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「劇場版 フリクリ オルタナ(アニメ映画)」

総合得点
63.9
感想・評価
59
棚に入れた
229
ランキング
3986
★★★★☆ 3.4 (59)
物語
3.0
作画
3.5
声優
3.4
音楽
3.6
キャラ
3.3

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劇場版 フリクリ オルタナの感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

反対の反対

ガイナックスのトンデモオシャレアニメ。かと思いきやガワをマネた別物。
本家がトンデモ過ぎてムリってな方はちょうどいい塩梅なのかもしれない。
オルタナっていうだけあって別物。難易度調整版ってことなのかな。

フリクリ本家より間違って先に見てしまった。聞いていた本家の評判の要素は確かに感じたんだけど、ピロウズは好みの問題としてやたらと言葉遊びが鼻につくしなんかいちいち掛け合いが間延びしてるし映像表現と作劇のバランスが悪い印象。80年代のドタバタマンガをアニメにしてみました風なガワだけど中身は今どきの量産アニメレベルの凡庸さがプンプンでそこまで有難がるようなものかね、と思ったら、違う作品だった(笑)。


オルタナティヴって単語はメインストリームから外れた別の可能性みたいな意味だと思うけど、そもそも本家のフリクリ自体がそうなんだからそこからさらにまたハズしてどうすんのって感じ。もともと本流から遠ざける意味で使われるはずの言葉なのに本流に戻すベクトルなのはどうなのか。プログレとのゴロ合わせとピロウズがオルタナティヴロックって言われてたからってだけなんでしょうけど。ここでのオルタナはイージーとかライトって意味になってる。そんなものにいちいち拘って言葉狩りしてもしょうがないけど、本家と比べてしまえば過去の遺産を食いつぶすだけの作品にしか見えません。

ピロウズに関しては嫌いな人は主張し過ぎって感じるかもしれないですが、YouTubeの動画配信で自分の好きな音楽流すのと同じようなもんでしょう。聴かせたくて流してんだからうるさくて当然。初めてマトモに聴いたけどこれは熱狂的な信者がいるのも解る。良質なルーツを感じます。KENZI&THE TRIPSは聴いてたけどこっちは当時は信者がウザかったので聴いてなかった。当時は拗らせてましたからやたら持ち上げられると引いちゃうのです。

フリクリとしてどうなのかとかはどうでもよくてドヤ感しか感じません。
本家観てみたら評判との相違が一気に解消されました。
全然違いますやんってなったのでこっちは撤退。これから本家観ます。

投稿 : 2021/03/23
閲覧 : 258
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

毎回気にあるんだけど・・・・・・

率直な感想として、これフリクリなんだ、って感じ。


毎回気になるんだけど、日本的ジョーク(序盤にあった紗栄子ネタ)みたいなのは向こうだとどう訳されるんだろう・・・・・・・

投稿 : 2020/11/28
閲覧 : 242
サンキュー:

0

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんで今更フリクリ?

2000年リリースされたOVAフリクリの18年越しの劇場版アニメ。
なんで今更フリクリ?
あのガーッときてドーンってなって、しっちゃかめっちゃかで、ピロウズのメロディとナオ太とハル子がロボと宇宙人でズゴゴゴゴってなるあのフリクリのアニメ映画です。

OVAの方は視聴済みですが、内容をほとんど覚えていないです。
宇宙人のハルハラ・ハル子は前作から続投ですが、それ以外のキャラは出てこず、前作との繋がりも、多分無いです。
主役はある街の女子高生「河本カナ」と、その友人たちで、彼女たちが青春したり、友情を深めたり、夢を追いかけたり、裏切られたり、それでバカヤローと叫んだりする話になっています。

OVAのフリクリが頭にあった上で視聴しましたが、比較的分かりやすい作品になったと思いました。
OVAは、ギター担いだベスパ女が主人公を撥ね飛ばした挙句、ギターでぶっ叩いて額からロボを出すという視聴者置いてけぼりな内容でしたが、劇場版はストーリーに起承転結がついていて、良くいえばとっつきやすいですが、悪くいえばフリクリらしさが薄れたと感じました。
私的には悪くはなかったですが、本作を見ているのはもう十中八九、フリクリOVAを芳ばしい時期に触れてしまったおじ様たちなので(私も然り)、本作のできについては納得いかない方が大多数なのではないかと思います。
フリクリってさあ、もっとめちゃくちゃだったじゃん、と。
ひとつのアニメ作品として見ると普通に面白いと思いますが、"あの"フリクリをイメージすると肩透かしを食らうことと思います。

130分強の映画ですが、中は6話分のアニメに分かれています。
続編のフリクリプログレでワンクール完結となっている様子ですが、本作だけでも完結しています。
面白かったですが、女の子も可愛いというほどでもないし、マミ美のようなインパクトも無く、OVAの方が高レベルだったように思いました。

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 313
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

色々な意味で丸くなったような

 タイトルにある「オルタナ」だが、これはオルタナティヴ(alternative)の略で、言葉の
意味からして、オリジナルの「フリクリ」(以後、OVA版と表記)とは別ケースの事例を
描きたかったのかな?、と考察してみたりもしたが、OVA版が随所にロック的要素があったり、
本作と同時期に発表されたのが「フリクリ プログレ」ということを考えると、オルタナティヴ・
ロックの略としてのオルタナで、その命名理由も単に語呂が良かったりしただけで、あまり深く
考えてないのかもしれない。

 基本的構造はOVA版と同じだが、OVA版が持っていたとんがった部分がだいぶ無くなって
しまった。良く言えば観やすくなったと言えるが、本シリーズならでは個性は失われてしまった
感が。
 キャラに関してはハルハラ・ハル子以外は一新。そういう意味では確かにオルタナティヴ。
 OVA版ではナンダバ・ナオ太の多感になり始めた小学生の心情が映像化された印象だったのに
対して、本作は河本 カナを始めとする女子高生の思春期の複雑な感情が映像化された印象。
 ただOVA版ではハル子がナンダバ家に居座る事象が、ナオ太を始めとするナンダバ家の人々の
精神に浸食している状態の比喩のような印象だったのに対して、本作のハル子と河本 カナら
女子高生達との関わり合いは物理的にも精神的にも一線を画しているようで、ここでのハル子は
女子高生達を導く教師のような印象さえ。
 そう言う意味ではOVA版に比べて行儀が良くなった感があるが、個人的にはハル子に関しては、
周りに迷惑を振りまくハチャメチャな存在でいて欲しかったんだけど。

2020/07/31

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 244
サンキュー:

2

Ryo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

演出がマジで素晴らしい「雰囲気アニメ」

BGMと作画の一体感が本当に素晴らしい。
アニメとしてはかなり上質だが、ストーリー性が弱いのであくまで「雰囲気アニメ」で留まっている。

漫画・ラノベ・小説の原作あるアニメとは違って、アニメとシても一体感がものすごく素晴らしい。30分が一瞬で過ぎるほどだ。

バンドの良質なプロモーションビデオを見ているような感覚だ。

投稿 : 2020/07/15
閲覧 : 241
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2

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

17歳の叫び

アニメーション製作Production I.G×NUT×REVOROOT
監督:上村泰、副監督:鈴木清崇、脚本:岩井秀人
キャラクター原案:貞本義行、キャラクターデザイン:高橋裕一

何がフリクリなのか分からない。
2000年製作のOVAフリクリの監督である
鶴巻和哉から発せられた言葉だ。
それだけフリクリという作品には、
多様性があるということだろう。
音楽、作画、パロディ、ロボット、SF、青春などなど、
渾然一体となってさまざまな要素が盛り込まれていることが、
ひとつの特徴といえるかもしれない。

舞台は何の変哲もない田舎町。
ごく普通の女子高生、河本カナ(カナブン)は辺田友美(ペッツ)、
矢島聖(ヒジリー)、本山満(モッさん)という
3人の友達といつも一緒。
秘密基地「ハム館」を拠点に、楽しい学生生活を送っていた。
しかし、彼女たちの前にハルハラ ハル子が現れて、
日常は大きく変化していく。

街にできた大型ショッピングセンター、
カナブンのバイト先の蕎麦屋で
男がいつも同じ月見そばを注文することも
ひとつの象徴だろう。日本初の女性総理大臣は
国民に何かを隠して計画を進めている。
激動の予感を漂わせながら、カナブンの日常は過ぎていく。

女子高生たちは日々の暮らしを満喫している。
ヒジリーは大人ぶって年上の恋人と付き合っている。
モッさんは進路を決めて自分の力で夢に向かって邁進している。
カナブンはある男子が気になり始める。
ペッツは高村薫の『照柿』を読みながら、
幼馴染のカナブンを特別な存在として意識し、秘密を抱えている。

日本での公開はこちらが先だったが、
『フリクリ プログレ』の製作が決まったあとに
オルタナの製作が開始されたため、
プログレの内容とは、違う形でのやり方が求められていたという。
つまり、プログレのほうが正当派の続編であって、
こちらは、あくまで番外編。本編とは少し外れた内容になっている。

そして、違いをどこで出すかということで、
女子高生の日常を描いた青春ストーリーに
ハル子が絡んでくるという展開になっている。

正直なことを言うと、この話であったなら
『フリクリ』である必要性はほとんどない。
女子高生の青春ストーリーが中心にあって、
ハル子や世界観が重なってくる。
そのため、ハル子のポリシーというか哲学が
ずれているように感じてしまう。
監督がこの作品で重視したのは、
「女子高生のリアル」だとインタビューで語っている。

監督の上村泰はガイナックス時代に『トップをねらえ2!』の
設定制作補助を務めたところからキャリアをスタートさせ、
その後もいわば鶴巻和哉の下で仕事を覚えた人物。
鶴巻和哉のやり方をつぶさに見てきたため、
フリクリの監督としてはうってつけの人物だったのだ。
そして、脚本は舞台作家で演出家でもある岩井秀人を起用。
これは鶴巻和哉が昔のインタビューで語っていたことだが、
フリクリを考案していたときには、色々な舞台を頻繁に見に行っていて、
演出は舞台の手法にかなり影響されたそうだ。
アイロン型の工場やギターを武器のように
使用するというような小道具の使い方は確かに舞台っぽい。
そういう面も踏まえた抜擢だったことが想像できる。
上村泰監督はフリクリのファンだと語っており、
その結果、完成したのが、この『フリクリ オルタナ』なのだ。

ここで、冒頭の鶴巻和哉のコメントが浮かぶのだが、
どれだけ近くにいても何が正しいのかは、分からないのだろう。
特に、このフリクリという作品には、
当時の時代性やガイナックスの社風が色濃く反映されている。
そういう意味では、このフリクリも「アリ」なのだとは思った。

物語の核をなすのは、主人公カナブンとペッツの話となる。
彼女たちの関係性が、この世界の命運を決定づけるキーとなっていく。
{netabare} 女子高生の叫びが世界に関係していくというのは面白いが、 {/netabare}
この作品は良くも悪くもOVA版『フリクリ』を意識しすぎているのが
マイナス方面に働いてしまっている。
それと、この2人を話の中心にするなら、
もう少しそれぞれの想いを前面に出したほうが良かったと思う。
ほかの2人のエピソードを削ってでも、
こっちに持ってくるべきだったのではないかと感じてしまった。

個人的なフリクリという作品に対するイメージは、
「バットを振り切る」ことが重要で、
色々なことに縛られていない自由度が最大の魅力だと思っている。
しかし、この作品では女子高生のドラマを
丁寧に描いていくこと以外では、
ほぼ前作の方向性をなぞっただけという印象は拭えない。
プログレの方向性があったにせよ、
もう少し前作に縛られない部分もあったほうが良かった。

また、この監督は音楽に対して、
あまりにも無頓着すぎるのではないだろうか。
ピロウズの曲が流れているところで、
キャラクターが歌い出すシーンがあるのだ。
どうしてこういうことをやって良しとしたのかは理解できなかった。
理由はあるのだろうが、これは百パーセントあり得ない演出だろう。

それぞれのドラマはよく作りこんでいて、
完成度が高いだけに色々と惜しい作品だったと思う。
ピロウズの曲自体は相変わらず聴かせてくれる。
(2019年10月20日初投稿)

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 594
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41

けいP さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今風フリクリ

フリクリに近年流行りの女子学生グループの友情劇を盛り込んだ感じ?
ピロウズファンとしたらピロウズの曲もっと使って欲しかったかな。

この作品は最初、映画館で全6話ぶっ通しで視たせいか
時間が長く集中力を維持するのに疲れたけど、
最近動画配信でこの作品を一話ずつ視たら
疲れる事なく楽しめた。

青春SFアニメ。

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 271
サンキュー:

4

gm560 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フリクリ知らない人向け?

元祖FLCLよりストーリーがはっきりしていて、
わかりやすい女子の青春ストーリーになっています。

通常のアニメで考えたらはちゃめちゃ感はあるかもしれないけど、
フリクリとして考えるとおとなしめです。
ですが公平に見てアニメとしてはまあまあ面白かったです。

投稿 : 2019/02/16
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ここにハル子はいない

フリクリであってフリクリでない
OVAファンなので待望で観ましたが
ハル子、オデコからなにか、アイロン、前作を模したキャラ達
と側はフリクリですが
なんか女子中学、女子高生あるあるな悩み&でも私達輝いてる、おまけでフリクリの側。。と行った感じで
フリクリである意味がわからない
この映画に共感する人はする人で良いと思う
けど前作の
小劇団の実力者の声優
内容もプチディープ
あるあるな小学生の悩みと世界観
ふつふつとしたよくわからない圧力をハル子の意味不明の戦闘シーンで吹き飛ばす
そして戦闘シーンの画力の素晴らしさ
が好きな人が期待してみるとがくーんでした

今からプログレ観ますが
挽回するかな
新谷さんじゃない時点でもう別物な予感。。

投稿 : 2019/02/13
閲覧 : 283
サンキュー:

1

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フリクリ オルタナ

2019.2.7視聴完了。

私にとっては前作よりもわかりやすかった。
女の子が多かったからかな~?

投稿 : 2019/02/07
閲覧 : 205
サンキュー:

6

snn1123 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超大作だった❗

新作の前編かと思ったら、完全新作で二時間以上で描ききった超大作だった❗
ぜいたくな作品で、大満足❗
I.Gさん、そんな大盤振る舞いして大丈夫

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 211
サンキュー:

1

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

叫べ!17歳!!

失敬、ミステイク

プロダクションIGに移ってまさかの復活劇
作り上げるに当たってスタッフが直面する問題
「フリクリってなんだ!?」
時系列的におそらくハルコがアトムスクに出会う前じゃあねえかと思う。どこか大人が強調され、以前の執念がない。摑み取れという命題が霞むのはもうしゃーない。オルタナティブな面を見せる前日譚でつまらんと言われるのも原石に近くなったものだからじゃあないだろうか。
よーくみると単体でキャラクター達の変貌や喪失にチクリチクリと胸を刺されるのだが、今回のフリクリ、IGらしい大失敗があるんだねぇ。続きはプログレで

投稿 : 2018/11/09
閲覧 : 278
サンキュー:

3

銀兎の夢 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

フリクリではない

ハル子が全然関係ないアニメに出てる・・・そんな感じ。
これがフリクリ?実験的なアプローチも尖がった演出も超絶作画も何も無い・・・フリクリを好きな人ほどガッカリする駄作。

投稿 : 2018/10/15
閲覧 : 326
サンキュー:

15

ネタバレ

石ころ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ハル子さんは健在でした!

OVAのあのぶっ飛んだ実験的なカット毎に様変わりする演出を期待していましたが、裏切らました。世界観を継承しつつOVAの伏線として暈されていた設定を断片的に持ち出してきて若干困惑しました(汗)。

今作はJK4人を主要登場人物に据えていて、ハル子さんは脇役に徹しているように物語が構成されています。出番は少ないですがハル子さんは相変わらずのじゃじゃ馬ぷりで観てて飽きませんでした。女子高生の友情と恋?の話を核に、ポップな戦いを織り交ぜてストーリーを構築しています。

主題歌、挿入歌はOVAと同じくthe pillowsの曲を用いていて作品世界観とはよくマッチしていて、観ていて心地よかった。ただ挿入歌を入れるシーン、タイミングが問題あるのではと思いました。

余談ですが、プログレの予告映像は最後にありました。面白そうです。9月末からの上映に期待しています!!

フリクリファンなら観て損はない作品です。ただフリクリと冠していますが、女子高生の青春活劇だと思って観たほうが良いと思います。



【追記】
もう一度本作オルタナとプログレを観て評価の修正しました。
オルタナはFLCLファンに向けてというよりかは、FLCLを知らないアニメファンないしは一般大衆に向けOVAの代替(オルタナティブ)作品として制作されたもので、前知識なしに楽しんでもらえることに主眼をおいている都合上、OVAで観られた実験的カットはふんだんに使うのではなく、最近のアニメの潮流に合わせて女子高生の青春コメディーからフリクリを表現した作品であると感じました。オルタナがOVAフリクリの別編という位置づけとしたほうが納得できます。対してプログレはOVAフリクリの続編と考えればいいと思います。

投稿 : 2018/09/30
閲覧 : 234
サンキュー:

4

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「オルタナ」は失敗作。次に「プログレ」に期待します。

アメリカではケーブルテレビ局で放送することが既に決まっており、実は全12話で放送し終わっているらしいですが、日本では劇場二部作で作ったみたいです。「オルタナ」の方ははっきり言ってそんなに面白くありません。昔のフリクリの方がまだキャラクターに個性を感じますが、今回はそういった個性はほとんど感じないどころか、キャラクターがいかにもガイナックステンションなのでついていける人がどれだけいるのか疑問です。

海外ではその奇抜さ故にカルトムービー化して、恐らくは海外資本で作られたのでしょうが、欧米でも設定等が受けるのか疑問が残ります。

うーん「プログレ」に期待。

投稿 : 2018/09/29
閲覧 : 277
サンキュー:

6

ネタバレ

きつねりす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そこまで悪いとは思わない、むしろ分かりやすくていい

終了ギリギリのタイミングで劇場へ。ぱっと見た感じネガティブな感想が多いけど、個人的にはなかなか楽しめた方かと思います。
今作に出てくる主要な仲良し4人組はタイプの全然違う4人で、それぞれキャラが立っているというところが大きい。主人公・カナはこの4人の関係をいつも一緒にいて、何でも話せる仲だと思っていたけど、実はそれぞれに大人な一面、思い描く夢、家庭環境と隠していた本音があって、それらにぶつかっていく度に気持ちを突き動かされる。しかし何度でもまた前を向き直す強さを持っている彼女は自分の思うベストの行動へと自分を動かしていく。そこはやはり青春ものだなと感じました。
全体で6話という構成となっており、挙げるとするならば、大人っぽいヒジリーが主役の2話「トナブリ」とカナの恋心を描いた4話「ピタパト」が個人的には好きでした。大人ぶっていても最後は年相応の感情を見せる聖。自分にはまだ早かったと「異性を好き」という思いに区切りをつけるカナ。この2本には思わず唸ってしまいました。
ただ、この年齢特有の鉄板ネタである恋愛は2話・4話以外はほとんど出てこず、ストーリー全体としては「女同士の友情」が大きいものに感じました。(それなのに2話・4話が好きとか言ってるなんて他の映画見てこい!って感じですが)1話のペットボトルロケット工作にしろ、3話の陰ながらの夢の応援にしろ、なんか友情が根底にあって微笑ましい。そして5話・6話では友達とは何か?という問いに自分なりの答えを見つけるカナ。やはり無印版と同様、こちらも成長が描かれているような気がします。だいぶ無印よりスカッとしてる感じで見る分には分かりやすくて良かったです。
音楽に関しては印象的な場面で印象的な歌割りを行っていた無印と比べた感じ、音楽は若干後ろ気味な感じもします。ムードの背景といった感じで、ピロウズがガンガン鳴ってる感じではなかったです。それでも前作からの引用もあって胸熱な部分もあったので、やっぱりピロウズだな、とは思いました。
もう一度本編について。
ずっと続くと思っていた今までの日々(1話)が、各ストーリーの中において日常レベルで「変化」したり「ずれ」が明らかになっていく(2話~4話)。そして大きなレベルでは、フリクリという作品独特の突飛な設定の前に日常が崩れ去ろうとする(5話)。カナとしては「世界」といえども、それは今を生きる自分の周りのことだけでできていて、その中で生まれる感情を元に宇宙という大きなスケールでハル子たちが並行してドンパチしていると思えば、無印よりはハル子が第三者的存在になっていた気がします。
そもそも無印は主人公が男の子だったので、ハル子が直接憧れの異性として意識され、密接に関わる大きな存在になっていたとも言えます。今作オルタナは同性でそれほど年齢も離れていない(ように見える)のでハル子はカナの感情の引き立て役に回ったとも捉えられるような立ち位置でした。
しかし最終話ではその引き立てが結果的にカナたちの「いつも通り」を守ることになり、めでたしという形で幕を閉じます。一方その反動でハル子は割を食う形になってしまい・・・というところから次回に続くようです。
上で述べたように続編プログレはこの作品とダイレクトに繋がっているように描かれていたので、また早いうちに見に行こうと思います。

投稿 : 2018/09/27
閲覧 : 189
サンキュー:

3

ネタバレ

かかのん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全然期待してなかったから意外と行けたかも?ただし長いw

上映して直ぐに友人に誘われて観てきました。

どうもこの作品元々TV企画だったろ?と思われるところが多々あってそこが終始残念でしたね。画のクオリティが劇場でない六話構成?だったか?20分程でエピソードがガッチリ終わるとか?

逆にTV手法で作った作品を三時間弱、二部に分けて上映して人気出たらTVに逆輸入して最終話をTVで放映という逆手法も有りかなあ?とは思いましたが。

好感が持てたのはちゃんとキャラの生活と成長?なのか?を丁寧に描いていたトコロでしょうか?その分エンジン掛かるの遅く特に一、二話はたるい。

二話後半のバトルからようやく全体のエンジンが掛かってる感じですね。

ハルコもオルタナではストーリーテラー役に徹してますし。

ストーリーはプログレ観ないとなんとも?個人的にはトップとエヴァ混ぜて最後はグレンにするのかなあ?みたいな感じを受けましたが。あと「DARKER THAN BLACK-流星の双子」的な?なにか?

観てて感じたのはカメラがフィクスで引きが多くてカッチカチな演出でしょうか?特に前半学校内のカット中央レイアウト多用しすて硬すぎて動きが感じられないのが寂しかったなあ~監督新人さんなんだろうか?

非常階段で面白い配置で4人が寝てるカットはず~っとキャラ配置変えながら話数毎に使えば面白かったのになあ~それか非常階段で毎回くっちゃべるトコロを写すとかとか?

お話的に遊べる部分が多いのに真面目なフイルムでした。

全体的にTVな感じで狭い演出なんですがそれが田舎の女子校感を出してて効果的でなんかよかったです。お話は甘めで70点かな?

自作のプログレの予告面白そうだったのでプログレも観に行くつもりです!

林原めぐみさんのハルコが違和感なくてちょっと良かったw

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 163
サンキュー:

3

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★☆☆☆

おもしろくなかった!

序盤はコミカルでおもしろい!と思ったが、同じ様な手法で続く中盤は観ていて苦痛でしかなく、NEXT EPISODE と出る度にまだ終わらないのか・・・と思った。

劇場版 フリクリ -プログレ- は観に行く気がなくなった。

投稿 : 2018/09/15
閲覧 : 179
サンキュー:

2

フェイルン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

オルタナティブ?

フリクリ(OVA)が好きで、公開初日に鑑賞しました。

OVAの時は作画は洗練されていたし、演出も挑戦的かつ斬新なものばかりで再度見返したくなる魅力が詰まっていた。
……が、今回の「フリクリ オルタナ」は、斬新な演出も特に無く、劇場公開されるものとは思えないほどに作画が半ば崩壊しかけている。更には音楽との調和も感じられないのが残念過ぎる。
相変わらずな雰囲気のハルコのお陰で辛うじてフリクリ感が少しは保てているが、ハルコがいない場面を切り取ると、まるでフリクリ感が無い。
青春のこじらせ度合いも、OVA版ほどのものは感じられず、キャラは多めな割に描写は薄いので物足りない。

一番は、改めて見たくなるような魅力を感じないのが悲しいかな。

最後のプログレの予告を見た感じでは、プログレの方は期待出来そうな予感。

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いつまでもこのままでいたい!・・・・ そう思ったって良いと思うです。

   久々の初日、初回上映で見れたです。
 かなぶんを中心としたペッツ、ヒジリー、モッさんの仲良し4人組の日常、非日常をそれぞれの視点に描かれたお話だったです。かなぶんと出会ってかなぶんの能力に気づいた、お姉さん自称なのか?宇宙捜査官ハル子が、やたらちょっかいを出してくる展開です。長い上映時間だったです。

 かなぶん、ハル子やたら目立ってたです。敵なのか侵略者だかわからない、突然出てくる機械生物とハル子が戦うです。宇宙だか火星の話が、何の関係があるやら出てくるです。

 4人でバカやって騒ぎつるむ日常は、ありがちな女子高生なでしょうか?です。4人で興味本位に共同制作して作るロケットは、楽しかったと思うです。

 4人それぞれに互いに、何も知らない事情が描かれていたところも見所です。心配なのか?役に立ちたいと思うのか?ハル子の行動に注目です。
 大人だかの恋のことだったり、進路で自分でつかむために進む夢だったり、同年代の恋する気持ちはどういうものか?だったです。自分が思ってきた変わらないでほしいと思う毎日は、友達にしてみればどうだったか?を破天荒に描かれていたです。

 常にハル子が中心にいるようで、絡むハル子の大胆かついたずらにも見える行動があったです。ハル子は、何をしたいのか?あまり私には理解できなかったところがあるです、

 全体を通して、かなぶんが望むいつも変わらない毎日は、自分としてもそんな気持ちは持っていたいと思うです。かな分が望んでいても、一番の親友は実は、どうなのか?、つらい現実も見せられたです。{netabare}最後の方で、人は年を取る、周りの風景も変わる、そんな中でも笑顔は変えないでいいとか言ってたようなセリフは、共感できるものがあるです。{/netabare}

 かなぶんが思うように、いつまでも4人仲良くしていきたいと思うのは、決して悪くない人として当然の願いであると考えるです。このお話は、そんな自分が望まなくても変わるもの、変えてはいけないものを訴えてもいるように見えたです。そこが、面白みなのかもしれないです。「これでいいのか?」な終わり方だったけど・・・・・・・・です。

投稿 : 2018/09/07
閲覧 : 388
サンキュー:

6

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ロックだ!

目で見るロック!
音もイイけど。

オジサンは好きだなー
こういうの!

割れたスマホ
ネコの集会みたいに固まって
ダラダラするジョシコーセー
まったくエロくないパンチラ事故
視線は確実かつ精密。

どーゆーこと??
って想う人が多いかもしれないが、
観終わった後きっとココロに
鳴ってるはずだ、ビートが。

そして
ビートってことで
イイと思う。

投稿 : 2018/04/08
閲覧 : 202
サンキュー:

2

コゼット さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 425

たかし さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/04
閲覧 : 15

えふ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/09/09
閲覧 : 16

ゆにこん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/27
閲覧 : 26

プーチン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:----

投稿 : 2022/02/17
閲覧 : 24

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2021/04/02
閲覧 : 41

ぺい さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/01
閲覧 : 43

めぐゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/02/20
閲覧 : 19

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/08/15
閲覧 : 55
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劇場版 フリクリ オルタナのストーリー・あらすじ

モヤついている高校生・河本カナ。嵐のごとく登場するハル子。その時カナの額にお花が生えた! 煙を吐きがら街をぶっ潰すアイロン。毎日が、毎日毎日続いていくと思っていた・・・。力を手に入れたカナはアイロンをぶっ飛ばせるのか!?(アニメ映画『劇場版 フリクリ オルタナ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年9月7日
制作会社
プロダクションI.G / NUT / REVOROOT
公式サイト
flcl-anime.com/alterna/
主題歌
the pillows『Star overhead』

声優・キャラクター

新谷真弓、美山加恋、吉田有里、飯田里穂、田村睦心、小西克幸、永塚拓馬、鈴木崚汰、伊藤美紀、真坂真帆、森功至、松谷彼哉、青山穣

スタッフ

キャラクター原案:貞本義行、総監督:本広克行、監督:上村泰、副監督:鈴木清崇、脚本:岩井秀人、キャラクターデザイン:高橋裕一、メカニックデザイン:押山清高、衣装デザイン:谷口宏美、プロップデザイン:細越裕治/秋篠Denforword日和、美術監督:藤井綾香、色彩設計:中村千穂、CGディレクター:さいとうつかさ、撮影監督:頓所信二、編集:神宮司由美、音楽監督・音楽:R・O・N、音響監督:なかのとおる、スーパーバイザー:鶴巻和哉

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