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「Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者(TVアニメ動画)」

総合得点
88.5
感想・評価
3651
棚に入れた
19715
ランキング
106
★★★★☆ 4.0 (3651)
物語
4.1
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.1

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Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者の感想・評価はどうでしたか?

☆コロ助☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんで最後まで見れたのだろう

1話はそんなに面白くありませんでした。

この作品は2話完結型だったので、その裏で本筋の話が進んでいくというタイプでした。

たしか20話あたりまではこんな感じで進んでいったと思います。

私的にはすごく退屈でした。

しかし、20話以降は圧巻でした。

急に話のテンポが速くなって引き込まれるように視聴していました。

最後の方で散っていった契約者たちが勢ぞろいしたシーンではちょっと泣いてしまいました。

退屈だと思っていた20話以前の話もこのシーンのためにあったといわれたらうなずけます。

初見ではこんな感じです。

2週目では評価も変わってきました。

契約者は合理的に判断して行動するとされていましたが、彼らにも結構人間臭いところがあって、それぞれ信念があるんだなと感じました。

彼らはみんな死ぬ間際でも各々の人生に後悔はないという感じがしてかっこいいですね。

まさに「わが生涯に一片の悔いなし」ですね。

契約者以外でもフアンはかっこよかったですね。

自爆シーンは泣きました。

というか後半の契約者たちが次々といなくなっていくシーンは泣きっぱなしでしたね。

最近、ドラマよりアニメで泣いてるかも(というかどろまじゃ泣けないわw)

投稿 : 2015/11/30
閲覧 : 157
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

う~ん、、

主人公に共感、感情移入出来ず、第一話で断念しました。
残念でした( ´△`)

投稿 : 2015/11/29
閲覧 : 196

あさかあな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

惜しい

1期、2期とすらすら見ました

それほど面白い作品でした

ヒロインも全員魅力的で流石だなと思いました

でも一言で言うと悔しい、と言うか惜しい作品だなと思った

特に2期は話の内容がちょくちょく分からず頭が混乱した部分が多々ありました
じっくり2クールでやってほしかったですね
銀や蘇芳とのつながり特にその辺ですかね?
好きな作品だけに悔しいです

それを除いても十分面白い作品なので良かったら見て下さい
自分は特に蘇芳好きです笑

投稿 : 2015/11/21
閲覧 : 98
サンキュー:

1

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公が格好良すぎる

最高に主人公が格好いいです
クールな外見なのに大食いなところとか…

沢山の話がありますが、どれも格好いい映画をみたような気分になれる作品です

OPも映像を含め最高ですよね

格好いい系の作品が好きな方には是非見てほしい作品です

投稿 : 2015/11/06
閲覧 : 304
サンキュー:

3

愛花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現時点で1番好きなアニメ♪

OPから引き込まれます!
すごくダークでクール☆

まずなにより黒(ヘイ)のキャラが最高に良いですね♪
私が見てきたアニメの中でいっちばん好きなキャラでございます(´・ω・`)♡

あるときは組織の命令で動く冷徹な黒の死神としてのヘイ、
あるときは妹を探して組織に背いても信念で行動するヘイ、
あるときは一般社会に溶け込むための大食い留学生李舜生としてのヘイと、
様々な顔を持っているのが面白く魅力的です(^-^)

すごく強いのがまたいいですよね(^-^)
能力自体は接触していないと使えずわりと不便だと思うのですが、
ワイヤー付きナイフや人間離れした身体能力とスピード、頭脳によって能力を最強たらしめています(*σ´ω`*)σ

DTB1期は2話構成がちょうどいいです!
合わせると40分ほど、短すぎて内容が薄くなることもなく、長すぎてストーリーを忘れてしまうこともなく(´・ω・`)

二部完結に見えてどんどん謎が深まっていき、また明るみに出ていきというところもよく考えてあるなーって思います

現時点で一番好きなアニメです♪

投稿 : 2015/10/29
閲覧 : 302
サンキュー:

23

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一目惚れ

リアルタイムで観てましたが、たまたまテレビつけたらやっていて即ハマりました。

ヘルズゲートの存在、能力者、能力を使用するための対価、ドール、コードネーム、組織、黒の仮面、黄の終盤での心変わり、アンバーの切なさと色々と個人的にツボ要素満載で全てにおいて大好きな作品です。

オリジナルアニメという事でラノベ原作ものに少し食傷気味の方には特にオススメしたいですね。

投稿 : 2015/10/15
閲覧 : 177
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動は余りしないが、第1シリーズの退屈さを耐えたら外伝・第2シリーズと倍増しで面白くなった異色作

※第1シリーズ(黒の契約者)、外伝、第2シリーズ(流星の双子)、総て含めた感想です。

全42話と長いのでこれまで敬遠していましたが、「アニメ総合得点ランキング」52位・「お気に入り登録者数ランキング」67位という高順位の作品はやはり一度チェックしておきたい、と考えて一気観してみました。

◆内容

{netabare}男エレクトロマスター?が主人公の能力バトルものだが、組織や国家機関の陰謀・謀略が複雑に絡んでくるセカイ系?{/netabare}


◆シリーズ別評価

第1シリーズ(黒の契約者)  ☆ 可 3.6 (72点相当)
黒の契約者-外伝-        ☆ 可 3.8 (76点相当)
第2シリーズ(流星の双子)  ★ 良 4.1 (82点相当)
-----------------------------------------------
総合                ☆ 可 3.9 (78点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


== DARKER THAN BLACK -黒の契約者- (2007年4-9月) ==

{netabare}- - - - - - - OP「HOWLING」、ED「ツキアカリ」 - - - - - - -
第1話 契約の星は流れた… (前編) ☆ 第1シリーズの作品舞台は東京
第2話 契約の星は流れた… (後編) ☆
第3話 新星は東雲の空に煌く… (前編) ☆
第4話 新星は東雲の空に煌く… (後編) ★
第5話 災厄の紅き夢は東欧に消えて… (前編) ☆
第6話 災厄の紅き夢は東欧に消えて… (後編) ☆ 
第7話 五月雨にクチナシは香りを放ち・・・ (前編) ☆
第8話 五月雨にクチナシは香りを放ち・・・ (後編) ☆
第9話 純白のドレスは少女の夢と血に染まる… (前編) ☆
第10話 純白のドレスは少女の夢と血に染まる… (後編) ☆
第11話 壁の中、なくしたものを取り戻すとき… (前編) ★ 黒(ヘイ)の過去話
第12話 壁の中、なくしたものを取り戻すとき… (後編) ☆ 続き
第13話 銀色の夜、心は水面に揺れることなく… (前編) ☆ 銀(イン、キルシー)回
第14話 銀色の夜、心は水面に揺れることなく… (後編) ★ 続き

- - - - - - - OP「覚醒ヒロイズム」、ED「Dreams」 - - - - - - -
第15話 裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み… (前編) ★ 星見様「終わりの始まり」、EPR登場
第16話 裏切りの記憶は、琥珀色の微笑み… (後編) ★
第17話 掃きだめでラブソングを歌う… (前編) ☆
第18話 掃きだめでラブソングを歌う… (後編) ☆
第19話 あさき夢見し、酔いもせず… (前編) ☆
第20話 あさき夢見し、酔いもせず… (後編) ★
第21話 粛正の街は涙に濡れて… (前編) ☆
第22話 粛正の街は涙に濡れて… (後編) ☆
第23話 神は天にいまし… ★ ここでようやく「終わりの始まり」開幕
第24話 流星雨 ☆
第25話 死神の見る夢は、黒より暗い暗闇か? ★ 第1シリーズの最終回
第26話 桜の花の満開の下 ☆ 円盤収録の特別編{/netabare}


=== DARKER THAN BLACK -黒の契約者- 外伝 (2009年12月) ===

{netabare}※-黒の契約者-と、-流星の双子-をつなぐサイドストーリー

第1話 ★ 沖縄編
第2話 ★ 香港編
第3話 ☆ 銀(イン)イザナミ化
第4話 × 続き、銀の冷凍保存が唐突で説得力がないのは残念{/netabare}


=== DARKER THAN BLACK -流星の双子(ジェミニ)- (2009年10-12月) ===

{netabare}- - - - OP「ツキアカリのミチシルベ」、ED「From Dusk Till Dawn」 - - - -
第1話 黒猫は星の夢を見ない… ☆ 極東ロシア編
第2話 堕ちた流星… ★
第3話 氷原に消える… ★
第4話 方舟は湖水に揺蕩う… ☆ 札幌編
第5話 硝煙は流れ、命は流れ… ☆
第6話 香りは甘く、心は苦く… ☆
第7話 風花に人形は唄う… ★ 函館~仙台
第8話 夏の日、太陽はゆれて… ☆ 仙台~大宮
第9話 出会いはある日突然に… ★ 東京(とくに池袋)
第10話 偽りの街角に君の微笑みを… ★ ※但しシナリオの強引さは×
第11話 水底は乾き、月は満ちる… ★ 同上
第12話 星の方舟 ★ 同上{/netabare}


◆総評

視聴時の率直な感想として、第1シリーズ(黒の契約者)はかなり退屈でした。
何度か視聴を打ち切ろうか?と考えましたが、それでも、本作を高評価する方々は一体どこを良いと思っているのか確かめたい、という気持ちが僅かに勝って何とか視聴を続けることが出来ました。

続けて観た外伝で、やっと少し面白く感じ始めて、その後見始めた第2シリーズ(流星の双子)が、意外にも目を離せない面白さ。
結果的に、頑張って観続けて良かったと思える作品となりました。


なぜ自分がそのように感じたのか?の確りした分析は、後日・・・出来れば良いな(たぶん無理)。


取り敢えず、第1シリーズと第2シリーズでは主人公が実質的に違う(「黒の契約者」「流星の双子」というサブタイトルがそれを明示)、ということで、第1シリーズの方の主人公にはほとんど感情移入できなかったが、第2シリーズの方の主人公には最初からそこそこ感情移入できたことが大きかったのかも知れません。

もしかしたら第2シリーズの主人公の声優が花澤さんだったのが良かったのかも?

投稿 : 2015/10/12
閲覧 : 700
サンキュー:

40

ひげくま さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

僕の正義がきっと彼を傷つけていたんだね

【ジャンル】SFサスペンス・超能力・大人向けバトル

【設定】
10年前に謎のゲートが出現して以来『契約者』と呼ばれる特殊能力者が出現するようになる。
能力に目覚め契約者となった人は感情が消え、論理的な思考で行動するようになる。
感情や人格が完全に消滅してしまう事もあり『ドール』と呼ばれている。

【あらすじ】
とある『組織』に所属している契約者の黒と猫、ドールの銀 達は、そしらぬ顔で町に潜み、戦闘、工作、スパイ…あらゆる任務を遂行していく

【感想】
グレーな部分というか曖昧さ加減が絶妙で、感想の押しつけが無い。
絶対的な正義なんてないし、善人か悪人かなんてのは主観に偏るもんだと思う。だから黒達を凄く魅力的に感じる。

ストーリー基盤はしっかりしているが、謎は謎のまま最終的な答えを出さない…もしくは答えなんて無いのかな。どう受け止めるかは観た人次第、ってスタンスが俺は好きです。

投稿 : 2015/10/02
閲覧 : 252
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悪くない

すみません、どう評価すればいいのか凄く悩む作品なので、今までのコメントを消去しました。

ただのアクションとして片付けるには深いし・・・
作者が伝えたかった明確なメッセージは表向きには出てきていないためか、なにかあるのは分かるけどうまく説明できない。

1回見ただと評価がむりそうなので、今までのコメントを消させていただきました。すみません。

投稿 : 2015/09/20
閲覧 : 289

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

黒さん、かっこよすぎ

25話+番外編1話の全26話です。

契約者と呼ばれる超能力使いたちの戦闘や警察の捜査からの回避、そして周りの人たちとの交流などさまざまな出来事がさまざまな所で同時多発的に巻き起こったり、それに伴う新たな事件や謎、陰謀などが明かされたりまた出てきたりととてもおもしろかったです。

「契約者」には超能力が使える分、その能力を使った代償としてそれぞれの契約者たちにはそれぞれの「契約対価」というものが必要になったり、本来人間が持っている「感情」というものが失われたりと超能力を得られる反面、失うものが多いっていうのが他の作品における「力を得られるかわりの犠牲」ということですね。

主人公である「黒(ヘイ)」はとある秘密組織のエージェントであり、同じく組織のメンバーである「銀(イン)」・「猫(マオ)」・「黄(ホァン)」たちと共に、その組織からの命令で様々な任務をこなし、時には架空の人間になったりと組織の命令によって動かされてきたのですが、様々な人と出会うにつれて黒たちは...

というめちゃくちゃな感じでかっこつけてまとめてしまいましたが、いかんせん記憶があやふやなのでこういう調べれば出てくるようなことしか書けないのです。完全なる自業自得です。

でも、覚えている分だけでも。

よく、「力を手に入れるために何か犠牲を払う」という作品はよくありますがこの作品は能力持ちがたくさんいて、しかもその契約対価がなかなかおもしろいものもあったりと、意外なところで笑わせてくれましたね。

そしてキャラも豊富で、黒が個人的にクールで(感情がほぼないのもあると思いますが)何か深い事情を抱えているような感じで好きですし、ドールである(完全に感情と人格を失っている人間のようで人間ではないのですが)銀も感情がない分なかなか可愛らしいところもあってよかったです。22話までは、各2話ずつの各話キャラが出てきますし、登場じてくるキャラ全員が敵に見えたり、関係無かったりと(ほとんどいなかったかも)なかなかよかったと思います。

このアニメは「DARKER THAN BLACK -流星の双子-」というタイトルで2期?もあって、おもしろいなと思ったらそちらも見てもいいんではないでしょうか。こちらは全12話です。

結論:やっぱり黒さん、かっこいいっ!!・・・もちろん他にも魅力的なキャラはたくさんいますよ。駄文長文でごめんなさい。

投稿 : 2015/09/05
閲覧 : 344
サンキュー:

4

ネタバレ

British さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

staffコメント抜粋

監督・原作…岡村天斎
この作品は高いところから全体の構成を見渡して全てが見える、という作りをしていません。そのため話の流れが少しわかりにくくなっています。

ダーカーにははっきりと正義の味方とわかる人物が登場しません。

そのような人物は自然には発生しない。だからこそアニメで描くべきという意見もあるが、そのような人物は結果として絶対に悪事の方に引っ張られると思う。何の抵抗もなく悪事に加担する人もいれば、悪事の中で葛藤する人物もいる。そのことを描けたらいいなと…

どう考えてもスパイ同士の戦いって、どちらかの側が一方的に正義だったり悪だったりはしない。大人の世界と一緒だと思うんですよ。

美術ボード…青井孝
ー最初に監督からどんなことを言われましたか?
ゲートの存在という違いはあるけれど、あまり深く考えず東京を舞台にしたいと。下町的な部分や、東京の街中や繁華街もあってそんなにSFな世界観でもないよと。日常的な世界観が出るといいなという感じでした。

ーボード作りで試行錯誤した部分は?
特に夜のシーンを一般的な暗いブルーではなく「緑にしたい」と監督の希望があったんです。
「ダーカーザンブラック」とあるように夜のシーンが多めとなっており、しかも緑を使って夜のシーンをまとめるといった独特さ故に何度もリテイクが出ました。


美術設定について
担当の岡田さん曰く、監督からはじめに「sfじゃないから頼む仕事はあまりないからね」と言われたのだが「そんなこと言わずやらせてくださいよ」といってくっついていったそうなw

主人公の暮らす海月荘をつくる
この作品にはSFに似合わずボロアパートのようなものがたくさん出てきます。海月荘はメイン設定の一つなので最初に作りました。実際に写真を撮りに行ったりもして、職質されたりして…ほんとに辛い思い出です(笑) 作業が始まったのが06年07月頃で毎週ボンズへ行き岡村さんと打ち合わせをしてました。ラフを持って行って、ああでもないこうでもないと。全然進まなかったですね。書いては直しの繰り返しで、最初の一点にOKが出るまでに二ヶ月もかかりました。 一番直しが多かった物は窓の大きさだったりします(笑)。

ヘルズゲート事始め
ゲートの中心が東京のどこにあるかは決まっていなくて、副都心をバックにゲートが見えると一番見映えがいいだろうなと、そんな感じで書いたんです。岡村監督とSF考証担当の鈴木さんが東京の地図を見ながら、ゲートの範囲は500Mが限界だなと、壁の上にクレーンが見えるのは建設中ではなく壊れたところの修理で、破壊工作を受けて修繕している。そんなイメージです。


脚本…菅正太郎
シリーズの最後って脚本家にとって伏線を回収する「答え合わせ」になるんです。 岡村監督が「小さくまとめるんじゃねぇ!」と言っているような気がしました。何か「1+1=2」じゃない、突き抜ける部分を求めてるんですね。思った通りにしかなっていない、突き抜けていないものは、監督は直感で多分分かるんですよ。その直感というのは監督の中の「ヘイ観」に照らし合わせて腑に落ちる、そこが根本じゃないかと思います。最終的に自分の中の印象としてはああやっぱり監督の手のひらの上にいたんだなと。そんな気がしますけどね。監督とやっていて一番思ったのが、プロの脚本家ならもっと面白いもの書けよ、というこだわりだと思いますね。

映像作品やバンドの音楽なども同様でしょうけど、監督も予定調和を乗り越える何かを求めていた。最初から決まっていることなんて何もないんだと。そういう認識からスタートする。そこからそれぞれが紡いでいく何かを、多分監督自身が一番楽しみにしてたんじゃないですかね。



ブックレットからの抜粋でしたが、私達がシーンの一部としか捉えていないヘイの家だったり、夜の色合いだったり、ゲートに関する設定の打ち合わせだったり、撮影していたら職質されたりと、一話の中に登場するキャラや建物、脚本をつくり上げるのにも時間がかかり、さらに一話を完成させるために何ヶ月もの時間がかかり、それを積み重ねていき初めてひとつの作品が完成する。

何かを創造する仕事というものはとてつもなく辛いことですが、とても美しく、かっこいいですよね。


最後に
ー岡村監督は、今後どんな作品を作りたいとかって、なにか構想はありますか?

岡村 次は、幼女が世界征服をねらう話とか、どうでしょうかね(笑)

投稿 : 2015/08/26
閲覧 : 242
サンキュー:

1

Ymtts さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さらなる興味をかきたてる

私にとっては、いろいろなアニメを見始めるきっかけとなった作品です。

契約者と呼ばれる能力者達と、「ゲート」、複数の「組織」にまつわる物語です。

淡々と、叙事的に進む作品で、そもそも「契約者」とは何か、何故生まれたか、という経緯と同様、キャラクター個々の物語も、それほど深く詳しく描かれることはありません。しかし、死んで終わる敵キャラでも、それぞれにひとつの人生がある(あった)ということが、ふとした会話や行動、回想から印象付けられることがしばしばあります。そういう意味では、大人向けと言えるかもしれません。

そういうわけで、ここに描かれている世界や登場人物のことをもっと知りたくなり、それにつれ、私の中で、この世界の立体感が増していったのでした。

とはいえ、主人公はなんであんなに強くてカッコいいのだろうかイイナー、銀はなぜあんなに可愛くて儚くて守ってあげたくなるのだろうかイイナー、という単純で強力な魅力だけでも、単純な自分は満足できたのかも。

もうひとつ忘れられないのが、エンディング曲。叙事的でクールな本編から、慰めるような温かく情感あるピアノの音に入った瞬間から、氷解が始まるようです。なんか…良かったな。銀きれいだな、世界きれいだな、と解決してしまいます(?)。

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 192
サンキュー:

1

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良質の異能バトル(スパイアクション)物

2007年の作品
大人の異能バトル物というかスパイアクション物というか

契約者と呼ばれる異能者達は
各国諜報部や裏社会にその能力ゆえに雇われ
対立する組織間の抗争に買い出されていた

その中の一人凄腕の契約者 黒の悪魔とも黒の死神とも呼ばれる
コードNO BK201こと コードネームHei
のお話

このhei君 普段は大飯食らいの中国からの留学生 リー・シェンシュンと名乗り一般人に溶け込んで暮らしている

所属する組織からの命令によって、敵対する組織やヤクザ、各国の諜報部を相手取り相手も契約者を雇っており契約者同士のバトルとなる
しかし、黒はその卓越した身体能力と契約者の力で 相手を壊滅状態に追い込むのだった。

と、ここまでは前半までのお話

1エピソード2話構成で 前半は単発で各抗争事件を描くのだが
後半になると
徐々に本題に入って行く
組織とは何か? 
ただ単に裏社会のシンジケートでは無く、全世界的な陰謀に巻き込まれて行くのだった。
《組織》については大どんでん返しが待っているのであった

感想
雰囲気が甲殻機動隊やサイコパスに似ていて 大人向き 
二話毎のストーリー構成が徐々に核心に繋がって行く作りも甲殻機動隊に似ている
何しろ音楽は菅野よう子さんだから余計そう感じるのかもしれない

CIAやら、MI6といった各国諜報部も出てきてかなり本格的なスパイアクションで
とても見ごたえがあった
また、警視庁公安外事四課の霧原みさき警視 これが サイコパスでいうところの
常森朱みたいな感じだった。

MI6のエースエージェント ノ-ベンバーイレブンが かなりハードボイルドな男気を
見せてくれたり
間抜けな探偵 倉沢ガイもそれなりに いい男っぷりを見せてくれた。

各契約者はその能力を使うと対価を支払わないとならないといった設定も良かった
異能バトル物は数あれど 能力に対する対価という設定があるのは、これだけではなかろうか?

作画も2007年という古さをあまり感じさせないほどいい

ただ残念だったのは、ゲートとは何か? ゲートと契約者の関係が何なのか?
そのあたりが明確にされていなかった点かな

殆ど萌え要素は少ないので、そっち系が好きな人には合わないだろうな

甲殻やサイコパスが好きならかなりハマルと思います。

二期もあるとのことで、そちらでこの謎が解明されるのを願ってみて見よう思います。

投稿 : 2015/08/08
閲覧 : 361
サンキュー:

24

よしぺ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

本当の星空を求めて…

♦︎全25話+1話(テレビ未放送)

◾︎感想◾︎

まず、アニメを見る前にあらすじなど事前に調べておくと理解しやすくなると思う。

観ていて感じたことは、契約者やドールたち…目が死んでいる。結構残酷で悲しいストーリーになっていて内容が難しい。
序盤は、なんのことか全く分からない感じだが惹きつけられるように観てしまっていたw後半からは、話が繋がっていくラスト3話は結構盛り上がる。

設定もなかなか面白く
・世界が何故か偽物の空に覆われてしまった。
・偽物の星と契約し特殊能力を得た「契約者」が出現。
・契約者は心を対価に能力を発動する。
・ドールは心が無い代わりに霊媒能力がある。

「対価」というものが面白く、能力をつかうために「対価」を払う。これは、人それぞれで「これが対価??」っていう人もいる。

内容について…何が、『善』で何が、『悪』か分からなかった。主人公は本当にいいことをしていたのか?自分には理解できなかった。

完全には、理解していないのでよくわからない点も多い。難しい…自分が頭悪いだけかもしれないけどww

満足度
★★★☆☆

オススメ度
★★★☆☆

評価B

◾︎まとめ◾︎

世界観は良かったが、設定が複雑すぎるw でも、終わってみれば結構考えさせられるアニメだと思った。

投稿 : 2015/08/02
閲覧 : 420
サンキュー:

6

サブアカウント01 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雰囲気が非常に良いです

どこか静かさ、悲しさ、怪しさのある雰囲気
厨二心をあおってくれる能力バトル。
あと退化がある設定てのがより厨二心を震わせてくれます


数話見て雰囲気が合いそうだったら最後まで楽しく見れる作品だと思います。

投稿 : 2015/08/01
閲覧 : 233
サンキュー:

2

mania2015 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

微妙に飽きた!序盤を乗り切って!

序盤はかなり飽きる。2話完結のストーリーで観やすいように思えますが、契約者(能力者)の意味というか、存在理由がかなり不明のまま進行していくため、なんか消化不良が続きます。中盤から内容が明確になっていくのでやっと面白みが湧いてきます。ここまで来るのにかなり飽きるので、頑張って観ることをオススメします。後半からは、少しずつ盛り上がりを見せるので飽きることなく観賞できます。ただ、特別面白い展開ではないため評価的には普通になってしまいました。暇潰しには、オススメ出来ます!

投稿 : 2015/07/30
閲覧 : 250
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

基本的に2話で一つの話が終わるという、テンポが良く見やすいアニメでした。

普段は留学生の李として温和で優しい一面を見せていて、戦闘の時はクールで強い。そして、どこかいつも哀愁が漂っている黒がとてもカッコよかったです。個人的には、November11がキザでカッコよくて一番好きでしたね、死んだ時は残念でした。

見る前は超能力系のバトルシーンばかりの作品と思っていたけれど、バトルシーンの充実はもちろん、契約者、人間、ドール、警視庁など、色んな人物の心理面もバトル同様に重きを置いて取り上げている、深い作品だったと思います。

投稿 : 2015/07/28
閲覧 : 197

maako さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二期よりかは一期だな

微妙だなーと思いつつ結局最後まで観たからまぁ面白かったのかな?自分でも面白かったのか微妙だったのか謎(笑)
けど断念するアニメも多い中これは、2期まで一気に観たから面白かったってことかな!
最後辺りは面白かった!
私の好むアニメではなかったってことかな。

投稿 : 2015/07/25
閲覧 : 237
サンキュー:

1

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さすが、ボンズの独自性、独特性

 今までのアニメとは違うものを感じるね

フェイ、マオ、イン、ホァン

ボンズっちゃ魅力あるキャラと独自の独特のストーリー

一番好きなキャラは アンバーです(*´ω`)

 最後、フェイたちのために能力使って亡くなるなんて・・・

未来みるために若返るか~ 不死ではないのかどうなのかが

少し気になりました

投稿 : 2015/07/24
閲覧 : 355
サンキュー:

3

ネタバレ

marron さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

。。。。。

惰性で最後まで見たけど、面白いのか?って感じで印象が薄い作品。

自分には合わなかったな。

投稿 : 2015/07/23
閲覧 : 225
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0

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あの夜、君の見た星空を僕は知らない

観たいリストの棚を古い順に並び替えてみた結果
この作品が1番古い作品のようです

ジャンルはSF、アクション

「契約者」と呼ばれ、組織の任務で暗殺をする主人公と
その仲間達との交流
また、「ゲート」を巡る組織と契約者の争いの物語

序盤は2話完結の物語が続き
最後の3話で最終局面を迎える

最初は只のアクションアニメだと思って観ていましたが
終盤観進めるにしたがって、これはやられたという想い(もちろん良い意味で)
何気ないストーリーの中に少しづつ伏線があり、終盤で符合する
本当に良い仕事してます
最後まで観ないと面白さ半減なので
途中で断念した方は勿体無いですね

契約者も、単に能力が使えるだけでなく
能力に対する対価を支払わなければならなく
各契約者によって対価もさまざまで
対価の内容もユーモアに富んでいました

キャラは銀(イン)がお気に入り
福圓美里さんが声をあててますが
ストライクウィッチーズでの元気で活発な印象が強かったのですが
今回の様なキャラの方が好きです
あと水樹さんが主要キャラやってる作品初めて観たかも

音楽スタッフは菅野さんでしたが
独特の世界観は影を潜め随分おとなしい感じだったようです

最後の幕切れも良く
最近のアニメは尻切れトンボな感じが多いので
こういう纏め方を見習って欲しいものです
1クールのアニメでは難しいのでしょうが・・・

投稿 : 2015/07/22
閲覧 : 440
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20

wonder_boy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

初めまして、リー・シェンシュンです。

ずっと前から観ようと思ってた作品で
ようやっと観ました。笑

中々の高評価だったので期待していたのですが
正直特別面白くはないっす。笑

感想として随分と人が死ぬ作品だったって感じかなぁ。

内容事態は悪くないのですが
いまいちハッキリしないところが
俺的にはあまり好みではなかったです。

能力面でも最後らへんもっと具体的に
説明がほしかったかなぁ。

まぁ面白くないわけではないので
観てみる価値はありますね!

作画も古いわりにはよく動いていたし
声優も豪華なのでそこは評価できますね(^^)v

投稿 : 2015/07/20
閲覧 : 241
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4

ネタバレ

眠夢 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

やばいかっこいいすごいって感じこれ見たら中二病になりそう痛い発言してまいそうやわwシュタゲみたいにどこの機関の妨害だとかこれが俺の代償だとかま、それくらい面白かった。

以上

投稿 : 2015/07/06
閲覧 : 238
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1

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルからして、いけてるでしょ!

絵(キャラデザや作画)は正直に言えば、
好きな方では無い。
話の内容がSFだが、それはアニメでは当たり前で
(最近のアニメにはこの言葉が当てはまらないものが、
多くなってきた。
それはアニメに課された文化の幅が一回り大きくなったのだと思う)
問題は設定や描写でどれだけ、
それにリアリティを持たせるか、というもの、、、

この話はそれがしっかりしているので、
1話毎の食い違いがなく、話を追うごとに
それらが積み重ねられていく感じ。
だから、とんでもないSFにもそれなりのリアリティが
感じられる良作。
ちなみにそのSF設定を紹介。
ある日突然、東京に「ヘルズ・ゲート」と呼ばれる領域が出現し、
それと時を同じくして「契約者」と呼ばれる、
特殊な能力を持つ者達が現れ始める。
主人公もこの契約者の1人。
全てが謎、全てが架空の設定の中で話が進む中で
徐々に謎が解けて行き
架空の世界がじっくりと視聴者に馴染んでゆく。
テーマは主人公は誰?、主人公の目的は?
そもそもヘルズゲートとは?

投稿 : 2015/07/03
閲覧 : 241
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5

ネタバレ

あゆとも さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなどれない超能力者アニメ

超能力者物というと、とかく少年向けになりがちですが、これは数少ない大人でも楽しめるアニメだと思います。
ある時突然この世に数千人の契約者と呼ばれる異能の力を持つ者が現れた。彼らは合理的な考えを持ち、人間の心を失っている。人間を殺す事にためらいを持たず、与えられた仕事を淡々とこなす…
こんな事が実際にこの世に起こったら…という事を考えたら、リアルにこのような流れになるのではないかと思わせる内容でした。
厨二病的なバトル部分もわりと抑えられており、主に契約者と普通の人間との関わりが中心に書かれています。
前半が長いように思いますが、後から考えると契約者にも様々なタイプがいるのだという、意味がある前ふりです。15話位から少しずつ話が動き、終盤は勢いづいて終結する、という感じ。
吟味された言葉づかいがかっこよい。絵もきれいでキャラが立っていて2話で1つのお話が終わるテンポもサクサク見れて良かったです。

以下完全なネタバレと備忘録的な感想です。

{netabare}触ったら凍らせてしまう、真空を作り出す、重力を操作する、爆破させる、発火させる…こんな人間が身近にいて、人間の心を持っていなければ…政府は秘密裡に彼らを排除する事を考えるのは当然かもしれません。しかも相手は数千人しかいない…天文部で偽りの星を観測し、契約者の監視をさせる。一般人に対してはME技術を駆使して目撃者の記憶を消し、契約者の存在も都市伝説化させている。危険な契約者は契約者をして排除させる。そして、人間は用意周到に契約者を支配し、コントロールする事に成功しました。ダマして、信用させて。
でも、契約者は人間の心を持たない、合理的な考えしかしない、夢を見ない。とは本当でしょうか。ここに書かれている契約者はかなり非合理的で人間らしい心を持っている者もいました。夢を見るニック、亡くした娘を思い自分を罰する対価を選ぶブリタ、嫉妬の心を持つマキ、最後まで上司を信じようとしたノーベンバー…彼らをひとからげに「契約者だから」という理由で消滅させようとしたのはあまりに横暴だったのかもしれません。

組織の横暴に気付いたアンバーは最後には自分の命をかけてヘイに選択を迫ります。「契約者を生かすか」「人間を生かすか」でもヘイの選んだ第3の選択により、人間はより苦境に立たされた状態で契約者と向き合わなければならなくなります。
これも、契約者を信じられなかった人間への罰なのかもしれませんね。

志半ばで命尽きたアンバーは本当の未来は見えてなかったんですね。彼女はヘイの選択する未来をどう想像していたのでしょうね。
契約者も生き物です。50~60年もすれば寿命で自然に死んでいくんじゃないんですかね。そっと静観しているという選択肢はなかったんですかね。色々な事を考えてしまいました。{/netabare}

投稿 : 2015/06/27
閲覧 : 263
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0

からあげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まあまあ

でした。

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 237
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1

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

能力者

アクションセンスがスッキリしていて見やすくかっこいい仕上がり。
独特的な世界観とセンスに惹かれます。

投稿 : 2015/06/05
閲覧 : 249
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0

nf918 TELL さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一通り観終わってやっと納得する。

 序盤は一話完結ならぬ二話完結のペースで進むアニメです。後半に入るにつれて話は核心に迫っていき、やっとこの世界観を理解する事が出来ました。理解するために必要なヒントが序盤に上手く隠れています。
 ただ、「原因不明」や「突然」といった言葉や設定が多く、それがこの話をより複雑にしている気がしました。今まで観てきた中でもかなり複雑なストーリーだと思います。二度観る事をお勧めしたいです。クライマックスは特に印象深いので二度目もワクワクしながら観れると思います。
 
 星の評価はそれほど高くありませんが、それ以上にこの作品を評価しています。

投稿 : 2015/06/02
閲覧 : 269
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7

ネタバレ

ダリア さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考察

ボンズのさり気なく良い作画に世界観が良くマッチしてます。
特に世界観の確信に一番迫っているのが19,20話の「あさき夢見し、酔いもせず...」。
中々ヘビーなストーリーも多い本作でも一、二を争う程救いの無い脚本であると同時に、
岡村監督のよく練られた全体構成の一端が相見える回でした。
ここから本編のネタバレがあります!直接的なネタバレを多く含む考察なので注意。


{netabare}

「分かるかい?契約者と人間の違い」

「契約者には心が無い」

「......本当にそうだったかい?」

「契約者には罪の意識がない」

「契約者であろうがなかろうが、罪を犯す者は犯す」

「能力の有る無し、それは明らかに違う」

「それはオマケみたいなモンさ。能力なんかなくても、銃や刀があれば人の命を奪う事は出来る」

「人間と契約者の一番の違いはその精神構造。いわゆる合理的判断って奴だ」

「人間の社会では感情や常識に囚われず、利益だけを求められる奴が成功するように出来てるだろう?」

「契約者ってのは案外、そのシステムを勝ち抜く進化の形かもしれないよ」



20話での黒とアルマの会話です。契約者とは特殊な能力と引き換えに、ある種の脅迫観念のようなもの、対価を払う事を強いられるほか、進行が進めば倫理観、人間らしい感情の欠如といったような症状に見舞われ、良心の呵責に駆られる事も無くなり、いずれ最後に残るのは自らの損得勘定のみを優先する合理的判断のみ、と作中何度も説明されます。
人の形をしただけの哀れな殺人マシーンと化す、と。
しかし本当にそうでしょうか。
もうどんな視聴者でも気付いている筈です。
上記の会話に至るまで、20話分の黒の行動の先に現れ、立ち塞がってきた契約者達は皆、感情を持っているかのように怒り、僻み、泣いて、また何かに対しての執着心が強ければ
多少合理的でなくともそれに固執する傾向も見られました。

契約者でありながら人並みの心を宿すに至った登場人物達は、基本的に例外と明記されない限り他者から人間扱いされています。銀は黒に、ハヴォックは引き取り先の家族に、売られかけたドールは中澤組の桜井に、といった具合で。
受動霊媒のドールである銀と桜井のドールは特に分かりやすく心が芽生えていましたね。
元々ドールも契約者と同じく感情の起伏に欠け反応が薄いだけで心が無いわけではないそう。

個人的に好きだったのはノーベンバーイレブン。敵だった黒に影響されて、騙していた上司を始末します。
契約者なのに、全く合理的な判断でない行動。
彼は最期の瞬間、『対価』を放棄し、契約者の炎を消して人間として生涯を終えました。
エイプリルの敵討ちにマキを自らの手で殺める事に拘る帰属意識の高さ、
死の瞬間まで誇り高く在ったノーベンバーイレブン、恰好良すぎです。

あと、17、18話の「掃きだめでラブソングを歌う...」が好きです。
上の命令に反逆してでも、大切な何かを守ろうとする桜井を助ける立ち位置を選択する事によって将来的に「組織への反逆」を迷わず選択する事を示唆している、というかそういう運びになった時生きてくる展開ですし、そうでなくとも守る為行動する桜井、守れなかった一橋、行動できない黒の
対比と及ぼす影響が美しい脚本でした。
最終的に桜井もドールも無事なのがまたニクい。

人間の心とは外的要因によって大きく変化します。生まれ持っての善人など存在せず親の、保護者の背中を見て育っていきます。それは契約者とて同じ事でしょう。
対価とは、能力と引き換えに見失ってしまった人間性を取り戻す行為、だそうです。
作品の性質故多くは語られませんが、何かのきっかけで『契約者』となり
銀→キルシー のように感情を失ったように見えても、それは『少しの間見失ってしまった』だけで、外的環境によってまた心を宿す事は出来るという事でしょう。

怒涛の勢いで全ての思惑がゲートへと収束していくクライマックス。猫と黄がああもあっさりと退場してしまったのは惜しいばかり。後半の黒、銀、猫、黄はお互いの事を理解しあい信用して本当の意味でチームになっていたので、その時間を少しでも長く見ていたかった。

ラスト、黒が選んだのはゲートを再び張り不可侵領域を構築する『契約者』側の選択肢でも、パンドラの反粒子砲によって契約者を根絶やしにする『人間』側の選択肢でもない、第三の選択肢、『契約者と人間の共存』でした。
李舜生という優しい人間的な側面、黒という合理的な契約者の側面、この二つの仮面で隠し続けてきた本来の彼の選択を、死んでいった仲間達は、白は促します。
桐原美咲の呼びかけに対して、
「李という男はもういない」
もう彼は李舜生でもBK201でもない、只人間と契約者との共存を臨む優しき兄なのです。

{/netabare}

さて、このDTB、契約者やらドールやらそういった特殊な人間の謎と本質を仄めかすような描写が多く、皮肉にも人間らしくないと説明されている契約者達の情緒溢れる人間ドラマが魅力的ですが、黒達の属している『組織』の全貌や契約者を生み出した地獄門について、つまり人間周りの世界観の
根幹は断片的にしか語られないんですよね。言わば不透明な世界観がDTBの世界観というか。
多くを語らず視聴者に判断を委ねる雰囲気もまた魅力でした。もうすっかり
岡村天斎監督の織りなす世界観の虜です。

投稿 : 2015/05/24
閲覧 : 385
サンキュー:

4

じゅじゅん^ ^ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

自分用メモ

14話まで。
異能、バトル、ダークファンタジー系アニメ。
設定は嫌いではないけど、物語が特に説明もなく淡々としていて全く引き込まれない。
高評価で期待したけど実際はかなり裏切られた。

投稿 : 2015/05/21
閲覧 : 304
サンキュー:

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Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者のストーリー・あらすじ

10年前突如東京を襲った異変、通称「地獄門(ヘルズ・ゲート)」といわれる未知の領域が出現したその時からこの世界は本当の“空”を失い、夜空を覆う満天の星空は偽りの星達のものとなった。また時を同じくして「契約者」と呼ばれる特別な能力を身につけた者達が現れはじめる。人間らしい感情や「契約対価」という代償と引き換えに人外の能力を得た存在である彼らを利用して、このゲートに関する情報を得ようと各国の諜報機関が東京にエージェントを送り込む。(TVアニメ動画『Darker than BLACK-ダーカーザンブラック 黒の契約者』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.d-black.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/DARKER_THAN_BLACK_-%E9%BB%92%E3%81%AE%E5%A5%91%E7%B4%84...
主題歌
≪OP≫abingdon boys school『HOWLING』、アンティック-珈琲店 『覚醒ヒロイズム~THE HERO WITHOUT A "NAME"~』≪ED≫Rie fu『ツキアカリ』、HIGH and MIGHTY COLOR『Dreams』

スタッフ

原作:BONES/岡村天斎、 監督:岡村天斎、シナリオ:吉野弘幸/岡田磨里/大西信介/菅正太郎、キャラクター原案:岩原裕二、キャラクターデザイン・総作画監督:小森高博、美術デザイン:青井孝/岡田有章、プロップデザイン:やまだたかひろ、色彩設計:水田信子、美術監督:青井孝、撮影監督:神林剛、音楽:石井妥師、音響監督:若林和弘

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