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「タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~(TVアニメ動画)」

総合得点
62.3
感想・評価
128
棚に入れた
514
ランキング
4849
★★★★☆ 3.4 (128)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.4

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タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

土曜の朝7時からやってたちょっと勉強になるアニメ^^@7話目。。いろいろ分かってきて面白くなってきた♪

公式のイントロダクション
{netabare}
『想像』は『創造』する―。
未来を切り拓くのは運命か、それとも自らの行動か。
タイムスリップ、そして個性豊かで魅力的な科学者たちとの出会いは、少女に何をもたらすのか―。

3年間行方不明の父親。その父親を追う謎の人物。父親から本を託された憧れの人。父親がくれたペンダント…。
ちょっとミステリアスな要素あり、感涙あり、笑いありのサイエンス・アドベンチャー。

【少し賢くなれる電撃タイムスリップ体験!】をコンセプトにした、今までにはないアニメ―。
それが『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』である。
{/netabare}

土曜の朝7時からやってる子ども向きのちょっとお勉強アニメみたい

キャラデザとかが古いアニメみたいで何だか見たことあるみたいって思ったら
前に猫アニメを調べてて見つけた
「万能文化猫娘」のヌクヌクと髪の色とか制服とかちょっと似てた^^


1話目「賢者なるギルバート」
{netabare}
1話目の公式のあらすじ
{netabare}
中学2年生の早瀬真理は、3年前に失踪した科学者の父・永司の事を気にかけていた。真理の首からは、永司からもらったペンダント・アーミラリーコンパスがぶら下がっている。
ある日、真理は、友人・水城和花の兄・旬の部屋で永司の研究所で見かけた『Magnets & Electricity』と題された本を見つける。その本を開くとアーミラリーコンパスが激しく回転し、真理はあふれた出たゆらぎに包まれ、和花の眼前から消えてしまう。
{/netabare}

今日のおはなしは
マリが1600年のイギリスにタイムスリップして
静電気とか磁石の研究してる
科学者のウィリアム・ギルバートさんと知り合うおはなし。。


そう言えばにゃんも磁石がどうして北を向くかって説明できないw
このおはなしを見終ると分かるのかな?
ちょっと気になったw


ワカとお兄さんのシュンがマリの消えた秘密を調べるために
マリのお父さん(早瀬永司。。3年前から行方不明)の研究所に忍びこんだけど
それを永司が帰ってきたってカン違いした人たちが捕まえにくるみたい?

そっちのおはなしもちょっと気になるから
いちお何話か見てみるね☆
{/netabare}

2話目「悲しみのギルバート」
{netabare}
2話目の公式のあらすじ
{netabare}
1600年のロンドンにタイムスリップした真理。そこで出会ったウィリアム・ギルバートは「地球は大きな磁性体」であることを、方位磁針と伏角計の角度によって証明しようとしていた。
一方、真理の行方が掴めぬまま早瀬研究所の周りを探していた旬たちは、見知らぬ警官に声を掛けられる。真理の事を伏せ、警官の職務質問をかわす旬。だが旬たちと別れた後、警官は謎の男・御影に連絡を取るのだった。
{/netabare}


過去の世界では
ジョルダーノ・ブルーノが地動説を信じて異端審問で処刑されたとか

ギルバートさんが磁石をけずって地球の模型を作って
地球は大きな磁石だって証明したおはなし


今の世界では御影ってゆう人が何かたくらんでそう。。
でも、朝7時からやってる番組で
女の人にかこまれてお酒飲んでる人が出るのってちょっとヘンみたいw


感想はしばらくお休みするけどたぶん見つづけると思う☆
{/netabare}

3話目「反骨のフランクリン」
{netabare}
3話目の公式のあらすじ
{netabare}
早瀬研究所の地下にタイムスリップするためのシステムがある事が判明する。
だが、システムの使い方が解らぬまま、真理は再び1752年のアメリカに再びタイムスリップしてしまう。 そこで彼女は黒人奴隷のジャンという少年に助けられる。彼の主人は避雷針を発明したベンジャミン・フランクリン。 落雷による被害を軽減させようと避雷針の普及に奔走していたフランクリンだったが――。
{/netabare}

御影ってゆう人は早瀬博士とどんな関係なんだろう?
研究の様子を知ってるみたいだけどカギとかは持ってないみたいだし。。


今週真理はベンジャミン・フランクリンさんに会った
ギルバートさんのときと違くて1話で終わっちゃったけど
タコを使って雷が電気だって証明したのと「奴隷制廃止を唱えた」んだって


あと今日も教会が出てきてたけど雷は神さまがおこってるんだって言ってた
教会って科学がきらいみたい。。
{/netabare}

4話目「戦場のボルタ」
{netabare}
4話目の公式のあらすじ
{netabare}
本の肖像画に触れるとタイムスリップすると察した真理。
跳んだ先は1800年のイタリア・パヴィア。貴族の屋敷で研究資金調達のため、 電気銃を使ったデモンストレーションを行っていたアレキサンドロ・ボルタの前だった。 突然出現した真理に困惑するボルタ。彼は、父を探していると言う真理に永司らしい人物が 何度か自分の大学に尋ねてきている話をするのだった。
{/netabare}

1800年前にタイムスリップした真理が会ったのはお父さんだったけど
真理が小学生のときのお父さん!?

ボルタを守ろうとして兵隊と戦ったお父さんってカッコよかった☆
ってゆうか博士だけどとってもワイルドw


あと、御影さんってお父さんに研究費を出してた人みたい。。
お父さんはナポレオンの玉杯を売ってそのお金を返したみたいだけど
もしかしてナポレオンにも会ったのかな?


絵はそんなにきれいな方じゃないけどおはなしはおもしろいみたい☆
{/netabare}

5話目「ファラデーの憂鬱」
{netabare}
5話目の公式のあらすじ
{netabare}
サッカーばかりして成績が上がらない同級生・風太を心配するあまり、苛立って喧嘩をしてしまう和花。
言い過ぎたことを後悔した和花は以前に見つけたアーミラリーコンパスでタイムスリップし、 数時間前の風太との喧嘩を止めたいと訴え、真理や旬と口論しているうちに真理と共に1821年のロンドンにタイムスリップしてしまう。
{/netabare}

今週は
マイケル・ファラデーさんと和花のおはなし


和花が風太クンのこと心配するの分かるけど
とちゅうからどうやって自分のゆうこと聞かせようか?みたくなってて
うざさが「Re:ゼロ」のスバルくんみたいだった

そのあとマリたちができないって言ってるのに
1時間前にタイムトリップさせろって言いはって聞かないし
ムリにタイムトリップしようってして200年くらい前に飛ばされて
1人だけ帰れなくなっちゃって「助けてー!」とか勝手なことばっかり言って
ワカちゃんじゃなくってバカちゃんになってたし


ファラデーさんの実験はよく分からなかったけどモーターを作ったのかな?
小学校しか卒業してないのに大科学者になった人で
風太クンに勉強押し付けた和花が会ったのってフシギ。。


さいごに御影さん。。

とうとう動き出したみたい
真理のお母さん大丈夫かな?
{/netabare}

6話目「ファラデーの覚悟」
{netabare}
6話目の公式のあらすじ
{netabare}
パティスリー・クワルツに現れた御影は、永司が契約違反を起こしていると晶に告げ、研究成果の引き渡しを要求する。
一方、1821年のロンドンに1人取り残された和花は混乱し、ファラデーに八つ当たりしていた。 真理はボルタのところで聞いた永司からの伝言を思い出し、旬に伝える。TSSの制御方法が掴めてゆく。
{/netabare}

とうとう御影さんが動き出して真理ママのお店に押しかけて研究を渡せって
でも契約がどんなのかも言わないでただ渡せって言われても。。

真理パパはもちろん頭のいい人だって思うけど
ママもかしこい人みたい
御影さんはちょっと恋しちゃったかな?
帰りの車で「聡明な人だ」とかって。。


真理もちょっとおバカだなぁ。。
ワカに変える方法を教えてなかったり
お兄さんにキーボードの▽のこと言ってなかったり
大事なことは早く言わないとね^^

でも、ワカが早く帰って来れてよかった☆


ファラデーさんの先生のところにも真理パパが行ってたね
パパは過去に戻って有名な科学者の人たちを助けてまわってるのかな?
いなくなったパパはどうしてるのかな?
{/netabare}

7話目「モールスの閃き」
{netabare}
7話目の公式のあらすじ
{netabare}
TSSがコントロールできるようになり、永司が跳んだ座標を調べようと試みている旬。
だが、和花はとりあえず真理を次の科学者の元へ飛ばしてみる事を提案する。 かくして、1825年のアメリカ・ニューヘイブンへ跳んだ真理は、妻の死に目に会えず墓所で泣き崩れているサミュエル・モールスと出会う。
{/netabare}

今日はいろいろあったみたい


旬クンがTSSをコントロールできるようになってきて
真理をお父さんがモールスさんと会ってるところに送れるようになったし

モールスさんがモールス信号を発明したきっかけになる出来事にも出会えた^^
パパがあちこちで歴史を変えててそれを直そうとかしてるみたいw

それで、あの科学者の紹介みたいな本はパパが作ったんじゃないって!?
転送装置の実験中に現れたんだって。。

ってどこから?って思ったら
えーっ!?未来の科学者のマリ・ハヤセって真理のことだよね!?
あの本でそれを発見した旬クンは真理には秘密にしちゃったけど
未来の真理は大科学者になるみたい!

今は勉強しても成績が上がらなくって頭が悪いって思ってたけど
勉強してればそのうち急に分かる時が来るみたい☆
そのことを科学のことばで「相転移」ってゆうんだって^^


あと、風太クンがテストで80点! 
先生はそれくらいで。。って言ってたけどにゃんはテストで
50点以下がほとんどだったから超うらやましいw


それから御影さんがまたお店に来て人に会うからってプリンを買ってった。。
なんだか真理ママのこと気にしてるのかな?^^
けっきょく自分で食べてたけど
真理ママってお金持ちのお嬢さんだって分かった!

秘書の人にもすすめたら全部持ってかれちゃってにゃんは吹き出しちゃったw
イケメンのおじ様がグチってるところっておかしいよねw


さいごは旬クンが真理といい感じになってて
にゃんもワカといっしょにニヤニヤってw

本には旬クンが2076年にTSSリミッターを発明したのって
Mari Hayaseってなってたから
もしかして2人は結婚とかしないのかも。。


でも、そう言えば本に
2025年に真理パパの転移システム研究チームで旬クンが
「タイムスリップ技術の基礎となる時空間変異の測量法を開発」って
書いてあったけど
このアニメの世界だともうその技術が完成してるよね?

あの本って別の時間線から送られてきたのかも?
タイムスリップ物のアニメって
何回か見るといろいろ発見とかあっておもしろいみたい^^
{/netabare}

8話目「ベルの決断」
{netabare}
8話目の公式のあらすじ
{netabare}
夏休み。真理たちは豪華な別荘や海を満喫していたが、突然現れた御影に誘われBBQをすることに。
一方の永司は1876年のボストンで、聾唖教育と電話機開発を両立しようとするグラハム・ベルの様子を見守っていた。ベルの電話機がフィラデルフィア万博に出品されることになり、彼らは万博会場へと向かう。 そのころ夏の浜辺にて真理は、晶に接近する御影と、旬に近寄る黒木にモヤモヤを感じていた
{/netabare}

今日はいつもと違くてマリワカのタイムトラベルはなかったし
真理ママの別荘で海水浴回^^

そしたら御影さんから誘われてBBQ
秘書の黒木さんは本を盗もうってした(たぶん)ところを真理に見つかったり
旬クンに近づいたりしておばかな真理でも何だか変な感じがしてるみたい

さいごは旬クンの本を持ってころんじゃって開いたページにタイムスリップ!
消えちゃった。。

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

御影さんが真理ママに近づいてくるところがなんだかイヤ。。


真理ママは御影さんのビジネスの誘いとかかんたんに断っちゃってGJ☆

当たり前だよね大金持ちの娘なんだから
お金がほしかったらお金持ちのパパとかにたのんだほうが
御影さんよりお金持ってそうw


真理パパはどうして帰らないんだろう?
タイムトリップで好きな時間に行けるんだから
たまに帰ってもいいハズなのにね^^
{/netabare}

9話目「呼応するベル」
{netabare}
9話目の公式のあらすじ
{netabare}
思いがけず1876年のフィラデルフィアにタイムスリップした真理だったが、永司の姿を見掛け追いかけた先でグラハム・ベルと出会う。
一方、現代では理香が真理のタイムスリップした様子を晶に話してしまう。焦る和花と旬に、晶はその事が永司の研究と関係あるのではないかと迫る。
{/netabare}

「二兎を追うものは一兎をも得ず」ってゆうけど
グラハムさんは2つとも追いかけたからよかったみたい☆

前の風太クンのおはなしもそうだったけど
このおはなしって
好きなこと一生けんめいやることが大事って教えてくれてるみたい^^


今回は真理のアーミラリーコンパスがこわれて帰れなくなっちゃって
旬クンが助けに行ってくれて無事に帰れたおはなし^^

ママにバレちゃってもう2度とタイムトリップしないって約束して
研究所のカギとコンパス取り上げられちゃったけど
旬クンはまだ本もコンパスも持ってるよね。。


御影さんは物質転送装置ができてるって思って何かしてくるみたいだし
まだ最終回じゃないみたいだからこれからどうなるんだろう?
{/netabare}

10話目「ヘルツの誇り」
{netabare}
10話目の公式のあらすじ
{netabare}
晶に二度とタイムスリップしないと約束した真理だったが、やはり永司の事が心配になり、和花に頼み込んで再び過去の世界へ。
1893年のドイツ。ハインリッヒ・ヘルツは病を患いながら電磁波や陰極線の研究に打ち込んでいた。ヘルツの家で永司と再会した真理はタイムスリップの危険性を永司に伝える。
{/netabare}

真理が
ハインリッヒ・ヘルツさんを励まそうってしてるお父さんに会うおはなし

こんな研究何の役に立つのかって思いながら生きてるヘルツさんに
未来ではこんなことができるって教えてあげるお父さんのおはなしで
ちょっとなみだが出てきちゃった。。

未来ではこんなに役に立ってるのに
それを知らなくって死んでくんだったらとっても悲しいよね。。


それから御影さんが研究所に乗り込んできて
真理ママと和花を捕まえちゃった!

これからどうなるのかな?
{/netabare}

11話目「不屈のエジソン」
{netabare}
11話目の公式のあらすじ
{netabare}
和花たちを人質にとられた真理は、御影たちにTSSの仕組みを話してしまう。時を越える発明は大きなビジネスになると得意げに笑う御影。「そんな悪用は許せない」と主張する晶。
だが御影から、既に永司もTSSを使って研究資金の返済を行ったことを聞き、彼女は絶句する。 契約上の約束を破った永司と話をつけるため、永司のもとに自分を跳ばせと要求する御影。彼は真理を人質に旬たちを脅すのだった。
{/netabare}

和花たちを人質にしたのは御影さんが悪いけど
御影さんのゆうことを聞いてたら悪いのはパパの方かも?って^^;

報告するって約束してたのにやぶったのって
だましたってゆうのとおんなじだよね。。

それに昔の時代から物を持ってくるって
その時代の人のことだましたかドロボーみたいなことしたかもだし。。


今日のおはなしは
パパに会うために御影さんとおどかされた真理がいっしょに
エジソンさんに会うおはなし

エジソンさんって電話も発明してたんだね。。
発明王エジソンって聞いたことあったけどあんまりよく知らなかった。。

電球とか蓄音機とか発明したんだって。。
会ったら「どうもありがとう」って言いたいけど
英語だから
「デンキュー・ベリー・マッチ」かなw


パパが裏の倉庫で待ってるってメッセを残してて
そこに行くときヘンな雲が。。

見てて何か起きそうでドキドキしちゃった。。
来週はどうなっちゃうのかな?
ちゃんと帰れるのかな?
{/netabare}

12話目「親愛なる科学者たち」
{netabare}
12話目の公式のあらすじ
{netabare}
1879年のアメリカ。時空間の裂け目に吸い込まれるのを必死に抵抗する真理、永司、御影。
これは本来、同じ時間軸上には存在しないはずの永司と御影のコンパスが原因で起きたタイムパラドックス・バリエーションだった。 一方、現代側でも、制御不能になったTSSがオーバーロードを起こし電源ユニットが過熱、煙や火花が飛び散り始める。
{/netabare}

御影さんがパパを時空間の裂け目に飛ばそうってしたところは
ドキドキしちゃった^^

ちゃんとパパといっしょに帰ってこれて
ママからはおしおきされちゃったけど
泣きながら抱き着いて「おかえりなさい」ってうるうるしちゃった。。

けっきょく御影さんだけ過去においてかれちゃって
ちょっとかわいそうかなって。。

あと、和花が風太にチュってよかった^^


ハッピーエンドだったけど
タイムパラドックスとかって大丈夫なのかな?

御影さんって頭がよさそうだから140年前くらいに行ったら
将来どんな会社がもうかるとか分かってるから投資して
大金持ちになってそう。。

あの写真にも写ってたから歴史が変わっちゃうんじゃないのかな?って
ちょっと心配。。
{/netabare}


見おわって


タイムトラベルものなんだけど
科学者とか大発明家の人たちを紹介する歴史のおはなしみたいで
ちょっと勉強になったみたい^^


でも、過去に行ったまま帰ってこないお父さんをさがしたり
タイムマシンを自分のものにしようって
狙ってくる人がいたりしてドキドキするし
ちょっとラブコメもあったりしておもしろいし楽しく見れた☆


おはなしがつまってるから
じっと見てないと分からなくなっちゃうかも?

投稿 : 2021/07/16
閲覧 : 797
サンキュー:

60

ネタバレ

けーし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まあまあ面白かった

トータルで見るとまあまあ面白かった
子供と一緒に見てもいいし、勉強になる点が評価出来る

不満点だけど、エジソンって、科学者というよりは、ビジネスマンのイメージの方が遥かに強い感があるんだよなぁ…
エジソンは登場人物でいえば、かなり御影寄りの人間だぞ…
あと、エジソンの負の側面を描かなかったのは不満が残る

話の流れ的に出しにくい気持ちはわかるけど、正直科学者としては、エジソンよりもテスラの方が格上だし、与えた影響が大きかったんだから、テスラも出すべきだと思った
エジソンとテスラの争いはかなり面白いしな

ただ、テスラは理論型の人だから、本作品内のテーマにはそぐわないって理由でカットされたんだろうけども…

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 194
サンキュー:

1

森可成 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きることは学び続けること

外出自粛が解除されて
子供を連れて外に行くことが
また日常になりました。

博物館、科学館、美術館等の
展示物に触れさせてあげたい、
と思うのですが、
そういうところは休館中。

で、
思い出したのが本作
「タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~」
でした。

失踪した科学者の父の残した技術で
タイムスリップしてしまう少女とその幼馴染
が主人公です。
ちなみにCVは「けいおん!」の唯と紬です、
やった!

そのタイムスリップ先で
タイトルの通り8人の科学者と出会うお話。

この作品の魅力はただ単なる偉人紹介アニメでは
ないことです。

偉人達の業績だけではなく、
本人からしてみたら、
それ言わないで欲しんだけど・・・
という様なエピソードも挿入されます。

知ってる人はクスっとなり、
知らない人は、偉人もただの人であることが分かる、
いい作りになってます。

ストーリーも、まあタイムスリップものとしては
ありがちに感じる方が多いかも知れませんが、
破綻のない一貫した秀逸なものです。
子供と一緒に見てる大人も引き込まれます。

キャラクターの性格等にはちょっと違和感は
感じたものの、
良作という呼び名が実にふさわしい作品だと思います。

と、いうわけで子供と一緒に見ようとしたら
サブスクに入ってない!!!

無念です。

投稿 : 2020/06/21
閲覧 : 328
サンキュー:

12

にゃしゅまろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2回見た。

駄目だ…(>д<)
全く内容が入って来なかった…orz

どちらかと言うと好きな声優さんばっかなのにさ…なんでだ(* ºдº *)!!!!

歴史も科学も苦手だからか…∩^ω^∩

家事の合間に観てたからかな(言い訳)…一話から見直そうと思います(つД`)
2016/10/11

一週間前位に一気観し終わった( ˆoˆ )/
流し見しないでちゃんと観た!
魅入ってた( ΦωΦ )笑
すごく面白かったし勉強になった(*`・ω・´)笑
小学生位の時に観たかった!!!
そしたら歴史とか科学とかに興味もてたかもしれない…って思った(・∀・)笑

2016/12/22
[見終わったにするの忘れてた]

投稿 : 2019/06/29
閲覧 : 339
サンキュー:

5

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

部分部分で切り取ると微妙な点数になるが面白いしオススメ

個々を切り取り評価するとやや微妙な点数になりがちだが、このアニメは面白いしオススメ。
例えば物語自体は特別多くのひねりがあるわけでもないし、作画は普通か、むしろひと昔前のレベル。一つ一つの要素自体はまあ普通かなという印象を受ける。
ただ一つの技術系統とその偉人を順番に追いかけていくというのはなかなかわくわくするお話だし、偉人を記号化せず技術面以外での悩みや思いに言及していたのは好印象。
ちょっと終盤駆け足だった気もするし、ラストで意見が分かれるが自分は好きなアニメだ。

総評すると点数評価は正当だけれども、点数以上の面白さはあるアニメ。
個人的にはオススメする。

投稿 : 2019/03/10
閲覧 : 394
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

うーん

まあ、作画には最後まで馴れなかった。
内容は、周りのキャラの性格がありえなすぎる。
色々な意味でぶっとんだアニメ。
勉強になるようでならない。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 267

いしゆう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偉人たちをタイムトラベルでキャッチ!

あらすじはあにこれを参照ください
放送時期:2016年7月~9月

科学者の父を持つマリが幼い頃憧れの父から言われた言葉

”自分でいろいろ考えてやってみる事”
”思い描いたものを生み出す事”

現在 高校生になったマリたちの冒険が始まる。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇物語
幼馴染のマリとワカがタイムスリップした先で
8人の科学者と出会い刺激を受け成長していく物語。

科学者たちが発明するきっかけに彼女たちが関わっていく
観ながら勉強でき 日常会話でも少し鼻タカさんになる作品です。

タイムスリップの冒険以外にも
科学者の父を追う不穏な影もあり気になります。

.。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:

〇観終わって
実際触れて 感じてみることの大事さが伝わる
何度失敗したっていいじゃない!
いつか相転移?することを信じている
科学者たちの熱も感じられる作品でした。

電気という身近に使用しているけど
いまいち仕組み分からない そんなわたしにも楽しめました 

最後に”マリ・ワカのクイックサイエンス”で
現在の機材で改めて解説してくれるし 教育アニメのよう
可愛い絵柄で内容は気楽に観れるのが良かったです。

〇おまけ
ウィリアム・ギルバート
ベンジャミン・フランクリン
アレキサンドロ・ボルタ
マイケル・ファラデー
サミュエル・モールス
グラハム・ベル
ハインリッヒ・ヘルツ
トマス・エジソン
以上8名の電気にかかわる科学者が登場します。 

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

投稿 : 2018/02/25
閲覧 : 352
サンキュー:

26

ネタバレ

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

Eテレ風だけど、そっちよりは面白かった

 行方不明の父が残した時間転移装置で過去へ飛ぶ女子中学生マリの冒険SF。

 4話までは、過去の科学者と会って、科学ってスバラシー、というワンパターンな物語で、少し退屈なってきたので、一時視聴を中断。他作品を視聴完了してから5話を見たのだが、そこからが大変面白くなってきて、一気の連続視聴。

 特に最終回。マリの心からの絶叫シーン。理由のある唐突な英語での会話シーン。何よりも、タイムトラベル物につきものの余韻をのこすラストシーンは、素晴らしい演出だったと思う。

 エジソンの伝記なら小学生時代読んだけれど、他の科学者については名前と功績くらいしか知らなかったので、大変勉強になった。ファラデーが数学出来なかったとか、モールスが画家だったとか、ベルが聾学校の教師とか、云々。

 科学知識を増やすだけではなく、ストーリーも一貫しており、ブレが感じられなかった。評価の底辺にいるおバカ設定作品を制作しているアニメ関係者には、是非とも観賞してもらい、それを自作に反映してもらいたいな。

 難を言えば、OP/EDの曲かな。申し訳ないが、個人的にこの手の歌い手さん嫌いなんだ。

 戸松遥の母親役には、ちょっとビックリでした。

投稿 : 2017/11/28
閲覧 : 286
サンキュー:

30

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

偉大な科学の人物がメインでタイムマシンが絡んでいる

悪役はたいしたこと無かったけど

終わりは案外意味不明で終わってる

過去の基礎技術は流石に凄いのだけれど

一年前のアニメで最新科学を紹介するコーナーでさえ

すでに時代遅れの物になっている部分も存在する

移り変わりは早いものですね

子供に科学を知ってもらうのにはとても良いアニメだと思うけど

普通に楽しむアニメとしてはいまいちです

投稿 : 2017/09/19
閲覧 : 185
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昨日は今日になり、今日は明日になる。全てが繋がって、今になる。

[文量→大盛り・内容→考察系]

〈2016夏 個人内ランキング 6位〉

録画溜めといたんですが、キャッチさんの影響で視聴開始w

【総括】
子供向けアニメと思い、侮ることなかれ。かなり優秀なシナリオに、度肝を抜かれます。タイトルや絵柄だけで敬遠してはいけないアニメの代表格かと。

科学や科学史に詳しい方にとっては当たり前すぎる内容なのかもしれませんが、私のような文学畑の人間にとっては初めて知ることもあり、純粋に知的好奇心も刺激された。楽しいし学べるし、ホントにNHKで流してほしいw

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
なんだこのアニメ? かなり面白いぞ!

確かに子供向けで、あざとい部分や安易な部分はありましたが、それを補って余りある良シナリオ(特に2話目)。電気の発見から製品化まで、あっさりしっかり学ぶことができました。

力のある大人が本気で子供向けアニメを作ったらこうなった、という感じ。

自分の中では2016夏アニメのダークホース。

この作品の主題は、「現在の生活は、過去の偉人(科学者)達の挑戦の上にある」ということ。すべてが繋がって、今がある。きちんと大人が観られる子供向けアニメでした!(強いて言えば、最終回の一部にだけは不満大)

最終回は、ある意味で10話が伏線になっていて、だからこその感動がありました。どこまでも科学者に優しいアニメで、全体としては良いです。

一点だけ気になったのは、マリ達が御影を過去に置き去りにした行為は、故意ではないとはいえ、結果的に御影を「殺す」に近い行為なのに、マリ達のリアクションが軽いこと。子供に対し、勧善懲悪をイメージさせたかったのかもしれませんが、御影はそこまで悪い奴じゃないと思います。実際、科学の研究には莫大なお金がかかるわけで、そのお金を出しているのは、実用化された時には支出以上の利益があると踏んでのこと。別にボランティアで研究費を出しているわけではないでしょう。だから、御影の言葉にも一理はあって、商人と科学者は、時には対立し、時には共存共栄する密接な関係にあると思います。「このアニメだからこそ」そこには深く切り込んで欲しかったし、出来たと思います。まあ、御影がエジソン一味となって成功したことを示すのが救済になっているんだろうけど、だとしても、せめてその写真を見るまでは落ち込んだり悲しんだり、なんとか過去に戻って御影を助けようとする姿勢を見せるべきでした。御影がいなくなった(現代人からすれば死んだも同然の)中、当人を慕う部下(おそらく恋人か片想い)には「仕方ない、もう手遅れだ」とアッサリ言い放ち、自分達だけは家族の久々の再会を泣きながら喜ぶマリ達……ちょっと怖かったです。御影にだって、家族はいたでしょうに。

ただ、この作品がタイムリープ系には珍しく、「パラレルワールドオチ」にしなかったのは偉いと思いました。「orange」なんかまさにそうだけど、パラレルワールドってアニメにするには都合が良いんですよね、誰も傷つかなくて。でも、「マリ・ワカ」では、過去も同じ時間軸にあって、全てが繋がって今があるというのは主題なので、(んじゃ現在の改変はどうなるの?というツッコミどころもありつつ)必要な設定でした。

ラストのラストである未来編は、個人的には好印象。マリがお婆ちゃんになっててショックでしたwが、過去が今になるように、今は未来に変わっていくのだから、同然であり自然な姿なんだと思います。思いは受け継がれ、発展していきます(どうせなら、旬兄もお爺さんになって、一緒にいるところを観たかったです)。私たちのような萌え豚野郎に配慮しないところが素敵でした(笑)
{/netabare}

【各話感想(レビュー含め)】
{netabare}
第1話
AED、何度か講習受けたけど、かなりリアル(笑) 学習アニメ×女子中学生……「もしドラ」的な感じなのかな? 初めの科学者がギルバートか、(エジソンとかじゃないところが)渋いね。でも、マリを見てすぐに「東洋人」って、ギルバートが活躍した時代、日本は戦国時代とかでしょ? すんなり出たワードに(まあ中国とかもあるけど)歴史的にやや違和感w 私は文系なんで、理系の話は知らないことだらけで楽しみ♪

第2話
マリが、ちゃんと(良くも悪くも)中学生くらいの知識量ってとこが、徹底されてるね。地磁気とケーキとAEDが繋がってるところが上手いね! 科学って、人類の歩みって繋がってるんだな~と思った。ギルバートの理論も全ては地球が球体であるってことが前提なわけだし、それ自体が科学者の発見なわけで、こうやって人類が1歩ずつ歩を進めてきたってことが伝わる、良シナリオ!

第3話
ちょっと驚いたのは、科学との対比のためとはいえ、宗教をここまで正面から否定的に描いた教育アニメってのも珍しい(第2話も含め)。でも、当時の科学者にとっての最大の敵だったということですね。凧の実験は死者も出てるし、ガチで危険。良い子どころか、悪い子も絶対に真似しちゃだめだよ(汗)。

第4話
のオーストリアが台頭してくるあたり、歴史を感じますな~。今回は「電池」の発明者の「ボルタ(ト)」ですが、科学の恩恵というよりは、違う面を見せたかったのだと思います。それは、「科学の戦争利用」(防弾チョッキやスタンガンはその比喩)。この時代以降、科学と戦争は切り離せないものになっていくしね(ノーベルが鉱山夫の安全の為に作ったダイナマイトの戦争利用。アインシュタインの基礎研究を基に作られた核爆弾とか)。前回は科学の発展の為の宗教批判、しかし、今回は科学そのものの負の側面を見せてくるあたり、真面目ですな~。

第5話
欧州サッカーの目標が、プレミアやリーガじゃなくて、セリエかリーグ1って、意外と堅実w お~、マンネリ化しそうな辺りで、ちゃんと展開変えてきたね~(拍手)♪ 出会う科学者も、「電気」という関連性が強い方ばかりで、色々欲張らずに、good!

第6話
これまであまり活躍のなかったワカにスポットを当てた2話でしたね♪ ワカのツンデレは安定してますw これまで、冒頭の現代での発言や行動を伏線にし、過去の科学者との出会いにより、マリやワカが成長し、終末の現代で伏線回収するという、良シナリオに感服しています。

第7話
電気が少しずつ進化していき、ついに通信まで。胎児が母体の中で一気に進化の過程を経験するように、このアニメの中で電気が一気に進化している感じ。旬君、良いこと言うね~。有名な話ですが、ドラクエの作曲家「すぎやまこういち」さんは、ドラクエの序曲をわずか5分で書き上げたそう。それをインタビュアーに、「どうやったら5分で名曲を生み出せるのですか?」と問われ、「あの曲は、54年と5分で作ったのですよ」と答えたらしい(当時すぎやまさんは54歳)。これ、大好きな逸話なんです! とっさの判断や閃きに見えても、そこには人生の全ての時間の過ごし方が濃縮されたいる。つまりは積み重ねることの大切さ。旬君が言ったのもそういうことですね♪ 科学を学ぶだけでなく、タイムトラベルものとしても、楽しめる内容になってきましたね!

第8話
出だしが「コナン」っぽいのだがw「それ文法違うから~(違うから~)」は、可愛かった♪ 珍しく日常回、緩急が効いてるね。

第9話
お父さんは、どこから来て、どこに帰るのかな? 今回のマリワカのクイックサイエンスは面白かった(し、分かりやすかった)。光ケーブルの仕組み、初めて知ったw

第10話
例えばエジソンのように、電球や蓄音機などを「発明」できた人は、自分の功績が世の中を変えていく様子に出会えて幸せなのだろう。でも、その「発明」を支える基礎研究に生涯を捧げた「科学者」は、幸せを実感できたのだろうか……という部分に光を当てた回。救いがありました。現実世界でもいよいよ、盛り上がりをみせてきましたね♪

第11話
正論vs正論。この作品の作風上仕方がないかもしれないけど、歴史変換による影響に対する危機感が皆無なんですよね、皆が。まあ、良いんだけどね、タイムトラベルは一種の装置であって、伝えたいのは科学の仕組みだからね。なんか急にSFになりましたね(いや、今までもSFでしたがw)。

第12話
御影の、「研究のよろこびなんて下らないセンチメンタリズムだよ」って発言は、このアニメを根底から覆そうという問題提起であり、1つの真実。また、「自分達(商人)がいてこそ、科学は価値をもつ」というのも、ある意味正論。それに対してマリの「出来たものを消費するだけのあなたなんかに、彼等のことを侮辱なんてさせない!」って反論……ぐうの音も出ませんな。
{/netabare}

投稿 : 2017/08/08
閲覧 : 477
サンキュー:

22

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ああ~ 川の流れのように♪

電気の実用化の歴史を辿るサイエンスノンフィクションアニメ。
とはいえ、タイムトラベルマシンで過去に遡るため、基本SFです。
早朝放送の子供向け教養アニメ。
Eテレ放送と見紛う程、真摯な内容です。

女子中学生マリがタイムスリップして、過去の科学者と会う、全12話。
基本1~2話完結で、時系列順に電気にまつわる発明発見の歴史が紹介されます。
ストーリーは行方不明のマリ父を訪ねて三千里的な・・・。
そこには、ある本が関わっていて・・・って、なんてご都合主義。
まあ、その辺は気にしないで起きましょう。

このアニメで言いたいことは科学のすばらしさだと思います。
人類の生活を劇的に向上させた電気利用。
これは、科学者のたゆまぬ探求心のたまもの。
それは世のためというより、自身の好奇心を満たすためだったかもしません。
でも、それが各時代の科学者に受け継がれ、川の流れのようになります。

ラスト、エジソン編でサイエンスとビジネスの関係について述べられます。
科学による技術革新を組織的に事業化すること。
それが人々の暮らしを豊かにしたと、この作品は説いているのではないでしょうか。

投稿 : 2017/04/16
閲覧 : 455
サンキュー:

24

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

昔の学研の歴史上の人物の漫画を見ている気分かな

女子中学生の女の子、真理が400年前のヨーロッパにタイムスリップする話で
その世界に3年前に行方不明になった真理の父親が
来ていることを匂わせている開始かな
そしてそこにいる科学者の科学についてのウンチクを聞かされる
話かな、説明は丁寧なので意味はわかりましたし
そこで科学者が科学実験をしている所の
話自体はいい話だとは思うし科学の勉強になると思うので
ためになるかなとは思いました。
昔の科学者の話なので今で言えば科学の基礎知識なので
難しくもないので誰にでもわかりやすいのはいいね。
あまりレベルの高い話になると誰も付いていけなくなるので
そういった点は良かったと思う。

過去の世界の話だけに奴隷がいたり、未来から来た主人公が着ている
現代の服を不思議がったり世界観の描写については丁寧だったかな
わりとその点については気を使っていた感じで作りは丁寧でした。
外国なのに言語が通用するとかもそれなりに理由付けはしていたようにみえたので
説明も結構しているし細かい部分も気を使っていたかな

ストーリーについては、出てくる科学者は実際の歴史的人物なので
その伝記話を聞かされている感じもしました。
どっかで聞いたことあるよ的な話だったと思います。
ただ、昔の先人の達の話なのでためになるとは思いました。
昔の学研の歴史上の人物の漫画を見ている気分かな個人的には楽しめました。
見ていて自分が知らない伝記話もあるので、そういう話はナルホドなとは思いました。
実際の人物の功績は凄いとは思いますので
実話については実話なので個人的にはとよかく言うつもりはないので、うんうん
うなずきながら見てました。
実話を元にした内容としては良かったと思う。

途中でタイムスリップ出来る理由が判明するけど
それについてはそれなりに考えられていて
仕組みやシステムについては面白いことがありました。
SF要素については中々良かったのでは

真理の父親については中盤以降色々わかるのですが
無茶しすぎかなとは思いました。面白いのだけど
やっていることは問題アリかな
無茶な所は子供向けらしい父親でした。

後半は歴史的人物の科学者を持ち上げる話だったので
チョット聞いていてこそばゆかったです。
ただ、放送されている時間帯を考えれば子供向けなので
歴史的人物の科学者に敬意を示す作り自体は無難なので悪くなかったと思う。
世の中、何でも簡単に出来るとよく言うけど、それを達成するにはどれほどの苦労があったかなんて
当の本人以外に知る余地はないので、そういった苦労を考えるテーマ性だったのは良かったですね。
そういうこともたまには考えることはいいことだとは思うので
そういう機会を作る内容だったのは感心させられました。

面白かったのは結末かな
エジソンについては凄い人物であるのは頭の中にあるのですが
テレビのバラエティー番組の影響で
彼は発明王ではあるが悪人のイメージもあるので
最後の結末はそんなエジソンを揶揄していたように見えましたね。
個人的にはあの終わり方にはニヤリとしました。

問題点は1クールしかないのに8人の実際の科学者が出てくるので尺的には
結構忙しかったかなやっぱり1人2話も使えなのであれば
若干物足りなさはあるかな
あと架空の人物である主人公達が歴史上の人物に介入しすぎかな
いい話したいからなのはわかるけど主人公達側の自己満足にために
歴史上の人物に色々教えちゃうのはまずくないかな?
一応その危険性については作中でも触れられてたけど
思ったよりは気にしていなかったので
結構無茶していた感じかな
なのでタイムトラベルものではそういう行為には気を使ってほしかったな
いい話なので細かいことを気にしなければ
楽しめるけど思いますけどね。

実際の人物の実際の話なので、別に作り出が考えたものではないですから
ストーリーが特別優れているとかは思わない所かな
実話てだけなので・・・

キャラについては真理と和花は歴史的人物の科学者の頑張りを見て
自分も頑張ろうと考えたりする感じになってたのは
キャラクター描写としては良かったと思う。
そのおかげでストーリー展開も感心させられることが多かったので
真理の母親は一番面白かったかな、キツイ性格だけど
しっかりとした大人の女性だし言うことは感心させられることが多かった。
御影がケーキの見る目があることを知ると最初は拒否してたけどケーキを売っちゃった
あたりも気持ちはわかりました。御影は実業家としてはかなりのやり手だと思った。

作画については背景とかはそれなりに綺麗で
時代時代の風景の描写は出来ていた思います。
キャラクターデザインは朝アニメなのでそれっぽい感じでした。
時間帯としては正解なんでしょうね。
キャラの作画の質については朝アニメかなと感じています。
特別に優れているわけでもないけど大きく崩れることもなく比較的安定と
作画は頑張っていたと思う。

声優さんについては真理役と和花役の方の声質が合っている感じはしなかったけど
演技力自体はあったので満足かな良かったとは思う。
8人の科学者役の方も地味ながら演技力はありましたし
8人の科学者役の方は声質に違和感はなかったです。

1クールで8人の科学者なので尺不足な感じはしましたが
基本的には楽しめました。SF要素も結構考えられていて良かったです。
タイムトラベルを絡める伝記系のアニメとしてはまずまずの出来だったと思う。

投稿 : 2017/02/18
閲覧 : 254
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8

ネタバレ

チョロ松 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

あれ辻褄が?

タイムトラベルして過去の科学者に会いに行きながら行方不明になった父親を探す話で、こうして今使われてる技術が創られたのかと思うととってもワクワクします。

色々あって父親と再会出来ますがあれ辻褄合わなくない?って思うラストw
まぁそこは所謂御都合主義ってやつかと思って観るととても面白いです。

今の技術がこうして科学者に創られてアニメってあるのですね。

投稿 : 2017/01/06
閲覧 : 223
サンキュー:

8

ネタバレ

LOTUS-B さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろかった

マリ・ワカ・お兄さん・おとうさん 有りがちなタイムトラベル物語だけど、過去にであう偉人達がいい人設定なので、嫌な感じがしないまま、観終わってしまった。2期ってあるのかな?

投稿 : 2016/11/28
閲覧 : 201
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4

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後まで見ないかもしれないし見るかもしれない

タイムトラベル大好きなので視聴。
昔あった「まんがはじめて物語」かと思ったw第一印象。

内容は、歴史上の偉大な人の時代へひょんなことからタイムトラベルする。
タイムボカンみたいな要素もあるかもしれないね。
ただここからちょい違う。どうにもタイムトラベルが自由にはできない事から
謎と理由があるみたい。まだ6話なのでそこが見えない。
最後まで見れば真相わかるんだろうけど、見れるかな~

■追記
見終わった OPEDとCMはサイテーですが、作品は結構おもしろかった。
NHKで長期でやってほしいな本当に。

投稿 : 2016/11/23
閲覧 : 222
サンキュー:

2

Yuyu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人も子供も楽しめる良作

メッセージ性のある面白いアニメでした。

主人公は消えたお父さんを探しながら科学の歴史と発展を通して宗教の弊害から科学の発展に寄与した功労者から努力することの大切さを学んでいくのですが、大人も楽しめる良作です。

埋もれるのはもったいない。

投稿 : 2016/11/22
閲覧 : 237
サンキュー:

7

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

抜群の構成力で魅せる、科学教育SFアニメの傑作。科学の素晴らしさ&萌え的にもかわいい♪

全12話。通称「マリワカ」。電気関連の科学史を題材に、中学生の少女がタイムトラベルしながら偉大な科学者たちと交流しつつ、科学の素晴らしさやその歩みを、様々な角度から学んでいく。
『発明発見物語全集〜磁石と電気の発明発見物語』という科学史の本を基にしたテレビ東京系列のアニメ、往年のNHK教育テレビを彷彿とする内容でした。
エンタメ的にもかなり面白く、また意外と萌えどころもあり、終始飽きさせないです。
(意図的に?)古そうな雰囲気を2016年にやってのけた意欲作。
私的に2016年度最大のダークホースは本作でした。絶賛です。

…ここ数年来で「お子さんに見せたいアニメ」ナンバーワンです。
教育アニメとしての完成度は、過去のNHKアニメに全くヒケを取らない。
これは是非ともNHKでやってほしかった!

{netabare}『物語』
マリちゃんは勉強はできないけれど発想力に長けたタイプ、ワカちゃんは優等生だけど効率重視が裏目にでちゃうタイプ。
そんなふたりがタイムトラベルで学んで成長していく。
真理(マリ)ちゃんが、3年前に失踪した科学者である父・永司から貰った「アーミラリーコンパス」というアイテムのせいで色んな時代にタイムスリップ、主に電気に関わった偉大な科学者・発明家たちから、学んでいく。
もう1人のヒロイン・和花(ワカ)ちゃんもタイムスリップしたり、現代に残って、成長していく。
1話1話、1場面ごとに張られた伏線を、丁寧に回収する。無駄な展開が無い!
ここまで緻密に計算され尽くした脚本は、教育アニメ史上でも中々無いのでは。
…外国も舞台になるアニメにありがちな「言語の翻訳問題」も、視聴者からのツッコミが入りそうなタイミングで即座に設定を用意する周到さ、地味だけど好き。
(ガルパンの「特殊カーボン」とか、設定の隙を丁寧に潰してくる作品は良作多い)

全体を通しての物語も中々面白く、悪そうな実業家・御影(みかげ)の暗躍や、マリの父・永司の活動、次第に明かされるアーミラリーコンパスの謎など、全編通して飽きさせない。

1話1話の脚本が素晴らしいです。
現代パートでの身近な中学生の悩みや問題と、タイムスリップ先での偉人たちから学んだ科学的な思考や挑戦の尊さ等を巧みにリンクさせ、視聴者にも極めて分かり易く科学史の歩みや考え方と先人の功績、それらと身近な我々との関りや発想を伝えてくれる。
一見関係なさそうな事柄が、実は何百年も昔に知的好奇心と諦めず真理を追究し続けた科学者たちの尽力の賜物である…。
個々のドラマでマリ・ワカが前の偉人から学んだ事柄を、次の偉人も引き継いでいて、科学者たちの挑戦は「繋がっている」んだという事が暗に伝わる。

各偉人それぞれに明確なテーマがあり、「好きな事に打ち込む情熱の尊さ」や「才能無いと悲観せず挑戦し続ける大切さ」等々、現代パートとも絡めて、極めて分かり易い。
各偉人の伝記ドラマ、特にマイケル・ファラデーやハインリッヒ・ヘルツなど、知っている人は知っているけれど、知らない人も多そうな偉人たちの苦悩の軌跡は、それだけで興味深い。
…これは教育アニメとして非の打ちどころが無いです。

本作は単に「科学知識」だけではなく「科学史」を「広い視野」で扱っている見識も素晴らしい。
一見、何の役にも立たないような「基礎研究」が、何十年、何百年後の未来の繁栄に繋がっている事や、先人の理論を引き継いで実用的な発明に繋げるバイタリティー、それら双方が大切なモノだというバランスの取れた科学観。
特に良かった10話のハインリッヒ・ヘルツ編、「自分の研究に何の価値があるのか」と絶望するヘルツに死の間際、「貴方の基礎研究は偉大で、遠い未来に素晴らしい繁栄をもたらしているんですよ」と教えてあげる一幕…
史実のヘルツの故事(本人は自分の研究を無価値だと思っていた)を下敷きにしつつ、粋な計らいでした。死の間際なので歴史改変しない範囲で良エピソードに。
ここはタイムトラベル物の醍醐味を最大限に生かした、イカしたドラマでした、感動的。

…本作は近視眼的に「そんな研究なんの役に立つの?」と無理解な方にこそ、分かって頂きたい内容でしょう。
(スーパーコンピューターを「2番じゃだめなんですか」と潰そうとした人とか…)



…本作を気に入っているのはエンタメ的にも面白いからでして。
堅苦しい雰囲気はなく、少女たちが科学者から学んでいく過程が萌える♪
1話で1600年頃のイギリスにタイムスリップしたマリちゃんが、セーラー服をはしたないと思われちゃったり、科学者のウィリアム・ギルバートさんのメイドさんからコルセット付けられちゃったり。
※「終末のイゼッタ」6話で、イゼッタちゃんもコルセットで締め付けられてましたが、真っ先にマリ・ワカが脳裏をよぎった!
マリちゃんはイゼッタちゃんより胸無いのにかなり苦しい、イゼッタちゃんは更に大変だったんですねぇ…。

…何気に「17世紀初頭のイギリスの風俗」などの科学以外の知識も疎かにしない考証も丁寧だったり。
キリスト教の科学弾圧や、オーストリア帝国の圧政など、時々の歴史上の出来事も絡めているのも教育アニメ的にポイント高いです。
1話ではAED(自動体外式除細動器)の正しい使い方を描写する等、隙あらば教育的な知識を入れてくる。

1話のマリちゃんコルセットの他にも、8話で水着回があったり、萌え的にも飽きさせないすばらしい♪
あくまでも健全な教育アニメの範疇で、絶妙な萌えを演出するとは!

話の面白さ的には、マリの父・永司が各時代で無茶苦茶やっちゃう破天荒さも笑えました。


…いや~、面白かったです。まさか、2016年のご時世に、こんな科学教育アニメが観られるとは。
脚本が恐ろしく緻密で計算され尽くしている、エンタメ的にも萌え的にも、非の打ちどころ無し。
難を挙げるならば、このテーマまだまだ続けられそうで名残惜しい事、尺に余裕が無く、回によっては忙しない印象受ける事くらいでしょうか。(ベンジャミン・フランクリンなど)
せめて2クールあればなお良かったかも。
あと、ワカちゃんがタイムトラベルしたのがファラデー編だけなのも寂しい、もし続編あるならば今度はマリ・ワカふたりでタイムトラベル見たいです。


『作画』
00年代のNHK教育っぽい?かなり古さを感じる画風。恥ずかしい時顔真っ赤にする表現など、良くも悪くも古い。
どうやらあえてそんな感じを狙ったっぽいです。懐かしい。
とはいえ作画は中々丁寧。
キャラデザはマリ・ワカ共にかなり可愛くって好み、100%健全ながら結構あざとい萌え所もある♪
また各時代の文化や風俗などの背景も丁寧、タイムトラベル物の魅力を高めている。


『声優』
2012年の「夏色キセキ」に続き声優ユニット「スフィア」勢揃いです。
特にマリちゃんの豊崎愛生さんが非常に可愛らしく、豊崎さんはまり役でした。
寿美菜子さんのお転婆な感じも良い。戸松遥さんのステキな大人の女性感も。
…豊崎さんと寿さん、同時期の「アンジュ・ヴィエルジュ」のエルエルちゃんとサヤですな。
高垣彩陽さんはできる女っぽい美人秘書でした。

旬兄の木島隆一さんはゴッドイーターのレンカの人、優等生なイケメン良かったです。
森川智之さんの破天荒な大人の男性、坪井智浩さんの悪イケメン感も絶品。
マリパパみたいなキャラ、森川さんのはまり役でしょう。

8人の偉人たちが豪華声優陣。
ギルバートの大川透さんの深みや、フランクリンの三木眞一郎さんの飄々とした感じなど、実力派の好演が光った。
ファラデーの森久保祥太郎さんの頼りなさげな感じ、ヘルツの石田彰さんの儚げな感じも。


『音楽』
NHKの天才テレビ君辺りを彷彿とさせる雰囲気。
OP「希望TRAVELER」がテーマ曲として素晴らしい、サビで8人の偉人たちの登場に合わせて、本作のメインテーマをしっかりと伝えてくれる。
「数十年後 未来 覗いてみようよ 輝きを信じて
挫けなかった昨日が ほらキラリ つながってるって…そんな未来を夢見てる♪」

ED「ミス・ラビット」は不思議の国のアリスっぽい謎なノリ…かわいいです。


『キャラ』
早瀬真理ちゃん、水城和花(みずき・わか)ちゃんダブルヒロインがかなり可愛いです。
マリちゃん、これは近年の豊崎愛生さんのアタリキャラ、かわいい♪
勉強はニガテだけど実は賢いタイプ、いきなりタイムトラベルしても適応するしたたかさがありました。
17世紀イギリスのコルセットなど色んな衣装着るのも萌えどころ。

ワカちゃんは優等生タイプながら喜怒哀楽が激しいツンデレ萌え。
勉強はできるけれど意外と抜けているところも可愛い。
中学生にしてはスタイル良い美少女。
ファラデー回で感情爆発させるなど、優しい良い子です。
また妹なのもポイント高い!
…もっとタイムトラベルしてほしかった。

さすがお兄ちゃん!なワカの自慢の兄「旬にぃ」の完璧超人っぷり頼れる。
OPでフェンス超えて「笹食ってる場合じゃねえ!」とニコ動でコメされてたりw
これはマリちゃんが憧れるのも分かります。

マリパパの永司はあれだけ無茶苦茶やってても家族に愛されるのが何となく分かる、面白すぎる男であった。
マリママの晶とのベスト夫婦な感じステキです。
科学者なのに戦闘も強い!ニンジャスレイヤー=サンか!?(森川さん)
マリママの自分をしっかり持っている気高さ、ステキな大人の美人。
これは御影がアタックしたくなるのもわかる…寝取られないか心配でしたw

悪役の御影はいかにも黒幕という感じながら、マリママにアタックしてみたり、キャバクラ通いだったり、妙に面白い男であった。
秘書のさつきとのやりとりが憎めない一面も。
悪党ではあるが、実業家としての矜持で科学の発展に関わるあり方を示した。
エジソンとのコンビ良い感じ。
秘書は…意外と影が薄かった。


8人の偉人たちも印象的。
全般的に、いきなり未来人が現れても受け入れちゃう理解力あるのはお約束かw
紳士的で、マリワカに丁寧に科学を教えてくれる人格者が多い一方で、ベンジャミン・フランクリンとトマス・エジソンのアメリカ人はフランクなキャラ付けだったり。

無学だが好きな科学に情熱を傾け、先輩の学者に疎まれてしまうマイケル・ファラデー、愛が成果に結びついたサミュエル・モールス、グラハム・ベルも魅力的。{/netabare}

投稿 : 2016/11/15
閲覧 : 314
サンキュー:

25

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

大人も子供も楽しめる良作。科学理解への一助となってほしい

制作スタジオ:ワオワールド
監督:山崎理
構成:山崎理
監修協力:京都精華大学

二人の女子中学生が主人公のSF科学アニメ。
科学一辺倒ではなく、ストーリーの節々に恋愛、親子愛、夫婦愛を織り込み誰でも物語に溶け込める工夫が随所にされている俊逸な脚本、構成です。

声優さんは、真理役の豊崎さん、和花役の寿美さん、真理の母親晶役の戸松さん、黒木さつき役で高垣さんと「夏色キセキ」のユニット「スフィア」で固めていてちょっとビックリ。

理系学部出身の私にとって科学は専門分野でもあり、脚本構成の俊逸さに加え、しっかりと監修された「科学史」、紹介する科学者を順序だてて巧みに物理の分野である「電磁気学」を紹介することのみならず、エジソンパートでは世間ではよく使われて一種のスローガンのようになっている「イノベーション」の概念をも説明したことで、物語は満点としました。

理系専攻であれば、ウイリアム・ギルバート、ベンジャミン・フランクリン、アレキサンドロ・ボルタ、マイケル・ファラデー、サミュエル・モールス、グラハム・ベル、アインリッヒ・ヘルツと進めば「電磁気学」のワードを読み取ることは普通に可能でしょう。

しかし、ファラデー、ヘルツのような基礎研究と、ベル、エジソンのようなエンジニアを一色に「科学」と括らないで、研究と製品開発は分ける工夫もあっても良かったとは思います。
子供向けメッセージであれば、我が国が圧倒的に不利なのは、基礎研究分野で、これを強調するべきだったのかもしれない。
アメリカは基礎研究に膨大な投資をしており、近年、中国もこの方向にいってます。
知的財産が押さえられると、エンジニアが利用できる選択肢は減るわけですから。

なぜ「電磁気学」を取り上げたのかは知らないけど、最後に「電磁気学」の恩恵を最大限に活用したエジソンの起業についてで締めたかったのかな?
ニコラ・テスラが登場してもいいように思いますけど、大学が監修している以上、エジソンと同時期であっても、正規の学問上ではマッドサイエンシスト扱いを受けているから、さすがに取り上げたにくいのか。
ま、「電磁気学」は「量子」の発見にも繋がっているので、発展性はあります。

少し深読みすると、本作品では科学を紹介する手法としてタイムスリップを用いて、ここは荒唐無稽にみえますけど、私からみた場合、マクロ物理の到達点である相対論(アインシュタイン)がメッセージとしてあるのではないかとも思います。

なぜならば、現在のアニメのSF設定では過去改変で生じるパラドックスを回避可能な量子論から派生したパラレルワールド(スーパーストリング理論の一部)が全盛ですけど、この作品では最終回で同じ時間軸に存在してはいけない「アーミーラリーコンパス」により時空間が歪む現象(パラドックスの発生)があります。
そのほか他の話数でも過去改変に触れていることからも、単なる設定ではなく、現段階での確定理論である「相対論」に忠実な時間の解釈をすることで、可能性に一定の根拠をもたせた設定とし、「相対論」の一部をも事実上説明している離れ技をやってのけています。
子供向け番組で「相対論」を直接取り上げるのは、さすがにハードルが高いので、雰囲気を匂わせ程度に抑えたようですけど、作品の意図に合わせた巧みな演出です。

そして、この作品が適当な設定をしてはないことは、現状では仮説に過ぎない「スーパーストリング理論」の設定を避けて、時間は変化する性質があることが証明されている「相対論」を用いたこと。

「相対論」と聞くとトリハダが立つ方もいるかと思いますから、専門的な説明は省きますけど、簡単に。
相対論にはそもそも時間の概念はなく、「光速」を基準としてあくまで速度と位置関係の結果から時間歪みが導かれ、「重力の変化で低下した場では時間の進行は変化する。」(一般相対論)「光速に近い速度で運動する物体は静止している観測者からみて、時間の流れが遅くなる。」(特殊相対論、光速度不変の原理)このように証明されています

つまり、ある種の条件を満たすと同一世界にいる二人の間の時間が歪むことは物理的には矛盾しない現象です。
Aさんが時速1kmで1時間歩けば1km進むのは当たり前ですけど、相対論の場の条件下では、時間は不変であっても、それが2kmになったり(時間の流れが速くなる)半分の500m(時間の流れが遅れる)になったりすることがあるということです。
ここで、Aさんの隣で歩いているBさんにはなんら物理的な干渉を受けないと仮定すると、BさんからみたAさんが2km歩いた場合は未来に行っていることになり、500mの時には過去に向っているという観測者視点で時間が歪む現象が生じます。
光速度不変の原理に当てはめて時間の伸縮を実際に計算すると、光速の99.5%の速度で動くと0.1倍時間が遅れます。
理屈はそうでも、相対論が想定する光速移動の環境での時間旅行なら人体がもたないですけどね。
タイムスリップは先に人体への影響を研究しないと、昔、アメリカでやったフィラデルフィア実験のような悲惨な結末になりかねません。

相対論は、それまで普遍と考えられてきた「時間」はある条件下では変化することを示唆した理論でもあり、かつ、慣性系(宇宙)は一つの慣性軸(いわゆる世界線)で存在していることを証明しています。
いやいや、そうとも言いきれないと提唱されたのがエバレット解釈(他世界論、いわゆる平行世界の存在)ですけど、これはもともと、量子論の観測問題から生じた考え方であって「量子」とは原子核のようなミクロの世界を示し、量子レベルでは通常の物理理論が適用されない特殊現象を示したもので、通常の物理現象系(マクロ物理)である相対論と直接競合する理論ではありませんし、存在証明もされていない仮説(可能性)ですので念のために。

ちなみに、マクロ物理系と量子論や素粒子を扱うミクロ物理系と共通の法則を発見した場合は間違いなくノーベル物理学賞を受賞できます。
それぐらい、マクロ物理とミクロ物理はそれぞれ独立したものなんです。

時間が歪むことは理論上は分かっていても、実際に自らの意思で行きたい時間軸にタイムスリップする技術は現在のところ存在しません。
最終回、真理の父、永司が旬に向けた言葉は、様々な科学者は当時、非常識や不可能であったことに果敢にチャレンジして現在の科学を発展させた、タイムワープも現在では非常識でも将来は可能な技術となるかもしれない、創造力を絶やさずみチャレンジすることを告げています。
どうやら、マッドサイエンシストではなかったようでホッとしました。
ま、でも3年も音信不通にしていて嫁さんに殴られただけなら幸です。
普通なら失踪届け出されて、離婚ですか。
それと、失踪した時には赤ん坊だった真理の妹、理香がお父さんと呼んでくれたことも感謝しなきゃです。
さて、永司の言葉こそが「イノベーション」の意味で、その成功例こそがエジソンとなります。
「イノベーション」が活性化するための条件として「表現も自由」が保障された環境が絶対に不可欠であり、これからも技術立国日本を支えていく大きな要。
この作品は将来を担う子供達に科学の大切さとともに、創造力を養うことの大切さをメッセージに託した多くの子供達に観せる必要を感じる、近年類い稀な良作です。

10月1日追記
本来二個しか存在しないアーミラリーコンパスがなぜ三個存在する設定があるのかについて、思考実験をしてみます。

タイムマシンを製造して時間旅行をしたとします。
タイムマシンに乗って、過去に行くには現在自分が乗っているタイムマシンを製造している時間軸を通過することになります。
つまり、過去に遡ると、現在自分が乗っているタイムマシンと未来の時間軸に存在するタイムマシンの二台のタイムマシンが常時存在することになります。
このように、過去の事実が現在や未来を決定する考え方を因果律と言い、マクロ物理学上では普遍の原理として扱われています。
また、観測者の位置がどこにあるかで観測結果が異なる(相対関係)のは、相対論の基本中の基本でもあります。
あえてマクロ物理学とことわりましたのは、この物語は電磁気学を中心にマクロな物理現象がメインテーマで、量子論や素粒子論(ミクロ物理学)に踏み込んではいないことと、ミクロ物理学で扱う特殊環境では因果律が通用しない現象もありますので、念のために申し上げておきます。

このオチは、タイムマシンが存在しない過去に行けば、タイムマシン存在に至った因果関係もまた存在しておらず、タイムトラベルそのものが無効となる結論です。

上記を踏まえ、この物語では真理に与えたアーミラリーコンパスと、永司は過去をタイムトラベルしていて、永司視点では永司のアーミラリーコンパスは常時二個となり、真理の一個を合わせて永司視点では三個となります。
物語では設定されませんでしたけど、真理が過去に行き永司と同一の時間軸にいる場合、四個存在することになりますが、過去にいる真理から見た未来(和花達が過去の真理を見守っている現在)に存在するはずのアーミラリーコンパスは誰にも発見されていないので物語上は三個という設定ですね。

ゆえに、研究所にあったアーミラリーコンパスの存在は永司視点となります。
しかし、それがなぜ現在の時間軸にいる真理達に認識できたのかは疑問な設定ですけど、アニメ製作側の意図は同一時間軸に存在するはずのないアーミラリーコンパスの存在を設定し、それを利用した御影が過去に取り残される演出は、科学の大前提は因果律であり、それを破壊することは現在の科学では許されないことを視聴者に印象付けたかったんでしょうね。
ただ、物語は真理視点で進んでおり、永司視点への切替が唐突すぎて三個目のアーミラリーコンパスの存在設定は視聴者にはたいへんわかり難くなっています。
ここは演出にもう一捻り工夫が欲しいところです。
それにしても、タイムトラベルというファンタジーを道具に因果律普遍の原理を巧みに仕込み相対論の感触を掴ませる意図を裏設定としたのでしたら、たいへん良く練られたシナリオです。
これだけ、考察のやりがいがあるアニメも久しぶりですね。

10月19日追記。
最近ブログなどで本作品のシナリオを讃える評価を見かけて嬉しいですね。
本作品は「電磁気学」を素材に「タイムスリップ」を用いて「科学史」も同時に理解が図れるように工夫されていることと、更に、永司と御影の関係から投資と回収モデルでの科学研究と商業利用の在り方、そして「エジソン」の「起業」の意味から「イノベーション」の理念も視聴者に伝え、かつ「タイムスリップ」を単なるファンタジーとしてのツールではなく科学の可能性として表現した類稀なシナリオ構成です。
日頃、萌えアニメばかり観てレビューしている私も、本作品のレビューは本気にならざるを得なくなりました。
この作品で「電磁気学」を取り上げているのは、その先に「量子論」があることも多分示唆してのことでしょう。(マックス・プランク)
本文では「量子論」まで踏み込むには作品からの材料が足りませんでしたし、作品の対象年齢も考えてマクロ物理系のみでの説明に留めました。
しかし、本作品で設定したタイムパラドックス現象を厳密に説明するには、作品の本筋から離れて純粋に物理現象として一般的には馴染みの薄い「量子化」という特殊概念を用いての考察が必要となってきます。
ゆえに「量子重力理論」に基づく考察に踏み込むことになりますけど、宇宙の状態を示した相対論の「アインシュタイン方程式」の他に「量子論」、「波動関数」などで数学的に記述される「虚数時間」を理論物理学分野で取り扱う場合の難解な概念と、最低限パラドックスの本質を理解していないと、仮にレビューの限定字数で説明しても読まれた方はチンプンカンプンになるでしょう。
もっともタイムスリップの理論が量子重力理論に基づいている以上、ここ避けて通れませんけど、宇宙が存在しなければそもそも「時間」も存在しませんので「時間」とは何かの命題クリアは必須要件で、更にトラップとして「虚数時間」という実感不可能なことも理解する必要があり、極めてハードルが高いのも量子重力理論の姿です。
多くの科学者を悩ませた「虚数時間」の概念は「時間」の始点である宇宙創成の起点と密接に関わるために、ここの段階でつまずくと相対論が示すタイムスリップ現象の基本である「時間的閉曲線」を取り上げて本作品が採用したパラドックス干渉の「ロイド仮説」を説明しても読まれているうちに嫌気が差すとも思います。
ここでは簡単にホーキング博士が示した虚数時間の考え方だけを書いておきます。
『虚数時間の存在議論は無意味であり、存在を仮定することが論理展開に有利であれば研究に活用すべきである。』

さて、この作品の凄さは、言語で説明するには高度なことを本作品では「同一時間に存在してはいけないアーミラリーコンパスのパラドックス」を設定し、現実的であるか否かは別にして量子のゆらぎを異常現象で現象で視覚化した「ロイド仮説」をアニメだけで表現したこと。
パラドックス干渉の正体が科学的根拠がある「ロイド仮説」であることを理解した瞬間、設定考証の厳密さにあらためて驚嘆しました。
「ロイド仮説」の概要は知っていましたけど、この作品を解読するために、まさか論文まで読むことになろうとは思いもよらなかった収穫です。

ここから先はタイムスリップとパラドックスに対するヒントのみ提示しますので、興味がある方は調べてみて下さい。
なお、科学とは自分が知りたいことのみ理解できるという都合のよい体系にはなっておらず、ニュートン力学から順序よくしっかり積み上げることの重要性も本作品のメッセージに含まれていると思いますよ。

★一般相対論「重力場方程式」の解である「時間的閉曲線」から「アインシュタイン・ローゼンブリッジ(ワームホール)式」を導きタイムマシンの理論としたソーン理論。
★ソーン理論が成立した場合のタイムパラドックスの回避問題。
★タイムパラドックスの回避
a)アニメの設定によく使われるエヴェレット解釈の一種である世界線分岐でパラドックスは回避されるとする「ドイッチュ理論」。
b)タイムトラベラーが前回追記の思考実験や親殺しなどの重大な自己矛盾に近づくと、過去改変を妨げる「量子的ゆらぎ」が高確率で発生するとした、いわゆる量子検閲官説の「ロイド仮説」。
この仮説の実証実験は既に行われ成功しており、成果はコーネル大学の論文掲載サイトに『arXiv:1005.2219』(英文)で収録されています。
★『時間順序保護仮説』
ホーキング博士によりソーン理論は不成立である旨立てられた仮説。
ホーキング博士の仮説によると、ソーン博士のワームホール計算では行ったきり帰られない状態となり、実際ソーン解は他の科学者からも検証の結果、過去に行くタイムトラベルモデルとしては非現実と指摘されています。
しかし、ソーン解に問題があっても、ワームホール利用によるタイムトラベルの理論全てが否定されたものでもありません。
したがって、ホーキング博士の理論は「仮説」として限定されます

投稿 : 2016/10/20
閲覧 : 283
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15

自趣関 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

教育テレビで流すか小学校の理科の時間に見て欲しい傑作

少し時代遅れなキャラクターデザインとこれまた古臭そうなタイトルに視聴前の期待値は高くなかったが全話見終わってびっくり!非常に良く出来たストーリーの傑作アニメでした!!

あにこれの評価方法では平均満足度は4点となってしまいますが本当は物語の評価をもっとあげたいくらいとても良いストーリーでした。

毎回の主人公たちが考える問題や疑問を科学者と接することで解決していくという構成は見事で何気ない描写が後から意味を持ってきます。

電気に因んだ科学者たちをとても魅力的に描写しており大体20分ほどでその科学者の発明と人間性を描写する構成力に驚かされます。

終盤のタイムパラドックスの設定はよく考えられておりタイムトラベルものとして優秀です。

私が理科好きということもあるでしょうが毎回クイックサインスというミニコーナーがありそこでの実験映像は非常にわかりやすく教育テレビか小学校の理科の時間に見て欲しいですね。
このアニメをNHKではなくテレビ東京が作ったというのはびっくりです。

投稿 : 2016/10/19
閲覧 : 277
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9

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

マンガで分かる偉人シリーズをアニメで見ている感じ^^

オリジナルアニメ 全12話

あらすじ・・・
ヒロインがタイムスリップをして、色んな科学者、発明家と出会って成長する物語

では感想を
意外や意外、普通に面白かったですよ!
他の方のレビューや点数を見るとあまり良くなかったので、期待はしていなかったんですけどね^^

でも個人的にはハマりましたwww
好みがはっきり分かれるアニメですね。

小学校の図書室に置いてあった(マンガで分かる偉人)シリーズをアニメ化した感じです^^

ヒロインが8人の科学者、発明家に出会い、学んでいく
そこにギャグ、ファンタジー、友情、恋愛をスパイス程度合わせ、12話のストーリーにした感じです。

ちゃんと12話構成になりつつ、1~2話で科学者、発明家たちの説明。
ラストは・・・ネタバレはしませんwww

ちなみに科学者、発明家を知らなくても問題なく見れます!
私は半分の人を知りませんでした!!
もう、忘れちゃいましたよ(苦笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ

タイムトラベルしてきたヒロインを見て科学者たちが何事もないように受け入れるとか、ご都合主義万歳とか・・・アニメなんでオッケ~^^
許しましょうよ、アニメなんだからwww

作画は普通。たまに人物の崩壊アリ。
人物の作画など好みによると思います。
音楽、キャラも普通。
若干、ヒロインたちにイラッとしたのは内緒の話www

声優さんは豪華ですよ。スフィアが勢ぞろいしていますし、偉人さんたちの声優さんも豪華です^^

お子さんと一緒に見れるアニメだし、大人も楽しめるアニメです。
だけど好き嫌いははっきりしそうなアニメである事は間違いと思います。

2話まで見ればストーリーの大筋は分かりますので、とりあえず2話まで見てほしいです。

私みたいに面白いって思う人もいるはず!
興味が沸いた人は2話までとりあえず見ちゃってくださいなwww


では最後に一言
絶望した~!学校で教えてもらったはずの偉人さんたちを忘れていたことに絶望した~!
私たちの生活はこの偉人さんたちの功績の上で成り立っているのに~!
でも、反省しない自分に絶望した~~!!

投稿 : 2016/10/18
閲覧 : 252
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14

Wild Geese さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気軽に化学、科学者の功績が学べる

失踪した世界的科学者の娘 早瀬 真理は親友の
水城 和花とその兄の部屋で調べ物をしていると
父が持っていた本を発見。それを開くと光が溢れ
外国へタイムスリップしてしまう。そこで父の
足跡を見つけながら偉人科学者を紹介するアニメ。

歴史の方はキャラクターがガンガン介入する。
特に親父は「 歴史は変わらないから 」って
感じで、まずいんじゃないかってぐらい。
親父の旅の理由は、科学者特有の好奇心かな?
最後の実験まで楽しませてもらった。

投稿 : 2016/10/10
閲覧 : 167
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7

殤不患-ショウフカン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通に面白かった

子供向けと馬鹿にしてたけどやられた。。。
意外と面白かった。

簡単にすっとは入れるのも日ごろ大人向けの複雑な話ばかり見てる人にとって箸休め的な役割をしてくれるのかも。

投稿 : 2016/10/07
閲覧 : 199
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2

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とても勉強になりました

大変 勉強になりました
タイトルにかなり期待してただけにちょっと残念

投稿 : 2016/10/06
閲覧 : 210
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1

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こういう真面目な作品…どちらかというと好物だったみたいです。

この作品の原作は未読です。ただでさえ2016年夏は視聴数が多かったので、子供向けの休日朝の番組から切ろうと思っていて、この作品もその対象でした。
ですが、1話目から面白いじゃありませんか…完走して振り返ってみると切らずに視聴を続けて良かったと思えた作品でした。
そう…アニメには「子供向きかな…?」と思っても実際に視聴してみると面白い作品があるから中々切れないんですよね。

この物語の主人公は早瀬 真理…3年前に失踪した父親から「アーミラリーコンパス」と呼ばれているペンダントを大切に身に付けていました。
ある日、親友の和花の家に遊びに行ったとき、彼女の兄の部屋にあった1冊の本に触れた途端、アーミラリーコンパスが反応して真理の姿が忽然と消えてしまったのです。

ふと気づくと、真理は和花の家ではなく全く知らない場所が目の前に広がっていました。
そこは1600年のイギリス…真理は400年以上昔にタイムスリップしていたのです。
そこで出会ったのはウィリアム・ギルバート…医者の仕事の傍ら、静電気と磁石の研究を行っていた科学者だったんです。
こうして世界の高名な科学者を巡る真理と和花の物語が動いていきます。

現在私が生きている現代の文明…それには必ず元となる礎がある訳ですが、この作品では礎を生み出した科学者を8人ピックアップしてその人に会いに行って世紀の瞬間を目撃する…という改めて考えてみるととっても贅沢な旅行でした。

ウィリアム・ギルバートを除く7人の科学者は以下の通りです。
・ベンジャミン・フランクリン:18世紀に凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにした科学者。
・アレキサンドロ・ボルタ:18-19世紀にボルタ電池を発明した科学者。
・マイケル・ファラデー:19世紀に電磁気を利用して回転する装置(電動機)を発明した科学者。
・サミュエル・モールス:19世紀にモールス電信機を発明した科学者。
・グラハム・ベル:19-20世紀に世界初の実用的電話を発明した科学者。
・ハインリッヒ・ヘルツ:19世紀に電磁波の放射の存在を実証した科学者。
・トマス・エジソン:19-20世紀に蓄音器、白熱電球、活動写真を発明した科学者。

大概の人が知っている高名な発明家ばかりです。彼らは何も無いところから形有るものを産み出した科学者ですが、全員が頭脳明晰かというと決してその様な事はありませんでした。
マイケル・ファラデーが良い例です。ファラデーは高等教育を受けておらず、高度な数学もほとんど知りませんでしたが、史上最も影響を及ぼした科学者の1人とされており、科学史家は彼を科学史上最高の実験主義者と呼んでいるそうです(wikiより)。

彼らが共通して持っていたのは不屈の闘志です。
100回失敗しても101回目に成功すれば良い…
失敗は成功への道しるべ…
だから誰一人として失敗を恐れていないんです。
中には本職の傍らで発明を行っていた科学者もいましたし、実験道具も不十分だったので、遅々として進まない時もあったでしょう…
でも成功への道を諦めなかった…
彼らの不断の努力の上に今の豊かな生活があると思うと偉大なる発明家の皆さまには脱帽します。

そんな偉大な発明家に出合える機械をなぜ真理の父親が作ったのか…
一人の科学者として世紀の瞬間に立ち会える喜びはもちろんあったと思いますが、それだけじゃ無かったと思います。
気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、A応Pさんの「希望TRAVELER」
エンディングテーマは、エラバレシさんの「ミス・ラビット」
この作品はアニソンまで手が出せませんでした。

1クール13話の作品でした。内容は極めて真面目ですが、発明家の特徴を良く捉えている上、タイムスリップのタイミングが絶妙だったので、総じて楽しめた作品でした。
今回は磁石と電気が題材でしたが、他の史実を題材にしても面白くなるんじゃないかと思いました。

投稿 : 2016/10/03
閲覧 : 325
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23

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人でも楽しめる子供向けアニメ

土曜の朝に放映していた子供向けアニメ。
なかなか面白かったです。
中学2年生の少女・マリが、タイムトラベルを繰り返して過去の偉大な科学者たちと出会い、科学の歴史上で重要な進歩や発見の瞬間に立ち会う様子を描くことで、少女の冒険物語的な面白さと、科学の勉強にもなる内容を上手に両立させていました。観ていてなんとなく連想したのは、シュテファン・ツヴァイクという作家が、世界の歴史を動かした十二の運命的な瞬間を描いた「人類の星の時間」という本で、こちらはそのテーマを科学の世界に限定して子供向けアニメにしたような感じかなと思いました。
過去パートの出来事を現代の普通の中学生の生活と結びつけられるような工夫もされていて、科学者が信念を持って研究に打ち込み、困難にも挫けず立ち向かう姿を通して、科学に限らず、自分の好きなことを見つけて一生懸命努力することの大切さが感じられるように描いていたのも好感が持てました。
また、そのように教育的に良い作風だからといって別に説教臭いような雰囲気は感じられず、物語全体を通した事件に主人公たちが巻き込まれるような展開もあって、普通の娯楽アニメとしても気楽に楽しめます。全12話で8人の科学者とその業績を紹介しつつ、ストーリーのほうも最後綺麗にまとまっていました。
声は、主人公・マリが豊崎愛生、その親友・ワカに寿美菜子、戸松高垣も脇役で出演ということでスフィアの4人が揃っていて、特にマリの演技は良かったと思います。
基本的に子供向けなのは間違いないですが、大人でも十分に楽しめる作品でした。タイムトラベルをして過去の偉人と会うという形式は、科学に限らず他のいろいろな分野でも使えそうなので(タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の音楽家たち~、とか)、こういう作品をシリーズ化してくれたりすると嬉しいです。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 232
サンキュー:

14

メキシコ人だ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

TESLA先生の出番がなかったですが面白かったです。

投稿 : 2016/09/27
閲覧 : 206
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2

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメを通して科学の素晴らしさを

中学生の少女が父親を捜す為にタイムトラベルして過去の偉人に会って…話展開していく感じ。
味わい的には朝7時からなのでNHK教育番組的です。

対象年齢はちょっと難しく所もあるので小学校高学年以上になるかな?
電気関係の過去の偉人さんが多いかんじです、科学に興味持ち始めてる子供さんにお勧め。

ちなみに5話はファラデーさん、ファラデーの電磁誘導の法則が有名かな?
彼が居なければ御坂美琴はレールガンもぶっ放なせずに…コイン投げてたかなw

視聴完了
朝の7時からと思えないぐらい満足度と好感持てるアニメでした。
作画はちょっとあれだけど、電気と磁力の過去の偉人を紹介しつつも冒険要素や軽い恋愛要素も入れて大人でも十分楽しめるストーリーになってます。

中身のの声優さんも予想外の有名人が多数登場、特に戸松遥さんのお母さん役意外に合ってました。

音楽担当にコードギアス反逆のルルーシュでも担当していた黒石ひとみさん起用するなど本気度が分かります。

大人から子供まで楽しめる、好感度いいアニメでした。

投稿 : 2016/09/26
閲覧 : 293
サンキュー:

23

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

NHK教育かとおもった。

過去の有名科学者を紹介するアニメかと思った。

でも、だんだんストーリー的な部分も出てきて面白かった。

そもそもタイムリープするマシンを発明した父すげーわ。
過去の度の発明家よりお父ちゃんすげー。

最後は皆さん円満に終了したからいいとしましょう。


楽しめる作品です。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 213
サンキュー:

10

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

家族揃って、お茶の間で楽しく学べる科学アニメ

土曜の朝7時からテレビ東京で放映されている科学アニメです。

科学をテーマの中心に据えたアニメというのは意外な事にとても珍しく、NHK教育では過去にエレメントハンターとかマリー&ガリーなどがありましたが、それ以来?という印象を受けました。

方位磁針の針の色の付いた部分が常に北を指す理由を詳細に説明出来る人は日本中あるいは世界中にどれだけいるでしょうか? そもそも地球の組成って何? とか、そんな私達の身近にありながら、見落としがちの科学的疑問を、考察の余地を残しながらも丁寧に解説していくアニメの様です。

科学技術とは切っても切り離せない生活を、当たり前の様に、吸っては吐く空気の様に受容している私達にとって、知るべき事、知らなくてはならない事は沢山あると思います。なぜならそれらは全て、何かを犠牲にして贖われているものなのですから‥。残念ながら、それらの事は学校で全て教えてくれる訳ではありません。なのでこの様なアニメの視聴をきっかけにしてでも、少しでも多くの人が、そんな身近な不思議を不思議と捉えて欲しい。化学好きのブリキ男はそんな風に思ってしまうのでした。

とは言え、お勉強アニメとしての色合いはそれほど強くありません。幼馴染との友情や恋、お菓子作り、失踪したお父さんの謎、※悪の組織?による陰謀などの王道設定が、タイムトラベルという冒険を交えてすいすいと展開される見やすいアニメです。家族揃ってお茶の間で視聴出来る、楽しい科学番組になっているのではないでしょうか?

第1集(1話+2話)はウィリアム・ギルバート、次回はベンジャミン・フランクリンのお話です。

以下は各話の感想。

3話 ベンジャミン・フランクリン
{netabare}
フランクリンのお話は1話で終了。欲を言えば前回と同じく2話欲しい所でした。でも宗教、奴隷制度の問題にもちょこっとだけ触れながら物語が描かれており、充実の内容と言えました。1話にあった本編終了後のおまけコーナー「マリワカのクイックサイエンス」が復活していたのも良かった。来週はボルタです。
{/netabare}
4話 アレッサンドロ・ボルタ
{netabare}
アレッサンドロ・ボルタの回。ボルタと言えばボルタ電池、学校とかでレモン電池とか作った人もいると思いますが、あれの始祖に当たる電池のお話です。

今回は活劇描写などが多めに入っていたせいか、科学解説の部分についてかなり物足りない印象を受けました。電解液とか、イオン化とかの説明をちょっとだけでも入れて欲しかった所です。

あとタイトルにマリ・ワカと入っているのに、4話になってもワカの活躍が殆ど無いとはこれいかに? 2人揃って過去に行けば、科学の不思議に対してそれぞれが別々の疑問を提示する事も出来るかも知れないので勿体無い気がします。

そしてこれもタイトル関連ですが、タイムトラベルについて、古典的な付け足しルールによるタイムパラドックスの回避のアイディア(大宇宙の謎の法則が過去の自分自身に出会う事を許さないとか‥)は論理性に欠けるので量子論を概念的にでも説明する方が説得力があった様に思います。

でも次回に期待。
{/netabare}
5話~6話 マイケル・ファラデー
{netabare}
ファラデーの電気と磁気を同じ力の別の相とした功績は科学界の一大事件と言えます。さらにそれに光子を加えた理論の構築に至るまでには、光電効果を発見したアインシュタインの登場を待たねばなりません。

未来から来たワカの活躍でデイビー卿の心が動き、ファラデーの未来が変わる? 量子論では現在(いま)が観測されると、過去が決定すると言われていますが、過去を変えても、※枝分かれした無数の未来に向かうだけという解釈があります。ファラデーの歩む未来はワカの帰還する未来とは違う未来になるでしょう。なればマリのお父さんはタイムトラベルを通じて何を行おうとしているのでしょうか? 出来れば何らかの科学的解釈を与えて欲しいと期待してしまうブリキ男なのでした。

また今回のお話では、前半にクイックサイエンスのコーナーがありました。子供もこういうコーナーは喜ぶと思うので、なるだけ毎回やって欲しいものですね‥。(ぜ~たくな希望)

今回を持って、ワカも晴れて"タイムトラベル少女"となりました。今後の活躍に期待。

※:量子論の概要が直感的に感じ取れる"ファインマン・ダイアグラム"を見る事を推奨。量子論を扱う一般書では大抵載ってます。
{/netabare}
7話 サミュエル・モールス
{netabare}
今回はワカは置いてけぼり。マリだけで過去へ飛びます。何というか‥いつもマリ一人でタイムトラベルしてるけど不安じゃないのかな‥。

さておき、私、モールスが画家で点描画を描いていた事はこのアニメ観て初めて知りました。どんな経験も無駄にはならず、何らかの形で昇華されていくものなのだなぁと感慨深いものを受け取った次第。点描からモールス信号、繋がるんですねぇ‥。

そしてエピローグのシュン兄ぃの「人はね、みんな、解らない事だらけなんだよ‥」に始まる台詞について、知識の蓄積と視野の拡張を相転移になぞらえて説明されている所に大いに共感出来ました。一見無駄に見える様な、気の赴くままに貪った知識も、いつか繋がり合い、より高い認識へと成長していく過程を巧みに表す表現でもあり、一足飛びに結果だけを求めるきらいのある競争社会に釘を刺すありがた~い言葉でした。あっぱれ。

今回も科学考察は急ぎ足な感じでしたが、科学延いては勉強全般に対する謙虚な姿勢を示す意義のある回だったと思います。

初回では悪者の印象が強かった御影さんも、前回あたりから茶目っ気を披露。秘書のさつきさんも面白キャラである事が判明して安心。どちらかというと子供向け番組ですものね‥。

次回も楽しみです。
{/netabare}
8~9話 グラハム・ベル
{netabare}
別荘でバカンスを楽しもうとクルマを走らせるマリワカ家族。そこに都合良く(わざとらしく)現れた、御影さん。クルージングへのお誘いからの焼肉奉行コンボに大笑い。この流れを終始クールにやってのけるとは中々の度量。何かたくらんでいるし底知れぬ人だけど、どこかしら間が抜けているし良い人なのでは?とか思ってしまいました。そんな御影さんの誘惑をはねつけるマリのお母さんはそれよりも強し、凛とした態度が素敵でした。

続くお約束のタイムトラベル。今回は図らずもマリだけが過去へ飛びます。1876年のアメリカ、フィラデルフィアの万博会場近くの噴水広場にスク水+パーカー姿で! 普通に考えれば事件になりそうな事態でしたが、マリパパがすぐ近くにいたので何とかなりました。なけなしの所持金をはたいてパパが買ったワンピースにご満悦のマリ。同時代のイギリスのサンドレスと比べると、かなりラフな感じのデザインでした。やはりアメリカ?

後半、万博会場でのベルによる公開デモンストレーションの様子が少しだけ描かれました。

音波というのは磁力や光と少しだけ違って、空気を振動させる事で生まれるもの。水中で体を動かすと波が出来るのと同様に、空気中でも体を動かす事で波が生まれます。その波の振動を感知出来るのが私たち生物の耳です。

宇宙空間の真空と比べて、地球の大気は実は重い物質だらけのどろどろのシチュー状態、見方によっては海の中とほんの少ししか変わりません。このどろどろのシチューを声帯の振動で圧して波を発生させるのが声、その波を我々は音と捉えます。

グラハム・ベルはその空気の振動を、昨今の様にデジタルデータを仲介をせず、そのまま電気信号に変換しました。その電気信号を導線で伝え、その先で音声に再変換する、これが電話です。

さておき、今回も身近な不思議への疑問や興味を触発させるありがた~い台詞が‥「運命の中に偶然は無い」とか「興味を持った事を調べてごらん。それが好きの入り口だ‥。」とかマリパパ、カッコ良いですね。ワンダフル!

お話と全然関係ないけれど、OPのシュン兄ぃのフェンス飛び越えアクションに毎回笑ってしまいます。何やっても絵になる人なのは確かなんだけど、何となくセンスが70~80年代‥でもシュン兄ぃだから許せる?
{/netabare}
10話 ハインリヒ・ヘルツ
{netabare}
今回はヘルツのお話。

前回は有線通信のベルで、今回は無線通信のヘルツ、密接な繋がりが見られます。初回から脈絡のある電磁気に関する発見のお話を連ねているマリワカですが、通しで見た時にはさらに記憶に残りやすくなる事請け合い。良い構成だと思います。

今回のお話では過去の科学者の人たちに「あなたの研究は決して無駄にはならない」と未来人の立場から勇気付けるのがマリパパの目的の一部である事がはっきりとしてきました。これは過去に生きた全てものたちに言うべき言葉なのかも知れません‥。

一方で、これまでちょくちょくとギャグパート?もこなしていた御影さんですが、今回は初回近くの悪者然とした雰囲気に戻りました。ニセの警官(本物の警官を懐柔してるとかだったら、かなりコワイ)まで使って企み事を巡らします。でも目的は未だ不明、タイムマシン(物質転送装置)を手に入れて何をするつもりなのでしょうか? でもOP見る限りではこの人、悪人には見えない‥。失意のエジソンの肩に手をやって優しげな表情を浮かべているし‥。

電気のお話を中心に着実な歩みで綴られてきたマリワカも、残すところ後2回、急展開になりそうな予感です。

次回のお話はトーマス・エジソンです。

※36歳の若さで亡くなったヘルツの死因は多発血管炎性肉芽腫症という名称の病気で、当時は不治の病に近いものだったらしい。

Wikiによればヘルツは自らの実験について「それは何の役にも立っていない……単にマックスウェル先生が正しかったことを証明しただけの実験だ。我々の肉眼では見えない不思議な電磁波は確かに存在する。しかし、単に存在するだけだ」という言葉を残しているという‥。結婚して2人の娘もいたのに不遇過ぎます。
{/netabare}
11~12話 トーマス・エジソン
{netabare}
エジソン回、目的はやっぱりビジネスの為、マリパパを探し出すためにマリを人質に取る形で過去へ飛んだ御影さん。

あるべきでないもの同士がひと所に集まる事によって起こる時空の歪み、タイムパラドックスの解釈については、初回近くから懸念していた事ですが、結局明確な説明はありませんでした。頭脳明晰なシュン兄ぃも今回は「分かりません」と言う回数が多かった様子。分からない事を分からないと答える事も知性の一つのあり方です。

理論上可能性が認められていても、観測した人がいない問題について無理に説明しようとすると、ファンタジーになりかねないので妥当な判断だったと思います。

「出来たものを消費するだけのあなたなんかに、彼ら(科学者達)の事を侮辱なんてさせない。」マリの言葉には力がありました。

科学の歴史は無数の人々の聖人の如き努力、あるいは狂人の如き情熱の上、その積み重ねで作り上げられてきました。科学の恩恵を受けるばかりで、その重みを痛いほど知っているはずの私達は、過去に生きた人たちへの畏敬の念を決して忘れてはならないと私も考えます。

脱線から戻ってアニメのお話。過去に置き去りにされた御影さんの扱いがかなり不遇でした。取り決めに従って行動していただけなら悪人にはならなかったはずなのですが、人をだまくらかして懐柔しようとしたり、暴力とか強引な方法に頼って権利を行使しようとしたのが罰を受ける原因だったのかも知れません。

エジソンも努力の人でもあるけれど、自らの利益の為に※悪どいプロパガンダ活動をして科学を踏みにじったり、とある映画を権利者に無断でコピーして売却して暴利を貪ったりと悪人としての一面もある人。

エジソンと御影さん、両者が良きパートナー同士となるという顛末をみると、複雑な心境です。歴史が変わってしまいそうな不安を残しました。

それとお父さんの規約違反とナポレオンから贈られた黄金杯の件は全然清算されていなかったのも気になる‥。

エピローグは未来のお話。ここにもやはり原因不在のパラドックスがありました。この部分はパラレルワールドと割り切ってみるべきなのかも知れません。

今回のシリーズでは電磁気のお話に焦点が当てられていましたが、電磁気の本があるなら同じ様な他の分野の本も‥とか思ったり‥。もし続編が作られるなら、数学とか物理とか天文とか生物とかテーマは無数にありそうです。タイムトラベルの問題も消化不良だし、続編を期待するついでにそんな事をちょっとだけ想像してしまいました。

※:直流送電と交流送電、どちらが理にかなった送電方法であるかを問う、トーマスエジソンとジョージ・ウェスティングハウス・ジュニア、ニコラ・テスラの間に起きた抗争"電流戦争"の名で知られる事件の中で、エジソンは交流電流の危険性(ウソ)をアピールする為に何の罪も無い野良犬や野良猫、家畜の豚、牛、馬など多くの動物を殺しました。象まで‥。電気椅子の開発とこれによる死刑執行もコマーシャルの為。エジソンは偉い人かも知れないけれど、酷い人でもありました。本作ではそんな彼を過度に美化する事を避けている様にも見えます。
{/netabare}

科学は世界を見るための唯一の方法ではありませんが、人類の歴史を通して、常に反証可能な方法であった事は認めなければならないのではと思います。言い換えるならば、一つの見方としては確立したものであると評価出来ると思います。でも科学一辺倒の思考に陥ると、多分偏屈人間になってしまうので、幽霊とか魔法とかもあるかも知れないと考えられる様なイイ加減な人間になりたいものです。


※:御影さんが美女?をはべらせてウイスキーをロックであおってるシーンには閉口(汗)。バブル時代ですか!?


[おまけ~ことばが通じる不思議について~]
{netabare}
先ずマリのアーミラリーコンパス(天球儀状のペンダント)の中身について説明をば、この中にはCPU、RAM、翻訳ソフトと音声読み上げソフトを書き込んだメモリ、電池、入力、出力としてマイク、スピーカーが内蔵されていると思われます。(PCに似てます。)

マリが聞く時
1.英語とかをマイクから入力。
2.入力した音声を翻訳ソフトで解析し、日本語に直す。
3.音声読み上げソフトを介してスピーカーから日本語を出力。

多分直前に聞き取った日本語以外の音声言語(例えば英語)を読み取って、フォーマットが行われ、以後、マリの方から喋る際にも英語に翻訳される様になるのだと思います。もしそうならペンダントのマイクがイタリア語を聞き取ったらマリの声もイタリア語になります。言語解析の為、最低でも1フレーズ位は音声を入力しなければならないかも知れません。

マリが喋る時(フォーマット"英語"の場合)
1.マリの発した日本語をマイクから入力。
2.翻訳ソフトで解析し、直前に聞き取った言語"英語"に直す。
3.音声読み上げソフトを介してスピーカーから英語を出力。

音声読み上げソフトには入力された声紋に従って声のトーンを決定、調整するプログラムも含まれていると思います。

でも言語の種類によって文法が異なるので、マリワカ作中の様な同時翻訳は、上の方法では不可能です。タイムラグを経て翻訳される形式を取る事になりそうです。(こういった言語翻訳機は現代でもほぼ実用化されてます。)

もう一つ考えられるのは恐縮ながらブリキ男の創案した"脳波を読み取る方法"(もしかしたら既出のアイディアかも知れません。)

これは相手が脳に思い浮かべた言語の概念(脳波)を電気信号としてペンダント内の受信機で読み取り、日本語に変換するというもの。マリが喋る場合はマリの脳波を読み取り、他言語に変換する。

脳波は微弱で、現代では頭に電極刺したり、電極の着いた帽子を被ったりしないと読めないので難しいかも知れませんが、超高性能な受信機があれば不可能ではないのではと思います。

でも同時翻訳だと二つの言語(翻訳前と翻訳後)の音声が同時に発せられてしまい、聞き取り辛くなる事が難点です。

問題を解消する方法の一つは、スピーカーから翻訳音声を発すると共に、聞こえなくとも良い翻訳前音声と逆位相の音声も発し、※ノイズキャンセル効果を使ってそれを消してしまう事です。脳波は音よりも先んじて届くので理屈の上では可能だと思います。多分‥。

またペンダントにはタイムトラベルをする際、位置情報を確認する為の電波送受信機(ケータイとかスマホみたいな)も内蔵されていると思います。でも実際にタイムトラベルに必要な、現在と過去を繋ぐワームホールに相当するゲートを生成するのは大きさからして、実験室の方の機械だと考えるのが妥当でしょう。元いた世界に戻る際、位置情報の確認は必須なので、電波を送受信する現在と過去を繋ぐ素粒子レベルの大きさのゲートは常に開いているのかも知れません。

科学が進歩すればタイムトラベルは可能になるのか?という問題については理論上の問題なので、ブリキ男でも本当の所は全く解りません。しかしながらアニメを見てこういった考察出来るという事自体、とてもぜいたくな楽しみと言えます。なるほど‥これが愉悦か‥。

※:かんたんに言うと音で音を消すという事。作曲の仕上げなどに用いられる波形編集ソフトとかには、こういう機能が使えるものも多くあります。音の波長を表すギザキザの、山になっている部分に同じ大きさの谷をぶつけると無音になるのです。これによって雑音を綺麗に消せます。
{/netabare}

以下は作品本編とは殆ど関係ない面白実験コーナー。
{netabare}
[面白実験その1 これで君もレールガン?]
空気の乾燥した冬の日などに毛足の長い毛布などを掌で撫で擦ると静電気が生じて小さな小さな稲妻が出来ます。湿気が多い時期は水にエネルギー(電気)を奪われるので出来ません。真っ暗な部屋でやってみると青白い火花が確認出来て綺麗ですよ。(ちょっと手がちくちくするけど)セーターとかでも出来るので色々と実験してみるのも面白いかも?
{/netabare}

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 584
サンキュー:

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ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しい科学アニメ

最後まで観て
1話目で抱いた期待に応えるおもしろさだった。
科学と人間倫理の間にはいつの時代にもミスマッチが生じる。
だとしても、科学技術の発展を追い求める人間の動機には肯定的で、
だからこそ、臆することなく情熱を傾けろという教育的メッセージも込められていると思う。
それは子どものみならず、大人に対しても説得力があると思う。
かと言って全く堅苦しくはなく、楽しく仕上がっている。
(父親はしっかり者の奥さんを当てにして遊び歩いてるだけだったり)
緩いサスペンスとコメディー・パートがメリハリを与えて講義にならずに物語になってる。
後味はハッピーエンドで爽やか。
{netabare} 主要登場人物でバッドエンドと言えるのは秘書子のみ。{/netabare}

1話目を観て
朝アニメだが、掴みとしてはいい感じの滑り出し。
時間帯からして子ども向けかと侮ってはいけないのかもしれない。
現代の時間軸と、歴史の時間軸、そこに親父探しのストーリーが絡まって
これからどう展開するのかと期待せざるを得ない。
物語の構造は大半の深夜アニメ以上に複層的なのかもしれない。

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 232
サンキュー:

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タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~のストーリー・あらすじ

中学2年生の早瀬真理は、何事にも一生懸命で元気な女の子。
3年前に失踪した世界的科学者である父・永司からもらった ペンダント・アーミラリーコンパスをいつも大切にしている。
ある時真理は、親友の水城和花の兄・旬の部屋で、 かつて永司の研究室で見かけた本(『磁石と電気の発明発見物語』)を見つける。
真理は開いたその本からあふれたゆらぎに包まれて、タイムスリップしてしまうのだった。
アーミラリーコンパスが示すタイムスリップの先々で、 真理は様々な科学者たちと出会い、和花や旬と共に行方不明の永司の足跡を追ってゆく。
そこへ、同じく永司の行方を追っていた実業家・御影丞の動きが影を落とす。
現代での永司失踪をめぐるドラマが縦軸に、 過去で真理たちと科学者が繰り広げる発明・発見に関わるドラマが横軸に展開され、 それらが次第にシンクロしていく。(TVアニメ動画『タイムトラベル少女~マリ・ワカと8人の科学者たち~』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年夏アニメ
制作会社
ワオワールド
主題歌
≪OP≫A応P『希望TRAVELER』≪ED≫エラバレシ『ミス・ラビット』

声優・キャラクター

豊崎愛生、寿美菜子、木島隆一、森川智之、坪井智浩、戸松遥、井上喜久子、山下大輝、高垣彩陽、福緒唯

スタッフ

監督:ヤマサキオサム、シリーズ構成:ヤマサキオサム

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