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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)」

総合得点
94.1
感想・評価
2532
棚に入れた
10299
ランキング
6
★★★★★ 4.2 (2532)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想・評価はどうでしたか?

Blue さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

映像と音楽でゴリ押す良い話"げ"な作品

10話が特に良いといつ評価だったのでそこまで鑑賞。

1話を見た感想は映像が綺麗で特に色の使い方が美しいなと思いました。音楽も良い感じ。1話目は人物や世界観の説明描写が多いだろうしこれから面白くなっていくのかな、ととても期待感がありました。

しかし2話目以降も映像と音楽が良い以外の感想は出てきませんでした。
「機械のような人間が周りの人々と関わっていくことで愛を知る」ってすごく良い話になりそうな感じだけどぶっちゃけ結構良くある話だし、同じ系統の他作品と比べて物語としてプラスアルファがあるようには感じませんでした。というか登場人物の心情の変化のきっかけがとにかく分かりづらかったです。

8話目以降で主人公の過去がいろいろ明かされていくのですが、結局主人公なんでそんな強いの?とかは意味不明だし、両腕を失った理由もどういう当たり方をしたらそんなキレイに両腕無くなるの?(笑)って感じでかなり無理矢理感があります。

人気の10話も手紙の宛先とか結構読めちゃったし、なぜ読めちゃったのかというと、やはりこれもどこかで見たことあるような話でした。

ストーリーに関しては結構批判してますが、前述したように映像と音楽…特に映像はすごいし、話も退屈ではありますが見てて不快とかいうレベルではないので見れる環境があるなら試しに何話か見てみても良いと思います。

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 313
サンキュー:

5

コロコロすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱ京アニ最高

絵が綺麗、ヴァイオレットが可愛い、話が1話1話切なくて美しいから心が浄化された

投稿 : 2020/10/06
閲覧 : 179
サンキュー:

7

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

幸せであふれる世界でありますように

期待通りなんかすごい素敵でした。
1話、1話紡がれる物語が短い時間で綺麗にまとまっていて
エンディングロールの後、いつもしばし余韻にひたってました。

自分が特に好きな話について

4話
アイリスの故郷に一緒に向かうヴァイオレット。
親の娘を思う気持ちが強すぎて、衝突してしまったアイリスが
親への手紙によって素直な気持ちを伝えるシーン良かったな~。

アイリスの名前の由来となった車窓から見る満開のアイリス。
少佐が、ヴァイオレットと名付けた時の路地先の小さな花も戦場の中に健気に咲くバイオレット、どちらも美しくて感動~。

5話
隣国同士のプリンセス、プリンスの婚約の代筆の話も面白かった。
本来の自動式人形の役目を放棄して、当事者本人同士に手紙を書かせる
ことによって、王族の立場上、なかなか本音を確かめられない感情や
人なりが伝わってくさまはやっぱり手紙って良いなってなるんですよね。
王子とプリンセスの自らの語り合いって聞いてて心地よかったな。
仕事を終えたヴァイオレットの微笑んだ姿にこっちまで微笑んでしまうよ~
なんかどんどん好きになってしまいます。

6話
そんなヴァイオレットを好きになってしまうリオンのお話し。
夜の彗星のシーンはもう月並みですが綺麗でした。
「ギルベルトに会いたい気持ち」を寂しいということを知った
ヴァイオレットですが、このあたりになると、リオンに勇気を与えられるほどに成長してます。

10話
先に死んでしまう母親が未来の娘のアンに多くの手紙を残すお話し。
昔観た映画「いま、会いに行きます」と似てて
展開が読めたけど、大きくなっていくアンに泣けちったよ~。
たくさん残された手紙を前に、彼女に感情がなかったのって
いつだっただろうってくらいに命の大切さや儚さに
大泣きするヴァイオレットの姿が胸にきたな。

13話
航空祭での話
ホッジンズさんの未来の娘への手紙
「そして君や君の子供たちの未来が争いのない幸せであふれる世界で
 ありますように」が意外とぐっと心にきました。

そしてヴァイオレットの初めての自分の手紙
「少佐の季節だけがめぐってこない・・
 少佐が生きていることを信じている。だから私は生きる。
 そして少佐に会えたら、こう伝えたいのです。
  私は愛してるを・・少しはわかるのです。」
涙するヴァイオレットの幸せを願わずにいられません。
絵が綺麗すぎてめっちゃ泣けるんですけど~。

観終わって、

ギルベルトとのやり取りを観てて、
当時から感情はあったんだと思うけど、その気持ちが
どういうことかわからなかったヴァイオレットが、
 悲しいとはどういうことか、
  嬉しいとはどういうことか、
   そして愛とはどういうことかといった、
無意識に湧き出てくる感情の意味を様々な人との出会い、
その気持ちを手紙で具体的な言葉にすることで知って成長していく・・

そんな気持ちの変化、心の成長を
ヴァイオレットのちょとした仕草や少し微笑んだりの表情とかで
表現してて回を進めるにつき観てる側に
少しずつ伝えていくって流れがすごく丁寧に描かれてて良かったです。

あにこれで感想を書いたりしててもよく思うのですけど、
感じたことを文字にするって難しいけど良いなって。
(まだまだ気持ちを整理して書き出すレベルには達してませんけどね、汗)

ヴァイオレットが幸せになる続きが観たいと思える素晴らし作品でした。

2020年10月4日追記
このレビューで下記を書くのは違うかなとは思いますけど、一言
書きたくて追記します。
レビューの10話のくだりで「いま、会いに行きます」と似てると
感想に書きました。
昨日「いま、会いに行きます」を久しぶりに見直したら、記憶にあったものとだいぶ違ってました。
それでも映画の内容はとても素晴らしくて。
竹内結子さんの神秘的な熱演にめっちゃ泣いてしまいました。
そんな彼女の死が信じられなくて、本当に残念です。
心からご冥福をお祈りします。

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 440
サンキュー:

53

ネタバレ

FxTrader さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛しさと切なさと心強さと

雰囲気は暗く切ないシーンが多いけど、感情を持たない少女が必死に成長しようと
しているように感じました。


彼女が慕う少佐の最後の言葉がぐっときました。

投稿 : 2020/10/03
閲覧 : 190
サンキュー:

6

DEAN さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

このアニメを見終えて、胸が温かくなるような心をもっていることに感謝

劇場版が公開されたということで、観に行く前にもう一度試聴しました。

振り返ってみると、俺何回泣いたんだよ…
泣いてない回のほうが少ないアニメなんて俺史上前例がねぇよ!
まあ俺が流した涙の量に関しては置いといて、まじめにレビューします。

「ヴァイオレットがいろんな愛のカタチを手紙を綴るという立ち位置で身をもって感じ、理解していく。」

このアニメのどこで感動できたか、魅入られたかといわれれば間違いなくこの点でしょう。重要なのは「ヴァイオレットが心動くシーンの描写」ではなく「ヴァイオレットが心動くこととなった物語の描写」に力を入れているということ。そこに力を入れることによって、ヴァイオレットが感じた「愛」を同じだけ見ている側も感じることができる。心動くシーンの描写がなくても、「そりゃあこんなもん身近でみせられたら心も動くわ」と納得することができる。そして最後には、自分の中にあった愛に気づくヴァイオレットをみて、胸が温かくなる。

確かに粗探しすれば心当たりはいくつかあるけど、それでもこの一連の流れを「体験」させてくれたことに比べれば些細なことでしかないわけです。

映画館行く前にみてよかった。ありがとうヴァイオレット・エヴァーガーデン。

投稿 : 2020/10/03
閲覧 : 151
サンキュー:

10

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリーズものとしては現時点では最高峰

このアニメはアニメ版の「夢千代日記」だと思います。ヒロインをめぐるいろいろな人々の人間模様、それに対処していくヒロインを通して、人生を描いていく手法がそっくりです。そして最後に元軍人の恋人の話・・・・。似ていると思いますが、私はあいにくと「夢千代日記」は伝聞でしか知りません。でも似ていると思いました。

作画などは本当に美しいと思います。おそらく現時点ではテレビアニメの最高峰と言えるのではないでしょうか。動きなど、本当に優雅に動きます。小物類まで丁寧に作画されています。Youtubeでメイキングを見ましたが、隅々まで神経を凝らして作られていると思いました。そしてそれに負けないぐらいシナリオがよいのです。最初から巧みに伏線が貼られており、ラストにキレイに収束していきます。見事としか言いようがありません。

京都アニメーションの事件を知る直前にこのシリーズを目にしました。本当に痛ましい事件でした。このアニメに携わった方も被害者にはおられると聞いています。同様の事件が二度と起きないことを祈るとともに、このような素晴らしいアニメを世に送り出したスタッフの方のご冥福を、心よりお祈りしたいと思います。

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 322
サンキュー:

16

ビマ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

虜になる

友人の強いススメで見始めて、あっと言う間に虜にされた。
絵画のように美しい背景、きめ細かに描かれた主人公、指先の滑らかな動き、どのシーンにもこの作品に対する制作者の強い思いが伝わってくる。
そしてヴァイオレットに命を吹き込む石川由依さんがマジで素晴らしい!
儚さを感じさせる透明感のある声と意志の強い言葉とのギャップにヴァイオレットに対して無垢で頑なな幼い子供に向けるような愛情を感じてしまった。まるでヴァイオレットを見守る1人のキャラクターにされてしまった感じです。
いろんな作品を見てきましたがこんな気持ちになったことはないですね。こんな驚きが存在していることを教えてくれた石川由依さんは今後推していこうと思います(笑)

これは『あにこれ』で総合1位になるのにまったく否はないですね。自分史上でもベスト3に入る名作です。

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 308
サンキュー:

10

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ジャパニメーションの一つの到達点、言葉を紡ぎそして文章を

ジャパニメーションの一つの現時点での到達点の一つだといって過言ではないだろう
人と動物を決定的な差違の一つ
言葉を紡き、そして文章を綴る
人の表現方の根源まで立ち返ったときに
この作品の言葉の一つ一つが重くの響いてくる
人の言葉は時として、相手を傷つける言「刃」となり得るので
それは個人の決定的な関係性の破綻から、戦争の原因ともあり得る
その戦火の中で「愛している」という言葉の意味を探すのが
本作のテーゼなのだが
それはバイオレッドが戦火の中で聞いた最後の言葉で
非常に皮肉な話でもある
なぜなら戦争という物が最もその人として当たり前の感情を奪い
人々の紡いできた文化という物を容易に破壊するからだ
その最後に最愛の上官にかけてもらった
「愛してる」の意味を探す物語だが
実はこの言葉よくよく考えればその意味は深く
その意味の読解は容易ではない
毎分いっているような奴の言葉ならその意味は実に軽い意味になるが
生死を境をさまようような状態で、絞り出された言葉であるのなら
いかなる文言もまたその意味は重大となる
この作品を見ることによって
高日々日常的に文章書く人間にとっても
己の文章は果たして秋水のように心の鏡面となっているのか?
独りよがりすぎる文章となっていないのか?
社会の片隅の一駄文であっても
言の葉の刃と化してないのかと問い直すのにいい作品である
私も齢50となり「ありがとう」と素直に言えずに別離を果たしたことは数知れず
この年になっても未だに「愛している」などと言う言葉の意味は解さない
それでも日々生きていく中で戦火の中で感情表現が苦手なバイオレットが
「この風景が大したもてなしに相当する物だと思われます」と
日々進歩を遂げる、人間の使命としてとげねばならない
そう思わせる作品と言える

と適当にジャンル不動に適当にここで文章書き連ねてきた私でありますが
これにてここでは断筆とさせていただこうと思います
正直吸収意欲の減退から、アニメ作品ほとんど見なくなったので
まあこれとこのほかの私の文章を四手いただきましたすべての皆さんに、お礼を申し上げます
そして別の地平で私の文章を見かけまたしたらよろしくお願いします
あえて宣伝のリンクも張りませんし。この名義で文章書いている物はないんですが。

投稿 : 2020/09/28
閲覧 : 329
サンキュー:

10

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想いをとどける

想いを伝えるとき、あなたはどうしていますか?

普段の用事を伝えたりするのは、メールやSNSだけど、大事な話だったら私はちゃんと相手に会って相手を感じられる距離で想いを伝えたいです。

でも、離れていたりすぐに会うことができない時は電話で済ませることもあります。

昔、遠くに住んでいた祖母が、年に何度か私たち家族一人ひとりに手紙を書いて送ってくれていました。
手紙はもちろん祖母の自筆で、折り紙などが入っており、手紙を読むとやさしい祖母を不思議と近くに感じることができた気がします。


戦争が終わり、戦うことしか知らなかった少女、ヴァイオレットエヴァーガーデン。

戦場で両腕を失い、義手をつけた彼女は、手紙を代筆する「自動手記人形」として働きはじめます。

でも孤児で戦場しか知らなかった彼女は感情の起伏に乏しくて、相手の気持ちを読み取ることが苦手でした。

自動手記人形は、依頼主の想いを、手紙に書いて、伝えたい相手に届ける仕事です。

ヴァイオレットは、その仕事を通じて様々な想いに出会い、触れることで少しずつ成長していきます。


劇中に流れる音楽も、この繊細な物語に寄り添うように、支えるように流れます。


5話でシャルロッテがダミアンに宛てた手紙を、最初はヴァイオレットに代筆してもらっていたのが、自分の言葉で、自分の字で、自分の本当の気持ちを伝えられたことにじわっときました。
そして。初めて笑ったヴァイオレットの笑顔が素敵でした。

6話もよかった。
リオンがヴァイオレットに恋してしまう過程が丁寧に描かれていて、パンでリオンの気持ちを表したり、彗星と二人の出会いの対比や彗星の下での二人の会話も良かったです。

そして10話。
ラストの永く想いを伝える手紙のところで、昔、祖母からもらっていた手紙と重なってしまい、泣いてしまいました。
あの手紙、なんで捨ててしまったんだろう・・

それから11話ラストのありがとう。にもうるっときました。

自動手記人形の仕事をするうちに、彼女の中に一つの強い想いが芽生えます。
「もう、誰も死なせたくない」
そして彼女のその強い想いが、戦争を無事に終結させることになります。

ラスト。彼女の想いはヴァイオレットを恨んでいたギルベルト少佐の兄にも届きます。
そして彼女は初めてギルベルト少佐へ向けて、自分の気持ちを綴った手紙を書きます。
いつの日か想いが届くことを祈りながら・・いいラストでした!


絵の綺麗で繊細なところ、映画を見ているようなクォリティの高さはさすが京都アニメーションだと思いました!
OPとEDも良かったです。特にしんみりとこころに沁みるEDは好きでした。

なぜかスルーしていた作品でしたが、今回あにこれの書き込みがきっかけで視聴して、観て良かった!と思いました。感謝です!

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 364
サンキュー:

42

橙色夜想曲 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

永遠のヴァイオレット・エヴァーガーデン

最終回。
あまりにも緻密で繊細で豊かで優しいヴァイオレットの表情の動きに、
驚嘆の溜息と感動の涙を一体何度零しただろう。
生身の人間では不可能とさえ思えるこの演技は、
それでも血の通った生身の人間が、確かに作り出したものなのだ。
この一瞬の表情の動きに込められた人々の情熱は、どれ程熱かっただろう。
この一瞬の表情の動きに込められた人々の人生は、どれ程輝いていたのだろう。

神様…………ヴァイオレットの優しい表情を、いつまでも残してあげてください。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 235
サンキュー:

17

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

7話がお気に入り。

共感性欠如っぽいヴァイオレットちゃんが、徐々に共感性を持っていく主軸を持ったお話です。そして1話毎のエピソードは、回毎に違う場所に出向き事件を解決してゆく、所謂1話完結型で動いています。

結構重い話を想像していただけに意外にもサラッと観る事が出来ました。

お気に入りは7話です。
一番作画が素晴らしかった!
水の処理どうなってんですか??

4、5の辺りは、ヴァイオレットの成長が特に著しかったところで、TV版だけでは物足りないかと思っていたところ、OVAで+1話、さらに外伝で補完があったのが嬉しいです。

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 241
サンキュー:

13

zeroone01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この作品に出会えてよかった

 幼少時から心を持たない戦場の「ただの戦う道具」として育てられたヴァイオレット。
戦争が終わり、自動手記人形として仕事をしながらいろんな人と出会い、
人の「心」を少しずつ学んでいく様子と、手紙を送る側、受け取る側の感情などが涙なしでは観られなかった。

余計な事は書きません。全てが素晴らしい。観た事ない人は劇場版も合わせて観てほしい。

最後にもう一度、この作品に出会えてよかった。

(他の作品の評価とバランスを取るため評価し直しました。少し厳しくしました。)

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 357
サンキュー:

16

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私達はきっと取り消せない

序盤 作画えぐいな

中盤 まって泣けるんだけど

終盤 やばい。語彙力が三歳児波に低下するくらいやばい。まじで

この話は手紙を代筆する少女の話
まぁといっても物語の最初から代筆屋(依頼人の下に直接出向き、依頼人の指定した通りの文章を書く、から嘘を書いているわけではない)で働いているわけではない。だからお仕事アニメっていうわけはないんだけども。お仕事の過程で主人公がどんどん成長していく感じかな。
私はこういう設定結構好きで、最初は「お、作画いいな」ぐらいしか思ってなかったんだけど、途中から泣かせてきて、本当泣いた((
基本は一話につき一つの依頼だから毎話ラストには泣ける。しかも物語の終盤でも感動。本当に感動よコレ。

主人公が立ち向かっているのは「過去」でありながら「未来」でもあるんだよね。「過去」に向き合わないと「未来」は永遠にこなかった。かといって時はながれないかというと、どうしても時間は迫ってくる。それは私達も危険を持っている可能性が高く、常にぶつかってるかもしれない。でもそれは日常になってしまっていて、私達は気づいていないのかもしれないわけで。
個人的に感じたのは『どんなに逃げたって「未来」からも「過去」からも逃げられはしないが、それでも私達は良い方向に歩くしかない』という教訓を勝手に見出しました。主人公は過去に向き合い、まだ真っ暗な未来に目を合わせ、取り消せないものがあると知りながらも、自分がしたいと思う良い方向に歩いていった。決して取り消せない。

まぁこんな稚拙な解釈をしても正直見た人によってとらえ方は変わるから、なんの足しにもなんないけど。どうしてもこの作品を広めたいという気持ちは察してください

しかし多少は不満点があります。それが0.5ぶんですね。とても感動的なラストなのですが、正直「ま、そうなるよな」みたいなラストです。まぁわかってても泣いてしまうのですが個人的にはお仕事回を減らして、もっと向き合ってほしかったですね。別にヴァイオレットちゃんが向き合っていないわけじゃないです。ちゃんと向き合う過程もありましたし、葛藤もしてたのですが、単純にもっと向き合うシーンが欲しかったな。という印象は受けました。具体的な措置は私では到底思いつかないのですが。
あとこの「手紙」が何かの比喩に見えて仕方がないのですが、全く分かりません。ほかの方のレビューを見てみたのですがイマイチピンとこず...
ぜひその辺も注意してみていただければ。もしわかりましたら、メッセなりTwitterのDMなりでお願いします

原作は暁佳奈さん。
監督は石立太一さん。境界の彼方の監督をされた方ですね。面白いわけだ
シリーズ構成は吉田玲子さん。けいおんやガルパンやのんのんびよりなどを手掛けてきた方ですね
キャラデザは高瀬亜貴子さん。初のキャラデザだそうですが、安定しすぎてびっくりしました…
劇判はEvan Callさん。ビッグオーダーや時間の支配者の劇版をされた方ですね
アニメ制作は京都アニメーションさん。言わずとしれた名社ですね

作画は本当に素晴らしい。キャラデザもさながら、背景、動きの細かさ、光の使い方。さすがとしか言いようがないよ。
opは響ユーopを歌唱した唐沢美帆さん作詞歌唱、kemuさんこと堀江晶太さん作編曲の「Sincerely」
edはエリカちゃん役の茅原実里さん作詞歌唱、菊田大介さん作編曲の「みちしるべ」今回は畑亜貴さんがいないけど菊田さんと茅原さんのコンビは強烈
声優さんはあっていて、泣くシーンなどは本当に泣いてるかと思った。ヴァイオレットちゃんは本当に役にあっている。

総合評価 紛れもない名作

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 666
サンキュー:

33

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

超一級の作画によって紡がれた愛の物語(※追記)

アニメーション制作:京都アニメーション、
監督:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、
キャラクターデザイン:高瀬亜貴子
音楽:Evan Call、原作:暁佳奈

京アニが世界へ発信するために制作した純愛ストーリーの作品。
戦時中に多くの敵兵を殺した心を持たない主人公が、戦後になって代筆業を通して人の気持ちを知るという物語だ。

冬アニメが始まるまでは、この作品に最も期待していたのだが、結論としては期待外れだった。いや、全体の完成度は高く、良いお話として成功する要素は十分にあったと思う。ただ、どうも物語のなかに入っていくことができなかった。
単に私の好みの問題もあるかもしれない。また、1話について何度も見返したわけでもないので、理解不足なところもあるのかもしれない。ただ、何度も見たいとも思えないのだ。

「心を持たない機械のような主人公が愛を知る」なんていう物語は、はっきり言ってありきたりのテーマだ。これまで制作されてきた映画なら『レオン』や『ニキータ』などを持ち出すまでもなく、そこらじゅうに転がっている。それをどのように見せるのかが、いちばんのポイントなのだが、この作品には正直、付いていけなかった。要するにヴァイオレットの心の動きがあまり理解できなかったし、それについて共感できなかったのだと思う。何と言うか各話のつながりや除々に心を開いていく様が見えにくかった。

いや、だからといって、この作品が全くダメかというとそんなことはない。一定のレベルは十分にクリアしているし、良いところはたくさんある。{netabare}例えば10話などは、死期の近い母親が子供にメッセージを残すというベタな話だったが、脚本もしっかり練り込まれていて良かったと思う。{/netabare}また、作画はどの回も安定していて、ヨーロッパ風の街並みなどは、ほかの制作会社では真似のできない圧倒的なクオリティの高さだった。

しかし、全体の構成なのか、段階の踏み方なのか、ドラマなのか、期待値からすると、かなり物足りない印象だった。{netabare}最終回にしても、もう少しやり方があったのではないかと思ってしまう。爆弾の処理や失った手があっという間に直っている(あの手を直そうと思ったら安くても数千万円はかかりそうだ)のは、些細な問題として、後半にもう少し工夫できなかったのだろうか。かなり冗長に感じてしまった。ラストにしても少佐が生きていた、もしくは近い人に会ったことを匂わせたのだろうが、あの終わり方も疑問だ。
やり方によっては、名作になるだけの要素はあったと思うのだが、最終的にはごく平凡な作品として終わってしまったという印象。続編のテロップが出たが(少佐との再会の話になりそう)、{/netabare}この作品の成功は、結構難しいのではないだろうか。まぁ、TV放映すれば見ても良いが、映画館にまで足を運ぼうとは思わない、という作品だった。京アニには別の作品に期待したいと思う。

※ほかの作品とのバランスを考慮して評価を上げました。3.3→3.6(2018年6月26日)

(2019年9月14日追記)
先日、外伝を鑑賞して改めて感じたが、この作品にヴァイオレットの無敵戦闘設定は必要なかったのではないだろうか。作品がやろうとしている方向性を考えると、かえって邪魔になっている。無敵の戦闘能力があって、超絶の美人で頭が良くて感情はないが人に対して優しい。この特徴はヴァイオレットを主役として物語を進めるときに、話を作りにくくしている。ヴァイオレットの目を通して、人々の物語を紡ぐ場合には、腑に落ちる話が多いだけに、勿体なかった気がする。

(2020年9月22日追記)
劇場版の最終作に出かけたあと、OVAのEXTRA EPISODEをようやく観た。もしこれからこの作品を観る人は、4話のあとにEXTRA EPISODEを観ることをお薦めしたい。話がスムーズに感じるし、ヴァイオレットの心の動きをしっかり理解できる。もちろん、それがなくても感動できた人のほうが多いだろうが、とても良いエピソードなので、逃さずに楽しんで欲しい。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 1359
サンキュー:

137

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

・・・そして少女は「愛」を知るだろうか・・・

原作未読。OVA視聴済。
あくまで個人的評価ですがここ最近では群を抜いて高い評価になってしまいました。久しぶりです、これだけ魅せられたヒロインは・・・。うーーん、「京アニ」だからとかそんなんじゃないんです。「愛」・・・そう、「愛」簡単に口にしてしまうけどいうほど軽いもんでも浅いもんでもない・・・かといって重たく深いとかいっても人によって違うものでしょうし・・・たまたまちょっと最近「愛」というものを考えたりしてた(←おい、大丈夫か?笑)タイミングでこの作品に出合ったのでより感傷的になったのかも知れませんね。自分は親になったことはありませんがきっと子供がいらっしゃる方なんかは自分なんかよりこの作品に深く感じるところがあるんじゃないでしょうか。こんな自分でも何度かボロボロ目からあふれるものがありましたから・・・熱いとか悲しいじゃなく・・・きっとなにかしらの「愛」なんだと思います・・・。



私のツボ:10話は・・・10話は・・・


追記:うーーん、なんでこれだけ魅せられたかはやっぱヴァイオレットが「Fate」のセイバーに似てるからなんだろうなぁ(笑)。あと若い方は手書きで手紙書いた事あるかな?メールやLINEでいいじゃん?って思うかもしれないけど全然違うんですよ。便利とか不便とかじゃなくてね。やはりここ一番って時は字下手でも丁寧に手書きの手紙・・・ふふっ。


2回目視聴(2019.7)
やはり一気観してしまいました。吉田玲子さん絡みの作品はほんと一気観させられるものが多い。お気に入りの中にも結構多い。結構設定が変?と言ったら語弊がありますが「ガルパン」「ハイフリ」「ヴァイオレット」って曖昧というか粗いんですけど強引に引きずりこまれるというか(好みはあるでしょうが)・・・まるで魔法みたいや。
幸い(といっていいのか)映画は予定通り公開されるみたいですね。うーーん、秋のは3週間?限定だし、京アニを応援したいのでいい歳こいたおっさんでも劇場に足を運ぼうかしら・・・。


劇場版 外伝 ~永遠と自動手記人形~視聴済(2020.3)
後半は何かずっとうるうるしてた(笑)。悠木さんの妹は・・・いい、とてもいい。

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020.9)
観てきました。公開4日目でしたがグッズは完売(残念)。最近怒りっぽい気がして、また京アニ応援も込めて泣く気満々で!(ハンカチ、ティシュ忘れたのでリラックマのハンカチを施設内で購入しましたがレジでプレゼント用ですか?と尋ねられやや赤面)。
140分決して長いとは思いませんでした。 以下は鑑賞まだの方は封印{netabare}冒頭からあぁ、そうこからかぁ、ずるいわぁ~から始まり最後まで充分泣きました(結局ハンカチ使わず)。ただね、ラストの展開がどうも個人的に持って行き方が失敗だった気がするんだよなぁ(歌も茅原さんのみちしるべよりSincerelyの方が良かった気がするんだよなぁ・・・私感)。TVラストの感じ(勝手な想像だが仕事の依頼で行った先にサプライズ)に持って行った方が好みだったかも(少年家族の話で山場がきてしまい、ヴァイオレット達の所でもう一段上げ切れなかった・・・狙い?){/netabare}。まぁでも良かったですよ。

私のツボ:大〇鹿〇郎がーーー!

投稿 : 2020/09/21
閲覧 : 410
サンキュー:

28

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まったく「ワクワク」しない

流石に京都アニメーションなので作画が綺麗だが、ドラマがつまらなくて演出も微妙。出来の悪い大河ドラマを見ているようで高揚感がなくて辛いです。

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 666
サンキュー:

30

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作は小説か

だんだん強く成っていく女性のお話しですね。結果的に相当強い女性ですね。
個人的にお気に入りストーリーは9話と10話ですかね己で乗り越えるお話しと、1つの家族を救おうとする話しです。
他のアニメとたまにダブって見えますが、違います沢山の苦労を乗り越え、そして相手に優しく出来る凄い事です。簡単な事では有りませんよ。

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 240
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13

ネタバレ

逆三おにぎり さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

感情のない少女

第1話
小さい頃から軍に所属していたヴァイオレット。ギルベルト少佐の事を機械のようになんでも聞いていた。だが、戦争でギルベルト少佐とヴァイオレットは大怪我をする。そのとき少佐に言われた「愛している」が今でも心に残っているが意味が理解できない。この少女は感情がなく言われた任務を淡々と遂行する武器であった。

そして、戦争が終わり大怪我をして両手を失ったヴァイオレットは義手を付けている。身元を引き受けてくれた元中佐の郵便会社を手伝う事になった。仕事をしていく中で自分の思いを代わりに代質する「自動手記人形」に興味を持ったヴァイオレット。少佐との別れ際に言われた「愛している」を知りたくて「自動手記人形」を初めて自分の意志でやることになる。


第2話
表情のないヴァイオレットの元に自動手記人形の依頼が来る。依頼者はプロポーズされた返事。気品のあるロマンチックな手紙で依頼する。しかしヴァイオレットの手紙は表現がストレートで手紙の受取人は怒って手紙を送り返してしまう始末。
自動手記人形のベテランのカトレアはヴァイオレットとの会話で「人の言葉には表と裏があり、相手を試して自分の存在を確認する」と話す。
同僚のエリカはヴァイオレットを辞めさせる話をしているところに偶然遭遇した。そのとき自動手記人形に向いていない自分とヴァイオレットが重なり合ってヴァイオレットを辞めさせるのに反対した。そんなエリカの感情の移り変わりも綺麗に描けていてとても感動した。


第3話
 自動手記人形育成学校に行くヴァイオレット。学校では文法、語彙満点、更にタイピングまでも正確で早い。しかし代筆の課題でパートナーのルクリアの伝えたい言葉をすくい上げて手紙にすることができなくて苦悩する。
 ルクリアの両親と兄は戦争に巻き込まれて両親は死に兄は足を怪我をして帰ってきた。兄は両親と街を守れなかった重圧でお酒に溺れてしまった。それでもルクリアは兄が生きてて良かったことを言葉にできずに伝えられない。
 その話を聞いたヴァイオレットは一生懸命考え、短い文章だが「お兄ちゃん生きていてくれてうれしいよ。ありがとう。」と手紙を代筆しルクリアの兄に渡し想いが通じることができた。作中でも言われいたが「手紙はたくさんの美しい言葉を並べるより一言だけで大切な気持ちを伝えることができる。」まさにそうだと思う。短くて下手な文章でも一生懸命相手に伝わるように文章を書こうと思った。

投稿 : 2020/09/15
閲覧 : 173
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4

Tsubasa123 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

一つ一つが本当に良い物語

戦争で兵器として使われていた少女ヴァイオレットが、戦後、自動手記人形(手紙を代理で書くサービス人)となって人々の心を繋いでいく。
感情を持たない兵器であったヴァイオレットは人々の心をつなぎながら、彼らの愛情を感じながら成長していく。

見所は大きく3つ。

・キャラクター一人一人が非常に愛らしい。

・絵が綺麗。自然の風景、キャラクターが非常に綺麗に描かれ、ずっと見ていられる。

・ストーリーがわかりやすいのに、キャラクターの感情描写が豊かで思わず感情移入してしまう。

短編集のため、次が気になってあっというまに見てしまうという部類ではないが、一つ一つが丁寧なストーリーで毎度感動しながら見切ってしまいました。

投稿 : 2020/09/15
閲覧 : 253
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4

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

まず物語自体がすごく良い。
兵器として育てられてきた少女が、代筆業という仕事を通じて
人としての感情が芽生え成長していくというストーリーに加え、
それに仕事を通じて関わる仲間やお客様のエピソードも絡めて
感動的に作られていた。

1話づつのストーリー構成になってたりもするんだけど、
毎回しっかり感動させてくれる。

なので毎回泣きながら観てた。

成長の過程が丁寧に描かれているのも、高評価できる点。

その上作画の出来も細かく非常に丁寧に作り込まれていて素晴らしい。

ひとつひとつの各シーンの切り取り方も上手く、
移り変わり方も違和感なく観ることができた。

音楽に至っても良くて、感動できるストーリーを
さらに盛り上げてくてたと思う。

どの点をとっても非常に美しいという感想を抱かせてくれる作品だった。

投稿 : 2020/09/12
閲覧 : 324
サンキュー:

16

scl さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動した!!

心豊かになります!! 僕は感動して涙が出ました,,
劇場版観に行きたいです

投稿 : 2020/09/12
閲覧 : 255
サンキュー:

5

レモリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とても繊細な物語!

かなり綺麗です!
結構泣かせるシーンが多い。
まぁ満足!

投稿 : 2020/09/08
閲覧 : 200
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7

涼宮 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

10話は感動したけど

キャラ全体が説明不足すぎて感情移入しにくい。このアニメはワンクールで終わるからキャラがどんなやつかもわからない、いうならば思い入れがない。よくわからない不幸な女の子が成長していく物語としか捉えられない。言い方が悪いが人を不幸にさせて感動させるのは手っ取り早いし良い手法だと思うが、それにはキャラへの思い入れが不可欠。圧倒的に足りなすぎる。このアニメを事前評価を知らずにみたら間違いなく面白いという人はだいぶ減ると思う。あの花は中高生がメイン層だから減らないと思うけどこのアニメは「みんな(主に一般人)が評価してるから感動する」層が多いイメージ。アニオタに大好評のclannadとはどこかあまりに決定的な埋められない差があると思う。

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 310
サンキュー:

5

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛について

これは素晴らしい作品でした。近年稀に見る快作ですな。

非の打ちどころがないとはこのことか。ヴァイオレットをはじめとしたキャラクターが皆かわいいし、物語も毎話感動できるし、映像は細部まで美しい。まさにパーフェクトな作品と言えよう。
{netabare}
ファンタジーな世界観のなか、詳しい説明はないが戦争が終わって平和が訪れた街がこの物語の舞台。
主人公は元来孤児で感情をはじめから失っていて、軍に拾われ、先の戦争において殺人マシーンとして活躍したヴァイオレット・エヴァーガーデン。

そんなヴァイオレットは軍に属している間、ギルベルト少佐の元で働き、そのギルベルトとの別れの間際に言われた「愛してる」という言葉の意味を知るために手紙の代筆という仕事に就くところからはじまる。
他人の気持ちを想像できず、意図せず相手を傷つけてしまったり、手紙も最初はうまく書くことができないという自閉スペクトラム症のような特徴を持つヴァイオレット。
しかしながら試行錯誤しつつ様々な手紙の代筆を行うことでどんどん人間的な成長を見せてくれるので、すごく応援したくなる。
また、一話完結型の手法が取られていて、毎回ヴァイオレットの書く手紙によって救われていく登場人物のドラマが感動的に描かれているのも特徴的であった。
個人的には5話と6話が特に好きだった。

「愛」とは何か。見る側にもそれを問いかけてくるようで、考えさせられた。

最近思うんだけど、「愛」ってのは「見返りを求めずとにかく与えたくなる状態のこと」なんじゃないかって思うんだよね。
例えば好きな人と長く一緒に居ると「私はこんなに尽くしてるのにあなたはこんなこともしてくれないの?」とか「私はここまでやったんだからあなたも同じくらいやってよね」とか、知らず知らずのうちに等価交換を相手に求めてしまう状態に陥ったりすると思うのだけど、そもそも「愛」って等価交換じゃ量れないってことを思い出すべきなんじゃないかって思うんだよね。
一番最初の付き合いはじめとかさ、相手からの見返りなんて求めなかったはずじゃなかったか。少なくとも私はそう。好きな人の「喜ぶ顔が見たい」とか、「楽しませるにはどうすればいいだろう」とか、すごくシンプルだった。それで相手が何もくれなくても、相手が何かをくれるかどうかはあくまでも相手が決めることであって、私がコントロールできる所にはない。私は相手の幸せを考えてただただ与え続ける。その結果相手から何かもらえたらラッキーだよねって程度に考える。相手の行動を操作しようとしても苦しいだけ。私は私の愛情をどう伝えるかを考え続けるだけでいいんじゃないかと思っている。

劇場版もそろそろ公開だとか。残念ながら私が住んでるとこの近くの劇場ではやらなそうなのだけど、楽しみですね。

これは京アニへの応援も込めてBDも購入しようと思う。こういうプロの仕事をする人たちにこそお金を落としたい。
{/netabare}

投稿 : 2020/08/29
閲覧 : 314
サンキュー:

12

総帥 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

出会えて良かった

説明不要

投稿 : 2020/08/27
閲覧 : 198
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5

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

物語も画も美しい

こんなに静かに泣けるアニメ作品は初めてかもしれません。とても美しくて、心の琴線に触れる物語でした。

まず「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という名前が綺麗で綺麗で、好みドンピシャです。
キャラの造詣、衣装、風景、CH郵便社、シャルロッテのウェディングドレス、雪景色、どの場面を切り取っても本当に美しい。画面を見ているだけで心が癒されます。

物語もとても素敵。
「愛しているの意味が知りたい。」
戦闘にあけくれ、語彙が乏しかったゆえに、最愛の人の愛の言葉が分からない…こんな切ない展開なかなか無いです。ギルベルトの表情が涙腺を刺激します。
他にも
いつも側で見守ってくれた人からの旅立ち
死期が近い母親から子供への手紙
思いを告げることのできなかった好きな人への手紙
そしてディートフリートの「生きて生きて、そして死ね」
どれだけ泣かせるのでしょうか。

キャラも全員魅力的。
ヴァイオレットの最初は無機質な表情も、ドールの仕事によって少しずつ変わっていき、最終話はとても柔らかい笑顔ができるようになっています。人の心のひだがわかるようになって、だからこそギルベルトへの想いがますます募り、彼を思って泣く姿にまたしても涙を誘われます。石川さんの透明感のある声がヴァイオレットにピッタリ。
CH郵便社のメンバーも良かったけれど、ゲストキャラもみんな素敵。
特にルクリアとアンが好き。田所さんと諸星さんの演技がグッときました。

贅沢を言えばCH郵便社のメンバーをもっと掘り下げた話も見たかったです。話の展開的に続編は難しいでしょうか。願わくばギルベルトが実は生きていて…というストーリーが見たいのですか無理かな。

投稿 : 2020/08/27
閲覧 : 317
サンキュー:

23

キウイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今観終わりました。劇場版も楽しみ!

噂通り面白かったです。
絵がそれはそれは美しい。キャラクターたちが魅力的。回を重ねるごとに魅力が増してきて離れがたくなりました。
あとやはりヴァイオレットの衣装は可愛いな。吸い込まれる瞳と少佐からいただいた宝石の綺麗さにも目を奪われます。
手紙の良さも今一度思い出しました。

京アニの事件は今も現実味がないですが、あの事件から今もまだアニメ界全体が以前よりも閉鎖的かなぁという感覚です。あまりにも痛みが強いです。ご冥福をお祈りします。

投稿 : 2020/08/24
閲覧 : 265
サンキュー:

21

小糸 優 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

泣ける話です。

一言で表すと泣ける話です。
ややこしい経歴を持つ少女が成長していく感じです。
どう絵が綺麗なのかは分かりませんが、自分は趣味でイラストを描くのですがヴァイオレットの原画模写は正直疲れます!線が多い!
線が多いと良い絵というわけではないですが、凝ってるなぁと素直に感心しました。
そして劇伴が素晴らしい!何度も聴いてるうちにその時のシーンを思い出して、また泣けます!
大好きな作品です!
p.sもしacross the violet skyが劇場版で流れるのならフルで流して欲しい、冒頭でThema of violetevergardenが流れたら最高!!

投稿 : 2020/08/22
閲覧 : 292
サンキュー:

12

はいじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不思議な魅力のアニメ

ヴァイオレットという、かつて少女兵として戦場で使われ、捨て駒にされるはずだった少女が、「少佐」のお陰で生き残り、戦後を健気に生きていく。

設定だけみればハードこの上ない。

そして居ないはずの「少佐」の面影を求めて生きていく。
その姿が切ないアニメです。

ただの恋愛とも違う、描かれる世界は平穏そのもので、どこか平和ボケした人々の呑気なお願いを、戦争にとらわれた元少女兵が真剣に、誠実に叶えていく。

隋書に挟まれるハードな戦争シーン、死んだ「少佐」への秘めた恋心。

そんな100と0を同時に見せられた視聴者は、戸惑いながらもそのギャップに涙を禁じ得ない。

それぞれの話は取るに足らない恋文だったり、感謝だったり、夢だったりする思いを、文章として形にしていく、ただそれだけの物語なのに、何故か最後には涙が溢れてくる。

それもこれも、何気ない日常を、文字通り命を懸けて形にして行く、ヴァイオレットのどこまでもまっすぐな瞳に、感化されていくからなのかもしれない。

不幸な事件が現実であったが、劇場版も観に行きたいし、観るべき作品だと思う。

投稿 : 2020/08/22
閲覧 : 194
サンキュー:

10

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

手紙を書くごとに変わってゆく主人公に涙。

2020.8.17
さすが京アニと思わせる作画レベルの高さ。
主人公のヴァイオレットが成長し、変わってゆく姿に感動する。

ヴァイオレットが依頼主とどのようにかかわり手紙を書くのかが、回ごとに描かれているので、一気見をしなくても各話で楽しめると思う。

投稿 : 2020/08/16
閲覧 : 199
サンキュー:

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ヴァイオレット・エヴァーガーデンのストーリー・あらすじ

感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。(TVアニメ動画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
tv.violet-evergarden.jp/
主題歌
≪OP≫TRUE『Sincerely』≪ED≫茅原実里『みちしるべ 』

声優・キャラクター

石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥

スタッフ

監督:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:高瀬亜貴子、シリーズ演出:藤田春香、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、色彩設計:米田侑加、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、小物設定:高橋博行/太田稔、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽:Evan Call、音楽制作:ランティス

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