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「精霊の守り人(TVアニメ動画)」

総合得点
80.7
感想・評価
1229
棚に入れた
6413
ランキング
435
★★★★★ 4.1 (1229)
物語
4.2
作画
4.2
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.1

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精霊の守り人の感想・評価はどうでしたか?

wonder_boy さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジグロの兄貴に乾杯...

いい作品だった。
いい話だった。
普通に泣きそうになった。
だって最終話の時布団軽く濡れてたもん。
それ軽く泣いてる。

正直アニメというかドラマで観たかったなぁ。
NHKってこぉゆぅ人が成長していく話うまい。上手

最初はなんかつまんないなぁ、とか
やけに先頭シーンだけ演出うまいなぁとか
色々考えながら観てたけど
後半に入ってからはそんな事考えるまでもなく
話に魅入っていた、僕らがいた...
あ、僕がいた。勝手に少女漫画にしちゃった。

絆っていうのかなぁ、そんな目には見えないものを
見せられた気がした作品でした。
全然ごくせんより絆。謎

ただちょっと話についていけなかった所もありましたが
それはやはり見続けていないと分からないもので
その時の自分にとっては伏線と言うよりは純粋に謎。
謎すぎたからディナーの後で謎解きました。謎

ディナーとかの前に普通に後半に入れば理解できるんだけどね。笑

そしてタイトルに出てるジグロ。
このお方がなんとも漢の中の漢。
声優さんも豪華でした。

バルサ普通にめっちゃいい女。
姉さんと呼びたい。
実の姉より姉さんと呼びたい。トオヤずるい。
俺もあんな姉が欲しい。
俺の姉がこんなにいい女なわけがない!!
そりゃそうだ。

とまぁ、あまり若者向けの作品ではないので
10代の人達が観ても惹かれないかもしれませんが
是非、観ていただきたく御願い申し上げ奉ります。

投稿 : 2015/11/11
閲覧 : 319
サンキュー:

16

baru3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは良質

最初から最後までずっと良かった。
ファンタジー?のジャンル好きな人には薦めれるアニメ

投稿 : 2015/11/09
閲覧 : 278
サンキュー:

3

kunitono92 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

上橋菜穂子原作,児童文学の金字塔の映像化

「獣の奏者」で国際アンデルセン賞を受賞。
さらに,本年「本屋大賞」に選ばれた「鹿の王」原作者の上橋菜穂子さん作ということで,期待しかしていなかった作品でした。

一言で言うと,いやぁ~素敵な作品でした。
シナリオは児童文学として非常に評価されている理由が良くわかりました。
さらにプロダクションIGが手掛けた戦闘シーンも圧巻の一言(^-^)
まさにNHKアニメの本気を感じましたね。

守り人シリーズはまだまだ作品があるみたいですので,是非映像化希望です(*^^*)

ちなみにNHKが綾瀬はるか主演でドラマ化を進めているとということで,そちらの方も期待しています(^-^)

子どもから大人まで楽しめる作品とは思いますが,どちらかというと大人向けなんじゃないかな…。とっても良い作品ですよ(*^-^*)

投稿 : 2015/10/31
閲覧 : 273
サンキュー:

11

Pooon さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい。

あまり期待していなかったのですが、どんどん観たくなる作品で最後まで観終わりました。
ストーリーが一貫していて、作品に引き込まれるような感じもしましたし、絵も良いように思いました。 久しぶりの良作に巡り合えました。

投稿 : 2015/10/26
閲覧 : 213
サンキュー:

3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どっしりとした見応え

あの「守り人」シリーズを
「甲殻機動隊」の隆盛を招いた
神山監督が仕立てたのですね。
流石に見応えが有ります。

中国をイメージした架空の国の
王子、そしてその王子の用心棒。
この二人を中心に、その国建国にまつわる言い伝え、
その国の王朝を支える政治(文官)や呪い(一応文官)
そして、裏で暗躍する面々(武官)が
繰り広げる人間模様。
誰一人捨て駒が無く、見事に
全26話を様々な人間の絡みや
土地毎の土地感(風土や特色)等もまじえながら
重厚に描ききっている。
どっしりと重みが有り、見応えが有ります。
26話を見終えた時には主人公
「精霊の守り人」である王子の成長が実感出来る秀作である。

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 331
サンキュー:

6

ネタバレ

たまちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たまごおおおおおおおおおおおおお

キャラデザがめっちゃ好き
チャグム可愛いしバルサ姉さんかっこいいタンダもいい
体に何か憑りつかれる→いきなり母親にバルサと逃げるよう言われる→追われる身になって命狙われる
環境変わって貧民生活だしよく文句も言わず良い子
頭もいいし感謝も忘れないし
自分のせいでって一回一人で生きてこうとして泣いたり可愛い
チャグム王子のお腹に精霊の卵?があって
災いだと思って宮の皆は殺そうとする
母はバルサにチャグムを任せた
チャグムは体を見えない巨大なハサミのようなもので引き裂かれて死ぬみたい・・・
卵食いラルンガ?に
ニュンガロチャガ(卵を宿された人間?)
はラルンガに引き裂かれることではじめてサグに卵を落とせる
ニュンガロイムはサグの海で生まれて川をさかのぼってなゆぐの深い水の底に住みつく精霊
こっちに卵を産み落とす必要があった?
結構難しいお話
チャグム可哀想すぎる
兄は死んじゃったしね

死ぬこととか卵食いの事とか色々黙って教えなかった事を気にしてたチャグムは宮へ帰ろうとした
確実な事が分からなかったのとチャグムを苦しめたくなかったからバルサは黙ってたらしい
卵だけが大事なんだってチャグムは勘違いして
自分の母親じゃないからチャグムの苦しみは分からないって泣いちゃう
バルサもちょっと厳しいというか怖い
おんぶの事とかもちょっと厳しすぎって思った
話してくれないのって不安だったと思う
チャグムは宮へ帰るっていうのが初めての我が儘だよね?
ほとんど逃げての暮らしって過酷

今までは命狙って追ってきたのに
急に迎えに来たとか言われたり
バルサもおかしいとか思うのは当たり前だしね
一生面倒見るつもりだったし
チャグムの事凄い心配なんだなー

「さぁ、そいつで私を突いてみろ!」
「バルサがいくら強くても巨大な爪の怪物には敵わない
俺は、宮に帰ってシュガと母君に守ってもらうんだあああ」
ビンタ強すぎwwww
「親に刃物向けるとはどういう了見だ!?」えぇーっwww
そこまで帰りたいってんならそいつで私を倒していきなって言ってたよね
「チャグム、皆がお前を守ろうと頑張ってるのに自分一人逃げ出してどうするんだい?私がお前を必ず守る。そしてお前は精霊の守り人なんだ
だから怖くても最後まで卵を守って戦うんだよ
私の命に代えてもお前を死なせやしない だから私を信じておくれ」
チャグムを死なせない方法なかったじゃんww
人には触れられないらしいし・・・

トーヤもサヤもいい子だし頼りになる仲間
追っ手が来て命がけで家燃やして知らせようとしたし
度胸が凄い

ユンがめっちゃタイプ
めっちゃ高速で暗記してたの凄い

シュガ様貧弱すぎてワロタ
チャグム、サグムを凄い大切に想って行動してたっぽい
サグム皇太子亡くなってはチャグム王子が居なければ宮?は機能しなくなるとか言ってー
「大人しく頼んでいるうちに王子を差し出せ さもなくばこの村が地図から消える事になるぞ」ww
この人たち強引すぎー

今までよく逃げれたなって思う
自分がこんな状況になったらすぐ死んでるわ
逃げるのが苦痛で自分から向かっていくかなww
バルサは悪い人じゃないのにあんな敵意剥きだしで嫌だ
殺しもしてないし前は殺した事があったみたいだけど

カルナ・ヨンサ バルサの父で医者
カンバル王の主治医だった父は王位を狙う王の弟ログサムに王を毒殺するよう命じられていた
断れば娘を殺すと脅かされて
父は仕方なく承諾したけど、毒殺に成功してもその秘密を知る自分と娘の命はない事を理解していて
ログサムの策略にはまり孤立無援だった父が宮中にただ一人心を許せる友が居た
それがジグロだった
ジグロは王の槍と呼ばれ王に仕える九人の武人の一人だ
王の槍というのはカンバルにある九つの種族領の筆頭によって組織される精鋭の単槍使い
ジグロは最年少で王の槍に選ばれたカンバル最強と謳われる英雄だった
父は恐ろしい策略に友人を巻き込んでしまう事を悔みながらも
ジグロに意を決してログサムの計画を打ち明けた
私は近いうちに王に最後の毒を盛る事になっている
それで王が死んだあと自分は罰を受けなくてはならない
しかし娘にはなんの罪もない こんなことを頼めるのはお前しか居ないんだ
無理な頼みとはわかっている だが女房が死んでからはバルサが俺のすべてなんだ
頼む、娘を連れて逃げてくれ
ヒェー!
ジグロは父の頼みを断った 
いくら親友の頼みとはいえ地位や名誉を失うばかりでなく身の破滅を意味するから
その日の夕方宮の兵士が家にやってきた
恐らく父の考えは既にログサムに気付かれていたんだろう
「お前の父親に頼まれた 今すぐ俺と一緒に来い」
ジグロかっこいい!
一度父の頼みを断っていたものの放っておけなかったんだろうなー
バルサもチャグムと近い様な環境に居て逃げ続けていたんだー
バルサは詳しい事も何も聞かされていなかった
ジグロがピリピリしてたのは分かってたみたい
自分の置かれた立場が想像以上に過酷なものだったって事を感じとっていた
この男についていくしか生きる道はないんだって
鍛冶屋のおじいさんともその時会ってたみたい 頑固だって
戦いが凄い!
ログサムが放った二番目の男は王の槍の中でも特にジグロと親しい友人だった
だから殺してからジグロは泣いてた
「お前にも守るべきものが出来たか」
ログサム下種
バルサはジグロに武術を教えてもらえなかった
だから盗み見してなんとか短槍の使い方を学ぼうとしたみたい
ジグロは血まみれの人生を歩ませたくなかったから教えなかったみたい
だけどバルサのパフォーマンスを見て?怒ってはいたけど
武術の才能があると思ったのか教えてくれるようになったみたい
これから生きていく道はこれしかないって
残りの王の槍が一団となってバルサたちを探しているって耳にしていて
もし自分が死んだとしてもバルサが一人で生きていけるように
金が尽きるまでヨゴ?の山の中で暮らすようにしてた タンダやトロガイ師とその時に出会ったみたい
10年?経ってバルサがもう一人で生きていけるって別れを告げた
「ジグロにはもう充分に助けてもらった 
だから私の事は忘れてこれからは自分の幸せの事だけ考えて生きて」
「お前は俺にどえらい借金でもしてる気持ちなんだろうが 過去をそんなふうに考えるな
空しいだけだ それになバルサ、俺は案外この暮らしが気に入ってるんだ」
バルサもジグロの歳とっててなんか凄い悲しさ
ジグロはよくバルサを今まで救って育てて来たなーって
それがいきなり別れを告げられるってどんな気持ちなんだろう

それから5年でジグロが病にかかって死んだみたい
「俺にも武術を教えてよ 卵と自分の身を守る為に少しでもできる事をやっておきたいんだ
体を鍛えておけばラルンガが襲ってきても逃げられるかもしれないし
たとえ俺が死んだとしても卵だけは無事に還す事はできるかもしれない 俺は精霊の守り人だから」
チャグムしっかりしてて凄い
チャグムを抱きしめるバルサが何かいい
「そうだね でもお前を死なせやしない 私が必ず守る」
タンダ凄い優男感がいいわーいつも見守ってる感
挿入歌めっちゃいいわー
カオカオ ホイホイ♪ カオカオ ホイホイ♪
チャグム鍛えてるシーン結構うるうるする
バルサとタンダの長年の夫婦みたいな落ち着いた雰囲気が癒されるー
「バルサ、この修羅場を生き延びたら ずっと3人でこの冬みたいに暮らさないか」

全ては分からなかったけどシュガ様たちは王子を卵食いから守る術が見つかったみたい!やったー!
チャグムがバルサとタンダの手を握ったのに泣いた

ラルンガの弱点は火!
ガカイ様は青い池が宴の地ではないって気付いた!
精霊の守り人は卵食いに引き裂かれる定めだと記されていた
幸い火によってラルンガを退けられる
200年前のこの日シグルという名のヤクーの子供を我らの世祖は火を用いる事で一度は助けた
でも精霊の卵は子供の体ではなくナユグとサグの狭間にあり
ニュンガロチャガ自身に卵を産み落とす手段はなかった
ナナイ大聖導師はその時の出来事をつぶさに観察していたようで
同行していたヤクーの呪術師となんとか卵を取り出そうとしていた
もう少しで上手くいくという刹那に再びナユグから舞い戻ったラルンガに子供が引き裂かれてしまう
子供を引き裂き飲み込んだラルンガの口からしばらくして青く光る玉が吐き出されるのが確認された
その後ナージルなる者がそれを運び去った
ナージルとはナージの事らしい
ヤクーの田植え歌に出てくるあれ

中に宿した卵に誘導されて?チャグムはどっか行っちゃう

シグ・サルア?の花にだけは干渉してたのに気付いたタンダの功績
触れられず見えなかったのに花に触れたり蜜?を飲むとラルンガに対抗できるみたい

サグの夜が明けラルンガから逃れチャグムから卵を取り出した
ナージ 来い来い♪

「バルサああああああ!俺、俺やっぱり皇太子になんかなりたくないよ
ずっとバルサと旅していたいよ!バルサと離れたくない」
「チャグム、私と逃げるかい?」「え?ひと暴れしてやろうかい」
「暴れなくていいよ 暴れるのは別の子の為にとっておいて」
「あっそれってタンダとバルサの子だったりしてね」

「バルサ、俺の事チャグムって呼んで」
「さよなら、チャグムって言って」
涙出てきた・・・
「ああ。さようなら、チャグム!」
「ありがとうバルサ、タンダ、トロガイ師 さよなら」
サヤの「二度と会えないと決まったわけじゃないんだから」って言葉で安心した

投稿 : 2015/09/26
閲覧 : 396
サンキュー:

4

Takaさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

短槍使いのバルサ

女用心棒『短槍使いのバルサ』と数奇な運命を背負った
新ヨゴ皇国の第二皇子『チャグム』の和テイストなファンタジーモノ。

用心棒として、そして時には母親役として、
チャグムの成長を助けていくバルサにすごく魅力を感じた。

16話辺りから、新ヨゴ皇国の星読博士シュガや狩人と言われる
8人の追っ手の行動に腑に落ちない点などあったけど、
バルサの幼馴染みタンダ、バルサを慕うトーヤとサヤなど、
魅力あるサブキャラの活躍で帳消しって感じかな?

絵柄は少し特色あるけど万人ウケするアニメだと思う。
NHKの本気アニメ。

投稿 : 2015/09/08
閲覧 : 328
サンキュー:

5

ブラックキャット77 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

壮大な冒険ファンタジー

幼い皇子と女用心棒の数奇な運命を細かい描写で描き切った異世界ファンタジーの傑作。
作画や背景美術、演出、音楽…どれも非常に丁寧で、単純な戦闘に頼りがちな冒険物語をより壮大で深いものにしている。
タンダ、トロガイ、トーヤ&サヤ、シュガ、狩人など“敵・味方”関係なく魅力的なキャラクターが多く登場するのも良い。

投稿 : 2015/09/07
閲覧 : 394
サンキュー:

7

koaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

文化人類学者の描く物語

原作、既読。
アニメ化するにあたって、内容を弄らないでくれるかが
すごく不安だったけど、うまくまとめてくれて嬉しい限りです。

しっかりとした土台の上に作り上げられた世界。
さすがは文化人類学者!って感じです。

1つの島の先住民、新しく移り住み国を作った民。
先住民の伝承と国に伝わる捻じ曲げられた神話。
星読博士たちによって仕切られる政。

第二皇子に異変が起こったのを見た星読博士は
よからぬものが皇子に宿った事を知る。
神の子である皇子ならば、そんなものを宿すはずがない。
それが民に知れれば国が傾く。
我が子である第二皇子の暗殺を命じる帝。

命を狙われる12歳の皇子。
二ノ妃に皇子を託された用心棒バルサ。
皇子と用心棒暗殺に放たれた狩人。
そしてまたしても起こる皇子の異変。
皇子の運命は?
バルサは皇子を守りきれるのか?
呪術師は解決策を知っているのか?

託す者と託される者。守る者と守られる者。
狩る者と狩られる者。
登場人物たちも実によく描かれていて
物語の進め方も実にうまい。

恩田陸さん曰く、
大人たちが面白く読める異世界ファンタジーは
冷徹なまなざしを持ち、
鋭く人間を観察できる力を持った真の大人。
それでも尚、本当の夢見る力を持ち続けている
大人が書いたものに限ると書いている。

そんな素晴らしい作品を崩すさずにアニメ化してくれて
嬉しい限りです。

投稿 : 2015/09/06
閲覧 : 340
サンキュー:

17

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

東洋風ファンタジー

古代の中国や韓国をごちゃ混ぜにしたような世界観で、命を狙われる王子を守って逃避行を続ける女用心棒のお話。女用心棒のバルサが最初から最後までクールで格好良いです。ラストも良い終わり方で、万人にお勧めできる作品だと思います。

80点。

投稿 : 2015/08/21
閲覧 : 471
サンキュー:

2

ネタバレ

uLQex61683 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チャグム可愛い。ホント可愛い。

皇族らしいとまどいとかは感じるけど、よくある傲慢さとかはなくてかなり好印象。
言葉遣いが平民達と違うっていうのはなるほどーって思った。
自分で想像すると意外とそういうの気付かなかったりするから。

少しネタバレになるけど、

チャグムから卵を取り出して鳥に受け渡すまでのやり取りが、もろ出産したお母さんみたいで面白かった。
そこは微笑ましく見守る所なんだろうけど、不覚にも笑ってしまった。

全体としては、小説のあの雰囲気がちゃんと表現されててすごいしっくり来た。
闇の守り人とか、夢の守り人とか続編があったら見る。
絶対見る。

投稿 : 2015/08/09
閲覧 : 297
サンキュー:

5

さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

細かい部分が原作と違いましたが良かったです!

アニメから入って原作を読んだのですが、要所要所が異なっていました。

1バルサのイメージ
原作からはもっとゴツくていかつい母ちゃんという印象を受けました。
それと比べると、アニメのバルサは細身で色っぽいまさに姉御という感じです。
見比べると違和感を感じる部分もありますがどっちのバルサも好きです。
ちなみに、今度綾瀬はるか主演で実写化されるそうですが、そうなると、またアニメとも原作とも違った印象になるのでしょうか。

2強化された戦闘シーン
格闘描写が細かいです。
アクションアニメランキングを作ったら必ず上位に入れられるほどのクオリティがあります。原作でも戦闘シーンが描かれていますが、文字では限界がありますから、映像化の大勝利という感じですね。

3細かい設定・展開
物語に影響を及ぼさない範囲でかなり改変がされています。細かい部分は別物ととらえて良いでしょう。変える必要があったのかなと思う部分も沢山ありますが、一つの作品として出来上がっているので問題ありません。


最近、「原作に忠実でなくていいんだよ、原作に誠実であってくれれば」という言葉を聞きました。
この作品はまさにそれを体現してくれていると思います。
原作通りにつくっても原作を超えることはありませんから、媒体によって表現はどんどん変えてくれて構わないと思います。
そして、結果が良い方向に展開すれば万々歳です。
そういうアニメがもっと増えてくれるといいなと願っています。

投稿 : 2015/07/24
閲覧 : 301
サンキュー:

17

アリア社長 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【NHKの本気】アラサー女用心棒による皇子救出劇【大作】

【概要】
神山健治(監督)×プロダクションI.G(制作会社)の『攻殻機動隊S.A.C.』スタッフが提供する人の世と精霊の世を描いた異世界ファンタジー。
全26話。

原作は小説(ラノベにあらず)。
原作者の上橋菜穂子(うえはし なほこ)さんは児童文学界のノーベル賞とも言われる『国際アンデルセン賞作家賞』を受賞された、その分野では超一流の作家さん。

【あらすじ】
主人公の女用心棒バルサ(30歳)は真ヨゴ皇国の第二妃から、精霊に卵を産み付けられた息子・チャグム皇子(11歳)を連れて宮殿から逃げ出してくれと、半ば脅迫まがいの依頼を受ける。
バルサは皇子に憑いたモノを疎ましく思う父王と、皇子の身体の中にある卵を食らおうと狙う異界の怪物の双方から、無事チャグム皇子を守りぬくことが出来るのか・・・?

【感想】
NHKが本気で作った大作アニメ。
1話冒頭の遠方まで連なる山々のシーンで、すでに大作のオーラを感じ、また「このアニメどんだけ予算かかってるんだ?」と今までアニメを見てて思い浮かんだことのない疑問が頭をよぎりました。
明らかに従来のTVアニメの域を超えた映像作品。

【主に良かった点4つ】
①背景美術
雪のかかった山、生い茂る森、流れる小川、道中広がる田んぼ。
その全てが丁寧かつ美しく描かれており、ただただ圧巻。
TVアニメでこのレベルの背景を最終話まで維持できた作品は早々ないと思います。

②日常と非日常、どちらも丁寧に描かれている
バルサとチャグム皇子には様々な脅威が降りかかります。
それらの脅威を振り切りつつ、精霊の卵の謎を解き明かしていく非日常のお話は見ててハラハラ・ドキドキしました。

またバルサとチャグム皇子の日常生活も丁寧に描かれており、結果キャラ個人およびキャラの関係性に深みが増してます。
2人の間に自然と母と子のようなキヅナが生まれていく様は見ていてグッと来ました。
様々な出来事を体験した皇子がやがて宿命を背負った一人の男として、そして一国の皇子として成長していく様も見所の一つです。

③迫力満点の戦闘シーン
NHKアニメでかつ主人公が30歳女性と聞いて、視聴前は凄く地味な作品なんじゃないか?と勘ぐってましたが、全然そんなことありませんでした。
戦闘シーンではTVアニメでもトップレベルの動きを見せてくれます。
私はあまりの迫力に思わず息を呑みました。
「戦闘シーンが凄いアニメといえば?」なんてスレッドでは結構な割合でこのアニメの名が挙がってます。

④本格的に作りこまれた世界観
作中に登場する古くから伝わる伝承、風習、民族衣装、料理などの設定は、フィクションとは思えないほど事細かに作りこまれており、ファンタジー世界にリアリティを与えています。

それに関しては原作者である上橋菜穂子さんが作家であると同時に文化人類学者でもあるため、文化人類学の知識・視点が作品の世界に命を吹き込んでいるのだと思います。

間違いなく名作・大作の部類に入る作品だと思います。
興味が湧いた方はぜひ。

投稿 : 2015/07/07
閲覧 : 387
サンキュー:

17

JI~~~N さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観がいい!ただ、もう少し深みがほしかった。。

もののけ姫?
・・・ゲド戦記?
第一話の印章はそんなとこだった。
こういった古風な世界観は嫌いではなくむしろ個人的には好きな方。
だからかもしれないがやはり最後まで楽しめた。
とはいえ、期待していたストーリー性は意外と想定の範囲内で収まってしまった。欲を言えばもっと壮大な、ないしは深みがほしかった。

一番近似性を感じるアニメは十二国記。
だが、自分の中ではやはり十二国記の方が評価は上。

これはこれで悪くないよw
むしろいい作品の部類!
ジブリ好きなら楽しめると思うな。素直におすすめする。

投稿 : 2015/07/05
閲覧 : 240
サンキュー:

4

ネタバレ

たーきー999 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い

攻殻機動隊が好きな人には是非見て欲しい。

投稿 : 2015/06/25
閲覧 : 203
サンキュー:

2

crunchii さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

原作を読みたくなった

一回途中で断念していたものの十二国記を見直していたらやっぱりまた見たくなった。
なぜか前回は途中で見なくなったけど、今回は2日で一気に見てしまった!
主人公バルサがかっこいいし、戦闘はあるものの悪者がいないのも面白かった。

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 282
サンキュー:

4

ネタバレ

ketano さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

盛り上がったとおもう。

全話みた感想です。

{netabare}
最初は、意味不明なところが多くて、物語も淡々と進んでいった気がしますが、最後盛り上がりがあり、見終わってからは、なかなか面白いアニメだと思えた。

後から考えると、物語のほぼすべてのお話が、偶然?必然?どちらであっても、最後に向けて作られていたような気がします。

徐々に面白くなったので、途中でやめるのはもったいないかな。
{/netabare}

投稿 : 2015/06/17
閲覧 : 421
サンキュー:

14

*hiru* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

賢く強く生きよう

同じ女性として、こんなにも強く生きれたらなと思います。
原作も読んでましたが、アニメでも十分に泣けます。

どんな困難にも、強く生きようと言う前向きな姿勢が見られ、元気を貰えます。

投稿 : 2015/04/20
閲覧 : 199
サンキュー:

5

キヨシ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKのアニメで一番面白かった

まず、OPとEDどちらも好きではなかったです。

物語としては、1話目から難しい設定をギュッと詰めて説明している感じがしました。
私は何度か見直して理解できました。

個人的には戦闘シーンに力を入れている感じがしてとても良かったと思います。
特に、バルサの父親の戦闘シーンが一番興奮出来ました。

アニメを全て見終わって思うことは、チャグムの父親(国王)は無能で鬼畜ということが分かりました。

バルサとチャグムの平凡な日常がとても楽しかったです。

投稿 : 2015/03/30
閲覧 : 311
サンキュー:

4

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

超恰好えー姐さん主人公

生き様性格心根カッコいい主人公の物語大好きなので、この作品原作からして私的良作!
原作は上橋菜穂子女史による異世界ファンタジーのシリーズ小説作品、アニメ化手がけたのは攻殻機動隊SACシリーズや東のエデン等の神山健治氏、
原作者をして「本来感じるだろう作者のここが違うというものがまるでなくこのアニメが好きで幸福」と言わしめる程原作世界観一切損なわずアニメとしても完成されてる、動き、台詞、音楽、景、コンテ、殊更受け手に意識させず自然なものを自然に魅せる事、されどこれって凄いなとアニメの底力素直に感じさせてくれる、
物語の内容についてはとにかく主人公がいい、30過ぎの女性が主人公のアニメってめずらしいかもだけどいい女なんだよね、姐さんってのかな、{netabare}とある理由で皇子(男の子)を追手から命がけで守りながら旅する事になるわけだけど{/netabare}
殊更気負うでもなくハッタリ強がり一切無しその立ち居振る舞い自然されど武芸言うに及ばずとにかく芯がメチャ強い、「短槍使いのバルサ」の異名持つ凄腕の短槍使いって設定でその生い立ちから今に至る過程も物語後半で描かれるけどそのエピソードもいい、格闘場面動きや表現もアニメとしても見事、
登場人物に不自然に嫌な奴があまりいないのも物語として私的に観やすかった、{netabare}例えば主人公に守られながら旅する皇子というのは第二皇子で当然第一皇子も居て皇族内後継者争いとかで第一皇子が意地悪でとか有りがちだけど第一皇子もけっこういい奴だったりする、体内に水妖の卵宿ってしまった第二皇子を忌諱と勘違いして暗殺企てた父帝ってのが困った奴なんだけどそのエピソード無いと始まらないし後に誤解も解けるという事で、{/netabare}
全26話終盤にかけて物語として起伏も見事だしラストはきちんと{netabare}ハッピーエンドといえるだろうね{/netabare}
帰結してる、要所で流れるBGMやナージの唄等の挿入歌もいいし最後まで拝見される向きあらば二度目改め場面構成BGM味わいつつというのも一興それくらいの価値十二分にある作品、
余談
2016春よりNHK大河ファンタジーとして主演綾瀬はるか女史でドラマ化されるそうだけど、楽しみだし綾瀬女史も嫌いではないんだけどアニメが凄かったしな~(^_^;

閲覧感謝<(_ _)>

投稿 : 2015/03/21
閲覧 : 419
サンキュー:

27

ネタバレ

こうもり さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった

19話が素晴らしい本当に良い。

{netabare} 親に刃物向けるたぁどうゆう了見だ!!ここのやり取りは本当に良かった{/netabare}

とても人間味のある良アニメだと思います

投稿 : 2015/03/03
閲覧 : 342
サンキュー:

5

ネタバレ

へこきむし さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

母は強し

 世界観はもののけ姫みたいで、あの作品が好きな人は1話目から気に入ると思います。ざっくり説明すれば、主人公である女用心棒「バルサ」が一国の王子「チャグム」を刺客から守り旅をする話です。物語を見ていけばわかりますが、「チャグム」は過酷な運命を背負わされます。ですが、どんな運命が待っていようと必ず助けると諦めない「バルサ」から親が子を思う気持ちを感じさせられます。特に19話で強く胸を打たれました。大好きなシーンです。
 バトルものではありませんが、戦闘シーンはスピード感あふれ、バルサの雄たけびに迫力があり震えます。ぶっちゃけ、その辺の剣や魔法などが出るアニメよりこっちの方がよっぽどおもしろくてかっこいいです。
 OPはHYDEさんでEDはFate/stay nightの主題歌を歌っていたタイナカサチさんです。タイナカサチさんの歌「愛しい人」聞くたびに涙が出そうになります。
 強い女主人公や親子愛が好きな人はぜひ見てください。

投稿 : 2015/02/16
閲覧 : 200
サンキュー:

5

フォッカー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なるほど・・・

流石NHKアニメ!
このような作品を世に出してくれるなら、受信料も惜しくない!
っと思っているのですが・・・

ファンタジーですが、世界観がしっかりしており
人の暮らしや習慣・風習などが細かく伝わります。


観た事がなければ是非オススメしたい作品です!

投稿 : 2015/01/07
閲覧 : 285
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8

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大河ファンタジー

♠女用心棒、バルサ(30)と皇国の第二皇子チャグム(11)の {netabare}精霊の守り人を守り人する {/netabare}物語(全26話)

丁寧に作りこまれた世界観、人間模様が秀逸!
1話で掴むアニメと言うよりは、じんわりと染み渡る面白さが魅力な1本!

♥声優
チャグム(聡明)、子役声優
子供なので声色は少ないが演技は上手い
他作品『capeta』(平勝平太役)

バルサ(母性)、舞台・洋画吹き替えがメイン
芯の強い役柄に合った、力強い演技力が魅力的!(桑島法子さんポイ音色)
アニメをあまりやられてない様で残念です。

♦皇子の成長が素晴らしいですね
{netabare} バルサー短槍の練習成果見てーヽ(´▽`)ノ
親に刃物向けるたぁどうゆう了見だぃ!
Σ(゚д゚;) {/netabare}

視聴2回目、評価変わらず名作でした。

♣挿入歌
♪カオカオ ホイホイ カオカオ ホイホイ
腰の痛さにこの田の広さ 花咲月の日の長さ
田んぼ耕せ 鍬いれろ 稲籾まけや 苗もやせ
ナージ来い来い ナージ来い来い
黒雲になって北の山から飛んで来い♪

投稿 : 2014/12/28
閲覧 : 322
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27

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

☆児童文学原作

バルサがカッコいいです♪(*^^*)

朝鮮とか中国、古代日本や江戸期なんかがミックスされた
面白い作品でした。田園風景が良かったです。トロガイが
味わい深いキャラでした。


原作/上橋菜穂子

監督/神山健次

アニメーション制作/Production I .G

NHK 2007.4.7-9.26(全26話)

主観的評価(B)



追記欄_

投稿 : 2014/12/25
閲覧 : 223
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4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハイクオリティ(一部除外)

※※※
文章は苦手で(ネタばれに注意も大変だし)短めの感触や印象を伝える程度が多いかと。
割と【まじめに・辛目に】ホシ付けてますので、作品の評価はホシをご参考にして頂ければと...
基準はプロフィールをご参照下さい。
http://www.anikore.jp/users/profile/54802/
※※※

このクオリティの高さは何の違いなのだろう?
これが民放とNHKの予算の違いって物か?...って、予算なんて知らないけどw

まるで連邦の量産型MSと、シャア専用MSの違いくらい、違います。
(※1stガンダム知らない人は読み飛ばして下さいm(._.)m)

平行世界をともなう世界が舞台です。
物語の完成度は高く、起承転結のハッキリした素直な構成です。

キャラも特徴的で、王族、呪術師、武人が織り成す人間模様も面白い。

作画も、ここまで丁寧なら文句の付けようが無いでしょう。

音は音楽だけでなく、効果音も含めた全般で高評価できます。

一点を除いて文句の付けようが無い出来です...

そう、声です...
ご覧いただければ一目瞭然(一聴瞭然?)なのですが、メインキャラの一人だけ声が完全に浮いてます...

これが「若さゆえの過ち」ってものでしょうか?...「認めたくないもの」ですねw
(※1stガンダム知らない人は読み飛ばして下さいm(._.)m)

他が素晴らしいだけに、それが非常に残念でなりません...

まあ、それを差し引いても、総合的に良い出来だと言えるでしょう。

投稿 : 2014/12/06
閲覧 : 235

中年ぽんぽこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しく見終わりました

ストーリー、キャラの個性が非常に優秀。

原作を見てからのアニメでしたが、見事に映像化してると思います。

十二国記などが面白いと思う方にはお勧めしたい作品です。

投稿 : 2014/12/02
閲覧 : 243
サンキュー:

5

あーこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

作画がきれいで戦闘シーンに臨場感があり、戦闘以外でもキャラの動きが滑らかでした。

勧善懲悪ではないので製作者から戦争に対して、社会に対しての考え方をメッセージとして発している感が漂いました。
地味に粛々と進んでいきますが、物語が面白いので飽きませんでした。

ラストにはぐっときました。

投稿 : 2014/10/30
閲覧 : 251
サンキュー:

4

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本アニメーションの本気

2007年放送全26話のNHKアニメ。

「簡単なあらすじ」(知っている方は飛ばしてください)
水の精霊の卵を体内に宿した新ヨゴ皇国の第二皇子チャグム(11歳)は
チャグムの父である帝の意向により命を狙われる身となってしまう。
チャグムの母、二ノ妃の依頼により
異国の女用心棒バルサ(30歳)はチャグムを連れ出すが、
新ヨゴ皇国の追手がすぐそこまで迫っていた・・・。

年齢を記載したのは本作がリアルファンタジーであることを強調する為です。
つまり10代の美少女用心棒がなんて萌えを全面に押し出したファンタジー作品とは
一線を画する作品ですということです。(そういう作品も嫌いじゃないですよw)

本作を観始めた当初は帝から次々と放たれる刺客と戦っては逃げ、戦っては逃げの
繰り返しという展開を想像していたのですが、そうではありません。

皇族から一夜にして追われる身となってしまったチャグムが
慣れない庶民生活の中でたくましく成長していく姿であったり、
バルサとチャグムのまるで母と子のような関係を築いていくその過程だったりを
非常に丁寧に描いています。

鬼神の如き強さを誇る短槍使いバルサですが、
チャグムの寝顔を眺めているその瞳は慈愛に満ちています。
そしてゆりかごの中で眠るように安堵の表情を浮かべるチャグムと
この二人の関係はとても印象的でした。
(でもバルサ姐さんはたくまし過ぎて父性を感じる場面もしばしばw)

そして本作を語る上で特筆すべきポイントはズバリ「映像と音響」です。
私は「こ・・これがNHKの本気なのか・・・」とひたすら驚嘆していましたw
本作はできれば大きな画面でじっくりと噛みしめるように堪能して頂きたい。
また、ある程度アニメを観慣れてから本作を視聴することをお勧めしたいです。
これまで自分が観てきたアニメ作品と比較対照することによって
本作の映像と音響の凄みをより鮮明に、より明瞭に感じ取ることができると思うからです。

映像ももちろん素晴らしいのですが、特に印象的だったのは音響でした。
このレビュー評価で音楽を満点の5点にしていますが、
これは厳密に言えばOP、EDの評価ではありません。作中の音響含めてです。
(OP、EDだけの評価ならば3.5くらいです)

水のせせらぎ、風に揺れる稲穂、馬の蹄が土を蹴る、
それらの音がとてもクリアでその音を聴くだけで
目を瞑っても作中の景色がすぐにでも想起できるようなそんな感覚でした。
音がリアリティを生み出していると言うべきでしょうか。
物語の世界観にすっと入り込めるということはこれまでにも経験してきましたが、
実はそれはストーリー設定や映像だけでなく
音響効果も極めて重要なファクターであったということを再認識させられました。
(これはと思った映画はやはり劇場まで足を運ぶべきということも再確認w)

本作こそまさに一見一聴の価値のある作品だと思います。
いや、作品ですと断言しちゃいましょう。
日本アニメーションの本気と言っても決して過言ではないでしょう。
ストーリー展開が・・・とか終盤の山場が・・・という意見もあると思いますが、
それだけでは語り尽くせないものが本作にはあると私は思っています。


原作の小説(シリーズ全10巻、外伝2巻)ではアニメの続編が描かれているようなので
是非機会があれば読んでみたいです。
さらに、2016年春からは3年に渡って
NHKでドラマ放送するようなのでそちらも気になりますね。

バルサ姐さん役は綾瀬はるかさんか・・・正直あまりイメージが湧かないなぁ
共通しているのは艶っぽい唇とおっぱ(自粛)
まぁ視聴してみないことには何とも言えませんねw

投稿 : 2014/10/18
閲覧 : 784
サンキュー:

59

シフォンアルティラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKの本気!

上橋菜穂子さん原作のファンタジー、後にアニメ化した獣の奏者エリンもそうだが、この人の世界観は作者が文化人類学学んでいたとあって、奥深く神秘的である。本作は中央アジアの民族の見聞が大きいそうだ

神山健治監督、Produuction.I.Gは実にいい仕事をしている。
本編の構成、演出、音楽は勿論だが、特に作画は素晴らしい
戦闘シーンの動きは凄まじく、背景の作画は、光の反射、空の動きなど当時としては言う事なしの素晴らしさだった。

最近NHKで実写化が発表されたが、興行的には難しくても個人的には続編のアニメ化も是非いつかやってほしいです

投稿 : 2014/10/08
閲覧 : 347
サンキュー:

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精霊の守り人のストーリー・あらすじ

女用心棒のバルサはふとしたことから新ヨゴの第二皇子チャグムの護衛を依頼される。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムは、威信を守るため息子を秘密裏に殺そうとする父帝と、ニュンガ・ロ・イムの卵を食らうナユグの怪物ラルンガの両方から命を狙われている。チャグムを連れて宮から脱出したバルサは、卵がチャグムの体を離れる夏至まで、幼馴染の呪術師タンダやその師匠のトロガイと共にチャグムと暮らし始める。(TVアニメ動画『精霊の守り人』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
www.moribito.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B2%BE%E9%9C%8A%E3%81%AE%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA

声優・キャラクター

安藤麻吹、安達直人、辻谷耕史、真山亜子、野島裕史、楠見尚己、松風雅也、西凜太朗

スタッフ

原作:上橋菜穂子(『精霊の守り人』偕成社刊)、 監督:神山健治、脚本:神山健治、キャラクターデザイン:麻生我等、ストーリーボード:荒川直樹、美術監督:竹田悠介、色彩設計:片山由美子、音響監督:若林和弘、音楽:川井憲次

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