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「プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)」

総合得点
85.9
感想・評価
979
棚に入れた
3926
ランキング
213
★★★★☆ 4.0 (979)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

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プリンセス・プリンシパルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

お父さんとの再会…そして別れ

第5話と6話で、ちせとドロシーの深掘り、父との再会そして死に別れが描かれる

5話ではプリンセスおよび彼女を護衛する列車に、(プリンセスに謁見するために渡航した堀河公を狙う)刺客があらわれ、奮闘するアンジェたち…そしてちせと藤堂十兵衛(刺客のボス)との一騎討ち…奮戦の結果…ちせの刀が十兵衛を貫き、「強くなったな…ちせ」と言い残し倒れる十兵衛

裏切り者(十兵衛)を討ち取ったことを堀河公に跪きながら報告するちせ。そして墓の前で(アンジェに「十兵衛はお父さんだったんでしょ?」と言われて)「あいつはただの裏切り者だ」とクールに振る舞う…

しかし…アンジェたちが遠くに離れて1人になった瞬間…「いたいのいたいのとんでけーが効かないよ😭」と涙するちせ…裏切り者とはいえ父をこの手で討ち取らなければならなかったその宿命…父を失う悲しみ…その切なさが心に伝わりましたね

6話ではドロシーが死体処理場で父と再会。事故で右手を失った彼は人が変わり、ドロシーにDVを働く→我に返り泣いて謝る…の繰り返し。妻そして娘(ドロシー)に逃げられたまま、生き別れとなっていた

手に十字傷のある死体の歯に大金を得るための暗号があるという情報が流れ、ベアトリスの協力を得てそれを発見したドロシー。父にそれを話したら「幽霊通りのパブで待ち合わせだ」と言い残しその場を去っていった

そのパブにドロシーたちが行くと、フランキー(借金取り)が待ち構えていた。襲われるも護身術で返り討ちにし、父が借金をしていた事…ドロシーを肩代わりにする事を提案されるも「もう少しだけ待ってくれ…大金が手に入るから😂」と断られた事を知り、父を見直すドロシー

一方で父はガゼルのもとへ。つまり報酬の受け取り先へ向かったのだが、ドロシーとやり直し2人で再び暮らすには金が必要。報酬以上の金を要求してしまう…。それがガゼルの機嫌を損ねてしまい「ここでそのクソみたいな人生を終わらせてやろう🔪」と刃物が父の元へ飛び交い鈍い音が…

パブでベアトリスと共に父との合流を待つドロシー…しかし死体処理場には右手にフックの付いた新たなる死体が運び込まれていた…😭

実は再放送(2019年)で途中…5話あたりから最終話まで見たことがあり、DMM TVでもう一度最初から視聴…一番印象に残ったのはやっぱり6話…父を嫌悪しつつも見捨てられず手を差し伸べて、二人で暮らすために飲み屋で待つドロシー。しかしそれが叶う事はなかったという切ないストーリーですかね

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 25
サンキュー:

4

ネタバレ

アニき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うん、適当に軽く適当に重い。

ハードなストーリーを萌えキャラで緩和ってことなのか。
個人的には、このシナリオを売るのにこの絵じゃないと
だめだっって判断してしまうご時世なんだなと再認識。
そこはちょっと残念。

布石をロコツに見せずにさらっと置く
状況の説明をクドクドしないことでストーリーの緊張感とテンポを保つ。

「言葉ではなく絵で説明する」
「見せる絵が丁寧である」

これがこの作品の魅力だね。こういうのに
慣れてない人はどんどん置いて行かれる。

1話完結のシンプルなストーリーを重ねていく中で
だんだんと世界が見えていく構図、
白鳩が劇中だけでなく、視聴者にも嘘をついてくる
緊張感は割と楽しめる。

「どう話がまとまるのか」そこがこの作品のキモだ。
1期でまとまるわけがないと思ったら2期(劇場っ番に続いてくれた。
喜ばしいと思う。

質のいいアニメを問われて「お勧め」に入れていいアニメだと思う。

投稿 : 2023/12/23
閲覧 : 82
サンキュー:

3

きゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まぁよかった

最初暗い感じの話かと思ったけど
見ていくとそうでもなくて設定も良かった
見続けたい

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 43
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見直す

普通の面白さ
内容忘れたから見直す

投稿 : 2023/12/19
閲覧 : 26

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

王女とスパイ

丁寧に作られた良作です、面白かった!

イギリスは画期的な発明をしたことを契機に世界一の力を手にした。
だが、代償として国家が二つに分裂してしまい、各国からスパイや要人が集まってきて裏で王国派と共和国派、さらに他国の利害関係が渦巻く混沌とした魔都と化したロンドンを舞台にしたアニメ。

時代設定は20世紀初頭くらいでしょうか?
設定からして面白そうですが、シナリオもよく練り込まれていて面白い
古いロンドンの街並は霧が立ち込めており薄暗く、雰囲気が良く出ています

敵地に侵入して死線をくぐるスパイの仕事パートと、学園生活を送りながら次の仕事の計画などを話す日常パートにわかれています
スパイパートの緊張感と日常パートの癒しでちょうど良かった

最初の6話くらいまでは主要人物の過去や仲間になった経緯となった事件を描写していて、キャラクターの掘り下げをしっかりしているのも良かった

主人公達が強い能力で無双してどの事件もベストな解決をしていくような感じではなく、任務には成功しても犠牲者が出たりピンチになることも多くて、大成功ばっかりじゃないところも良くて、緊張感やキャラへの没入感でキャラクターの気持ちに共感することも多くて心に響くようなエピソードもいくつかありました

投稿 : 2023/08/01
閲覧 : 383
サンキュー:

26

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絶対タイトルで損してる

プリンセスで言葉からなんか高貴な響きあるんで
敬遠してたら、なんとジョーカー・ゲームなみに
上質なスパイ物でびっくり
これなら特Aつけてもいいくらい
ただ二期ではなく映画6連発はなせ?

投稿 : 2023/07/29
閲覧 : 156
サンキュー:

3

まめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

難しい

中世ヨーロッパ舞台に王族派と共和国派が対立し、
スパイとして可愛い女の子たちが暗躍して
ミッションをコンプリートしていく物語。
最初のまんねりを我慢しつつ5話まで観たけど
難しくて頭に入りづらく、あまりスラスラ観られる
内容ではありませんでした。

萌えとしてお勧めされたがイマイチ萌えに欠ける。

ただひたすらに上層部からのミッションをこなしていく、
ただただそんなアニメでした。

観続ければ面白くなるんだろうか、
期待しつつもギブアップです。

投稿 : 2023/07/28
閲覧 : 98
サンキュー:

2

アレス大西 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白いが時系列をグチャグチャにしてほしくなかった

物語は19世紀後半のイギリスを舞台にしたスパイグループのお話。

流し見よりじっくり見るタイプのアニメだが
1話完結型で時系列がグチャグチャであるため
物語の1話1話の繋がりを感じず
時系列を統一したほうが作品としてよかったのではと思う。

話のチャプターがCASE1~24であり
元々2クールでやる内容を1クールに収める為に、
時系列をグチャグチャにしたように感じる。

しかし、話としては面白い為、
時系列が気にならなければおすすめです。

投稿 : 2023/07/21
閲覧 : 110
サンキュー:

3

ネタバレ

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スチームパンク×スパイ×美少女=ぷりぷり

【First】

 アニメのオリジナル作品です。
 19世紀イギリスがモチーフでスチームパンクで東西分裂しててスパイっていう個人的に萌え要素の集合体の作品。
 端的に行って本格派ではないものの、良いです。キャラがデフォルメされているので『屍者の帝国』などよりは見やすい。また昨今のスパイよりちゃんとスパイしてるので、その辺りも高評価!
 『スパイ教室』って作品が2023年の冬アニメでやっておりまして、1話観て既視感を覚えたのでこのサイトの観たいリストを確認して観たらありました。
 確か1話みて続き気になるってところで仕事が忙しく失念していてそのままだった作品。思い出させてくれたって言うだけでも『スパイ教室』には感謝です。こっちは1話目で挫折してしまいましたが…このサイトで高評価だったら観てみようかな。


【Staff】

 監督        橘正紀
 シリーズ構成    大河内一楼
 音楽        梶浦由記

 今回ピックアップしたいのはこの御三方です。
 監督は恐らくアニメーターから演出、絵コンテとステップアップして監督をするようになっている感じの経歴だと思います。『ばらかもん』で監督をしていたらしく、うっすらと残っている記憶ではあれも良いアニメだったと思います。

 シリーズ構成に大河内さんこちらは『コードギアス』や『プラネテス』など最近では『水星の魔女』で同じくシリーズ構成でした。(水星の魔女でも同じ事書いてるw)
 割とえげつない見せ方をする作家さんですね。『水星の魔女』では良い意味でやられました。今回もキャラデザがかなりのデフォルメだったこともあり、暗い感じの話でもポップに観れた感じはあり、美少女たちのキャッキャうふふありつつだったので、薄口だったかもしれませんかきちんと鎮めるところと上げるところがありまして続けてみるにしても飽きることなく楽しめました。

 きました。音楽は梶浦さんです。『まどマギ』『Fate/Zero』などでゆうめいです。
 世界観と音楽がはバッチリでした。盛り上げるシーンや感動するシーンなどシーンは多岐にわたりますが、常に少しの暗さを帯びた音楽で、19世紀産業革命イギリスのようにいつも薄暗い空のようでした。
 

【Review】

〇世界観
 19世紀のイギリス産業革命あたりの蒸気技術真っ盛りと20世紀のドイツの東西分裂がミックスしたような感じ。
 つまり、電気の技術ではなく蒸気機関が20世紀後半でも主力として使われ続けていましたみたいなノリ。
 どちらもまぁまぁに暗黒の時代ではありますが中世から比べるとまだ明るいのかなと思いつつ。
 そんな中に美少女たちがスパイとして暗躍するという空想の時代活劇といった趣きの物語。
 なので、基本的に任務を与えられ、それに応えていくだけ…といえばそうですね。そんな彼女たちのチームの結成の流れを一緒に観ていく感じです。

〇構成
 1話から12話の構成になっていますが、この作品はなんと時系列順に並んでいないのです。
 それぞれの副題にCASE○○みたいに番号が割り振られており、1~24までとなっています。ってことはこれはもしかしたら最初は2シーズンもので想定していたが、12話に縮んだって事なのかなみたいな想像がありますね。
 そうした場合、最初全部の主要キャラを紹介した方が良いみたいな判断なのかなって想像してみていまいたが、実際のところは分からんです。(劇場版で間を補完してるので可能性はありますね)
 とはいえ、キャラを見せるを意識した脚本や構成だったことは間違いないかと思います。なによりもまずはキャラだ! みたいな。
 それぞれの個性がちゃんと魅力となっていて、それが当たったような気がします。
 最後にちゃんと謎を解いていく形式になっているのがまた構成の上手さでもありました。

〇テーゼ
 これがどうも…何か伝えたいものがあったのか、それとも着想だけで進んだのか。
 こういった時代劇ものにつきものなのは、温故知新かなと思います。昔を思い出しそこから現代に伝える教訓みたいなもの見出す。
 後者の場合は、元々スパイものっていうテーマがありつつ、王女とそっくりの平民が入れ替わちゃって戻れなくなってしまった。子供の取り違えみたいなノリだったのかと思います。
 んで前者はまぁあとから乗っかってくることの方が多いと思うのですが、うーんあんまり感じ取れなかったです。
 でもね、ちゃんと感動してしまった自分もいて、驚きです。不思議な魅力がありました。多分どこか引っ掛かりがあったのだと思います。

〇キャラ
 『キノの旅』で小説のイラストを担当してる方が原案らしいです。
 個人的にこの頭身でスタイリッシュに魅せてるので、可愛いうえにカッコいいのはもはや、【喧嘩が強いうえに男前】な七枷社もビックリです。
 あとは学生のくせに巨乳だらけっていうなんかそれだけで無駄にリアリティラインを落としている作品よりも好感を持てます。
 特に好きなのが、ドロシーですね。(っておっぱいかよ)ツッコミには甘んじて受け入れます。いやあのクズな父親にこの娘っ子は…とか20歳なのに頑張って学生やってる所とか好感度しかヤダなぁ、ないじゃないですかー。
 
 はい。

【あとに】

 少々残念なのが、スチームパンクと言いつつガジェットがケイバーライトとその技術で作成した戦艦を消滅させる位の爆弾だけっていう。
 細かく気づけていないだけで実はもっとあったりしていたら誰か教えて頂ければ幸いです。

 今度四月に劇場版の3章目が公開されるようですね。1と2は観れなかったので、観に行きたいですな。
 ちなみに、劇場版もアマプラで観れたのでちゃんと観ました。
 1章よりも2章の方が面白かったですね。映像的にも脚本的にも。

 まだ楽しませてくれる作品なので、まだ観ていない方がいたら、どうぞよしなに。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 146
サンキュー:

6

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スパイ+エンターテインの一つの在り方

スパイ教室を途中断念し、途方に暮れていたところ、
キャッチさんが「これならば」と推して下さったので視聴開始。

【作品概要】
 アルビオン王国の首都ロンドンは19世紀、
 革命によって東西に分断されました。
 主人公アンジェはアルビオン共和国のスパイで、
 アルビオン王国で諜報活動を行っています。
 これはアンジェ達、共和国のスパイの物語です。 

【作品に対する感想】
 正直かなり面白かったと思います。

 時代的にありえない道具があったり、
 スパイのわりに変に人情味あふれる物語だったりと、
 ガチのスパイものというよりはイロモノよりです。
 ただまあ、エンターテインとしては
 まあアリな範疇だったのではないかと。

 まあギャグ前提とはいえ、「スパイとほっこり家族」とか
 組み合わせの妙のエンターテインもあるくらいですし、
 リアリティ面から批判するよりは
 そういうもんと楽しんだ方がいい作品だと思いました。

 大局的にはまだまだこれからですので、
 続きの劇場版ぜひも視聴したいです。

1)物語
 重力制御して人が飛んだり、刀で銃弾をはじいたり、
 スパイがべらべら身の上を喋ったり
 スパイ服がやたら目立ってるとか
 リアリティ面ではちょっと厳しい所は正直あります。

 ただ洞察力で嘘を見抜いたり、
 ノルマンディー公の腹の内がよく分からなかったり、
 スパイっぽい面もあったのでまあ良しとしました。 

 

2)作画
 キャラデザは良いと思います。
 チーム内では、ドロシー・プリンセス・アンジェ。
 おっさん勢ではノルマンディー公が渋くて良いと思います。

 背景美術が結構きれいです。
 ティータイムのシーンが特に綺麗ですね。

4)音楽
 ちょっとレトロな感じの音楽がマッチしてていいですね。

 ED「Page of My Story」はキャストさんが歌ってますが、
 狼と香辛料を思い出しました。

5)キャラ
 中盤で語られたプリンセスとアンジェの関係が
 予想外でした。
 ➀プリンセス
  ↑にもかかわらずの覚悟がお気に入りポイント。
  これまでのいきさつと覚悟の割に、
  ちょっとぬるい所もあるのは気になりましたが(^^;

 ➁アンジェ
  つかみどころがない、技術的には優秀なスパイですが、
  大局観がやや欠けていて私情に流されるところも。
  この辺を人間味と捉えるか、ぬるいと捉えるかで
  好き嫌い解れそうです。

 ➂ちせ
  愚直な武士系で、違和感しかありません。
  戦闘力の高さでカバーしてますが、
  本来スパイ向きではないですよね。

 ➃ドロシー
  こ奴の安定感、実は一番好きでした。
  スパイにしてはちょっと情に流されすぎ
  ってのはあるんですけどね。
 

投稿 : 2023/03/08
閲覧 : 208
サンキュー:

21

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

意外に爽快

スパイファミリーが面白くて、同じスパイアニメということで視聴してみた。

・スパイ活動はもちろんするのだが、意外にもアクションシーンが多くて、音楽と相まってすごく爽快な感じだった。
・作画も全体的に綺麗でとても見やすかった。

{netabare}特にお気に入りだったのは、5話の列車の中の戦闘だ。 
ちせの剣戟シーンは最高だった。

ただ暗い話も多々あり、一番きつかったのは6話だ。死体を漁るのも目を背けながら見てたが、全体的に重くて気持ちがどんよりしてしまった。 {/netabare}

しかし全体のバランスがよく、満足できる作品だったと思います。

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 147
ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

可愛いキャラだけじゃないアニメ

年末、小学生の娘と行ったアニメイトで目に留まった
可愛くて凛々しいキャラに惹かれてこの作品を手に取りました。

ケイバーライトと呼ばれる鉱物で軍事的に他国を圧倒し、覇権国家となったアルビオン王国。
その後10年前に起きた革命で国が分裂して通称ロンドンの壁と呼ばれる壁で対峙することになった王国と共和国。

この物語はそんな国境付近で諜報活動が活発なロンドンで王国内にスパイとして潜入活動する少女達が暗躍する物語です。

1話目で彼女達は一人の男を共和国へ亡命させるミッションに
関わります。
男には病で苦しむ妹を救う真の目的があると知った共和国スパイの
アンジェは
男が二重スパイとして活動するのを阻止するために銃弾を撃ち込みます。
(そして結果的に妹に保険金が渡るように死体を細工して・・)

序盤にしてこの作品がスパイの薄暗い面もしっかり描いていて
キャラが可愛いだけでなくて、アクションや設定も面白いかもって
思わせてくれる始まりでした。

この作品、オープニングがとっても良いんです!
空から車ごと落下する彼女達の躍動感、可愛くて魅力的な
ドロシー、ちせ、泣き叫ぶベアトリス達が生き生きとアップで抜かれる演出。
そして手を引かれ微笑むプリンセスを抱き寄せ
銃を構えるアンジェのカッコよさ!!楽曲もカッコいいし
毎回気分上げ上げで観てました。

2話目でアンジェが学園内に潜入するに至った経緯が描かれます。
学園内で王国内で継承順位4位のプリンセス、そのそば付きの
ベアトリス、ドロシーと共和国のスパイとして活動することに。

過去に因縁めいた繋がりを感じさせるシーン、容姿がそっくりな
プリンセスとアンジェ。
先の展開が気になる演出も飽きさせません。

物語は短編形式で、ベアトリス、ドロシー、ちせにスポットを当て
彼女達の背景を理解しつつ進んでいきます。

彼女達の生い立ちや置かれた状況って結構重くて、それぞれが
悲しい想いを背負ってるんですよね~。

そんな過去がありつつもそれを感じさせない明るくて強い彼女達を
知れば知るほどにどんどん好きになってしまいます。

そしてこの物語のダブルヒロインと呼べる2人。
プリンセスとアンジェ。
8話でのプリンセスとアンジェの過去を知る回はその衝撃と切なさに
観終わった後、しばらく呆然でした。。

入れ替わった二人の運命。そして今に至るまでの苦労や苦悩。
これまでの意味深な2人の絡み、プリンセスの意志の強さに
そうだったのか~~って涙出そうになっちゃいました><!

「あなたはもう、本物のプリンセスよ」
「あなたに言われるの本当に嬉しい!」

楽しかったあの頃を懐かしみつつのピアノの連弾。
軽やかに奏でられるメロディーなんだけど
あれっっ?一か所少し音が外れてしまってるような・・・
そんな細やかな演出が2人の入れ変わった時間の長さ、歩んできた
厳しい人生を感じさせて何度聴いても切ないんです!!

この回以降キャラに対する思い入れが俄然上がってアンジェだけでなく
プリンセスも大好きなキャラに・・・。

プリンセス暗殺指令やクーデター。
クライマックスは様々な思惑が交錯する緊迫感ある展開で見どころありました。

一人プリンセスの命を救おうと画策するも組織の前に
行き詰ってしまうアンジェ。
捕らわれたプリンセスを
ドロシー、ベアトリス、ちせ達が命令に背いてまで友を救うために
動き出す。
(ここだけはリアルのスパイの世界だとちょっと違うのかも
しれませんけど、任務より自らの命より優先するものがあるってのは人間らしくてありなんです!)
それぞれが見せ場盛りだくさんの展開で最後まで楽しめました。

プリンセスとアンジェのお互いを想う気持ち・・・
 お互いの願いを叶えたい気持ち・・・
  壁によって分断された世界を変えたい気持ち・・・

そんな彼女達の優しさや信条に思いを巡らすだけで切ないけど
二人が幸せになれる続きを観たいんです。
そして今後もそんな優しい続きを見せて欲しいな~。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 404
サンキュー:

42

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんちゃってスパイもの。萌え全振り嗜好品として評価できます。

 アニメは何をもってその評価をするのか考えてしまう作品でした。スパイものあるいはSFものとしての設定とストーリーは、正直いえばガバガバです。思想性、テーマ性、文学性、SF的センスオブワンダー、歴史的な知識などの考察するべき何かはほぼありません。

 ただ、例えば007シリーズに思想性や設定の緻密さはあるかと言えば、ほぼ無いです。ジェームズボンド萌えと、アクションやピンチ、ボンドガールを楽しむためのエンタメ極振り映画です(最近はちょっと違うのもあるみたいですけど)。ボンドカーに代表されるギミックも荒唐無稽です。そういうところを考えると本作と作品のコンセプトが共通している気がします。ロンドンということで007は制作者側も意識はしているのではないでしょうか。

 本作については、アニメーションとしての作りは、作画、背景美術、エフェクト、ライティングなどかなり良いと思います。19世紀ロンドンっぽいスチーム(は出てないですが)パンク的な感じの画作りが出来ています。そのせいで、作品世界にグッと引き込まれ、整合性とかご都合主義設定とか時代考証とかは気にならなくなります。
 そして、そういう細かいことを気にせず、やりたい事をやりたい様にしているのが、エンタメとしての面白さになっているのかなあ、と思います。

 ストーリーというより「何が見せたいか」で言えば、可愛い女の子たちが百合的な友情をはぐくみながら、危険に巻き込まれながらも頑張っている。ちょっと大人びたセリフと可愛い衣装、そしてアクションを見てね、という感じでしょうか。
 19世紀の少女ファッションを真面目に考察したら少なくとも人前で太ももは出さないですよね。裸と同じです。そういうところが潔いと言えます。

 もちろん007と同様そういう荒唐無稽感はあっても、ストーリーそのものはちゃんとシリアスだし、構成もきちんとあって、起承転結がちゃんとあります。ですので、ちゃんと「お話」を楽しむことができます。時系列シャッフルが効果的かどうかは疑問ですが…
 一応{netabare} 乞食王子が下敷きにあるみたいです。 {/netabare}それが本流ですね。その部分の2人の心情、関係性が見どころです。要するにノブレス・オブリージュと友情と思惑の問題があります。

 こういう意図で作られた作品を、思想性テーマ性文学性などを基準に低評価を付けるのはどうかなあという気がしてきています。つまり「嗜好品」的なエンタメです。アニメの重要な要素である面白さですね。その好き嫌いで判断すればいいのかなあと。

 総評すると、本作は画面が綺麗で迫力があるのと、真面目にそれっぽいエピソードにしていること、ストーリーに筋が通っていることなどで好感がもてます。何より萌え極振りなのがいいです。つまりエンタメとしては面白いと思います。
 エンタメ作品=嗜好品としての出来の良さを感じられる作品でした。頭を空っぽにして楽しむには評価できると思います。

投稿 : 2022/12/05
閲覧 : 425
サンキュー:

15

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SPY×SCHOOLGIRL

ロンドンの壁で東西を分けているアルビオン王国とアルビオン共和国。
首都であるロンドンはスパイが暗躍する事に。
王国内のクイーンズ・メイフェア校に通う5人の少女達にはスパイという裏の顔があった。

本作品は時系列シャッフル。
話数によって時間軸が違います。
1話目で本作品の魅力紹介、2話目から味方のスパイを紹介しながらのスパイ活動、
10話目以降で重要な任務、と分けられます。

スパイは裏方で表舞台に立つことはありません。
しかし、スパイ5人のなかにプリンセスが。
王室メンバーという華やかな立場。
普通だったら、誰もスパイだと疑いません。
その信頼感を利用したスパイ活動。
お見事でした。

アクションシーンは見せ場ですね。
カーアクション・列車内の殺陣など、作画が大変なのに全然ブレません。
Cボールと呼ばれている秘密道具を使って、アンジェは重力を無視した活動もします。
列車の上や飛行機からの脱出などはハラハラさせられます。

一つ文句を言わせてもらえると、ちせの能力かなぁ。
体格は小柄ですが、近距離戦闘に強いちせ。
武器が日本刀というところまでは納得できます。
しかし、その日本刀で銃の弾丸を撃ち落とす事は疑問符ですね。
我々アニメオタには馴染みのある『ルパン三世』の石川五右衛門あたりを参考にしたのかなぁ。

緊張感のある現場。
視聴者側をアニメに引き込みますね。
ドロシーの年齢が20歳で学校の制服はコスプレというのも個人的には好きな所。
胸を強調して相手を誘惑するなど、普通の20歳では出せない大人の色香です(///▽///)

アンジェ役のCV今村彩夏さんの声を久しぶりに聞きましたが、やはり惜しい人材でした。
スパイ物としては、十分楽しめる内容です。
ハラハラドキドキの緊張感が伝わって、心がワクワクさせられる作品でした。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 217
サンキュー:

33

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファッションスチームパンク

1話切り→評判いいね観てみるか→思ったより面白い(でも期待してた面白さと違う)

1話感想
世界観は良いけど、超能力…?どういう原動力なんだ?
なんか、こんな世界観、渋めでカッコいいでしょ!この舞台で女の子が頑張ってスパイのお仕事してます!応援して下さい!!こんな感じのアニメに思えた。
ようは薄っぺらい。世界観を詰めようという気合が感じられない。最近スチームパンク流行ってるねえ、流行りに乗ってみます?もしくはこんなアニメ作りたいけど具体的に作りたいもの無いや、とふわっとした構想しか無さそう。
用語が多すぎてよく分からない…もったりしてる。
これが物語の評価。作画や音楽は上々だけどまあ自分が求めている格好良さはこの作品に無いだろうと思ったので切る事にした。

それから暫くして、兄妹がプリンセス・プリンシパルは面白いよ、思ったより考えてある。1話はもったりしてたけど、2話は見やすい。と褒めていた。
そこで視聴を再開したところ、確かに思ったより面白い。
黒星キャラは撫で回したくなるくらいに可愛いし、梶浦由記氏の音楽もいいアクセントになる。

1話を見た時に感じたもったり感は確かに消えた。見やすくなった。だが薄っぺらさは変わらない。
どこが良く考えられているのか。
あの浮遊できる玉はなんだ?何故主人公しか持っていないのか?どういう力が働いているのか?何の解決にもならなかった。
話の展開見え見えだし、1話が終わっても関係は全く変わらない。仲良くならなければ仲違いする事も無い。
ずっと同じ関係が続いてゆく。つまりはスパイ日常ものだったわけだ…

せめてギャグがあれば違ったのにな…

投稿 : 2022/07/20
閲覧 : 431
サンキュー:

15

御宅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スパイとして。そして友達として。

美少女がスパイというギャップに胸が熱くなります。
そしてその物語の中で、スパイとして任務をこなす所と、友達として行動する所がとても良いです。
作画も音楽も素晴らしく、総合的にも素晴らしい作品です。

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 373
サンキュー:

6

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

黒蜥蜴星人の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女スパイの話

自分で書いてて一字一句違わないのでビックリ。
女子高生スパイのお話。キャラデザはリリスパのほうが可愛いと思うけど、ストーリーはこちらのほうが面白い。
一話から結構シビアな展開で導入部は成功。そして何より、まるで劇場版であるかなような、カーアクションや上空でのミッションなど、派手なアクションを毎回見せてくれる。
スチームパンクとはちょっと違うと思うけど、ちょっとSF風味をふりかけた19世紀のロンドンの雰囲気が素晴らしい。
時間を遡って、チームが出来上がっていくところを見せるのも、上手い展開だと思う。
だが後半になると、各々のキャラの事情を深掘していくようになり、アクションは鳴りを潜め地味な展開になる。評価は人それぞれだろうが、私的には「失速」と感じた。
二人が過去に入れ替わってるという展開に至っては、「嘘臭い!」としか思えなかった。
そして最終章。何だかよく分からないうちに中途半端な幕切れを迎える。
1話から出てくる悪役のノルマンディー公が、最終作戦にどれほど絡んでいるのか描写不足で、適当な結末も含めてどうにもカタルシス不足。
最終局面で、味方陣営に敵だか味方だかよく分からないキャラを2人もポッと出してきたのは、明らかに失敗だった。
何と言うか、名作になり損なった惜しい作品だと思う。

投稿 : 2022/06/29
閲覧 : 233
サンキュー:

6

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝12

最終回、プリンセスを助ける為に忍び込んだアンジェ
アンジェ
「(拳銃で脅しながら(プリンセスはどこに?死にたくなければ答えて」

「(いや、この角度だとパ○ツ丸見え)ズドン、ひえ~っ」
アンジェ
「ドロシー。プリンセスを助けに行かないと」
ドロシー
「私が受けたミッションにプリンセスの救出は含まれてない。」
「だけど友達としてお願いするって事なら全力で力を貸してやるよ」
アンジェ
「ありがとう、おばさん・・・」
ドロシー
「だれがおばさんじゃ~(吹っ飛ぶアンジェ)」

ベアト
「アンジェさんどこ行ってたんですか!姫様の居場所突き止めたのにアンジェさん戻るまで待つってドロシーさんが」
アンジェ
「うそつき」
ドロシー
「いいだろこれくらい」
アンジェ
「(ボソッ)でも20歳で17歳はサバ読みすぎ」
ドロシー
「死ね~っ(鳳翼天翔で空の彼方に飛ばされるアンジェ)」
・・・いや、ドロシー若くてきれいですよ(ガクブル)

19世紀末のロンドンをモデルとした架空の世界を舞台に、少女達が繰り広げるスパイアクション物という珍しい設定のアニメでしたね。
時系列がバラバラなので、最初はちょっと分かりづらく、録画したものを観ないで消そうと思ったのですが、他の方からいただいたメッセージを見て、消さないで本当に良かったです(感謝)
本格的なスパイアクションとは言えませんが、それなりにスリリングで、ハラハラドキドキものの展開でした。
でも、女のスパイなら当然あのシーンをもっと描写(おい、何をするんだ、や、やめ・・・プーッ、プーッ)
L(エル)
「ふむ、天地人は消されたか・・・(おいーっ)」

(謎のメッセージ)
おはよう、フェルプスくん
今回の君の指令だが、天地人が書き残した下のメッセージを追加してもらいたい。
「プリンセス・プリンシパルはいい作品ですが、もっと作中で、革命が起きるような市民や兵士の不満が高まっているような描写が無い為、最終回の展開が唐突過ぎる感じを受けたのが難点だと思います。
それからちせを歓待するべくアンジェ達がどすこいするシーンに、ち、力が抜けてしまいました(苦笑)いや、ホント、思わず消そうかと思った位です。」
以上で、メッセージは終了だが、例によって、君もしくはメンバーがメッセをもらい、あるいはサンキューされても当局はいっさい関知しないからそのつもりで。
なお、このテープは自動的に消滅する。成功を祈る。
(スパイ大作戦知らない方、ゴメンナサイ)

投稿 : 2022/05/23
閲覧 : 183
サンキュー:

9

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テンポ、ストーリー、音楽全てハイレベルの作品

非情で冷酷なスパイ少女たちがカッコイイ。
梶浦由紀の曲もあいまって、テンポよく一気に見てしまったオススメ作品。
それぞれの過去はいろいろあるけれど、感動よりもワクワクのアクションエンターテイメントとして楽しめると思います。

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 191
サンキュー:

6

QWERTY さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇伴が梶浦由記って聞いたら、とりあえず観たくなりませんか?

良い作品は三話までに作品世界に引き込みますが、非常に良い作品は一話だけでそれをやってのけます。本作は、言うまでもなく後者です。

革命により東西分割されてしまった架空のロンドンを舞台にして、スピード感溢れるスパイアクションが繰り広げられるのですが、地名や歴史背景がリアルと入り組んでおり、どこまで事実だったかすっかり忘れさせる「巧妙な嘘」で構成されています。作り込んだ絵はいいし、盛り上げる音楽はいいし、お見事。

煤けて霧深いロンドンの夜。

妖しく光る無重力化物質、ケイバーライト。

危うい謀略バランスの上で踊る美少女スパイ達。

観客にとっては心躍る世界ですが、国家の都合の前に、人の命が木の葉のように軽く、一瞬先も見通せない闇深い場所でもあります。


個性的で、とてもとても魅力的な主人公達の背景と活躍を、よくもまあコンパクトに纏めたものだと感心するばかりで、時間の使い方が本当に上手な作品です。
一気に12話観て、続編の劇場版まで追いついちゃいましょう?

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 160
サンキュー:

11

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

繰り返し視聴したくなる完成度の高さ

19世紀後半のイギリスを舞台にしたスパイグループのお話。

話の中身、雰囲気、世界観、テンポ、展開、キャラ、どれをとっても重箱の隅をつつこうにもつつけない程完成度が高い。

特にキャラに関しては、それぞれのキャラの掘り起こしや関係性などとても丁寧に作られている。日本人のちせが有能に描かれているのは少し嬉しい。

作画も音楽も一貫してヨーロッパっぽい雰囲気を出しているし、声優も合っている。

キャラ絵も可愛いし言う事ない。
制作会社のアクタスってところは他に「ガルパン」の一部や「レガリア」を作っている程度。
もっとたくさんアニメを作ってほしい。

投稿 : 2022/02/14
閲覧 : 215
サンキュー:

11

マドラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スタッフの気合も伝わってくる良作です

個人的に、「大河内一桜さん」「梶浦由記さん」「黒星紅白さん」というだけで私の好きが詰まっており、見る前からこれは好きになると思っていた。

結果、大好きだった。

本作はスパイものである。スパイって結構やってることは地味だし暗いし悪いことしてるじゃないですか。とはいえあまりそれをそのまま描くような作品は少なく、やるとするともっとハードボイルドみたいな?(表現が正しいか微妙)ことになってしまいがちだろう。

この作品の凄いところは、女子高生(一部除く)とスパイをうまく融合した上に、全くもってビターエンドだらけにしやがったところだ。天才か。

ストーリーとそれを引き立てる音楽。キャラも生き生きとしてるし、何より各所にスタッフから「ここ気合入れました!!」みたいな絵が伝わってくるのがよい。え?マジどこに力入れてるんだよというくらいなあの時代の設定部分なども必見だ。

ほぼ1話完結。時系列が異なる仕様となっているが特に最初から見て問題ないようにもできている。もちろん見終わった後に時系列順に見てみるのもおすすめだ。見やすさも兼ねているとは末恐ろしい作品である。

スパイな話ということもあり、全然ハッピーエンドとはいかない話が多いため、明るい話を求めるのはNGだ。それならリリスパなどの明るいスパイものをみるほうがよいだろう。(ちょっとあれは明るすぎる気もするが)

現在劇場版もやっている。そちらも本当に面白いので是非見てほしい。そろそろ2章が動画サイト等で見れるはずだ。劇場に足を運びにくい方でもそういったサービスの利用やもしくはBDを買っても損はない作品だと思う。

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 192
サンキュー:

12

まきおじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

面白かったしカッコよかったけど、男性向けのアニメだなって思った。
とても感動しました。美しい友情を描いたお話だと思います。

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 116
サンキュー:

5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女王陛下の007

舞台は19世紀末、
巨大な壁で東西に分断されたロンドン。
ここは諜報、謀略、銃撃戦、
各国のスパイが暗躍する影の戦争の最前線となる。

美少女スパイアクション、
産業革命を謳歌する古き良き大英帝国。
蒸気と硝煙に煙る、霧の都ロンドンは、
どの作品で見ても惚れ惚れしますね。
スチームパンクの世界観が最高です。

4話視聴追記。
{netabare}共和国と王国のケイバーライトを巡る攻防。
小型化に成功さえすれば、
大規模重力兵器の完成で、戦局は一気に傾く。
プリンセスの真意、動向も気になります。{/netabare}

中盤はキャラの過去が描かれ、
物語の背景に少しづつ厚みが増しています。
こうしてキャラに愛着が生まれる。

10話視聴追記。
{netabare}哀しい聖夜祭のプレゼント、
数少ない同期卒業生の物語ですね。{/netabare}

最終話視聴追記。
世界観と美術は圧巻でした。
単話形式の脚本ですが見所満載、
{netabare}続きがあれば植民地支配の物語でしょうか。{/netabare}

煙たい街の美少女活劇、
女王陛下の007の活躍はまだ終わらない。

投稿 : 2022/01/01
閲覧 : 767
サンキュー:

75

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

悲しい話が多い。良い。

基本は1話完結で時系列はバラバラだけど、それが良い。。
それぞれの悲しい話があり結構切ないけど、暗い気持ちにはならないかな。

個人的にはドロシーのお父さんの話が切なかった。

音楽、声優も良い。

投稿 : 2021/12/19
閲覧 : 159
サンキュー:

6

かとー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ここのサイトの評価は本当にアテになる

素晴らしいアニメだった。今年見た中ではベスト3に入ります。絵良し、キャラ良し、ストーリー良し、曲良し。

映画版も全部見ます。

投稿 : 2021/12/08
閲覧 : 228
サンキュー:

5

特にありません。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隠れた?名作。

1話1話が良く練られている感じがしました。
11、12話は物足りなさがあったものの、全体的には楽しく視聴出来ました。
エピソードの中に時折り盛り込まれる少量の物悲しさが、心に響きます。
隠れた?名作だと思います。
映画も楽しみです。

投稿 : 2021/11/30
閲覧 : 393
サンキュー:

12

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白いなと思ったら

梶浦劇伴でした。スチームパンク、女の子、スパイ、アクション、いい脚本、なんて面白いに決まってますが、そこにいい音楽が加わると作品がワンランクあがりますね。個人的にはちせパイが大好きです。一日中観てられます。

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 339
サンキュー:

9

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「なぜプリンセス?」

「なぜプリンセス?」この疑問が解けたとき、
なんとも言えない切なさを感じます。
世界観はとても好きです。
観終わった後のなんとも言えない余韻も好きです。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 350
サンキュー:

10

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

感想

1話で断念
つまらないから断念したわけじゃなく、自分の好みじゃなかったから。
こーゆ―アニメ好きな人がいる事も分かる。

パラレルワールドの19世紀のイギリスの話。

投稿 : 2021/08/11
閲覧 : 492
サンキュー:

5

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プリンセス・プリンシパルのストーリー・あらすじ

舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。

「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」(TVアニメ動画『プリンセス・プリンシパル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年夏アニメ
制作会社
Studio 3Hz / アクタス
主題歌
≪OP≫Void_Chords feat.MARU『The Other Side of the Wall』≪ED≫アンジェ(CV.今村彩夏)プリンセス(CV.関根明良)ドロシー(CV.大地葉)ベアトリス(CV.影山灯)ちせ(CV.古木のぞみ)『A Page of My Story』

声優・キャラクター

今村彩夏、関根明良、大地葉、影山灯、古木のぞみ、菅生隆之、沢城みゆき、山崎たくみ、土師孝也、飯田友子

スタッフ

キャラクター原案:黒星紅白、 監督:橘正紀、シリーズ構成・脚本:大河内一楼、キャラクターデザイン・総作画監督:秋谷有紀恵、総作画監督:西尾公伯、コンセプトアート:六七質、メカニカルデザイン:片貝文洋、リサーチャー:白土晴一、設定協力:速水螺旋人、プロップデザイン:あきづきりょう、音楽:梶浦由記、音響監督:岩浪美和、美術監督:池信孝、美術設定:大原盛仁/谷内優穂、色彩設計:津守裕子、HOA(Head of 3D Animation):トライスラッシュ、グラフィックアート:荒木宏文、撮影監督:若林優、編集:定松剛

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