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「シンドバッド(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
4
棚に入れた
20
ランキング
7716
★★★★☆ 3.7 (4)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.6

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シンドバッドの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

改革を急いだ王様も悪くない?

劇場版オリジナル作品、全3部作の第3部。

細かいことは第1部の方に描いたから省略。

3作連続で観たけど、この作品のラザックの声変わってない?鹿賀さん、声の出し方忘れた?

確かに国を乗っ取って軍事国家にしたガリプが一番悪いけど、そもそも改革を急いで国が荒れる原因を作った王様も悪くない?・・・・・・って思った人はおそらく夢を忘れた大人。


【あらすじ】
ランプの解析をしていたナジブは文字が書いてあることを突き止めるが、読めなかった。
そんな時、サナは船の皆に魔法族と自分のことを話す。
サナの国では魔法族と普通の人間が平和に暮らしており、母は偉大な魔法族、父は魔法科学を開発した科学者だった。
しかし国の王だった父は魔法科学を危険と判断し、捨て去ろうとしたが、民衆反対に遭い、魔法族とそうでないものの軋轢を生んでしまう。
さらに父の部下だったガリプが、その隙に魔法科学を盗み国を軍事国家へと変貌させてしまった。
サナは母とともに魔法族を逃がすが、父と母は殺され、自分も捕まってしまう。
しかし木の馬のおかげで脱出し今に至ると言う。
サナは最初、父の言う事を聞かなかった民衆を恨み、人間を嫌っていたがシンドバットたちと関わる内に心を開くようになったと言う。
すると、その気持ちがランプに伝わり、ランプに書いてある文字が読めるようになる。
そこには「真昼の夜とふしぎの門」と書かれており、ラザックたちは真昼の夜がある場所を指していることに気付く。
その場所へ着くと、日食が起き、昼なのに真っ暗になる。さらに波が発生し船を運んでいく。
船がついた場所は氷山に囲まれた湖だった。サナは皆に別れを言って、木の馬に乗り、先を目指しシンドバットもそれに同行する。
遺跡のような場所に着くと、ダールが現れ二人を囲む。
すると突如砂嵐が起き、その隙に二人は逃げ出すが、かつてサナの父が開発した飛行船が現れ、二人の行く手をふさぐ。
しかし敵が来たのを察知したラザックたちが現れ、シンドバットたちに加勢していく。
ガリプは味方ごと飛行船の砲撃で倒そうとするが、それに腹を立てたダールが裏切り、ラザックたちに味方する。
シンドバットとサナは先へ行き、ついに魔法族たちと再会する。
サナはシンドバットに別れを言い魔法族たちと消えていく。
その後魔法の力は失われ、ガリプたちの魔法も効力を失い、ガリプの作った街も砂嵐に巻き込まれる。
シンドバットは船長たちと合流し、母が待つ街へ向かう。
シンドバットはお世話になった人に恩返しをすると言い船を降り、母と再会する。

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 96
サンキュー:

0

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一時は完成すら危ぶまれた【27番目の世界名作劇場】の完結を祝して

世界名作劇場などを手掛けた日本アニメーションの創立40周年記念にして久々の完全新作映画
個人的には【27番目の世界名作劇場】と呼ぶに相応しい1作だと感じます
セルフィルム時代の作品を彷彿とさせる温かみのあるキャラデザ、絵の具のような淡い色彩設計、テカりを抑えつつクリアな画面を魅せる撮影効果
これらの技術によってセルアニメ独特の画風を見事21世紀の今日に復活させたといえるヴィジュアルは一見の価値ありです


アラビアンナイトを原作に、航海に旅立つことを夢見る少年シンドバットは、偶然出会った魔法族の末裔である少女サナを助ける
時に彼女を狙う悪漢達と戦いながらも帆船バハル号の船員達と共に魔法族の秘密を追いかける冒険が描かれるボーイミーツガール&ファンタジースペクタクル


第1話に相当する『空飛ぶ姫と秘密の島』、第2話に相当する『魔法のランプと動く島』を再編集
さらに第3話となる新作パートを収録して合計約120分の長篇として改められているのが本作です
前2作から明白に削られたパートは無いように感じました
単にカット毎の繋ぎの尺を少しずつ詰めた編集の様です
ですから前2作をご覧になっていない方でも安心してお楽しみいただけるというか、むしろテンポが良くなってる分【こちらだけ観ればいい】とすら感じます


観どころは純粋にファミリー向け冒険活劇であると同時に、世界名作劇場特有の丁寧な人物描写があるところですね
旅立ちを決意したシンドバットを優しく見送る彼の母
ここは母親役を演じた薬師丸ひろ子の子守唄と共に心に染み入るシークエンスです
この子守唄の切ないメロディーは終盤まで物語を彩る一曲になっていて味があって好きですね


キャラ的には後半どんどんと絆を深めていくシンドバットとサナが周囲を気にせず見つめ合い続けたり(笑)と、イチャラブっぷりが目立つようになっていきこーゆージュブナイル的純愛が好きな人には堪らない内容のはずですw


終盤の新作パートではいよいよ魔法族の秘密、サナの過去、悪漢達のボスであるガリプ様との因縁が明らかになっていきます
以前のレビューに載せましたが一部のメカやエフェクトがCGなのでセルフィルム調の作画とあまりマッチしてなくて「(画面から)浮いてるなー」とは思いつつ、結局最後まであまり改善しなかったのでちょっと残念です
そしてラストには手放しのハッピーエンドとは程遠い切ない締めくくりが待っているのですが、こーゆーのを良いなと取るか単にバッドエンド取るかは観た人に委ねられていると思います
オイラとしてはとても好きなエンディングで、全部スッキリ幸せに暮らしましたとさチャンチャンよりか断然余韻に浸れますね
エンドロールの主題歌も最後まで一貫してwhiteeeenの「ポケット」という楽曲で、爽やかな歌声が冒険活劇の主題歌らしくて素晴らしかったです


よく巷では「ジブリがもうファンタジーを作ってくれないのが寂しい」という声を聞いたりするのですが、ジブリほどお金が掛かっているわけではないにしろ、宮崎駿や高畑勲が築いてきた日本製ファンタジーの系譜はちゃんとこういったところに息づいているんだな、と感じた一作でした
全体的に『ラピュタ』っぽさは拭えないものの、そんな何に似てるかだのはファミリー映画には関係ないなーだって観るのはヲタクじゃねーし、とも思いました


第2話公開直前に急逝された宮下新平監督、そして監督亡き後も作品を完成させることに注力されたスタッフの方々
本当にお疲れ様でしたm(__)m

投稿 : 2016/06/26
閲覧 : 427
サンキュー:

4

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/02/02
閲覧 : 84

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/07/24
閲覧 : 137

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シンドバッドのストーリー・あらすじ

空から姫が落ちてきて、シンドバッドの冒険が始まった。
水の上を走る青い馬、動く島、不思議の門、魔法族の秘密。
全ての謎が解けたとき、一体何が起こるのか―。

木馬に乗った少女サナが空から落ちてきた。サナは伝説の魔法族の姫であり、世界中に散り散りになった仲間を探す旅をしてきたのだ。シンドバッド達は船員仲間のアリたちバハル号の仲間たちと魔法族の仲間を求めて大海原に乗り出す。
シンドバッド達が進む島や大陸で巻き起こる数々の冒険。秘密のベールに隠された島、水の上を走る謎の青い馬、巨人、動く島、魔法のランプ…。魔法族の仲間を探し旅を続けるシンドバッド達を追う謎の敵ガリプ一味。サナは一体何者なのか?ガリプ達の野望とは?辿り着いた“真昼の夜”の中に浮かび上がる“不思議の門”。世界を変える恐るべき秘密が遂に明らかになる―。
(アニメ映画『シンドバッド』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年5月14日
制作会社
日本アニメーション
主題歌
whiteeeen『ポケット』
挿入歌
薬師丸ひろ子『わたりどり』

声優・キャラクター

村中知、田辺桃子、永澤菜教、加賀丈史、宮澤正、青山穣、石田彰、薬師丸ひろ子

スタッフ

原案:『アラビアンナイト』、 監督:宮下新平、脚本:川崎ヒロユキ、キャラクターデザイン・総作画監督:佐藤好春、製作:池田晃/亀山暢央/福嶋更一郎/木原康博/飯田雅裕/石川和子、プロデューサー:小池賢太郎/井上孝史、共同プロデューサー:山田周/浅野恵代/手塚健一/田中敦/渋谷昌彦/小川貴弘/大山義人、美術監督:西田稔、色彩設定:小山明子、撮影監督:飯島亮、音響監督:早瀬博雪、編集:貴村純美、音楽:大野宏明、企画・プロデュース:白組/日本アニメーション

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