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「映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界(アニメ映画)」

総合得点
計測不能
感想・評価
3
棚に入れた
9
ランキング
7710
★★★★★ 4.6 (3)
物語
4.3
作画
4.5
声優
4.5
音楽
4.7
キャラ
4.8

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映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ここたま界のシステムが判明!こころちゃん&ここたま大活躍で楽しいです♪

講談社の女児向けアニメの劇場版です。当然、本編ファン向けですね。
本編では出てこない、一人前のここたまや、ここたま界の仕事など、本編を補完する興味深いヒミツがわかる♪
こころちゃんやここたま達の可愛さは健在!
女児向けに安定した内容の良作でした。

…おっちゃん共もここたま好きなんじゃ~!こころちゃんかわええんじゃ~!
(果たして、けみかけさんと私の他に観てる人いるのか…!?)

{netabare}『物語』
はのね!物にはみーんな、魂があるって知ってた?
大切に使われた物からは、見習い神様「ここたま」が生まれるんだよ!
これ、ヒミツだよ♪

…主人公の小学生・四葉こころちゃんの元に、「大切にされた物、から生まれたちっちゃなマスコットみたいな」「ここたま」達が集まって、楽しく過ごしたり、困ってる人間をお助けして幸せにして「ハッピースター」を集めたり。
非常に可愛らしくて楽しい、女児向けアニメです。
本編お馴染みのメンバーが相変わらずなノリで楽しく騒ぐたけで可愛い&楽しい♪

この劇場版、物語の軸が大きく2本あり。
本編含めた教育的なテーマ「物を大切にしよう」と「優しさで幸せになろう」
劇場版では本編よりシリアスに「物を大切にしない人間社会へのアンチテーゼ」を示しつつ、ゲストヒロイン・木ノ内まいちゃんの心の闇も絡めて、こころちゃんとここたま達の奮闘を通して、分かり易く「物を大切に」と「それぞれの幸せ」に繋げて見せるストーリーでした。

こころちゃん達が「ここたま界」を見学、知られざるここたま界のヒミツが分かったり。
はえ~、なるほど~。
ここたまは、物を大切にする人間の心から生まれ、見習い神様として、人間をハッピーにするお手伝いをする。
ここたま達が集めたハッピースターは、ここたま界で収集され、一人前のここたま達が、人間界をハッピーにする為に使う…
共存共栄、「幸せ経済の好循環」とでも言うべきステキなシステムだなぁ。
…だが。
ひとたび幸せの好景気が崩れ、不幸な心が広がると、不幸の連鎖が発生してしまう危うさもあったのだ!
本編には無かった、しゅごキャラのバツたま的な要素が。
まさに不幸のデフレスパイラル!結構、リアル。女児向けアニメおそるべし。
…じゃあ、幸せの好循環のためには、どうしたらいいのかな?
こころちゃんの優しさや、無垢なここたまという存在を通して、子どもにも分かり易いメッセージが本編含めた本作の魅力だと思います。


安定して面白かったのですが、以下やや難癖も…
{netabare}「人間社会・物質文明の闇」「人間界・ここたま界双方の危機」というスケールのでか過ぎるプロットと、「まいちゃん&テップルの悲しみ」というミクロのドラマが、些か噛み合って無かった気もしました。
前者は、こころちゃんがバザー企画する、物を大切にしよう精神で。
後者は、こころちゃんが、まいちゃんのトラウマを解いていく交流で。
それぞれ解決していくのですが、問題のスケールが違い過ぎるのと、まいちゃんが物(ダンスシューズ)大切にしなかった理由は、物質文明云々関係ない個人の辛さなので、なんだか噛み合わない。
物語は世界の危機に対応が主で、こころちゃんとまいちゃん(加えてまいちゃん&テップル)の交流もあと一歩欲しかったです。
いや、こころちゃんによる説得シーンは、ベタながら良かったのですけれど。
二つの世界滅ぼしかけた&かなり深刻な少女の悩みな割にアッサリ気味…。

…ついでに些細なシーン。
ノラたまトリオは、勝負で不正はしない奴らだと思ってましたが…。
まあコミカルで結果オーライ、殆ど気にすべきではあるまい。{/netabare}


…いやいや、心の穢れたおっちゃんの難癖はいかんなぁ。
テーマは非常に良くかつ分かり易い、シリアスもあるが全編に渡ってドタバタと楽しい、こころちゃんかわいい、のぞみちゃん&ビビットも登場!などなど、総じて不満は無いのです。
世界的な危機も、ちいさな優しさでハッピーに変えていける…
優しくステキな世界観、存分に堪能させてくれました♪



『作画』
本編そのままに、劇場版クオリティーに。
こころちゃんもここたま達も可愛い!
劇場版ならではの、ここたま界の描写や、スケールも。


『声優』
他アニメでも結構売れっ子な本渡楓さん、こころちゃんこそ本流。こころちゃんといえば本渡さん!
「うん!」が「ふん!」に「あのね!」が「はのね!」に聴こえたり、苦笑いが独特で定評があったり。(うぇへへへ♪)
劇場版でも序盤に苦笑いシーンがw

「リトルウッチアカデミア」と主要声優が重なってたり。
潘めぐみさん(ラキたま・アッコ)
村瀬迪与さん(モグタン・スーシィ)
折笠富美子さん(ミシル・ロッテ)

個性的なここたま達いずれも好演揃いですが、特にメロリーの豊崎愛生さんの可愛さは絶品。
「しゅごキャラ!」のスゥを彷彿とする可愛さ。豊崎さんは歌も良かった。

ゲスト(モブ一人前ここたま)の木下優樹菜さんは本職でなく、やや棒だったかも。
人間ではなくここたまなので、リアル寄りな演技は違和感。若干減点。


『音楽』
本編の最初のOP「ころころここたま!」の劇場版バーションが良い♪
歌詞も主題も分かり易くて楽しい、理想的な主題歌です。
やはり最初のED「ここたまハッピ~パラダイス!」も懐かしい。
メロリー(豊崎愛生さん)が「メロリー応援歌」歌うシーン多く、大変可愛い。
「なっ♪の~♪な~♪なの~♪」


『キャラ』
天使のような優しさと、ここたま達への包容力がかわいい、四葉こころちゃん。
ニコニコ動画の視聴者からは「大天使ココロエル」と呼ばれる、バブみを感じる女児向け主人公なのだ!
無邪気なここたま達が奔放にドタバタして、他の人間に見つからないか(ここたま契約者以外に見つかったらマズイ)ヒヤヒヤするシーン多く、何かと心労が絶えない為「心労と書いて心労(こころ)ちゃん」とも呼ばれてたり…
劇場版でも、騒いだここたまのフォローの為にヘンな子と思われちゃう行動取らざるを得ず、独特な誤魔化し笑いや心労ちゃんは健在であった…かわいい♪
…普通ここたまを叱りそうなもの、こころちゃんは底抜けにここたまに優しい故に大天使ココロエルなんですな。

お馴染みのここたま達も大暴れ、満遍なく見せ場ありましたが、特にメロリーの愛らしさが光った。
メロリーはゲストここたまのテップルとも一番交流があり、その意味でも劇場版のヒロインはメロリーかも。

各々活躍したけれど…モグタンは本編初期を彷彿とする無能っぷり、いや懐かしいw
懐かしのここたま勢揃い、中ではのぞみちゃんのここたま、ビビットさんはやはり頼れる。
のぞみちゃんはやはり可愛かった!こころ&のぞみ組の絆が本編で一番尊いので、久々のタッグは萌えました。

ゲストヒロイン・まいちゃんは、活発で親しみやすい良い子ですねぇ。
真剣に大好きな故に壁にぶちあたる…
それでも、ダンスが好きという気持ちに、こころちゃん&あやかちゃん、ひなちゃん達のお陰で気付けた、いいですね~。
相方のテップルは、ここたまらしからぬシリアスさでちょっと暗かったかも(是非も無いけれど)

本編では姿を見せない「一人前のここたま」たちの実態が判明。
彼らもちゃんとお仕事してたんですねぇ~。
たま仙人も結構苦労してたんですねぇ…。{/netabare}

投稿 : 2017/05/03
閲覧 : 298
サンキュー:

11

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映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界のストーリー・あらすじ

一人前のここたましか行くことのできない「ここたま界」に招待されたこころたちの姿をつづる。(アニメ映画『映画 かみさまみならい ヒミツのここたま 奇跡をおこせ♪テップルとドキドキここたま界』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年4月28日
制作会社
OLM
公式サイト
www.eiga-coco-tama.com/

声優・キャラクター

本渡楓、潘めぐみ

スタッフ

原案:BANDAI
監督:新田典生、脚本:土屋理敬

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