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「ぼくの名前はズッキーニ(アニメ映画)」

総合得点
75.1
感想・評価
14
棚に入れた
60
ランキング
821
★★★★☆ 4.0 (14)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.2

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ぼくの名前はズッキーニの感想・評価はどうでしたか?

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感情が揺さぶられる

私はこの映画からあまりいい印象を受けなかったけど、何も感じなかった訳じゃない。なんか嫌だなと思うのはそれなりに心が動かされた証拠なんだと思う。

吹き替えじゃなくて、字幕でみれば良かったのかも。

投稿 : 2019/01/13
閲覧 : 288
サンキュー:

1

ネタバレ

lll1 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

楽しくないことも子供たちに語っていくことは大切

 最近あんまりレビューできてない。テレビアニメ全然観れてなくて、アニメ映画ばっかりです。なんか、最近ので面白いのあったら教えてください。とりあえず、「リック・アンド・モーティ シーズン3」と「ボージャック・ホースマン シーズン4」を観ねば。あと「デビルマン クライベイビー」。
 最近NETFLIXで続々とオリジナル日本のオリジナルアニメが作られつつあるので、非常に楽しみです。
 テレビでやるより、絶対高クオリティになるので。予算が全然違うそうです。

 さて本題です。純粋にすごく良い映画でした。少ない描写であんなに登場人物を魅力的に描けるもんなんだなと思いました。多くの人に観て欲しいです。娯楽作品ばかり観るんじゃなくて、こういった映画から人生において何かを学ぶというのは大変重要だと思います。
 そろそろ日本でも、しっかりとテーマがあり、メッセージ性のある作品が出てきて欲しい。7人に1人が貧困と言われているのに、それを全然知らない人が多い。クラスメイトで体臭のきつい子がいたら、「毎日お風呂で入れていないのかな」とか、少し違う考え方をしてくれる子が増えたらなと思います。

 また話しがそれました。アニメ映画としてではなく、映画として少し厳しめに書きたいと思います。
 まず、この映画60分ぐらいでかなり短い。テーマと場所、時間をかなり絞ってるからだと思うんだけど、若干物足りないかなと。そんな簡単じゃないことは分かっているけど、絞って、そぎ落として、短くまとめればこのレベルの映画って以外と結構な数作る事が可能なんじゃないかなと考えてしまった。
 まぁ、色々詰め込んで失敗するよりは利口なんでしょうけども。本音を言うと、彼らがティーンになったときのも観たかった。
 以下ネタバレ
{netabare} カミーユとズッキーニが最後、養子として共に暮らしていくわけだけど、一緒に暮らすんだったら、あの二人が恋人関係になることはほぼない。
 あの二人が高校生になって、付き合う人とか、考え方とかもどんどん変わって行くと思う。ズッキーニはその頃になって、自分がしたことを強く後悔することになるかもしれない。
 カミーユは彼氏作ったり、ガンガンに音楽流しながらパーティを楽しむのが好きになるかもしれない。警察の親は子育ての難しさに、ちゃんと教育することが出来ないかもしれない。
 そういった、彼らの考えが変わって、また新たな問題に直面したりしてどうなっていくのかを、観たいなと思った。
{/netabare}
 であと、背景が結構物寂しい。予算かなと、気になっちゃいました。

 音楽は凄く良かったです。視聴者の感情を動かすように、上手く色々な曲が使用されてます。

 まぁ色々書きましたけど、この映画は大好きですし、良い映画です。上映館少ないけど、本当に多くの人に観てもらいたい映画です。何かしら得られるものが、成長できるものがあると思います。
 タイトルは監督の言葉です。

投稿 : 2018/02/20
閲覧 : 344
サンキュー:

4

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この映画を可愛そうな話だと思う我々こそが可愛そうなのだ

2016年にスイス・フランス合作で製作されたストップモーションアニメーション映画
アヌシー国際アニメーションフェスティバルで最優秀作品賞と観客賞をダブル受賞
アカデミー賞長篇アニメーション賞やゴールデングローブ賞長篇アニメーション賞にノミネートされ、セザール賞でも最優秀脚色賞と最優秀長篇アニメーション賞を獲得
そしてあの辛口で有名なロッテントマトで100%の評価(2018/2/14現在でも98%を維持)という脅威の高評価を得ています


9歳の少年イカールは飲んだくれな母親との二人暮らし
彼なりに満足した生活を送っていたがある日悲劇は起こった
母親が不慮の事故で急死し、イカールは孤児となってしまった
事故の引き金を引いてしまったのは、皮肉にもイカール自身だった
イカールを心配した優しい警官、レイモンは彼を孤児院に預ける
イカールは本名ではなく、母親が彼を呼んでいた愛称「COURGETTE(英語では「ズッキーニ」)」を名乗ることに拘り、周囲も彼をそう呼ぶことにした
孤児たちのリーダー、シモンは新参者のズッキーニに何かとちょっかいを出したがすぐに彼を認めるようになり心打ち解けていった
そこへ新たに1つ年上の少女、カミーユが孤児院に送られてきた
カミーユに一目惚れしたズッキーニは彼女が孤児院に送られてきた理由と彼女の親権を手に入れようとする叔母の企みを知り、カミーユを守り抜こうとするのだが…


テーマが孤児の生活、舞台が孤児院、という繊細な作品でありますがそれほど身構えて欲しくないというのがこの作品のポイントだと思います
登場する7人の孤児たちはとても凄惨な過去を背負ってはいるものの、孤児院の先生達やズッキーニを心配する警官レイモンはみな誠実な大人ばかりで、孤児たちは孤児院での生活にこそささやかな幸せを感じて生きていることが描かれます


孤児たちのキャラクターの造形は肌が色白で目の輪郭にクマの様な影が入ってどことなくもの悲しげに作られています
これはティム・バートンのキャラクターにも共通する哀愁を漂わせる雰囲気を醸し出してますが、何より今作が優れていると言えるのが、台詞やモーションよりも、目線の芝居が多いことにあります
昨今でも『KUBO2本の弦の秘密』の様な、大層な時間を掛けて、VFXと融合させたハイクオリティな映像を完成させた“大作ストップモーションアニメ映画”はあったのですが、今作はやたらめったに動かしたり、雄弁にキャラに台詞を喋らせることよりも、先述の憂いを秘めた瞳で子供たちの哀愁を訴えているのがとても素晴らしく評価したいポイントだとオイラは感じました


そもそも、ズッキーニ少年が母親の付けた“どう考えてもオカシイ名前”に母からの愛を感じているという冒頭の時点で、この映画は全体的に前向きであることが示されているわけです
孤児たちを「可愛そうだ」などど上から目線で哀れんでしまう我々聴衆はまんまとこの映画の虜にされてしまっているわけなのですね
素晴らしい演出の妙です


どうしても腫れ物を触る様に扱ってしまう孤児というテーマを、こうにも前向きに描くことは日本やアメリカの映画では中々無いと思います


アコギの旋律が美しい、しっとりとしたサントラもとても素晴らしく、フランス映画らしい情緒に溢れた作品への仕上がりに貢献しています
始まって5秒で傑作だと分かりますからね


オイラは別に『KUBO』のアンチってワケでは無いのですが、あれほどのクオリティになると最早ストップモーショアニメである必要性を疑問視してしまいました
モーションや舞台に制約を設けながらも、ソレを一切感じさせない今作のようなコンパクトな作品の方が個人的には好きですね

投稿 : 2018/02/14
閲覧 : 677
サンキュー:

8

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心を揺さぶる人間らしさを思わせた、パペットアニメーション

 {netabare}事故とは言え不幸な境遇から、{/netabare}フォンテイーヌ園に引き取られた少年、ズッキーニ(母親からの愛称)の日常を描いたパペットアニメーションと呼ばれる人形アニメです。
 劇場の張り紙や、あにこれのレビュでさらに興味を抱き、見に行ったです。字幕版で見たです。

 これは子供も見れるものだと思うけど、大人が見たほうが気持ちというのか、感性に響く?どういうのでしょうか?感動?心を揺さぶるという表現がいいのだろうか?です。
 人間らさを思わせる人形を見たと思うです。

 施設にいる子供、特にシモンは、ズッキーニにどことなく突っかかったりするところがあって、悪ふざけに違和感があったりしたです。でも、シモンを初め、フォンテイーヌ園の子供たちはそれぞれ違った境遇を持ち、親に愛されなかったわだかまりがあったです。

 カミーユという女の子も加わり、ズッキーニの心に変化というのか?人間らしい気がしたです。
 それだけでなく、悪びれたシモンや、他の子供達も実は、そんなにというのか?最初から悪いやつでもないことが分かっていくです。
 同じ屋根の下で一緒に過ごしていくことによって、怒ったり、笑ったり、悲しんだりして、友情を深めていったこともあるかもしれないです。でも、最初だけではわからなかった子供たちの姿というのか?気持ち?心?を見れた、分かりあえていったんだと思うです。

 離れていった父や、辛く当たられた母に対して、愛着を抱き続けているズッキーニを見ていると誰かを思い起こすです。{netabare}ワンピース例えると境遇は違えど、サンジみたいな気がしたです。

 ズッキーニとカミーユが離れると聞いたときのシモンの反応は、寂しさや辛さの裏返しのように思えたです。
 ズッキーニだってこれからもシモン達と暮らしたい気持ちがあったみたいです。でも、シモンのズッキーニに対する想いは、ズッキーニとカミーユに幸せになってほしい反面もあったことが見て取れたです。{/netabare}

 みんなみんな幸せにいてほしいと思ってしまったアニメだったです。

投稿 : 2018/02/14
閲覧 : 513
サンキュー:

11

ほねっこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラクターが愛おしくなる表現力!至極のパペットアニメーション!

2016年、スイス・フランスで公開されるやいなや、数々の映画賞を席巻した長編パペットアニメーション!
噂に違わず、大変素晴らしい作品でした!!

ある不幸な事件をきっかけに孤児院に送られてきた少年が、孤児院で優しい人々と友人に触れ、心を再生していく・・・
そんな心洗われるプロットもさることながら、その見せ方が素晴らしい!
静かに詩的に物語が紡がれていって、最後には涙ドバーでしたよ!

特に素晴らしかったのが、キャラクターの表情!
動きに制約があるパペットアニメーションでありながら、キャラクターの「目」の細やかな動きを見るだけで、内面で揺れ動く機微が、自分の心に流れ込んでくるように伝わってきます!
伏し目がちになったり、視線を外したり、目を大きく見開いたり・・・
そんな目の動きを見るだけで、キャラクターの内面をうかがい知ることができるんです!これはなかなかできないですよ!

心に傷を負った子供たちと大人たちとの微妙な距離感も映えていたし、
心の内側で渦巻く心情を、記号的なリアクションやモノローグに頼らず静かな感情表現で表していたのも素晴らしかったなぁ・・・

現在、TAAFの特別上映で2日間公開されたのみで、日本公開は決まっておりません。
これほど素晴らしい作品なので、日本公開されることを切に願っております。。

【追記】2018/2/10に日本公開です!!是非!!

投稿 : 2018/01/20
閲覧 : 424
サンキュー:

6

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/09
閲覧 : 12

あいあい さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2020/08/16
閲覧 : 49

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/27
閲覧 : 57

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/21
閲覧 : 61

ゆい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 30

暴走インコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/04/14
閲覧 : 72

サイコベア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/02/10
閲覧 : 81

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ぼくの名前はズッキーニのストーリー・あらすじ

“コルジェット(ズッキーニのこと)”とは、9歳の男の子の興味をそそるあだ名だ。彼のユニークな物語は驚くほど一般的だけどね。
母の突然の死の後、コルジェットは親切な警察官レイモンドに助けられ、同じ年頃の孤児たちが集められた孤児院に連れて行かれる。
初めのうちコルジェットは、慣れないことや敵意のある環境に遇うたびに、ここに自分の居場所を見つけようともがく。
だけどついにコルジェットは、レイモンドの助けと新しく見つけた友達とにより、
信じることを学び、本当の愛を見つけ、最後に 彼自身の新しい家族を見い出す。

英題:My Life as a Courgette。
TAAF2017開催時タイトルは「ズッキーニと呼ばれて」
・第89回アカデミー長編アニメ映画賞ノミネート
・東京アニメアワードフェスティバル2017長編部門優秀賞受賞(アニメ映画『ぼくの名前はズッキーニ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年2月10日

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