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「やがて君になる(TVアニメ動画)」

総合得点
81.9
感想・評価
667
棚に入れた
2465
ランキング
379
★★★★☆ 3.8 (667)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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やがて君になるの感想・評価はどうでしたか?

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これまた百合ジャンルが好きかどうかで評価が分かれる

アニメーション技術で言えば昨今のアニメの中ではかなり上手く処理されている。

当たり前だが、サンライズやボンズやプロダクションIGなどのアクション専門のアニメ会社とは違って、人間ドラマ中心の少女漫画的雰囲気で勝負しているので、動作一つ一つに気を配っているのは評価ができる。

あとはこのジャンルにどれだけの人が共感するかであり、正直言って「リズと青い鳥」同様にドラマとしては若干薄い。

制作会社のこういったジャンルに偏見のない熱意は感じるものの、ドラマを掘り下げる為には原作からしてもう少し現実を眺める所作が必要だと思う。

もっとフランス文学や、イギリスのそういったジャンルの小説を読むか、もしくは同性愛者に取材くらいはしたほうが良いかも知れない。

投稿 : 2019/01/08
閲覧 : 454
サンキュー:

15

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

演出凄いww!

ユリものなんだけど・・

とにかく演出、表現凄かった・・
まぶたの動き、指の動き、足の・・
挿入カットの蝶とかセミとか千切れたセミの羽とかww
光とか。
自分の知識がないせいもあるんだけど
既視感を感じなくて新鮮だったのよ。
キャラのセリフも秀逸だった。

好きなのに・・
私を好きにならないで・・なんて!!

くわww
いただきです!!

言葉じゃ説明できないもの、
思い当たるフシがあるもの、
誰にも言えないよーな部分・・
なんであんなことしちゃったんだろう的な部分

それらが丁寧に紡がれていて
文学的な気がして面白かったww

それと、同性に惹かれてしまって
自分の感情に悩むような人に、
福音になるんでないかなーって気もする。

よくぞ作りきったよ、このクォリティ!
作り手の人には是非見てもらいたいなー
ユリ嫌いな人も表現演出を是非一見をww

投稿 : 2019/01/08
閲覧 : 201
サンキュー:

10

うまる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2018年5指に入る良作!百合です

まごうことなき百合アニメ。でも属性頼みの凡作群とは一線を画す、非常に深く丁寧な人間描写が楽しめる良作です。
主人公の心が少しずつ溶かされていく感じがとても心地よく観られます。

個人的に百合属性は全く無いのですが、いいものはいい。そんな作品です。

投稿 : 2019/01/08
閲覧 : 200
サンキュー:

15

ネタバレ

富士山 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

特別とは何だろう。

小糸侑は誰かに対して特別な感情を抱く感覚が分からないという悩みを抱えていた。

この悩みに対して、違和感をもった人もいるかもしれない。

私は、以前は特別な関係とは、異性がお互いに肉体的な関係を持ってもいいと思った瞬間に成立すると考えていたこともあった。

ただ、今はそれが同性でも、肉体的な関係が無くても成立することだと考えている。

けれども、そのようになると好きと特別な関係の境目が曖昧になってくる。

私達は、その関係を無意識的に選別している。恐らくその線引きに個人差があるのだろう。

一方、七海燈子は姉のようにならなければいけないと思いながらも、自分を認めてほしいという感情も抱いている。

この二人の心理描写が丁寧に描かれている。
小百合アニメだからという理由はもったいない。

投稿 : 2019/01/07
閲覧 : 167
サンキュー:

11

ネタバレ

パムルガ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

背景は流石TROYCAだなと。

期待値が高い作品の一つであったが転スラ 色付く とあるなど個人的期待を裏切られた作品多く始まる前は凄いクールだと思っていたがそうでもなかった。

その中最後の生き残りになった本作、原作の都合もあるだろうが丁寧な作り故に1クールで終わらせて欲しかったのが本音の所。劇は間近みたいだし2期厳しくないかとも思う…

最後に不満は残ったが好きになる過程を描いてくれた百合アニメでは白眉の出来だと思っている。

声優陣はメインの2人が素晴らしく寿美菜子はユーフォに続いて良いキャラ引いたなと。

音楽面も声優陣同様☆5の評価。 opはイントロの音色が素晴らしいが途中よりed寄りに。最終話挿入歌はまぁまぁ。

ゾンビランドサガが10話くらいから評判に乗って視聴してるのでまだ分からないが個人的には今期の覇権クラス。青ブタは劇場版で1章が終わると踏んでいるのでTVシリーズのみでは評価出来ず。

今年も良いアニメに出会えますように。

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 201
サンキュー:

29

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きが気になる

 寸止めって感じで終わってしまったけど、変にジメジメした百合じゃなくて面白かったです。燈子の侑の前での豹変ぶりと侑のクールなところとか面白かったです。そして徐々に侑の気持ちに変化が?その先がとても気になります。

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 151
サンキュー:

9

ネタバレ

オリヴィエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

特別になれない侑と特別を知った燈子

▼3話ぐらいまでみての走り書き
最初の声から変わることはよくあることだけど、先輩そのままなのに侑だけ変わるとかなんでだ!!
とかおもってたけど金元寿子さん休業入ってたのね知らなかった・・・。
原作のCMかなんかで声ついた時まじで侑ぴったりだったので残念でならない。
NEWGAMEの青葉役だった高田さんがやってる侑で最初凄い違和感だったけど慣れたらいけるのか・・・?
いまのところうーんなんか違う・・・って感じが先行してあんま馴染めない。
ただ面白いのは面白い。先輩やっぱ動いてるところ見ると感動!可愛い!侑にだけ見せる弱い感じとかもうたまらん!
ひとまず評価はデフォのままで。

以下雑記
{netabare}姉の事が大好きで亡くなった姉になりきってる燈子
自分というアイデンティティを完全に見失った燈子の前に突如現れた自分を特別視しない小糸侑
舞台から降りて仮面を外せるのは侑の前だけ
侑の前でだけ素顔を見せられる燈子
姉の振りをしている燈子も侑の前でだけ素顔の燈子どちらもほんとの自分ではない。

◆言葉で閉じ込めて
好きは束縛する言葉、「どうか私を好きにならないで」
「自分の嫌いなものを好きな人は好きになれない」
とかいっちゃうめんどくさい上に自分嫌いな燈子さん。
そんな自分の事が嫌いな燈子を好きな侑はどうなる・・・?
好きになるなといい続けて縛りまくっている燈子先輩はいつ侑の思いに気づくのかな?
あの河原でのシーンは2期のお楽しみですかねー。{/netabare}

◆その他
メガネ沙弥香かわええええええええええ!!!
{netabare}合宿回の「三角形の重心」にて燈子中心に「3人で良かった・・・。」を見れただけで満足ですはい。

最終回は水族館デートで終わりでしたね。
一番重要な生徒会劇までできなかったので中途半端感は残りますね。致し方ありませんけど。
まぁ尺的に文化祭までいけるとは最初から思ってなかったので妥当なところですかね。{/netabare}

最終的に侑の声もある程度は慣れましたけど、やっぱりひーちゃんでみてみたかった思いは残りましたね。
それはいっても仕方のないことですけど・・・。
まぁそれはおいといて、原作再現力は素晴らしかったですね!
幕間とかカバー裏とか上手く物語に溶け込んでいて、
やっぱ原作付きの十輝先生は違うな!と思わせてくれました。
体育祭の時とか若干作画怪しいところありましたけど。
2期期待しちゃいます。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 272
サンキュー:

30

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

それでも、向き合っていくんだ

高校1年生の小糸 侑が、好きという感情に向き合う作品。
{netabare}
本作は百合作品です。それは作品が七海 燈子という人物に、主人公へ告白させたから。
ですが、同時に、本作は百合というジャンルの中にありながら、恋愛対象への「好き」という感情を解き明かしていくことがテーマになっていると感じました。

それは小糸侑という少女が、高校1年生で人を好きになるという感情が「わからない」としたからです。

1話の例を出せば、侑は、卒業式に中学生時代の男子に告白されていた状態から始まります。高校生活が始まっても、彼への返事を出せずにいました。
さて、1話の内容そのまま書いてしまいそうなので、詳細は省きますが、
要は、侑にとって、男性に告白されようが、同性に告白されようが、彼女は好きがわからない、
もしくは、侑いわく、少女マンガやドラマみたいな、きらきらしたものがないと、感じているのです。

彼女にとって、きらきらと、好きと言ってきた相手に感じてしまう心こそが、彼女のイメージしてきた、「好き」なんですが、
現実ではそんな事はなかったことが、彼女の疑問を生むことになります。

また、「好き」というテーマを、燈子という、同性愛の視点から、男女の垣根を越えたテーマとして、扱ってしまっています。
燈子という、「好き」がわかってしまった側の侑へのアプローチによって、侑はどう「好き」を考えていくか?

「好き」を考えることと、燈子を好きになるかは別の事です。
これが好きってことなんだと、燈子の行動をみてわかったと感じるのではなく、
彼女の疑問の初期衝動、好きといわれた人に、その時にきらきらを感じない。その感情を大事にして欲しいなと思い、期待してみさせていただきます。

PS.百合作品はあまり好きではないので、燈子が侑に何かするたび、これは、
友人のやり取りとしてなのか、それとも思い人へのやり取りとして、正しいのか、
困惑しつつ、セーフ、アウト・・・セウトな感じで見ています。

【恋に恋して、人に恋せず】
{netabare}
どこかで侑の気持ちにわかるところがあるなあ、と感じていたんですよね。
彼女、恋に恋してたんですよ(と解釈してみました(我ながらチキンな))。
中学生までの侑は、恋愛に対し、素敵な理想を描いていたのでしょう。
「結婚したいなあ~」という言葉は必要に駆られてる面がありますが、
「恋愛したいなあ~」という言葉は心を満たすものを求めているんじゃないかな。(侑が言ったわけではないので、あしからず)

心が満たされるもの、それって自分の満足感のためにあって、お相手がいない。
恋愛をすれば満たされると思っていた、中学生時代の侑はお相手と関係をつくる事は考えていなかった。

それが、男子に告白されて、恋愛というものが、お相手がいて、自分がお相手をどう思うかがあって、自然とだれかに与えられるものじゃないと気付いた。
そう考えると、かなり身近な事で侑は悩んでいるのかもしれないと思えますね。

{/netabare}



{/netabare}


【2話以降から11話付近までの話】
{netabare}
やはり最初にえ?と来たのは、七海さんによる「好き」の再定義の回からかなあ。
「好き」が暴力的だとしているのに小糸に「好き」を使う七海。つまり、作り手も七海も、暴力的自覚を持ちつつ「好き」を小糸になげかけていること。
作品内での個人の言葉の再定義という、七海の性格の歪みの演出がエグい。そして好きをあえて使う七海がさらにきつい。七海を支配しているのは優しさではなく、暴力的な愛と捉えました。

それに対比するかのように、小糸の七海への感情は優しい。七海が小糸を、優しいと言うのは、ある種
正しいと思います。
七海が嫌がるから、七海に好きと言わない小糸。七海の中では暴力的な言葉で、それを使わない小糸は、確かに暴力的ではないわけです。
その定義を当てはめて見ていくと、小糸は七海を好きになっていくにつれ、暴力的にみえるわけです。
でも、この描写、自分ルールを自分の好きな人、もしくは自分が好きな人におしつけている(特に、小糸が七海の事を軽く好きといっただけで、態度をこわばらせたシーン)ので、七海が自己中、暴力的なことから、好きになれないんですよね。
そういう演出なんだけどね!
そんな暴力的な七海を、小糸が好きになっていくのを見て、小糸が暴力側におちていくようで、見ているのがつらいんですよね。
七海はゆうの優しさを利用しないでよね!プンプン


そして、七海が誰にも譲れないと考えていた、お姉さんになるという思想。この考え方はもう真っ向から嫌いだったのですが、かわいそうともとれます。
七海という人が生徒会活動を通して、どう変わっていくか、それもこの作品の楽しみです。
七海の姉の人物像が揺らぐストーリーが来たとき、やっぱ作り手も全て考えた上だったんだなあと、安堵しました。
{/netabare}


まとめ【12話感想含む】
{netabare}
侑があのスタンスの強い姿を見せることがこの作品のラストであるのは実に良かったと思います。

人物を最終的に整理すると、
見せ掛けの姿が強く、内面が弱い燈子。他人になろうとするのも、好きを侑に言うのも、弱いから。燈子が他人になろうとするという思想を打ち砕く侑という構図にしたことでおのずと作品のメッセージがわかると思います。

好きな人の心の中に自分を置こうとしなかった沙弥香の、性格のささやかな変化。嫉妬心などの醜さを内包しつつ、ささやかな燈子との進展で喜びを感じる描写で少女性をギャップで強調したのかな。

誰も好きになれないと思っていた侑を第三者(槙)的目線で見たときの変化。誰かを好きになることが無い槙君が普通じゃない側の人間として侑がもう好きを知っていると判断した事からも、侑は普通の子であり、侑の好きは普通の恋心を描こうとしていたと思います。
侑と沙弥香で、燈子のすることに対して、否定と肯定によって二人の性格の明確な差別化がされました。また、好きであるから生まれる欲求の差、相手に幸せな方向に代わってほしいと思う侑と、相手のすることを許容し、相手に受け入れられたいと思う沙弥香、燈子が好きであるのは変わらないのに、欲求や行動のベクトルが違う事がはっきりと出ていて、キャラ立ちという意味でよかったと思います。
侑に関しては、最初のきらきらとした恋愛に対する憧れを失っていないような終わり方だったのでそれはよかったと思います。燈子の好きに始まる恋愛に対する考えが、自分を守ったり利益を得るための自分勝手なもので在るとするならば(同時に、相手の変化を許さない事まで含んでいる)、侑の恋愛像はその逆であり、相手に変化を求める最終回はまさに二人の恋愛観が対立しうるものであることを表現していたと感じています。


{/netabare}

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 577
サンキュー:

51

ネタバレ

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

足りない

久々のまともな百合アニメ、それだけでモチベ上がりまくりましたね
ただ終わってみると、尺足らずといった感じ
もうちょっと話数欲しかったですね

作画はもうちょっと頑張ってー

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ecot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普遍的なテーマを扱った作品。

 なんかただの百合作品じゃないぞ、と思って視聴開始。
 「好きってなんだろう」という、人間の永遠のテーマを扱った作品。侑が燈子をあそこまで受け入れてたら、普通なら侑も燈子が好きだって思うよね。でも違うらしい。うーん、複雑。
 OPがすきです。咲き誇る花と枯れて散る花の対比が残酷で美しいです。
 最終話、生徒会劇の問題が積み残しのまま終わっています。2期を待ってます。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 214
サンキュー:

19

ネタバレ

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

先輩が悪いやつだった。なんて奴だ!って怒りながら見てた。作品の中の悪い奴は居て良いと思ってるのて、作品を非難してるわけではありません。先輩わがまますぎる。好き好き言うくせに、こっちが好きってなったらドン引きとか、不健康だわ。最終的に主人公がとった行動、現状維持してれば、先輩との関係は穏やかに続くんだろうけれど、そうはしなかった。主人公は先輩を変えようと行動した。今の先輩とのなぁなぁで上手くいっている関係が崩れても構わない。先輩を健康にするためなら、自分との関係が終わることもいとわない。そんな姿勢に感動しました。よかったシーンはいろいろありますが、また今度書きます。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 192
サンキュー:

7

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゆり

きれいな百合、やや眠い。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 164
サンキュー:

5

josui さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たおやめ感

百合は下品を美へと昇華させる。
重すぎないのもいい。
木々を掠る一陣の風。その間を埋めるように木漏れ日が射す。
日曜日、森林公園にやってきたみたいな穏やかさと優雅さがありますね。
描写も優れていて、今期一番のアニメでした。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 174
サンキュー:

6

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

君にふれて

木漏れ日きらきら揺れてる 朝の並木道
いつもの君の「おはよう」って声がきこえる
鍵をかけたガラスの箱に何を 隠してるんだろう
動きはじめた物語 君の世界もっと知りたくて
偶然揺れてた指を いま握ったんだ
強がりも弱さも包んであげるよ
ぎゅっと


動きはじめた物語~のサビの部分がやたら耳に残る
OP曲
安月名 莉子さんの「君にふれて」


OPなら今期一番好きかも

キャラデザが好みと違うの残念ですが…
百合だけどドキドキする切ない描写ならこのまま視聴続けるかも。


3話まで
想像以上に丁寧に揺れ動く心理描写を描かれてる感じ、性的なドロドロしたの押さえてるのもいい。
さすが脚本、花田十輝先生て所かな。

七海先輩って見ればみるほど…「アマガミ」
森島先輩思い出す。


7話まで
丁寧で繊細な心理描写が放送する度に評価あげてる。

唯一気になるのがOP&ED逆じゃない?
余韻が味わえない…いい作品だからこそ、その辺も気を付けて欲しかったかな。


視聴完了
全体に描写や表現に艶があるアニメでした。
分かりやすく言うとドキドキする、直接的な表現は無いのに妙にエロチック…

作品連載中の為か、最後がこれもスッキリしないで終わったのがちょっと残念。
作者の何を訴えてるのかハッキリ見たいので2期してほしいアニメですね。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 354
サンキュー:

35

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

百合なアニメ。メッセージ性はハテナ

1クール作品

生徒会長のヒロインがぞっこんの主人公の女の子。

なぜ好きになったのかもわからないしなんだこりゃ?
的な展開なのですが、
二人の距離感とかが微妙(絶妙?)に描いてはいるような気がします。

最終回の着地が一番重要だと思っていたのですが。。。
(。´・ω・)ん?
まぁ、そういう終わり方もよくありますよね。

「やがて君になる」?
視聴した方に、このタイトルの意味を教えて欲しい。

投稿 : 2019/01/03
閲覧 : 191
サンキュー:

8

おはしとスプーン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

丁寧な百合

今までの百合アニメとちょっと違う見方ができた。
基本男はいらないって思ってたけど、こういう作品に関しては全然居ていい。
NTRのチャラ男みたいな嫌な感じじゃないし、クズの本懐みたいにいろいろ絡み合うわけでもない。
とにかく邪魔する男嫌いだから、まきくんが無害で安心。

雰囲気は桜trickみたいないちゃラブじゃなくてシトラスみたいな一筋縄じゃいかなくてすれ違う感じ。
なんだけど、問題なのは同性だからってだけじゃなくて、好きってのが良くわからなかったり一方的で歪んでたりで、お互い違うパズルを上手いことくっつけたような、すぐに崩れそうなのに居心地は悪くないような関係というか…まあいろいろ大変なのさ。

キス等の描写自体はそこまで過激じゃない。
例えば片方が求め片方がただ受け入れる一方通行のキス、それとは逆方向のキスが何となくいけないってこと、それなのに少しずつ2人の関係性が変わってしまいそうなところにドキドキさせられる。。

アニメはこれからってとこで終わっちゃいましたが、無事完結するよう願ってます。

投稿 : 2019/01/03
閲覧 : 235
サンキュー:

12

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

明日はヒノキの君になろう<51>

燈子の目標である理想化された姉像への揺さぶり、それを別方面から後押ししそうな生徒会演劇がこれから・・・という面白くなってきたところでおしまい。
中盤までは学校生活描写を丁寧に描いてる部分やら、侑が特別な感情抱けなーいとオボコぶりっこしたり、当て馬沙弥香が当て馬活動してたりと、正直かったるかった。
それだけでは意味を持たないカードの片面の説明が長くて、裏面をチラつかせ始め、まさにひっくり返す直前に尺が尽きたといった感想。

強制猥褻先輩<53>
2話まで視聴。
わりとかったるめで学校生活描写されて、またも焦らされたところでいきなり犯罪チュー。
つっても今回で関係は落ち着いたというか構図は固まった感じ。
と、思わせてまた何か突飛なのぶっこんでくるんやろか。

ミスディレクション<55>
1話視聴。
「後輩の方が先輩を好きだけど相手が恋愛に興味が無いから伏せてる」と思ってみてて、それにしても匂わしもないしどう進めてくねーんってな焦れたタイミングで先輩突然の発情&告白。
ミスディレクションにやられちゃって、これからどんなんのよー状態。

投稿 : 2019/01/03
閲覧 : 236
サンキュー:

5

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やったねTROYCA。

原作未読です・・・が、原作気になりますw
開始前はノーマークの作品で、
個人的にTROYCA作品と今まで相性が悪かったので、
あにこれで皆さんのレビューを見なければ
見過ごすところでした。アブナイアブナイw

本作は、各要素の評価がとても高く、
それが素晴らしいバランスで融合しています。
物語は「よりもい」で2018年の脚本賞とも言える
花田先生の手腕も光りますが、
やはり原作のもつ表現が素晴らしかったのだと思います。
TROYCA作品は、作画は文句なしなので、
今までストーリー展開に共感できませんでしたが、
本作は感情の微妙な揺れ動きやテーマの選択が
私好みでしたw
主役二人の演技も、言うことありませんね。

同じ時期に放送されていた「色づく世界」の方が
視聴前の期待が高かったのですが、
終わってみれば本作の圧勝になりました。
たぶん・・・本作がなければ「色づく世界」を
もっと楽しめたはずですw

続きが気になります・・・が、
原作ではなく、アニメで続きを見たくなりました。
これからもTROYCA作品を応援するので、
ぜひ2期をお願いしますw

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 293
サンキュー:

42

すが さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

描写が見事

視聴前はただの百合物かと思ってましたが、見始めるとその情景・心理描写の秀逸さに驚かされ、主人公の小糸侑さんの魅力に引き込まれました。
絵柄・ストーリー・キャラクター・音楽、どれをとってもハイレベルな作品です。

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 149
サンキュー:

11

ネタバレ

矢神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはイイっ!すごくいやらしい!(笑)

最終話まで観ての感想


すいません、タイトルの通り、イヤらしさを期待していた自分が恥ずかしい(笑)

ただ、キスシーンだけでこのワテクシに性的な興奮を与えたのはきっと描写が巧みなのでしょう

侑があまりにもクール過ぎて淡々とストーリーが進行していたように思えたのが残念

もう少し熱く流されてもよかったのではと

そういう意味ではクズの本懐のほうがのめり込めました


私が観るアニメはほぼすべて原作を知らないものばかりですが、この作品に関しては原作も読んでみたい、この二人がどうなっていくのか知りたい、そんな気持ちにさせた良作だと思います

ケチをつけるとすれば、先生もレズだったってのは無駄なストーリーちゃうんとか、最初のほうで侑と燈子の関係を見てしまった男の子がもっと全体のストーリーを引っ掻き回すものだとハラハラしていたにも関わらず、最後は空気で終わったとか‥‥かな


まあとにもかくにも今期はこの作品に絞っていたこと、夕暮れシーンなどがきれいだったことなどで満点に近い点数を授与します


無知がエラソーに!


------


7話の感想ズラ

トーコセンパイ!
トーコセンパイ!!
トーコセェーンパイッ!!

もうこれだけでフ◯◯ッ◯ものでしたー


オゲヒーン


今期はこれのみ観てます

女子からはおそらく敬遠されているでしょうが、視聴者を巧くくすぐってくれる構成ですね

最終話まで楽しみです!


ーーーーーーーーーー


やっぱコメディ抜きの百合ものはいいですねえ~、毎回ドキドキです

トウコはあれよ、あれ、ほれ、あれよ、あれ、あにょ~、そうそうアマガミのあれ、そうあれですよね

とりあえず4話まで観て五点!


相も変わらず中身のないレビューでしたぁー

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 379
サンキュー:

20

shitasama さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最初から最後まで

絵的には好きだし、所々の言い回し等もすきなのですが、あまり盛り上がりもなく最後までう〜ん
ってな感じでした、原作がまだ続いてる様なので
最後どうなるのかは漫画の方で見ることにします。

投稿 : 2019/01/01
閲覧 : 183
サンキュー:

5

ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日常性を描いた百合アニメ

【総合評価☆☆☆】
 女性同士の親密な関係を主題とするいわゆる「百合アニメ」は、これまで数多く制作されてきた。だが、登場人物の心理を細やかに描出し、最上級の文学に劣らない感銘を与えてくれる作品は、(他ジャンルならばいくつもあるのに)百合アニメにはほとんど見当たらない。理由を推測するに、制作サイドが女性同士の恋愛感情を的確に把握できていないからだろう。
 女性同性愛者を含むLGBTの割合がどれくらいか、さまざまな調査が行われているが、かなり信頼できるデータとして、7~8人に一人という数字がある。「生涯の一時期に異性よりも同性に惹かれる体験をした」という緩やかなケースならば、3割以上とも言われる。つまり、同性愛とは、異常でないのはもちろん、少数ですらない。ごく身近に存在する当たり前の恋愛であり、日常的な出来事として描かれて然るべきなのだ。
 ところが、百合アニメでは、制作する側が(恋愛以前のケースも含めた)女性同士の親密さを特異なものと感じるせいか、意図的に日常性から遊離させた表現が少なくない。乙女たちの夢の園を具現させた『マリア様がみてる』は、親しみやすくはあっても過剰に理想化されている。「同性愛者である同性への片思い」という報われそうで報われない恋心をアイロニカルに描いた『ささめきこと』は、肝心な場面でギャグに逃げてしまう。『ユリ熊嵐』は、アニメとして優れているものの、同性愛は現代社会の不寛容を炙り出すためのきっかけでしかない。他の百合アニメも、現実離れした理想化やギャグへの逃避、あるいは身体的接触の過激な表現に重きを置き、女性同士の内面的関係性を深く掘り下げることはない。私の知る限り、唯一の例外は、女子高生同士の友情以上・性愛未満の関係を儚く美しく描いた傑作『青い花』である。
 『やがて君になる』は、女性同士の交流を日常性の中で表現した、比較的真面目な百合アニメと言って良い。メインになるのは、美人で成績トップ、周囲の信頼も厚く生徒会長を務める一見完璧超人の燈子(高2)と、恋愛感情が理解できず一見クールな侑(高1)。この二人の、ちょっとちぐはぐな関係が作品の軸となって、それなりに楽しめる。
 ただし、ドラマとしては批判したい点がいろいろとある。
{netabare} 燈子が完璧に見えるのは、生まれつきの才能によるのではなく、優秀な姉への過剰な思いにせかされ、懸命に演技しているから。これは、少女マンガ(例えば大島弓子『草冠の姫』)で繰り返し描かれてきた性格類型であり、特に目新しいものではない。私は、このタイプの人間を良く知っているが、外骨格で身を護ろうとするので、内面は脆い。燈子は、まさにその通りで、自分を型にはめて見ない侑に対してのみ気を許し、まるで小さな子供のように甘えたがる。問題は、外面と内面の乖離という心理的特性を持つ主人公を登場させたにもかかわらず、これがドラマに生かされないところである。
 外骨格キャラは、常に身構えて生きているので、一般に自己抑制が効く。にもかかわらず、燈子の行動パターンは、すぐに侑とキスをしたがるなど、設定されたキャラにそぐわないように見える。体育祭のリレーで敗れたときには、子供っぽい素顔を人前でさらけ出してしまう。 {/netabare}
 燈子が自分を厳しく律して、特別な状況下でしか甘える姿を見せないならば、彼女の素顔がどんな状況であらわになるかを巡って、緊張が生じるだろう。だが、こうしたドラマチックな要素は、ストーリー展開に利用されない。
 おまけに、侑は少々のことでは動じないクールな性格であり、燈子が一方的に甘えてきても、大した葛藤なしに突き放してしまう。こうして「甘えと突き放し」が何度も繰り返されるだけで、物語の転機はなかなか訪れない。作者は、二人の関係性を変化させるために、部活対抗リレー、生徒会劇、合宿など、きっかけとなるイベントを次々と導入するものの、いずれも、内面的な緊張から生まれた行動ではないため、一貫した心理ドラマにはならず、単にイベントの連鎖だけで話が進むように感じられてしまう。
 ストーリー展開に緊張感が欠けるとしても、作画によってキャラの内面をえぐり出すことは可能なはずだ。私が百合マンガの最高傑作と高く評価する吉田秋生『櫻の園』では、二人の女子高生が「大好きよ」「うれしい もっと言って」と言葉を交わすときの表情や手の動き、首のかしげ方などによって、彼女たちの心理がくっきりと浮き彫りにされる。しかし、アニメ『やがて君になる』では、こうした細部の描写が不充分で、燈子と侑は、いつも同じような表情にしか見えない。女性同士がどのような感情を抱いて向き合うのか、アニメーターが理解できていないようだ。
 こうした中で、第6話「言葉は閉じ込めて/言葉で閉じ込めて」だけは、例外的にドラマチックである。自販機ルームで燈子の“親友”である沙弥香が侑に厳しい言葉を投げかけるシーンでは、突然、画面が90度回転して、侑を圧倒する沙弥香の気迫が画面に満ちる。あるいは、飛び石の上で燈子が「そんなこと、死んでも言われたくない」と口にした瞬間、鉄橋を通過する電車の風圧で髪が乱れる。こうした描写の一つ一つが、彼女たちの心の内をあらわにする。第6話が突出して優れているのは、絵コンテを担当したのが、あおきえい(『空の境界 俯瞰風景』『Fate/Zero』)だったからかもしれない。あおきの監督作品には、トランスジェンダーの少年少女を優しく見つめた秀作『放浪息子』があり、彼が、疎外される者の内面を描き出すことに手腕を発揮するアニメーターであることがわかる。この水準の作画が続けられたならば、もうワンランク高い評価を付けられたのだが。

投稿 : 2019/01/01
閲覧 : 245
サンキュー:

6

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良くできた学園恋愛物としても楽しめましたw

原作は仲谷鳰による漫画作品です。

第一話、予備知識無しで視聴開始w
そして、後半で百合展開になるまで百合物とは気づきませんでしたw
調べて見ると、百合の名作といわれるようなヒット作だったんですねw

各キャラの作りこみが深く、物語が進みキャラが絡んでいく中で、今後の展開がどうなるのか、ハラハラするような作品です。
普通に学園恋愛物と比べても、全然遜色ない感じですね。

百合好き以外でも、学園恋愛物が好きならお勧めかな?

1クールで、途中で終わった感があるけど、まあ綺麗に終わったので続きは原作で、でもいいような気もします。

投稿 : 2019/01/01
閲覧 : 190
サンキュー:

23

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いいもんだね

今まで百合ものは避けてきたが、試しに一話を見たらハマってしまった。
後半に向けて失速してしまったが、面白く最終回を迎えた。
続きを見たくなる作品。
83。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 204
サンキュー:

10

ネタバレ

luna さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

君になり止まった時間を追い越した先は

やがて君になる

タイトルが気になる
観たくなる

夕暮れは
夜でも昼でもない瞬間
迷いの時間であり死者を感じる時間
逢魔時

水中で溺れそうになっても
水の中って息ができないんだっけ?って
思い込まなければ
大丈夫

日常は迷いと思い込みであふれているから

夕暮れは寂しくもあり美しく
水中には魅力的な生き物がたくさん

{netabare}
やがて君(姉)になるは
そこで止まってしまう時間
でも
君(燈子)しか知らないは
未来に続く

終点まで行かないで
乗り換えて
どこまでも
{/netabare}

心理描写が重要な作品だけに
言葉で説明してしまいがちな部分を
しっかり映像で表現していて
映像の力を信じてるって
声が聴こえました

脚本や音楽も素晴らしく
他人にとってはささいな
でも
本人たちには大事件っていう
単調になりがちな狭い世界を

誰にとっても魅力的な大きな物語に
そして
ずっと続いて欲しい物語に

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 226
サンキュー:

18

preston さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

百合モノはねぇ…っていうタイプでも観れる

百合の匂い(?)もそんなにきつくないし、
興味はないけど、そんな世界もあるんでしょうね~くらいな感じで観れる。
自分の考えを押し付けてくるようなストレッサーもいないし、
自分好みの優しい世界で雰囲気はとても良かった。

ただ、To be contained的な終わり方でもいいんだけど、
もう少し締める努力はしてほしかったかなぁ

【満足度70/100】

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 153
サンキュー:

10

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2018年冬アニメ最強枠

今期アニメで一番好きなアニメです。

まずこのアニメは「百合アニメ」にカテゴライズされていましたが、実際は大事な一線まで踏み込まず、どちらかというと「恋愛アニメ」、「群像劇」に近いものを感じました。

「好き」というものがわからず、誰に対しても特別という感情を持てず、人を好きになる事を”知らない”侑。

誰からも特別を求められてきて、誰の事も好きに”なれなかった”燈子。

二人の淡くて切ない恋愛物語になっています。

このアニメには一歩を踏み出したいのに踏み出せずにいる、そういった描写を視聴者をイライラさせずに綺麗に魅せてくれます。

「深海に刺す光」や「二人をつなぐ星」、すべての演出が幻のように綺麗で、ありきたりの日常を芸術に染めたアニメだと思っています。
また、サブタイトルも1話から13話までよく構成されていて、この原作者はやばい…と感じながら涙を流していました。

『尊い』という言葉が一番フィットするアニメなのではないでしょうか。

終わり方も続きが気になる纏め方をしつつ綺麗な纏め方をしたと思います。

二期が不可能だったとしても。OVAやネット配信での続編を期待しています。
素敵な時間をありがとうございました。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 194
サンキュー:

19

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

気になって参りました

<2018/12/30 追記>
最終回を見終えました。

世の中のレズビアンの皆さんに伺いたい。
実際もこんな感じなんでしょうか?

今まで同性愛の知り合いが居なかった(というか隠してる人が多いのかも)ので、わかんないんですよねー。

という感想を持ってしまうぐらいガチな作品でした。

というのがまず一つ。


そして本題。

「人を好きになるって何?」
「自分って何?」
こう書くとチコちゃんのお題みたいですが 笑

この作品、こうした本来は素朴で、普通なら安易に答えを出してなんとなく自分を納得させてしまうようなそんなテーマにがっぷり四つに取り組んでいる感じです。

観てると、余分な要素を取り除いて、深く深く潜っていくような思索につい耽ってしまう。

一見中途半端なところで終わってるような気もしますが、答えは見えてるような気もします。
でもやっぱり二期が欲しい。

ところで原作者のお名前「鳩(ハト)」だと思ってましたが「鳰(ニオ)」さんなのだそうです。
謹んで訂正させていただきます。

<2018/11/4 初投稿>
観始めなので評価はデフォルトの3です。
原作未読。

今期、続編ものを除くと個人的にクリティカル・ヒットな作品が見当たらず寂しい思いをしてたところ、キャッチしてるレビュアーさんが猛烈に推してたのを見かけて興味が湧きました。

高校の生徒会を舞台としたいわゆる「百合もの」です。
百合ものでちゃんと観たのは「青い花」くらいでいつもなら敬遠するジャンルなのですが。
お話やキャラ造形がしっかりしてて純粋に物語として楽しめそうな雰囲気。

ところで。
予備知識なしでの、漫画や小説の読み始め、原作ありアニメ観始めの頃、たまにですが作者の性別が気になりだすことが私にはあります。
「男かな?女かな?」と。

そういう時ってその作品にハマりかけてることが多いんですよね。

最近だと「あそびあそばせ」「恋は雨上がりのように」とか
ちょっと前のだと「四月は君の嘘」「ノラガミ」「おおきく振りかぶって」「鋼の錬金術師」「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」「GOSICK」とかとか

こうしてみるとほとんど女性ですね 笑
(そうなるのも自然なのですがそこら辺の説明は割愛)

そこでこの「やがて君になる」ですが、気になって参りました。
作者の仲谷鳩さんは男性?女性?どっち?

つまり私はハマり始めてるんですね、きっと。

気になってGoogle先生に「仲谷鳩 性別」で訊いたけど分かりませんでした。
(ちなみに3番目くらいに「鳩のオスとメスの見分け方」が出てきましたよ)

女性だろな、とは思ってますがどうなんでしょう?

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 1122
サンキュー:

58

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰にも言えない、ふたりの特別

この作品の原作は未読です。
アニメーション制作がTROYCAさんと知り、視聴を楽しみにしていた作品です。
もともとTROYCAさんの作品を始めてみたのが、アルドノア・ゼロでした。
丁寧な作り込みが個人的には大好きで、そこからずっと追いかけています。
それに加え、本作品ではシリーズ構成と脚本に花田十輝さんの名前を見かけたのも視聴に拍車を掛けてくれました。

それだけじゃありません。
主人公の小糸 侑役に高田憂希さん、ヒロインの七海 燈子役に寿美菜子さん、燈子の親友である佐伯 沙弥香役にかやのん…
他にも小原好美さんや中原麻衣さんといった名前が連なっているんです。
視聴を決めるまで、一片の障害も無かった気がします。

この物語の主人公である小糸 侑は、人を恋する気持ちが分からないという悩みを抱えていました。
そんな折に生徒会役員の七海 燈子に出会ったのですが、彼女は誰に告白されても相手を好きになれないそうなんです。
侑は同じような悩みを持つ燈子に親近感を覚えて自分の悩みを打ち明けたのですが、彼女から帰ってきた言葉は思ってもいない一言だったんです。
「私、君のこと好きになりそう」
この意外な一言がきかっけとなり、二人の物語がゆっくりと動いていきます。

この作品のジャンルは「百合」に分類されるそうです。
確かにそういうシーンがゼロではありませんが、所謂「ガチ百合」ではありません。
生きていく上で、特に思春期の多感な頃は気持ちの揺れ動きも激しいお年頃…
そんな中で芽吹き育まれる思いを題材にした作品…
好きになった人がたまたま女の子だったという感じの作品なので、ドロドロした感じは微塵もありません。
まぁ、綺麗なだけでも無いんですけれど、ジャンルで敬遠するには勿体無い作品だと思います。

ガチ百合とは言えない理由…
登場人物が高校生というのもあると思いますが、一番はお互いの関係が微妙であること…
そしてその微妙なバランスを崩す一線は決して踏み越えないからです。
だって、主人公の侑は人を好きになる気持ちが分からないのだから…
そしてヒロインの燈子は、自分の事を絶対に好きにならない侑だから心を許しているのだから…
だからお互いに好き同士の関係ではないんです。

好きじゃないのに、そんな破廉恥な行為を…って大丈夫です。
この作品はクズの様なキャラは登場しませんし、そもそもそこまで相手を求めませんから…
だって、そこまで相手を求めるには、今の関係じゃ中途半端過ぎるから…
それにもしそこまで求めたとしたら…自分がどうなるか分からない不安もあるんだと思います。

でも一方的に愛を押し付けて…でも相手の気持ちには蓋をする…
これって考えようによっては随分我が儘なのでは…?

それにそんな燈子の思いを良く思っていない人が、ただ黙って二人を見ている訳はありません。
最もここから一歩進んだ先が、自分にとって修復できない領域なのが分かるから、おいそれとは手出し出来ないんですけどね。
ホント微妙な関係だと思います。

でもこんな関係には、たった一つだけ誤算がありました。
当たり前ですが、人の気持ちはうつろぎ…揺らぐモノ…
だからどんなに心の奥に気持ちを閉じ込めても沸々と湧き上がってくるんです。
今は未ださざ波程度の力しかないのかもしれません。
そして布石は打たれました。

その一石がどの様な功を奏するかはこれからのお楽しみなんですけれどね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、安月名莉子さんの「君にふれて」
エンディングテーマは、侑と燈子による「hectopascal」
オープニングを歌う安月名さんは、これがメジャーデビュー曲だとか…
とてもそんな風には思えないんですけど。
今期何度も繰り返し聞いた1曲になりました。
この作品はエンディングも侑と燈子の掛け合いが秀逸な曲で、どちらも大好きな曲になりました。

1クール全13話の物語でした。
物語としては未完で終わっています。
変にアニオリのエンディングで纏めるより、原作に沿った形で構成した結果のエンディングなので納得です。
きっと原作のストックを目一杯使ったのでしょう。
原作のストックが溜まった頃…続編の制作が発表されるのを楽しみにしています。

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 245
サンキュー:

41

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

特別への欲求たる青春を百合で描いた作品

世界観:6
ストーリー:8
リアリティ:7
キャラクター:8
情感:7
合計:36

<あらすじ>
人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、
中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。
そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。
燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──
「私、君のこと好きになりそう」
(公式サイトより)

今期はシーズン中の作品を、評価が高い噂があるものを積極的に視聴する試みをしており、7話までの時点で引っかかったので視聴を開始した経緯です。
(前情報では百合物(しかもガチなやつ)といったものであり、一般受けはしないだろうに、それでも評価されているようだということで興味がわきました)

先に結論から言うと、とても面白かったです。
私は恋愛物自体あまり得意ではないので、そこにもハードルがあったと思うのですが、それを乗り越えてきました。

{netabare}1話では、主人公の侑が生徒会の手伝いをすることになった経緯で、たまたま、自分と同じく恋愛の感覚がわからないという先輩の燈子に、自分が回答できていない告白の答え(お断り)について相談して、その場で相手に電話することになり、その直後に燈子から「好きになりそう」と告白されるというやや唐突な話で、よくわからない状態のまま、続く2話でキスもしてしまうという展開はとっつきにくく、{/netabare}1話か2話で切ってしまった人もいるのではないかと推測されます。

この、燈子が恋をした理由というのは後ほど説明もできるものとなるのですが、それはそれとして、続く3話あたりまで見ると、この作品の美しさであったりユーモアであったり、私の重視する心情描写やリアリティが結構しっかりしているので継続視聴する気になりました。

キャラデザは正直、そんなに魅力を感じていません(途中、数話で作画崩壊しないか心配になりましたし)。しかし、多くの場面では綺麗に描けていますし、目や表情を多用した心情描写があり、違和感はなくなりました。背景作画は今期の作品の中で上位ではないでしょうか。キャラデザについて、原作者及び原作ファンのために徹したように感じられたのが、(私は原作を知らないので、ネットの画像検索でいくつか見ただけですが)嬉しく思えました。

作画崩壊してしまったりすれば、原作者はもう絶対アニメ化したくない程トラウマになりそうですし、ファンも悲しいですからね。

良かったのは恋愛の機微の部分。{netabare}私は3,6,7,12話を優良回と評価していますが、このあたりは素晴らしかったです。何というか、恋愛の対象は異性である必要があったのだろうかとか、人生のパートナーに選ぶべき、気心が知れて、信頼ができる人物が同性であった場合、その関係を否定するほうが難しいように思いました(もちろん、生物学的に二人の子供ができないという面はありますが)。

学生間の恋愛をテーマとしてリアリティのある綿密なものを作ろうとすると、男性は若すぎてしまうんだろうなとか、精神的な繋がりを求める関係を純化すると、女性カップルというのが自然なんだろうなとか思います。

本作を見て気づいたこととしては、世のアニメの多数は二十にもならない学生を主人公にしていて、その世代の価値観(青春)を描くとすれば、普遍的なテーマのひとつになるのが「特別になること」だと思います(今後、私は「特別欲求」と言おうと思います(笑))。自分が好きな人の特別になること(⇒恋愛)、自分が友達や誰かの特別になること(⇒親友や承認)、自分がなりたい自分になること(⇒自我、自尊心)、自分がやりたいことで自立すること(⇒進路、専門分野での成功)といったように。

6話で燈子が侑の言葉に折れず、「死んでもそんなこと言われたくない」と突っぱねるシーンがあって、個人的に好きなシーンです。燈子には恋愛だけではない、特別欲求があって当然なのです。そして、人物描写としても、燈子はその特別な自分を認められることで、自分を支えている人間だということも見えてきます(人間には、譲れない物があったりします)。

続く7話では、侑と燈子の関係を快く思っていないように見えた沙弥香の回で、彼女の境遇と心情描写が加わることで、大幅に深みが増しました。本作は伏線的なカットや、巧みな心情描写が多く用いられており、このあたりではストーリー評価が9点にまで上がっていました。

情感面。泣ける作品はそれだけでも評価を上げる要素になりますが、化学調味料による泣きではない、なぜ泣いているのか説明がうまくできない涙が流れる作品のほうが好みです。本作は様々な演出が幾重になっていることによるためか、特に泣かせようとしているように見えないシーンでも涙腺を刺激されることがあり、充実感も大きかったです。(これが「尊さ」なのか?)

9話、11話で作画が危うくなって声が浮いているように感じたところがあったり、物語が若干停滞したことで少し評価が下げてしまいましたが、{/netabare}7話時点で今期の覇権だと思ったほど、見応えのある良作でした。

OPも物語の進展につれて良くなり、しばらくはYoutubeで聴いていましたが、その後、デジタル音源を購入しています。

ということで、恋愛物の苦手な私にしては高評価です。百合が苦手な方も、リズ青が好きな人はストライクゾーンに入る可能性が高いと思いますし、3話までは続けて視聴し、判断していただくのが吉かと思います。

<2018.12.30追記>
今期の上位作品を比較してみたところ、やはりこの作品だと思ったので評価を微修正させていただきました。

(参考評価推移:3話4.1→6話4.3→7話4.5→9話4.3→11話4.2→12話4.3→13話4.2→調整4.3)
(視聴2018.10~12)

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 414
サンキュー:

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やがて君になるのストーリー・あらすじ

人に恋する気持ちがわからず悩みを抱える小糸侑は、中学卒業の時に仲の良い男子に告白された返事をできずにいた。そんな折に出会った生徒会役員の七海燈子は、誰に告白されても相手のことを好きになれないという。燈子に共感を覚えた侑は自分の悩みを打ち明けるが、逆に燈子から思わぬ言葉を告げられる──。「私、君のこと好きになりそう」(TVアニメ動画『やがて君になる』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
TROYCA
主題歌
≪OP≫安月名莉子『君にふれて』≪ED≫小糸侑(CV.高田憂希)七海燈子(CV.寿美菜子)『hectopascal』
挿入歌
安月名莉子『rise』

声優・キャラクター

高田憂希、寿美菜子、茅野愛衣、市川太一、野上翔、寺崎裕香、小原好美、中原麻衣、森なな子、小松未可子

スタッフ

原作:仲谷鳰(「月刊コミック電撃大王」連載)、監督:加藤誠、シリーズ構成・脚本:花田十輝、キャラクターデザイン・総作画監督:合田浩章、色彩設計:篠原真理子、美術監督:永

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