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「劇場版「艦これ」(アニメ映画)」

総合得点
66.1
感想・評価
162
棚に入れた
787
ランキング
2934
★★★★☆ 3.7 (162)
物語
3.4
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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劇場版「艦これ」の感想・評価はどうでしたか?

アム さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアス全振り。こういうのでいいんだよ

 一期は萌えがやりたいのかシリアスがやりたいのかいまいちだった。結論から言うと本作はシリアス全振りである。
 ここまで思い切れたのは、例えば一期では被弾したら服が脱げるだけだったが、本作では血が出る…とか当たり前のことを当たり前にできたという部分が大きいだろう。

 良い所は残す。悪い所は直すことが出来たのも本作の良作至らしめている所である。
 その例がストーリーで、一期より綺麗に纏まっており胸糞悪さみたいなものが全くなかった。一期でも史実を意識はしていたが、今作でもテーマとなるソロモン海戦を意識したストーリーに仕上げられたのは、期待以上の仕上がりだと感じた提督も多いのではなかろうか?
 航空戦の見応えも健在。また、一期で不評だった戦闘時のキャラCGは、ほぼ無くされ違和感なく楽しめるようになった。

 某レンアニメのようにシリアスで失敗したからと言って日常アニメに逃げてしまうのではなく「どこがいけなかったのか?」と考え改善できたのは、艦これというコンテンツの底力を感じた。
 個人的な評価としては、正に自分の理想的な萌え×ミリタリーって感じで凄く楽しめた。更にシリアス全振りだと、どうしてもお涙頂戴のようなストーリーになってしまうことが往々にしてあるが、本作では一期のような茶番でもなく丁度いいバランスだと感じた。
 艦これ一期から色眼鏡で見てしまう人も多いかもだけど、悪いことは言わないから一度見てあげて欲しい。たぶん後悔はしない。

P.S.
自分は提督はやってるけど、そこまでこのコンテンツに熱心ではなくてね。どちらかというと「ハイスクールフリート」とか好きなミリオタなんだが、はいふりの劇場版もこういうストーリーだったらなぁ…と思ってる(笑)
提督達が羨ましい/(^o^)\

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 85
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

BATTLE SHIP by Key

TV版途中離脱で原作も未プレイ。

ゲーム原作な上にTV版の続き的なやつなので前提の説明は一切なし。どうせファンしかみないだろうと新規への配慮は皆無。TV版は離脱、こっちはほぼシリアスとのことでなのでバトルアニメとして観てみた。冒頭の夜戦でしっかり掴まれ期待は高まる。

物語・Keyとエヴァ
作画・しっかり劇場版品質。
声優・お疲れ様です。
音楽・EDは海色にして欲しかった。商売上無理か。
キャラ・延々シリアスなので萌え苦手でもワンチャン。

艦これってこんな地獄のような設定だったんですね。冒頭からしっかり謎で引っ張ってくれて最後まで集中して見れました。デザインが突飛なのはウマ娘レベルですが、あっちは完全なファンタジーかつコメディタッチなので「そういうもの」と捉えれば画面自体の違和感はない。こっちは多少現実要素ありつつも、特に良く映る長門ら上層部の連中はデカいヘッドパーツありのデザインなので、どうしても最初は異質感がある。それがもうキリッキリッとカッコつけて話すもんだから、馴染みのない方が見ればギャグにしか見えないでしょう。

艤装のデカい大和なんかはすごくアニメ映えするしキャラもいいので見ててカッコいい!ってなるんですが、巡洋艦?クラスのやつはロリだし手に持った砲は小さいしで弱そうにしか見えない。敵はあからさまなモンスターなのに艤装はハンパに現代兵器感があるのでパッと見効きそうにない感もある。照明弾のくだりは真っ当なバトルアニメをやる気なんだなあとワクワクさせてくれました。モブはハンコ絵なので区別もしやすい。メインは有名どころばかりだし。

残念なのは映画の主軸となる如月パートで満遍なく漂うエロゲ感。聞かれたくない話を聞こえる場所で話すとか、軍隊っぽく描いてるわりに如月を拘束せず野放しとか。「いやまあそりゃそうなるよね」ってパターンの繰り返し。見せ場をつくるのにネームドをその場だけ無能にするとか。吹雪さんの単騎特攻ダイブも結果的にたまたまうまくいっただけで懲罰ものの自殺行為。敵が増えるので轟沈は絶対避けるべきって聞いてからのいきなりみんなで総力戦ってのも「え?さっきの話なんだったの?対策は?」ってなる。この設定使うならまず接近戦禁止令でなんでやねんで揉めてからの〜で引っ張って「実は…」ってやるやつでしょ。もっとというか、かなり面白く出来たはずなのにすごく勿体無い。まあ設定自体はありがちなので借りるレベルに抑えたってことかな。

似たようなモチーフのアズールレーンは空中戦も地上戦もあるがこっちは海上のみ。攻撃手段も砲撃や魚雷のみなので、擬人化のわりにはあまり自由さも派手さもないのだが世界観上仕方ないか。それでもバトルシーンは楽しめた。

見て良かった!とも思わないが見て損した!とも思わない。
完全なファン向けなのでファン以外にはおすすめできない。

投稿 : 2022/10/23
閲覧 : 109
ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ひたすらバトル

海を蹂躙する謎の敵「深海棲艦」。在りし日の艦艇の魂を胸に抱き、その脅威に唯一対抗できる「艦娘」たち。艦娘たちの拠点「鎮守府」の存亡をかけ双方が激突した「MI作戦」では特型駆逐艦「吹雪」の活躍もあり艦娘たちが勝利を収めたが、その激戦以降、彼女たちの戦いはますます熾烈なものとなっていた。MI作戦の成功を足がかりに、鎮守府の戦力は南方の海域に進出。敵泊地の攻略を続け、その戦域を少しずつ拡大していた。その中で新たな前線基地に集結し、次の作戦に備える艦娘たち。戦いを経て成長し、そして新たな戦力も加わり続けて作戦に成功を収め意気上がる彼女たちだったが、目標とする海域に重大な異変が発生していることが判明する。そこで艦娘たちを待っているものとは--。というあらすじ。


夜中の巡回からの戦闘で開始。
終了すると如月が浮上し、保護される。どうやら異変があるようで体に変な痣が。そのうちに角まで。
撃沈した娘がどうやら深海棲艦になるらしい。これじゃ闘いに終わりが見えないじゃない。いや誰も撃沈されなければ大丈夫。
なんやかんやで吹雪が奇跡を起こして深海棲艦はみんな消失。
深海棲艦に成り下がったけど、辛うじて自我を保っていた如月は百合キス?と思われる行動と愛の告白しつつ消滅。
そういえば、深海棲艦になってから撃沈されたら元に戻るんだっけ?彼女たちは永遠の命かな?


主題歌
帰還 西澤幸奏
艦隊これくしょんといえば彼女でしょう。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 90
サンキュー:

2

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんだか、2016年ってずいぶん昔な気がしますね

まだ「艦これ」って流行っているんですかね。
ゲームには興味のない私には分からないけど。
いまだに各地でのイベントがあるところを見ると、
まだまだ終わるようなことはないみたいですね。

さて、本劇場版は、まだまだ艦これが最盛期だったときの映画ですね。
この前にテレビシリーズがあり、いろいろと議論があったイメージがあります。
私もテレビシリーズは棚に入れていたものの、レビューを記載していない・・。

さて、劇場版はそんなテレビシリーズでの疑問や不満に応える形で作られた
みたいです。
視聴者の納得いくものを追求した結果なんでしょうか。
戦闘シーンの動き、作画、音響、どれを取っても素晴らしく、
さすが劇場版という感じがします。
これ単品でも十分な気がしますね。

ゲームとアニメのタイアップは、相乗効果で盛り上がりを狙うものですが、
テレビシリーズの不満を劇場版で回復したというところでしょうか。
ゲームが圧倒的に人気あったので、そのイメージをアニメで覆すのは
悪手ですからね。
そういう意味では、無難に作ったなあという印象。
ただ、最後のシーンとかを見ると、どうしてもマイキーの言葉を思い出す。
「日和っている奴いる?いねえよなぁ?!!」

いえ、ほんの冗談です。
次のテレビシリーズをもうすぐやるんだよね。
期待してます。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 123
サンキュー:

3

ネタバレ

くにくに さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

パンチラだけではない!

パンツ映ってます。それだけではなく、海上戦は美しい。主砲発射も大迫力。キャピキャピ感は睦月ちゃんにより若干抑え目。でもよかったよ、最後ああなって。これからもどんどん敵を撃沈していけばいいんだね。

投稿 : 2020/12/23
閲覧 : 377
サンキュー:

1

ポテ☆とと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わらない戦い

さすが劇場版!
作画は抜群の迫力!
ストーリーは、
艦これ特有の少し寂しさを感じさせる感じ。
彼女たちの戦いは終わらない。
その有志を一度、観てみてはいかがでしょうか?

投稿 : 2019/11/18
閲覧 : 230
サンキュー:

3

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

謎がハッキリした分、TVアニメ版より良かったです。

【ストーリー】

TVアニメで謎だった敵”深海棲艦”の存在や、他の匂わせなど、
劇場版前提でTV放送されてたんだなあーって感じる内容でした。

ただ、TVアニメのレビューと同じように少しばかり悲しげ・淋しげな印象を受けるストーリー。
劇場版だけに展開もポンポンと進んでいくので、日常・ギャグ要素もなく、
かなり真面目に、この艦これアニメの真相が深く描かれる内容です。

正直、最初から暗いし闇深いんです。しかし、
なんで戦わなきゃいけないのかと言うのがハッキリしたおかげで、
また、今後の戦う理由もハッキリしたおかげで、
感動することはなかったのですが、良い話にまとまっていたと思います。


【キャラ】

登場艦娘が多すぎる上に、映画で展開の早さ故にメインのキャラ以外は全く印象に残らない。
これに関してはしょうがないのかなと思います。出てこないキャラも多かったですし。

ちゃんと活躍してたであろう艦娘たちも、吹雪の裏で頑張ってたんだろうなーくらい。
吹雪以外のメインキャラが、そもそも少しネタバレになりそうなので控えますが、
とりあえず吹雪にも色々あったんだなー。とか、吹雪がやるしかねえ!な流れですね。


【作画・声優】

やはりこの2つが光る作品。TVアニメの時からそうですけどね。


作画は引き続き綺麗。戦闘時の2D描写も増えてたような気もするし、とても良い。
キャラの表情とか、いちいち動きも良いし、本当に!マジで!!綺麗!!!
キャラデザとかも、そもそもキャラが多いから各々の可愛さがあって良いですよね。


声優さん、TVアニメ版からですが1人複数役持ちが多めで評価に困るってのもありますが、
短い内容の中で戦闘が多めだったり、感情強めに出てるシーンとかも多く、
また、劇場版の尺でセリフも少ないながら、演技に熱を感じましたね。

複数役キャラの聴き分けとかに関しては、聞いてる余裕ないくらい早い展開でしたが、
TVアニメの時から引き続いて声優さんたちの技量や頑張りから、最高評価としました。


【他】

TVアニメでモヤモヤが残ってる人は、尚更劇場版を見るべきだと思います。
ハッキリしたおかげでスッキリしました。良い1時間半でした。

これを見てゲームを初めてみよう!ということにはなりませんでしたが、
艦これという作品の良さは、まあまあ伝わったかなという感想です。

投稿 : 2019/10/24
閲覧 : 252
サンキュー:

7

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日高里菜さんをはじめ、声優さんの熱演に感激!

原作未読。ゲーム未プレイ。TV版は全話視聴済み。

TV版の続編にあたる作品。
TV版では一切説明の無かった、{netabare}「艦娘」と「深海棲艦」の出自について・・・、{/netabare}の補完にあたる作品か?
ともあれ、TV版を視聴してからじゃないと楽しめないかも。

TV版はコメディパートとシリアスパートがあったが、本作はシリアスな展開のみで構成される。

個人的にはコメディパートが好きだったので少し残念。
{netabare}大井は大人しいし、金剛もまともなことしか言わないし、島風に至っては姿がチラッと見えただけ・・・。{/netabare}う~ん、残念!
その分、おチビキャラの健気な姿には、ほっこりさせて戴きました。

ラストのバトルシーンは、見ごたえ十分で良かった。
作画は綺麗だし、動きはすごく滑らか。
さすが、劇場版!

Cパートで{netabare}如月のもとにお弁当を届ける睦月。
復活したかと思えば、深海棲艦化したり、消滅したかと思ったら、完全復活・・・。{/netabare}
いろんな意味で{netabare}「如月」{/netabare}が大活躍する作品。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 598
サンキュー:

27

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

声優さんすごい

ゲーム未プレイ、アニメは視聴済み、キャラデザは大好き

ストーリーはちょっと安易で浅いなーと感じました

え?なんで?と感じるシーンがいくつかあり、もう少し深く掘り下げたり、捻ったり、心情描写を描いて欲しかったですね。

まぁ

ですが


目的は可愛いキャラ達が活き活き動いてるのを愛でる為なのでストーリーは二の次ですwww

アニメ時から好きな加賀、霧島、瑞鶴の他に気になっていた大淀、鳥海の活躍が観れたのは嬉しかったです♪
メガネ率が高いのは単なる性癖なのでご了承をw

アニメ2期もやるらしいので(進捗は聞こえてきませんが…)今回活躍のなかった島風、高雄、榛名
まだ出てない鹿島、香取、浜風、阿賀野、伊8の活躍を見たいですね!

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 299
サンキュー:

6

ネタバレ

まれすけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

航空戦の作画が秀逸

実際の大戦でも、乗組員の無念は計り知れないものがあったと思います。そういった点に配慮して作られたストーリーは素晴らしいと感じました。
またアニメ1〜12話と違い、提督の存在がほとんど感じられない点は良かったです。
如月は酷な役回りになっていますが、ラストのシーンで報われたのかなと思うと少しほっとしました。
作画は特に航空戦のシーンが秀逸で、非常にダイナミックでスピード感あふれる映像に仕上がっていました。また、3DCGが皆無だったのも好印象です。
長門と陸奥の出番が無かったのは残念でした。
それと、大和の砲撃シーンの音がおとなしめに感じられたのが気になりました。
声優陣の演技からはキャラクターの感情がよく伝わり、良かったと思います。

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 243
サンキュー:

3

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

今更ながら視聴完了。
アニメ未視聴なら意味わからないと思う。
ゲームもアニメも映画もかなり人気の作品らしいです。

多分ですけど、ゲームが人気だからアニメも映画も売れたのだと思う。
内容は個人的には微妙だった。アニメ見てから大分時間たってたから内容忘れたっていうのもあります。

動きは綺麗だった。EDも良い。声優陣が豪華。

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 241
サンキュー:

4

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメの続き、笑い一切無し

最初から最後までシリアス。


テレビアニメの続き、深海棲艦と艦娘の関係、そして主人公《吹雪》の秘密を描いている。

最初から最後まで超シリアス、序盤に沈んだはずの《如月》が発見され、海で異常が起き、加賀から艦娘と深海棲艦の関係、自信も深海棲艦だったことを告げられ、最後に《吹雪》が自身の分身とも言える深海棲艦と対峙、、、、、
いやちょっとぐらい笑い入れようぜ・・・・


今回提督はほとんど出てこない、長門の話だと遠征中?だけど、結局提督は《吹雪》の秘密を知っていたのかな?知ったうえで鎮守府に置いていたのか、そこらへんの設定をちゃんとして欲しかった。
なんだかんだ言って最後まで人間側(提督)はほとんど出てこなかったな・・・・まあいいけど。

投稿 : 2018/08/30
閲覧 : 273
サンキュー:

2

ネタバレ

まりす さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

物語の消滅は必然

TVシリーズ鑑賞済み、ゲームはやっていません。
私も別のソシャゲをやっていますが、もしそれがアニメ化して、
劇場版が出たとしたら作品に何を求めるだろうかと考えます。

そうしたとき、「新たな設定」なんて大して求めないであろう
自分に気付きます。自分の知ってるキャラが動いているだけで
きっと嬉しい。コマ送りして観たくなるほどでしょう。

好きなキャラが優遇されれば「神!」
好きなキャラが撃墜されれば「クソアニメ!」
正直、そんな判断軸かと思います。
だから物語なんて不要なんです。
{netabare}
・本部から主な艦娘が全員居なくなっても気にしません。
・変色海域の中心部に何があるかわからないのに全力出撃します。
 更に長門は「この餌にかからなければ突入部隊が全滅する…」
 などと言い出す始末。そんな作戦で大丈夫か?
・作戦に責任をもつはずの提督は出てきません。
 男完全不在の戦場に漂う圧倒的な歪さ。情けなさ。
・艦娘⇔深海棲艦 の話を聞いても何の葛藤も容赦も無く
 バンバン打ちまくる吹雪、睦月、夕立ちゃん
・如月 消滅後10分で再会シーン
{/netabare}

物語として面白くなく、ツッコミ所も多い。
でもAmazonや当サイトでの満足度はそこそこ高い。
ビジネスモデルとしては全然アリなんでしょうが、キャラでしか売ってない。キャラのみに飛びつく消費者もやはり際限なくキャラを消費する存在で、
時代の流れと共にこの作品はあっけ無く灰になってしまいそうです。

アップデートで消費の欲望を満たし続けるソシャゲは今や巨大市場に
なりつつあります。もはや鑑賞者・批評者は企業にとっては邪魔で、
いかに「消費者」を増やすかが企業利益に直結する課題なんですね。

与えられた欲望に満足するのがこれからのアニメ鑑賞なのかと思うと
暗澹たる気分になります。まして、本作は「角川映画40周年記念作品」と
銘打たれている。40年やってきた到達点がここなのか??
本当かよ… というのが提督ではない私の感想でした。
お目汚し失礼しました。

投稿 : 2018/06/06
閲覧 : 254
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

敵として戦ってきた深海棲艦の正体が艦娘の変わった姿と知って、
勝手に変化してゆく自分、そんな如月の苦しみ、仲間たちの悩み

深海棲艦化したときの殺伐とした世界の見方感じ方、
そうなってしまいたくない、今のままの仲間たちと一緒にいたい、けれど止まることなく変わっていく自分
それをどう受け止めるのかとか、見たくない?

投稿 : 2018/02/08
閲覧 : 162
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

アニメの続きです
そっちから見ないと入り込めないかも
{netabare}深海棲艦と艦娘の関係性、それに苦悩する少女達{/netabare}
やっぱり映画は感動作がいいと思う

投稿 : 2017/11/10
閲覧 : 198

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファン向けな作風はまだまだ続くよ、どこまでも

艦娘の秘密が分かったような分からないような物語。

艦娘の由来の物語なんだろう。なんだろうってのは本当の由来がよく分からなかった。ファンタジーがぶっ飛び過ぎて視聴者が考えてって感じでした。終盤は若干退屈だったかな。私としてはもっとうやむやにするかもっとハッキリさせるかにしてほしかったが半端に終わった。しかもEDで結局あいつが出てくるし。アニメの続編かゲームがあるからなのかな。
さすがに劇場版だけあって作画は良くなってました。バトルシーンもしっかり動いてるし新キャラや新しいシチュエーションもありなかなか良かったです。直撃弾が頻発する主砲での撃ち合いや30knotも出てないのに凄いスピード感のあるバトルに突っ込みを入れてはいけませんよ!アニメにリアルは要らないんだから!
音楽は特筆無し!

艦これシリーズは船が女の子って時点で萌え好きかミリオタじゃないと入りにくいうえにストーリーもファンじゃなきゃ特になんとも思えない。しかも続編がこんな物語ではなーんも分からなくて面白味に欠けるだろうしね。まだガルパンの方がリアルな物がドンパチするので分かりやすいだろうね。
ニワカファンの私としてはまともな作画とスピード感あるバトルシーンだけでも十分楽しめました。一人の声優さんが同じシーンに何役もやってて頑張って演じ分けてるけど結局声質が大して変わらない東山さんがキッツキツだったTV版に比べて同じ声優さんが演じるキャラが同時に出てることも減ってて良かった良かった!

投稿 : 2017/11/02
閲覧 : 261
サンキュー:

10

ネタバレ

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版 艦こけ

地上波で放送されていた「艦隊これくしょん」の劇場版になります
脚本が花田十輝さんと田中謙介さん(原作)で、監督が草川啓造さんです
制作会社がディオメディアです
ここまでの紹介で、もうアニメの出来がわかってしまいますね

ストーリーなんですが、ゲームやってた私でもなんだかよくわからなかったです
{netabare}艦娘が轟沈したらどうなるかというものをやっていたのはわかるのですけどね{/netabare}
キャラは、妖精さんたちが頑張っててよかったです
声優さんですが、豪華ですしなかなかよかったです

地上波に続き、劇場版でも盛大にコケてしまったようですね
そもそも、「ジェットスキー」と揶揄される水上をすべっていく設定は迫力に欠けますし変だと思います
もう、画的にどうにもなりませんです
もうアニメを作るのはやめたほうがいいと思います

はっきり言いまして、原作に思い入れがなければ観る価値がないでしょう

投稿 : 2017/10/17
閲覧 : 314
サンキュー:

15

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

仄暗い海の底から。

アニメーション制作:ディオメディア
2016年11月26日に公開されたアニメ映画。

原作は、角川ゲームスが開発しDMM.comが配信しているブラウザゲーム。
監督は、草川啓造。

【概要/あらすじ】

艦娘(かんむす)とは第二次世界大戦で戦いの果てに海に沈んでいった軍艦の魂をその身に宿す少女たちであり、
深海棲艦との戦いを宿命付けられています。

MI作戦(ミッドウェー海戦)で勝利を治めた(TV版の展開)後も、艦娘(かんむす)と深海棲艦の戦いは続いていました。

深夜の南方海域にて鳥海(改二)率いる「三川艦隊」と深海棲艦の艦隊との戦い。
鳥海たちは勝利を収めましたが、赤く染まる海。

昏き海の底から繰り返し聞こえる声。

『カエリタイ…カエシテ……』

艦娘(かんむす)たちの艤装が錆びて破損していきます。

そして物悲しい雰囲気の中で敵巡洋艦隊の遺骸から、
もう還ってこないと思われていた見覚えのある少女の姿が海面に浮かび上がります。

謎の声は、ショートランド泊地に向かう別の艦隊にも聞こえてきます。
戸惑いを見せる艦娘(かんむす)たちの中、一人・吹雪だけは優しい笑みを浮かべて、

『ううん、大丈夫。』

吹雪には特別な何かが存在すると匂わせつつ、次の戦いの幕が上がっていきます。


【感想】

TV版の続編にあたりますが、全般的にどこか寂寥感の漂う作りになっています。
艦娘(かんむす)たちは、どこから来てどこへ行くのか?
それは無限の煉獄のようであり、艦娘(かんむす)たちの痛みと苦しみがピックアップされていまして、
コメディ要素は、かなり薄いです。

シナリオ自体は普通なのですが、
作画と演出のクオリティがパワーアップしていて戦う艦娘たちの格好良さが際立っています。

また、ややダーク寄りのシリアス展開で緊張感のある映像となっています。(一部、エヴァにも似ていますが)
戦闘で傷ついた艦娘(かんむす)たちの姿は、その手の好事家には素晴らしいものになっていますね。

理屈で考えると、なんでこうなったのか?不思議なことだらけで精神論みたいなものが目立ちますが、
そこのあたりは、この劇場版の作画と声優の演技が素晴らしいですので気になりませんでした。
TV版で存在していたチグハグ感が無くなっていて映像作品として美しいものとなっている。
というのが観て感じた印象でした。


短いですがこれにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/10/12
閲覧 : 368
サンキュー:

38

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

テレビシリーズでまとめることもできたのでは?

テレビシリーズよりも登場キャラクターは増えており、原作を知らない人間にとっては誰が誰だかという状態だったが、ファンにとっては嬉しい演出だったのではないでしょうか。とはいえ声優さんの兼役が多いので、所見ではキャラの判別はしにくかったです。もう完全にお祭り状態です。とはいえテレビシリーズに続き、声優さんのお芝居はお見事でした。特に日高さんは特に重要なキャラクターを担当されたこともあり、実質主役級の感覚で見ていました。

物語はかなりシリアスであり、如月との再会をきっかけに、そもそも艦娘とは何か、何のために戦っているのかという作品世界の核心を明らかにしていったのはよい展開だったと思います。欲を言えばこの展開までテレビシリーズに組み込むことができればそちらの評価もより高くなった気がしますし、脚本的にも不可能ではなかった気がしてなりません。その意味では、物語的にあえて劇場版にする意味はあまりなかったのかなと。

作画・演出・CGなどはテレビ版よりもかなり進化していた印象です。戦闘シーンも疾走感溢れた艦娘の動きは大きな画面で見ると迫力があっただろうな、と感じました。これだけキャラクターが登場する作品も少ないでしょうから、キャラの動きや配置作業はかなり大変なものだったのではないかと思います。

エンディングのスタッフロールにて、声優さんの兼役の多さを再確認。特に日高さん、佐倉さん、東山さんお疲れさまでした。

投稿 : 2017/09/16
閲覧 : 236
サンキュー:

6

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この夜の海。その先に…

この作品はテレビアニメ版の続編に位置する作品です。
物語の内容に繋がりがあるので、前作未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。
待ちに待ったレンタルがようやく開始されたので、早速借りてきて視聴しました。

艦娘の轟沈…深海棲艦との闘いを宿命付けられた彼女たちにとって決して目を背けてはいけないこと…
潜り抜けてきた死線の数々が、否が応でもお互いに結び付きを強くします…
そして艦娘のみんなはその結び付きをとても大切にしています…

再開を約束して出撃して…その約束だけを心の支えにして帰りを待ちわびる…
ですが志し半ばで散ることを運命付けられた艦娘が、溢れんばかりの思いを残しながら沈んでいく姿を目の当たりにしました。
簡単に諦めた艦娘なんて、ただの一人もいなかったと思います。
だって、陸に残してきた仲間が…大切に思っている人を悲しみのどん底に突き落とすことになるのが痛いほど分かっているから…
だから捜索も死に物狂いだったんだと思います…
でも、どんなに頑張っても手の届かないことってありますよね。
この戦いが命懸けであることを認識するには十分過ぎるくらいの出来事の先には、心を痛めながら帰ってくるはずの無い仲間を待ち続ける姿とたくさんの大粒の涙が待っていました。
テレビアニメ版で放送されたこのシーンが頭によぎるのには理由がありました。

きっと艦娘の根幹に関わる出来事といっても過言ではないストーリーが劇場版では展開されるから…
そんな摩訶不思議な出来事から物語は動いていきます。

ストーリーは劇場版の短い尺ではありましたが、しっかり練られている上、「どうして深海棲艦と戦わなければいけないんだろう」という疑問に対する一つの答えを見る事ができたので、見応えは十分だったと思います。
ですが、その答えを実行する、となると正直相当心が折れると思います。
いえ、きっと正しい答えを選択できない人がいてもおかしくない…自発的に実行できる人はきっと一人もいないんじゃないかと思いました。
よくまぁ、こんな酷い設定が考えられると逆に感心しましたけれど…

キャラデザは相変わらず綺麗です。でも、あまりに登場する艦娘が多いのと、似かよった艦名ばかりなので主要キャラ以外は殆ど覚えられませんでした。
劇場版の上映時間は約90分なのですが、テレビ版より登場人物が増えているんです。
テレビ版ですら覚えられなかったのに…私に覚えきれる訳がありません。

でもキャラについてはこの作品ならではの楽しみ方があると思います。
それは出演されている声優さんが複数の艦娘を演じているので、そのキャラを演じている声優さんは…という視点で見るとグッと面白さが増すと思います。
特に日高さん、井口さん、あやねる、東山さん、洲崎さん、種田さんたちは5種類以上の艦娘を演じ分けているのですが、声優さんの持つ独特の特徴で直ぐ分かる艦娘もいれば調べて初めて知った艦娘もいたり…

そして作画も綺麗でとても丁寧に作りこまれているという印象です。
とにかくたくさんの艦娘が登場するので、戦闘シーンは「これでもかっ」と言うほど迫力満点です。
そして日常パートは全般的にシリアスなシーンが多めでしたが、この作品の根幹とも言える内容に触れているのでこれは止む無し…

でも、ここまで視聴してきて、この作品の評価が真っ二つに割れている理由が分かったような気がします。
私は原作ゲームは未プレイですが、アニメを視聴された方の中にはゲームをプレイされている方もきっと多いと思います。
レビューの冒頭で触れましたが、自分のお気に入りのキャラには轟沈して欲しくない…が本音だと思います。
それでは、絶対誰も轟沈しない…とすると今度は緊迫感が欠けてしまいます。
でも、私たちは常に死と隣り合わせである事はテレビアニメ版で嫌というほど思い知らされました。
だから、轟沈の標的になるのが次は自分のお気に入りかもしれない…そう思うと視聴するのが怖くなると思うんです。
そう考えると、この劇場版の轟沈に対する設定はとても素晴らしいと思います。

痛みが全くなかった訳ではありません。
今回もたった90分の間でたくさんの涙を見てきました。
でも世の中にはどんなに非常な事でも「受け入れなければならないモノ」があるなら、それは今回の終盤に起きた出来事だったのではないでしょうか。
だって、受け入れる事が終焉に直結する訳じゃないから…

多くの血と涙の先で艦娘たちを待っているモノとは…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

現在2期の制作も進行中だと風の噂で聞きました。
これまで特型駆逐艦の吹雪が主人公でしたが、今回の劇場版を見ると次回作は必ずしも吹雪が主人公じゃなくても面白い展開が期待できるのではないかと思います。
この劇場版が見応え十分だっただけに、次回作にも期待したいところです。
首を長くして次の情報を待ちたいと思います。

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 387
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21

ネタバレ

うち. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメ版の答えがあったりなかったり

 提督達の黒歴史の続編…じゃなくて、アニメの正当な続編。
 アニメで投げっぱなし…じゃなくて、如月の髪飾りの伏線回収とかもやれたり、深海棲艦の生誕の謎が解明されたりしなかったりした。
 戦闘もキャラ描写もそこそこ良かったものの劇場版でさらなる謎を残す結果になろうとは思わなかったわけでも無いが、どうでしょうか。
○物語(ここは読まなくて良いです)
 南の島で作戦展開中の部隊に発見された轟沈したと思われた如月。まさかの帰還に喜ぶ睦月であったが戦艦長門や空母加賀と赤城の反応はなにやら芳しくない。
 ゲーム中で何度も経験する「敵を倒すと艦娘が帰還(ドロップ、ゲーム用語でアイテム入手)する」というのを重苦しく表現、映像としての答えを出した。
 救出された如月は突然クレーンを攻撃したり、情緒不安定になり睦月の胃をキリキリさせる事態が起こる。そして如月の体にも異変が起こり始める。この体の異変の理由は説明されないまま終わるというよく分からない展開になったのだが考察とツッコミは後述。
 如月救出前(物語開始時点)にアイアンボトムサウンド、艦隊の墓場と呼ばれた海域から声が聞こえるという報告があり艦娘は不審に思っていた。
 それと同時にアイアンボトムサウンドの中心から赤い海が広がるようになり、この赤い海に着水していると艤装が壊れていくという無理ゲーな特性を持っていた。このまま赤い海域が広がれば作戦どころか航路が全面封鎖になるのでそうなる前に、元凶を潰す作戦を立てる。
 なんやかんやの総力戦の末、中心の大穴にたどり着く吹雪(主人公)大穴に無計画に飛び込みいざ元凶と対決かと思いきやまさかの対話形式最終決戦。
 元凶の正体は無念と怨念の塊になったもう一人の吹雪だった。
 いざ尋常に勝負かと思いきや、精神世界での対話バトル。最後は対話という古い戦法で元凶との戦いに勝利した吹雪は、一人で浜辺に辿り着き艤装を外しながら基地に戻ったのであった。
 そしては最後は何故か異形状態では無い如月とそれに弁当を届ける睦月が、というところでエンド。

 ざっくり書こうとしてほぼ内容を書くだけの文章になってしまいました。上記の部分は斜め読みで結構です。

○深海棲艦の目的と艦娘の生まれ方。
 深海棲艦は艦娘を羨望と嫉妬で見ており、それで艦娘を沈めようとしてくるっぽいというのが加賀の考え。実際のところ深海棲艦に直接聴いたわけでは無いが元深海だった加賀が言うのならばそうなのだろう。
 本作では艦娘は深海棲艦を倒すとたまにドロップする程度で大量の同一個体が居るという描写も無いので、ドロップ自体はあるもののそれを知らない艦娘が居る。
 轟沈経験有りで帰還した加賀と戦艦メンバーと空母赤城はこの件を知っていた模様。

○如月の異形化の謎
 轟沈した如月が帰還した後、身体が変質していった現象の説明は無かった。加賀も如月と同じ轟沈経験有りだがそういった経験はないようで謎を増やしてしまった。

○赤い海域で吹雪の艤装が壊れない理由
 アイアンボトムサウンドで吹雪以外の艦娘の艤装がポンコツになっていく中、何故か吹雪の艤装だけは壊れていく様子が無かった。これも残念ながら理由不明。
 提督の夢に出たからかな?
 真剣に考えると吹雪(暗黒)の影響なのか轟沈経験有りの艦娘は耐性があるのかもしれないけど、こればっかりは作中で説明しないと駄目でしょう。

○深海棲艦型吹雪
 ねっとりボイスで海に響き渡る大声で「カエリタァ〜イ」と言っていた。赤い海域を生み出し、精神攻撃などもする強敵。精神攻撃が主な攻撃手段なのか、巨大な右手以外は艤装は装着していないように見える。
 吹雪の轟沈した時の後悔や無念が生み出した存在。特殊な存在故か直接的な戦闘は行うことは無かった。
 作中のあの姿も精神世界(かどうかは不明)での姿なので実際の姿はもっと違うのでは?という私の妄想。

○あれ?深海棲艦って結局どこから来たの?
 本作でも残念ながら発生原因は不明のまま。まあ多分かつての大戦の艦隊の無念とかが生み出してるとかじゃないの?

○物語以外
 キャラは可愛かったです、長門の胸がさらにデカくなったみたいで良かった。
 今回チョイ役だった天津風や時津風もシリアスな空気をなごます緩和剤になった気がします。
 声優の皆さんはかなり大変だったと思います、長時間の収録と演じ分けが要求されたでしょうし、この辺に関しては賛美したいですね。

○まとめ
 戦闘の爆発シーンがめちゃくちゃ気合い入っている以外では戦闘シーンは劇場版と考えても普通の完成度。
 物語の展開と結末を考えるとギリギリ及第点な凡作になってしまいました。
 とはいえ設定も何も無い原作ゲームでここまでのものを作るのは、結構凄いことでは?そう考えるとなんか映画艦これ(とアニメ)ってそう悪いものでも無いのでは?と錯覚しそうですね。
 難しく考えずに観れば多分良作。

投稿 : 2017/09/05
閲覧 : 242
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7

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定が非凡すぎるのが難点

TV版で秀逸だった3.4.5話辺りの延長って感じ

ゲームをプレイしている人なら楽しめますね^^

エンドロールを観るとびっくり、声優さんが大変だw

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 295
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3

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

よくわからんけど犯人は吹雪

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 201
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0

めがね さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

少しだけ報われた。。かな?

テレビ版艦これの続編。及び補完。

原作であるゲームからの疑問であった艦娘とは?その出自が明らかに!?
みたいな内容だった。

面白くはない。


まとめ
・誰にも薦めないアニメ
・もともと艦これを好きな人向け
・念のためにもう一度、面白くはない。

投稿 : 2017/05/01
閲覧 : 248
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3

鼎映 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

艦娘についての謎について分かって、とても感動的

初めて艦これを観て感じた「艦娘の誕生」についての謎が分かる内容で、EDの「帰還」と内容がとても合っていた

投稿 : 2017/02/01
閲覧 : 229
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5

ネタバレ

Csword さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

終わり良ければなんとやら

アイアインボトムサウンド中心部での顛末などに不満はあるもののエンディング曲の「帰還」が良く、ラストで如月と睦月が本当の意味で再会できたのでなんやかんや最後まで見て良かったと思いました。
あと戦闘シーンは迫力があって良かったですね。

ただアニメ版が好きな人間としては大井っちと北上さんの百合コントはないし、ロリ軍団はほぼ出ないし、吹雪が赤城さん大好きの変態じゃなかったのは少し残念です。
まあ劇場版のようなシリアスな話には必要のないものなので仕方ないですけどね。
そこは2期に期待することにします。

投稿 : 2016/12/27
閲覧 : 198
サンキュー:

4

ネタバレ

帝釈天 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

酷い

公開して2日で見に行きましたがちょっとひどいですね
なんで如月を復活復活させる必要があるのか分かりませんし
吹雪や加賀さんが元々深海棲艦でしたみたいな設定もいらないと思います
しかも電出てるのに一言も喋ってないじゃないか!けしからん
まああまり期待するなということです
現在公開中ですので劇場へ行ってください

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 291
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4

щ(゜▽゜щ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

期待してた出来よりは良かった

TV版と違って戦闘の迫力があったし、妖精さんの描写や航空戦の描写があって作画には9割満足。
1割は若干、艦娘の作画が乱れてた気がしたからマイナスしたけど気にかける人は少ないかな。
TV版から気になってた轟沈の扱いに触れてるのでアニメ版見た人はぜひ見て欲しい。
最後に一言。
「夕立が1番かっこかわいかったっぽい!」

投稿 : 2016/12/20
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ミステリー仕立ての劇場版は、志(こころざし)高く秀麗な「象徴主義」の香り

先日、「この世界の片隅に」とダブルヘッダーで観てきました。

上映時間の関係でたまたま「このせか」の方を先に鑑賞したのですが、これが・・・{netabare}呉鎮守府とか戦艦大和とか重巡洋艦青葉とか{/netabare}色々出て来て・・・お前、狙ってたな!?というレベルで、観ていて、{netabare}呉軍港が繰り返し米軍の空襲を受ける{/netabare}シーンとダブって「劇場版艦これ」が「このせか」に狙い撃ちされて大破着底させられてしまう悪夢を見ているような憂鬱さを感じてしまい、これは観る順番を間違えてしまったかも?とちょっと後悔してしまいました。

で、そういうナーバスな気分を引きずったまま本作を鑑賞し始めたのですが、見始めすぐに「あれ?これやっぱり面白い?」となって、見終わった頃には、やはり大きな満足感と、また早く観に来たいという気持ちが残りました。


◆ミステリー仕立ての「象徴主義(*)」アニメ

本作の内容については、一度鑑賞しただけではまだまだ消化不足で、再度の鑑賞後にまた考えていこうと思いますが、見終えた直後の印象は、

まるで19世紀末のイギリスやオーストリアで興った象徴主義 Symbolism 絵画(ラファエル前派などが有名)をイメージさせる、秀麗で神秘的(ミステリアス)な、スピリチュアルな暗示に満ちたアニメ作品

・・・というものでした。

まあ最後の「スピリチュアルな暗示に満ちた」という部分が大切なのですけどね(※ここで「鎮魂の祈りに満ちた」とはっきり書くのは私には役不足でしょう、きっと)。

(*)象徴主義は、19世紀後半に隆盛を極めた写実主義/自然主義の美術・芸術潮流に反旗を翻し「目にみえない人間の魂を象徴的に描き出す」ことを目指した文芸運動。

確かに本作は、観客動員数や話題性など、目に見える部分で「このせか」に"してやられた"格好になっていますが、個人的には事前の期待値を超えて楽しめた印象的な作品となりそうです。

投稿 : 2016/12/07
閲覧 : 521
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23

ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パンフレットが思っていたより良い出来でした♪

公開初週の最終日に見に行ってきました!
残念ながら入場特典は貰えなかったです……
評価については無視してくださって結構です_(._.)_ 

ショートランド泊地でプレイしているので
ちょっと「おぉ!」ってテンションが上がりましたw


●物語
2015年冬に放送されたアニメの続きにあたるストーリーで
「艦これ」という作品の根幹部分にメスを入れた内容になっています。
(如月轟沈のその後、深海棲艦との戦いの真実、吹雪etc...)

また、コメディ要素は少なく緊張感ある90分でした。

{netabare}睦月と如月の姉妹艦の感動物語と
吹雪の誕生の謎に迫る内容で
この作品において吹雪の存在意義の大きさの理由がわかりました。
僕の泊地でも一番練度の高い駆逐艦なので、みんなの希望ですよ。

如月の【深海棲艦】mode ブラウザの方でも適応してくれたら面白そう。。{/netabare}


●声優
パンフレットに声優さんが顔写真付きで紹介されていたので
公開前に眺めていました。
豪華すぎます!


●キャラ
一言ずつでも多くの艦娘にセリフがあって、そこはよかったと思います。
重巡提督の方も楽しめたのではないでしょうか。
個人的には翔鶴にもうちょっとしゃべってもらいたかったなぁ

もちろんみんな可愛かったです♪


かっこよかった艦娘のシーン↓
{netabare}・天龍の砲弾を刀で弾き返すところ
・赤城さんの対空戦闘
・大和の主砲
・如月改二【深海棲艦】modeの救援
・比叡の探照灯照射!
・川内が決死の覚悟で魚雷を手にするシーン
・作戦概要の編成紹介シーン
・妖精さんの合図で艦載機編隊が降下するシーン{/netabare}



●作画
戦闘シーンが迫力ありました。
魚雷、探照灯、艦載機の乱れ合う航空戦……見応えありました~
波の描写が力を入れている所と入れてない所の差が分かるレベルだったのが少し気になったくらいです。
艦娘はアニメ版同様みんな可愛かったです(>_<


●音楽
西沢幸奏さんの「帰還」
壮大な海のバラードで歌詞も感動しました。


最後に。
この映画で艦これという作品への一つの答えが示された感じがします。
この展開から既に放送が決まっているアニメ2期へどう繋げるのか
楽しみにしつつ、ブラウザでゲームをして待ちたいと思います。

投稿 : 2016/12/06
閲覧 : 420
サンキュー:

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劇場版「艦これ」のストーリー・あらすじ

海を蹂躙する謎の敵「深海棲艦」。
在りし日の艦艇の魂を胸に抱き、その脅威に唯一対抗できる「艦娘」たち。
艦娘たちの拠点「鎮守府」の存亡をかけ双方が激突した「MI作戦」では特型駆逐艦「吹雪」の括約もあり艦娘たちが勝利を収めたが、その激戦以降、彼女たちの戦いはますます熾烈なものとなっていった。

MI作戦の成功を足がかりに、鎮守府の戦力は南方の海域に進出。
敵泊地の攻略を続け、その戦域を少しずつ拡大していた。
その中で新たな前線基地に集結し、次の作戦に備える艦娘たち。
戦いを経て成長し、そして新たな戦力も加わり続けて作戦に成功を収め意気上がる彼女たちだったが、目標とする海域に重大な異変が発生していることが判明する。
そこで艦娘たちを待ち受けるものとは―――。(アニメ映画『劇場版「艦これ」』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年11月26日
制作会社
ディオメディア
主題歌
西沢幸奏『帰還』

声優・キャラクター

上坂すみれ、藤田咲、井口裕香、佐倉綾音、竹達彩奈、東山奈央、野水伊織、日高里菜、谷邊由美、大坪由佳、中島愛、洲崎綾、ブリドカットセーラ恵美、堀江由衣、川澄綾子

スタッフ

原作:DMM.com POWERCHORD STUDIO/『艦これ』運営鎮守府、原案・コンセプト:田中謙介、 監督:草川啓造、製作総指揮:井上伸一郎、脚本:花田十輝/田中謙介、キャラクターデザイン:井出直美/松本麻友子、メカニックデザイン:宮澤努/諸石康太、音楽制作:フライングドッグ、プロデューサー:元長聡、アニメーションプロデューサー:天野翔太

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