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「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~(Webアニメ)」

総合得点
73.3
感想・評価
515
棚に入れた
2396
ランキング
1025
★★★★☆ 3.8 (515)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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planetarian ~ちいさなほしのゆめ~の感想・評価はどうでしたか?

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私の弱点なので客観評価出来ません 

戦争に拠るNBC攻撃で無人の廃墟と化した街には無人となって尚戦い続けるロボット兵が跳梁しています。
その街に食料を漁りに潜入した男が出会ったのは、デパートの屋上で50年間稼働し続けるプラネタリウムの案内ロボット。
彼女は男を客として応対しますが…
というお話。

ズビバゼン ボウ涙でレビューデギマゼン。

落ち着いたので書きます。

一種の終末もので、これ系では「少女終末旅行」とか
比較的最近観た「ガラスの花と壊す世界」の様な世界観です。

何でか知らんけど私はこれ系がホントに弱く、簡単に涙腺崩壊します。
これ系と言うのはロボットが稼働し続けるやつです。
何なら攻撃してくるロボット兵の時点で泣きそうになります。

小さい頃に見た映画「2010年」でHALと再会するシーンとか
ロボットじゃないけど、小さい頃に見聞した惑星探査機の話とか
それを登場させた「人類は衰退しました」とかもツボ押して来やがります。
死ぬまでの密かな楽しみがあって、今も火星のセーガン基地周辺に居るであろう探査機、ソジャーナと人類が再会する日を楽しみにしているんです。

兎に角これ系は弱いんですわ。
そのツボのど真ん中を押しやがるのがこのアニメです。
(一定数同志が居るって事ですよね?)
ストーリー自体は何のことはない、雰囲気アニメの域を出ないんですけどね。
一歩間違えば「直球表題」だし。

冷静にこのアニメはSFとしてもとても出来が良いです。
ロボットの台詞と行動原理に無理が無い所。
それからこういう役こそ声優さんの技術が際立ちますよね。
プラネタリウムに行きたくなりました。

同じようなツボをお持ちの方は是非どうぞ。
ちょっと激痛過ぎてお気に入りに入れるのは躊躇しますけど、それくらい衝撃的な作品でした。

投稿 : 2023/08/11
閲覧 : 90
サンキュー:

5

まめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

5章で終わりか…

前に見たvivyとよく似たアニメでした。
それを簡潔に5章にまとめた感じ。
自分的にはvivyが良すぎて、どうしても比べてしまい
この点数になりました。
人型ロボットと出会って、
あっさりとした内容。

やはり12話はほしいです

投稿 : 2023/08/08
閲覧 : 88
サンキュー:

2

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣けました(追記)

いい話でした。オススメです。
安直に男女の別れで泣かせようとする物語が多い中、本当に心が動かされるとはこういう物語のことだと思います。

追記:
久し振りに本編〜劇場版〜スノーグローブと2周目を視聴したので追記を。
初めて観たとき涙腺が緩みまくった「過去のホログラム」では、あれっ、ちょっとあざといかも?と感じてしまいました。ですが、その後に観た劇場版の同じシーンでは鼻水垂らしまくってしまったから不思議。それにそのシーン以外にも、主人公がゆめみに嘘をつく所とか、雨が涙のように流れるシーンとか、いい場面が目白押しで、やっぱり名作です。主人公カッコよすぎ。ゆめみがあまりにもポンコツなため、「自分が壊れていると思ったら壊れているのは世界の方だった」という逆転オチのパンチが弱いかも?
劇場版は、本編の総集編&新作の未来編からなります。前作の局地戦で放逐された街から、全世界が緩やかに終焉を迎えつつある状況まで悪化しています。主人公は星屋として生涯を閉じようとしています。
総集編部分は、感動を味わうには十分ですが、やっぱりカットされてるところがあるので、ちょっと繋がりが悪い部分があります。新作部分は、崇拝されてるロボの下りが意味不明でした。そして最後、「その言葉で報われた」とか言ってますが、それ妄想だから!報われてないから!サーセン。
スノーグローブは、本編でちょっとだけ映ったスノーグローブの由来が分かる?短編です。良くも悪くもファン向けでしょうか。本編のように心が揺さぶられるようなものではありません。平和な時代を描いたものですが、プラネタリウムの客の入りが悪かったり、ロボットを排斥しようとする動きがあったりと、なんとも先行きの不安を感じさせるような作りになっています。
3篇を見終わって、歳を取って宇宙への興味が、深宇宙の超巨大ブラックホールだったり、超ひも理論が予言する宇宙の始まりだったり、エヴァレットの並行宇宙だったりと移り変わっていることに気付かされました。たまには童心に帰って夜空を見上げ、銀河内の星星に思いを馳せてみようかな…。

投稿 : 2023/07/09
閲覧 : 304
サンキュー:

4

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

待ち続ける少女の想いと星空の映像美を味わうアニメ

ゲームブランド『Key』制作のPCゲーム原作。
Web配信アニメ。全5話。
原作未プレイ。Key作品初心者のレビュー。

~あらすじ~
世界大戦後、細菌兵器の影響で人々に見捨てられた危険な街"封印都市"。その街のデパートにあるプラネタリウムに、ロボットの少女が居た。滅びゆく街で待ち続ける少女の願いとは。

"人間の起こした戦争によって荒廃した、雨が降り続ける街"と、"何も知らず待ち続ける少女のいる、美しい星空を映すプラネタリウム"という対象的な舞台設定が、どこか切なさと儚さを感じさせる物語でした。

前半はロボット少女の話の通じない止まらない喋りがうるさくて、不愉快でしたが、彼女なりの喜びの表現なのかと思うと納得だしちょっと切ない。
泣けるほど感動はしなかったけど、ロボットの少女の純粋な一生懸命な姿と星空の映像は素晴らしかったと思います。

キャラ萌えしなかったし、原作ファンでもないので続編である劇場版は見ませんが、健気で儚い系のお話が好きな方には刺さるかもしれんです。どちらかというと男性向けと思います。

投稿 : 2022/07/28
閲覧 : 202
サンキュー:

13

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本作だけでは評価しがたい

一応話に区切りはついているが本作だけではなんとも評価しがたいと思います。
劇場版「planetarian~星の人~」の為のプロローグ的な感じ。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 507
サンキュー:

6

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たった5話でこのクオリティはヤバ過ぎ

Key作品の一つで全5話と短い話数で構成されているアニメ(1話:約18分 2話:約13分 3話:約20分 4話:約17分 5話:約26分)

個人的には欠点が1つもないレベルで出来が良いアニメでした。主な登場人物が2人しかいないので話がとても理解しやすくて全5話ということもありテンポもスムーズでした。また作画や曲も良くて非の打ち所がなかった

特にゆめみの声が凄く心に響く様な感じがして最終話の語りは涙腺に来ました

機会があればプラネタリウム観てみたくなりました

投稿 : 2021/09/20
閲覧 : 346
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まっくらな世界でちいさな星を見つけたヒトとロボットのおはなし

公式のイントロダクション
{netabare}
封印都市の忘れ去られた プラネタリウム 。こに迷い込んだ男が出会った ロボットの少女 、星に導かれた 奇跡の物語
世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。
その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ”。
彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。
そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。
そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。
「おめでとうございますっ! あなたはちょうど、250万人目のお客様です!」
突如現れたロボットに警戒する男・“屑屋”。
貴重物資を回収することを生業とする彼は、【封印都市】に潜入中、
都市を徘徊する戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃にあい、このプラネタリウムに迷い込んだのだった。
「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき......。満天の星々がみなさまをお待ちしています」
大戦の影響で、星すら見えなくなった滅びゆくこの世界で、彼はそこで何を見るのか。
1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然。
そこで起こった 奇跡 とは ― 。
{/netabare}


1話目「ロボットの花束」
{netabare}
1話目の公式のあらすじ
{netabare}
世界大戦の影響で、人々から見捨てられた街【封印都市】。
そこに、まだ見ぬお宝を発見するため単独で潜入している男“屑屋”。
探索中、都市を徘徊する戦闘機械に追われ、廃墟と化したデパートのプラネタリウムに迷い込んだ。
そこには、少女の形をしたロボットがいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ”。
突然現れたロボットに警戒する屑屋だが、ゆめみは彼に、すでにこの世界では見ることができなくなった「星空」を見せると言い……。
{/netabare}

小野大輔さんの声と美少女ロボットで「ディメンションW」
それから「ジョジョの奇妙な冒険」の承太郎思い出した
ヤレヤレ。。って言ったところで笑っちゃったw

美少女ロボと男の人のおはなしってよくあるのかな?
にゃんもいくつか見たけど悲しいおはなしが多いみたい

ゆめみがこわれかけてボケてるみたいで
屑屋さんとのおはなしがふつうにマンザイみたいでおかしかったw

ゆめみはできないことをできるって信じておんなじこと何回も言ったりって
ちょっとうざい感じだったけど
まっすぐに信じたりできるってすごいことかも。。
屑屋さんの心まで変わりはじめたみたい☆
{/netabare}

2話目
{netabare}
2話目の公式のあらすじ
{netabare}
プラネタリウムに残って、投影機【イエナさん】の修理をすることになった屑屋。
ゆめみも一緒に手伝うが、長い間稼働していなかったため作業は難航する。
ゆめみの話を聞くと、彼女は1年間に7日間しか稼働していない状況で、目覚めたその日に、この場所に訪れた偶然に屑屋は驚く。
修理を続ける内屑屋が徐々にゆめみに心を許していく最中、彼女はある願いを告げようとする。
{/netabare}

はじめに
こんな世界になったわけがちょっと説明されたけど
あとは1話のつづきでイエナさんの修理

ゆめみがおんなじこと何度もくり返してちょっとイラッってするけど
ゆめみはマジメに言ってるだけみたい


ゆめみって何か考えてたりするのかな?
プログラム通り動いてるだけなのかな?
なみだを流せないって言ってたけど悲しかったりうれしかったりするのかな?
それともそう言ってるだけ?

あんまりおはなしはないけど
見ながらいろいろ考えちゃうみたい。。


あれっ?もう終わっちゃった!って思ったら
13分ちょっとのおはなしだったんだね^^
{/netabare}

3話目
{netabare}
3話目の公式のあらすじ
{netabare}
よいよ、ゆめみの投影が始まる。
ゆめみと【イエナさん】が見せる星の世界に、屑屋はただ、息を漏らす。
彼女が語る星座にまつわるエピソード、星の神話など様々な話に見惚れていく。
そしていよいよ記念投影に移ろうとした瞬間、トラブルが起きプラネタリウム内全ての電源が落ちてしまう。
投影ができなくなったことで落ち込むゆめみに、屑屋は一つの提案を持ちかけるのだが……!?
{/netabare}

今日は20分ちょっとでふつうのアニメみたいだったけど
おはなしのほとんどは
ほんとのプラネタリウムに行ったみたいだった^^


にゃんはキリスト教の幼稚園に通ってたから
讃美歌の「いつくしみ深き」がなつかしかった^^
悩みをイエスさまに話したら楽になれる。。みたいな歌

お祈りしたら世界が変わるとかってゆう詩じゃなくって
悩みを消してくれるってゆう感じかな?


イエナさんが途中で止まっちゃって
屑屋さんはゆめみの声だけ聴いてたけど
ゆめみって世界は変えてくれないけど屑屋さんの心を変えてくれる
神さまなのかも?
{/netabare}

4話目
{netabare}
4話目の公式のあらすじ
{netabare}
プラネタリウムを去ろうとした屑屋に一緒についていくことになったゆめみ。
同行しながら、花菱デパート周辺の施設を紹介していく彼女を、呆れつつもほほえましく見ている屑屋。
そして、街を探索する中、屑屋は念願叶い好物の酒を手に入れることができた。
久々に酒を飲みほしながら、ゆめみの今後をどうすべきか迷っている。
そして封鎖壁が近づいて来た時、屑屋はある物を目にする。
{/netabare}

ゆめみをいっしょに連れて行きたい☆
電力を手に入れてイエナさんもいっしょに
居住区を回って小さなプラネタリウムを見せる商売をしようか?とか
屑屋さんもゆめみに会ってから夢を見るようになったみたい☆

ゆめみってプラネタリウムだけじゃなく
みんなに夢を見せてくれるお仕事もしてるのかも。。
{/netabare}

5話目
{netabare}
5話目の公式のあらすじ
{netabare}
封印都市を脱出するために、最後の障壁シオマネキへの奇襲に失敗した屑屋。
ゆめみが遠くから見守る中、屑屋は反撃にもひるまずに、シオマネキを倒すべく対峙することになる。
屑屋が放った第二発目の砲弾は、敵の動きを止めることに成功するが、反撃で屑屋も足を負傷してしまう。
万策尽きたと思われたその時、屑屋の目の前に驚きの光景が広がる。
{/netabare}

屑屋さんを助けようとしてシオマネキにやられて
ゆめみが壊れて電池切れで止まりかけたとき屑屋さんが言った
「実はオレはお前を迎えに来た。。
壁の向こうで新しい職場と客が待ってる。。」ってゆめみの天国のことで
屑屋さんはゆめみを迎えに来た天使になろうってしたみたい

そうゆう屑屋さんのやさしさにやっぱり涙が止まらなくなっちゃった。。


いつか
人間がまた幸せに暮らせるようになったとき
誰かがプラネタリウムを作って
ゆめみのメモリーカードを使ってあげられる時が来たらいいな☆
{/netabare}

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 810
サンキュー:

79

ネタバレ

颯沙 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

語りアニメは長く感じますね

keyのノベルゲームが原作。

keyのイメージが麻枝准さんなのですが、この作品の監督はジョジョの奇妙な冒険のディレクターも務めた津田尚克さん。

また、投影機の名前が「イエナさん」なのですが、これは兵庫県明石市立天文科学館にある投影機「カール・ツァイス・イエナUPP23/3」がモデルになっているからのようです。
ちなみに明石市立天文科学館には「ブラック星博士」という人が星の説明をしてくれたりします。

物語は5章構成で、内容はシンプルで屑屋が偶然訪れた花菱本店の屋上のプラネタリウムで案内ロボット「ほしのゆめみ」と出会い、投影機の修理や上映等の過程で色々なことを感じていく。

しかし、作品のほとんどが描写ではなく「会話」「語り」で行われているため、
1~4章は14分とショートアニメと変わらないのですが、とても長く感じます。
ロボットであるゆめみは、同じようなセリフを何度も繰り返すので、その無駄がより長さを感じさせてくれます。
まるで私のレビューのように無駄に長くて中身が無い!

最終話の5章では最初にあった「涙」のくだりの回収が行われ、雨がまるで涙が流れているような描写がされていたのは、おおっ!と思いました。
内容は「プラスティック・メモリーズ」と似ている感じがするので、その作品が好みの人は合うかな?と思いますので!
劇場版「星の人」はこの総集編が流れるので、よほど好きって人以外は劇場版をお勧めします。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 303
サンキュー:

4

ネタバレ

らっかせい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく切ない

最初は少し鬱陶しく思ってましたが、屑屋と同じようにだんだんとゆめみに愛着が湧いてきました。

何となく予想は出来てましたが、ゆめみが壊れてしまう場面では泣いてしまいますね。何と言っても、泣けないゆめみの眼に雨が溜まって泣いてるように見える演出がかなり粋でした。屑屋の優しい嘘にもグッときました。

そして最終回ED後の「俺は、星屋だ」っていう屑屋のセリフが、ゆめみに心動かされたんだという事を表していて物語の締めにふさわしいと感じました。

ただ、物語としては序破急の構成で、全体的にスローテンポなので、人によっては少し退屈かもしれないですね。ゆめみに対する視聴者の愛着を誘って最後で持っていくスタイルなのはもちろん理解しています。
「星の人」の方にもちいさなほしのゆめの内容が大方入っているので、人に勧める際はそっちでも良いかと思います。

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 172
サンキュー:

3

ルカルカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちいさなほしのゆめ

全5話と1本の映画程の長さで、1つの物語として完璧にまとめられている。

この話数でここまで感動できる作品に出会ったことがない。

とてもおススメできる作品です!!

投稿 : 2021/06/17
閲覧 : 109
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

出会うはずのなかった2人の出会いと別れ

KEYらしさが5話という短い話数に凝縮された作品。
戦争中、封印都市で"1人の男"は敵に追われ、たまたま迷い込んだ場所は忘れ去られていたプラネタリウムだった。そこにいたのは、1年で7日間しか稼働しないロボットの少女"ほしのゆめみ"だった。彼女は、30年間来るはずのない人達を待ち続けていた。出会うはずのなかった2人。戦争で敵ばかりの毎日で疑い続ける日々の男と、純粋で人を疑うことの知らないロボットの少女。疲れ切った男がロボットの少女に助けられ、待ち続けても来なかったかもしれない場所に現れた男に救われたゆめみ。
2人はお互いに必要だったものを補い合っていたのだ。
これは人間同士では成し得なかったことでもある。
この作品のタイトルにある、ほしのゆめみの小さな夢。それはいつしか暗闇に迷い、星空が見えなくなってしまった時にプラネタリウムで見せた未来の星空を思い出してもらうこと。それは、言い換えれば人にとっての希望。つまり、ゆめみは人にとっての希望になりたかったのだと思う。
とても素晴らしい作品だった。

投稿 : 2021/03/02
閲覧 : 249

ken m さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

後世に伝えていかなければいけない作品

緊急事態宣言のさなかに観て、この作品の過酷な背景が何か身近に感じリアリティを持ってとても感動しました。

最終5話を除き各話時間が短くシンプルなストーリーですが、見やすくすんなりとストーリーに入れ1話から涙を流したのは久しぶりの事。
切ないエンディングに号泣しましたが劇場版のラストで少し救われます。

余計な紆余曲折を省き落とし込んだメッセージが観終わった後に
深い余韻となり染みわたります。

こんな作品があるからアニメはやめられない。
アニメとはこうでなくてはいけないと思わされました。

投稿 : 2021/01/15
閲覧 : 228
サンキュー:

2

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ペパロニアン ~小さなマサの夢~

遠い昔、我々が肝に銘じていた教え。
それは、頭ツルツルのロボットに話しかけられたら、返答してはならないというもの。

その一見無害そうな姿のそれは、かつて存在した3大キャリアの一つを束ねた総帥“マサ”、彼の記憶と怨念が乗り移った存在。

無邪気に語り掛けてくる言葉に騙されてはいけない。

「少しお話をしませんか」

ひとたび捕まれば、際限のない言葉遊びに付き合わされるこになり、気が付けば、財布の中身を、家族全てを管理され、同化され、飼い犬と成り果てる。

既に知っていたはずである。
それが、次の呼びかけと同義であることを。

「あなたはそこにいますか」

・・・・・・・・・・・・・・・。

プラネタリアン、まだの方は是非。
きっと、“ほしのゆめみ”のファンとなることは必至。
128EB(エクサバイト)、1億2千800万TB(テラバイト)、当時の世界のデータ流通量(IPトラック)に相当する。
きっと心が生まれていても不思議はない。
短編SFとして非常によくできた作品であり、何よりKeyらしい演出である。

投稿 : 2020/08/26
閲覧 : 345
サンキュー:

20

ちょっちゅね~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鍵っ子達の感想がメンヘラと思った作品

内容について、物語は単調ですが面白い。
しかし泣く要素がありません。
これで「泣ける」「感動した」「涙腺が止まらん」との感想がありますが、
ロボットに対して感情を抱き、行動する主人公を異常だと捉えてしまう。

感動した人達には申し訳ないが、
感受性が豊かな人が好むアニメorメンヘラ御用達アニメのどちらで捉えるか判断が迷う…。

ちなみに勘違いしている人がいますが、
本作品シナリオは麻枝准氏ではなく、涼元悠一氏です。


総評:酒で酔い痴れながら視聴すると泣ける?と思う。

投稿 : 2020/08/14
閲覧 : 455
サンキュー:

2

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

プラネタリウム解説員が素敵な作品

世界観:6
ストーリー:5
リアリティ:5
キャラクター:5
情感:6
合計:27

<あらすじ>
封印都市の忘れ去られたプラネタリウム。
そこに迷い込んだ男が出会ったロボットの少女、星に導かれた奇跡の物語
世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。
その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ”。
彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。
そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。
そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。
(公式サイトより抜粋)


感動する系の作品として名前が挙げられていたことがあり、また、約20分が5話と、ボリューム的に少ないことがわかったため手軽と思い視聴したのが経緯です。

視聴自体はすんなり見終えたのですが、シナリオの展開がやや強引で、悪い面でのKeyの麻枝氏脚本らしさが出てしまっていたかなという印象を持ちました。

{netabare}まず、主人公の男を取り巻く環境がよくわかりません。クズ屋ということで何かに利用できる廃材を探しているようですが、商売をしているシーンがありません。ビンの酒や保存食も探しているようでした。
そして、滅びた街のデパート屋上にあるプラネタリウム館にて、案内・解説ロボットのゆめみと出会い、何故か温情(?)をかけ、故障しているプラネタリウムの投影機を修理します。
3日くらいかけていたかと思いますが、その間の食料は少量のビスケット。水は雨水をろ過して飲んでいましたが、食料が乏しい上、機械と交戦しなければならないサバイバル環境下での行動としては共感できませんでした。

主人公の状況や導入部分での言動から、容姿がかわいいロボットなので温情をかけた、とも思えません(徐々に情が移ったのは理解しますが)。サバイバル下に、足の遅いロボットを伴って移動するのもあまりに悠長。
最後に、銃撃マシーンにゆめみが破壊されるというわかりやすい感動シーンで終わります。

一方、良い面ももちろんあります。プラネタリウムの投影は久しぶりに実際に行きたくなるくらい素晴らしく美しかったですし、ロボットは人間のためにあるといったゆめみの基盤となっている設計思想から来る、ゆめみの願い(天国を分けないでほしい)は、暖かい気持ちになりました。

批判的に見つつも、終盤は面白くなってきたところもあり、続編映画の予告では、今回の主人公が老人のキャラで、ゆめみのデータを新たな躯体に入れて復活させるのかな?などと考えていました。{/netabare}

ざっと感想を書きましたが、短時間でほっこりすることはできると思うので、評価点はあまり高くありませんが、アニメファン(特にKeyの作品に抵抗のない方)は視聴してもよいと思います。
引き続き劇場版を視聴します。

(参考評価:3.4)
(視聴2020.6)

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 387
サンキュー:

19

nozzynozzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とても切ない未来のお話

短いアニメなのでさらっと見れました。プラネタリウムの維持という純真無垢な願いと、主人公らを取り巻く猛烈に過酷な状況とのコントラストが物語を引き立てています。とても切ない気分にさせられるアニメでした。原作がもともとPC向けのビジュアルノベルゲームだったと思いましたが、ゲームやって無くても全く問題ありませんでした。

投稿 : 2020/05/11
閲覧 : 280
サンキュー:

7

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

この状況でこんな話になるか?と思うくらいのkeyっぷりに非常に懐かしい気持ちになりました。話にのめり込むことはできなかったですが、安心して見ていられました。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 185
サンキュー:

2

ネタバレ

ノベル【旧ルーク】 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いいね!

少し前に見たやつですがすいません。
あの短さでここまでまとまってるのはすごいと思いました。最後泣きはしませんでしたが、良い感動シーンだったと思います。綺麗な終わりで非常に満足いく作品でした。さすがkey

投稿 : 2019/12/05
閲覧 : 195
サンキュー:

8

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

壊れているのは誰か

星を見るのは今でも好き。星空を見渡すと、確かに、人の世界は浮世の一部だって思う。

人は自分の正義のために他者と世界を壊す。で壊れてるのは何ですかっていう命題をプラネタリウムのコンパニオンアンドロイドが30年ぶりに来客した人(と視聴者)に問う。

時代錯誤のべたなボケを繰り返すアンドロイドに呆れてしまうが、最期に主客が逆転する。

生き残るための戦闘ロジックを正義とする‘お客様’と他者を守ること(愛)を最優先とするロボット。最期、同じ天国に入れてほしいという祈りは、お涙頂戴と劇場版への伏線。

自分はちょろいとあらためて実感する作品。

投稿 : 2019/11/15
閲覧 : 288
サンキュー:

17

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

短いわりによくまとまっている。

時間の制約で,短編ものですが
細菌兵器+熱核弾頭の戦争後の
世界を背景にしています。

前後の設定については推測の域を出ないですが,
中身だけ取り出してみると,
星の話やプラネタリウムの流れなど,
よくまとまっています。

軍事用のロボットに,ロボット3原則が
聞き入れられないがために「破壊」されてしまう
プラネタリウム・案内ロボット「ほしのゆめみ」

「人間の天国とロボットの天国を分けないで下さい」
というセリフにぐっときました。

最後に「ゆめみ」の瞳から流れたのは「涙でしょうか。」

お涙頂戴物語,涙腺崩壊アニメとしては,
Keyの作品らしくて,初めて見ると泣けてしまいます。

ロボット3原則を知っていると,
後半のストーリーがわかりやすいと思います。

EDの宮沢賢治の「星祭り」の歌が切なく聞こえました。

投稿 : 2019/11/06
閲覧 : 256
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8

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

THE鍵

ヒロインがいかにも鍵だった

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 204
サンキュー:

1

ネタバレ

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最終話、泣きました。短いですが中身は濃いです。

泣くといっても、全体が重くネガティブなイメージではありません。
当初のゆめみと屑屋のかみあわない会話は微笑ましいですし、戦闘シーンも作画がんばってます。
外に出てからのゆめみちゃんが何度も転倒してもお客様に尽くそうとする姿はとても健気で愛おしかったです。

投稿 : 2019/09/21
閲覧 : 242
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3

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嫌いではないのですが

一所懸命なロボットの話は大好きですし、これの最後も悲しい別れのシーンとして印象に残ると思うのですが。。。
下半身がちょん切れた女性ロボットというと、「僕の彼女はサイボーグ」という綾瀬はるかの映画を思い出してしまい、あまりインパクトが無かったのが残念でした。
彼女は戦闘要員としても実は優秀で、主人公を再三にわたり窮地から救い、最後の最後で主人公をかばってああなってしまった、みたいな話にしてしまえばもっとインパクトがあったかも。。。ちょっとやりすぎですかね。
時間があったら映画も観てみます。

投稿 : 2019/07/18
閲覧 : 248
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2

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

死後、人は必ず天国に行けるとは限らない、というツッコミはとりあえず無で。

-音楽の評価点が低いのは、ワタシの偏見のためです。-

〇主な登場人物
デパート屋上にあるプラネタリウム解説員のほしのゆめみという名の少女ロボットと、屑屋の青年である。青年は、置き去りにされた軍事ロボットが徘徊し非常に危険な封印都市から、利用可能な資源の回収を生業にしている。

〇本作のワタシ的に良かった点は、
・少女ロボットのビジュアルや振る舞いがワタシ的に、カワイイ頑張り屋さん風で、好み。特に、全身を使って飛び跳ねたりしながら、星の説明をしているのは好感度が高い。
・少女ロボットの台詞回しと声がワタシ的に、リラックスできるので好み。
・哀しいお話だけど纏まりがあり、結末には涙とともに一応の納得ができる。

〇本作のワタシ的に(ワタシが)良くなかった点は、
せっかく哀しいお話を我慢して視たのに、この少女ロボットが憐れに思えたこと以上の何かを見出したかったのだが、ワタシでは無理だったということ。強いて言えば、見つけたことが、嘘も方便とか..チョットワタシがダメじゃんw。

〇感想を書くための粗筋などの確認
屑屋の青年は、利用可能な資源回収の目的で入ったデパートの屋上で期せずして、プラネタリウムを訪れる。
星空投影機のイエナさんは故障していて動かなかったが青年が何とか直して特別上映に漕ぎ着けることができた。青年はこの少女ロボットのほしのゆめみと交流しているうちに、ヒトであるかのように感じ振舞うようになったように感じられる。この少女ロボットは、デパート店員として有能なコンシェルジェのように人に奉仕し、人を不快にさせないような完璧な台詞回しと行動をする。惜しむらくはこの封印都市の状況を理解する術をこの少女ロボットは持ち合わせていないため、平和な時代の無意味な選択肢ばかりを提示してくることである。それでいて杓子定規な行動や言動は、ロボットであることを失笑と伴に何度も思い出させる。
 少女ロボットは、プラネタリウムの特別上映をどうしても見てもらいたいようで、それが使命のようにプログラムされているみたいだ。特別上映「宇宙にはばたく人類の夢」の内容は、{netabare}太古の人類の歴史から始まり、千年後の星空を計算して映し出すものであった。(個人的に小学生遠足の時、プラネタリウムで同様に今の時代の天体とは異なる何千年も前/後の夜空(星座)を見せてもらって感動したことがあります。)「あなたが暗闇に迷い本当の星空が見えなくなってしまったとき、そっと思い出してみてください。」それが小さな自分のゆめだと {/netabare}言う。特別上映が終了し、青年は、プラネタリウムを後にして、封印都市から戻る帰途につくが、少女ロボットは駐車場まで同行するという。
 結局、少女ロボットは{netabare}青年の言いつけよりも人の危険を看過しないことを優先して軍事ロボットの停止を試み接近した結果、破壊されてしまう、という哀しい結末を迎える{/netabare}。この話の流れに泣き癒し要素があるかどうかは、ワタシ的によくわからない。そうなることはなんとなく予想できるように物語が作ってあるような気がしたので、ワタシの心のイタミは、哀しみというよりは二人で元の世界に戻れなくて残念という残念感に由来する。
 この少女ロボットの機能停止がもたらした意味は、生き(稼働し)たことの証として、その生涯の記憶が収められたチップがこの青年に回収されたこと、と思われる。そして、青年が訪れなければ、孤独に機能停止していたであろうこの少女ロボットが機能停止の直前に、自分の幸福を振り返ることができたので、幾分マシであったと思われる。そしてそのチップの最後のページには、自分がますます活躍できると青年に言われ、おそらくは安堵の感情が刻まれている筈だと思う。そして、青年の心にはプラネタリウムで見た美しい星空のイメージが刻まれただろう。

〇人の形をしたロボットをどう捉えるべきなのだろうか
人形は、動くことも話すこともできないので、明白にロボット未満の存在である。コンパニオン(人に寄り添う)アニマル(命を持つもの)として、ヒトほども人として扱えないものと捉えるべきか、あるいはヒトと同等として捉えるべきなのか、それとも人よりも上位存在の天使や天女と見做すべきなのだろうか。
 本作では少女ロボットは感情を持ち、幸福を感じることができる存在として描かれている。ラストの方の場面で、涙は感情の象徴のように描かれていた。そして、背中の大きな羽衣のようなリボンや、讃美歌BGMなどにより時として癒しを与えてくれる神々しい存在のようにも見えた。

〇ほしのゆめみから神様への注文
人の天国とロボットの天国を分けないで欲しい。∵天国に行っても人に仕えたい。ていうか、そもそも天国に行く必要が無い、いやむしろ存分に人に仕えられるこの世は天国だと。この天国は黒会社っぽい発想に近く聞こえるので、あまり好きじゃないです。意味が、奉仕すると感謝を返されるのが嬉しいというのも、極端に言うと遣り甲斐搾取みたいで半分ぐらいしか同意できないですw。でもまあ人間の労働者とは違いますから..w。

〇本作を視てヨカッタなぁぁとは思う
それは、現実の状況説明よりも人を救う噓があることを知ってはいましたが、ラストの方の場面で再確認できたこと。もちろん去り行く人を落胆させるようなことを言う必要はない訳ですが、ワタシは愚鈍で気が回らない上にネクラなので、有りの侭の悲観的状況をポロっと言ってしまいそうで、こんな優しい噓が付ける自信はまるでありません。それはさておき、屑屋さんはこれまでにも仲間を見送った経験が沢山あるのでしょう。
 



-極個人的なメンドクサイ事{netabare}
特定の宗教の信者でも何でもないのですが、いろいろな経験から、♪慈しみ深き友なる○○○は~、という歌詞が頭の中に響き始めるので、元ネタ讃美歌312番のこの曲をBGMに使われると、物語に集中できないw。
 あと、どうでもいい話なんだろうけどグレネードが不発のときmissfireって言わない気がするけど、プロじゃないからよく知らないです。FPSで不発弾とか聞いたことないしw..なので。{/netabare}

投稿 : 2019/04/30
閲覧 : 255
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12

宇宙開発長門有希 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人は神と悪魔をつくる

周りから認められたい、立派な人間になりたいといった感情は全ての人にある。
そしてそれが文明を発達させて来たことに間違いはない。ただし立派になりたい
認められたいという感情をつきつめれば他人への支配欲であるから、どのみち
階級社会もしくは序列社会を生み出してしまう。さらに膨張させると戦争となり
人を殺すことになる。一方で周りから認められたいといった支配欲をなくすと小説「人間失格」で書かれた主人公のような廃人となってしまう。

ロボットはこういった人間の哀しさを理解できるのだろうか?
ふと考えてしまった。同じ感情が文明を発達させ一方で他人に多大な
迷惑をかける矛盾。

人間を癒すため 人間を助けるために作られたロボット
ただひたすら人間を殺すために作られたロボット
これらのロボットは両方とも周りから認めれたい人間達が作ったロボットである。

このアニメはある兵士が人間を癒すため 人間を助けるために作られたロボットの言葉に感動しその意思を後世に伝えようとした物語だ。他人の幸せを考えられる人間でありたいと思った。

投稿 : 2019/04/18
閲覧 : 246
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5

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

健気に人間を待ち続ける少女ロボット

keyのゲームが原作。
なんか、笠地蔵の物語やKanonを思い出しました。
人に棄てられた街に、少女ロボットだけが取り残され・・

一緒に連れていげばいいじゃん!とか、
電源切ってけばいいじゃん!とか
まあ、それは思いましたが。

はかなく、けなげな少女の姿には、
やはり感情移入をしてしまいます。
だって人間ですから。

投稿 : 2019/02/12
閲覧 : 331
サンキュー:

11

ネタバレ

うたわれリアン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無人の廃墟に残ったプラネタリウムで・・・

鬱にならない程度に悲しいお話でした。
見始めは特にレビュー等は見ず、アニマックス+でなんとなく見つけて、視聴しました。
近未来、戦争により人類が滅亡した世界のSFファンタジーです。

プラネタリウムで働くロボットほしの・ゆめみは、人間のために尽くして働くことが喜びだと思い、廃墟となり無人となった街を見てもなお変わらず思い続け、そして神様に願うのは「天国を二つに分けないでください。人間とロボットに分かれず、天国に行っても人間の役に立ちたい。」と、切なく儚い願いに涙が出ました。
そんなゆめみと出会った一人の男性、始めはゆめみを警戒しますが、段々と打ち解けて、ゆめみの為にプラネタリウムの壊れた投影機を修理したり、一々質問してくるゆめみを邪険にせずしっかりと答えたり、ゆめみの将来を考えたりと、ロボットから一方的に尽くされるのではなく、人間もロボットと協力して共に生きていくというメッセージを感じました。

滅亡している世界ですが、焦点をこのゆめみと男性に絞り、プラネタリウムにいる間に敵ロボットからの奇襲などもなく、背景的な部分は必要最小限の回想で、二人の関係性を中心的に描かれていた事はとても良かったです。
プラネタリウムで投影中のゆめみの語り声も心地が良く、本当にプラネタリウムにいるような気持ちになれました。

劇場版、星の人の方で感想詳しく書いてます。
このアニメを見る上で「星の人」無しでは語れないです。

投稿 : 2019/01/26
閲覧 : 360
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6

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

小野大輔の演技は素晴らしい

この作品は、ゲーム会社Keyが制作したPCゲームを原作とした
webアニメである。Webアニメを通じて、原作を知ったため
ゲームに関しての詳しいコメントはできない。

あらすじを一行で言い表すと、人間とロボットの交流を描いた
SFドラマものである。但し、このアニメ以外にも、そういった要素
を含む作品はかなり多いので、見慣れている方からすれば目新しさは
皆無といっても過言ではない。

まずは良かった点から。
作画にはとても気合が入っている。また、プレネタリウムを題材に
している作品だということも相まって、星に関しての作画は思わず
うっとりしてしまいそうになる出来だ。

また、演出部分に関してもこだわりを感じられる。特に泣きの部分
においては。ぶっちゃけ、予想通りの展開ではあったものの、
演出と声優の演技による相乗効果が
見事に合わさり、目から汗が出そうになった。誠に感服した。

この作品において、私が一番評価した点は、屑屋を演じた
小野大輔の演技力である。実際の所、屑屋とほしのゆめみ以外
の登場人物はほぼ空気と化していたので、声優二人にかなり負担を
かけていたように見受けられた。ほしのゆめみを演じたすずきけいこ
の演技も素晴らしかったが、私としては屑屋の声を担当した
小野大輔の方に軍配を上げたい。

ここから先は、気になった点を述べる。
終盤はそこまででもないが、中盤におけるプラネタリウム投影機
の修理辺りはかなりテンポが悪い。かなり退屈に感じた上に
睡魔にも襲われそうになる始末。
早く終わらないかなーと心の中で呟いていた自分がいた。
ぶっちゃけ、そこまでして尺を使う必要性はなかったように思う。

次に目についたのはキャラクター設定。
ほしのゆめみに関しては、作者によほど思い入れがあるのか、
きちんとバックグラウンドの説明がされていたので、特に
申し分なかったものの、屑屋に対してはかなり省かれている。

申し訳程度の回想に、老屑屋がひょいと顔を出すが、途中で
用済みと判断されたのか役目を終えた瞬間、あっさり爆発
させてしまう。これはいくらなんでも、冷たすぎやしないか?
プラネタリウム投影機の修理に時間を浪費する位なら
老屑屋と屑屋の出会いに関してのシーンを増やしてほしかった。可哀想。

その上、こいつは修羅場を潜り抜けた凄い奴だと思えるような場面も
思い切り排除されているため、感情移入がしづらい。ほしのゆめみに
心を開くのも早すぎるし。いっその事、ロボットを只のおもちゃとしか
考えていない外道として描いた方が見ごたえがあったと思うのだが、
その辺りは議論しなかったのだろうか。かなり気になる所だ。

不自然に思ったのは、ほしのゆめみがいきなり天国について
語り出すシーン。余りにも唐突すぎて「え?(゚Д゚)」と思ったのは
私だけではないはずだ。アンドロイドならまだ納得は
できるのだが、業務用ロボットでは
違和感しか残らない。明らかに設定ミスだと思われる。
もしや劇中でほしのゆめみが発していたセリフ
「少しだけ壊れています」は、このことを指していたのか。
それなら納得だ。

ロボットとアンドロイドの違いを改めて認識する必要
があることを教えられたという意味ではとても勉強
になったと考えている。Key作品が大好きな方、
あるいは小野大輔氏が大好きな方ならば、見る価値はあると感じた。
それ以外の方が見ても面白いと感じるかは微妙なので
そこは各々の判断に任せたい。私からは無理に勧めない。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 465
サンキュー:

19

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

短い話しだけど良い話し

何気に「ロボット三原則」について考えさせられる話しでもある。
ヒロインの少女ロボットは「少し壊れて」いても、
人間に危害を加えるロボットの存在なんて信じられなかったんでしょうね。
短いけど素晴らしい出来です。

追加
続編というか、この話しの「ダイジェスト+後日談」の「planetarian ~星の人~」を視て「原作ゲーム」にも触れて、一気に評価が上がりました。
そちらの方も是非、ご覧ください。

投稿 : 2018/11/29
閲覧 : 488
ネタバレ

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

AI搭載型のちょっと壊れている少女

1章~5章(終)までみました

原作は、Keyのゲームです
Keyと言えば、泣かせてくるのでは?と思われるでしょうがその通りですwww
制作会社はdavid productionというところで、最近見たなあと思っていたら「はたらく細胞」やってました
webアニメとなっていますが、ほぼ配信版ですね
時間はバラバラで、1章が18分くらい、2章が13分くらい、3章が20分くらい、4章が17分くらい、5章が24分くらいです

ストーリーは、1章から5章までつながっています
星にまつわる壮大なお話ではなくて、プラネタリウムで起こる小さな切ない物語ですね
作画に関しては、悪くはないけど特別良くもないという印象です
キャラは、"ほしのゆめみ"という{netabare} ロボットというかAI搭載少女{/netabare}が出てくるんですが、ありがちなキャラかもしれません

実際のところ、泣いてしまうということはありませんでした
ですが、切ない気持ちにはなりました
"屑屋"と名乗る、ほしのゆめみと出会う主人公に共感できるかどうかですね
私の場合は、物語がちょうど{netabare}もやもや{/netabare}する場面で終わってしまうというのはちょっとどうにかしてとは思いました
この物語の続きみたいなものは、劇場版でやりますがそっちもどうにかしてというような気持ちでした

でも、とてもいいお話だと思いましたのでよろしければどうぞ
ちなみに、こちらの配信版を観てから劇場版を観たほうがいいと思います

投稿 : 2018/10/21
閲覧 : 306
サンキュー:

18

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planetarian ~ちいさなほしのゆめ~のストーリー・あらすじ

世界大戦後の降りやまない雨の世界。細菌兵器の影響で、人々に見捨てられた最も危険な街【封印都市】。その、デパートのプラネタリウムに、ロボットの少女がいた。彼女の名前は“ほしのゆめみ"。彼女はプラネタリウムの解説員で、1年間にたった7日間しか稼働することができない壊れかけのロボットだった。そこで彼女は、30年間いつか誰かが訪れることを信じて、1人誰もいないこの世界で待ち続けた。そして、30年目の目覚めたその日に、彼女の前に1人の男が現れた。「おめでとうございますっ! あなたはちょうど、250万人目のお客様です!」突如現れたロボットに警戒する男・“屑屋"。貴重物資を回収することを生業とする彼は、【封印都市】に潜入中、都市を徘徊する戦闘機械(メンシェン・イェーガー)の襲撃にあい、このプラネタリウムに迷い込んだのだった。「プラネタリウムはいかがでしょう。 どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。 満天の星々がみなさまをお待ちしています」星すら見えなくなった滅びゆくこの世界で、彼はそこで何を見るのか。1年で7日間しか稼働できないロボットの少女が、目覚めたまさにその日に訪れた偶然。そこで起こった奇跡とは――。(Webアニメ『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2016年7月7日
制作会社
デイヴィッドプロダクション
公式サイト
planetarian-project.com/
主題歌
佐咲紗花『Twinkle Starlight』

声優・キャラクター

すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫

スタッフ

原作:『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』(Key)、キャラクター原案:駒都えーじ
監督:津田尚克、脚本:ヤスカワショウゴ/津田尚克、シリーズディレクター:中山勝一/町谷俊輔、原作協力:Key⁄ビジュアルアーツ、キャラクターデザイン:竹知仁美、メカニックデザイン:海老川兼武、プロップデザイン:内田シンヤ、美術設定:泉寛、色彩設計:佐藤裕子、美術監督:竹田悠介/杉山祐子、3Dディレクター:長澤洋二、撮影監督:渡辺有正、編集:廣瀬清志、音響監督:山口貴之/津田尚克、音響効果:小山恭正、音楽:ビジュアルアーツ/折戸伸治/どんまる/竹下智博、原作シナリオ:涼元悠一、原作音楽:戸越まごめ

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