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「SSSS.GRIDMAN(TVアニメ動画)」

総合得点
84.7
感想・評価
988
棚に入れた
3976
ランキング
274
★★★★☆ 3.8 (988)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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SSSS.GRIDMANの感想・評価はどうでしたか?

クロス・ストーカー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

見入った

長くは語らない
ただただ毎回見入っていた
それだけ

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 108
サンキュー:

5

ネタバレ

ぽてと建設 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「しまった、期待しすぎた!」

グレンラガンやキルラキルのスタッフが手がける、
あの特撮グリッドマンをリメイクしての新たな物語。
…という期待から多くのアニメファンが視聴したであろう今作。

実際は期待外れと言わざるをえない出来になってしまいました。
以下理由を大きく2つ挙げます。

①「スケール観のギミック」が完全に不発だった

グレンラガンやキルラキル、ダリフラには物語終盤で視聴者があっと驚くほどに世界のスケール観が急に広がっていく展開が待っています。

今まで最強と思っていた敵が赤子のような扱いになる敵が出てきたり、地球で生き延びるのが目的だったのにいつの間にか地球や宇宙を救う物語になっていたり、物語の中で視聴者の固定されたスケール観が壊され、どんどん広がっていく事こそトリガー作品の魅力なわけです。

今作でもその伏線は十二分に張られていたからこそ、多くの視聴者が期待していたはずです。謎のベールに包まれたアレクシス、または更なる真実など…まさか最後までその世界観のまま、視聴者の大多数が予想していた結末で終わるなんて思っても見ませんでした。

②勢いだけでは誤魔化しきれない粗さ

トリガー作品の多くには細々とした事情を語らず、勢いでテンポよく進んでいく特徴があり、そこを魅力に感じていた人も多いと思います。しかし、グリッドマンの場合「粗すぎる上にテンポも悪い」という酷いものでした。

1クール12話と短い中で、ひたすらにテンポが悪い。アンチとの駆け引きで何話使ってるんだよっていう。そりゃ最後の12話であれだけ詰め込むしかないだろうとと思いました。

そして詰め込まれた最終話の内容は酷いものでした。アカネが怪獣にされるという11話の最大の引きがあったのに、アンチがすぐに人間に戻してしまいますし、アレクシスは説明口調でグリッドマンというアニメのストーリーを解説するだけしてグリッドマンに倒されるという・・・

私も特撮版のグリッドマンは見たことありますよ。でもね、12話の展開は全く感動しなかった。それは「昔ながらのビジュアルのグリッドマンを昔ながらの歌の中で活躍させたらお前ら喜ぶやろ?」という製作側の安い意図が見え見えだったからです。



ここまで大まかに2つの理由について語りました。
しかし、もっと的を射た言い方があります。
要は「期待を超えなかった」のです。
蓋を開けたら、とっても平凡な50点レベルのアニメだったのです。

一体どんな展開が待っているんだろう?
アカネやアレクシスの正体っていったい何なんだろう?
この世界ってどうなっているんだろう?

その視聴者の期待を裏切り続け、テンポの悪い会話や説明不足の描写をダラダラと続け、最後の最後に黒幕にベラベラストーリーを喋らさせて終わるという酷いものでした。

暇つぶしにアニメを楽しむというスタンスで視聴した人には「そこまで酷かった?」と言われるかもしれませんが、私はガッカリしました。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 175
サンキュー:

7

ひつまぶし さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

子ども心・男心がくすぐられる…!

初めて円谷プロ系のアニメ見たのですが、ヒーローアニメアツいですね
毎週ワクワクしながら観てました
バトルシーンもめちゃめちゃな迫力で、映画で何若上映してたみたいですが、ぜひ観たかった
あと、ボイスドラマがめっちゃ面白いです

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 167
サンキュー:

8

ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただの勧善懲悪チャンバラではない

特撮ヒーローものの知識ないけど面白い。

最後まで観て
{netabare}寝ているときに自分が見ている夢は、自分の望むとおりには展開してくれない。
それを事実として受け入れ、幼念期特有?の全能感とお別れすることが救いかどうかは分からないけれど、アカネに特有の事情からの救済ではなく、万人に共通の事情からの救済の物語であった、ということだな。
自己認識を「世界」から「個体」へと修正しても、自分と世界との間の対立が解消されるわけではないから、それを「救済」として受け入れるかどうかは個々人の受け止めかた次第だけど。{/netabare}
とにかく戦闘描写以外の日常のもどかしさが充満する空気感が魅力的な作品だった。
各話放送後の期間限定配信のボイスドラマも面白かった。

4話まで観て
変わらない平和な日常という幻想にしがみついているのに時折そこに影をさす不安感や閉塞感を拭いきれず非日常による打開を期待する、みたいな心理状態になることはわりと普通だと思う。
そんなときほど、自分だけが他人と違っているんじゃないかとか、自分が世界の中心なんじゃないかとか考えがちになる。
怪獣とグリッドマンという記号を通して、そういう日常と非日常の間にある自我の微妙なバランスを拾い上げて、絶妙な空気感でまとめ上げているところに魅力がある。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 253
サンキュー:

16

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新条アカネにビックリだよ!

昔、放送していた特撮モノをアニメと融合させたモノ?

CMに特撮の方の円盤の宣伝していたけど、
そこの層は、そもそも、そこそこのお年なので、
これ見ていないんじゃないかな…

SSSS.GRIDMANのSSSS.って、1話で内海が言っていた、
{netabare}新条アカネ、才色兼備、才貌両全、最強女子{/netabare}で、
いいのかな?
確かに、SSSSになるけど!

新条アカネのキャラが強すぎて、
主人公である響裕太とグリッドマンの方が添え物に感じた。

色々と知りたかった事が曖昧な感じで終わったけど、
2期やる為の伏線ですとかないよね?
1話の{netabare}裕太→六花に告白した?とか。{/netabare}

あと、ゆうたとりっかって、アレと被るので、
なんとかならなかったのかなーと。

投稿 : 2018/12/24
閲覧 : 217
サンキュー:

9

8bit さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供向けアニメと思いきや大人向け?分からん!

とある理由で発生した怪獣を変身して倒す特撮風アニメ。

演出面に非常に癖があります。
BGMは滅多なことでは鳴らさず、環境音ですらほぼ無い。
(音楽に鷺巣詩郎を起用してるのに全くその素振りを見せないんですよw)
説明は最小限に抑えれらており情報量としては少なめです。
どことなくエヴァンゲリオンが思い出されます。
足し算の演出が多様されている昨今のアニメにおいて引き算の演出を使うアニメは珍しい部類。
台詞も同様でアニメアニメしている箇所とそうでない箇所の割り切りがしっかりとしています。
いらないと思った箇所はちゃんと切る、編集とは本来そうであり監督の個性が表れていてとても良いと思います。

お話は前半ドラマパート後半バトルパートの構成。
特撮や低学年向けアニメによくみられる構成で「なんでこれが深夜枠なんだろう」と思ってしまうほど
特撮ではよくある展開を見て「ははーん、これはお約束を楽しむアニメだな?」と気付きます。
しかしそのお約束も説明されすぎていない"間"のある構成から「考える余地」を与えてくれ、大人の視聴にも耐えうる作品となっています。

あと地味に音響がいいです。(鷺巣さんの力はここで発揮されてる?)
ちゃんとしたスピーカーじゃないと「効果音がデカいのに声がよく聞こえない」現象に陥ります。
一般的な家庭用アニメだと声を通すのが優先されるのでこの作りはあんまり見ないですね。
映画だとあるあるのアレです。

アニメーション制作はTRIGGERですが得意とするはずのジャパニメーションは観られません。
どうやら新人部隊だそうで…(?)
止めの作画そのものは良いですが動画部分があまりにも弱い印象です。
残念ながらドラマパートはほぼ静止画。

逆にバトルパート3D部分の気合の入り方は凄いです。
嘘パースを再現するための特殊なリグ(3Dモデルを動かす仕組み)などを組んでいるのが分かります。
あぁこの嘘パース感、堪らない。
グラフィニカさん良いですね!

個人的には「お約束」「引き算の演出」が結構ツボなのですが、それを退屈だと感じる人にはオススメしないです。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 258
サンキュー:

21

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

youthful beautiful

最終話、終わりましたね。フォローしているレビュワーさんの最終話の評価が高くなかったけど、私としてはこれでアリかな。

正直、原作を見ていないし、特撮も詳しくないため、そういった部分について書くのはあまりに図々しいと思い、その辺りには触れないことにしています。他のレビュワーさんが詳しいし、その辺についての技術や知識について、リスペクトのために書かないことをご容赦ください。

登場人物のポジションについて考えてみました。
11話の追記を追加
12話の追記を追加
{netabare}
響 裕太
彼は非常に物語を円滑に進めてくれている、というか、「戦わなくちゃ」という意思がどこからともなく沸いて出てくることに、違和感を感じています。これが、彼が記憶を失っていることと関連があるのではないかな。

11話追記:「思い出してくれ!君の使命を!」という言葉で戦わなくちゃいけないということをすぐに決心できたのはこういうことか・・・

グリッドマンが高校生達の青春の舞台の舞台装置であるならば、ぶっちゃけ祐太は舞台装置でしたっていうのは「物語を円滑に進めてくれている」という疑問を解決させてくれました。

12話追記:祐太の項目でグリッドマンの技について書くのもどうかと思うけど、アカネの心を修復する技で、アレクシスケリルが倒されたって事は、アレクシスケリルは人の心の弱さにしか入れない、病気的な存在だったのかもしれないですね。

内海 将
彼には非常に視聴者寄りのポジションを与えています。グリッドマンに乗るわけでもない、普通の高校生が混じっている感じですかね。
グリッドマンのコックピットのような描写がなく、いつもグリッドマンと祐太の戦いを、六花の店でサポートしている描写が中心に描かれていることからも、もしかしたら主人公は世界設定の一部であり、内海及び六花が、あるべき日常のポジションに位置するのかもしれません。
彼がアカネに恋をしているかのような描写、活かして欲しいなあ。


11話追:普通の高校生という視点は間違ってなかったかな。祐太のようにヒーローにもなれない、何も持っていない高校生というポジションをより強調していました。今回の内海の何も出来ない悔しさとか好きだなあ。

12話追記:今度来るときは祐太にじゃなくて俺に入れよって言う理由からも、内海の一般人というポジションを突き詰めたセリフでしたね。
その一般人の内海が、「一般人の俺は何もできないから行かねえわ」、と言って、それを六花に「内海君はさあ、祐太君の友達なんでしょ?」と言われて、友達としてできることをやる、という意思に発展させて、祐太の友達というポジションに行き着いたのが良かったですね。


宝多 六花
彼女の日常が、否定されることに対して抗うことが、この作品の軸だと思ってます。彼女の日常とは、彼女を取り巻く世界が、彼女が考えるあるべき姿を保っている事と、六花という存在が、作り出された存在であり、定められたルールに縛られ、生み出すことの出来ない存在なのかという、自身への存在価値を問うことになるのかな。

11話追記:六花が友達という設定をどう受け入れてアカネにどうアクションを取るかが表現されましたね。その許容した心の美しさが最大限演出されていました。
最終回はアカネを六花がどう日常に引き戻すか・・・でしょうか。

12話追記:六花がアカネをどう正すかが問題でしたが、アカネが六花に与えたのは、日常への切符でしたね。緩く、いつもの調子で、日常の側からアカネを許しの心で救い上げる事で、私は六花に、日常側を肯定する強い美しさを見ることが出来ました。

新条 アカネ
彼女が神であるなら何でもしてもいいよねという事ではないよ、というポジションは、六花がになってくれていると思います。
つまり、電脳世界だろうが、アカネの改変により人がいなくなることへの問題提起は、六花がしてくれてますね。
アカネは六花のオリジナル性を演出する友達であり、アカネを嫌いになれない六花が、どうやってアカネを友達として救うのか、それが楽しみです。
一方で、アカネという人物が、暗い性格を持ち合わせているからこそ、共感を得られているのも事実です。(共感というより、自身の存在のための肯定かな)破壊衝動、コミュニケーション障害、引きこもり、無関心。そういった人間の負の部分から、六花たちが救い上げるこれからの展開に期待していますね。

11話追記:祐太を刺してアカネ自身がずるいと自己評価したことが、彼女の良心ですね。後は、その良心の美しさをどう活かすか・・・

12話追記:彼女の良心を最大限に活かした演出でした。作画が良い、だけでは、この美しさは獲得できないでしょう。特に、個々のパーツの美しさだけをあげつらえてもね。
アカネの良心、自分が作った世界の住人に一杯酷いことをした、ごめんなさい、という、泣きながらに「謝ること」をしてくれた、この時に私は彼女の良心に本当の美しさを見ることが出来ました。
アカネが「もう怪獣は作りたくない」といい始めた理由も、自分が作った世界が壊されていくことが怖かったのだと、彼女の良心を見て納得できました。
同時に六花がアカネを「アカネは繊細なんだよ」と評した意味がようやくわかったようなシーンでした。弱いのに、いつも強くいようと思っていて、ずっと気を張っていないと崩れてしまいそうな部分があるということが分かった気がします。

{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 427
サンキュー:

49

ネタバレ

にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半最高!

良かった点
・作画
・前半のストーリー はじめはワクワクしながら観てました

物足りなかった点
・中盤から後半にかけてのストーリー
・各キャラの背景 もうちょっと一人ひとりの厚みがほしかった
・伏線回収しきれてない感が…

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 155
サンキュー:

7

ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ユーチューバー回さえなければ、最高だった

最終話視聴にあたり最下部に追記

記憶喪失の高校生・響裕太(声:広瀬裕也)が、パソコンに映るハイパーエージェント・グリッドマンと合体し仲間の力を借りながら、街に現れる怪獣たちを倒す物語。1993年から1994年にかけて放送された円谷プロの特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』を原作とし、現代版にリメイクした作品だそう。

第4話時点まで視聴した感想として、基本的には『ウルトラマン』のような展開が繰り広げられている印象。

主要キャラと思われるサムライ・キャリバー(声:高橋良輔)と、新条アカネ(声:上田麗奈)、そのアカネにぞんざいに扱われているアンチ(声:鈴村健一)の3人に魅力を感じてしまったので、どちらかというと主人公たち正義側よりも悪の敵側を応援する形で見てしまっているようだ。

まだまだ序盤なので謎も多いし、今後の展開次第でどう転ぶかわからないけれど、正義側だけでなく悪側も同じくらい描写されているのはモロ私好みなので視聴を継続しようと思っている。

余談になるが、私は仮面ライダーや戦隊ヒーローものが大好きなので特撮モノへの偏見などはまったくないのだけれど、ことウルトラマンシリーズに関しては物心つく前に見たくらいで、今に至るまで興味を持ったことがなかった。というより、ウルトラマンまで手を出してハマってしまったら時間もお金も大変なことになってしまうのでw

ともあってこの作品如何では、ウルトラシリーズまで視聴しだしてしまう可能性があるので怖いw


▼総評
{netabare}正直、第4話のユーチューバーが登場したエピソードでは、退屈どころか苦痛を伴い視聴に耐え切れず一時中断。現代風にリメイクしたということも理解できるし、私自身、ジ○ーブログやGU○MA-17など大好きなYoutuberも多数いるのだけれど、ここで登場した類のモノは中身がないものが多いため不快にしか感じずマジで視聴を断念しようと思ってしまった。

しかしながらそれからかなり時間が経過し、最終話を迎えた今日、続きとなる第5話から視聴したところ、やはり物語は面白かったので最終話まで一気に視聴することができました。視聴再開した一発目となった第5話ではいきなりアカネのえっちなカットの数々にとても他人に見せられないようなだらしない顔つきになっていたことでしょう。

お気に入りとなったり印象に残っているシーンはいくつもあるけれど、やはりアンチの魅力は絶大で、どこまでも純粋なアンチの日常はもちろん、バトルではとてつもない熱量を感じたし、グリッドナイトとして覚醒したシーンは身震いしてしまいそうなほど最高に格好良かった。

上記のバレなしレビューでも記したとおり、主人公陣営よりもアカネやアンチの魅力が勝ってしまい、彼女らがどうなっていくのか最後まで目が離せなかった。サムライ・キャリバーと、六花ママは面白かったけれどw

一方で、最終最後の実写カットの意味がワカラナーイ。アカネが違う世界で目覚めたということなのだろうけれど、アニメ作品なのに実写にする意味があったのだろうか。貶すつもりは毛頭なく、純粋に謎w

物語は退屈に感じてしまったところもあったけれど、総じて楽しませていただきました。あの第4話さえなければ、最高の作品だったのにw{/netabare}


▼キャスト
響裕太:広瀬裕也
グリッドマン:緑川光
宝多六花:宮本侑芽
内海将:斉藤壮馬
新条アカネ:上田麗奈
アンチ:鈴村健一
サムライ・キャリバー:高橋良輔
マックス:小西克幸
ボラー:悠木碧
ヴィット:松風雅也
アレクシス・ケリヴ:稲田徹
六花ママ:新谷真弓
なみこ:三森すずこ
はっす:鬼頭明里

▼制作
アニメーション制作:TRIGGER
原作:グリッドマン
監督:雨宮哲
脚本:長谷川圭一
キャラクターデザイン:坂本勝
アニメーションプロデューサー:舛本和也

▼主題歌
オープニングテーマ「UNION」歌:OxT
エンディングテーマ「youthful beautiful」歌:内田真礼

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 380
サンキュー:

50

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観る人を選ぶアニメだった

物語
4話ぐらいまではワクワクしながら観てたけど、中盤から少しずつ興味が薄れていった
そのまま話もイマイチ盛り上がらず最終回に突入
ここから最終回の評価
{netabare} SSSS.GRIDMANはこの回に限らず原作を知っていると楽しめる要素が散りばめられているようでそれはいいと思う
ただ最終回に関しては原作を知らないと「?」となってしまい100%楽しむことができない
アレクシスとの勝負を決めたビームも原作ファンからすると「遂にきたか」となったみたいだけど
知らないと「随分都合のいい技があったもんだ」となる(まあ特撮物なんてそんなもんだが)
あとは作画と演出で盛り上げようとしてたが、話の熱量がそれに追いついてない
原作を知らない私にとって残念な最終回であった {/netabare}

作画
CGでのバトルシーンはモーションを頑張っているようで良かった
ラストバトルの作画で完全に特撮の動きを捨てたのは何故なのか

声優
上田麗奈さんの演技は素晴らしかった

キャラ
アカネ、アンチ、六花、キャリバーあたりは良かったけど
肝心の主人公のキャラが弱くないか?(あえてなのか分からんが) あと内海も


最後まで観たが、思ってた以上に人を選ぶアニメだなと感じた
これを100%楽しむためには原作の知識は必須だろう

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 119
ネタバレ

ei さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヒーロー!?

アニメを観るのが楽しい!と心から思った作品です。
子供のころ、毎週毎週テレビにかじりついて観ていた時のように、夢中になって観てしまいました!

キャラがこうだ、設定がこうだ 全部置いておいて
純粋に楽しい と思って観ることのできた作品に出会えて嬉しい
オーイシさんの曲が好きになる 彼の歌に救われる

素晴らしい作品でした だけど・・・

{netabare}

新条アカネの心を知りたい
彼女を知るということは宝多六花を知ることだ

この物語は絶望と希望の物語だ
ヒーローと怪獣を愛することでこの作品の伝えたいことがみえてくる

愛することで彼女たちは救われる



最終回を終えて

本当の愛とはなんだろう
正義と悪とは ヒーロと怪獣とはなんだろう
これらの境界をどう定めるのか問われ続けた作品でした

ヒーローという光はあまりに眩しい
人間に寄り添うのはいつも怪獣で怪獣が主役なのだ


ただ10話から別のアニメになってしまった
どこまでも電光超人のためにある作品になってしまったのが悲しかった
SSSS.GRIDMANとして 物語として最終回にたどりついて欲しかった




この世界があったことを忘れない
独りの女の子がいたことを忘れない

独りじゃない いつの日も どこまでも


次は君がこの物語の主役になる時だ ヒーロー!

{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 246
サンキュー:

17

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

独りじゃない。いつの日も、どこまでも。

この作品の原作は1993年から1994年にかけて放送された円谷プロの特撮ドラマのようですが、そちらは未視聴です。
円谷プロといえば、きっと誰もが一度は目にしたであろう「ウルトラシリーズ」の特撮を手掛けてきた会社です。
私も幼い頃、ウルトラシリーズはテレビにかじりついて視聴した思い出が残っています。

特撮の円谷プロとアニメって接点が無いと思っていましたが、こういう展開もあるんですね。
でもwikiをチラ見した際に興味深いことが記載されていました。
円谷プロって、アニメーションの制作に結構前から協力しているみたいです。
・機動戦艦ナデシコ
・キューティーハニーFX
・D.C.S.S. 〜ダ・カーポ セカンドシーズン〜
「制作協力」とは具体的に何をするかは分かりませんが、どれも有名は作品ばかりです。
思わぬ接点が発見できて嬉しさを感じちゃいました。

物語の方ですが、主人公である響裕太がある日突然倒れてふと目を覚ますと何も思い出せない状況になっていました。
倒れたのはジャンクショップを経営するクラスメイトである宝多六花の家の前…
目が覚めた裕太はジャンクショップに置いてある一台のパソコンから呼ばれました。
そこには、ハイパーエージェント・グリッドマンが映っていたのですが、裕太以外にはグリッドマンが見えなかったのです。

その頃、街は大騒ぎになっていました…
そりゃそのはずです。街に謎の怪獣が現れたのですから…
突如街に怪獣が出現し、周囲の建物を次々と破壊していく…まるで往年の特撮作品そのもの…
でも誰かが怪獣を止めなければ被害が拡大するばかり…

そこで、裕太はグリッドマンの導きに応じた結果、合体してグリッドマンを具現化することに成功するんです。
倒すべきは怪獣…こうしてグリッドマンと怪獣との闘いの火蓋が切られ、物語が動いていきます。

この作品はウルトラシリーズのアニメ版を視聴しているような感覚を覚えますが、実はそこまで勧善懲悪モノではありません。
出現した怪獣は確かに悪…ですが、この作品のポイントは、怪獣が出現するまでのプロセスがとても大切で、その過程を踏まえると怪獣側全てを悪一色で括れないんです。

実際、目の前で行われている事…それを冷静に判断すれば自ずと正解に辿り着くことはできると思います。
でも、もしそれが「それしか方法を知らなかっただけ」だとしたら…?
きっと心にぽっかりと大きな穴が空いていて、それを埋めようと必死に足掻いているだけだとしたら…?

悪事は許されるべきではないし、法の下で裁かれなければなりません。
でも、その本質を見極めなければ正しい裁定を下すことはできません。
せめて本質を見極めた上で、正しい裁定が下されることを期待します。
この物語に潜む「真の悪」と「翻弄された顛末で課せられた悪」について…

少し話は変わりますが、本作のタイトルの「SSSS.GRIDMAN」で、最初に気になったのは読み方でした。
最初は、「エスエスエスエス.GURIDMAN」よ読むとばかり思っていました。
でも、「SSSS」ってどういう意味だろう?
と思って調べてみました。

まず「SSSS.GRIDMAN」の正式名称は「グリッドマン」で「SSSS」は読まないそうです。
じゃぁ一体「SSSS」って何…? となりますよね。
これは公式発表ではないのですが、本編で映し出された「Special Signature to Save a Soul」が元になっているのでは…と思っています。
その一文が何を意味するのか…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

作品に直接関係ありませんが、読まない語句がタイトルに混在していると棚の整理にクイックソートは使えないですよね。

オープニングテーマは、OxTさんの「UNION」
エンディングテーマは、まややんの「youthful beautiful」
久々にまややんの楽曲を聞いた気がしました。
前回は「たくのみ。」のオープニングだったので、半年以上振りでしょうか。
勿論、通勤中に繰り返し聴かせて貰っている曲です。

1クール全12話の物語でした。
物語が1クールの中に綺麗に収められている上、伏線も殆ど回収されたのは好印象です。
それに、個人的にキャラデザも好みでした。
六花ちゃんとは普通に可愛かったですし…
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 214
サンキュー:

33

ネタバレ

lucia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

全話視聴。
結構面白かったな、今期一だわこれ。
ロボット物はあんまり好きじゃないんだけど、
これは良かった。
アカネちゃん可愛いヤッター!

以下、ネタバレ感想
{netabare}
最終話はやっぱ駆け足になるよね、うーん。
きれにまとまって終わったからいいんだけど、
もちっと丁寧にやってほしかったな。
あと、1話あればって感じだ。

六花の「この願いが叶いませんように」って、切ないなぁ・・・。

話の途中から最後のオチはわかってたけど、
ラストは賛否だろうね〜。
私は否定派。
実写はないわ。
ラスト、アカネが自分の世界に帰ったってところ、
実写じゃなくても視聴者に伝わんだろ。
生活感ある部屋でアカネが目覚めるってシチュ、
アニメのままで良かったと思うんだよなぁどうしても。
うーん、何度考えてもないわ、これだけは。
{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 162
サンキュー:

8

ネタバレ

アイム さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒーローものでしたね

 正直、最初は「ウルトラマンのパクリ?」や「戦隊系等の派生版みたいなやつ?」などといろいろ思いました。
 見終わる前から「これ展開が読めるわぁ...」など悪印象も持ちましたが、結果的にゴリゴリの王道アニメだったので、逆に気持ち良く視聴することが出来たような気がします。
 あと何と言っても、登場人物の【新庄アカネ】が「最初から最後まで可愛かった」と私個人的にはずっと思っておりました。特に、仕草が(笑)
 決してステマではありませんが、当作品をまだご覧になってない男性視聴者の方にぜひ視聴してもらい、【新庄アカネ】を愛でていただきたいと思います。
 当作品の最後のシーンについて、あれは何だったんだろう?と私なりに考えました。
 結果、 {netabare}【新庄アカネ】が戻るべき本当の場所に戻ってきて目覚めたのではないか?{/netabare}と言うごく普通の考察に至りました。
 私と同意見の方やそれ以外の意見を持っているよ!という方は、もし良ければメッセージを飛ばして下さると嬉しく思います。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 155
サンキュー:

9

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

戦闘シーンに隔世の感がある

{netabare}
元々はツブラヤの実写番組があったらしい。ウルトラマン系は良く見ていたのだが、グリッドマンは知らなかった。それより4話目くらいまで、TV放送のCMではウルトラマンレオのDVDを宣伝していたの、懐かしかったなあ。
ウルトラマンシリーズらしく、毎回怪獣を倒すのかと思ったが、6話目あたりから様相が変わってきて、悪の?主人公であるアカネを救済する話になってきた。そうなると最後は共同で悪のラスボスを倒すのだろうと。展開的にはそんな感じ。
このアニメのOPはグリッドマンのかっこいい戦闘シーン。ザ・ウルトラマンの時代のアニメと比べて、本当にかっこよくなったなあ。
EDは六花とアカネのシーン。
非日常と日常をうまく合わせて物語が進行する。展開は分かっていても、いつも引き込まれてしまう。なんだか画面から受ける印象がいいんだよね。いつまでも見ていられるっていうか。

しかし、この作品の本当の魅力はそんな表面的なところでは終わらない。知れば知るほど深く広がる、この世界。
登場人物は目の色でカテゴライズできる。青はアカネに作られた一般人、赤はアカネを含めた怪獣側、黄色はグリッドマンを含めた電脳エージェント側に分かれている。
目で思い出すのはカルト映画の名作と言われるブレードランナー。あれって、本当の人間と人造人間を目で見分けるんだよね。でも、人間と人造人間との違いはほんの僅かで、その危うさがタイトルのブレードランナー(細い刃の上を走る人)に現れている。そんなことを思い出してしまった。
この世界をアカネが作ったって?六花もアカネが作ったの?
じゃあ最後に六花がアカネに言った言葉はどう説明つくの?創造物が創造主を救えるの?
六花の目は青がベースなんだけど、最初から赤が入っているんだよね。あの色はどこから・・

こんな考察、本当に楽しい。オリジナルの特撮グリッドマンと世界観が繋がっているようだが、そのオリジナルを知る人ゆえのtwitterでの小ネタ探しはすごいものがあった。トランスフォーマーからも多くのネタがあるらしい。放送終了あとに検索するときの楽しさったらもう、これがアニメが好きになる一番の理由だよなあ。リアルで盛り上がれるって素晴らしいなあ。

実写エンドも含めて、間違いなく記憶に残る傑作でした。
グリッドマン愛にあふれる制作陣に感謝です。ありがとう!
{/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 186
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20

ネタバレ

amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

旧作を見ていないせいか世界観、設定、キャラクターどれもいまいちわからない全体的に靄がかかった感じでした。
アクションシーンはかっこよかったと思います。
{netabare}
全て夢の中の物語ということでしょうか… {/netabare}

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 145
サンキュー:

8

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最後は凡庸になったが全体的には上質なアニメ

個人的に最後のほうでコレジャナイ感を覚えたが、映像は美しく物語はまとまっており丁寧な作品。序盤の盛り上がりもあるし、見て損はしないけれども、オススメ度はそんなに高くはない。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 159
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5

ネタバレ

のりまき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特撮版視聴の有無で評価が変わる作品

グリッドマン系列のアニメで良くも悪くも電光超人グリッドマンの知識が要求される作品。電光超人グリッドマン未視聴の者が書いた感想なので悪しからず。
この作品は話の展開に合わせて徐々に世界観が明らかになっていき、謎を残しつつ最終話を迎える。ここまでは良くあるストーリーだが、グリッドマンは最終話でも世界観を明示しない。最終回でも世界観を示唆する描写は多く登場するが、その描写に気づいて世界観を理解するには電光超人グリッドマンの知識が不可欠な作りになっており、電光超人グリッドマン未視聴では作品の理解が正確にできず消化不良に終わってしまう。逆に電光超人グリッドマンの知識があれば正確にできるようだ(Twitterなどによると)。前作の知識に合わせた最低限の世界観説明のおかげでキャラクターの描写には力が入った作品にはなったが電光超人グリッドマン未視聴者には世界観の理解が難しい仕上がりになっている。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 97
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6

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

特撮として見るかアニメとして見るか

前作が電光超人グリッドマンというタイトルの時点で、世界の謎を解き明かそうという前に全力でネタバレしてしまったせいか、オチは読めてるわけで、あまり先が気になるストーリーではなかった。
1話の中の三分の一が戦闘シーンであるため、ストーリーを大きく展開せず、そこら辺は割り切ったのだろう。
この作品においてストーリーがメインではなく、あくまで特撮アクションがメインなのだからそこを責めるのはお門違いかもしれない。

リアルな会話にするため、アニメ特有の過剰な抑揚を控え、主語や述語を省略したり、テンポも日常的な会話になるよう調整されていてここらへんの表現は非常に良かった。
戦闘シーンもヌルヌル動くし、派手なアクションでとても見ごたえがある。
キャラデザも非常に優秀で、女の子キャラだけで話題になるのは凄いことだと思う。

ストーリーの感想を書くと、最終話で裕太がグリッドマンそのものという設定にされてしまったが、そのせいか終わり方があんまりしっくりこなかった。
こういう終わり方をされると今までの仲間同士のやりとりによって成長した裕太の経験値がリセットされてしまい虚しいのだ。
視聴者は元の裕太を知らないため、六花に対する裕太の恋心とかを人伝で話されてもあっさり流してしまう。
こういう展開にするなら内海が裕太に対してお前本当に裕太か?と疑問をぶつけるシーンを入れても良かったかもしれない。

戦闘シーンも人間ドラマパートの経験や伏線を生かし、頭を使った戦闘をするのではなく、終始ゴリ押しのパワーバトルで決着してしまっているのが残念だ。
ラストバトルも気合いとご都合主義で乗り切っている感が拭えない。
特撮とはそういうもんだよと言われればぐうの音も出ないのだが。

最後の実写はクロノクロスの実写EDを彷彿とさせて前衛的なのだが、余韻という点でいうと微妙だ。
アカネと六花の関係も、昨今のオタクに人気のジャンルを当てはめているだけで、製作側のこういうのオタクにウケるんだろ?
という大人の思惑を感じてそこから愛を感じることができなかった。


アニメとして評価するか、特撮として評価するかで人によって評価が上下するだろう。
色々な表現を工夫した実験作的意味では見ていて面白かったし興味深かったが、ストーリーや人間ドラマ的な意味でいうともう一捻り欲しかった。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 203
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9

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ありがとう グリッドマン!

OP曲に惹かれてリアルタイム視聴しました。(元の特撮は未視聴です)
元の先入観もたずに見始めて、話が進むごとにどんどんハマりました。

見始めた頃の印象は特撮というよりは勇者シリーズな感じ。
でも怪獣が特撮っぽい感じでなんとも不思議な印象を受けました。
六花の家のジャンク屋からしかグリッドマンになれないって不便だな~
と、最初思ってたんですけど、
最後の方では「早くジャンク屋いかないと!」ってなってしまいましたw
古い機器を修理できちゃうのもジャンク屋ならではですよね。
(グラボとかゴミとして転がっているみたいですし、ちょっと行ってみたい)

なんでもゆるーい感じで流して許しちゃう六花ママが一番好きなキャラですw

絵柄も好みで、作画もすごく良かったです。
戦闘シーンもかなり見ごたえあります。CGも自然に組み込んでたと思います。
後半の方でOPが変化するのも必見です。

なんていうかうまく説明できないので見て下さいとしか言えないです!
最終回は凄く熱い展開でした。例の挿入歌も素晴らしいと思いましたよ!

ありがとう グリッドマン! 本当にありがとう!

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 238
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32

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『電光超人グリッドマン』は1993年当時には新しすぎた(笑)! (第12話: まごころを君に(笑))

※↓以下を書いた時点でアニメ作品は始まってもいないので、未見でした。視聴終了後追記あり。

「あらすじ」にある通り、『電光超人グリッドマン』という円谷プロ製作の特撮作品(以下、「原作」)がありまして、当時の情報科学・コンピュータ関連の研究者や業界人の間では有名な作品でした。

原作では敵であるカーンデジファーがコンピュータワールドに「怪獣」を送り込み、その怪獣の破壊行為が実行プログラムの破壊、不具合として顕現するというお話になっています。

そしてカーンデジファーを追ってきたハイパーエージェントが、少年少女たちがパーツから組み上げた自作コンピュータとそこで実行されるプログラムと一体化することによって「グリッドマン」として怪獣と戦うことで地球の平和が守られるというストーリーになっています。

そしてカーンデジファー側にも協力者の少年がいて、「悪意あるクラッカーと戦うハッカー」という構図が怪獣特撮物としてビジュアライズされているという異色の作品でした。

根っこの着想は映画『ウォー・ゲーム(WarGames)』(←こっちは背景に冷戦がある実世界でのお話でストーリー自体は全く違う)あたりから得たような気もしますけど、こんなん当時子供にウケると思って企画したやつアホやろ。(← 褒めている)

また「怪獣やグリッドマンは通信回線を通していろいろなコンピュータに入り込める」とか、「怪獣とグリッドマンの戦闘は手元のコンピュータでモニタ出来る」とか、「グリッドマンの支援メカ(?: プログラムというかデータなのですが…)も通信回線を通して送り込める」とかいった設定があって、当時の若めのコンピュータ関係者の心を(もしかしたら本来の視聴対象のはずの子供たちよりも)掴んだのでした。

また15年ほど前でしょうか、安価なコンピュータを多数高速ネットワークで接続して高速計算させる「グリッド・コンピューティング」という技術が業界トピックとなり、「グリッド」という言葉が本作を想起させることでリバイバル・ブーム的なものもありました。

なので今50~60代くらいのコンピュータ関係者の間では『電光超人グリッドマン』はそこそこの知名度があると思います。

というところで個人的にはこのアニメがどんな作品になるか期待大ではあるのですが、現代に需要があるのかとか何でいまさらグリッドマンなのかとかはさっぱりわかりません(笑)。

2018.10.7追記:
第1話、観ました! ジャンクやグリッドマンのデザインは旧作準拠。ジャンクへの過負荷時の演出なんかはアニメっぽいです。いきなり謎を残しての引きで、期待を持たせる1話目でした!

2018.10.14追記:
第2話を視聴終了。視聴を続けるかどうかを判断するで必要そうな世界観の説明は2話でだいたい片付きました。シリーズ構成、有能…。

2018.10.28追記:
第4話、「Arcadia」のグループとメンバー4人の名前が玩具メーカー由来で笑ってしまいました。

2018.11.12追記:
第6話を視聴終了。旧作を観ていた人にはわかる「先代」とイヤホンで聞かされていた旧作楽曲「夢のヒーロー」のアレンジバージョンの旧作ネタがありました。ということは、一応旧作『電光超人グリッドマン』とのつながりもあるってことなのかな?

2018.11.18追記:
第7話目まで視聴終了。「不安定な神様」(笑)。

UFOが糸で吊られていたのって、あれもしかして特撮メタネタ(昔は空中戦の撮影時には糸で模型を吊っていた)なの?

2018.12.23追記:
第12話(最終話)視聴終了。いや、TRIGGERがGAINAXの末裔だとして、何もあんな形で示さなくても…(笑)。

あれがアカネだなどとは絶対に認めん、だがという視聴者もわりといそうだが、案外あれは円谷プロサイドにはウケているかもしれない…。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 1277
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76

藍染 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今期…今年一かもしれない

本当によく作り込まれている 1話の退屈さや物語前半の停滞感も意図して作られたものだとすればグリッドマンは完璧な作品だと感じる。後半は伏線が回収しきれるか不安なところもあったが「電光超人グリッドマン」と「SSSS.GRIDMAN」それぞれの作品のつながりやオリジナリティも描かれていて1話から最終回までを総合して考えると前半のグダグダ感も後半の展開には必要だったと思う
戦闘シーンの異世界感と日常生活のリアルな様子のギャップはこのアニメの特徴で、静かな日常と迫力のある戦いは特撮ファンやロボアニファンだけでなくても楽しめると思う
グリッドマンは今期にアニメではダントツで1番面白かった もしかしたら今年一面白かったかもしれない
1話切りした人はもう一度見て欲しいしこの冬休みいろんなアニメを見ようと思っている人は「SSSS.GRIDMAN」を一番に見て欲しい

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 173
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8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

SSSS.GRIDMAN

最終回、抑えられない興奮と何とも言えない寂しさが入り混じりとっても感情が揺さぶられた。
何だろうこの感覚。
ありがとうグリッドマン!

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 135

pin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あかねくんの正体て!? 斬新やなあ...

「この先、いったいどんな世界がまっているんだ!」

見始めた頃のワクワクな気持ちが空振りされた感。


それにしても、
怪獣、ラスボスじゃなく、
仲間、ライバルでもなく、
主人公が一番見た目がダサいってどういうことだろうww

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 166
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7

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

俺が、俺たちがグリッドマンだ!

オリジナルアニメ。ロボット。
キャラがかわいいのである。距離感とかリアルっぽさもあっていい感じ。学校生活とかそんなんだよね。


1話導入。記憶焼失の青年。響青年。何故記憶がないのか。グリッドマン。主人公にしか見えない。
ロボット。カッコいいな。

2話。あかねちゃんかわいい~♪けど、ぶっとんでるな。危ない子だ。
(緑川さん、いい声だ)
さむらいさん、面白いな。
怪獣…か。グリッドマン、どうすればいいんだろう。

でもグリッドマンのお陰で少しは皆も変わっているのか。

3話。敗北…怪獣が対策をしてくることで敗北してしまったグリッドマン。敵の正体も人間?なのか?
人間ではないっぽいのか。
そうしたらなんか黒服が来た。そして死んでいなかったグリッドマン。敗北したがなんと次なる合体。

ロマンがある。
(悠木碧さん、似合う役だ。)

4話。大学生回らしいね。
あかねちゃん、敵意剥き出しかよ!薄い本が…
いや、たぶん大学生逃げて。

いや~♪のりがいいね。ヒーローさん。

あかねちゃん、めっちゃ不機嫌になってる…こえぇ…
殺すいってたぞ…こわいこわい…
キャリバーさん面白いな!

六花が好きな少年。おじさん、私も嫌いじゃない。

アーカディア(ユーチューバー)が4人から1人へ。

グリッドマンも感知できない怪獣。ツインテールか?
敵は2体。仲間割れ。そしてパソコンがバグる。

くらえ!先週と同じ攻撃!

六花ちゃん、自分のせいとおもっちゃうのか。

5話。水着。エロすぎるんだが。サービスですね。
グリッドマンが呼べない場所。どうするんだろうな。
六花ちゃんと新条さんと六花ちゃんの友達二人。
よかったです。

公式さすが!

6話。あかねちゃん、どす黒いっすわ。
怪獣さんが出現。味方っぽい。新条あかねが敵だと教えてくれた怪獣さん。普通にかわいい。
アンチくん、グリッドマン倒したいのはわかるけど、悪い子ではなさそう。

今回はグリッドマンのバトルではなかったけど、力入ってるバトルだった。敵さんのボス、強そうだよな。

7話。新条さんは響くんに手の内を隠すことをしない。
アレクシスは心の隙をつくのがうまい…アンチくんにしろ、あかねちゃんにしろ…

(ベッドのあかねちゃんはエロかった。)

8話。対立は立花ちゃんか。そりゃあ友達と戦いたくないわな。
あんちくん、ボロボロだ。
友の声は届かない。だけどキマシ。新条さんは神か。

新条さんの友達として、怪獣として造られた?
立花ちゃん、かわいいな、優しいな。

外からのお客?旧支配者か?

先に仕掛けるグリッドマン。全員合体。
オープニングきた!勝ったな。
立花ちゃんいい笑顔。

あかねちゃんはどうなった?魂抜けちゃってる…
アレクシスが動きそうだ…リスカはダメよ!

9話。まさかの改変してきた、記憶を!ゆうたく~ん。
あかねちゃんが記憶喪失のゆうたくんを理解する立場に…立花ちゃんがいない。
六花ちゃんのままさんも…六花ちゃんがいない。
あかねちゃん…うん、かわいい。もうこのままでいいんじゃないかな?(チラチラ写るグリッドマン(笑))

立花ちゃんは、これは過去?中学生。それぞれの過去に干渉してるのか?
あかねちゃんが3人を個別に攻略してるぞ!
これはあかねちゃん主人公のゲームだな。

それは3人の夢の中。懐柔しようとしてるな。自分が好きになるように。外では夢を見てる。

アンチくんは一周回ってグリッドマン大好きですね。

ゆうたくんは真っ直ぐだな。3人はなんだかんだ気づく。夢だから覚める。童貞さん、気づきかたがすごいな。(尺がもう少しほしい。)
グリッドマン、さすがだぜ。そしてパワード、合体ロボだ!グリッドマンいらないんじゃ…

あかねちゃんはいなくなることもできない…あかねちゃんを目覚めさせるにはやはり立花ちゃんだろ!

10話。あかねちゃんを救い隊か。怪獣を造れないほどに落ち込むあかね。
うつみくん、現実逃避かい~?

まあ、特撮の敵も落ち込んでるんだろう。本来は。
だがあかねちゃんは繊細なのだ。

心の瞳だ!(エヴァみたい。)

中身が出てきた。管理怪獣がやられた。
中身強いぞ!悪意の塊か?
そしてアンチがやって来る!やはりな!

アンチ…かっこいい!いきる意味がグリッドマン!
かっけ~♪グリッドマン2号。グリッドナイト。
生きる目的になる。

あわわ、あかんよあかねちゃん。

11話。ゆうたのなかにはグリッドマンがいた。ゆうたは目覚めていなかったのだ。
六花ちゃんは、あかねちゃんのことを心から友達と思っている。生まれてきた理由はそれで十分か。
かっこいいな。(立花の生まれた理由だもんな)

だけどそうはいかないアレクシス。あかねを怪獣にしてしまう。

最終話。怪獣になったあかね。だがアンチくんはそれを否定する。彼はグリッドマン、人でも怪獣でもない
そしてグリッドマン同盟がアレクシスに立ちはだかる。
ママさんの応援が響くわ~♪アンチくん…
グリッドマンの真の姿。創る力。それが力。
あかねちゃんには皆がいる。助けを求めれば助けてくれる。

(最後は展開が早かったです。)

あかねちゃんは一歩を踏み出した。間違いを犯したけど、前へ進む一歩を踏み出した。
立花ちゃんが大きな理解者だったんだな。
あかねちゃんとずっと一緒にいたい。その願いがずっと叶いませんように…切ない。

神様の世界。グリッドマンの世界。
そして日常に戻る。平凡な日常に。

え? 最後にまさかの実写? あかねちゃんは二次元に逃げ込んだってことだったのか?
そういう自分の世界に逃げ込んだっていうことか~♪
良くできてる。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


特撮もの、面白いですね。キャラも魅力的です。
神様グリッドマンの世界。奥が深い。
アンチくんがこの世界に残ったか。
どちらの世界も続いていく。

投稿 : 2018/12/23
閲覧 : 423
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20

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「Super Human Samurai ~♪」

スーパーヒューマン・サムライ・サイバー・スクワッド、略称「SSSS」。アメリカ版グリッドマン、そのOPです。
システム、セキュリティ、プログラミング、ハッキング、当時の子供どころか大人が理解できなかった単語の応酬。
「電光超人グリッドマン」のリメイク。“時代が追いついた”とはまさにこの事でしょうか。


【電光超人グリッドマン第一話】

「電光超人グリッドマン」で敵対する悪の親玉、ニッチ産業の申し子、「魔王カーンデジファー」初登場シーン。
自分に振り向かない女の子にハッキングし復讐しようとする少年と、PC画面に突如現れる謎の異空間と怪しい男。

「フフフフフ…ハハハハハハハハハ…!!」
「悪意と憎悪に満ちた貴様の心…それに貴様の作った醜悪なプログラム…気に入ったぞ…」
「わしの名は「魔王カーンデジファー」貴様と志を同じくする者!」

人材を見つけて嬉しい魔王様。仕事を褒める良い上司ですね。因みに魔王は小さいモニターからしゃべっています。

カーンデジファーの協力者「武史」少年は根暗ヒッキーを具象化させたような家庭環境に難ありなハッカー少年で
毎回、武史が作った怪獣のプログラムをカーンデジファーが命を与えて電脳世界で暴れ回らせるパターンでした。
特徴として再生怪獣よろしくバージョンアップした怪獣を戦わせるようになってきます。原型になる怪獣は13体。
リサイクルし繋ぎあわせや部分利用をするのは円谷プロのお家芸。バージョンアップ怪獣を見るのが楽しみでした
パソコンに残ったデータを再利用する賢さが、一度作ったプログラムに対する製作者の愛着に繋がる気がしますね。

ネットの一般流通から一年程の時代に、日本全土を掌握出来るはずもなく小口から契約を取るカーンデジファー。
そんな時代から30年弱…、世界に広がる立派なネットワーク文化が根付きました。今がチャンスです!魔王さま!!

コンピューターワールドで実体化した怪獣が現実世界の家電製品やシステムを暴走させ不具合を起こさせる、
「非現実世界から現実への影響」が特徴的で、このフォーマット「電脳世界の争いと現実への影響」を扱う作品は
「Tron」「攻殻機動隊」「デジタルモンスター」「.hack」「SAO」「Ready Player One」「Search」など、
別世界での話としては12月21日公開の「シュガー・ラッシュ:オンライン」など該当し、多岐にわたります。

何十年ぶりのウルトラマンシリーズアニメ化が許されずグリッドマンならと提示された経緯も結果的に功を奏した
「SSSS.GRIDMAN」への長い前置きでした。アンドロメロスはねーだろ円谷さんよぉ。せめてGかパワードくらいさぁw


続きは最終回後に書きます。(まさかの本編一切触れないクソレビュー)

投稿 : 2018/12/13
閲覧 : 379
サンキュー:

28

しゃーぺん さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

クソアニメ アカネがきもちわるいし臭そう

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 183
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4

ネタバレ

ちゃろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

説明しないのがいい

私はウルトラマンより仮面ライダー派です。というのも少し大人になった頃にウルトラマンを見たときに違和感を感じてしまったからです。

その違和感はとてもシンプルで怪獣が出て町がぶっ壊れてるのに次の週には何事も無かったようになっている。というものです。

簡単に言えば規模がでかすぎるんです。そして規模が出かければでかすぎるほど物語の整合性を取るのが難しくなります。子供の頃ならその辺をまったく気にすることなく悪い怪獣をやっつけるウルトラマンかっけーで終わることなのですがその辺りを気にするようになってからはそこばかり気になって楽しめなくなりました。

この作品はウルトラマンではありませんが巨大ヒーローが巨大な敵と戦うという部分は共通しています。

ただこの作品はその整合性を「何か建物が元に戻ってるし記憶も消えて死んじゃった人は別の理由になってるー」っていうめちゃくちゃなものでした。超が10個くらいついてもおかしくないほどのご都合主義ですね。でもこれでいいと思います。必要以上に説明したところで矛盾が出てくるだろうし余計におかしくなることは間違いないですからね。こうして「なぜかわからないけどこうなっちゃうよ」って方がこちらもそういうものなんだという感じで受け止められます。

そういう意味でも近年のラノベやなろうは必要以上に説明しすぎなように感じます。それが返って「それはおかしい」という要素を増やす原因になっているような気がします。

キン肉マンや男塾の様に勢いでそういう設定にしちゃえばいいんだよ。この作品もその辺りの勢いはあります。

怪獣の原因がわかってもその原因である新条に対して何もしない。挙句の果て向こうから「私を殺せばいい」といわれるしまつ。殺すことに抵抗があるのは当然だとしても拘束するなりなんなりの対応すらとらず学校の人間を非難させることに力をそそぐ。正直おかしいだろと感じたのは私だけではないはず。それでもいいんです。必要以上に説明しないで勢いで乗り切れば。


キャラもしっかりしていると思います。男キャラは普通です。新条のようなメンヘラキャラは方言キャラと同じようにそれだけで一定の人気が出るものです。

物語自体は悪くは無いです。特にハマったりするような物語ではないですが作画、キャラクターがしっかりとしている分安定して観れます。

後は個人的にツインテールの子の声を聞いて俺は直角の直角の声が頭に浮かびました。

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 167
サンキュー:

7

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

退屈な日々にさよなら

1993年~1994年にかけて放映された、円谷プロ制作の特撮テレビ番組「※1電光超人グリッドマン」のリメイク(あるいは続編?)作品。

記憶喪失の少年、響裕太が浅い眠りから目覚めたのは、同級生の宝多六花の自宅兼ジャンクショップ兼喫茶店「絢」のソファの上。店内に鎮座するレトロPC"ジャンク"から聞こえる声に導かれ、裕太はハイパーエージェント"グリッドマン"と出会う。

「思い出してくれ、君の使命を! この世界に危機が迫っている!」

90~2000年代のヒーロー特撮&ロボットアニメのテイストをふんだんに盛り込んだSFアニメ。アニメーション制作は、ダイナミックな構図の取り方や、緩急にメリハリの効いた動き、ビビットな色彩表現に定評のある、お馴染み※2TRIGGER。

構成は、前半のドラマパート、後半のバトルパートと、ウルトラシリーズに代表される特撮ものや、同じく一話完結型のヒーローもののセオリーに従った堅実なスタイル。物語については、古典的な勧善懲悪ストーリーからはやや遠く、大別すれば「新世紀エヴァンゲリオン」を皮切りに90年代半ば辺りから流行り始めた、サスペンス色や人間ドラマに重きを置いた作風です。
{netabare}
本作のイメージに最も近い特撮作品を一つだけ挙げるなら、2004年から放送された異色のウルトラシリーズ「ウルトラマンネクサス」になると思います。非戦闘員でありながら人知れず怪獣と戦うヒーロー、リセットされる記憶、幾重にも折り重なり隠蔽された秘密など、数多くのモチーフがこの作品へと継承されているのを見て取る事が出来ました。
{/netabare}
怪獣を造る少女(少年)、ジャンク、アノシラス、スペシャルドッグ(笑)など、オリジナルの「電光超人グリッドマン」の設定を踏襲している箇所もいくつかあり、※3世界観についても何らかの繋がりがある模様。
{netabare}
6話で明かされる"神様"の存在、ある人物の口から飛び出す「この世界の外には何も無い」発言から、1話から描かれてきた世界は丸ごと電脳世界なのでは? という疑問を覚えた人も多いのではないでしょうか? PCを介して、具現化したり転送されたりする、グリッドマン、怪獣、※新世紀中学生、また、記憶のリセット、町の修復、怪獣(怪人)を認識出来ない人々、"怪獣が聞こえる"などの描写からも、それが示唆されている様に思われました。

もしかしたら(7話終了の時点まで)リアル世界の描写が一切無い(目立たないだけかも)「電光超人グリッドマン」なのかも知れません。

※強くて頼れる大人なマックス、寡黙で口下手、心優しきサムライ・キャリバー、見た目はちびっ子、毒舌でやや暴力的、豪快なボラー、無気力でイーカゲン、でもやる時はやる男?のヴィットの4人のこと。皆どう見ても中学生ではない(笑)

"新世紀中学生"の名称は、過去に世界を救ってくれた中学生に因んだものだそう。(「電光超人グリッドマン」に登場した3人(4人)の事?)一話冒頭にて空で6つに散った光が描かれましたが、それが彼らなら、グリッドマン+5人になるので、もう一人いるのかも。なお、サムライ・キャリバーさんの声を務める高橋良輔さんは、同姓同名の有名アニメ監督とは別人ですので間違えないよーに。
{/netabare}
※1:一貫してリアル世界を舞台にしてきたウルトラシリーズとは異なり、主にコンピュータワールド(電脳空間)内で繰り広げられる戦いを描いた特撮ヒーローもの。主人公の少年少女、敵役の少年はPCを介してグリッドマンや怪獣をサポートする。

※2:「天元突破グレンラガン」の製作スタッフとして活躍していた演出家の大塚雅彦さん、今石洋之さん、プロデューサーの舛本和也さんの3人を中心に、2011年8月22日に設立された。元ガイナックス所属のスタッフが多く参加している。

※3:続編として企画された「電撃超人グリッドマンF(ファイター)」に登場する予定だった、響裕太、新条アカネ、アレクシス・ケリヴなどの名も見られる。幻の企画が25年の時を経て姿を変えて復活! …感慨深いですね。


作画について、トリガーらしい振り切った表現は多く見られるものの、破天荒さは控えめで、円谷プロが描き続けてきた特撮ヒーローもののイメージを崩さない様に細心の注意が払われている事が伺えます。オマージュシーンも満載。※4バンクシーンの使い回しが若干あるもののそれもまたよし(笑)

3Dパートを制作しているのは※5グラフィニカ。スピードや手数の多さで魅せるのではなく、特にグリッドマンと怪獣の戦闘シーンでは、一挙手一投足を丁寧に描写する事で、動作に重みを持たせており、実写特撮張りの迫力と重量感が再現されています。{netabare}さらに空中戦やミサイル発射シーンでは板野サーカスフル稼働! ゴージャス!!{/netabare}

音楽について、ストレートな歌詞に懐かしさを覚える大石昌良さんとTom-H@ckによる主題歌「UNION」は、挿入歌として用いられた時の効果も絶大。重厚なオーケストラサウンドと共にバトルシーンを大いに盛り上げます。

エンディング曲は、昨年放映されたテレビアニメ「クジラの子らは砂上に歌う」のOP「その未来へ」でメジャーデビューを果たしたばかりの、RIRIKOさんが作詞・作曲を担当された「youthful beautiful」。青春時代のほろ苦さを内田真礼さんの優しい声音が爽やかに歌い上げます。

以下は校内シーンにて、合唱コンクールの練習?で歌われている曲の一覧。(7話まで)
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「Believe」(第1話、第4話)作詞・作曲 - 杉本竜一
「心の瞳」(第1話)作詞 - 荒木とよひさ / 作曲 - 三木たかし
「あなたへ―旅立ちに寄せるメッセージ」(第2話、第6話)作詞・作曲 - 筒井雅子
「若い翼は」(第7話)作詞 - きくよしひろ / 作曲 - 平吉毅州

まるでアカネちゃんの心情を投影しているかの様な選曲ですね。世界観の謎を解くカギになっている気もします。
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キャラについて、記憶喪失ゆえか、脅威の順応性で非日常を次々と咀嚼していく頼もしき主人公の裕太くん、ウルトラシリーズなら~が口癖の、特撮大好き、熱血純情メガネ男子の内海くん、冷めた態度は常識人の証!母性溢れる博愛の人、六花さん、理想と現実のギャップに苛立ち、ストレートな怒りと殺意を暴走させるアカネちゃん、どのキャラも魅力的です。
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1話にて※自分のスペシャルドッグを潰されてキレ、7話にてアンチ君の持っていたそれを踏み付けたアカネちゃんは、自分には甘く、他人には厳しい、思春期真っ只中の少年少女の典型として描かれていますね。自己観察が足りていないと人は誰でもこうなります(体験談 笑)。そう言えば"キレる17歳"なんて言葉が流行った時代もありましたっけ。最近ではキレる高齢者という言葉の方がメジャーですけど(汗)

リアル殺人には手を染めていないと信じつつ、アカネちゃんの心の変化を最後まで見守っていきたい。

※:「電光超人グリッドマン」御用達。野菜たっぷり、輪切りゆで卵の載った美味しそうなホットドッグ。ソーセージがとっても長い!
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実写版から続投でグリッドマンの声を演じる緑川光さんの本作への参加も嬉しい限り。


冗長な展開とは無縁の、捨て回無しのスマートな構成、話数を重ねる毎に着実に丁寧に展開されていく謎、様式美を極めた活劇ものとしてのカタルシス。完成度の高さは豪華スタッフの顔ぶれを見れば一目瞭然、まさしく折り紙つき。

子供向け番組のイメージが強いゆえに特撮ものを嫌煙されている方、食わず嫌いの方に、特にお薦めしたいアニメです。

Amazonプライムにて、本作に加え、前作「電光超人グリッドマン」も配信中なので、ご興味が沸いた方は是非そちらもどうぞ。


君も一緒に、アクセーース・フラッシュ!(笑)


※4:変身や必殺技シーン等で使い回される映像の事。本作では90年代ヒーロー(ロボット)アニメのパロディとして、敢えて使っている様にも(笑)

※5:アニメ制作会社ゴンゾのデジタル部門。ガンダムやマクロスシリーズ等の作画監督、ウルトラマンネクサス以降のウルトラシリーズのCGディレクターを務められた事でも名高い、板野一郎氏がアドバイザーとして在籍。板野氏は本作第7話に登場する怪獣ヂリバーのデザインも手掛けている。


『SSSS.GRIDMAN』ボイスドラマ情報

本編放送後(毎週土曜25時30分~1週間だけ)Youtubeのぽにきゃんチャンネルで期間限定配信されている『SSSS.GRIDMAN』ボイスドラマの第1.1回~第7.7回が、11/24~12/1まで?一挙配信決定! コメディタッチですが、本編を補完する側面もある内容なので、聴き逃してしまった方はこの機会に是非どーぞ!

投稿 : 2018/11/26
閲覧 : 781
サンキュー:

56

ネタバレ

kenkenpa さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

内容が古臭い

こういう物語でいつも思うが怪獣出してるあかねを殺せばいいんじゃないの?って思う
後主人公もヒロインも魅力がない、好感が持てない、

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 224
サンキュー:

3

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SSSS.GRIDMANのストーリー・あらすじ

1993年から放送されたTVシリーズ「電光超人グリッドマン」。
まだパソコンが一般家庭に普及する前に制作された作品にも関わらず、 現代における「インターネット」「コンピューターウイルス」といった概念を先取りした内容で人気を集めた。

そして2018年秋「SSSS.GRIDMAN」が放送決定!
アニメーション制作は、2015年日本アニメ(ーター)見本市で公開された 「電光超人グリッドマン boys invent great hero」を制作したTRIGGERが担当する。
監督は、同作でも監督を務めた雨宮哲。
あの時の未来が現実になった2018年、グリッドマンがアニメーションの世界で蘇る――。(TVアニメ動画『SSSS.GRIDMAN』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
トリガー
主題歌
≪OP≫OxT『UNION』≪ED≫内田真礼『youthful beautiful』

声優・キャラクター

広瀬裕也、緑川光、斉藤壮馬、宮本侑芽、上田麗奈、高橋良輔、小西克幸、悠木碧、松風雅也、鈴村健一、稲田徹、新谷真弓、三森すずこ、鬼頭明里

スタッフ

原作:グリッドマン、監督:雨宮哲、脚本:長谷川圭一、キャラクターデザイン:坂本勝、グリッドマンデザイン:後藤正行、アレクシスデザイン:コヤマシゲト、怪獣デザイン:西川伸司/丸山浩/板野一郎/山口修/前田真宏/坂本勝、アシストウェポンデザイン:野中剛、ジャンクデザイン:三宮昌太、ヒロイック作画チーフ:牟田口裕基、3DCG監督:宮風慎一、3DCG制作:グラフィニカ、美術監督:渡辺幸浩、色彩設計:武田仁基、撮影監督:山本弥芳、編集:吉武将人、音楽:鷺巣詩郎、音楽制作:ポニーキャニオン、音響監督:亀山俊樹、音響効果:森川永子、ラインプロデューサー:竹内雅人、アニメーションプロデューサー:舛本和也

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