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「グラゼニ(TVアニメ動画)」

総合得点
66.0
感想・評価
106
棚に入れた
354
ランキング
3076
★★★★☆ 3.3 (106)
物語
3.6
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.4

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グラゼニの感想・評価はどうでしたか?

イムラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

泥くささが気に入れば

<2024/5/20 追記>
自分の中で評点の基準を変えたので、修正レビューです。
(4.1→3.4 100点満点換算で60点)
レビュー書いたの6年も前だったんですか
コロナ真っ最中の2021年からドラゴンズファンに復帰しました。
そこから5位→6位→6位と暗黒期の頂点に笑
自分の運の無さを痛感してます

<2018/6/23追記>
全12話観終えました。
毎週ものすごく楽しみにしてた、
というわけでもないですが
なんだかんだ毎週欠かさず観てました。
爽快感とか皆無だし何が魅力かと言われると正直よくわからない。
絵は大昔の漫画風だし、ストーリーも起伏はなく平坦、ウンチクものと言うほどの新しい情報もない。
キャラクターものっぺり。
でもつい観てしまう。
観てみるとなんとなく面白い。
「路線バスの旅」とかああした感じのロケ番組のような。
もう一回通しで観ようという気は起きないですけどなんとなく面白かったです。
なのでまぁまぁの評価となりました。

最終話、ビートたけしと玉ちゃんは気づかなかった。
気づいてたら評価下げてたかも 笑。

<2018/4/15初投稿>
観始めなので評価はデフォルトの3です。

1話観たら面白かったです。

よく言われることですがプロ野球選手も全員がお金持ちというわけでなく、引退後生活に窮する人も。
そもそも選手人生のほとんどを二軍で過ごす人だって珍しくない。
年収平均1000万×6年で引退とかも普通。
そんなリアルなプロ野球の世界が舞台です。

主人公の凡田くんは左の中継ぎ兼ワンポイントリリーフの一軍選手。
年収1800万。
他の選手の年俸が気になりすぎる。
スカウトの助言を守り入団時の契約金に一銭も手をつけない。
契約更改の査定の為、一球一球を全力で投げる。
信念は「グラウンドにはゼニが落ちている」
だから「グラゼニ」

私は今は贔屓の球団とか無いですが、中学くらいまでドラゴンズファンで全球団の選手の名前顔特徴を諳んじられるくらい野球見るの好きでした。

多分そう言う人には面白いアニメなんじゃないでしょうか。
逆に野球に興味ない人には辛いと思います。
中継ぎとか左対右とか試合を壊さないとか、そこら辺の野球用語が自然に出てきてました。
つまりマニア向け。

ひたすらプロ野球の日の当たらない部分をクローズアップした、野球マニアには堪らない良作だと思います。

ところで凡田の声、落合福嗣さんが当ててるんですね。
あの落合博満の息子さん。
幼少時たまにテレビに出てて「こいつ大丈夫か?」ってくらい甘やかされてる感じでしたが、成人して結婚して声優始めて。何かの番組でちらっと見かけた時は別人かってくらいしっかりした青年になってました。
初めての主役なんでしょうか。
頑張って欲しいです。

投稿 : 2024/05/20
閲覧 : 603
サンキュー:

27

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

中継ぎ投手の実情が分かるアニメ

原作者さんはかなり野球に詳しいようで、
野球選手の引退後や中継ぎ投手の実情、
同じ若手でもチャンスを与える優先順位の差など色々実情が分かるアニメ。

主人公は、神宮スパイダース(モチーフはヤクルトスワローズ)の中継ぎ投手、
高卒ドラフト8年目の26歳で年俸1800万円。

ヤクルトなら、お金ないしこんな金額?と思うけど、
プロ野球選手で8年目だと来年は毎年トレード候補や成績いかんではクビなのかな?

主人公が活躍し年俸アップとかして終わるのかと思ったら、
中途半端な終わり方は残念。

そして、エンディングに出てくる女性は、主人公が憧れる
定食屋の女の子であり、ヒロインでもないって…

投稿 : 2023/06/25
閲覧 : 78
サンキュー:

1

ネタバレ

ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

野球アニメの中では変わっていて面白い。

野球の試合というよりかは、それ以外のところを丁寧に描いているアニメかと思う。そしてどの話も現実味のある話になっていたと思う。
主人公含め(アニメ時点では)一流選手ではない選手に焦点をあてている話が多い。谷間に投げる外国人投手、ベテラン捕手等々。

野球選手は我々からすれば華やかな職業に見えるけど、一方で厳しい世界でもあるということを分からせてくれるアニメでした。

投稿 : 2022/11/21
閲覧 : 122
サンキュー:

3

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

山本昌たちは落合の息子と一緒にアフレコしたのだろうか

 小3以来のプロ野球ファンです。
 また原作マンガは第1部のみ読みました。プロ野球界の裏側を描いたユニークでおもしろい作品でしたが、特におもしろかった1部の前半が2クールでアニメ化されています。
 ほぼ原作に沿ったストーリーで原作のおもしろさがしっかり再現されていると思いました。プロ野球に少しでも興味のある人はそれなりに楽しめるストーリーだと思います。主人公はプロ野球選手にしてはかなり一般人寄りの感性の持ち主なので、野球に興味なくても楽しめるかもしれません。登場キャラもほぼ原作の通りで、声優さんたちも主人公をはじめ皆あっていたと思います。アナウンサーや解説者は本物(それもかなりのビッグネーム)を使ったりしていますが、みんな結構うまくて(自分自身の役なのだから当たり前かもしれませんが)感心しました。

 ダメなのは作画です。キャラクターデザインは原作に寄せていて良いですが動画が悲惨です。一応スポーツアニメなのに選手がプレイしているシーンがぎこちなくて、躍動感がマンガである原作に負けています。
 音楽はOP/EDともキャッチーでよかったです。特にOP曲は劇中にもよく使われていてシーンに良くあっていたと思います。

 アニメ版は主人公のシーズンオフの契約更改までで終わります。ヒロインとの関係も始まったばかりだし、ここからの話もおもしろいので続編が出たら見たいですが制作会社は代えて欲しいと思いました。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 206
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お金のためだけど、お金のためだから、アツくなれるプロ野球選手たちのおはなし

公式のINTRODUCTION
{netabare}
プロ野球球団"神宮スパイダース"に所属する左ききの中継ぎ、サイドスロー投手の凡田夏之介(26歳 独身)は、高卒プロ入り8年目で年俸1800万円。決して"一流投手"とは言えない待遇の選手である。
"30越えたらあと何年できるか分からない""引退してコーチや解説者になれる人はほんの一握り""引退後は年収100万円台の生活に陥ってしまう人もいる"
"プロ野球選手は現役のうちに稼がなければならない!"
そんな厳しい現実を見据えながらも、凡田はあるフレーズを繰り返していた。「グラウンドには銭(ゼニ)が埋まっている」。
凡田は今日もマウンドに上がる。
そう、「グラゼニ」を夢見て!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:森高夕次、アダチケイジ
監督:渡辺歩
シリーズ構成:高屋敷英夫
キャラクターデザイン:大貫健一
美術監督:加藤浩、坂上裕文
色彩設計:松本真司
撮影監督:越山麻彦
3D監督:濱村敏郎
編集:小野寺桂子
音響監督:辻谷耕史
音楽:多田彰文
音響制作:Ai Addiction
アニメーション制作:Studio DEEN
製作:スカパー!、講談社
{/netabare}
キャスト{netabare}
凡田夏之介:落合福嗣
ユキ:M・A・O
田辺:二又一成
迫田:乃村健次
小里:石野竜三
徳永:浪川大輔
渋谷:星野貴紀
松本アナ:松本秀夫
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------
第1話
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
年俸1800万円の投手、凡田夏之介(26歳独身)は今日もマウンドに上がる。「グラゼニ」を夢見て!
凡田夏之介(ボンダナツノスケ)はプロ野球・神宮スパイダースの左の中継ぎ投手だ。入団8年目の26歳。年俸は1800万円。毎試合、打者の年俸をチェックし、肩を作って出番に備える。今日の対戦選手は大阪テンプターズの代打の代打、右打者の土井。2人の子供を抱えて社会人野球から26歳で入団した4年目の選手で、年俸は700万円。今日打たなければ2軍降格。来年の契約も危うくなる。だが、夏之介は全力で立ち向かう。明日は我が身だからだ……
{/netabare}
感想
{netabare}
BSスカパー!でしか見れないみたいだから見てる人少ないかも?

「僕の職場」
主人公の凡田さんは26歳で高卒8年目で年俸1800万円のプロ野球選手だけど
野球選手がプロでいられるの短くって
にゃんが調べてみたら
「選手としての平均寿命は約9年(選手会の公式サイト)」だって。。

プロ野球の選手を目指してる人って多いけど
(そう言えば「3月のライオン」の高橋クンもそうだったっけ)
なんとかなれても30歳までに引退しちゃう人が多いみたい

そのあとは年収100万円以下になっちゃう人が多い
って凡田さんが言ってたけどケガとかしたら終わり。。
活躍できなくっても終わり。。

だから凡田さんは給料UPと生きのこるために
今日もがんばって少しでもいい成績を出そうってするの。。


それで今回の凡田さんの相手はテンプターズの土井さん。。
30歳プロ入り4年目で年俸700万円。。

グローブには子どもたちが書いたサインがあって
凡田さんは土井さんに2人の子どもがいたことを思い出すの

2軍から上がってきたばっかりだけど
今日打てなかったらまた2軍にもどされちゃって
もしかしたら来年は契約打ち切りかも?

そんなことになったら家族も暮らしていけないから土井さんも必死。。
家族も一生けんめい応援してるってゆうのが伝わってきたみたい。。

凡田さんもそうゆうの分かってて
それでも勝たないと自分のほうがあぶないから
バントしてファールになった球でもがんばって飛びついてキャッチ!
それで土井さんはアウト。。

土井さんはほんとに次の日、2軍に落とされちゃった。。

ベンチに帰ってく土井さんのうしろ姿を見れない。。
土井さんに勝ったけど凡田さんはあんまりうれしそうじゃない。。
ってにゃんはちょっと泣きそうになっちゃった。。

「この世界はきびしすぎます。。ときどき本当に逃げ出したくなります。。
でも、逃げ出すわけにはいきません。。だって僕には野球しかありませんから。。」


「3月のライオン」でもあったけどプロの世界ってきびしいみたい。。
にゃんだったらなれるとしてもぜったいムリ。。

にゃんはあにこれで感想書いてるだけだけど
用事とかあってアニメがたまってくるとたまにイヤになってきちゃうのに

そうゆうときでもプロじゃないから
いっぱいたまってものんびりしてられるけど
これでお金もらってたりしたら
アセってたぶん感想とか書けなくなっちゃいそう。。^^;


「谷間」
凡田さんがお世話になった引退して解説者になった徳永先輩のおはなし。。

徳永先輩はいい人なんだけど
「ガーン」とか「ドバッ」とかってゆうテキトーっぽい解説が多くって
今日のスパイダースの試合でいい解説しないと仕事が打ち切られちゃうかも?

それで自分がいたスパイダースの先発投手のこと話そうって
3人のなかから1人にしぼって一生けんめい情報収集してたんだけど
試合前の肩ならし見てたら3人とも出なさそう。。

って思ったらたまたま凡田さんが先発だって♪

凡田さんのことだったら何でも知ってる徳永さんは
凡田さんの様子を見て5回なかばくらいまで持つって予想して言ったら
ほんとにその通り♪
上司の人からもほめられて次の解説のお仕事も決まったみたい☆

凡田さんも5回なかばまでがんばれて
その時の試合にいい流れを作ったからまた使ってもらえそう♪
{/netabare}
{/netabare}
第2話「習性」「友達」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
中継ぎ投手の凡田夏之介はコーチから「悲しき修正」を指摘される。夏之介は自分の年棒1800万より下の選手には滅法強いが、上の選手にはやたら打たれる。5000万以上の選手はそこそこ抑えるのだが。案の定、今日も年棒が上の選手に打たれた。翌日、夏之介は年棒が同じ打者と初めて対戦した。同じ年棒ならどうなる?投手と打者の勝負には引き分けはない。夏之介にとって一番負けたくない相手だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
「習性」
選手年間を暗記しててメジャーな選手の年俸だったら全員言える凡田さん。。
年俸が自分より低い選手には堂々と投げ込めて勝てるんだけど
高い相手だと体がちじこまっちゃってダメ。。
でも、億くらいの選手だと、想像がつかなくってぎゃくに大丈夫ってゆうw

それで今回は凡田さんとおんなじ年俸の選手だったらどうなるか?
ってゆうおはなし


ぼてぼてのゴロがピッチャートとファーストのまん中にころがって
それを凡田さんがひろってそのままファーストに走ったんだけど
ランナーとちょうどおんなじタイミングw

はじめはアウトの判定が相手のチームが抗議してセーフ。。
それでもめちゃって。。

けっきょくどっちが勝ったかはどうでもよかったみたい。。

こんなクセがある凡田さんはコーチからおしおきに
100mダッシュ10本+もう10本^^

このままじゃ、いつまでたっても先発投手にはなれないみたい。。

「友達」
同期の先発ピッチャー渋谷さんと凡田さんの友情のおはなし?
今回は年俸はあんまり関係なかったみたい。。


渋谷さんは調子がいいんだけど
味方が点を取ってくれなくって3連続負け投手。。
今回、また点を取ってくれなかったら渋谷さんはグレちゃうかも?w


それで今回はぜったいに勝ち星がほしい渋谷さんは
7回まで相手に点をとらせないでねばったんだけど
つかれが見えてきて凡田さんと交代。。

その時の渋谷さんの気もちはさいごまで投げれなくってくやしい!
凡田さんと代わりたくない!

でも、凡田さんの気もちは渋谷さんになんとかして勝ち星をあげたいって^^

けっきょく凡田さんは相手をおさえて
味方が2点入れてくれたんだけど
さいごの回でおさえの瀬川さんが打たれて相手が4点^^;

でもその回の裏、こっちのさよならホームランでけっきょく勝ったんだけど
勝ち星がついたのはおさえの瀬川さんだったの。。


でも、渋谷さんは
「先発投手は自分に勝ち星がつかなくっても勝ったらうれしい♪」だって^^


おんなじチームにいても
先発ピッチャーの気もちと中継ぎピッチャーの気もちって
おんなじじゃないってゆうおはなしだったのかも?
{/netabare}
{/netabare}
第3話「県人会」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
神宮スパイダースに山梨県人会なるものがある。リーダーはOBで解説者の徳永。彼は成績不振の若手外野手の大野と凡田夏之介に同郷の先輩としてカツを入れた。大野には年間30本塁打のベースに乗せるために今から4試合で本塁打を4本打てと、夏之介には防御率を2点台まで下げろと、厳しいノルマを課した。これはプロで生き残るために必要な数字なのだと。2人はノルマ達成を目指して試合に臨んだ。
{/netabare}
感想
{netabare}
スパイダースの県人会は引退したアナウンサーの徳永先輩と凡田さん
それに背番号3の外野手の大野さんの3人がいるの

で、徳永先輩が後輩2人にノルマを出したの

大野さんには年間30ホームランのペースに乗せるために
今から4試合でホームラン4本打てって
凡田さんには防御率を2点台まで下げろって。。


今回のおはなしは
防御率とかって説明聞いてたけどにゃんはよく分からなくってw

でも、2人ともノルマ達成できてよかったってゆう^^おはなしだった

ただ、凡田さんの調子がよくって
延長の試合になったんだけどもっと投げて防御率を下げられるって思ってたら
大野さんも調子がよかったみたいでホームラン打っちゃって
チームは勝ってよかったけど防御率はそれ以上下げられなかったってゆうオチw

それでも凡田さんは勝利投手になって
2人ともまた試合に出られるしよかった☆


野球のルールとかは「ダイヤのA」のときに
ちょっと分かるようになったんだけど
防御率とか本塁打とかってゆう言葉がむずかしかった。。
でも、本塁打ってホームランのことだよね^^
{/netabare}
{/netabare}
第4話「引退へのレール」「プロになれなかった男」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
凡田夏之介の今日の相手は瀬戸内カーナビ―ツの41歳のスーパースター、年棒4億の土手来。去年、夏之介がデッドボールを当てて手首を骨折させた選手だ。最近やっと復帰したが24打席ノーヒット。今日打たなければ球団は土手来に引退勧告することになっていた。この因縁の対決で、土手来は夏之介を打って引退勧告を白紙撤回させるのか?それとも夏之介が抑えて土手来に引導を渡すイヤな役目を演じてしまうのか?
{/netabare}
感想
{netabare}
「引退へのレール」
カーナビーツの41歳の打者土手来さんは
去年、凡田さんがデッドボールを当てて骨折させた相手でしばらくお休みして
復帰してからは24打席ノーヒット。。

今日、打てなかったらスタメン外されてたぶん引退。。
そんな土手来さんの相手に凡田さんが呼ばれちゃった。。
ランナーは2人いて、これでホームランだったら逆転。。

打たせたくはないけど
自分のせいで土手来さんが引退したらイヤだなぁ
って思う凡田さんが投げた球を土手来さんはヒットにして同点。。

でも、監督さんたちは逆点にならなければいいって思ってたみたい
すぐにピッチャーが変わってけっきょく勝って
凡田さんはほっとした。。ってゆうおはなしだったけど

実はカーナビーツの人たちは
年俸4億円の土手来さんに引退してもらいたかった
ってゆうおはなしで

カーナビーツのオーナーが土手来さんのこと好きで
なかなかやめさせようってしなくって
そのせいでチームのほかの人たちの給料はあがらないし
1億5000万円あったら3人もやとえる優秀な外国人選手もやとえない。。

だからカーナビーツはこっそり凡田さんを応援してた。。w
でも、土手来さんがヒットを打って2点とったからみんながっかり。。^^;

で、終わりかと思ったら
実はそのあと土手来さんがヒットを打ち出して
次の年もチーム編成が大変だった。。ってゆうオチがついてたの^^


プロ野球って給料が実力とおんなじじゃないから
勝っても負けても大変みたい^^;


「プロになれなかった男」
球場のとなりの広場で草野球してた人が
遊びに出てきた凡田さんともう1人の人のサッカーのリフティングに参加して
プロの運動神経とか体のやわらかさとかにびっくりしちゃうおはなし。。

その人はサッカーでもしかしたらJリーグに行けたかも?
ってゆう人だったんだけどその人より凡田さんのほうがずっとうまくって
それよりもう1人の人のほうがうまかったんだけど
そっちの人は見たことあったんだけど名前が思い出せなかったの

それでその晩の試合を見に行って売店で働いてるその人を見つけたんだけど
友だちがその人は7~8年前夏の甲子園で優勝投手になった箕川だって。。
スパイダースにドラフト1位指名されて入団したんだけど
ケガで1度も1軍に出れなくってそのまま引退したみたい。。

それで、たぶん球団の口利きで売店に就職したんじゃないか?って。。

それを聞いた「プロになれなかった男」の人は
「プロはキビシイ!。。オレはプロになれなくってよかった^^;」って

その試合でヘマをした凡田さんを見てたその人が
「プロはとんでもない運動神経を持ってるけどそれでもヘマをするのは
とんでもない緊張感の中でやってるから。。」って


ふつうのスポーツアニメって
見てる人にそのスポーツをやりたい!って思わせるけど
このアニメ見てもまだやりたいって思う人がいたら
きっとその人ってほんとに野球が好きなんだって思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第5話「安全な株・危険な株」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
野球マンガのモデルになることになった凡田夏之介は、マンガ家の牧場の取材を受けた。ところが発売されたマンガ雑誌には、野球マンガではなく牧場のヒット作のパート2が掲載されていた。牧場は締切り直前になって、当たるかどうかわからない野球マンガを諦め、ヒット作のパート2という安全な株を選んだのだ。そんなとき抑えのエース瀬川が不調で2軍に落ち、夏之介が新ストッパーの候補にあがった。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回のおはなしは
プロだから安全な方を選ぶってゆうおはなしだったみたい。。

牧場先生は凡田さんにあやまってたけど
連載マンガ家も代わりになりたい人がいっぱいいて
どんなに前に実績があっても今、勝てなかったらダメな世界みたい。。

牧場先生は安全な方を選んだけど
アツい人ってゆうのは伝わってきたみたい^^

凡田さんがストッパー候補になったって聞いて
応援に駆けつけてきてくれて
そのままブルペンで80球も投げてさいごまで出番がないってゆうところまで
つき合ってくれた^^


ストッパーにえらばれた富永さんは9回勝ち越しでセカンドにランナー1人
でも、ツーアウトってゆうところまで押さえたんだけど
昨日富永さんがホームランを打たれた左バッターのボビーが出てきて
怖くなった監督が安全株の凡田さんに交代させちゃった^^

ところがセカンドにいたランナーが出すぎてて
凡田さんの牽制球でアッサリアウトw
試合終了でセーブポイントは凡田さんについた♪ってゆうオチ^^

マウンドでは1球も投げなかったけど
ブルペンで80球も投げてた凡田さんを見て
牧場先生はいつか必ず少年マガジンに野球マンガを連載する!
って燃えちゃったみたい^^

安全第一なプロだけど
男の人ってやっぱりそれだけじゃイヤみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第6話「倍数」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
凡田夏之介の年棒は1800万。年棒が倍数の選手が気になって仕方がない。彼らはみんな肉食系で、よく飲みよく食べる。名古屋ワイルドワンズにはジャスト10倍の選手がいる。1億8000万の3番打者の関谷だ。関谷は東京に遠征したときはいつも朝まで豪快に飲む。そのくせ二日酔いでもここぞという勝負どこで必ず打つ。そして今日、1点リードの2死満塁の大ピンチで関谷を迎え、夏之介がマウンドに上がった。
{/netabare}
感想
{netabare}
どうして倍数が気になるのかなって思ったら
倍数だと自分が何人やとえるって分かりやすいからみたい^^

お給料が10倍の人だったら自分の10人分の価値があるって思ったら
やっぱりいい気分じゃないみたい^^


今回のおはなしは5話のおはなしで
さいごに凡田さんと交替した渋谷章(年俸が倍w)さんといっしょに
飲みにいくおはなしで


前半は焼き肉行ったら
ブルーコメッツの選手で年俸が3倍と4倍の人が後輩つれて来てて
凡田さんは渋谷さんのアドバイスで健康のこと考えて
野菜もいっぱい、ビールは2杯まで、タバコはやめて。。ってしてるのに

ブルコメの人たちはお肉1人10人前wビールガバガバ^^;タバコもくもく。。

それで渋谷さんもちょっと変わったみたいで
たまには。。って言って銀座に出かけたの。。

そして入ったお店には
ワイルドワンズの関谷さん(年俸は凡田さんの10倍!)が来てて
凡田さんたちに気がついて、おごってやる!って^^
いつも1晩100万円くらいは使ってるんだってw

でも、いちお敵だからってことわって、23時にはお店を出たんだけど
次の朝、ジョギング中の凡田さんは
ホステスさんたちといっしょにタクシー下りてきた関谷さんを見かけたの。。
そのうちの1人の女の子の家に朝食を食べに行くみたい^^

その日の夜、やっぱり関谷さんは睡眠不足で二日酔い^^

でも、やっぱり1流選手だからそんな感じでも集中力はすごくって
今夜も守備で2回もファインプレー!
まだ、ヒットは出てないけど
そんな時でも打たないといけないときには打つみたい^^

8回の表、2アウト満塁でスパイダースが2点リード。。
バッターは関谷さんで1発当たれば逆転
ってゆうところでピッチャーが凡田さんに交代

関谷さんが2日酔いで寝不足
って分かってる凡田さんは何としても勝ちたくって
2ストライク3ボールで予想外の球を投げて勝負!
凡田さんは関谷さんに勝っておかげでチームも試合に勝ったの♪


今「ゴールデンカムイ」ってゆうアニメ見てるけど
10倍の人と戦うって
体重だったら小学生が体重何百キロのクマと戦うみたいな感じかな。。
いくらクマが2日酔いだってぜったい勝てる気しないよねw

そんな人が相手でもねらったコースをはずさないし
勝負できる凡田さんがかっこよかった☆


きのうの夜、もしおごってもらってたら球があまくなっちゃってたかも?
ってゆうのはありそう^^

さいごに関谷さんが「こんどはぜったいおごってやる!」
って言ったところはおかしかったw


あと、毎晩100万円も使ってたら1年で3億6千500万円になっちゃうけど
週に1回だって5千200万円だから
1年に1億8000万円もらってても税金とかで半分くらいになっちゃうみたい。。

ほとんどお酒とかで、なくなっちゃいそうw
ってグラゼニ見てたら思うよね^^;
{/netabare}
{/netabare}
第7話「二軍なのに一軍」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
第4の捕手・東光が1軍にあがってきた。32歳。年棒500万。大学時代スター選手として活躍し主将も務めたが、プロ入りしてからこれといった実績がない。この日も代打で結果を残せなかった。大学時代の親友でスポーツ紙のエース記者の北村は、引退して就職することを勧めるが、東光はガンとして拒否する。翌日、スタメン出場した東光の打棒が炸裂した。そしてリリーフで登場した夏之介とバッテリーを組んだ
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
実は北村さんのお父さんの会社で東光さんを
年俸500万円でやとってもいいってゆう話があって
早い方がいいからすぐやめて来いって北村さんはすすめられてたみたい

でも、ことわったら
次の日の試合は3回つづけてヒットで盗塁しようとしたランナーもさして
さいごにホームランってゆうすごい好調♪

エース記者にも分からなかったのは
2軍から1軍に上がってくるのは好調な選手だけだ。。ってゆうこと。。


そんなおはなしでにゃんにはよく分からなかったけど
あと何年、プロでいられるかな?とかその間にいくらかせげるかな?
とかって考えたら
今のうちにほかの仕事はじめて、がんばった方がいいんじゃないのかな?

でも、お金のことだけじゃなくって
やっぱり自分の好きなことつづけたいってゆう気もちがあるから
今までがんばってこれたのかも。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話「球場までの通勤事情
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
外国人選手は、外国人枠というルールのせいで、全員が試合に出られるわけではない。2軍暮らしの投手のトーマスもそのひとりだ。トーマスはいつクビを切られるか心配でいつもビクビクしているのに、マウンドではすぐ切れてカッカする。そのトーマスが急遽、横浜スタジアムでの川崎カーナビーツとの試合に先発することになった。夏之介はトーマスと一緒に電車で横浜に向かい、カッカしないようにいろいろアドバイスをしたが―。
{/netabare}
感想
{netabare}
日本から外国に行く選手もいるけど
やっぱり外国人の方がつよいのかな?
いろいろルールがあってかんたんには1軍には行けないみたい^^


今回のおはなしはいろいろあったみたいだったけど
キレやすい外国人選手にコーチが凡田さんのピッチングを見せて
点差があるときはボールになるのをこわがらないで
ストライクギリギリに投げる勇気も必要って言いたかったのかな?

外国人選手って力があるから力で攻めようってするけど
カッカした時は打たれやすい球になっちゃうからなのかな?

よく分からなかったけど
凡田さんがトーマスに道案内してあげたり
いろいろ教えてあげたりしてとってもいい人だなって思った^^

それにプロ野球選手はカッカしやすいって言ってたけど
いつでも落ちついてられる凡田さんっていいなぁ☆
{/netabare}
{/netabare}
第9話「教師or反面教師」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
バッティングピッチャー兼スコアラーの栗城は、夏之介に球速が上がるという投球フォームをいろいろ親切に教えてくれる。2軍時代に栗城に世話になった夏之介は、そのアドバイスを無視できずに困っている。断りきれなくなった夏之介は、仕方なく投球フォームを変えた。すると球速がアップして、結果も出た。だが、それに反比例してコントロールの精度が落ちていた。そして肝心の勝負どころで――。
{/netabare}
感想
{netabare}
スピードが上がるとコントロールが悪くなるってゆうおはなしで
スピード押しの栗城先輩はけっきょく30歳で球団職員になっちゃった

そんな先輩のアドバイスでフォームを変えたら
スピードが速くなっていい調子で投げて勝ってたら
だいじなところで打たれちゃった。。

このままだと自分も栗城先輩みたくなるって思った凡田さんは
フォームを元にもどしたってゆうおはなし。。


にゃんはピッチャーのことってよく分からないけど(野球ぜんぶだけどw)
ふだんはスピードの速いフォームで投げてて
だいじなときには元のフォームでコントロールしたらいいんじゃないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第10話「高卒と大卒」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏之介は甲子園球場が苦手だ。大阪テンプターズの応援団の声援でマウンドが揺れるからだ。登板した夏之介はたちまち無死満塁の大ピンチに。次の打者は大卒のゴールデンルーキーの江連と、4年前の高卒のゴールデンルーキーだった石元。2人は高校時代ライバルだったが、この年江連が入団して、ふたたびライバルとなった。今日結果を出したほうが1軍に残ることになっていた。だが夏之介は自分の年棒より下の打者には滅法強い。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は江連さんと石元さん対凡田さん、甲子園球場対凡田さん
ってゆう感じのおはなしで

凡田さんは3回から投げたんだけどテンプターズの応援に負けて
無死満塁にまでしちゃったんだけど
江連さんも石元さんも年俸が凡田さんより下で
2人とも三振にしてのこりのピッチャーの人もおさえてその回終わり。。

6回目もおんなじパターン。。
やっぱり応援に負けて、年俸には勝ったw

そんな感じで、今晩は大差がついて負けちゃった。。

江連さんとも石元さんは2流ピッチャーの凡田さんに3三振したってゆうので
2人とも仲良く2軍落ち。。

2人は運が悪かった。。ってゆうのと
凡田さんは球場に負けたってゆうのはあるけど
凡田さんってもっとメンタルが強かったら
ホントはいいピッチャーなんじゃないのかな?

あと、監督さんは凡田さんが自分より年俸の低い相手には強い
ってよく分かってるんだから
年俸をあげてあげたらもっと強くなるんじゃないのかな?って^^
{/netabare}
{/netabare}
第11話「投げるタマがない」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「ハッタリ」と「ツッパリ」が売りの「番長」の原武は、地元広島で絶対的な人気を誇る瀬戸内カーナビーツの中継ぎ投手だ。夏之介は原武が大好きで尊敬している。球速が遅い原武はやたらインターバルが長い。1球投げるのにものすごく時間をかける。その投球スタイルで14年間もプロでやってきたのだ。リリーフで登板した夏之介はこの原武と投げ合い、そしてチャンスで夏之介に打席が回ってきた。
{/netabare}
感想
{netabare}
今週はおもしろい選手の原武さんのおはなし、、でいいのかな?

身体能力もあんまりなくって球もおそいし変化球もジミ。。
でも、とつぜん開き直ってストレートを投げたりするから
バッターもびっくりして見逃しちゃう。。ってゆう感じ

そんな原武さんとの勝負で凡田さんが投げたのはストレート。。
でも、原武さんは次の打者にどんな球を投げようがって考えてて
打つ気もなくってあっさり三振。。

次は原武さんが投げて凡田さんがバッター。。
1球目はファールになったけどいい当たりで
はじめから投げる球がなくなっちゃった。。

こんなヘロヘロ球でもとつぜん開き直ったストレートが来ると
すごく速く見えるみたいだけど
凡田さんにはただのヘロヘロのストレートだったみたい
ホームランで、その点が決め手になってスパイダースが勝ったの☆

それで凡田さんはプロ野球の奥深さを知ったって。。

原武さんって14年もやっててそれなりに実力もあるはずの選手だけど
ピッチャーの凡田さんでもかんたんに打てるくらいの球。。
でも、ふつうのバッター相手だと打たれない。。

ほんとにフシギ^^
{/netabare}
{/netabare}
第12話「コドクなグルメ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏之介が密かに憧れている女性がいる。定食屋のバイトのユキちゃんだ。
彼女考案の唐揚げチャーハンが大好きな夏之介は時々店に食べに行く。
だが彼女は夏之介がプロ野球選手であることを知らないうえに、なんと大阪テンプターズの大ファン。その彼女が店の常連客たちとテンプターズの試合を観に神宮球場へ来た。
ブルペンの夏之介は気になって仕方がない。そして上位打線を抑えたところでマウンドに夏之介が立った―
{/netabare}
感想
{netabare}
今週ははじめてのラブコメ回^^
プロ野球選手の結婚のおはなしとかもあっておもしろかった♪


凡田さんが片思いのユキちゃんはテンプターズの大ファンみたいで
お客さんたちにさそわれて
いっしょにスパイダース対テンプターズの試合を見に来てたけど
定食屋さんのときとおんなじで凡田さんにはぜんぜん気がついてないの。。

凡田さんが相手の選手にぶつかったり球をぶつけたりするたびににらまれて
目が合ってにらまれちゃったり。。って

それでも、こんど行ったときに話くらいできるかな?
って凡田さんはちょっと期待したけど
やっぱりユキちゃんは凡田さんのことなんかおぼえてなかったみたい^^
ってゆうおはなし

今までナゾだったEDの女の子が誰かやっと分かったみたい^^

EDだといつもにこにこしてたけど
テンプターズ応援に来てたユキは関西弁でちょっときつそうな感じかな?

でも、凡田さんは気にならなかったみたい^^
やさしくっていい人だよね^^


調べたら年俸1500万円で結婚してない人の手取りって1000万円くらいだから
月に90万円近く使えるのに貯金できないってけっこう使ってるのかな?。。
東京の人の平均年収って30~34歳で508万円だって。。
結婚したりプロ野球選手じゃなくなったらたいへんかも?。。


あと、思ったけど
プロ野球選手って結婚したいって思ってる人とかいっぱいいるのかな?
って思ってたけどまわりが男の人ばっかりだから
結婚相手見つけるの大変そう?

いつも合コンとかしてそうな感じだったけど
そう言えばバーとかに飲みに行ったりするおはなしってあったけど
そうゆうおはなしって今までなかったよね?

お金のことだけじゃなく恋愛のおはなしとかももっとあってもいいかな?って
{/netabare}
{/netabare}


第13話からあとはグラゼニ シーズン2につづいてるから
そっちを見てね☆彡

投稿 : 2021/12/14
閲覧 : 807
サンキュー:

38

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お金の部分をメインにした異色野球もの

 原作は未読。
 野球ものではあるが、主人公の活躍を中心にした正統派の作品ではなく、プロ野球の内幕、
それも金をメインに描いた業界ものといった感じ。
 ここで描かれるのはプロ野球選手としては決して年棒が高いとは言えないような選手達が多く、
生き残りのための行動が様々な悲喜こもごもを生み出しており、全体的にはペーソス漂う、
なんとも言えない味わいを感じる。

 主人公が中継ぎ投手というのも珍しく、その凡田 夏之介は決して秀でた選手ではないが、
凡田だけでなく、毎回変わるゲストキャラにも焦点を当てるような内容なので、主役は一種の
ストーリーテラーの役回りも必要になっており、そういう意味ではこういった決して
目立つようなキャラではないのは、むしろいいんじゃないかと。
 凡田がやたらと金にこだわるのは観ていて気持ち良いものではないが、プロ意識として感心も
する。そして、年俸の高いプロ野球選手とは異なる小市民的感覚が親しみやすさを感じさせる。
 この凡田役が、プロ野球選手だった落合 博満氏の息子の落合 福嗣氏。こういった要素を
意識してのキャスティングだったのかな?。それはそれとしてこの役はうまくはまっていると
思う。

 男ばかりの世界で、ほぼ女性キャラが皆無。
 ただOPやEDにはヒロインらしき女性が登場しており、画面に華が欲しいという意味で、
登場を楽しみにしていたがなかなか登場せず、12話にようやく登場したと思ったら、それが
最終話。あらら。

 登場する球団は架空のものだが、該当する既存球団が分かるような設定。
 チーム名がグループサウンズのバンド名になっているところがなんとも。
 
2018/09/30
2021/11/22 加筆修正

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 335
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5

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スポーツを金で量る異質のテーマ

アニメーション製作:スタジオディーン(昭和元禄落語心中、GIAANT KILLING)、
監督:渡辺歩(宇宙兄弟)、シリーズ構成・脚本:高屋敷英夫、
キャラクターデザイン:大貫健一、原作:森高夕次、漫画:アダチケイジ

プロ野球の裏側を見せることを意図した異質の作品。
基本的には1話完結の形になっているため、気軽に観ることができる。普段はあまり目立たない選手たちに焦点を当てているのが興味深い。中継ぎ投手や2軍選手、引退間際の選手、引退後に何をするかということなども取り上げてプロ野球のいろいろな面を見せてくれる。

プロ野球選手にもさまざまなタイプの選手がいて、面白かったのは明らかに横浜ベイスターズの三浦大輔をイメージした原武投手の話。三浦は速球派で強気な性格の投手だったので、リーゼントの髪型や「番長」というイメージ以外は全く似ていないのだが、この投手の投球間隔が際立って長いというのは面白かった。現在の日本プロ野球機構では、無走者の場合、捕手から投手がボールを受けて15秒以内に投げなければならないというルールがある。それができなければボールを宣告される。だからこの話は、ルールが明確に適用される以前のことなのだが、昔は本当に原武のような投手がいてイライラさせられた覚えがある。「いつ投げるんだよ!」と突っ込みたくなる投手が本当にいたのだ。これも駆け引きのひとつだったのだが、現在では試合時間を短縮する目的によって、ルールが厳格化されている。

今回の全12話ではつながっていく話があまりなく、そういう意味では継続視聴がなかなか難しい作品だったかもしれない。特に盛り上がる訳でもなく、絵が綺麗だったり、動きが良いわけでもないので、なかなかポイントが少なかったのが残念なところだ。しかし、野球選手の悲哀を感じることのできる、じんわりとした味わい深さがあるのは確かだ。
そして、最終話で登場したユキちゃん絡みの話は面白いので、今秋からの放映が決定した2期に期待したい。
(2018年7月6日追記)

1話視聴時レビュー
野球漫画といえば、『巨人の星』に始まり、『アパッチ野球軍』や『侍ジャイアンツ』『男ドアホウ甲子園』『野球狂の詩』『あぶさん』『ドカベン』『プレイボール』『タッチ』『MAJOR』など数多くの作品が描かれ、高い人気を誇ってきた。昔はどちらかというとトンデモ展開の作品が多かったが、最近ではよりリアルに寄せた作風が多くなっているようだ。これは、年を追うごとに漫画やアニメを見る大人の割合が高まり、あまりに現実離れした展開だと読者や視聴者が付いてこないことも理由に思える(とここまで書いて、最近では『ONE OUTS』という漫画があったのを思い出した。あれは現実離れしたぶっとんだ話だったが、なかなか上手く作っていた)。

そんななかで制作されたのが『グラゼニ』だ。私はモーニング連載開始から原作を読んでおり、昔は必ずチェックする漫画のひとつだった。まず発想が新しい。主人公の凡田夏之助はスポーツ選手でありながら、年俸で選手を量るという特殊な考え方の持ち主。普通なら技術やパワー、運動神経などで選手を評価するところを「金」で判断するのだ。

1話では、年俸1800万円の凡田が1億を超えるような選手を抑えると、どのように評価されるか、逆に2軍から上がってきたばかりの打者が年俸1800万円という凡田のような微妙な投手に打ち取られると、どのような結果が待っているかというシビアな世界が描かれる。またそういう理屈は野球社会だけでなく、引退した野球選手が解説者になっても付いて回る話で、野球選手の悲哀が面白おかしく描かれている。

今では『グラゼニ』の漫画からは遠ざかっていたので、改めてアニメで見てみると、なかなか楽しめると思った。元々の漫画の作風が古臭く、動きが良いわけでもないので、ストーリーや展開を気軽に楽しむタイプのアニメだろう。

主人公の凡田の声優は落合福嗣。三冠王を獲得し、監督としても活躍したプロ野球選手・落合博満の息子だ。『灰と幻想のグリムガル』のモグゾーの役などで知られており、初の主人公役に抜擢された。1話を見た限りでは無難にこなしたという印象。高い声になると古谷徹に似ているところもあるので、色々な役ができるようになるかもしれない。
(2018年4月初投稿)

投稿 : 2020/12/19
閲覧 : 750
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41

名無し太郎 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

原作は面白いけど…

斬新な切り口で、原作は面白いんですよね。ただ、アニメで表現するとなれば難しい面があったのか、妙に間延びした場面が多く、見ていて苦痛を感じることもしばしば。原作3~4話をアニメ1話にまとめて丁度位になったんじゃないかな。

投稿 : 2020/02/26
閲覧 : 272
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1

ネタバレ

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

転がる夢と現実、追記 分割2クール目を見ました

追記:2クール目も面白かったよー、選手の裏話より
   セリーグでのスパイダースの戦いと契約更改の話がメインだったよー
   グラゼニって35巻も出てて続いてるんだね、いつか読むよ。
   凡田、応援してるよー(追記ここまで)



「父さん、プロ野球選手になったよ」

26歳左の中継ぎ投手、年俸1800万円、高卒のプロ野球選手
現実の夢の舞台きらびやかな世界の端で戦います。


{netabare}名前はグローズ・エニ、あだ名は「グラゼニ」
誰も知らないような中米の日系3世
メキシコのウィンターリーグでは当時19歳の球速MAX137km、変化球はチェンジアップのみの左サイドスローの投手
スカウトが背番号を見間違え、放出したかったチームが手放した。

生涯の球速MAX144km、変化球はチェンジアップとカットボール、
築き上げた記録は203ホールド、255セーブ
中継ぎ9年、抑え7年のプ1軍生活16年
ヤクルトスワローズ一筋のプロ野球選手として18年の鉄人
ついた通り名は『静かなるボンバヘ』『ベンチのスマイルダイナマイト』
リーグ優勝5回、日本一2回に貢献した。

名も無き左腕の苦難と笑顔と涙に満ち溢れた物語、
そこに時々ぶち込まれているプロ野球の仕組みと裏事情。
グラゼニが国の豪邸と日本との懸け橋を築くまでが描かれた
波乱と野球ストーリーがここに。{/netabare}

だと思ってた。原作の表紙を見た感じ。


ヤクルトスワローズファンの私には嬉しい
主役チームは神宮スパイダース。
主人公は凡田夏之助、左の中継ぎ投手
監督はノムさん(笑)

現実のチームや選手・球団関係者のオマージュとリスペクトが散りばめられており
リアル野球ファンにとっつき易い。
{netabare}広島の前田の話がやっぱツライわ、現実だとそれで引退したからなぁ{/netabare}
野球を知らない人にも
プロ野球の商売と商品にてついてそこそこ分かり易く教えてくれます。

この世界のプロ野球選手の年俸は若干抑え目な気がする。
モチーフとする時代が2000年前後なのかな。
と思って調べてみたら、2018年の今とあまり現実離れしてない数字だったことに驚愕。
この世界、マジで厳しいわ。

物語は凡田を中心に
1軍選手、2軍選手、外国人選手、
元野球選手、解説者、コーチ、監督、オーナー、
新聞記者、球団関係者などなどの
野球生活や私生活の両面から選手を描いていく。

凡田がええキャラしてます。

本当にこの世界は世知辛いです。
何がって?
OP・EDとメッチャ押してる料理店のかわええ店員さん{netabare}
たった一話しか出てこないし、凡田のこと全然好きにもならなんだよね。{/netabare}

昭和漂う作画にキャラデザ
CGを使うところは凡田のみ、
投手や打者のフォームは凡田のピッチング以外は変なの多いし雑www
しかし、その安っぽい感じがいいんですよね~♪

けどね、俺はこう思うんだ
凡田みたいなヤツが夢(ゼニと美女)を掴むから
プロ野球に夢があるんだって、勝手に信じてる!!

・・・普通にいいピッチャーだと思うけどなぁ。
活躍して欲しいなぁ。
目指せ年俸1億円越え!!!!!
それで3年働いて将来安泰♪

投稿 : 2019/01/20
閲覧 : 437
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個性的過ぎる野球アニメ

野球がテーマのアニメというと、普通はエースでチームが優勝したりサヨナラホームランを打ったりするといった派手な展開になるけどこのアニメは違う。

主人公が中継ぎのワンポイントだったり、同僚が戦力外になったり、敗戦投手になったり、派手さは無いけど寒い展開じゃないからとても引き込まれる。解説者の話など試合以外の事も多く、ゆるくて始めは違和感を覚えるけどだんだん慣れていって面白くなってくる。個性的だけど面白いです。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 359

preston さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

夏アニメ全部を消化しきれてないけど、現状ではイチオシ

まあ、野球興味ない人には何が面白いのかって感じだろうけど(;´∀`)
普通の野球アニメでは間違いなくスポットを当てないところに
焦点を当ててて面白かったっす。

何の情報も入れずに見始めたので途中で気付いたけど、CVフクシ君なのね。
全然違和感なかったというか、ハマってた。

【満足度80/100】

投稿 : 2018/11/03
閲覧 : 278
サンキュー:

3

ネタバレ

ゴノウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

野球を仕事に選んだ人の物語

プロのスポーツ選手は仕事をしてるとどうしても怪我を考えないといけない
給料も稼げる時に稼いでおかないとプロを辞めた時又はクビになった時
生活が成り立っていかないっていうあくまでも現実を直視したアニメです

野球グラウンドが職場でそこにはゼニが埋まってるっていうのは比喩であるが本質を突いてると思いました

普段ビールを飲みながらおつまみをつまみながらTVで野球を見るのですが、このアニメを見てから見ると選手の心理が分かった様な気分に浸れます

野球好きならオススメです

投稿 : 2018/10/30
閲覧 : 318
サンキュー:

6

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ある意味、高校球児に観てほしいアニメ(笑)

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
こういう、「隙間を狙った作品」って好きです。

野球は人並みに好きですが、初めて知ったことも多く、そういった意味で楽しめました。序盤で嫌になる人も多いかもですが、中盤から面白いんで、見続けて欲しいな~と思います♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
分かった、このアニメ、1話がダメだ(苦笑)

1話(ツカミ)で個性出したいのは分かるけど、ゼニゼニ言い過ぎて、ちょっと嫌になりますよね。

本作の良さはむしろ、中盤の、5話(漫画家回)や6話(夜の付き合い)、7話(二軍と一軍)なんかの、世知辛くも熱い話。

前半は銭(金)の要素が強すぎ、後半は御都合主義に傾いたり世知辛過ぎて、イマイチ。

野球はもはや日本の国技で、1億総監督だからこそ、こういうトリッキーな作品は成り立つし、興味深い。こういうマニアックなことを、例えば剣道のようなマイナー競技でやっちゃうと、内輪ウケになっちゃうしね。

声優をフクシ君(落合さんの息子さん)がやっているのも、話題にもなったし、キャラにも合っていて良かったかなと思う。

こういうアニメを観て、それでもプロになりたいという高校球児には頑張ってほしいと思う(笑)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
確かに、怪しい仕事っぽい(笑) パワプロやん(笑) 作風なんだろうけど、あまりにも金(ゼニゼニ)言い過ぎかな。

2話目


3話目
県人会、関東学連にもあったな。あんまり行かなかったけど。最後のホームラン、熱いな~。

4話目
ベテランにデッドボールはキツいよな。

5話目○
漫画家との共通点、熱いね。リリーフピッチャーの役割もよく分かった。

6話目
この話は極端としても、プロ野球選手って、プロのアスリートの中ではトップレベルに不摂生だと思う。フロントドア、熱いな。

7話目
世知辛いし、リアルな話だな。まあ、それでも夢を叶えた人生とは言えるけど。熱い展開だったな♪

8話目
日本のプロ野球、一軍はともかく、二軍は貰いすぎかな~とは思うかな。

9話目
バッティングピッチャーか。コントロールが良くて打ち頃の選手が良いわけだもんね。この回はなんかツマランな。

10話目
この話は、なんか嫌だったな。あまりにもうまくいきすだし、夏之助が嫌な奴に見えすぎた。

11話目
投球術って、こういうのもあるんだなという話。

12話目
なんか、混んでるな(笑) 孤高のグルメに、EDの伏線回収に、まさかのビートたけしさん(笑) これは凄いアニメだ!

{/netabare}

投稿 : 2018/10/14
閲覧 : 490
サンキュー:

17

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

グラウンドには銭が落ちとるんや。

とは、元南海ホークスの名将・鶴岡一人の名言。

すべてを銭勘定してしまうヤクルトの中継ぎ投手である
凡田夏之介の口を借りて、いまのプロ野球界を
わかりやすく教える、ちょっとメタっぽい
作品です。

夏之介の声は、あの落合博満のご子息である
落合福嗣くん。いやあ、東スポで{netabare}「落合家チンポ
丸出し」{/netabare}と一面を飾った、ちゃぶ台に乗って
{netabare}放尿{/netabare}をしていた子が、立派になったなあと
涙を流しています。

プロ野球好きなら、絶対に楽しめる「なんJ」民
御用達アニメですかね。

======最終話視聴後、感想です。

すごく面白かったです。
最初の印象どおり、熱いスポ根モノではまったくなく、
職業アスリートとしての生活を、プロ野球界の内側から
非常にフラットな視点で淡々と描いています。

リアリティがあるため、観ていて引き込まれる
内容ばかり。特に高年俸のベテランの引き際とか
(某●人の阿●に通じる)、外国人枠の話とか、
あるだろうなーみたいな思いで観てました。

ただ、徐々にネタが無理やりかなーって感じが
してきましたかね。豪快にキャバクラで遊ぶ
無頼漢の選手とか、実は大したことがない番長とか。
まあ、番長は「ハマの番長」をイメージしている
のかなという気もしましたけど、あまりプロ野球界の
裏事情を描いているという感じはなくなりました。

とは言え、これはプロ野球に興味のない人にこそ
観ていただきたい。単にボール遊びで金をもらってる
人たちではないんだよと。こんなこと考えて、こんな
感じの生活なんですよという人間味を感じることが
できると思います。

ぜひ続きを観たい作品です。

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 332
サンキュー:

4

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まあ、予想どおりでしたが、いい意味で裏切ってくれた部分も!

原作をアプリで3巻まで読んでいた手前、作品内容に関しては元々好きだったので特に不満はありません。ただヒロインの登場がまさかの最終話だったとは思わなかったので、その点は驚いてます。

個人的にこの作品で一番驚いたのは、主人公の声を担当した落合福嗣氏の声です。個人的にはハマり過ぎなくらいハマってました。これからも父親の七光りと言われないように頑張ってください。

投稿 : 2018/09/26
閲覧 : 286
サンキュー:

3

saiha さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

唯一無二の野球アニメ

野球を題材にした作品は数あれど、プロ野球選手の懐事情にフォーカスを当てた作品というのは本作ぐらいなんじゃないでしょうか。
主人公がプロの中継ぎ投手というのもかなり珍しいと思います。
プロ野球好きとアニメ好きがどのくらいかぶっているのかわかりませんが、プロ野球好きなら楽しめるアニメだと思います。
へーそうなのかと思わされるトリビアがちりばめられています。

あとは何といっても福嗣君ですよね。
本作の主人公役に抜擢されたのは間違いなく親の七光りだとは思いますが、違和感なくちゃんと声優やってます。
またアニメ化するなら引き続き福嗣君でお願いしたいですね。

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 241
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヒロイン出てくるの待ってたら最終話になってしまった

3割くらいヒロインの子目当てな所あったから多少裏切られた感w
ED詐欺とかそういうのやめよ?

内容は割と面白かった。

一部の大物除き、ほとんどのプロ野球選手が抱えているであろう
生涯収支レベルでの金銭不安に焦点を当ててるアニメ自体初めてだったし、
1話でそういう層の選手(引退選手含め)の実情が上手く伝わってきたから興味そそられたよ。掴みは結構良かった。
稼ぐため、生き残るためと根は同じだけど、ゲストキャラたちで色んなパターンも見られるし。

主人公の投手は若干ファンタジーな人物設定で、格下(年俸が下)には滅法強く、格上には弱いなど、対戦相手の年俸の多寡によって勝負結果が決まる。「自分と相手の年俸の差 = 実力差」ってのは間違っちゃいないけど、主人公の場合はやや極端に思えた。
この設定は本来もっと多角的に攻略するようなバッターとの勝負をかなり淡泊にしちゃってたんで、野球の部分が正直ちょっと物足りないな~と思う時もあったけど、でもここに力入れると既存の野球ものと大差なくなるから、半端にされるよりはこれはこれで良かったかもと思えた。

それよりは年俸オタクな主人公が、年俸の額を物差しにして選手それぞれのクリアすべき査定ポイントだったり、
もっとシビアなとこだと競技人生かかった勝負所だったりを分かりやすく解説してくれるっつー利点の方が大きかったわ。

全体的に「分かっちゃいるが世知辛ぇ・・・」「やっぱプロってシビアすなあ~」な展開が多いけど、
基本的にテンションが暗くならないし、あっけらかんとしたキャラデザのおかげもあり気分が沈むことなく楽しく視聴できた。

作画は主人公の投球以外の野球シーンはクソアニメ臭漂ってたwもうちょいフォーム勉強したら?w後半さらにしょぼくなったし。

主人公のキャストwお父さん繋がりだろうけど普通に上手かったよ。

2期も観るつもりだけど、ヒロイン成分はもっとくれ。



{netabare}凡田の年俸病、(実力にほとんど変化ないまま)次シーズンから金払いの良い他球団に移籍して年俸が凡田より上になる選手とか出たらどうなるんだろ?その瞬間バカスカ打たれたりすんのかね。

それに年俸上がり続けたらそのうち誰も打てなくなる潜在的チートスキルだよなこれw

これからどういう扱いになるのか気になる。{/netabare}

投稿 : 2018/09/20
閲覧 : 275
ネタバレ

ひつまぶし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これまでになかったスポーツアニメ

原作をちょっぴり知っていたので楽しみにしていたアニメです
野球をお給料という面から切り取った作品はこれまでにないものなのでは…?
いち野球ファンとして楽しめました

年収1800万の投手がシーズン3分の1で20登板ってもはや大ブレークなのでは
凡田がんばれ

ただ作画はどうしても気になっちゃいました
日常描写はいいのですが、野球の時の走攻守全てにおいて動きがとってもぎこちない
他の野球アニメと比べても非常にぎこちなく感じます
それ以外はよかったので純粋に2期楽しみです
原作は{netabare}パリーグに移籍したりしてるんですよね{/netabare}。この辺も気になる!

投稿 : 2018/09/18
閲覧 : 311
サンキュー:

3

ネタバレ

ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意外と面白い

作画から若者向きではないので、評価が低いのは仕方ない。
物語も平凡で、まったり観ることができる内容。
ただし、全くつまらないことはなく、普通に面白いと思う。

あんまり人気ないかと思ったけど、最終話にビートたけしが登場。
それなりに評価されてるんだと思い、私としては満足かな。

投稿 : 2018/08/16
閲覧 : 282
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3

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

プロの世界

野球を精神論に美化していない珍しいアニメですね。
プロの厳しさを、あまり重くならずに描いています。
野球に限らずプロの世界は厳しい物です。

今までの野球アニメは、見ていて「うっとしい」と言う印象しか残らなかったのですが、これはお話としても面白く、テンポの良い一話完結のお話でした。

野球は金儲けになる。
それだけ競技人口も多く、見る人も多いと言う事ですね。
だから高校野球なんかも商売になる。
ただの就職試験なのにね。
今年も何人かがプロの就職試験に合格し、残りの多くの選手はその肥やしとなって消えて行く。厳しい世界ですね。

投稿 : 2018/08/12
閲覧 : 282
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

グラウンドには銭が埋まっている

この作品の原作は未読です。
正直作画が好みかと問われると普通…可もなく不可も無く…という感じなのですが、プロ野球に対する視点がとても面白い作品だと思います。

ジャンルは野球…
野球マンガといえば最近ではダイヤのAやメジャーが有名ですが、これらの作品に共通するのは、誰もがダイヤの原石で磨けばスーパースターになれる素質を持った人が主人公であること…
恵まれていない一面を持っていながらも、それを凌駕する素質を持って生まれた存在であること…

しかもプロ野球の様に、負けても次のある試合を戦っている訳ではありません。
負けたらそれきり…そんな崖っぷちでの戦い…
己の力量を知り、目標を定め、なりふり構わず全力全開で打ち込む姿に私たちは熱い気持ちと感動を貰いながら、視聴を続けてきました。

本作品もジャンルは野球なのですが、少なくても上にあげた作品とは明らかに一線を画す作品です。
何故なら、この作品で一番重要視しているのは試合によって動く「お金」なのですから…

この物語の主人公は、プロ野球のスパイダースに所属している凡田夏之介…
プロ8年目で年俸1800万円の中継ぎ投手なんです。
プロで8年やっていくのは凄いことだと思いますが、一流で括られるグループには恐らく入っていない選手だと思います。

でも、むしろプロ野球の選手ってこういう中間層が一番厚いのかもしれません。
だからしのぎを削ることができる…切磋琢磨できる環境が整っているんだと思います。

1軍から2軍に落ちたらどうなるか…
ピッチャーが大事な場面で打たれたらどうなるか…
打者でも大事な場面で打順が回ってきた時、打てなかったらどうなるか…
何となく想像するのは易しいと思いますが、それはあくまで推察の範疇…

この作品では、そういうギリギリのラインでせめぎ合っている人に焦点が当てられているんです。
だからプロ野球とはいえ、まさにサラリーマンそのもの…
だって、私の様なサラリーマンも自らの技術を駆使して会社にどれだけ貢献できるか、で査定される訳ですから。

ただし、サラリーマンとプロ野球選手の唯一にして絶対の違いは「安定」ですけれど。
サラリーマンは、若いうちは給料も低いし下積みの仕事だって少なくありません。
それでも、プロ野球選手ほど有名にはなれなくても、成果を上げ続ければおのずと会社での評価は上がり、それが給与に直結する訳ですから…

だから凡田もお金にはとてもシビアです。
公式HPにも記載されていましたが、プロ野球の世界は相当厳しいです。
・30歳を超えたらあと何年できるか分からない
・引退してコーチや解説者になれるのはほんの一握り
・引退後は年収100万円台の生活に陥ってしまう人もいる
・プロ野球選手は現役のうちに稼がなければならない!

確かに、プロ野球を目指す人って人生の全てを野球に注ぎますからね。
それでもプロになれる人自体だって少ないでしょうに…
それでもやっぱり将来の事を考えちゃいますよね…

そして凡田にも気になる女の子が出来るんです。
1流選手が女子アナやモデルなどと華々しい結婚していく中、凡田の目に留まったのがとある定食屋で働く看板娘のユキちゃん…
可愛いしCVがM・A・Oさんなので、見応え十分です。

気になったのが、ユキちゃんが出てくるのが物語の終盤なんです。
だから出てきたのも少しだけ…
「え、これで終わり?」と拍子抜けの感じだったんですけどね。
そしたら秋アニメでまさかの続編発表…
こういうサプライズ…大好きです。

オープニングテーマは、サイプレス上野とロベルト吉野さんの「メリゴ feat. SKY-HI」
エンディングテーマは、土岐麻子さんの「SHADOW MONSTER」

1クール全12話の物語でした。
次期ではユキちゃんとの仲が進展するのか…
凡田の成績と同じくらい気になります。
とにかく続編が楽しみです。

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 431
サンキュー:

13

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

しらんまに終わってた

しらんまに終わってた 最後の最後で EDの女の子の招待わかった

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 330
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2

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

地味な作品ですがアニメの内容は満足出来るものでした。

まず思うことはメタぽいドキュメンタリー番組な開始だなと思った。
視聴者に自分の自己紹介したり、何の仕事を仕事をしているのかを説明したり
アニメーションという媒体を使ってはいますが
内容はドキュメンタリー番組みたいですね。
主人公がナレーションて感じです。
つまり演出としては既に出来上がった映像作品に主人公がナレーションしている方式

で何の仕事の話かというと、野球選手、つまりプロ野球選手のこと
最近はNPB(日本野球機構)以外にもあるみたいですが
この作品ではNPBをモデルにした架空のチームが登場するものとなっている
主人公は男性で26歳年俸1800万円のプロ野球選手でポジションは投手で中継ぎをやっている設定
設定から主人公はすでにある程度完成された野球選手で
努力や成長を描くよりは、「お金」にかかわることがテーマにみえました。
主人公のプロフィールから引退後の人生は不安で
その主人公が数々のプロ野球人生の経験をお金に絡めながら語ることにより
リアリティーを出している印象でした。
引退後の人生が不安な彼が引退後は年収100万円台になるかもしれない不安
引退後のために安い入団契約金なのにそのお金にも手を出してはいけないという現実
などの言葉が重くのしかかるので演出は成功していました。

出てくる登場人物は毎回選手や選手以外の野球に関わる色んな人が出てきて
進めてました。外野手、外人選手、キャッチャー、スコアラー、プロ野球解説者
、球団首脳陣、引退した人など色んな人の人生がみれて
主人公がその人のことをナレーションで説明する
演出で、例えばその選手が入団何年目で家族構成で実績はどれくらいで現在チームに置かれている状況を語り
その人の人生のいきざまを主人公の目線の主観で語られ
関係ない主人公の目線だからこそ、その人の置かれている状況の厳しさに
客観性が出ており、ズシリと視聴者に厳しさを伝えていましたし
外人選手、中継ぎ投手、外野手、キャッチャーにしてもその人がどういう立場でいまどういう状況にいるのか
そして選手として何を必要とされているのかがポジション別にストーリーを通してよく伝わってきたので
プロ野球選手は大変なんだな・・・はわかりました。
例えば首脳陣の選手の評価の仕方は
外野手だったらこれぐらいの成績が求められるや
中継ぎ投手だったらあれぐらいの成績が求められるなど
ポジション別に求められる技量をストーリー上で描写していて
その描写が実に絶妙にされているので
ありえそうだな…と身にしみる良さがありました。
そして引退した人のその後も描かれていたので幅広い描かれたは作り込んでいたと思う。

主人公の設定に関しては年俸を気にしていて
この選手は自分よりも年俸が高いから、自分よりも年俸が安いから
を意識して試合をしたり、日常生活をおくっているので
その点に関しては実際のプロ野球選手独特の価値観だなと思いました。
どっちかといえば、ファンだとその人の過去の年度別実績や今年の成績で
その人の価値を判断すると思うので
この感覚は現場で仕事をしている人独特の感覚かなと思う。
どんな仕事の人でも同僚や同業者の人の給料は意識するものだと思うので
それに近いんじゃないでしょうか
なので最初はそんなに年俸気になるものかな?と思ったけど
冷静に考えたら同僚や同業者の人の給料は気になるし社会人らしい価値観だなと思った。
社会人でも自分よりも給料が高い人より頑張って見返してやるぜ的な感覚はあると思うので
そういったプロ野球選手独特の価値観の描写はこのアニメの面白さになっていた。

スポーツアニメなので試合描写については
作画は派手さはなくてインパクトはないんだけど作風的に
現実感を出している作品なので地味さはマイナス面にいはなりにくいですが
後半増えた1枚絵の多さは目立ったな
それでも選手の動き自体はスムーズに動いて結構ぬるぬる動くなど自然さが出ていて良かったし
作画自体の崩壊はなくて地味ながら安定してたので
この作品風でやった作品としては作画は良い方だと思います。
作画以外ではプロ野球選手なので1度の負けが即終了というトーナメント式でないがゆえ
負けるという厳しさ、そして調子が良くても相手がそれを上回る
パフォーマンをみせられると勝てないや
自分の投球は頑張っても、他の人が打たれたために勝ち投手にはなれなかった
の現実が描かれていたり
逆に調子が悪くても味方のファインプレーに助けられたりなど
色んな試合展開をみせれるので
色んな試合展開をみることにより視聴者的には試合の大変さは伝わる出来になってました。

問題点はキャラは色んな人の人生がみれてこのアニメの面白さになってるのだけど
まさかのほぼ全キャラほぼ使い捨てなので
その点は残念かな、ゲストキャラが出てくるのはしょうがないですが
ほぼ使い捨てなのでキャラの積み重ねがないので
積み重ねの楽しさがないのはなあ・・・惜しい。
そのためストーリーは1話完結型で毎回スッキリとする1話完結が
みれるのは良いがストーリーの本筋があるわけではないので
どこが変わって、どう成長したなどが弱いのもな
1話終わるとストーリー、キャラがリセットされるのに近い仕様は残念でした。
時系列も殆ど進んでないんじゃないのかな?
そういう作風なのだからそれに文句をいうのは反則なのはわかるけど
出てくる選手は1軍2軍の往復選手で地味で
プレイ自体も派手さもなくて華がなくて
スポーツものでよくある宿命のライバルがいるわけでもないし
女性キャラもほぼ出てこないし本当に男の世界の
あくまでも個人個人の地味な活躍、地味な失敗を描いている
地味なストーリーなので地味な面白さを楽しめるかどうかでしょうね。

声優さんについてはほぼ使い捨てキャラばかりなので
合っているかどうかをじっくり聞ける作りではなかったですが
パッと聞いたあたりでは問題はありませんでした。
主人公役の方に関しては落合さんは有名プロ野球選手の息子さんですが
普通に聞いている限りでは発音、滑舌は問題なくて
気持ちのこもった演技をされていたので、おそらくは本格的なトレーニングされていたことが
うかがえるのでとても良かったです。

まとめるとキャラもストーリーもあまり積み重ねがあるアニメではないですが
プロ野球選手、その関係者のいきざまを引退後の人生が不安な主人公目線の主観で
進む展開が面白く、主人公の年俸で色々考える価値観も
現場で仕事をしている人独特の感覚が出ていて面白さになってました。
プロ野球選手は何を必要とされて大変だとよくわかる内容だし
試合展開も1度の負けが即終了というわけではないので
色々な展開がみられて楽しめて、試合も大変だなとわかるので
楽しめる内容でした。
地味な作品ですがアニメの内容は満足出来るものでした。
2期があるそうなので2期はキャラとストーリーに積み重ねが
出るといいなと思います。
あとこのアニメみたいなと思って楽しみにしてたら
4月からの放送は地上波がなくてビックリした。
もっと気楽に観れる放送体系にてほしかったな商業作品なので大人の事情があるのはわかりますが

投稿 : 2018/07/12
閲覧 : 328
サンキュー:

7

ネタバレ

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほんわかしたサラリーマンプロ野球アニメ。こういうのアリかも。

原作未読。全12話。2018年10月より2期の予定あり。

主人公は、あるプロ野球チームの年棒1800万の中継ぎ投手。
年棒で選手を推し測ったり、年棒基準のプロ野球あるあるネタ
など、金基準の話が多く、「グランドにはゼニが落ちている」
ということで、グラゼニなのですが、ガツガツ感はなく、
本当は勝負の世界で厳しいはずなのですが、シリアス展開は
ほとんどなく、ほのぼのした感じです。
スポ根!って感じではないですね。

初めは、ゆるくて、こんなのでいいのかなー?って
違和感を持って観てましたが、話が進むにつれて
なんか、慣れてきて、ほのぼの楽しめてきましたw

また、まだまだ話は序盤なようで、10月から2期が
あるようで、ちょっと気になってます。

ほんわかしたスポーツアニメもアリかもって、
思いました。

投稿 : 2018/07/10
閲覧 : 341
サンキュー:

19

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

プロ野球という”年俸が公開される特殊な世界”の裏事情

野球漫画でありながら、いわゆる「スポ根」には属さない珍しい作品であり、試合描写よりも「カネ」にまつわるプロ野球の裏事情に主題を置いた作品。
10月より2期スタート!!

「野球×カネ」となると、シリアスな心理戦が繰り広げられる「ONE OUTS」やチームマネジメントに主題を置いた「マネーボール(洋画)」、「もしドラ」みたいな作品が真っ先に想像できますが、本作では心理戦も統計的なチーム改善ストーリーも展開されません。

あくまで超格差社会であるプロ野球の世界のシビアさを感じさせようなショートストーリーを楽しむ、どちらかというと「日常系」に近いテイストのアニメでした。

なので、熱いプレーや格好いい選手達の活躍が観たい方には当然厳しい…。
逆にプロ野球好きにとっては、地味ながらも堪らない面白さがある作品だと思います。


Jリーグもそうですが、選手の年俸が公開されている特殊な世界では、相手の年俸は少なからず気になっちゃう部分だろうと思います。年俸がステータスというか…。
特に野球のように打者と投手の一騎打ち(当然他の要素も多いですが)が多発するスポーツでは特に意識してしまいそうです。

そういう新たな視点でスポーツを描いてくれただけでも相当価値のある作品だったと思います。かなり内容が興味深く、日常テイストの気楽さから、疲れることなく観れる好アニメだと思いました。

(日本の漫画やアニメは、本当に多岐にわたる内容のものが溢れていて、改めて素晴らしいなぁ…なんて思ったり…)

声優は、名野球選手であった落合博満の長男である落合福嗣が主役を務めていますが、これが外見込みではまり役。その他の声優さんも、違和感を覚えるような配役はなかったです。

音楽については
ヒップホップ系のOP「メリゴ feat. SKY-HI」
アニメ好きには少し抵抗のある楽曲かもしれませんが、個人的には口ずさんでしまうほどお気に入りの曲になりました。反吐が出そうな社会人生活を応援してくれているような楽曲です。

ちょっとダウナーな雰囲気のED「SHADOW MONSTER」
EDもすごく癖になります。何よりも映像の優しそうな女性の可愛い仕草が毎週の癒し…。しかし、ヒロインである彼女はほとんど本編に登場しませんでしたね…良いんだ…2期あるし…。

残念なのは「作画」です。
投球フォーム等は、野球に詳しいほどめちゃくちゃに感じるらしいですし、本編だけでなくOPやEDを観ても、作画には力が入っていないことは見て取れます。
ただ、先述の通り、本作はスポ根ではなく、試合描写を楽しむ作品ではないため、作画が悪かろうが特段気になりませんでした。
日常系だし、出てくるのは、おっさんばっかりなので、そもそも映えないし…。
寧ろヒロインに関しては漫画よりめっちゃ可愛いし…文句は言えまい!

取りあえず、スポーツ観戦が好きな方は、地味ながらも観てみるべき好作品だと思います。
逆にスポーツに興味ない方だと、スルーするのが無難かなぁ…と。(リアルな観戦は興味ないけど、スポ根は好き!って方も、避けるべきでしょう)

投稿 : 2018/07/08
閲覧 : 483
サンキュー:

16

コンソメポテト さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

キャッチボールした事あるのかな?

■観方 毎週一回観て 録画を消去しています

まず驚いたのが 落合博満の息子落合福嗣の声優ぶり
十分巧いじゃん!主人公凡田夏之介の頼りなさげなキャラクターにピッタリ
正直舐めてましたすみません!! 彼の演技で十分作品に引き込まれました

ただ問題なのは 描いてるアニメーターボール投げた事ないだろ?って位ボールを投げる動きがボロボロ・・・途中これはマズイと思ったんでしょうね 無事CGに切り替わりましたw でも問題はもう一つボールをミットでキャッチする音!「ポスッ」て・・・もっと大きく「パンッ!」って音じゃないのかな
このキャッチの効果音がダメな野球アニメは制作会社が野球に興味ないんですね 
これが普通の野球アニメならこの時点で観ないんですけど この作品は野球選手の日常方面に焦点を当てているのであまり気にならず観られました。ただあまりにもお金の事を取り上げるのでちょっと辟易します
プロ野球選手の現実の厳しさを描いてるのは判りますけど、アニメ観て現実問題で嫌な気分になりたくないよね 

最後に放送局がBSスカパー!って・・・誰が観てるんだろ?w

投稿 : 2018/07/07
閲覧 : 330
サンキュー:

5

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

プロ野球のお仕事

プロ野球選手の実力は年棒に反映されている
そんな冒頭説明から始まる
プロ野球選手 銭闘をリアルに描いた作品

主人公 凡田夏之介はプロ8年目の神宮スパイダースの中継ぎ投手
年棒1800万
主人公のCVは中日ドラゴンズのGM あの有名な落合博満のご子息
副詞さんが担当されてることでも話題になった作品です。

この年棒が一般のサラリーマンと比べ高いのか安いのか?
30過ぎたら その先どうなるか判らないプロの世界
一般サラリーマンが生涯で稼ぐ金額は1.5億~2億とよく言われてます
1800万で5年同じ契約でも1億届かない
30代でクビになること考えたら、全然足りないそうな
それにトレーニング機材も自腹で揃えるらしいですからなお更です

そんな主人公が 年棒上がる仕事とか評価が下がる仕事とか
懇切丁寧に教えてくれます

簡単な話 自分より年棒が低い選手に打たれれば評価は下がり
年棒の高い選手を抑えれば評価が上がり、来期の年棒UPに繋がる
でも、抑えたり、打たれたりを繰り返すわけで、なかなか年棒はあがらない

主人公の銭闘以外にも、引退した選手の悲哀、若手選手の二軍落ちの経緯
プロの選手の飲み会事情なんかも取り上げてて、とても興味深く見ることが出来ました。

この作品のおけげで
最近プロ野球を見ると、ピッチャーと打者のそれぞれの年棒が気になって
安いピッチャーだと あ~打たれるな、とか、打たれるわけないな とか
新しい楽しみ方ができるようになりました(笑)

でも、ほんとプロの世界は厳しい
年棒の安い若手選手は与えられたチャンスをすべて生かさないと
生き残れない そうやって大選手になって行くんです
清宮君も頑張って欲しいですね

投稿 : 2018/07/01
閲覧 : 297
サンキュー:

9

ネタバレ

みっぱ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

野球好きなら面白いが・・・

中継ぎ投手を主人公にプロ野球の裏事情を描いているお話ですね。
プロ野球好きなら好まれるかもしれませんが、野球を知らない方にとってはいまいちではないかな・・・。
同僚に野球有名校で野球部キャプテン、プロ野球選手にはなりませんでしたが、プロに行った先輩方の裏話など聞いたりしていましたので、私はとてもはまりました。
第一期は前振りというか、これから面白くなるところで終わっちゃいましたね。
一期を見られた方は、是非二期も見てください。

投稿 : 2018/07/01
閲覧 : 232
サンキュー:

3

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒロイン出てきて即終了

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:早く定食屋のお姉ちゃんでてこねーかなぁ。正直定食屋パートだけで俺は満足できる。
期待度:★★★★★

おいいいいいいいいぃぃl----!!!
定食屋の姉ちゃん出てきてこれで終わりかよ。。。
いくら10月から2期と言えど、グラゼニの本番はここからだろがよ!

凡田は野球しなくていいから定食屋通いつめれや!

投稿 : 2018/06/29
閲覧 : 304
サンキュー:

10

josui さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルはありません。

ざっくり言うとプロ野球選手の大変さを描いているアニメです。
夢をない内容ではありますが、そこそこおもしろいです。
気になったのは試合中の描写ですね。
CG含め明らかに不自然なシーンが散見しました。
それとヒロイン(それとも紅一点?)のユキちゃんが
最終話まで登場しないのもどうなのか。
素の主人公に魅力があるわけではないので、
安易とはいえヒロインの登場というのは
主人公を際立たせるカンフル剤になりますから
早めに登場させてほしかったですね。

投稿 : 2018/06/28
閲覧 : 272
サンキュー:

4

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グラゼニのストーリー・あらすじ

年俸1800万円の投手、凡田夏之介(26歳 独身)は今日もマウンドに上がる。「グラゼニ」を夢見て!

凡田夏之介(ぼんだなつのすけ)はプロ野球・神宮スパイダースの左の中継ぎ投手だ。入団8年目の26歳。年棒1800万。毎試合、打者の年棒をチェックし、肩を作って出番に備える。今日の対戦選手は大阪テンプターズの代打の代打、右打者の土井。2人の子供を抱えて社会人野球から26歳で入団した4年目の選手で、年棒は700万。今日打たなければ2軍降格。来年の契約も危うくなる。だが夏之介は全力で立ち向かう。明日は我が身だからだ。

年棒”をテーマにしたプロ野球マンガ。成果主義のプロ野球を、夢を売る徹底した格差社会として捉え、シビアな世界で生活のために生き抜く投手・凡田夏之介の姿を描く。(TVアニメ動画『グラゼニ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年春アニメ
制作会社
スタジオディーン
主題歌
サイプレス上野・ロベルト吉野『メリゴ feat. SKY-HI』

声優・キャラクター

落合福嗣、M・A・O、二又一成、乃村健次、石野竜三、浪川大輔、星野貴紀、松本秀夫

スタッフ

原作:森高夕次、漫画・アダチケイジ「グラゼニ」(講談社『モーニング』連載)、監督:渡辺歩、シリーズ構成・脚本:高屋敷英夫、キャラクターデザイン:大貫健一、音楽:多田彰文、音響監督:辻谷耕史、音響制作:Ai Addiction

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