい」と言われがちではあるが、その作品にケンカの仲裁をしながら『要らないなら天河くんちょうだい…』と心の声を漏らすニコのような演出があったのか?と問いたい。いやーほんとアレはゾゾゾと鳥肌が立つような演出だった。言ってることと思ってることがまるで真反対なんだもの。{/netabare}
それでも評価が芳しくないのはやはり序盤のストレス構成と一貫して悪役に片足突っ込んでいた法子・漆原・山田の制裁が全く描かれなかったことによる不満だろうか。この3人は10話以降で見方が180°変わる展開が描かれており、それが使える岡田氏も流石プロと褒め称えるべきなのだが、「いくら辛い過去があっても、勝平以外の何の関係も無い6人を巻き込んでおいて何のお咎めもないのか」と訊かれれば「確かになー」と同意してしまうくらい本作の事件は何気に酷かったりもする。
とはいえ、過去の実験によって痛み=自己を喪った主人公・勝平とヒロイン・法子がそれを取り戻す話として綺麗に描き切っており、事件の事後処理も、元キズナイーバーたちの暴かれた恋慕への決着も含めて「勝平たちのマトモな青春はこれからなんだ!」という余韻すら感じさせるいい投げっぷりだと私は思った。
近づけば痛い。遠下がれば寒い。では適切な距離はどこや?という“ヤマアラシのジレンマ”というテーマを突き詰めるにあたって、奇抜ではなくとも面白い設定にキャラバランスが光る。勢いとアクションが売りのトリガーという印象よりも、テーマを深堀るのに適した設定という岡田麿里氏の良さが存分に出ているアニメである。

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 327
サンキュー:

8

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

強制的に突き崩される『ハリネズミのジレンマ』

いきなりですが『ハリネズミのジレンマ』って言葉、
実は『ヤマアラシのジレンマ』というのが大元らしいですね。
心理学で言うところの『Porcupine Dilemma』。

それが新世紀エヴァンゲリオンの三話でリツコとミサトに語られ、
さらに四話「雨、逃げ出した後」のサブタイトルに、
「Hedgehog's Dilemma(ハリネズミのジレンマ)」ってついていたことから、
日本にハリネズミが定着したとかしないとか。

ただし、英語圏では
『Porcupine Dilemma』『Hedgehog's Dilemma』どちらも用いられていて、
(実際、WIKIにはHedgehog's Dilemmaで載ってました)
『Hedgehog』ならハリネズミで正解じゃん、との声もあり、
この辺になると僕ごときの語学力では何が真相なのかちっともわかりません。
  誰かわかる人教えてくださいませ。

閑話休題。

さて、本作はTRIGGER制作、岡田麿里脚本というビックカップルの作品です。
そして僕が個人的に思うには、
あにこれで最も過小評価されているTRIGGER作品でもあります。

これまでTRIGGERが制作したアニメで
ショ-トアニメ『宇宙パトロールルル子』を除くあにこれ総合順位は
  キルラキル            171位
  ダーリン・イン・ザ・フランキス 282位
  SSSS.GRIDMAN          282位
  リトルウィッチアカデミア    325位
  異能バトルは日常系のなかで   701位
  BNA ビー・エヌ・エー      905位
  SSSS.DYNAZENON         914位
  本作              1217位
と、ぶっちぎりの最下位。まさかの「ベスト1000落ち」です。
いやよくここまで嫌われたもんだ。

もちろん人さまの評価をあれこれ言うつもりはありませんし、
そんな資格など誰にもないわけですが、
僕は個人的にこの作品を、TRIGGERの代表作の一つに位置付けています。

物語は、とある実験都市で、
自分または他者の痛みを公平に分配して共有する仕組み、
『キズナイーバー』の手術を無理やり施された七人の高校生たち、
そしてそれを推進する謎の美少女高校生を含めた
八人の群像劇として進行していきます。

  まず、この設定が示唆に富んでいて抜群に面白い、です。

自分の好きな人ともっと親しくなりたい、距離を詰めたいという思いは、
誰にでもあるものだと思います。

だけど相手との距離が近づけば近づくほどに
  見せたくないものを見られ
  見たくないものを見せられ
というリスクが少しずつ膨らんできます。

それは、言葉を変えて表現するなら
  自分が傷つきたくないという身勝手な気持ち
  相手を傷つけたくないという思いやりの気持ち
が綾のように折り重なっている状態です。
それにより人は、人と距離を詰めることに二の足を踏んでしまいます。 

ところが本作『キズナイーバー』では、
外科手術により、まず『身体の痛み』という領域で、
このジレンマが強制的に取り払われます。

  一人の痛みを数人で分配し、分かち合う。
  これによって一人が受ける痛みの量は軽減されますし、
  他人の痛みを知ることもできます。
  こんなに素晴らしい、
  人と人が仲良くなれる画期的システムは他にありませんよ。

そういう、新興宗教の戯言みたいな考え方によって、
七人の若者が強制的に手術を施されて繋がれ、
さらに、様々な『仲良くなるための課題』に取り組まされるわけです。

もう、この段階で、
「友だちとの絆がいちばん大事」「みんながいるからがんばれる」
なんて言ってる安物アニメへの強烈なアンチテーゼになっています。

  同じ部活だから、同じ魔法少女だから、
  そういう『たまたま一緒になった』ことが絆を築く理由になるのなら、
  『たまたま手術で繋げられた』もアリだよね、と。
  痛みを分配して分かち合っているぶん、
  むしろこっちの方が『絆』は最初から深いわけで。

もちろん本編では、繋がれた七人は、そんなことに納得はしません。
夏休みが過ぎたらキズナが解除されるということで、
いやいや、しぶしぶ、計画にお付き合いすることになります。

そして、なんのかので関係性が深まっていくうちに、
その刻まれたキズナの効果に、
思いもよらなかった画期的な変化が生じます。

{netabare}
  他人の『心の痛み』を感じるようになる。

それは、最初はもわっとしたようなどんよりしたような、
単純に重苦しいだけのイヤな感覚でした。
だけど、その感覚が次第に研ぎ澄まされています。

  そしてついに嵐の夜、『心の声』が聞こえるようになります。

もはやこうなるとヤマアラシもハリネズミもありません。
聞かせたくない声、知られたくない思いがダダ漏れ状態です。
結果として事態がよくなることは何もなく、
七人はボロボロに傷つき、
散り散りに家路へついて夏が終わるまで引きこもることになります。

しかし、これがそもそも『キズナ計画』の目標でした。
ただ『痛み』を分配するのが目的ではなく、
むしろ技術的に『痛みぐらい』しか共有・分配できなかったのが、
この実験で大進歩をしたと、
研究者たちは手放しで大喜びをします。

もうなんか、痛い痛いと言ってるハリネズミたちを、
紐でぐるぐる巻きにして強制的にくっつけ喜んでいるみたいな、
マッドサイエンティスト色が濃厚だなあ、と。

ただ、その研究者たちにしても、
過去の失敗により廃人同様にしてしまった子供たちや、
投薬がなければ日常生活も送れなくなった園崎法子を何とか助けたい、
その一心で非道上等と腹を括ってやっており、
そこには救いようのない負の連鎖が存在しているわけです。

{/netabare}
そして、物語が後半に近づきキズナ計画の真相が明らかになるにつれて、

  そもそも人と人とのキズナとはなんぞや、

みたいなことにお話がフォ-カスしていきます。


通常生活において他人との『絆』を見い出せず、
キズナシステムへ狂信的に傾倒してしまう園崎法子。
そのキズナシステムが解除サされ、
改めて『絆』というものへフラットに向き合い、
おそるおそる足を踏み出す被験者たち。

最終話では双方が激しくぶつかり合い、せめぎ合います。
{netabare}
  そしてついに法子が、
  『キズナ』を手放すことで『絆』を手にいれる一歩を踏み出すという、
  それしかないよね的な大団円を迎えます。
{/netabare}
事件後、ほのぼのとしたエピローグの中で、
最後の最後に見せた法子の笑顔は、
悔しくなるぐらい素敵な、魂の込められたラストカットです。


ちなみに原作の岡田麿里さんは、
小学五年生から高校卒業まで筋金入りの不登校児でした。
集団生活の中で自分を動かす『絆』を見いだすことができなかった、
まさにリアル園崎法子だったんですね。

だから言葉が鋭い。まさにキレキレです。

被験者たちを『七つの大罪』に例えてこきおろすところなんか、
ああ、岡田さんにはクラスメイトがこんなふうに見えていたんだなあ、
そう思わせるだけの圧倒的なリアリティがあります。

そんな岡田さんだからこそ、この作品が書けたんじゃないのかな、と。

同じ学校、同じクラスに押し込められる。
そんなのは『キズナ』であって、決して『絆』なんかじゃない。
  じゃあそれを『絆』に昇華させるにはどうしたらいいんだろう?
  私は学生のとき何を見誤っていたんだろう?
そういう自戒と過去の自分への決別がこの作品の原点であり、
同時に根底に流れるテ-マであるのかな、と。

もちろん、そんなのをストレートに書いても鬱アニメにしかならないわけで、
いろんなギミックを仕込んでエンタメ作品に仕上げてますが、
それにしてもこんな難しいテ-マ、よく1ク-ルでまとめたもんだなあ、と。

ただ、他の方のレビューを読ませていただくと、
ギミックが強烈過ぎてテ-マが全然伝わっていないという、
残念作品の典型みたいになっちゃってますが。


作品のおすすめ度としては、僕の趣味嗜好が入ってますが、Aランクです。

よく練り込まれ、メッセージ性に富んだ脚本。
トリガーさんらしい、ちょっと荒いようで実は繊細な作画。
動と静のメリハリが見事で、見せどころをきっちり魅せる演出。
世界観をしっかり織りなす劇伴とOP、ED。
欠点らしい欠点が見当たりません。

  ただ、ギミックに目を奪われ過ぎると何も見えてこなくなるので、
  しっかりお話を楽しみながらも、
  ちょっと俯瞰的な視点を持つことが必要かも。

キャラ、お芝居という観点からは『秀逸』の一言です。

痛覚がなくなったことで感情の起伏を失った主人公の勝平と法子。
この二人は「起伏を失った」だけで、
綾波レイみたいに感情を「知らない」のではなく、
個人としての感情は、動きにくいだけで、残っているんです。

この難しい役どころを、
梶裕貴さん、山村響さんがしっかり演じきっています。

この二人が『静』のキャラである分、
天河、仁子の二人がややデフォルメ気味な動的キャラに描かれ、
しっかりメリハリがついているのも、さすがだな、と。

そして『凡人』キャラの千鳥と由多が物語にリアリティを持たせ、
さらに『変態』キャラの日染が、一歩高い位置で全体を俯瞰しています。
素晴らしいキャラ構成ですし、
それぞれの役者さんが期待された役割をきっちりこなしています。

そして、なんと言ってもレールガンこと佐藤利奈さんのお芝居がすごい。

ク-ルを装いつつ見事によじけた穂乃香というキャラが、
佐藤さんの力で何ランクもパワーアップしています。
{netabare}
とりわけ第九話の名シ-ン、
台風の中での語り言葉に続く「なっちゃいけない」というモノローグは、
聴く者の心臓をわしづかみにするような、後世に残したい名演です。

  ちなみに、穂乃香といえば七話のBパ-ト最終カット、
  「わたしも……」という台詞からED曲につながる演出も秀逸ですが、
  あれ、レッド・ツェッペリンのセカンドアルバム、
  『Heartbreaker』から『Livin' Lovin' Maid』への繋ぎの、
  素晴らしく出来のいいオマージュではないかと。

  わかる方、ぜひぜひ聞き比べてみてくださいませ。
  絶対、わざとやってますから。
{/netabare}

話は変わりますが、ED曲の『はじまりの速度』って、
作詞は岡田麿里さんなんですね。
ほんと名曲です。個人的に何回聞いたかわからないほどに。

この曲、三月のパンタシアのメジャーデビュー曲ですね。
それ以来気にかけてはいるのですが、
いまだにデビュー曲を越えられないでくすぶっているようです。

なんとかがんばって欲しいです。
てか、
いまさらじん君の曲なんか歌わないで欲しいんですけど。個人的に。

投稿 : 2021/09/13
閲覧 : 458
サンキュー:

17

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

OPはめちゃ素晴らしい

OPは素晴らしい、ブンブンサテライツの「LAY YOUR HANDS ON ME」グルーブ感のあるテクノサウンド。エウレカセブン劇中曲の「虹」が好きならば、絶対はまるはず。作品内容と全くマッチしていないのは愛嬌。

さて作品内容だが、嵌まらなかったときの岡田麿里。
テーマが絆、友情、恋と多岐にわたるが、メインテーマがぼやけてしまい、一番何を訴えたいのかが良く分からない。
ただキャラデサ・作画も良く、シナリオも最低レベルはクリアしているので、視聴完走は楽勝で出来るのでご安心を。

そうそうED「はじまりの速度」もエモい良曲です。なんか音楽しか褒めてないかも。

投稿 : 2021/07/12
閲覧 : 229

やまだいす さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

まさかの駄作

キルラキルなどのヒット作を出した、とても勢いのあるアニメ制作会社、トリガーが放つ記念すべきクソアニメ。

色々心理的な悩みを抱えているメンバーが集められ、痛みを共有する謎技術によって強制的に繋がりを作られた者たちの精神的な成長を描く。
といった内容なのだが、完全にどこかで見たような設定の連続である。
具体的に言うとココロコネクトと輪るピングドラムを足して2で割ったようなアニメ。マスコットとかまさにピングドラムと似ている。
それでいてどうにかセオリーから外そうという努力は見えるのだが、テンプレありきたりの展開から外そうとしたら更なる駄作になってしまった。
その有様はまるでオリジナルアニメを作ろうとして失敗を重ねる京アニのようである。もしくは古巣のガイナックスが作るエヴァ以外のクソアニメ群の呪いでもかかっていたのか。
このアニメを作った元凶が誰なのか分からないが、これをボツにしないセンスの無い人物がトリガーの上層部にいた、ということが驚きである。
同時期に放送していた同社の5分アニメ宇宙パトロールルル子のほうが面白い。

とはいえどんなアニメ会社もクソアニメを作らないことなどないため、トリガーも人間の作った会社なんだなあ、と思った次第である。

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 541
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

めっちゃマイナー

これTRIGGER作品なんですよね
きっとTRIGGERの中で一番マイナーなんじゃないかと言うくらい知ってる人あまりいなそうですが…
でもいがいと楽しめた作品で佳作って感じのアニメです!
屋台のラーメンみたいな感じですかね特別美味しいわけじゃないけどまあおいしくたべれるみたいな…
作画もキャラもエンディングもいいのですがストーリーは難解すぎて
キズを数人で分け合って痛みを分かち合うみたいな話なんだけど後半からは恋愛!?がメインな感じで進んでいきやっぱり難解ではなしがわからないけれど個人的にはたのしめました!

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 288
ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絆のおはなし?

あらすじはあにこれのを見てね☆


「迷家-マヨイガ-」とおんなじ脚本家の人で
やっぱりおはなしがよく分からない。。


絵はとってもきれい☆



1話目
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。
かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。
夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。
そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。
しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」
その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!
{/netabare}

痛みを感じない人って「ヤング ブラック・ジャック」にも出てきて
ほんとにそうゆう人っているみたいだけど
ケガとか病気になっても気がつかなくって悪化して
長生きできないみたい。。

勝平クンの夢に出てくる少女って幼なじみの思い出?
予言みたいなこと言って飛びおり自殺とかしちゃったのかな?


なんとなく始まりがバトルアニメっぽかったけど
1話目はバトルはなかった。。


みんなが痛みを分け合ったら誰も争わなくなるって
たぶん本当のことだと思うナ

ほんとにそんなことできたらだけど☆
{/netabare}

2話目
{netabare}
2話目の公式のあらすじ
{netabare}
「キズナシステム」により痛みを共有する仲間「キズナイーバー」になってしまった勝平たち。
実際に痛みを分かち合う経験をして動揺する千鳥たちに、園崎はあるミッションをクリアするように伝える。
ミッションに失敗すると園崎にとらわれた勝平が受けた痛みを当分に分け合うことになる。
園崎から千鳥たちに課せられたミッション、それは「自己紹介」だった。
{/netabare}

自己紹介のおはなしだけど
ほんとの自分を告白しないと痛い目に合わせられて最後は死ぬかも?って
だんだん分かってきて
みんなが自分が知られたくない秘密を打ち明けるおはなし。。


おはなしもどうなるのかよく分からないのに
みんなの秘密とか話されても。。って思うけど
そうゆう。。人のことなんかどうでもいいって思うのが
世界から争いとかなくならない原因なのかな?


でも
おはなしはただ痛めつけられて自己紹介ってゆう
何だか説明ばっかりだったみたいで
あんまり気もちが伝わってくるようなおはなしじゃないから
おもしろくないみたい。。

何にも言わなくっても
ちょっと手が止まるとか目の動きとか
そうゆうので気もちが伝わるアニメだったらいいのに☆


次は牧穂乃香の番で
それが終わったらみんなで協力して何かして
だんだん絆がつよくなってくってゆうおはなしなのかな?


次の回であんまりおもしろくならなかったら
見るのやめちゃうかも。。
{/netabare}

3話目
{netabare}
3話目の公式のあらすじ
{netabare}
無事に家に帰った勝平たちを襲う突然の痛み。
キズナイーバーの誰かがダメージを受けたのかと思いきや、該当者なし。
不思議に思う勝平たちだったが、そこに園崎から新たなミッションが告げられる。「七人目を探せ」。
たどり着いたのは、一度も登校してきていないクラスメイト・日染芳春だった。
{/netabare}

今日のミッションは7人目を探せ。。


たぶんクラスメイトで
ほかの人は違うみたいだからきっと登校拒否の日染(ヒソム)芳春クン
そう思ってみんなで家に行ってみたら
日染クンって顔にピアスいっぱいの超イケメン!

しょっちゅう傷だらけで病院にくる子で
原因は。。イジメ?DV?わざと事故って保険金詐欺?自殺未遂?
みんなで考えてたけどほんとはどうして?

それで話をしようってしたらみんなから逃げ回るの。。どうして?


だんだん分かってきたけど
この7人で夏を乗り切ったらみんなキズナから解放してもらえるみたい☆


日染クンを止めるために
阿形(アガタ)勝平クンが歩道橋から飛び降りて分かったのは
日染クンがドMだってゆうこと!?


阿形クンは主人公みたいだけど
今週はほとんど日染クンの回みたいだったから
ほかの人よりキャラが濃いみたい^^


だんだん目的も分かってきて変なキャラもそろってきたから
ちょっとおもしろくなってきたみたいかな?

いろんなキャラを見せたいおはなしなのかも?
{/netabare}

4話目
{netabare}
4話目の公式のあらすじ
{netabare}
遂に全員そろったキズナイーバーたち。しかし七人目・日染芳春は痛みを共有する仲間でありながら、
痛いことが大好きという嗜好の持ち主だった。警戒する他のメンバーたち。
一方、少しずつ園崎との距離が縮まっている様子の勝平に気が気でない千鳥。
さまざまな思惑が交錯する中、夏休みが始まる──。
{/netabare}

合宿のはじまりで
勝平クンは園崎法子(進行係?)のことも誘って
いっしょに行くことになったんだけど
千鳥は仲よくしてる2人を見てやきもち。。


千鳥のツンデレがうざい感じかも。。
好きだったらはっきり言ったらいいのに☆
でも
勝平クンのどこがいいかよく分からないけど。。


勝平クンが小さいころのことが時どき出てくるけど
謎の少女ってもしかしたら法子なんじゃないかな?
勝平クンに痛みを感じさせてあげたくって「キズナイーバー」を始めたとか?
{/netabare}

5話目
{netabare}
5話目の公式のあらすじ
{netabare}
夏合宿、と称して絆の会の保養所に連れてこられたキズナイーバーたち。
食事にお風呂と共同生活を始めたものの、勝平が誘ったことで園崎も参加して、千鳥の心は乱されてばかり。
そんな中、急に現れた山田と漆原。彼らが出した新たなミッションは「肝試し」。
そこには漆原達に連れられてきた吉沢と釜石の姿も。彼らはカツアゲを邪魔した天河を恨んでいて!?
{/netabare}

合宿だからお風呂もあったけどそんなに男子向けにならなくってよかった☆


今日はキズナイーバーの実験の第二段階で
心の痛みを共有するおはなしだったみたい。。

って言っても
ほとんど千鳥と勝平クンのだったけど。。

勝平クンが園崎さんと仲良くしてるの見るたびに千鳥の心が痛んで
それを勝平クンが感じて。。

にゃんが大好きなラブコメみたいなんだけど
勝平クンがボーってしすぎてて気もちが伝わってこなくって
あんまり楽しくないみたい
なんで千鳥はこんな勝平クンのことそんなに好きなんだろう?


キズナイーバーはこの6人だけじゃなくって
吉澤クンと釜石クンの2人も6人とは別につながれてるみたい。。
でも
公式のキャラ紹介には名前も出てなくって何だかかわいそう
{/netabare}

6話目
{netabare}
6話目の公式のあらすじ
{netabare}
夏合宿で体の痛みだけでなく、心の痛みまで共有するようになったキズナイーバーたち。
少しずつ一緒に過ごす時間が長くなっている彼らだったが、未だに一線を引いた様子の穂乃香が気になる仁子。
そんな穂乃香の前に編集者の男が現れる。彼女はかつて、2人組の中学生漫画家「シャルル・ド・マッキング」の一人で、相方の少女を亡くしていたのだった。
TRAILER
{/netabare}

心の痛みまで感じるようになったキズナイーバーたちの今回のミッションは
「牧穂乃香を救え」

園崎さんは
「忘れてしまいたい過去は絶対に忘れてはいけない過去なんです」って。。
キズナイーバーのみんなのホントの罪は「忘却ぶりっ子」なんだって


穂乃香は中学の時ルルってゆう子と2人でマンガ描いてて有名だったの
ルルは死んじゃったのかな?自分が殺したって思ってるみたい
それで友だちなんかいらないって言ってるみたい


身近な人が死んじゃってトラウマになって心を閉ざしたとかって
そうゆうおはなしってよくあるけど(迷家もそんな感じだし)
有名なマンガ家だったとかって気もちが伝わりにくいかも。。


「キズナイーバー」と「迷家」の同じようなおはなしが同じ時にやってるのも
ちょっと悲しいかも。。
{/netabare}

7話目
{netabare}
7話目の公式のあらすじ
{netabare}
園崎の謀略により、亡くなった親友・瑠々の影に苦しむ穂乃香。
心の痛みを共有して、穂乃香の過去を知った勝平たちは穂乃香を救いたいと考え、「友だち」になろうと訴えた。
しかし、応えようとしない穂乃香に、由多はシャルル・ド・マッキングの漫画の中に込められた
瑠々の本当の想いを穂乃香に伝えるのだった。
TRAILER
{/netabare}

穂乃香以外の6人でルルの家に行ってお父さんからルルのこといろいろ聞いた

治らない病気で長くないって言われてたこと
マンガの最終回直前にたった1人の友だちの穂乃香が逃げたこと
(「{netabare}Charlotte [シャーロット] TV未放送エピソード特別篇{/netabare}」ってゆうおはなしでも
穂乃花ってゆう子が逃げてたけど
不治の病の子を見てられなくって親友が逃げるおはなしってよくあるみたい)

お母さんがそのことで穂乃香のこと責めたとき仁子が
「友だちって
1度なったらずっと離れちゃダメとかそんな義務があるんですか?」って
穂乃香のことかばってたけど
にゃんもよく分からない。。友だちいないから。。
でもさみしいと思うナ


そのあと穂乃香がルルと友だちになった時のこと思い出してたけど
人見知りのルルが穂乃香に話しかけてちょっと変な感じだった。。
仁子もそうだけど
あれだけ話せたらぜったい誰か友だちいそう

でも、ルルってきつい冗談ゆうから付き合ってるとつかれちゃうのかな?


後半はみんなで穂乃香と友だちになろう作戦^^

1番効いたのは由多クンの「最終回読んでみて☆」だね

ルルが死んでゆくヒロインの子に書かせた手紙は呪いじゃなくって
「私を覚えてることであなたが辛くなるのなら いつでも忘れてほしい」だった
「だって私は―あなたの笑顔が大好きだから」

ルルは穂乃香のことうらんでなくって許してくれてたんだって分かって
にゃんも泣いちゃった☆


そのあと7人は
親友より恋人より近いキズナイ―バーでいいじゃないってなった☆


あと、法子は勝平に言われた「軽蔑しました」で傷ついてたみたいだったけど
やっぱり2人は幼なじみで勝平クンのためにやってるのかなぁ。。
{/netabare}

8話目
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
心の痛みだけでなく感情まで繋がるようになったキズナイーバーたち。
「夏休みの補習」を受けていた7人は、襲ってきたゴモリンによって二手に分けられてしまう。
天河への気持ちを意識し始めた仁子。徐々に距離が縮まっていく由多と穂乃香。
そして、天河の計らいで勝平と二人きりになれた千鳥は自分の気持ちを勝平に伝えようとするが・・・・。
{/netabare}

心の痛みまで分け合えるようになった7人にこんどは恋愛実験。。


キズナイーバーの実験は子どもたちを使ってやってたこともあるって分かって
やっぱり勝平クンと法子はその時つながってたみたい

法子は勝平クンの中に自分を見つけたくってこの実験を進んでやってるみたい
勝平クンが自分に関心を持ってるの知ってて
こんどは千鳥と勝平クンの間に入ろうとしてるのかも?


でも
このおはなしが恋愛アニメだったら
法子が入って男子女子が4人づつになってちょうどいいかも?

でも
今まであんまり恋愛っぽいところなかったから
そんなにドロドロにはならないよね。。
{/netabare}

9話目
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
園崎との会話の中で、今まで曖昧だった幼少期の記憶を思い出していく勝平。
2人は子供のころからキズナイーバーとして繋がっていたのだった。
園崎を抱きしめる勝平を見ていられず、千鳥は台風の中外に飛びだしていってしまう。
天河に言われるがまま、自分を追いかけてきた勝平に千鳥は・・・・。
{/netabare}

勝平クンは
法子のこと好きかどうか分からないけど気になるって抱きしめたの
そして小さいころのこといろいろ思い出した。。


それをみんなと見てた千鳥は苦しくって逃げ出したの
それで天河クンは勝平クンに追いかけろ!って。。

よく分からないけど追いかけた勝平クンに
千鳥の
「私を法子みたいに抱きしめて」ってゆう心の声が聞こえてきたの。。

●ヽ(>ω<。)ノ○ヽ(>ω<。)ノ●ヽ(>ω<。)ノ○ヽ(>ω<。)ノ●ヽ(>ω<。)ノ○

先回、あんまりドロドロにならないよねって書いたけど
どろどろになっちゃったね。。(法子←勝平←千鳥←天河←仁子)


天河クンは千鳥を苦しめる勝平クンをなぐったけど
それは自分が千鳥のこと好きだからだった

でも、天河クンは自分のこと好きな仁子の気もちには気がつかないで
仁子の心を傷つけた。。


キズナイーバーのみんなにも心の声が聞こえるようになってて
やっぱり友だちにはなれないってゆう仁子の思いに
穂乃香も傷ついて苦しみだしてほかの2人も痛くって。。


実験はもうすぐ終わりみたい。。
夏が終わったらみんなは絆から外れるみたい。。

このままみんなの思いはどうなっちゃうの?
{/netabare}

10話目
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
夏が終わればキズナは自動的に解除される――。
そう説明を受けた7人は夏休みが終わるまで距離を置いて過ごすことに。
新学期が始まりキズナが解除されても、ギクシャクした関係になってしまった勝平たち。
一方で、市長から実験打ち切りを告げられた園崎。実験を継続を強く望む園崎がとった行動とは・・・・。
{/netabare}

学校がはじまってみんなの絆も切れたみたい。。

日染クンと勝平クンはふつうに会ってて
そこに仁子が「楽しい夏だった☆ みんなが好き!」って言ってきて
3人は友だちになれた☆


そのとき急に勝平クンの心が痛くなって
法子に何かあったかもって
地下の施設の入り口を見つけて3人で行ってみたら漆原先生がいて
法子が飛び降りようとして気を失ったことと
10年前の失敗した実験のこと教えてもらったの。。


19人の子どもが集められた絆の実験だったんだけど
法子1人が19人分の痛みを受けることになって
代わりにほかの子たちは痛みを感じなくなって
勝平クンみたく感情もうすくなったみたい。。

それから法子は痛みを感じなくする薬をずっととってて

勝平クンくらいの子はふつうの生活にもどされたけど
そのままずっと施設に残ってる人がいて
5人に会ったけど感情がなさそう。。

勝平クンは泣き出しちゃった。。

心の痛みもあったし
勝平くんってもしかして感情がもどってきてるのかな?
{/netabare}

11話目
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
漆原から告げられた、勝平と園崎の幼少期と過去のキズナ実験で起きた事故・・・・。
施設からの帰り道、勝平の中に「過去を思い出したい」という自発的な気持ちが芽生え始める。
離れてしまった他のキズナメンバーにも状況を伝える連絡を続ける仁子と、考え続ける勝平を見守る日染。
そして勝平はバラバラになっていたキズナメンバー全員を屋上に集めて、「答え合わせ」がしたいと告げる。
{/netabare}

感情が見えなくなった昔のキズナ実験の友だちに会って
勝平クンは悲しい思いを知って
千鳥が今までかばってくれたりした気もちに気がついて
千鳥にごめん。。ありがとう。。って電話した


千鳥は何も答えなかったけど
「ごめん」はフラれたのといっしょって思ってて
急に天河クンがちゃんとフってほしいって言ってきたこと思い出した

自分も自分のことしか考えないで
おんなじことしてるって気がついたみたい?


後半は法子のしたいこと。。


勝平クンは法子が言った「痛みを取りもどせ」のイミは
ノリちゃんは自分に助けてほしかったって言ったけど
法子はチガウって。。
何度言ってもチガウって。。

「絶対的なゆるぎない痛みをみんなで分かち合うことが幸せ」だって


キズナイーバーだったみんなは
キズナシステムがつながってなくっても
友だちと痛みが分け会えるって分かった


でも、法子はキズナにがつながることが幸せだって信じてるみたい

さいごの方でクラスの女子が
「私はノリちゃんとつながってるんだからな!」って言ってた。。

法子はみんなとキズナシステムでつながる方法でも見つけたのかな?
{/netabare}

12話目
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
?
{/netabare}

法子は世界にキズナをつなげようってしてたのかな?
それを勝平クンが止めて
今まで法子が1人で抱えこんでた痛みをみんなに返してって言ったの
そしたら勝平クンにも施設のみんなにも痛みが戻ってハッピーエンド♪


よく分からないあらすじになっちゃったけどこんな感じかな?
だってにゃんはよく分からないことばっかりだったんだもん
おばかだからしょうがないけど。。


キズナシステムってずっとつなげておけなかったはずなのに
法子と施設にいたみんなとの絆はずっとつながってたよね?
だから法子は勝平クンの痛みもみんなの痛みもずっと受け続けてた。。


どうやって世界中にキズナシステムをつなげようってしてたのかな?
手術じゃなくって薬を飲むだけとかなのかな?


法子はみんなの痛みを抱えてたけど
特別な能力とかあったのかな?
痛みを分けるとか分けないとかって自分で決めることができるのかな?
だったらキズナシステムってあんまり役に立たないかも。。


それと、痛みを返すのって返そうって思ったらかんたんにできるの?
勝平クンはそんなことできるかも?って思ってたの?


ほかにも細かいところとかよく分からないところいっぱいあったけど
法子と勝平クンがいっしょに橋から落ちるところはうるうるした。。


穂乃香のツンデレ告白で由多クンはつき合いそうだし
ほかの4人だってそのうち何となく。。w
さいごはみんな友だちになれてよかった☆
{/netabare}


見おわって

もうちょっとキズナシステムのこととかよく分かったら
もっと感動したかも。。


おはなしは友だちがいない人たちが
いろいろいっしょにやってるうちに友だちになってた。。
みたいなおはなしだったのかな?

でも
それだったらさいごまでよく分からなかったキズナシステムとかやめて
みんなといっしょに行動しないと爆発する首輪をつけられて。。
とかの方がよかったかも?


岡田磨里さんがシリーズ構成したもう1本の「迷家-マヨイガ-」も
よく分からない設定を出して次が気になるようにしてた

どっちもさいごまで分からないところがいっぱいあったけど
こっちは人が少ない分
よく分からなくっても気もちが伝わってきやすかったみたい☆

さいごまで見ててジーンってしちゃった^^

投稿 : 2021/05/04
閲覧 : 912
サンキュー:

105

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初は意味わからなかったけど、だんだんわかってきた

作業しながら見てたけど、途中から見入ってました。
10話がやばい。のりちゃんの話が悲しすぎる。

投稿 : 2021/04/19
閲覧 : 222
サンキュー:

3

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絆とナチズム

3.11以降、“絆”と言う言葉が氾濫した。

誰もが、自由と孤独がワンセットであること、家族、地域社会とのつながり、その“たいせつさ”に気付いたのである。

しかし、口を開けば“きずな”、チャンネルをひねれば“絆”の文字が、あるいは街中に溢れ、サブリミナル効果のごとく意識下に組み込まれ、次の瞬間には、社会を緊縛し、引き回してゆくトリガーとなるのではないか、といった被害妄想に捕らわれた覚えがある。

絆(きずな、きづな)
本来は、犬・馬・鷹などの家畜を、通りがかりの立木につないでおくための綱。しがらみ、呪縛、束縛の意味。

等と考えていたら、すでにドイツの社会心理学者のフロムが、ナチズムの台頭の中で次のように分析しているのである。

中世社会が市民革命と産業革命をへて、教会や階級といった権威的な絆から解放され、自由を得た代償に“安心”を失い孤立化したという。
そんな人々の不安を見事にキャッチし、自らが“神”となって権威に縛り付ける“新たな”絆を作り上げたのがナチズムであるとした。

人間関係の煩わしさ、それでも、家族であり、友人関係であると言った“しがらみ”に守られている自分と言う存在を問い続ける脚本家、岡田磨理らしい作品であることは間違いない。

テンプレなキャラたちに託されたメッセージ。

未成熟で偏りがあるからこそである。
感じ取ろうとするからこそである。
“絆”などに縛られるな!
我々は、“世の中”と言う“柵(しがらみ)”の中で生きているのだから。

身も蓋もない?

良いではないか。

投稿 : 2021/03/18
閲覧 : 431
サンキュー:

19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

正直面白くない。
話数が短いので、登場人物1人1人に焦点を当てる間もなくストーリーは進んでいく。だから感情移入できないし、キズナシステムの目的も世界平和といいつつ、痛みを共有するだけというなんともありきたりな展開。
序盤から終盤まで話のテンポが同じだし、内容が浅いというか薄っぺらいTRIGGERらしくない作品だった。駄作と言わざるを得ない。

投稿 : 2021/02/03
閲覧 : 139

TK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神OP

オープニングがとにかく素晴らしい。爽快な曲とセンスの良い映像がマッチしていて何周でも見ていられる。内容的には岡田節が炸裂した鬱展開有りの人を選ぶ作品、自分には合っていた。騙されたと思ってOPだけでも見てもらいたい!

投稿 : 2020/11/27
閲覧 : 110
サンキュー:

4

長靴を吐いた猫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

深読みしたくない

恋愛とかコンプレックスとか自分の黒い部分と重なって辛くなるから深読みしたくないアニメ…
一人一人人間が出来ててキャラはとても良かった。続編というか違う設定でこのキャラたち使って欲しいくらい。声優もドンピシャだし。短いアニメだったから勿体ないな…理解するのに苦労した。

投稿 : 2020/11/14
閲覧 : 179
サンキュー:

3

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったけれど、ちょっと勿体無い(。-`ω-)

キービジュアルなどで癖のあるキャラデザが気になっていてスルーしていた作品ですが、観始めれば特に違和感なし。
キャラクターの雰囲気や、子供が被験者となる設定、幼い頃に出会った二人が再会して心を通わせていくシナリオなど、同じくTRIGGERが制作した「ダーリン・イン・ザ・フランキス」と、非常によく似ています。

脚本は岡田麿里さん。
説明不要かと思いますが、「あの花」や「ここ叫」などの原作・脚本を手掛けられた方で、群像劇を得意とされているイメージが強いです。

パラレルワールドの架空都市・洲籠(すごもり)市が舞台。
近未来……と言ってもいいような舞台設定ですが、子供を被験者として扱うことが許容される社会というのが現実世界の倫理観とあまりにもかけ離れているので、平行世界の出来事として観た方がすんなりと受け入れられそうです。

七つの大罪に準えて集められたメンバー。
設定はありがちだなぁ……と思いましたが、「独善ウザ」「脳筋DQN」「不思議メンヘラ」など、新たに定められた大罪(というか、ただの欠点ですが笑)のネーミングは面白かったです。

内容は、端的に言うと〝痛み〟を分け合う共感実験(キズナシステム)に強制参加させられた少年少女たちの群像劇。
最初にメンバーに課されたミッションは〝自己紹介〟でしたが、単なる自己紹介ではなく、自分が一番他人に知られたくないことを発表するというもの。

由多の〝昔太ってた〟とか、どうでもええやん!

……とは思いましたが、キャラクターのメンタリティを抉っていくような、こういう展開は好きです。

最初は物理的な痛みのみ共感していたメンバーでしたが、様々なミッションをクリアしていくうちに感情までシンクロするようになり、ついには、考えていることまで部分的に通じ合うようになっていきます。

恋愛要素が余計だったという意見も見かけますが、思春期の少年少女が感情を揺り動かされる代表的な事象として、やっぱり恋愛は外せないでしょう。
異性を好きになることで、自分ではコントロールできない感情が臨界点にまで達して溢れ出たからこそ、最大の山場である9話――皆の心が壊れかけた嵐のシーンに繋がっていったのだと思います。

主要キャラが八人もいた上に1クールという制限もあったせいか、全体的に駆け足感は拭えませんが、この辺りまではとても楽しんで視聴できました。

残念だったのはその後の展開。

{netabare}
せっかく、〝思春期におけるシンクロニシティ〟という、いくらでも美味しく料理できそうな素材を扱いながら、キャラ同士の関係性も希薄で、ラストは主人公とヒロインのラブストーリーに拘泥してしまった感が否めません。
簡単に言えば、テーマの割りに幕引きが陳腐な印象。

ドMの自傷キャラ日染も上手く機能していたとは思えませんし、山田がどうしてあんなにヘイトを集めるような描写をされたのかも謎。

少し前にみた「ココロコネクト」という作品も本作と同じようなテーマを扱っていましたが、あちらは主要キャラ4人で十七話という構成もあり、互いの心を曝け出され戸惑う高校生たちの丁寧な心情描写は、とても見応えがありました。

「あの花」でもそこそこの人数を扱いながら上手くイベント管理していた印象ですが、あちらはテーマが絞られていたのに対し、本作は友情か恋愛かでテーマがブレていた上に、非人道的な実験の顛末と言うそこそこ重いサブテーマもあったりして、全体的にシナリオが散らかってしまった気がします。
主要キャラを、せめて四~五人に絞れば、もっと濃厚な人間ドラマを見せることができたんじゃないでしょうか。
(そうなると七つの大罪は使えないけど笑)

また、人との「絆」や「繋がり」を偏重する演出も、やや暑苦しく、陳腐に感じました。
手を繋ぐ絆だけでなく、互いを信じ、背中を押してあげるような〝手を解く絆〟というものも存在するはずです。
多様性のある価値観に響く内容にしてもらえたら、もっと心に残る、大人の視聴にも耐え得る作品になったんじゃないかなぁ、と思いました。
{/netabare}

これでも悪くはないし、つまらなくもないんです。
次々とページを捲らせるブリッジ(引き)の構築も上手くできていたと思います。
ただ、岡田麿里さん脚本ということで、どうしても一段上のクオリティを期待してしまいますよね。
脚本は頑張っていたけれど、そもそも原案に無理があったという感じかな?
(まあ、原作も岡田さんなんですが……)

各キャラの掘り起こしや風呂敷の畳み方に物足りなさを感じてしまって、面白かったと言うよりは、勿体無いなぁと感じてしまった作品でした。

投稿 : 2020/11/11
閲覧 : 300
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7

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tt さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

大分前に観た作品でうろ覚えですが面白かったです。視聴をお勧めします。

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 221
サンキュー:

1

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shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キズナコネクト

TRIGGER制作。岡田磨里脚本・構成。
「キズナシステム」により、
お互いの痛みを共有することとなった、
少年少女のひと夏の群像劇。

舞台は洲籠市。
政府が秘密裏に行うキズナ計画の実験都市。
キズナ計画とは、
この争いに満ちた世界を平和に導く為の、
ヒントを見つけるための実験。

珍しく苦味レビューですが、
初期設定が強引で少々きついですね。
物語の入りに難があり、個人的にそこだけは、
最後まで払拭出来ませんでした。

{netabare}少年少女をいきなり「拉致」して外科手術。
理不尽にも「被験者」にされる。
仕組んだ者が同級生であり学校の教師です。
普通に日常パートで会話しています。
みんな反抗しないの?
この理不尽さは「バトルロワイアル」です。
誰もが救われたいからこそ従うのでしょうか。{/netabare}

ただ??マークもつきましたが、
お勧め出来る佳作だとは思っています。

痛覚を分配する。
次第に心の痛みまで分け合い体感する。
痛みを知ることで他者を思いやる。

キャラクターは総じて素晴らしいに尽きますね。
後半は盛り上がりました。
賛否ある作品って好きです。

投稿 : 2020/08/17
閲覧 : 1342
サンキュー:

58

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エッジの効いた佳作

他人の痛みを感じる共感能力には個人差がある。
それをシステムの物理的介入により均一化し、
さらに他人の痛みを再分配する。
文字通り他人の痛みを強制的に分かち合うことで
人の絆、というものを再発見するプロジェクト。
選ばれた主人公達が様々な試練を通して
各々の生き方に向き合う物語。

テーマに対して話数の割にキャラが多く、
恋愛も絡ませているので掘りきれなかった印象。
個人的には恋愛は外すべきだったとは思う。

キャラデザインも好みが別れそう。

エンディングが素晴らしい。
歌いだしの言葉にドキッとさせられ
美しい画面にも釘付けになる。

万人ウケはしないと思う。
ただ、エンディングだけでも見て欲しい。
本当に、キレイだから。

投稿 : 2020/05/01
閲覧 : 249
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ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大罪は8つが原型

序盤 岡田磨里さんらしく...

中盤 お?

終盤 なるほどね

この話はとある個性豊かなメンバーがキズを共有する話
ジャンルは恋愛・コメディ
原作は岡田磨里さんです。岡田磨里さんといえば恋愛ですね。しかし序盤では恋愛要素はありませんでした。「岡田さんらしくないな」と思っていましたが、中盤から恋愛要素が入ってきました。終盤には岡田さん特有の何とも言えない恋愛模様が展開され純粋に面白かったと思います。ただ文句をつけるとするならばちょっと無理があるのかな、という感じです。 {netabare}キズをため込むことでノリちゃんはみんなとつながっているという既成事実に基づいた交友関係を深めていくつもりだったのでしょう。しかし、みんなに対する執着をせずキズを解放することで全員に痛みが戻るって...考え方変わりすぎでしょ。{/netabare}まぁないこともないので目をつむろうと思います。
さて主人公たちは七つの大罪に当てはめて選ばれました。傲慢、貪欲、嫉妬、憤怒、大食、色欲、怠惰です。しかし大罪は8つが原型です。虚栄心と貪欲がなくなって嫉妬が追加され今の形になっています。{netabare}そして虚栄心と貪欲をあらわすのは勝平君とノリちゃんだと思います。自分の寂しさを恐れみんなとのつながりを貪欲になり、自分の事を一切心配しないという自分の心配にたいする虚栄心です。この二つが厄介ですよね。大罪っちゃ大罪だけど現段階では大きくなっていない。{/netabare}
そんなこんなでキャラは好印象です。みんな好き

監督は小林寛さん。初の監督作品だそうですね
シリーズ構成・脚本は岡田磨里さん。私の大好きな人です
キャラデザは米山舞さん。初のキャラデザだそうですね
劇伴は林ゆうきさん。ビルドファイターズやデスパレードの劇判をなされた方ですね
アニメ制作はTRIGGERさん。キルラキルや異能バトルを制作されたところですね

作画は良く、キルラキルのような不思議な作画が多かった印象です
opはガンダムUCep5の主題歌を作ったBOOM BOOM SATELLITESさん作詞作編曲歌唱の「LAY YOUR HANDS ON ME」
edは岡田磨里さん作詞、ARCHITECTさん作編曲、三月のパンダシアさん歌唱の「はじまりの速度」岡田さん作詞できるんだ

総合評価 普通に面白い

投稿 : 2020/03/27
閲覧 : 361
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13

aikawa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

結構

良かったです。

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 204
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0

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佐藤くん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やりたかったことは分かる…んだけど

色々と惜しいアニメ、それに尽きます。
僕はTRIGGERの作品が好きで、さらにドロドロの人間関係描かせたらピカイチの岡田麿里ってことで期待したのですが・・・

 作画は悪くないです。キャラの表情は生き生きとしていますし、キャラデザもカッコ可愛い絶妙なラインです。EDは一枚絵の連続なのにまさに絵になっていて、いい雰囲気です。

 しかし、ストーリー。ダメだとは言いません。むしろ難しいテーマによく挑戦しました。人と人の繋がりという見えない、確認もできない「キズナ」とは一体何なのか?他人と繋がるって事は、痛みも共有するって事じゃないのか?僕らは本当につながっているのか?
 ストーリー以上の何かを伝えようとするアニメとは貴重ですし、あるべきです。ただ、いかんせんテーマが難しすぎた感は否めない。キズナシステムによって抽象的な作品の本筋をわかりやすくする事はできたものの、最後の展開は明らかに駆け足でしたし、中だるみもありました。もう少し上手く出来ていれば名作だった、そんなアニメです。

投稿 : 2019/12/06
閲覧 : 462
サンキュー:

5

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山田 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悪くはないが少し惜しい

■一言でどんなアニメ?
痛みや感情を共有し合う男女の物語


■良かった点
・人の感情を表現するための個性的なキャラクターや物語の設定
・キズナシステムによって結ばれたキャラクターがミッションをこなすというわかりやすい構成
・現実では誰かと繋がることが難しい部分をキズナシステムで表面的に繋げてしまうことで、登場人物の心理が非常に読みやすい


■悪かった点
・感情の振れ幅が唐突(好きになった経緯や動機などの描写が希薄)
・傷に加えて心の痛み、しいては心の声なども共有してしまったため、物語が非常に駆け足
・キズナシステム実験をしていた組織に何の制裁もない


■一番好きなシーン
「痛みも悩みも分かち合いたいです。キズナシステムとか関係なく、ちゃんと一緒に話して、ちゃんと一緒に考えて・・・だから、俺の痛みを返してください!」
キズナシステムをベースに誰かと繋がることが大事だという部分を丁寧に描写し、最終的にはそれがなくても僕たちは大丈夫!誰かと繋がるためにキズナシステムがあったんだよっていうのは凄く納得いく展開でした。
法子が最後に本当に意味で勝平と繋がって笑顔を見せてくれたのが良かったです。


■総評
設定や物語の構成は非常に良かったのですが、ちょっと盛り込みすぎて駆け足感があった印象です。
12話なら共有するのは痛覚か感情のどちらかに絞って、その部分の描写や展開をみせていく感じでも良かったんじゃないかな?
恋愛描写も凄く唐突でいきなり好きの感情がMAXに達してしまったのが残念でしたね(心の声が漏れる設定があるので仕方ないと言えば仕方ない)
しかし痛みをキーワードにして男女の繋がりというテーマを掲げ、しっかり最後にそのテーマを回収してくれたのは評価点として高いです。
自分の痛みや他人の痛みを理解するために何をしなければならないか?を上手に表現していた作品でした。

投稿 : 2019/07/08
閲覧 : 354
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4

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大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

絵は魅力的。内容は不満も残るけど、それ以上の魅力も。

1話感想:
これは良いですね。
まずは絵が非常にいいですね。デザインが良くてキャラが可愛い。動きも良くて魅力的です。
内容はまだよくわからないながら、興味が惹かれます。
痛みを共有すれば分かり合えるか、というのはなるほど納得のテーマ。
でも心の痛みも共有しないと意味がないのでは? とか疑問は残りますがその辺も描かれることを期待。先が楽しみです。

全話感想:
とにかく絵が綺麗で女の子たちが可愛かったので、モヤモヤする内容ではあったけど楽しんでみることができました。
顔も綺麗で可愛いけど、スタイルの描き方が良い。足の形なども綺麗でグッと来ました。

内容はまあ、なかなか深い部分もあったりして十分に面白かった。
ただもうちょっと何とかならなかったかなーという部分もあって、そこもモヤモヤします。
恋愛関係もせっかく魅力的なキャラ同士が絡み合って面白かったのに、なんだか曖昧な感じに終わってしまってもったいない。
ラストは何かなー。最後のドタバタを描かないでしっかり話し合いで決着をつけても良かったかな。
とまあ不満はあっても、何とか長所の魅力で覆い隠せてくれたので、十分に楽しめました。

投稿 : 2019/05/02
閲覧 : 315
サンキュー:

2

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

痛みを共有する者たち

2019.5.1視聴完了。

痛みを感じることができなかった勝平が
同じクラスのキズナイーバーたちと
一緒に行動することによって
痛みや感情を取り戻す話。

別アニメの「ココロコネクト」や
西尾維新氏の小説のような雰囲気の漂うアニメでした。
久野さんや西山さんの演技に好感が持てました。

投稿 : 2019/05/01
閲覧 : 315
サンキュー:

8

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キズでつながるキズナの物語

埋立地に作られた街・洲籠市に住む高校生・アガタカツヒラは、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。ある日、カツヒラは謎の少女・ソノザキノリコにより、痛みを共有する仲間「キズナーイーバー」の1人に選ばれてしまう所から物語は始まる。
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絵は見やすいデス。
キャラは個性的デス。
最初は不思議な感じのお話だと感じましたが、思ったより話に引き込まれたように思います。
それぞれがトラウマだったり、友情や愛情で傷つく中で、お互いに相手の事を考え、理解し、受け入れていくことで皆が成長していたように思います。
ラストはノリちゃんの大暴走があったケド、何だかんだでハッピーエンドで良かったデス。
全体的に上手くまとまっていたと思います。

投稿 : 2019/01/26
閲覧 : 343
サンキュー:

10

ASKA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キズのキズナでつながれた7人の少年少女たちのひと夏の物語。

制作はTRIGGER、脚本に「あの花」「ここさけ」の岡田磨里さんが書いているということで視聴し始めました。
話的にはあの花、ここさけと同じような感じの青春ものと思っていたのですが、キズナシステムといったSF要素の絡んだ青春ものでした。
途中から恋愛要素も加わってより見ごたえのある作品になりました。
心情描写も見事で、キャラの掘り下げもある程度行われました。
OPがブンブンサテライツ、EDが3月のパンタシアなのですがどちらも絵に合っていて好きです。

投稿 : 2019/01/11
閲覧 : 577
サンキュー:

14

かっぱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ゲーム系かぁ・・

トリガーなのでちょっと期待してたんだけどなー

2話か3話位の犬が放たれたところで、何故か見る気なくなってしまいました。

ちょっとえぐい感じの罰ゲームみたいなの、いきなりすぎたのかな。
まだキャラにも話にも何も感情もたない内に、
強引に設定叩き込まれそうになりそこへのエグ攻撃だったからだと思う。

絵はアメコミを日本アニメに融合させたようなデフォルメ
あんまりそれもこのみじゃなかった。

評価できないので☆はいじらないでおきます。

投稿 : 2018/12/10
閲覧 : 416
サンキュー:

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キズナイーバーのストーリー・あらすじ

舞台は、埋立地に作られた街・洲籠市。

かつては未来型都市として栄えたこの街に住む高校生・阿形勝平は、なぜか痛みを感じない不思議な身体を持っていた。

夏休み目前となったある日、勝平は謎の少女・園崎法子の手引きにより、痛みを共有する仲間「キズナイーバー」の一人に選ばれてしまう。

そして、同様に「キズナイーバー」として繋がれたクラスメイトたち。

しかし、彼らは本来なら仲良くなることのない別々のグループに属していた。

園崎は言う「これは、争いに満ちた世界を平和に導くための実験なのです。」

その言葉とともに数々の試練が彼らに降りかかる。

互いの傷を背負うことになった、少年少女たちのひと夏の物語がここから始まる!(TVアニメ動画『キズナイーバー』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年春アニメ
制作会社
トリガー
主題歌
≪OP≫BOOM BOOM SATELLITES『LAY YOUR HANDS ON ME』≪ED≫三月のパンタシア『はじまりの速度』

声優・キャラクター

梶裕貴、寺崎裕香、島﨑信長、久野美咲、山村響、前野智昭、佐藤利奈、西山宏太朗

スタッフ

原作:TRIGGER/岡田麿里、キャラクター原案:三輪士郎、 監督:小林寛、シリーズ構成・脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン:米山舞、美術監督:野村正信、色彩設計:三笠修、撮影監督:田村仁/山本弥芳、編集:奥田浩史、音楽:林ゆうき、音響監督:亀山俊樹、音響効果:倉橋裕宗

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