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「Just Because!(TVアニメ動画)」

総合得点
81.7
感想・評価
893
棚に入れた
3609
ランキング
388
★★★★☆ 3.7 (893)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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Just Because!の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高3の3学期って新鮮→うううううーーーん、もう一歩

事前情報ゼロ

アニメオリジナルだそうで

1話視聴
物語の開始が高3の2学期最終日という変わったスタート
1話だけではどう転がるかちょっと分からない感じ

今季は合わない作品が多いので
化けてくれるといいなぁ

視聴継続

視聴完了

悪くはない、無いんだが…
うううううーーーん、もう一歩な印象

特に{netabare} なぜHR打つことにこだわったのか {/netabare}をもっとうまく(分かりやすく)描ければかなり良くなったかと
画で言えば、泉が眠たそうなのは良いとしても、回によっては他キャラも眠たそうな目なのはどうなの?

キャラに関しては依子をもうちょっと上手く使って欲しかった

いわゆる有名声優さんを使わ(え?かな)なかったのは
悪くない効果でした
耳に馴染のある声質では表現できないキャラやストーリー
というのもあります

PINE JAMはゲーマーズも制作したそうで
次作に期待

投稿 : 2018/01/28
閲覧 : 187
サンキュー:

7

ゆっぴー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やなぎなぎさんが音楽担当作品。最後はホントどうなるか不安になる作品です。

原作 オリジナル
原作者 FOA
脚本 鴨志田 一「さくら荘のペットな彼女」
音楽 やなぎなぎ
監督 小林 敦
製作 PINE JAM

以前住んでいた町に帰ってきた主人公が、好意を寄せていた同級生に会って気持ちが蘇る恋愛ストーリーです。
喜怒哀楽の表現が苦手かと思わせる主人公を中心に、元気な後輩、おしとやかな女の子、単純だけど真っ直ぐな親友など、周りの影響もストーリーに絡んで青春物としておすすめできます。
ただ、主人公の転校して来た時期が微妙というか、まじで?という感想が先でした。高校三年の冬休みに転校って・・・。
でも、1クール内で変に高校生生活を長めにとって終わらすより、正味三ヶ月無いくらいの期間を卒業をゴールにして描ききるには良いと思いました。

最後はホントどうなっちゃうの?ここじゃないの?あとはどこなの?あの件はちゃんと気付いてるの?等、やきもき感が半端ないっす笑
じらすなぁ笑 結局は製作側の意図にはまってるわけですけどね。

夏ではない冬の湘南、藤沢を舞台としたご当地アニメとしても楽しめます。
同じ懸垂方モノレールを持つ千葉市民としては親近感沸きました笑

気がついたら、、、いつもアイツがいて、、、助けてもらってるよね、わたし・・・。って感じなお話です。
センター試験のお話はグッときました。
なんでセンターの時は絶対寒いし、インフルは流行るし、雪も降るんでしょうね。

やなぎなぎさん、ついに作品の音楽担当しちゃうんですね。EDも製作になぎさんだし、シリアスものから青春ものまで、なんでも合っちゃうなぎさんの歌声は感服いたします!

無表情キャラ、三角関係、片思い、やなぎなぎ、懸垂方モノレール、湘南藤沢、ライバル、青春、卒業、ちょっと野球、吹奏楽、企業コラボなど好きな方におすすめします。

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 272
サンキュー:

9

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

現実的

キャラに魅力を感じなくてコイツのどこがいいのかなーって思って考えてみたらアニメじゃない普通の人ってこんな感じだよなーって納得してしまいました。実際話も現実的で結果もそんな感じなのでリアルさを重視してたのかなって思いました。
しかし、最後の展開はキモすぎました。終始一貫してほしかったところです。

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 214
サンキュー:

3

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

高校3年生の3学期。

ボクにとってその頃は、もう30年以上も昔のハナシなので記憶はあいまいではあるのですが、なんとゆうか、もう今の状況から抜け出たくて、将来にも不安があり、青春ともとうとう決別する時期が来てしまったがっかり感とか、かといっていままでで青春を謳歌したのかどーなのかそれさえもはっきりしない後悔にも似た感情などが心の中で錯綜していて、とにかくもやもやしていた記憶はありましてですよ。

今の高校生らはどんな感情でこの時期を過ごしているのかはうかがい知るところではありませんが、ボク的には、あのもやもやした過去の記憶を確実にフラッシュバックさせてくれる、なんともいえんハナシです。

なので、いわゆる学園ラブコメ的なアニメーションかと思ってみると全然違うくて、なんや全然おもろないやんけ!となります。

キャラクターもそれぞれそんなに魅力的な人はおらず、かといってありえれへんぐらいどうしょうもない人もいてません。

とにかく物語全部にわたって『ごくあたりまえの普通』なのですな。

おもしろくないです。
だって心にぐさぐさ差してくるんですよ。このハナシ。

『お前なんかどーせダメなやつのくせに、なにをえらそうに・・・』
みたいなことをゆわれてるような錯覚に陥ってですよ。

でもこの作品、ボクは批判できない。
実際のところ、この話には完全に同意してしまうからです。そのとおり!と。
ああ!そうだよ!悪いかよ!っといった感じに近いかもです。

ちょっと前に妻夫木くんと深津絵里ちゃんが出てた映画で『悪人』ゆうのがありましたけど、見終わった後、なんてゆうか物悲しさってゆうか、目の前にあるものすべてを否定したくなるとゆーか、そおゆう心情に駆られたのですが、このハナシは限りなくそれに近い感情でもって見てしまう。

あらためていいますけども、おもしろくないです。


でも、絶対最終回まで見ます。

投稿 : 2018/01/22
閲覧 : 260
サンキュー:

9

ミミック さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

甘酸〜〜っぱいね。

舞台は主に鎌倉。
少女漫画的展開やハーレム展開などの女の子
が出て来るだけな作品が嫌だけど恋愛作品
が観たい人にオススメです。


作中のキャラたちの心情を表現している
吊り下げ型モノレールなんですがに乗った
ことがないので、偉そうなことは言えない
んですがかなり不安定そうですよね。
乗ったことがあれば・・・・てか赤本、細けえw

率直に観終わった感じなんですが

咲きそうな蕾が咲かないまま落ちた感じ。

感動よりも切なさのほうが強かったイメージです。
12話ではしっかり各々の心の動きが交じり合うような
構成になっていたんではないでしょうか?


*良かった所*
・心情の繊細さを描き出し方が上手すぎる。
・周りの情景を使うタイミングや使い方も上手い。
・作画にクセがなくてメチャメチャ好き(自分の主観ですみません)。
・観ているものの心をもぞもぞさせるのもこの作品の特徴かも。
・登場キャラも多くなく、感情移入しやすい。

*不満だった所*
・あまりの起伏の少なさに鑑賞途中に今後の展開に不安になることぐらいでしょうか?


以上読んでいただきありがとうございました。

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 421
サンキュー:

39

ネタバレ

もへもへ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

すっきり終わる

高校生の恋愛アニメ
内容も重過ぎず適度なボリューム、非常に内容もすっと入ってきた。
作画も見やすかったし、音楽は個人的に好きなやなぎなぎさんで満足。
この手の作品のラストは個人的に2パターンあると思っていて、1つ目は視聴者に推測してもらうパターン。あの後二人はどうなったのだろうと視聴者にとってはむずがゆくもドキドキさせる終わりかた。2つ目は製作者が明示するパターン。視聴者は自分の望んだ結末でもそうでなくとも、そっか…と次に進める。(と思う。)個人的には後者の方が好み。
すっきり終わる方が好みの方には満足のいく作品だと思います。

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 176
サンキュー:

4

ネタバレ

Maskwell さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

え、なんで放送中に盛り上がらなかったの?

素直にすごく面白かった。

恋愛ものにしてはテンポ良く進んでいくのでイライラせずに最後まで見終わることができた。

ただの恋愛ものと思って、1話・3話で切る人は多そう。
登場キャラそれぞれに魅力があるので、自分は全くそういう感情にならなかったが。

音楽担当がやなぎなぎでOP曲とEDの作詞作曲を手がけており、世界観を深めているのも
自分にとっては感動を盛り上げる一因となった。
ニコニコ動画で「ryo (supercell) × やなぎなぎ メルト 10th ANNIVERSARY MIX」
が発表された時期とも重なり今年の冬はとても幸せに過ごせた。


作画は風景がとても綺麗。人物は正面からの顔が時折とんでもなく崩壊したり、足が太くなったりするが全体を通してレベルは高かったように思う。








----------以下ネタバレ有


恋愛ものはあまり好きなタイプではないが、この作品に関してはどういう風に転ぶのかキャラ目線になってどきどきしながら見ることができた。
夏目が初恋を吹っ切るところなんかはかなり意外だった。
あんなにすんなりいくものなのか?乙女心はわからん。

後輩ちゃんが主人公に恋愛感情を抱いていくプロセスや主人公へのアプローチも見ていて「あぁ、男の理想像だなぁ」と感じると共に「男の願望」を押し付けすぎてしまっているところもあった。
最終的に負けヒロインになってしまったところも含めて不遇ではある。

それぞれの恋愛模様が良い意味でリアルすぎず、それでいて共感がしっかりとできる作品だったと個人的には思う。

投稿 : 2018/01/19
閲覧 : 251
サンキュー:

10

ネタバレ

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

気持ちの揺らぎを感じとりつつ・・・

好き、嫌いの感情の白黒じゃなく、そのときどきの感情の揺れや移り変わり・・・、卒業間近の高校3年生達が恋をあきらめたり、恋が芽生えていく過程や揺れ動く心情・心理の方に命題を置く本作は非常に秀逸な作品です。登場人物はみんな高校3年生としては真面目で賢い一般的な生徒達で、かなりリアルな設定となっている。ラブコメのようなバカっぽさや面白さは全然ないので、好みじゃない方も多いでしょうが、私には今年一番の作品であり、傑作と断言できる作品です♪
{netabare}
メインヒロインである夏目美緒と泉瑛太は割と似たようなタイプのように思える。 二人とも共に不器用で自分の気持ちを想う相手に率直に表せない。想いを明確に表すことで心地よい関係が無くなってしまうことも避けたかったのだろう。この切ない想いを抱いたまま中学・高校生活を送ってきた二人の心がどのように変化をしていくのか、そしてどのように気持ちを近づけていくのか、その『なんとなく』近づいていく二人の距離(恋)をどのように捉えるのかが視聴する側に大きく委ねられているように思う。だからいろいろな見解があっていいと思うし、良否も分かれる作品だと思う。的外れなレビューは相手にしないが、恵那や葉月推しのレビューがあっても然りだと思う。恵那ルート&恵那エンドを望む方がいても全然意外には思いません。
 
メインキャラクターそれぞれに、その性格に見合った恋愛観があって、優劣がつけられないように気を配ってあったと思う。美緒は陽斗への好意を自分のこころの中で大切にし過ぎて、決着(告白)をつけることから逃げていた。自分の中から『陽斗への想い』が無くなってしまうことや、告白をして実らなかった時の怖さもあったのでしょう。普段は活発そうに見えても実は臆病で繊細な子のように印象付けた。そして、陽斗が森川葉月のことを好きだということを、なんとなく陽斗の行動から分かっていたから自分の気持ちを自分の心の中にしまい込んでいたのだと思う。私はこういうタイプの子が好きなんだろうねw・・・切ないけど、美緒はかわいいなって思いました。
 
瑛太は柏尾川高校に転校して来てから再会した美緒がまだ陽斗への想いを引きずっていることにすぐに気付き、そんな美緒を前に進めようとする。しかし、瑛太自身も美緒への想いを抱き続けていた為に、心から美緒と陽斗がうまくいくことを望んではいなかったのだろう。もうただただ切なく地味なシナリオを鴨志田氏は序盤から丁寧に表現していたと思う。
二人とも想う相手の気持ちを考えて行動するが、結局それは自分のためになっていない・・・ただの『いい人』になっているところを、本作では『不器用』と表現しているのでしょう。
 
陽斗と葉月の関係ももどかしいものになったが、陽斗は想いを告げて葉月の答えを待つことになる。葉月は恋愛経験も無く、しっかりとした地味で真面目な女の子だったことがJBを綺麗に輝かせた一因でもある。葉月は陽斗の気持ちをしっかりと受け止め、考える時間をとって答えを出すわけだが、その答えも、堅実で真面目な彼女らしい内容で良かったと思う。高校卒業間近のしっかりした女の子らしい答えで終始葉月のままで物語が終わったことも評価できる。変わらなきゃいけないということも自覚し努力していた所も可愛かった。(明確な陽斗への返事は10話)
 
葉月は陽斗の告白を断った後に美緒に相談を持ちかける場面があったが、そこはとても大切な場面でした。美緒は、真剣に陽斗の気持ちを受け止め考えている葉月と話をして、女性として自分よりも葉月の方が上だと感じ、『自分の想いは叶わない』と感じたのではないかと思う。だからこそ、陽斗の告白を断ったにもかかわらず、真剣にもう一度考えようとしている葉月の気持ちを受け止め、アドバイスができたのであろう。自分(美緒)はこんなことはできないと痛切に感じながら・・・。葉月が陽斗のことを話している時に葉月をチラリと見る美緒の目が全てを物語っていた。美緒の気持ちを考えるとほんと切ないシーンでした。
 
自分の好きな陽斗が告白した相手から相談を受けるなんて、ちょっと冷静になれないと思うが、美緒は真剣にその相談を受けとめ、精一杯の助言をする。女子高生の切ないながらも、そのホスピタリティには感動せざる得ない。美緒の魅力の一端を垣間見た気持ちになりました。いい場面でした。
 
初詣の時に、陽斗に対する気持ちを引きずり続けて苦しんでいる美緒に対し、瑛太は強く咎めるような口調で美緒に現状の可否を問う。しかし、これは瑛太にとっても当てはまることで、彼自身も傷ついたであろう。核心をつかれた美緒は逆切れするわけだが、瑛太の指摘を痛感したに違いない。そして、瑛太じゃなかったら言えないことだったことも美緒は自覚したのではなかろうか・・・。後日瑛太に謝罪に行く場面があったが、美緒にとって、厳しくも温かい指摘であることに彼女自身が気付き理解したからだろう。美緒は素直で賢いいい子なんだな・・・って強く印象づけられた。
 
瑛太の美緒に対しての想いは、陽斗への劣等感に苛まれていたように思う。陽斗は親友であったが、中学の野球部では常に陽斗の方が檜舞台にあがる人気者で、瑛太は逆だったのだろう。瑛太が美緒への気持ちをハッキリさせるためには、陽斗との勝負に勝たなければならないという自分なりのプライドと意地があったように思う。野球の一打席勝負に込めた強い想いが瑛太から滲み出ていたところ(6話)も彼のこだわりが感じ取れて切なかった。瑛太と陽斗は中学の時の親友だったから、野球勝負以外では男同士の友情が描かれていて見てて気持ち良かった。男の友情と恋は全くの別物として描かれていたところも好きでした。
 
6話くらいまで、瑛太には陽斗、美緒には葉月という高いハードルがあり、飛び越えることができなかった瑛太と美緒の心情はただただ切なかった。瑛太は密かに美緒と同じ大学を受験することを志したわけだが、自分の気持ちを受験にぶつけ合格をして告白をしようと考えていたのでしょう。それはそれで彼らしい自分だけの美緒への愛情表現だったのかもしれません。高校在学中に美緒に告白しても陽斗のハードルを越えられないと思っていたのでしょう。後半はもう両想い状態だったので、見ている方も胸が苦しかったです。

もう一人重要な人物は後輩の小宮恵那ですね、彼女のファンは多いのではないかと思う。自分の気持ちを率直に表現できる恵那は依子(葉月の親友)の言うように男子から人気があったでしょうね。美緒を「会長」と言って慕い、コンテスト用の写真の件で瑛太と親しくなり、瑛太が美緒に気があることも察知すると、最初は応援する気持ちでいたが、美緒に対して一途で不器用な瑛太を気になりだし、彼の不器用な中にある優しさや思いやりに惹かれていく。彼女の天真爛漫さは地味な本作の清涼剤のようでした。小宮や依子の存在はJBの潤滑油になっていて、楽しく見ることができた理由でもあります。ペットのプータはなかなか主思いの粋な奴でした(8話)^^
 
6話は瑛太、美緒、陽斗、葉月の心が揺れ動いた大切な話でした。瑛太と陽斗はそれぞれの想いを懸けて校庭で一打席勝負をする。陽斗が勝ったら葉月のLINEに躊躇していた返事をする、瑛太が勝ったら(美緒への)気持ちをハッキリさせるという勝負だった。この勝負を美緒と葉月も遠くから見ていた。小宮もカメラを構えながら見ていた。瑛太は1球目に陽斗めがけて悪球を投じる。それは美緒の想いにひとつも気付かない陽斗に対しての怒りの投球のように私には思えた。2球目はスローボールを投じた。どんなことをしても陽斗に勝って、美緒への想いをハッキリさせたい(告白するということだと思うけど・・・)と思う瑛太の気持ちが伝わってくるようだった。そして、3球目からは全力の直球勝負で陽斗から三振を奪いにいく。

自分の気持ちを美緒に伝えるには陽斗に勝つことが瑛太にとって最重要なことだったからだろう。美緒は全力で投げる瑛太を見て、葉月は、懸命に打とうとする陽斗を見て、心を動かされるのである。延々とファールで粘る陽斗を見ていた葉月は突然吹奏楽部の部室へ走り出す。陽斗が好きだったトランペットを吹く姿を捨ててしまってはいけないと感じたのだろう。陽斗の気持ちに対して如何に真剣に向き合おうとしているかが分かる葉月の所作でとても感動した。恵那はファインダー越しに陽斗に負けた瑛太の姿に、何か違う想いを感じ取ったのだろう。「なんだろう・・・この感じ・・・。」と呟いた恵那の一言が、瑛太の負けたこと以上に、色々な感情がこもった悔しさを表現していたように思う。

一方美緒は、瑛太からの想いの欠片(初詣の時に気付いていれば・・・)を持っている状況で、陽斗に懸命に勝とうとする瑛太を見て中途半端な自分の気持ちに踏ん切りをつける決心をする。中学の時に陽斗にもらった消しゴムを返す時に、陽斗と一緒にいた瑛太は美緒が陽斗に告白をするのかと勘違いして先に帰ろうとしたが、その刹那に美緒から「ダメ、すぐ終わるから居て。」と言われる。そして消しゴムを返した後、最後に瑛太に視線を向ける(ここは見逃してはならない!)。ここの解釈が難しいが、瑛太に『ハッキリさせたからね!』という物言わぬ視線のように私は捉えた。
しかし、たまたま通りかかった葉月はその場面を見て美緒が陽斗を好きなのではないかと思ってしまう。ただ物語に大きな影響を与えたわけではなく、葉月は、あくまでも自分の気持ちと真摯に向き合った方に重点が置かれていた。(そこもとても良かった所です。)

美緒のアドバイスを受けていた葉月は、野球勝負の後、陽斗へもう一度考えてから答えを出すと告げる。葉月の真面目で真剣な姿勢はとても好き。ラストは瑛太が小宮に抱きつかれている所をたまたま目撃した美緒が動揺するところでED曲へ・・・。6話はそれぞれの想いが交錯した内容の濃い回で唸ってしまいました。
 
7話は恵那にとっての写真部存続の重要性を瑛太は知り、瑛太がコンテストへ写真を出すことを承諾するところから始まる。男心をくすぐるような普段とは違う恵那の真剣な言動が瑛太の承諾を引き出した。恵那は瑛太が真剣な自分の気持ちを理解してくれたことで、『人として好き』から『瑛太が好き』に気持ちが変化し、ここから瑛太を恋愛の対象として強く意識していくことになる。ただ、律義なのは、会長(美緒)とのことを応援すると言った約束は決して忘れてなくて、その後も会長との仲を恵那なりに気にかけるが、そんなことが上手くいくわけがなかった。恵那の心の移り変わりや応援から自分の気持ちを優先する過程の表し方がとてもリアルで、10話のラストで恵那が告白するというアニオリ引きで終わる。小説を読んだ人ですら、ひょっとしたら恵那エンドもあるのか・・・?と思わせる本当にうまい演出でした。

センター試験当日(7話)は雪で交通網が麻痺し、美緒は会場に行く手段を失くし路頭に迷う。瑛太はその状況を察知し駅まで全力で走る。半ば受験をあきらめかけていた美緒を見つけ、瑛太なりの激励と応援をしてセンター会場まで美緒を送る。ここまでやったら、「好きだ!」って言ってるのと同じようなもんだと思うけど、中学時代から困った時に助けてくれた瑛太のことを美緒はまだこの時点では恋愛感情としてみることができていなかったのかもしれないし、センター試験が優先でそこまで考えられなかったのかもしれません。

でも「聞きたいことあるかも」「ある!」と言ってた所から察するに、瑛太に対して今までとは違う感情が生じたということは十分理解できた。帰りの電車の中で、瑛太との中学時代のエピソードを回想する場面で、困ったときにいつも自分を助けてくれたのは瑛太だったことを美緒は振り返り、瑛太が大切な存在だったことの記憶と共に、気持ちは恋へと傾きかけていく。
引きの作画は残念だったけど、ラストの小宮に語りかけながら階段を降りる美緒の横顔の描写は気持ちのモヤモヤが吹っ切れたようなとても綺麗な表情と演技(CV)でした。一連のBGMも抒情的で良かったです。
 
そして誰もが唸ったであろう名場面7話最後の『・・・・・・ダメ』は衝撃的過ぎるラストでした。まだこの時点では瑛太のことを恋愛の対象として意識していなかったはずなのに、反射的にイヤだと思った美緒の素直な感情表現でほんとに胸に響きました。「・・・ダメ」と明確に意思表示させたラストは本当に素晴らしかった。シナリオのセンスはこの場面だけじゃなく、全体的に本当に秀逸でした。この7話のラストで感動できなかったら、もう見る必要はないんじゃないかな。「・・・ダメ」までに至った経緯とその重みすら分からないのではJBを楽しむことは無理だと思う。
 
もう一つ、センター試験の帰りの電車の中で、美緒が回想し終えた後に「損な性格はどっちよ・・・肝心なことは何も言わないんだから・・・」と呟くシーンがあった。
肝心なこととは・・・『告白してくれてれば・・・』ということなのかちょっと分からなかったが、陽斗への想いに区切りをつけた今だからこそ言える美緒の素直な気持ちなのだろうと解釈した。
 
8話の美緒の行動はとても重要。6~7話では小宮の言動に揺り動かされ、小宮とのデートに向かう瑛太に偶然会った美緒は、予備校へ行くと言いながら、わざわざ遠回りとなるモノレールまで瑛太について行く。この行動が意味するものは、美緒の瑛太に対する気持ちが恋へと発展したことを表現している。ただ、美緒は、その気持ちを完全に自覚できず、瑛太に対して冷たく接してしまう。そして自己嫌悪する。小説にはこのシーンで本気モードで瑛太のことを想う自分を嬉しく思った・・・と表現してあったが(アニメでは10話)、8話では嬉しい様子まで表現されてなかったですね。美緒の予備校までの遠回りは、瑛太のことが好きな自分の気持ちをかなり自覚できた行動だったわけです。

もう一つ、小宮に会う前に美緒に会った瑛太は、小宮に抱きつかれた場面に遭遇したことを美緒から遠まわしに告げられるが、彼は言い訳も否定もいっさい言わなかった。美緒もそれ以上の理由を聞かなかった。センターの時に聞きたかったことの一つだったはずなのに聞かなかった。この場面は二人が似た者同士で不器用であることを表現していたように思った。お互いに好きだと言ったわけでも言われたわけでもない。中学時代の友人同士という状況で、言い訳したり、問い詰めることは自分が『好き』であると告げることになると思ったからだろう。そして、そうすることで関係が疎遠になることを恐れていたのでしょう。なんか面倒くさいなぁ・・・と思う人がいるかもしれないが、『なんとなく』続いているいい関係を保つため、二人とも好きな人に好きと言えず数年間心の中で想い続けたわけだから、これくらいのことで自分の気持ちをあからさまに表現するようなことはしないだろう。地味だがよく考えれば二人の不器用さをよく表したシーンだった。こういうところに不合理な点が無い所も、細部までよく練られてあるなぁ~と感心しました。
 
「ダメ。」と言ったにもかかわらずデートに誘った恵那に対する美緒の視線はちょっと怖かったですが、美緒に許可を取りに行った恵那は、行った理由を「なんとなく」とあっけらかんと答えた。(美緒は怒るわな・・・)
美緒は恵那のような天真爛漫さを持ち合わせていないので、自由に感情表現をする恵那を羨ましく思っていたに違いない。これはパーソナリティの違いとはいえ、この時期の女の子にとっては、かなり辛いことだったのではないかと思う。

陽斗の時には葉月が越えられないハードルになったように、今度は恵那がそうならないか心配で・・・且つ、なんで自分は素直になれないのか・・・という自己嫌悪の渦に美緒は巻き込まれてる感じが可哀想でした。恋するって苦しい時もあるけど、美緒はずっとその状況ばかりで、報われて欲しいと思わずにいられなくなりました。

瑛太は恵那と一緒にいる時には素の自分を出すことができていた。それは、美緒に対する気持ちを恵那が知っていて、応援すると言われていたからだろう。瑛太も美緒への想いを隠し続けていることに辛さを感じていたことの証しで、後輩である恵那には利害関係は無いと思い気を許していたのだろう。親友である陽斗は、瑛太が中学時代から美緒のことを好きだったということを知っており、且つ、美緒の意中の人だったわけだから、親友とはいえ自分の気持ちを吐露できなかったのであろう。
しかし、8話後半でコンクールで賞を取ったら告白すると恵那に言われて驚く。そもそも瑛太は恵那に対して恋愛感情は無かったと思うので驚いたのでしょう。(照れてちょっと頬を染めてましたが・・・)美緒だけでなく、瑛太の鈍さも天下一品なので、美緒の気持ちにいつ気が付くのかヤキモキしました。
ラストの葉月の変身登場で終わる演出も絶妙でセンスの良さを感じました(笑)。ただ変身前の方が、私は好きでしたけど・・・w 葉月はどっちでも普通にモテますよ。女子力は本作中1番だし、文句なしの素敵な子です!!

10話はほとんどアニオリで、しかも恵那、美緒、葉月それぞれのシナリオにそれぞれの固まった気持ちが表現されていて、文句無しの出来栄えでした。美緒が瑛太のスマホの壁紙(待ち受け変えとけよ!!)となっていた小宮の画像を見て走り去るときの切なさ・・・せっかく思い切って自分の想いのまま頑張って行動したのにVデーのチョコも渡せず、涙を見られたくなくて走り去るシーンは胸が痛かった。でもここで、美緒は瑛太への想いをしっかりと確信できた自分が嬉しくて、泣きながら笑うシーンでしたが、抜群の改編でした。相当考えたね、この大切なシーンの入れどころを・・・。

その場面をこっそり見ていた恵那は瑛太のスマホ画面を直しただけで、手作りチョコを渡せず走り去る。も~モヤモヤがいっぱいでしたが、写真部の男の子二人が面白くて悲壮感を和らげてくれましたね。(この鉄マニの二人はいつも笑わせてくれました♪)
葉月と陽斗の話もほぼアニオリで演出も綺麗で良かった。堅実で真面目で思慮深い葉月の返答も表情も完璧でした。
恵那のお守り集めも最後の告白もアニオリで、ラストシーンの作り方は本当にうまかったです。

他にも作中で、相手の真剣な告白に対して難聴になったり、はぐらかしたりしなかったこともJBの優れている所です。
4話で陽斗の告白に『ごめん。付き合えない。』とはっきり答えた葉月や、7話ラストの美緒の『・・・ダメ。』とか10話の葉月の返事や恵那の告白も、すべていい加減にはぐらかさなかった。こういう作品を作りたかったのだという意識が多分に感じられたし、とても良かった。 
 
美緒のお姉さんは美緒にとって、とても大切な存在であることも見ていて感じました。お姉さんは美緒と違ってさばさばとした素敵な人物で瑛太と美緒が中学時代からいい関係であったことも知っていたのでしょう。(11話)女友達との間でも自分の気持ちを隠し続けた美緒が素を出せる存在が瑛太であったことは、潜在的な『好き』が美緒の心の中に宿っていたことも表している。美緒が陽斗から瑛太に心変わりすることの整合性も充分でした。

美緒は葉月に瑛太が好きであることも告げている。美緒にとって葉月は心底信頼できる素敵な女性としての位置づけであることも11話で描かれていた。何から何までしっかりと作られている。感服です。
受験の前日の夜に、美緒と瑛太はベランダに出てお互いの家の方を眺める。二人の『受験に込めた万感の想い』が伝わってくる静かないい場面でした。(11話)
 
JBのラストを私はどう捉えたかというと、二人とも想っていても決して言えなかった『好きだ!』という言葉を、ようやく言える自分になった・・・つまり成長し大人になったということと、本当に人を好きになるということは喜びであるということ。最後は美緒と瑛太が笑顔でお互いの距離を詰めて終了とは美しいエンドだと思いましたよ。物足りないと思う方もいるでしょうが、あそこで涙流して抱き合ったんじゃ、リアルを追求してきた鴨志田氏のシナリオに泥を塗ることになりますからね。

もし、転校先で突然美緒と恵那が目の前に出てきたら、恵那を選ぶ人の方が多いかもしれません。それくらい恵那はいい子でしたよね。だけど瑛太は恵那を選ばなかった。それは美緒と過ごした中学時代の数々のエピソードと不動の恋心があったからです。恵那の告白に微塵も美緒への恋心を揺さぶられることはなかった瑛太の強い想いは分かる人にしか分からないかもしれないですね。美緒の気持ちは卒業式の答辞が全てでしょう。なんか凄く懐かしい光景を見せられているようで私は感動しました。リアリズムってのはこうでなくちゃいけないんです。最後まで徹底した小林監督と鴨志田氏の姿勢がこの作品の品性をとても高めていました。『君じゃなきゃダメなんだ!!』っていう気持ちをここまで地味に熱く表現されると感服の域に達しますね。{/netabare}

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葉月には親友の依子がいて、美緒には大好きな姉や友人たちがいて、陽斗には猿渡や陸生、そして瑛太がいて、瑛太には陽斗や恵那がいて、恵那には清水や山口(写真部の二人)そして瑛太がいて、周りを取り巻く友人たちにも案外重要な役割があって、作品の質をあげてくれました。アニメ版の素敵な学園ドラマを見せてもらいました。人間が演じるよりも、もっと人間らしい感覚を得られたのは、それぞれの演技(キャラクターや声優)・演出・構成が素晴らしかったからでしょう。こういう作品は年に1回は見たいですね!!

陽斗と葉月、瑛太と美緒の恋の分岐点となった5話と、神回だと思った10話はプラメモの林直孝氏が演出を担当したようで、彼の演出はここでも冴えていました。この系統の作品なら彼は間違いなく素晴らしい演出家だと私は思っています。特に10話はとても良かったです。7話もやって欲しかったなぁ~。
 
原作・シリーズ構成・脚本の鴨志田氏はアニメありきで小説を書きおろしたことは間違いないでしょう。小説は美緒と瑛太の視点のみのストーリーで、アニメでは読みとりにくい二人の心情をしっかりと書いてあります。

アニメの肉付けに不合理な点や不可思議な点が一切なく、むしろ小説以上の出来栄えである構成と脚本になっていたと思うので、鴨志田氏はアニメの方に力を入れていたのだろうと思われます。そのあたりも大いに評価できる。美緒と瑛太以外のキャラクターが活き活きと描かれていたことからも、そもそもアニメで全てを語ろうという意図があったのでしょう。

気持ちのすれ違いの多い地味で味わい深い人間関係を、まとまりのあるシナリオにできていたことも、小説執筆以前にアニメ視点でこの作品の構成を考えていたからだと思う。美緒と瑛太に関してはアニメでは描ききれないから、小説で読んで下さいと言われているように感じました。読む価値は十分にありましたよ!
 
私が見た今年のアニメの中では一番内容の詰まっている美しい作品です。こういう地味な傑作にはなかなかお目にかかれないだろうなぁ・・・って思います。人を選ぶ作品だと思うので誰にでもお薦めできる作品ではありませんが、私にはどっぷりと嵌れる作品でした。円盤は作画が良くなってることを期待して絶対に買います♪
プラメモ以来、久々に円盤買うぞ!!と思った作品でした♪
 
卒業間近の17~18歳(高3)の若者たちの数カ月のドラマをリアルにアニメで再現したようなシナリオは、そこいらの実写学園もの映画とは比較の対象にならないほど完成度が高く、アニメだからこそのリアルさ、面白さがありました。鴨志田氏が描きたかった美緒と瑛太のリアルな物語に膨大な味付けと、きめ細かいキャラ設定を施し、全話が連鎖している構成・脚本の完成度の高さは、もはや圧巻としか言いようがないです。微細な感情の変化をこれだけ綺麗にまとめあげた優秀なスタッフの皆様にも拍手と感謝です。本当にありがとうございました。私の3作品目の5.0作品となりました♪

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評価は5.0なので、全て5.0評価にしていますが、作画は4.0程度の評価が妥当だと思います。しかし構成・脚本が秀逸な作品で総合評価が5.0相当なので、5項目を5・0評価にしてあります。
 
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各話のエピソード♪ 

12話{netabare}
最後まですれ違う二人。それでも二人の気持ちは赤い糸で結ばれていた。
美緒は本当の恋を知り、瑛太は好きな人に告白する強い気持ちをもてた。それは、友人たちの力でもあり、人が生きて成長していく上で大切なものは何か?・・・というこの作品のメッセージでもあったと思う。
好きな人と気持ちを分かち合うまでの過程を、微細に美麗に描いた素敵な作品でした。最後の二人の笑顔が二人の始まりなのです。感動しました。続きがあったら是非見たいものです。{/netabare}
 
11話{netabare}
私の中で絶対に必要なシーンがもう一つあったのだが、それがしっ
かり入っていました。それは、美緒のお姉さんと瑛太による車内で
の会話です。
ここで美緒の姉は、美緒は瑛太の前ではかなり素を出すということ
を話している。瑛太はそれをネガティヴに受け止めていたが・・・。
この部分も瑛太と美緒の関係がとてもフランクであったことを表す
大事なシーンでした。そして、美緒のお姉さんは二人の関係がいい
ことをかなり以前から感じ取っていたことも分かった。
美緒の姉は、とってもいい人だなってしみじみ感じる場面でした。
 
グループラインでの友達の応援シーンも心温まるシーンでした。
 
試験問題を解いている時に今までの二人の気持ちを表す各話の印象
深い会話が流れた。
この二人がどんな気持ちで試験を受けているのかを伝えるための
いい演出でした。
原作のいい所はしっかり入れてあり、改編も文句なし。ここまで
完璧に作られてるシナリオは本当に感動的です。約70%くらいは
改編で構成も変えているのに、原作の遥か上をいくアニメ作品なん
てなかなかお目にかかれないです。早いうちから傑作だと言いまし
たが、間違いなく傑作です。最後はどういうシナリオと構成で魅せ
てくれるか楽しみにしたいと思います。
美緒、合格おめでとう!!{/netabare}

10話
これは神回だな。
ほとんどアニオリで、素敵なシナリオです。これ以上の形容はない。
絵コンテと演出にプラメモの林直孝氏の名前がありましたね。
10話の演出の妙に納得しましたね♪彼が絡んできたことはとても
光栄で嬉しいことです♪
しかし、ほぼアニオリなのでラストはどうなるか分かりませんね。
アニメオリジナルなラストも十分あり得る展開だし、どうなるか
最後の2話は必見です!!
{netabare}終わり方がさ・・・ほんと心憎い。 
瑛太、美緒だぞ!美緒じゃなきゃいかんぞ!!
「がんばれ!!美緒!!」・・・と言いたくなる話でした。

葉月と陽斗のシーンも良かったよ。葉月らしい陽斗への返事で、
この二人は、きっとうまくいくんじゃないかな・・・。

美緒が自分の本気に気付いて笑顔で涙するシーンがしっかりあった
ので感動しました。この場面は絶対に必要だと思っていたので、ここ
できたか~って感じです。

小宮さんも、本当にいい子なんだよね・・・。瑛太にチロルチョコを
渡す時の心境を思うと胸が締めつけられます。
シナリオも構成も一級品です。JBを見て本当に良かったよ。
来週も楽しみです♪ {/netabare}

9話{netabare}
美緒が自販機でコーヒーを買った。森川が髪形を変えたように、
美緒も飲み物を『なんとなく』変えてみたのだろう。誰にでも
経験のあることではないだろうか・・・?鴨志田氏の構成・脚本
は、本当に素晴らしい。小説はアニメの為に書いたものだろう。
これだけ肉付けが完璧な作品は賞賛しかないよ。紛いなき傑作を
私は見ていると感じています。
美緒と葉月の陽斗に関する会話は、美緒が葉月に陽斗に対する好
意があったことをしっかりと話した。
美緒は一歩でも前進しようと葉月に話したのだろう。そして本当
に好きな人がいることも葉月に告げた。大学も自分の気持ちを率
直に汲んで瑛太が推薦で合格している大学を受験しようと決めた。
瑛太と美緒はやっぱり、好きな人に対しての姿勢が似ているよう
です。二人とも合格したら、一体どうするんだろうね・・・。
 
JB待ちの木曜日の夜中はとても楽しみですが、あっという間に
終わってしまって、はやく次が見たいです。シナリオは完璧に鴨
志田氏の思った通りに仕上がっているのでしょうね。鴨志田氏の
アニメ用のシナリオとストーリー構成は練りに練られてあること
が小説を読むと分かります。安心して残りのシナリオを堪能して、
監督はじめ、他の優秀なスタッフを称えたいと思います。
 
皆さんは、小宮派でしょうか?美緒派でしょうか?葉月派でしょ
うか?私は美緒派になりました。最後に幸せな美緒を見て終われ
ればいいのですが・・・。{/netabare}

8話{netabare}
絵コンテや原画の人数を増やしたようですね。かなり画がまとま
って全体的に綺麗でした。8話を見て確信しました。この作品は
素敵な作品に仕上がると思います。やはり、アニメの脚本は原作
にほどよい脚色を加えてより良い作品になっています。
今回は小宮と夏目の気持ちと森川の気持ちをほどよく表していま
した。JBは人物のアップ画はとても繊細で心情を表している場
合が多く、各話の随所で目を中心とした表情の構築に気を配って
いると思います。小宮は気持ちをストレートに表す子なので分か
り易いですが、夏目は胸の内に秘めた感情を表に出さないので、
その表情がとても大切な言葉になっています。全話見たら、その
あたりも含めてレビューを書きたいと思います。
夏目は、泉に対する自分の気持ちを自分の行動で再認識して、う
まく気持ちを表現できない自分に葛藤しつつ受験勉強に取り組む
という苦しい状況なんだと思う。そのあたりも上手く表現できて
いました。やっぱり小説はそのあたりの夏目の気持ちを理解する
為の補完本となりますね。
全体的に原作のいい所を残し、邪魔をしないような脚色を加え、
見応えのあるシナリオになっています。8話も良かったです。
後半に向けて作画も安定しそうですし、次週以降も期待できる
と思います。ほんと楽しみです。JBは円盤買おうと思います。
こういう作品はまたしばらくお目にかかれなそうだし・・・。
小宮のペットのプータはいい味出してましたね♪{/netabare}
 
7話{netabare}
最後の『ダメ・・・』の一言に至るまでの過程がとても綺麗でし
た。この一言に集約されている想いや記憶、そして夏目が泉に対
して抱いていた中学時代からの感情が全て込められた一言。この
二人の気持ちが徐々に近づきつつある今、中学時代に遡った場面
を挿入し、今思えば・・・と思える数々のエピソードが二人には
もっとあるのだろうと推察できるストーリー構成で大いに意味が
あり、刹那的な感情ではないことを印象付ける丁寧なシナリオで
した。
6話まではため息の多いジリジリとした内容でしたが、後半は
微妙にズレていた夏目の想いや気持ち、森川の想いや気持ちが微
妙に変化していく過程を、どのように見せてくれるのか楽しみで
す。夏目は泉の想いに気付いていたんだろうね。そして今回、そ
れが確信に変わって、小宮のデートの申し出を拒絶したのだろう。
夏目も泉のことを大切な存在として認めた『ダメ』の一言で終わ
るところが心憎い演出です。いい作りをしています。
半信半疑で見始めた作品でしたが、こんなに次回が待ち遠しく思
えるなんて、嬉しい誤算でした。小宮と待ち合わせた駅での夏目
の作画がちょっと荒かったのは残念でした。{/netabare}
 
6話{netabare}
個人的に感慨深い場面がありました。森川の演奏を相馬が聴いて
いる場面。好きな人が自分だけの為に演奏してくれるって凄く感
動するんだよね。だから相馬が「やっぱり好きだわ・・・」って
森川に言う場面が心の底から共感できました。
なんか自分のとても大切な想い出のシーンと重なってしまい、こ
の二人を応援したくなっちゃったなぁ・・・。この場面は相馬君
の心の中に一生美しく残る、そんな素敵な一幕です。
受験が終わったら夏目はどうなるんだろう・・・。なんか切ない
気持ちに覆われそうですね。胸が痛くなるシーンもあったり、
素敵なシーンもあったり、とっても構成がいいです。もう早く次が
見たいです。森川の性格を考えると、夏目の気持ちに気をつかって
またジリジリ展開になりそうな気もするけど、要はそれをどう見せ
るかが大切。でもこのシナリオを作っている方のセンスは何気なさ
を上手に表現されているので期待できそうです。ここまでは、とっ
てもいい作品ですね!!{/netabare}

5話{netabare}
森川と夏目の心の動きをゆっくりと進めていて気持ちの交錯部分を
丁寧に表現しているように感じます。こういうシーンはきっと何か
につながる大切なシーンなのではないかと思います。夏目の友人3
人(佐藤・鈴木・高橋)は相馬と夏目を応援しているが、その気持ち
に素直に喜べない夏目の気持ちの揺らぎを感じるところまでストーリー
にハマっちゃいました。森川の相馬に対する気持ちもまだ明確では
なく、自分の本当の気持ちに鍵をかけたまま泉と接している夏目と
相馬が障壁となって夏目にあと一歩踏み込めない泉の微妙な気持ち、
どれも繊細で微妙な思春期の一幕で、どう展開していくのかとても
楽しみです。不思議なことに、この作品にはご贔屓キャラがいない
のです。でもそれがこのストーリーに没頭できる一因になってる気が
します。どう終われば納得がいくのか、自分でも分からない状況な
ので、中盤の核になる事象を見逃さずに堪能していきたいです。{/netabare}

4話{netabare}
夏目と泉、森川と相馬、夏目と相馬、どの組み合わせも成就しない
恋愛感情が交錯しててなかなか良い。これをどうまとめていくのか
とても興味深いです。森川が誰を好きなのか??・・・・もともと
恋愛気質って感じじゃないキャラに仕立ててあるものの、なかなか
な思わせぶりを発揮し、あっさり相馬の告白を賺すあたりは森川
の気持ちの中により強い何かがあるのだろう。それが何か気になる。
恋愛が成就しない話はよくあるが、リアルにありそうな状況でなん
か見てるこっちの気持ちも切なくなる。ここまでは妙な暗さで話が
澱んでいて、個人的に感情移入もできている。今後の展開がとても
楽しみです。今の所、今期で一番興味深い作品になっています。 {/netabare}

3話{netabare}
ストーリーとキャラクターに派手さがないおかげで独特の雰囲気と
世界観が伝わってきて心地いいです。夏目さんと森川さんの女心を
どう描くのか・・・そこはとっても重要な気がします。
この二人に共通する所は、前向きなように見えてネガティヴさが
根本にあるので、それが今後どのように変わっていくのかも見どころ。
また、物事に冷めた感じがある泉がどのように変わるのかも見どころ。
いい作品に化ける要素は十分にある作品だと個人的に思っています。
CGと作画のバランスは微妙なところもありますが、ストーリーで
魅せてもらいたいです。まだそれぞれの環境の中での個人的な感情
にしかタッチしていない段階なので、今後のメインキャラ達の心模様
をどう表現していくのか、期待したいと思います。
雰囲気や色合いはとっても好みなので感動して泣きたいなぁ~  {/netabare}  

1~2話{netabare}
入口は平凡な学園青春ラブストーリーっぽい感じでした。
画は若干雑かなぁ・・・って思うけど、夏目と泉のフワフワ
した関係をどう深めていくのかがこの作品の肝だろうね。
制作者のセンスに共鳴できるかどうかが、視聴者の賛否に反映
しそうだから、意見が分かれそうな作品です。
夏目も泉も真面目な賢い子って感じなので、イライラ系の
話になりそうだけど、感慨深い作品になるといいな・・・と
期待しつつ継続視聴したいと思います。{/netabare}

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追記
Blue-R 1枚目は特典もあり良かったです♪

そうそう・・・美緒の口癖のような、「ほんとにほんと」には肯定文と疑問文があるんですよね!そこが可愛いです。
それに育ちのよい女の子って感じで、ちょっとしたことでも「ありがとう!」って言える子でしたね。そういうとこも美緒のいい所でした!!

投稿 : 2018/01/19
閲覧 : 1246
サンキュー:

54

かんぱち さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主要人物が皆いい人で安心

放送終了後に数話ずつまとめて視聴しました。

キャラデザ含め全体的に地味な印象+学生の恋愛モノということで放送中はスルーしてしまっていました。全話見終わってもその印象は大きく変わらなかったんですが、地味というよりは落ち着いているなという感じでした。ストーリー、登場人物たちの性格、キャラクターデザイン、お話の舞台、高3の冬という時期etc…派手さがなくて、まぁやっぱり地味といえば地味なのかもしれませんが、個人的にはそこがよかったかなぁと思います。息を呑むドキドキの展開もなかったけど、見ていて疲れることもなかったので。

私は人の気持ちを考えず自分中心に振り回す系の子とか、アホっぽい子とかが苦手なんですが、この作品にはそういうタイプの人物はいなくて、主要人物たち(特に主人公)が自分より相手のことを想い、優先して行動することができる人で、そこが素敵でしたね。

不満な点を挙げるとすれば、作画がもう少し綺麗だったら…と思うのと、走っているところとか人物の動作がちょっと変?というかぎこちなく見えてしまいました。あと乗り物とかがCGだなってはっきりわかってしまうのもはじめは違和感がありました。

作画重視じゃない&高3男女の学生日常モノに興味がある人に見てほしい作品です。

投稿 : 2018/01/18
閲覧 : 160
サンキュー:

12

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Winter Love Story

高校3年冬、恋に将来に悩む5人の男女を描きます。
舞台は湘南。
吊り下げ式モノレールの不安定さが揺れる心を暗示します。

こんな時期に何故転校。
何年かぶりに帰って来た主人公瑛太が起点です。
冒頭、かつての親友相馬と野球を通じて心を通わせます。

女性陣は3人、美緒、葉月、小宮。
美緒は元生徒会長、葉月は元吹奏楽部、小宮だけが2年生で弱小写真部に所属します。
誰が誰を何故好きなのかは観てのお楽しみ。
様々な出来事により変化する心のベクトル、女性陣の動向がこのアニメの見どころです。

季節は冬なだけにモノトーンの寒々とした風景。
でも心象描写は繊細かつ暖かく、知らず知らず感情移入できました。

美緒の拗ね顔もいいですが、私のお気に入りは小宮です。
自分の道を貫き通す中に、心の機微も読み取れる。
溢れでる己の感情をコントロールする姿はいじらしいです。

春4月、少し大人になった彼ら彼女らには新しい生活が・・・
春の陽光に輝く未来。
和らいだラストに心が温かくなりました。

投稿 : 2018/01/18
閲覧 : 468
サンキュー:

42

レイン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通、ただ普通。

よくある学園ラブストーリー。
終わり方はイマイチだったかな。
残念ながら特に記憶に残る話はなかったです。
全体的には普通に見られるレベルのアニメでした。
時間のある人が見ればいい作品という印象です。

7話の中学時代のシーンの作画は良かったです。
こんな描き方を出来る人が今でもいるんですね。
でも最終回のエンドロールの作画は中学生レベルでした。
同じ人だったりするかもしれませんが(笑)
全体的には作画はイマイチで動画はかなり残念でした。

音楽も普通。
キャラも新しさはなかったですね。
また見たいとは思いませんでした。

投稿 : 2018/01/16
閲覧 : 334
サンキュー:

6

アジジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

久しぶりに見る感じのジャンルだったので
新鮮で良かった!
盛り上がりに少しかかる部分はあったが
綺麗な感じにまとまってて観やすかったです!

青春、恋愛系が好きな方にはお勧めできる作品です!

投稿 : 2018/01/16
閲覧 : 150
サンキュー:

6

賭けくるい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絵が綺麗で、リアル!!内容も面白い!!

舞台は鎌倉と時々横浜市って感じですね!
自分はこのアニメの聖地の近くに住んでるのですが、ほんと街並みがほぼ同じで感動した!!
内容は高校生にありがちな恋愛のすれ違いや、伝えたいけど伝えられない気持ち。
そこ伝えろよってところで、言わなかったりあるあるの内容ですが独特の世界観で僕は気に入っています!
皆さんもぜひ見てはどうでしょうか!^_^
個人的には今季ベストスリーに入ります!
ではでは☝️

投稿 : 2018/01/13
閲覧 : 267
サンキュー:

18

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気と音楽がよかったけど

オープニングテーマ「over and over」歌 - やなぎなぎ

エンディングテーマ「behind」歌 - 夏目美緒、森川葉月、小宮恵那

全12話

んー好きな方には申し訳ないけど自分には合わなかった。(好きな方はこの感想みないほうがいいです)
脚本が鴨下田さんだったから、期待してたのになぁ。
主人公がやる気ないのがいやだった。もう三角関係が自分にはダメなのかもしれない。僕10見てるほうがましだったかな。
#10のエア野球したのあれなにw必要なの?wよ、よくわからんかった。
まぁ最終話で告白したからよし、と、し、します。

投稿 : 2018/01/12
閲覧 : 204
サンキュー:

7

yyyisn さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最初がよかっただけに残念

最終話に近づくにつれて、作画が崩れ音楽が流れなくなり、キャラが喋らなくなってくる。
「間」で視聴者に考えさせる、と言えば聞こえはいいが、実際はただ息切れしてズルズル終わっていったように感じるアニメだった。

投稿 : 2018/01/11
閲覧 : 148
サンキュー:

1

Aki さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

独特な雰囲気(笑)

1シーズン遅れて見たのですが、久しぶりに一気見してしまいました笑
物語の途中で何度もハラハラさせられました笑
主人公とヒロインのなんとも言えない距離感がとても好きで、他のキャラ達の恋愛模様も見ていてとても面白かったです。

投稿 : 2018/01/10
閲覧 : 186
サンキュー:

5

ネタバレ

ブーブコム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

受験と恋愛のストーリー

父の転勤に伴い、地元に戻ってきたことで始まる恋愛ストーリー

はじめは五角関係?のような感じだったが、ストーリーが進むにつれ
徐々にまとまりつつある

過去を知っているだけに美緒に好きと言えない瑛太
徐々に瑛太のことを好きになっていく美緒
写真をきっかけに瑛太のことを好きになる恵那

このままでは必ず誰かが悲しい想いをする
たとえハッピーエンドだとしても、それは嫌だなぁと思った

案の定恵那がフラれるわけだが、なんか先行きが明るそうなのがよかった♪
きっと恵那には瑛太よりも写真部のメンバーの方が合っていると思う(^_^)

投稿 : 2018/01/10
閲覧 : 193
サンキュー:

4

ネタバレ

中村 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

これが一番良かったかな

このアニメは7話か8話ぐらいから急に良かった
それまでは長々としてて 観てると疲れてきた
終盤はよく構成されてると思うが 野球部のうざいやつと吹奏楽部の女の恋愛なかったら良かったのに

投稿 : 2018/01/10
閲覧 : 168
サンキュー:

2

まゆげ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春もの!

最初はそれとなく観ていましたが、次第にひかれていき最後まで観ました。後半から先が気になる展開になり、観て良かった作品です。

投稿 : 2018/01/09
閲覧 : 196
サンキュー:

3

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地味

OPEDが良かったのと写真部の子が可愛かったくらいの感想しかない

投稿 : 2018/01/09
閲覧 : 165
サンキュー:

2

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あの日みえた夕暮れの街並み‥

街並みが丁寧に描かれていてリアル感を感じました。
小宮側からみると結構じらされる流れになって辛かったなぁ〜と思います‥無念あぅ〜〜
そして、卒業式いつもチラチラみてるはずのラインスルーして野球とか‥個人的には‥個人的にはですが、あの素敵な夕暮れでヒロインのもとへ駆けつけて欲しかったです。「野球なんかやっとる場合か!」とあんな素敵な卒業式とは無縁で直帰した私の中にいるあの頃のハナタレ小僧が叫んでいました。
ともあれ、青春ストーリーはなんだか青かった頃の自分へ会いに行く気持ちになり心をくすぐられます。あの素敵な景色、あの気持ち‥それを思い出させてくれます。あの頃にみえた風景と感じたものは今でも心の中に在ると気付かせてくれます‥
みおが卒業式のあの丘からみた夕暮れの街並み‥とっても素晴らしかったです。あれこそ真青春。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 216
サンキュー:

22

ネタバレ

華麗なる村人様 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い!学生になりたい!

高校生3年の冬に転校して4年ぶりに帰ってくると中学のころの同級生たちが同じ学校に在籍していた。
主人公の瑛太は、少し眠そうな顔している。美緒は元生徒会長ってこともあってハキハキ言うタイプ。
陽斗は、とても良い友人だし、葉月も脇役なんてもったいない。
野球をやめたけどホームラン打つことでわからないから試していると。
すれ違いでも青春の1コマだけで終わらないでステップアップするのに必要なことだって思えます。
イベントなんて受験が中心でクリスマスやバレンタインデーの盛り上がりが寂しいかな?
でも現実を無視したものより良かった。
全体にまとまった作品と言うのが感想

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 178
サンキュー:

5

ネタバレ

zzz さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最後~

最後、ちょっっっっっと不自然だったんじゃないかと。
瑛大と美緒がすれ違って受験しているのを相馬と森川が気付いたのに二人に、少なくとも相馬に教えないのは不親切では。
瑛大、卒業式の後、美緒より先に小宮のところに行きました(ちょっと不自然?まあ百歩譲ってあり?)が、そのあと「願掛け」に時間かけすぎでしょう。平日じゃないのだから、卒業式の日なのだから美緒を待ちぼうけさせるほど時間かけるなんで本末転倒です。
 しかもなんでそのあとLINE止まっているの⁉

あと、瑛大が落ちて、美緒が合格した時点でオチがバレバレじゃー。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 188
サンキュー:

6

ネタバレ

零弍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これから、

1話視聴{netabare}
キャラ紹介と物語のさわりって感じかな。
アニメの雰囲気は掴めたと思う。
全体を通して落ち着いた感じがした。
初めは淡々と高校の日常?を描いてる感じ。
自分の所と比較するのも一つの見方かな?
これから恋愛に発展していきそうな雰囲気。
{/netabare}

高校での青春と恋愛をリアルに描いた作品。
心理描写が細かく、個々の感情表現が豊かで、
物語に入り込みやすい。
風景も、舞台を忠実に再現しており、
地元民には特に評価が高かった模様。
そうでなくても、細かい風景描写により、
更なる現実味を感じることが出来た。
余韻を残すEDと共に、毎回引きの良い終わり方をしてくる。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 316
サンキュー:

7

ネタバレ

るーも さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今季一番の良アニメ

 見る前から面白くなることは確信していたが、まさかここまでとは思わなかった。恋愛アニメなのかそうではないのかという中途半端な作品よりも線引きがはっきりとしていてそこも好感が持てる作品でもあった。特に前半とは大きく流れが変わったと思うのは7話の「snow day」だと思う。7話ノ最後の美緒の「だめ。」というセリフは今まで平坦だった話の流れを大きく変化させた部分であったためとても印象に残っている。
 話は変わるが涙を綺麗に描くことのできるアニメは私的に「すごいな」と思ってしまう。その点で見ると12話の小宮の涙はとてもよかった。歌もやなぎなぎさんであったため、いつもは飛ばしてしまうOP、EDも毎回聞いていたほど気に入っていた。
 ここからは私の個人的な思いだが、「絵がダメ」と言っている方はもう少しアニメの本質を考えた方がいい。絵がよかったらなんでもいいのだろうか。そうなのであれば静止画を見ていればいいのではないか。絵なんてものはアニメの中では二の次であると思わないのだろうか。アニメをよく知らない人でも「絵がよかったから面白かった」というよりは、「物語がよかったから面白かった」という人の方が良い見方をしている人が増えて、今のような大して面白くもないのに、なぜか人気といったアニメが今後減りどれも面白いといったアニメも増えていくのだと思う。なんか語ってしまった笑 何はともあれJust Because!とても面白かった。ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 173
サンキュー:

13

ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なかなかの殺傷能力 → 最後まで鋭利でした

今期に限ってのイレギュラー第3弾
(まだ完結してないって意味です)

現時点で分かっていることは
リアル路線の青春ストーリー

この時点で、圧倒的に不利な状況に置かれた作品
というのも、
直前期に『月がきれい』という
ド直球青春ラブストーリーの良作があったから

当然、期待しつつ見てみたものの
背景は実在の風景を丁寧に作画してあり、
その点では問題ないのだが、
キャラが…

要は好みの問題なのでこれ以上は控えるが、
これだけは言わせて!
「目がデカすぎる」


タイトル回収の内容ですが、
{netabare}第7話に於いて作中は年明けして2週間くらい経過したとこ。
そう、センター試験が話の中心。
経験した人には分かるだろうが、
センター試験の日は雪の特異日。
ご多分に漏れず、作中では雪が降ります!

んで
リアタイではまだ11月です。
つまり
今年の受験生にはまだ見ぬ、あの恐怖の状況が描かれてるんですね。
センター控えた人にとってもどかしい時期に
先んじてあの緊張感を描いてしまうとは…
受験生を本気でコロしに来てます。
正しい受験生はアニメなど見ず勉学に励んでいることを望みます(-人-;)
{/netabare}


[追記寸評]

今年、受験を控える方にとっては
最後までその鋭さが鈍ることはありませんでしたね(笑)

全話視聴し終えて、

{netabare}とても繊細な作品でしたね~
個人的には全体的に物足りない内容ではあったものの、
否定するより良いところを特筆してみます。

まずは登場人物
とても高校生らしく良かったです。
なにが『らしさ』と言われれば、
その視野の狭さでしょうか。

進路も恋愛も
すべて学校内で完結しようとする様は
社会に出てしまった人からすれば、
「もっと他に道はあるんだよ」って言いたくもなるが、
その当時はそんなもん。
不安と好奇心がせめぎ合うようで
アラ探しのつもりが、
丁寧に物語を作っているのだなぁと感心しました。

映像表現としては
自動車の初期加速の動きが自然で
1人で「おっ」と思いました。

昨今の自動車は3DCGなので
セル画時代のヘッポコは久しく見ないですが、
代わりに精度はあるものの、
ありえない加速度の自動車がありふれているのが現状。
これは由々しき問題です!

気持ち悪い挙動の自動車がなかった代わりに、
後半、人物の作画が崩れかかっていたのは、
こうしたトレードオフがあったということを理解して下さい(←嘘です){/netabare}

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 271
サンキュー:

22

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

物語
途中まで引きも強く毎週楽しみにしてたんですけど、最終話は消化不良ですね…
設定も現実的に考えるとありえない事もありで…
毎回楽しみだったので残念でした

作画
背景とキャラデザが合ってなかったです。
OPの時の車窓に映る泉くんの顔がブサイクすぎます…毎回、うおって驚く。

声優

音楽
やなぎなぎさん安定のクオリティですね

キャラ

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 169
サンキュー:

8

ネタバレ

ぽよお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後がもったいない

縁がある地域が舞台になっているオリジナルアニメだったので視聴確定!といった感じで見始めました。

最近はリアルな青春群像劇?的なアニメが少なかったと思っていたので、そういうのが好みな自分としては結構毎週楽しみにしてました。

個人的には後半に差し掛かるあたりで美緒が小宮の問いに対して「ダメっ」っていうシーンがピーク。
そこからはラストに向けての溜めに溜めの物語だったのですが、最終話が・・・
正直OPの目線とかからでも既定路線って分かってるのに、すごく引っ張るのですよね。
卒業式の日に泉は打席に立って、打った。
ならその日に間に合わなければだめでしょー!

ギリ間に合ってからの気持ち確かめ合ってからの大学にてのエピローグ、これが理想でしたw

「有終の美」が欲しかったアニメでした!!!

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 151
サンキュー:

3

ネタバレ

P_CUP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘をつくLINE

月がきれいと同様、やたらLINEでコミュニケーションを取り合うシーンが多い。
あちらは中学生ということもあってか、LINEでのやり取りも本心のままであることが多かった。
{netabare}
だが、この作品の登場人物たちは嘘をつく。

複雑な想いを抱えながらもLINE上ではノリノリだったりと、気持ちに嘘をついた状態でコミュニケーションを取る様子が繰り返し描かれる。
つまり、同じLINEというツールを作中に用いながらも、その位置付けは全く異なると言っていい。
月がきれいにおいてのLINEは文字通りのコミュニケーションツールであるのに対し、
この作品においては、本心を隠すため、気持ちに蓋をするための道具なのだ。

アプローチとしてはこちらの方が好みだ。しかし、そうなると問題は、
そういった思春期の終わりを迎える男女の心の揺れを、作画と演出でどこまで表現できるかにかかってくる。
スマホの画面に映るスタンプ1個の、その裏側に、どれだけの感情が潜んでいるのか?
その辺りを描き切ることが出来れば名作足り得るだろう。
{/netabare}
・・・早くも進行がピンチだなんて話がネット上に出回っているが、なんとか最後まで頑張って欲しい。

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 291
サンキュー:

15

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

モヤモヤ感を楽しめるかどうか

 好き嫌いが分かれそうな作品でした。タッチ、めぞん一刻、きまぐれオレンジ☆ロード、謎の彼女Xとかのモヤモヤ感の残る恋愛模様を描くアニメは久々のような気がして自分的には楽しめました。もどかしいのが良いんですよね。
もう力が付きかけていた作画もなんとか完走できましたね。
キャラ的にはメイン女性3人共魅力的でしたが、小宮さんが一番でした。

 大学の推薦って蹴って別の大学受けることなんてできるんですね、自分の頃には無かったような気がします。

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 143
サンキュー:

8

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Just Because!のストーリー・あらすじ

高校三年の冬。
残りわずかとなった高校生活。
このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。
突然、彼が帰ってくるまでは。
中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。
季節外れの転校生との再会は、
「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、
小さなスタートの合図を響かせた。(TVアニメ動画『Just Because!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
PINE JAM
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『over and over』≪ED≫夏目美緒(CV.礒部花凜)森川葉月(CV.芳野由奈)小宮恵那(CV.Lynn)『behind』

声優・キャラクター

市川蒼、磯部花凛、村田太志、芳野由奈、Lynn、櫻庭有紗、貫井柚佳、近藤玲奈、千本木彩花、天﨑滉平、山本祥太、柳田淳一、小林大紀、大川透

スタッフ

キャラクター原案:比村奇石、 監督:小林敦、脚本:鴨志田一、キャラクターデザイン:吉井弘幸、音楽プロデュース:やなぎなぎ

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