「ペンギン・ハイウェイ(アニメ映画)」

総合得点
75.0
感想・評価
115
棚に入れた
606
ランキング
523
★★★★☆ 4.0 (115)
物語
4.0
作画
4.3
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
4.0
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ネタバレ

ノリノリメガネ

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おっぱいis平和

主人公は博識な少年アオヤマくん。

ペンギンを作り出せるエロいお姉さんとペンギンの発生について研究したり、同級生のハマモトさんと謎の球体「海」の研究を行ったりする、ひと夏の冒険を描いた作品。
{netabare}
ストーリーや設定が少し難解なSFもの。

アオヤマくんがちょっとませててあんまりかわいくなかったけど、ウチダくんやハマモトさんはかわいかった。もちろんペンギンもかわいかった。

作画も全体的に綺麗だった。

おっぱいネタがめちゃめちゃ散りばめられていて、この辺は作者の性癖があふれ出ちゃってるなぁ、と。同監督による「陽なたのアオシグレ」も結構ヤバめな性的表現があったからこれはもうこの監督の性癖なのかなと理解した。

ただ、怒りそうになったとき、おっぱいのことを考えれば平和な気持ちになるっていう言葉はすごく良かった。
今度から実践してみようと思った。
{/netabare}

投稿 : 2019/07/29
閲覧 : 31
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2

緑のラン

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメが好きなら必ず見た方が良い作品

 初の長編映画とは思えない演出。人の表情や動きのディテールをきっちり描き、表現しにくい不思議な世界を現実感を失わずにちゃんと描いています。ペンギン達と一緒に街を走り抜ける時に、何年か前にネットで話題になった崖を駆け下りるアニメを思い出しました。調べて見ると、やはりこの監督の学生時代の作品でした。その時の迫力がこの映画にもちゃんと生きていました。

 シナリオとしても、いろんな伏線が見事に最後に向かって収束していきます。その中で主人公が成長していきます。普通なら、そこまでですが、この映画は、さらにその成長の先までも期待させてくれました。

 大人びてはいるけど子供の主人公は、聡く合理的で感情が乏しい。だけど彼が言葉にする、”僕は泣かないと決めた”と言う言葉と彼の周りの感情的な人達の彼への心配が逆に涙を誘いました。泣かない事が、よっぽど泣けるんです。

 その不思議な世界そして見事なシナリオ、それに感情豊かで繊細な演出、昔、ビューティフルドリーマーやナウシカをはじめて見たときの気持ちがよみがえりました。本当に最高の映画、アニメでした。

アニメが好きなら必ず見た方が良い作品です。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 37
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2

washin

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

記憶も不確かな頃の思い出

子供の頃、自分は何を思い、どんなことを経験し、何を楽しんでいたのかを全部正確に覚えている人はいないと思います。そんなおぼろげな、でも確かに体験したはずのことを思い出させてくれる映画です。

まちにいきなりペンギンが現れる。それどころかお姉さんが缶を投げるとペンギンが生まれた。空中に浮かぶ水。これらのことを子供が主張したら空想だと思うでしょう。でもだれだって子供の頃、とても大きな虫を見つけたり、お化けがいたり、たまたま二重跳びができたり。信じてもらえないけどたしかに経験したことがあります(ちなみに僕は、ハリーポッターに出てくるハーマイオニーを見たことがあります笑)。もちろんこれらのほとんどは勘違いです。でも当人にとってそれは本当にあったことなのです。そしてこの映画はそんな物語です。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 22
サンキュー:

2

える908

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愉快で不思議で、ちょっと切ないファンタジー

これからの季節にお勧めです!

科学的探究心が旺盛な、小学校4年生のアオヤマ君のひと夏の活躍を描く、
ミステリーのような、冒険譚のような、楽しくて、ちょっと不思議な味わいのお話しです。
いろいろ辻褄合わなくても全然かまいませんw そういうお話しじゃないって思うから。

小学生のくせに、大人ぶっていて、でも大人の女性の胸に興味津々で、
それを恥ずかしいと自覚するまでにも至ってない、二次性徴を迎える前で
恋とか愛とかも、当然知りもしないアオヤマ君。
潔い、というより、まだ性に目覚めていないから、
素直に「おっぱいが好きだ」って堂々と主張して悪びれもしない。
なんだかそんなところ、すごく可愛い!
きっと2~3年もしたら、自分の「お姉さん研究ノート」が、
死ぬほど恥ずかしくなって、
黒歴史として封印しちゃうんだろうなあww
ああ可愛い(^^)
わたしショタとか全然趣味じゃないですけど、
こんな、無自覚に背伸びして小理屈こねくり回してる子供がいたら!!
可愛くて堪らなくていじりまくりそう!

お姉さんもなんだかとっても素敵です。
奇麗なだけじゃなくて、キュートでファニーな、
それでいてちょっと謎もある、少年の目にも大人過ぎない、
ちょうど魅力的に映える感じで。
あと重要なファクターの、
お姉さんの胸の描き方が、いい意味でアニメっぽくなくて、
グロテスクな巨乳とかじゃなくて、ちゃんと普通に、女性の胸らしく、自然で綺麗な線で描かれているのがとってもナチュラルでいいって思います。

それと、サブヒロインになるのかな?
ハマモトさんもすごく、可愛いんです。
プライドは高いんだけど、子供らしく真っ直ぐに生きてて、
年相応に賢いのがとっても好感度高いです。

お話し自体は、ジブリっぽいっていうか、
トトロとポニョを足して二で割ったような感じで、
夏休みにファミリーで楽しめるように作られていて、
森見さんの原作なのに嫌味な感じが全然しなくて。
監督も、教えられるまで気付かなかったけど、
あの「フミコの告白」作った石田祐康さんなんですね。
初の長編商業作品で、ここまで出来るってすごい!

アニメ上級者の方にはちょっと物足りないかもですけど、
そんな方以外の、普通の人なら、
誰が観ても楽しめるんじゃないでしょうか。

アニメ初級者の私は、すごく楽しめました(*^▽^*)

投稿 : 2019/06/16
閲覧 : 163
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30

イムラ

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供の時に図書館で読んだらはまりそう

<2019/6/9初投稿>

WOWOWで昨夜放送されてたの観たので、蒼井優結婚記念レビューです。

小4の理系の男の子を主人公としたジュブナイル・フィクション。

サイエンスのない方のファンタジーなので現象に理屈を求めても意味のない作りになっています。

大人が見てもそれなりに楽しめると思いますが、小学高学年〜思春期ぐらいまでに「小説」で読むと真価が発揮されるタイプではないでしょうか。

小学校の図書室によく置いてあるちょっと不思議な話。
それを森見登美彦テイストに大人でも楽しめるようにしました、という印象。

例えば「花田少年史」とかは、あれも子供を主人公としたファンタジーですが、視点は「読者」「視聴者」。
つまり読んだ人目線で作ってある。

本作はあくまで小4の主人公アオヤマくん目線。
なので年齢が近い人の方が楽しめるんじゃないかと。

そして、映像は素晴らしかったのですが、何が起きてるのかを映像と台詞だけで説明するのは少しむずかしかったのかな、という気も。

小説で、文字で、「アオヤマくん」になりきりながら、起きていることを理解し、その映像を想像して、読み進めていくと楽しさが広がっていく気がしました。

以下、感想。
・アオヤマくんのおっぱい好きが異常。
このまま偏執的な巨乳好きに成長しそうで将来が心配。
ところで巨乳好きな男の嫁さんや彼女って意外とそうでもないこと多いんですよね。

・お姉さんが魔性っぽい。
蒼井優だからかな。
それはそうと蒼井優さん、魅力的な演技でしたねえ。

・アオヤマくんの子供部屋。
あんなん最高だろ。子供としては。恵まれてる子供だ。

・アオヤマくんのおかあさん。
能登さんなんだけど、能登さんの子供ってうらやましいと真剣に思ってしまった 笑。
看病のシーンとかさ。
確か、割と最近出産されたんですよね。
生まれてきたお子さんがうらやましい(←自分でもおかしなこと書いてるって自覚はある)

・監督さんが「フミコの告白」の人。
へえ。そうなんだ。という感じ。
まだ作風は掴みきれてません。

以上です。

投稿 : 2019/06/09
閲覧 : 106
サンキュー:

27

ネタバレ

Jun

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地方の町に住む秀才君のメルヘン

日本の地方の町は緑があって清潔感がある。リアルでもそうなのかな。

大人になってもわからないことや得られないことは、それはもうたくさんある。でも、好奇心、探究心、未知への憧れでは腹は膨れないし快楽も得られるとは限らないので、大人は効率的にショートカットする。少年も多忙だけど、大人もっと多忙なのだ(ろう)。

この少年にはそんな大人になって欲しくないのだけれど。はたして得意の科学的アプローチだけで、憧れのお姉さんへ至る道を発見できるのだろうか?

大人になってしまってから3000日以上経つけれど、正直憧れのお姉さんへの道は遠くなるばかり。本当はもう多忙じゃないんだけどね。

投稿 : 2019/06/02
閲覧 : 48
サンキュー:

8

ネタバレ

のりまき3

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る作品

本当に素晴らしい作品

投稿 : 2019/05/30
閲覧 : 55
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2

ネタバレ

fuzzy

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

わくわく冒険

子供向け。。とあなどっていたら面白かったです

ジブリと
細田守さんのサマーウォーズ、時かけの次には
こういう作品を勝手に期待していたのかも
・子供の頃の冒険
・不可解かつ不思議な事件
・トラブル→力を合わせて!
なんて使い古されたパーツ
でも手段や道具がちゃちくてもアイディアで覆される
そんな感じがしました
※もち作画、声優、音楽、ストーリーは別にちゃちくはなく良かったです
蒼井優さんの声と喋り方好きですね

子供の頃の年上のお姉さんへの憧れ
生真面目さ

それだけだと回想的ありふれた物語だけと
海と産まれまくるペンギンがそれに見事にかざりつけられたなぁと

面白かったです

投稿 : 2019/05/09
閲覧 : 70
サンキュー:

5

順順

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

西島秀俊以外良かった

主人公の父役の西島秀俊が下手だった。
おっぱいに執着し過ぎてる謎は解決出来なかった。
ペンギンの特徴がよく捉えられてて可愛かった。
少年の将来が気になる。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 44
サンキュー:

2

ネタバレ

runa21

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世の中は説明のできないことであふれている

この映画を見た方に
原作を読んでから見たほうが言いといわれたのですが、
原作の入手に時間がかかり、
そして結局入手できずに視聴することになりました。


結果、原作を読んでから見たほうがいいだろう。


というのは、期待しすぎたからいけないのか、
途中で何度か力尽きそうになりました・・・
それゆえに、この映画を見てから
原作を読もうと思わないということに
気がついてしまう・・・

よって原作を読まないと、きっとこの映画は理解できない。
でも、この映画を見てから原作を読もうという気は起きない。

だから結果、原作を読んでから観るのが正解。


なるほど、その方のいっていることが
この映画を見て真に理解できました(笑)

レンタルできることに舞いあがって、
あせってこの映画を見てしまったことに後悔。


ただ、こういうファンタジックな感じの作品
私は嫌いではないんですけどね。
「この話、よくわかんないんだよ。なのに面白いんだよ」
「この話、よくわかんないんだよ。なのに見ちゃうんだよ」
っていう作品ないですか?

きっと訳がわからないなりに
人をひきつけるツボを心得ている作品なんだろうな
と思います。

でも、その私でさえ
途中でリタイアしそうになったわけですから・・・
多分世間の評価はあまり高くはないだろうね。


キャラクターも悪くはないんですよ
主要メンバー以外にも
少年のお父さんとかかなり気になる人です。
かなり理屈っぽい「少年」なんですが、
きっとあのお父さんの教育によって
あの性格は形成されたと思われます。

少年のお父さんがどういう人なのか
非常に気になりました。

が、ちょこっと出てきては、
途中で退場してしまいます。

いろいろと、
もったいない話だなとはおもいました。

投稿 : 2019/04/28
閲覧 : 91
サンキュー:

14

ネタバレ

TaroTanaka

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

僕もこういう少年時代を送りたかった。不自由ない親・家・環境の下憧れのお姉さんと一夏のこそばゆい関係性を結びたかった。純粋な少年としてありたかったです。

■良い点
・男性の(殆どの男にとって叶わなかった)ノスタルジックな少年時代の甘酸っぱい恋心を、少年のモノローグやおっぱいの幾何学的考察日記、お姉さんのハグ等のディテールによって叶わせてみせたこと。
・ペンギン・海(球体)・ジャヴァウォック等のファンタジックなガジェット、またそれらに対する哲学的(世界の裏表・布袋の比喩等)・科学的(主人公のノート)考察によって視聴者を飽きさせない点。

■悪い点
{netabare}・主人公の少年が純粋過ぎる。だからこそ尊さもあるのだが。エッチなシーンは一つもなし。劇場公開版とはいえ、明らかに男性視聴者に寄せた(おっぱい云々・少年視点)内容であるのだから、ラッキースケベ位は欲しかった。(性欲が少ない少年が主人公だからこそ)
・苦難は主人公ではなくお姉さんに降り注いでいるのであり、主人公の少年はそれほど苦労していない点。{/netabare}

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 36
サンキュー:

10

神撃のニャンコ

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どうでも良い事だけど 私は、コウテイペンギン派

アニメ(フィクション)は、浮世離れしているもので
その支離滅裂な世界観に、どうやって観客引き込むか

製作側が、どんな工夫こらしたか私のオツムでは
一摘まみ程度しか気づけないですが

そんな気づけない工夫が散りばめられてるからかな?
無機物からペンギンさんが生まれたり
「ウミ」なんて不思議な現象が描かれても

この作品に対して拒絶反応的な物は感じず
楽しむ事ができました

これが原作を知った後だと 違うのかもしれませんが
知らずに観た私は満足です

総じて述べますと、万人に向けて放った御上品なアニメ?
(そう私が感じるのは、癖の強い作品を沢山知ってるからかも…) 

投稿 : 2019/04/19
閲覧 : 43
サンキュー:

4

ネタバレ

古川深夜

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

まだはやかったかもしれない

理解ができない点は原作を読めば理解できるのか そうゆうのではなく ファンタジーが強く お姉さんに対する感情描写として必要な内容だったのかはまだ自分の稚拙な頭じゃ理解できなかったです
ただ言葉の表現 探究心 初恋の純真さなどは 胸にくるものがありましたが内容には理解が追いつかなかったです

投稿 : 2019/03/21
閲覧 : 77
サンキュー:

2

tosimo

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話はよくわからなかったけど、ペンギンかわいい

話がよくわからなかった。
そもそも分からせようとする意図も感じなかったから
多分よくわかんないんだけど、そこも踏まえて面白かった気がする
作画が綺麗だったし、ペンギン可愛かったし、少年とお姉さんの関係性も好きだし見てよかった。

投稿 : 2019/03/05
閲覧 : 67
サンキュー:

3

芝生まじりの丘

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

イマドキアニメ

森見登美彦が好きな友人に誘われて視聴。

・背景
自分自身もずいぶん前に森見登美彦は結構読んでいて、四畳半神話体系とかはアニメもそこそこ楽しめたが、それも遠い昔の話。ペンギンハイウェイの小説も読んだと思うが内容はほとんど覚えていなかった。
森見への情熱は枯れていたし、そんなにペンギンハイウェイは好きな作品ではなかった気がするので一人では見なかったと思う。

その友人は最近多分原作を読み終えたところだったと言う。原作が面白いからアニメ版も見ようぜというわけだ。

・感想
結果として友人の感想は、「思ってたのとはなんか違った。原作はもっとナンセンスな感じなんだ。でもまあこれはこれでいいアニメだと思うよ。」というもの。
自分は彼ほど人が良くないのでこれから多分ケチをつけるが、概ねの印象は彼に同意する。
うん。多分原作既読者は皆そんな感想を抱くのではないかな。
なんというか、アニメ映画版は非常にキレイで健全で随分ハッキリしている、良くも悪くも。

普通に子供が見て楽しめる仕上がりになっていて、最近の児童向けアニメという趣が強い。

映画的な壮大な演出など頑張って作っている感じはあるし脚本もソツない出来。

ただ自分のようなねじけた人間が見るとやや吐きそうになる。

まあ単純にアニメのターゲットと合わなかったとも言う。

投稿 : 2019/03/05
閲覧 : 66
サンキュー:

4

のび太

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供も大人も楽しめる、ちょっと不思議系SFアニメ映画

原作は、アニメでは「四畳半神話大系」の原作者で知られている森見登美彦さんの小説です。
制作会社は「台風のノルダ」を制作した「スタジオコロリド」ですね。

主人公の少年が、密かに好意をよせる胸の大きなお姉さんw
そのお姉さんに、ふさわしい大人になるために、日々研究に励んでいるw
そんなある日の通学途中、空き地の原っぱにペンギンがいるのを見つけて…

「四畳半神話大系」と同じくペラペラと独白の多い主人公ですw
しかし、この作品の主人公は、大学生ではなく小学4年生でしたw
四畳半だと湯浅監督のイメージが強烈ですが、こういう一般的な作風でもその魅力は健在ですね。

しかし「スタジオコロリド」が、このレベルのアニメ映画を、製作出来るんだというのが、ちょっと驚きでした。
「ジブリ」がアニメ映画の製作を休止して、今後この役割を担っていく制作会社の中に名を連ねてもまったく遜色ない感じですね。

子供も大人も楽しめる、ちょっと不思議系SFアニメ映画でした。

ちなみに、聖地は奈良県生駒市だそうです。
アニメで見る限り、耳すまの聖地に引けをとらない綺麗な町ですね。

投稿 : 2019/02/09
閲覧 : 89
サンキュー:

13

lele

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

小学4年生のアオヤマ君とペンギンとお姉さんの話。
森見登美彦らしい不思議な世界観。
とても面白かった。
アオヤマ君のおっぱいに対するスタンスが潔くて好き。

投稿 : 2019/02/08
閲覧 : 71
サンキュー:

3

ネタバレ

shino73

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私たちはどこから来て、どこへ行くのか

森見登美彦原作、制作スタジオコロリド。

石田祐康監督、待望の初長編作品。
ひと夏の不思議な体験を鮮やかに描く、
心弾む思春期ファンタジーの傑作であろう。

主人公アオヤマ君は研究熱心で、
世界の不思議に興味津々、
日々学んでは知の探究に励む。
少年特有の好奇心と冒険心も旺盛で、
気になるお姉さんのおっぱいにも、
多大な関心を持つどこにでもいる少年だ。
突然広場の空き地に現れたペンギンたち。
少年の一生忘れる事のできないひと夏が始まった。

少年の視点で描かれる素晴らしい演出、
世界や異性に対する戸惑いと妄想こそ、
どこにでもある思春期の原風景なのだ。
ペンギンハイウェイとは何であろうか!?
{netabare}それは人が歩む進化への道であり、
つまりは思春期から大人になるための道標だ。{/netabare}

ここでは2つの世界が衝突している。
{netabare}折りたたまれ亀裂が生じた「世界の果て」と、
成長の儀礼として少年が歩む「内的世界」だ。{/netabare}
僕はどこか村上春樹「海辺のカフカ」を想像する。
あちらの主題は「アンチオイディプス」である。

移ろいゆく記憶を「夏」という季節に見出す。
少年に習い1つの仮説を立てよう。
それは美しい等式、解けない「夏」の方程式。
これからどれだけの冒険をして大人になるのだろう。

僕たちは幾つになっても道の途中なのだ。

投稿 : 2019/02/01
閲覧 : 268
サンキュー:

41

ネタバレ

noindex

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメで明かされなかった謎は原作でもわからないままです

ツタヤでレンタル。15本くらいあった。「リズと青い鳥」も同じくらい。
なお「未来のミライ」は40本くらいあったw

森見登美彦原作のジュブナイルもの。京都が舞台の他の森見作品のような男汁臭が漂うむさくるしい描写は無く(私はそれが好きだけど)、爽やかで透明感のあるノスタルジックな作風になっている。
原作を先に読んだが、アニメは原作に忠実でアニオリ要素はほとんど無いものの、380ページある原作を2時間に押し込めているのでかなり駆け足に感じる。水路の源流を探すアマゾン・プロジェクトで主役のアオヤマとウチダ君が二人で遠くまで歩く描写がアニメではほとんど無いので、映画「スタンドバイミー」のような郷愁感が出せていない。
{netabare}<海>の存在をハマモトさんに教えて貰ってから夏祭りまでの間の回想のようなシーンは原作では詳細に記述されているが(あと祭りでのスズキ君の嫌がらせはカット)、{/netabare}その辺は読んでいて正直くどく感じたのでそこはアニメの方が良いかもしれない。
細かい相違点については、{netabare}ウチダ君がペンギンを遠くに連れて行く理由とお姉さんがコウモリを出した理由が変わっている。他には水路が草原につながることを知る流れの違いや、断食実験と風邪と妹がぐずる話を平行にした等がある。{/netabare}尺を削るための話の単純化だろう。

それでも湯浅政明監督の森見作品のような無駄に感じる改変が無いのはとても良かった。キャラデザと声も私のイメージと違和感は無い。ただウチダ君が眼鏡をかけている描写は原作には無いのだが。それよりもウチダ君にはアオヤマ君よりも優れた宇宙物理学の素養がある描写がばっさりカットされたのは残念。あとハマモトさんがアオヤマ君とラブラブなのを認めるシーンが削られているので、意地っ張りな子のイメージが強くなっているのもちょっと残念。私はお姉さんよりハマモトさん派なのだがアニメではそうなりにくいと思う。
致命的に感じるカットもあって、{netabare}スズキ君が<海>に飲まれてタイムリープする話と(このカットのせいで<海>が存在してはならないものというアオヤマ君の仮定の根拠が弱くなっている)、ジャバウォックがペンギンを食べる描写がノートの記述だけなのは{/netabare}痛かった。このカットのせいでSFミステリー的な面白みは原作より欠けると思う。

フェミに批判されたおっぱいネタについては、原作通りなのでアニメスタッフが叩かれる言われはない{netabare}(アオヤマ君がハマモトさんとおっぱいのことで喧嘩するシーンはお気に入りなのでカットされなくてよかった){/netabare}。他の森見作品にはおっぱいフェチ描写は見当たらないので今回はチャレンジしたのだろう。森見先生は本作品が一番思い入れがあると言っている。

総評としては、日本SF大賞を取るほどの作品には感じなかった。そもそもこれはSFなのだろうか?確かにアオヤマ君は謎の現象に対して小学生なりに科学的なアプローチをもって解明するものの、物語の謎については完全な結論は出ずに終わる。これは原作も同様。
{netabare}<海>は世界の穴(バグ)で、お姉さんは世界を修復するための物理法則だとして、穴をふさぐのがなぜペンギンなのかがわからなかった。お姉さんの容姿については、穴が開いた場所の近くにいて修復の手助けができる適格者のアオヤマ君にとって「遺伝子によって作られた完璧な姿」を取ったのは分かるのだが、アオヤマ君はペンギンが大好きというわけではない。
まぁペンギンは人間に好かれやすい生き物なので色々と好都合というくらいの理由なのかなとは思うが。
ジャバウォックはこの世界の敵で映画「ミスト」のエイリアンに相当するのだろう。彼らは過去にもこの世界の侵略を試みたことがあって、それが元ネタの「不思議の国のアリス」で語り伝えられているという設定なのではないだろうか。{/netabare}

作画は文句なしで、クライマックスのシーンは同じ監督の「フミコの告白」のセルフオマージュになっているのが面白い(原作ではペンギンに乗らずに走っているけど)。

最後に、私の森見作品の原作の評価は以下の通り。
1 太陽の塔
2 四畳半神話大系
3 四畳半王国見聞録
4 夜は短し歩けよ乙女
5 ペンギン・ハイウェイ
6 聖なる怠け者の冒険

投稿 : 2019/01/30
閲覧 : 125
サンキュー:

8

このままじゃダメだ

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文学的な内容でした

フミコの告白や陽なたのアオシグレ等、勢い重視の作品が主だっていたので、長編モノで、物語がしっかりしている作品では、どの様な展開をしてくれるのだろう。と超期待で臨みましたが、見事に世界へ引き込まれました。

原作は知りませんが、かなり文学的な内容で、SFというよりも哲学的な印象が強く残っています。
元より、理屈が説明されていないのですから、SFというのは検討違いなのかもしれません。
主人公は、科学好きな小学生で、小学生としては非常に考え方が大人びている様子で、言い回しもかなり回りくどい感じでしたが、声優さんの演技がとても良く、言い回しが自然と溶け込むようでした。

またそれ以外のキャラクターについては、主人公の邪魔をする者であっても、完全いやしくはならず、可愛げがあったり、誠実であったりと、モヤっとする事なく最後まで見られたのが良かったです。

作画も良かったのですが、特に背景のCG周りが手書き背景と馴染んで良かったですね。

ひとつだけ気になったのは、
主人公がノーベル賞受賞の妄想をした事でした。性格とかけ離れた部分でしたので。
何らかの意図があるのでしょうか。
小学生っぽさを演出させる為でしょうか。

まあ、それは些細な事です。

見せ方好し。演技良し。作画も良し。非常に満足感の高い映画でありました。

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 123
サンキュー:

18

ネタバレ

退会済のユーザー

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

問題解決の方法とは

街にペンギンが現れた。
彼らはどこから来て、どこへ向かっているのか。

小学生の主人公は友人二人とその謎を解き明かそうとする。

そして、彼が大好きな歯医者のお姉さんに
不思議な力があることを知る。

どういう理屈かわからないが、お姉さんが投げた
コカ・コーラの缶がペンギンになって走り出したのだ。

少年は仮説を立てて、観察し、実験し
問題解決をしようと試みる。

わけのわからないものに対して
仮説を立てて、実験していくところが面白いなと感じた。

ファンタジーにもファンタジーなりの筋がある。
道理がある。意味不明だけど。

ペンギンが押し寄せてくるところはアニメならではだなと感じた。
忍空を思いだしました。こちらの方は数が桁違いですが。

投稿 : 2018/12/29
閲覧 : 62
ネタバレ

観ろ!

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作画おばけ

森見登美彦原作より、「四畳半」「命短し」「有頂天」とはまた違った風合いの作品。SFではあったもののストーリーは文句なしに面白かった。作画も凄いの一言。圧巻の出来に家族と見れる内容だったのが良かった。

投稿 : 2018/12/11
閲覧 : 105
サンキュー:

6

ネタバレ

はあつ

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

少年期の憧れが生み出すファンタジー

大人も子供も男性も女性もそれぞれが楽しめる要素を上手くミックスしたエンターテイメント作品。

《ストーリー》

日本のとある郊外の町に突如出現するペンギン達。
主人公、小学4年生の「アオヤマくん」が近所の歯科衛生士の「お姉さん」とクラスメート達と共にその謎の究明に挑みます。
次々と起こる奇妙キテレツな現象は見た目可笑しくて、SF的興味を増しつつ飽きさせません。
アオヤマくんとお姉さんの会話は理知的でその関係性に興味を誘われます。
クラスメート達との交流も子供らしい無邪気さが微笑ましく楽しめました。

《登場人物》

主人公アオヤマくんは将来のビジョンを明確に持ち、おませで賢すぎるかもしれませんが、秘かに結婚相手に定めているお姉さんへの憧憬が小学生らしくて好ましいです。

クラスメートの子供達はドラえもんのメンバーに似てます。
出来杉くんが主人公でのび太がその親友と、役回りの違いはありますが、しずかちゃんやジャイアンのポジションもいて、ほのかな恋心や男女でおっぱいを議論できる所など小学生らしい態度や行動は分かりやすく、お子さんが観ても楽しめるでしょう。

大人(男性)的には、何と言っても「お姉さん」が魅力的!
抜群のプロポーションといい、ハスキーな声といい私的には大満足!
何度も優しくも甘やかに「少年!」と語りかける描写は、誰しも経験したことのある少年期の大人の女性への憧れを呼び起こさずにはいられないでしょう。

《作画》

ペンギンに尽きる!
その出現描写は鳥肌もの。
無表情なペンギン達ですが至る所に現れ、画面の中を縦横無尽に動き回る様子はPOPで可愛く、特に女性に好評だと思います♪

《声の演技》

お姉さん役の蒼井優さんの声だけで5点満点!
私は基本、アニメの声はアニメの声優さんに演じて欲しい派なんですが、今作は蒼井さんのハスキーな声が色っぽくてゾクゾクしっぱなしだったんで~
(ごめんなさい、200%主観の採点です^^;)

脇役では友達のウチダくん役の釘宮理恵さんが気弱な少年を上手く演じられてて流石の安定感でした。

《音楽》

劇伴曲はそつなくシーンに寄り添っていた印象。

主題歌を担当したのは大物アーティスト、宇多田ヒカルさん。
デビュー曲「Automatic」の初視聴時、なんとムーディーな曲だと気になり友人に尋ねると、まだ14才!に驚いたもんです。
映画の終幕を飾る曲は、当時衝撃を受けた記憶が甦る"えも言われぬ"雰囲気を醸し出していて、遠い少年時代のノスタルジーを感じさせてくれました。
才能は衰えませんね。

《最後に》

不思議な物語の結末については色んな見解ができそうです。
以下個人的な感想(考察と呼べるような代物ではございません)
{netabare}
お姉さんはアオヤマくんにとっては絶対的な存在なんですが、私達観客には終始ミステリアス。
それこそがこの物語のキモではと。

名前も提示されない彼女は、あくまでもアオヤマくんの少年期の憧れが具現化したものだと解釈しました。
不思議な現象も、少年時に詰め込み過ぎた知識が収まりきれず噴出したか、研究好きの彼の究明方法を習得するために起こった演習みたいな事象なんだろう。
故に彼なりに整理をして答えを出す事で珍現象は彼女もろとも解消。

その謎や答については個人的にチンプンカンプンのままでしたが、この経験で彼が成長の階段を大きく昇れた事をストーリーの結末にしたんだとスッキリ納得でき、清々しい視聴感でした。

(しかしその為に何とハタ迷惑な現象を引き起こしたんでしょうね~これじゃアオヤマくんは涼宮ハルヒやな~^^;){/netabare}

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 120
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24

山本耀司

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 1.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

うーん…

まぁ確かにドキドキハラハラのなかなか面白い話ではあったんだが、森見作品の中では評価が低いのも頷ける、という感想。
他のサイトのレビューでも言っている人がいたが綺麗な背景など、トレンドを狙った作りがちょくちょく見受けられた。
いやいいんだけどさ。でもやはり森見先生の作品には合わないなって。
あと、お姉さんの「やぁ少年」言い過ぎでウザかったのと、棒読みな声優がちょくちょく見られたのが残念。

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 69
サンキュー:

3

ネタバレ

〇ojima

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

二人だけ夏の良いおもいで。

ペンギンハイウェイとはペンギン達が通るけものみち。
夏休み前、何故だか街に突然ペンギンがたくさん現れて、みんなに目撃されるのだが、どこかに消えてしまう。あくる日、また、突然現れてはどこかにまた消えてしまう。。。
探求心旺盛な少年はペンギンの出現について、大好きなおっぱいお姉さんと一緒にペンギン出現の解明に進んで行く。

正直、{netabare}悪くはありませんが、とても良かったとは思いませんでした。
イメージ的にはトトロ。
カワイイキャラが主人公の周りに出てきてちょっと不思議な感覚体験させる。
そしてフリクリ。
深夜アニメ的に必須な謎を含んだおっぱいのお姉さんの登場。

ふーん。良いおもいでをつくったのは二人だけ。それだけ。

私、単純な正確なもので、理解しにくく、いまいちのめり込めませんでした。{/netabare}

投稿 : 2018/09/14
閲覧 : 168
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27

ネタバレ

根越 詠汰

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ペンギンとお姉さん、海と研究と +

  大人びた少年アオヤマ君の大人に向かって歩む?研究のお話だったです。将来の相手まで、すでに決めているアオヤマ君は、いつも多忙な毎日を送っているです。あらゆることに興味を持ち、ノートにつける日々を送っているです。賢いようでは、あるです。

 アオヤマ君のいつもの日常より、突然町の空き地に現れるペンギンから物語は始まるです。
 親友のウチダくんとの研究から、お付き合いしている??歯科助手のお姉さんも絡んで、お姉さんの見せる不思議な現象を知るのです。

 さらに{netabare}ハマモトさんの誘いもあって、「海」と名付けられた謎の物体を共同研究することに・・・・・です。3人の楽しそうな光景が、子供らしいです。

 物語は、一つになっていき、街を巻き込んだ騒動にまで、発展していくです。

 ペンギンエネルギーとは何なのか?、なぜお姉さんはペンギンを生み出せるのか?、海は何なのか?、世界の果てとは?それらの{/netabare}謎を解明したとき、アオヤマ君は大人に近づくのかなぁです。それは、お楽しみです。

 アオヤマくんとお姉さん過ごす時間、多いです。冷静なように見えるアオヤマ君が、お姉さんの胸ばかり気にするところも面白みがあるです。それを語るアオヤマ君の熱心さは、凄いです。

 非常に多くのペンギンが登場する終盤は、必見です。研究結果が出て騒動に終止符が打たれた後、いつもの日常に戻るアオヤマ君の誓いは、子供ながら、非常に大きなものを感じるです。
 大人になって偉くなるということは、「こういうものの積み重ねなのかなぁ」でしたです。

投稿 : 2018/09/11
閲覧 : 58
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10

ネタバレ

四畳半愛好家

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界は研究すべき”不思議”で満ちている!

原作:「ペンギン・ハイウェイ」既読
 著:森見登美彦
  (代表作「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」「有頂天家族」等々)

『他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことである。一日一日、ぼくは世界について学んで、昨日の自分よりもえらくなる。…今日計算してみたら、ぼくが二十歳になるまで、三千と八百八十八日かかることがわかった。そうするとぼくは三千と八百八十八日分えらくなるわけだ。…えらくなりすぎてタイヘンである。…結婚してほしいと言ってくる女の人もたくさんいるかもしれない。けれどもぼくはもう相手を決めてしまったので、結婚してあげるわけにはいかないのである。
 もうしわけないと思うけれども、こればかりはしょうがない。』(原作抜粋)

毎日学ぶことをモットーに、日々ノートを片手に世界に対する研究を重ねている優秀だけどちょっとスケベな愛すべき阿呆小学生の主人公と、謎多きお姉さんを中心に据えた、不思議なファンタジーSF作品。

森見作品にあるまじき優秀な小学生が主人公であるが、内在する阿呆さは”らしい”主人公でもある。美しい「お姉さん」の不思議な力に関する研究を進めていく中で生まれた謎が謎を呼ぶ作品であり、青春を感じさせる爽やかな作品でもあった。

途中冗長気味で、退屈に感じられる部分もあったが、総じて森見さんの描き難いオリジナリティーあふれる不思議な世界観を、精一杯うまく映像化していることに大変満足できた作品であり、面白さ、熱さ、美しさ、そして切なさが見事に融合された良作であったと思われる。
(ちなみに自分は泣きました。アオヤマくんは泣かないことにしているのに…。)

森見ファンはもちろん、ちょっと変わったアニメ映画が観たいなら、ぜひともチャレンジしてみてほしい作品である!

以下項目別ネタバレ付き感想
{netabare}
物語:4.5
 森見×上田誠は心配の必要なし。
 謎が謎のまま残ったことを残念に思う意見が散見されるし、その意見には大いに共感できるが、この不思議な世界を説明するのに十分な言葉はこの世に存在しないと思うし、誰もが納得する答えはきっとない。
 世界に空いた穴である<海>”広がる世界の果て”を埋めるためのペンギンであり、そのペンギンを生むお姉さんはきっと人間ではなかった。<海>がなくなれば<海>エネルギーで存在しているペンギンやお姉さんは消えてしまう…。主人公が立てた仮説はこんなところであろう。そして、主人公以上にお姉さんの真理に近づいた人間もまたこの世にはいない、とどまるところ現状人知では手には負えない問題なのである。
 これらは原作において”素敵な”父の言う「解決しないほうがいい問題」であり「理不尽なこと」であった。

 ただし、ぼくは決してあきらめていない。

『ぼくは世界の果てまでたいへん速く走るだろう。みんなびっくりして、とても追いつけないぐらいの速さで走るつもりだ。世界の果てに通じている道はペンギン・ハイウェイである。その道をたどっていけば、もう一度お姉さんに会うことができるとぼくは信じるものだ。これは仮説ではない。個人的な信念である。』

声優:3.5
主人公「アオヤマくん」を演じたのが北香那。演技がぶれずに想像以上にフィットしたキャスティングであった。
お姉さんは蒼井優。こちらは評価が分かれるかもしれない。演技力は流石であったが、アニメ声に毒された自分には、もう少し綺麗な声であててほしかった気がする…。
ウチダくんは釘宮であったこともあり、可愛すぎかよ!もしかしてヒロインよりも…なんて思ってしまったり。
その他お父さんを演じたのが西島秀俊…!棒演技ではあったものの、暖かい声はやはり素敵であった。

キャラ:4.0
アオヤマくんとお姉さんは安定として、脇を固めるキャラ達も素敵であった。ハマモトさんなんて可愛いじゃないか!
個人的には原作からお父さんがお気に入りだったりする。
いじめっ子のスズキくんと一緒に遊べるようになったのも良かった。

作画:4.5
素晴らしい。難しい世界観を見事に映像化しているし、演出も申し分なし。

音楽:4.5
主題歌は宇多田ヒカルの「Good Night」。最高にマッチしていて、エンディング中に席を立つ人が極端に少なかったように感じた。

最後にぼくとお姉さんに明るい未来があることを祈って、原作の最後の素敵すぎる文を引用したい。

『ぼくらは今度こそ電車に乗って海辺の街に行くだろう。
 電車の中でぼくはお姉さんにいろいろなことを教えてあげるつもりである。ぼくはどのようにしてペンギン・ハイウェイを走ったか。ぼくがこれからの人生で冒険する場所や、ぼくが出会う人たちのこと、ぼくがこの目で見るすべてのこと、ぼくが自分で考えるすべてのこと。つまりぼくがふたたびお姉さんに会うまでに、どれぐらい大人になったかということ。
 そして、ぼくがどれだけお姉さんを大好きだったかということ。
 どれだけ、もう一度会いたかったかということ。』

{/netabare}

投稿 : 2018/09/09
閲覧 : 77
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16

37111

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

蒼井優の声がエロい

全体としてよかった。

小学4年生ってあんなにも大人になれるものなの?とは思うけどまぁ、それはそれとして。
いじめっ子の理不尽さはイライラするけど最後はそうなるんだろうね。と思いました。

結局ペンギンって何だったのか。お姉さんとは何だったのか。
見てる人が個別に考えてみてね^^
ってことでしょうか。

四畳半なんちゃらの人の作品なんだと思ってみればそういった事も受け入れられるのかも。

投稿 : 2018/09/09
閲覧 : 89
サンキュー:

19

ひつまぶし

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ネタばらしまで欲しかったなあ

なんと自分の母校の先輩が関係者とのことで(随分なぼんやり表現で失礼)チェック
大自然に大量のペンギンたち。どれも丁寧に繊細に描かれていました
お姉さんの魅力的なキャラも〇

ただ、謎がそのままなのが惜しかったかなあ
原作観てないですが、原作もここまでなのでしょうね
どこからペンギンやってきたねん

投稿 : 2018/09/06
閲覧 : 57
サンキュー:

5

褐色の猪

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

昔少年少女だった大人たちへ

主人公の年齢は小学生、だけどこの近辺をターゲットにしたという作風でもない様な、視聴対象は大人という感じなんでしょうか。
夏休みも最終となる8月末の日曜昼間の観賞、場内は半数程の入りでほぼファミリー、一時間ちょっと経過した辺りからトイレに立つ家族連れがラストまでポツポツと続きました。
これに気が散ったとかではなく、夏休みに標準を合わせ小学生やファミリーも取り込もうとした作品ならば、上映二時間は長過ぎたんじゃなかろうか、と思った次第。
序盤中盤はちょっと間延びする構成と感じ、丁度家族連れがトイレに行き出した頃には、私は「んー」「で?」って風にちょっとじれてました、序盤中盤はもう少し削っても良かったかも。
ヒーロー色強め、所謂「おねショタ」と私はちょっと苦手な部類でしたが、昔ファンタジーノベルなどが好きだった方は嵌まるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2018/09/03
閲覧 : 67
サンキュー:

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ペンギン・ハイウェイのストーリー・あらすじ

小学四年生の少年アオヤマ君は、一日一日、世界について学び、学んだことをノートに記録する。利口な上、毎日努力を怠らず勉強するので、大人になったときにどれほど偉くなっているか、見当もつかない。そんなアオヤマ君は、通っている歯科医院の“お姉さん”と仲がよく、“お姉さん”はオトナびた賢いアオヤマ君を、ちょっと生意気なところも含めかわいがっていた。ある日、アオヤマ君の住む郊外の街にペンギンが出現する。海のない住宅地に突如現れ、そして消えたペンギンたちは、いったいどこから来てどこへ行ったのか…。アオヤマ君はペンギンの謎を解くべく研究をはじめるのだった。そしてアオヤマ君は、“お姉さん”が投げたコーラの缶が、ペンギンに変身するのを目撃する。ポカンとするアオヤマ君に、笑顔のお姉さんが言った。「この謎を解いてごらん。どうだ、君にはできるか?」“お姉さん”とペンギンの関係とは? そしてこの謎は解けるのか?少し不思議で、一生忘れない、あの夏の物語。(アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年8月17日
制作会社
スタジオコロリド
公式サイト
penguin-highway.com/
主題歌
宇多田ヒカル『Good Night』

声優・キャラクター

北香那、蒼井優、釘宮理恵、潘めぐみ、福井美樹、能登麻美子、久野美咲、西島秀俊、竹中直人

スタッフ

原作:森見登美彦『ペンギン・ハイウェイ』(角川文庫刊)、監督:石田祐康、脚本:上田誠、キャラクターデザイン:新井陽次郎、演出:亀井幹太、監督助手:渡辺葉、作画監督:永江彰浩/加藤ふみ/石舘波子/山下祐/藤崎賢二、美術監督:竹田悠介/益城貴昌、色彩設計:広瀬いずみ、CGI監督:石井規仁、撮影監督:町田啓、音響監督:木村絵理子、音楽:阿部海太郎

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