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「RWBY Volume4(日本語版)(OVA)」

総合得点
73.8
感想・評価
16
棚に入れた
98
ランキング
969
★★★★★ 4.1 (16)
物語
4.0
作画
3.8
声優
4.3
音楽
4.1
キャラ
4.2

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RWBY Volume4(日本語版)の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

チームRWBY、各々の道を模索する。再び出会うその時のために

『RWBY』(ルビー)は、アメリカのルースター・ティース・プロダクションが制作したWEBアニメシリーズ。
第四シーズンのVolume 4全12話(October 22, 2016~February 4, 2017)(wikipedia、英語版からの引用も含む)

総時間3時間10分(amazon prime video)

いきなりですがここで訂正を。Volume 1(以降Volumeは「期」として表記)のレビューで原作のモンティ・オウムは3期を最後に亡くなったと書きましたが、実際のところは3期が公開になる以前に既に亡くなっていた模様です。(RWBY3期のWEB公開開始が2015年10月24日、オウム氏が亡くなったのが2015年2月1日、脚本には名前があるようですが監督に関してはケリー・ショウクロスが務めておられました。)
そうやって見ると3期から毛色が変わったのは元々の脚本なのか監督が変わったせいなのかちょっと判断しづらい面もあります。(本来はちゃんと当該レビューで訂正するべきなのですが、ここ「あにこれ」では色々と順番が変わってしまう仕様のためとりあえずこの場を借りて訂正させていただきます。いずれはちゃんと書き直すかもしれませんが。)

さて、前回ルビーの銀の瞳に当てられたせいで左目と左手、更にロングヘアーと声までもを失ったシンダー。満身創痍の状態の中ティリアン・キャロウズ (Tyrian Callows)にいじられるもののどういうわけかセイラム (Salem)様に庇ってもらうという流れ。

ジョーン新武器ゲット。というかいつ失ってたんだっけ?ピュラに未練たらたらの彼は夜中みんなが寝静まった後に彼女の映像を観ながら特訓を繰り返す。それを陰ながら見守るルビーという構図。

父親のジャック・シュニー (Jacques Schnee)は傲慢だわ弟のウィットリー・シュニー (Whitley Schnee)は嫌な奴だわ母親は酔っ払いだわと家庭環境に全く恵まれてないワイスお嬢様、無事軟禁。さらに実家の家業はアイアンウッド将軍によってダストの貿易を禁じられるというご無体な羽目に。

一人出奔したブレイクにはサンがついてきていた。半分ストーカーですがそんな彼と一緒にグリムを撃退。というか、ブレイクにだけ男の影が付きまとうのは何故なんでしょうねw

今回から登場するファームボーイのオスカー・パイン(Oscar Pine)にオズピンが転生していた。というか既に生きてる人間に転生するのな……これってもう転生っていうより寄生だろ……

右腕を失ったことによりヤンちゃんから明るさが消える。まあそりゃそうだと思いつつも完璧だった彼女がこうも打ちひしがれる展開というのは辛いものがあります。完全にアダムに対するトラウマが植え付けられていて震えが止まらない。

今期で一番のハイライトとも言えるのがルビーらが「彼岸花」を読めないというシーン。日本語に翻訳してるのに日本語が読めないって中々見ないですよねw

陰ながらルビーらの手助けをしてるクロウおじさんに会いに来るレイヴン・ブランウェン (Raven Branwen)。彼女はクロウの双子の姉であるものの決別して以降は姉弟仲はよろしくありません。最初はレイヴンの方からクロウを家族と呼ぶものの、拒絶された後はクロウに対し自らも家族ではないと宣言。骨肉の争い勃発。

ブレイクらはファウナスの住む大陸であるメナジェリー(Menagerie)に到着。そこの現チーフ("Chieftain"、酋長、まとめ役)を務めてるのがギラ・ベラドンナ(Ghira Belladonna)、つまりブレイクの父。ようするにブレイクはお嬢様。
もう一人のお嬢様であるワイス、悶々とした状態で実家のパーティーに出席。その時ヘンリー・マリーゴールド(Henry Marigold)なる男に声をかけられるも会話の後に逆上。後に父からシュニー家の後継者から外される宣言をされ打ちひしがれる。

一方その頃ルビーたちはティリアンとバトル。彼はルビーを連れていこうとしており、どうやらセイラムは銀の瞳を持つ彼女に興味がある模様。だからシンダーの要望にも応えずルビーを生かしたまま捕らえようとするのでしょうか。
ピンチに颯爽と現れるクロウおじさん、しかしながらティリアンの尻尾攻撃によりあえなく毒状態。尚ティリアンさんは尻尾ぶった切られます。

負傷のおじさん、四季の女神の説明をルビーたちに。女神の力は「最後に思い描く人物」に受け継がれる模様。それが信頼できる相手なら最高だが……という話。他にも銀色の瞳や神話の話、「知恵」「創造」「破壊」「選択」のレリック4つ全てを手に入れたら世界を改革できる等と語るものの、これ自体はあくまでクロウの口から説明である点に注意が必要かも。

ところ変わってメナジェリーではブレイクと両親の水入らず……とはならずどこぞの馬ならぬ猿の骨かもわからんサンの乱入。当然ながら娘に近づく男にお父様良い気してません。一方で母親のカーリー・ベラドンナ(Kali Belladonna)さんの方は満更でもない様子。サン君見るからに軽薄そうなのに……どうして……イケメンだから?やっぱイケメンは正義なの!?

ただブレイクのもとにはたくさんの人が集まる。そのうちの一人がイリア・アミトラ(Ilia Amitola)、彼女はホワイトファングのメンバーであり昔からのブレイクの友人、少なくともブレイクからすれば。

おじさんに毒がまわりまくっていよいよ足手まといに。彼のせいでルビー達が行き先で揉める。ルビーが進もうとする道をレンは激しく拒絶。そこには彼の故郷クロユリがあるものの既に滅びていた。レン君中国系なのに地名は和名なん?という野暮な突っ込みはやめときましょう。
レンもノーラも幼少期はかなり気弱であったものの、町にグリムが襲ってきたことを契機にレンのセンブランスが覚醒、同時に性格まで強くなりノーラを守ろうとしていた。FANDOMによるとレンのセンブランス「トランクィリティ」は負の感情を抑制することができる。その対象は自分のほか、触れた相手もしくは地面や壁などの経由で接触している人物にも及ぶ、とのこと。なるほど、それでグリムをやり過ごすことに成功したわけですか。作品見てるだけじゃわかりにくいセンブランスですね。
結局ルビーらをおいかけたレンたちは過去に町を滅ぼした元凶ナックラヴィー(Nuckelavee)を討伐することに成功、ミストラルへの道のりを急ぐ。
しかしその目的地にいるヘイヴン・アカデミーの学長レオナルド・ライオンハート(Leonardo Lionheart)がどういうわけかセイラムの手下アーサー・ワッツ(Dr. Arthur Watts)と何やら不穏な会話を……
尚、力をつけようと奮闘するシンダーを横に尻尾をちょん切られたティリアンはセイラム様に怒られ動転。

一方そのころヤンちゃんの方はと言うとアイアンウッド将軍から贈られた義手を装着する決意をついに固め、父親のタイヤンとの特訓の後にルビーの後を追う。またワイスの方は軟禁状態ながらも召喚の習得に成功、執事のクライン・ジーベン(Klein Sieben)の協力もあり屋敷から脱出、飛行機に乗せてもらい出奔。ワイスちゃん、信頼できる男性は7つの人格をもつ中年おじさんだけ……

今期からの新キャラであるオスカーもまた家出、途中セイラムの部下であるヘイゼル・ライナート(Hazel Rainart)に助けてもらうなどしてクロウに追いつくところで4期が終わる。

全体を通して繋ぎの回と言えば聞こえは良いですが、ハッキリ言ってかなり魅力が低減した回だったと思います。かなり陰鬱な雰囲気が続き、強引に差し込まれるようなコメディパートは寒々しいを超えてむしろ痛々しい。これまでの「RWBY」とはもう別作品だと思った方が良いのかもしれません。

ではまた5期のレビューで。

投稿 : 2023/02/11
閲覧 : 87
サンキュー:

1

ゆ き さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

見どころがなくストーリを追うだけ

残念ですが、最も画期的だったアクションとキャラクターと世界観の奇跡的な融合がほどけてしまい、見どころがなくなり、ストーリをただ追うだけ。今後は能力がインフレして無駄に壮大になっていくだけでしょうが、キャラを崩壊させるほどのひどいことにならなければ、一度ファンになった人はもうしばらくはついていくでしょう。
なぜか音楽のテンションまで下がっているような気がするのは、ひたすら主観のなせる技でしょうか。

持ち直す期待は持てませんが、シーズン1〜3がピークだったとしても、このアニメの意義は失われないと思っています。

投稿 : 2018/02/23
閲覧 : 204
サンキュー:

0

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アメリカさんが日本アニメーションに恋い焦がれて♪

お恥ずかしながら、いきなり「4」から観たから
話というか、背景が全く理解出来なく、なんとなく
台詞の中の印象で察していったから、大変面倒くさい視聴となりました。だって、4しか無かったから
まさか、前に3作品もあったなんて知らないしw
全体的に荒削りだけど、光るモノはありましたね☆
過去作知らないから憶測で<(_ _)>
自分がいることにより仲間が傷付くのを恐れ戦線を離れた人
腕を失って離れた人
死亡したけど魂の共有で生き返った人
お嬢様の脱出劇(シュニー?)
敵サイド
teamルビー
と各視点による群像劇となっております。
中でも好きなエピソードは
ノーラとライ・レンの過去との決別ですかね!やっぱり、2人にとっての故郷を滅ぼした「グリム」
との再会はドラマ性がありとても良く出来ていたと思います。要所要所で、そのグリムの足跡に2人の足跡で重ねる演出はやり過ぎでしたが…。
過去との因縁を断ち切れたのは、(≧∇≦)b
もう、恐怖に軒下に隠れていた時の子供の自分たちじゃない。みたいな。ライ・レンが、死に急でる風にノーラには見えて、再び、軒下での会話も
心に来るものがありました。
アメリカ産ということもあり、悪い部分も
目立ちますね。とにかく、「家族」大事のオンパレードwもう、これは国民性なんでしょうね!
言って治るようなものでも無いし、アニメだけの話じゃないし。
細かく言えば、表情だったり、動きだったり、台詞と噛み合ってない所とか粗は多いです。
長い目見れば、良いモノを作れる日はやってくるだろうと思われてくれる作品でした。
映像特典かな?ブラックロングシューター?とグレンラガンを取り入れてるとかないとか。
ストーリーをグレンラガンだったけ?
そんな要素欠片も感じませんでしたけど。
という雑感

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 266
サンキュー:

6

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【どん底から這い上がる鍵は家族の愛!】Let's Just Live! Day by Day【チームRNJRは行くよどこまでも~】

アメリカの一大ユーチューバー集団、Rooster Teeth(以下、RT社)が展開するWEBアニメとしては世界最大規模のムーブメントともいえる3DCGアニメシリーズの第4シーズン
2016年秋~2017年冬に掛けて公式サイトやYoutubeで公開されたものを日本の豪華声優陣で吹替し、196分の本編を劇場公開用に148分に再編集したものです


ちなみに再三お知らせしていますが英語版本編自体はようつべで無料で普通に観れます↓
https://youtu.be/IZKpkzPIRlw


そして196分を148分に編集、と言いましたがブルーレイ&DVDではノーカットの本編が収録されているのでこの劇場公開版はある意味貴重です
かなり美味しい良編集だと個人的には思ってます


前作までのあらすじ等は一切無いのでvol3までの予習は必須です
前作ラスト、シンダーの企みによってビーコン・アカデミーとCCTタワーは陥落、ピュラとペニーという最愛の友を二人も亡くし、ヤンは右腕を切断する重傷を負った
銀の瞳の力でシンダーとドラゴングリムに一矢報いたルビーだったが、ワイスは父親がアトラスに連れ帰り、ブレイクはメナジェリーに逃避行し、ヤンはパッチ島で床に伏せてしまった
ルビー、ノーラ、ジョーン、レンの4人は新チームRNJR(レンジャー)を結成し、シンダー達の次の標的と目されるミストラルのヘイヴン・アカデミーを目指すのであった…


まず新チームRNJRというこれまでとは一風変わった組み合わせのキャラ達の掛け合いが見所です
ハッチャケたルビーとノーラの女子二人と、その尻に敷かれるジョーンとレンの凸凹感をご堪能下さいw
一方でビーコン陥落の悲劇からいち早く立ち上がったが事態の全容を何一つ知らないルビーに対し、ピュラを救えなかったことを若干引きずりつつも全キャラ中もっとも急成長を遂げたジョーンが少し対比的に描かれてますね


そしてワイス、ブレイク、ヤンは各々別々の故郷でビーコンの戦いの傷を癒しています
愉快なRNJRとは対照的に、感傷的に描かれる3人のお話が同時並行的に進んでいく様は群像劇として良く出来ていますね
さらにここに5人目の主人公ともいうべき新キャラ、オスカーの物語が加わるわけですが…詳細は是非ご自身の目で本編をご確認下さい


さて、これまで西欧風の街並みだったヴェイルという国を離れ、アニマという大陸を西から東へ横断しミストラルを目指すわけですが、このミストラル周辺はもっぱらエスニック風の街並みが描かれていてかなり雰囲気の違いを感じれることでしょう
「クチナシ」「ヒガンバナ」「オニユリ」「クロユリ」など明らかな日本語読みも登場することからアジアを意識した設定のようです


その一方、既に名前だけは既出だった最果ての地、メナジェリーはその経緯も含めオーストラリア風の南国の島として描かれています
このように今まで設定上にしか存在しなかった『RWBY』の世界観が事細かに描写されるのも本作の見所の1つと言えるでしょう


さて、特に今回の物語上で重要なポイントになっているのが各々の家族の描写です
既に不仲であることが言及されていたワイスと父ジャックの確執
家出娘であるはずのブレイクを暖かく迎えるベラドンナ夫妻
ヤンの再起を少しずつ応援するタイヤンと娘を気にかけているのかいないのか解らず仕舞いで不干渉主義なレイヴン
最期の最期まで愛する息子を必死に守り抜こうとしたレン夫妻…
十人十色ならぬ十家族十色とでも言うべきそれぞれの家族の物語、今作で是非注目して欲しいところです


ところで今作から3DCGの質感がガラリと変わりましたね
前作まではPooserというソフトを主に使用していたのですが、日本のアニメをはじめ、世界的にアニメ制作の現場で使用されているPencilというプラグインの著しい進化を受けて、これに追従すべくRT社でもMayaというソフトへの完全移行を図ったためです
まだまだテクスチャなど煮詰める課題は多そうですが少なくとも表情に関しては以前より複雑で繊細な表現が可能になったようで、今作の重厚な人間ドラマを観応えあるものに仕上げています


そして、我が国の豪華声優陣の演技もそんなRT社の進化に一歩もたじろいだりはしてません
個人的には今回レンを演じる斉藤壮馬と幼い頃のレンを演じた…○○○○○さんの濃厚でアツいな芝居のリンクが最も素晴らしいと思ったポイントでした


さあ、実はWEB上ではVolume5が既にスタートしているんです!
暗躍する敵の謎、世界の謎、これにチームRNJRは打って出ることが出来るのか!?
そしてチームRWBYが再び一堂に会することが出来るのか!?
ますます『RWBY』から目が離せませんね!!!


Ruby Rose(ルビー・ローズ)早見沙織
Weiss Schnee(ワイス・シュニー)日笠陽子
Blake Belladonna(ブレイク・ベラドンナ)嶋村侑
Yang Xiao Long(ヤン・シャオロン)小清水亜美
Jaune Arc(ジョーン・アーク)下野紘
Nora Valkyrie(ノーラ・ヴァルキリー)洲崎綾
Pyrrha Nikos(ピュラ・ニコス)豊口めぐみ
Lie Ren(ライ・レン)斉藤壮馬
Ozpin(オズピン)井上和彦
Sun Wukong(サン・ウーコン)前野智昭
Roman Torchiwick(ローマン・トーチウィック)三木眞一郎
Cinder Fall(シンダー・フォール)甲斐田裕子
Emerald Sustrai(エメラルド・サストライ)井上麻里奈
James Ironwood(ジェームズ・アイアンウッド)てらそままさき
Adam Taurus(アダム・トーラス)中村悠一
Raven Branwen(レイヴン・ブランウェン)林原めぐみ
Qrow Branwen(クロウ・ブランウェン)平田広明
Taiyang Xiao Long(タイヤン・シャオロン)堀内賢雄
Salem(セイラム)井上喜久子
Arthur Watts(アーサー・ワッツ)大川徹
Hazel Rainart(ヘイゼル・レイナート)大塚明夫
Tyrian Callows(ティリアン・キャロウズ)塩屋翼
Oscar Pine(オスカー・パイン)釘宮理恵

投稿 : 2017/10/18
閲覧 : 537
サンキュー:

4

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間のお話

 映画館で観てきました。
 
 ちょっと仲だるみかな。Volume1~3を第1部とするなら、このVolume4は第2部の1話に過ぎない。そのせいで、特に大きく物語が進展する訳ではなかった。
 新たに登場人物を増やして、これからってところです。まだ第2部においては"起承転結"の"起"にあたります。正直面白さは感じませんでした。だけど、悪いとは思わなかったので下げてはいません。

 2時間40分くらい上映時間があったんだけど、長さは全く感じませんでした。理由としてはカット数が多いからだと思います。ひとつのシーンを分割して他のシーンと繋げて構成しています。そのおかげで長さは感じなかった。
 カット数が多い作品は必然的にテンポが良くなる。最近のだと「シン・ゴジラ」なんかは、カット数をめちゃくちゃ多くして、セリフを早口で言わせてるので、2時間の映画でも1時間ぐらいに感じる。
 これが長所でもあると思うんだけど、不満もあります。戦闘シーンを続けて観たいのに、他のシーンを入れられて、戦闘シーンで興奮していた気持ちが一度下がる。ドラマパートを分けるのはいいけど、戦闘シーンは続けて観たいかな。
 元々が劇場公開用の物ではないので、構成にうんぬんいっても仕方がないかもしれないですけど。逆にテレビシリーズでやられた方が嫌だけど。「この戦闘シーンの続きは来週です」とかやられたらもどかしい。まとめて観れたことを良しとしましょう。

 良いなと思ったのが音楽です。挿入歌と主題歌は抜いた音楽です。不気味なシーンとか、効果的に音楽を使用していて、凄く雰囲気が出ていました。カメラワークが良い所もあったので、それと相俟ったシーンは画面に飲みこまれました。逆に音楽を使わず、沈黙のシーンもあったので、それも良かったです。
 挿入歌と主題歌はあんまり好きじゃないです。ずっとサビみたいでやかましい。挿入歌そのものがあまり好きじゃないので、戦闘シーンの盛り上がるところでも、あんまり使ってほしくないです。ボーカル無しのが好きです。
 あと、バラード調の挿入歌もあったけど、いつものやかましい曲じゃなくて、逆に違和感があった。なんか凄く変に意識してしまった。

 キャラクターデザインがちょっと変わったのか、わからないけど、顔が子供っぽくなった気がしました。特に子供の目が大きくて、はっきりいって異形でした。輪郭もちょっと違和感あったかな。

 一番の不満は過去回想のシーンがあったことです。別にそんなに興味深くもなかったし、わざわざ過去回想する必要があったかなと。テンポも崩れるし、あまりにも突然だったので、ちょっと嫌いなところでした。

 声優はいつも通り良かったです。
 CGの動きとカメラワークも凝ってて良い出来でした。

 最終評価は 5 / 10 点です。

 噂によると40分?ぐらい劇場公開用はカットされたシーンがあるとのことなので、時間があったらチェックしてみます。

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 319
サンキュー:

2

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

チームRWBY再結成なるか?親玉登場、敵の狙いも明らかに!

 RWBYの続き楽しみ楽しみだったです。今回も、今まで同様長いアニメだったです。振り返ってみると、作画はCGゲームキャラからCGアニメキャラにさらに洗練され、内容が今までより濃くなったかなぁだったです。

 前回Volume3最後の方に出てきた、邪悪な親玉みたいな白塗りおばさんの正体も明らかになったです。やはり想像通りだったです。倒されたと思ったシンダーも言語障害みたいになりながらも生きているし・・・。

 ビーコン・アカデミーが前回の大規模な襲撃により陥落したところに、シンダー、エメラルド、マーキュリーのほかにワッツ、ヘイゼル、ティリアンらおっさん達と、遂に親玉セイラム登場だったです。

 前回結成の新パーティ、チームRNJRとともにミストラルをめざす、ルビー。いきなりグリムと激しいバトル。ジョーンの指示から、強力な連携をみせるルビー、ライ、ノーラたちが出てくるです。これに限らず今回のVolume4は、今まで以上にグリムを初め敵のレベルが高いです。

 チームRWBYの面々は、ルビー以外どうなっていて立ち直っていくのかが、見所の一つでもあるです。ヤン、ワイスも興味深いけど、ブレイクに立ちはだかる障害が面白いです。サンがブレイクをいつの間にか尾行してたです。ブレイクとサンの息のあったグリムとの海上バトル、ブレイクの両親の登場、立ちはだかるる陰謀を後半に知りブレイクはどうするのか?だったです。

 消えたオズピン教授はどうしているのか?陰から見守るクロウおじさん。シリーズの中でも比べ物にならない強さを誇る強敵がルビー達の前に現れ、ルビー達だけで手に負えない時、登場クロウおじさん強すぎだったです。この激しいバトルの行方、どうなるのか?これも見所です。

 これを機に伝説を中心として語られる{netabare}、銀の目の力など、この世界の真実とは?です。「知恵、創造、破壊、選択」というレリックという力を狙う恐るべき陰謀は、これまでのRWBYの物語が、一つの線につながるような{/netabare}重要な話だったです。

 ルビー達の行き先で、ライ、ノーラの過去と因縁のグリム登場も必見です。これらを乗り越えた先に何があるのか?だったです。無事、ミストラルにたどり着けるのか?見てのお楽しみです。

{netabare} 最後あたりも、陰謀漂うシーン、またもやまだまだ続くラストは、にくい終わり方だったです。Volume5いつ上映されるのか?分からなく、気になる気になるです。{/netabare}

投稿 : 2017/10/13
閲覧 : 411
サンキュー:

8

投尋坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/22
閲覧 : 7

± さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/03
閲覧 : 7

Crolera さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/07
閲覧 : 9

pikotan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/02
閲覧 : 10

きよたか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/11
閲覧 : 8

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/09/22
閲覧 : 12

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/26
閲覧 : 23

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/12/03
閲覧 : 41

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RWBY Volume4(日本語版)のストーリー・あらすじ

人類の脅威である怪物 “グリム"を退治し世界を守護しているハンター。そんなハンターの養成学校であるビーコン・アカデミーで、主人公ルビー・ローズはワイス・シュニー、ブレイク・ベラドンナと姉のヤン・シャオロンの 4 人でチーム RWBYを結成し、ハンターを目指して日々を送っていた。しかし、楽しくも平穏な日々は反社会的組織ホワイト・ファングと謎の人物たちの暗躍により終わりを迎えてしまう。アカデミーが襲撃され、離れ離れになってしまったチーム RWBY の 4 人。失ってしまった人のため、まだいる人のため―――彼女たちは再び立ち上がる!(OVA『RWBY Volume4(日本語版)』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2017年10月7日
制作会社
Rooster Teeth
公式サイト
rwby.jp/

声優・キャラクター

早見沙織、日笠陽子、嶋村侑、小清水亜美、下野紘、洲崎綾、豊口めぐみ、斉藤壮馬、前野智昭、井上和彦、てらそままさき、林原めぐみ、平田広明、堀内賢雄、釘宮理恵、甲斐田裕子、井上麻里奈、大川透、塩屋翼、大塚明夫、井上喜久子

スタッフ

STARRING BARBARA LINDSAY JONES/KARA EBERLE/ARRYN ZECH/BARBARA DUNKELMAN、MUSIC BY JEFF WILLIAMS、ART DIRECTOR PATRICK RODRIGUEZ、PRODUCER KOEN WOOTEN、SUPERVISING PRODUCER GRAY G. HADDOCK、EXECUTIVE PRODUCERS BURNIE BURNS/MATT HULLUM、WRITTEN BY MILES LUNA/KERRY SHAWCROSS、STORY BY MILES LUNA/MONTY OUM/KERRY SHAWCROSS、CO-DIRECTORS GRAY G. HADDOCK/MILES LUNA、DIRECTED BY KERRY SHOWCROSS、CREATED BY MONTY OUM

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