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「天元突破グレンラガン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4243
棚に入れた
19913
ランキング
61
★★★★★ 4.1 (4243)
物語
4.2
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.3

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☆の総合評価
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天元突破グレンラガンの感想・評価はどうでしたか?

けーむら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観たい

ただの嫉妬かもしれません

9話で断念しました。(視聴回までの感想です)
理由はキャラを好きになれなかったことです。カミナとシモンという二人の主人公のうち、アニキと呼ばれるカミナがどうしても観るに堪えませんでした。

まず、年齢設定からして一番年上のカミナが熱血突撃脳筋野郎で「えっ!?」と思いました。無理して根拠のない自信があるように振る舞い、正しいと思ったことは無理をしてでもやり抜き、周りの人間に希望を与え引っ張っていくという点では理想のリーダー像なのかもしれませんが、さすがに作中では考えと行動が短絡的幼かつ稚すぎに感じました。
地下から地上に出て、未知の世界で敵の大きさも不明な状態でカミナのような突発的な脳筋行動は絶っっっっ対にありえないと思います。(アニメでこんな考え方ナをするのはナンセンスかもしれません笑)。

周りの人間がカミナより年齢が低いからか、リーダーとして無理をしてみんなを引っ張ってそれが実を結んだことのみピックアップされていように感じました(熱血発言等。感動的な言葉もありました)。すべてにおいて結果オーライって感じがします。未知の世界で指針を示すリーダーとして周りからの評価が高くなるのは理解できますが、さすがに年長者としての責任がある行動には感じられませんでした。シモン(ネガティブだが)とヨーコのほうがよっぽど冷静だと思います。

カミナという大きな背中の陰に隠れてしまっているシモンには少し同情しました。みんなリーダーとして優れているように見えるカミナを崇拝するのが当たり前の反応だと理解はできるけれど、しっくりきませんでした。17歳のあこがれの的のカミナとその付属品の14歳の冴えないシモンでは差があるのは理解していますが。

それと、ヨーコはシモンとくっ付いて欲しいという身勝手な願いを持っていましたが、ヨーコの年齢(14)を考えれば自分より幼く感じるシモンより、引っ張ってくれるリーダー的なカミナを好きになるのは当然だと思い直しました。

カミナの批判ばかりしましたが、その点以外ではとても完成度が高くストーリーも面白いものであると感じます。自分がカミナ的な人間ではなくシモンのような人間であることからの嫉妬で目が曇っているのかもしれません笑

続きはいつかは観たいと思います。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 332
サンキュー:

3

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

想像のその先をいくドリル

空前絶後、唯一無二のロボットアニメ。

あまりアニメって他人にはお勧めしないのだけど、これは数少ないどんな人にも一度は見て欲しいと思えるアニメ。

とにかくこれを考え付いた人が天才だと思う。到底一般人が考えられる想像の域を超えている。想像力の天才と言って良いと思う。
{netabare}
地下生活から果ては宇宙を懸けた戦いに発展するなんて展開を誰が思いつけようか。とにかく視聴者の想像のさらに先を常にいく感じが、このアニメの魅力だと思う。
ロボットのデザインひとつとってもガンメンと呼ばれる顔に手足がついたフォルムで、いままでの常識を破っている。また合体の仕方もあいまいで螺旋力によってなんでも片づけてしまうところもおもしろい。リアリティとデフォルメのうまい融合も見受けられる。
とにかくどこを切り取っても型破りで、それなのに作品としてはまとまっている。ドリルと進化がうまく組み合わさっているのが実ににくい。

キャラクターも魅力にあふれ、前半と後半で成長していくのもおもしろかった。これによって、子どもたちから大人にまで対象が広がったと思う。そして何よりも熱かった。

前半はカミナの死とそれを乗り越えるシモンの姿が、アイデンティティの確立を見ているようで、成長過程の少年少女に勇気を与えると思う。
後半は大人になったキャラのそれまでの関係性が変わったりというのが、まさに我々の実社会にも当てはまりそうで共感を得られると思う。
さらに終盤の展開は戦争そのもの。キャラを使い切ってきて、戦死者が続々と出る悲壮感と切なさはなかなか他の作品では出せないと思う。

しかし、最後はハッピーエンドとは言えないのが少し心残り。あそこまでの犠牲を払い、地球は救えたのだけど、それでもニアを失ってしまうというのはなぁと。救済があったらもっとスッキリ追われたかなと思った。

名シーンはたくさんあるけれど、特に26話の、無限宇宙の夢の中、シモンとカミナの対話のシーンはアニメ史に残すべき名シーンだと思う。

人生の大事な局面で参考にすべき良いセリフも多い。以下好きなセリフを少し書き残しておく。シモンの部分を自分の名前に置き換えて自分を鼓舞するのに丁度良い。何かに挑戦する人にはおすすめの至極のセリフだと思う。

「いいかシモン、忘れんな。お前を信じろ。お前が信じる俺でもない。俺が信じるお前でもない。お前が信じるお前を信じろ。」byカミナ

「アニキは死んだ!!もういない!だけど・・・、俺の背中に、この胸に、ひとつになって生き続ける。穴を掘るなら天を突く。墓穴掘っても堀抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!俺を誰だと思っている。俺はシモンだ。カミナのアニキじゃない。俺は俺だ!!穴掘りシモンだ!!」byシモン

「行けシモン。もしとかたらとかればとかそんな思いに惑わされんな。自分の選んだひとつのことが、お前の宇宙の真実だ」byカミナ
{/netabare}

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 362
サンキュー:

5

ニワカ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

8話で断念

かなり幼稚な内容。
雰囲気で見れる人は見れるのか?

投稿 : 2018/12/26
閲覧 : 333
サンキュー:

0

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見るべきです

いまさらグレンラガンを見ました
人気の秘密がわかったような気がします
久しく忘れていた熱い気持ちを思いだしましたね

全体的にとてもよかったです
ラストも私の好きな切ない感じでとてもよかったです
何の犠牲も払わずに何か大きなことを成し遂げることは不可能ということでしょうね

獣人も人も地球を守りたいという思いは一緒ということですね
もっと早く互いが同じ目的に向かっていればお互い大切な人を失わずに済んだのかもしれませんね

ここからは個人的に「ん?」となったところです
ニアが兄貴とはだれですか?というセリフですが
今まで○○とはなんですか?と言ってたニアが兄貴という言葉が人を指す言葉と知っていたのに違和感を覚えました。何かの伏線かと思い深読みしてしまいましたw
ヴィラルが終盤シモンたちにあっさり協力的になりすぎだと思いました
ヴィラルはグレン団にチミルフを殺されて復讐に燃えてましたし、その後も使えた四天王たちをことごとくグレン団に殺されてしまってるはずなのにあそこまで協力的になれるものなのでしょうか?彼も七年間で地下の人たちのために戦っていたようですし、地球を守りたいという思いのほうが恨みより大きかったのかもしれませんね

あと、ヨーコがかわいそうです いろいろと

投稿 : 2018/12/06
閲覧 : 297
サンキュー:

3

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観る価値あり

名作ですので一度くらいは見ておいた方がいいです。

他のアニメやラノベでカミナの超有名なセリフが
パロディとしてよく使われています。

元ネタを知らずにいるのは損です。

投稿 : 2018/12/02
閲覧 : 317
サンキュー:

7

kaito39 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

これほどわくわくして元気の出るアニメは他にないと思う。

辛い時に思い出せば元気の湧いてくるような作品。

終わり方に賛否両論あると思うけど、ハードボイルドというか、こんなかっこよさもあるんだなと考えている。

それでも前に進み続ける、っていう感じなんだろうなあ。

投稿 : 2018/11/29
閲覧 : 250
サンキュー:

3

アジュール さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観るときの年齢で見えてくるものが違ってくる。

アニメ好きなら知らないひとはいないこの作品。自分が初めて観たのは、20代前半だったと思う。

当時観た時は、兎にも角にも情熱的で熱いアニメという印象が強く、若かった自分は、その熱量のある演出に心を惹きつけられた記憶がある。

そんな自分も気づけばもう30半ばに差し掛かり、つい最近このアニメをもう一度観たくなり、なんとなく観始めた。
大まかなストーリーは記憶にあったものの、細かい部分で忘れていたことも多かったので、気づいたら夢中になって観てしまった。
面白いことに、20代に観た時はただ単に面白さとカッコよさしか感じなかったが、今は少し違った視点で観れたと感じている。

30過ぎると、20代よりも色んな経験をして、とくに仕事の面では、責任や時には壁にぶち当たることも多くなる。そして、なんでもきれいごとで済まそうとする大人社会に流されて、それがあたかも本心かのように、いつしか自分を正当化して生きてしまっている。
そう、今の自分はロシューの気持ちがとてもよくわかってしまう。まだ自分が未熟だったときは、ロシューはただの嫌なやつだったが、彼は彼なりの責任を果たそうとしたまでなのだ。

ただ、彼は大きな壁にぶち当たる。それこそ、どう足掻いても無理な状況だ。しかし、主人公はそんな絶望的状況も覆してしまう。

多くの人は、ロシューと同じように解決し難い問題を前にしたら諦めてしまうと思う。それは、責任だったり、背負ってるものを失いたくないがために、ひとは臆病になってしまうのは仕方がないことだ。
だけど、絶望的状況を打開するのは、諦めない心であり、可能性を信じ、自分自信を信じて、前に進むことだと感じている。
そこには、理屈も理論も存在しない。たらとか、ればとか関係ない。ただ、前を向いて歯を食いしばって、目の前の壁に対峙する。その向こう側を見ることができるは、その覚悟があるもののみだとこのアニメは語ってくれている。
そのことにこの年齢になってやっと少し気づけたような気がする。もちろん、実行できいるかと言ったら、まだまだ全然だと思う。

たしかに、このアニメは臭いセリフや大げさな演出が多いかもしれない。ただ、大声でわめいてるだけだというひともいるだろう。
しかし、大きな壁にぶち当たったとき、頼れるのは数字や理論じゃない。自分を奮い立たせる気合いと、自身を信じてやまないことなのだ。

長くなって申し訳ない。
恐らくこのアニメは、いい歳こいた大人が、自分が、自分達が本当はこうありたいと願って作った作品なんだと感じている。
そして、本当に大切な心構えとはなにかを教えてくれる、この名作を生み出してくれたことに、心から感謝したい。
人生はどんなときでも諦めてはいけないのだと。

投稿 : 2018/11/27
閲覧 : 229
サンキュー:

5

ネタバレ

ぺこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

勢いがあります

今はこれを見ています
まだ途中です
私は人間に似た機械の戦いが大嫌いです
人間に寄せるのは日本の意味不明な文化だと思っています
だってロジカルに考えたらコンパクト最強かなって
でもこの作品はそーゆーのはどーでもいい!みたいな
私は女なのでわからないのですが男性の幼き頃の僕の最強のメカを代言したようなそんな少年心をくすぐる作品なんじぁないかと
まだ見終わってないです
でも素敵だなって
理屈で言い伏せないのが心に来ました

大人になっても少年の心を忘れない
そんな方に見ていただきたいです

少女の心も少年の心も大切
大人の汚くならなきゃいけない世界よりも私は大好きです

序盤退屈で寝ちゃいましたけど本当におすすめ!

私は子供のアニメに惹かれるようです
だって純粋だもん!
純粋な方々におすすめです!

見終わりました!
意見が変わりました
スタッフの方々、作為的に段階をあげたのですね!多分;
完成度がものすごく高かったです
ジブリみたいな、子供が見るのと大人が見るのじゃ世界が少し変わる、みたいな!

おっきく説明すると、キャラクターありきが多い邦画、と、ストーリーありきな洋画、みたいな
カミナという熱きキャラクターを置いてみんなの理論を集中させてからの洋画!ッて思いました!
理屈がないのも素敵!
熱き思いに理屈はない!

ただ敵の申し分にも同情の余地?はあって
もしかして文明が進みすぎたら核とか色々自滅もあるのかなって
大人だから考えちゃう

でもまだ今は分からないから!男の子のお子さんがいらっしゃったら一緒に見たら素敵な作品!
未来は変えていくものだしね!

投稿 : 2018/11/11
閲覧 : 275
サンキュー:

5

dvmsi35301 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

勢いはある

細かい事考えないで楽しむ作品ですね。

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 274
サンキュー:

2

haiga さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

期待してたのに残念

熱くて面白いと評判だったので期待して観たのですが俺には合いませんでした。相棒のリーダーみたいな人がなんも考えて無さすぎて無理(^_^;)

投稿 : 2018/10/20
閲覧 : 444
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ダサいけど熱い

熱血アニメの金字塔。
このアニメのロボットを初見の人が見たら、大半は「ダサ…」呟くと思うが、観終わった頃には、「カッコいい」が付け足されるだろう。
この「ダサカッコ良さ」こそ本作の真骨頂のはず。

登場人物も王道だが、キャラが濃く、世界観負けしていない。
主人公シモンの成長は見ていて清々しいし、シモンの兄貴分カミナの生き様は非常に熱くさせてくれる。

理屈がある方が非常識、難しいこと考えたら負けみたいな世界観を殆ど勢いだけで作り上げてるのは凄い。

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 288
ネタバレ

ニック さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お前の信じるお前を信じろ!

他のアニメで名言といわれる言葉もそこまで響いてこない、涙腺が堅いのが自慢(?)の私なのだが、このアニメでは様々な言葉が胸の内にしまい込まれ、自慢の涙腺も綻ぶところだった。

!かなーりネタバレです!

{netabare}
思ったよりもロボットアニメをしていたというのが本作の印象である。
前半シモンの少年期はまさに王道の話の進め方がされ、特にカミナの死から立ち直る場面、ロージェノムとの戦いは胸が躍った。

しかし後半このアニメはロボットアニメの呈そうを見せてくる。
王道から外れた良くも悪くもロボットアニメらしい脚本、王道から外れた予想外な結末はこのアニメをただの熱血アニメから一段上に押し上げて忘れられないアニメにしているといえるだろう。また、後半も本来の良さを残していて見ている人を飽きさせない。青年期―――特に青年期の後半は物語に引き込まれ次の話を次の話をと求めてしまうほどだ。

作画の面では戦闘シーン、重要なシーンは「流石ガイナックス!」と舌を巻くものだった。
グレンラガンやガンメンたちがまるで生きているかのような作画がとても好き。手書きのロボットの良さがよく分かった。ムガンの3Dとの対比もありがちながらいい演出だと思う。
グレンラガンで作画の話をするとよく4話の話になるのだが、一応言っておくとあれは演出である。すべて演出である。だからと言って4話の評価が変わるのかと言えばそうではないと思うが、私はなんだか嫌いになれない。

音楽もすべて素晴らしいもので主題歌や挿入歌は聞いてるだけで気分が高まってくる。


       ○


少年期だけでこのアニメが終わっていたとしたらもしかしたら私はすべて☆5をつけていたかもしれない。
しかし、このレビューを書いている私が今まさに感じてる余韻は、青年期編がなければもっと小さなものだったろう。そしてこの余韻は他の素晴らしいアニメ―――コードギアスやシュタインズ・ゲートやSHIROBAKOなどなど―――を見終わった時と同じ余韻だ。

また、私はニアの扱いが不満であった。伏線も何もなく唐突に「実はアンチスパイラルのメッセンジャーなんだよー」と言われても納得いかない。いずれ納得いくものかもしれないと我慢していたが。最終話でニアを殺してしまったのは流石に“えええええええ”と思ったものだ。殺す必要はあったのか。二人で歴史の表舞台から消えて行ってエンディングでもよかったと思うのだが……。少年期の話を思い出すととても悲しくなる。と、同時に前述の余韻もニアの死がなければもっともっと小さいものになっていたんだろうとも思う。そして自分はニアが好きだったんだなあとも思う。

私はまだ一回しかこのアニメを通してみていないし、結末まで違うという劇場版も見ていない。たぶんこのアニメは珍しく何度見ても面白いアニメ何だと思うので、今はまだ消化しきれてしないものをとりあえず劇場版を見て燃焼させてみようと思う。
{/netabare}

とりあえずこのアニメを見ようかと迷っているやつは見るべきだ
最高の作画、燃える展開、長く長く残る余韻
素晴らしいアニメだった
【総評】98点

投稿 : 2018/09/20
閲覧 : 314
サンキュー:

15

あらあに さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素直に最高。

男がかっこよくて情けなくて、
女が可愛くて強い、
キャラが生き生きとしている作品。

作画は圧巻です。綺麗な絵が好きなので、最高でした。

投稿 : 2018/09/13
閲覧 : 218
サンキュー:

3

8bit さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男の子大好き 勢いロボットアニメ

作画、演出、キャラクターがとても良い。
「細かい事はいいんだよ肌で感じろ」というスタンスも勢いがあって良い。
ロボットのデザインは「なにこれダサイ」と最初は思うのだが
観ていると「なんかカッコイイな!」に変わる。
しかし改めて観るとやっぱりダサイ。

キャラクターが活き活きと動く姿にベテランアニメータの執念を感じられる。
嘘パースがガンガン盛り込まれた「ザ・作り物の画」
リミテッドアニメ・ジャパニメーションって良いよね!って語り合える作品。

お話はもうちょっとコンパクトにまとめられたはず。
しかし中だるみをするお話を含めてこの作品の魅力。
(2クールである以上仕方のない事。1クールでは足りない)
全話を見るには少し体力が必要だが終盤はキッチリと盛り上げてくれる。
熱いアニメが観たいのならオススメ。

投稿 : 2018/09/12
閲覧 : 267
サンキュー:

7

ネタバレ

たつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後は納得できないけど、名作

この作品は全話を通じてシモンに視点が当てられており、大グレン団の結成、カミナの死、そしてニアとの出会いによって成長していくシモンの姿に心を打たれました。

ーー以下結末についてーー

ニアの死については賛否両論あると思いますが、僕は否定派ではないものの納得できていません。なんでここまで夢を見せてくれたのに最後に現実に戻っちゃうの??なんとかしてよ!って気分です。

でもそのニアは、カミナの死を受け入れられないシモンに「死んだ人間を頼ることはできない」と言葉をかけ、自身の父を失ってなお「私は明日へ向かいます」と立ち止まることはしませんでした。これがニアの生き様であったなら、自分がいなくなってしまうことでシモンや仲間たちには立ち止まって欲しくないはずです。ニアが教えてくれたように、仲間との思い出を胸に自分の進むべき道を歩み続けているシモンは、ニアとの出会いを大切に胸にしまっている証拠なのかな、と。(でもだからこそニアならシモンが皆と一緒に歩む未来を望むと思いますが…)

アニメを見終えてニアの死が受け入れられないときには、もう一度作品を見直すとニアの発言(死んだ人を頼ることはできない、私は明日へ向かいます等)やカミナの死を乗り越えたグレン団の決意から納得できる答えが見いだせるかもしれません。

投稿 : 2018/08/31
閲覧 : 199
サンキュー:

3

ロリルス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか常識はずれじゃない?稚拙なレベル

オープンソングはとても好きやけど

投稿 : 2018/08/27
閲覧 : 582
サンキュー:

1

パスタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界一興奮するアニメ

最近無理に話を拗らせようとして逆に意味難解になって見づらいアニメって多いですよね。グレンラガンはそんなことありません。全部「ゴリ押し」です。
それはただ話が単調というのには直結せず、見事なアクションシーン、独特な台詞回し、主人公シモンがあることをきっかけにどんどん成長していく流れなど、少年心がくすぐられる展開ばかりです。
また、ロボ系が好きな方には総じて魅力的なシーンばかりです。
本当に面白いのでオススメです。

投稿 : 2018/08/19
閲覧 : 440
サンキュー:

5

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「やっぱり名作SFですね」

SFアニメファンなら押さえないといけない作品です。ストーリは割愛します。

まず、この作品を見るなら頑張って
①トップをねらえ(1988)、
②新世紀エヴァンゲリオン(1995)、
③トップをねらえ2(2004)
を事前に視聴してから見て欲しいです。そうすると制作会社である「ガイナックス」に脈々と流れるテーマを感じられて全ての作品が続編に感じると思います。

私自身は恥ずかしながら、いままで本作を見ていませんでした。というのもポスター画にでてくるロボキャラが、好みでない「マジンガーZ等の単体ロボ作品」を連想させる上に、イケテなさそうな主人公の少年、そして露出度満点のアホそうなヒロイン(結局一番好きなキャラになるのですが・・・)に興味をそがれてしまってました。ですが良い意味でイメージと全く異なる作品でした。見てよかったです。

ただし、本編が27話(実質26話)まであるので本筋が見えてくるまでは時間がかかります。私は6話位からやっとエンジンがかかり始めました。面白いプロットだなぁと思ったのは
・途中でメインヒロインがあっさり交代(あまり経験ない)、
・結構主役なキャラが割と早い段階で死ぬ
・物語全体の時間軸がかなり長いという点です。
特に「物語の時間軸」については主人公が「ガキ→少年→青年→老人」と成長していくんです。これは見ていて面白かったな。またSF作品としての世界観、敵だと思っていた相手が実は味方だった(世界観が一気に拡大)等などのプロットは「トップをねらえ2」の影響を受けているのかな?作品の終盤にはゴリゴリと作者のメッセージ性がでてきますが、「エヴァンゲリオン」ほどは重たくない。そんな作品です。

最後になりますがこの作品を見終わった後で、同じような作品をまた見たいと思った人は是非、「ダーリン・イン・ザ・フランキス」を見てください。

投稿 : 2018/08/05
閲覧 : 238
サンキュー:

6

こんにちは さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱い

熱い展開を持ってくる話



全ては強い想いが勝つと教えてくれました

投稿 : 2018/08/04
閲覧 : 219
サンキュー:

2

ダビデ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

17話から面白くなった。

ランキングが高かったので、視聴。
五話までで、設定のご都合主義などは良いのですが、総じて合わないかな~って感じで、断念を考えましたが、レビューを読んで、8話まで観てみて、再度、レビューを読んで、前半だけは観てみました。
後半初めから、内容が面白くなり、その後、一気に視聴しました。
ダサカッコイイイ?のを狙っているのか、私の感性がずれているのかよくわかりませんが、とりあえず、ゴチャゴチャして、ちょっと昔のアニメのご都合主義な感じは否めません(日曜日の朝のアニメとしては、全く問題ないけれども。)。
17話目以降は、ダサカッコよさが、小気味よくなりました。

投稿 : 2018/06/08
閲覧 : 384
サンキュー:

16

ちょめさん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

おもしろい!

オーバーロードが出てしまったので二番目に好きになりました

投稿 : 2018/06/08
閲覧 : 171
サンキュー:

3

アデュー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あつくるしいアニメ

皆さんが言う通り、熱いアニメ。
最初の方の作画が安定してないのは気になったが、あつくるしさでカバー(笑)
とても、熱いアニメだったが、記憶では熱血最強ゴウザウラーの方が熱い気がした。
あれを超える熱いアニメが見たいな。

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 158
サンキュー:

3

おさーん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ぎがぁあどりるるるるるる!

ハイテンション!
ロボット!師弟愛!
細かいこたぁいいんだよ!
おもしろければいいんだよ!
心が熱くなっちゃう!だって男の子だもん

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 273
サンキュー:

2

ネタバレ

百合好きのオタク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とてもアツイ物語

とにかくアツイ。
へなちょこ主人公が、戦いの中でどんどん漢になっていくロボットアニメ。アニキの生きざまがめちゃカッコいい。ダブルヒロインというのも得点プラス。やはり報われないヒロインがいることで、メインヒロインが一層輝いていたと思います。音楽もとても素晴らしく、ラップ×オペラという斬新な組み合わせには衝撃を受け、感動しました。メカもカッコいいし、喋るメカだったので、搭乗者の感情がわかりやすく伝わってきて、とてもよかったです。作画も安定していて、最後まで飽きることなく、気持ちよく観ることができました。僕の中ではトップクラスのアニメです。

投稿 : 2018/05/11
閲覧 : 199
サンキュー:

4

ネタバレ

tuturu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

燃える!!

完璧なアニメです!

投稿 : 2018/05/06
閲覧 : 284
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

このアニメがアツイというよりも、1部のレビューアーが暑苦しい(〃゚艸゚)プッ

すっごく期待してて、見たいアニメが無くなったら見ようと、かなり前からレコーダーに残していたのだが、3話ほど見ると…

なんかなじめない(;-ω-)ウーン

そこで、他の人はどんな感じだろうとレビューを見てみると…

「絶対見ろ!」

とかの命令調のレビューが多く目についた…

「なんかやだなぁと」思ってレコーダーから消そうかと悩んだまま、数日放置。


ふと、気になって再視聴すると6話ぐらいから楽しめた♪(´∀`*)ヘヘ


【命令調のレビューって…】
{netabare}前から気に入らない!

「なんで?お前なんかに命令されんのとアカンのや!」

と思ってしまってたww

でも…

その人達って、そのアニメにどっぷりハマってしまうから、ああいった発言をしてしまうのかと…

夢中なれるって羨ましい( *¯ ³¯*)ウラヤマ〜♪

私はハマっても「絶対見ろ!」とか使いませんけどね!

そんなにエラい人間じゃないので(´∀`*)ヘヘ{/netabare}

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 234
ネタバレ

つみきち さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高に面白い

まずストーリーがいいです。単純で分かりやすいのにとても熱くて感動します。友人に勧められて見てみたのですが、グレンラガンの最終的な大きさには驚きました。今でもよく思い返しては(デケェ‥‥)という気持ちになります(^ω^)1番見返したアニメでもあります。数年後的な展開はやっぱりテンションが上がりますね。終盤の多元宇宙迷宮のシーンがとても好きです。ドリルをひたすらぶつけ合うシーンも滅茶苦茶で、激しさが伝わってきて好きです。あと名言も沢山あります。1番好きなのは「一回転すればほんの少しだけ前に進む、それがドリルなんだよ!」です。この言葉はまるでこの物語を象徴してるかのようで鳥肌が立ちました。ラストも切なくて綺麗な終わり方でとても良かったです。個人的には映画はあまり好きではありません。

投稿 : 2018/04/10
閲覧 : 284
サンキュー:

4

ネタバレ

サタカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

途中からのめり込んだ作品

1、2話は凄くいい。ただそれ以降の作画の崩れ会が何話かあったのと例の8話のフラグがデカすぎて、やっぱり死んだかと思ったのと、それ以降のシモンの鬱回が数話続くのが苦痛。ここを乗り切れば熱く一気に突き進みました。
2部は最初から最後までずっと泣きながら一気に見ました。
後OPの曲が非常にかっこいい!

投稿 : 2018/04/03
閲覧 : 184
サンキュー:

2

ネタバレ

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

決して嫌いな作品ではないが…。キルラキルを見た後での追記

熱い展開、SF的概念に寄り添った世界観、スケールの大きなラスボス、などキルラキルとほぼ同じ内容ですが、比べるとキルラキルの方が好きでした。
何故かというと、やはりグレンラガンの方がワンパターンかつインフレし過ぎて、最後には飽きてしまうためと思います。

・主人公の搭乗機
{netabare} 最初はほぼ等身大だったのが宇宙規模にまでどんどん大きくなっていくスケールの大きさがこの作品のキモだと思います。が、敵も同様に大きくなるので戦いのスケール感がずっと同じで、結局は何か叫びながらドリルをごり押し、というパターンなので最終決戦の頃には寝落ちしてしまいました。 {/netabare}

・主要男キャラの顛末
{netabare} 四部ではグレン団の男たちが次々に死んでいきますが、正直言ってあまりキャラが立っておらず、個別の活躍の場もなかったので特に感慨もありませんでした。キタンすら、元々カミナとキャラが丸かぶりな上にヨーコにキスするのも同じとか、特に要らないキャラだった気がします。 {/netabare}

・ダブルヒロイン
{netabare} ヨーコが報われなさ過ぎ。ニアとシモンが相思相愛になるのも納得いかず。ニアは象徴的存在として最後まで色恋沙汰とは無縁にして欲しかった。そしてシモンはヨーコのことをずっと好きでいて欲しかったです。{/netabare}

キルラキルはこの辺りの不満を全て払拭していたので、グレンラガンを好きでない人でも見られると思います。グレンラガンを絶賛している人には逆に物足りないかもしれませんが。

投稿 : 2018/03/26
閲覧 : 394
サンキュー:

19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分を信じるな…お前を信じる俺を信じろ。無理を通して道理を蹴っ飛ばすっ…それがグレン団だっ!!

この作品は2018年3月時点、あにこれの総合得点ランキング22位で90.3点を叩きだしている名作の中の一品…
3,700件近いレビューが書かれていて、16,900人が棚に入れている作品…
放送されたのは10年前…それなのに今でもこのポジションを維持し続けているのは、それだけの魅力が詰まっているからにほかなりません。

この作品の視聴に至った理由はとても簡単…
2018年冬アニメの中で個人的に絶賛している「ダーリン・イン・ザ・フランキス」はとてもTRIGGER臭のプンプンする作品ですが、ダリフラを視聴していると妙な懐かしさを感じる気がするんです。

少し昭和チックなところ…
触れたら火傷しそうなくらいの熱を持っているところ…
これって「キルラキル」や「リトルウィッチアカデミア」に通ずるモノがあると思います。

でも、この作品の制作会社はGAINAXでTRIGGERではありません。
作風が似ているのに制作会社が違うなんて…
と思って調べてみたら、監督の今石洋之さん、メカニックデザインの吉成曜さんはTRIGGERに所属している上、シリーズ構成の中島かずきさん、キャラデザの錦織敦史さんは、何らかの形で上述した作品に関わっていたことが分かりました。

集まるべくして集まった人たちだからこそ作り上げられた作品といっても過言ではないと思います。
じゃなかったら、これだけの熱量を持った作品はそう作れないでしょうから…
あにこれ総合得点ランキング…22位の実力はやはり伊達ではありませんでした。

この物語の主人公は、ジーハ村に住む14歳のシモン…
この世界での人間は全員地下の穴ぐらで生活しており、シモンは来る日も来る日も穴掘りばかりしながら暮らしていました。

気弱で引っ込み思案な性格から決して友達は多くなかったシモンですが、そのシモンの良き理解者がカミナという17歳の熱血漢でした。

カミナとシモンの組み合わせ…見た目は凸凹ですが、お互い慕い合っている間柄…
シモンが笑っていられるのは、カミナが背中を押してくれるから…
カミナが熱血漢たりえるのは、シモンが縁の下の力持ちとして支えてくれるから…
だからお互いにとってはなくてはならない存在だったんです。

日の光の入らない穴ぐらでの生活…これに閉塞感を感じない人はきっといないと思います。
それはカミナにしても同じ…
そしてある日…これまでずっと強いられてきた穴ぐら生活から脱却できる千載一遇のチャンスが二人に訪れるのです。
このチャンスをモノにしない二人ではありませんでした。
ライフル使いのヨーコと、メカニックのリーロンと一緒に地上を牛耳る獣人族との戦いが始まり、グレン団の物語が動いていきます。

私は、世の中気合で何とかなるなんて事は微塵も思いません。
綿密な計画と準備…そして見合うまでに蓄積した実力と踏み出す頃合いがより成功を確実なモノにすると思っています。
だから、カミナの気合から発せられる言動は、私の範疇を遥かに超えていました。
序盤は「何といい加減な…」と思わなくもありませんでした。

でも、その気合に心も身体も慣れていくから人って本当に不思議です。
そして一度慣れると、今度はそれがないと寂しさを感じてしまう…
まるで麻薬の様なカミナの熱血漢ぶり…この世界の中ではなくてはならないエキスだったと思います。

人を引っ張って…魅せつける力…カリスマ性と言うんでしょうか…
それは不確かなモノ…だけど、その力に安心感や希望を抱き縋ってしまう…
そしてそれらを全て受け止める力量が確かにカミナにはあったと思います。

だから、これはいつもと同じ…いつもより激しく苦しかったけれど、いつも通りの今日を過ごしたら、明日に備えてしっかりご飯を食べて休息を取る…
だってどんなに疲れていても、寝不足だとしてもそんなの獣人にはお構いなしなのは分かり切っていること…
明日は明日でまた戦いが待っているのだから…

だからいつもの毎日が繰り返されなければならなかったのに…
どこで歯車が狂ってしまったんでしょう…
激しくたたきつける雨が大粒の涙と泣き声をかき消します…
こんな姿が見たかった訳じゃないのに…

でも彼らに立ち止まる事は許されていませんでした。
第1部の立志編「これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。」
第2部の風雲編「これは、運命と闘い続ける男の物語。」
第3部の怒涛編「これは、運命に裏切られながらも、自分の道を探し続ける男の物語。」
第4部の回天編「これは、戦闘因果に支配された宇宙の運命に風穴をあける男の物語。」

グレン団の前にはたくさんの敵が立ちはだかります。
仲間と団結力も以前よりずっとずっと増したけれど、やっぱり楽しいことばかりじゃなくて…
でも、このグレン団のみんな…凄いんです。

ここぞという時には自分を顧みる事無く、そして何も厭わず道を作って、それを後進にキチンと伝えようとするんです。
そしてバトンを託された仲間が、そんな気概に気付かない筈がありません。
先陣の思いに全力で応えようとなりふり構わず突き進もうとする姿勢…
敵が多ければ多いほど…強ければ強いほどみんなの全力が手に取るように伝わってくるんです…

アニメを見始めたばかりの頃…何も知らなかった私は作画の綺麗な作品を好んで視聴する傾向がありました。
でも今なら分かります…このような作風じゃ無ければ伝わらない思いがあることを…

全身が痺れる…を通り越して涙が溢れるほど彼らが格好良かったのが、ラスボスと対峙するグレンラガンと13本のドリル…
地に刺さる1本1本のドリルにはこれまで苦楽を共にしてきた仲間たちの雄姿…
キッと前を見据え、腕組みする13人はこれまで決して順風満帆だった道程を歩んできた訳ではありません。
満身創痍という言葉が安っぽく聞こえるくらい身体と精神に数えきれない程の傷を受けてきました。
ヨーコの風になびく赤く長い髪が万感の思いを膨らませると共に、軋轢も絆に変えられることを見せつけてくれるんです。
こうして始まる最終決戦…それまでの過程を踏まえ見どころだらけの作品です。
強いて欲をいうなら、ヨーコにはもっと幸せな道を歩んで欲しかったのが本音ですけれど…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

2クール計27話の物語でした。
半端ない熱さ…クラクラするほどの熱量を持った作品でした。
あにこれ総合得点ランキング22位の実力も納得ですし、作品の威力に圧倒されてしまいました。
引き続き劇場版を視聴したいと思います。

投稿 : 2018/03/23
閲覧 : 334
サンキュー:

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天元突破グレンラガンのストーリー・あらすじ

これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の天井が崩れ、巨大なロボットとライフルを持った少女・ヨーコが落ちてきた。(TVアニメ動画『天元突破グレンラガン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
GAINAX
公式サイト
www.gurren-lagann.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%85%83%E7%AA%81%E7%A0%B4%E3%82%B0%E3%83%AC%...
主題歌
≪OP≫中川翔子『空色デイズ』≪ED≫アフロマニア『みんなのピース』、HIGH VOLTAGE『UNDERGROUND』

声優・キャラクター

柿原徹也、小西克幸、井上麻里奈、小野坂昌也、檜山修之、伊藤静、中村大樹、谷山紀章、佐藤利奈、植田佳奈、阿澄佳奈、斎賀みつき、本田貴子、福井裕佳梨、梁田清之、根谷美智子、陶山章央、川久保潔、池田成志

スタッフ

原作:GAINAX、 監督:今石洋之、シリーズ構成:中島かずき、キャラクターデザイン:錦織敦史、メカニックデザイン:吉成曜、美術監督:平間由香、音響監督:なかのとおる、音楽:岩崎琢、撮影監督:山田豊徳、色彩設計:高星晴美

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