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「true tears[トゥルーティアーズ](TVアニメ動画)」

総合得点
87.3
感想・評価
6153
棚に入れた
26365
ランキング
157
★★★★☆ 3.9 (6153)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.9
キャラ
3.9

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true tears[トゥルーティアーズ]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

グレイシア さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

兄妹がちょっと不憫笑笑

でもあの兄妹には必要な出来事でしたし、

結果的には全員のプラスになったんじゃないかな。

あ、物語の内容は普通に言葉に表しずらい学生のもどかしい恋愛を表現できていて好きです。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 139
サンキュー:

1

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そんな優しさって罪だと思います。

蔵元の跡取り息子の仲上 眞一郎。
幼馴染で事情により一つ屋根の下に住むことになった湯浅 比呂美。

学校では活発で人気者の比呂美ですが、お坊ちゃまの眞一郎の家に
居候する立場からなのか自分の気持ちを殺していてどこか重々しい
雰囲気なんです。

そしてもう一人の主要人物、何を考えているのか全くわからない
「アブラムシ~~♪」の不思議ちゃん。彼女の登場に観てるこちらも
どういうこと?って混乱していきます。
不思議だけど気になる石動 乃絵(いするぎ のえ)
彼女の危うさまで感じるような突き抜け感が
何とも言えない青春の不安定さやうまく説明できないもどかしい
感情を煽ってくるんです。

物語は
比呂美、乃絵さらには今川焼屋の愛ちゃんまでが実は眞一郎が好きって
展開で見事な三角関係が完成しちゃいます。

そんな複雑な関係の中みんながみんな本音を押し隠して嘘で自分を誤魔化し、守ろうとしています。
なんなのこれ、trueが誰一人もない。
(あっ愛ちゃんを好きな三代吉だけはいつも真っすぐだった~><!)

眞一郎自身の気持ちも、勝手な誤解すれ違いで迷走していきます。

3人それぞれの眞一郎への想いは、修羅場に向かうんだろうなって思ってた
まんまの展開が待ってます。
(こんなたぶん昼ドラのようなドロドロ展開。
好きがすれ違い続けていく展開は、ただただ胸が痛いです・・・)

中盤、眞一郎を好きって気持ちに気づいた乃絵。
そんな彼女の無邪気な姿。
いつの間にか乃絵推しだよな~ってなっちゃった自分にとって
恋を知ってどんどん可愛らしく魅力的になっていく彼女を見てると
どうせっ・・・・てなんか素直に喜べないんです。

あのヤバいアニキではないけど乃絵の大切な涙。
(まあ3人娘との同時進行でパニクルのも分からないではないけど)
本当に泣かしたらまじで眞一郎許さんっって気持ちで観てました。

いつものことなんですけど、恋に破れるんだろうなって
女子に心を持ってかれます。

そういう意味では比呂美にしたって愛ちゃんにしたって
自爆もありますけど振り回され続けて可哀そうなところもありました。

お坊ちゃんだし誰にでも優しくあろうってスタンスの眞一郎ですけど、
時にその優しさや
ハッキリしない態度が3人のヒロイン達を不安にさせ暴走させてたんですよね。

ヒロイン達、それぞれ皆が好きになった眞一郎。
いいやつなんだろうけど最後まで自分は好きになれませんでした。
それは蔵元の父も同じです。
一見、穏やかで優しそうなんだけど、いつだって言葉が足らないんです。
比呂美を引き取ったことだって説明が足らないで
妻を嫉妬の鬼へと追い込んでしまったんでしょうね。
結果的には良い感じで落ち着いたけど、一歩間違えれば家族崩壊です。

自分はなんでこんなに眞一郎が嫌なんだろう。
きっと乃絵の兄じゃないけど乃絵を好きだからこそ、
彼女を選ばないことで彼女を悲しませるだろうこの男を許せないんでしょうね。

なんか話数が進むにつれて自分の感情も色々動かされて
長々と何を書いているのかわかんなくなっちゃいました。

終盤はどちらも放っておけない眞一郎が最後にどちらを選ぶのか。
二人の不安な気持ちが、胸に迫って苦しかったです。
セリフが進む中、時を切り取ったかのような止め絵のカットが度々
あります。
その瞬間の感情をより際立たせるようでとても印象的な演出でした。

まあ色々あったけどヒロイン達が笑えることが出来るようになって
良かったです。比呂美、良かったね・・。

最後にこの作品、音楽もとっても気に入りました。

OP eufonius/「リフレクティア」
美しいメロディーライン。ちょっと切なさを感じる曲調。
アニメーションで一瞬出てくる祭りのシーンが印象的だったな。

そしてこの曲、最終話エンディングでも流れてきます。
雪がすっかりなくなったジベタのいる思い出の場所での乃絵の後姿。

涙を流せなくなった彼女が
ようやく涙する時が来たのかなってドキドキしながら見入ってました。
溢れ出たんだろう涙は流れ落ちるんじゃなくって空へ・・・・
その輝き、散っていく涙の美しさに心震えちゃいました><!

ED 結城アイラ/「セカイノナミダ」
毎回、無邪気すぎるキャラ総出のランニングは、本編の
重々しすぎる展開への中和剤のつもりなんでしょうかww
そんなんではこの重すぎる物語ほっこり出来ませんから~!?


積もっていた雪が解け、桜咲き誇る春。
 一つの恋、失恋を経験して少し成長した少女の涙。
  切なくも美しくキラキラと輝く「true tears」良かったです。

投稿 : 2023/03/07
閲覧 : 280
サンキュー:

19

ネタバレ

nobody さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

青春恋愛アニメ

序盤の話の内容としては面白く感じましたが、キャラがイマイチ好きになれなかったため後半で面白さが失速していきました。

投稿 : 2023/01/06
閲覧 : 107
サンキュー:

2

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

P.A.WORKSの処女作にして最高傑作。自分のアニメ視聴歴で最高一作だけ挙げろと言われたらこれ

富山県南砺市を舞台にした青春群像劇ラブコメ。全13話。P.A.WORKSの処女作。
※作品データベース様より転載

【良い点】
恋愛アドベンチャーゲーム原作(アニメは別物)らしさ、最初から最後の瞬間までノンストップの濃密で目まぐるしい恋愛劇。
一場面毎に修羅場の連続で息も付かせぬ、逆転に次ぐ逆転で最後までどのヒロインが勝つか!?一瞬たりとも目が離せぬ面白さ!
最後の最後までハラハラドキドキさせつつ、ラストは納得のいく完璧な結末。この路線のラブコメアニメでは最高峰。

恋愛劇としては恋愛ゲームらしく主人公が複数ヒロインに…な王道でありつつ、全く嫌味感じさせず。
本作が特筆すべき点は「少女漫画」ではなく「男性向け恋愛ゲーム」的な構造で昼ドラを展開してのけた為か、
少女漫画的昼ドラに見えつつ、実態は主人公対ヒロイン各々の一対一が成立している点にある。
乃絵と比呂美は序盤にキャットファイトはするがこれは各ヒロインの現在の立ち位置を示すのが狙い、
以降互いに足引っ張り合うような恋の駆け引きは淡泊。愛ちゃんに至っては他ふたりと殆ど接点が無い。
各々が一対一で心情が揺れ動く、結果、意外やドロドロしてない。
凄まじい昼ドラ展開でありつつ、少女漫画原作にありがちな嫌味を奇跡的に排除出来ている、これを両立したラブコメは類を見ない。
意地悪く見れば男性視聴者に都合の良い恋愛ゲーム的なんだけど、そこに西村純二監督のテーマ性と
岡田麿里氏の持ち味が奇跡的に噛み合い、他ラブコメアニメには真似の出来ない境地に到達した。

未だ自分の気持ちも相手の想いも気付いていない少年少女たちが成長していく青春劇としても最高水準に近い。
これを絵本作家志望の主人公による詩的モノローグや水彩画のような美しい止め絵演出で芸術的に活写。
三者三葉な魅力的ヒロインたち、男の子たちやサブキャラの存在感も抜群。
地元(富山県南砺市)の風景描写が美しく、ドラマチックな恋愛劇を盛り立てている。御当地アニメとしても最高水準。
地元の祭り(城端むぎや祭と城端曳山祭を題材にした麦端踊り)を主人公の成長とロマンスに巧みに組み込んだのも良い。

作画の綺麗さ美しさが傑出している。キャラデザの可愛さ、特に石動乃絵ちゃんの絵的な可愛さは圧倒的。
喜怒哀楽の表情も自由奔放な仕草も抜群に可憐で、問答無用で萌えてしまう。2021年から振り返っても匹敵する作品が殆ど無いレベル。
背景も冬の富山、旧家の木造家屋の描写など細部に渡り丁寧、アニメ世界のリアリティーに引き込まれる。
特徴的な止め絵演出も、恋のときめきや青春の戸惑いの美しい一瞬を切り取って、芸準の域にまで昇華させている。
1話の眞一郎と乃絵ちゃんの出会いなど、一瞬を切り取ったドラマチック感が抜群。開幕のこの場面だけで一気に惹き込まれる。
季節感をドラスティックに活かす演出も素晴らしい。冬の北陸、雪、荒れた日本海と堤防のテトラポット…
テトラポットは景観の邪魔とか言われてるけれど、生活圏に馴染んだ人工構造物の何が醜いものか。

そしてOP映像も素晴らしい。恋愛ゲーム路線のOPの最高峰、まずOPの時点で並のアニメじゃないと刮目させられる。
OP主題歌「リフレクティア」が圧巻。作品のテーマ、少年少女たちの恋心を透明感ある歌声と歌詞で疾走。
挿入歌「そのままの僕で」もクライマックスをグッと盛り上げた。
眞一郎が雪道を自転車で駆けたシーンは恋愛アニメ史上屈指の名場面。

雪うさぎ氏やSunset氏(シムーンのレビュー)が言及されている通り、西村純二監督の前作「シムーン」を彷彿とさせる高いテーマ性を、
恋愛ゲーム的なラブコメと、ニワトリの絵本(雷轟丸とジベタ、飛ぼうとして命落としたニワトリと、飛ばなかったニワトリ)や
乃絵ちゃんのアブラムシの歌などの寓意を巧みに用いて、分かり易くあざとく描いている。詩的な美しさと分かり易さが抜群。
このお陰で、典型的なギャルゲー主人公ぽい眞一郎が悩める等身大の少年として共感・好感が持てる。
彼含めた6人各々が悩み戸惑いながら自分の本当の気持ちと立ち位置を知っていく。
紆余曲折目まぐるしく動く幼い恋のゲームの果て、彼らは本当に大切な自分と相手に気付く。
「ちゃんとするから」
ちゃんとしていなかった眞一郎や比呂美たちが「ちゃんとする」までの物語、「ちゃんとする」とはどういう事か?
が大事なテーマであり、それがちゃんと描かれていた。
12話乃絵「ジベタが飛べないのではなく飛ばないことを選んだ」夢見がちな少女がそれに気付くなど
終盤からラストまで成長劇だった。

青春劇としてはケンカや雪道のバイクで停学、雪道を自転車で彼女追いかけるなどのロックなあざとさも堪らない。
精神的に幼い乃絵ちゃんが飛ぼうとして骨折とかも萌える。良き青春である。
雪は滑って危険だけど、転んだ少年少女を致命的な怪我から守ってくれた。これも北陸の冬を活かした作劇で上手い。

石動乃絵ちゃんが可愛すぎる。2021年時点で見て乃絵ちゃんに匹敵するのはろこどるの宇佐美奈々子ちゃんくらいか。
電波系の最たるヒロインだけど、電波っぷりが単なる不思議ちゃんではなく、彼女なりの筋が通っている点で
凡百の電波少女と一線を画す。言動も一挙手一投足が可愛かった。

湯浅比呂美ちゃんもヒロイン度で終始リードし続けた。正統派の最高水準の美少女。
幼馴染という恋愛物のハンデをものともしない。
彼女はシリーズ構成の岡田麿里氏の真骨頂が出ていた名ヒロイン、眞一郎母との確執や
抑圧されての裏表のある嫌な女な側面すらひっくるめて魅力的だった。
裏表のある嫌なところを正々堂々とぶつける分かり易さが魅力、なんとなく「人類は衰退しました」のわたしちゃんみたいな。
まさに裏表の無い素敵なヒロインで、名塚佳織氏は最高にはまり役だった。

ヒロインのうち愛ちゃんだけは早々に負けヒロインだな…と分かってしまう切なさ、でも可愛さでは決してヒケを取らなかった。
一番普通に可愛いんだけど、普通過ぎて、傑出したふたりには勝ち目が無かった。
三代吉いい奴すぎる切なすぎる…

サブキャラも無駄なキャラはいない。
眞一郎父は寡黙で地味だけど、要所で息子の夢を応援しそっと背中を押してくれた。
意外に注目したいのが一見ただのモブに思える、酒蔵の少年。
高校生の眞一郎とそう歳は変わらなさそうな彼は青春と無縁に見えるが、眞一郎父から酒造を学ぶ彼は生き生きしている。
酒蔵の少年が過去に恋愛や青春があったかは語られないけれど、今の彼はやりたい仕事で立派に飛び立っている。
現在進行形で悩んでいる眞一郎坊ちゃんとの対比で、一皮むけている飄々とした在り方を示しているキャラクターかもしれない。

【悪い点】
ほぼ完全無欠の傑作アニメ。
強いて挙げるなら眞一郎母の掘り下げと心境の変化だけど、1クールでここは枝葉なので、テンポ良く和解して良かったと思う。
短い描写で彼女の胸の内は何となく推し量れるし、若いころは比呂美ちゃんタイプだったのかな?という推測で
間接的に比呂美ちゃんの描写から眞一郎母も肉付けが出来ている(ような気がする)ので。

愛ちゃんと三代吉かわいそすぎない?
ここも青春劇の一側面だし、ラストは恋がやり直せそうなので良かったかなと。

タイトルである「true tears」、「真実の涙」にまつわる乃絵ちゃんのテーマに関しては
若干ではあるが無理があり、物足りなかったかもしれない。
とはいえ乃絵ちゃんもちゃんと成長して泣けたのだから細かいことは許せる。

乃絵ちゃんのお兄ちゃんが難儀な性格と立ち位置だったなと。
とはいえ妹離れして?ちゃんと道を歩んでいくラストで良かった。

総じて自分が超贔屓目に見てしまっているためか、強いて挙げないと欠点が見つからない。

【総合評価】10点満点
P.A.WORKSの処女作にして(2023年1月1日時点で)最高傑作。
以降の恋愛アニメの括りで匹敵しうるのは「WHITE ALBUM」か「月がきれい」劇場版なら「君の名は」くらいか。
キャラクターや脚本もさることながら、純粋にアニメーションとして美しい。「AIR」を凌駕していた。
自分が知る限り、最も美しいアニメ作品の一つ。
評価は自信をもって「最高」
自分的に「最高の中の最高」候補の一角。

P.A.WORKSの処女作にして最高傑作という事は、未だこれを超える作品出せていないという事で…
近い路線を狙ったと思われる西村監督作品「グラスリップ」がイマイチ上手くいかなかったり。
以降は美しい作画で贅沢に作った物足りない佳作がP.A.の定番になっていく。
まあ贅沢な佳作も十分評価はできるんだけど。

投稿 : 2023/01/01
閲覧 : 164
サンキュー:

8

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想!

true tears

感想!

個人の感想です!

あらすじ
主人公は義理の妹のひろみと同居していて、ひろみのことを好んでいる。そして鶏小屋の前でのえと出会い、のえの兄からのえと付き合ってくれと頼まれる。ひろみはのえの兄が好きで、主人公はのえと付き合う代わりにひろみと兄が付き合ってくれと頼む。しかし兄はひろみよりのえが好きで、バイク事故がきっかけで関係は破綻し、やがてひろみは主人公のことが好きになる。主人公はノエと別れてひろみと付き合おうとするものの、のえはあまりにもショックで飛び降りをしてしまう。そして主人公はのえに受け入れてもらうために自分の絵本を持っていくとのえは......

感想

原作はギャルゲ原作らしい。
のえが好きになれなかった。
うざいと思いながら見ていたけど、それが自分のことが好きなんだと思った時に、少し申し訳ない気持ちになった。
のえよりも逆にひろみの方に好感を覚えてしまい、どうして俺のこと好きになってくれないんだろうという感覚になった。
どうして俺のこと好きになってくれないだろうという感覚というともに、ひろみと付き合う瞬間は涙が出てきた。正直ノエなんて.....


おそらくのえが主人公から嫌悪される存在として描いているんだろう?と思ってしまった。
そしてひろみの方を憧れの存在という形になっているのだが、現実的にはノエを選ぶべきなんだろうなあ。

主人公は相手の好意を受け取ることで、ひろみの気持ちになり、受け入れることでひろみを手にするという構造かな?

相手の好意に気づいてそれを尊重することで心が成長を描いたというところではないかな? と思いました

全体的に面白かったです。

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 253
サンキュー:

5

ネタバレ

Tan さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

期待してましたが、、

P.Aworksのアニメなので少し期待して視聴しました。

3話くらいまでみて、少し期待しながらこれから話が深くなるかなと思ってましたが、、
話が進むにつれて、物語を引き伸ばしてるような気がしました。
そしてキャラの1人1人の考えが重い、何かを抱えているというよりは単に考えすぎ、、加えて、主人公は何も考えず優柔不断で鈍感っていうのがもうたえられませんでした。話を伸ばすために優柔不断になるのはちょっとキツかった。
高校生ってこんな大人びてるのか?

投稿 : 2021/10/21
閲覧 : 685
サンキュー:

1

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

過大評価されているアニメ

雰囲気で過大評価されています。
良かった点は雰囲気です。舞台が富山ということもあり作中では雪が降っており、古風な建物が多くとても哀愁があります。1話を視聴し終わった際の期待はかなり大きかったです。ですが私の中でtrue tearsから感じた魅力は雰囲気だけでした。
悪かった点はキャラと内容です。まずキャラですが人間性に問題のある方がかなり多いです。まず比呂美が頭おかしいです。いきなり慎一郎に対してキレたり、悪条件下にも関わらず石道純にバイクを運転させたりと慎一郎ママの影響もありますけど基本的に情緒不安定です。慎一郎への好意故につい嫉妬してしまう女の子としてイメージ付けたいのか分かりませんがあまり好きになれません。次いて乃江も頭おかしいです。単純に発言がよく分からなかったです。おばあちゃんが死んでからおかしくなってしまったピュアな女の子としてイメージ付けしたいのか分かりませんがこちらも好きになれません。最後に愛子は屑です。断りづらい状況だったとはいえ慎一郎に近づくために三代吉を利用するのは引きました。三代吉が気の毒でなりません。この他にも慎一郎や慎一郎ママ、石道純など人間性に問題のある方がいるのですが長くなるので割愛します。マトモなキャラは三代吉くらいです。
最後にこのアニメの内容についてですが主人公が高校生のアニメとは思えない程ドロドロしていて違和感を感じました。ラストには慎一郎は比呂美を選んだわけですが慎一郎が比呂美の代わりに乃江と付き合った時点で比呂美エンドは明らかでしょう。それにも関わらずラスト2.3話でいきなり慎一郎が乃江に傾いてるみたいなシーンに違和感を感じました。唐突過ぎます。そして愛子は明らかに蛇足だと思います。特に掘り下げるわけでもなく終始三角関係に割り込めずただただ視聴者を不愉快にさせるのですから。愛子に関しては信者さんと意見が一致してます。ネットの評価を参考にしてかなり期待して視聴したため落胆も大きかったです。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 702
サンキュー:

1

ネタバレ

pH さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストに不満、でも面白かった

広美エンドになることは分かってはいたんですが、圧倒的に乃絵が好きだったから残念。
あえて最後の最後に広美が振られて乃絵エンドとかになったら最高だったのに。まあそういう踏み込んだことしないわな。
でも全篇通して面白かったです。PAworksの中でもかなり良かった。

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 541
サンキュー:

3

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「母なるものへの囚われ」からの解放

岡田麿里脚本にはしばし「母なるものへの囚われ」とでもいうべきモチーフが現れる。臨床心理学者、河合隼雄氏は不登校児におけるユング派のいう「グレートマザー」の元型作用を指摘しているが、岡田氏の自伝「学校に行けなかった私が『あの花』『ここさけ』を書くまで」はまさにこうしたグレートマザー的な臨床例として読めてしまう。

この点、グレートマザーは「育て慈しむ」という明の部分のみならず「呑み込む」という暗の部分を持ち合わせている。こうしたグレートマザーの暗の部分がいわば「母なるものへの囚われ」として、しばし岡田脚本を規定しているように思える。

本作のヒロイン、石動乃絵は祖母の死をきっかけに涙が出せなくなり、今は思い込みが激しく世界を色々と勝手に決めつけては周囲との諍いが絶えないという、まさに「母なるもの」に囚われた少女である。そして乃絵は主人公をめぐり、もう1人のヒロイン湯浅比呂美と三角関係となった末に失恋する。けれどもその時に彼女は失った涙を取り戻すのであった。

ここには「母なるものへの囚われ」からの解放としての前向きな失恋観がある。こうした失恋観は後に超平和バスターズ三部作においてさらに洗練されていくことになる。そういった意味で本作は岡田麿里的な世界観の一つの完成形を示す作品であるように思える。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 291
サンキュー:

2

ネタバレ

けい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いや、まじでおもしろい

人間関係の複雑さを、真実の涙を中心としたストーリーと組み合わせていて、見ているのが苦しくなるほど共感できた。
見ていない人は絶対に見るべき!

投稿 : 2021/06/13
閲覧 : 270
サンキュー:

1

ネタバレ

keiken さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

変化なし

昔見ても今見てもあまり感想が変わらなかった珍しいアニメ。
(だいたい自分の成長とともに見方も変わるもんだと思ってる)

劇中でまともな感性だけど、純粋で子どもすぎる乃絵の成長物語だと思うんだけど、
その過程が、幼すぎた主人公(だいぶマイルドな表現にしてます)と性格が悪強な比呂美
(ディスというより作中でもそう描かれてるので)、さらには異常シスコンの兄に振り回される
結果になったっていう。
雰囲気で感動ものっぽくできてるけど、やっぱり中身は乃絵が振り回されて可愛そうな物語って印象だった。
結果タイトルも陳腐に感じてしまう。

他のレビューでもある通り、登場人物全員に対して共感、感情移入ができないので、
ストーリーそのものに納得感を得られることは少ないと思う。
単純なラブコメとして見てて、比呂美がかわいい、えろい、好きって人には良い結末だろうけど。

ただストーリー以外は、細かい心理描写、少し純文チックな表現、綺麗な映像と世界観等、
評価が高くなるのも頷ける作品です。

投稿 : 2021/04/03
閲覧 : 216
サンキュー:

1

ネタバレ

桃ちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

トレンディー青春アニメ

90年代の香りがプンプンします。

一昔前の韓流ドラマみたいな兄弟ネタやイジワル義母ネタを混ぜつつ、なかなかのドロドロさ。

主人公の優柔不断っぷりに最後までイライラさせられて、ほんとなぜモテるのが謎w

それでも次が気になってイッキ観しちゃう中毒性はあります。

投稿 : 2021/03/12
閲覧 : 237
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっと思っていたのとはちがったかなぁ。。

あにこれのランキングがよかったし
見た人がたくさんいて前から気になっててやっと見おわった。。

{netabare}
乃絵はどうして
眞一郎クンにつきまとったのかなぁ?
それまで誰にもかまってもらえなかったから
ニワトリの工作をつくってもらえてとってもうれしかったからかな

そして比呂美も
小さいころから眞一郎クンを好きみたいだったし
愛ちゃんだって三代吉クンってゆう
つきあってる彼がいるのに
やっぱり眞一郎クンが好きみたいで

にゃんにはどうして
眞一郎クンがそんなに好かれるのかよく分からなかった。。

乃絵のことだってちょっとヘンな子だからって
さけてたみたいでそんなにやさしくもないし

子どものころだって比呂美をおいてって困らせたり
絵本をかいたりするのはとくいみたいだけど
スポーツや勉強ができるっていう感じじゃないし

何かあっても
どうしていいか分からないふつうの男子で
にゃんならたぶん
好きにならないって思った。。


乃絵はよく分からないところが多かったけど
女子は3人ともはっきりしてて
にゃんにも考えてることとか分かりやすかったのに
眞一郎クンってちょっと。。


それで
眞一郎クンのお母さんからきらわれてたりして
比呂美がかわいそうだったけど
比呂美も乃絵にきつい感じだったりして
とちゅうまではちょっとイヤなかんじだったから
しばらく見るの休んでた

でも
みんながいいってゆうおはなしだからって
3~4日してからまた見はじめて
眞一郎クンが乃絵のこと好きだ。。って
気もちをはっきりさせてくれたとき
にゃんとってもうれしかったぁ♪

でも
このままどんなことがあっても
さいごまで乃絵と。。☆って思ってたのに
また
いろんなことがあって。。
眞一郎クンにはがっかりしちゃったなぁ(_ _*)

あのとき石と手ぶくろで乃絵が好きだ。。って
書いてくれたのにね。。


それで
このおはなしの中で
にゃんが
いちばん好きになったのって三代吉クンだった

自分の好きな子にほんとは前から好きな人がいて
それが分かったって気持ちが変わらなかったし

それが1番の友だちの眞一郎クンだったって
にくんだりとかしなかった。。

そんな三代吉クンを見てたら
悲しくてなみだが出てきちゃった。。

だから
乃絵にのろいをかけてもらいに行ったとき
にゃんは
三代吉クンの思いが愛ちゃんにつたわりますようにって
ほんとにそう思った

あと
見おわってから思ったのは

きっとみんな
はじめてのことばっかりだったんだって。。

人の気持ちもよく分からないし
自分の気持ちだってよく分からなくって
人もキズつけちゃって自分もキズついちゃって

見てるだけだから
そんなこと。。ってかんたんに言えるけど
ほんとにこんなことあったら
みんなおんなじようになるのかも。。

それでもさいごは眞一郎クンも
ちゃんと決めてくれたからよかったね♪

ただ
主人公の気もちが変わってくおはなしって
にゃんは
見おわってもなんとなく
あ~よかった~はっぴー♪ってなれない。。

また
何かあったら気もちが変わるんじゃないかなって
心配になっちゃうから。。

でも
三代吉クンと愛ちゃんは
きっといっしょにいられるって思うんだ
だって三代吉クンって変わらないから☆
さいごのほうに出てこなくってざんねんだったなぁ。。


さいごに

乃絵ちゃんごめんね。。すっごいつらかったよね。。
でも
どっちともうまくいくなんてないから
しょうがないよね。。

にゃんがかわりに泣いてあげるよ(ぐすん。。)

{/netabare}


    

投稿 : 2020/11/30
閲覧 : 3079
サンキュー:

343

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人間関係はちゃんとしましょう、男女の関係はマジでちゃんとしましょう。

2008年に放送された青春モノ。
主人公である中上眞一郎を中心に織りなす男女それぞれ3人の微妙な三角関係を描いたほろ苦い青春ラブストーリー。
と、書けば聞こえはいいが、実際は三角関係どころか六芒星くらい複雑な男女関係で成り立った昼ドラもびっくりなドロドロ激苦青春モノ。
自分でも驚くほどキャラクターに全く感情移入が出来ないので、話の半分くらい理解が及んでいない。2回も見たのに。

最大の原因は主要キャラに癖がありすぎてまとまな奴がほとんどいいないため。
乃絵ちゃんは純粋だけど一人で突っ走ったかと思えば勝手に自己完結したり、あと若干電波入ってて正直行動理念がイマイチ把握できません。
比呂美ちゃんは乃絵ちゃんよりはまだ分かりやす・・・いや怖え-よ!一人だけスクイズ界の住人ですね。「彼女は私です」←怖気走りました。
愛ちゃんは・・・ごめん、君の倫理観は一体どうなってるの?普通もうちょっと後ろめたさとか出すじゃない?もうちょっとさりげなく慎重にいくじゃない?すっごいグイグイいくんですものこの娘・・・

とまあヒロイン陣でこの有様です。一方の野郎陣営はというと

仲上眞一郎←ちゃんとしなさい、マジで。ちゃんとするって言ってから割と長かったよ眞ちゃん?
石動純←うーん、歪んでますねお兄さん・・・。まだ同情できる部分あるかな?
野伏三代吉←数少ない良心。マジでただの良い奴、そして一番の被害者。三代吉君だけは幸せになっていただきてえ・・・

ざっとこんな感じですね。ヒロインよりはまだ理解の余地ありました。

しかし作画は非常に綺麗で、雰囲気自体は嫌いではなくむしろ自分好みの作品。
上記の通りキャラが原因でそこまで深くハマった作品ではありませんが、クソと吐き捨てるほど酷い内容でもないのでそれなりに印象には残ってはいます。
というか名作の雰囲気は存分に醸し出してる作品なので、キャラクターが気にならなければ好きになる人は多い作品ですよね。

あとOPの「リフレクティア」は名曲。というかOPの出来は非常に素晴らしいと思います。

投稿 : 2020/09/23
閲覧 : 540
サンキュー:

13

ネタバレ

ぼん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

どっち?そっち?

最後まで、どっち?そっち?

え?そっちなの?

どっち?そっちなの?

って感じで楽しめました。

祭りの雰囲気とか冬の景色とか北陸感が出ていてよかったです。

冬のねずみ色の空が

よく出てきて

あのなんとも言えないどよーんとした感じが

北陸出身としては

たまらなく癒された作品でした。

最近冬帰ってないなー。。。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 313
サンキュー:

3

ネタバレ

けん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よし

ヒロミ派だったのでよかった笑
ノエにいってたら満足いかないアニメだったけどヒロミにいったので満足です笑

投稿 : 2020/06/18
閲覧 : 293
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2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

P.A.WORKSの始まりとなる作品

 P.A.WORKSの初の元請制作作品で、随所に未熟な部分が感じられるものの、荒削りゆえの魅力も
感じる。
 第1作目ということで後に繋がる基軸や指針のようなものがある。内容的には複数男女の
青春群像劇でこれはP.A.WORKSの最も得意とするジャンル。
 舞台が富山県を想定したものになっているが、特定の地域を舞台とすることで作品にリアリティを
持たせるのはこれまた得意の手法。
 特に富山県自体がP.A.WORKSの本社が存在する場所と言うこともあって、近隣も含めた北陸を
舞台にしたり、そこの町並みのモデルにした作品はその後も数多く作られている。
(「花咲くいろは」、「Another」、「グラスリップ」、「クロムクロ」)

 同社とスタッフの絡みでもそういった要素はあるようでシリーズ構成は岡田 麿里氏だが、序盤で
ボーイミーツガール的出会いを果たした男女が結局結ばれずに終わる展開は、後に同じく
シリーズ構成を勤めた「凪のあすから」も似たような展開を遂げるし、監督の西村 純二氏の
故出﨑 統を思わせるような演出はこれまた後に監督を勤めた「グラスリップ」でも同じような
演出がなされている。
 そう言えば本作はニワトリを飛べない鳥ということで、動けないキャラ達の比喩としての演出が
なされていたが、「グラスリップ」も結構ニワトリ推しをしていたような。

 内容的には3人の男女による三角関係の恋愛ものだが、主人公の仲上 眞一郎を好きな安藤 愛子と
その彼氏の野伏 三代吉や、メインヒロインの一人の石動 乃絵の兄である石動 純がもう一人の
メインヒロインである湯浅 比呂美と付き合う展開を考えると広義的には六角関係か。
 恋愛関係がぎくしゃくするのは多くのキャラが本心を表面に出せないことにあり、一人二人なら
ともかく過半数のキャラがそんなことをやっているのは、キャラによって事情があるにせよ、あまり
上手い話作りとは言えなさそう。

 暗めのキャラが多い中、奔放な感の乃絵が異彩を放つ。その奔放さゆえに序盤は眞一郎を
翻弄するが、後半は逆に眞一郎の優柔不断さに振り回されており、本人も納得の別れとはいえ不憫な
感が。
 この乃絵は不思議ちゃん的キャラだったが、本質的な異常さを感じさせるのはむしろ比呂美の方。
最終的には眞一郎と付き合う展開になったが、その重たい思いにはある種の気色悪さを感じる。

 あえてぼかした表現や暗喩を多くした演出など、その意味するところの推察などが楽しかったり
するが、本質的なものは思春期の葛藤ぐらいで正直雰囲気アニメの域を出ていない印象。
 逆に言えば暗めのシリアス恋愛もの雰囲気が好きな人は堪能できそう。
 思えば本作が放映されたのは2008年だが、2000年代後半は「School Days」や
「WHITE ALBUM」など暗めの恋愛ものが今より多かったような気がする。
 内容的には暗めのトーンが漂うのに、EDのデフォルメキャラは皆ニコニコしており、その
脳天気な感じが内容とは相反する感じで、なんだかおかしい。

2020/04/14

投稿 : 2020/04/14
閲覧 : 417
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イライラ度MAXのラブストーリー。

詳細は公式でも。

まあ、あらすじなどは他に譲るとして、とにかく
主人公の眞一郎に対するイライラを我慢する耐久戦の
ようなラブストーリーです。

エキセントリックな少女・乃絵、同居する幼なじみの
比呂美、眞一郎の親友の彼女で一つ上の幼なじみ・
愛子。
この3人のヒロインの間をフラフラ、決着もつけず、
その時々で想いをぶつけるから、それぞれが本気に
なります。なのに、眞一郎はまったくの唐変木で
鈍感、しかもデリカシーのかけらもない。
なのに、なぜかモテモテなんですね、これが。

特にラスト近くは酷い振る舞い。
ひとり暮らしを始めた比呂美のことをチャリで追いか
けて、好きな気持ちを伝えたくせに、祭りでは踊り
ながら、心にあるのは乃絵。
絵本を描けたのは乃絵のおかげだ、と比呂美を
ほったらかしで探しに行くが、乃絵は木から落ちて
骨折してしまいます。
{netabare}
そんな乃絵に絵本を見せに行き、言ったことは
「比呂美が好きだ」。で、乃絵がよく歌っていた
アブラムシの歌「眞一郎の心の底には湯浅比呂美」
だって……。{/netabare}

08年の作品ですが、作画がそんなに古さを感じさせ
ないのは、P.A.WORKSだからでしょうね。
ま、こんなロクでもない主人公を描けるのは、
岡田マリーさんだからでしょうかな。

よくできたストーリーだと思いますよ。
でも、眞一郎のせいで全然好きじゃない。
そういう作品になりました。

投稿 : 2020/04/07
閲覧 : 417
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 2.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんな残酷なシーンがあるだろうか

最後まで見てほしい。
wikiでは主人公は男性の眞一郎となっているが、
全くの間違い。
主人公の定義は世界共通で
『物語の中で一番成長した登場人物』だ。
神話の法則を勉強し直してきてほしいと言いたいところだが、
まぁそれは置いといで

主人公は、石動である。
最終話まで視聴することが出来れば
感動的なはずの、よくある
別れを予感させて、後から男が追いかけてくるシーンが
本当にうすら寒い程、どうでもよく感じるからだ。

結ばれる側、一般的な幸福を掴む側だけが
主人公ではない事を感じさせてくれる。

別れをきっかけに自分の世界を拡げた事もまた
幸福なのだ。

石動が振られるシーンは
胸に詰まるほど、心が締め付けられる。
監督は変態か?と疑いたくなるほど残酷に
描く。

投稿 : 2020/03/13
閲覧 : 404
ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

眞一郎の○○○にはアブラムシ

眞一郎ってまじめな奴ですよね。周りに3人も魅力的な女の子がいても,まともに取り組んで真剣に向き合おうとする。個人的には乃絵を応援したくなってしまうのですが…

今からすると,もう,少し古い作品の部類になりますが,富山県の酒蔵や古い民家,伝統芸能と祭りなど,作画としてもよく描けている部類に入るのではないでしょうか。

眞一郎の絵本作家のへの夢や,の関係,鶏,雷轟丸の死(乃絵が飛び立とうとしているのためらうかのようなことを象徴しているかのよう。)

バスケットの得意な比呂美(居候先の眞一郎の母とは仲が悪くバイクのアクシデントに)と幼馴染の愛子との関係など,4人の成長純愛物語ととらえていいと思います。

眞一郎は鶏のジベタと雷轟丸の絵本が完成した時,乃絵に直接本心を話しに行くのはどうかなと思いつつ,はっきり自分の気持ちを伝えます。

比呂美の涙を含め,乃絵の最後の涙は,本当の感情を表せたのだなあと思います。これ以上の純愛アニメはなかなかできないという意味で,もっと評価されるべきだと思います。

純愛もののアニメとして「富山」という冬の厳しい気候が映り込んで「透き通った感情」を覚えました。

投稿 : 2019/10/12
閲覧 : 342
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6

ネタバレ

BLEU62 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

爽やかなドロドロ展開。(良い意味で。)

タイトルを見る感じでは純愛ラブストーリーのイメージだったんですが、
三角関係やシスコン、家庭内でのいざこざなど盛りだくさんなアニメでした。ラストはハッピーエンドとは言えなかってけど、落としどころとしては最善だったのではないでしょうか。

投稿 : 2019/10/02
閲覧 : 391
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3

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ノベル【旧ルーク】 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

えぇー俺が好きなttについても語りに来ました。
まぁ皆さんこの作品はを切ないアニメですか?それともハッピーエンドだなぁーと思いますか?
このアニメは誰を好きになるかで、変わります。まぁもちろん恋愛アニメなので、そうですが。
自分は当然乃絵派なので、このアニメを切ない恋愛ストーリーと捉えました。
というのは置いといて、
まぁ、なんといっても、3人の可愛い女性に好かれている眞一郎は幸せですね。そして、乃絵を振ったこいつを俺は許しません。なので、俺が乃絵ちゃんを貰っていきます。ありがとうございました。

投稿 : 2019/09/26
閲覧 : 320
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4

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グルメキング さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

非常に惜しい

ストーリーの一番うまいところ全部のえに持っていかれたのに最後はひろみENDで〆
のえの成長物語だと理解できるけど、深層の描写が雑かな

まあ結末が割と初期から簡単に読めたけど、自分はひろみ派だけど、真一郎とひろみの現代イベントはまるでないじゃん

あと真一郎と愛子の話は蛇足だと思う
愛子のきっかけも動機も分からないからただただハーレム主人公の印象にしか残ってない
愛子のシナリオ全部削除して、余った時間をひろみシナリオに回したら神アニメになったかもしれない

投稿 : 2019/08/19
閲覧 : 366
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4

ネタバレ

透明猫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ひと冬の切なすぎる思い出

以前にOPをYOUTUBEで見て、曲自体や情感あふれる画作りが気に入っていたのですが、本編も期待以上でした。

丁寧な背景描写や心理描写のおかげで、物語へ完全に没入。
「睡眠時間ちょっと削っても次観るかな」となったのは久々です。

乃絵は精神的に幼いのに哲学的、ピュアなのに鋭い、という感じで、
とにかく可愛くて仕方ない……お気に入りのキャラクターになりました。

キャラに対する賛否両論(主に眞一郎と比呂美に対して)があるようですが、
私は乃絵派でありながら全ての登場人物が愛おしいです。
{netabare}
比呂美も、眞一郎を繋ぎ止めようとして自宅でケーキを出したりして可愛い。
小ズルい所が、いじらしくて良いです。

この作品のラストについては、
乃絵が「涙を取り戻す」と言った時点で予感していたし、
構造的にも最も無理がない着地だと思うのですが、
乃絵派の私としては、やはりラストシーンは悲しすぎてキツかったですね。

雷轟丸の墓。崩れて読めない石の文字。後ろ姿を長回し。風に舞う涙。
(さらに、最愛の兄も離れていってしまったし……)
OP曲がバックで流れていなければ、バッドエンドかと見紛います。

勿論「涙を取り戻し、精神的な成長と自立を果たした」という考え方も分かりますが……
(仮に乃絵が男キャラだったと考えたら、その成長の必然性はスンナリ呑み込めます)

兎角、後半部分において先の読めない展開にしようとして、
ミスリードさせる演出(踊りの最中、瞳の中に乃絵、など)を盛り込んだ事が、
遺恨を残したように感じます。

いっその事、9話を分岐点にして
「true tears if」を制作してくれたら良いのになあ。
ウサギが車道に飛び出さず、バイクが事故らなかった世界で、乃絵ルートへ。
乃絵が落ち込んだり飛び降りたりせず、乃絵の笑顔がいっぱい見られるバージョンの9~13話。
最後に取り戻した涙は、嬉し涙でした。……とか。
(こんなのOVAで出たら定価でも買っちゃいますよ!)
{/netabare}
そして、OPに惹かれて視聴した本作ですが、最終的にEDが大好きになりました。
郷愁と優しさを感じる曲で、もはやイントロだけで泣けます。
(少年アシベ風になった登場キャラが可愛らしく歩いて来る画は謎ですw)

投稿 : 2019/06/25
閲覧 : 354
サンキュー:

9

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

貴方は飛ぶことができる?

OP「リフレクティア」を聞いて見たくなった作品。

PAワークス制作で郷土愛に満ちている。

笑いナシのシリアスな内容だが、人の弱さと強さを書いた良作品。

ヒロインの1人、乃絵は幸せになって欲しいと願うばかり。

投稿 : 2019/06/12
閲覧 : 269
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4

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

レベルの高い三角関係の名作

P.A.WORKSのデビュー作ですね。
当時は全部のアニメを見ていたわけでも無かったのですが、たまたま見かけて、何も考えずに楽しんで視聴していました。
普通に絵がキレイで、内容も面白い、と楽しんでいました。
乃絵か比呂美か、両ヒロインとも魅力的で、揺れ動く感じにドキドキしました。

どうでもいいですがtrue tearsって同名のゲームがあるのでそのアニメ化だと思って見はじめたのですよね。
あのパッケージのピンク髪の少女はいつでてくるのだろう? としばらく不思議に思っていました。
全然関係ない、ただの同名作品かな? と思いましたが、あとから見ると関係はあったとか。どういう経緯なのか何だか良くわかりません。

メインヒロインだと思っていた乃絵ではなく、比呂美を選んだ作品ではありますが、そこまで違和感は無かったですね。比呂美も十分魅力的に描かれていたので。

投稿 : 2019/05/11
閲覧 : 333
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5

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

『凪のあすから』で有名なP.A.WORKSさんの恋愛アニメ

[視聴きっかけ]
実は視聴する前からこの作品については
知っていた作品でした

efシリーズが大好きだったのもあり
CLANNAD・ef・とらドラ!・そしてこのtrue tearsが
この頃の代表的な恋愛アニメだったと思います。

正直に言うと、まだ実はとらドラ!も未視聴なんですが
名作なのは知っているので自分の好みの作品に
巡り合うことがなくなってきたら視聴しようと思っています

今回true tearsを選んだ理由は
『凪のあすから』が大好きだったからです。
そして、Kanonみたいに感動とよりかは、
この頃の恋愛アニメをもっと見てみたいと思い、視聴を開始しました

【良い点】
物語が一つ一つ丁寧に進むので
話の内容が比較的分かりやすいです。

まだ、全話視聴していないからかもしれないけど
結構いい感じに思えます。

自分の感情をどうすれば良いのか
分からない、でもこの気持ちを相談したい
それでも自分で解決をしなければならないといった
この頃の年頃っぽい考え方がとても好きです

余談にはなりますが、私も決断力とかないので
こういった感情に飲み込まれてしまうことがあるので
結構共感出来ることが多かった部分あります

【悪い点】
何故だろう、凄く作りこまれているのは分かるんだけど
これは名作とは呼べない。

恐らく、最近のP.A.WORKSさんの作品を知っているから
内容が薄く見える部分があります。
自分の心になかなか響かない
恋愛アニメを初めて見たらこのアニメは響くけど
正直に言って全然ダメとは言わないですが、
あと一味欲しいところ。
まだ最後まで視聴していないからしれないので
様子見かな。

この感じは、シャフト病かもしれない。
私が好きなefではOPが変化するのが、
当時話題になったらしい
(昔はパロディ動画がはやったらしいですが)

それは『化物語』でも発揮されることに
キャラクターに合わせてOPを変化させることも
話題になりました。

じゃあ、efが凄いと言いたいんだろう?
そうとも言いたいけど、今回はそういう話ではない

そういう『昔は凄かったんだぜ』みたいな風潮あまり好きではないです
今の現状を知りたいだけなのに、
昔の話をされても聞き飽きてしまうことが多いです。
(まあ、話されても別にいいですけどねw)

結局は何が言いたいかと言うと
上記の例でいう「衝撃度」だと思います

シャフトさんは、独特な演出力が魅力的です。
ですが、それはもう化物語で知っているからこそefを後で見ると
衝撃度が薄いといった感情に陥ることです。

それはtrue tearsでも起きてしまいました。
私が好きな作品の中でも『凪のあすから』はトップクラスに
なので、何度も見れる価値がありました。

ですが、true tearsを見ると
何か足りないという気がしました
私の場合、旧作を主に視聴していることもあり
『ef』⇒『化物語』みたいに順番に偶々見れることが多く
お互いに衝撃度はありました。
(まどマギは別に意味で凄かったですがw)

P.A.WORKSさんの方でも同じようなことが
起きてしまったことは
今後旧作が見ずらくなることがあるということかな
でも、私が最近見たKanonやsolaは全然そういった感情にもならず
普通に楽しめていました。

そう、いつ見ても楽しめるアニメこそが、
名作と呼べるんじゃないのかな?と思えました。

【感想】

1話 - 3話
最初らへんは、キャラクターの紹介がメインかな
恋愛アニメの場合どういう人なのか
分からないと全然把握が出来ないからね
「飛ぶ」「飛ばない」っていうのが結構気になるところ
後、いきなり鶏が死んだのは何故?
これ後で伏線になるパターンなのかな?

4話 - 8話
ここら辺からは、『凪のあすから』みたいに
少しずつドロドロ展開になってきましたね。
7話か8話のOPが途中に流れたけど、
あれって真太郎が作っている小説の内容
そのものじゃないかな?

9話 - 13話
ようやく心の整理がやってきましたね。
真太郎に突然やってくる決断
突然やってくるからこそ
訳が分からなくなり
どうすれば良いのか分からない状況で
最終話でよく決めてきてくれました。
何だろう最後まで視聴して分かったこと
本当に『凪のあすから』の劣化版みたいになっている
感じがしてしまう。
あれが名作すぎたのもあるけど、
この『true tears』がなければあの名作も
生まれていないとなるととても凄いことになります。
凪のあすからは、オリジナルアニメだったので
今回のプロジェクトが思い入れにあるのは
しっかりとシナリオがしっかりとしており、
青春時代のことを思い出してくれるような
でも、青春というのは悲しいこともあるんだよと
思わせてくれる作品だと感じました。

【あとがき】
たくさんのメッセありがとうございます。
こうして続いていけるのも
皆さんが反応してくれているからこそ
続けてどんどんレビュー出来ているのかなと思います。
今回は、余談ばかり話してしまいましたが、
これからもよろしくお願いします。

投稿 : 2019/03/18
閲覧 : 434
サンキュー:

16

ネタバレ

wktk さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後悲しい

誰かが幸せになると誰かが不幸になってしまう。
それなので最後までハラハラしながら見てました。
自分はのえ派だったのですがあのおわりかたでもよかったです。

投稿 : 2019/02/25
閲覧 : 376
サンキュー:

4

ネタバレ

TORL さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心を揺さぶられた。

苦悩の末の恋。
愛とはなんたるか。
恋って、好きってなんだろうか。
これを見て、過去に自分を愛してくれた亡き祖祖母の思いを補完できた。僕も愛していた祖祖母だ。
永遠の愛は僕には訪れないだろう。そう、祖祖母から与えられたような。

でも、僕にとってこの作品は死という別れでしか永遠の愛が無いことを教えてくれた作品だった。
恋は脆く儚いから美しい。愛は脆く永遠の物になるのならばそれは美しい。

恋した相手が妹だった。
恋した相手が彼氏の親友だった。
恋した相手が変わり者だった。

嘘をついた。
嘘を重ねた。
真実を告げて傷をつけた。

主人公は主人公だ。僕は僕だ。
でも、僕も主人公のなんとも言えない、何が何だが分からない。彼の愛と自分の愛について考えてしまった。

「これはアニメーションではない。純文学だ。」

キャラクター小説のような内容ではない。ラブコメでもない。
ture tearsとは愛とは何かという哲学だ。

少なくとも僕にとっては愛はなんたるかを教えてくれた作品だった。

僕は苦悩していた。悩むべきことではないことに。
それでも、一方で愛を求めていた。
愛は美しく永遠にするためには死ぬという行為によってしかそれは為されない。

だが、同時に長い時間もっと愛して欲しいと思った。
愛に飢えている。死を選ばずに。

好きな人に好きとは言いにくい。とても共感できた。

愛は儚く脆い、相手のことを考えすぎて何も手につかなくなるほどに。

いつものキャラクター小説やアニメとは違って彼女達の中から嫁を選べなかった。

全員僕だった。僕の一部だった。

別に他の作品ほどキャラクターが際立つ訳ではない。
それでも、美しき愛がそこにはあった。
家族愛。恋人としての愛。許されざる愛。妹への愛。

愛は求めても手に入らない。愛は強引に手に入れるものでもない。僕は、一生をかけて手に入れることができるのだろうか。飛ぶことができるのだろうか。

愛とは何だろうか。
見てくれた方の過去を振り返ってみて一番愛を注いでくれた人が誰だったか考えて欲しい。
そして感謝しろとは言わない。
自分がその人を愛してることを確認して欲しい。
僕は両親には祖祖母ほどの愛はないかもしれない。
それは愛の度合いの問題だ。

愛の存在を確かめるためにtrue tearsを見ることをオススメします。「貴方の愛はどこにありますか?今持ってますか?」

この作品を見て心が崩れそうになったり揺さぶられたりしたのなら貴方は間違いなく誰かを愛した経験があるのだと思います。

「本当の涙は流せてますか?」

「貴方はありのままで輝けますか?」

以上。感想文らしくない感想文です。

内容に関しては、10周年になって今更ながら、色々と謎な部分は御座いますが、多くの方が終わり方が微妙だと言われるでしょう。
そういった意味で、この作品は非常に観る側の能力が試さられるような作品だと思いました。

僕の中にはtrue tearsに出てきたキャラクターが生きています。
僕は絶対に愛ちゃんや4番も皆幸せになっていく感じがします。
そして、乃絵は言うんです。
「飛べない人間なんていないんです。
飛ばない人間は沢山いるのに、飛ぼうとする人間は少ないだけなんです。私は飛びたかったんだ。それも一人だけでなく誰かと、いや慎一郎と一緒に。」
たしかに慎一郎と比呂美は結ばれた。
でも、慎一郎の絵本作家としての仕事は乃絵がいなければ伸びないかもしれない。そう思わさせらることがある。

最後の来迎丸の墓の前で立つ乃絵の姿を見ていたらそんな最後では無いと彼らは救われないと思う。
絶縁する必要がないと思う。恋の邪魔さえしなければ、仲良い友達として過ごすことは比呂美にとったら嫌悪感を抱くかもしれないが、それでも慎一郎にとってはもう二人は彼にとって大切な人なんだと思う。

愛はそう簡単に生まれやしないし、生まれても儚く脆い。
でも、彼らは別れやまた出会いを繰り返して永遠に僕の心の中に生き続けている。

true tears 10周年おめでとう。
いつか、また会う日まで。

投稿 : 2018/11/17
閲覧 : 449
サンキュー:

6

ネタバレ

けんつん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

昼ドラもびっくりコッテリアニメ面白い

他の方も書いてありますがかわいいopとは裏腹に昼ドラもびっくりなこってりstoryとなっています。
主人公に思いを寄せてる女の子が3人で、
①一緒に住んでる子
②独特な感性と感情を持ってる変わった子
③主人公と親友のその彼女。
主人公は鈍感です。
(なんで恋愛系の主人公て毎回鈍感な設定なんだ?)
具体的な話の内容をするとこってり過ぎてお腹一杯になるので面白かったワンシーンを少し。

ヒロインである①の子が恋愛アニメおなじみどこか遠くへ行きたいと言い出しその内容がバイクで雪の降っていない町へ行きたいとのこと。
しかしその時町は雪が積もりに積もりバイクは危険な為行きたくないと言う言葉に耳も貸さずバイクは走り出します。案の定雪道で横転しローンがまだ残っているバイクは無惨に炎上します。
この時点で笑えるんですが極めつけはヒロインの何一つ悪びれる様子もなく一言(バイク燃えちゃったね)です。笑
燃えちゃったねじゃねえよ笑
そして自分のバイクではないことを言いように燃えてるバイクに向かってなんだか綺麗と呟きます。
お前の感情どこかに置いてきたのかレベル。
まあそれぐらい病んでいたんだろうと都合よく解釈しました。
ある意味ヒロインの魅力が出て良かったです笑(コイツヤベー)

個人的には③の子が好きでした。
このヒロインと昼ドラstoryが好きな方は是非見てください!

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 257
サンキュー:

3

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true tears[トゥルーティアーズ]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
true tears[トゥルーティアーズ]のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

true tears[トゥルーティアーズ]のストーリー・あらすじ

絵本作家を目指す高校生「仲上眞一郎」は、仲上家に引き取られてきた同じ高校に通う「湯浅比呂美」、そして両親の4人で暮らしている。眞一郎の母は、ある理由から比呂美につらく当たっていた。
 ある日、眞一郎は学校の裏庭で、木に登って降りられなくなった少女「石動乃絵」と出会う。彼女は過去に起こったある出来事がきっかけで、涙が流せなくなったのだという。眞一郎は彼女との出会いをきっかけに比呂美、親友「野伏三代吉」、幼馴染み「安藤愛子」らとの関係や、自分自身との向き合い方に変化を生じさせていく。彼らはそれぞれに悩み、すべきことを模索し、成長していく。(TVアニメ動画『true tears[トゥルーティアーズ]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年冬アニメ
制作会社
ピーエーワークス
公式サイト
www.truetears.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/True_tears_%28%E3%82%A2%E3%83%8B%E3%83%A1%29
主題歌
≪OP≫eufonisu『リフレクティア』≪ED≫結城アイラ『セカイノナミダ』

声優・キャラクター

石井真、高垣彩陽、名塚佳織、井口裕香、吉野裕行、増田裕生、渡辺智美、藤原啓治、高橋理恵子、土倉有貴

スタッフ

原作:La'cryma、キャラクター原案:上田夢人、 監督:西村純二、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン:関口可奈味、美術監督:竹田悠介/篠原理子、撮影監督:福士享、色彩設計:井上佳津枝、音響監督:若林和弘、音楽:菊地創、音楽制作:ランティス

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