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「ID-0(TVアニメ動画)」

総合得点
68.8
感想・評価
264
棚に入れた
1033
ランキング
1924
★★★★☆ 3.5 (264)
物語
3.5
作画
3.6
声優
3.6
音楽
3.4
キャラ
3.5

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ID-0の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

pear さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

専門的用語が多すぎたアニメ

宇宙空間でオリハルト鉱石の発掘で、人々は飛躍的な技術進化を遂げた時代。
また、意識をカプセルマシンに入ることでIマシンと呼ばれる機械に移すことも可能になった。学校で宇宙地質を研究していた主人公・ミクリ・マヤはトラブルに巻き込まれ、世間的に指名手配される。オリハルト鉱石採掘業者エスカベイトと出会い、仲間とオリハルト鉱石の謎に迫っていく。
研究者や軍の人達も出てきて専門的用語は飛び交うし、関係性がよくわからなかったけど、最後、地球の平和を守ることになってみんな軍も協力してくれて
守ることができたので、ハッピーエンド?その後のエスカベイトの仲間の事を紹介してくれていたのがよかった。

投稿 : 2023/03/27
閲覧 : 81
サンキュー:

1

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

404

この話は宇宙鉱石発掘事業が一般化した話

宇宙鉱石を発掘するためにワープやら意識共有巨大ロボットやらを駆使して超高級鉱石をゲット。まぁなくはない話ですが、結構設定が曖昧。
中盤から抽象的な表現(概念的な話)が出てきますが、正直面白くないと言うか単調すぎるというか詰めが甘いというか…

ロボットと人のサイズ感が狂います。ロボットだけ出てきた時はロボットと人間は同じサイズなのかなぁ…と想っていたのですが、実際はトンデモスケール。

内容としても全体的に面白くなく、ありきたりを通り越したテンプレートのような展開({netabare}「巻き込まれて引き返せなくて、人には過去があるんだなってなったらなんかピンチになったけど仲間が覚醒して大団円。」{/netabare})まぁありふれている。他作品と何が違うのかが分からない。
展開だけでなくキャラもありふれたもの。新鮮味のないキャラクター、闇もへったくれもない性格(コレに関しては下手に掘り下げて失敗するよりかはいいのかな、という感じですが。)、正直褒めるところがありません。

正直なところ人には絶対に勧めません。「私この作品見ようと思ってるんだよね」という友人が居たなら是非とも他作品をオススメしているところです。
とはいえアニメ化した(オリジナルですが、企画が通ったという意味で)ぐらいですので全くおもしろくないわけではありません。(面白くないことには変わりありませんが。)テンプレと王道は紙一重と言いますし、見る人が見れば面白いのかもしれません。その見る人は(私の予想的に)年齢の低い人、になるでしょう。まぁ英才教育の一環としてはいいんじゃないですかね(({netabare}利益だけを追求して優秀な学生を売ったら痛い目をみるよ、とか、宇宙鉱石と同一化した少女がいたら保護しようね、とか、学ぶべきところたくさんありましたし(白目){/netabare}

{netabare}
貧乏のため働きながら学生をする主人公(マヤ)は事故により宇宙で見捨てられる。意識はロボットの中にあったり、たまたま通りがかった船があったり、と幸いしたが肉体はどっかへ行ったし、犯人扱いされたり、ともはや戻れない状況。社長(グレイマン)と女と(カーラ)と気楽(リック)と記憶なし(イド)と生身の少女(アリス)の仲間となり、宇宙鉱石資源(オリハルト)を採集する。色々合って逮捕されかけるが、なんとか脱出し、その際相手の指揮官(アマンザ)が仲間になる。カーラは仲間を裏切り、世界を滅亡しようとしている黒幕(アダムス)につくもやっぱ帰ってくる。その際イドは昔アダムスと共に研究をしており、この状況を作り出しているのは自分の研究の失敗が原因であり、アリスは自分の娘がオリハルトによって作り出されたものであることが判明。過去の決着をつけるため、世界滅亡を阻止しようとするイドに協力するアダムスの指揮下にある艦隊。で、みんな助かってハッピー

的な?案外書いてみると長いんですね。もっと短くなるとおもっていたんですがね
特に好きなシーンはありません。ありきたりな展開ばかり面白くないことこの上なし。
{/netabare}

監督は谷口悟朗さん。プラネテスの方ですね
脚本は黒田洋介さん。OOガンダムの方ですね
キャラデザは加藤裕美さん。ギルクラの方ですね
劇伴は服部隆之さん。ガンダムORIGINの方ですね
アニメ制作はサンジゲンさん。アルペジオの所ですね

作画は悪くなく、3DCGを中心とした打ち込み型の作品。良くも悪くもわかりやすい構成だったと思います
主人公役の興津和幸さん、アルペジオでも主人公でしたよね。

ともあれ
どっからが私でどっからが体なんだろう
ということで締めます

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 107
サンキュー:

4

カムリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

フル3DCG

最後まで綺麗に纏まっており設定やストーリーには不満はないが、もう少しキャラクター毎の過去の話が欲しかった。
特に主人公マヤがイマイチ目立たなかったので、話を掘り下げて見せ場を作ってほしかった。

投稿 : 2021/06/12
閲覧 : 198
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」が「モーレツ宇宙海賊[パイレーツ]」やってみた。。@1話目

公式のINTRODUCTION
{netabare}
谷口悟朗×黒田洋介×サンジゲンが贈るマインド・トランスSF、ここに開幕!

Iマシン―― それは極限環境での作業を行う大型ロボットの総称である。
連盟アカデミー学生のミクリ・マヤはIマシンを使用中に事故に巻き込まれるが、
Iマシンに乗り海賊同然のオリハルト掘削を行うエスカベイト社の宇宙船に助けられ、その一員として働かされるはめになる……。

かって『無限のリヴァイアス』て『スクライド』を生み出した『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗監督と、
『機動戦士ガンダム00』の脚本・黒田洋介が再びタッグを組んだ『ID-0』は、深宇宙の彼方を舞台にした、かつてないロボットアクションだ。
アニメーションキャラクター原案は『LAST EXILE』の村田蓮爾、メカニックキャラクターデザインは
『機動戦士ガンダム00』の海老川兼武が手がける。制作はセルルック3DCGの表現で高い評価を得るサンジゲン。
フル3DCGで表現される、キャラクターとIマシンの魅力、誰も見たことのない深宇宙のスペクタクルな風景は本作の見どころだ。
一癖も二癖もあるメンバーの中で過ごしながら、マヤは“人間”とは何かを知っていくことになる。

――失くした記憶に潜むのは、希望か絶望か――。
{/netabare}

STAFF{netabare}
監督:谷口悟朗
シリーズ構成・脚本:黒田洋介
メカニックキャラクターデザイン:海老川兼武
アニメーションキャラクター原案:村田蓮爾
アニメーションキャラクターデザイン:加藤裕美
メカニックデザイン:片貝文洋/高倉武史/柳瀬敬之
プロップデザイン:岩永悦宜
3DCGスーパーバイザー:今義和
モデリングディレクター:平井和希/武内泰久
リギングディレクター:四本大介
アニメーションディレクター:志賀健太郎/西野弘泰/三村厚史/中村基樹
美術監督:金子雄司
美術設定:平澤晃弘/岩熊茜
リサーチャー:白土晴一
色彩設計:柴田亜紀子/北川順子
撮影監督:奥村大輔
編集:長谷川舞
音響監督:明田川仁
音楽:服部隆之(「隆」生の上に一が入る)
オープニング主題歌:佐咲紗花
エンディング主題歌:影山ヒロノブ
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:サンジゲン
プロデュース:ワールドコスプレサミット
{/netabare}
CAST{netabare}
イド:興津和幸
ミクリ・マヤ:津田美波
リック・エイヤー:松風雅也
カーラ・ミラ=フォーデン:大原さやか
グレイマン:小山力也
クレア・ホウジョウ:金元寿子
ファルザ:小澤亜李
アマンザ・ボルチコワ:皆川純子
謎の少女:上田麗奈
{/netabare}


DIG 01「 魂魄遷移 MIND TRANCE」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
小惑星連盟アカデミーの学生ミクリ・マヤは、小惑星の掘削調査に立ち会っていた。
MTシステムでIマシンへと意識を移し、掘削現場に立ち会うよう教授に命じられたマヤ。
ところが予想外の事故に巻き込まれ。マヤは教授たちから見捨てられてしまう。
そこに現れたのが、オリハルト専門の掘削業者エスカベイト社の荒くれたち。
マヤは、Iマシンのままエスカベイト社の母船・ストゥルティー号に収容されてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}

公式のINTRODUCTIONの前半のほうに書いてあるおはなしで

ロボットに魂を乗りうつらせて操縦するIマシンを使ってるときに
女子学生マヤは宇宙の嵐みたいのに会って教授たちに置いてかれちゃって
助けてくれたのが宇宙海賊ってゆうか宇宙ヤンキーみたいな人たちで
いつの間にか仲間にされちゃってた。。


キャラデザは「ブブキブランキ」
ロボットバトルは「アクティヴレイド -機動強襲室第八係-」
おはなしは「モーレツ宇宙海賊[パイレーツ]」
ぜんぶ足して3つに割ったみたいなかんじかな?

INTRODUCTIONの「――失くした記憶に潜むのは、希望か絶望か――。」とか
サブタイトルの「DIG 01 魂魄遷移 MIND TRANCE」とか見て
もっとむずかしいおはなしかなって思ってたら
「アクティヴレイド 」みたいな軽いノリだったw

でも「アクティヴレイド 」って軽いノリだったけど裏で陰謀とかあって
このおはなしもそうゆうのありそう^^

時空転移するのに必要な「オリハルト」ってゆう鉱石が出てくるんだけど
はじめのテロップにほんとは危険かも?みたく書いてあったし
マヤを連れてきてたアカデミーの教授もニコニコしてるけど悪い人みたい


キャラデザはふつうの萌え絵とちょっと違くて合わない人もいるかも?

でも、背景とかバトルとかの作画はきれいで声優さんも合ってて
ほかに悪いところとかとかなさそう^^

にゃんは「アクティヴレイド 」っておバカっぽくっておもしろかったから
このおはなしもそんな感じかな?ってちょっと楽しみかも^^
{/netabare}
{/netabare}
DIG 02「時空結節 FORMLESS MINERALS」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マヤは、自分が教授によって、不正取引の濡れ衣を着せられていることを知り驚く。
だが、今はどうすることもできない。そんなマヤをグレイマンはスカウトし、
マヤはエスカベイト社で働くことになった。そんなマヤに厳しい言葉を投げかけるイド。
マヤがストゥルティー号の外壁を掃除していると、
リックは「あれでもお嬢さんのこと気遣ってるんだぜ」とイドをフォローする。
そんな中、マヤはリックたちがIマシンのままなことにふと疑問を抱く。
{/netabare}
感想
{netabare}

教授がやってた悪いことはぜんぶマヤのせいにされちゃったみたい
それでマヤは行方不明になったことにされて
すてられてた体を見つけてマヤを元の体にもどしたみたい。。

おかげでマヤはエスカべイト社でしばらく働くことに。。

それで今回は
こと座ベガの惑星系で新たに発見された直径2万Kmの天体の掘削の仕事で
とっても危険。。

IDOとマヤが行って何とか無事にもどってきたんだけど
持って帰ったオリハルト鉱石の中から女の子が出てきた!?

ってゆうおはなしでどうなってるのかな?


あと、ケイン・アリスガワの悪夢は何かありそう。。

たとえば今回のマヤだって
アイマシンに乗ってて行方不明になったからって
体に保存データをうつしたらマヤが2人になっちゃうんじゃないかな?

あと、マインドがないマヤの体に誰かほかの人が入っちゃったりとか。。

そういえば「アクティヴレイド2」にそんな話があったっけ?

マヤがいやいやエスカべイト社で働いてるうち
なじんでくるおはなしは1期の方だったしもしかして谷口監督さんって
「アクティヴレイド」があんまりウケなかったから
あっちからいろいろアイデアを持ってきてるのかも?
{/netabare}
{/netabare}
DIG 03「空漠回廊 MIGUEL LINE」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
オリハルトから出現した謎の少女に驚くエスカベイト社の社員たちの前に連盟軍のインターステラー艦・マリトーが姿を現す。あっという間に拿捕されるストゥルティー号。新惑星の違法掘削容疑で査察を行うというのだ。アマンザ中尉からIマシンからはやくマインド・アウトしろと命じられるイド。マヤはイドがエバートランサーだと説明する。連盟軍は、機体番号などさまざまな方法でアプローチしてもイドの固有IDは発見できないという。イドはいったい何者なのか……。
{/netabare}
感想
{netabare}

今週は惑星連盟軍が
エスカべイト社が持ってるオリハルトを横取りに来たってゆうおはなしかな?

一回は捕まったんだけど
けっきょく月の半分くらいの大きさの隕石がたくさんミゲルアウトしてきて
そのどさくさにまぎれて逃げたの

★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★~☆~★

エスカべイト社のほとんどがエバートランサーで
とくにイドはどこから来たかも分からないみたい。。

社長は元大佐で部下740人を死なせたみたい


プラネットワークス社から正式な依頼を受けて掘削したはずなのに
そんな会社はないって。。
ケイン・アリスガワがラスボスなのかな?


あと、オリハルトから出てきた女の子は笑ってるだけで話しもできなかった。。


逃げるときにマヤが軍に攻撃しかけたからこれでもう元には戻れないよね^^


さいごは相手の女の隊長が出てきたけど
はじめはマヤ
次はよく分からない少女
こんどは女の隊長さん。。って1話ごとに女性がふえてくのは設定なのかな?w

このおはなしって次々謎が出てくるけど
本当にやりたいことがまだ出てこないみたい?
心のおはなしとかにならないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
DIG 04「転移奇襲 SINGULAR TACTICS」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミゲル・ジャンプ中に強制的にミゲル・アウトしたストゥルティー号。
そこははるか辺境の星域だった。グレイマンたちはアマンザ中尉の尋問を行う。
連盟軍がエスカベイト社を狙った理由は何なのか。
尋問の最中に逃げ出したアマンザは、マヤと謎の少女を人質にとる。
しかしグレイマンはアマンザとの交渉にまったく応じる姿勢を見せない。
その時、巨大な質量がミゲル・アウトしてくることがわかる。
宇宙に突如姿を現したものとは……。
{/netabare}
感想
{netabare}

メインストーリーは

アマンザ中尉がマヤと謎の少女を人質にして逃げようってしたとき
また隕石群がおそってきてアマンザも協力してミゲルジャンプで助かった
ってゆうおはなしで
マヤの計算能力がすごい!ってゆう感じかな?


今回の謎とかは

☆はじめの仮面の男と白眉有楽翁の会話。。
「掘削業者がオリハルトとは違う何か回収していた?」って謎の少女のこと?

それで「ミゲルジャンプしてきた岩石群ってアマツミカボシのことだよね?」
って聞いてたけど「アマツミカボシ」って何?
2人は何か知ってるのかな?

☆それからアマンザ中尉がマヤと謎の少女を人質にしたとき
少女がこわがって「新惑星の衛星の一つが空間転移した」みたい?
この少女の正体って何なんだろう?

そのときにも仮面の男と白眉有楽翁が「私達は勘違いしていたようです
アマツミカボシの本体はこの衛星だったのかも?」
「複数あるということも考えないとね。。
集めすぎちゃったのかなオリハルトを。。」って言ってた。。

あと「衛星は掘削業者の船に向かったと考えるべきでしょう」
って言ってたけどどうしてそんなことが分かるのかな?

☆イドは「意識が戻った時メモリーの中に俺という存在がIDが0だった」
って言ってたけど
これって何かの秘密を知って記憶を消されちゃったパターン?
もしかして仮面の男とかもかんけいあるのかな?


謎はいろいろあるんだけどメインストーリーがいつもおんなじパターンで
あんまりおもしろくないのと

さいごにアマンザが「IDデータがない?そんなことありえるのか?。。」
っていちお、謎は残したけど
1話完結みたく終わっちゃうからあんまりつづきが気にならないみたい。。


人間って何?みたいな考察アニメとかにもなりそうなのに
バトルとか隕石から逃げるアクションばっかりで
もう4話目なのにメインストーリーがおもしろくならないし

おもしろくならないからいろんな謎があっても
きっとラスボスがいて何かたくらんでるパターンだろうなぁ。。
って思ってあんまり気にならないのかも?

謎の少女が出てきたときみたいな超展開とかもっとないと
ただの中二病設定のロボットアクションアニメで終わっちゃいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
DIG 05「結晶幼女 ORE WITH FREE WILL」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミゲルジャンプで現れた衛星から、撒き散らされた岩石群をマヤの機転で
なんとか切り抜け、ミゲルジャンプで脱出したストゥルティー号。
だが衛星はストゥルティー号を追ってくる。その狙いは謎の少女なのか。
軍もまた謎の少女を狙っているのではないかとイドは推察する。
そんな中、マヤは偶然、イドとアマンザの会話を聞いてしまう。
二人が交わしていたのは、イドの過去に関する話だった。
なぜイドはエバートランサーになったのか……?
{/netabare}
感想
{netabare}

今回はイドの記憶のおはなし

7年前気がついたらiマシンのまま流刑船の中にいて
記憶もなくって20年以上ずっと誰にも会わないで収監されてたみたい
それからとつぜん意識が今の機体にマインドトランスしたんだって。。


そのあと衛星がまた。。

こんどは砂みたくなって。。でもまた固まったり。。って???
ヘンな触手を出したりしてあの幼女(オア?)をねらってきて。。
ってこの衛星って生き物みたい。。

そのあと衛星はとばされてったけど幼女は宇宙服もなしで船の外に。。
みんな死んだって思ったけど生きてて光りはじめて
イドがさわろうとしたら何か思い出したみたい

パーティーみたいなところで
その幼女とそっくりの女の子に「こっちだアリス」って呼ぶ自分。。
そのあとオアに「お前はオレの過去だ」
って言ってたけどその子の正体って何かな?

ってゆうか
広い宇宙でたまたま自分の記憶に出合うとかってうまくいきすぎみたい。。

こうゆうテキトーなおはなしって
実はこの世界は記憶をなくした誰かの心の中で
今、治療中でしたとかってゆうオチとかつきそう?
{/netabare}
{/netabare}
DIG 06「世界攪乱 THE OBSERVER」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
衛星の一部が移動する砂となってストゥルティー号内部に潜入した。
そのせいで謎の少女・アリスは宇宙に投げ出されてしまう。
絶望的と思われたアリスをなんとか保護したイド。
そのイドの脳裏に失われたはずの過去がフラッシュバックする。
「そうだ。お前は、おれの過去だ!」。
だが、星間物質に紛れた衛星の移動岩がアリスを狙いイドを襲ってくる。
そこに現われたのは銀河連盟の独立機関・条約遵守機構《オブザーバー》の戦艦だった。
{/netabare}
感想
{netabare}

アリスが自分の過去を思い出す手がかりだって思ったイドは
アリスを守ろうってするんだけど衛星が攻撃してくるし
アリスを連れてこうってするのは衛星だけじゃないみたい。。

今日は
「連盟条約順守機構保証処置委員会第三査察グループ統括官サム・テイラー」
ってゆう人がエスカベイト社のみんなを衛星から助けてくれるフリして
アリスをさらっていこうってしたおはなし

さいごにサムは衛星につぶされたみたいだったけど
イドの正体を「人類の敵」で「抹殺すべきだ!」って。。


毎回エスカベイト社が逃げるおはなしばっかり。。

謎も分からないままだし
何がしたいのかよく分からないからあきてきちゃった。。


さいごはイドもアリスとマヤをつれたまま衛星につかまっちゃった。。
来週は何か新しいことが分かるといいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
DIG 07話「生存宙域 OVERSTEPPING」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
オブザーバーの統制官サムにさらわれそうになったアリスを救ったマヤとイド。
だが今度は移動岩に飲み込まれてしまう。
周囲の環境から完全に遮断された岩石内では、生存限界がくるのも時間の問題である。
助かるための手段を考えるマヤとイドは、
岩石に飲み込まれた20年前の有人探査船を発見する。そこで脱出の手がかりを探すマヤ。
その探査船には、オリハルトと移動天体に関する驚くべき情報が眠っていた!{/netabare}
感想
{netabare}

衛星の中に取り込まれた3人を助けようってするんだけど
アリスとマヤの酸素がだんだん少なくなってきて。。


はじめてイドが入ってきた時自己紹介がわりに

「一つだけ断っておく。
あんたたちが事故に巻き込まれ救出できる可能性がないと判断した場合
俺はあんたたちを容赦なく見捨てる」

って言ってたけど
ただのツンデレで7%の可能性でリックを助けて
今回はリックがそのお礼。。ってゆうおはなしだったみたい


メインストーリーはいいおはなしだったけどよくあるおはなしかも?

それから衛星の中に取り込まれてた古い宇宙船に残ってた謎の言葉。。
オリハルトは有害とかドクターアリスガワとか
前から出てきた名前だけど何にも新しいことが分からないし
ちょっとテンポがゆっくりみたい。。


さいごはマヤが苦しいけど居場所が見つかってよかった☆って告白と
アリスがマヤに酸素を分けてくれて
リックたちの助けが間に合ったのはよかった☆
{/netabare}
{/netabare}
DIG 08「荷電噴流 CRACKING THE FLAIR」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
有人探査船でサルベージした航海ログ。それによりオリハルトは未知の文明の廃棄物であり、衛星などの移動天体はオリハルト回収装置であることが明らかになった。イドは航海ログに残っていた謎の人物ドクター・アリスガワを探し出し、移動天体の危機を排除し、ストゥルティー号の安全も自分の過去も手に入れると宣言する。移動天体に追跡されないよう古い航法技術でミゲルネット宙域に戻ったマヤたちを、さらなる試練が襲う!
{/netabare}
感想
{netabare}

オリハルトがイドの謎と関係あるのかな?って思ってたのに
あの衛星って今はほろんだ未知の文明(宇宙人?)が
オリハルトってゆうジャマモノを回収するために作ったものみたいで
ドクターアリスガワはそんなオリハルトを危険だって言ってた。。のかな?

さいごの方で連盟の最高機密から盗んだアリスガワの写真が出てたけど
6話に出てたサム・テイラーってゆう人にそっくり。。

でも、はじめの方の仮面の男とおじいさんが
「ちゅうとはんぱな実験体だけど良い仕事をしたよサムくんは」って言ってた

もしあの写真が本物のアリスガワのだったらサムはクローンとか?
それで本物はイドだったり?


それからアリスが「オリリアン」とかって言ってたけど
だから宇宙でも生きられるのかな?


ほかにバトルとかもあったけどあんまり覚えてないなぁ。。ごめんなさい^^


今まで見てきたけど秘密があんまりおもしろくなさそう

にゃんが思ったのはイドの正体はドクターアリスガワで
「オリリアン」の研究をしてたけどオリハルトが危険だって言いだしたから
仮面の男たちに大事な記憶を消されてIマシンにされて宇宙に流された
とかじゃないのかな?

そんな感じのおはなしだったらそんなに面白くならなそう。。
ほかに何かあるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
DIG 09「真誠探求 SEEKING THE TRUTH」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミゲルネットの大規模障害が発表される。それは、移動天体「ラジーブ」によって惑星フィフスが飲み込まれたことを隠すための情報操作だった。一方、イドは、ケイン・アリスガワ、移動天体、自分の過去、すべての謎がひとつにつながっていると直感していた。カーラがその情報収集の技を駆使して調べたところ、ケイン・アリスガワは開拓惑星シクスの衛星にある企業MTインダストリのCEOを務めていた。ストゥルティー号はシクスへと向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}

自分の体を人質に取られたカーラに案内されて
カインアリスガワのところまで来たイドだけど
待ちぶせされててアリスガワはお前だって言われた。。

アリスガワだった男は自分が人類を救おうってしてるみたいだけど
ただのサイコさんみたい。。


やっぱりイドの正体ってアリスガワだったね。。

はじめ、オリハルトと移動天体のナゾがイドのナゾと関係があって
あとでナゾが分かってきたらつながっておもしろくなるのかなって思ってたら
それはただの宇宙人が残したゴミと大きな掃除機だったとか
ちょっとがっかり。。

それにイドの正体がアリスガワだったとか
このネタって「アクティヴレイド 2」のときにもちょっと出てたし
にゃんでもとちゅうで気がつくくらいナゾで
やっぱりあんまりおもしろくならないみたい。。


いちおさいごまで見るけど、あと残ってるおもしろそうなおはなしって
アリスガワが記憶を消されてイドにされたわけとアリスの正体の説明くらいで
イドが偽アリスガワと戦ってアリスガワの体を取りもどして
人類をすくったら終わりかな。。

それがおわったらイドは
わざとアリスガワの体に戻らないで
エスカベイト社でみんなと旅をつづけるとかになるのかも?


もしにゃんが思ってる通りだったら
作画とかロボットデザインとかはいいけど
おはなしの☆は3くらいになりそう。。
「アクティヴレイド 2」の方がまだナゾがおもしろかったから

でも、あと3話くらい残ってるから
これからまだビックリするおはなしになるかもしれないけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
DIG 10「縮退履歴 COMPRESSED SIN」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
MTインダストリではケイン・アリスガワがイドたちを待ち受けていた。ケイン・アリスガワはイドに告げる。この肉体こそイド本来の肉体だと。そして自分の正体は、ケイン=イドの親友であったアダムス・フォルテ・シュヴァリエだと。「私の名前を聞いて、まだ何も思い出せないのか」。アダムスはイドの意識を強制的にケインの肉体へとマインドトランスする。蘇るイド=ケインとアダムスの過去。今、すべての始まりが明かされる!
{/netabare}
感想
{netabare}

やっぱりにゃんが9話の感想で書いた通りだったw

でも、10話でほとんど全部のヒミツが分かるなんて思わなかったけど^^
偽ケインの正体はアダムス・フォルテ・シュヴァリエってゆう
同僚だった人で。。っていろいろ説明があったけど
にゃんが思ってたのとちょっと違くてイドの正体は悪い人だったみたい!

細かいことはおはなしを見てねw

でも、イドはそのときのケインとは違うイドだって。。

けっきょくカインのクローン体にもどされたイドはアダムスに撃たれて
アダムスはイドの情報からアリス(オリリアン)の使い方を知って
人類をすくおうってしてるみたい。。

何だかどっちがいい人かよく分からないけど
たぶんアダムスが悪い人でいいんだよね?w

さいごにケガしたイドはアダムスじゃムリって言ってたけど
ほかに方法があるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
DIG 11「無垢軌道 INNOCENT ORBIT」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
肉体に意識が戻ったイド=ケイン。だがショックに耐えきれず、意識不明となってしまう。
一方、軍は地球圏にオリハルトを集積し、移動天体ラジーブとの決戦に備えていた。
アリスもアダムスに連れさられ、もはや一介の掘削業者にはどうにもならない事態となる。
その時、ケインの意識が戻り、ケインの記憶にラジーブへの対応策があったとわかる。
アダムスはアリスを手に入れそれを実行しようとしている。
だが、それには恐ろしい事態を招く危険な手段だった!
{/netabare}
感想
{netabare}

感動するおはなしでも人間って何?って考えるみたいなおはなしでもないし
何だろう?
絵もきれいでバトルみたいなところもあるから
そうゆうのが好きだったらいいみたい
{/netabare}
{/netabare}
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
次回予告
意味なき時を流れてきた。
残らぬ場所を漂ってきた。
今、我が我たる道を歩み出すため、
あえて剣ヶ峰に立たん
ここが転生舞台裏、己の互いを分かつまで
{/netabare}
感想
{netabare}

オリハルトにマインドトランスして
ラジーブに人間には心があるから活動をやめるようにって話に行くおはなし

でも、イドはアダムスに
「ここに来たのはアリスをジェニファーと会わせるためと
失ったものを取り戻すため」みたいに言ってたし

アダムスはマインドだけになってるはずなのに銃で撃とうとかするし。。

さいごはアリスの心とお母さんのジェニファーが会うことができたって
そのあとイドはケインじゃないからって
アダムスといっしょにどこかに行っちゃったけど
アレって誰かがラジーブといっしょに行かなくっちゃダメだったの?

それにアダムスがはじめのほうで
ジェニファーはケインのことを愛してたとか言ってたけど
アリスってジェニファーの子どもじゃなかったっけ?お父さんは誰?
ってゆうかそんな設定っていらなかったんじゃないのかな?

それに今まではアダムスのこと
こわれた人みたいなおはなしにしてたのに
さいごはいい人みたくなってたし。。


ただ、アマンダとリックがいつの間にか仲よくなってて笑っちゃったw
{/netabare}
{/netabare}

見おわって


エスカベイト社の仲間がふえてったり
仲間どうしのドタバタはよかったと思う^^

設定と絵はきれいでアクションもよかったし3Dも気にならなかった

でも、おはなしはさいごまであんまりよく分からなくって
何を言いたかったかよく分からないおはなしだったみたい
だからおはなしは3.5になってるけどふつうにはおもしろかったと思う


音楽は盛り上がるところでソーラン節。。ってノリはあってたって思ったけど
にゃんはソーラン節ってよく知らなくって調べたらお魚をとるときの歌みたい
だったらノリはあってるけどお葬式で「君が代」が流れるみたいな感じかも?
音楽は3.5にしてみた。。

投稿 : 2021/03/25
閲覧 : 994
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58

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

注目作ではなかったが良作

このアニメは注目をすごく浴びていたような感じでは無かったですが、1クール通して見るとSF作品としてシナリオに筋が通っていて面白かったです。
話のなかで出てきた設定を余すことなく伏線回収していて見終わったあとにすっきりしました。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 410
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

SFと活劇のバランスが良い

 アニメ作品の宇宙SFものはSF的設定やガゼットと、活劇としてのエンターテイメント性の比重が
作品の色を決めるポイントという印象があるが、本作はハードSF的な設定がありつつ、アクション
溢れるスペースオペラ的要素もありで、その辺のバランスが良い。
 悪役っぽいキャラもいたが、メインで対峙すべきはオリハルトという物質という点は個人的には
好みで、Iマシン同士が戦うバトル要素もあったが、メインの敵?が自然現象という点ではバトル
ものよりディザスターものに近い感じ。これはメインキャラが属するエスカベイト社が軍事、
あるいは警察的業務ではなく、採掘業者であることが大きいのかな。
 全体的には設定を活かした地に足が着いていた作風といった感があったが、逆に言えば見た目の
雰囲気よりは地味だった感も。

 メインとなるエスカベイト社だが、社会からのはみ出し者で構成されたメンバーがなかなか
魅力的。ただメンバーのやり取りなど、雰囲気的に乗りが良かったのとは裏腹に、実際の行動などは
弾けっぷりが今一つだった感があった。
 結構驚いたのはほとんどのメンバーが体を持たないエバートランサーだったことで、SF設定と
しては充分ありな展開なのだが、ジャンルを問わずアニメ作品はキャラクターありきという印象が
強いため、メタ的には「結構冒険をしているな」という感があった。
 しかし、主役のミクリ・マヤを始め、当初から社員だったクレア・ホウジョウ、途中より登場した
アマンザ・ボルチコワ、アリスは体持ち。最初はエバートランサーだった
カーラ・ミラ=フォーデンも体を取り戻すことになり、「体なしは男だけかよ!」とツッコミたく
なる感も。

 もう一つ驚いたのは中盤より突然現れたアリスの存在で、オリハルトから突然出現したネコ耳
幼女というのはなかなかシュール。
 メタ的には萌え要素を出したくて強引にねじ込んだような印象があったが、後半でその出自理由が
明らかになると結構ちゃんとした設定があって、妙に納得してしまった。

 ストーリー的にはストゥルティー号の逃避行を主軸としながら、記憶のないイドや突然現れた
アリスの謎などのミステリー要素で話をうまく引っ張り、1クールできれいにまとめた印象。
 1クールゆえに細かい部分は流されており、そういった部分を細かく詰めたものが観たかった感も
あったが、その分テンポ良く駆け抜けていた感じ。

2020/02/02

投稿 : 2020/02/02
閲覧 : 377
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3

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

スペースオペラの王道

アウトローの仲間達が権力と戦うという王道パターンです。安心して見れます。キャラは3Dそのものという感じですが、SFなので、生身がアバターっぽくても違和感はありませんでした。

SF設定(まあ未知の物質/生命体ですし、何でもありです)はかなり無理がありますが、テンポとノリで、何とか12話乗り切れました。

最終話でマッドサイエンティストの改心がもっとはっきり表現されていれば泣けるところもあったかと思います。

投稿 : 2020/01/21
閲覧 : 295
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6

LOLO さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お洒落でスタイリッシュなロボアニメ

もっと評価されるべきかな、と思う

緑川さんと子安さんの共演も熱い

グッジョブ

投稿 : 2019/08/24
閲覧 : 239
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2

ストックトン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ロボットアニメそんなに観てない自分だけど、
なんかちょっと雰囲気的には嫌いでは
なかったんだけど、段々と下降気味に
なっていってた印象。
終盤はそれまでとはだいぶ違った展開に
なっていってて、無理やりに結論付けて
しまったような内容だったのでちょっと残念。

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 227
サンキュー:

2

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

正解するイド

4話までの感想
{netabare}最初はダイバージェンスイヴみたいに難しい話なのかな?と思ったらそうでもないみたいでひと安心。
そして見続けること第三話でちと違和感が。
なし崩し的にマヤは海賊に協力することになってしまったけど、3話目にしてナビ?役をやってて馴染むのが早すぎのような?
もしこれが枠を4クール取っていたら、マヤは軍に保護されるのを目論んで海賊たちを裏切ろうとするエピソードを入れたハズ。
う~ん、けど他に描きたいネタは山積みみたいだし、そっちを優先させて泣く泣くカットしたんだろうなぁ…と思うとマイナスポイントにしてしまう気にはなれない。
と思ってたら次の4話、捕虜としたアマンザ中尉がその位置に。
おお、やっぱりコレだよ、「協力してもらう分には心強いけどいつ裏切るか分かったモンじゃない」、イデオンでいうギジェ的ポジションが同乗してこその犯罪宇宙船モノよね~。
といいつつ通信可能宙域に出たらすぐに下船しそうではあるけど。

とりあえずマヤが海賊に馴染むまでの間をスッ飛ばしてでも描きたかったであろうエピソードはこれから。
イドや謎の少女の正体やら敵の目的やら、それとニューリンク…じゃなくてトランスシステムだっけ?それも単に人命の安全ってだけではなさそう。
ちゃんと風呂敷畳んでくれればいいけど、果たしてどうなるのかなー。{/netabare}

最終回までの感想{netabare}
面白かった。
面白かった、が、雰囲気で誤魔化されて細かい部分の理解は不十分のままだったり。
一番分からないのはアリスの病気、意識が拡散するとかなんとか、どういうこっちゃ?
それとこの世界におけるクローン+マインドトランスによる個の不死化は完全ではないらしい。
普通の人間は記憶の継承が30%落ちるそうな。
それを理由に(劣化しない記憶継承方法の研究を名目に)アダムスはスポンサーを得てたっぽい。
これは人間の意識を抽出(データ化・バックアップ)する段階で100%ではなくなるのか、ツルツルの脳味噌(または別個体)に意識を乗せる時に「馴染まない」のか。
リックはどうやら前者っぽいのだが、ケインの場合は肉体が特別(常人とは違う天才の脳味噌と解釈してる)で劣化を起こさないみたい。
ど、どっちなんだ?
10話でイドがケインの肉体(クローン体)に戻された時に記憶を一部戻したので両方?
これが分からないのであらすじめいたものを書こうと思ったけど無理だと諦めました。
スタッフはちゃんと考えてるし調べれば分かるんだろうけど、あくまで作中からの情報のみで理解したいところなので調べる気力沸かない…。

それと2話冒頭のケインのプレゼンシーンでは「(意識データは)移送前にバックアップしてるので万が一アイマシン(ロボ)を失っても意識データを消失することはありません、作業中のちょっとした記憶が失われるだけです」と言ってるのだが、それを生かした展開(ロボが破壊されてそっちの方で取得してた記憶が飛ぶ)はありませんでした。
てっきりやると思ったんだけどね。
そうそう、やらなかったといえば「危機的状況からの脱出策をマヤが思いつくとイドも同じことを考えてた」って展開が序盤繰り返されるので、じゃあ最後はイドも思いつかない作戦をマヤが打ち出すのかな?と思ったらそれも無し。
マヤはあくまで「この世界で何が起きてるのか」の傍観者であり主役ではなかった…視聴者の代わりとしてそういうキャラが配置される作品もあるのは知ってはいるけど、それにしちゃあ前半妙に中心っぽく扱われるので紛らわしい。

と、先に不満に思う部分を書いてしまったけど、逆に言えばツッコミどころはその程度で、全体からしたら非常に良作です。
一番感動したのは最後、イドがラジーブ側の世界に行きかけたのを「お前はケインじゃない」とアダムスに否定されて戻って来れた所。
自分的にはマヤの呼びかけよりもそっちのが決定打に感じて…否定されることで(イドとしての)アイデンティティが確立するとか、なかなか粋じゃな~い?
それと先に分からない所を書いたけど、複雑な設定の割には理解しやすいように気を使ってたのも感じます。
10話なんて前半は記憶を戻したイドと情報の刷り合わせとして、後半はマヤを目撃者として子安が丁寧に丁寧に解説してくれます。
何もそこまで…と感じなくはないけど、こうでもしなきゃ12話に収まらなかった事情もあったのかも?
あとキャラの声は人格に合わせて声優を充ててました。
複雑にしようと思えば肉体準拠にすればいいし、むしろそっちのが自然だと考えると、これも気を使ってくれたんじゃないかなーと思ったり。
逆にこれだけ親切に尽くしても先の2例(アリスの病気とクローン継承の件)の解説は詰め込めなかったかー。

やっぱり記憶喪失ネタをやるのであれば、喪失前の人格と喪失後に新たに形成された人格、両者には違いがあってそれが明らかになった時、本人や周囲はどう戸惑うか・葛藤するか、そして納得させるかを見せるのは重要だと思います。
これはそれがちゃんと描かれてたんじゃないかな。
一応書いておくと記憶喪失前のイド…ケインはオリハルトには物凄い危険性があると予知しつつも研究を優先してそれを隠していた。
そのうちオリハルトは人類の生活には欠かせないまでに普及したところで研究仲間のアダムスに危険性とそれを隠してたことを知られる。
その危険性とは人類の90%が死ぬって内容で、なんで隠してたんだとアダムスに問い詰められてもケインは「90%死ぬ程度いいじゃないか」と返すマッドサイエンティストっぷり。
更にはアリスはアダムスにとってはお荷物としか感じてないだろうと思ってたり、まぁ兎に角極悪人、ってかサイコパスっていうの?
一方、そんな人間が記憶喪失起こして(させられて)新たに形成された人格のイドは仲間思いのイイ奴…なハズ。
かつて助けられる確率7%で「見捨てられても仕方ねーや」ってところを助けに行ったことがあるらしく…なんだけど、このエピソードのせいで余計にマヤの存在理由が薄くなってしまったような?
マヤと会ってから真人間になった訳ではなくなってしまうので。

アダムスは性格破綻者のケインに激怒しつつもその才能に嫉妬というか羨望してる部分があって、更には英雄志向持ち、これはケインに対する劣等感からそうなったのかも?
オリハルトの危険性を知りながら人類を何とも思ってないケインに、当時はまだ研究段階だったマインドトラストを行ってケインを流刑送りにする。
ケインはケインで「万が一のために」意識を避難させるIマシーンを秘密裏に作ってて、それがのちのイドのボディとなる。
このボディの制作秘話みたいな話も見てみたかったなぁ…何十年も前のロボなのに現行の軍のロボと性能は遜色無いみたいだし、設計すればあとは勝手に機会が組み立ててくれるのかエンジニアは必要なのか…後者だったら口封じに始末したのかな?とか。
ここら辺の「え、掘り下げずに先行っちゃうの?うわぁ勿体無い」と思わせるのは同監督が次に作った“リヴィジョンズ”に通じる。
そういうハッタリを利かすのが上手いだけなのかも知れないけど、2クール以上かけてじっくり描写して欲しかったと思わせるのが上手い。

最後はラジーブ(既に滅んだ異星人文明の置き土産、オリハルトを回収せよとプログラミングされててそれを実行してるだけ)のプログラムを身と呈して書き換えて英雄にならんとするアダムスに対し、別の回答、映画ウォーゲームみたいに学習させて手を引かせる方法を示すイド。
繰り返しになるけど、ここでアイデア出しするのがマヤだったらもっと良かったと思うんだけどなぁ。
よく突っ込まれてるソーラン節だけど、自分は本当はヨイトマケの唄のような炭鉱夫の歌を入れたかったけど権利だなんだでダメで渋々差し替えたのかな?と思ってて。
ってことで自分は良いとも悪いとも言えない感じ、真相は知らないけどねー。
けど漁の歌ってのはやっぱりなんか違う気がする、いくらラジーブが最後サザエみたいな形になったからといっても、ってかソーラン節に合わせてサザエ型になるように設定したように見える。


総評
リヴィジョンズを見た後、そういえばこっちの感想が途中までだったわと見返したのだけど、やっぱり共通する部分多いですね。
リヴィジョンズの主人公の性格はアダムスと通じるんじゃないかな?ってかアダムスをより深刻化させたのがリヴィジョンズの主人公か?
そして一番強く感じた共通点は「2クール以上やってくれよ」。
掘り下げたら面白そうな設定が沢山あるのに、それをスルーして話を完結させられた印象。
完結しないよりは全然良いのだけど、どうしても勿体無いって感情が湧き上がる。
ホント勿体無い…悪く言えば設定過多になるのかな?
SF好きなら見て損は無いかと。{/netabare}

投稿 : 2019/04/13
閲覧 : 595
サンキュー:

9

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やはり傑作SFだった 必見

やっと見ました。一気に見終わり。最高のアニメでした。お気に入り。
物語はしっかり作られていて、大御所サンジゲン制作なのでハズレるわけがありません!

ストーリ書くとつまらないので割愛しますが、すばらしい展開、テンポです。飽きないし、ドキドキが最後まで続きます。ちょっと昔なら52話最終回物ですね、この濃ゆさは。
4クールくらいやってほしいな ほんとまじ。

OPもEDも神曲ですが、CMがランティスゴリ押しすぎってのが個人的にはイヤだった。それだけ。
けどなんでこういうちゃんとしたアニメって作られなくなったんかねー。。
まあ、崩壊してるテレビドラマよりはましかw

観ていない方は視聴してみてください^^シドニアの騎士見てた人なら超おすすめですw 会社違うけど。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 339
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今ここにある“オレ”が“オレ”なのだ

王道のヒーローものの表現法に則りつつも,「意識とは」「身体性とは」という哲学的な問題も投げかけており,色々考えさせられるアニメだった。とりわけ,生身の「ケイン」よりも,Iマシーンにエヴァートランスした「イド」の方が本当の“オレ”なのだ,という見せ方をしているのは面白い(だからこそ,10話でマヤが生身のケインを間近で見て頬を赤らめるシーンは不要だったかなと思う)。

第10話のテンポの良さには仰天した。わずか十数分の戦闘シーンとダイアローグで背景ストーリーを語ったばかりか,「意識」「アイデンティティ」「身体性」と矢継ぎ早に問題提起をしつつ,最後はロケットパンチで締めくくる。リアルタイム視聴時には思わず声が出た。

村田蓮爾のキャラクター原案も素晴らしかった。彼のおかげで,「魅せる」アニメに仕上がっていると思う。

CGアニメの可能性を感じさせてくれる作品でもあった。村田蓮爾のほわっと丸い感じのキャラをCGであそこまで魅力的に表現できるとは。サンジゲンにはこれからも大いに期待したい。

惜しむらくは,12話の中で語りつくせなかったであろうものが多くあったということ。やはり日本のアニメは“クール(cours)”の軛から解放されなくてはならないだろう。

投稿 : 2018/03/24
閲覧 : 244

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

始めは掘削の話で地味な感じと、色々な言葉や設定に入り込みにくかったのですが、3話目くらいから、馴染んできて、面白くなってきました。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 346
サンキュー:

10

ZZZxq38369 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

良かった。

投稿 : 2017/12/20
閲覧 : 250
サンキュー:

2

てん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

観てる側の気を散らすBGM

最終話

これから作戦に挑む場面

突然の声付きBGMに気を取られて会話内容が入ってこない…

なぜそこでそのBGMなのだろうか…







以下、覚えてる中でリックの台詞の言い方が個人的に好きなところ


カーラ「良いシーンが台無し」
リック「サーセン」

---------------------------------

リック「ははは…お前ばかちんだろ」
イド「助けてもらった礼がそれか?」

----------------------------------

船長「お前ら時間がねぇ、とんずらこくぞ!!」
リック 「完全に犯罪者の台詞だよね…」

----------------------------------

中尉「(省略)~はわかるが見苦しい」
リック 「すいません」

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 251
サンキュー:

1

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良く出来た設定とご都合的なまとめ方と

この作品、基本的には申し分のない水準だと思うが、
タイトルが失敗のような・・・ ID-0って、ああそういう事ね、
と理解するころには、ストーリー上その意味は補足的なものに
変わってしまう。

SF的な設定の作りこみなどは、おぉ、と唸らせるものがあったが、
最終的なボス敵?の排除に使われた手段はちょっと残念。
この2点がなければ高い評価もされるかな、と。
残虐性も低いので、幅広い年代に見てもらえる作品だと思った。

投稿 : 2017/10/08
閲覧 : 243
サンキュー:

3

あき さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

☆2

ロボットアニメ。恋愛は、全くなし。

宇宙のお話。なんか物足りない。
イドの本体【ありすがわ】は、本当に昔そんなに悪い人だったのかなあ?って答えが分からないって‼︎第三者がそう言うだけって。
マヤを、犯罪者にした人は、どぉなったんだろう?とか疑問は、残るが、一気見だからかもしれないけど、綺麗に完結したアニメって印象。

あまりロボットアニメは、見たことないんだけど、人物の出番が異様に少ない気がするな。

最後まで見れたけど、もう一回見たいとは、思わないアニメだった。

投稿 : 2017/09/21
閲覧 : 190
サンキュー:

1

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ほう・・・これもオリジナルか

オリジナル作品。
SF作品。綺麗にまとめて作れていると思う。CGキャラが苦手な人にはやや厳しいかも(自分もあまり好きじゃないが人物の動きがそれほど多い作品ではないのであまり気にならない)。特に小難しい設定とかもなくサクッと観れる。まぁ原子力を手にした人類の行く末を暗に問うているのかも知れない(私感)。


私のツボ:子安さん出過ぎじゃね?

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 227
サンキュー:

8

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

宇宙海賊コロンボ

「ディメンションW」を彷彿させる様な息つかせぬ展開が印象的な作品でした。‥過去の記憶が鍵‥とか少し似てるような‥まぁええか。
「ソーラン節」は最後の作戦をアートとして表現しようとしているのか(作画が素晴らしかった)、お祭り騒ぎとして演出しているのか‥「オドロキ」を入れてくる演出には個人的には賛成です。
ストーリーやキャラには正直惹かれませんでしたが、設定や宇宙を背景とした世界観がよかったです。
強いて言えばメインキャラよりもラスボスがいい味出していた様に感じました。
キャラというよりは巧妙なシステムや世界観を楽しむ方が先行している作品だと思いました。
まとめると「(キャラに惹かれないとのめり込んでいけないハヤブサとしては)好みではないけれど、ストーリーや設定が面白い」作品でした。

投稿 : 2017/08/14
閲覧 : 229
サンキュー:

13

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

失われた記憶を求めて

「オリハルト」っていう鉱物資源により人類が宇宙を飛び回る世界。法律的にグレーな仕事もこなすちょっぴり怪しい採掘業者エスカベイド社を舞台に、主人公イドが仲間たちとオリハルトをめぐるトップシークレットに迫りながら、失われた過去の記憶を取り戻そうとするお話。

第1話で「あ、これ当たりだな」って感じで最後まで一気に観ちゃいました。
息もつかせぬ感じで次から次へと展開していく心地よさが良かったです。

絵も綺麗で、人物の動きのところの嫌なCG感さえなければ言うことなしだったと思います。

自意識を巨大ロボットに転送、ロボットが死んでも肉体が無事なら復活出来るっていう設定が印象的。肉体を失い、ロボットのまま存在し続けるキャラもいたり、結構SFしてます。

オリハルトをめぐる陰謀や、未知の文明との関わりなどの設定もお見事。もうちょっと頑張って2クールでやってほしかったくらいに感じました。

ラストはやや情緒的になりすぎた感はあったけど、うまく着地できてる。
ソーラン節は歌声がちょっと若々しすぎたかな。最終決戦の盛り上げにしては軽すぎる印象だった。でも素晴らしい試みだと思います。
傑作だと思います。

投稿 : 2017/08/13
閲覧 : 218
サンキュー:

3

ネタバレ

takearun さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

肉体死が精神死を意味するか

タイトルは「ID-0」(アイディー・ゼロ)ですね。

SFアニメですが、宇宙空間のワープあり、人体の精神転移あり、宇宙鉱物を探索する冒険モノもあり、ロボや宇宙船あり・・・と基本的なSF設定は盛り込んでありますね。これに謎の登場人物がエピソードの核となる・・・と。

主人公のイドは・・・・・・
{netabare}
「エバー・トランサー」と呼ばれる、肉体の「記憶」を半永久的にロボット(Iマシン)にコピーしたまま、ロボットとして過ごすという機械人間。

オリハルト掘削船で宇宙空間をともに過ごす仲間は、船長・グレイマンとその娘・クレア、この外に、オリハルトのエージェント・カーラやイドの相棒であるリック、ペットのファルザが乗船している。

登場人物はみな、宇宙空間全域で、オリハルトと呼ばれる鉱物資源を掘削する採掘員だが、イドと同様に精神を機械に移したエバートランサーでもある。

物語は、学生の身分であるミクリ・マヤが、研究掘削に失敗、Iマシンもろとも人体を宇宙空間に遺棄され、遭難者として掘削船クルーに保護されるところから始まります。これに、彙報掘削として追ってきた宇宙軍の中尉・ボルチコワ、謎の存在としてアリスと呼ばれる少女も道中に加わります。

このなかで、生身の身体を持っているのは、クレア、マヤ、ボルチコワ(カーラは途中で人体回収)ですが、人体を失ったものたちも、それぞれ訳ありでエバートランサーになっています。

{/netabare}


いわゆる「人型ロボット」といっても、外見を人に似せて造った命令で動くロボットから、より「人間」的存在に近づけようとするアンドロイドにしてもバイオロイドにしても、独立自行型のクローンであったとしても、「モノに魂は宿るのか」というのは永遠のテーマでもあります。

このアニメのなかでは「Iマシン」と呼んでいますが、主人公のイド自身が記憶喪失の状態のなかで広大な宇宙空間をさまよいながら自分探しをしているのもテーマになっているかと思います。

登場人物も示唆的な存在でいいですね。
{netabare}

イドはIマシン化したときに記憶を失っている。ただし、そのときに自らの「ID」データを検索した際の記録が「ID-0」だった。自らをイドと仮称することにしたわけだけど、「イド」とは自我のことでもあるし、タイトルとリンクしていてフフフ・・・とほくそ笑むよね。

命令をより忠実に実行し組織に順たらんとするボルチコワは、登場当初はよりロボット的に人物描写がされている。曰く、「このロボット野郎!」。

サイドヒロインのマヤは、生きるための漠然とした進路選択から、エピソードが進むにつれ、自己選択による生き方を見つけていくように見える。

軍属でありながら惨事を招き自ら落命するも、名を偽り掘削船長となるグレイマン。

優秀なエージェンシーであったカーラは、事故でエバートランサーとなるも、エピソードのなかで、人体を取りもどす。

{/netabare}

これら人物も「魂」や「精神」のようなものを、どこに置くのかといったテーマが、各エピソードとともに精神世界の揺らぎと成長が描かれて見ていて楽しかったです。


アニメーションもいいですね。
登場人物の掘削員らしからぬメカニカル感や、無音の宇宙空間であったり、従来の暑苦しいロボアニメとSFリアルアニメが融合してフルCGで描かれていて、ノリよく見れました。

個人的には、ひとまずマインドトランスしたいです。べつに違法だろうがエバートランサーになりたいです。

投稿 : 2017/08/12
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

物語
谷口悟朗さんが監督だと注目しますよね!
話の持って行き方とか、熱い展開とか興奮します!

作画
ロボットデザインがカッコよかった〜!
CGもとても繊細で綺麗で違和感なく楽しめました!

声優

音楽
ソーラン節しか思い出せないんです。
物語も語れないのはソーラン節が邪魔するんです!!
でもソーラン節大好きです!!

キャラ
ソーラン節が邪r

投稿 : 2017/07/28
閲覧 : 249
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

未来の壮大な宇宙のお話

仲間的愛情の結束でお尋ね者でありながら

困難に立ち向かって人類を救って無事解決

こう言うのは凄くいい

キャラの個性も満遍なく織り込まれていて好感度アップ

是非見てくださいいいですよ

投稿 : 2017/07/26
閲覧 : 211

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美しい宇宙空間 人間も美しい 

素晴らしいビジュアルに感動です。
とりあえずはこれだけでご飯がいけます。
評判が悪いようですが、まずは黙って最後まで見ます。
期待以上の作品です。いまのところ。

宇宙空間いいです。

キャラデザもロボットも綺麗です。

特に疑問点もないし、ストレスも感じませんが、

我儘を言えば、これでギアスのような緊迫感のあるダークストーリーならとか。
テッカマンのような燃えるヒーローストーリーならとか。

観終わって言えることは、中身は無いけど完成度は高い。
何を狙っていたのかは分かりませんでした。
いろいろ勉強して何かをつかんだような気になったら、書き直してみたいと思っています。
非日常作品としてはテーマを絞り込めなかったような印象。

投稿 : 2017/07/22
閲覧 : 374
サンキュー:

31

ネタバレ

みよしのあつし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スペースオペラかと思ったら、アイディア満載の楽しいアニメ

スペースオペラかと思ったら、アイディア満載の楽しいアニメでした。
宇宙の炭坑夫、西部劇のガンマン(小林旭?ちがってたらごめんなさい)、聖闘士星矢、無限のリバイアスとかいろんな要素が詰め込んであって楽しかったです。これでもかこれでもかと、設定の楽しさををぶつけられて、幻惑されるおもしろさがあると思います。
サザエにむかってソーラン節で突っ込んでいくのも、いかにもこのアニメらしいと思いました。

投稿 : 2017/07/22
閲覧 : 233
サンキュー:

7

ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

しっかりと考えてある作品だけど・・・

一気見したのですが、なかなかよく練られたストーリー構成で最後まで飽きないで見ることができました。
{netabare} 
人によってはもっと本格的なSFを期待された方もいると思いますが、私には分かり易い内容で、SFだけどヒューマニティがあって、こういうSF作品はとても好きです。
 
登場人物の個性もなかなかいいバランスだったし、声優陣も文句ないです。
 
ただ、登場人物は国際色が豊かで、マヤは恐らく日本人なのでしょう。そして、マヤが地球の平和、世界の平和、人々の為に・・・云々の話をすると、他のものが嘲笑するシーンが何度かあり、気になりました。若干そういう気質のある監督ではあるので、このシーン以外にも裏になんらかの反政府的メッセージ性が感じられました。まぁ~気にしなければいいんでしょうけど・・・。
 
最後のソーラン節は何を意図しているのか考えましたが分かりませんw
 
ジャニファーとオリリアン(人類とオリハルトの中間的存在)であるアリスとの普遍の愛が未知なる生命体(オリハルト)との和解?をもたらして話は終わるが、そこに至るまでの過程も難しくもなく、複雑でも無いから楽しめました。
{/netabare}
SFはあまり好きではないという方でも、入門編として楽しめそうな作品だと思います。人間関係の構築は分かり易いし、コミカルな部分もあるので、SFはちょっと・・・という方には程よい内容だと思いますよ!

投稿 : 2017/07/18
閲覧 : 358
サンキュー:

19

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全体的に楽しめたが最終話が

アニメオリジナルだそうで

CGなので人物の動き表情に違和感大
だが宇宙が舞台なのと生身の人間の登場シーンが少なめ
なのでなんとか

「定番なストーリーだがまとまっていて
 安心して見られるなぁ」
と思っていたら、
最終話の例の奴( {netabare} ソーラン節{/netabare})
でポカーンな感じ。
意味がわからない
{netabare} 採掘も肉体労働だから漁と親和性がある{/netabare}と
思ったのかもしれないが、あまりに安易でついていけなかった

それ以外は安定感のある作品

投稿 : 2017/07/17
閲覧 : 220
サンキュー:

4

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

練り上げられた本格SF作品には違いない

☆物語&感想☆

谷口悟朗監督&ベテランのスタッフ陣により、サンジゲンと組んで制作したオリジナルSF作品。
1クールという短い期間ながら、練り上げられたSF考証&設定、世界観の構築は、
まさに本格SFと呼ぶに相応しい仕上がり。
谷口監督&ベテランのスタッフ陣でなければ、ここまでの物語は作れなかったと思えます。

矢継ぎ早に出てくるSF用語は難解では無いものの、やや取っ付きにくさはありますが、
公式サイトでも丁寧に解説されているので、この辺りは親切。
オリハルト鉱石、MTシステムにエバートランサーといった設定は、
これまでのSF作品にはなかった斬新なオリジナリティを感じました。
この3つを軸に、主人公のエバートランサーとなったイドの過去&人類の未来を絡ませた物語の作り方、
終盤のキャラのドラマ性、この辺りも巧い。

「1クールオリジナル」でやれる本格SF作品としては高く評価されるべき作品だと思うし、
願わくばこのような作品が世間的にも高く評価されればとは思います。
しかしながら、あと一歩突き抜けていれば...とも。

では何が足りなかったのか?これを考えるのがなかなか難しい。
終盤のシュバリエがテラ子安過ぎて小物感が出たような気もするけど、
そんなにマイナス要因とも思えない。
やっぱり1クールじゃ物足りない...確かにそれはあるかも知れないですが、
逆に1クールで充分綺麗にまとめてあるとも言える。。

設定や物語には何も不満がない...とすれば演出の面でしょうか。
やっぱりあの「ソーラン節」が象徴してるんかなぁと思わざるを得ませんが、
確かに自分も違和感は感じましたが、あの場面を仮に違ったBGMにしたからといって、
結果的にどうなるか、評価としてはさほど変わらない気もします。

今思うのは、キャラ面に関して、ストゥルティー号の乗組員や、
Iマシンの面々に感情移入し切れていなかったのかもしれません。
というのも、Iマシンのキャラには人間と違って表情が無いんですよね。
これが人間らしさをやや削がせる原因となったのかな、と。

また、イドのアイデンティティを巡る終盤の展開、
イドやシュバリエの選択、ドラマにもっと心動かされていたら...
たぶん視聴後の満足感はより大きかったように思えます。
演出面の問題というより自分の感受性が足りないからかもしれませんが。。

☆声優☆

実力派のベテラン勢主体のキャスティングは安心感あり。
テラ子安っぷりが如何にも...といった感じ笑
若手ではあまり台詞量の多くないところでアリス役の上田麗奈さん。
リトルウィッチアカデミアでも台詞量少なかったですが、
人気声優の仲間入りした感ありますね。
アイキャッチボイスの故田中一成さん...プラネテスでの名演を忘れることはないでしょう。。合掌

☆キャラ☆

1クールで収められるよう、登場人物は最小限に抑えてあり、
物語上の掘り下げも最低限上手く出来てたと思います。
MTシステム&エバートランサーといった設定からの、イドのアイデンティティに関わる描き方、
シュバリエのイドに対する感情の吐露、よく描かれてましたね。
しかしながら、やっぱりIマシンのキャラへの感情移入がイマイチ出来なかったようにも感じました。

☆作画☆

CG屋のサンジゲン制作のフル3DCGでしたが、
宇宙、SF作品との相性はやっぱり良いですね。
アクション面も観ごたえあるし、メカ作画も格好良いと思います。

☆音楽☆

OPは個人的には少々微妙かな...もう少し名作臭のするような、メロディにインパクトが欲しいかなと思います。
EDは宇宙船サジタリウスから30年余り、
デビュー40周年で奇しくも同じSF作品のEDを担当することになった影山ヒロノブの曲ですが、
良いんですよね...メロディはそれこそ「夢光年」を彷彿とさせて。
だからこそ、なんで英語で歌ったのか、っていうのが。。
唯でさえアクが強い声やのに拍車が掛かっちゃってる...勿体無い。

作中BGMは谷口悟朗作品やな、っていう「らしさ」があって良かったんですが、
やっぱりあの「ソーラン節」ですよね。。
良い悪いは置いといて、制作側と視聴者との間の感性の隔たりを感じずにいられません。
最終話のあの場面、ここで「ソーラン節」を持ってくるか!さすが谷口悟朗だ!
と思える視聴者がどれだけ居るでしょうか。。


1クールオリジナル、かつSF作品としてはとても良く出来ていて、
本格SFの世界観に没入したい人向けの観ごたえある作品だと思いますが、
逆に何も考えずにアニメを楽しみたいって人には向いてない作品かも知れませんね。

投稿 : 2017/07/16
閲覧 : 252
サンキュー:

19

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャッチコピーは「全ての記憶-メモリー-は、Iマシンとともにある── There are all memories with the 'I Machine'」

この作品は、オリジナルアニメ作品だったようですね。
アニメーション制作は、蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-やブブキ・ブランキを手掛けたサンジゲンさん、監督にハチクロ、コードギアスの谷口悟朗さん、シリーズ構成と脚本が、おねティー、おねツイ、あの夏…最近ではヒロアカ、まといを手掛けられた黒田洋介さんと物凄いスタッフ陣を見ると、この作品の面白さにも納得です。

物語の舞台は宇宙…惑星連盟アカデミーの学生・ミクリ・マヤは、自らの意識をトランスして作動させるIマシンと呼ばれる人型ロボットで小惑星を掘削調査していました。
ところがその調査中に突如事故が発生し、一人小惑星に取り残されてしまうのです。
ですがマヤは幸運の持ち主でした…その小惑星に「オリハルト」と呼ばれる鉱石を採取する民間掘削業者「エスカベイト社」が訪れて難を逃れる事ができたんですが…事の始まりはここからでした。
マヤを小惑星に置き去りにした一行が、マヤに不正行為の濡れ衣を着せていたのです。

そんなマヤに対し、エスカベイト社のみんなは薄情ではありませんでした。
マヤの宇宙地質学主席としての資質も後押しし、マヤもエスカベイト社の一員となって物語が動いていきます。

完走して振り返ってみると、物語の構成がとても秀逸な作品だった…という印象です。
物語の風呂敷は結構大きめ…の筈なのに、1クールの中で無理なくしっかり纏まっている上、決して多すぎず、少なすぎない登場人物と予期せぬ展開の連続…物語が始まった時、誰がこの作品の結末を予想できたでしょうか…
そしてサンジゲンさんのオリジナルといえばフル3CG…アルペジオでも十分綺麗でしたが、更に綺麗さに磨きが掛かっている…という感じです。

そして制作スタッフに全く引けを取らないのが声優陣…
主人公のイドにアルペジオの千早群像、ベルセルクのセルピコを演じられている興津和幸さん、ヒロインのマヤにゆるゆりの船見結衣、おくさまが生徒会長!の三隅倫を演じられている津田美波さん、他にも大原さやかさん、小山力也さん、金元寿子さん、小澤亜李さん、上田麗奈さんとそうそうたる顔ぶれが揃っているんです。

それに、物語の鍵となるIマシンの設定も良かったと思います。
人が機体に乗り込むロボットは山ほどあります。
それを何故人の意識をトランスして作動させる必要があったのか…
危険を伴う宇宙での掘削作業において、人間に対するリスクを排除する…という狙いはあると思いますが、決してそれだけじゃないのはこの作品を見れば明らかです。

でも率直にIマシンに乗り込むってどんな感覚なんだろう…と思います。
だって、身体から意識を切り離して活動するという経験が無いので…

この作品の一推しキャラは、やはりミクリ・マヤでしょうか。
普段の自己主張は決して強くありません。
けれど、彼女の優しさと持ち味である思い切りの良さが上手くバランスしていたと思います。

SF好き…或いは好きな声優さんがいるなら是非チェックして欲しい作品だと思いました。

オープニングテーマは、佐咲紗花さんの「ID-0」
エンディングテーマは、影山ヒロノブさんの「Stellar Compass」
ワクワクを予感させてくれるような曲調のオープニングがお気に入りでした。

1クール12話の物語でした。
サンジゲンさんのオリジナルには今後も期待したいと思うには十分すぎる位、総じてクオリティの高い作品だったと思います。
唯一気になったのが、レビューを書くためにwikiをチラ見した時、この作品のプロデュースに「世界コスプレサミット」と記載されていた事です。
イベントがプロデュースするの…?
はい、しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2017/07/16
閲覧 : 281
サンキュー:

22

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

刹那的な生き方が漢のロマン!大事なのは今だ!

2017年春アニメ一スタイリッシュでカッコイイ3DCGアニメです。

視聴を決めたのは村田蓮爾氏(ラストエグザイルやシャングリ・ラのキャラクターデザイン)がアニメーションキャラクター原案だったことが一番の理由ですね。

ポイント
・危険を顧みず果敢に資源「オリハルト」を採掘する宇宙の荒くれ者達
・エスカベイト社の社員全員が帰るべき肉体を失ったエバートランサーとよばれる者達で構成されていること
・正義も悪もない生き方を貫くID-0

宇宙で危険なオリハルト採掘で一攫千金は夢がある職業。「ベーリング海の一攫千金」みたいな、全てが荒々しい男達の生き様を見ているかのよう。

宇宙開拓といえば人類の夢のような部分があり、その中で個人事業者が宇宙船を持って資源採掘をできるまで人類が発展した世界観が魅力的。アメリカンドリームならぬユニバース・ドリーム?

「MTシステム」がある事で安全に宇宙開拓を行える時代で、肉体を失い機械の体になりながら、危険な仕事を請け負っていく。命綱がなくても危険な仕事を楽しむようなその仕事ぶりに格好良さがある。

「MTシステムで肉体を失った」あるいは「温室育ちと現場の人間」という設定によって、どことなく価値観の違う存在というのをミクリマヤがイドに思うことによって、視聴者にもそう思わせている見せ方の妙。価値観が違う存在に興味を持たせ、徐々にその人間と心を通い合わせる、価値観の共通する部分を見つけ、受け入れていく過程が描かれていく。

イドの過去が気になるというよりも、イドがどうやって過去を明らかにしていき、その過去にどう向き合うのか、そのドラマ性が面白い。最終話前にして、イドの過去が明らかになり、正義や悪といった価値観を超越して、「答え」を出した瞬間のイドのかっこよさは1年に一度あるかの出来といっていいほどのストーリーの完成度を見ました。

また、敵対する存在(ラスボス)についても「正しく」小物感を演出しています。視聴者がガッカリするような、姑息で卑怯な真似をするラスボスではなく、ゆがんでしまった思想、美意識を大層に披露するそういうラスボスが見たかった。それがこの作品にはあります。

ここ最近欲しかったアニメの要素を全て補ってくれたような作品でした。
OP「ID-0」も凄く映像も含め凄く良かったし(多分春アニメの中で一番聞いた)
3DCG作品で満足できる作品にしばらく出会えてなかった気がしますが、この作品で相当に満足。
遊び心のある最終話や各キャラをフォローするエピローグも最高。
声優も津田美波さんの再評価に繋がり高評価。
出来れば二期のようなものが欲しい・・・

投稿 : 2017/07/16
閲覧 : 268
サンキュー:

28

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ID-0のストーリー・あらすじ

Iマシン―― それは極限環境での作業を行う大型ロボットの総称である。
連盟アカデミー学生のミクリ・マヤはIマシンを使用中に事故に巻き込まれるが、
Iマシンに乗り海賊同然のオリハルト掘削を行うエスカベイト社の宇宙船に助けられ、
その一員として働かされるはめになる……。
かつて『無限のリヴァイアス』『スクライド』を生み出した
『コードギアス 反逆のルルーシュ』の谷口悟朗監督と、
『機動戦士ガンダム00』の脚本・黒田洋介が再びタッグを組んだ『ID-0』は、
深宇宙の彼方を舞台にした、かつてないロボットアクションだ。
 アニメーションキャラクター原案は『LAST EXILE』の村田蓮爾、
メカニックキャラクターデザインは『機動戦士ガンダム00』の海老川兼武が手がける。
制作はセルルック3DCGの表現で高い評価を得るサンジゲン。
フル3DCGで表現される、キャラクターとIマシンの魅力、
誰も見たことのない深宇宙のスペクタクルな風景は本作の見どころだ。
 一癖も二癖もあるメンバーの中で過ごしながら、マヤは“人間”とは何かを知っていくことになる。

ー失くした記憶に潜むのは、希望か絶望かー(TVアニメ動画『ID-0』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
サンジゲン
主題歌
≪OP≫佐咲紗花『ID-0』≪ED≫影山ヒロノブ『Stellar Compass』

声優・キャラクター

興津和幸、津田美波、松風雅也、大原さやか、小山力也、金元寿子、小澤亜李、皆川純子、上田麗奈

スタッフ

監督:谷口悟朗、シリーズ構成・脚本:黒田洋介、メカニックキャラクターデザイン:海老川兼武、アニメーションキャラクター原案:村田蓮爾、アニメーションキャラクターデザイン:加藤裕美、メカニックデザイン:片貝文洋/高倉武史/柳瀬敬之、プロップデザイン:岩永悦宜、3DCGスーパーバイザー:今義和、モデリングディレクター:平井和希/武内泰久、リギングディレクター:四本大介、アニメーションディレクター:志賀健太郎/西野弘泰/三村厚史/中村基樹、美術監督:金子雄司、美術設定:平澤晃弘/岩熊茜、リサーチャー:白土晴一、色彩設計:柴田亜紀子/北川順子、撮影監督:奥村大輔、編集:長谷川舞、音響監督:明田川仁、音楽:服部隆之、音楽制作:ランティス、プロデュース:ワールドコスプレサミット

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