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「灰と幻想のグリムガル(TVアニメ動画)」

総合得点
87.2
感想・評価
1952
棚に入れた
9388
ランキング
159
★★★★☆ 3.9 (1952)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.8

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灰と幻想のグリムガルの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

苦難と成長、別れと出会い。数少ない2期希望な異世界転生もの。

当たり前のこと、即ち王道をちゃんとやるとこんなに面白い。


異世界転生?


苦難と成長、別れと出会い、こういったRPGな世界の基本をしっかり抑えてるのになんで異色な感じなんだろうか?。それは即ち…(以下略)。


テンプレじゃない専門チームが彩る世界の淡い美しさ


中盤すぎがクライマックスだった感はあるかな


面倒くさい美少女ランキング上位なメリィ


チームのみんながちゃん生きたキャラとしてしっかり立っている心地よさ


転生系の他のはもういいからグリムガル2期希望


痛み、それは悲しいが成長を促すもの

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 1080
サンキュー:

35

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幻想じゃない、今いる現実を生き抜く姿に感動しました。

これも異世界転生ものになるのかな?

彼らがいる世界グリムガルの風景が絵のように描かれて
タイトルにもあるように現実ではなく幻想の世界なんだなって
思わせてくれます。
なんだか柔らかく落ち着いたこの景色、世界観が好きでした。

落ち着いた
雰囲気とは言いましたけど転生した彼らは、至って現実的で
生きるための厳しさが全面に描かれていきます。

この世界で初めての戦果。
やっとの思いでゴブリンを倒す。殺すシーンは今まできっと
普通に生きてきた若者が殺し合いしたらこうなるのかなって感じる
リアルな描写に魅入っちゃいました。

強者となって転生する主人公が大活躍って作品とは一線を画す設定が
なんか新鮮に思いましたしこういうの良いなって思いました。

ここでの初めての成果を上げて一つ成長した彼ら。
ちょっと心の余裕が出来た中で
橋の上で観た夕日の美しさ、街の景色に感動する。
こんな一シーンに
あ~~今まで右も左も分からない世界で必死だったんだな~って
リアルな若者の心情が伝わってきます。
そしてなにより美しい一枚絵のようで印象に残るんです。

序盤にして
あまりにも唐突に訪れるパーティのリーダー的存在だったマナトの死。

仲間の死に動揺するハルヒロ達の姿は、とてもリアルに感じる
描き方でどんどんキャラに感情移入させられます。

傷をなめ合うかのようなハルヒロとユメのシーンは良かったな~。
「ユメはな~・・・・」
自分を名前呼びしちゃうキャラってあんまり
好きじゃなかったけど、あの明るく懐にすぐ入り込んでくるような
甘ったるい声の彼女にはかなり心持ってかれるとこありました。

マナトと入れ替わるようにパーティーに入ることになる
メリイ。
ちょっと麗奈?でツンな新たなヒロインも良かったな~。

中盤以降は元々のパーティーのメンバーと
メリイが如何にして絆を築いて行くかの
話がメインになっていきます。


マナトの仇のゴブリンとの対決。
(そりゃ序盤じゃキツイってくらいゴブリンのくせに強い)
執念ともいえる闘いぶりで勝利するハルヒロ達。
その後の墓標でのシーンは
ずっと皆の心にあり続ける仲間へのマナトへの想いが伝わって
思わず涙浮かんじゃいました~><!
(マナトって結構早くに退場してるのにその存在が話が進むにつれて
観てる自分の中でもどんどん大きくなっていくんですよね)

墓石へ団章を捧げるシホルの涙・・・
ダメダメだったシホルが成長していく姿も良いんだな~。

がっつり恋愛とかではないんだけど、ほのかな憧れや恋心が
感じられる演出が心に引っかかるように残ります・・。

雪が降り続けるなかでのハルとメリイの会話。
「辛い気持ちも魔法では治せない・・・」
「魔法では治らない傷もあるんだと思う・・でも・・・
 ・・でもハルに言われて苦しかったけど嫌じゃなかった
                     ・・それだけは」

大切な仲間を失った痛みを知っている者同士だからこそ、
お互いに心に刻まれた苦しみ、自責の念に寄り添える。

凄い静かで本当にゆっくりと時が流れるこのシーンはなんだか
動きは少ないのにとても印象に残りました。

マナトの仇にケジメを付けた後、残るはもはや欠かせない仲間と
なったメリーの為ともいえる闘いの場へ。

辛い経験も仲間と一緒だったら乗り越えらる。
そんな絆を一番大事に描いていく展開は最後まで良かったです。

OP 「Knew day」/ (K)NoW_NAME
高速バイオリンからの疾走感のある楽曲でメッチャカッコイイ~♪
後半のパーティの一人一人
メリー、マナト、ユメ、ランタ、シホル、ハルヒロ、モグゾー
次々とボディースーツで抜かれていく姿が躍動感あって
とっても魅力的でした。
見習い章だった大小さまざまな色の六つの光る玉の中に
団章メリーの玉!?が転がって弾ける演出も素敵です。

ED 「Harvest」 / (K)NoW_NAME
聴いてて心が安らかに落ち着くような素敵なバラードです。

8話のシホルのバージョンをYouTubeで見返してます。
素敵すぎて聞けば聞くほどに泣けちゃいます・・><!
OP、EDだけでなく挿入歌も含めて音楽もめっちゃ良かったです。

昨日まで一緒に話してた友が突然いなくなる衝撃。
死んでいった仲間の事をこれほどまでに大きな心の傷として抱え
だからこそ今の仲間との絆をなによりも大切にしている。
そんな彼らの
生き様が凄く胸に来たしどのキャラも愛おしく感じました。

原作は先があるみたいですけど続きって予定ないのかな?
ハルとメリイはどうなっていくの~?ユメは~?
もっと彼らの成長を観ていたいなって思える作品でした。

投稿 : 2023/12/09
閲覧 : 89
サンキュー:

30

hidehide さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

然るべき姿と結末

例えば、今、
パキやら タジキやら アフガニやらの
『スタン』のついた10歳〜18歳くらいの若者を集め、
日本は
血気盛んなイケイケ16〜40歳くらい迄も含めた男を集め、

『今から皆さんに戦争をしてもらいます』と、

近接戦闘のみで戦争、殺し合いをさせた場合、
日本に勝てる見込みは皆無でしょう。

それ程に、戦う事、殺す事にためらいがない。

何せ日本人は戦争の経験も徴兵もなく、
戦う事、殺さなければ殺される事を知らないのだから。

要はそんな作品ではないかと。

相手は殺す気満々で向かって来ていて、
こっちはトドメすら刺せずにいる…

『命のやり取りをしているんだ!』
彼の言葉が全てでしょうね…

個々の、その覚悟の無さが犠牲、悲しみを…

主人公最強どころか、全員が最弱に近い。
ゆえに、
ある日目覚めた世界がこんなで、
『殺さなければ殺される』とか言われたら、
そりゃ、こうなって然りだな…と。

そんな優しき彼らも、途中からは

狩場を移すか…
相手が変われば(殺す相手)気分も変わるか…

と口にする様になります。
殺す事が日常となった彼ら。
これを、成長と取るべきなのか、麻痺、ととるか…
前者であってほしいですがね…

なんだか不思議な作品ですね

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 160
サンキュー:

8

とぁいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とても良かった。良かったのだが。。

異世界転生は、現世で恵まれない、夢を持てない多くの人々が虚構と知りつつ縋りたくなる物語表現のひとつだが、本作はこうしたニーズから大きく外れ、リアルな転生を描く作品だ。この手の作品はあまり多くはないが、これら作品群はリアルという切り口で、グロテスクかつ陰惨なエロが入ってきてしまうものが多い。翻って本作はグロもエロも巧妙に避けられている。だが心理描写や戦闘がそのぶん非常に丁寧に作られている。この作品はテーマを追うとか、ストーリーを追うとか、無双的な爽快感を得るとか、そういういわゆる叙事詩的で派手目な展開が無いので、繊細な感性を持って、勧善懲悪的カタルシスよりも心の琴線に触れる作品を求める層に強く訴求するだろうと思う。そしてその目的はかなりの部分成功したと思う。だが逆に言えばそれ以外の層をゴッソリ捨ててしまったので、商業的な成功という意味ではなかなか難しかったのではなかろうか。訴求を維持し、さらに視聴者層を広げる工夫があれば第2期、第3期と続く可能性があっただけに、この割り切りが成功したのかどうか。全編を通して地味でどこか重苦しい雰囲気が続く本作だが、弛緩させる場面を工夫して全体感を損なわない笑いや本編に影響しないカタルシスを各話にバラまけば、もう少し商業的に成功したんじゃないかと思ってしまう。ただ原作がそういう作品ではないので、原作改変になってしまうと、やはりコア層の一部が抜けてしまうので、それもまた難しいと考えれば、この作品を商業的に成功させて続編を期待するのは、かなりハードルが高かったのかもしれない。

投稿 : 2023/08/03
閲覧 : 205
サンキュー:

2

ネタバレ

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とにかく地味

作品の雰囲気としては淡々と落ち着いた部分とかは好みなんだけど、
ただ内容的に如何せん地味過ぎなのは否めませんかね。
確かに最初からゴブリン相手に苦戦するという所は
ファンタジー世界観としてリアリティを持たせてる感じはするけど
でもゴブリン相手に苦戦する展開が観ていて面白いかと言われると少し微妙な気はしますが、
本作に関しては真面目に作ってるんだろうなというのは物凄く伝わるけど、
それが面白さとして掴みが良いかと言われると先程も言ったが地味過ぎて
イマイチ視聴者の心を掴むのが弱かった感じですかね。

【評価】

60点・2B級

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 102
サンキュー:

0

まめ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

え?これで終わり?

ストーリーに深みがないし、ラストもマンネリで好みじゃなかった。
何より浅い…

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 133
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界人間群像劇

この作品を見たきっかけが当時、声優になった落合福嗣(3度の三冠王落合博満氏の息子)が主演であるという事で興味を持ったからでしたが、期待値を上回る出来栄えだったと思います。

主人公パーティーは決して強いわけではなく、冒頭から雑魚敵にも手こずる弱小ぶり。それゆえに先の見えない不安とかそうした人間模様もよく描かれていたと思います。例外を除いて主人公パーティーの面々は良い奴ばかりで特に前述の落合福嗣演じるモグゾーは要所で良い活躍もあるだけにアニメ版では描かれていないですが、この後の展開を知るとなんともいえない気持ちになりますね。

個人的には唯一の例外であるトラブルメーカーのキャラが苦手でした。仲間同士の衝突とかそういうリアルな面を描く上で重要だったのかもしれませんが、彼がいない方が良かったかな。

一期からだいぶ期間が空いていますが、二期も作られて欲しいですね。

投稿 : 2023/03/19
閲覧 : 174
サンキュー:

11

かとー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絵の雰囲気、音楽はかなり良い!

ここのサイトの口コミがかなり高いので鑑賞!

異世界系の話なのに、弱キャラのゴブリンすら倒せない弱いパーティ達の物語。

音楽や絵のタッチはかなり凝ってました。雰囲気も良き。ただ、戦闘シーンは全然ダメでした‥

でも、見る価値はある作品でしたよ!

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 118
サンキュー:

2

NECRO さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公最強とは違った面白さ

主人公最強ではなく、仲間と協力して異世界でサバイバルなバトルもので個人的にはとても好みのアニメでした。
チームの仲間もそれぞれ個性があり、ストーリーの中でよい役割を果たしていたと思います。
主人公最強ではなく、ハラハラしたバトルが好きな方にお勧めできる、是非見てほしい作品です。

投稿 : 2023/01/03
閲覧 : 245
サンキュー:

9

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝99

久々のリアル系(?)ファンタジーアニメでしたが、このすばと一緒の時期に放送された事で、より両作品の良さがいい方向で出たんじゃないかと思います。
というか、下着の替えを気にしながら生活するアニメを観るのって、正直う~んと思いましたが(苦笑)
ここはぜひもう一歩踏み込んでユメの(うわっ、何するんだ、やめ・・・)
え~、失礼しました。今までのことは忘れてください(おいっ)

予備知識無しで観てたもので、マナトの件以降の展開は予想外でした。
まあ、誰かがそうなるかもとは思っていましたが、もうちょっと後かなと考えていたもので、序盤で起きたのはビックリしましたね。
あと、てっきりユメがヒロインだと思ってましたが、メリイが加入した事で分かんなくなりましたね。
なかなか、最近のアニメでこういうゆったりとした流れで描いたアニメって、少なくなっていたので新鮮でした。
ただ、逆にそれが不満に感じた人がいるかも知れませんね。
どうやら原作はまだまだ続きがあるようなので、いつか続編を見たいです。

追伸
この感想を書いたのが2016/04/02なんですけ、結局6年半たっても続編つくられてないんですよね(涙)
結構面白かったんで、2.3年後には作られるかと期待してたんですけど、何が原因だったんでしょうね。
まあ、期待しないで今後も続編が作られることを待ちたいと思います。

投稿 : 2022/12/07
閲覧 : 187
サンキュー:

10

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生ファンタジーなんだが・・・。

ここ数年で多くの異世界転生アニメが制作されましたが、この作品は他の作品と少し違いました。同時に転生した人数が多い。とっさに「携帯」「ゲーム」といった言葉が出てくるのだが、言ってるキャラ達は「ん?携帯ってなんだっけ?」と覚えていない。そして転生前の記憶がない。チート感は全くなく、とにかく弱い。可愛い子と出会ってハーレム、魔王と倒して国を守る、みたいな物語ではなくて、魔物と闘うのは怖い。殺すのも怖い。でも生きていかなきゃいけない。といった異色で深みのある感じがしました。「なんとかなるっしょ」的な軽い感じがない反面、暗くなりすぎず仲間と食卓を囲む。といった所を中途半端と思う人もいるかもしれませんが、私はこれがリアルな感情なのかなぁと思いました。作画の話ですが最初はこのアニメ独特の下書きのような水墨画のような風景に違和感があったが、見続けていると結構いい感じに思えました。BGMも結構いいし、声優さんもとにかく自然な感じで良かった。

投稿 : 2022/11/27
閲覧 : 140
サンキュー:

7

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良作です

異世界転生ものですが、主人公たちはあくまで一般人で特殊能力も無く、最弱のモンスターにすら苦戦するというところにリアリティーがあって、すぐに物語に引き込まれました。
また、モンスターを倒して稼げるようになるまでの貧乏生活が、丁寧に描写されていて好感を持ちました。
登場人物が皆物凄いイケメン・美少女ではない(例外アリ)ところにも親近感がわきました。皆それぞれに役割と性格が違いますが、誰もが魅力的に描けていると思います。
背景がセザンヌの風景画やジブリのラフ画のような感じで、幻想的な雰囲気を醸し出しています。模様のある赤い月もいいアクセントです。
ここからはモロバレなので、未見の方はそっ閉じしてください。

ものすごく頼りになるイケメンのリーダーが、なんと数話にして命を落としてしまいます。事前に情報を入れていなかった私にはショッキングでした。そしてそこから主人公がパーティーのリーダーになり、不慣れながらもなんとか仲間を纏めていこうと悪戦苦闘するのが本作の大筋です。主人公の心の声はダダ洩れなので、失敗したり不平を言ったりしながら、それでもなんとか前に進もうとする姿がとても「エモい」感じです。
仲間たちとの温かい交流がありながら、一方モンスターを倒す場面は残虐とも思えるハードな描写で、生きることの困難さを浮き彫りにしています。
あとエンディングがしっとりと落ち着いた女性ボーカルで本作に合っていました。1枚絵をグルグル回すのも悪くないと思います。

さて、いい雰囲気の異世界、魅力的な仲間たち、見かけによらずハードでシリアスな展開と、非常に丁寧に良く作られている本作ですが、では「面白いか」と言われると割とそうでもないような気がします。
まず重要なバトルですが、強い敵を工夫して倒すカタルシスのようなものはありません。普通にスキルを覚えて普通に戦って普通に倒す、そんな感じです。終盤の2度の絶体絶命のピンチ、はてさてどうなるのかと手に汗を握るシーンですが、なんかよく分からないうちに逃げ出せたり倒せちゃったりしてます。
また、なぜ主人公がこの世界に転生してきたのか、それがなおざりになっています。主人公たちの成長と友情を縦軸にするなら、なぜ主人公たちが転生してきたのか、この世界に秘められた謎が横軸になり、縦と横の軸がガッチリと絡み合ってこそ、しっかりと強固な物語が織り上がるのではないかとは私は思います。
例えばゾンビものだったら、ゾンビが何者だとかどこから来たのだとか、私はあまり気にしません。ブードゥーの呪いか秘薬か、企業の開発したウイルスか、彗星の爆発か害虫駆除の超音波か、原因は何だっていいしナイトオブザデッドのように原因不明でも全然かまいません。
ですが本作は、主人公がなぜこの世界に転生したのか、はっきりと明かさないまでも、それを突き止めようとするベクトルがあれば一層本作の完成度が増したと思います。イケメンが一度、元世界の記憶のようなものをにおわせましたが、それっきりで終わってしまいました。とても残念です。

原作はまだまだ先があるようなので、その点はどうなっているんでしょうか。2期があったら見てみたいですね。

投稿 : 2022/09/07
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ネタバレ

nobody さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

主人公の成長が感じられるアニメ

投稿 : 2022/08/09
閲覧 : 104
サンキュー:

3

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未熟な少年少女たちが成長し生き抜く、異世界転移系異色の傑作

記憶を失い異世界に放り出された主人公たちがパーティーを組み、必死に生きていく。
かなりシビアな作風。

【良い点】
異世界系やゲーム世界系でありながら、他と一線を画すリアリティーとシビアさ。
主人公たちは初期は最弱のゴブリンにも苦戦したり、思春期の少年少女たちがアイディンティティーや距離感を掴めず衝突したり、生活苦に喘いだりをリアルに描写。
MMORPGファンタジーをリアルの挫折や成長に置き換えて切々と描いていく。
心理描写や交流を瑞々しく描き、戦闘も生活もただ今日を生き明日笑えるために。
淡々としているがドラマは極めて骨太で飽きさせない。

一見群像劇だが主人公ハルヒロの成長に絞っている。
自分が何者か?何者にもなれないのか?と悩みつつ、頼もしいマナトに依存して失い、心閉ざすメリィとの距離感に四苦八苦し、仲間や亡きマナトに救われ、成長していく。
仲間と自分を信じ、痛みを抱えながらも前に進んでいける。
珠玉のジュブナイル。

キャラ名呼び合い覚えやすい。個性的キャラたちの会話劇が非常にいい。
ウザいランタと天然なユメが特に印象的、他愛のない掛け合いが楽しく、シビアな境遇でもマナトの死以外は楽しい雰囲気を維持。
7人全員の個性と魅力を丁寧に描いていた。
ちなみにランタは原作よりウザさが大分マイルドになっている。

女の子3人も非常に可愛い。
仄かなラブコメ要素もかなり良い。

異世界ものながら地に足の着いた、ただこの世界で「生きる」ことを目的にした物語。
それを水彩画のような美しい作画とセンスの良い楽曲で紡ぎ出す、ファンタジーアニメの理想形。
とにかく作画が素晴らしい。
生活感描写、食事シーン、干し肉を削る、お湯注ぐ、火起し…丁寧な描写の積み重ねで、彼らは確かにこの世界に生きてるんだと実感できる。
幻想的な作画と情景を盛り上げるBGMを背景に、成長していく主人公達の生きる輝きを純粋に見せてくれる。

戦闘シーンも抜群に良い。ゴブリンに苦戦する戦闘でここまで手に汗握るアニメは稀有。
戦闘はMMORPGがベースと思われ、ハルヒロによるスキルの解説シーンが丁寧。
役割分担や成長方針、リソース管理なども重視。メリィがヒール出し惜しみする作劇で彼女との確執から交流和解を描くなど、作劇が上手い。
本作の肝はリアルとゲーム的設定のバランスで、ゲーム的なスキル戦闘がドラマ面のリアルさをいささかも損なわない。
個人技と集団連携どちらも、練度の向上で彼らの成長過程を分かり易く見せてくれる。
彼らの成長していく過程をワクワクしながら見られる。
また、モグゾーの重鎧は隠密行動に不向き、盗賊ハルヒロや狩人ユメの偵察重視など、TRPG要素も。
ハルヒロのクリティカル表現や、日常シーンも含め、本作はTRPGを濃密に描写しようという意欲を感じる。

楽曲面では主題歌が主題を完璧に捉えていて素晴らしい。OPの時点で泣けてくる。
EDや挿入歌の層も厚い。

【悪い点】
作風上仕方がないが、話が地味。
ラストもストーリーは一区切り付けてはいるが、途上で終了。

BGMが若干邪魔に感じるシーンもある。
評価下がるほどではないが。

【総合評価】9点
珠玉のジュブナイルファンタジー。地味な傑作。
序章で終了は勿体ない、続編が見たい。
評価は最高に近い「とても良い」
(未完作品には最高評価付けない方針)

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 285
サンキュー:

21

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想!

灰と幻想のゲリムガル

感想!

あくまで個人の感想です

えーとですね。感動しました。

短編としてはいい名作映画などあり、佳作だと思うのですが、面白かったです。

あらすじ
①主人公はマナトというリーダー(仲間)を失う
②主人公はリーダーになる
③マナトと同じ神官に協調性のないメリーが入る
④メリーは仲間を同じように失ったことがわかる
⑤マナトを倒したゴブリンを一緒に倒す。メリーは最初協調性がなく食事の誘いも断る状況だったが、仲良くなる
⑥メリーが仲間を失った場所へ行き、仲間の死体を処理する
❼デッドスポットが現れ、らんたが置き去りされる
⑧ランタを救い出すものの、主人公はデッドスポットと二人きりになる
⑨デッドスポットを倒す

流れとしてはこんな感じです。
主人公はマナトという大切なものを失い、それを受け入れませんでした。そして同じようなメリーを助け、仲間を失ったことを受け入れされることで、仲間を殺したデットスポットを倒すことでメリーという女の信頼を手に入れます。
これは簡単に言えば主人公の病みを解決することで読者の承認欲求を認めてあげるという成功体験を描いたという感じです
レンジを憧れの人と出すことで、それをアレンジさせ、主人公に病みを復讐という手段で果たすことで受け入れさせ、そして成長させたという感じです。

キャラクターデザインはファンタジーが好きな人向けになっております。なのでかなり写実的です。

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 233
サンキュー:

9

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

弱いなりに生きる

印象派の画家が描いた、
水彩画のような美術背景に心が洗練される。
中世ヨーロッパの街並みが美しい。
芸術的でどこか暖かく懐かしくもある。

グリムガル世界の辺境には、
人類と敵対する種族が暮らしている。
空には赤い三日月、
ゴブリンやコボルトが普通に暮らしている。
{netabare}どうしてここにいるのか?
いつからここにいるのか?
過去の記憶もないままに戦いに導かれる者達。{/netabare}

異世界転生や主人公最強系アニメ、
最近の風潮に対する、
カウンターもあったのかも知れない。
このすばとグリムガルは、
真反対の演出でやってくれましたね。
キャラの心理描写が丁寧で好感が持てる。
{netabare}ボロボロの下着を洗濯する芸の細かさ、
RPGパーティーの弱さが逆にリアルである。{/netabare}
少し気になったのは、目標設定だけ、
明確にして欲しかったと思います。

命のやりとり、
魔法では癒せない傷。
ここには葛藤がある。
それは弱いなりに生きるということ。

グリムガルは名作だろう。

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 833
サンキュー:

90

イザヤ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアルな異世界ってものが面白くて,興味深くてしかたないんだよねぇ

無双しない異世界もの。中学生の頃の自分なら面白いと思わなかったかもしれないが,曲と作画の綺麗さがとても好きだった。メリィもかわいい。

投稿 : 2021/11/01
閲覧 : 301
サンキュー:

3

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

残照

大して観ていないのに偉そうに言うな!、ではあるが、数ある転生ものとは一線を画す作品のように感じる。
先ずもって設定が良い。
登場人物が頼りとするのは、持って生まれた本性のみである。
前世はこうであったから、こうしたいな、こうありたいな、ではないのだ。
彼らが抱く、こうなってしまうのではという不安、自らの適正に対する漫然とした恐れに立ち向かい、たった今から成長し、生きてゆかねばならないリアルである。
色とりどりの星々、それはグリムガルに転生したそれぞれの前世を表しているかのようだ。
それはオープニングに描かれたビー玉そのものであろうか。
そして、鈍く光を放つ赤い月が、そんな彼らの心根を残照の如く照らし出すのである。
その光は、彼らの本性を映し出すには余りに儚く、不気味に色づき鈍い光を発するのみである。
しかしそれは次元を超え、心のひだに絡みついた前世の残滓とでも言うべきものと共鳴しているかのようだ。

水彩画のように繊細な作画は特筆に値する。
キャラデザも然りだ。
陰影が巧みに施され、ラインの美しさも中々で、それを動かすには、相当な労力が必要であったに違いない。
さすがにバランスが崩れ、一部不自然なシーンも有るには有ったのではあるが、まあ些細なこと。
とても好感の持てる良作であった。

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 564
サンキュー:

32

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

実際、異世界に飛ばされたら、やっぱりそうだよね!それが現実!の世界観

自分は普通の人間だ。
もし、自分が身ぐるみ一枚でRPGの世界に飛ばされたら・・・。

普通に困る・・・。

食べものどうする?
寝るとこどこ?

目の前に敵がいたら、たぶん、すげぇ、怖い。

最初から絶対的な能力を持っていないどころか、
ナイフすら持っていないし・・・。

ゲームじゃ片手でひねりつぶしていたような
最弱モンスターが目の前に現れたら、
たとえナイフを持っていたとしても、たぶん無理。

もし、スーパーマリオの世界に入って、
最初に遭遇する目の前の動くキノコ。
実際は、自分より背が高いんだよ。
踏めって無理だよ。
そんなに高くジャンプできるわけないじゃん。

って、このぐらい画面の外の傍観者から、
ゲームの中のキャラに視点転換してくれる作品です。
・・・RPGのキャラ達、今まで、いろいろ怖い思い
させちゃってごめんねと謝りたくなる。

つまり、この作品は、超現実派の異世界転生ものです。

剣でも魔法でもどっちでもいいんだけど
スーパーチート能力で蹴散らしたり、
ドジっ娘女神が隣で微笑んでくれたり、
死んでも生き返るから大丈夫みたいな、
異世界転生ものの幻想を見事打ち砕いてくれます。

この作品で、異世界転生ってすごく怖いと思いました。

ゲームの中の話だけなら、いたくもかゆくもないことでも、
実際、自分がその立場になったらと言う視点のもと、
生きることの大変さ、死ぬことの怖さが上手く描かれています。

仕事、お金、生、死、仲間、リーダー。
普段の生活の中では、ふと気を抜くと忘れがちなことだけど、
とても大切なことを思い出させてくれるお話しでした。


今までこう言う視点の異世界転生ものってありました?
逆バージョンの「魔王さま!」とセットで観ると、
対比になって面白いかもしれませんね。

投稿 : 2021/08/28
閲覧 : 380
サンキュー:

15

ネタバレ

ベル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もっと知られるべき名作

一気見しました。一話冒頭からマナトの死亡フラグをビンビンと感じて・・・いつ死ぬのか!とハラハラして見ました。

仲間の死からの成長も、その敵討ちも、いけすかないランタとの絆も、とてもキレイに描けてました。もっと知られても良い名作。

投稿 : 2021/08/07
閲覧 : 327
サンキュー:

5

楼蘭 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

対象年齢は結構上

異世界物ではあるけれど、異質。

異世界物にありがちな、オレ最強お気楽な物とは全く異なる。

現実に記憶がないまま異世界に放り出されたらお気楽ではいられない。
少し対象年齢が高いアニメだと思う。
結構、感傷的要素も多い。

作画は劇画調というのか見慣れたアニメ調とは一線を画すが、嫌ではなく、却ってリアルさを感じるいい手法に感じた。

原作19巻中2巻までのアニメ化なので序盤だけだ。
続編制作を切に望む。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 398
サンキュー:

7

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もしも、本当にファンタジーバトルの世界に転生したら?

あらすじはあにこれのを見てね☆

背景が水彩画っぽくってとってもきれい☆


1話目
{netabare}
ファンタジーRPGみたいな世界に飛ばされた少年少女たちが
起きたら自分の名まえもこの世界のことも全部忘れてて
生きてくために義勇兵になって。。みたいなおはなし


何となく
「ログ・ホライズン」の子どもチームのはじめのころのおはなしみたい
みんなバラバラでとっても弱い。。


でも
ホントにこんなことが起きたら
ぜったいSAOのキリトみたくなんかなれないよね^^


これからチームの1人1人が成長してくおはなしになるのかな?
バトルがメインにならないといいけど☆
{/netabare}

2話目
{netabare}
前半ははじめてゴブリンを殺すまで

ゴブリンが悪いことするところ見てないから
どうしてゴブリンを殺さないといけないか分からなくって
ただかわいそうだった。。


後半はみんなの日常

別に笑っちゃうくらいのコメディとかないし
特におはなしもなかった

でも
ホントに生きるか死ぬかってゆう戦いのあとで
こんなふつうの日常って
泣いちゃうくらいふつうじゃないことなんだなぁって。。


おはなしはほとんど進まなかったけど絵がとってもきれいで
にゃんが好きな画家のトーマス・キンケードの絵に似てるみたい
30分くらい絵を見てるだけでもいいなぁって☆
{/netabare}

3話目
{netabare}
日常のおはなしがほとんどで
ちょっとだけあった
1匹のゴブリンを5人がかりでおそうところは
やっぱりかわいそうって思っちゃうなぁ。。


そのほかは
ランタにお風呂をのぞかれてからシホルが男子と口をきかなくなったこと。。
やっぱり男子はHなことが好きって分かってても
そうゆう目で見てるって思ったら恥ずかしいよね。。
ユメみたくあんまり気にしない性格っていいな☆


シホルはもしかしてマナトのこと気になってる?それとも。。
さいごに映ったかかみどめは誰かのためのおしゃれかな?


シホルは男子をイシキしてるし
ハルヒロはふつうに女子のこと気にしてる。。
恋愛系のおはなしがちょっぴり混ざってきたみたい☆
{/netabare}

4話目
{netabare}
グリムガルの世界ってほんとに主人公の仲間でも死んじゃうんだね。。

先回と今回の前半で
いろんなことがうまく行って
シホルとマナトも仲良くなってきた☆ってよろこんでたのに
あんな弓矢1本でかんたんに死んじゃうんだ。。

とってもゆっくり1人1人を映すから
気もちが伝わってきてじわっってしてきちゃった。。


でも
泣くってゆうのとちょっと違くて
ついさっきまでいっしょに走り回ってた仲間がきゅうに動かなくなったら
ほんとに死んじゃった。。なんてすぐには思えないよね。。

燃やして灰にして風に流して。。ってしてるうちに
だんだん。。もう会えないんだ。。ってなみだが出て来るみたい。。


ゆっくりしたおはなしだったのに
終わるのはあっ、ってゆう間だった。。


殺す人は殺される。。
悲しいけどはじめてゴブリンを殺した時から決まってたのかも。。
{/netabare}

5話目
{netabare}
マナトの代わりに神官(ヒーラー)が必要だからって
ユメとかシホルにはだまってメリイを仲間に入れたけど
この子ってぜんぜん協調性がなくって
それだけじゃなくってみんなバラバラで。。

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

マナトが死んじゃって
じわじわって悲しいのが広がってきたみたい。。


話さないと相手が何考えてるかなんて分からないよね。。

おんなじパーティーなのに男子は男子で固まって
ユメとかシホルはさびしかったみたい。。

今週はハルヒロとユメが分かり合えてよかった☆


でも。。おふろの裏で抱き合ってるのシホルに見られちゃって
これって絶対カン違いされるよね^^
{/netabare}

6話目
{netabare}
今週はメリイのおはなし。。

メリイがいたパーティーで戦闘中に3人が死んじゃって
それから変わった。。って

*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:

見ながら思ったけど
ハルヒロたち急ぎすぎてない?

ハルヒロが悩んでマナトみたくなれない。。って言ってたけど
メリイだってかんたんには変われないんじゃないかな?


毎回、ちょっとずつでも話しかけたり笑いかけたりしてたら
そのうち向こうから何か話してくれるかも?

北風と太陽のおはなしみたく
ムリにコートを脱がそうってしたらますますしっかり押さえちゃいそう。。
{/netabare}

7話目
{netabare}
メリイのこと分かってみんなちょっと変わったみたい
ちょっとやさしくなった。。すなおになった。。

そしてメリイにも仲間だって言って
メリイもすぐには変われないけどちょっとずつ心がひらいてきたみたい☆


みんなは毎日ゴブリン退治。。
ゴブリンスレーヤーって呼ばれはじめたけど
ほかの人たちってどうしてるのかな?
レベルが低い人たちってほかにできることあるのかな?


ゴブリン退治はうまくなってきてみんなもちょっとずつまとまってきた
でも、にゃんはちょっと心配かな。。
だってマナトが死んじゃった時もうまく行きはじめたところだったから。。

(6話目が説明っぽくって何だかちょっとヘンって思ったけど
ほかの人の感想読んでて分かったみたい
やっぱりほかの人から話を聞いちゃうのってチートなのかも?
とくにみんなの気もちを大事にしてるこんなおはなしって。。)
{/netabare}

8話目
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
連日ダムローでゴブリンを狩り続け、実力を身につけたハルヒロたちは、遂にマナトの仇である鎧ゴブリンの根城へ挑むことを決心する。装備は万端、なによりメリイや仲間との結束は強固なものになっていた。そして、迎える決戦の時。メリイは仲間に語りかける――「もうこれ以上、仲間を死なせたりしない」と。それぞれが同じ思いの中、根城へと突入する。苦戦しながらもハルヒロたちは鎧ゴブリンを追い詰めたかのように思われたが――
{/netabare}

やっとマナトのかたき討ちができてお墓にご報告。。
前半丸ごとゴブリンたちとのバトルで
メリイに矢が刺さったところはドキドキしちゃった。。


後半マナトのお墓に行って団章をお供えするところはなみだが出てきたけど
前半のおはなし見てて
やっぱりにゃんはこのおはなしあんまり好きじゃないかも。。って


気になったのはゴブリンたちがチェスみたいなのしてたところ。。
あれってゴブリンたちもふつうの人間と変わらないんじゃないのかな?って

ゴブリンたちだけモンスターみたいなキャラになってるから
今までにゃんは悪いモンスターみたく思ってあんまり考えなかったけど
ふつうの人間だって思ったら
仲間を殺されたのはあっちの人たちもいっしょなんだ。。

ってゆうか
先にグリムガルをおそったのがゴブリンたちだったってしても
ゴブリンたちだってはじめのころのみんなといっしょで
戦いたくって戦ってるんじゃないって思う


殺されたマナトのこと悲しむのは当たり前だけど
かたき討ちなんて思ってほしくない。。

先にゴブリンを殺したのはマナトたちなんだから。。
ちょっとだけでも自分たちが殺したゴブリンのことも考えてほしい☆


それだと戦えないってゆうんだったら戦わない方がいいって思う☆
相手にだって家族とか友だちだっているはずだから。。
みんなが仲間をなくして悲しんでるのとおんなじで
ゴブリンたちだって悲しんでるはずだから。。
{/netabare}

9話目
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
ゴブリンとの戦いに一区切りをつけることができたハルヒロたちは、連日の戦いの疲れを癒やすべく休みをとることに。のんびりと体を休めたり、どこかへぶらりと出かけたり、パーティの面々はそれぞれゆったりとした時間を過ごすのだった。そしてその夜、酒場に集まったハルヒロたちは、通いつめたダムロー旧市街に異変が起こっているとの情報を聞く。身の危険を案じ、狩場を変更しようとハルヒロが提案した場所は――
{/netabare}

前半はあらすじどおりかな。。
休みの日にすることにみんなの性格が出てたみたい^^


後半は

ハルヒロが提案した場所は。。サイリン鉱山で
そこはメリイの元のパーティーの仲間たちが死んだ場所。。
メリイは迷ってたみたいだったけど
今の仲間たちと悪い思い出を乗り越えようってするみたい☆


それからハルヒロが奇襲戦法のスパイダーを習いに行くおはなし

下ネタ好きな女の先生で
何のためにそんなことゆうのか分からないけど
これからおはなしは恋愛モノになってくのかな?
{/netabare}

10話目
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
狩場をサイリン鉱山に移したハルヒロたちは、そこに生息するコボルドと相対する。ゴブリンとの戦いを経て成長した彼らにとって、低層のコボルドは難しい敵ではなかった。パーティはメリイの言葉を頼りに、慎重に鉱山の中を歩み進めていく。順調ともいえる狩りの最中、ハルヒロはリーダーとして、ランタの粗暴にも見える立ち振る舞いをリこのまま許してよいのかと徐々に違和感を抱き始める。そしてオルタナの町に戻った夜、ランタを中庭に呼び出しーー。
{/netabare}

コボルトから戦利品を回収するときランタは乱暴にむしり取る
ハルヒロは敵でも獲物でも最低の敬意をはらうべきだ。。って思ってる

にゃんはハルヒロのやり方に賛成だけど
ハルヒロが自分のやり方を変えたくないって思ってるみたく
ランタも変えたくないないことがあるって思う☆


寝てるコボルトたちをおそおうってランタが言ってるとき
自分は良くないことだって思ったとしても
話してるとちゅうで聞かずに先に行っちゃったりするのってどうなのかな?

それなのに夜中
ハルヒロがランタを呼び出して話したとき
「分からないだろ。。そうゆうの言ってくれなきゃ」って
でも
ランタの考えが自分とチガウからって聞かなかったのはハルヒロの方かも?


ちゃんと自分の仕事をしてても
うまくコミュニケーションできなくって誤解されるって
何だかこの前までのメリイもそんな感じだったみたい。。

協調性がないのってにゃんもそうだから分かるけど
うまくコミュニケーションできないのって
だれも聞こうとしてくれないからってゆうのもあるかも。。

こうじゃない?って思ってもうまく言えなくって
考えながら話してるとちがう話になっちゃったり終わったりして
何にも言えないことってにゃんもよくあるから

みんながこうだ。。って思ってることでも
もしかしたらランタのほうが正しいこともあるかも?

はじめっからちがう!とか
自分はそんなやり方キライだからって決めつけないでちゃんと聞いてあげて
まちがってるんだったらどうしたらいいかっていっしょに考えたりしたら
ランタだってもっといろんな考えてることとか話してくれるのかも?


あと
下層に行ってデッドスポットが出てきてメリイは固まっちゃった。。
ほかのコボルトたちも侵入者のことさがしてる
大丈夫なのかな?
{/netabare}

11話目
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
サイリン鉱山四層でハルヒロたちは巨大なコボルドに遭遇する。群れの中でもとりわけ異様な存在感を放つそのコボルドこそ、かつてメリイの仲間の命を奪ったデッドスポットだった。絶体絶命のピンチから逃れるため、メリイの誘導に従い安全な場所へと移動することに。そこはかつてルミアリス神殿があった場所。そしてメリイが仲間を失った場所でもあった。ようやく一息つくパーティだったが、その彼らの前に怪しげな人影が接近してきて――。
{/netabare}

今日は大変なおはなしだったね。。


デッドスポットから逃げたと思ったら
ゾンビになったメリイの仲間たちと戦わなくっちゃいけなくなって
やっと3人とも灰にしてあげれたって思ったら
こんどはデッドスポットたちが追いかけてきて。。って

ハルヒロはモクゾーと女子3人を先に逃がして戦ってたけど
デッドスポットにこわされた柱の上から落ちそうになって
そのハルヒロを助けたランタが逃げ遅れちゃった。。


今日のランタは何だかかっこよかった^^
自分勝手に戦ってるみたいに見えたって
やっぱり仲間のことは心配してくれてるんだって分かった☆

はみ出してるからって死んじゃったりしないよね
ちゃんと帰ってきてくれたらいいな☆
{/netabare}

12話目
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
デッドスポットから仲間を逃がすため、コボルド達がひしめくサイリン鉱山五層にひとり取り残されたランタ。命からがら逃げのびたものの、依然敵の渦中は変わらず。一方、ランタ救出を図るハルヒロたちは、態勢を立て直し捜索を開始。持ち前のしぶとさを発揮し、逃げ回るランタを発見する。そして、デッドスポットがランタを追い詰めようとした瞬間――!? 敵は圧倒的な強さを誇るデッドスポット。ハルヒロはかつてのマナトの言葉を噛みしめる。これは必死に生きるもの同士の命のやりとりなのだと――。
{/netabare}

ランタ。。あんなところから生きて帰ってくるなんてすごい☆
「チッパイ・チッパイ」ってユメにイジワルしたのは許せないけど
みんなをかばって死にそうになったところから帰って来たんだから
ちょっとの間だけでもやさしくしてあげたいなぁ☆


やっと逃げたって思ったらデッドスポットがしつこく追いかけてきて
こんどはハルヒロがデッドスポットといっしょに落っこちちゃって。。

そのあとあきらめかけた時にいつもの線が見えて
デッドスポットやっつけちゃった!
すごい!!
あれって考えないでもカンとかでどうしたらいいか分かっちゃうのかな?


ランタもハルヒロも無事にもどってきて
メリイがおかえりなさいって言ったところで
ちょっとなみだが出てきちゃった^^

死んで流すなみだよりも生きてて流すなみだの方がずっといいよね☆

あと
他にもずっといっしょだったユメとシホルがいるのに
起きた時にメリイがいたってゆうのは恋愛フラグなのかな?
顔が近かったみたいw
{/netabare}


見おわって。。

この素晴らしい世界に祝福を!と似てて
弱い主人公がファンタジーRPGみたいな世界で弱い仲間たちと
クエストしながらなんとか生きてくおはなしで
最終回はどっちも{netabare}すごい敵をたおしたり{/netabare}したけど
バトルはおまけみたいで
言い合いとかはするけど仲間は大事にする。。

設定って似てても
ぜんぜん感じが違うおはなしになっちゃうんだって分かったみたい
どっちもいいおはなしだったけど☆


この「灰と幻想のグリムガル」は背景がすっごくきれいで
にゃんの好きなアメリカの画家のトーマス・キンケードさんっぽいの

うまく言えないけど
パステルカラーで絵の具を点にしてひとつずつ置いてって
離れてみると絵になってる。。みたいなファンタジーの世界にぴったりの絵


おはなしはゆっくりであんまり進まないけど
その分1人ひとりの気もちとかゆっくり見せてくれて
日常のちょっとしたことでも楽しくなる気もち
どうしようもない目にあって泣くしかできない思いとか
伝わってきて良かった☆


テンポが早くって次々いろんな事件がおきて見てて楽しいけど
見おわると「どんなおはなしだったっけ?」ってなるアニメって多いよね^^

でも
このおはなしってそんなにいろんなこと起きないから
12話であったこと
自分がそこにいたみたくぜんぶ思い出せちゃうかも。。

そんなおはなしだった☆

投稿 : 2021/05/08
閲覧 : 1299
サンキュー:

170

ネタバレ

因果 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

妥協と譲歩

深夜アニメが実質的に中高生をメインターゲットとして措定する以上、それはいわゆる「中二病」的な冷笑主義へと行き詰まる傾向が強い。一人称形式が常道の「異世界モノ」においては、その傾向はことさら顕著だ。

迫りくる絶大かつ暴力的なリアリティに対して「やれやれハイハイ」てな冷笑で現実状態を自分ごとメタの世界に棚上げするような作品を私はごまんと見てきた。

しかし言うなればこれは自己弁護・逃避の連続である。現実(とそれに付随する自己)をメタ化したところで実際には何にもならない。当たり前だが。

だからこそ異世界モノは外連味とカタルシスたっぷりの演出による突貫工事(主人公にチート級の能力が付与されるとか、土壇場で新しいスキルが開花するとか)で物語の行き先を強引に開拓してきたわけだが、やっぱりそれではどうしてもハリボテ感が否めない。迫りくるリアリティに対してどう振る舞うべきか?という問題は一切解決されていない。

『グリムガル』もまた例に漏れず、主人公たちや彼らを取り巻く日々が、常に妥協と譲歩の連続によって成り立っている。朝から晩まで「やれやれ」な出来事ばかりだ。

しかし本作が他の異世界モノと一線を画すのは、やはり主人公たちがどこまでも等身大に「弱い」存在であることだ。主人公たちは特殊な技能を備えた兵士や勇猛果敢な勇者などではない。彼らはどこまでも平均的一般人に過ぎず、たとえばゴブリン1匹にさえ苦戦を強いられるほど。

つまり、迫りくるリアリティに対し、彼らはメタ的にそれをかわす術を持っていないのだ。チートも主人公補正も、そんなものはあるはずもない。だからこそ彼らはどんなに過酷でも眼前の現実に対峙しなければならない。逃げようとしても、そもそも彼らには逃げる手段がない。

彼らがパンツを何日も洗えなかったり、雑魚狩りで糊口を凌いだり、傷付いた仲間を見捨てたりするのは、そうせざるを得ないからに他ならないのだ。

しかしそれらはすべて、彼らなりの現実への対処に他ならないわけで、ここには単に平板なニヒリズムを超え出でた生の躍動がある。作品世界に底流を成すリアリズムの重力が、主人公たちの言動に重みを与えているからだ。決して棚上げなどではない。

「諦める」という表層において、本作はその他の異世界モノと同様であるが、しかしながら現実に対する真摯な応答となっているという点において後者とはまるで重みが違う。

「弱い」彼らには常に死の予感、喪失の予感が呪いのように纏わり付き続ける。しかしさればこそ、「これは命のやりとりなんだ」などという浮ついたセリフが揺るぎない緊張感と説得力をもって響き渡るというわけだ。

「なんだか最近世の中全てがしょうもなく見える」とか「所詮誰もが最後には灰になって死ぬ」とか、そういう絶望的なニヒリズムに取り憑かれている方にこそ見てほしい良作だ。

ニヒリズムという大いなる中二病的ドグマを乗り越えるためには、まずは現状を、自分の無力さを受け入れるしかない。その地点こそが、他ならぬ出発点なのだ。

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 552
サンキュー:

14

ハウンド さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

頑張ってほしい

今期の中で、一番のお気に入りです!
賛否両論ですが、私はゆったりとしたテンポの演出はいいと思っています。
リアルなRPGみたいな感じで毎週楽しみにしてます。RPGゲー好きにはいいかもしれませんね!
ただ一つ心配なのは、万策が尽きないかですね・・・w

投稿 : 2021/04/13
閲覧 : 272
サンキュー:

7

ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

アンチ異世界最強。 仲間の大切さ。

弱小からのスタートがしっかりと描かれていて良いなと感じた。正直初手3話は少し退屈だなと感じていたが、4話で仲間を失ってからの展開はとても感情移入してしまう。そしてその後の展開には申し分ない。さらにキャラそれぞれが魅力的。純粋にパーティの女性キャラ全員可愛い。
挿入歌もすごく物語の展開に合ってる。
え? 2期はどこ...ここ?

投稿 : 2021/02/09
閲覧 : 378
サンキュー:

15

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公最強の対極、リアルな異世界ファンタジーバトル

原作未読。キャッチさんからの紹介で視聴。

ゴブリン相手に四苦八苦するような6人組の弱小パーティの物語。
主人公最強ではない、リアルな設定の物語です。

主人公たちの成長があまり早くないので、特に前半はテンポが悪く感じるかも。
個人的には、4話区切りで物語が大きく転換していく、バランスの良い構成に高評価。
{netabare}1~4話は、物語の世界観の説明とマナトの死。
5~8話は、メリイの加入とマナトの敵討ち。
9~12話は、メリイの昔の仲間の敵討ち。{/netabare}

作画は水彩画のような街並みと、最後まで乱れなかった人物の描画はお見事。
バトルシーンも迫力があって、とても良かったと思います。

キャラには私の苦手なタイプが一人・・・。少しマイナス評価。
空気の読めないお調子者は苦手なんです。
しかも口が悪い。性格もイマイチ。
この嫌な感じが『SHIROBAKO』のタローみたいだと思っていたら、やはり同じ声優さんでしたか。

続きも見てみたいと思える作品でしたので、第2期を期待したいです。

投稿 : 2021/02/02
閲覧 : 2050
サンキュー:

94

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

丁寧

いきなり異世界に?

パーティを組んでもゴブリンに手こずる弱さ。
しかし、経験を積んで次第に上達していく。
この辺は丁寧に描かれています。

2話の終わりでほのぼのしていて終わりかと思った。

épisode.2.5 風呂の壁にかけた青春
――one more センチメートル
そこまで必要?w

ゴブリンの声優がゴブリン・・・?
動物がワオキツネザル、しっぽが犬のうさぎ、
ハシビロコウ等安易なものも多い。

背景ですが手書き風で丁寧に描かれています。
ただ、なんか納得できないです。
建物がぼろぼろに感じます。
魔女の旅々のような感じが背景が好きなので。

・義勇兵宿舎団欒室①を見てると照井さんが
やばい人だと思った。シホルきになったのに。

投稿 : 2021/02/01
閲覧 : 329
サンキュー:

11

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはよくあるなろう系ではない

このアニメはなろう系だが主人公が強いだけの転生ものではない。
弱いパーティの成長を描いている。

最初はゴブリンを倒すのにも苦労する。
貧乏で良い生活を送れない。
組んだばかりのパーティーなので人間関係ができていない。

爽快感は無い。
見てる方が少しハラハラしてしまう。
当然私はゴブリン倒したことはないし義勇兵の経験も無いし共感できない(笑)
はずなのだが、ちょっとしたことで言い合いになったり、欲しい物が買えなかったり。
そういうものがリアル感ありました。
見ていくと愛着が湧き、頑張れって思うし成長が楽しみになってきた。

そんな矢先にマナトの死という出来事。
キャラだけでなく自分もショックでした。
だが物語が盛り上がり厚みが出た。

その後は新メンバー・メリイの加入
メリイとはチグハグながらも少しずつ関係を築き、マナトの仇討ちをしてマナトの墓参り

マナトの死からここまでの流れが1番好きです。


終盤はメリイの昔の仲間の亡霊?との戦い、デッドスポットという大ボスとの戦い。
ここはパーティの成長を感じられて満足でした。

テンポが遅いかもしれないがシナリオ構成が良かった。
弱いパーティの成長を上手く見せてくれました。

音楽面は挿入歌とが劇伴多すぎると思ってたがそれは最初だけで気にならなくなった。今や(K)NoW_NAMEのファンです。
マナトの墓参りのシーンで流れるHarvestのシホルVer.は最高。

全ての面で特に文句なし。
強いて言えば転生設定が弱いので無くても良かったんじゃないかって事くらい。

弱いパーティの成長というのがあまり無かったので新鮮だった。
新米パーティのリアルそうな生活、ちょっとギスギスした人間関係、ゴブリン相手でも決死の戦いなどがしっかり描かれていた。
「これは命のやり取りなんだ」というハルヒロの台詞が初期のパーティのバトルを表していて人間もゴブリンも命がけなんだなと印象的だった。

地味かもしれないがクオリティ高いと思います。
本当素晴らしい作品です。


余談①

この作品のイベントに行きましたがアニメ全話をほぼなぞった朗読劇(合間合間に(K)NoW_NAMEの演奏)でこちらも凄く良かったです。引き込まれました。
こういうイベント増えて欲しいなと思ったものです。

余談②

2020年、4年振りに見返したのだが面白かった。
話を知ってるだけに良い意味で物足りなかった。
もっとボリュームが欲しい、続きが見たいと思った。

投稿 : 2020/12/28
閲覧 : 371
サンキュー:

13

がおー敦煌 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

かなり昔にみた作品です。

物凄く面白かった思い出があります。
何年前の作品か思い出せませんが、アニメのタイトルを見て思い出した感想が面白かったなって。

一回しか見たことはないのですが、ストーリーもキャラクターの精神状態も敵の強さも味方の強さもどれをとってもいい調整だったと思います。

この作品を見て声優をチェックした思い出がすごいあり、落合くんがキャラに声を当ててびっくりしました!
物凄くキャラと声があっている!うまい!お前おぼっちゃまスタイル忘れたんか!!!っと印象がガラッと変わりました。
オタクって言う情報は知っていたのですがまさか声優になっていたなんてって衝撃でした。

作画音楽は覚えていないので平均点です。

投稿 : 2020/12/16
閲覧 : 274
サンキュー:

5

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そうりょ1は灰になりました

「ささやき - いのり - えいしょう - ねんじろ!」
ゲームWizardryでは低レベルのキャラクターは簡単に死ぬ。高レベルでも全滅する。
キャラクターの容姿や性格などはプレーヤーの想像に委ねられ、いつの間にか脳内で
キャラクター同士が会話する。(ゲームにハマった人だけ)
そんなWizardryのオマージュ作品。

仲間の死を目の当たりにし、やり切れなく、それでも戦うしかない弱いパーティー。
街中でのやりとり、戦場での共闘を経て、絆を少しづつ深め、生き残る確率も高めていく。
そして、凶悪で因縁のあるモンスターとの闘いに、命からがら生還する。
生死を賭けた戦いや、仲間を想う会話を通じ、ゲームライクな世界は、現実感に満ちた
世界に変わっていく。
独特の背景描写も印象的な良作。

どうやら、この世界にはサムライはいないようだな。村正もないか。

投稿 : 2020/12/15
閲覧 : 343
サンキュー:

5

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灰と幻想のグリムガルのストーリー・あらすじ

薄暗い森の中、わずか2体のゴブリンを相手に苦戦を強いられている6人の少年少女がいた。
盗賊のハルヒロ、暗黒騎士のランタ、神官のマナト、戦士のモグゾー、狩人のユメ、魔法使いのシホル。
彼らには、ほんの数日前、暗闇の中で目覚めてからの記憶しかない。
自分たちが、どうしてこの世界――『グリムガル』にいるのか、わけもわからないまま、彼らは見習い義勇兵として歩み始めた。
ここで生きるために――。

主人公・ハルヒロがある日突然迷い込んでしまった世界・グリムガルにおいて、“生きるために”過酷な環境や仲間との絆に向き合っていく様を描いた青春群像×ファンタジー作品。(TVアニメ動画『灰と幻想のグリムガル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年冬アニメ
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪OP≫(K)NoW_NAME(ノウネイム)『Knew day』≪ED≫(K)NoW_NAME(ノウネイム)『Hervest』

声優・キャラクター

細谷佳正、吉野裕行、島﨑信長、落合福嗣、小松未可子、照井春佳、関智一、浪川大輔、安元洋貴、能登麻美子

スタッフ

原作:十文字青(オーバーラップ文庫刊)、原作イラスト:白井鋭利(オーバーラップ文庫刊)、 監督:中村亮介、助監督:柴山智隆、脚本:中村亮介、キャラクターデザイン:細井美恵子、キーアニメーター:浅賀和行/馬場健、美術監督:金子英俊、色彩設計:茂木孝浩、撮影監督:五十嵐慎一、編集:肥田文、音楽制作:東宝、音楽プロデュース:(K)NoW_NAME

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