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「はたらく細胞(TVアニメ動画)」

総合得点
85.0
感想・評価
984
棚に入れた
4817
ランキング
253
★★★★☆ 3.7 (984)
物語
3.6
作画
3.6
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.8

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☆の総合評価
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はたらく細胞の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

楽しく学べる学研アニメ。血小板に萌えてる奴、出てこいや!

アニメにおいて擬人化はつきものだ。動物なんてもはやベタの領域に入り、国や戦艦、武器に宝石、はたまたゲームハードといった物までなんでもありな領域に入っているジャンルと言っても過言ではない。
その中でこの作品は「細胞」だ(笑)これより小さい物はあとは分子や原子といった領域に入り、擬人化の中ではこの作品より小さい物は恐らく現れないだろう。私たちにとって最も身近ではあるが目で視ることは難しい細胞。この作品は「体内で起こっている出来事」を描いている。

【この娘が可愛い:擬人化された細胞たち】
『赤血球』は血中にある赤色の細胞であり、肺から得た酸素を全身に行き渡らせてから二酸化炭素を回収してまた肺へ送る重要な働きを持つ。その姿や役割を「配達員」に擬人化しており、主にざーさんこと花澤香菜さんにやらせているのだから驚きだ。この作品は我々に赤血球で萌えてもらおうと言うのか(笑) そのデザインも素朴な範囲に収まっており、俗っぽく書けば「芋かわいい」。赤という派手な色をメインカラーとしているからこそ服飾は大きく着飾らないことでバランスを保っている。そしてキャスケットの様な大きめの制帽が彼女らのトレードマークだ。
この作品のキャラクター数は非常に多い。当たり前だ、なにせ細胞である(笑) 主人公である白血球とヒロインの赤血球を中心に、可愛い幼女な血小板、オラオラ系なキラーT細胞、癒し系なマクロファージetc.普通の1クールアニメならば捌けない数のキャラクターが出まくっている。
しかし、1人ひとりきっちりと印象に残る。見た目のデザインは細胞そのまんまな色の印象や外見であり、そのまんまだからこそ分かりやすく記憶に残りやすく、更に演じている声優(役者)の方々にはベテランの方が非常に多い。
櫻井孝宏、早見沙織、小野大輔、 田村睦心、中村悠一、井上喜久子、岡本信彦、川澄綾子、杉田智和、石田彰、小山力也etc.中堅からベテランまで色々な方が1話しか出ないような細胞を演じることできっちりと「印象」に残る。さらに血小板ちゃんには長縄まりあが命を吹き込み、大谷とも釘宮とも違う中毒性の高いロリボイスで視聴者を魅了する。その豪華にキャスティングされた声優の演技とその声の特徴が光る作品でもあるのだ。

【ココが面白い:体内で起こる大事件】
本作は人の体内で起こってる出来事を描くのだが、別に生々しく内蔵がどくどくと波打つ様子が描かれるわけではなく、全て「人間社会」に有る物に置き換えられている。血管はタイルの敷き詰められた歩行者天国、弁は改札、そして気管支はロケット射場といった具合だ(笑) 
細胞にとって体内は広大な街であり「世界」そのものである。人間にとってはちょっとしたケガや病気であってもそれは建物や道路が災害の様に壊れて世界を揺るがす一大事であり、だからこそ様々な細胞が決死の雰囲気で目まぐるしく動く。その実際に起こっている字面と細胞の世界で起きる絵面とのギャップが実におかしく面白い。
人体が傷を負えば繁華街に大穴が開く。そこから空気中にいたであろう「細菌」が悪の軍団の如く襲来する。その細菌がどういった害を及ぼすのかを白血球が自然に、或いは不自然に(笑)解説しながら自身の能力、仲間である「免疫細胞」たちとの連携、そして人体の防御機構を見立てた「設備」を巧みに使って戦い倒していく。
私達が普段患ってる怪我や病気で体内がこんなことになっているのかと勉強になる一方で、それをかわいいキャラクターたちがコミカルに悪戦苦闘しながら対処する様が面白く、本体である「人間」が薬を飲んだらどうなるか?なども非常に興味深く面白い。

【でもココがつまらない?:物語というよりシミュレーション】
ただ、そんな興味深い細胞たちの活躍も、ある一定の「フォーマット」の下でしか動いていないと気づいてしまうと面白くない。こう感じてしまうのがアニオタ────ひいては沢山のアニメを視聴して評価する我々レビュアーの性(さが)というものであろう。
{netabare}この作品は第1話以降、①まえぬ白血球とざーさん赤血球の再会→②ゲスト細胞との出会い→③人体の異常事態→④ゲスト細胞の大活躍というプロセスから成るフォーマットを1話完結式でお送りする。中盤以降は流石に奇をてらうものの、基本的には①~④の繰り返しだ。{/netabare}
{netabare}さらに本作は物語・ストーリーと言うよりは現代医学的見地に基づいた「体内シミュレーション」と呼んだ方が適切な話づくりをしている。要は「身体がケガや病気を患うとどうなるか」「身体にこの細菌や物質が侵入するとどうなるか」といった既にある知識や資料をそのまま全て擬人化しているに過ぎない。それら情報を全く知らない人が観れば本作は予測すらつかない面白い作品だと感じることが出来るのだろうが、逆に既に知っている人──まあ大雑把に書けば“理系”──には話が読み易く退屈な話が続くように感じてしまう。
まあ偉そうに宣いながら私はおもっきし文系なのだが(笑) それでも「血小板」の働きや「アレルギー」の仕組みくらいはざっくばらんに知っていたんですよね、皆さんも小学校で習ったことあるのではないでしょうか。
だからこそ第2話『擦り傷』は傷口から無限に細菌が侵入してくる事態に対して血小板が瘡蓋(かさぶた)を作って塞ぐんだろうなってことは誰でも読めるし、第5話『スギ花粉アレルギー』の記憶細胞代々に伝わっていたらしい“言い伝え”もアレルギー症状のことなんだろうなってことをなんとなく察することができてしまう。
細胞たちだけではどうしようもない事態(ケガや病気)も本体である人間に何らかの応急処置か医療処置が施される事で解決してしまう。細胞たちには何が起こったかまるでわからないのだが、観ている側からすれば「あ、輸血だ」「あ、薬飲んだ」と解りやすく、考察する余地が無いのである。{/netabare}

【総評】
総合的にはよく出来ているが、元深夜帯アニメとして考えるとどうかな?と思う部分は多々、見受けられた。提供側もそんな反響を受けてか、再放送はEテレ(NHK教育)で現在も行われている。TOKYO MXはいつも人気作を奪われてばかりだ!
体内の細胞を擬人化し、それぞれの細胞の働きをコミカルに描くことで自分たちの体内で何が起きているかを観て理解できる。『約37兆2000億個もの細胞たち──』という決まり文句から始まる通り、人体には様々な細胞が混在してその分キャラクターが存在することになるが、1人ひとりがしっかりキャラ立ちしておりデザインも秀逸。さらに豪華声優陣が演じることで各キャラの存在感を強め、擬人化してはいるものの細胞に「萌え」や「かっこよさ」さえも感じさせてくれる。この作品を見れば誰しも赤血球や血小板ちゃんの可愛さに萌え、白血球らのカッコよさに惚れてしまうだろう(笑)
上記の様にキャラ立ては素晴らしい一方でストーリーは大方、ケガや病気などのイベントを解決していく似たような展開が多いだけにマンネリ感が出てくることは否めない。1つ1つの話はしっかりとしているものの、それは現代医学が諸問題に対して確かな「回答」を出しているからであり、本作のストーリーはその回答をなぞっているに過ぎないのである。各視聴者が人体についてどれほどの知識があるかにも左右されるが、話によっては「釈迦に説法」を喰らわせるような読みやすい展開を1話丸々描くこともある。1話を見て面白いと感じれば最終話まで楽しめてしまう作品ではあるが、深夜アニメとしてはやや刺激が足りない部分もあり視聴継続のモチベーションは保ちづらい作品でもあるのだ。
逆に子供向けとして考えると今度は細菌に対する暴力や白血球がナイフで切り裂くことで噴き出る血液などの「ゴア表現」が気になる所。アンパンマンがバイキンマンにアンパンチをするのとは訳が違うレベルだ(笑) 後作の『鬼滅の刃』などが子供の教育に悪いだの言われているらしい中でこの作品だけ「教育に良い」と評されるのは実に虫のいい話だと思う。
ただ「細胞の仕組み」をコミカルかつ解りやすく描いているだけに、やはり本来は学び盛りな子供に観てほしい作品だ。下手な理科の授業なんかよりもよっぽど理解しやすく、だからこそ教育現場の教材として扱われることも実際にある。そうやってオタクのみでなく幅広い層にも認知されていく中で元来、ニッチなジャンルであった「擬人化」へのハードル(抵抗感)を下げる役割も果たしており、個人的にはこの細胞の擬人化である本作から競馬の擬人化である『ウマ娘』シリーズや宝石の擬人化を魅せる『宝石の国』にまで手を伸ばす方が出てくれば万々歳である。

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 16
サンキュー:

3

ネタバレ

ふひょー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

わかりやすぎる擬人化

赤血球や白血球などの擬人化とは斬新ですね。
世界一受けたい授業で紹介されたり、東大生が選ぶ勉強になると思うアニメで1位になるほどですから、本編を見たくなりました。

赤血球、美人でカワイイですね。

投稿 : 2024/04/20
閲覧 : 22
サンキュー:

2

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

健康を意識できる

健康を意識できる
体の中で何が起こっているのかわかるのでとても参考になる!

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 42
サンキュー:

0

まがはし さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

非の打ち所の無いアニメ

どこかの誰かのヒトの体の中で起こっている、血球を中心とした細胞達のはたらきが、とても分かりやすく表現されていて面白かったです。

一方で、細部の描写にもこだわりが施されており、生体の知識がほとんど無い人から、生体を研究対象としている人まで楽しめるアニメだと思います(笑)

単に生体内での現象を表現していだけでなく、人間(細胞?)関係チックな内容やギャグなども所々に散りばめられているので、お勉強のアニメという感じでは全くなく、普通のアニメとして飽きずに見ることができました。

アニメの舞台となってるヒトには大変申し訳ないですが、これからもどんどん病気にかかってもらって2期を作ってほしいです(笑)

投稿 : 2023/05/29
閲覧 : 251
サンキュー:

9

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

確かに医学とかの知識は学べるかもしれないけど

この作品に付いて医学とかの知識に付いては学べるかもしれないけど
ただ、それがアニメとして面白いかと言われると微妙で
それにキャラの名前が赤血球とかじゃキャラに対して愛着が沸かないので面白く感じられないですね。

【評価】

45点・C級

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 130
サンキュー:

1

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[日本赤十字社×はたらく細胞]第1話先行視聴キャンペーン

あなたの優しさが 誰かの身体と細胞たちを救う――


7月7日(土)よりTOKYO MX・BS11他にて放送開始
TVアニメ「はたらく細胞」の第1話を、
赤十字血液センター/献血ルームへお越しの皆様を対象に
先行でご視聴できるキャンペーンを行っております。

放送に先駆け、あなたの体内の知られざる物語を
ぜひお楽しみ下さい!

[視聴可能期間]2018年6月30日(土)~7月14日(土)

※献血でもらえるハガキから抜粋


過去、1番しっくり来るコラボ先ですね。
スピンオフ「はたらかない細胞」「はたらく細胞BLACK」
「はたらけ!アニメ化見学」も、連載中の人気漫画、
「はたらく細胞」が夏アニメとして7月から放送されます。


アニメーション制作:david production。

監督:鈴木健「DRIFTERS」「ジョジョの奇妙な冒険」

シリーズ構成:柿原優子「月がきれい」「ちはやふる」

キャラクターデザイン:吉田隆彦
「おおきく振りかぶって」「弱虫ペダル」

音楽:末廣健一郎・MAYUKO「逃げるは恥だが役に立つ」


夏アニメの中でも期待していた一作で、
スタッフを見る限り期待して良さそうです。


第1話を先行視聴してみて――

スタートから能登麻美子さんのナレーションが心地いい。

身体の中で日々はたらき続ける細胞を擬人化し、
私達の身体の仕組みの説明や病原体と戦う姿を表します。

さながら工業地帯のような所で“はたらく細胞”たち。
身体の各部所で大事な役割をしているのですが、
PCで情報管理をする者に、慌ただしく荷物を運搬する者。
優雅なティータイムを楽しむ者と様々です。

本作の主人公格は赤血球と白血球。

赤血球は肺から酸素を運び二酸化炭素の排出を行い、
白血球は身体に侵入した細菌と戦う生体防御を担当する。

花澤香菜さん演じる赤血球が新入社員のような立ち位置で
なれない仕事を一生懸命頑張るところがはまり役です。
前野智昭さん演じる白血球は細菌と戦うターミネーター
赤血球にとっては頼れる先輩といったところ。

身体の仕組みを人間社会に置き換えた、
バトルあり感動ありの上、身体についてのお勉強も出来て
社会人的には共感もある面白い設定が売りの本作を
アニメらしい魅せ方でまとめてある1話で好感が持てます。
ギャグ風味で可愛らしくて癒されますねw

あえて難点を言うなら、スピード感はありますが
途中で入る注釈はリアルタイム視聴では読みきれない箇所も。

物語の中盤からは本放送をお楽しみ下さい。


〈余談〉
こんなキャンペーンがあるのを知らなくて、
シリアルコード付きのハガキを貰った時は

「だ…駄目だ まだ笑うな…こらえるんだ… し…しかし…」

…と、ヲタである事を必死に隠しポーカーフェイスを
保とうとする男の姿がありましたとさ…(笑)

投稿 : 2022/12/15
閲覧 : 377
サンキュー:

28

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

タイトルなし

細胞の擬人化だって。クールジャパン!

面白そうな内容だと思ったけど素人が観るにはかなりノリがきつい。うんちくアニメかと思いきやマニア向けのキャッキャウフフポルノ。

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 163

Sunshine さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

虽然迷失方向,但从不迷失自我。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 76
サンキュー:

0

ネタバレ

いりす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

乳酸菌は大事

1期2期まとめてみました

小学生の頃に図書館にあった
学習漫画の〇〇のひみつシリーズを思い出します。
細胞や細菌の説明なども作中に注釈があり
学びながら楽しめる作品でした。

ただ学習漫画の雰囲気を強く出しているため
人間(細胞)ドラマが出ると
そういうのは求めてないんだよな、と感じてしまった
{netabare}がん細胞とか一般細胞が出てくる話はだいぶ苦痛だった。 {/netabare}
まあ私が学習的なほうを強く求めてしまっていただけなんですが…

それでも楽しめましたが
もっと色んな病気の短編集みたいな感じで長く見ていたかった

投稿 : 2022/09/03
閲覧 : 95
サンキュー:

2

めう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ためになる

体の中の細胞たちを擬人化し、体内で何が起きてるかを描いたアニメ。
非常にためになり、そのせいか私が学生の時の生物の授業で、先生がスクリーンで私達生徒にアニメを見せていたりした。そのようなこともあり、私の中では印象が強いアニメ。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 135
サンキュー:

3

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

インナースペース

David Production制作。

価値観が多様化した現代では、
万人が求める大きな物語は死に絶えるのか。
ニッチな層に、ニッチな物語に鉱脈を求める。
ある意味、時代の必然である。

舞台は身体の中、細胞たちは、
あなたの為に一生懸命、黙々と働いている。
初回は物語・声優・音楽良し、
上々の立ち上がりですね。
血小板のキャラクターが特に素晴らしい。
小宇宙である人体、立派なサイエンスコメディだ。

ここから新しいものが生まれるのか、
優れた一手であることに期待しています。

2話~6視聴追記。
細菌から血管の中の平和を守る。
{netabare}かさぶたの偉大さは知っていたけど、
まさかこうやって、見せられるとは。
インフルエンザやスギ花粉と今日も働く細胞、{/netabare}
マクロファージ、ステロイド素晴らしい造形だ。
キャラクターがほんとに良いですね。

最終話視聴追記。
主題歌がやたらと耳に残る、
愉快で素敵なコメディだと思います。
こういうのもありでしょう。

投稿 : 2022/07/21
閲覧 : 1021
サンキュー:

81

ネタバレ

ころころ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

ちゃんとしてる

1 話 肺炎球菌
体内に入ってきた肺炎球菌を白血球(好中球)がやっつける話。赤血球や白血球、キラーT細胞など、キャラの紹介がメインな感じだった。

思ってた以上に免疫系の知識がしっかりしていてびっくりした。

2話 擦り傷
表皮近辺が、擦り傷によって障害された際に入ってきた細菌と、白血球が戦うことと、血小板が擦り傷を塞ぐこと。

ちょくちょく専門用語をぶっ込んでくるのが面白い。かさぶたがシュールすぎる。

3話 インフルエンザ
新キャラ、ナイーブT細胞、マクロファージ、樹状細胞、B細胞などが登場する。インフルエンザウイルスに感染した細胞をやっつける話。
ナイーブT細胞が樹状細胞の助けを借りて成長するのが軸。

マクロファージがかっこいい。

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 107
サンキュー:

2

こまこま さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ためになる!

細胞の単なる擬人化では済まない。
怪我をしたり病気をした時に、体の中で起こっているケースに対して細胞達が色々な働きをしているというのが解りやすくてためになるのが良い!
大人の自分でも知らなかった事を学べるし、改めて健康に気を付けていこうと思える作品だなぁと思った。
最近は理科の授業で観せる学校も有るようで、アニメ作品で学習も出来る今の時代の子達が羨ましいと思う。
しかし、ここのコメント欄では「こんなに流血グロな作品なんて!」とか「キャラクターが細菌に対して『死ね』という台詞が毎回出て来るので子供の教育に悪影響を与えるので観せられない」などの批判が非常に多いのには驚いた。
確かに内容としては有り得ないのかもしれないけど、今や未就学の子供達でもこの作品で細胞の働きを学んでいる子も居るし、そんなに目くじら立て無くても…と思う。
(※別に批判意見を批判している訳でも喧嘩を売っている訳では無いのでご了承を)

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 127
サンキュー:

4

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ばいばい菌だ

 全13話。原作はちょっと読みました。

 過去に視聴してました。それなりに思い入れのあるアニメです。ちょうどこのアニメを見た時期に僕は大学の講義で似たような内容を受けてたので、単位を取れたのもこのアニメのおかげといっても過言ではありません。ちなみに僕がClariSを初めて知ったのもこのアニメでした。

 細胞を擬人化するという発想がスゴい。しかも単なる記号化されたものではなくちゃんと人格があるのが良いですね~カッコいいキャラからかわいいキャラまで様々。必ず好きなキャラができそうです。個人的には赤血球と白血球の関係好きだなぁ。

 ただ声優が有名すぎるあまり敵がわかっちゃいますね^^;。がん細胞でね、石田彰さんがね・・・

 最終話の赤血球は良かったです。王道の主人公らしい、根性があってジーンと来ました。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/05/15
閲覧 : 264
サンキュー:

24

ネタバレ

ヒロミ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考えさせられる

出演している声優さんもポッと出の細菌の声優さんも豪華ですし、体の仕組みもわかってためになるアニメで好きです。『BLACK』は生活環境の悪い体がモデルで、私も漫画の体ほどではないけど毎日タバコを吸いお酒も飲むので、自分の体内はこんな感じなのかなと思いました。話は戻り本編のアニメのがん細胞の話。現実では早期発見でガンを防ごうという流れ今でも死亡率が高い(のかな?)病気ですが、この話をみるとCVの石田彰さんの声もあいまって、がん細胞は単なる(?)コピーミスで敵視されるかわいそうな細胞だなと思ってしまいました。余談ですが、好中球の4989番、大好きです!

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 165
サンキュー:

3

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

擬人化作品の最高傑作

放送前のPVで花澤さんCV赤血球に惹かれ
アニメを見ようと決めていた今作

人体にある細胞の働きを擬人化する事で
病気や怪我の現象をわかりやすく教えてくれた

出血した個所を凝固する役割の血小板が
幼稚園児で表すなんて世界じゃ考えられないw

基本的な話としては酸素を運ぶ途中で
赤血球さんにトラブルが起こり

ウィルスを撃退する白血球やキラーT細胞らが
バトルを繰り広げる展開

脳の指令もそれぞれ細かく解説しているので
生物の教材資料に持って来いじゃないかと

くしゃみの仕組みをロケットに例えた下りは
ギャクとしても上手く効いていた

そして最終盤ではガン細胞の生成と増殖
対抗する免疫細胞という流れになっていたが

これまで致死率トップであるガンを敵視していたけど
この作品で見た境遇を目にすると
何故か同情してしまう自分がいた

解りやすく描いたと言う所かもしれないが
エンタメとしての魅力も十分備えた
傑作と呼んでも構わない

投稿 : 2022/04/14
閲覧 : 172
サンキュー:

7

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夕方にやってもいいような内容(?)

勉強に・・・・・・なった?


朝や夕方にやってそうな内容だけど、血しぶきは多いしガンの話は多少鬱ってるからちょっと厳しいかな?
観た時は「勉強になった!」ってなるけど、今思い返してみると血小板ちゃんの可愛さとキャラの声優しか覚えてない・・・・・。
印象には残るんだけど知識になってないから「勉強になった」と言っていいものか迷うけど、予習と復習をしっかりして2、3回観返せばホントに勉強になるから、保健のテストで点取りたい人はオススメ。


何故かは知らないけど敵も味方も声優は凄い豪華。ただガン細胞の石田彰はあからさますぎるからやめて欲しかった(笑)

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 316
サンキュー:

5

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Eテレで流せってばよってなもんよ

2018.09.30記


原作未読

人間体内の細胞の活躍を描いた擬人化もの。

・めっちゃよう知ってます
・単語は知っていて、役割はなんとなくわかる気がする
・単語だけは知っていて、何してるかはわかりません
・初耳です

数多の細胞を登場させながら、細胞の役割や性格をコメディ交えながら紹介していくスタイルです。
主人公はドジっ子赤血球♀と好戦的な白血球♂のお二人。
{netabare}
「死ねェ!この雑菌がぁぁっ!」
「ばいばい菌だ キリッ」
{/netabare}
第一話、白血球のセリフで継続視聴決定です。


で、この作品。デフォルメしたキャラ達がとても魅力的です。
その名の通りか、ガチムチ海兵隊ばりのキラーT細胞。
ちゃん付けするのが妥当な血小板ちゃん。
いつも笑顔で返り血を浴びてるマクロファージさん。
{netabare}ヒロイン赤血球の幼少時代から変わらぬ美貌を保たれてるマクロファージを井上喜久子さんが演じられてるのも個人的にはツボです。{/netabare}
きりがないので、続きは作品観てください。
デフォルメはキャラのみならず、体内の風景をマンションなどの構造物内だったり川や丘などの自然風景に見立てたりしてます。

私達がイメージしやすいようなキャラや風景画の設定、タイミング良く説明書きのテロップを挿入するなど置いてけぼりにさせない工夫。学術寄りな細胞というネタを丁寧に処理していました。


キャラの魅力に引っ張られながら以前の自分よりちょっと賢くなれてラッキー、みたいな作品です。
雑菌退治で若干血しぶき舞えど、子供と一緒の鑑賞に耐えうる内容にはなってるかと思います。



そして、地味ながら評価すべき物語の構成。

第1話「肺炎球菌」
第2話「すり傷」
第3話「インフルエンザ」
第4話「食中毒」
第5話「スギ花粉アレルギー」
第6話「赤芽球と骨髄球」
第7話「がん細胞」
第8話「血液循環」
第9話「胸腺細胞」
第10話「黄色ブドウ球菌」
第11話「熱中症」
第12話「出血性ショック(前編)」
第13話「出血性ショック(後編)」

{netabare}1話でおおかたのキャラを登場させての軽めのエピソードを導入とし、2~5話でなじみ深い症状をエピソードとして持ってきながら、3話のナイーブT細胞活性化では細胞の成長段階を、4話好酸球の活躍から替えの効かない存在である細胞の役割を説明してます。{/netabare}
{netabare}6話では本作の主人公赤血球・白血球の幼少時代?を8話では赤血球の仕事内容を描いたりしてキャラを深掘りしてたりします。そして7話のラスボス感。しっかり中締めもします。{/netabare}
{netabare}10話以降は前半の軽めの症状から一転して、深刻な症例を持ってきます。細胞たちが置かれる環境が深刻なものとなり思いもかけぬシリアスな展開です。
余計なお世話ですが、大丈夫ですかね?外の人。
最終話2つの展開と結末は、これまで細胞たちの活躍ぶりを描いていたからでこその説得力と言ってもよく、単発エピソードの連続という作品の特徴ながら、構成の妙を感じた次第です。
「私は最後まで酸素を運ぶよ。それが私たちの仕事なんだから」赤血球ちゃんの良き先輩ぶりには目を細めました。{/netabare}


OPはキャラソン、EDはClariS。


“今日も細胞たちは元気に働いてます”

全話観終えると、自分の体内に向かって一礼したくなりますね。
ためになって面白い。こういった作品は日中など子供たちが観れる時間帯で放映してほしいものです。


“いつかまた会う日まで ばいばい菌だ”

2期もあるのかな?期待したいです。



-----
2019.03.14追記
《配点を修正》


仕事 = はたらく

日々黙々とこなしてんなぁと思えば、単調に見える作風も渋みがあるということか。
2018年12月には1話だけの特別編も放送されました。

息子はオラオラな白血球に、娘はドタバタな赤血球に興味を引かれたようで、今でもたまーに話題にのぼることもあるくらいです。




視聴時期:2018年4月~6月 リアタイ

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2018.09.30 初稿
2019.03.14 追記
2022.01.16 修正

投稿 : 2022/01/16
閲覧 : 1109
サンキュー:

92

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

細胞擬人化作品

ありそうでなかったアニメ。

観ているとなんだか、自分の命って自分だけのもんじゃないなって思う。

投稿 : 2021/10/26
閲覧 : 311
サンキュー:

6

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人体の血液細胞を擬人化したサイエンスアニメ?

原作未読。
人間の生命活動に欠かせない血液細胞に焦点を当てコミカルにその活動を描いた作品で全編を通じてテンポ等もよくキャラ立ちもできていて面白いのではないでしょうか。血液の働きを子供に教えるとかだったら悪くないかもしれませんね(但しやや殺戮シーンが多め 笑)。
ただ、個人的には主人公である赤血球(CV:花澤さん)がウザかった。花澤さんの演じるキャラでウザいと思ったのは初めてかな。特に叫び声がうるせぇよ!って思っちゃいました、あと失敗しても前向きに頑張るアピールがね・・・。まぁそういうキャラなんであくまで個人的感覚の違いなんでしょうけどね。


私のツボ:血小板ちゃんはずるいわ。

OVA・2期視聴済。
にゅうぅぅぅぅという話でした。

BLACK視聴済。
無印が若く健康な体とするとこちらは中年期以降のおっさんの体という感じでしょうか。かくゆう自分も人生折り返しを過ぎている身としては非常に耳が痛い内容とでもいいましょうか、身につまされる思いです。なんか、ごめんというか(笑)。
機械だってそうですが人間だって古くなれば壊れていきます。いかにそれに抗うか?またはどう受け入れ妥協するか・・・何ともね。

私のツボ:この体、早い段階で処置してるので結構金持ちなんだろうと思う。

投稿 : 2021/10/24
閲覧 : 346
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16

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

健康啓発アニメ。ただ知識は浅いし、なによりつまらないです。

 ストーリーとしては正直つまらないです。主人公らしき赤血球と白血球のキャラが薄すぎる、また、一本筋の通ったストーリーがないので興味が持続できないためです。
 さらに、ギャグが幼児アニメのパロディーのつもりかもしれませんが、パロディーではなく本当に幼児アニメ並みになってしまっていることなどがあげられます。

 勉強になったかと言われると、知識のレベルも血液の雑学書を一冊よめば得られるような水準でした。

 良いところもありました。擬人化によって自分の身体の中でいろんな機能が一生懸命あなたを守っているのだから、健康に気を使いましょう、というメッセ―ジが伝わったことだと思います。ですので、学習アニメというよりは健康管理啓発アニメとして評価できると思います。

 ただ、やっぱり面白さが不足して見続けるのは辛いですね。内容は個々の血液細胞の紹介がメインになってしまい、どうしてもパターン化が避けられませんでした。5話くらいまでは面白く見られたのですが、どうしても苦痛になってしまいます。
 じゃあ、1週に1話で飛び飛びで見れば面白いかといえば、やっぱり同じような話の連続なので面白くないでしょう。

 ということで、半分まで見て断念してとずっと放置で、見るアニメないかなあとDアニメをポチポチしてたら、本作を見つけて、そういえば2期きてたなあ、見終わってなかったから最後までみるか…で本作を視聴して、発想は買うけどやっぱり残念でした、という感想でした。

 血小板ちゃんやマクロファージのお姉さんは良かったと思います。

 ダンベル何キロも一種の知識系アニメでしたが、あちらがストーリーとして面白かったのは、やはりヒロインやトレーナー初めとした各キャラに焦点をあてられたからだったと思います。本作はキャラが薄すぎて感情移入ができませんでした。
 

投稿 : 2021/09/07
閲覧 : 279
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3

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんか頑張ろうかなという気にさせてくれる

不思議なアニメです。
細胞を擬人化した一発ネタですぐ飽きるかと思えば、
医療ネタをちりばめつつ最後まで興味を持ってみることができました。
特筆すべきは擬人化された魅力的なキャラクターたち。
赤血球とか血小板とか白血球とか血小板とかマクロファージとか血小板とか。
彼らが皆懸命に自分の責務を果たそうと働いているので、
「ああ、明日も仕事頑張ろうかな」という気分にさせられます。
エンディングの「チアーズ」も本当に名曲。癒されます。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 198
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3

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ある意味斬新なアニメ。

よく難しい事を解りやすく説明するときにアニメーションが使われることがある、子供向けに説明したり、馴染みやすくするときに効果的なんだでしょうね。
過去にもそういう作品はたくさんありました。

とは言え・・・、そういうアニメーションは意外と詰まらなかったり、ちょっとハズしていたりすることがあったりね、ま、子供向けになめて作っていることが解るようだともう最悪、冷めるなんてものじゃない。


で、この作品。
もちろん、学術的なレベルではないのは言うまでもないけれども、
物語、キャラ、エンタメ要素、総合的なクオリティーも含めて、このレベルで表現できているのは大したもの。
まだまだアニメーションの可能性を感じた。

斬新さ、新鮮さ、驚き、ワクワクを感じた作品。
素直に「へーこうきたかー」「こんなこともできるのか~」と思った。


あと、血小板ちゃんはかわいいw

以上。

ユニークな作品です。
一度は観てみても良いと思います。
機会がありましたら、ご覧くださいませ。

投稿 : 2021/07/18
閲覧 : 193
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14

仁烏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好き

学べる系は面白いですね。
擬人化は好きじゃない方だったけど、これは好き。
白血球かっこいいです。
全体にギャグだけど、ちゃんと働きの説明がされて理解しやすいし、体を大切にしようと思えますね。

投稿 : 2021/07/17
閲覧 : 182
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4

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何気に正確

灯台下暗しというか、ありそうでなかった人体を舞台にしたお話。
その性質故に物語がどうこうという感じではありませんが、のんびり気楽に人体の仕組みや働きを学ぶ事ができる稀有な作品です。

将来、医学の道を志す学生の方々は観ておいて損はないかと思います。
もちろん、これだけで全て理解できるものではありませんが・・・。

本作はとてもいい!なんならブルーレイ買おうか、というぐらいなんですが・・・(含み)。

投稿 : 2021/07/16
閲覧 : 177
サンキュー:

4

ネタバレ

あけび さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分の身体に感謝! 学びになった!

体の細胞に関して知るにはとてもいいアニメです。主人公の赤血球が体内を回っている間に白血球やらウイルスやらに遭遇しウイルスが倒され万々歳! って感じの進行ですね。随所随所でナレーションが入りますが、ギャグのテンポは良く私には合いました。ワンパターンなところに安心感を覚える人ならば間違い無く合います。
OPもEDもいい。鼻歌で唱えながら歩くのもまたよし。つい口ずさみたくなる曲調である。
しかし、作画が限界にかかってきていたのか、後半、特に最終話は止め絵が増えよくわからないカットも多々あり、製作側の苦悩も垣間見えるアニメでした。
製作陣の皆さん本当にお疲れ様でした。面白いアニメでした。体をどうぞ労って、私も労りますから。

投稿 : 2021/06/30
閲覧 : 112
サンキュー:

4

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

キャラが合わず 50点

売れない俳優で制作した映画を観ている感じでした。

キャラがとにかくつまらない。
お花畑さんばかり。箘も今一つなデザイン。
ワンパターンな展開は体調不良がストーリーのため、ある意味しょうがないのかもしれませんが、退屈過ぎですね。

話題になる理由が全く感じられないタイプでした。
途中で切るレベルでしたが、一応視聴継続しましたが辛かったですね。

まぁ、身体は大事にという事ですね。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 196
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2

ostrich さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

はたらく、はたらく

人間の体の仕組みをアニメでわかりやすく伝えるなんて、いかにも教育的でEテレあたりで放送しそうなものだが、本作はそういう作品ではない。

いや、たしかに骨子は教育アニメ(マンガ)的なのだけど、作り手がやりたいのはそれらのパロディだ。だから、教育アニメだとまずあり得ない血しぶきがブシャブシャ飛ぶし、女性に擬人化された細菌がバンバン殺される。しかも、主人公のひとりである白血球によって。
このあたりは、不愉快に感じる人もいるかもしれないが、少なくとも、私は第一話で細菌が殺される際に、血しぶきが飛んで、白血球の白い制服に返り血が付着したところで親指を立てた。

誤解してほしくないが、本作はパロディだからといって、知識的な部分をおざなりにした作品では全くない。それどころか、知識的な部分は実によく調べてある。
これは作り手のセンスが確かな証拠だ。パロディをやるなら、いや、パロディだからこそ、その対象には敬意を払うべきなのだ。本作の場合の敬意とは「教育アニメの根幹の部分は踏襲する」ということ。そして、教育アニメの根幹が何かといえば、もちろん、「正しい知識」である。
それを教育アニメではありえない方向で解釈してみせることで、パロディを成立させている。

さて、この前提に立つと、肝になるのは「どういう解釈をするか」ということになる。
そのひとつが擬人化なのだが、細胞の擬人化そのものは、それこそ、教育アニメ(マンガ)でおなじみのありふれた手法だ。
本作ではそこに「はたらく人」としてのディテールを加えているのが面白い。たとえば、赤血球と白血球あたりの「業者感」はとてもセンスがいい。そう、「はたらく人」のイメージと言えば、まず、作業着だ。
そのうえで、特殊な働きをする細胞には、特殊な職業を当てていたりする。キラーT細胞を軍人、しかも、特殊部隊(ネイビーシールズかな)に見立てているところでも、私は親指を立てた。

そして、本作はこれを出発点に案外、深いテーマに入っていく。それは「はたらく」とは何か?という問題だ。

ネタバレになるので、詳述はしないが、最終話は完全にそのテーマを描いていて、私も「はたらく」ものの一人として、結構、感動してしまった。

少し話はそれるが、昨今、「はたらく」ことを金銭を得る手段や自己実現の手段として考える風潮がある。それが間違っているとは全く思わないし、正直なところ、私も若いころはそんなふうに考えていたけれど、それなりに働いてきた現在は、それが「はたらく」ことの本質だとは思っていない。

聞いたことがある方も多いと思うが、「はたらく」の語源は「傍(はた)を楽にする」という説があって、現在の私の考えはそれに近い。誰かが楽になるために何かをすること、それをみんなが行うことで、あるシステムを回し続けること、その結果、みんなが生きていけること。これが「はたらく」ことの本質だと思っている。

本作が最終的に描いたものも、おそらく、そういうことだろう。
血しぶきブシャブシャの楽しいパロディ作品から入って、きちんと、「はたらく」というタイトルに掲げた言葉を受けた着地にしているのは、とても、誠実な仕事だ。

きっと、本作の細胞たちの姿を観て、翌日、いつもより、少しだけがんばって「はたらく」人もいるに違いない。そのことで、私たちの社会というシステムもいくらか快適に回り、私たちは生きていける。

本作の作り手たちもまた、「はたらく」人たちである。


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蛇足
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本作は細胞を人に見立てているわけだが、逆に人の営みを細胞に見立てることもある。
詳しくは「細胞(政党)」で検索してもらえば良いかと思うが、組織の中の構成単位を「細胞」と呼ぶことがあったのだ。

本作と上記のこととを併せて考えると、人の社会と人の体が不思議と似通っているのが興味深い。
もちろん、どちらもメタファーなので、解釈次第ではあるのだけど、人は自らの体を模して社会を構成したのか、みたいな想像もなかなか楽しいかな、と思った次第である。

ちなみに、上記の「細胞」という言い回しは、主に左寄りな人たちの間で使われていたらしい(が、今ではそういう人たちの間ですらも廃れているようだ)。
そうなると、本作の「はたらく細胞」というタイトルは、かつて、この言い回しを使っていた人たち(つまり、そこそこのお歳の左寄りの方たち)にとっては、本作の内容とは全く関係ないところで、彼らの心の琴線に触れる可能性がある。
彼らが間違って本作を鑑賞して、あにこれにものすごく難解な長文を投稿してくれたりしないだろうか。まあ、しないか。

投稿 : 2021/03/31
閲覧 : 496
サンキュー:

13

たにぐー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

血小板ちゃんに癒されるだけ

血小板ちゃんがちっちゃくてかわいい!

あと、声優が豪華!

それからそれから、勉強になる!

でもでも、つまんない。

学生時代に出会いたいアニメだった。

投稿 : 2021/03/17
閲覧 : 255
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分の細胞に感謝を。

【2018年9月~】13話

タイトル通り細胞を擬人化し体内での活動を仕事とという形で表現されている独自の世界観がgood!

1話完結形式で色んな病気や菌、体の働きが見れて楽しい上に結構勉強になります。

テンポの良いコミカルな感じで、キャラも良い。
コミカルなのに、血が流れるシーンの多さは近年でもトップクラスか?笑

第2期決定!

投稿 : 2021/03/02
閲覧 : 228
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はたらく細胞のストーリー・あらすじ

これはあなたの物語。あなたの体内(からだ)の物語──。
人の細胞の数は、およそ37兆2千億個。細胞たちは体という世界の中、今日も元気に、休むことなく働いている。体に襲いかかるウイルスや細菌には徹底抗戦!そこには知られざる細胞たちのドラマがあった。擬人化モノの新定番、大人気コミック「はたらく細胞」が待望のTVアニメ化!誰もが共感できる、細胞擬人化ストーリー!(TVアニメ動画『はたらく細胞』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年夏アニメ
制作会社
デイヴィッドプロダクション
主題歌
≪OP≫赤血球(CV.花澤香菜)白血球(好中球)(CV.前野智昭)キラーT細胞(CV.小野大輔)マクロファージ(CV.井上喜久子)『ミッション!健・康・第・イチ』≪ED≫ClariS『CheerS』

声優・キャラクター

花澤香菜、前野智昭、小野大輔、井上喜久子、長縄まりあ、櫻井孝宏、早見沙織、岡本信彦、M・A・O、千葉翔也、能登麻美子

スタッフ

原作:清水茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)、監督:鈴木健一、シリーズ構成:柿原優子、脚本:柿原優子/鈴木健一、キャラクターデザイン:吉田隆彦、細菌キャラクターデザイン・プロップデザイン・アクション作画監督:三室健太、サブキャラクターデザイン:玉置敬子、総作画監督:吉田隆彦/玉置敬子、美術監督:アトリエPlatz、美術設定:曽野由大/橋口コウジ、色彩設計:水野愛子、撮影監督:大島由貴、3DCG監督:中島豊、編集:廣瀬清志、音響監督:明田川仁、音響制作:マジックカプセル、音楽:末廣健一郎/MAYUKO、プロデュース:高橋祐馬、アニメーションプロデューサー:若松剛

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