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「風が強く吹いている(TVアニメ動画)」

総合得点
78.5
感想・評価
413
棚に入れた
1409
ランキング
544
★★★★☆ 3.9 (413)
物語
4.0
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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風が強く吹いているの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

つまみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

べたべたw

突っ込みたくなるくらいベタベタだけど、純粋に泣ける気持ち良い作品でした。
あと、金かかってるな〜〜w

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ネタバレ

ionn さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とにかく引き込まれた

主人公をはじめとする登場人物に暖かさを感じました。
予選会から箱根駅伝にかけては毎回感動続きでした。

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定感抜群のスポーツ王道もの

 原作は未読。
 スポーツものにおいて底辺レベルにいた者(たち)が這い上がっていく展開はアニメだけに
限らず、映画、ドラマ、漫画、小説なども含めて定番の一つで、加えてスポーツもの以外も
含めて、門外漢が新規分野に挑む展開も定番なもの。
 先に門外漢と書いたが、主軸となる清瀬 灰二と蔵原 走にとっては再起の物語であり、この
展開もこれまた定番の一つで、いずれにしても定番ゆえに安定した話作りで、素直に
盛り上がりを楽しめる作品。

 スポーツものとしての競技の勝敗などと、登場キャラの心情を描く人間ドラマのいずれもが
おざなりになることなく、バランス良く描かれていた作品。
 陸上経験者が半分以上の素人集団のようなチームが箱根駅伝の本選に出場できるだけでもかなり
盛り込んだ感があり、さすがにこれで優勝、及び優勝争いに関わるような展開はやりすぎな状態。
「じゃあクライマックスはどこに焦点を当てるの?」と思っていたら、走ることの意義といった
テーマ性に踏み込むことで各人のクライマックスを描くという話作りは上手い。
 寛政大学陸上部の10人はキャラがよく立っており、最初はバラバラだったメンツが次第に
箱根駅伝に向けてまとまっていく過程は魅せてくれる。
 終盤の箱根駅伝の本選はキャラクタードラマとしても見事で、各区においてそこの走者が主役と
いった描かれ方。

 トラブル要素としては走に対する榊 浩介の存在がある。
 主人公サイドに感情移入して観ている分には非常に嫌なやつなのだが、過去の経緯を知ると
走に対する憎しみは分からぬでもない。
 更に浩介の寛政大学陸上部の箱根駅伝へのチャレンジに対する批判的見方は結構、的を
ついており、視聴者の代弁者的役割もありそう。
 これに似たような位置付けとしては王子こと柏崎 茜の陸上や体育会系に対する意見や、
城 太郎と次郎の箱根駅伝の目標に対する思いなども、やはり視聴者目線の印象。
 もう一つのトラブル要素としてはマスコミの望月による走の過去の暴力事件の報道があったが、
こちらは大ごとに至らず。
 観ている側としては一安心というところだが、逆に言えば
「わざわざ描く内容だったのか?」という感も。

 男性キャラ主体というと、最近はイケメンキャラによるブロマンス的描写を盛り込んだ作品が
多く見受けられるようになったが、本作はそういった要素がなく、そういう意味では往年の
スポーツものに近い空気感も感じた。
 恋愛要素はあるにはあったがぼかした展開で終わってしまった。この辺は恋愛要素を
強めることで話が散漫になるのを回避したのかな?。
 唯一のヒロインである勝田 葉菜子は前述のように恋愛要素があまり踏み込まずに
終わったため、癒し枠で終わった感じ。
 もっとも癒しとしては柴犬のニラの方が大きかったかな。

2019/04/03
2023/01/03 加筆・修正

投稿 : 2023/01/03
閲覧 : 276
サンキュー:

11

ネタバレ

だいご さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後泣けてしもうた

あんまりスポコンに興味が無く、この作品も見始める前は、そこまで乗り気ではなかったが、1話1話見続けると、止まらなく、最後は気がついたら泣けてた

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 92
サンキュー:

3

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待をしていたのですが‥

三浦しをん作品ということ、密かに趣味がランニングだったり、箱根駅伝好きだったりと、原作未読ながらかなり楽しみにしてました。

しかしながら、現実的に考えて、5kmを30数分かかっていた人間が数ヵ月で15分くらいで走れるようになるわけないだろ!とあまりに非現実的なチームメートの成長に若干の不満を抱きつつもそれなりに楽しみながらは拝見してしました。

レース本番では、熱出して5区山登りは不可能だろう!というツッコミもさることながら、この後にシード権獲得って!思わず「真面目に練習してる学生をバカにしてるのか!」など毒づきながらも最期まで見てしまいました。

あまり人にはおすすめできませんが、最期まで観れたのはそれなりにキャラが成立していたからだと思います。

投稿 : 2022/08/02
閲覧 : 427
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度だって、走るんだ

陸上経験者3人と素人7人が、最初で最後の箱根駅伝を目指す。

あくまで陸上は個人競技であり肉体を動かすのは自分だけだが、
それでも仲間がいるから前に進める、困難を乗り越えられる。
あらすじも主軸となる要素も極めてシンプルだが、
名作と呼ばれるだけあり、味わい深さは他作品と一線を画する。


即席チームが一年で箱根に出るのは非現実的だが、
個人的にスポーツ作品に大事にしてほしいのは
・努力する過程
・自己の鬱屈した感情と向き合う過程
・支えてくれる人の存在を理解すること
・仲間と出会いどう成長、変化したのか
をどれだけ細かく描くかであり、
競技経験や才能の有無、競技の結果は付随的要素に過ぎない。

走れない絶望を経験したからハイジだからこそ、
何度もシューズを手放そうとした、誰より弱い彼だからこそ、
人の弱さを理解する強い人間へと成長した。
その強さは順位やタイムには還元できない「速さの向こう側」にあり、
走れない体になっても指導者としての未来へと繋がっている。

仲間と出会ったカケルが弱さを知り、孤独でなくなったからこそ、
独りで走っていた彼に始まりを告げたハイジの言葉は、
カケルの後ろを走るたくさんの仲間たちへ始まりの一歩を告げる
自分自身の言葉になった。序盤では考えられない成長ぶりである。

出発するまでに歩んできた道のり、ゴールまでに何を積み重ねてきたかで
結果の受け取り方も本人に与える影響も大きく変わる。
順位が何位だったか、区間賞が誰だったか、誰が誰に勝ったか、
それらより大切な理想や目的を目指すことをスポーツと呼ぶのだろう。
実際これは本作の主題の一つだと思うし、多くのセリフに表されている。

「選ばれた者にしか許されないのか?そういう物なのか?走るって。」
「君の価値基準はスピードだけなのか?だったら走る意味はない。新幹線に乗れ!」
「速さを追い求めるばかりじゃダメなんだ。そんなのは、虚しい」
「タイムも順位も目まぐるしく変わるこの世界で、何をもって一番なんて決められる?」
「大丈夫、君と勝負するつもりはないから。僕らの戦いは別のところにあるんだ。」


綺麗事ではない努力と絆の先にあるものを正面から描いたからこそ、
最終話ラストの10人の言葉がどうしようもなく心に響くのだと思う。
老若男女全ての人に力をくれる、素晴らしい作品だった。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 171
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

爽やか系スポ根だけど、嫌いじゃない

陸上ってメジャー競技だけど、漫画やアニメって少ない気がする。強いて挙げるなら『バトルアスリーテス』だろうけど、あれは未来が舞台だからリアリティが無かった。
それにマラソンは短距離と違って長い時間を描けるから尺も持たせやすいだろうし、日本を舞台にすれば高校野球の甲子園に匹敵するくらいの大会があるのに、そこを題材にした作品が少なかったのは何でだろう?それとも漫画はあったけど世に出てないだけなのかな?


爽やか系スポ根だけどほぼ全員未経験者で箱根を目指すっていうのは面白い、個人的には『アイシールド21』を思い出した。
ただこういう作品にしては珍しく他校の選手が少ない。メインで出てきたのは藤岡と榊だけだし、誰かをライバル視して前に進むと言うより、自分自身と戦うタイプの作品だった。

走りに関してはCGの多用はあったけど静止画で誤魔化さずちゃんと描いてる点は評価できる。ただどうでもいいことだけど、序盤の王子の走り方、どう見てもカオナシ(笑)


序盤は軽い気持ちで観てたけど意外と面白かった。
上でも言ったような他校の選手との絡みや無駄な人間関係のゴタゴタを排除して走りを中心に描いたのが良かったのかな?ただ個人的には、ユキの母親との確執をもっと詳しくやって欲しかった。

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 143
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

経験者がほとんどいない陸上部が箱根駅伝に挑戦するおはなし

公式のINTRODUCTION
{netabare}
夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。
その横に、不意に自転車が走り込んで来る。
見知らぬ男が、走に向かって問いかける。

「なあ!走るの好きか!」

男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。
走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。
そこに暮らす個性豊かな9名の住人。
最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。
まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。


全体のあらすじ

俺は知りたいんだ。走るってどういうことなのか―寛政大学4年の清瀬灰二(ハイジ)は肌寒い三月、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていく蔵原走(カケル)に出くわし、下宿の竹青荘(通称・アオタケ)に半ば強引に住まわせる。ハイジには「夢と野望」があった。高校時代の怪我による挫折。
でももう一度、走りたい、駅伝の最高峰・箱根駅伝に出て、自分の追求する走りを見せたい。その「夢と野望」を「現実」にするにはあと一年しかない。そしていま強力な牽引者が彼の目の前に現れたのだ。竹青荘は特異な才能に恵まれた男子学生の巣窟だった。寮生のため炊事をこなすハイジをはじめに、大学に5年在籍している25歳ヘビースモーカーのニコチャン先輩(平田彰宏)、双子の兄弟・ジョージ(城 次郎)とジョータ(城 太郎)、留学生のムサ(ムサ・カマラ)、実家が山奥のど田舎にある神童(杉山高志)、司法試験に合格済の音楽フリーク・ユキ(岩倉雪彦)、クイズ番組好きのキング(坂口洋平)、金と時間のすべてを漫画に捧げる王子(柏崎 茜)...。そんな個性豊かな面々が、その竹青荘が実は「寛政大学陸上競技部錬成所」であることなど知らずに共同生活を送っていた。ハイジは彼らを脅しすかし、奮い立たせ、「箱根」に挑む。たった十人で。蔵原の屈折や過去、住人の身体能力と精神力の限界など、壁と障害が立ちはだかるなか、果たして彼らは「あの山」の頂きにたどりつけるのか―。「走りとは力だ。スピードではなく、一人のままでだれかとつながれる強さだ。」
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:三浦しをん『風が強く吹いている』(新潮文庫刊)
監督:野村和也
シリーズ構成・脚本:喜安浩平
キャラクターデザイン:千葉崇洋
キーアニメーター:高橋英樹/向田隆
音響監督:菊田浩巳
音楽:林ゆうき
アニメーション制作:Production I.G
企画協力:新潮社
{/netabare}
キャスト{netabare}
蔵原走:大塚剛央
清瀬灰二:豊永利行
杉山高志:内山昂輝
柏崎茜:入野自由
城太郎:榎木淳弥
城次郎:上村祐翔
岩倉雪彦:興津和幸
ムサ・カマラ:株元英彰
坂口洋平:北沢力
平田彰宏:星野貴紀
{/netabare}


1話ずつの感想

1話から13話目までの感想は↓に書いてます。。よかったら読んでね☆彡
(https://www.anikore.jp/review/1895657/)

第14話 一人じゃない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
走の過去を受け入れ、再び走り始めた寛政大陸上部。合宿では地獄の猛特訓が続き、都内に戻ってからは、後援会募集、資金調達、就職活動などに奔走する。いつしか素人の面影は薄れ、誰もが競技者の逞しさを漲らせていく。十人が、たった一度の儚い夏を駆け抜けていく。その眩い姿を見守る葉菜子にも、未来へと続く確かな道が見えてくる。たった一人の夢が、一人、また一人と繋がっていく。ニコチャンが、キングが公認記録に迫る。残すは一人。それは…
{/netabare}
感想
{netabare}
ゴメンナサイ。。前に書いたのが字数制限で切れちゃって書き直してます


みんなタイムをちぢめてるんだけど
王子だけはなかなか公認記録にとどかなくって
でも、みんながいる、みんなと走ってる、ってゆう思いで
とうとう達成したの^^


今回のおはなしはそれくらい。。

お金も後援会も集まってきていいことばっかりで終わったけど
このままうまくいくなんて思えないよね^^;


後はみんながはじめ、いやがってたなんて思えないくらい積極的になってて
自分からもっと走りたいってがんばってるところがよかった☆


あと、アバンはいつもギャグパートになってるのかな?

灰二クンがみんなに箱根駅伝のドキュメンタリーを見せるんだけど
みんな寝てて、起きるまでしつこくまた再生するところがおかしかった^^
{/netabare}
{/netabare}
第15話
{netabare}
公式のあらすじ
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無事にメンバー全員が公認記録を獲得。予選会の出場資格を得て、灰二が監督の田崎に現状を報告する。予選を突破するにはまだまだ厳しい状況が続くが周囲の期待は高まる一方だった。テレビの取材も舞い込み、浮き足立つメンバー。しかし、ユキだけがどこか浮かない顔をしている。そしてムサの視線の先には双子と葉菜子の仲睦まじい姿が。風雲急を告げる秋。いよいよ予選会の号砲が鳴る!
{/netabare}
感想
{netabare}
予選参加前の雰囲気は
新聞にのったり、TVの取材を受けたりで先週の明るさがつづいたまま^^

監督さんが、コメディ専門みたい^^

緊張はしてるみたいだけどみんなふつうに予選会スタートしたんだけど
さいごに灰二クンが水を受けとるところで
前の選手がつまづいてころんで「ハッ!」ってなったところでオシマイ。。


おはなしはあと2ヶ月分あるから、予選は通過できると思うけど
そろそろ何か起こりそうだから心配。。
{/netabare}
{/netabare}
第16話 夢と現(うつつ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
目の前で他校の選手が転倒する。辛うじて衝突を回避した灰二だったが、右足に全体重をかけてしまう。騒然とする給水所前。不穏な情報に心が波立つ葉菜子。冷たい雨が、選手と見守る大観衆に容赦なく降り注ぐ。集団がばらけ、レースが街路へ移る頃、各校の選手たちが勝負を仕掛ける。状況を察知した灰二が仲間たちに合図を送る。それぞれの生き残りを賭けた孤独な戦い。そんな中、第1集団に大きな動きが。寛政大1年、蔵原走。その衝撃の追走が始まる!
{/netabare}
感想
{netabare}
走クンが3位か4位になったし、王子も200位以内にゴールして
寛政大学は10位で予選通過したけど、灰二クンが足を痛めたみたい。。

さいごに双子クンたちが走クンに
1位と自分たちのタイムの間に7分以上あるけど、ホントに1位になれるのか?
みたいなこと聞いてたけど
ここまで来れただけで奇跡だから、もうちょっとかも?^^

ってゆうか、前に見たスポ根アニメか何かで言ってたけど
「1位になろうと思ってがんばっても、1位になれるかどうかは分からないけど
1位になろうと思ってがんばらなかったら、ぜったい1位にはなれない」って

たぶんそうゆうことじゃないのかな?


あと、王子はさいごの方でどんどん追い越されて
さらに「おぇーっ」ってなってたけど
それでも、581人の選手が走ってて200位以内に入るって
それまでのペースがすごく速かった、ってゆうことだよね?

これだったら、本番まではまだ時間があるから
もっとずっと速くなれそう☆彡


あと、あらすじに「灰二クンが右足に全体重をかけて」って書いてあって
にゃんはスポーツってよく分からないから「?」って思ったんだけど
全体重が、右足と左足に代わりばんこずつかかるのって
ふつうなんじゃないのかな?って
{/netabare}
{/netabare}
第17話 答え探して
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
奇跡の予選突破を成し遂げた寛政大学陸上部。入部希望者が押しかけ、取材依頼も殺到する。それでも灰二は冷静に、本番への準備に集中しようとする。だが、ジョータとジョージが突然反抗する。「俺たち騙されてたんでしょ、ハイジさんに」。二人の抱える疑念とは。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は「どうして走るのか?」ってゆうおはなしだったみたい。。


双子たちが、灰二クンが言った「頂点を目指す」ってゆうのを
「優勝をめざす」だと思ってがんばってたのに
優勝はムリだって分かって、どうして走るのかよく分からなくなったみたい


朝食のとき「俺たちは灰二にだまされてた。。」ってゆう双子に
走クンは「いつか死ぬと分かってたら、今、死ぬのか?」
みたいなこと言ってケンカになってたけど

にゃんもイジメられて
毎日「死にたい」って思ってたことがあるからそうゆうこと考えてた。。

頭がよくないから、よく分からないけど
にゃんは、明日が気になるから生きてる、ってゆう感じかな?

大きな事件とか起こったら、イヤになっちゃうかもだから
アニメとかの大事件くらいがちょうどいいみたい^^


灰二クンは「それが分からないから走る」って言ってたけど
それって灰二クンの答えで
双子も2人分の答えがあるんじゃないかな?

それがゲームだったら、ほとんどの人はあんまり考えないで
ただ楽しいからやってるって思うし
でも、ずっと負けてばっかりだったらおもしろくなくって
やめちゃう人もいて、それでもいいんじゃないのかな?って

でも、双子ってずっと自分たちに勝って、記録をのばしてきたし
ほかの人たちにも勝って、箱根駅伝にも行けるんだから
べつにやめる理由なんてないんだから
ゲームといっしょで、さいごまで楽しんだらいいって思う☆彡


葉菜子は「素直に信じちゃえばいいと思う
私たちのあと2ヶ月なんて一瞬だけど
その一瞬で人生が変わるかもしれない」
って言ってたけど、明日が気になるところはにゃんといっしょかも?


双子にほめられて泣いてたのは
葉菜子が「自分がみんなといっしょに走ってる」って思えたからかも?


さいごに灰二クンが病院に行ったところは気になるよね?
走れればさいごまでがんばると思うけど
とちゅうで走れなくなったりしなかったらいいけど☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第18話 そして朝
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ムサと二人の帰り道、走は思いがけず、王者六道大の藤岡一真と遭遇する。周囲の心ない囁きを引きずる走に、藤岡は整然と、淀みなく答えを示してみせる。そして藤岡は、灰二との過去について語り始める。灰二が一人で背負ってきたものとは。藤岡に伝えた、精一杯の返事とは。走は藤岡の言葉から、灰二がかつて自分に話してくれた、「強さ」の意味を感じ取る。一方その頃灰二は、一人、医師の診察を受けていた。見据える灰二の瞳に、過酷な現実が映り込む…。
{/netabare}
感想
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今回1番大事かな?って、にゃんが思ったのは
藤岡さんが言った「自分に勝つ」ことだとおもう。。

どんなスポーツでチャンピオンになっても、次つぎ挑戦者があらわれて
人に勝つのが勝つことだったら、疲れただけで終わっちゃいそう。。

自分が今できる精いっぱいやった、頂点だった、って思えたら
たぶんそれでいいって思う。。

でも、スポーツやってるうちに、人に勝たなくっちゃ、って思えてきて
ほかの人の足を引っぱっても勝たなくっちゃ、って思うようになってきたら
きっとその人って、スポーツとはちがう、何かほかのことをしてるのかも?


それから上尾シティマラソンに出たりしたけど
キホン年末年始の日常っぽいおはなしで
箱根駅伝が近づいてきて、にゃんもドキドキしちゃった^^


あとは、灰二クンの足のこと。。
走クンのスキャンダルと家族と仲がよくないこと。。
それにさいごは当日に、神童がカゼで熱を出してたみたい。。


いろいろ問題はあるけど
灰二クンははじめから、10人だけで走ろうってしてたんだから
何かあってもしょうがないって思う。。

きっと、それも入れて「走る」ってゆうことだと思う。。


でも、誰か出場できないせいで走れない人がいたら、かわいそうだよね。。
{/netabare}
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第19話 解き放つ時
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに東京箱根間往復大学駅伝競争の幕が上がる。灰二の賭けが当たり、1区は皆が探り合うスローペースの展開となる。そんな中、スタートの重責を担った王子は、他の選手の背後に位置を取り、体力の温存を目論む。それもまた、灰二が授けた頂点を取るための作戦だった。さらに灰二は、監督車の田崎に王子への伝言を託し、ムサの待つ鶴見中継所を目指す。ペースを上げる集団。必死に喰らいつく王子。その脳裏に去来するのは、いつかの灰二との会話だった…。
{/netabare}
感想
{netabare}
とうとう始まったね^^

今回は王子、ムサ、ジョータの3人がメインで
1番目の王子は、やっぱり「スラムダンク」の言葉とか思い出しながら
ぴったり人のあとをつけて風よけにしてみんなについてってたね^^

王子は、さいごまで止まらないで走っただけでもすごいって思うけど
とちゅうまでみんなについていけた、ってゆうのがすごい!!


ムサははじめ差をつけられてアセってペースが上がってたみたいだけど
とちゅうで水を受けとりながら思い出したみたい
灰二クンに言われたとおり
「気負わず、慌てず、確実に」走り出せてよかった☆


ジョータはジョージといっしょに生きてきたこと思い出して
走るのはこれがさいご、来年はジョージだけでがんばれ!
みたいなこと思ってたけど、双子だから、ジョージもそう思ってたりしてw

とちゅうで葉菜子が応援に来てくれたの見て
自分のことが好きかも?ってテンションとスピード上げてたけど
そんなこと言ったら、ジョージのテンションとスピードが下がるんじゃない?


さいごは神童がぐあい悪そうにスタート地点に向かってたけど大丈夫なの?
{/netabare}
{/netabare}
第20話 壊れても
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
沿道に声援を送る葉菜子の姿。頭の中を駆け巡る記憶の欠片。ついに恋に気づいてしまったジョータが、走りを加速させ順位を上げる。兄から弟へ繋がれる襷、と同時に、葉菜子の想いも聞かされたジョージは、すっかり心ここに在らず。突然の葉菜子パニックに他の選手も浮き足立つ。レースを修正するため、走が田崎に伝言を託す。一方、中継所に辿り着いた神童に、灰二が電話で語りかける。長くて短い二人の時間。高熱を帯びた神童の体に、悲壮な決意が滲む…。
{/netabare}
感想
{netabare}
葉菜子ってホントにジョータだけのことが好きなのかな?
でも、それは今はどうでもいいことだったのに
ジョージは気をとられて、監督がうしろで呼んでるのにも気がつかないくらい

それでやっと、走クンの「好きなら走れ!」メッセージが届いて本気出して
着いたところにいたのがカゼで熱を出してる神童。。


神童がフラフラしながら走ってくところを見てたら、なみだが出てきちゃって
とくに、橋の上を走ってくところは
よろけてガードレールにぶつかって、下に落っこちないか心配だった。。

監督がいっしょに走って、止めようってしたところはドキドキしちゃった。。

「あきらめたらそこで試合終了」ってゆうけど
止まりながらでも、さいごまで走れてよかった☆

これでほかの人も走ることができるから
1位になるチャンスだってまだあるよね☆彡



それから灰二クンが「走れなくなって走りたくなった」
ってゆうのはほんとうかも。。

それと、お父さんが何となく冷たい人に見えたけど、ちがうのかな?


あと、いつもはコメディキャラの監督さんが
ふつうに話してたり、走ったりしててなんだかおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
第21話 さよなら、美しきこの世界
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
仲間が決死の走りで繋いだ襷。その重さを噛み締めながら、ユキがレースの準備に臨む。そばに寄り添う神童の姿。溢れる不安や後悔を力に変え、運命のスタートを待つ。一方、横浜では、9区の走と10区の灰二がスタンバイ。しかし、灰二の姿が見あたらず、走の胸に不安がよぎる。そしてそれが的中するように、灰二の部屋からスポーツドクターが現れる。灰二に詰め寄る走。しかし灰二は、どこまでも穏やかな、いつもの灰二だった。
午前8時。復路開幕!
{/netabare}
感想
{netabare}
ユキとニコチャン回。。


雪の下りの坂道がきれいで
すべったりするのこわがらないで速いペースで走るユキがかっこよかった☆

ユキの家族が応援に来てくれてて
ユキが家族と仲がよくない原因が分かったけど
お母さんができちゃった再婚。。
でも、今回のことで、ゆるしてあげれたらいいな☆彡

あと2秒で区間賞だったけど
走クンはいつもそんなスピードで走ってるってすごい☆

さいごに靴が血でぬれてたみたいだったけど、大丈夫なのかな?


ニコチャンは体が大きすぎて先生から
ほかの競技に移った方がいいって、すすめられたみたい。。

走りたいのにダメ出しされて、あきらめてたみたいだったけど
灰二クンに押されて走ったら、走れちゃった。。
あきらめないで走ってたら、今ごろもっと早くなってたかもだけど
灰二クンに会わなかったら、箱根駅伝には出れなかったかも^^

また走れるってゆうだけで、うれしそうなニコチャンがステキだった♪


東体大の榊クンは出待ちでキングとムサをバカにしたみたく
「中学のころから、ここに立つつもりで走ってきた。。
遊びで走ってる連中には分からないだろう。。」って言ってたけど

それって榊クンがずっと一生けんめい走って、やっと出れた箱根駅伝に
この前はじめたばっかりの人たちが、遊びで走って出てるってゆうことだから
ほめてるよねw


新記録を出すってゆう藤岡さんに
自分がすぐ抜く、って約束する走クンたちの話は
すごすぎて、にゃんにはよく分からなかった^^;
{/netabare}
{/netabare}
第22話 寂しさを抱きしめろ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
悲壮なまでの榊の闘志。それに引きずられるようにペースを見失うキング。その脳裏を過るのは、灰二と交わしたある日の会話。言い出せない言葉。逃げ出せない現実。やがてキングの思いは、出会いの日まで遡る。男たちの、孤独な、夢のような時間の始まりだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
キングは友だちがほしい☆彡って思いながら
みんなに合わせることができなくって
明るいけどボッチだったみたい。。

でも、みんなで箱根を目ざして走り出して
10人しかいないから、1人1人がかけがえのない仲間で
自分も大事に思われてるのがうれしかったみたい^^

そうゆうのって、分かるかも。。

自分が走るのやめたら代わりはいない
ほかの人がどんなに早くっても失格になっちゃう。。

それって自分がどんなにダメでも、走ってれば
1番早いチームメートとおんなじくらい大切だってゆうことだから☆


それから走クンは、自分の世界に入って走ってたみたい。。
水を渡すための陸上部の部員って、短距離だったら速いはずなのに
それでも追いつけないくらいのペースで20㎞くらい走るって
ふつうじゃないよね!?

たぶん、走クンの競争相手って、自分の心の中にいる自分なんじゃないかな?

走ってるあいだ中、妄想の中にいるみたいな感じで
いつか急にたおれちゃったりしないか心配で
見ながらドキドキが止まらなかった。。


あと、走クンの走りを見ながら、うらやましそうな王子に灰二クンが
「同じ区間を走っても、みんなゴールがちがう」
って言ってかっこよかったけど、自分のゴールって自分で分かるのかな?

自分の区間を走り切った王子にも、分かってなかったみたいなんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第23話 それは風の中に
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
これまでに味わったことのない感覚に戸惑いながら走る走。その速度は他の選手を圧倒する。一方、王者六道大のエース藤岡も期待通りの快走を見せ、宣言通り区間記録を更新、チームを1位へ押し上げる。中継所で藤岡を迎える灰二。互いの道の先に待つ答えとは。
{/netabare}
感想
{netabare}
走クンは藤岡さんに約束した通り、区間新記録をぬりかえたね♪

藤岡さんは自分の作った新記録を、すぐ、走クンにやぶられてたけど
あんまり気にしてなかったみたい。。
きっと、勝つ相手はほかの選手じゃなくって、自分だからだよね?。。

藤岡さんには、ほかの選手はライバルじゃなくって
いっしょにがんばる仲間に見えてるのかも?


待ってた王子といっしょに、灰二クンのところに走って向かう走クン。。
あれだけ走ったあとでも、まだ王子に負けないって、スゴイなぁ^^;


あとは灰二クンだけど、足のケガをかまいながら走ってて、痛そうだった。。
でも、5位に入賞してよかった^^

ただ、走ってるとちゅうで足がこわれたのはやりすぎかな?って。。

神童も体調が悪くってもがんばったんだから
灰二クンまで、悪くすることなかったんじゃないかな?

それに、今まで本気で走れなかっただけでもハンデがついてるんだから
さいごくらい
走クンみたく気もちよく走らせてあげてもよかったのに☆彡って。。


それから、走クンは灰二クンが走ってるの見て
「走るとはなんなのか?。。その答えは。。あなたそのものだ!」
って言ってたけど、けっきょく走ることがなんだか、分からなかった。。

それに藤岡さんが言ってた
「この先にゴールなんてあるのか?」って言ってたことも考えたら
走るって、けっきょく、走りたいから走る、ってゆうことなのかな?って。。

そう言えば、王子も灰二クンに言ってたよね?
「終わる前に言うことじゃないけど、楽しかったです。。
どうぞ、好きなだけお走りなさい。。」って^^


だから、このおはなし見てたら、走るのがかっこよく見えるけど
それが山登りでも、バレーでも、将棋でも
好きなことをつづけて、がんばってくのがかっこいいんじゃないかな?

それが「ハイスコアガール」みたくゲームでも
続けて行って、世界1とかになった人って、やっぱりかっこいいって思う^^


あと、葉菜子の好きなひとってだれだったのかな?w
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。

いろんな人たちを集めて、自分の好きなことを広めていって目的を目指す
熱いだけじゃなく、いろんなこと考えさせてくれるスポ根アニメ

でも、ただマジメなだけじゃなく
コメディもけっこうあっておもしろかったから
いろんな人におすすめできるって思う☆

投稿 : 2021/11/11
閲覧 : 931
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71

ネタバレ

ecot さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作既読です。

アニメオリジナルエピソードが多いですね。私は好きです。ただこれでこれから、傑作にも、超駄作にもなりうると思います。年明け以降の後半戦が楽しみでもあり怖くもあり…。認知度が低いのは本当に残念。

【2019/03/12追記】
 通常文庫版にほぼ同サイズのアニメ版の帯のかかった、期間限定版の原作本を買ってきました。(帯の裏にはニラ視点の短い小説も載っています)
 最初の感想でわかったようなことをいってますが、原作の内容を結構忘れていました。
 そんななかでもわかったアニメオリジナルシーン。19話の王子の箱根駅伝の1区を数々の漫画の名台詞や主人公達を思い出しながら走るのは、ナイス改変ですよね。オタクな私としては親近感が持てて、知ってるあのキャラのシルエットには嬉しくなっちゃいます。
 そして最後、ハイジのありがとうに「合格!!」と叫ぶシーン。初めは何といったか、実は私はわからなかったんですよ。でも2度目の視聴でそれがわかった瞬間、じーんときてしまいました。ちなみにここは原作では『つぶやいた』になってます。これもアニメ版の王子に合わせたナイス改変、そして声優の入野さんと音響さんのグッジョブだと思います。
 これからアニメ放映終了シーンまで読んで、改変だったか原作通りだったか答え会わせして楽しんだり、アニメ版の意図を勝手に推察してみたいと思います。 

【2019/03/15追記。この先、原作のネタバレがあるので注意!!】
 21話ははじめてちょっとがっかりした回でした。
 ユキの母親の再婚がデキ婚になっていたのがイヤでした。多感な高校時代に、さすがのユキでもキツすぎる。
 原作ユキの義父を嫌っているわけでもない、憎んでいるわけでもない、でもどうしようもなかったわだかまりが、家族の関係の「いい」か「悪い」の二元論では言い表せない複雑さや難しさを透かしみている設定で好きでした。
 そして、家族が応援してくれる姿に、義父や家族へのわだかまりの溶解。
 これから新しい家族の形を受け入れ、徐々に慣れていくだろうというのが、容易にイメージできました。
 でも私は、アニメではわだかまりの溶解まではイメージできません。アニメ版はそれでいいと制作者は判断したのかもしれませんが。
 
 ニコチャンが走る喜びを謳歌しているのは、原作以上に感じてとてもよかったと思います。

【2019/03/30追記。最終話について】
 ハイジが豊永利行さんでよかったという声はよくききますが、父親への呼び掛けからのハイジの独白は、私がハイジがこの声優さんでよかったと思ったシーンです。裏切られた、手放したと思っていたものが、帰ってきた喜びを高らかに謳っている。そんな演技に感動を覚えました。 

 エピローグは小説そのままだと映えないだろうな、どうまとめるんだろうと少し不安もありましたが、見事でした。
 走とハイジ、二人の主人公、そしてアオタケ10人のエピローグになっていました。寛政大学長距離陸上部の存続もアピールしつつ、ニラがパパになっているというほほえましいサプライズもあり、それでいて美しく整理されてまとまっていると思います。

【2019/4/28追記。風強ロス、心の叫び】
 前の方で「傑作にも超駄作にもなりうる」とか書きましたが私の中では傑作、名作といえる作品になりました。年明けからの後半戦、こんなにハマるとは思わなんだ。

●キャラクターは、アニメの方が好きです
 これは当然なのかも。グッズを作って売らないといけないわけですから(笑)
ハイジの年相応の若さ、ムサのかわいさ等、絵があり、動き、声がある、アニメの特性を生かしたキャラ作りを感じます。

●私が中学生だったら、ハマらなかった
 「努力することは尊く、大切だけれども、どんなに努力してもどうにもならない事もある」みたいなことがわかってくるようになって、思い入れが持てるキャラやエピソードが多いのではないでしょうか。(個人差は大きい部分とは思いますが。私が中学生の頃は何も考えてなかったからなぁ)

●素人が箱根駅伝に出場するという事のリアリティのなさ
 原作発表時から言われていた、この作品の最大の弱点です。私自身は「別にいいじゃん面白ければ、そんな細かい事」と思うのですが。アニメは、そのリアリティーのなさは小説以上に目立っています。特に王子のあのフォームの悪さはそれに拍車をかけています。(けど、あのフォームも含めて王子は王子なのだと思う) 

●恵まれなかった「初動」と「視聴数」
 「良作」「佳作」と言われている作品なのに人気がイマイチなのは、多くの方の感想やレビューを読んで考えると、序盤で作品の弱点や欠点が目立ってしまった為だと思います。
 まず前述した素人が箱根駅伝に出るに加え、走の万引きや、ハイジの強引でサイコパスともいわれた行動に、悪印象を持った人が多かった。(小説の面白さを引きずっていた為、私は全然気にならなかった)走の万引きは改変してしまうのはどうかと思うし、ハイジにいたっては、序盤以降に走る事への思いの深さや自身の行動への葛藤を描き、魅力的なキャラクターを作るため、ひいては物語に深みを持たせるために必要な要素ですらある。
 あとキャラデザが、ハイキューに似すぎているのも悪印象だった人や、三浦しをんと聞いてBLっぽいだろうと敬遠した人もいたのでは?(だからといって腐女子に受けた気配もないし)
 ぶっちゃけDVDに手がでない私としては、公式ファンブックを出して欲しいんだけど、どうなんかなぁ…
 アニメ「風が強く吹いている」が爆発的な人気は得られなくても、原作同様末永く多くの人に愛される作品になりますように。

投稿 : 2021/08/19
閲覧 : 744
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32

ネタバレ

ひのした さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

涙が止まらなかった

小説から最高だったのですが、細かい心理描写などが加わってさらに最高になっていました…最初は箱根駅伝のレベルどころかちょうちょよりも遅いメンバーもいて絶望的だったのが、努力とそれぞれが抱える走りに対する思いが高まって全国レベルにのし上がっていく。見ていて胸が締め付けられてすぐに引き込まれました。
テンポの良さもキャラも魅力的に描かれていて次が気になる!という感じであっっという間に2周見てしまいました。

投稿 : 2021/02/14
閲覧 : 200
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6

ネタバレ

あくまで個人的な感想 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

情熱、爽快、気持ちが熱くなれる一作!

【あくまで個人的な感想です】
陸上経験者です。
アニメで初めてこの物語を見ました。
【感想】
 ①ハイジがどこからどこまですごすぎるw(笑)
 ②陸上経験者からしてあのメンバーでいくのは正直無理だと思ったがw
  漫画の世界だからこそと思い見ていてとても楽しかった。
  王子の成長ぶりがすごくて画面越しに嬉しかった。
 ③話がすすんでいくにつれてバラバラだったチームがまとまっていく
  結束力に感動しました。
 ④見ていると自分も走りたくなります。
 
最高の一作だと思います。

投稿 : 2021/02/08
閲覧 : 218
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7

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

わりと面白かったスポーツもの

プロダクションIGのスポーツものでは「黒子のバスケ」にのめりこんでいますが、その余波で見た作品。わりと面白かったです。「ハイキュー!」なども見てますが、黒バス以外ではこれかな?(黒バスはそのうちレヴューします。まだテレビ版全話視聴できてない)

物語りは、だめだめ大学陸上部が主人公が来たおかげで立て直すという話で、それまでの紆余曲折が見どころです。大学陸上部が昔の長屋タイプの寮の住人で構成され、ひと昔前の大学寮といった感じですが、服装など適度に現代風にしてあります。ライバルの学校や高校時代の過去話、目指している先輩の存在など、スポーツものに定番のエピソードがちりばめられ、昔懐かしい感じが全体のトーンになっています。しかし作画などは今風のものですので、見やすい画面でした。ラストの箱根駅伝の話が一番の盛り上がりで、最後なんとか勝った?みたいな描写になったのはよかったですよ。

キャラではやっぱり清瀬灰二くんですねぇ。キャラ名が「アルプスの少女ハイジ」のクララとハイジのもじりになっていますが、この灰二くんが全体を引っ張って行って箱根駅伝に出場させるのです。まあBLものっぽいエピソードもありますが、現代のリアル大学生みたいな感じがうまく出されていて、爽やかな作品でした。この作品に影響されて、自分も少し近所をジョギングしてみましたが、年には勝てず膝を痛めてしまいました。今では元のオタク生活に戻っています。やはりオタクはオタクにしかなれないんですねぇ。この作品のキラキラした走りをしているキャラたちは、永遠の憧れです。

投稿 : 2020/10/08
閲覧 : 311
サンキュー:

10

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作力と、構成と、役者の演技がブランドされた良作

 2クール作品ということもあってか、ゆったりとした立ち上がりは好印象。その分キャラクターの掘り下げや、役者さんのお芝居を楽しめる。1クールだと絶対に駆け足で説得力のない内容になっていたと思う。

長距離走という地味な題材をアニメ化するのには勇気も必要だったとは思うが、最近のアニメには珍しい落ち着いた感じの作風はよい。

 原作は既読だが、原作の要所要所をうまく膨らませて構成していると思う。原作だとみんな割と早めに公認記録を突破してしまうのだか、アニメでは簡単にそうはさせず、原作では描かれなかった人間ドラマを生み出している。

 またこの作品はとにかくキャスティングと声優さんの演技が素晴らしい。みんな決して派手なビジュアルではないが、誰が誰で、誰と誰の関係性がいいといったことが分かりやすい。

原作者の三浦先生の魅力的なキャラクターを、アニメならではの強みで表現している。特にハイジ、ユキ、ニコチャン、王子、神童、こうなるとほぼ全員か(笑)。とにかくみんなの個性やバランスがよくとれている群像劇になっている。

 オリジナルキャラの女子高生なども登場させて、よいアクセントにしている。優れた原作小説一冊を1クールないし2クールでしっかり描く、という作品が今後も増えてくれるといいのだが。


 

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 226
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5

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スポーツ好きにはたまらない…かも

やはりスポーツを題材としたものは、特に他のジャンルのアニメに比べて観終わった後に何かパワーを貰える気がします。

本作は私も中学生の時に取り組んでいた駅伝を題材としています。
まず最初は仲間集めでしたが、全員が集まるまではそこまで時間が掛かりませんでした。しかしそこからのみんながやる気を持つまでの過程を時間を掛けてやっていたと思います。
そこからは流れが早く本選への出場権を得るための予選会等は思ったよりも早いペース(良い意味で)で進み、合宿などを通じて団結力が深まっていきました。
本選はみんながみんな良い成績だったわけではなく、いつも以上に走れた人や上手く走れなかった人もいました。その中でも往路が終わった後の復路を迎える雰囲気などは良いチームの雰囲気を感じられる演出だったと思います。
最後の締めは特に凝った演出は有りませんでしたが、この後どんな風になっていったんだろうと思わせられるラストでした。
不満があるとすれば原作に比べても、はじめの方の王子のタイムが遅すぎたことくらいですかね笑
榊に関しては賛否両論あると思いますが物語の良いスパイスになったのではないでしょうか。
個人的にはユキとキングさんの葛藤がお気に入りでした。
とにかく、スポーツ好きの私にはたまらない作品です✨

投稿 : 2020/04/04
閲覧 : 315
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4

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:今観てる

OPは良いけど

15話までみましたー

OPはかなり気に入ってる。こういうストーリー性あってメインキャラの感情描写も入れてるOPEDは何度見ても良い。
しかし本編の成り行きには極めて違和感が…。
どいつもこいつもハイジにノセられすぎというか、キミたちどっちかというとマラソンとかギャラリー側でしょ?それがどーしてこうなったという不可解さが拭えなかった。
それに、王子とかどう考えても戦力外だよね?駅伝出なきゃ話にならんでしょ?記念とか思い出作りのために出場すんの?まあとっくにカケルがおおかた代弁した上にその後の競技会で納得までしちゃってますが、あれはあくまでカケルの結論であって視聴者のものでは断じて無いわけで…。
そんな感じで、正直言ってハイジの頭の中理解不能なんですよね。これをどうやって視聴者に納得させられる形で説明できるのか、できなきゃハイジって、やっぱりお花畑なエンジョイ層としか言いようがないと思うんですよね。
年明けから後半戦ですけど、どんなケリつけてくれるのかな…?って、この程度の描写で本格始動するんですかい。闇も光も足らなすぎやしませんかね。少なくともOPのラストの描写には、その笑みを得るために途方も無いものを費やしたはずなんですが。

あと2クール目のOPもEDも特に褒めるとこないですねー。

完走ー
失速してる感が強かったけど、割と無難な締めだったと思います。本当はもっと不良とか入れて掃き溜めチームからの再生物語にした方が話は沸くんだろうけど、このご時世ではリアルじゃないもんね。再生物語自体がそもそも奇異なので、こういうのってその境界線を渡り歩いて表現してるのかなーと。
でも実写の方が良い題材だよねやっぱり。

そして長距離走ってほんとマゾいなぁってのが、一番の感想でした。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 444
サンキュー:

4

ネタバレ

kapita さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

部員さえまともにいない所から箱根駅伝を目指すお話し

箱根駅伝を毎年予選から欠かさず見ているので、とても楽しめました
走っている描写に風を感じられ、話の内容も良くとても良かったです

投稿 : 2019/11/28
閲覧 : 312
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14

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haiga さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

箱根駅伝の面白さがギュッ!!っと詰まったアニメ

今観終わりました。めちゃくちゃ面白かったです。

元々駅伝ってものは日本人好みのエンタメ性の高いスポーツです。

特に箱根駅伝はドラマチックです。往路復路総合とそれそれ優勝が設定されてあり、例えは相互力が劣るチームでも片道に選手を固めればどちらかの優勝が狙える事。1位と20分以上離されたら繰り上げスタートになるルールであるため、当然自校の色の襷を繋ぐ為に学生達が必死に襷を繋いで行きます。

さらに10位以内に入ると来年も箱根駅伝に出場が確定する為、来年の後輩達の為に必死で頑張る4年生が見られます。その為下位争いも見逃せない。絶対的エースの存在や外国人助っ人の存在。出られなかった大学のエースが集まった学生連合の混成チームなど見どころを探したらキリがありません。

ただ、私は箱根駅伝は嫌いでした。正月の休みに10時間を超える放送時間。プロでもない大学生の駅伝になんでこんなに熱狂してるんだろ?って冷ややかな目で見ていたのが事実です。

そんな私の目を奪った1人の選手がいます。東洋大学の絶対的エース、いや箱根駅伝史上最強のエース柏原竜二。2代目山の神と言われた箱根駅伝1番の難所である登りの5区を得意とする男で、たった1人で順位をひっくり返し勝ちを確定させてしまう化け物ランナーです。

当時東洋大学は60数回出場して最高順位3位。それが柏原竜二のいる4年間で相互優勝3回です。以下に絶対的エースなのかが分かると思います。
東洋大学のレースは単純でとにかく致命的差をつけられずに、1人1人がロスなくミスなく襷を繋ぐ。
ひたすら繋ぐ。そして柏原竜二に襷を渡した瞬間、数分間の差もものともせずに1位を抜き去り、他の選手達の為の貯金を作る。そして復路ではその貯金を活かしながら優勝する。あまりにも鮮やかでカッコよくて痺れたものでした。

で、風が強く吹いているですが、最初は素人が箱根駅伝に出場なんてムリムリ絶対ムリ。って主人公のカケル同様に、私も思って観ていたんですよ。
でもリーダーのハイジのとてつもない情熱と行動力、包容力。

ハイジに引きづられて10人の仲間たちが少しづつ少しづつ変わって行き同じ熱量に変わって行く。最初は反抗的だったカケルも仲間たちとぶつかり合い、助け合いながら成長して行く。観ている私ももしかしたら行けるんじゃ?って思ってくる。その辺の描き方がとても丁寧でお見事でした。

2クールアニメですので1人1人のドラマもじっくり描いてありますし、特に落ちこぼれの王子のエピソードは応援したくなりますね。カケルとの友情に号泣してしまいました。

駅伝のシーンも実際に箱根駅伝を放送している日テレじこみですので、とてもリアルで臨場感があります。実況アナウンサーとかも本物の方ですよね?贅沢過ぎるw

スポーツが好きな方、爽やかな青春ドラマが好きな方には共感出来る作品だと思います。とてもオススメします。

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 263
サンキュー:

21

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

青春スポーツアニメ

無名の大学でメンバーも居ない駅伝出場物語

10人のメンバーをどうにか集めて訓練成長して

箱根駅伝に出場困難を乗り越えて10位シード権を取ります

内容は結構清々しくて好感持てます

病気とか故障とか人間模様もかなり描かれています

一人を除けば嫌なキャラもほとんど出てこないので安心して見れますね

これぞ青春という感じで綺麗に作られています

評価77点

結構いいです

投稿 : 2019/08/05
閲覧 : 251
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 - マンビキ ダメ ゼッタイ

三浦しをんの小説 2006年刊行

「竹青荘」に住む寛政大学生10人が10ヶ月後の箱根駅伝を目指すお話

<主要登場人物>
寛政大学陸上競技部 「竹青荘(アオタケ)」の住人
・第1区走者 王子(柏崎茜)文学部2年:入野自由
・第2区走者 ムサ(ムサ・カマラ)理工学部2年:株元英彰
・第3区走者 ジョータ(城太郎)政治経済学部1年生:榎木淳弥
・第4区走者 ジョージ(城次郎)政治経済学部1年生:上村祐翔
・第5区走者 神童(杉山高志)商学部3年:内山昂輝
・第6区走者 ユキ(岩倉雪彦)法学部4年:興津和幸
・第7区走者 ニコチャン(平田彰宏)理工学部3年:星野貴紀
・第8区走者 キング(坂口洋平)社会学部4年:北沢力
・第9区走者 カケル(蔵原走)社会学部1年:大塚剛央
・第10区走者 ハイジ(清瀬灰二)文学部4年:豊永利行

・勝田葉菜子(はなちゃん):木村珠莉
陸上部後援会の八百屋の娘で高校生ながらマネージャー的な存在


高校時代有望なランナーだった“ハイジ”は右膝を負傷したため
チームメイトの藤岡一真(日野聡)と進学するはずだった陸上の名門・六道大学ではなく陸上部のない寛政大学へ進学する

「竹青荘(アオタケ)」に1年が2人入居して住人が9人になった春
4年生になったハイジは銭湯の帰りに疾走する“カケル”を見かけ自転車で追いかけ声をかける
「走るの好き?」
実はカケルはアパート代が払えず野宿をしていたが食べるものに困り万引きして逃げていたのだ
同じ大学の学生と知ったハイジはカケルをアパートに連れていきここに住むよう勧める
アパートで開かれたカケルの歓迎会でハイジが密かに画策していた夢を語る
「この10人で箱根を目指そう!」
実は彼らが住んでいる古い安アパートは以前は陸上部員のための寮で大家は元陸上部のコーチだったのだ
ハイジは膝の治療を続け、料理で密かに皆の健康管理をし住人が10人になる日を待ち望んでいた

戯言だと思われたがハイジの駅伝への執念は尋常ではなく住人を煽てたり、脅したりして全員走らせることに成功し、朝食前の片道5kmのランニングから練習を始めることになる

カケルは高校で陸上部のエースだったからこそ箱根駅伝出場の難しさ、今から10ヶ月後の出場を目指す無謀さを知っているし元来の怒りっぽい性格のためハイジたちに冷たい態度で接するが
高校の時、結果主義の陸上部監督を殴ってからは陸上部に所属することなく1人で走っていたのでその延長で朝練に参加する

まずは箱根駅伝の予選会出場条件である5000m 16分30秒以内という公認記録をめざす
ハイジとカケルは1度目で難なくクリア

続いて3回目の大会でジョータとジョージの双子とムサがクリア
<ジョータとジョージ>
高校3年間サッカーをやっていて走ることに抵抗がない双子は
駅伝に出たらモテるとハイジに言われ走る気になった
他人からは見分けがつかない程そっくりだがそれを嫌がっていないし
いつも一緒に行動していたが走りに関しては弟の方が秀でている事を知る
はなちゃんの想い人はジョータかジョージか?
<ムサ>
タンザニアからの国費留学生で陸上未経験
黒人であることから駅伝のために呼ばれた留学生と勘違いされ落ち込むが藤岡の言葉によって払拭する
ハイジはムサの体格から潜在能力を確信していた

次の大会で神童とユキが16分30秒の壁をクリア
<神童>
山形の田舎出身で毎日往復10キロの山道を歩いて学校に通っていたため坂道が得意
面倒見がよく後援会を募るためのホームページ作成などマネージャー的仕事をひとりで引き受ける
<ユキ>
大学3年の時、司法試験に合格した
そのため4年生の1年間は遊ぶと決めているらしくクラブ通いしている
そのクラブまでハイジに押しかけられしかたなく走ることに付き合う
母子家庭だったが高校生の時、母が再婚(デキ婚)し新しい家族との接し方が分からず疎遠になってしまう

白樺湖での夏合宿を経てニコチャンとキングが規定タイムをクリア
<ニコチャン>
高校で陸上部だったが、ガタイの良い体格から走ることには向かないと監督に言われ走ることを諦めるが本当は走ることが好き
ヘビースモーカーだったが走るようになってからやめた
ハイジにアルバイトは禁止と言われてからも部屋でPC関係のアルバイトをしている
カケルに言われてダイエットのため食事を節制していたがお弁当を持ったハイジに追いかけられる
<キング>
クイズ番組が好きだが自分では録画用デッキを持っていないため観るのは神童の部屋
ハイジに就職に優位と言われ走ることにするが就活がうまくいかず心配してくれているアオタケの皆にあたってしまうなど人との距離感が分からず孤独を感じている

1人公認記録を出せない王子は腕に書いてもらった「前に!」という言葉と共に
最後のチャンスに挑み規定タイム以内にゴール
<王子>
漫画研究会に所属し部屋は漫画で埋め尽くされている
漫画のセリフを発したり名言に反応したりする
走らないならアオタケには住めないとハイジに脅され練習に参加
5000mの大会で脱水症状と間違われたりトラック2週目で周回遅れになるほど運動音痴だが
カケルにフォームを直してもらってからは少しずつ改善する
アニメを読むときも神童の実家で譲ってもらったランニングマシンに乗るなど努力家でもある

カケルが監督を殴ったことを暴力事件として週刊誌に書かれたり、ハイジが過労で倒れたり、商店街の方に後援会になってもらったり、王子とカケルの言い合いがあったりしながら
なんとか予選大会出場資格を得たハイジ達

予選を勝ち抜き箱根駅伝でタスキを繋ぐことで
「走るってどういうことなのか」を考えたり「1人で走っていても誰かと一緒に走ってる」ということを実感するお話

***

Production I.G制作+ハイキュー!!と同じキャラデザの人 なので作画は大好きです

言葉よりも手が出てしまうカケルがアオタケの住人や藤岡と知り合い成長していく過程や
(カケルを見てて「愛されずに育った子は口数が少ない」というのは本当かもと思った)
蝶々にさえ追い越されていた王子が最後まで諦めなかったところや
カケルの監督/ハイジの監督/ニコチャンの監督/大家さん監督/寛政大学の監督とも言えるハイジ の対比と
ハイジと藤岡、カケルと榊(河西健吾)の関係など関わる人によって人生さえも変わってしまうし自分も誰かの生き方に良くも悪くも影響することがあると教えられる良いアニメだと思います

ハイジとカケルの出会いが万引きというのがなー
暴力事件を起こしたとしてカケルが雑誌に載ったけど万引きの事を記事にしないって事は
作者は「100円の商品だからいい」とか「謝ったからなかった事になった」とか思ってるんだろうか?
もし1個の売り上げが数十円であろう商店街の方々が万引きの事を知っても気持ちよく後援会になってくれただろうか?
万引き犯を追いかけてるカケルではダメだったんだろうか?
もやもやする

ラジオ版ではニコチャンを田中一成さんが演じていたそうです
あの声を思い出して悲しくなりました

19.5.5

投稿 : 2019/05/31
閲覧 : 300
サンキュー:

13

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人が走る姿はなぜこうも観る側の心を動かすのか

すごい作品が現れましたね。
こんだけ良いアニメは5年に1本レベルじゃないかな。素晴らしい出来で、悪いところはほぼ見当たらない。
{netabare}
ストーリーはシンプルで、学生寮に入居している10人の男子学生が箱根駅伝を目指し、出場し、シード権を獲得するまでを描くスポコンアニメ。
原作は三浦しをんの小説で何年か前に読んだことはあった。この原作も素晴らしいのだけど、よくぞここまでのクオリティで映像化してくれたもんだ。

まー、現実的に考えれば1年で箱根なんて普通は無理なんだけど、そこは創作物ということで目をつむるべきでしょう。
そこさえ見逃せば、あとはもうツッコミ所はなく、とにかく10人が頑張る姿を眺め、ただただ応援するだけ。
予選会や大会当日のときなんて結果も分かってるのに、なぜか見てて緊張しちゃう。それだけ臨場感のある演出ができていたってことでしょうね。ホント画面の前で一人のスポーツ選手を応援してるかのような熱い気持ちが呼び起こされる。

神童の山登りとユキの山下りのとこがピークだったかな。
人が一生懸命走る姿ってなぜかそれだけで見る側を感動させるよね。

OPもEDもすばらしかった。特に1クール目のEDが音楽とアニメーションが完璧に融合してて超かっこよかった。

これを制作してくれたスタッフにはありがとうと言いたい。
こういうプロの仕事をする人たちには頑張って欲しいのでBDも必ず買おうと思う。
{/netabare}

投稿 : 2019/05/25
閲覧 : 238
サンキュー:

10

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

万引きから始まったとは思えない感動の物語

1話感想
これは普通に面白そう。作画が良いし、内容も面白そう。
感動できる良い内容になりそうな予感。

まあ金が無いからって万引きは良くないですけどね。
まあここからどう内容で挽回してくれるか、楽しみにします。

全話感想
万引きから始まったとは思えない感動の物語でした。

スポーツってのは不思議ですね。1分1秒早く走ったからって何があるわけでもない。
でも、その走る姿が人々の心を打つのですね。

それぞれ特徴的なキャラがそれぞれに面白く、いや王子とかどうすんだこれ、と思っていましたが、少しずつ変わっていく姿に入り込み、やがて十人を素直に応援していました。
バラバラだった十人がやがて一つになっていく姿はとても胸を打ち、感動的。
クライマックスも素晴らしかったですね。

…なんか面白かったしかと言ってませんが。
面白いものを語るときは語彙が減るのは仕方がない。

とにかく素晴らしかったです。

投稿 : 2019/04/16
閲覧 : 226
サンキュー:

9

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

箱根駅伝を舞台に繰り広げる青春ストーリー

寛政大学4年のキヨセハイジは、類まれな「走り」で夜道を駆け抜けていくクラハラカケルに出くわし、下宿の竹青荘に半ば強引に住まわせる。同じ夜、カケルの歓迎会で、ハイジから「竹青荘のみんなで箱根駅伝出場を目指す。」という壮大で無謀な目論みが告げられるところから物語は始まる。
-----------------------------------------------------------------

絵は見やすいデス。
キャラは個性的デス。
前半から中盤にかけては、メンバー間でぶつかり合いながらも仲間意識が芽生え、それぞれが成長していく過程が見られ、後半は箱根駅伝出場を果たし、それぞれが葛藤しながらも仲間に襷を繋げる為、奮闘する姿は涙なしでは見れませんデシタ。
全体的にテンポ良く、上手くまとまっていたと思います。

投稿 : 2019/04/12
閲覧 : 235
サンキュー:

11

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアリティー欲しかった。

原作:小説 未読

ネタバレ感想

陸上初心者が、いきなり駅伝目指すことになり、メンバー間で衝突しながらも、段々とまとまっていき、本気で駅伝目指すようになって仲間の絆まで生まれて最後は見事好成績で〆。
結果的に、話は綺麗によくできてて、最後は感動してちょっと泣いたけど・・・
なんか解せないというか、そんなに甘くないよねぇ っというのがどうしても拭えませんでした。
だって、箱根駅伝でしょ?毎年正月にやってるヤツでしょ?
自分は駅伝は全然興味ないんですが、毎年正月相方の実家へ行ったとき、お義父さんが必ず観てて、それをながら観でボーっと観てる程度なんですけどね。(苦笑)
それでも、あれ観てれば生半可な人があそこの舞台に立てるとは思えないですし、出たくても出れない大学がたくさんあるのも予想つく訳で・・・
陸上初心者が10人中7人もいて、しかも訓練期間が1年もないんだよ!?(合ってるよね?)
カケルが大学に入ったのが4月として、予選会が10月でしょ?
なんも身体鍛えていない人が、7ヶ月で今まで陸上の部活やらで長年鍛えてた人達との差が縮まるとは思えません。
特に王子はインドア派で体力がない人だし、ニコチャンはヘビースモーカー。
そんな人が短期間で予選通過タイムだせるのかなぁ?っと。
まぁ百歩譲って駅伝出れたとしても、王子や、風邪引いて最下位になってしまった神童がいたのに、後半で巻き返してシード権とれる10位内に入るってオカシイです。出木杉。
箱根駅伝目指してる人って、中学高校から陸上やってる人ばっかりだろうし、その人たちからしたら素人集団が練習初めて1年足らずで10位ってあり得ないって思うんだよね。
これぞご「都合主義」と言わずしてなんという。
せいぜいドべ5くらいが丁度いい。
どうしても10位内にするのなら、せめて神童はベストコンディションで、好タイム出した走りにして欲しかった。
話盛り上げるつもりでかは知りませんが、あれは観てて可哀想でした。


まとめ
現実にある箱根駅伝を目指すスポコンなら、ご都合主義は控えめにして、もうちょっとリアリティーある設定で魅せて欲しかったです。
そうすれば、都合良い話に引っかかる事もなく、もっと感動できたと思います。
その辺ちょっと残念で惜しかったかなぁ。。。


最後に一言
ハナちゃんと双子の恋、結局どうなったのか?最後までちゃんと知りたかったです。

投稿 : 2019/04/11
閲覧 : 235
サンキュー:

26

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仲間の大切さを描く日常・ちょいスポコン

【視聴きっかけ】
また例の人からのお勧めで、
「絶対に見ていない人は見て下さい!」ぐらい言っていました。
実際に語っていて本当に楽しそうに話すので
予備知識なしで視聴を開始しました。

【良い点】
■仲間の大切さがよく分かる
結構あるじゃんw仲間がいたら嫌なこともそこまで平気になるパターンが
本当にその描き方が素晴らしい作品です。

最初はスポコンアニメとして見ていたけど、
全然そんなことはなかった。
なので結構すんなりとしていてとても見やすい。

スポコンアニメは稀にしか見ないけど、
今回は全然いける。自分でもびっくりしています。

今回主人公たちは男子ばかりだが、
何だろう?それが良いとも言えるのかな?
ジェンダーかもしれないけど、男の熱い友情みたいのが
伝わってくる。

陸上の競技でもあるからこそ、本当に箱根行きたい人は
人生を賭けている人が大勢いる。

なのになあなあと思ってしまうのは仕方ないと思ってはいたが
バカに出来ないぐらいみんなの努力が報われてほしいと思うように
なったのはとても上手い演出だと感じます。

2クール目からはOPやEDもガラリと変わって、
駅伝に向けてのOPという感じがしてきましたね。

2クール目からはキャラの成長物語が本当にこの1クールを通して
よく伝わります。
特に王子の頑張りに感動します!

【悪い点】
本当に悪い場所が見つからないです。
ああだ、こうだと言われる筋合いは全くないです。

投稿 : 2019/04/10
閲覧 : 229
サンキュー:

20

ネタバレ

Tom さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラデザで視聴を決めた枠

【2018.11.10 21:53】
どストライク。EDもいい。既に歌える。
キャラの魅力がちゃんとある。
表情、風、身体の動き、柴犬!!!、王子が王子。
主人公と、勧誘してきたやつとがちょっとキャラが被っててわかりにくい気がしつつ見てる。
今後も楽しみ。


【2019.02.26 23:54】
{netabare}
18話なう。
途中作画変わりすぎて笑ったけどw
ここまできて、人間多くて書くの大変そう…ってなってる。

王子だよー。まぢ王子・・・。
そしてニラ。
この1人と1匹がやっぱり見所感ある。

王子かっこよいー。綺麗ー。
というか、みんなものすごいかっこいい。
穏やかに見える挑む瞬間。

本番の空気感とか、表現がものすごい。
選手たちが身体を温めてるシーンの動きとかね。

そして…まさかの…。
{/netabare}



【20190402】
{netabare}
神童さんがまさかの病…。
えー…まぢか…これはもう記念完走目指すみたいなのになるのか…?と不安になる。

好きかも。 えーー!!はこっちも、えーーー!!だったw
ジョージの所と神童さんのとこでかなり時間ロスってんじゃないのかなと。


神童さんの走ってるとこ。え、え、走るのか、まぢか、いや十人しか居ないもんな。まぢか。
となりながら。

周りの駅伝好きな人たちが駅伝見ると「泣く」とこがあるって言ってた。
この作品の間に駅伝があったわけだけど、やっぱり興味を持てなくて見てない。

けど、こういうアクシデントとかを乗り越えていく姿とか、
そういうので、移入していくのかなってちょっと思った。

つか、ユキが神童さんと同じ部屋で寝てたのはヒヤヒヤしたw
移ったら最悪過ぎる(;´д`)

ユキ→ニコちゃんに渡した瞬間の、2人の顔がまぢ最高…。


「何かを期待して。」
「アテが外れたとしたら、それは俺自身にだ。」
なんだろう、共感という意味では、キングが一番共感出来る。
他者に期待してしまう。一番の友人と見てくれてると思えない。
それ以前に自分が誰のことも一番として見ていない。

必要とされること、自分と向き合えること、演じることもない。
それが、キングの走った中で見つけた何か。
出会って、逃げなくて、挑んで、果たして。覚めたくない夢と。
すごいぜキング。


「好きだよ。俺も。」
あー。そうか。好きだって感じたことがなかったのか。

「誰をだよーー!!」
www


「たどり着くゴールはそれぞれにあるんだよ。」


かけるの表現。よく周りが見えてる。澄んでる。思考も。
水と風と光。苦しみを感じない。
宣言通り11分で上書きされる区間新。ぐっと手を握る。



好きの為。やり通すと決めた。
ようやく手に入れた希望の形。
幸福。嬉しい。幸せ。仲間の顔を浮かべながら。
決意を抱いて。
「大好きだ」


かけるの走りと全然違う。苦しみ。痛み。鈍さ。どろりとしたような汗。
強い向かい風。
かけるが見えた瞬間に、ヒサが終わった。
光がさした。そこにかけるがいる。
…走れている。走って、いる。

かけるは、何か気づいた。
「あなたそのものだ」



何を感じたんだろうなあ。





就職した王子…!w
響きが既に面白い。
桜吹雪。
それぞれのゴール。その先。って感じ。
終わりとしては、少し物足りない感もあって寂しいけど。
なかなかなに楽しめた。

{/netabare}

投稿 : 2019/04/02
閲覧 : 210
サンキュー:

8

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

手に汗握る

展開ある程度知ってはいたけど、それでも手に汗握る面白さ。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 208
サンキュー:

9

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待が高すぎたかな

2018年末時点で1クール終わったところ。来年も1クールあるし、まだ箱根駅伝に出るかどうかも決まっていない段階での評価は非常に微妙なのだが、今の所とっても期待している。
箱根駅伝本番はいつやるのかな。早くみたいな。
全部見終わったら、当然レビューも更新しますよ。

<最終話まで見ての更新>
架空の大学の弱小陸上部が箱根駅伝を目指す話。かなりリアルに描かれており、
あながち夢物語でもない気がする。様々な困難を乗り越えて走る姿に感動する。
とくに箱根のあの山登りは・・。実際にあんな場面をTV中継で見るけど、チーム関係者からしたら胸の張り裂ける思いだろう。まあ、そこが箱根駅伝の魅力でもあるんだけどね。
走ることを通しての成長物語として秀逸な出来と思う。
それぞれの思いで箱根を走るラスト数話がどれも素晴らしい。
しかしながら、前半部分が大変良かっただけに、本番の箱根駅伝はもっと感動するんじゃ・・という先入観がどうしても働いてしまい、実際に見ると、あれ、こんなもんかという感覚をもってしまった。
箱根駅伝を知らなくても楽しめる、良い作品でした。

投稿 : 2019/03/28
閲覧 : 235
サンキュー:

17

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっと熱い感じになると思ったのに・・

もっと熱い感じになると思ったのに・・ 全般的に面白かった気がする・・
正月 駅伝は 見るけど・・ 流してみてるだけだったけど 来年から ちゃんと見ます

投稿 : 2019/03/28
閲覧 : 213
サンキュー:

9

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一度限りの青春をかける10人に、風は。

箱根駅伝への初出場を目指す10人(うち7人が陸上素人)が、
ひとりひとり個性的で。

現実にはあり得ない無謀なチャレンジなんだけど、
描写が丁寧でしっかりしてるから
すごくリアルな陸上部ストーリーとして共感してしまいます。

ハイジさんの爽やかなのに狡猾な誘いにのって
駅伝を目指すことになるメンバーの描かれ方が巧みです。

高校時代に一流選手だったのに、
性格と行動が災いして競技から離れていたカケル君と、普通の人より運動が苦手な王子の
反目と衝突と、理解し会おうと努力する姿、
感無量な瞬間がたびたび訪れます。

1クール目では、自分ひとりの記録にこだわるあまり、
チームではNo.1なんだけど、スランプで悩んでたカケル君が、
記録会でついにスランプ脱出して好記録?!ってときに、
自分の記録にこだわるのでなく、脚をとめて、遅くしか走れない王子に付き添って励まそうとするシーン、ハイジさんがストップウォッチをギュッと握りしめて見守る描写!
うるうるがとまりませんでした!

王子がなんだか時々、スゴくカッコよくて素敵です。
毎回どんどん、気持ちが熱くなってきます!


2クール目に入って、
いよいよ予選会!
カケル君の驚異的な走りも、
ハイジさんの快走もすごくよかったけど、
予選通過できるかどうかのキーマンが、チームでいちばん遅い王子の記録。
ゴールの瞬間は描かれなくて、
直後に倒れて係の人二人がかりで救護テントに運ばれる場面になるんですけど、そこに、はなちゃんが
「200位切ってます!100番台ですよ!」と叫びかけるのに反応して、
ほんのわずかだけ、口の端で笑うんです!
カッコいい!!!!


箱根の本番が、始まりました!
1区の王子、やっぱり素敵でした。
ハイジが「済まなかった」と言ったのを、
「う~ん・・・ 違うんだよなぁ」からの流れで、
鶴見中継所に到達して、ハイジの
「あのときの言葉は取り消す。ありがとう!」に、
死にそうなほどに喘ぎながらの「合格」・・・
最高。。。
もう、君は立派なアスリートだよ(T-T)

ところで、
マラソン中継とかで、故障で遅れながら走る選手を美化するの、
私、大っ嫌いです。
だけど、駅伝は、タスキをつながなければならないから。
5区の神童の失速。それでも貫いた、完走。
頂点は優勝することだけじゃない。
待っている次のランナーにタスキをつなぐ。
そして次の年の選手に、
その意志と誇りをつないでいく。
そういうことでもあるんじゃないかな。
そう思いました。

そしてその神童の苦渋の走りから、
タスキをつないでいく、
ユキさんとニコチャン先輩とキングの心象風景が素晴らしかった。

9区で、カケルは、もうまるで神憑りで、
ひとり。ゾーンの中駆け抜けて行って。

そして、ついに最終回。
走るって何なのか。
頂点はどこにあるのか。
感無量の全23話でした。

原作とはちょっと違うアフターストーリーも、
素敵でした!!

投稿 : 2019/03/27
閲覧 : 574
サンキュー:

39

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

走る意味。走りたい気持ち。

これは面白そうな感じ。作画やストーリー、気合いが入っている感じがします。

2話。勧誘の執念。面白い。普通に。4年か。
3話。女の子(女子高生)でつる作戦。かわいい。
双子がチョロい…
4話。絆が深まっていくな。
5話。前へ進んでいくなか、一人、就活に悩む。
それが周りに影響を与えていく?
6話。このまま箱根へいけるだけの実力がつくのか?
キングさんは就職決まるのか?
はいじさんの止まってると不安になる、か。
周りの皆の言葉は心強い。
そこで雀荘かよ! これだけ前向きに走ることへ取り組めるのはすごいの一言。

いやいやなことを自分からやろうとするっていう姿勢のすごさ。
かけるも嬉しそうだ。双子いいな(笑)

はなちゃん、かわいさは正義だ。

7話。メンバー全員現実を目の当たりにするというよりは、かけるが、さらに上がいることを思い知らされたという感じの話。自分に自信があっただけあり、二人も上にいる、そして一人は頂点。どうするべきか。

8話。速いのが、速いだけが重要なのか。
初めての大きな衝突。
9話。カケルはようやく何かがつかめたのかもしれない。一人で走ってるのではないと。
そんな中、はいじさんが倒れる。過労かな?
10話。過労でした~。
はなちゃん、飯まずでしたか~♪かわいいから大丈夫
オウジとカケルは食えるとは…
カケルの歩みよりが空気をよくする。
カケル…オウジ…成長したなぁ…
30分きったぞ!

11話。シンドウさん、彼女がいて、陸上をして、ゼミをして。それだけ充実している。
そんななか彼女から切り出される。他にやりたいこと、時間を使いたいことがあるのではないかと。
そうかもしれないけど、すべてうまくようにしたかっただろう。ホームページつくって。

良いチームになってきた。

ユキさんとシンドウさんがかっこいいんだよな。

そんな中、変な記者が。

12話。走るの好きか?そんな言葉に応えるように走るカケル。4人クリア。
怪しい記者(海馬社長)。
そして合宿。楽しそうな合宿だ!


ここに来て作画の良さが際立つ。

13話。皆が殴るのを止めてくれた。
ハイジさんも煽る煽る。怒ってるね。
ハナちゃんだ~♪でもはなちゃんが作るのかい?
ホッとした。父親か。作ってるのは。

昔、カケルが先生を殴った理由。自分の感情を抑えられなくなる。自分が迷惑をかけると思ってしまう。
だけど、皆は受け入れてくれる。
チームって感じだ。走り出している。皆が。

遂にいった!この10人で箱根駅伝に出たいと!
カケル~♪

ハナちゃんかわいいわぁ~♪(かわいい!)

14話。構成から演出、何より今回はオウジの頑張りが素晴らしかった。
(あと、はなちゃんかわいい。)

しゃあああああ!公認記録!

合宿からの皆の成長。皆で目標に向かうのが目頭をあつくさせる話でした。

15話。ハイジさんの迷い、走らせるのにどうするか。
縛らないように。
日テレだ。

はなちゃんが恋。本当かな?

親と仲が悪いのか。ゆきさん。

皆不安だけど、支えあっている。特にカケルが周りを見てる。

はなちゃんの支え、マネージャーやってる。

16話。はいじさん、足を痛めたか?
それでも動くなら走る。はいじさんのサイン。
オウジにも伝わるか?
そしてカケルも食い尽くす。風になったように。
カケルの走りが皆に伝わる。

カケルが1時間をきる。はいじさん、第一集団だが、足を痛めたか…

皆がそれぞれの結果を出す。
オウジ、吐きながらも…100番台、すごい。
予選通過なるか? 10位!通過!
はいじさん、超嬉しそうだ!

これは自分も嬉しい。

双子、顔に曇りが。てっぺんとは?
双子はなんのために走るかわからなくなった。

17話。走ることの意味。どうして走るのか。

誰がかけてもいけない。
ハナちゃんもメンバーの一人なのだ。ハナちゃんは双子が好きなんだろう。だからこそ、どうにもならないのかもしれない。どうにもならないのかな。

かけるはハナちゃんが好きなのかな?アニメではそういう絡みは、二人はあまりない。

ハイジさん、大学病院へ。

18話。走ること、周りがどうとかではなく、自分が納得しないと意味がない。確かに。
ハイジさんの過去。彼の脚のこと、走ることの意味を一番見つけたいのはハイジさんなのかもしれない。
藤岡さん、ハイジさん思いだな。
はなちゃん、かわいいなぁ~♪恋してるなぁ…
胸いたいよ~♪おいちゃん。

そんなとき、例の記者が。

カケルとユキさんもいいコンビだよね。ユキさんがすごい大人。しんどうくんも対応しっかりしてる。
監督も皆のために頭下げる。 ニラかわいい。

クリスマスに年末、正月。楽しそう。心が繋がっていく感じだ。
そして遂に、寛政大学。スタートする。
第一区、オウジ。第二区、ムサ。第三区、じょうた。第四区、じょうじ。第五区、しんどう。第六区、ゆき。第七区、にこちゃん。第八区、キング。第九区、カケル。第十区、ハイジさん。
これがベストだ。 頂点目指そうか!さあ!

逞しくなった…

絆よ!絆!  ヤバイなぁ。緊張する。

しんどうくん!風邪!? どうなっちゃう?

19話。漫画の名言。安西先生、モモシロ。
オウジはハイジさんに強制で走らされたけど、嫌なら走ってないだろう。
オウジ、強くなったな。先導者もいいよな。

イワンキ選手、めっちゃいいやつだ。

シンドウさん、フラグ…

ムサのペースが早すぎる。ハイジさんの言葉が響き渡る。後半ムサが来てますね!7人も抜いたのか!

双子がカッコいい。来年は走らないのか。ジョウタ、ジョウジの方が走る才能と自分の違いがわかってしまう。ここからは違う道を目指すのか。

はなちゃん、ジョウタ君の応援に来たああああ!
上がるわぁーー!


次週不穏すぎる…

20話。シンドウさん!走る理由…わからないけど、走り続ける。風邪でも走りきった。

そしてハイジさんの過去。走れなくなって走りたくなる。なくなって気がつく。

振り回したが、誰も後悔なんてしていない。

ユキさん!

21話。ハイジさん、少し不穏。

ユキさんやにこちゃん先輩の回想、辛いものもあるけど、今現在、応援してくれている人や仲間、自身の成長のお陰で乗り越えている。涙でる。

ユキさんのお母さんや、にこちゃん先輩の走ることの楽しさ、未練。辛い。

キング、頑張れ。

22話。キングさん、泣けます。いまここにいる自分、それは本物だ。断言できます。他ではなく、まぎれもない、キングさんです。

カケル、誰が好きなのか?
そして限界越えますね。いいとこで終わります。


最終話。カケルすげぇ。オウジ喜んだ顔、すっげえ嬉しそうだ!

ハイジさんの覚悟。脚の痛み。彼の出会ったチーム。
目の前が暗くなっていくハイジさん。

風邪が強く吹いている。ビル風か。

そんなとき、脚が壊れてしまう…カケルは気づく。
お互いが走る意味だと言わんばかり。

3年後か。皆それぞれの道をいく。

はなちゃんが好きなのは、誰でしょうね~♪
もしかして二人?カケルだったりして~♪


いい終わり方だった!最高でした!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一人一人の成長やチームでの成長がすごいです!
評価がドンドンはねがっていきますね~♪

はなちゃんとニラがかわいい。
はなちゃんの恋もうまくいくといいなぁ~♪


駅伝の見方変わる。

投稿 : 2019/03/27
閲覧 : 395
サンキュー:

17

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風が強く吹いているのストーリー・あらすじ

夜。逃げるように街を駆け抜ける蔵原走(くらはらかける)。その横に、不意に自転車が走り込んで来る。見知らぬ男が、走に向かって問いかける。「なあ!走るの好きか!」。男の名は清瀬灰二(きよせはいじ)。走は、灰二に導かれるまま、竹青荘という古びたアパートに辿り着く。そこに暮らす個性豊かな9名の住人。最後の空室を勧められ、戸惑いながらも、押し切られていく走。まさか自分が、『10人目の男』だとは、夢にも思っていなかった…。(TVアニメ動画『風が強く吹いている』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年秋アニメ
制作会社
プロダクションI.G
主題歌
≪OP01≫UNISON SQUARE GARDEN『Catch up, latency』≪OP02≫Q-MHz feat. 日高光啓 a.k.a. SKY-HI『風強く、君熱く。』≪ED01≫向井太一『リセット』≪ED02≫向井太一『道』

声優・キャラクター

大塚剛央、豊永利行、内山昂輝、入野自由、榎木淳弥、上村祐翔、興津和幸、株元英彰、北沢力、星野貴紀、木村珠莉、中村浩太郎、河西健吾、日野聡

スタッフ

原作:三浦しをん『風が強く吹いている』(新潮文庫刊)、監督:野村和也、シリーズ構成・脚本:喜安浩平、キャラクターデザイン:千葉崇洋、キーアニメーター:高橋英樹/向田隆、音響監督:菊田浩巳、音楽:林ゆうき、企画協力:新潮社

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