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「龍の歯医者(TVアニメ動画)」

総合得点
70.2
感想・評価
292
棚に入れた
1237
ランキング
1571
★★★★☆ 3.6 (292)
物語
3.5
作画
4.0
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.5

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龍の歯医者の感想・評価はどうでしたか?

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

つまらなくはないがこだわり感は薄い

風格のあるそれっぽいアニメを作ってみましたよ!という域を出ないように感じる
クオリティは高いしそれなりにオリジナリティも感じるが
何かこだわり感が感じられず見掛け倒しのような気配を感じる

投稿 : 2023/10/20
閲覧 : 40
サンキュー:

2

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

深い作品っぽいけど浅いです。アニメ技術とエロ表現だけの作品かなあ。

 映像はすごい作品だと思います。スタジオカラーですが、ちょっとジブリの感じもみられます。
 
 テーマ性としては、龍の歯医者の試験のところでヒロインが自分の死の場面を知ります。また、龍の歯医者は延々と同じ作業を続け、時に死の危険はあるなど、職業とは?生命の業、生きる意味への問いかけのようなものはあります。
 不条理と選択という感じもあるるので一見実存主義も感じられなくはないですが、上滑りです。

 職業選択のあとの代わり映えのない日々=生きること、そしてその使命の中で死ぬことをどう消化してゆくかという部分は感じ取れるかもしれません。
 カラー(旧ガイナックス)は自分たちアニメーターをアニメ作品に仮託することが多いようですので、龍の歯医者=アニメーターなのかもしれませんが、それはテーマにはならないしすべきではないでしょう。

 黄泉がえりと虫歯菌になってしまう女の話との対で、死の不可逆性、死にあらがう女の執念のような意味も感じ取れます。もちろん虫歯の正体から言って反戦主張はありますが浅いです。制作者の深い思想性がまったく感じられません。

 治療行為が生者の心の治療という意味もあまり感じません。むしろ死者の鎮魂のようなことがセリフとして出てきますが、それは上手く含意にできているとは思えません。

 全体として、アニメ動画としてのクオリティが高い上に、ストーリーが説明不足な割に思想・哲学的なギミックが散りばめられている構造です。そこに個々人の内面にある何かを反映することで一見深さの様に感じるかもしれませんが、私は本作はそこまでの奥行は感じませんでした。

 また、カラーらしいといえば、作品のストーリーに溶け込ませてはいますが、裸やキスシーンなどエロのニュアンスが強い部分があります。

 ヒロインの前身である「旅籠の飯炊き女」も同様でいわゆる「飯盛女」つまり遊女という設定でしょう。このエロニュアンスが何か意味性があるかといえば、アウトロー以外の意味があるかといえば、制作者の趣味嗜好にしか見えません。遊女だからじゃあどういうキャラ造形なのか、という作り込みはほとんど感じられません。唯一遊女=白拍子=巫女のような感じはあるかもしれませんが。
 「もののけ姫」っぽい女性キャラからいって、その辺の設定も借り物なんでしょう。エボシは多分公式で遊女だったと言っていたと思いますが、エボシがなぜ女や病人を守るのか、科学技術で自然と戦うのかのバックストーリーが感じられます。
「旅籠の飯炊き女」である必要がヒロインには感じられず、その意味だけ調べさせて制作者が喜んでいるだけに感じてちょっと視聴者を馬鹿にしているのでは?とも思えます。

 後半の冒頭のジェット機でビックリしますが、そこで記者らしき女性が書いている記事が「科学万能の現代においても…」ですからね。昭和40年代か?というレベルの記事で、こういうところの作り込みが甘いです。

 ということで、アニメの画面そのものは素晴らしい作品なんですけど、意味内容、テーマ性が浅い気がします。結果としてその浅さを補うためにそうするしかないよね、という感じの終わり方でした。それですら、彼の意味性が弱くて感動までには昇華できませんでした。

 映画ではなくTV作品としての評価です。映画なら酷評レベルでしょう。画面と声優さんはなかなか良かったですが、他は力が入っていそうな割に残念な作品でした。もし、何かに気が付いて含意に気が付けば評価を上げるかもしれません。

「もののけ姫」「ナウシカ」「ハウル」「千と千尋」などジブリの雰囲気、設定、映像表現をおいしく頂戴しました、という感じがしなくは無いです。感覚的ですからはっきりはいいませんけど。
 
 エンタメとしては75点、テーマ性込みの作品としては45点、客観評価は3以上はつけたくないけど、作画と声優で越えちゃうかなという作品です。

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 181
サンキュー:

8

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

彼の国には龍が棲んでいる

スタジオカラー制作。

冒頭の海洋での戦艦の戦闘シーン迫力凄い。
龍の造形も凄い。
話も独創的で聞いたことないですね。
もっと物語に奥行出てきたら最高なんだけど。

劇中人物の対話シーンは、
作画の書き込みが極端に少なくなり、
雰囲気重視か時間がなかったのか簡易で残念です。
小沢健二「ぼくらが旅に出る理由」は申し分なし。

率直な感想として、
{netabare}奇想天外な物語と人間模様を丁寧に描ければ、{/netabare}
最高な作品になるかも知れません。
突き抜けて面白くはないですが、
世界観が、好きな作品です。

見る価値は大いにありますよ。

投稿 : 2022/03/15
閲覧 : 671
サンキュー:

44

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

残酷な龍へのアンチテーゼ

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
日本アニメーター見本市からの派生作品。独特の世界観で、類似作品を見つけるのは難しいですね。

色々と考えてみましたが、正直、良くわからん作品ではありますね。他の方も多く指摘されていますが、明らかに詰め込み過ぎです。

でも、世界観は独特で引き込まれるものがあり、ストーリーも難解ではあるけどなんとなく理解できるし。何より、ヒロインの野ノ子は超可愛いですしw、映像美の面でも素晴らしいと思います。

ということで、(こんな長いレビュー書いといてなんですが)あまり小難しいことを考えず、庵野ワールドの訳わかんなさに翻弄されてみるのも、一興だと思いますよ♪ わりと好きなアニメでした♪

《以外ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品を難解にしているのは、「正義」と「悪」を、一見逆に描いているからではないでしょうか。

一見すると、「野ノ子」ら龍の歯医者が「正義」で、(闇落ちした)「柴名」や龍を殺そうとする「死なずのブランコ」の方が「悪」として描かれています(正義や悪が相対的なもので、どちらの立場からみるかによって違うとかは別として)。

ここで大切なことは、「龍の歯医者」=「生きる死人」という公式が成り立っていることです。

一部例外(不幸をもたらすと言われる「甦り」のベルを除き)龍の歯医者になれるのは、龍の試験を通し、「自らの死を受け入れられる」という、達観した死生感をもつ人だけです(そもそも、龍の試験を受ける時点で、生きるのが辛いような不幸な人生を歩んでいますし)。

それは、聖人的とも言えるし、狂人的とも言えます。少なくとも、人類の価値観としては少数派でしょう。むしろ、試験の中、自らの運命にあらがい歯の中に消えていった人々の方が、人間としては「まとも」かもしれません。

穿った見方をすると、龍は自分にとって都合の良い存在だけを、歯医者にしているとも言えます(甦りが不幸をもたらす存在だというのも、あくまで龍にとっての不幸、という意味かもしれません)。

そもそも、なぜ「死した人の魂の顕現である虫歯菌」は龍を殺そうとするのでしょうか。

「龍」とは、「死(運命)を受け入れれることを是」とする存在です。

「虫歯菌」とは、人の意志や感情の残滓です。

「虫歯菌」は「龍」を殺そうとします。

つまり、「虫歯菌」とは、「人間の、死(運命)にあがらう意思の塊」(の比喩)とも言えます。

種族としての人間は、龍のロジックに戦いを挑んでいるわけです。そして、その象徴的な存在が、「柴名」です。

そもそも「柴名」も、龍の試験を突破しているわけですから、「死(運命)を受け入れる」側の人間だったはずです。しかし、自ら虫歯菌(死(運命)にあらがう人間の総意)になり、龍を殺そうとします。そのきっかけになったのは、想い人である「竹本」の死。つまり、「柴名」は、「自分の死」は受け入れられても「大切な人の死」は受け入れられない人間だったのでしょう。それって、人として間違っているのでしょうか?

そこで、ポイントになるのが、本作の主人公でもある「ベル」です。彼は、「甦り」であり、龍の試験を受けていません。だから、心情的には「柴名」に近いものがあります。でも、彼にとっての「大切な人」は、「龍の歯医者」である「野ノ子」であり、龍の歯医者という仕事にやりがいも感じているので、立場的には「ヨ世夫」らと同じです。正に、中間の立場にいる人物。彼がどちらを選ぶかで、作品の重心が変わります。

そんなベルが最後に選んだのは、「虫歯菌(人の死にあがらう総意)」を倒し、龍(の親不知)を守ることでした。

でも、それは結果的にそう見えるだけの話。

ベルは、龍を守りたかったのではなく、あくまで「野ノ子」を守りたかっただけなのです。その証拠に、ベルは最後に「龍の歯医者にはなれない」と、はっきり言っています。またベルは死後に「なぜ僕が龍に選ばれたかは分からないけど、僕がもう一度生かされた理由ならわかる。君に出会えて本当に良かった。ありがとう、野ノ子」と述べています。

多分、龍は、「自分の親不知を守らせるため道具」としてベルを生かしたのだろうけど、ベル自身は、あくまで野ノ子のために、自らの命をかけました。結果として(龍を助けるというの)は同じで、龍の思う壺だったかもしれないけれど、確かにベルが運命にあらがったということを表していると思います。

このように、私たち通常の感覚の人間から見たとき、むしろ「悪」である「龍の歯医者」を、あたかも正義のように描いている部分が、作品を分かりにくく、共感させにくくしていて、庵野さんなりの、なにか皮肉めいたものを感じます。

近代の作家、坂口安吾は「堕落論」の中で、それまでの倫理観や価値観を破壊し、新たな価値観を示しました。それは、当時戦争思想に染まっていた日本人が、次第に西洋化、近代化していく中で必死に生きていく様を指し、それをもし堕落というのならば、あぁ大いに堕落すればいいさ、それが生きるということだろう。という趣旨のものですが、なんか、庵野さんも似たようなメッセージを発信しているような、いないような。(人間らしく醜く利己的であっても必死に生きる「柴名」を悪として書き、なぜか最後に「勇敢だ」と賛美する辺り)。

この辺がレビュータイトルの、「残酷な龍へのアンチテーゼ」ですw

さて、最後に、気になった点をいくつか(これは自分の中でも結論出ていない部分です)。

まず、ベルの銃です。ベルの銃は、はじめはベルがブランコに向け、そのせいでブランコに殺され、次にブランコの手に渡り、ブランコがベルを撃ったせいで、ブランコは虫歯菌に殺されます。そのあと、これ見よがしにスローモーションで階段を駆け落ち、ベルの元に戻ってきます。それが、龍の歯を通り、再び龍の歯の間に表れ、カンネによってぽいっと捨てられます。しかも、その銃の写真がちらっと、数十年後の飛行機(後編冒頭)のシーンに映り込んでいるあたり、明らかなメッセージ性を感じます。それはなにか、「因果応報」や「輪廻転生」といった仏教的な思想の比喩にも思えるし、それをぽいっと捨てたカンネから、「そんなの下らない」といメッセージにも考えられます。

次に、最後に虫歯菌が、なぜ「殺意」ある人だけを殺したか? という部分です。私の論的には、「虫歯菌=死(運命)にあがらう人の意思」なんだけれども、だったら多分、「生きるのを諦めた人」を狙うはずなんですよね。龍や人に向ける殺意って、ある意味では生き抜く意思の表れだから。ここが、自分の論の弱さだし、矛盾点です。考えられるパターンとしては、①虫歯菌が同志の命を集め、龍を打倒しようとした。②私が単に考え過ぎているだけで、「人を殺そうとしたから死ぬんだよ(因果応報)」というメッセージを伝えたかった、かのどちらかかな?

そして、ベルの最後の台詞「ありがとう、野ノ子。僕の龍の歯医者」は、どこで区切るのが正解なのでしょうか? 「僕の、龍の歯医者」なら、野ノ子を自分のもののように思ってる(マイハニー的な)ベルの心情を表すのでしょうし、「僕の龍の、歯医者」なら、自分の中に存在する龍(心が帰る場所)を磨いて(清めて)くれる存在として、野ノ子に身を委ねているともとれるし。どっちなんでしょうね。また、野ノ子は最後にベルを探していましたが、ベルがもういないことを知った後はどうするのかな。それが運命だと達観するのか、「柴名」のような道を辿るのか。

そこはかなり気になるポイントなんですが、まあ、庵野さんなんでね、仮に続編描くとしても一筋縄でないかないでしょうね、確実に(笑)
{/netabare}

【視聴終了(要約バージョン小盛りレビュー)】
{netabare}
この作品を難解にしているのは、「正義」と「悪」を、一見逆に描いているから。(正義→龍の歯医者。悪→龍を殺そうとする人)

龍の歯医者になれるのは、死を受け入れた人間だけ。しかし、なんとしてでも生きようとするのは、人として、悪だろうか? 龍とは、龍の歯医者とは、正しい存在なのだろうか?

なんか、この辺りに、庵野さんなりの、なにか皮肉めいた主張を感じます。
{/netabare}


【余談1(清水豊美加さん)】
{netabare}
声優初挑戦とは思えないほど、ハマっていましたね。これで最後なんてもったいない。それにしても、龍の歯医者をはじめ、何やら宗教色が強い本作。そのヒロインを演じた方が宗教にハマって芸能界引退、とは、なんの皮肉でしょうね。(いや、某宗教団体がどんなところかは具体的に知らんし、宗教そのものを悪く言うつもりもないけど、ごく一般的に日本人の感覚的に、やっぱりちょって引いちゃうな、と。あまりにも宗教色が強いと)
{/netabare}

【余談2(かなりクダラナイ)】
{netabare}
作品のクライマックスである、どでかい虫歯菌が白い灰になっていくシーン。感動的ではあるのだけど、どうしても「ヘビ花火」を思い出してしまい、笑ってしまった(笑) あんなシーンでこんなこと思うなんて、ホントにダメだと軽い自己嫌悪に陥りましたw
{/netabare}

投稿 : 2022/02/22
閲覧 : 516
サンキュー:

38

ねるる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観が凄い!庵野節が炸裂する考察必須の超大作!

長編テレビアニメーション。
天狗虫編と殺戮虫編。継続するストーリー2話構成。

〜あらすじ〜
人知を超えた力で国を守護する"龍"と、その龍の唯一の弱点である"歯"を守る"龍の歯医者"がいる世界。龍の歯医者である主人公"野ノ子"は、歯の上で少年"ベル"を救い出す。
「選んでここに来た少女と、選ばれてここにいる少年のお話。」

哲学的で考察必須のNHKアニメらしさのある、とても好みの作品でした。めちゃくちゃ面白かった。
全体的に、スタジオカラー節、庵野秀明節が効いています。無慈悲な人間の"生と死"そして、"神と人間"という宗教的な側面を感じる作品となっています。

まず、"龍"や"龍の歯医者"、歯を蝕む"虫歯菌"など、独特の世界観に馴染むのに少し時間がかかりますが、ちゃんとキャラクター達がヒントをくれるのでだんだんと世界観にのめり込んでいけます。徐々に謎が解けていく感じ、ピースがはまっていくような感覚がとても楽しかったです。

物語については、大きなテーマで"死後の魂"についてを描いていると思います。
戦争で、殺意を持って殺し合う人々、多くの人が望まない死を迎える世界。そのような現状を"龍の歯医者"という、人間だけど人間とは違う、異質で達観した存在を通して描いている作品と思いました。
非常に興味深かったです。

主人公野ノ子を演じる清水富美加さんの演技がとても良かった。すごく自然体で天真爛漫さがありつつ、でもどこか大人びている様がとても上手かったです。この作品の公開当時もチラッとテレビで見て上手いなと思ってたけど、改めてちゃんと見ても本当に上手い。声優としてもっと色んな作品で演じて欲しい役者さんでした。本当に惜しい方です…。
少年ベルを演じる岡本さんも、弱々しくもありつつも、最後にはちゃんと自分の運命を受け入れ行動する、物語のキーキャラらしさ溢れる存在感のある演技がとても素晴らしかった。

「君に出会えて本当に良かった。ありがとう野ノ子。僕の龍の歯医者。」
この物語を全て見終わって、最後のベルのこのセリフを聞いたら泣かずにはいられなかった。すごく良かった。岡本信彦は一流です。

最後のシーンも鳥肌。

作品全体通して、特に殺戮虫編は戦争の惨たらしさが描かれているので苦しく辛いストーリーですが、最後に救いが描かれているので昇華されたような気持ちです。考察アニメが好き、哲学宗教的なアニメが好きな方は、ハマる作品と思います。
集中しないと見れない作品なので、時間ある時にご視聴する事をオススメします。個人的にはかなり好きな作品でした。

投稿 : 2022/02/21
閲覧 : 298
サンキュー:

8

ネタバレ

燐火 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 369
サンキュー:

0

まつはや さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい

独特の世界観、台詞回しや演出、作画、物語の締め方に到るまで何もかもが自分好みすぎました。文句なしの高評価です。一つ言うなら90分ではなくワンクールくらいでもっと長くこの世界に浸っていたかった。全ての伏線を回収していないところもいいですね。想像の余地があります。

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 339
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よく分からないけど壮大なおはなし

公式の紹介
{netabare}
あらすじ
{netabare}
彼の国には龍が棲んでいる──
神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…
舞台は “龍の国”。
主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。
隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。
少年の名はベル。
大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。
自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。
激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…
かつてない壮大なスケールで描かれる
冒険ファンタジー!
{/netabare}
ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ
「龍の歯医者」の世界とは。。イントロダクション
{netabare}
物語の舞台は龍が棲む国、今なお語り続けられる神話の国として知られています。
そこに棲むという龍と「龍の歯医者」達とはどんな存在なのでしょうか。本項は龍や彼らの仕事を全六回にわたって紹介し、その秘密の一端に触れようとするものです。

第一回「龍について」
{netabare}
龍は人間が地上に現れる遥か以前からこの地に棲んでいました。常に空を飛び続けており地上での姿を見た者はいません。巨大な口に並ぶ三列の歯が特徴で、この歯こそが龍の力の源であり唯一の弱点でもあります。

龍の棲む国が危険にさらされた時、龍はその国を守るために力を使うことがあります。これは遠い昔に結ばれた龍と人の契約にもとづくものだと伝えられています。
{/netabare}
第二回「龍の歯医者について①」
{netabare}
龍の歯からは虫歯菌と呼ばれる不思議な生き物が発生し、歯を蝕み龍を弱らせてしまいます。この虫歯菌を駆除し代々龍の歯を守っているのが「龍の歯医者」です。

龍の歯医者になるためには特別な試験を受ける必要がありますが、通過できる者は極まれです。
{/netabare}
第三回「龍の歯医者について②」
{netabare}
龍の歯医者たちは龍の顎の下に作られた宿舎で寝泊まりし、龍と共に暮らしています。宿舎には歯の治療に必要な道具類の他に、寝床、食堂、風呂場など生活のためのものが揃っています。それゆえ彼らが地上に降りる事は殆どありません。

龍の背には龍と交信している神官たちの社や、国防を龍の力に頼る軍人たちの兵舎もあります。
{/netabare}
第四回「歯医者の道具について」
{netabare}
龍の歯医者たちは特殊な道具をいくつか使用しますが、その代表的なものが「龍爪」と呼ばれる仕事棒です。龍の爪や皮膚から作られたもので、龍の力を宿すため虫歯菌への攻撃に有効です。

龍爪は変形させる事ができ、変則的な動きをする虫歯菌を捉えるのに役立ちます。但しこれは龍の力の一部であり、龍から離れるとその力は失われてしまいます。
{/netabare}
第五回「虫歯菌について①」
{netabare}
虫歯菌たちは生物ではなく荒魂や魑魅魍魎に近い存在です。天災や戦争状態になると数が増える事が確認されており、人間の魂との関係性が指摘されています。

ヨナキ虫
目玉に似た中型の虫歯菌。夜中に走り回り日の出にはどこかに消えてしまう。
アブク虫
歯の中で最も多く見られる虫歯菌。湧き出す泡の様に増え歯医者たちの手を焼かせる。
ヒカリ虫
歯の表面に現れ辺りを照らす虫歯菌。基本単独で行動し群れで見つかる事は非常に稀。
ニョロリ虫
ミミズに似た細長い虫歯菌。近寄ると絡みついて歯医者たちの作業の邪魔をする。
{/netabare}
第六回〔 完 〕「虫歯菌について②」
{netabare}
歯に現れるという共通点を除き虫歯菌には大小様々な種が確認されています。特殊な条件下でのみ観測されるものも多く、今後未知の菌が出現する可能性も示唆されています。

ヤジリ虫
槍先のような形の虫歯菌。不用意に触ろうとすると刺してくる事があり注意が必要。
ムクロ虫
死骸を食べる虫歯菌。食性が判明している、という点で菌の中でも変わり種である。
カブリ虫
動物の様に懐いてくる大型の虫歯菌。激昂すると姿を変え襲ってくる。
天狗虫
人を襲う強力な虫歯菌。歯の中を自在に動き回る力を持っている。
{/netabare}
{/netabare}
ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ

スタッフ{netabare}
原作/脚本:舞城王太郎
脚本:榎戸洋司
キャラクターデザイン/作画監督:井関修一
画コンテ:鶴巻和哉/寺岡巌/片山一良/林明美/谷田部透湖/鬼塚大輔/吉崎響
コンセプトデザイン:前田真宏/小坂泰之/okama/コヤマシゲト/ウエダハジメ
演出:黒川智之/谷田部透湖/鬼塚大輔/吉浦康裕/吉崎響
動画検査:村田康人
色彩設計:長尾朱美
美術監督:藤井綾香
CG監督:鈴木貴志/宮城健
撮影監督:山田豊徳
編集:辻田恵美
音響監督:庵野秀明
効果:野口透
音響演出:山田陽
音楽ディレクター:島居理恵
タイトル映像:荒牧康治/千合洋輔
タイトルデザイン:岡裕希
プロデューサー:緒方智幸/苗代憲一郎
アニメーションプロデューサー:岡島隆敏
制作統括:土橋圭介/柴田裕司/川上量生/庵野秀明
アニメーション制作:スタジオカラー
監督:鶴巻和哉
{/netabare}
キャスト{netabare}
野ノ子:清水富美加
ベル:岡本信彦
悟堂:山寺宏一
柴名:林原めぐみ
ブランコ:松尾スズキ
有栖川:名塚佳織
修三:徳本恭敏
宗達:高木渉
小澤:櫻井孝宏
ギレリ:津田健次郎
{/netabare}
主題歌{netabare}
「ぼくらが旅に出る理由」作詞/作曲:小沢健二 編曲:ナカムラヒロシ(i-dep)
歌:RINKU(Mistera Feo) コーラス:MASUMI(Mistera Feo)
{/netabare}
挿入歌{netabare}
「かくれんぼ」作詞/歌:DAOKO 作曲/編曲:ナカムラヒロシ(i-dep)
{/netabare}
{/netabare}

前編・天狗虫編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
主人公の野ノ子は、人知を超えた力で国を守護する“龍”を虫歯菌から守る、新米の“龍の歯医者”だ。ある日、野ノ子は龍の歯の上で、敵国の少年・ベルを救い出す。戦乱のなかで命を落としたベルだったが、“黄泉帰り(よみがえり)”という現象で生き返ったのだった。自らの置かれた状況に戸惑うベル。思いがけず、ベルが“後輩”となったことで、意気込む野ノ子。しかし、“黄泉帰り”とは、大きな異変の前兆だった…。
{/netabare}
感想
{netabare}

はじめの戦艦のバトルのところとか細かくって映画みたいだった

でも、1番大事だって思う歯の作画が白いプラスチックのかたまりみたい

ふつう歯って
もっと真ん中がくぼんでたり根元が小さかったりするんじゃないのかな?

それから龍の歯って上から生えてこないのかなって思っちゃうくらい
(ちゃんとはえてるのに)
虫歯菌が出てきたりやっつけたりって下の歯だけ。。どうして?

バトルとか虫歯菌が動いたりするところは作画が一生けんめいなのに
つかまるところとかない歯の壁をふつうに手でよじのぼってくとかテキトー


おはなしはテンポがよくって
野ノ子とベルが仲良くなってくところとかはよかったけど
説明みたいのが多かったかも?


龍の歯医者さんのおはなしなんだけど
龍の歯から虫歯菌だけじゃなくって死んじゃった人とか
そんな人たちの持ってたモノまで出てくるの

虫歯菌が何だか「蟲師」の蟲みたい
虫歯菌たちがちょこちょこ動いたりするところはかわいいし
歯からいろんなものとか出てくるのって
自然のなかからいろんな蟲が生まれてくるのに似てるみたい

ただ、虫歯菌を殺しちゃうし戦争で人間も殺しちゃう

龍も心があって人と話したりするのかなって思ってけど
そんな感じじゃなかったし
敵の人も歯から出てくる龍って味方とか敵とかって関係なさそうなのに
敵の戦艦を爆発させて人を殺したりするのっておかしいみたい。。


命って大事。。みたいなことを言わせたかったのかもだけど
はじめに思ってたよりやさしくない世界みたい。。
{/netabare}
{/netabare}
後編・殺戮虫編
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新米の“龍の歯医者”野ノ子と、ふしぎな運命で野ノ子たちと出会い、見習いの歯医者となった敵国セルペナーダ育ちの少年・ベル。虫歯菌“天狗虫”の出現でむしばまれ、落下した龍の歯を追い、野ノ子とベルは、戦乱ただなかの地上へと降りたつ。彼らを追うセルペナーダの傭兵たち。そして、腕利きの歯医者でありながら、天狗虫に取り憑かれ、姿を消した柴名。壮大な物語がいよいよクライマックスへ!
{/netabare}
感想
{netabare}

はじめ、台風におそわれそうになった飛行機を龍が助けるところがあったけど
今の話も入れたら壮大に見えるかも?ってムリに入れたみたいな気がした。。


前半

野ノ子とベルが龍に歯を返そうって敵を追いかけてくところはハラハラしたし
おもしろかった


後半

虫歯菌と合体した柴名が死んじゃった龍の歯医者だった恋人(か旦那さん)を
龍の歯の中からつれ戻しに行ったけどやっぱり無理で
殺意ある人たちをみな殺しにする菌(殺戮虫)を生んじゃったみたい。。

その菌があばれて戦争してた人を次つぎ殺してくシーンはすごかった。。

虫歯菌って死んだ人たちの悪い思い(魂)が生き物になったのかな?
殺戮虫は殺意のある人たちを殺して
その魂を歯の中から吸って大きくなるみたい


敵のブランコが何したかったのかよく分からなかった。。

龍と人間の契約を終わらせてどうしたかったのかな?
人が生き返らないようにしたかった?
自分の国のために戦ってるんじゃないみたいだったし
やっぱりよく分からなかった


ってゆうかブランコだけじゃなくベルの気もちもよく分からなかった

たぶん自分でも何したいかわかってなかったんじゃないかな?


ほとんどの龍の歯医者の人って
龍の歯を守ることと生きるのを楽しむこと考えてるみたい
でも、死ぬのはイヤじゃないみたい?

あれ、これってどっかで聞いたみたい?
この前何かのドキュメンタリー番組でやってた。。?
思い出した。。ラテン語の「メメント・モリ」だっけ
何だかおもしろい言葉だったからおぼえてたw

「メメント・モリ」って「死を思い出せ」ってゆう意味で
どうせ死ぬんだから生きてることを楽しめ。。ってゆうのと
どうせ死ぬんだからムリに生きようってするな。。みたいな感じだったと思う

昔のヨーロッパの人たちって
いろんな病気とかでいつ死んじゃうか分からなかったから
こんな風に考えてたみたい

龍の歯医者の人たちって歯から生き返った人たちだし
死んだ人たちは龍の歯を通ってどっかにいくみたいだから
いつもそうゆうの見たり感じたりしてたら
死んだりするのがこわくなくなるのかな?

でも、死んだら楽しくないって思ってるんだよね?
なのに死ぬのは平気なの?

やっぱり歯医者さんたちも何考えてるかよく分からないみたい。。


兵隊がいっぱい死んじゃうところはグロかったけど多すぎて
リアルっぽくなかった。。

あとで死体の山の中から男の子の兵隊が出てきたから
やっぱりあの菌って殺意を持ってる人しか殺さなかったみたい

にゃんは「人を呪わば穴二つ」(人を呪ったら相手だけじゃなく自分も死ぬ)って思うし
コードギアスで「撃っていいのは撃たれるかくごがあるやつだけだ」
って言ったのも正しいって思うから
戦争に行く人って殺されてもしょうがないって思う

でも、あのシーンってリアルっぽくなかったって思う

だって、いくら戦争に行ったからってあんなにたくさんの人が
本気で人を殺そうなんて思わないんじゃないかな。。って思うから

ちがうのかなぁ?
{/netabare}
{/netabare}

公式のあらすじに
「かつてない壮大なスケールで描かれる」って書いてあったけど
絵とかはすごいけど龍が大きかっただけで
もっと壮大なおはなしっていろいろあると思う。。

世界中をまわる、宇宙に行く、未来とか過去に行く。。とかって

にゃんがイジワルなだけかもだけど
スタッフの人が
「どうだ?すごいだろう?今までこんな壮大なアニメ見たことあるか?」
って自慢してるのが聞こえるみたい


絵とか動くところとかはいいところが多かったって思う

でも、龍がロボットか宇宙船みたいなところとか
龍の歯とかも戦艦とかより大事なところだって思うけどただの白い壁みたいで
龍にも心があるってゆうのがあんまり伝わってこなくって
龍の歯医者さんたちなんでそんなにがんばってるの?って思っちゃった。。

それに短いおはなしなのにいろんな人とか出しすぎて
1人1人の気もちとか何がしたいかとかも伝わってこなかったって思う


前半の虫歯菌を退治するところと
後半の野ノ子とベルの冒険はふつうに良かった☆

でも、壮大なスケールで生きてるっていいことなんだよ。。
とか言いたかったのかもだけど
戦艦がやられるところとか人がたくさん殺されるところとかに力を入れてて
伝えたいこととかってよく分からなくなっちゃったかも?って


見おわっても絵とかがふつうのアニメよりちょっとよかったかな?
。。くらいしか残らないおはなしだった。。

おはなしがふつうのTVアニメの4本分だけだからくらべられないかもだけど
壮大なおはなしだったら「翠星のガルガンティア」
絵がきれいでよく動くおはなしだったら
「Fate/Zero - フェイトゼロ」とか「神撃のバハムート GENESIS」
とかの方がいいかも?

投稿 : 2020/10/14
閲覧 : 794
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53

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

龍頭蛇尾?

序盤の背景が圧倒的に美しいです。

特に,歯医者達が暮らす集落。非常に良質なファンタジー世界を感じさせます。

ただ,話が進むと絵としての美しさを感じる場面が少なくなっていきます。

全体的には,前後編合わせて役90分では尺が足りなかったかなと思います。

説明不足だったり,描写不足だったり,伏線回収されていないように思えるところが有ります。

逆に,作画面では頑張っているのですが,演出的に頑張りすぎて作画のマンパワーが追いついていないようにも感じました。

それから,自分としては,野ノ子がすごくいいです。
清水富美加もはまっていると思います。
{netabare}ここで清水富美加と某宗教団体にいっぱい書きたい事は有るのですが(特に,最近の香港がらみなど・・・)我慢しておきます。{/netabare}

投稿 : 2020/08/16
閲覧 : 344
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9

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

なんか設定がひどいのか短編で端折りすぎたのかな・・・好みな絵だったにも関わらず全く感情移入できることもなく若干イライラしながら見てました。単に私がついて行けなかっただけかもしれませんが納得できないことばかりでしたw

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 359
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1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個性的なファンタジーではあるが。。。

 龍が空を飛んでいる架空世界が舞台ということでハイファンタジーの範疇に入る作品
なんだろうけど、龍以外の要素は現実世界に酷似した部分が多々で、架空歴史劇的な雰囲気もある。
 和テイストの強い伝奇的要素がありつつ、近代的描写もあり、更にメインモチーフ
(本作では龍)が大自然の脅威のメタファーのような存在といい、個人的には「蟲師」を
思い出したりした。

 基本的設定?である龍の歯医者という存在自体が他の作品では観られないもので、それを彩る
周りの設定もかなり独特なもの。
 こういうオリジナリティ溢れるファンタジーはその世界観や設定だけでも結構楽しめるもので、
最近とみに増えてきた感のあるRPGゲームに多大な影響を受けたようなファンタジーだとこうは
いかない。まあ、ああいう作品は視聴者が想像しやすい作品世界による安心感があったりで、それは
それでメリットがあったりするとは思うけど。
 ただ、作品スケールの大きさや設定情報の多さに対して、尺が短すぎる。全体的に時間が
足りないがための食い足りなさを感じてしまった。

 これはキャラの心情や関係性の描写に関しても同じことが言えそうで、全体的に掘り下げが
足りない感じ。
 そのためにストーリー自体はそれなりにうまくまとまっていたと思うんだけど、肝心のキャラに
思い入れがないものだから、ベルナール・オクタビアスの悩みや終盤の龍の危機的状況、あるいは
夏目 柴名の悪堕ちとも言えそうな展開なども「ふーん」ぐらいの感じしか持てずに終わって
しまった。
 特に中心となる岸井 野ノ子とベルに関しては、共に仕事をすることで関係性が深まっていく
過程が止め絵のダイジェストシーンに留められていたが、この辺をちゃんと描いていたら、かなり
印象が変わったんじゃないかなと思う。
 劇場公開作品のように2時間に満たない尺の作品でもキャラの心情描写が充分に描かれている
作品もあるわけだが、本作に関しては短い尺でオリジナリティのある設定や世界観描写に時間を
割かなければいけないわけで、キャラ描写に使える時間が本当になかったんだろうな。

 キャストに関しては野ノ子役の清水 富美加が印象に残った。非声優さんの声優デビュー作と
してはごく自然な演技だったのに結構驚いた。
 今後が楽しみでもあったが、その後で本人は・・・。まあ、本人の信条による行動なわけで、
回りがどうこう言う問題ではないと思うが、やはり勿体無い感はある。

2019/09/04

投稿 : 2019/09/04
閲覧 : 410
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4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鶴巻和哉監督は好きなので

龍の歯医者になれる資格があるのは、自分の最期を受け入れられる者のみと、他言してはならぬこと。
知ってしまったらなんとか変えられぬものかと足掻くよな…
野ノ子の長生きすることが幸せなのか?の問いには考えさせられる。
鶴巻和哉監督は好きなので全体的に良かった。

投稿 : 2019/07/26
閲覧 : 324

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

生体機器の整備士

生きたラピュタ的な何かか、あんまり龍っぽくなかった。
この題材で何でバトルアニメ風にしたのかな。

古の長寿な龍とそれに関わる特殊な職業みたいな話かと勝手に思っていた。

龍の存在の意味不明さが世界と噛み合っていなかった。
設定に首を傾げそうになるのと、時代や世界感がしっくり来なかった。

絵柄はかわいらしいし、動きはキレイ、
一部の話や設定は面白みを感じた。

主役の声優さんが「おっ」と思ったけど、ステキな声だった。
利用されるだけ利用されるとかじゃなく、
彼女は幸せになれているといいね。

投稿 : 2019/06/08
閲覧 : 310
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7

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さすがNHK

なぜ、小沢健二の「ぼくらが旅に出る理由」が主題歌?ってのがまず最初に来る作品。
さすがNHK、動く綺麗だし声優もいい。
前後で戦艦とジェット機で時間軸の前おきなく少し混乱はしたけど、表現含め世界背景や設定がしっかり作り込まれてて深みがあって良かった。
様々なキャラが龍の歯医者の成り立ちと運命を変えていけるのかどうかに関わっていくが、根本的な話には触れることなく終わってしまう。
前後編90分では難しいのだろうけど、少し中途半端に感じる所ではあった。
触れずバッサリ切った所が良かったのか、もっとバッサリ切った方が良かったのか、バッサリ切ったから駄目だったのか…。

100点中77点

投稿 : 2019/06/06
閲覧 : 294
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3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

鶴巻さんのセンスはあまり好きではない

「エヴァンゲリオン」以外の作品で、ガイナックス出身の監督作品はあまり面白いものがない。

ていうか、庵野秀明監督作品以外は面白みがない。

鶴巻監督もどこかセンスが違っていて、あまり面白いと言えないんだなこれが。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 361
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5

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

龍の歯医者

過去に視聴済み。

龍が虫歯になることを防ぐ新米歯医者の野ノ子。
少年兵ベルとの出会いで運命が大きく変わる。

設定はいいけど可もなく不可もなくかな。
長くないので見てみるのもありだと思う。

投稿 : 2019/01/18
閲覧 : 227
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4

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意外と良作

NHKアニメ。題名の通り龍の歯医者をしている人が出てくる話。

幸福の科学で話題となった清水富美加が声優を務める野ノ子が主人公。
敵国・セルペナーダの良家に育ち、予科士官学校を経て従軍することとなった17歳の少年ベルナールが「黄泉帰り(よみがえり)」と呼ばれる奇異な現象によって龍の歯から出現し、野ノ子たちと出会う。

{netabare}歯医者は過酷で虫歯と戦うことで命を落とす人がいるわけだが、柴名は恋人を失った悲しみから自分自身が虫歯になるということと戦争が激化して不死身のブランコとかいうのやら大勢の兵隊が攻め込んでくるという2つの出来事が軸。ベルナールが生き返った意味を理解し、殺意を察知して人を殺す黒い奴を利用してブランコを倒して消えていくのは格好よかった。{/netabare}

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 268
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2

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観はとても良い

CGがすごい作品
作画自体はローコスト、アナログな雰囲気。
世界観もそうだし。

昔話系の世界観で3DCGを存分に入れてきて、
手書きでは成しえないような表現がされていた。
今後のアニメ表現にまだまだ先があることを実感する面白い作品でした。

ストーリーはというと、予定調和というか
可もなく不可もなく、無難という感じで、意外性はなかった。

良い脚本で、この技術が用いられた作品を見てみたいです。

投稿 : 2018/06/16
閲覧 : 243
サンキュー:

1

ゲルしぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーん…

やっぱり前後編90分という事で、未回収の伏線もあったりと、風呂敷を広げすぎた感。他作品を出してしまうのですが、昔やったRemember11というゲームを思い出しました。
しかし見てて飽きなかったですし、流石ヱヴァチーム、作画は申し分なし。

投稿 : 2018/03/11
閲覧 : 216
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1

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

すっきりしなかった

視聴後から時間がかなり経っていて細かいことは覚えていませんが、
二度と見ない部類に入ります。

面白そうな映画なのですが、
設定というか世界観は新しいし悪くないのに、
掘り下げというか設定の落とし込みというか、そういうのが足りない感じでした。
とにかく腑に落ちない感じで終わりました。

投稿 : 2018/02/23
閲覧 : 228
サンキュー:

2

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アニメの教科書?

画面の一つ一つや設定に理由を求める人や合理性を求める人にはきついアニメだったかもしれないが、メッセージの明快さは見ていて気持ちのいいものでした。

死んだ人たちが、歯の中を通過し、その想いが「虫歯」として形容されていきます。
笑っている虫歯もあれば、殺意に満ちる虫歯もある。 
戦争で死ぬものが多くなればなるほど龍の歯は病んでいく。

{netabare} なぜ戦争をしてるのか。なぜ弾が当たらないのか。なぜ複葉機と戦艦が併用されているのか。
敵の男の真の目的はとうとうわからずじまいで腑に落ちない部分もありますが、この物語で重要なポイントではないのでしょう。 {/netabare}

資源を使い人は生活を営み、戦争を行います。
経済発展は是とされますが、どこかしらで何かを傷つけている。
もしかしたら龍は地球・自然・資源の暗喩なのかもしれません、

死ぬ運命は定められているかもしれませんが、自分の意思で、女の子が運命を切り開く王道ファンタジー。

引き込まれ続けた90分でした。

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 312
サンキュー:

7

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんとも不思議な世界でした

.
戦隊もの?
始まりで あまり視聴しないタイプの作品かと
やめてしまうところでしたが
それはプロローグ

不思議な世界の入口でした

ちょっと難しく考えすぎ
ストーリーについていけるのかな
と思いながらも

前編を終え後編に


綺麗な線は気持ちがいいです
綺麗な色も気持ちがいいです


そして
後半の彼の語は心にきました

とある女性の
熱さ いさぎよさは
カッコよくうつりました

視聴してよかった作品となりました

投稿 : 2018/01/15
閲覧 : 222
サンキュー:

5

ターコイズ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

リアリティー

なんと言っても出てくる兵器のリアリティー!
ミリオタ(自称)な自分はめっちゃ良かったです。
冒頭艦隊戦のシーンや出てくる飛行機、持っている銃はよく観察されていて素晴らしい作画で描かれている。

投稿 : 2018/01/09
閲覧 : 176
サンキュー:

2

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争のさなか、住んでいる場所で、虫歯菌という妖魔???と戦う宿命

 2017年最後に見た劇場アニメは、「龍の歯医者 特別版」になったです。BSで放送されて、録画していながらも未だに見てないアニメです。劇場で見ることになってしまったです。
{netabare} 上映してからタイトルには、特別版という表示がないので、{/netabare}放送された前編後編という区切りを無くし、そのままつなげたアニメだったのか??なのです。

 なんだか戦争の中に龍とよばれる生き物が参戦して、その中で生きる人達や、野ノ子とベルの出会いから、二人を中心に進んで行くです。龍の歯医者の仕事のことや、悟堂さん、紫名姉さん、ベルに関わりのある悪い奴の絡みが、物語を大きく進展していくです。

{netabare} ここに出てくる龍、龍というより尻尾の長い羽の生えた6本腕のサンショウウオの怪獣みたいです。あとワンピースに例えると、ミンク族の住む島ゾウをかなり小さくした感じだったです。{/netabare}

 よみがえりは何なのか?、野ノ子とベルの過去、自分の死ぬ運命を受け入れることが認められること、それに抗ってはいけないいけないのか?、それでも運命に抗い人間を捨てる人、私利私欲に塗れる悪い奴らの行動が交差する感じです。
 主人公の野ノ子、ベルがどう活躍し、2人が最後どういう選択をし、どういう決断をしてどうなるのかが?見どころになると思うです。

 終わった印象としては、「これでいいのか?」だったと思ったです。

投稿 : 2017/12/30
閲覧 : 296
サンキュー:

8

ネタバレ

ちびっこU さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

色々気になる・・・

「龍の国」は龍から加護を受ける代わりに「龍の歯」を守る契約を交わしている。
龍の国は隣国と戦争中。主人公は「龍の歯医者」

テンポよく進む,短くて見やすい。うまくまとめらている。
しかし内容は平易で子供向けに作られた印象。短い中でうまく終結させているが,
色々背景が気になる。
・龍との契約の起源の詳細
・彼(ベル)が選ばれた理由(これはなんとなく匂わせているが,微妙)
・いつか,ののこを殺す敵兵の少年との因果?運命?なぜあの少年に殺されるのか
・龍との契約を無効化することで敵兵(ブランコ)は何を得たかったのか
・竜宮の中の死にかける宮司的な人の詳細
など,個人的に気になる。

投稿 : 2017/10/17
閲覧 : 196
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画最優先

作画が最優先。
舞台で演技する場合、役者の演技が最優先。
アニメの場合は。

作画で語るんです。
ストーリーは二の次。
生きてるってことを絵で語らせんるんです。
という、あまりに暑苦しいスタッフの暑苦しい作品。

何せ日本アニメーター市の作品です。
NHKで制作の裏側をドキュメンタリーしてました。

アニメーションの力、
作画や構成は半端ないです。
原作や脚本は追いついていないです。

投稿 : 2017/08/29
閲覧 : 185

Mist さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

考え過ぎない

普通に面白かった。前編、後編を通して見ると短い映画ぐらいの長さなので煮詰め過ぎず良いテンポで話が進んで非常に見やすく作画や音楽も安定していてとても見応えがありました。
この作品は何も考えなくてもとても考えさせられたような気持になる作品だなと感じたので重く、軽いアニメで私は好きです

投稿 : 2017/08/24
閲覧 : 208
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

丁寧に作られてるぅ♪

みんなの評価悪いなぁww
程よく楽しめたけどなぁ♪

なんか腑に落ちないところも沢山あるし、続きあるの?とさえ思う終わり方なんだよなぁ(●´σ‥`)ホジホジ

投稿 : 2017/08/12
閲覧 : 174

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うーーーん、どこか釈然としないかなぁ

オリジナル作品。
死を受け入れてその運命に抗う事なく生きる者達「龍の歯医者」を通して生き方みたいな物をテーマにしてんのかなぁ・・・。ただなぁ戦争って背景いるかなぁ。ましてその龍が兵器として稼働してるっていうのがなぁ。そして圧倒的な戦力を有してるにも関わらず押され気味な感じだし・・・いまいち釈然としないのは私だけかなぁ・・・。力入ってるのはわかるんですけど・・・〇HKさん何かずれてんじゃないですか?テーマも国営放送としての立場も(笑)。


私のツボ:そんな戦力あったら条約違反もくそもあるか。戦争はスポーツじゃないんだよ

投稿 : 2017/08/12
閲覧 : 239
サンキュー:

3

Tnguc さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

テーマはメメントモリ? 考察の多い作品というのは裏を返せば…

~
アニメーター見本市で公開されたショートアニメが、前後編のTVアニメとして帰って来た。

龍の歯医者として生きる者、そして死にゆく者を描いたファンタジー作品。
タイトルにある通り、この作品の世界には龍がいて、その龍の歯を守る歯医者たちがこの作品の舞台である。

主人公・野ノ子が働く「龍の歯医者」という組織は単純な舞台装置ではなく、
龍の歯医者はメメントモリの象徴だったりとか、何かしら考えさせる要素が含まれている。
それらの哲学的なメッセージ性を考察するのが本作の魅力の一つだと思うが、
そもそも、龍の歯医者(キタルキワ)と生死観のニュアンスが少しズレていて、同一視していいのかよく分からなかった。
あと、単純に野ノ子たちが語る価値観もあまり心に響かなかった。
死に向かって生きている私たちに向けられた言葉にしてはあまりにも乏しく、
この作品を視聴したからと言って、自分の生き方について考えさせられることは恐らくないだろう。

作画に関してはとても感動できた。
とくに3DCGの融合はかなり自然で驚いた。
序盤の戦艦シーンもそうだったが、キャラクターの引き絵や、騎乗シーンも何気に3Dで処理されていた。
BSだったから気がついたけど、ストリーミング配信だと気づかなかったかも知れない、そんなクオリティだった。
しかし、全体的にどことなくジブリを彷彿させる舞台装置や映像表現、エヴァの使途のような虫歯菌たちは、
既視感ばかりで、まるでオマージュ作品のような感覚だった。少し残念。

個人的に「前後編だから駆け足になった」というフォローはあまり好きではない。
むしろあらかじめ決まった尺に収めるのも監督や脚本の腕の見せ所だと思う。
つまり、設定や物語を欲張りすぎた印象がある。
何よりも、世界観や設定の説明を公式HP内で片づけた点はとても残念。
結局、本作も見本市の延長線上と言うか、シリーズ化させるための試作品という域のまま終わった気がする。
逆に言えば、考察好きの人にとっては嬉しい作品かも知れないが、
娯楽を楽しみたい人や、作品から何かを学び、感じとりたい人にとってはあまり喜ばしい作品ではない。

とにかくクセやアクが強い作品なので、胸を張ってオススメできる作品ではないが、
単純に自分が作中のメッセージ性を拾いきれてないだけかも知れないので、一概には何とも言えない。


物語:★★☆☆☆ (考察させる要素をあえて残した作品なのか、それともたた単純に投げやりなだけなのか…)
作画:★★★★☆ (3DCGの融合によって迫力のある画になっている)
声優:★★★★☆ (色々と話題となった清水富美加だけど、意外にも自然な演技で驚いた。脇役が大物ばかり)
音楽:★★☆☆☆ (OPは名曲だけどこの作品に持ってきた理由が謎。OP映像と相まってオナニーのよう)
人物:★★☆☆☆ (そもそも龍の歯医者の立ち位置に共感できない)

個人的評価:★★☆☆☆(2.5点)

投稿 : 2017/07/02
閲覧 : 442
サンキュー:

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龍の歯医者のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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龍の歯医者のストーリー・あらすじ

彼の国には龍が棲んでいる──
神話によれば、古の人々との契約により、龍は人を助け、人は龍を助けるという…
舞台は “龍の国”。
主人公は、国の守護神 “龍”を虫歯菌から守る新米・歯医者の野ノ子。
隣国との戦争が激化する中、ある日彼女は、龍の歯の上で気絶した敵国の少年兵を見つける。
少年の名はベル。
大きな災いの前に龍が起こすと言われる不思議な現象で、巨大な歯の中から生き返ったものだった。
自らが置かれた状況に戸惑うベル。そして彼を励まし、彼を龍の歯医者として受け入れる野ノ子。
激しい戦いに巻き込まれながら、二人はやがて自らの運命を受け入れて行くことに…
かつてない壮大なスケールで描かれる
冒険ファンタジー!(TVアニメ動画『龍の歯医者』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年冬アニメ
制作会社
スタジオカラー
主題歌
RINKU『ぼくらが旅に出る理由』
挿入歌
DAOKO『かくれんぼ』

声優・キャラクター

清水富美加、岡本信彦、山寺宏一、林原めぐみ、松尾スズキ、名塚佳織、徳本恭敏、高木渉、櫻井孝宏、津田健次郎

スタッフ

原作:舞城王太郎、 監督:鶴巻和哉、脚本:舞城王太郎/榎戸洋司、キャラクターデザイン・作画監督:井関修一、音楽 TOMISIRO/ナカムラヒロシ、画コンテ:鶴巻和哉/寺岡巌/片山一良/林明美/谷田部透湖/鬼塚大輔/吉崎響、コンセプトデザイン:前田真宏/小坂泰之/okama/コヤマシゲト/ウエダハジメ、演出:黒川智之/谷田部透湖/鬼塚大輔/吉浦康裕/吉崎響、動画検査:村田康人、色彩設計:長尾朱美、美術監督:藤井綾香、CG監督:鈴木貴志/宮城健、撮影監督:山田豊徳、音響監督:庵野秀明、効果:野口透、音響演出:山田陽、制作統括:土橋圭介/柴田裕司/川上量生/庵野秀明

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