ぽ～か～ふぇいす さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ほっこり癒し系飯テロアニメ

原作未読

深夜帯に美味しそうなご飯が出てくるアニメって
いつの間にか一つのジャンルとして確立されつつありますよね
たぶん一般的な生活リズムで生きている人にとっては
深夜アニメの時間帯ってすごくお腹が空いてくる頃合いで
普段以上にグルメに心を惹かれるんじゃないでしょうか？
まぁ、深夜アニメをリアルタイムで見ているのが
果たして一般的な生活リズムといえるのか多少疑問が残りますが・・・
私自身毎週0時ごろ帰宅して夕（？）ご飯を食べて
ちょうど満腹な頃に見ていたので
飯テロ攻撃は華麗に受け流していたのですが
最終回の日だけはあにこれオフで徹夜から
直で仕事に向かった結果
帰宅してすぐ力尽きてリアルタイム視聴は断念
録画したものを昨日の夕飯前に視聴したところ
お好み焼きが食べたくて仕方なくなりましたｗ
しかもなんかお好み焼きチェーン店道頓堀で
コラボメニューやってるらしいじゃないですか！
sb69コラボの時にも道頓堀に食べに行ったのですがそれ以来なので
久々に食べに行きたいなぁ・・・

そんなお食事アニメな側面もありますが
どちらかというとメインは父子家庭の育児生活が中心のアニメ
いわゆる日常系アニメよりもよっぽどリアルに「日常」が描かれています
しかし、親子喧嘩だったり、幼稚園でのトラブルだったり
基本的に問題発生→ご飯を作って食べて解決！の流れで
ゆる～くストレスのない日常を描く日常系とは真逆の手法ですね
ただそういった喧嘩したり、わがままを言ったりしているシーンも含めて
つむぎ役の遠藤璃菜ちゃんの演技がとてもかわいらしかったです
ばらかもんで陽菜役をしていた時は
なる役の原涼子ちゃんのほうばかり注目されていましたが
いや、この子もすごいですねぇ・・・

声優といえば端役の幼稚園の友達のおかあさん達が
柚木涼香、名塚佳織、 日笠陽子と無駄に豪華でびっくりでした
ヒロイン小鳥役のはやみんも良かったですねぇ

原作はいまだ続いているようですし
円盤の売り上げ次第では2期があったりするかもですが
10月から毎月1巻ずつの全6巻なのに
なぜか全巻発売される前にBOXも発売されるんですね
特典ディスク類等はつかないですが
その分お求めやすい価格になっているようです
なんだか最近円盤のBOX化が異常に早い気がします
ものによっては最初からBOXのみだったりするものもありますね
しかしこんな感じでBOXが発表されている中で単巻を売るのは
売り上げにブレーキをかけちゃいそうな気もしますがどうなんでしょう？

個人的には2期があればぜひ見たいアニメでした

あさがお さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

タイトルなし

原作の漫画が人気があるみたいで、本屋さんでやたらポップを見た
なのでアニメになって見るのが楽しみだった
題名の甘々はおとさん？
稲妻はつむぎ？

ピーマンはね私も好きじゃない
苦いから…

つむぎ作曲のサメの歌が頭でぐるぐる
だまにならない歌とかね

これは癒しですね
ほんわかな気持ちにさせてくれます

Ka-ZZ（★） さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

料理のパワーを実感させてくれる物語…

この作品の原作は未読ですが、はやみんが出演するという事で視聴を決めた作品です。
その後ジャケット一杯に映っている満面の笑みがとても可愛らしい女の子を見て、視聴が楽しみになった作品でもありました。

この物語の主人公は、高校教師の犬塚 公平…彼には5歳になる幼稚園に通う一人娘のつむぎと一緒に暮らしています。つむぎの母親は半年前に病で亡くなっていたので、犬塚家は父と娘の二人暮らし…

幼稚園といったら一番かわいい盛り…きっと目に入れても痛くない程溺愛していたと思います。
でもその途中で強制退場させられる…残された方もこれからの事を考えると大変ですが、残れなかった方はどんなに辛いんだろう…と思います。
放棄した訳でもしたい訳でもなくて…これまで通りずっと一緒に居たいのに…
そんなささやかな幸せすら摘み取ろうとする病はどれだけ恨んでも全然足りない…きっとそんな存在だったと思います。

それでも一日毎に少しずつ削り取られていく命を実感しながらも、最愛の娘の前では気丈に明るく振舞っていたのでしょう…
こういうかけがえのない思いの上に犬塚親子が成り立っているんだ…と思うと、今を一生懸命生きる大切さを感じずにはいられません。

でも、それを一番肌身に感じているのは犬塚先生だと思います。
だからといって何でも直ぐにパパッと出来ちゃうほど家事は甘くはありません。
特に料理はこれまでの実践経験が無いと、紫色の毒々しい何かになってしまうかもしれない…

そんな時、お花見にきた犬塚親子は、公平が副担任を務める1年A組の生徒である飯田 小鳥が、お花見会場でお弁当を食べているところに出くわすんです。
彼女との出会いが、公平に料理をするきかっけとなり…物語が動いていきます。

この作品の見どころはある意味固定されています。
まず1つ目は、はやみん演じる小鳥ちゃんが本当に美味しそうにご飯を食べている姿です。
ニコニコしながら大きな口を開けて頬張る小鳥ちゃんは可愛い以外の何者でもありません。
本来、こっち側の可愛さ担当はつむぎちゃんなのですが、小鳥ちゃんスマイルも忘れてはいけない見どころだと思います。

次に2つ目は、美味しいモノを美味しいと言って食べるつむぎちゃんでしょう。
でもつむぎちゃんはこれだけじゃありません。
3人で食べる料理には魔法がかかっていて、これまでつむぎちゃんが固く閉ざしてきた扉を開けてしまう時があるんです。
5歳の女の子が開いてしまった扉に対してできる事…素直に向き合う事しかできないんです。
きっと一番傷付く方法かもしれません…だけどそれしか方法を知らないから…
私も何度つむぎちゃんと一緒に涙したことか…

そして3つ目は、小鳥ちゃんが3人での食事の時間をとても大切に思ってくれている事です。
学校の教師と幼稚園児…花の女子高生には無縁の存在であってもおかしくはありません。
それぞれ打ち込むモノだってあるだろうし…料理より遊んでいた方が楽しいと思える年頃でもあると思うんです。

自分が小鳥ちゃんの立場だったら…きっと同じ事はできないと思います。
だから、私は小鳥ちゃんを尊敬しています。
自分に出来ない事がちゃんと出来て、親をも含めた人の繋がりをとても大切にしていて…
心もお腹も満腹になる12話だったと思います。

オープニングテーマは、みみめめMIMIさんの「晴レ晴レファンファーレ」
エンディングテーマは、Brian the Sunさんの「Maybe」
個人的にはオープニングのアニメと曲がマッチしていて良かったと思います。

1クール12話の作品でしたが、終始心の温まる物語でした。
こういう温かい作品は1クールに1作は放送して貰いたいところです。
個人的には小鳥ちゃんがどの様に自分の気持ちに整理を付けるのかが気になるところですが…
ラストまで綺麗に纏まっていて、しっかり楽しませて貰った作品でした。

mamiko さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

君野ユカリ さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

疲れないアニメ

私の持論ですが、通常いい作品ってより理解しようと色々考えたりドキドキワクワクを繰り返したりするため体力使うと思うんです。でもこの作品は軽くみてもどんどん「入ってきて」くれるので疲れず楽しめました。

その理由としては{netabare}兎に角、キャラの自然な表情がとても豊かで魅力的なところかもしれません。キャラや料理自体の作画は凄く良いとは言えませんが、彼らが調理したり食べたりしてるのを見ていると心が和むんです。
また内容も大まかに言えば父娘のハートフルストーリーなのですが、1話1話しっかりしたテーマを描かれている割にそれが変に押し付けがましくなく自然と心に響くように作られているのをとても感じました。
・・・ただ人によっては大きな「ヤマ」が特にないとも取れるので飽きる可能性も否めませんが。そこら辺は人それぞれの感受性の違いなので何とも言えないところです。

余談としてはメインの娘役をリアル子役使っているのでアニメ好き、特に声オタと呼ばれる人達には賛 否両論出ているのを見かけたことがありますが、 私としてはキャラの魅力を引き出しくれていたと思うので良かったです。{/netabare}

明日は明日の風 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

親と子、食を通して見せてくれる素敵な作品

「おとさん、おとさん」これだけで泣けそうです。美味しいご飯食べたいよね。
おとさん、頑張れ!!思わず応援したくなるアニメです。早見さんの聲も聴けるし、きちんと見ようと思います。

２話…豚汁とは
{netabare}それぞれの好みと作り方があるのです。ちなみに自分は先に肉入れて大根とゴボウと一緒に煮る、良い感じになったらジャガイモ、人参、白菜、茸等入れる、味付けは酒と味噌。ゴボウで出汁取ってるから大丈夫。あ～食べたくなった…。
ことりの店、良い店だ。日本酒たくさん。八海山(六海山)、十四代(十五代)ある。獺祭モドキも会ったな。行ってみたい(笑)。
親子の会話に、ことりの位置付け、スゴく面白そう。でも、この時間はお腹が空く…{/netabare}

３話…つむぎちゃんは悪い子じゃありません!!
{netabare}子どもの意地っ張りなところ、その本心て、大人ではなかなか気付かないんですよね。でも、意地悪は好きな証拠だぞ♪
相手の母親がちゃんとした人なのでトラブル小さくてすみましたが、逆ギレで大事になることが多い最近、嫌だね…。つむぎちゃんが泣いたシーンは見てる方も涙もの。この作品.、ずっとこんな感じなのだろうか…ハートフル過ぎる…。
今日はハンバーグか。では明日はハンバーグカレーにしよう(なぜに?) あ…母親のセーラー服? 学校休んでよし。{/netabare}

４話…つむぎちゃんは肉食女子
{netabare}子どもの頃に苦手だった食べ物が、いつの間にか食べられるようになった経験、ありますよね。大人はなんとか食べるように仕向けるけど、苦手なものは無理です。
つむぎちゃんの目、笑えました。ジト目に丸目に怒り目、表情が豊かで良いですね。
金髪ツインテールつり目、今期も出ました。途切れないなぁ。{/netabare}

５話…なぜ最後に泣かすのよ
{netabare}小鳥としのぶのデート(？)で始まります。にしても小鳥の食べ物に対する貪欲さ、違うほうに向けてもらいたい気も…
そして、OPにも出ていた金髪お兄さんが登場。おとさんの友人だったのね。なんか分けありそうな感じだけど、どうなんだろう。髪の毛の色だけだとつむぎの父親っぽい。
そしてドーナツ作り。揚げ物は本当に難しいですよね。でも美味そうにできてよかったね。で、最後に泣かすようなこと言うなよ…おとさん、子供の何気ない一言が効くんだぞ～{/netabare}

６話…パーリィーは子どもの楽しみ
{netabare}餃子を作ろうの会の回でした。しのぶと八木ちゃんも加わり、いつもより賑やかです。しかも二人は「出来る組」。おとさん、小鳥は頑張ろうの組。最後はいつも通り、美味しくできましたとさ。
しのぶがすごく良い子。気が利くし、料理も上手。金髪ツインテールで、しかも、八重歯付き。小鳥がモヤモヤしてるのを気遣っているのが、いかにも親友という感じで描かれていました。こういうちょっとしたところの描写がこの作品の魅力です。{/netabare}

７話…子どもの気持ち、親の気持ち
{netabare}すごくよく表現されています。もうね、涙無しには見れません…。
おとさんが具合悪い、子ども心になんとか元気になってもらいたいと行動します。おとさんは突然いなくなった子どもが心配で仕方がないです。
見つけた子どもを怒鳴る…心配からついという感じで。子どもはおとさんのために頑張ったのに怒られたというガッカリ感とおとさんを見た安心感、悔しさもあり、ごねます。実によくわかる親子の一場面でした。
サメ♪サメ♪サメ、サメ♪…耳に残りました。{/netabare}

８話…みきおくんはつむぎちゃんが大好き
{netabare}幼稚園のシーンはほっこりしますね。参観日の何気ない描写が琴線に触れたりします。つむぎの母親に対する気持ちを吐露するところは泣けます。
子どもはなぜか「うんこ」好き。今も昔も変わりません。その後の伝言ゲームでカレーって…やめてぇぇぇ!!
小鳥が動揺してパンを堂々とかじるシーンは可愛かったです。イカの煮物にご飯? 日高見や浦霞で食べたいわ…。{/netabare}

９話…思い出の一品はちょっと切なく
{netabare}カレーは飲み物という名言があります。飯テロにならないように、このアニメの前には腹に入れておくのですが、カレーは…腹へった…。お泊まり会か。こんな行事はカレーが鉄板。みんなで食うから旨いのですよね。
ドライカレーで思い出すお母さんのこと。このシーンは切なかったな…何気ない日常がまた来るんですよね。{/netabare}

10話…アジフライは？
{netabare}なめろうもいいけど、やっぱり刺身が好きです。

子どもって、ちょっとしたことで沈んだり、上がったりしますね。魚捌いて元気になるとは…。どうして大きくなるのかの教育までできて、良かったね。

小鳥が本当にうまそうに食べるので、お腹すきます。八木ちゃんビールまで飲んでるし…寝る前に一杯…。{/netabare}

11話…みんなが一緒じゃないんだよ
{netabare}そう、仲が良くても崩れるのは一瞬です。特に子供の世界ともなるとね。

文化祭、小鳥がボッチではなかったことが発覚…
クレープが異様に旨そうに思った、まさに飯テロな１話でした{/netabare}

最終回…愛情を食べて子どもは大きくなるんだよ
{netabare}子どもって、本当にめんどくさい時があります。何が面白くないのか、大人ならこれくらいが子どもには大きなことになることもしばしば。
解決法が見事すぎて真似できません…怒るのもいやbなんだよ、って諭し方、見事です。
お好み焼き、旨そうだった。小鳥ママと小鳥の会話も良かった。良い最終回でした。{/netabare}

このアニメは某国営教育でも十二分に放映できる作品でした。というより、そちらで放映して多くの親子に見てもらった方がいい感じがしました。

親と子を考えさせられ、友達との関わり、食を考えさせられ、考えさせられるだけでなく、ほっこりして、クスッとして、ちょっと涙ぐんだり。とにかく面白かったです。。

親と子の会話、食べる大切さ、感じとってほしい秀作アニメでした。

褐色の猪 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ほっかほか料理アニメ

仄々してて良かったんじゃないでしょうか＾＾

{netabare}
漫画はコミック出た時ちょっと読んで断念


なぜか仕事系や料理系を主題とした漫画は完走出来ない場合が多く
ちょっと苦手
基本ほのぼの日常系は好みなんですが
{/netabare}

このアニメは1クールだしさらっと観れました。

2期もありそうな終わり方でしたね。


あとOPがすごくいいですよ
おすすめです＾＾

ブーブコム さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

つむぎちゃんダンスかわいい♪

料理アニメだね
普通料理アニメとかだといろんなアイデア料理とかが登場するけど
これは本当にシンプルな料理がつむぎちゃんを中心においしそうに
描かれている

つむぎちゃんは誰かモデルがいるのかな？
駄々のこね方とか妙にリアリティがあったんだが…σ(^_^;)

そんなすぐ落ち込んだり、泣いたり、駄々をこねるつむぎちゃんが
見てて面倒くさいと思うが、それを差し引いてもダンスは一見の価値ありで
かわいいしおもしろかった♪
本は未読だが、アニメだからこその動きだと思う

先生と小鳥さん、八木ちゃんとしのぶさんのビミョ～な関係も
今後気になるところ( ´艸｀)

amZ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

お腹が減るアニメ

妻を失った先生とその娘、ひょんなことから同校の生徒と一緒にご飯を作って食べることになります。
妻を失った男と、子供らしい子供、感情を秘めた演出がぐっときました。
家族愛作品は大好きなので今後も楽しみです。

■最終話視聴後追記
最後まで安心してみることが出来ました。
主に先生とその子供の食を通じての成長に焦点を当てていたかと思います。
しっかり先生の立場を崩さなかったことにも好感が持てます。

挑 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ほっこりほんわか　食卓アニメ

～料理を作って、一緒に食べる～
毎回内容はこんな感じですが、見ていてほんわかしてくるアニメです
誰かと一緒に食べることが、とっても幸せなことだなって、これを見て改めて感じますね～

特に自分は最近一人でご飯を食べることが多いので、さらにこのアニメがあったかく、羨ましく感じます(>_<)
時間がかかっても、うまくいかなくても、誰かのために手作りしたものってやっぱりおいしいし、作った側も食べる側もうれしいんですよね

そんなあったかい食卓がこのアニメにはあるし、見ている自分もほんわかした気分にさせてくれる良作です
あー、夜中だけどご飯食べたい(´・ω・`)

ossan_2014 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

不等価交換のセカイ

芸能や広告の世界では「子供と動物には勝てない」と言われているが、それにしても、つむぎはちょっとズルい。

「食べるとこ見てて」って、それは反則だろう。
ああ子供ってこうなんだよなあ、と一発でノックアウトされるに決まっているではないか。

アニメ的に特殊な「幼女」とは異なる、地に足の着いたような『つむぎ』の愛らしさは、成る程このために子役を起用したのかと思わせる。


食べ物が中心におかれた本作だが、主題になるのは「食事」であって「美味」ではない。
食文化を標榜して究極だ至高だとぶち上げるグルメマンガが、結局のところ「美味」や「調理法」という、「情報」を消費する娯楽を提供しているのに対し、本作は食べ物がお腹に納まる幸せと、幸せを家族で共有する「食事」を焦点に描いている。

生き物にとって栄養の摂取が本源的行為であるならば、食べ物が腹に入る充実の方が、美食よりも本質的な「幸福」に近いのは当然だろう。
作中の、そしてラストの、つむぎの言う「おいしいね」は、美味を意味しているのではなく、「幸せだね」の言い換えなのだ。
美味しいご飯を娘に食べさせようとする父親の奮闘は、娘を「幸せ」にしたいという願いを表現している。

娘を幸せにしたい父親の気持ちは、物語の中で「ご飯を作る」という実践として具体化されることになる。
これは、料理をする事だけを意味しているのではない。
自分が娘の「おとさん」であり続けると、改めて決意することでもある。
が、この決意は、文字面から感じられる程ありふれた物でも手軽なものでもない。

自分が１００パーセント「娘の父親」である事。

「時には一人の『 男 』に戻る時間が必要」とか「自分の中の『 男 』捨てずに」といった女性雑誌の記事を逆転させたような言い訳を一切自分に許さず、２４時間３６５日「おとさん」であり続ける決意が、不器用な手つきで包丁を操る調理の背後にある。

だが、「おとさん」にとって、この決意と調理の「手間」は、娘の「犠牲」になるという事ではない。
娘の「幸せ」と成長のために、交換に支払わなければならない「コスト」でもない。
娘の幸せのために、なくてはならない行動ではある。が、自分の「労力」に対して等量の「見返り」を期待する「取引」ではなく、単に自分がそうしたいのだ。

つむぎが成長し、万に一つ、父親のパンツを箸でつまんで洗濯機に入れる日が来たとしても、「おとさん」は、自分の支払ったコストに対して不当に低い「見返り」であるとは思いつきもしないだろう。
「損な」取引をしているといった後悔は、決してしない。
ちょっと悲しそうに苦笑して、やっぱり美味しいご飯を作るに違いない。

子供の笑顔は、おそらく大人のこのような行為に守られて初めて実現するのだろう。
「おとさん」の決意と実行にブレが無いからこそ、同僚やママ友など、周囲の大人は皆、自然と犬塚一家に暖かな眼差しと協力の手を差し伸べてしまう。


報道される児童虐待やネグレクトが、社会のあらゆる場面で等価の見返りを要求する「等価交換」が家庭の中にまで侵入してきた一つの現れなのだとしたならば、このような大人と子供の関係は、あるいは古臭いとも、理解できないとも言われるかもしれない。

しかし、食べ物を家族で分け合う「食事」という、原始から続く営みを主題にしたことが、古典的な親子関係を古典的な絵空事には見せない。

そして、大人たちの中心にある『つむぎ』の笑顔の愛らしさが確かであることが、つむぎに向けられる思いやりもまた確かであることを支えて、リアルさを保証する。


やっぱり、つむぎはちょっとズルい。

ねこまっしろ さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

お い し そ〜♪( ´▽｀)

放送前から少し期待していました。早見さんがヒロインを演じるということで視聴しましたが、思ったより良かったです！

{netabare} 1話で小鳥ちゃんが土鍋で作った白米を炊き上がり蓋を開けた瞬間、白米が美味しそうで食欲そそるシーンでした(*^^*) つむぎちゃんが食べる姿も本当に美味しそうでずっと見てられますわ( ´ ▽ ` )ﾉ {/netabare}

つむぎちゃんの父、公平の優しくて子供想いな所がとても父親らしくていいですね〜。3人で作るご飯にも温もりを感じながら楽しくリラックスして見れるので今期オススメの作品です*\(^o^)/*



・・・全話見終わっての感想

1話完結でとても見やすかったです！
今期の癒しアニメとして満足のいく作品で、暖かく、そして美味しそうな匂い漂ってくるアニメでした！

ジャンルは料理、グルメ系なのですが、私は普通に日常アニメとしても問題なく見れました。

キャラが一部つり目なのが少々気になったのですが、特に大きな違和感は無く見れました！
つむぎちゃんがとても可愛い！活発で元気な所やなんでも興味を持つ所が園児らしくてよかったです！

それと、甘々と稲妻の舞台にSHIROBAKOでも見たような所があったような・・・、と気になり調べてみると予想通りでした(ﾟωﾟ)さらに調べたら「すきっぷ通り」って他のアニメでも結構出てくるみたいで、始めて知りました(^_^;)

今期私は1番の視聴量でしたがその中でも安定して面白かったです！

最終話に関しては、最終話と言わなければ気づかないくらいでした。
そうなると必然的に2期を期待してしまいます（＾ν＾）
見終わってみればあっという間の12話でした！
私としてはもう2,3話くらい見たかったですね(*^^*)

タック二階堂 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

こういうのもいいかな

ほのぼのお料理アニメ。物語的には物足りなかったかな。教え子のJKと基本的に料理のお勉強してるだけ。まあ、癒し枠かな。

総評：
「もう結婚しちゃえｙ・・・」

Yas さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ナルナル さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

snow さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

幼児らしさ愛くるしさ<60>

つむぎの幼児特有のかわいらしさでぐいぐい持ってかれた感じ。
ロ、ロ、ロリコンちゃうわ！

ただ、話は特に印象に残るようなのはなかった。
原作だと、タダの髪の毛モジャな子供キャラって感じでそういうところをあまり感じず、あんま評価してなかったけどアニメはお見事。


ありゃ、やけにいいアニメになってる<60>
1話視聴。
甘々は稲妻のよぉーおに 私の心を引き裂いた♪
と、OPのイメージは万全で迎えたのだが。

率直に言えば原作はそんなにアレだけど、つっても読みつづけてるからそこまでアレでもないんだけどみたいな位置だったけど、アニメは中々上質な作り。
作品の方向性や質あってのことだけど、子役声優が声当ててるとなんかいいよね。
そんな子役声優を活かしたアニメといえばばらかもんだけど、娘はひなの声優さんだった。

こりゃ濡れ・・・もとい惚れとるでぇというJKが出てたけどラブコメ的に展開する訳でもなく、料理に挑戦＆ほのぼの子育てでいくけどこの雰囲気ならかなりいいかも。

えたんだーる さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

スタートは土鍋で炊いた白いご飯から！…そして最後はお好み焼きで！

有名マンガ原作。放送前から期待の一作でした。
とりあえず「マンガが動いている」感。

初回は悪くなかったです。
さあ、食べ物と食事風景を頑張って美味しそうに描いてくれたまえ…。

そういえば、マジメに考えてなかったがメインキャストがさすおにの司波兄妹…(笑)。（← やっている役は、全然違う。）

…ということでハートフルに全編走り抜けました。おとさんは頑張りました。

本作は料理もですが、人と人とのつながりやそれを作っていく「食事」というものにフォーカスした良作だったと思います。

郷音 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

愛、たべてる？

飯テロアニメ。

男一人で娘を育てる高校教師のシングルファザーが、飲食店の娘である女子生徒との出会いにより、食を通じて娘への愛情を注ぐ物語。

おいしい外食やお弁当もいいけど、やっぱり親や知ってる人の料理が一番美味しく感じる!というのを味わえます

ただ飯を作るだけじゃなく子供と大人の考えの違いや、しつけなど

ちゃんと親らしいことをやっているのがいいなと思います

こういうちゃんと叱れる大人になりたい。

また娘役の遠藤璃菜ちゃんが想像以上に上手いから違和感なく作品に入れます

他の主要キャストも有名声優陣なので聴き慣れてますw

逆にOPは慣れませんでしたw

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

37111 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

グルメ物の新しいアプローチ

と言ってもグルメ物はアプローチありすぎて困っちゃう。
その中でシングルファーザー＋子供というちょっと目新しい。
そこにJKエッセンスを加えると。。。

いや、別に卑下しているわけではないのですよ。
面白かったし。
原作読んでいたからかもしれないけど。

JKに愛され、子供に愛され、悪友もいて。。。先生うらやましい。。。


料理なんだけど、あそこまで難しいものか？って思う。

シャベール大佐 さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

心温まる親子料理アニメ

家族愛と料理を描いた作品。
とても良かったです。
妻に先立たれ、幼稚園児の娘・つむぎと2人で暮らす高校教師・公平が、娘に愛情のこもった美味しい食事を作るため、教え子の女生徒・小鳥たちと料理に励むといったストーリー。
まず、なんといってもキャラが良いです。つむぎは、枠にとらわれない自由な発想が得意な優しい子。声を子役が演じているということもあって、子供らしさがよく描けていました。娘への愛情に溢れている公平、料理屋の娘で食べることが大好きな小鳥、その友人たちも含めて、登場人物は皆優しい人ばかりなので、作品全体が温かいです。また、つむぎの幼稚園の友達もかわいかったです。
内容は基本的に、つむぎを喜ばせるために毎回公平が新しい料理に挑戦するといったパターン。つむぎは、ときに拗ねたり、わがままで聞き分けの無いときがあったり、あるいは幼稚園での出来事などが原因で落ち込むこともあったりして、男親が1人で女の子を育てる苦労のようなものも垣間見えます。
料理に関しては、調理をただの作業としてでなく、それ自体を楽しい行為として描写されていて、料理が完成したときの達成感も伝わってきます。出来上がった料理を皆で食べるシーンはとても幸せそうで、観ていて非常に気持ち良いです。
声は、つむぎ役の声優さんがとても上手でしたが、それ以外の主要キャラにも中村悠一、早見沙織、戸松遥といった人気声優が揃っていて、安心して楽しめます。
音楽は、ポップで楽しいOP曲、優しい雰囲気のED曲とも、とても良かったと思います。
個人的には夏アニメの中ではいちばん楽しみに観ていた作品でした。優しくて温かい雰囲気、かわいい幼稚園児とかわいい女子高生、美味しそうな料理、ときどき泣ける話。こういう作品は大好きです。

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

違和感を感じたのは自分だけ？

料理を通した父子家庭の温かい親子愛を描いた作品ていうのが一般的な評価なんだと思います。でも自分は娘のことを大切に思ってるはずの父親の言動や行動に違和感を感じる所が散見されて、はたして本当にそうなのか？という疑念が拭えずに終わってしまいました。

例をあげると
{netabare}
①保育園でつむぎちゃんに（お母さんの作った）汚れた鞄をやめて新しい鞄にするか聞くシーン。父親はお母さんが作った鞄であることは（忘れているかもしれないが）知っていて聞いてます。自分にはとても残酷に思えるシーンでした。

②父親が熱を出して寝込んだのを心配してつむぎちゃんが勝手に外出してしまい、父親がつむぎちゃんを探し回って見つけた途端怒るシーン。父親のことをとても心配してしまったがためのことなのに、当の本人の父親に（たぶん初めて）怒鳴りつけられてしまう。トラウマにならない子供のほうが少ないのでは。。。
{/netabare}

常に娘のことを思っている父親像を前面に出しているにもかかわらず、こうしたおやっと思う点がいくつか見られたのが残念でした。

でも、つむぎちゃんの表情や踊りは見ててなごむし面白かった。1話のアヘ顔激写写真とか笑えましたし、小鳥ちゃんの食いしん坊ぶりも微笑ましかった。

teji さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

アトランティス さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

生徒と、先生と、先生の子供で料理教室！

妻を早くに亡くした高校教師の犬塚は
一人娘のつむぎを男手一人で育てていた。
毎日仕事が忙しい上に、料理が出来ないこともあり
食事はいつも惣菜弁当か冷凍食品。
沈みかけていたつむぎの目に飛び込んできたのは
人の手で作ったほかほかご飯。

「つむぎ、いつもこんなおいしいご飯が食べれるといいなぁ」

それを聞いたお父さんの料理修行が今、幕を開ける。

日常もので2015年に放送されたアニメ「幸腹グラフィティ」を
連想させる　食べ物系アニメです。

毎回新たな料理にチャレンジし成長していくお父さんの姿や
子育てを通して深まっていく親子の関係を描いている
和やかな気分になるアニメです。

早見沙織さんが演じているヒロインの小鳥ちゃんが
これまたいいキャラで、表情豊かで可愛い。

特番では早見さんと中村悠一さんとつむぎ役の現役の小学生の子が
クレープを作って食べていました。
早見さんの優しさが存分に出ていたし、中村さんの見守るような瞳が
「なんだこの家族感w」って感じでキャスト陣の皆さんも
いい雰囲気でした。

話数が後半にいくにしたがって
つむぎちゃんの言動がちょっとうざく感じるようになってしまったのが
玉に瑕です。。

あれが今のリアルな幼稚園の子なのかな……

そこが気になった以外は
普通に楽しく見れました。

何かアニメに準拠した料理本も
発売されるようですよ。

sincostan さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：今観てる

見る前は抵抗がありましたが…

私は子供が嫌いなのでこういうアニメは普段は見ないのですが、かなり人気があったので見てみることにしました。すると、なにこれ！超面白れー！！！ということでまぁ要するに見てみなさい。

ka-ri- さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

あきた

物語に起伏が無くて途中で飽きた

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

良い日常回であった

単純に、こういうデザインの幼女が主人公のアニメにあまり興味が持てないため、中断します・・・

なる＠甘口評価 さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：今観てる

こういう作品を探していた。

１話だけ見ました。
１話だけで感動しました。

こんな感じのアニメを探していたので見つけられて良かった。