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「ARIA The ORIGINATION[アリアジオリジネーション](TVアニメ動画)」

総合得点
85.0
感想・評価
1141
棚に入れた
6206
ランキング
252
★★★★★ 4.3 (1141)
物語
4.4
作画
4.2
声優
4.2
音楽
4.4
キャラ
4.4

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ARIA The ORIGINATIONの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

君は日常系で号泣した事はあるか?。日常は過去と未来に繋がって…。

日常系。それは劇的な事のない世界。


ウェルメイドな良い話はあっても、そこまで感情を揺さぶられることはない。


ARIAは正にそんな作品であった。


静かにたゆたう水の穏やかの清らかさ…。本作を象徴するなら水が相応しいだろう。


劇的な事はなくても、心の灯りを点せば世界の見え方は一変する。


日常系の究極といっていい本作のテーマ。それを展開していくだけでいつまでも終わらない日常が続く…そんな風に考えていた時期が私にもありました。


水は一見いつまでも変わらないように見えるが、それは常に変化している。たゆたっているように見えた水もまた然り。


終わらない日常などない。全ては諸行無常。しかし、その痛み…!。


別に誰かが死んだわけでも、世界が滅びるわけでもないのに。なんでこんなに悲しいんだ!。


それは本当にこれまでの日々が愛しかった証。確かにここで生きていた証。


しかし、本作はそこに留まらない。諸行無常に対して諦念や寂しさで終わらず、前に進んで終わる。


アイで始まった物語はアイで終わる。水の物語は綺麗に円を描くが、物語は開かれて終わる。


水の流れは決して止まることないように。ネオヴェネチアの日々はきっと今も、これからも続いていく。想いが未来を紡いでくれる、そう信じられるから。


(追記)
20年代になって新作が連続で作られるなんて…。やはり生きてればええことがあるもんや。

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 740
サンキュー:

31

yingyunyi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

永远的神

人啊,一定要可以看见幸福呀

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 35
サンキュー:

0

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えぇぇぇ!!でっかい驚きとでっかい嬉しみの最終話、素敵♡

物語の数だけアイちゃんとのメールがあるのか。
アイちゃんとのメールの数だけ物語があるのか。

これまで何気なく観ていたけど
アイちゃんとのメールで始まりメールで終わる、
まるで灯里がアイちゃんにネオ・ヴェネツィアの様子を
聞かせてあげるているかのような物語の形が
観ていてとても心地よくなります。

今作はこれまでのシリーズと一味違い、
みんなの成長と人同士の関係性の深まり方に注目です。

{netabare}最終話に向けてアリス→藍華→灯里と
全員が見事プリマに昇格!!
まさかこのシリーズの中で一気にみんなが昇格するとは
思ってなかったので嬉しくてたまりませんでした。

最初に昇格したアリスが1人だけ立場が変わり
みんなと会いたいのにきっかけを見つけられずに
寂しく過ごしている様子はとても共感しました。
おめでたいこと、嬉しいことなのに
あのもどかしい感じがなんとも言えません。
だけどさすが灯里ちゃん、
私には何も無いというアリスに対して
アリスちゃんにはアリスちゃんがあるよと
恥ずかしいセリフで会うきっかけを見つけてくれます。

灯里がプリマ昇格した直後の
アリシアさんの引退や結婚の話には
悲しいやら嬉しいやら感情が忙しかったですw

そして(いい意味で)問題の最終話の最後!!
名前を呼ばれた灯里ちゃんが振り向くと
そこにはとても雰囲気のある大人になった姿が、、
美しくなっちゃったーーー♡
そして灯里ちゃんの名前を呼んだ
新しい制服に身を包んだこの正体がなんとアイちゃん!
こんな形で再会できるなんて素敵!!{/netabare}

どうしてこんなにゆったりした作品なのに
どんどん楽しみになっていくの〜??
でっかい不思議です。
次も楽しみ!

投稿 : 2023/03/17
閲覧 : 115
サンキュー:

10

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これが本当の優しい世界

ARIAシリーズの第3期では、キャラクターの成長や別れが中心的に描かれている。いわゆる日常系の作品である本作は変化の無い優しい日常が繰り返されてきたのだが、3期は少々異なる。癒しの空気感は残したまま、各キャラクターが成長している。

1期、2期で積み上げられてきたキャラクターたちの人間関係があればこその3期で、終わり方も非常に綺麗だった。

最近何かと「優しい世界」が話題になるが、少し古いARIAにも目を通してもらえればと思う。日常系ながらキャラクターの個性がしっかりと立っていて、このあたりは原作者のやり方が上手い。舞台はベネチア風の街でも、このキャラクターたちでなければ描けない日常作品になっている。

それに合わせて声優さんの演技もスッと入ってくる。全体的にスローテンポであるがゆえに、より声優さんが丁寧に1つ1つの言葉を紡いでいるように聞こえる。アップテンポな激しいバトル作品も良いが、たまにはスローな作品も良い。

相変わらず音楽も作品にマッチしていて、BGMを聞くだけで作品の世界へ引っ張られる。疲れた時に何度でも1期~3期へと見たくなる作品だ。

投稿 : 2022/09/11
閲覧 : 149
サンキュー:

6

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その新しいはじまりに・・・

 全14話。とても良かったです。すばらしい。

 語りたいことはいろいろありますが、特に印象的だったアリシアさんについて書こうかと思います。

 どこかでアリスちゃんが「アリシアさんはなぜ怒らないの?」と尋ねていました。そしてアリシアさんの答えは、「こうしちゃダメ、と言うと人は何もできなくなる。だからこうするといいよ、と教えられるようになりたい。それでもうまくいかなければ、自分を反省したい」(要約。間違ってたらすいません)、というものでした。
 僕はそれを聞いてじ~んときました。確かにこんな考えなら皆幸せでしょうね。人に教える立場に立ったとき、こんな風に心に余裕を持てるといいですね。

 全体の話をしますと、後半は3人とも昇格し、先輩たちから独立します。アリス→藍華→灯里の順番で。ああ、終わりが来てしまったのか、、、という喪失感と同時に最終話で後輩のアイちゃんと先輩の貫禄のある灯里がいたため、新たなはじまりを予感させる満足感でいっぱいでした。

 全体を通してすばらしい作品でした!優しさいっぱい、時折厳しさを混ぜつつキャラの成長や日常の気付き、すばらしさを体感できました。ただ気になったのは作画くらい。世界観、キャラ、音楽、、、どれも見事にマッチしていましたね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/09/04
閲覧 : 384
サンキュー:

22

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

変わらない世界で、少しずつ変わっていく日常

なんとなく最近、癒されたい気持ちになって、久しぶりにネオ・ヴェネチアを訪れてみました。

久々に訪れた水の惑星の美しい風景にほへ~っとなったり。
灯里のはひ~、アリシアさんのあらあら♪、藍華の恥ずかしいセリフ禁止、アリスのでっかい・・など、相変わらず明るく一生懸命頑張っている懐かしい子たちに再開できて笑顔になる私。
OPや劇中曲も、変わらずやさしいそよ風のように私のココロを癒してくれます。

ARIAシリーズの3期になります。
初めての方は1期から訪れたほうが世界観や人物を把握できると思います♪

ほぼ毎話に素敵な言葉がちりばめられてあって、ここに書き出そうかと思ったけど、恥ずかしい言葉禁止!ということでw
なんていうか、人としての生き方の見本を見せられてるみたいで、とても心に沁みて毎回じんわりさせてもらってました♡

2期までの灯里たちの物語の積み重ねがあって、それの集大成ともいえる素晴らしい出来の3期でした!
ほへーっと癒されて、笑って、じんわりさせられて・・ホントARIAは名作だと思います。

このARIAシリーズで私が大好きなところは癒されるところもですけど、時の流れを感じられるところもなんです。

変わらない世界で、少しずつ変わっていく日常。
ちょっぴり寂しいけど、それが新しい「ステキ」を運んできてくれるんですよね。

次は劇場版です。
どんなステキが待っているのか、楽しみにしながらこの物語を最後まで見届けたいと思います。

投稿 : 2022/05/14
閲覧 : 354
サンキュー:

24

ace さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ダメダメです

原作漫画がまず「ずば抜けた画力のみ」で出てきた作品である
ようするに、絵が上手いから出世した漫画であり
内容やストーリー、キャラに魅力はない

ストーリーは毎回毎回変なこと言ってるだけで
見ている人が勝手に解釈してね、的な内容で
「壮大な背景出せば感動するやろ」みたいな感じで好かない

で、この原作漫画、ずば抜けた画力、とくに人物画の完成度が
凄まじく高く
はっきり言って
登場人物の女性キャラをめちゃくちゃ美人に描く
量産系ではない唯一無二の人物画、顔してるんです
そこが受けて出世した(と思う漫画)

自分もこの本を手にとって衝撃を受けたのを覚えている
「漫画」のカテゴリーでは最高の美女を描くのである
個人的にARIAほど美人な女キャラが出る漫画は知らない・・・

しかし中身はおそまつ
つまらんですな
上にも書いたが、壮大な背景描いてりゃ感動するだろ?wwww
みたいなごまかしが多い漫画と感じる
つまり、あくまで俺個人だが
「人物(の顔)」以外価値がない漫画である
と断言する
レーダーチャートで出すと、キャラの容姿だけがずば抜けて高く
ほかは底辺みたいな

そして・・・
このアニメ・・・
原作漫画の顔があまりにもうますぎ、綺麗すぎで
とても模倣できていない、
アニメオリジナルキャラになっているのだ!
あの極め尽くしたレベルの絵を模倣できるわけないわなぁ・・・

もうわかるね
そう・・・
「人物の容姿にしか魅力のない漫画」なのに
「人物の容姿に魅力がない」のがアニメなのだ

キャラもダメ、シナリオもダメ、
だがキャラの容姿だけはずば抜けて優れているのがARIAなのだが
アニメではその唯一の魅力であるキャラの容姿も、そのへんの量産系
になってしまい
「なにもない空っぽのアニメ」となってしまっている
ちなみにこれは3作目のレビューだが、全作視聴済みだ

早い話
アニメ化には向かない作品である・・・と言える

まぁ個人的にアニメと漫画は別物、
アニメは「原作者公認の金のかかった同人作品」と認識しているため
別に原作に似てなくてもそれほど問題ないと思っているが
この作品は、
原作に似てなければ似てないほど価値がなくなる作品であり
さらに似せるのが最高クラスに困難なのはわかるため
別にアニメーターが悪いとは思ってはいない
(プロならもっとやるべきだとは思うが
現在のアニメーターの質を鑑みればこの程度でしょ、と)

やはりアニメ化には向かない作品だよなぁ・・・
ま、しゃあない

投稿 : 2022/03/09
閲覧 : 242
サンキュー:

0

pH さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神作!!

1、2期までのARIAって、灯里ちゃんだけしか出てこなかったり、内容が薄かったりって回も結構あったように思う。
でもこの3期の後半から、今まで温めてきたものの怒涛の回収が始まる。
本当に面白いし、日常系としてはリミッターが外れている気すらする。そして感動もしました。
そしてキャラの成長(とくにアリスちゃんね…)。これに関しては、ここで語るにはあまりにも長くなりすぎるほどの思い入れがある。
そういったことも全て、3クール半をかけた温床あってのもの。新世代3人と先輩3人という、キャラの構図あってのもの。
圧倒的で、度肝を抜かれる素晴らしい3期です。

投稿 : 2022/02/19
閲覧 : 261
サンキュー:

6

Mamoru さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

過大評価。典型的な萌え豚子供向けキモヲタ御用達アニメ

ただの萌え豚に媚びる量産型アニメですね

他の萌え豚作品と比べても差がない典型的な量産型です
中身はすっからかんであります。

全話にあたって同じような話が続き非常に退屈です。

ただ惰性で何とか完走する事ができました。

この作品は過大評価ですね。
他の萌え豚系アニメと同じ現象が起きてる
キッズが持ち上げてるのでしょう。

こういう2次元のかわいい子を見て、彼女作らなくてもいいや、とか考えて少子高齢化に貢献しているような社会不適合者が多すぎます
いい加減目覚めてほしいです。

二次元の彼女なんて作れないし、現実のスペックでやり抜くしかないんですよ。

自分がこんなにあたり強くレビューを書いてるのは露骨な萌え豚に媚びるアニメが増えれば増えるほどアニメ文化が衰退すると感じているからです。

アニメ業界も萌え豚作品に媚びるアニメを適当に作れば当たると思ってるので、そちらに力が裂かれてしまい結果、面白くないアニメが大量に世に出ています

それが近年の状況。

この手の萌え豚アニメが絶賛されているのはおかしいので低めの点数をつけておきますね、キッズさん。

投稿 : 2021/12/26
閲覧 : 234
サンキュー:

0

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

癒し系アニメの最高峰

ゴンドラを漕ぐウンディーネと呼ばれる少女達の成長を描くお話

1期から観続けていて、やっと3期に入り9話まで観たのですがこの回でボルテージが一気に最大まで上がってこれは高評価せずにはいられないと思って今に至ります…。{netabare}まさかペアだったアリスがシングルすっ飛ばしてプリマ昇格するなんて思わなかった。{/netabare} 1期の放送が2005年で結構昔のアニメなんですが、ほのぼの系のアニメが好みの方は毛嫌いせず観るべき作品だと言えます!

まだあと4話+OVA+映画1作目が残っているのでしっかり視聴を終え、12月の映画2作目も観に行きたい

【12/5追記】アニメ全話+OVA全話+劇場版2作品視聴終了

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 276
サンキュー:

3

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★★☆

おもしろかった!
今までのひたすら練習と不思議話の繰り返しではなく、ヒロインたちの大きな成長と成果が華開く展開が熱い!はひ~!

投稿 : 2021/12/04
閲覧 : 287
サンキュー:

3

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

成長って素晴らしい

3人のプリマ昇格は感動だなあ。胸が熱いにもほどがある。ちょっとなけちゃう。
特にアリスちゃんの昇格はたまらん。

藍華とアルの恋模様にはこちらもドキドキしたなあ。穏やかな良い関係気付けそうような。

最終回が一番の胸熱。普段は女神のような微笑みで何事にも動じないアリシアさんが弱音を吐くし、灯里ちゃん圧倒的成長。最後はアリシアさんを彷彿とさせるお姿に。

これにて原作の大筋は終了かな?
原作もアニメも良いものだ。

胸が熱くなりすぎて鎮めるために腕立て伏せ100回はしないといけないという???な気持ちになってしまった。


OP
スピラーレ 歌 牧野由依
ED
金の波 千の波 歌 新居昭乃
ウンディーネ 歌 牧野由依
鳥かごの夢(Special Navigation) 歌 新居昭乃
挿入歌
バルカローレ アテナのカンツォーネとして
鳥かごの夢 歌 新居昭乃
七色の空を 歌 SONOROUS
ルーミス エテルネ 歌 広橋涼
アリスのカンツォーネとして
横顔 歌 牧野由依
12話は横顔 -acoustic version-
明日、夕暮れまで 歌 葉月絵理乃 3話ではピアノアレンジ

OPはさすがの牧野由依さん。心地よい。
新居昭乃さんのイメージに乗っ取られそう。いやーいいすね。
挿入歌もさらに情緒を高める。



以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
惑星改造により生まれた水の惑星、「アクア」。その観光都市ネオ・ヴェネツィアで皆が憧れる職業は、ゴンドラを操りウンディーネと呼ばれる水先案内人です。15才の少女、水無灯里(みずなしあかり)はウンディーネになることを夢見て、マンホームからアクアにやって来ました。その灯里が日々修業に励むのは、誉も高い水の3大妖精のひとり、アリシア・フローレンスが経営する水先案内店「ARIAカンパニー」。姫屋の藍華や、オレンジぷらねっとのアリスと一緒に、悩んだりすることもあるけれど、プリマ・ウンディーネを目指してがんばっています。

第1話 その やがて訪れる春の風に・・・
賑やかなカーニバルが終わって、ネオ・ヴェネツィアにまもなく春が訪れようとしています。そんな折、アリシアさんのお客様から、桜の紅茶と桜のジャムが届きました。一足早い春のプレゼントです。アリシアさんの提案で、姫屋の晃さんや藍華、オレンジぷらねっとのアテナさんやアリスも誘ってティーパーティーを開くことになりました。さっそく準備を始める灯里を手伝って、アリア社長も大活躍です。

第2話 その 笑顔のお客さまは・・・
ある日、シングルの灯里に案内して欲しいという予約の電話がARIAカンパニーにかかってきました。アリシアさんは励ましてくれたけれど、藍華やアリスはシングルの灯里を指名してくるなんて何か理由があるに違いない、と心配になるようなことを言います。そして、予約の日。ARIAカンパニーに現れたのはやさしそうなご婦人でした。でもそのお客様のご注文は少々変わっています。灯里だけにできるネオ・ヴェネツィア案内をしてほしいとおっしゃるのです。

第3話 その こめられた想いを・・・
ネオ・ヴェネツィアでは今日も街のあちこちで建物の修復が行なわれています。そんな建物の話題で盛り上がった灯里たちが、カフェ・フロリアンへお茶をしに行く途中、広場の露店できれいなガラス瓶に入ったチョコレートを売っている青年に出会いました。でも、その時ハプニングが。灯里たちがお店の行列に並んでいる時、子供が瓶を割って泣き出してしまったのです。灯里は、その出来事の日から青年の姿を見かけなくなったことが気になっていました。

第4話 その 明日を目指すものたちは・・・
今日も大忙しのARIAカンパニー。灯里はアリシアさんの役に立ちたいのですが、シングルの立場ではできることが少なくて・・・。そんな灯里にアリシアさんはシングルでもお客様を乗せられるトラゲットのお仕事を勧めてくれるのでした。トラゲットのお仕事の日。乗り場に着いた灯里は、いろいろな水先案内店から集まったウンディーネに混じって少しドキドキです。そして灯里は、オレンジぷらねっとのアトラと杏、それに姫屋のあゆみの4人で持ち場を担当することになったのですが・・・。

第5話 その おもいでのクローバーは・・・
合同練習に勤しむ灯里と藍華、アリスたち。その最中に触れたアテナさんの謳声と、アリシアさんの優雅なオール捌きに3人は改めて感動しました。でも、藍華はアリスの「天賦の才能は望んで手に入るものではない」という言葉にどきりとするのでした。アリスと灯里は誰にも負けない才能を持っている・・・、でも自分には?そんな時、藍華は晃さんの部屋で先輩3人組が写った写真を見つけます。その中で一人だけシングルの晃さん。辛くなかったのかと尋ねる藍華に、晃さんは秘密のエピソードを語り始めるのでした。

第5.5話 その ちょっぴり秘密の場所に・・・
今日はアリシアさんが一日おでかけでARIAカンパニーも臨時休業です。灯里はアリア社長とネオ・ヴェネツィアの街を探検して、おいしいお昼ごはんを食べたり、お買い物をしたり。そんな様子を暁が見かけて後を追いますが、神出鬼没な二人に振り回されてしまいます。そして藍華とアリスもまた、挙動不審な暁を見かけてそっと後をつけるのですが・・・。実はそのころ、灯里はとっておきの秘密の場所で、あの御方と会っていたのでした。

第6話 その 課外授業に・・・
今日もドジっ子炸裂のアテナさんにアリスは困り気味。そんな中、合同練習で灯里が藍華に叱られているのを見たアリスは、アリシアさんはどんな風に叱るのか灯里に尋ねます。でも、一度も叱られたことがないと聞いてびっくり。その日からアリスは灯里とアリシアさんの様子をこっそりと窺ってみるのですが、確かに叱る気配がありません。そんなある日、アリスは偶然カフェでアリシアさんと二人きりになってしまいます。

第7話 その ゆるやかな時の中に・・・
今日はARIAカンパニーの創立記念日です。灯里はグランマとアリシアさん、それにアリア社長の一行でネオ・ヴェネツィアンレースで有名なブラーノ島へ1泊旅行にでかけるのでした。そこは引退したARIAカンパニーの先輩ウンディーネであるアンナが嫁いでいった島。その夜、皆で楽しい時間を過ごす中、灯里はグランマからARIAカンパニーを作ったいきさつを聞きます。それは、グランマがまだ姫屋でウンディーネをしていた頃の物語でした。

第8話 その 大切な人の記憶に・・・
アリスからアテナさんと二人でピクニックに出かける、と聞いて灯里と藍華はびっくり。アリスは知らないけれど、それはシングル試験なのかも!?そんな二人の驚きをよそに、アリスは楽しみに胸を膨らませます。でも肝心のその日、アテナさんは急な仕事でピクニックは中止に。アテナさんのせいではないと思いながら、冷たくふるまってしまうアリス…。その時、バナナの皮で転んだアテナさんがなんと記憶喪失になってしまったのです。

第9話 その オレンジの風につつまれて・・・
アリスがついにミドルスクールを卒業。これからずっと灯里や藍華と一緒に練習できる!アリスがひときわ気合の入った合同練習をしたその夜、アテナさんは明日ピクニックに行こうとアリスを誘うのでした。そして翌朝。今日は一日、アテナがお客さんでアリスがウンディーネの役で通す、というアテナの提案を受けて立つアリス。そして・・・。「お客様、お手をどうぞ。」初めて見せるアリスの柔らかで自然な笑みに、アテナさんは驚くのでした。

第10話 その お月見の夜のときめきは・・・
アリスがプリマになって初の営業日。緊張しつつなんとか仕事をこなしていく様子を、灯里と藍華は物陰からそっと見守ります。でも、思うようにいかず落ち込んでしまうアリス。そんなアリスを励ますために、灯里はお月見をしようと提案するのでした。そうして始まった楽しいお月見の会。アリスの気持ちは次第にやわらかくなっていきます。一方、藍華は落ち着かない様子。お月見に誘っていたアルくんがなかなか現れないのです。

第11話 その 変わりゆく日々に・・・
姫屋のサロンで一人思い悩む晃さん。会社のウンディーネたちがアリスの飛び級昇格の噂話をしているのを耳にして、藍華のことが心配になってしまいます。意を決した晃さんはジェラート屋へと藍華を誘い出します。でも話を切り出せないでいる晃さんに藍華は自分から決意を語り始めました。その想いを受け止めた晃さんは藍華にある提案をするのです。一方のアリスは、今までのように灯里や藍華に会えないほど忙しい日々を送っていました。

第12話 その 蒼い海と風の中で・・・
灯里と藍華の二人だけになってしまった合同練習。そのさなか、藍華はもう一緒に練習ができなくなったことを告げます。そして新たに開店する姫屋の支店を任されることも。涙まじりでそう話す藍華のプリマ昇格を灯里は心から祝福しました。早速アリシアさんに藍華の昇格を報告する灯里。するとそれを聞いたアリシアさんは、あくる日プリマ昇格試験を行うことを灯里に告げるのでした。

第13話 その 新しいはじまりに・・・
ついにプリマに昇格した灯里に、アリシアさんは心に秘めていた決意を明かしました。それはアリシアさんがゴンドラ協会の要職について現役を退くということ。話を聞いて駆け付けた藍華とアリスの前で灯里は、「きっと、大丈夫」と元気に振舞います。今はまだアリシアさんがいて、アリア社長がいて、灯里がいるいつもと変わらぬARIAカンパニー。けれど、アリシアさんの姿がふと見えなくなった瞬間、灯里の気持ちはさざめくのでした。

投稿 : 2021/10/10
閲覧 : 221
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

新しくなればなるほどクオリティの上がっていく作品

ARIAシリーズの第3期にあたる作品です。
今作のテーマは「始まり」であると共に、個人的にはプリマとしてがテーマの作品だったなと感じました。

内容は勿論ですが、作画や音楽も今までよりも更に完成度が上がっていました。
大抵の作品は、続編が続けば続くほどクオリティは下がってしまいがちですが、ARIAはその点本当に素晴らしいなと感じました。

ARIAを見てるだけで心が癒され、感動させられ、笑わせられて、一つの作品でこれだけ満足させられる作品は他にはないと私は思います。

CREPUSCOLOは見に行けませんでしたが、今冬公開予定のBENEDIZIONEは是非見に行きたいなと思います。

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 191
ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あらあらうふふⅢ

次世代台頭とスノーホワイトの引退。

灯里、藍華、アリスのプリマ昇格も良い話だけど、
スノーホワイト寿引退が、美味しい所を全部持って行った印象。

あんなに多忙なのに、結婚&協会入りとは流石。
結婚相手の話は一切出なかったのは逆に良かったかな(ミステリアスな意味で)

ARIAカンパニーは、Aの系譜なのかなー
グランドマザー(あきの)→アンナ→アリシア→灯里→アイ(NEW)

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 183
サンキュー:

4

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

未来へ踏み出して

テレビシリーズ最終シーズン
3期ではアリア社長のモチモチポンポンが摘まれたり噛まれたりするシーンが多く感じました。

3期もステキなエピソードだらけですね。
1話目の自分だけの輝きは成長に限界はないのだと気づかせてもらえるエピソードです。
そして、水の三代妖精も同じで灯里ちゃん達の成長を期待して応援してくれる素敵な話でした。

【灯里ちゃんに初めての正式なお客様の予約が入るお話】

灯里ちゃんは、それが凄く嬉しくて自分に出来るプランでネオ・ベネチアの素敵を紹介するのですが…
後から灯里ちゃんは、尋ねてます。
自分が案内した場所を「もしかして、私が今日ご案内した場所は全部アマランタさんには来たことがある場所だったのでしょうか?」と…

彼女の返答に灯里ちゃんは謝ってしまいます。
でも、灯里ちゃんの気持ちはお客さんには伝わっていたのです。
それが一番お客さんは嬉しかったのです。

そして、灯里ちゃんも…この話は灯里ちゃんが大きく成長した話でした。
シングルのゴンドラに乗るのは安いだけではなく皆んなでシングルが立派なプリマに成長出来る様にとの気持ちの表れなんだそうです。

現に今回は灯里ちゃんが学ぶ事が凄く多い話でした。
でも、彼女は今回で沢山の知らない場所や知らない事を知る事が出来ました。
これは灯里ちゃんのこれからの武器になり案内のバリエーションを増やす事が出来ました。
彼女がまた一歩を大きく踏み出したエピソードでもあり新たな素敵に出会えた物語

水先案内人…案内する側は勿論、案内される側のお客さんにも教えられる事があると言う為になるエピソードでした。



【灯里ちゃんがトラゲットに参加します】

アリシアさんの役に立ちたい。
参加したトラゲットで彼女は姫屋やオレンジプラネットのウンディーネに出会います。

この話しは夢を追いかける人に見てもらいたい話しかもしれません。
現実が厳しくてもチャレンジをし続ける…打ちのめされて泣いて苦しんで…それでもトライし続ける…もぅ、ダメかもしれない…それでも踏み出した場所がスタート
何度でもそこはスタート地点なんですね。

この話しを見て諦めてしまった事を頑張ろう!
そう思えた人は少なくはないのではないでしょうか?


【才能に悩まされたアキラさんの話】

才能に恵まれた人は沢山います。
でも、才能がある人は備わってるわけではないんです…天才って呼ばれてても努力をしているから天才なんです。

簡単に言うと、人には全ての才能の種を持っています。
芸術の才能、スポーツの才能、勉学の才能、色々あります…でも、それを探し出し…探し出した上で開花させられる人は一握りなのです。

そう言う人達は自分に合った何かに出会いその能力を特化させる事が他者より上手なんです…だから私はどんな人間にも必ず特化出来るものがあると思いたいのです^ ^

アキラさんは才能溢れるアリシアさんやアテナさんが、先にプリマに昇格して置いかれ才能がないのかと悩み辛かったのです。
周りがドンドン先に進むと焦り不安になります…めげそうになります。

でも、アキラさんは幼いアイカちゃんに出会い元気をもらえます。
努力に秀でた秀才になろうと彼女は踏み出せます。

この物語の素敵なのは…アキラさんの様に才能に躓いて自信をなくしても、周りの人の力や助けを借りて踏み出せると言う素晴らしさ。

人は一人で生きていけません。
人は一人では生まれてきません。
人は躓いた時、周りの人に助けられたり励まされて前に進める時がある。
アキラさんの様に、大切な事に気づかさせられたり、アイカちゃんの様に知らない内に手を差し伸べてくれたり。

人の優しさを物語にしたような素敵なお話でした。

もぅ一つ素敵な事は、灯里ちゃんやアリスちゃんは冒頭でアキラさんは頑張り屋さんだと評価していました。
アキラさんが掲げた目標を覚えてますか?
「努力に秀でた秀才になろう」
2人が頑張り屋さんだと評価してる時点でアキラさんは努力の才能を目覚めさせたのです。
それに気づいたアイカちゃんもまた何かの才能の芽が出ている気がします^ ^


【アリシアさんが怒らない話】

作中でも1番優しくて1番優秀な人なイメージがあります。
怒るイメージはないですよね。
ある日、アリスちゃんは灯里ちゃんがミスしても怒らないのはアリシアさんが灯里ちゃんを見放しているからだと疑います。

確かに世の中には怒れる人も居ます。
相手を思うから怒るのでしょうね。
実は私は怒れない人なのです…
怒り方が解らないと言うか…言い過ぎて傷付けてしまわないかと考えてしまいます。
だから、「大丈夫」とか「次は気をつけてね」くらいしか言えません。
なので、怒れる人は私は凄いなぁ〜と思います。

アリシアさんの理由は優しい理由でした。
あまり怒ると間違えるのが怖くなり最後に身動きがとれなくなる。
それでも治らなければ一緒に反省をするして、ターンと失敗しターンと喜びを分かち合いたい。
ステキな教育方針ですね。
優しい理由です。
この理由は教育方針の勉強にもなったし参考にもなりました。
ステキなエピソードでした。

【ARIA company設立の話】

グランマとアリア社長の出会いの話。
アリシアさんの先輩の家族も登場する回でグランマとアリア社長の出会いの話。

昔、アリア社長はずっと海を見ていました。
長い日々を毎日毎日、雨の日も風の日も青空の日も。
実はこのエピソードでアリア社長がその目の先に何を見ていたかの答えは明かされません。

ただ、このアリア社長が、見ていたものを私なりに考えてみたのですが未来かもしれません。
2期のアリシアさんが「猫は過去と未来を繋げる動物」と言っていました。
グランマがアリア社長に「何かを待っているの?」と質問するとアリア社長はグランマを見つめていたのです。

だから、アリア社長はARIA companyが無い頃の過去(現在)とARIA company完成する未来を見つめていたのかもしれません。
その未来へ繋ぐために。

【アテナさんが記憶を失う話】

この話はアリスちゃんがアテナさんとのお出かけをしようとしますがアテナさんに急な仕事が入って行けなくなり楽しみにしていたアリスちゃんは不機嫌になってしまう。
そんな中…アテナさんが記憶喪失に。

記憶喪失になったアテナさんは徐々に記憶を取り戻しますがアリスちゃんの事は思い出さず…アリスちゃんは自分だけ思い出して貰えなくて涙を流してしまいます。
この話はアリスちゃんの本心見える話しなんです…これは実はアテナさんの嘘なんです。
アリスちゃんが自分の事をどう思ってるか不安で、アテナさんが不安になる反面アリスちゃんも不安なんです。
自分の事を思い出してくれなくて…

この話は一見、アテナさんの嘘から始まります。
人を心配させる嘘んて…と思うのですが、それはアテナさんがそれだけアリスちゃんを大切に思っているからこそなんです。
そして、アリスちゃんもアテナさんを同じくらい大切に思ってるからこそ思い出して貰えない事にイライラしたり焦ったり^ ^

1番凄いのはアリシアさん。
即見抜いていまして、アリシアさんを思い出した時の間と表情で、視聴者の殆どは嘘を見抜けたのではないでしょうか?
でも、アリシアさんはそれ以前に気付いていた。
お互いの事が解るなんて本当に仲のいい友達同士なんだなぁ〜と感じました。


【アリスちゃん卒業の話】

アリスちゃんは在校生の憧れの存在なんですね。
アリスちゃんボタン全損ww
あの数だとボタンも抽選だったのでしょうね。
ある日、アテナさんはアリスちゃんをピクニックに誘う。
それはアテナさんがお客さんでアリスちゃんがウンディーネとしてアテナさんを案内すると言うピクニック。
そして、その先ににあるもの。

それはアリスちゃんのウンディーネ初の飛び級昇格。
アリスちゃんの今まで練習して学んだ結果。
彼女は苦手な声出しや歌をも克服して得た結果。
「オレンジプリンセス」アリスちゃんの通り名


【アイカちゃん、ウンディーネ昇格までのエピソード】

アリスちゃんが昇格してアイカちゃんが本当は置いてかれて辛い思いをしているのではないのかと心配するアキラさん。
置いてかれる辛さや不安をよく知ってるのはアキラさん。
当時自分が悩んだからこそ過る不安、でもアイカちゃんは心配要らなかった。
自分で立ち上がり前へ進む事が出来ていた。
心も決めていた…だからこそアキラさんは決意する将来は姫屋のトップに立つ彼女の昇格試験を…

これはアキラさんの優しさをすごく感じました。
アキラさんは本当にアイカちゃんを大事に思って居ますよね。
彼女自身と彼女の未来を見据えて居るからこその試験のタイミングを見極めた。



【アリスちゃんが灯里ちゃん達に中々会えずに会う理由を見つけられずにいる話】

このアリスちゃんの気持ちって凄い解ります。
私も昔、用事もないのに友達に連絡してもいいのかな?と考えた事がありました。
そんなある日、言われました。
用事がある、用事がない、が大切なのではなく連絡するのが大切なのだと…何も用事がなくても久々に連絡を貰うと嬉しいものだと。

確かにそうなんですよね。
私が逆の立場で久し振りに連絡貰って「用事はないけど連絡をした」と言われたら嫌な気はしませんね。

学生の頃は友達と毎日会える。
卒業したら会える日は少し減ります。
結婚したら凄く減る…それは仕方ない事なんです…それでも生涯の長い時間のたった数百、数十…数時間でも数分でも無理やりでも作れば会えるものなんですよね。

アイカちゃんの「時間なんてね。こうして無理やり作ればいいのよ」灯里ちゃんの「特別な理由も要らないアリスちゃんで十分だよ」本当に素敵な気持ちですよね。


【灯里ちゃんの昇格試験の話】

ある日、合同練習でアイカちゃんは泣いてしまう。
それはアイカちゃんはプリマに昇格したからです。
でも、彼女は笑顔を見せてはくれません。
泣いて謝ってばかり…
彼女は灯里ちゃんの前で喜ぶ事はありませんでした…プリマになれたのは嬉しかったと思います。

でも、その気持ち以上に強かったのは灯里ちゃん達と過ごす時間が減ってしまう事。
きっと、3人でした合同練習や3人の時間は本当に大切な時間だった。
その時間が減ってしまうが寂しくも切ない時間。
「ローゼンクイーン」アイカちゃんの通り名

そんな中、灯里ちゃんにもプリマの昇格試験を受けます。
アイカちゃんの話から感極まって灯里ちゃんの試験が決まった後に出てきたアカツキさん…

試験前の禁止語を連呼する…変なタイミングでギャグを入れてくるので思わず笑ってしまいました。
それでもアカツキさんは試験中に応援してくれたりと迷惑に見えても本当に良い人ではありますよね。

そして、灯里ちゃんの昇格試験が始まる。
灯里ちゃんの試験は沢山の人からエールを貰いながら進んでいく。
それを見たアリシアさんも嬉しそうで…
試験の後半からアリシアさんは殆ど目を瞑って居ます。

それも、高難易度の試練である狭い水路でも。
それは灯里ちゃんを信じているから…
もしかしたら試験前から合格は分かっていたのかもしれません。
そして、彼女は灯里ちゃんとの時間を大切に噛みしめていたのかもしれません。

灯里ちゃんのゴンドラは快適で…それは灯里ちゃんの成長の証
そして最後のお題は「どんなプリマになりたいか」彼女が出した答えは100点満点でした。

試験結果は合格…遥かなる蒼「アクアマリン」灯里ちゃんの通り名。
そして、アリシアさんから大切なお話が…

それはアリシアさんの寿引退…
前からゴンドラ協会のお誘いを受けていたのですが灯里ちゃんが成長するまで待っていてくれたそうです。
でも、灯里ちゃんが一人前になったという事は…

ある日、灯里ちゃんがアリシアさんを呼ぶとアリシアさんはそこには居なくて…少し席を外していただけだったのですが灯里ちゃんは泣いてしまった。

心にあった本当の気持ち…
本当は感じていたけど気付かないふりをしていた…アリシアさんに伝えたらアリシアさんが困るかもしれないから…

それを見たアリシアさんは灯里ちゃんを抱きしめてくれて……
アリシアさんは灯里ちゃんと居る愛おしい時間を失うのが怖くて中々灯里ちゃんに昇格試験を受けさせる勇気がなかったこと…アリシアさんも自分の気持ちを話してくれる。

アリシアさんは本当に凄く優しくて…いつだって背中を、押してくれた先輩。
それでもその背中には灯里ちゃんと一緒に居たいと思う気持ちがあって、それは愛おしい時間。

このシーン本当に泣けます。
すごく大好きなシーンでした。

そして、アリシアさんの引退セレモニー
彼女がゴンドラを漕ぐ最後の瞬間。
セレモニーは本当に豪華でどれだけアリシアさんが人に愛されていたのかよく伝わるセレモニーでした。
そして、アリシアさんからオールを受け取る灯里ちゃん。
このシーンはアリシアさんから灯里ちゃんに全てを託した様な気がします。

そして涙を流しながら頭を下げるアリシアさん…そして約束通り灯里ちゃんはアリシアさんを笑顔で見送る。
そして、アクアも彼女にお礼を言うかのように降り出す雪。
スノーホワイトが起こした奇跡。

ある朝、灯里ちゃんにはアリアカンパニーに詰まった楽しかった頃の記憶が映ります。
それはまるでARIA companyが彼女にそんな景色を見せるかのように。
シャッターを開けるとこの愛おしい空間が朝の空気で冷める…それでも彼女はシャッターを開ける…未来へ進むために。

それぞれのその後は良かったですね。
皆んな未来へ踏み出したのがよく解ります。

そして未来は大きく進み。
灯里ちゃんは先輩になります。
後輩はアイちゃん。
凄く大きくなっていますね。
ちょっとビックリw

そして、灯里ちゃんは先輩としての成長と女性としての成長をしていた気がします。
灯里ちゃんもまた素敵な先輩になりますね。
きっと。


最後に作品全体の感想を少し。

この作品が愛される理由が見て解りました。
私が1期のレビューの冒頭で書いたファンの方が子供の名前を「あかり」ちゃんにした理由が解りました。

そして、このARIAを見てまだ全員では在りませんがアニコレでも一部の方のレビューを拝見させて頂き皆さん高評価だったり、インターネットで検索しても高評価で、沢山の方からこの作品が愛されている事を知りました。

2015年に最新作公開されて、2021年には新劇場版が公開されるのですね。
何年経っても愛されている作品だからこその素敵

私達も時には道に迷い疲れて塞ぎ込んでしまう日だってあります。
そんな時にこの作品は癒しをくれます。
そして、一つの道標を示してくれたり答えを教えてくれたりします。

人生のバイブルと言いますか…心に栄養を与えてくれるような優しさが染み渡る物語の数々
この作品を見て、学ぶ事もあれば優しさに包まれる事もありました。
見て良かったと思うたアニメでした。

素敵な作品だったので原作も読んでみたのですがやはり素敵でした^ ^
原作での灯里ちゃんのプリマ昇格試験でアリシアさんから灯里ちゃんが通り名を貰う名場面は青空と青が反射する場面をイメージしましたがアニメでは夕焼けのシーンで素敵でした^ ^

この作品は何が素敵なんだろう?
それは全てでした。
まずは物語は暖かさと優しさがあり、キャラは皆んな可愛くて個性をしっかり出している。
OPやEDにBGMを流すタイミングが抜群。
細かなところから全て丁寧に仕上げられているなどなど沢山です。

この作品がどれだけ愛されて制作され大切にされてファンの方に受け入れられ愛されたか控えめに言って日本を代表するアニメーションですね。
大人、子供、男女、全ての方が見ても楽しめるレベルの作品だと思いました。

最後に、地元の地域チャンネルの天気予報のBGMがARIAのBGMでした。
誰ですかこんな素敵なBGMを選んだ素敵発想の人は(´艸`)*

投稿 : 2021/05/02
閲覧 : 274
サンキュー:

16

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

それはそう...まるで魔法にかけられたような

序盤 ちょっと慣れない

中盤 同じ系なのかな

終盤 ...

あの...なんでしょ。
これは私のようなものが見ても良い作品だったのでしょうか。
あやうく、というかほとんど浄化されましたよ。

基本的に今までの二作と大差はありません。あんな感じに進むと思っていただいて構いません。
が、途中から一変します。急に物語は動き出します。
急に物語が動く、というと聞こえは悪いですが、それでもそう表現するしかありません。今までの感じを保ちつつ、物語が動き出します。
ただでさえ、一話完結型の良い話を量産していた本作が本気で畳みかけてきたんです。そりゃ泣くでしょ。
もう最終話とか涙ぼろっぼろですよ。誰ですかこんな神作品作った方は。私を殺す気ですか。そうですか。

なんか限界オタクみたいなムーブメントをかましていますが、本当に本作は良かったです。終わらないで欲しいから次の話をみたくなくて。でも毎話面白いから続きがきになっちゃって。だから正直仕方ないと思っています。私がこうなるのは必然だった。そういうことです。

さて真面目に感想を書いていきます。
8話くらいまでは日常系を描いていきます。細かな変化はあるとはいえ、基本同じ日常でとても癒されます。この何気ない日常から一気に物語は動きます。
あえて最初から物語を動かさず、最初に日常を描くことで、余韻というか...そうですね「当たり前」がより目立ちます。この「当たり前」が最終回近辺で効いてくるわけですよ。
{netabare}アカリちゃんがプリマになる瞬間とか本当に泣いてましたもん。あと引退セレモニーでの「ありがとう」と「お疲れさまでした」はずるいって...ずっと泣いてましたよ{/netabare}
もうこの構成は本気で神だと思います。正直喪失感がすごいです。なんだろ。なんで私アクアのヴェネツィアに住んでないんだろ...
これはそう...もはや魔法ですよ。ARIAという魔法をかけられた気分です。いつまでもそこにARIAカンパニーがあるような...あぁ...

とにかく見る際にはハンカチを用意しといてください。

基本同じです
監督・シリーズ構成は佐藤順一さん。同
助監督は竹下健一さん。同
キャラデザは古賀誠さん。同
劇伴はChoro Club feat. Senooさん。同
アニメ制作はハルフィルムメーカーさん。同

作画はマジモンのバケモノみたいな作画です。美しい・可愛い・丁寧・細かい・美しいの作画の嵐。これを毎秒毎週見られる幸せはすごいですよ
opは河井英里さん作詞、窪田ミナさん作編曲、茜ちゃん役の牧野由依さん歌唱の「スピラーレ」神曲
edは新居昭乃さん作詞歌唱、新居昭乃さんと保刈久明さん作曲、保刈久明さん編曲の「金の波 千の波」
声優さんも相も変わらず良い...最高すぎる...

総合評価 泣く

投稿 : 2021/04/05
閲覧 : 293
サンキュー:

12

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

終わってほしくなかった。でも人は成長するので仕方ないですね

私はARIAが大好きです。
登場人物は優しい人ばかりだし、音楽は美しい。話の内容も温かい。
見ていていつも癒されます。

私はARIAがサザエさんみたいに永遠に続いてほしいと願っていました。

でも灯里たちは一人前のウンディーネになるために頑張っている。
彼女たちは日々成長しているのです。
だから、彼女らの未来のためにも、物語の流れが最後で急展開するのは仕方ないですね。

確かにシングルの灯里の話は終わってしまいました。
しかし私は、プリマとなった灯里たちの物語をこれからも続けてほしいと願っています。

これから灯里は、誰よりもこの街の素敵なところを多くの人に教えてくれるでしょう。
もし可能であるならば、私もアクアに行き、ARIAカンパニーの灯里が漕ぐゴンドラに乗ってみたい。
そうなればきっと…心が風のように軽やかになるでしょう。


このような素晴らしいアニメをつくってくださった方々に感謝します。


2005年からテレビ放送が始まったARIAですが、今後も映画の上映が予定されています。
ARIAは、たくさんの癒しを私たちに与えてくれます。たくさんの素敵を私たちに届けてくれます。
ARIAの次回作が待ち遠しいです。(^_^)/

投稿 : 2021/03/30
閲覧 : 635
サンキュー:

49

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その愛おしい日々を...

 この作品が他の日常系と違うところは一番はやはり変わりゆく日常というところでしょうか。本来日常系というのはゆる〜く変わらない、何でもない日々を楽しむコンテンツだと私は思っています。もちろんそう言った作品も大好きで、例を挙げるなら「のんのんびより」なんかは何度も見返すほど気に入っている作品です。ただ、このARIAという作品は変わっていく毎日というのを題材にしており、他の日常系とは少し常軌を逸しているように感じました。 
 そして本作は今までのARIAシリーズのまさに集大成で、これまでのポカンと見ていた話の全てがクライマックスへの重みとしてのしかかるというか、うまく言葉にできませんが正直ここまで泣いたのは「宇宙よりも遠い場所」や「さよならの朝に約束の花をかざろう」以来ぐらいです。正直ここまでとは思ってませんでした。内容に触れようと思っても全てが一つのつながりであってここが良かったとは一概に言えなくなってしまって感想になりません。もうとにかく、見始めたら絶対に、絶対に最後まで見ましょう。
 ARIAが日常系の頂点だと、私は思います。

94/100点

投稿 : 2021/03/22
閲覧 : 213
サンキュー:

7

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

でっかい癒しの作品の集大成

原作未読。
第1期、第2期に引き続き一気見視聴。
多くのキャッチさんに感謝、感謝です。

灯里や藍華、アリスが、様々な人々との出会いを通じて成長していく物語。
この、第3期で、3人はようやく、目標だった{netabare}プリマの昇格試験{/netabare}へ・・・。
感動&涙腺崩壊のエンディングは必見です!

丁寧な、優しい作画は第3期も健在。
癒しに拍車をかけてくれます。

【お気に入り回&ヒトリゴト】
{netabare}第2話。
久々にご指名を受けた灯里。
必死にお客様をおもてなしする灯里と、とても素敵なお客様。
もてなす側ともてなされる側の阿吽の呼吸が美しい回。

第4話。
藍華やアリス以外のシングルと一緒にお仕事。
他社のシングルのウンディーネ達の、灯里に対する評価は?

第5話。
アテナとアリシアの天才振りを目の当たりにした灯里と、藍華、アリス。
何故か、藍華は少々落ち込み気味。
灯里の天才的な人当たりの良さと、アリスの天才的な操船技術を目の当たりにしたから・・・。
自分が、晃と同じく、天才的な何かを持たない存在であると感じたから・・・。
かつて、晃も今の藍華と同じ悩みを抱えていた・・・。
その時、晃を救った、意外な人物とは・・・?

第6話。
アリシアとアリスの回。
後輩を決して怒らないアリシア。
『そっちじゃない!』と『こっち、こっち』
『叱って伸ばす』と『褒めて伸ばす』と言い換えてもいいかもしれない。
教育・指導の方法として、どちらが正しいのか?
アリシア流の教育方針とは?

第7話。
若かりし頃のグランマと、アリア社長の話。
そして、ARIAカンパニーの始まりの物語。
『この先いつか、灯里ちゃんのARIAカンパニーが始まる』
グランマのセリフは第3期後半の物語の布石。

第9話。
アリスがミドルスクールを卒業。
アテナがアリスをピクニックへ誘う。
そのピクニックには、アリスの知らされていない目的があって・・・。
{netabare}ミドルスクールを卒業するまで、昇格試験を受けることが出来なかったアリス。
このピクニックの真の目的は、アリスの昇格試験。
そしてアリスは、前代未聞の飛び級でプリマへの昇格を果たす。{/netabare}
黄昏の姫君(オレンジ・プリンセス)誕生の神回。
そして、この回をきっかけに物語が大きく動き始める・・・。

第11話
前半は晃と藍華の話。
晃には嫌な思い出が・・・。
それは、アリシアとアテナが先にプリマに昇格して、一人取り残された思い出。
そして、アリスに先を越された藍華も、きっと同じ思いをしていると・・・。
だけど、晃には今一歩踏み出せない気持ちがあって・・・。
それは、藍華が姫屋の跡取り娘だから・・・。
ただ、プリマになりさえすればいいという訳でもない・・・。

後半はアリスの話。
合同練習をする灯里と藍華の姿を見かけて・・・。

第12話~第13話。
満を持して吉田玲子さんが脚本を務めた回。
いよいよ、灯里がプリマの昇格試験に臨む。
そしてその後・・・。

一分の隙も無い、綺麗なエンディング。
最終話にありがちな、言いようのない寂しさだけでなく、未来の物語が垣間見えたのは嬉しかった。{/netabare}

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 407
サンキュー:

28

鬼猿 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ここまでlove&peaceという言葉が当てはまる物はない

待ちに待った新作が今年始まるということで見返しました。
一期、二期、三期、OVA、劇場版全部見た。
ここまでLOVE&PEACEって言葉が当てはまるアニメはないと思ってます。
自分もその世界で一緒に暮らしてるってレベルで入り込めます。
話の今後を見たい、終わってほしくない、一緒に年をとりたいと思った作品。
良い意味で寝れるアニメ。背景、キャラ、音楽etc…全部がここまでマッチしてるアニメはない。
喜怒哀楽の喜でのみ感動できる。とにかく綺麗で、どこか儚い気持ちになる。
3人の女の子各々がウンディーネ(ゴンドラ漕ぎ)として成長しプリマ(1人前)を目指す日常系アニメ。
それぞれ個性があり、優しい世界に体が包まれる。プリマへの昇格試験は涙なしでは見られません。
この3人にはずーっと一緒にいてほしかった。でも時間は待ってくれない。
いつかプリマになりそれぞれの道を歩み自分が育てる側に立つ。現実でも誰もが通る道。ちなみに今自分は仕事で指導者をしてますが、アリシアさんのような指導を出来る人間になりたいです。
人を変える力がある作品です。日常系でオススメって言われたらARIAって即答しちゃいます。
永遠に続くネオ・ヴェネツィアの世界。俺が生きてる限りこのウンディーネ達の物語を見守っていこうと思います。これからも素敵体験を見せてください!←恥ずかしいセリフ禁止〜!

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 300
サンキュー:

5

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あぁ。。尊きかな、日常という奇跡

ARIAシリーズの第3期。

直前の作品『ARIA The OVA 〜ARIETTA〜』では主要キャラの顔が変わっていたのでドキドキしながら観始めましたが、元の顔に戻っていて安心しました。

やっぱ灯里とアリシアはこうでないと^^

背景の美しさにも磨きがかかったような気がします。

もう・・このキャラ達が画面上で動いてくれているだけで癒されますw

ましてや、この3期は、さらに、
これまでにも増してエピソードが楽しかったり、切なかったり。。
シリーズとしては一番好きかな。

印象深かった回は・・・

~{netabare}
ほぼ全話でしたw

3人娘が、ひとり、またひとりと、プリマになっていく姿は、喜びとともに、淋しさが伴う、複雑な切なさを味わいましたね。。
特にアリアカンパニーはプリマが交代するシステムらしいし。。

<08話>
 アテナ、記憶喪失?
 アリシアの目がテン顔が貴重w

<09話>
 アリス、なんと飛び級でプリマに。
 予想に反し、1番目にアリス。
 でも妙に嬉しかったですw

<11話>
 藍華がプリマに。
 試験エピソードは描かれませんでしたが。
 物語も終盤に来たな・・と感じました。。
 それと、自分にしては珍しく、
 「友っていいな」と思えました。

<13話>
 ええええええ!!
 アリシアが寿退社!?
 そう来ますか・・
 暁のセンはないな、と思ってましたが。
 アリシアさん、嫁候補BEST10に入れる
 予定でしたが人妻に。くぅ ><。
 そして・・
 灯里が、プリマに。
 アリシア曰く、
 『本当は・・ずいぶん前から、灯里ちゃんには
  プリマになれるだけの実力が備わっていた。
  でも、一緒にいられる、この愛おしい時間を
  失うのが怖くて・・』
 ・・何かが、込み上げてきました。
{/netabare}~

きっとシリーズを見返したら、過去の話の見方も変わりますね(ToT;

ちなみにシリーズ通して好きなフレーズは・・

1位「はひ・・」
 焦った時などの返事。
2位「え~っ」
 「xxするの禁止!」に対する反応。
3位 「アイちゃん?」
 毎話出てくるメッセージの冒頭の話しかけ。

どれも、ほんわかな気分にさせられます^^

 2008年1月 第3期初放送
 2020年9月 dアニメストアで初視聴

今さらながら、こんなに前の作品だったんですね・・
生きてて良かったw

そして出会えて、良かった。

次は、『ARIA The AVVENIRE』(アッヴェニーレ)です。



追伸・追悼)
川上とも子さん、AIRの観鈴含め、本当にありがとうございました。
アクアのような桃源郷にお過ごしであらんことを。。

投稿 : 2020/09/26
閲覧 : 278
サンキュー:

19

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2020年冬から2021年春映画と訂正!!

申し訳ありません!
訂正です。

ARIA The CREPUSCOLO 2021年春劇場公開

とのことです。


2020年4月19日(日)

自身がキャリアに成らぬ様、
ひたすら籠って自粛中。
で、また観て、11話でひたすら癒されて
何となくググってたら・・・

2020年冬にARIA新作アニメ放映予定って!!

取り敢えず嬉しいお知らせです!!



以下は2019年11月時の感想です。

第1期はふーん・・・ヴェネチアって
こんなにインスパイアされる所だったっけ?

スマホの写メを眺めて、しばし感慨に耽る。

第2期はゴンドラとの別れで一気に落とされ

そしてこの3期「The ORIGINATION」は
どの話も面白くて感動して
最終話が近づくにつれ別れの予感ばかりが過り

観たい様な観たくない様な・・・
でも気になる。
で、2019年11月14日本日最終話鑑賞。

アリシアさんを慕う灯里の涙に
思いっきりもらい泣きしました。

アリシアさんも二人の時間を手放すのが惜しくて
プリマ昇格試験を・・・だなんて(泣

とにかく、素敵な終わり方でした。

次のペアには驚いたけれど、
灯里ちゃんの見つめる優しい眼差しが
アリシアさんと同じって・・・

アリシアさん、どんだけ!って溜め息。

けいおんの☆5とも
ユーフォの☆5とも
リズと青い鳥の☆5とも
宇宙より遠い場所の☆5とも違う

ARIAという世界観での☆5でした!

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 333
サンキュー:

9

ルー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一番好きなアニメ

素晴らしいとしか言えない作品です

終わらないでくれと切に願った作品はこれだけ!
この作品を見て人生救われました

みんなアリシアさんみたいな人格であれば、世界は平和になるだろうなあ

ちなみに人気声優の茅野愛衣さんはこのアニメを見て、声優を目指すようになったらしいです

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 292
サンキュー:

8

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3人娘の成長

先輩の仕事ぶりを見て刺激を受けた灯里・藍華・アリスの3人。
一人前のプリマとなるべく練習を頑張るのであった。

ついに来ました、3期目。
ここで思いっきりネタバレレビューを書こうと考えていたので、もう迷いません!
未見の人はごめんなさいm(_ _)m
がっつりネタバレをします!



未見の人は、ここでストップ!
{netabare}     ↓
重要な事象をネタバレします。それでも見ますか?
{netabare}     ↓
後悔はありませんか?
本当にネタバレですから。



{netabare}外せないのはプリマへの昇格。

まずはアリス。
「会社はあなたのミドルスクール卒業の日をずっと待っていました。
操舵の技術は完璧。懸念されていた観光案内の接客。そしてカンツォーネも。
今日の試験で著しい進化の証を見せてくれました。」
「水先案内業界の次世代を担う逸材であるあなたに対して、ゴンドラ協会は並々ならぬ評価と、強い期待を込めて過去に例の無い大英断を下しました。」
上記は作中の言葉の引用です。
将来を嘱望されていたアリス。
期待されていたのでしょう。
見習いのペアから一気に一人前のプリマへと昇格。
死んだ軍人の2階級特進は珍しくありません。
しかし、今回のアリスの2階級特進は期待の裏返し。
見ている側としても、でっかい驚きと共に感動させられました。

藍華の場合。
晃が二つ名を考えていたところから、昇格が近いのだろうと推測できました。
過去に藍華に勇気を貰った晃。
思い入れが強いのでしょう。
試験の場面は描かれていませんでしたが、
灯里と合同練習ができないとプリマへの昇格を示唆します。
さらに支店を任される事に。
期待の表れです。

最後は灯里。
試験当日に雨が降り、延期を望んだアリシア。
しかし、灯里はアリシアの選んだ日だから、と譲りません。
昼になって雨が上がり、試験が開始。
いつまでも灯里とアリア社長との楽しい生活を望んだアリシア。
灯里の昇格を認めてしまうと、楽しい日々にお別れです。


灯里はプリマ昇格となると共にアリシアは寿引退。
アリシアはゴンドラから降りる事となります。
楽しい日常を過ごしたアリアカンパニーでの日々。
幸せが遠のいたと感じたのでしょう。
結婚という人生のゴール。
私生活の幸せを選び、ウンディーネとしての日常を捨てました。


プリマになった3人の様子が描かれるのは、これから先かな?
しかし、一人前のプリマとなっても3人の絆は不変でしょう。
アイを新人として向かい入れたアリアカンパニー。
これからも華やかなウンディーネの活躍を期待します。{/netabare}{/netabare}{/netabare}

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 289
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21

ズンタカポコテン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わくわく&癒しアニメNo.1

私はあまり同じアニメを何度も見返せないんですがこのアニメだけは3週できました。
これ以上の癒しアニメはありません。
本当にこの世界に住みたいと思いました。

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 191
サンキュー:

6

ゆぶ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1番の作品

3期が1番すこ

投稿 : 2019/10/12
閲覧 : 248
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3

saeko さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言葉にできない

言葉で表せない…が、コメントせずにはいられなかった。 私の生き甲斐です。大好きです。

投稿 : 2019/06/27
閲覧 : 246
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

その、大切な出会いが導いた奇跡

3期は第1話から泣かせに来てます。
1期は、なにもかもわからないていで見るので
名前や設定を覚えるのに一苦労しますが
水先案内人という職業に就いた先輩と後輩の特訓の日々
ふとした何気ない日常が泣かせにきてます。
1期から、涙腺崩壊ですが
2期が1番話数が多くより多くの感動を与えてくれます
ARIAを機になにかが変わった人もいるのではないでしょうか。
そのなかでも、シリーズ最終章となるこの3期は

主人公達の運命に大きな変化が来ます。
アリシアさんの引退
後輩のアリスちゃんの飛び級のプリマ昇格
続いて、藍華と灯里のプリマ昇格
アリシアさんの結婚

プリマ小する時は、本当に感動して
TV越しから皆さん驚きながら涙腺崩壊まちがいなし。

グランマとARIA社長の出会いがなかったら
ARIAカンパニーは設立しないし
なにもかもが始まらない

偉大な存在です。

藍華ちゃんは、アルくんと両思い雰囲気を
出しているのでみてる側としては応援したいです。

天野こずえ先生に感謝をこめて
私はこの作品に出会えていろいろと
気づかされ変わろうと思いました。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 291
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8

リカタン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

癒されるし泣けるし神アニメ

落ち込んだ時みたら
穏やかな気持ちになる
三期目でこれまでのストーリーから
成長して感動
1話1話で感極まりほぼ全話泣いていた
私に素晴らしい世界を見せてくれてありがとう
この作品を見せてくれてありがとう
あかりちゃんの明るさや
アリシヤさんの優しさが
私には奇跡で神アニメです
音楽も癒される。
景色も凄く綺麗でのんびりみれるアニメ

投稿 : 2019/02/18
閲覧 : 327
サンキュー:

10

ネタバレ

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生茶

アクアの猫は、人間の言葉が理解できるらしい・・・突然の新事実!

確かにキャラクターの言葉を理解しているかのような動きはしていましたが、それは雰囲気だけのものだと思っていました(^-^;しっかり設定として明確に存在するようです。



佐藤順一監督の作品では、しばしば"成長"が描かれます。

日常系アニメが"無いこと"にしてしまいがちで、視聴者である僕らも逃げてしまいたくなる"成長"を真正面から描きます。

プリマ以外の選択肢に出会った第4話は印象的です。

そして第9話。

途中から何が起こるかは読めたのですが、最後の最後でまさかの展開になったときは非常に驚き感動しました。

第1期から丁寧に物語を紡いできたからこそのカタルシスが、そこにはありました。
毎度言っていますが、近年のアニメではこれが出来ないのです・・・。



原作漫画を読んでいて、もうひとつの"(個人的)名作アニメの条件"を思い出しました。

それは、「原作コミックの隙間をいかにして埋めるか」です。

アニメのエピソードを思い浮かべながら原作を読むと、いかにスムーズにアニメ化されているかが分かります。

漫画の1話を30分のアニメにするために、尺稼ぎのセリフなどを入れて間をもたそうとして失敗している作品は、枚挙にいとまがありません。近年の{netabare}夏目友人帳シリーズ{/netabare}のレビューで厳しめに指摘していますが、原作の空気と違うセリフのつながりが感じられると、原作が素晴らしければ素晴らしいほど萎えます。

しかし、今作では全く感じません。

"原作にあるエピソードの引き延ばし方"は文句のつけようがないハイクオリティです。

今作は、漫画原作をアニメ化する際の教科書にするべきかもしれません。シリーズ構成の重要性が感じられる話です。



シリーズ全体を通して、"大河ドラマ"と評したくなる大傑作でした。





「The AVVENIRE」という劇場版(OVA?)もあるようなので、視聴するのが楽しみなような
(キャラクターの成長を見るのが)怖いような・・・(笑)

投稿 : 2019/01/20
閲覧 : 322
サンキュー:

8

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ARIA The ORIGINATIONのストーリー・あらすじ

ARIAシリーズ第3期のアニメ作品。水の惑星アクアの観光都市ネオ・ヴェネツィアを舞台に、主人公の水無灯里は水先案内店""ARIAカンパニー""で一人前のウンディーネ(観光案内専門の女性ゴンドラ漕ぎ手)を目指し、日々努力している。業界のトップウンディーネであるアリシアや人間並みの知能を有するアリア社長、ともにプリマ・ウンディーネを目指す藍華とアリスなど、たくさんの人たちに支えられ、灯里はプリマ・ウンディーネへ道を歩んでいく。(TVアニメ動画『ARIA The ORIGINATION』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年冬アニメ
制作会社
ハルフィルムメーカー
公式サイト
www.ariacompany.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/ARIA#.E3.83.86.E3.83.AC.E3.83.93.E3.82.A2.E3.83.8B.E3.8...
主題歌
≪OP≫牧野由依『スピラーレ』≪ED≫新居昭乃『金の波 千の波』

声優・キャラクター

葉月絵理乃、斎藤千和、広橋涼、大原さやか、西村ちなみ、皆川純子、川上とも子、水橋かおり

スタッフ

原作:天野こずえ『ARIA』(月刊コミックブレイド連載/マッグガーデン刊)、 監督:佐藤順一、助監督:竹下健一、シリーズ構成:佐藤順一、総作画監督:音地正行、キャラクターデザイン:古賀誠、脚本:吉田玲子/藤咲あゆな/浦畑達彦、美術監督:田尻健一、プロデューサー:内田哲夫

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