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「重神機パンドーラ(TVアニメ動画)」

総合得点
59.2
感想・評価
117
棚に入れた
525
ランキング
6170
★★★☆☆ 2.9 (117)
物語
2.6
作画
3.1
声優
3.1
音楽
3.1
キャラ
2.8

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☆の総合評価
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重神機パンドーラの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

貴重な中華風なのに地味

『重神機パンドーラ』(じゅうしんきパンドーラ、英題: LAST HOPE、中: 重神機潘多拉)は、河森正治原作、サテライト制作によるテレビアニメ作品。2018年4月から9月にかけてTOKYO MX、毎日放送ほかにて放送された。(wikipedia)

バックグラウンドが中国風という珍しい系統。基本的な作画の質はそれなりに高い。テレビ放送での崩壊度合いは概ね2クールものの平均ぐらいかな。
一応ロボットものというくくりになるんだろうけどイマイチぱっとせず敵もパンチに欠ける印象。
キャラデザは(美形に関しては)そこそこよく出来てる方だとは思うけど悲しいかな主人公が地味すぎる。まさか今どきシリコンバレーな天才キャラを主役に据えるとは。あーいうの最近(と言っても2018年)の〇女子の方々からウケてるの?ジェイ君を主役にしてたらもうちょっとウケてたりして。ていうかせっかくの美形キャラなのにほとんど生かさないなんて勿体ない。エプロン姿はそういうの狙ってたような気がしなくもないけど、姫のおっぱいアピールと打ち消し合い総じてどっちつかずになった感。

作中では今となってはむしろ定番なパラレルワールド(多重次元)設定が要素として加わっているせいか、せっかくのレアな中華風設定が埋もれてしまいかえってありきたりな印象を受けてしまう。狙いとしては悪くなかったと思うんだけど、びっくりするぐらい話題にならなかったのは同様の感想を持った人が多かったからかもしれない。

そして原作なしの2クールものの宿命というべきか、多分途中で設定変えたんだろうなーと思われる箇所がちらほら散見された。
せっかくなんでそれをちょっと考察、疑問に感じたところは以下の通り。

・姫の現在と過去の姿の違い
・姫とフィオナとの関係
・ロンとジークとの関係
・Mr.ゴールド

姫ことセシル・スーの設定年齢を調べてみたのだけど出てこなかった(ていうか公式サイトもう消えてる……)。他のキャラはほとんど年齢設定あるのにこれはちょっと不自然。3話だったと思うけど最初に出てきた昔のセシルの姿は今と大きくかけ離れていて誰だかわからないほど。一方隣に控えるジェイは24歳設定で7年前は17歳だけどほとんど変わらず。そしてこれはレオンもそう。ていうか若いな……ロンですら当時20歳……
というわけで当初見てた頃は姫ってもっと年下の設定だと判断してたんだけど終盤の方で出てきた幼少期はジェイとほとんど変わらない感じ。だけど多分これ途中で設定変えたからだろうなと思っている。根拠としてはいくつか。
まずは主要人物の一人であるにもかかわらず敵役のハオ・ワンにすらある年齢設定が彼女にないこと(つまり公開前に削除したか、年齢を明らかにできない設定上の事情があった)。
さらに普段クールな彼女が小動物のことだけ「にゃんこ」だとか「こっこちゃん」だとか可愛らしい感じで呼ぶ事、指の金属、そして過去姿のバスト。
まあ7年もあるんだから急激に成長してもおかしくはないけど、正直わざわざあれだけ描写を変えたところを見ると多分当初は「翔龍クライシス」でなんかあった設定だったんじゃないかと。そこで一部中身は幼いまま体だけがムチムチに成長したとかだったんじゃないかな。
多分指の金属も一部B.R.A.I化したことの伏線だったんじゃないかと……思ったんだけど何かあれ見た事あるよなって調べてみたら「指甲套」という清朝の后妃の装飾品らしい。理由としては爪の保護、身分の高さを表す、長いのは自分の手を使わずとも生きていけるほど裕福な身分、とのこと……まあ中国文化風ということで取り入れたのかもしれないけど、正直姫の役割と正反対なアイテムじゃね?とは思う。いや、身の回りのことをジェイやケインに任せっきりのところからすればあながち間違ってるとは言えないのか。
そういやケインに肩揉ませたの一回きりだったよね。なんかいやらし~い感じがしたので若い中性的イケメンにその役を奪われたと見た。おじさん(48歳)はアニメの中でも肩身が狭いのです。ちなみにおじさん、最終回だけ声が変わって誰だこれ?って思ったけど、まああれはしゃーない事情です。だけど声変わっただけで全然キャラの感じ変わるんだから怖いねえ。急にガチムチ脳筋キャラにしか見えなくなった。それまではそれなりにやり手なキャラに見えてたのに。

途中フィオナが姫の妹って発覚したけど……これも変えたくさい。先に触れた年齢設定に関しても二人が姉妹ならばどちらも伏せておく必要がない。出自が不明とかなら別だけど少なくとも姫に関しては前市長の娘である設定ははっきりしているし、幼少期をジェイと共にいた描写もちゃんとある。
もう一つこういう裏読みは良くないんだけど、姫の声優が茅野(87年生まれ)に対してフィオナは能登(80年生まれ)。こういう例が無いわけでは無いんだろうけど、最初っから決めてたって感じはちょっとしない。どっちかっていうと当初フィオナに関しては霊化した先祖とか精霊とかその辺だったんじゃないかなと推測。実際役割的にもそんな感じだったし、変なパンダたちはその名残なんじゃないか。ただそういう意味では多かれ少なかれ初めから姫との繋がり設定自体はあったのかもしれない。

ロンとジークの関係性に関してはさすがにちょっとやり過ぎだと思った。むしろ逆によくあんなんやれたなとすら思う。おそらくジークが黒幕の関係者であるってこと自体は最初の段階で大体わかるけど、その黒幕(スポンサー)出してる尺的余裕がなくなったとかなんかであんな無理設定ぶち込んだものと推測。
ネオ翔龍にダークドライブを裏取引的に持ち込んだ伏線とかダグの金の周りとかの話も結局飛んでしまった気がするし。結果それでMr.ゴールドにもしわ寄せが行った感じか。
彼は登場からあからさまに「かませ」な感じだったけど、それを踏まえて見てもあまりに「かませ」役過ぎた。あの独特な風貌も特に説明もなかった。火鍋屋であるということと掛け合わせたという気はするけど、本人あれ嫌がってたのにわざわざ自分からそれをオマージュするような恰好するかね?

レオンと姫の関係についても終盤でもまだ何か浅からぬ因縁を匂わせといて結局回収らしい回収しなかったんじゃないかな。一応続編を見据えてのことだったのだろうか、だとしたら取り越し苦労でした。

総合的に見て悪いアニメだった、とまでは言わないけどちょっと無理筋過ぎたんじゃないかなとは思う。もっともこれは個人的な姫推しが過ぎてややひいき目に見た上での話だけど。クイニーさんも良いんだけどやっぱり個人的には姫が居たおかげで最後まで見終えることができたといっても過言ではないです。そして姫のお陰で今どきパンドーラなんぞの考察を長々やろうと思えるのです。全ては姫のためなのです。

投稿 : 2022/01/28
閲覧 : 362
サンキュー:

1

ネタバレ

Belial さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

事務的に進んでいく

物語は悪くないと思うのだが、主人公たちができごとを淡々と事務的に処理してストーリーを終わらせた感じがして、物足りなかった。オープニング・エンディングが初アニメタイアップのBUMP OF CHICKENだったのは救い。

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 395
サンキュー:

0

さとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:----

河森正治よ…

もうあなたは輝けないのか?
アクエリオンはあんなに面白かったのに…

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 551
サンキュー:

0

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

中華販売用

進化であったり量子云々は問題ないんだけど、とにかく個々のキャラがキャラ立ちがしてない。
特に主人公が魅力ないのが辛い。
本当に中華販売用のアニメなのだろうか?と納得してしまう所。

話が分かりやすい起伏のないストーリーだけどキャラ数も増えない為、中弛みをおこしてしまう。
20話のダグの死から、不死鳥はまだ良かったが、最後の力押しが少し残念。

100点中48点

投稿 : 2019/06/06
閲覧 : 593
サンキュー:

2

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高度な設定・技術もなぜか虚しい

26話、やっと見終わった。

陰陽説をベースとした背景や、超次元を活用したSFチックな設定、
資料集が充実しそうな魅力的なメカやシステム、
CG併用でもそれと感じさせない高品質な描画、と、個々の要素は
褒めるべき点が多い、が、なんだこの売れないアニメ感w

執拗な中華臭、は仕方ないにしても、
まったりと進むストーリーに退屈してしまったような。
18話くらいで本筋に集約してもいいのでは。

最後に、全部を家族愛で片付けるのはやめて欲しかった・・・
久しぶりに鑑賞時間損した気分。

投稿 : 2019/05/24
閲覧 : 1099
サンキュー:

2

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

河森作品なんだがつまらんかった 無理

変形ロボが出てくる河森さんアニメです。マクロス、アクエリオンじゃないもの。
きっと面白いだろうと序盤難しい感じだったけど4話の10分が限界でしたw

何を描こうとしているのか、分かりづらい!なにかしらシンプルな引き込まれる要素がほしかった。
キャラもいまいち魅力がない。音楽も菅野さんじゃないよね きっと 間違ってたらすまん。

河森さんの次回作待つことにして今作は断念。

投稿 : 2019/04/10
閲覧 : 1027
サンキュー:

2

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

仮SFスーパー英雄(?)列伝52

よ~やく最終回を見終わりました(って、今頃?)

途中で何話か観れなかったせいか、訳分からなくなって視聴をやめようと思った事が何度あったことか(おいっ)
この作品、音楽がいいし、声優も豪華なんですけど、これっていうものが無いというか、印象が薄い感じなんですよね。
でも、何か引っかかるところがあって、最後までゴールでしました(苦笑)

「黙っていてごめんクロエ。ジークはやっぱり広中雅志さんがベストなんだ。ジークの声は僕やクロエが知っている子安武人さんや梅原裕一郎もいる。だけど・・・」
あれっ?セリフが違うって(汗)いや、このジークもジークフリードでジークだし、でもぬいぐるの名前だったとは(おいおい)
で、最終回に唐突に現れ、作戦を邪魔するブタいやイノシシがブタもおだてりゃ木に登るアレに見えたのは気のせいでしょうか。
いや、ホント、こういう細かいところが何故か気になって(こらーっ)
あと、この作品でケイン・イブラヒーム・ハサン役を演じられた石塚運昇さんが8月13日に亡くなられたのがショックでした。
最終話の玄田さんはあまり違和感が無かったですけど、しょうがないとはいえ出来ることなら最後まで石塚さんで見たかったです。

おまけ
天地人
「あーっ、やっと感想書けたか」
「あにこれ契約第1条(えっ?)かならず録画した作品はキチンと観る」
「あにこれ契約第5条(ギクッ)あまり思い入れがないといってネタに走らない」
「あにこれ契約第8条(ま、まだあるの?)サンキューは必ずする」

投稿 : 2019/03/19
閲覧 : 486
サンキュー:

6

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

中国絡みは花澤さん結構出るね・・・

オリジナル作品。
まぁ、とにかく2クール視聴進まなかったなぁ・・・自分が2週間以上かかるのあんまりないんだけど・・・。別にこれが気に入らないとかないんだけど・・・面白いかといわれるとねぇ。とりあえずパンダ絡みの能登さんがよかった・・・うん、パンダがね・・・(笑)。


私のツボ:多重世界が認識されれば別世界の気に入らない奴を殺しても問題ないという事なのか・・・。

投稿 : 2019/02/02
閲覧 : 534
サンキュー:

2

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

視聴に忍耐を要するけど、重厚で見応えあり

2018年4月~9月放送のTVアニメ。全26話。
ロボットアニメが見たくて視聴決定しました。

全体としては良く出来ているのだけど、非常に地味かつ難しい内容で、視聴に忍耐が必要かも。
物語は6話のクイニーの過去あたりからは引き込まれましたが、最初は掴み所が無くちょっと困惑しました。

声優さんは良い意味で盤石な配役でした。
クイニー役の花澤香菜さんは、私がこれまでにあまり見たことのないタイプの配役と演技だったのでとても楽しめました。
ジーク役の中村悠一さんも老獪な演技が印象に残りました。

作画はちょっと不安定ですが、キャラの仕草や表情の付け方が好みだったので最後まで楽しめました。心理変化をちゃんとお芝居に反映していたのが好印象でした。
ビジュアルで一番気に入ったのは背景ですね。中国の都市部(主に重慶)がモデルだそうです。高層ビルと伝統的な街並みが入り交じる雑多で生活感の強い街は独特で魅力的。
本作は中国のプロデューサーから企画を持ちかけられて制作されたという経緯があり、そのため陰陽思想や中国の文化が強く反映されています。私は異国の文化がアニメで描かれるのは何でも好きなんですけどwそれだけじゃなく、独自の文化・習俗が背景にも良く描き込まれ、キャラクターの志向にも反映されていて、ネオシャンロンを守りたいという説得力に繋がっていたのがとても良かったです。

音楽はOPとEDが秀逸。流石バンプですな!アニメーションも演出が上手で好き。
挿入歌もこだわっていて良かったけれど、個人的にはBGMの方が印象的だったかもしれません。

キャラクターも地味ながら個人的にはなかなか好み。皆地に足の着いたキャラクター付けで安心して見られました。
{netabare}
よく考えたら、主人公が24歳だしクロエ以外は皆20代なんですよね。組織での立場や責任、過去の重さに相応しい人物像が描写出来ていたということなのでしょう。
中心となるレオン、クイニー、ダグの3人も良かったですし、クロエ、グレン、ジェイといった彼らを支える側の描写も素晴らしかった。家族(コミュニティ)の再形成を描くために、各キャラクターが過去と向き合う展開が丁寧に積み重ねられています。


最初はどのキャラクターも自分の目的や報酬によってネオシャンロンに集まるので、和やかな雰囲気はありません。しかもネオシャンロン市長であるセシルも冷たい印象が強く、都市防衛軍の中でも指揮をとるジェイと実働部隊のグレンも足並みがそろっていませんでした。
ですが相互理解が深まるにつれ良い人間関係が構築され、よりよい結果に向かって行く。
第11話で、過去にレオンがロンから「頭と体は別個のものではない。生活や習慣を変えれば思考も変わる」ということを教わっています。当時レオンもそれで変わりましたが、7年経ってネオシャンロンという場所で食事と寝床を共にし、笑ったり怒ったりを積み重ねて、パンドーラの全員が変化していくのがとても良かったと思います。


メインキャラクターは皆、シャンロンクライシス前後に様々な理由で家族や大切な人を失っています。過去の家族の喪失を乗り越え、この物語の中で新しいコミュニティの形成(新しい家族の獲得)がなされる。

その象徴となるのが、レオンとクロエ(後には全員)の間で取り交わされる「家族契約」です。
レオンはもともと、量子リアクターの暴走事故「シャンロンクライシス」を起こしたとして市街地から追放されており、当初ネオシャンロンの住人たちとはなかなか打ち解けられません。
ですがクロエだけは、レオンを肯定的に受け入れる。最初に手を差し伸べたのはレオンの方ですが、それでもレオンの変化にクロエとの家族契約は必要なものでした。ロンや量子リアクターのことで過去を引きずるレオンにとって、クロエは「日常」「現在」「未来」といったものとの接点です。

パンドーラの隊員としてもクロエは皆を生活面で支え、戦闘行為やハイパードライブといったものから皆を「日常」に引き戻し続ける。自分のペースを崩さずチーム内の誰よりも地に足がついていて、自分の置かれた現実をまっすぐに受け止める強さがあります。兄の死をきちんと受け入れて実感として持っているから、ジークのことを知っても揺るがない。
ジークの中にロンがまだ存在するかもしれないと思って迷うレオンや、恋人の死を受け止めきれないダグとは別の視野を持っているのがポイントなのですね。

メインキャラクターの中で最も過去を引きずっているのがダグです。
「愛し合うことで共に人間になった」エミリアを失えば、確かにそう簡単には立ち直れないでしょうね…。子猫にエミリアの名を付けたのも心残りの表れ。
ですが今目の前にいる猫のエミリアを大切にすることが、ダグにとって彼女の死を受け入れる最初の一歩でもあったのかな、と。(それはともかく猫のエミリアって本当に猫らしい動きしますよね…今はこちらに興味が無いんだなって諦めた瞬間に引き留めてくるっていう…飼ってた時よくあったなあw)
ダグにとっては、エミリアがいなくても人間として生きていこうと決心するまでの物語だったと思います。
{/netabare}

最初はロボットアニメとしては魅力がよく解らなかったのですけど、あるツイッター感想で「『有機的なものと無機的なものの融合』が表現されていたのが興味深い」というようなことが書かれていて、凄く腑に落ちました。
説明がわかりにくい所もありましたけど、陰陽思想、科学、哲学、生物の進化など、様々なものが混在するまさしく混沌とした見応えのあるアニメでした。


話は変わりますが、ケイン役の石塚運昇さんが8月に鬼籍に入られ、最終話のみ玄田哲章さんがケインを演じられました。遅くなってしまいましたがご冥福をお祈りいたします。
このアニメ、丁寧に作られたとても良い作品だったと思いますし、リアルタイムで追えて良かったです。(2018.11.22)

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 660
サンキュー:

7

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

狂気の進化は胡蝶の夢を見る

あらすじ

{netabare} 中国の都市“翔龍(シャンロン)”で起きた“量子リアクター”の暴走事故により
生物たちが機械をも取り込み“B.R.A.I(ブライ)”へと脅威の超進化を遂げた近未来。

激変する環境に取り残された人類が、
“ネオ翔龍(シャンロン)”などの絶対防衛都市に籠もり
生存を賭けた戦いを繰り広げるSFロボットアニメ。{/netabare}


量子論や宇宙物理学などで真理の探究を試みる途上。
有と無、混沌と秩序……。
いよいよ二元論も交えた万物の根源への到達が見え始めた時。
ふと古代の思想家もまた、陰と陽、始まりと終わり……。
こうした思索の中で、現代の科学者が肉薄した
宇宙の真理に最接近していたのではないか?
そんな夢想を抱く瞬間があります。

中国資本も導入して制作された本作もまた、
科学と陰陽論などの中国古代思想との交錯から着想が生まれたSF作品だと思われます。


加えて、生物の進化は時々、
無数の多次元世界という選択肢から
ベストなルートを取ったとしか思えないほど驚異的である。

さらに、多次元世界をも取り込んだ狂気の進化に追随した時、人は人でいられるのか?
人間やめずに加速する世界で生き残ることができるのか?

私にとっては、こうした量子論や進化論と古代思想を調理して生まれる、
視点の数々がスリリングなSF作品でした。


ただこの作品、構成、特に序盤が非常によろしくない印象。
最初の数話を科学者の主人公視点から世界観を伝達していく流れなのですが、
アニメでも使い古された量子論や多次元世界などの科学設定を、
エキセントリックな科学者の言動などを通じて伝えられても正直退屈でした。
シュレディンガーの猫とか見飽きたし……といった感じで私もリタイア寸前にw

加えてセリフ回し他、脚本も立ち上がりが特にぎこちなく……。
まるで故障明けの先発投手がいきなり四球連発で
無死満塁のピンチを招いたかのような自滅ぶり。
スタッフどうしちゃったの?やっぱり資金提供した中国に媚びただけのテキトーなアニメなのか?
と序盤は私も苛立ちを覚えながらの視聴でした。

倒れ気味のロボットアニメの看板の面目を保ちたいギャグにしたって、
必殺技に{netabare} 「多次元パ~ンチ」{/netabare}はないですw

私も五話辺りで、女性格闘家の視点から、中国の伝統思想と科学の交錯が計られ、
猫が白と黒、陰と陽を併せ持ったパンダになる頃になって、
ようやく視聴の意義を見出した感じでした。

BUMPの主題歌と何より西沢幸奏さんのシビれる挿入歌が無ければ、
私も完走できなかったかもしれません。


私見ですが、本作の場合は科学からの導入より、
女子格闘家辺りに主人公を設定して、
ローカルな中国伝統ネタから入って行った方が特色が出せたのかもしれません。
或いは“混沌”がもたらした災厄と苦闘の歴史を太古の昔から、
古代編、現代編、未来編でスペクタクル巨編として描いてみるとか。
ただ、それだとロボットアニメやめなきゃなりませんがw
設定上、機体を捨てられないジレンマも多々感じました。


世界観組み立てに用いられた諸要素に元々興味があった人間ですらこの有様なので、
数話我慢すればきっと面白くなるはず!とは私には保証しかねます。


萌えとは違うユルさの提供を試みた?中華料理と“家族”団らんの描写も特徴的だった本作。
ただこの近未来の料理素材は所詮マシンをも取り込んだ超生物“B.R.A.I(ブライ)”
堂々とメタルチップが異物混入するエビなどが料理提供され飯テロも不発気味w

古来よりあらゆる具材を医食同源の論理に取り込み完食を強いてきた……。
中華料理もまた狂気なりw

投稿 : 2018/10/31
閲覧 : 683
サンキュー:

19

ぺー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

軽印象なパンドーラさん 2回目会っても誰かわからない

2018.7.18記


16話まで視聴し撤退しました。

印象が薄かった本作において評価したいことが一点。
OPEDを担当するBUMP OF CHICKENの両曲がいずれも良いです。
1クール中は発売/配信されず、けっこう後になってDLしたような。そんなにがつがつDLするタイプではありませんが、これはDLしました。BUMPの魅力が詰まった曲となってます。

【ロボ?VS異形のもの】
異形のものは、とある事情でバイオ異変が発生したのち、猛烈な進化・分岐を繰り返していつの間にやら生態系の頂点にでも立ったかのような元動物や元植物のみなさん。人間がやらかして発生したバイオハザードという設定は広げようによっては面白みがあったと思います。

世界観や設定は独特なものがあり、
豪華声優陣を揃えており、
とつかみは悪くなかったかもしれませんが、1クール終っても目を引く回がなく、そこそこのキャラ数なこともあるのか、主人公と取り巻き以外の顔と名前がなかなか一致しません。当然ながら、特にキャラにも思い入れがなかったこともあり視聴を継続する理由がなくなりました。

引き込まれるモノがないからだんだんとながら見になることで、途中途中記憶があいまいとなって、さらに入り込めなくなる。
もしかすると面白いシーンやナイスな伏線など見逃してるかもしれないと思うと、ながら見はいかんなと1クール費やして学習した次第。

とはいえ今さら振り返るのもしんどいのでやっぱり撤退します。


 
-----
2018.10.26追記
《配点を修正》


河森監督への思い入れによって評価が変わるのであろうか?
当方、事前知識としてはこの有名クリエイターを存じ上げず、またchina資本であることも知らずの、まったくの先入観ゼロで臨んだ作品でした。
びっくりされるかもですが、マクロスもまともに観たことがありません。中島愛さんがステージで「キラッ☆」って言ってもピンとこないタイプ。

ロボ系に免疫がないため、ちょこっと物語が面白ければほいほい着いていったと思われるのに、そこまで至りませんでした。

作品の魅力の薄さか?そもそも嗜好がロボに向いてないのか?

今回は前者のほうだと思ってます。マクロスはどこかで観ておきたいな。

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 701
サンキュー:

28

レイン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

オープニングとエンディング曲は良かった。

河森作品はAKB0048以来2本目かな?
マクロスシリーズは「愛・おぼえていますか」以外は見ていません。

物語は新しいところがないし
ワクワクもドキドキもない。
3話まではなんとか見ましたがつまらなくて
全話録画してあったので途中を飛ばして12話を見たけどやはりつまらない。
最後に最終話も少し見て断念。

何がしたかったんだろうって作品でした。
自分は河森さんの監督作品は合わないのかな?と再認識する作品でした。

投稿 : 2018/10/26
閲覧 : 302
サンキュー:

3

衛狸庵 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

馴染めない

中華資本の日本製アニメ。
中華資本が入ると中華風にしなきゃいけないのかね。
その時点で物語に入り込めない。
なぜなら、中国って「悪」のイメージが強く、正義ぶった事を言っても白々しいだけ。文革・天安門での自国民の虐殺、尖閣諸島、南沙諸島の理不尽な侵略、チベットやウイグル地区で行われている民族浄化の虐殺。
遠い昔の事ではなく今の話なんだよね。

中華風でなければそりなりに楽しめたかも。
ただし、文系が意味も考えず理系の言葉ならべて設定した世界観の薄ぺらい事。
いっその事「魔法」って事にすりゃいいのに。

声優さんは悪くない。能登さん出てたし。

中華がすべて嫌いと言う訳ではない。
セントールの悩みや兄に付ける薬など無いは楽しめた。
Products of Chinaではないだけ「支離滅裂」感は無いが、盛り上がりもしなかった。

投稿 : 2018/10/09
閲覧 : 270
サンキュー:

3

ネタバレ

tiki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトル

{netabare}
第001話 進化する破壊者
第002話 箱を開けし者
第003話 2038 ネオ翔龍
第004話 咆哮突破作戦
第005話 頭上の敵
第006話 哀と復讐の翼
第007話 幻影の熊猫
第008話 雨の死角
第009話 虎の目
第010話 紅蓮の追想
第011話 Dr.ロン・ウー
第012話 赤い死神
第013話 渾沌の叫び
第014話 怨念の塔
第015話 黄金の鬼神
第016話 変革者
第017話 従者の誇り
第018話 重なる刃
第019話 覚醒の始まり
第020話 天空の標的
第021話 響き合う魂
第022話 閉ざされた山
第023話 生命の環
第024話 進化の果て
第025話 黒き輝き
第026話 選ばれた未来
{/netabare}

投稿 : 2018/10/08
閲覧 : 405
サンキュー:

2

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

契約の時、希望は彼らに託された―

ネオ翔龍近郊のバラックで暮らすレオン・ラウは、妹のクロエとともに日々をたくましく過ごしていた。量子リアクター研究者であるレオンは、「翔龍クライシス」によって突如世界に生み出された特異進化生物B.R.A.Iに対抗するべく、独自の研究を続けていた。だが予期せぬ大型B.R.A.Iの襲来が、レオン達の運命を一変させる所から物語は始まる。
-----------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラもそれなりに魅力的デス。
ストーリーは何か難しいデス。
でも、最終的には家族、人との絆のお話だったように思います。
独特な世界観で描かれており、全体的にバタバタした割には印象が残らなかったように思います。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 196
サンキュー:

2

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただのロボットアニメじゃない

 ロボアニメ=戦士が操縦するタイプを想像される方がほとんどだと思います。けれどこのアニメは想像の上を行くアニメです。それぞれの葛藤があり思いがありだんだんと強い絆で結ばれる経緯に切なくなったり心温まったりしました。敵のロボットが昆虫や見かける生き物ばかりで面白かったです。数が沢山いると気持ちが悪いですがね。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 223
サンキュー:

4

まのり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

たまに良い展開が来るので切りづらい

基本的にはながら見で、惹かれる要素はあるもののそこまでという感触で見ていたが、クール終盤の展開やキャラの見せ場の回などでは物凄いポイントを稼いでくる。
ただ総合的に見るとやっぱり微妙だったなあという感もあるので、最後まで見たのは運だったかもしれない。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 204
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1

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

2クール通して平板だった

しかし、河森監督が何を描きたくてこれを作ったのかと考えると、なるほどなぁって気に、ならなくもないかな、ってとこですかね。
それに、彼の本職が新しいロボットを作り続ける職人のようなものだとすれば、その発表の場としてこういった凡作も必要なのかもしれないのかな、と。まあそれなら1クールでも良いのではとも思うけど、それは彼の名前の力が強すぎて云々という内幕が想像されてなんというか・・・

個人的にはクロエでもクイニーでもなく、フィオナが好みだったかな。

運昇も急いだよな・・・ああ、急いだ急いだ

投稿 : 2018/09/28
閲覧 : 259
サンキュー:

2

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なげえぇ・・・

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:これ、マクロスっしょ?な?www歌と三角関係のないマクロス。きっとそう。
期待度:★★★★

全然マクロスじゃなかったけど、なんか終始説教臭く、なんかピンチになると天才(笑)ラウの機転で乗り越えていくだけ。
家族がどうとか。もうね2クール掛けてけっきょくそれ?、みたいな。

投稿 : 2018/09/27
閲覧 : 325
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11

ネタバレ

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

声優だけ豪華ですね。 54点

2クールとしては、大きなターニングポイントが無く、一本道をただひたすら歩くイメージの作品でした。

声優は人気どころを起用し、CGを多用した戦闘シーンが売りなのかと思いますが、キャラクターの名前や雰囲気、話し方を含めて、視聴ターゲットがいるのだろうかと思いました。
CGはメカのデザインには良いかと思いますが、技術的には良いイコール、デザインが好きにはなる訳ではないので、正直微妙な印象ですね。

家族契約がPVからキーワードとして、散々使用されていましたが、着地の仕方が陳腐過ぎでした。

ストーリー自体が取っ付き難く、会話もセンスが無いので、2クール視聴することはかなり過酷な作品かと思いました。

投稿 : 2018/09/27
閲覧 : 169
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3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

契約の時、希望は彼らに託された…

河森さんのTVアニメ作品といえば、マクロスΔ以来でしょうか…?
マクロスΔは、2016年の放送なので「もう2年も経つのかぁ…」という印象です。

マクロスΔといえば、ワルキューレの人気が絶大でアルバムのリリースやライブ活動が今でも行われている上、先日『劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ』が公開されており、常にマクロスを身近に感じているからなんでしょうね。

こちらの作品も粒ぞろいの声優さんが出演されています。
奈央ぼう、花澤さん、かやのん、能登さんに瀬戸麻沙美さん…
この顔ぶれ…もう溜息しか出てこないですよ^^

この物語の舞台は、2038年の中国…
中国の翔龍(シャンロン)で、7年前に次世代エネルギー装置「量子リアクター」の爆発が原因で、世界中に人類を襲う特異進化生物「B.R.A.I(ブライ)」が出現してしまったんです。

翔龍での爆発から7年後、当時の事故を引き起こした張本人でこの作品の主人公であるレオンは、翔龍を離れて家族契約を交わしたクロエと一緒に暮らしていましたが、ある日突如襲ってきたブライに対し、レオンは対ブライ用に開発されたハイパードライブを起動させ敵を退ける事に成功したのです。
この件がきっかけとなりレオンはネオ翔龍への帰還が認められると共に、ネオ翔龍防衛軍が組織した特殊部隊パンドーラに加入することになり、物語が動いていきます。

マクロスΔの頃から、中華系の場面をよく見るなぁ…と思っていましたが、この作品は、河森監督と親交のある中国のプロデューサーが企画を持ちかけたのがきっかけになっているそうです。

河森作品の目玉となる今回のロボットは、多目的可変ビークル「MOEV(モーヴ)」と呼ばれる人型ロボットに可変する乗り物です。
このモーヴを駆使してブライと交戦するのですが、この作品の最大の特徴は戦う理由が単なる「敵味方」だけではないということです。
具体的な内容については是非本編で確認頂きたいと思いますが、存在理由、種の保存など生物が存続していく上で必要な営みは不可欠ですし、欲望や憎しみといった感情でも生物は戦う理由に位置付けることができます。

言葉が通じなくても、意思の疎通は図れなくても生物って戦えるんですよね。
寧ろ意思の疎通を図りながら戦う種族の方が少ないかも…
人間以外の生物は食物連鎖の範疇で、生きるための戦争を日々行っているのですから…

でもこの発想や視点は、人類がピラミッドの頂点に君臨しているからだと思います。
この作品の中では、人類よりブライの方が優位なんです。
進化も修正の早さも人類とは比べ物にならないくらい違いがあるんです。

進化に取り残される感覚…って、こういう感じを言うのでしょうか?
昨日通じた攻撃が今日はもう通じない…
それって、「自分の大切なモノを守り切れない」と同義だと思います。

そしていつも話をややこしくするのが、人類同士の負の感情から生まれた闘争心…
時には復讐、時には排他的な考えを持たない人はきっといないと思います。
そこまで聖人君子の人なんて多分いません…
でも、それを理性でコントロールしている人はきっと大勢いるんだと思います。

ブライを巻き込み人類同士が始めた大喧嘩…どの様にして矛を収めるのか、気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
ここで言えるのは一つだけ…
物語の展開は決して単純ではありません。
縦横無尽に動き回る展開はどこに向かって収束しているのか…?
きっと予想だにしない結果が待ってくれていると思いますよ。

オープニングテーマは「シリウス」
エンディングテーマは「Spica」
どちらもBUMP OF CHICKENさんが歌っています。

この作品の挿入歌が格好良かったので記載しておきます。
西沢幸奏さんの「Meteor」「New Generation」
中島愛さんの「悲しみと共に」
佐々木詩織、A.O.Iさんの「ギリギリDESTINY」
個人的には西沢さんの歌った2曲がお気に入りでした。

2クール全26話の物語でした。
途中、中だるみがなかったと言えば嘘になりますが、終盤から加速度的に面白さが上昇する構成になっています。
特に終盤は人間関係含めて激アツなシーンが目白押しです。
物語の内容についても、腑に落ちた着地点だったと思います。

最後に、ケイン・イブラヒーム・ハサン役を演じられた石塚運昇さんが8月13日に他界されました。
謹んでお悔やみ申し上げる共に、ご冥福をお祈りいたします。

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 630
サンキュー:

13

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

通勤のいい時間 潰しになった

通勤のいい時間 潰しになった

投稿 : 2018/09/22
閲覧 : 210
サンキュー:

3

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

<45> 川森正治の理系男子リアル ロボットもの。中国向けかな。

3 話まで。時間ないんで視聴終了。妹キャラは好きだけど、全体に粗め。中国向けかな。

<55> 川森正治の理系男子リアル ロボットもの。
1 話視聴。
リアル ロボットもの。
理系男子、というか天才科学者が主人公。世界や設定はそこそこ、ほんのり中華風。敵はいまひとつだけど、お話はきっちり動くし、それなりに燃える展開。合体しそうな雰囲気も。
てゆうか、ビバップのおじさんとかぶり過ぎだろ。

投稿 : 2018/06/02
閲覧 : 286
サンキュー:

4

ネタバレ

とろとろとろろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

スタイリッシュ糞ロボアニメ

案外おもしろい。
ストーリーや設定はどうでもよくて、キャラの魅力だけで頑張ろう的な?

{netabare}主人公はあれだな、よくいる「車に乗ると人格変わっちゃう」タイプ。
序盤から登場人物多くて展開も早くて、キャラの把握に若干苦労する。
まぁ主人公とその妹?を見てるだけでも十分楽しいけど。

一番糞なのは、せっかくのCGなのにロボットの戦闘シーンがアレなこと。
もっとしっかり動かせよwww{/netabare}

同じく意味不明な怪獣に襲われる「ダーリン・イン・ザ・フランキス」
よりは期待してる。
(あっちはもう見てないけど)


・6話目
とうとうお笑い糞ロボアニメになってしまったか。
潮時らしいのでこれにて終了(笑

投稿 : 2018/05/03
閲覧 : 351
サンキュー:

5

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

河森さんの迷走止まらず。。。

「アクエリオン」や「マクロス」の続編が尽くコケたので苦し紛れに作っている感が半端ではない。

ロボットアニメの需要はほぼ底が見えてしまっているのと、ネタが切れている感じが見ていて非常に痛々しく思います。

作家には旬の時期と衰退期があるのでもはや衰退しているロボットアニメ業界をヤジった意味で「宇宙戦艦ティラミス」があるわけなので、ここで一発革命を起こさないと本当にロボットアニメは終焉するのではないでしょうか?

「重神機パンドーラ」には残念ながら革命を起こすだけのパワーが見当たりません。

投稿 : 2018/05/01
閲覧 : 365
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16

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

ZOID / Transformer in T4 world

最近多いですね、こういうあからさまなCG画。苦手なんです、安っぽくて。
人物画はCG丸出しという感じではないのですが、残念ながら好みではないです。

タイトルからして昭和の少年向けロボットアニメって感じですが、その想像は1話を見る限り、さほどその印象から離れていないようです。

いきなりストーリーが始まるので何がどうなっているのかよくわからないし、説明のあった生物とロボットが融合して進化云々とか(僕が小学生くらいの頃なら受け入れられたのかもしれないけど)腑に落ちないです。アニメだから色んなフィクションを受け入れるのは前提なんですが、それでも受け入れられる世界観と、そうでない世界観があるんでしょうね。もちろん、受け入れられる人もいるでしょうし、受け入れられたら評価ももっと上がるのだろうと思います。

登場するメカはトランスフォーマーのような、ZOIDのような…。んで、闘う世界はTERMINATOR4みたいです。深夜じゃなくて夕方か日曜日の朝に放送した方がしっくりきそうな雰囲気。

東山奈央や花澤香菜とか豪華な声優陣ですが、やっぱりそれだけでは視れないですね。
ということで、申し訳ないけど1話で退却させていただきます。

投稿 : 2018/04/21
閲覧 : 305
サンキュー:

5

ジョナサン さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:今観てる

はー。

つまんない。期待はずれ。クソ作画で残念としか言うようがない。

投稿 : 2018/04/19
閲覧 : 189
サンキュー:

1

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

マクロス的なアクエリオンな何か。

詳細は公式でも。

なんかマクロスとかアクエリオンの監督が
手がけているそうで。

そのへんに共通する、とにかく何ら説明を
せずにいきなり物語を始めるというのは、
この作品も踏襲しています。

初回だけ観ると、何か何だかサッパリ…

人間と別ルートで進化した特異進化生物
「B.R.A.I」に対抗する特殊部隊の物語と
いう感じみたいです。

でっけえカニみたいなのが出てきて、メカヲタ
みたいな主人公が「起動のカギは僕だったのか」
みたいな感じでロボに乗って倒すわけです。
ここまではガンダム大地に立つ展開ですね。

なんだろ。良く言えばぬるぬる動くロボと
「B.R.A.I」。悪く言えば、CGの動きが
PS4のゲームみたいで、なんか軽い。
モンハ◯のモンスターみたい…

初回は普通普通&普通でした。
しばらく様子見です。期待してるのになぁ…

=======第2話視聴後、追記です。

う~ん…
なにやら小難しいことをいろいろやってますが…

致命的なのは面白くないということです。
この世界観にもまったく没入できませんし。

マクロスΔのときも感じたのですが、
とにかくキャラいっぱい出して、バタバタっと
場面が動いていって、それぞれのキャラが
深そうで大して深くもないセリフを上っ面で
ダーッと話していくだけという。

なにやら奥が深そうに見えて、そうなのか?
実際はそれほどでもないんじゃないか? と
感じてしまう。

それにしても、監督?なのか、ホント中国
大好きよね。マクロス初代もリン・ミンメイが
ヒロインだったし、マクロスFもランカ・リー
だったし。

次回で判断します。

=======第3話視聴後、追記です。

どうにも世界観に入り込むことができませんでした。
純粋に面白くないの一言。

ここから巻き返せる感じもしませんし、
ここらで引き揚げさせていただきます。
お好きな方には申し訳ありません。

投稿 : 2018/04/19
閲覧 : 305
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

お~、これはまた

いいですね~(笑)
こころがウズキますね~
ロボット、怪獣、、
人が搭乗する手の生えたドローンみたいなやつ、
なんか好きですよこのアニメ、はい
今シーズンも面白いアニメが、多いですね!
なんかいきなり始まったのに、
すんなり世界観把握可能ってのがスゲー
キャラの皆さんも特徴的でわかりやすい!
名前覚えなくても問題ない!

扇子の形やべーなオイ(笑)
衣装や小物のデザインに、未来感が出てますよね!
面白いですね
叫んでるし!
うおぉー!みたいなのがね
ロボットの動きもダンスっぽくてカッコイイですね
メカのデザインも良い感じですよ、はい

セリフが面白い!
語呂とリズムが良いんです!
言葉選び、単語の並べ方、センスいいなぁ
声優さんもお上手ですね~さすがです
これはもう、お気に入りに登録でしょう
第2話も、飽きねえな~!(笑)

エンディング曲も良いですね
バンプオブチキンさんって起用ですね
こんな感じの曲も歌えんのか~
すげ~

投稿 : 2018/04/17
閲覧 : 209

shoratio さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

少し残念なSF系ロボアニメ?

2話まで視聴し、断念。

世界観に上手く入り込めず。不思議と次も観たい!と思わせてくれない。科学要素が分かりにくいのかな?何か違和感を感じるのは確かなのだが、言葉でうまく説明できない。

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 223
サンキュー:

1

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重神機パンドーラのストーリー・あらすじ

2031年、「翔龍クライシス」の影響を受け、人類が絶滅寸前まで追い詰められた世界で、
クイニー・ヨウは道場の仲間たちと共に修行に励んでいた。
自分の「強さ」を見つめ直す毎日。それは突如として崩れ去った。
仲間を守ることが出来なかったという事実は彼女の心をひどく苦しめた。

7年後、クイニーはバウンティハンターになっていた。
一門を失ったという現実と向き合いながら彼女は荒野を行く、今日も『敵』を探して(TVアニメ動画『重神機パンドーラ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年春アニメ
制作会社
サテライト
主題歌
≪OP≫BUMP OF CHICKEN『シリウス』≪ED≫BUMP OF CHICKEN『Spica』
挿入歌
西沢幸奏『Meteor』

声優・キャラクター

前野智昭、東山奈央、花澤香菜、津田健次郎

スタッフ

原作:河森正治・サテライト、キャラクター原案:江端里沙、総監督:河森正治、監督:佐藤英一、重神機デザイン:河森正治、シリーズ構成:根元歳三

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