当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「片道切符の夢(Webアニメ)」

総合得点
67.1
感想・評価
12
棚に入れた
46
ランキング
2526
★★★★☆ 3.6 (12)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

片道切符の夢の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

11分の自主製作アニメ。初期新海作品めいた雰囲気がかなり好み

ASIAGRAPH 2018年度 第ニ部門 最優秀賞受賞作品との事。youtubeで公開中。
高校?三年生の夏、ヒロインと男の子と女の子の三人で不思議な電車で異世界に迷い込む感じのジュブナイルファンタジー?

【良い点】
世にも奇妙な異世界行き電車とか、異世界シーンとかの幻想的な雰囲気が良い。
(ヲリノコトリ氏が書かれてますが)新海誠作品めいた良さ。
世にも奇妙な和風ホラーめいた怖さも心地良い。
ストーリーも細かい点はともかく、大枠は分かり易い。テーマも簡潔で分かり易い。

高校(中学かもしれないけど多分高校)三年の夏、子供と大人の境界線上で、未来に進むのは少し怖いかも…なヒロインの迷いを、序盤の詩的なモノローグで繊細に描きつつ、中盤の奇妙な異世界列車と異世界編を経て、ヒロインは未来を選び、少年は消えて一夏の夢が覚める?
ジュブナイルとしてはありがちなテーマではあるけれど、11分で素直に伝わってくる。

夏の風景や幻想的な背景描写は素晴らしい。鳥居など定番ではあるが日本ファンタジー。
キャラデザや構図はぎこちないかもしれないが、女の子はかなり可愛くて好み。
BGMがかなり良く雰囲気を盛り上げている。
声優陣は素人?の割には申し分なく、良い意味でアニメ演技。
よくアニメ演技嫌う映画監督いるけれど、自分的にはアニメなんだからアニメらしい演技で良いと思う。

【悪い点】
説明不足。長編映画のクライマックスだけダイジェストしてる感じ。
善戦はしているが11分では仕方がない。

キャラ同士の交流描写が薄い。
ヒロインにとって男の子がどういう存在かが弱いため、終盤のカタルシスがいまいち。
折角のボーイミーツガールなおいしいシチュなのに勿体無い。もう一人の女の子は空気。
この点は前半モノローグ多用して、キャラ間の会話劇が手薄だったのが良し悪しか。

【総合評価】5~6点
自主制作と11分の限界はあるものの、中々に自分好み。面白かった。
1時間くらいの劇場版だったら結構感動していた可能性。
ただ短いので繰り返して視聴してみたくなるので満足度は高め。
評価は「良い」

投稿 : 2022/09/11
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

youtubeで公開されている11分の自主製作アニメ

【あらすじ】
高校三年の夏が終わった。私たちを乗せた電車はどこへ向かうのか。

【成分表】
笑い☆☆☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★☆☆☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
11分ほどの自主製作アニメーション、新海監督っぽい

【こういう人におすすめ】
11分ほど時間ある人。あるよね!ちょっと観てみて!

【あにこれ評価(おおよそ)】
00.0点(計測不能)

【個人的評価】
間違いなく「新海監督が生み出した次世代」。でも良かった。すごい良かった。後半に行くほど良い。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
youtube上で公開されている自主製作アニメーション。
ここにURLを貼っていいもんか迷いましたので、『自主制作アニメ「片道切符の夢」』で検索しちゃってください。
{netabare}
 お察しの通り、天地人さんのレビューで知りました(笑)
 自主製作アニメは基本「へー、こんなのあるんだー」で結局スルーしちゃうことが多いですが、このwebアニメのあにこれの画像に惹かれてちょっと観てみることに。

 前半は完全に舐め切ってて「こっちに向かって手振るなよ(笑)」とか「うわぁ新海」とか思ってたんですが電車乗ってから面白かったぁ。引き込まれたぁ。
 平均的な自主製作アニメを知りませんが、いまこんなの作れるんですね!
 否、誰でもこんなのが作れるはずはない!
 今後この作品の中心だったbanishmentさんが有名になったときに「俺は前から注目してたぜ」ってドヤ顔するために、お気に入りに入れときます(笑)

 人物画が途中で別人みたいに進歩しましたね(笑)
 全体的に☆評価が難しかったですが(私の基準点3.0のままにするか、自主製作ということを考慮せずに悪かった部分に注目して2.5に下げるか、良かった部分に注目して3.5にするか)、今後への期待を込めて3.5に。
 中でも一番いいと思った要素は「絵コンテ」!つまり構図、シーンの流れ。これに関してはもうプロと遜色ない感じで、私の好みドストライク。

 内容については、{netabare} 異界に迷い込んで、実は男の子はその異界の住人で、過去に行くということは異界に行くということで、未来に行くということは大人になるということで、少女は未来を恐れていたけど、未来を選んで終わる。男の子の存在は消えて、少女にとってこのアニメの内容は「夢を見ていた気がする」という淡い記憶になる、というもの。

 新海っぽさは絵だけじゃなく、序盤の「詩的なセリフ」からも匂いますが、まあいいんじゃないでしょうか。ああいうセリフって深いか浅いかの判断が難しいですよね。つまり「難しいことをなるべく簡単に言っている」のか「簡単なことをなるべく難しく言っているのか」ってことなんですけど、どっちにしろ最終的にアウトプットされる言葉の響きは似てたり。

 この作品ではどっちなんですかね。もちろん「こんなテーゼはもう知っている」と言ってしまえばそうですが、「自分が知っていること=常識」と断じるのは世界に対しても自分に対しても余りに消極的すぎる。

 ↑っていう、無駄にぼかした言い方されると深いのか浅いのかよく分からなくなってきますよね(笑) {/netabare}


 ってなわけで11分の作品観て1時間近くレビュー書きましたが(笑)
 最後に、深いついでにもうひとつ。
 「未来に行く=大人になる=今のまま生きる」っていう発想がちょっと面白かったです。
 私も考えたことあったんですよ。この世界は三次元と言われていたけど実は四次元で、つまり座標を指定しても時間を変えれば同じ座標に違う物質が存在する世界。(x,y,z,t)を指定することでようやくこの世界の唯一無二の位置情報となる。(この考え方だと「偶然」や「世界線」の概念は否定される)
 しかし私たちは時間を一方向の流れとしてしか認識できない。つまり「未来に行く=今のまま生きる」ってことですよね。
 次元として4つを完全に同一視するなら、この世界の外側から見ると時間はxy平面上の点のように自在に動かせるものであるはず。つまり過去に行くとはこの時間の流れが逆転するということで。

 その時「因果律」はどうなるんだろう、と。

 過去があるから未来がある。しかしこの世界の外から見れば、未来があるから過去があるというのも同様に確からしいのでは?私はいま「キーボードを叩いて文字を打つ」という作業をしている気でいるが、時間の流れを逆に考えれば「既に画面上にある文字を、正しいキーボードを叩いて消していっている」という作業とも言えないか?

 はい。何言ってるのか分からーん。
 とりあえず飯食って風呂入って寝ます(笑)
{/netabare}

投稿 : 2018/03/08
閲覧 : 621
サンキュー:

19

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

偽SFスーパー英雄(?)列伝10

少年
「この世には、普通のアニメファンの世界、オタクの世界がある(おいっ)」
「しかしながら、その世界には明確な線引きがある訳でなく」
ヒロイン
「いつの間にか向こう側にいて、そして二度と戻れない」
そう、向こう側に行ってしまうとネタばかり書いてしまうのだ(違)
・・・いや、ウソですよ、この作品ではそんな事言ってません。
どう言ってるかは、ぜひ作品を観てください(おいおい)

最後の夏、少女2人と少年は列車に乗るのだが、それはある意味地獄への片道切符だった。
少年
「なあ、過去か未来。行けるならどっちに行きたい?(えっ?分かんない。でも、未来はちょっと怖いかも)」
そんなたわいもないセリフのやりとりをしながら列車は進んでいく
「ねえ、着くの遅くない?」
その言葉と共に突然、無茶苦茶な動きをする腕時計の針、空に浮かんだ列車は鳥居の中を進んでいく。
列車に乗っていて別の世界(空間)に行く話というと、ウルトラQの
「あけてくれ !」
を始め、いろいろな作品がありますが、この作品では鳥居を通る描写で、別の次元(遠い未来?)を観る側に意識させてますね。
この世界観は面白いですが、いくつか残念なところもあります。

①どっかで観た様なシーン(カット)
卒業作品なので、そこまで言うのは酷かもしれませんが、観てると、あれっ?なんか観た事あるような気分にさせるカットがいくつか出てきます。
もちろん、プロではないですし、影響を受けた作品の描写を真似するのは誰でも一度は通る道だと思いますが、なんか頻繁に出てくるとう~んって気分になるんですよね。

②キレイな描写に対し、違和感を感じさせる人物画
なまじ、キレイにバックが描かれているもんで、よけいキャラの絵が浮いて見えます。
しかも、時々変なポーズや地に足がついてないような感じがするのはきつかったです。

③?な場面転換
廃墟と化した列車と駅の描写だと思ったら、途中から巨大な異世界の都市に?3人がいるという展開は何だったんでしょうね。
井戸に落ちた事で、また別の空間に入ったって解釈なんでしょうか・・・
こんな時は
「サイバリア~ン」
と叫ぶとマシンが飛んでくるので
「とうっ」
と言って飛び乗ってください(おいっ)

まあ、そもそも自分はこんな作品作れませんので、これを完成させたという事だけでも尊敬しますし、将来が楽しみですね。
批判は期待の裏返しでもあるので、今後どのような作品を作ってくれるのか、オラ、ワクワクするぞ(ん?)
次回、○○絶対見てくれよな(ちょっと待て~)

投稿 : 2018/03/08
閲覧 : 242
サンキュー:

7

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

人生も片道切符だなぁ。

 大学の卒業制作で作画は一人で行ったそうです。

 人物は苦手なのかな。背景は綺麗で音楽も良かったと思います。 


 観た後 ごめんなさい。私の中では、どこかで観たような作品になっていました。むしろオマージュととった方が良いのかな。


 


  良い才能を持っているので、これからの活躍期待しています。

投稿 : 2018/03/07
閲覧 : 246
サンキュー:

9

ゆい さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 40

こくてん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 44

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/20
閲覧 : 50

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/10/25
閲覧 : 67

響-n4 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観たい

投稿 : 2019/05/20
閲覧 : 71

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/13
閲覧 : 72

まさと さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/12
閲覧 : 70

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/07
閲覧 : 33

片道切符の夢のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
片道切符の夢のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

片道切符の夢のストーリー・あらすじ

 夏は朱く、春が青いのは一瞬だった 誰しもが過去や未来を恐れ、自分を埋めながら日々を過ごしています。しかし片道切符でしか行けないところへ、それでも進んでいるのです。目の前にあるのは、あまりにも儚い日常。 夏の日の夢は、記憶に残らず匂いになります。(Webアニメ『片道切符の夢』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
Webアニメ
放送時期
2018年2月24日

このアニメの類似作品

この頃(2018年2月24日)の他の作品

ページの先頭へ