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「バーナード嬢曰く。(TVアニメ動画)」

総合得点
64.0
感想・評価
214
棚に入れた
811
ランキング
3909
★★★★☆ 3.4 (214)
物語
3.4
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.3
キャラ
3.6

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バーナード嬢曰く。の感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさかアニメ版があるとは…町田にも神林にも感情移入できる秀作。

 マンガ版が最近のお気に入りで、まさかアニメ化されてないよな、と思ったらされていてびっくりです。
 本作の原作にはまったのは、このところあまりに本もアニメも作品数が多くなりすぎて、網羅的に知らないといけないのかなあ、と思っているときに出会ったからです。

 最近の作品、本もそうですけど、アニメ、ラノベ、コミックいろんな媒体の作品を楽しんでいると過去作の網羅性が薄くなるんですよね。そうなると町田的な読み方も、あながち間違いじゃない気もします。要約マンガとかが人気な理由もわかります。

 コミックとか小説、映画、そしてアニメとか視聴して考察するときに、視点として過去の有名作のエッセンスがまとめて知りたいなあ、と思う事があります。
 本来エンタメは考察ありきではないので、自分の中のストックを使えばいい話で、慌てて過去作を収集する必要もないんですけど、町田の考えに惹かれる自分もいます。

 その点で、本作の議論とか町田の態度とかにかなり感情移入できました。白鯨の部分は私の事か?と思い赤面してしまいました。白鯨は家の本棚に並んでいながらあの分厚さでいつも途中で面倒になった記憶が…
 アニメでは話数は少ないですが、コミック版は本にまつわるあるあるのオンパレードでした。
 一方でSF好きですが神林ほどのディープさもないので、非常に勉強になるという面もあります。ただ、早川のSF文庫を全部読めとか言われても…

 神林は実はツンデレキャラで可愛いのがポイントです。
 と言う感じで、ここで議論されているところに身に覚えがありすぎて、どっぷりはまってしまいました。

 で、本作はかなりアニメも奇麗だし、声優さんもイメージぴったりで最高でした。ぜひ、続編をお願いしたい…けど、まあ、できないでしょうね。

投稿 : 2022/11/04
閲覧 : 336
サンキュー:

13

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「へぇー」と「あるある」 これは良品かも

短編アニメの良品ではないでしょうか。

文学全般が好きな私には、
共感出来てクスっと笑える読書あるある。
小説を全然知らなくても大丈夫です。
主人公が名著を読まずに、
読書家ぶりたい“バーナード嬢”ですから。
いかにして本を読まずに語れるかとか、
映像化前に小説を読んで通ぶるにはとか、
村上春樹作品の批評はそっちのけで、
村上作品との適切な距離感はどれが正解だとか、
そんなお気楽な小ネタ話ばかりです。

知識だけ豊富な高尚ぶる読書家への、
批判も入ってるのかもしれませんね。
でも作者は「本」が好きなんだろうな。
超短編なので好きな時に見れますね。

バーナード嬢、曰く、
人生を変えた1冊について語ってみたいけど、
人生変えるのが面倒くさい…とのこと。

参考までに出て来た作品、
{netabare}「シャーロックホームズ」
「古典SF作品全般」
「銃・病原菌・鉄」
「日本3代奇書」
「フェルマーの最終定理」などなど。{/netabare}

サクッと観れてお薦めですよ。

投稿 : 2022/09/04
閲覧 : 680
サンキュー:

42

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

3分半の図書室で小説の雑学とかいろいろ話してツッコんだりする日常アニメみたい

公式のあらすじ
{netabare}
バーナード嬢こと町田さわ子と、
読書家の友人たちが図書室で繰り広げる
ブンガクな日々。

古今東西あらゆる本への愛と、
「読書家あるある」に満ちた
“名著礼賛"ギャグ!
{/netabare}

キャスト{netabare}
町田さわ子:喜多村英梨
神林しおり:小松未可子
遠藤:市来光弘
長谷川スミカ:洲崎綾
{/netabare}
制作スタッフ{netabare}
原作:「バーナード嬢曰く。」
(原作者:施川ユウキ・一迅社「月刊ComicREX」連載中)
監督:ひらさわひさよし
キャラクター原案:なつのはむと
キャラクターデザイン:ゴンタ
シナリオ:内堀優一
音楽製作:株式会社 幻影
音楽プロデューサー:前田義和
音響監督:大室正勝
制作プロダクション:ドリームクリエイション
アニメーション制作:Creators in Pack
音響制作:ダックスプロダクション
{/netabare}

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

感想

{netabare}
第1話「バーナード嬢、曰く」
{netabare}
感想
{netabare}

今日は本のこと知ったかぶってるのをツッコんだりしながら
キャラの紹介をするだけだったみたい。。

おもしろい。。のかなぁ?
読書好きな人だったらいいのかも?
たぶん日常系みたいだからずっとこんな感じだと思う。。


あ。。アシモフがモフモフは何となく分かった
足をモフモフしたくなっちゃう名前だよねw

(アシモフってアンドロイドのアニメの感想とかで調べたことあるけど
ロボット3原則ってゆうのを作った有名な人みたい。。
あっ!ツッコミ入れちゃダメ!w)

3分半だからたぶん終わりまで見てみるね
{/netabare}
{/netabare}

第6話「雨宿り」
{netabare}
感想
{netabare}

ぜんぜん読んでなくっても「半分も読んでない」ってわらっちゃったw
何だか物語シリーズみたいな会話^^


それからあにこれでも「原作が。。」って書いてる人いるけど
にゃんは原作とかほとんど知らないから
「あー。。そうなんだぁ」って楽しいけど

原作知ってるとあんまり面白くなかったりするおはなしもあるし
原作知らないとぜんぜんついてけないおはなしもあって
どっちがいいとかって分からないよね^^

でも、深夜アニメって
ラノベとかマンガの宣伝に作ってるのが多いみたいだから
知らないで読むほうがいいのかも?
{/netabare}
{/netabare}
{/netabare}
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

見おわって

本を読んで「こんな本読んだぞ」って話したくってしょうがない人たちと
本を読まないのに「こんな本読んだぞ」って話したくってしょうがない人の
あるある日常コメディみたいw


本の雑学とかってよく分からなかったけど
読んでしゃべりたいしおりとできれば読みたくないさわ子ってゆう
正反対な2人が仲良くなってくところがよかった☆

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 615
サンキュー:

47

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

古書店に行きたくなる全12話42分のショートギャグアニメ

メチャクチャ面白い。すぐ終わるけど。

読書通ぶりたい"さわこ"がガチの本好きに色々怒られるアニメ。だが嫌味っぽくなく、さわやかギャグ。

本を読む人読まない人両方のあるあるショートギャグだが、教養主義作品というわけでもなく、全く読書せずアニメしか見てない人でも楽しめる。趣味の事になると途端に饒舌になるオタクあるあるとしても楽しめるショートコントアニメ。

"さわこ"と"神林"は他の日常ギャグ作品キャラと比べても遜色ないほど良いキャラ。

元ネタ知ってる方が楽しめるだろうが、アニメ見てる層で全部わかる人は多分いないと思う。いわゆる初心者向けの本がほとんど出てこない。そういうのは画面に映る程度。本のタイトルや作者など字幕で出たりするのは親切。

読書家本人が自分で楽しむよりも、本を読まない人に勧めたくなるような作品かな。古書店の雰囲気っていいですよね。

投稿 : 2020/06/18
閲覧 : 245

春秋 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

読書蘊蓄アニメ

喜多村英梨小松未可子市来光弘洲崎綾ホームズSF小説読書家あるある読書家振るギャグ5分アニメ

投稿 : 2020/02/09
閲覧 : 220
サンキュー:

1

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

読書趣味っていう人の中には絶対いそうなうんちく系がとても面白かった。私自身が本をほとんど読まないので、本を読む気にまではならなかったけど、掛け合いは普通に楽しめました。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 157
サンキュー:

1

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百合要素がある?正味3分のショートアニメ

本は読みたくないが「本を読んでる風」と思われたい女の子のお話。
読書家側と読書しない人側両方のあるあるネタがある。
切り口が面白く、「村上春樹との距離感」を真剣に考える回は思わず笑った。
他にもシャーロキアンがらみとか結構知識欲を掻き立てられる話が多かった。
恥ずかしながらスペキュレイティブ・フィクションという言葉を初めて知った。
とにかく声優の滑舌がスゴい。
やたら早口だがたまにゆったりと感じさせるところもあり、さわ子役の喜多村英梨は特に素晴らしかった。
正味3分によく閉じ込めたな、というアニメ。

投稿 : 2019/12/17
閲覧 : 193
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

読書家あるあるギャグ

ギャグ漫画が原作の読書家あるあるギャグ。

読んだふり、知ったかぶりをするバーナード嬢に鉄拳ツッコミをする神林しおりのお決まりパターンだったが、いろんな本に関するネタ…というか、SFが多かったかな?自分も本を読まないとダメな人なので、沢山笑わせてもらった。
しかし、学校の図書室で声を大にしての会話は、はっきり言って迷惑!!です。

投稿 : 2019/11/25
閲覧 : 152

aguro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

記憶に残る作品

本が好きな人、そうでない人それぞれの目線で楽しめる作品。
ド嬢の純粋な部分に時折ですが心洗われます。

投稿 : 2019/03/26
閲覧 : 203
サンキュー:

3

ootaki さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

即切り

始まってすぐに切りました。最初の一分でダメなタイプだと思ったので。

投稿 : 2019/02/11
閲覧 : 276
サンキュー:

1

シワーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

SF小説が好きな人なら楽しめること間違いなし

1話が5分に満たない、全て見ても1時間以内の短編です。扱ってる本は海外SFが多いです。村上春樹も話題になっていて、この回では声を上げて笑ってしまいました。軽い気持ちで見られる上に、会話にセンスがあって、観ている間はとにかく楽しかった。

投稿 : 2019/02/04
閲覧 : 269
サンキュー:

2

TaroTanaka さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

読書家(オタク)あるある

主人公キタエリだったのか…。
しばらく気づかなかった。
能天気キャラも上手。

しばらく読む予定はないのに
レアな本を見つけると買ってしまう
古本を巡る蒐集欲とか、
身に覚えがありすぎる。

どんな分野でもオタクなら
自分に置き換えて楽しめる作品と思う。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 273
サンキュー:

11

ネタバレ

コマキノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

読書家たちの読書家「あるある」ストーリー

原作読了。レンタルで視聴

読書家の高校生4人組が織り成す読書家あるあるを題材にした3分アニメ

私自身は読書家と呼べるほど本を読む方ではないのですが、ハヤカワ文庫のSF小説は中学時代から読み続けているため、今作SFオタクの神林の主張というのはかなり琴線に触れるものがありました(神林の名前はSF作家の神林長平から取っているのかな?)

作中に出てきた小説だとエンダーのゲーム、電気羊はアンドロイドの夢を見るか、ハローサマーグッドバイ辺りはお気に入りの作品です

3分アニメということもありテンポがとても良く、SFから村上春樹、シャーロックホームズまでジャンルも多岐に渡りそれ特有のギャグも非常にキレが良いため、最後まで飽きずにスラッと見ることのできる良作だと思います
{netabare}
特に好きなシーンが4、5話あたりの(何話か覚えていない)さわ子がお笑い本に爆笑しながら神林に熱く語るシーン
それまでの神林は読書に対して真摯で堅い性格として描かれており、読書家というステータスを貰いたいがために適当に本を読んでいるさわ子のことを快く受け入れてはいませんでした。
そしてこの場面、さわ子が熱くお笑い本を語る姿に神林は「自分の好きな本を熱く語れるというのはいいものだなぁ」と感慨に拭けます。たとえそれがお笑い本であったとしても、純粋に読書を楽しむさわ子を初めて受け入れたシーン。とても良かとでした

課題点としてひとつだけ挙げるとすれば、後半につれてちょくちょく入れてくるアニオリの百合要素は必要あったのかなと
読書家あるある単体で最後まで突き進んでも十分面白いのにその部分は蛇足だったかなと思います
{/netabare}

3分アニメの12話構成ということもあり、テンポの良さやギャグのキレも相まって読書家でなくても十分に楽しめる作品だと思います

投稿 : 2018/11/20
閲覧 : 229
サンキュー:

7

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

本は読まないけど、読んでいる人風に見せたいバーナード嬢と呼ばれたい女の子を巡る?話。

色んな本の紹介とかこだわりが出てきて面白いし、しかもショートアニメなので、サクッと見られる。

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 271
サンキュー:

5

ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本好きにだけわかるギャグ

【総合評価☆☆☆☆☆】
 本好きには堪らない快作だが、ある程度の知識がないと、面白さがわからないだろう。以下では、「見たけれど笑えなかった」という人のために、敢えてギャグのオチを説明しておく(未見の人は読まないように)。

 知識のある人には爆笑必至なのが、「メロス、激怒した?」という決め台詞である(第11話)。
{netabare}
 この発言の元ネタとなるのが、2014年のアメリカ映画『イコライザー』。深夜のカフェで『老人と海』を読んでいた真面目そうな男に、まだあどけなさを残す風俗嬢らしき女性が「魚、釣れた?」と声を掛ける。
 ヘミングウェイの『老人と海』は、アメリカ人なら知らない人はいない国民文学だが、日本の『吾輩は猫である』や『人間失格』などと同じく、最後まで読んだ人は必ずしも多くない。小さなボートで一本釣りに出たキューバの老漁師が、長い格闘の末に巨大なカジキを捕らえる過程を描いた小説で、魚が釣れるのは終盤に入ってから。したがって、「魚、釣れた?」との問い掛けは、言外に「カッコつけてるだけでなく、ちゃんと読み進めてる?」というニュアンスを含む。
 ところが、おそらく『老人と海』を読んだことのない町田さわ子は、裏の意味を解さず、読書家同士のお洒落な会話に思えたらしい。真似をしたくなり、神林さんに『走れメロス』を持たせて、映画に倣った決め台詞を口にしようとしたものの、深く読み込んでいなかったので、有名な冒頭の一文しか言えなかった。お前がカッコつけてるだけじゃないか--というオチである。
{/netabare}

 『ドグラマグラ』のジレンマを理解するには、少し頭を使う必要があるだろう(第5話)。
{netabare}
 まず、町田さわ子が「文学クイズ!三大奇書と言えば?」と(「日本の推理小説」という縛りを無視して)質問、これに対し、神林さんが『ドグラ・マグラ』『黒死館殺人事件』『虚無への供物』と正答した上で、夢野久作の『ドグラ・マグラ』を勧める(私は『黒死館』押しだが)。
 ところが、「読んだ者は精神に異常をきたすと言われている」との説明に町田さわ子が反応し、「(これを読んでいるフリをすれば)狂気の世界に心酔しちゃってるこの私、“取り扱い注意”みたいなアピールになりそう」と言ったことに、神林さんは激怒する。「(他人からどう思われるかを気にしていると)濃厚で価値のある読書体験は得られない」とまくしたてられ涙目になった町田さわ子は、「私が間違っていた…(中略)…今からどっぷりと溺れるように読み耽るよ、『ドグラマグラ』を」と答える。
 ここで、神林さんは、自分がとんでもないジレンマに陥ったことに気がつく。他人の目を意識した皮相な読みでは、読書家の本義にもとる。だが、町田さわ子のような頭が空っぽな人間が『ドグラマグラ』に没頭すると、精神に異常をきたしかねない。で、自分が勧めた本を取り上げざるを得なくなったわけである。
{/netabare}

 ジャレド・ダイアモンド著『鉄・病原菌・銃』を巡るやりとりは、この本の内容を理解している人には噴飯物(第4話)。
{netabare}
 ダイアモンドは、遺伝子資源が文明の興亡を左右すると主張した。家畜化可能な大型動物は、海洋や緯度の差が運搬の障害となり、飼育域が限られる。例えば、インカ帝国は、熱帯地方の豊かな植生を利用して高度な文明を発展させたが、ウシのように農耕にも食用にも使える便利な大型動物がいなかったため、生産余力が小さく、また、人畜共通感染症に対する免疫が生じなかった。これが、少数のスペイン人に侵略されただけで、人類史上まれに見る壊滅的な文明崩壊が起きた原因だ--というのが、ダイアモンドの考えである。
 『鉄・病原菌・銃』は、このようにグローバルな観点から文明史を説き明かした著作であり、タイトルは内容とあまり関係がない。にもかかわらず、読まずにPOPを作ろうとした町田さわ子は、奇妙なタイトルにこだわってばかり。「読んでから言え!」などと偉そうな口ぶりで、その臆面もない知ったかぶりが笑える。
{/netabare}

 このほか、「あるいは牡蠣でいっぱいの海」という翻訳タイトルに隠された意味、『スターメイカー』が推薦できない理由、『怒りの葡萄』と映画『インターステラー』の共通項など、読んだことのある人には「そうだそうだ」と頷ける話題が満載。主役二人の声優も抜群の演技力で、何度見ても楽しめる。

投稿 : 2018/06/25
閲覧 : 404
サンキュー:

5

まことん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高校生に戻りたくなる

高校の図書館に集う読書好きの4人が、他愛もない会話をする(たまに買い物)というのでほぼ終始します。
ただ主人公が読書家に憧れる活字苦手女子という意外な設定で、だからSFマニアの巨乳女子やシャーロキアンのおさげメガネ女子のうんちくが活きるという流れ。
1話5分程度なのでテンポが早く、うんちくがクドくないのも良し。
「ああ高校の頃ってこういう無駄な時間が楽しかったな」と思い出にふけること間違いなしです。

個人的にはツボったのですが、万人ウケするかというと決してそれはない。

ちなみにEDテーマは幽閉サテライト。

ディスク版には未放映のお色気回もあり。

投稿 : 2018/05/12
閲覧 : 225
サンキュー:

3

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

読書あるある?w

結構読書あるあるがあって楽しいですw
特にあるあるってなったのは読む予定リスト…。
あれ結構な割合でそうなる運命にあるんだよなぁ……。

あと笑ったのは村上春樹w
村上春樹ファンじゃない人から見た村上春樹ファンって感じの内容で笑いました。

ちょっとSFネタが多すぎて個人的には面白さが半減。
SF全然知らないので('-' )
もう少しSF以外のネタの割合も増やしてほしいが…。

あと読書全くしないけど読書家みたいな設定がとてもおもしろいw
何かそれでも良いのかなって気もしないでも無い感じになってきます('-' )
まぁ読了したほうがいい作品では得るものが大きいですが…それ以外も多いので…。

▼物語の評価
良く出来た読書あるある作品。
5分枠なのでテンポが良くて飽きが来ないです。
あと設定が秀逸ですw
▼作画の評価
ちょっと手抜きが過ぎるシーンが多々ある。
もう少し安定感が欲しかった。
▼声優の評価
小松未可子さんの早口やツッコミ中々にうまかった。
喜多村英梨さんってあんな声の役もやるんだね…幅広すぎて認識できない。
▼音楽の評価
ED位置にあるけどあれはOP?曲調的に('-' )
5分枠の作品はBGMの判定が出しにくいです('-' )
▼キャラの評価
設定がとても良い。読書しない読書家w
他はまぁ普通に普通のキャラです。

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 195
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この一時に、栞を挟もう。

彼女はバーナード嬢。
だがその名を誰かに呼ばれている姿を一度も見たことがない。

バーナード嬢こと町田さわ子と読書家の友人たちが図書室で繰り広げるブンガクな日々。
古今東西あらゆる本への愛と「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグ!

登場するネタを網羅している人がいたら素直に賞賛できるレベル。
{netabare}
「いつか読むかもリスト」
「100円で買った本は大体後回しになっちゃうし」
 ……共感できる所である。

個人的には、本の帯、漫画化に触れて欲しかった。
{/netabare}

本に触れている人向けの単語が
大量に出てくるので耳にしたことがない人は退屈だろう。

コメディアニメとして十分な面白さはあるので興味があれば。



自分用メモ

{netabare}

九冊目 バス停 がお気に入り。

バーナード嬢は本に触れている時間が並以上だからなぁ。
(SF十冊読んでれば多い方、石を投げれば年間十冊も本を読まない人にあたるから)
これだけ語れたらある種の読書家なんだよね。

本はココではないどこかへ連れて行ってくれるね。

原作の方が!!原作の方が!!

読了感を得る(笑)
{/netabare}

投稿 : 2017/12/06
閲覧 : 152
ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勢いだけでなくネタは良質なショートアニメ

本編は3分程度のショートアニメ
ジャンルは本をテーマにしたコメディーもので
本を読んでいて出てくる「ありがちなネタ」をコメディーにしていましたね。
例えばこの小説は翻訳が悪いのが嫌だな・・・と思ったり
あとである本を読むことにしていると
そのうち、その本を読むことを忘れてしまうとか、比較的わかりやすいネタを扱っていて
理解しやすい内容で、そのおかげで本をテーマにしているけど
本を読まない人にも問題ない内容でした。

そのコメディーなんですけど異様にテンポが早くて
キャラの喋りのも早いので勢いがあって
間延びしないのでストレートに面白いと思えるものでしたね。
さらに比較的理解しやすいネタなので意味がわからないってことにはならないので
テンポの早い内容との相性が良くて
勢いのある面白いコメディーアニメになっていたと思う。

出てくるネタは実際に存在する作品や作者名を使っているので
それもあって個人的には興味の出るネタになってました。
これが架空のものだったらあんまり興味が出なかったかもしれないけど
実際にある作品のネタを使っているおかげで親しみやすい作りになってたのは良かったです。

さらに読書をあまりしない主人公の女の子が読書しようとして思ってしまう「ありがちなネタ」は
聞いていて素直に読書をあまりしない人に「あるな・・・」と思われるものが多くて
意外に考えていると思いました。
何故、読書をあまりしなくなったのかという問題点を上手く表現していて
読書をあまりしない人が読書しようと思っても中々出来ないことの的を射ていると思うので
勢いだけでなくネタは良質でした。
読書が苦手な人の心理の見せ方は上手かったと思う。

他のキャラはその主人公の女の子に対してツッコミを入れたり
その態度に不満を言ったりするのだけど
読書好きだとよくわかるネタでツッコンだり意見をしたりするので
読書をあまりしない主人公の女の子との対比は面白くて
その反応は面白かったです。テンポもいいし
情報量も多いので僅か3分程度のアニメながら
見終わると満足度はかなりありました。

声優さんについては、テンポが早い喋りでしたがしっかりとした発音で聞き取りやすかったし
主人公の女の子役の方はとても楽しそうに喋っていたので
コメディーアニメとしては明るく聞こえて演技そのものは、かなり良かったです。
コメディーアニメでは重要なキレのある喋りが出来ていた方も多くて
キレを感じさせるとても面白いコメディーアニメに仕上がっていました。
個人的にはかなり良かったと思わせるキャスティングでした。

作画については、ショートアニメなので作画の質自体は普通でした。
ただ、コメディー時の演出もしっかりしていて見ていても面白そうに思えました。
作風的にそれ程作画は重要視させられるものではないので
十分良かったと思える作画の出来はあったと思う。

まとめると勢いだけでなくネタは良質なショートアニメで
とても面白かったです。
キャラの個性もショートアニメとしては十分すぎるくらいありましたし
楽しめました。

投稿 : 2017/08/06
閲覧 : 222
サンキュー:

10

ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

読書家あるある?

本や読書をテーマにしたアニメは珍しいと思い視聴
扱う本のジャンルはSFよりのミステリー物が多く自分が読んできたジャンルとは違うものの
(SFも読んでみようかなーと思った時期はあったがハヤカワ文庫の青背がずらーっと並んでその量に
読む前から挫折した経験アリ)
凄い良いとこついてくるしことによっては
卒業アルバムを見返しながら自分でも忘れていたような黒歴史を掘り起こしてしまい精神的ダメージを
負うような場面もちょいちょいあり5分アニメながらそのクールに見たアニメの中でも特に印象に
残りました。



{netabare}
見所として自分が注目したのは大きく分けて2つ
1つ目は町田さわ子が主に担当している読書好き、というよりいかに自分が本を読んでるのか周りにアピール
したいだけのスノッブ臭をふりまきたくてたまらないという部分とほかの図書室の面々との本に対する
姿勢のずれやギャップを面白おかしく生暖かい目で見守るという趣旨のアニメだと思います。
だと思うんですが(-_-;)自分にはさわ子のそんなスノビッシュで衒学的な言動を笑えない、突き放せない
どころか自分にも心当たりがあるような言動も多々あり読了後の深そうに聞こえる一言をつぶやいてみたり
自分サブカル詳しんですよ~アピールとかはにわかが抜けきらない初期症状みたいなもんでほほえましく
見てたんですが誰に聞かせるわけでもないのに今話題の本ランキングのあ~自分半分も読んでないわ~とか
ほざく謎アピールとかまんま俺、てゆーか一昔前話題になった『銃・病原菌・鉄』衝動的に買ったはいいが
いつまでたっても手を付けずレビューとか感想をググり読んだ気になってるとかあまりに当時の自分の行動
そのまんまだったので監視されていたような謎の不安が視聴時襲ってきましたw



無数の読書体験を経て身に着ける教養の末に出る態度であったり自然な一言であったりが
本を読むことをめんどくさがり上辺だけそれっぽい振る舞いをするという本末転倒であり本来ならば
笑ってしかるべきなんですが自分はさわ子の気持ちがわからないわけじゃなく

だって読みたい本、読むべき本というのがありすぎる!


こちとら大まかな文学的潮流というものを掴むために過去の名作を読み進め自分の中で最低限の教養、下地を
作るだけでいっぱいいっぱいだってのに商売だから仕方ないといえ前述したランキングをはじめ
「文学史に新たな一石を投ず」とか
大仰なあおり文句、果てはこれを読まなきゃあなた時代についていけませんよ~的なことを婉曲に表現したり
脅しすかしありとあらゆる言葉を使い購買意欲を刺激してくるので消化が追い付かない、回転が速すぎるぞ
出版業界!おかげで買ったときは読むつもりだったのに気づけば放り出し死蔵し本棚の肥やしとなっている
本がいくつあることか(´;ω;`)
などと自分の不精とそれに見合わぬ虚栄心を棚に上げて愚痴ってみたり。


特に印象に残ったのはこれはさわ子でなく神林の行動なんですが古本屋に立ち寄った時
日頃本の価値は値段ではなく自分で決めるもの(`・ω・´)キリッとか言ってたくせに
ついつい買う前にその本をググって見たりわかるっ!というかわかってしまう(;´・ω・)

いや言い訳させてもらうと自分でもこういう行為は不純なものだとわかってますよ、わかってますけど
自分も昔一度そういう事前の評判とか作家の名前で決めるのは止めて適当に長編小説を読んだ経験があり
3分の2くらい読み進めた位で著者の方には申し訳ないけどあれ?これあんま面白くないぞ(^^;

しかもその面白くないという種類が不愉快になるとかこのテーマは受け入れがたいとかある種自分にとっての
毒だったらまだましだったんですがその本はそれすらなくなんも心に響いてこないある意味一番厄介な代物
それまで費やした時間を思うと沸いてくる虚しさ。
何気なく出会った本が自分にとって傑作だったなんて貴重な読書体験であり素敵なものだと思うが
やはりリスクもあるわけで。




そして一番心にぐさりと来たのはさわ子が中身も確認せずいかにも年季が入ってそうな文庫本を選んでる下り
ぐはっ((;゚Д゚)) 違うんだ…
自分が岩波文庫を買ってるのは世界の古典的名作に触れて教養をつけたいからで
決して本棚に置いたとき見栄えがするとか頭がよさように見えるとか全然そういうんではないんだ…


とにかくそういったどこかちぐはぐなさわ子の言動というのがふつうそういうのって鼻持ちならない
嫌味に映りがちなんですが声優の好演、どこか憎み切れないキャラ自体の爛漫さもあり微笑ましく
面白おかしく描写されて良かったです。







そして2つ目、場合によってはよりこちらの方が根深く業が深い
そんなあほの子さわ子の相方であり突っ込み役の神林しおりとほかの図書室の面々も時折見せる
その道のオタク特有の生態もしくはそれを俯瞰視したあるある。



映画などを見る際聞いてもいないのにこれは元ネタが~とか自分が好きな作品が映像化されたとき
酷い出来の時は騒ぐし悪くない出来でもあーそこはそういう解釈か、とかあそこはカットするんだとか
ただの1ファンの癖にしたり顔で語ってしまう辺り心当たりがありすぎて写し鏡を見ているよう
わかってしまう…



特に自分がギクッとしたのは1話、神林があの本の原題はこうで翻訳だとニュアンスがどーたらと講釈を
垂れるんですがそれと全く同じことを自分もやってたので思わず苦笑
しかも自分の場合は原文も読まずに今回の翻訳は~とかやっていて
ンなことやってる暇があるならちっとは勉強して原文読みやがれ馬鹿野郎って話なんですが
でもねぇ仕方ないんですよ
その熱意を仕事や勉強に向ければもう少しましな人間になってたかもしれませんが
他人から見ればどーでもいい知識を日々堆積してしまう、それがオタクという生き物なんです。




しかも本作は5分アニメ枠の放送ということで尺が短く必然的に早口になりがちなんですがそれが作品の方向性と
絶妙にマッチしてると思います。
披露する機会がないゆえにそのような話題を振られたらここぞとばかり相手の気持ちも考えずべらべらと
まくし立てる、自分は幸か不幸かそんな機会は今までありませんでしたがあったら自制する自信がない…
きっと神林みたいに長々と早口でしゃべってしまうんだろうなぁ…

そんなついやってしまう痛い行動がほかにも多数あり時には自分もやってしまったことを思い出しながらも
自分だけじゃないんだという変な安心感もありながら何とも言えない不思議な心地。


後半は大好物のさわ子と神林の百合描写もありまさに自分のような人間のためにあつらえたようなアニメ
余は満足じゃ(∩´∀`)∩



最後に身につまされた神林の言葉を引用
「他人からどう見られるかとか意識して読書すんな!そんなこときにしてたら
どんな本に対しても読者をステレオタイプ化した挙句私は一歩引いた距離感で読んでます
みたいな保険かけた詰まんない読み方しかできなくなるんだよ
人に影響を与える本というのは毒になろうとも薬になろうともそれだけで貴重な財産なんだ!」
{/netabare}



{netabare}
おまけ

自分がこのアニメをわがことのように愛着を持って見始めたのはその後の内容もあるが
1話で出た著書白鯨とさわ子の通ぶりたい態度が強烈に過去の自分とオーバーラップしてしまったからで…



それは高校ぐらい時分教養をつけたいという謎の衝動により予備知識もなくなんとなく古い本を手に取ったのが
何を隠そうメルヴィルの「白鯨」慣れない活字に悪戦苦闘しながら1カ月ほどかけ読み終わりやたら暗い
情念みたいなのが感じられたがまぁ普通の海洋冒険小説だなと自分なりの感想を抱きながら内容そのものより
読み切ったということに満足感を得ながらその本の訳者だったか大学教授のあとがきを読み進めていくと
この本は冒険小説の皮をかぶったどうたらこうたら白鯨とはエイハブ船長の妄念の象徴でありうんぬんかんぬん
さらには神話と結びつけた解説が書かれてあり自分の文化的、神話的知識のなさバックボーンの薄さ
なにより読解力のなさ、自分はこの1カ月何を読んでたんだと潮のように満足感が引き代わりに脂汗が
止まりませんでした(>_<)



面白いものは誰が読んでも面白いし国境なんてないという格言は確かにそう
読書というのは著者との対話であり後の評価や評論などといったものはノイズにしかならないという姿勢は
一理ある、一理あるんですが古典の名作特に海外のものに触れる際は文化的社会的情勢といったものが
現代日本と大きく違うことが多く、この文化や風俗の違いというのはなかなか大きな問題で当時としては
当たり前のことが今の時代にはピンとこないというのが多々ある、なのでそこら辺を予備知識として持っとかないと
素通りしたり誤読してしまう可能性が非常にある。
なのでもしそういった作品に触れる際はがちがちに下調べする必要はないにしても執筆当時の社会背景などを
頭の片隅に入れておくと自分のような赤っ恥は避けれるかもです。
{/netabare}

投稿 : 2017/05/28
閲覧 : 396
サンキュー:

22

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そういえば最近本を読んでないな…

以前だって読書家という訳ではありませんでしたが。
愛読書はマリみてとレンマギ、その様なタイプの人間なので語る事は多くありません。

しかし、この5分の作品は本をたくさん紹介してくれるので、読みたい本を見つけるきっかけになればと視聴を続けています。
どんな本が紹介されるのか探しながら観ると楽しいです。

折角なので見つけた本を置いておきます。
気になったタイトルは後で読んでみよっと

…調べながら絶賛町田さわ子中だなと気づきました(笑)
それでもいいと決意して本探しに戻ります。

作中に登場した本
1話{netabare}
『どんがらがん』
『六法全書』
『すあしのゲン』 ←「はだしのゲン」か?
『白鯨』
『たったひとつの冴えたやりかた』
『愛はさだめ、さだめは死』
『虎よ、虎よ!』
『瞬きよりも速く』
『流れよわが涙、と警官は言った』
『くらやみの速さはどれくらい』
『地球の長い午後』
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』
『世界の中心で愛を叫んだけもの』
『あるいは酒でいっぱいの海』{/netabare}

2話{netabare}
『緋色の研究』
『月の世界から』←「月世界へ行く」か「月世界最初の人間」か?
『潤いの海』←「渇きの海」か?
『ディアスポラ』
『順列都市』
『スターメイカー』
『夜明けのロボット』
『2001年宇宙の旅』
『異星の客』
『夏への扉』
『星を継ぐもの』
『知性化シリーズ』
『あなたの人生の物語』
『周ロック・ホームズ―雨の軽井沢殺人事件』{/netabare}

3話{netabare}
『ディアスポラ』
『スプートニクの恋人』
『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』
『海辺のカフカ』
『ねじまき島クロニクル』
『1Q84』→これだけ読んでいました。{netabare}性的描写があり、大人向けではありますが、読み易かったです。別世界を生きる二人がふと再会し想い遂げるまでの過程が、いつどのような形で成るのかが気になりページをめくる手が止まりませんでした。{/netabare}
『ノルウェイの森』
『ダンス・ダンス・ダンス』
『東京奇譚集』
『国境の南、太陽の西』
『スプートニクの恋人』
『グレート・ギャッツビー』
『頼むから静かにしてくれ』
『ティファニーで朝食を』
『犬の人生』
『心臓を貫かれて』
『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』
『高い窓』
『恋しくて』
『リトル・シスター』
『ロング・グッドバイ』
『Novel 11, Book 18』
『シャーロック・ホームズの宇宙戦争』
『失われた世界』
『宇宙戦争』{/netabare}

4話{netabare}
『緋色の研究』新潮文庫
『四つの署名』
『ホームズの冒険』
『ホームズの回想』→シャーロキアンの女の子は一つのシリーズを読んでいた訳ではないのかな?本のタイトルに微妙な翻訳差があるのが面白いですね。
『バスカビル家の犬』
『ホームズの帰還』
『恐怖の谷』
『銃・病原菌・鉄』
『カフカの生涯』
『ファーストフードが世界を食いつくす』{/netabare}

5話{netabare}
『ドグラ・マグラ』
『黒死館殺人事件』
『虚無への供物』
『失われた時を求めて』
『さまぁ~ずの悲しいダジャレ』{/netabare}

6話{netabare}
『火星の人』
『カラマーゾフの妹』{/netabare}

7話{netabare}
『復讐するは我にあり』
『私小説』
『ブンとフン』
『1980アイコ十六歳』
『大変動』
『女相続人』
『刺青殺人事件』
『幻の広島原人』
『恋慕ぐるま』
『火焔小町』
『黒髪の生命』
『池上彰のニュースそうだったのか!!』
『永遠のガンダム語録』
『創世の守護神』
『鮫島の貌』
『空想科学読本』
『こんなものいらない辞典』
『マークスの山』
『ハリーポッターと炎のゴブレット』
『ハリーポッターとアズカバンの囚人』
『ハイ・ライズ』
『岩波文庫 解説目録 1963』
『病気と治療の文化人類学』
『はじめての哲学』
『ギブソン心理学論集』
『現代哲学辞典』
『新・哲学入門』
『社会現象としての疎外』
『バーリンロマン主義講義』
『哲学と自然の鏡』
『ヘラクレイトス』
『哲学への寄与論稿』
『哲学の根本的問い』
『構造と実践』
『ヘーゲルと自然弁証法』
『自然哲学』
『ヘーゲルの美学・宗教哲学』
『中世の自然観』
『トマス・アクィナス研究』
『ディルタイ 精神科学序説』
『エーミール・クレベリン 精神医学総診』
『易と人生哲学』
『ハイデッカーの存在思想』
『トマス・ホップスび政治思想』
『概説 西洋政治思想史』
『公共性の政治理論』
『バーリンの自由論』
『オリエントの文様』
『ヨーロッパの文様』
『世界を巡る美術探検』
磯崎新+篠山紀信建築行脚↓
 『メディチ家の華』
 『凍れる音楽』
 『中世の光と石』
 『きらめく東方』
 『逸楽と憂愁のローマ』
 『透明な秩序』
 『ナイルの祝祭』
『芸術の都 パリ大図鑑』
メトロポリタン美術全集↓
 『ヨーロッパ近代』
 『古代ギリシア・ローマ』
 『世界の美術』
 『日本の美術』
『民芸 儀式の誕生』
『民俗学の遠近法』
『旅の民俗学』
『文化共同のネットワーク』
『文化共同の時代』
『日本漁民社会論考』
『しぐさの日本文化』
『島の精神誌』
『非常民の民俗文化』
『歴史文化ライブラリー 婚姻の民俗』
『民族と文化』
『「青」の民俗学』
『日本の憑きもの』
『シルクロードの十字路』
『楽浪文化と古代日本』
『朝鮮通信使 人の往来、文化の交流』
『日本古代史講義』
『幣原喜重郎とその時代』
『小村寿太郎とその時代』
『陸奥宗光とその時代』
『重光・東郷とその時代』
『思い出のマーニー』
『夢の守り人』
『ローワンと伝説の水晶』
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』
{/netabare}

8話{netabare}
『フェルマーの最終定理』
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか』
『チーズはどこへ消えた』
『夏への扉』
『異星の客』
『月は無慈悲な夜の女王』
青背
 『雪の女王』
 『ゴールデン・マン』
 『パーキー・パットの日々』
 『逆まわりの世界』
 『白鹿亭奇譚』
 『未知の地平線』
 『宇宙島へ行く少年』
 『赤い惑星への航海』
 『サンドキングス』
 『テラブレーン』
 『竜の卵』
 『ニューロマンサー』
 『宇宙船ビーグル号』
 『地球の長い午後』
 『ソラリスの陽のもとに』
 『2001年宇宙船の旅』
 『幼年期の終わり』
 『キルン・ピープル』
 『ペイチェック』
 『宇宙の戦士』
 『スパイダー・スター』
 『ウォー・サーフ』
 『たったひとつの冴えたやりかた』
 『くらやみの速さはどれくらい』
 『虎よ、虎よ!』
 『天空の劫火』
 『ハイペリオン』
 『久遠』
 『ヴァート』{/netabare}

9話{netabare}
『氷』(アンナ・カヴァン)
『VALIS』
『WATCHMEN』
『人類補完機構ノーストリリア』
『流れよわが涙、と警官は言った』
『容疑者Xの献身』
『高い城の男』
『69sixty nine』
『WORLD WAR Z』
『月は無慈悲な夜の女王』
『虐殺機関』
『屍者の帝国』か?
『2』(野﨑まど)
『オルタード・カーボン』
『』最上部真ん中:「2」と同じレーベルっぽい??メディアワークス文庫で下部が黒いものだと「殺戮ゲームの館」辺りかな…
『』「流れよわが涙、と警官は言った」右上:4字のレーベル名、「容疑者Xの献身」や「69 sixty nine」があるので文春文庫だろうか。黒地に斜めに入った黄色い文字が印象深い
『ザ・ロード』
『華氏451度』
『ユービック』
『第四解剖室』
『ラヴクラフト全集』
『冷血』
『真昼の暗黒』
『アクロイド殺し』
『伝記集』{/netabare}

10話{netabare}
『SHERLOGK HOLMUS バスカヴィル家の犬』
『』町田さわ子が手元に置いていた本
『』遠藤が読んでいた本
『』神林しおりが読んでいた本
『星の王子さま』{/netabare}

11話{netabare}
『老人と海』
『走れメロス』
『競売ナンバー49の叫び』
『フィッツジェラルド/ヘミングウェイ 往復書簡集』
『川端康成 三島由紀夫 往復書簡』{/netabare}

12話{netabare}
『カッシアの物語』
『怒りの葡萄』
『KAGEROU』{/netabare}

投稿 : 2017/05/28
閲覧 : 399
サンキュー:

17

Yuyu さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

私は好きです。こういうの

1話3分の1クールアニメ。
当方、机の横に積んである文芸、ラノベ、さらに漫画の山を横目でチラ見しつつ視聴。

今からでもサクサク観られるのでおすすめ

読書家あるあると読書家気取りのあるあるがリアルで面白い

投稿 : 2017/05/01
閲覧 : 239
サンキュー:

6

ネタバレ

TAMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こーゆーのいるいる

純文学はあまり知らなかったので勉強にもなりました。神林のツッコミもたまりませんね。
中身も読んだことないさわ子に神林が『お前が言うなー!』と殴る演出、納得する人は多いかな(笑)

個人的には遠藤の情報、青森にシャモの店『シャモロック・ホームズ』って店があるのはビックリでした!
後全く本とは関係ないんですが、6話のさわ子がカフェで注文するシーン。『甘いもの頼んじゃおっかな~…えっと…カレーくださーい』
……(-_-) …Σ(-_-)え!!?
見返しました。

久しぶりに本が読みたくなりましたね。

投稿 : 2017/04/24
閲覧 : 219
サンキュー:

4

くまきっちん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短編アニメ

文豪スレイドックスや舟を編むを見てなにか文学的なものがみたいなと思い見ました

文学的な話というよりは小説のあるあるや豆知識コーナーという感じです

短編でサクッと見れる作品で一気に見れます

投稿 : 2017/04/03
閲覧 : 190
サンキュー:

1

maruo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「★数=お気に入り」とはならない典型例

町田さわ子
恐ろしい子・・・

なんとかブルーレイを確保できました。
初回販売枚数300枚って・・・、何!?

投稿 : 2017/03/16
閲覧 : 224
サンキュー:

2

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

本を読む習慣がない僕にとっては

 ジャンル 学校の図書館

 ストーリー

 知ったか町田さわ子と 本好きの遠藤(ホホホイのほうじゃないです)

本を愛している読書家 神林しおり  

遠藤が好きな図書委員の長谷川すみか

 このキャラの本・読書についての日常生活のアニメ化



 感想 

 上記ぐらいしか書くことがない(゚Д゚;)

ある意味 ラブライブ(らぶ・らいぶらりーの意)

 若干、画の感じが みつどもえに見えるのは俺だけか?

投稿 : 2017/03/01
閲覧 : 225
サンキュー:

4

UrCjx27122 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

読書好き向けアニメ

神林の名前は日本のSF作家神林長平から来てるのかな 。
遠藤は遠藤周作からだろうか?

声優さんの演技も面白可笑しくてストーリー展開が早いので忙しい社会人にとっても楽しめる作品なのではないかと。
ただショートストーリーのせいなのか、お話に一貫性が無く主に、主にギャグやあるあるネタを楽しむアニメとなっております。



有名なSF小説をネタにした話が多いです。

村上春樹との距離の取り方はやっぱり皆んな一度は考えることなんだと笑いましたね。

読書人や作品との上手な付き合い方は好きか嫌いかではなく良い面と悪い面を両方言って
相手を否定せずに尊重することだと思います。

夏目漱石も相手を攻撃しても傷付くのは自分の心みたいなこと言ってますしね。

投稿 : 2017/02/25
閲覧 : 187
サンキュー:

1

ネタバレ

赤緑 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[寸評] 読書好き向けのショートアニメ

商業Web漫画原作。

私はそこそこ読書好きだが、こういう読書通なら知っている作品とか知識とかほとんど無い。めっちゃ偏ってる。作中で分かるネタは13%くらい?
でも実はこういう「読書通」に少し憧れていたりする。(でも村上春樹はあまり好きじゃない。)
私のそういう部分をさりげなくくすぐってくれるアニメだった。

ショートアニメ(5分枠)なので、こういうネタに興味があるなら観てみてもいいんじゃない?


絵はまあちょっとね。

キタエリはショートアニメ出すぎ。(褒め言葉)

ボーナスポイントとして、物語の評価を高めにしている。


---

作中に登場する読んだことある本リスト(書名が紹介されないものは除く)
{netabare}
・星を継ぐもの
・銃・病原菌・鉄
・フェルマーの最終定理
・チーズはどこへ消えた?
・雪国
{/netabare}

小ネタ
{netabare}
・新潮文庫のスピンの話はへぇー。言われてみれば。
・読書家ぶりたくって読破しようと頑張っちゃう。わかる。
{/netabare}

投稿 : 2017/02/25
閲覧 : 223
サンキュー:

1

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観た感じ

■情報{netabare}
 原作:施川ユウキ

 監督:ひらさわひさよし
 脚本:内堀優一
 キャラクター原案:なつのはむと
 キャラクターデザイン:ゴンタ
 制作:Creators in Pack
 話数:1クール全12話

 主題歌:「らぶ!ライブラリー」
     by 少女フラクタル(天宮みや&柚木梨沙)
{/netabare}
■感想
 知識:原作漫画未読
 鑑賞:TV放送
 概要:日常型学園コメディ系
 設定:図書室に居る少女は・・・

 見所
   1.最初に「やっつけ」レビューである事を宣言しておく。
     私は本を読まないので、本の話題を振られても全く理解できない。
     主人公のように、大雑把に理解しようとする気も起こらない。
     他のレビューでも書いたが、作品の魅力を理解できていないので
     この作品の内容について触れることはできないし、努力する気も起こらない。
   2.笑いどころは多分、主人公が詳細を端折って読んだ体を繕う部分なのだろう。
     それが笑えるか否かは個人の主観によるだろう。
   3.そんな作品のレビューを書こうと思ったきっかけは、
     円盤の売り上げ(300)についての話題を目にしたからである。
     予約自体が出来なかったとか、出荷数を見誤ったとか、色々な要因があるようだが、
     そもそも書くことが無いと考えている私には妥当な数字としか思えない。

■蛇足{netabare}
 でも本当のビブリオマニアのことは尊敬している。
{/netabare}

投稿 : 2017/01/31
閲覧 : 292
サンキュー:

21

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バーナード嬢曰く。のストーリー・あらすじ

バーナード嬢こと町田さわ子と読書家の友人たちが図書室で繰り広げるブンガクな日々。古今東西あらゆる本への愛と、「読書家あるある」に満ちた“名著礼賛”ギャグ!(TVアニメ動画『バーナード嬢曰く。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
Creators in Pack
主題歌
少女フラクタル『らぶ!ライブラリー』

声優・キャラクター

喜多村英梨、小松未可子、市来光弘、洲崎綾

スタッフ

原作:『バーナード嬢曰く。』 (原作者:施川ユウキ・一迅社『月刊ComicREX』連載)、キャラクター原案:なつのはむと、 監督:ひらさわひさよし、キャラクターデザイン:ゴンタ、シナリオ:内堀優一、音楽製作:株式会社幻影、音楽プロデューサー:前田義和、音響監督:大室正勝、制作プロダクション:ドリームクリエイション、音響制作:ダックスプロダクション

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