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「planetarian ~星の人~(アニメ映画)」

総合得点
72.5
感想・評価
372
棚に入れた
1893
ランキング
1131
★★★★☆ 3.9 (372)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.9

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planetarian ~星の人~の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

[短め感想]劇場版は、癒しパートが付加されている気がします。

web版のplanetarian~ちいさなほしのゆめ~は、本作のサブセットのようなもので、本作にインクルードされているみたいな感じ。web版ではほしのゆめみが機能停止したところ辺りでお話は終わっているが、本作は、その後のお話と、web版の話を回想シーンとしてうまくミックスして物語を語る。
 舞台は世紀末、ほしのゆめみの思い出を胸に、封鎖都市を後にした件の屑屋は、ほしのゆめみがしていたように星の話を伝える星の人になっていました。そして、齢を重ね、行き倒れたところで、近くの教会シェルターを根城にするコミュニティに救われる。そしてそこでこれまでにずっとしてきたように、ミニプラネタリウムを上映し、星を伝えます。そして、ほどなくして力尽きてしまい、今際の際に、あるいは死後直後にほしのゆめみに再会します。それは、イエナさんのいる(天国の)プラネタリウムの情景で、星を伝える活動を続けてきたことをほしのゆめみに労って貰い、報われたこで幸福感に浸ります。そしてついにイエナさんのプラネタリウムを鑑賞することができました。
 本作を視て、逝く人に優しくて安心して貰える言葉をワタシは話せるのだろうか、再び不安にになりましたが、それはさておき、web版は、ほしのゆめみが修復不能になって機能停止してしまい哀しい、で終わってしまっているので、ワタシ的には不完全版に感じ、劇場版の~星の人~の方をおススメします。
 それから、本作、~星の人~の最後の場面の、(天国の)プラネタリウムのところは特に顕著だと思いますが、涙を流すシーンがあるので、ロボット(ほしのゆめみ)には感情があるように描かれていると思います。これは屑屋がほしのゆめみをロボットであっても人と同等に大切にしているからで、屑屋のイメージを描いているだけなのかもしれませんが、本作のスタンスでは感情を持ったロボットでいいと思います。プラネタリウムでロボットと心を通わせながら感情を共有して幸福に過ごす情景、そんな世界観だと思います。
 本作は、眼を潤ませるというよりは最後に癒しが待っている、そんな作品だと思います。(誤字訂正2019/12/31)

OVA「planetarian~雪圏球(スノーグローブ)~」も視ました。
アマプラにて視聴しました。このシリーズの「ちいさなほしのゆめ」や「星の人」よりも時系列的に前のお話で、平和な頃のお話です。ところで、本作は「ほしのゆめみ」の衣装が一部異なります。それは、{netabare}天女の羽衣のようなパーツがこのお話の最終盤でプレゼントされていましたが、その前のお話だからです。今作視始めて、アレッと思いましたが、ナルホドでした。{/netabare}
この後の悲劇を考えると眼が潤みます。そしてそのよう戦争の悲劇は今まさにウクライナで起きています。彼の地が再び平和になることを祈念します。
(視聴日2022/03/19)

投稿 : 2022/03/19
閲覧 : 404
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16

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

プラネタリウムはいかがでしょう

星の人の半生と彼に影響を与えたロボットの少女のお話。
泣きはしなかったけれど良いお話だったと思います。
前情報は無い方が楽しめるかも。
ちいさな〜は内容が被るみたいなので雪圏球だけ観ようかな?
それとも出会いの部分がもっと掘り下げられてるのかな?

投稿 : 2022/02/25
閲覧 : 201
サンキュー:

1

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢見る星くず

「金持ちが、天国に入るのは難しい。」
マタイ福音書19章です。
続きはこうです。
「らくだが針の穴を通る方が、まだ易しい。」

・・・穴があったら入りたい気分・・・。


「近墨必緇(きんぼくひっし)、近朱必赤(きんしゅひっせき)」。
傳玄(ふげん)の『太子少傳箴』です。
「朱に交われば赤くなる。」の元文・語源と言われています。

どんな気丈夫でも、より影響力のある人には吞み込まれるもの。
転じて、選ぶ友人で人生のQOLがあらかた決まる・・・(汗)。


「泥中の蓮(はちす)」。
仏教典の一つ、維摩(ゆいま)教に見えます。

ビジュアル的には、泥田に咲く蓮は、泰然として清凛としたさま、です。
転じて、渾然のなかにも秩然の心あり、となります。・・・(大汗)。


~ ~ ~ ~ ~


ほしのゆめみはチャットボット。

誰からも愛される "プラネタリアン" 。
星先案内人です。

来館者あっての彼女ですが、肝心のお客さまは誰一人として姿を見せません。

ですが、ゆめみのデータチップに蓄積されているのは、ありがとうの言葉と、幸せにあふれる笑顔ばかりです。



その青年は自分を "屑屋" と名乗っています。

物色するのはロボットに支配された無人の街。
銃撃に逃げ込んだのは、放棄されたプラネタリウム。

人間と見れば誰かれなく攻撃する。
忌むべきは、油断も信用もならないロボットたち。

ゆめみの心づくしにも、彼のポリシーは揺るぐことはないのです。


~ ~ ~ ~ ~


プラネタリアンは、過去も未来も操れる"魔法使い" 。

しばしの陶酔を供するのが、何にも優さる悦びなのです。

長きに待ち侘びた、とっておきの投影プログラム。


"お客様に喜んでいただきたい。"


そんなささやかな夢を、うんと魔法に込めるのです。


~ ~ ~ ~ ~


何を思ったのか、青年は力を貸すことに。

そしていつしか、ゆめみの魔法の囚われ人になるのです。


それは天上からの啓示?

それとも地上の厭戦からの逃避?

あるいは身上を無下としてきた背徳への懺悔?


とまれ、人類の罪を贖う十字架を、青年は背負ったのです。


~ ~ ~ ~ ~


ゆめみは、バグを感知します。
躯体内に見つけようとしますが、それは館外にあったのです。

プラネタリウムの外は、お客さまが歓びを持ち帰る場所。
ゆめみにはたどり着けない、安息の家なのです。


使命を果たすために。
人との未来を紡ぐために。
ゆめみは、自らを鞭打ちます。


その姿は、あまりにも悲しき殉愛。

その願いは、あまりにも遠い殉教。

ゆめみに託されたのは、たしかに人の想いです。

では、人は、何を受け取ったというのでしょう。


~ ~ ~ ~ ~


プラネタリウムには、流れ星の煌めきを。

プラネタリアンには、流れぬ涙の輝きを。



流浪と漂泊の旅路は、ついに託願へと至ります。

満天の星々から、地上の人類へ。

独りの人から、みどりごたちへ。

証は "ちいさなほしのひと" に付されます。



星をめぐり想いを巡らせてきた語り部と伝道師。

身を呈し、また窶(やつ)しても、友愛(とも)なる願いで繋がっているメッセンジャー。

同志なのです。



屑屋は、もうお客様なんかじゃありません。

「プラネタリウムはいかがでしょう。」

そう語れる資質を十分に持っているのです。

投稿 : 2021/11/16
閲覧 : 367
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15

ネタバレ

らっかせい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切ないが救われる

ちいさなほしのゆめも視聴済みです。

ゆめみが壊れる場面で、泣けないゆめみの眼に雨水が溜まって泣いてるように見せる演出はずるい;;

屑屋が死んだ後にゆめみと再会する場面も泣けます。
長い間苦労してきたであろう屑屋がようやく救われたんだと思うと救われました。

投稿 : 2021/06/23
閲覧 : 306
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

プラネタリウムはいかがでしょう、って泣くから。

「プラネタリウムはいかがでしょう」
いつもならSF設定のレビューを書くところですが、駄目です。そんなこと全く考えられません。

 プラネタリウムを見てもらうという使命を与えられたロボット、ほしのゆめみ。高度な感情表現や判断ができる性能ではありません。星を見て人に喜んでほしい、幸せになって欲しい。いつもそれだけを考えています。

 でも、人がいなくなってしまった世界に残され、人が2度とこないことを理解しながらも、でも、最後まで人が来ることを信じて、クズ屋に会えました。(壊れてるっていう言葉が、最後にもう…)
 生きることにしか関心を示さないクズ屋は、たった数日の出会いで、生き方を変えました。ほしのゆめみのように人に星を見るすばらしさを伝えるために、世界を渡り歩く。ほしのゆめみの記憶を胸に。
 ほしのゆめみが最後に与えた感動が、語り継がれていく。

 ほしのゆめみは、神さまを知り、天国を知りました。たぶん感情も芽生えたのでしょう。最期に何を想いながら逝ったんでしょうか。

 クズ屋は、滅びゆく世界の中でもいつか、ほしのゆめみに会えることを信じていたんでしょう。メモリーカードを大切に持ち歩きます。そして、現実の世界ではありあませんが、最後に再び出会う事ができました。天国が2つの門ではなくて本当に良かったです。


 ほしのゆめみのプラネタリウムの解説。どこか楽しそうです。淡々としていますが、ほしのゆめみは、人に星の説明をするときは本当に楽しそうなんですよね。それが、彼女がロボットだから命令にしたがってクズ屋に説明しているのではなく、ほしのゆめみが、まってまって待ちわびた、星の話を楽しんでくれるお客さんだから、楽しそうという風にも見えます。

 そして、ほしのゆめみが語る星の物語は、私が少年のころにプラネタリウムで聞いた解説そのままです。自分自身の郷愁と重なります。
 もう2度と見ることができない星空、ほしのゆめみに残された時間は恐らくもうないだろうということ、そして人類の終末。
 いろんな想いが胸に渦巻いて、もう、嗚咽するくらい泣いてしまいました。エンディングもよかったのですが、私はこの、ほしのゆめみが、淡々と解説する場面が本当にダメで、見るたびに泣いてしまいます。

 先にOVAの雪圏球の方を見たので、ほしのゆめみに思い入れがあったんでしょう、余計に感動してしまいました。
 はじめ初音ミクのできそこない、みたいに思って敬遠していたのが悔やまれます。

 本当にすばらしい物語でした。

投稿 : 2021/06/22
閲覧 : 437
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5

ネタバレ

コタロー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

問題提起

ロボットを取り上げた
短編アニメ
可愛らしくて
従順なロボット・・・?

人の仕事を奪う存在になりうるのか?
ここまで人間ぽい行動ができらた
人の仕事を奪うかもしれないな。

人類にとって驚異になってしまうのだろうか
ほのぼのアニメの分類であるが
一つの問題提起な作品である。

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 205
サンキュー:

0

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

滅びゆく世界と永遠にきらめく星々

戦争で使われた細菌・核兵器のために滅びようとしている世界。
外に出ることはまれで、出たとしても厚い雲に覆われ、星空は見えることはありません。

遠い昔、どこでも、誰でも見ることができた夜空の星々たち。
滅びゆく人たちにとってそれはいつまでも変わらず輝き続ける憧れの存在なのでしょう。

* * * * * * * * * * 

戦争前の平和な時代。
デパートの中にあるプラネタリウム館。
そこで解説員として働くロボットのほしのゆめみ。
プラネタリウムには大勢の人々が訪れ、人気解説員ロボットのゆめみは満天の星空の魅力を生き生きと伝えます。

そんな当たり前の光景が途絶えて久しいある日。
貴重な物資を求めて迷い込んだ男に、久しぶりに目覚めたゆめみは昔と同じようにお客様として星空の魅力を語りはじめます。

彼女は話します。
ここで見た星空を忘れないでください。
あなたが暗闇に迷い、本当の星空が見えなくなってしまったとき、そっと思い出してあげてください。
それが、小さな、私の夢です・・

* * * * * * * * * * 

男は星の魅力を人々に伝え歩くようになり、いつしか「星の人」と呼ばれるようになり、そして月日が流れ・・
老人になった男は子供たちに星の魅力を語り始めます・・

あらすじが長くなっちゃいました。
この作品、3年くらい前に一度見て、その後原作?のラノベも読んでみたりしました。

滅びゆく世界に、変わらずに星々の解説をするロボット。
ロボットのゆめみから男へと、星の語り部は引き継がれて、そして子供たちへと・・

なんていうか、とてもせつない気持ちになるお話で、今平和に生きていることが幸せに思えたり。。
ゆめみとお客たちの会話の記憶のところが流れる走馬灯のようなシーンはうるっとしちゃいました。

星への憧れは引き継がれ、ラノベの最終章では{netabare} ついに月に到着します。
でも・・その頃には人は滅びていて、ロボットが月に向かうんですよね。{/netabare}せつなすぎます。。
エンディングで飛んでいたのはたぶんその飛行船だと思います。

投稿 : 2021/06/01
閲覧 : 334
サンキュー:

25

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

大阪のオバハン根性でみる→後悔

アマゾンプライムで間もなく視聴できなくなるとのことでレビューや制作会社などを確認せずに視聴。key制作の作品は観まいと心に決めていたのにまたやってしまいました。

これからごらんになる場合はウエブアニメの5話は観ずにこの映画だけの視聴で問題ありません。ほとんどの時間はウエブアニメの総集編ですから。

感想はもちろんファンの方からすれば気分の良いものにはなりませんのでほんの少しだけ書くことにします。

相も変わらず設定がひどすぎます。ロボットがポンコツなのか優秀なのかすらよくわからないんですよね。警備ロボも無茶苦茶でしたが長くなるので略。プラネタリウムの解説ロボ、ほしのゆめみさんは必ず時間が来るとお客様との会話の途中でもシャットダウンする公務員仕様。これは話を切りたいタイミングで確実に切るための設定なんでしょうが、そんなロボが「お客様の笑顔が最も大切」と言うのは笑えない冗談です。そうかと思えば独自の幸福論を持っていたり…。まともな背景の説明もありませんでしたね。

ストーリーは萌え系ロボットに主人公が愛情を抱く…なんだかこう書くとものすごく気持ち悪い話です。人口を維持するのも困難な状況下で主人公はロマンを語ります。1つの集落でこどもたちに何かをはたらきかけようとする前に大人に相談することすらしません。また、1度プラネタリウムを見せただけでこどもが全員星に興味を持つなんて本気で思っているんでしょうか。もう十分ですよね…わたしの視点だと全部破綻しています。

ほしのゆめみさんの壊れ方1つとってもあの銃弾で打たれてデビルマンの明の最後みたいになるのはおかしいと思います。

それよりkey作品の視聴者の評価と自分の評価がどうしてここまでずれるのかが分からないんですよね。今回もどこで泣くのかまったく分かりませんでした。低評価の方の感想をまとめると内容が薄い、設定が雑、感情移入できないの3点が浮上。完全に同意しますが低評価の方が全体のわずか10%しかいないのですよ。壮大なステマかなんかやっているのですか?どっかの宗教団体の人は全員星5をつけないといけないとか?と、疑ってしまうくらい評価に違和感があります。苦手ジャンルではないどころか好きな分類なので余計にね。

はい、もう観ません。すみませんでした。

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 284
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

星の人となった男

planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜
後日談、続編作品。

ゆめみの幸せでもあった沢山の人々にプラネタリウムを見せることで、星を知ってもらい、喜んでもらうことは出来なくなったしまった。そのゆめみの代わりに男は様々な場所へ足を運び星を広めていったことで、やがて星の人と呼ばれるようになった。
ある場所へ辿り着いた男は、そこで出会った3人の子供に星を教え、星の人を継がせるのだった。
そのすぐ後、男はゆめみと同じ自動人形に見守られながら息を引き取るのだった。そして天国でゆめみと再会し、再会出来た喜びにゆめみは涙を流し、男は星を広めてくれたことをゆめみに感謝され、やってきたことが初めて報われ、男も涙を流すのだった。
ゆめみとの出会いで、全てが変わってしまった男は、ゆめみの生きる意味が自分の生きる意味になったのだと思う。それが男の生きがいでもあったのだろう。
ゆめみが叶えられなかったことを、体がボロボロになるまで何年も何十年も旅をしながら星を広めてはいたが、最後は義務感のようになっていたと思う。
しかし、自分の役割を終えて、ようやくゆめみに会えたことで初めてお互いの夢が叶ったのだと思う。
最高の終わり方で、とても良い作品だった。

投稿 : 2021/03/02
閲覧 : 290
ネタバレ

shitasama さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

普通に泣くだろ…

多分こんな健気な…そして純粋な考えをするのは多分ロボットや動物くらいしかないんだろうな〜ちょっとプラスティックメモリーズを思い出した

なんだかな〜見てよかった😂

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 356
サンキュー:

6

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

老いたプラネタリウム解説員の死

老人が主人公。人に未来はない。

生涯をかけてまさにライフワークを完成させようとしていたが、社会的には役割を終えているとされ、小コミュニティーには受け入れられない。普通、生活に追われる社会でプラネタリウムにできることはあまりない。(30歳若ければ、男として機能したらしい。)

次世代を大切にするコミュニティーなのか、子供達には自由時間があり、老人にとって都合よく後継者は得られたようにみえる。

最期に肉体の限界となる。

死直前の妄想なのか。
女神アンドロイドによる夢想機能なのか。
あるいは
本当に天国に上って涙を流す彼女と出会えたのか。


メタ的に老人キャラの中の人がすごくよかった。(時々後期高齢者の方と話す機会があるのですが、雰囲気が似ていました。)

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 243
サンキュー:

14

ネタバレ

うるかり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

プラネタリウムはいかがでしょう

こういう、純粋にまっすぐに向けられる慕う心とかさぁ、無理でしょ……
星の人の回想終盤で判明する真実で、あまりに嗚咽が酷くて画面見れなかった……びびった……
融通のきかないポンコツ優秀ロボットだと思ったら、優秀すぎて通り越してたよ……
{netabare} バグと花束の伏線回収がヤバすぎた。
出会い頭でバグがあるよって自己紹介あるけど、そりゃあそんだけ長く整備の手の入らないまま稼働してたらねってふーんてなもんだけど、まさか自分のバグを計算することで自分の信じる結論を出すとか、めっちゃ人間じゃん……
花束も伏線てほどの話じゃないかもだけど、さらっと一言預かっててくれたのかってのがあったのだけでもうもうもう!!!ってなった。 {/netabare}

世界観とかはかなり唐突って感じはするんだけど、ゆめみちゃんが百億点なのでもうそれでいいです。

投稿 : 2019/11/14
閲覧 : 269
サンキュー:

7

ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ほしのゆめ」と続けて観てしまったので。。。

大部分は「ほしのゆめ」がそのまま使用されているので、間が空いていれば問題なかったと思いますが、続けて観てしまったので、かなり退屈してしまいました。
逆に言うと、これだけを初めて見た人は、それなりに感動すると思います。
それと、メモリーカードが再生されるシーンを当然期待したのですが、それがなかったのは残念。

投稿 : 2019/07/20
閲覧 : 328
サンキュー:

1

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ほしのゆめみの2部作品かな

小さなほしのゆめは見終わってます

内容は有名だろうから省略

主人公がゆめみからちょっと変わっている

やっぱり涙流れる良作品

文句なしですね

絶対お勧め

評価80点

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

うたわれリアン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

尊い星空+プラネタリウム特別版

配信版の「ちいさなほしのゆめ」を見て、その後に配信版の方の内容が忘れかけてきたので、丁度良いと思い「星の人」を見ました。

「ちいさなほしのゆめ」のその後から始まり、話の間で回想っぽくふり返りながら、その後の話が展開される感じです。
配信版を見ていなくても、話の流れは問題なく理解できるので、ちいさなほしのゆめを見ていなくても問題ありません。

ちいさなほしのゆめでもそうでしたが、とにかく「ほしのゆめみ」の願いが儚いですし、愛おしくなってきます。

そして何よりも、その後の話の部分です。これもまた泣けてしまいました。
ちいさなほしのゆめの部分でも泣き、星の人の部分でも泣き、涙が溢れました。

見る上で注目してほしいのは、「ゆめみ」の想い・願いと、屑屋の思考の変化ですね。
{netabare}
誰もいないプラネタリウムで一人永遠とお客様を待ち続け、やっと来店してくれた屑屋に精一杯の接客とお手伝いしながらも、館長さんらスタッフの言いつけを守りつつ、屑屋に最期まで一緒に行動するゆめみちゃんと、

始めはゆめみちゃんを邪険にしていたのが、段々と温和になって、ゆめみちゃんの今後を考えてあげたり、その後の星屋になってゆめみちゃんの想いを語り継いでいく、屑屋の優しさを感じます。

エンディングの船のようなものと歌詞については、Blu-ray超豪華版の冊子を見るかドラマCDを聞くとわかりますよ。 {/netabare}

今更ですけど、planetarian原作シナリオ担当の 涼元悠一さん、アクアプラスに入社していて、うたわれるもの(偽りの仮面・二人の白皇)の制作に関わってたらしく、planetarian・うたわれ両方好きな自分としては胸アツな縁を感じざるを得ない!(笑)

追記
SWITCHでHDリマスター版の原作ゲームが移植で2019年春に発売されることが発表されました!
PSP版でプレイしましたが、SWITCHも買わなくては!
文章の部分は日本語以外にも英語や中国語にも対応されるようで、海外からも人気の作品なんですね!(肝心の日本国内!もっと評価してくれ~!)

続報→発売日1月31日に決定!・・・春?

もっと追記
ついに、わが地元神奈川でもplanetarian プラネタリウム特別版が上映!(湘南台のプラネタリウム)
観に行きます!!
感想
{netabare} ★★★★☆
内容は「ちいさなほしのゆめ」を40分にまとめた編集版で、Jenaさんの修理とその他ゆめみちゃんとの会話が大分カットされてました。
しかし、一番の見どころと言っても過言ではない、ゆめみちゃんの星座解説シーン、ここが冬の星座verの特別に作られたシーンとなっていました!
ゆめみちゃんの解説が始まると、ドーム内全体の東西南北に星が広がり、ドームでの全天周上映でしかできない演出により星座解説が始まり、神話解説はエウロペとおうし座のお話でした。
多分、星座解説だけで10分くらいあったと思いますが、それでも「もっと、ゆめみちゃんの解説を聞いていたい!」と思うくらいにあっという間でしたね。

冬の星座解説の後は本編同様に停電→特別上映となっていくのですが、この特別上映シーンが短く編集されていて残念でしたが、宇宙領土問題やら人間同士の争いを説明してる部分だったので、子供が見る(実際子連れの方も多かったです)のを考えると仕方ないですね。
そして、ゆめみちゃんが同行して行く場面になりますが、ここもかなりカットされていて、ゆめみちゃんが転ぶシーンの殆ど・脚部のオーバーヒートシーン・酒を手に入れるシーン、そして一番残念なのが・・・。
「神様に何を願うんだ?」
「天国をロボットと人間の二つに分けないでください」
のシーンがカット!なぜだ!?一番大切な部分でしょ・・・いや、わかってる、修理部分をカットした都合上、そのやりとり自体が存在せず、カットせざるを得なかったんだと。(予想)
その他色々カットされてますがその件は長くなるのでこれくらいで。

一番は印象的なのはやはり、『全天周上映向けに編集された映像』ですね。
四角い画面が映し出されるのかな?と思っていたのですが、始まってビックリ!ドーム全体に背景が映し出され、場面ごとに強調・ズーム・視点違いの同時の描写、そしてドーム全体の星座解説!物凄く凝った作りになっていました。
planetarianが好きな方には是非、プラネタリウム特別版を見てほしいです!今は神奈川の湘南台(1/27まで)ですが、今後も別のプラネタリウムで上映してほしい!(春verも青森でやってたらしい、見たかったー!)
{/netabare}

投稿 : 2019/01/26
閲覧 : 451
サンキュー:

6

ネタバレ

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

大木民夫の演技は素晴らしい

この作品は、webアニメplanetarian 〜ちいさなほしのゆめ〜
の後日談にあたるアニメ映画である。
視聴する際は、ちいさなほしのゆめを事前に知ったうえで
お勧めすると書きたいところだが、とある理由から
そこまでしてみる必要はないと思われる。それについては
下記に後述する。

あらすじに関しても、ちいさなほしのゆめと大差ないため
ここでは省かせていただく。
全体を通した感想としては、かなりの既視感を覚える作品だった。
それもそのはず、ちいさなほしのゆめで流れていた映像がほぼ
そのまま映し出されていたからだ。大きな変更点も一切なかったし。
恐らくスタッフが気を利かせたのだろうが、それが
かえって裏目に出たように感じられた。

まずは良かった点から。(とはいってもちいさなほしのゆめの
レビューに書いたこととほぼ同じなため飛ばしてもらっても構わない)
作画にはとても気合が入っている。また、プレネタリウムを題材に
している作品だということも相まって、星に関しての作画は思わず
うっとりしてしまいそうになる出来だ。

また、演出部分に関してもこだわりを感じられる。特に泣きの部分
においては。ぶっちゃけ、予想通りの展開ではあったものの、
演出と声優の演技による相乗効果が
見事に合わさり、目から汗が出そうになった。誠に感服した。

この作品において、私が一番評価した点は、屑屋を演じた
大木民夫の演技力である。前作よりも登場人物は増えているものの
屑屋に相当依存している状況であることに変わりない。
作品を盛り上げるために、一所懸命に演技したのが痛いほどに伝わる。
途中から、大木民夫についてもっと知りたいと強く
思うようになった自分がいた。

ここから先は、気になった点を述べる。
前作よりも、テンポが確実に悪くなっていること。これに関しては、
先に前述したようにほしのゆめで流れた映像をそのまま
使用したのが一番の原因だと考えられる。

言い換えれば、ほしのゆめを見るメリットがかなり
薄れてしまったのだ。私としては、屑屋がほしのひとと
呼ばれるまでに至った経緯について詳しく知りたかったの
だが、そこは完全にノータッチ。これでは納得しないものが
出ても仕方がない。

せめて、既存の映像に少しばかりの工夫があればまだよかった
ものを…。最早、擁護することすら難しい。
まさか、製作スタッフが前作で着実に築き上げてきたものを
自らの手でぶち壊すという快挙を成し遂げているとは
思わなかった。実に愉快な話だ。

それ故、キャラクター設定が前作よりも空虚なものになってしまった。
ほしのひとが、前作にあった回想に出てきた老屑屋と
同じ立ち位置になっている。綺麗にまとめようとしたの
だろうが、なんともむず痒い気持ちにさせられた。

いやー、それにしても用済みと判断したら、直に始末する
切り替えの早さには心底恐れ入った。実に容赦ないスタッフ達である。
声優の演技に助けられていることが分からないのだろうか。
大木民夫の無駄使いと言われても文句は言えまい。

個人的には、前作よりも味気ない形で終わってしまった。
Key作品が大好きな方、あるいは大木民夫が大好きな方
ならば、見る価値はあると感じた。
それ以外の方が見ても面白いと感じるかは微妙なので
そこは各々の判断に任せたい。私からは無理に勧めない。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 468
サンキュー:

19

ネタバレ

ゆい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

涙堪えきれなかった

ゆめみちゃんが壊れたシーンでは持ちこたえたけど、ラスト…涙がこらえきれなかった
最初のとこは、退屈だったけどラストにかけてが泣けてきた
ゆめみちゃんが泣けるようになっていたのと、天国が一つだったところにウルッと。

投稿 : 2018/07/16
閲覧 : 344
サンキュー:

8

ネタバレ

ハリタム さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やはり泣いた

長い文章は苦手なので簡潔に。
始めは戦争関連のアニメと思い観ていたが、Ai知能を持つロボット(ほしのゆめみ)に対し、深い情愛が芽生えるという内容で間違いないだろうか・・
一足早く天国へ旅立った「ゆめみ」のもとへ主人公が年老いてから旅立つのだが天国で二人は再び出会い、そこで涙が止まらなくなってしまった。

人とロボットという設定だが、こういうのもアリかな・・と、自分と置き換えてしまうかも。

文章力がなくてすみません<(_ _)>
ネタバレあるかな・・?

投稿 : 2018/07/14
閲覧 : 263
サンキュー:

7

ネタバレ

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣いた・・・

久しぶりにアニメで感動した!!!

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 317
サンキュー:

2

ネタバレ

クルーガー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

隠れた名作

過去編と現在編を含む劇場版です。
カバーのキャラ絵から下手なラブコメか?と思いましたが全然違いましたね笑

御涙頂戴展開と分かっていても終盤は涙が出てしまいます。

見終わった後そのまま電気を消して目を瞑ってややっくりと思い返してください。皆さんにも素敵な星空が脳裏に見えることを願います。

投稿 : 2018/01/28
閲覧 : 268
サンキュー:

6

ネタバレ

zUfdt98216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

泣ける

めちゃくちゃ切ないです。色々考えさせられる作品です。

愚かな人類による戦争と殺戮ロボットにより荒廃した世界…

そんな世界で出会ったロボット少女。
彼女はただ純粋に人間の為に働き、人間に喜んでもらうことを幸せだと言う。
そして人間と同じように天国を望み「天国をふたつに分けないで下さい」という願いに心打たれます。

老いた主人公は最期にヒロインを復活させられる希望を見つけますが、結局それは成される事無く息絶えてしまいます。しかし安易にヒロインを復活させなかったことによって主人公が報われることに…。それはヒロインが願った「天国をふたつに分けないで」という意味に繋がっていきます。


アンドロイドとかAIものが好きな人や、感傷に浸りたい人には是非おすすめの作品です。

投稿 : 2017/06/07
閲覧 : 238
サンキュー:

8

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇場版を視聴しました。

ウェブ配信版と劇場版とプラネタリウム特別版が有る様子

ウェブ配信された「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」

その後日談にあたる小説が「星の人」

双方のストーリーを足して整えたのがこの劇場版「planetarian ~星の人~ 」

また
「2017年3月より配信版をベースにデジタルプラネタリウム用コンテンツとして再構成した『ちいさなほしのゆめ プラネタリウム特別版』が全国のプラネタリウム施設で順次公開予定」

とのこと

プラネタリウム施設で公開されるのならこの劇場版が良い様な気がしますかね。

いずれにしてもウェブ配信版「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~」は良かったし、この劇場版「planetarian ~星の人~ 」も気に入りました^^

投稿 : 2017/03/27
閲覧 : 223
サンキュー:

9

ネタバレ

⑰ひびき@gcom さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

プラネタン

感動

投稿 : 2017/01/22
閲覧 : 179
サンキュー:

2

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

天国

地元では公開終了していたので、別な場所で鑑賞。

公開初日だったからか結構人がいました。100名以上?
女の子からご老人まで・・・
どこから聞きつけたのか不明です。

7割がWEB版、BD版と同じです。
見てない人もいるので、配慮はいいのですが、何回か見てるので、新鮮さは欠けます。

舞台の世界は更に深刻さが増し絶望的。
子どもたちの名前は聖書より採られた?
映像は美しいですね。スクリーンの方がいいです。
ゆめみさんの声聞き惚れます。
ロボットなのに細かい芝居も凄いです。
一家に一台欲しいです。

映画ではありませんが、元の設定では星の人の青年と少女が「船守の塔」に行くまでのようです。

{netabare}天国のゆめみさん、ちゃんと花束渡せましたね。{/netabare}


ラストのLiaさんの歌が心に染みます。
(個人的には「心に届く詩」のほうが起伏があって好き)


※パンフレットは綺麗ですが1200円と高額です。

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 397
サンキュー:

23

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後に二人はまたであえた

天国を2つに分けない、ゆめみの願いは叶った、そしてクズヤとゆめみはまたで会うことができた、それだけで充分だよ

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

期待した通りではなかった

自分が期待したのは、”星の人”の若かりしころだとか、人類が滅びの方向に向かっている理由とか、星の人を継いだ子どもたちがどのような未来にするのか・・・などなど。

実際見てみると、7割が配信アニメでも見た内容だったし、付け足しでもなんでもない。ちょっとがっかりでした。

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 212
サンキュー:

1

ネタバレ

スィグルズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

過去のkey作品と重なる

泣ける

投稿 : 2016/09/13
閲覧 : 245
サンキュー:

2

ネタバレ

そら さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めき

物語は、ゲーム(電子書籍?)で読める「planetarian ~ちいさなほしのゆめ~、~星の人~」がベースで、
世界戦争で荒廃して雨雲に覆われた世界で、一人の男性(屑屋)がプラネタリウム解説員(ロボット)のゆめみちゃんとの出会いをきっかけに星屋(星の人)となり、人々に星をみる感動を伝えるために旅をしている、というお話です。

事前にWeb配信で二人の出会いと別れが5話の物語として放映されました。
映画では、その後、屑屋さんが星屋さん(星の人)となって人々に星をみる感動を伝えるために、世界を旅をつづけていて、とある村にたどりつくところから始まります。
星屋さんはそこで3人の子供(レビ、ルツ、ヨブ)に出会い、星の人を受け継いでもらうことになるのですが、物語が進む中で流れる星屋さんの回想シーンがWeb配信版の内容でした。

回想シーンを見るとWeb配信版を見ていなくてもあらすじが分かるようになっていて、でも、Web配信版とまったく同じというわけではなくある程度編集されていて、ところどころカットされていたり、新しく映像が追加されていたりしました。描き直された部分もあったような気がして、あらためて楽しく観ることができました。
一部映像の差し替えもされていて、ゆめみちゃんから見た視線・・・画面にロボットとしてのゆめみちゃんのステータスなどが表示されるときの描写が、星屋さんから見た視点に変わっていたと思います。
劇場版のでゆめみちゃんはほぼ星屋さんの回想として出てくるので、星屋さん視点だから、ということかな。

3人の子供に星を見せた後、星屋さんは、3人の子供から星の人に弟子入りしたいと、宝物のロザリオを渡されお願いされます。
星屋さんもそう思っていたのでとても喜び、変わりに自分の一番大切なものとして、ゆめみちゃんのSDカードを、星の人の証だと言って3人に託します。
若い3人に星のすばらしさを伝える事ができて、その想いを、ゆめみちゃんの記憶を引き継ぐこともできて、星の人も嬉しかったのではないかと思いました。
でも、この時、星屋さんはもう自分は長くないと分かっているんだろうな・・・と思うと、とても切なくなりました。

村の人々が女神像として祀っている像をみて星屋さんは驚きますが、それがすぐに自動人形(ロボット)だと分かります。
それは、星屋さんが村にたどり着いた理由が、うわさで自動人形(ロボット)をこの辺りでみた、という話を聞いていたから。
星屋さんが女神像に伸びているコードをさわると、コードにあるランプの赤点滅していた光が緑色になり、ロボットの胸の辺りのペンダント?も輝き始めます。
これが充電用のコードで、今まで充電されていなくて、充電が始まったという事かなと思います。
そして、耳の後ろ当りにSDカードスロットをみつけて(カチッと鳴った)、自分が持ってきたゆめみちゃんのSDカードを手に取ろうとしたとき、それはすでに3人の子供に託したことを思い出します。そこで少し口元がやわらかく動いた?直後、星屋さんは病で倒れてしまいます。
星屋さんは、SDカードを入れたかった・・・?入れないほうがいいと思った・・・?
女神ロボットにSDカードを挿入すれば、ゆめみちゃんとして蘇るかもしれない・・・でも・・・。星の人の想いは若い3人に、未来に託したんだ、という気持ちがあったのかもしれないですね><;。

夜、星屋さんが天国に行く直前、寝ているところにそのロボットが来ます。
星屋さんが3人の子供にもらったロザリオと、ロボットの胸のペンダントが光っていたのでその繋がりがあって来たのかな。
星屋さんの最後を看取りに来たようにも見えます。
そのとき星屋さんは目をさましてロボットに言います。

「門が2つなら俺は行かないぞ」・・・ロボットはやわらかく微笑みます。

ゆめみちゃんの「天国を、人間とロボットの二つにわけないでください」という願いと、星屋さんの分けてほしくないという2人の想いが伝わってきます。
・・・涙腺崩壊です。
その前に、回想シーンでゆめみちゃんが死んだシーンが流れていて、この場面、そしてさらに追い討ちです・・・

そして星屋さんの目の前に門が現れ、その門をくぐった先にはゆめみちゃんがいます。
天国はひとつでした。ゆめみちゃんの願いが届きました。
プラネタリウムのスタッフの皆とイエナさん、他のお客さん達も一緒に、最初に出会ったプラネタリウムで星屋さんを出迎えます。
ゆめみちゃんの話し方も滑らかで、涙も流せます。手に持っている花束も花で作られた花束です。
そこで、星屋さんは、ゆめみちゃんから、星のすばらしさを伝えて旅を続けていたことの御礼を言われます。
星屋さんは、報われた、と泣き崩れます。ゆめみちゃんに言ってもらえた事がとても嬉しかったのだと思います。
一生をかけて、星のすばらしさを伝える事ができて、その想いを、ゆめみちゃんの記憶も未来に引き継ぐことができたのです。

ものすごく泣いてしまいました。映画館の他の人も何人も泣いている声が聞こえました。
エンディングの曲、星の舟、も最高でした。
最後までだれも立つことなく見ていたと思います。

「プラネタリウムは如何でしょう…どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めき…」

わたしにとっては、文字通り、どんな時も決して消えることのない美しい無窮の煌めきになりました。

投稿 : 2016/09/08
閲覧 : 295
サンキュー:

16

ネタバレ

うりずん2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「願い」は叶えられなければならないのか?

「願い」は叶えられなければならないのか?

だとしたらこれほどいい終わり方はない。

一つ一つの「願い」が連なり、皆が皆、救われる。

そんな素敵な終わりがあってもいいじゃないか。


現実世界では、果たせなかった約束や届かなかった思いが山ほどある。

面目ない、申し訳ない、どうしようもない世界だ。

そんな世界で、この作品のように「願い」が叶えられることは、

一つの「希望」だと私は感じた。

そして孤独な一つ一つの「願い」を「星」に例えるならば、

「願い」が連なって叶うことは、「星座」となって夜空に輝くことに例えられるだろう。


「連なる星を星座へと結んだのは希望の印」とはこういうことか・・・。


ゆったりした時間の中で感動できます。

鍵好きにはオススメです。

投稿 : 2016/09/05
閲覧 : 192
サンキュー:

5

567 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/27
閲覧 : 0
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planetarian ~星の人~のストーリー・あらすじ

始まりは、どこかの国が放った遺伝子細菌兵器であった。やがて、その報復として核弾頭が使われ終わりのない世界大戦がはじまった。地上では星すら見えなくなり、雨が降り続く世界へと変わっていった。滅びゆく世界の中、空から降り続ける雨は、気が付けば雪へと変わり人々の暮らしは地下へと移っていった。
かつて貴重物資を回収することを生業とし“屑屋”と名乗っていた男は、若いころあることがきっかけで、多くの人々に星の素晴らしさを伝えるようになり、訪れる集落で星の世界を語り継いでいった。いつしか人々は彼のことを“星の人”と呼び、敬うようになった。そんな彼は、ただ一つの“心残り”を持ちながら、世界を旅していたが、志半ばにして行き倒れてしまう。
一方、地下集落に住むレビ、ヨブ、ルツは外の世界に興味津々。大人たちに隠れて、地下の集落から抜け出て外の世界を探索していた。降り積もる雪の世界の中で興奮冷めやらぬ中、三人は埋もれていた一人の老人を発見する。
彼は、三人に助けられて、無事一命をとりとめた。そして、村の長エズラと話をしていく中で、彼が星の人と分かり歓迎されることになる。
「あなたを歓迎します、星の人」

無邪気に話しかけてくる、レビ、ヨブ、ルツ。三人と話していくうちに、若いころ自身が訪れた【封印都市】のことを思いだしていった。そこは、世界大戦初期の遺伝子細菌兵器の影響で、人々から放棄された街。彼は、まだ見ぬお宝を求めて、探索していた最中、追跡していく戦闘機械(メンシェン・イェーガー)から逃れて、デパートのプラネタリウムに迷い込んだのだった。
そんな彼の前に、一人のロボットの少女が現れた―。

「プラネタリウムはいかがでしょう。どんな時も決して消えることのない、美しい無窮のきらめき……。満天の星々がみなさまをお待ちしています」

星すら見えなくなった滅びゆく世界で、彼は何を見たのか。

一人の男が生涯を賭して旅する中で、出会ったものとは ― 。(アニメ映画『planetarian ~星の人~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年9月3日
制作会社
デイヴィッドプロダクション
主題歌
Lia『星の舟』

声優・キャラクター

すずきけいこ、小野大輔、櫛田泰道、滝知史、佐藤利奈、篠塚勝、福沙奈恵、日笠陽子、津田美波、石上静香、桑原由気、竹口安芸子、大木民夫

スタッフ

原作:『planetarian ~ちいさなほしのゆめ~』(Key)、キャラクター原案:駒都えーじ、 監督:津田尚克、脚本:ヤスカワショウゴ/津田尚克、シリーズディレクター:中山勝一/町谷俊輔、原作協力:Key⁄ビジュアルアーツ、キャラクターデザイン:竹知仁美、メカニックデザイン:海老川兼武、プロップデザイン:内田シンヤ、美術設定:泉寛、色彩設計:佐藤裕子、美術監督:竹田悠介/杉山祐子、3Dディレクター:長澤洋二、撮影監督:渡辺有正、編集:廣瀬清志、音響監督:山口貴之/津田尚克、音響効果:小山恭正、音楽:ビジュアルアーツ/折戸伸治/どんまる/竹下智博、原作シナリオ:涼元悠一、原作音楽:戸越まごめ

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