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「キャロル&チューズデイ(TVアニメ動画)」

総合得点
75.5
感想・評価
395
棚に入れた
1286
ランキング
784
★★★★☆ 3.7 (395)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.7
音楽
4.0
キャラ
3.6

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キャロル&チューズデイの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

色々と入れてみた結果が

 元々音楽ものが好きなこともあって、序盤は本当に引き込まれたのだが・・・。
 キャロルとチューズデイとの出会いから、ガス、ロディと一緒にドタバタ込みで色々と
やってみる様は、「貧しいながらも楽しい我が家」的な良い雰囲気が漂っていた。
 ここでのプロモビデオ作りは作中的には失敗作という扱いになっていたが、色々なものを
ぶち込んだコラージュ的内容は個人的にはむしろ面白いものに仕上がっていたという印象。

 ストーリーにぎくしゃくしたものを感じるようになったのは「マーズブライテスト」辺りから。
 「マーズブライテスト」そのものに関して、ストーリーに絡む出場者以外はイロモノキャラと
いったキャラデザインばかりだったが、そこに当てられている音の方は結構ちゃんとしており、
そのギャップが面白かった。
 ここでのシベールのくだりはキャロル&チューズデイを苦境に陥れるものであったが、
結果としてはあまり意味のない展開といった印象。
 更に後でアンジェラの方にもストーカー問題が出てきたのはあまりにも芸がない。
 アンジェラと言えば、存在的にはライバルポジションなのだろうが、さほど
キャロル&チューズデイとの絡みもなく、当初は感じられた「エリートと雑草」、
「AIと手作り」といった対立概念はさほど意味を持たないものになってしまった。

 このアンジェラ絡みの部分に代表されるようにこの作品は色々な要素を盛り込みながら、それを
作品内で消化しきれなかった感が強い。
 タオがキャロル&チューズデイを気にするようなくだりがあったが、これもその後で特に何も
なく終わってしまったし、ダリアの過去描写、チューズデイの初恋、移民問題を中核に置く
大統領選を巡る政治問題及びその陰謀なども同様な感じ。
 特に政治問題はチューズデイの母ヴァレリーが大統領候補ということでもっと描きようが
あったと思うのだが。
 「マーズグラミー賞」でチューズデイとヴァレリーの関係が公になるが、特に何の
リアクションもないまま終わったのは本当に驚いた。
 移民問題に関しては、そもそも火星の大衆が移民をどう捉えているのか描かれて
いなかったので、移民受け入れに対する賛成意見も反対意見も世論に合致しているのか
していないのか判らないまま。
 政治絡みだとシュバルツやジェリーの存在はいかにも巨悪といった感じだったが、最終話で
一気に解決したのも無理矢理押し込んだ感が。

 後半以降は様々なアーティストが登場してキャロル&チューズデイと関わっていくが、
クライマックスが「奇蹟の7分間」であることが最初から明示され、それが多くのアーティストが
集うようなものになるだろうとは想像できてしまうため、「そのための要員なんだろうな」と
いうメタ的要素が強く感じられてしまった。
 そのために唐突に現れて、不自然にキャロル&チューズデイと絡んでいった感が強い。
 更にこの後半は回りが動いた感が強かったため、キャロル&チューズデイは受身の印象が強く、
流されるままといった感が強かった。
 曲作りはしていたようだが、もっと二人自身の意志で歩んでいくような部分が観たかった。
 この「奇蹟の7分間」自体、変にハードルが上がってしまったため、いざ描かれてもさほどと
いった感じ。

 曲自体は良かったが、全体にR&Bやヒップホップなどのブラックミュージック寄りの印象。
火星の音楽シーン全体に関わるような内容が多かったので、もっと幅広いジャンル性を
感じたかった。
 音楽ものということでサブタイトルは楽曲のタイトルからの引用であり、劇中のキャラの
会話にも現実に存在するミュージシャンの名前などがポンポン出てくる。
 この辺は元ネタを知っていると楽しくはあるが、メタ的なサブタイトルはともかく、劇中
会話のミュージシャン名などは作品の時代設定を考えるといささか古いミュージシャンばかり
なのでは?。

2019/10/14
2023/10/09 加筆・修正

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 266
サンキュー:

9

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

洋楽とガールミーツガール青春劇?評価の高い良作と思われるがイマイチ合わなかった

「カウボーイビバップ」の監督によるオリジナルアニメ、ミュージシャンの少女たちのお話。
※作品データベース様より転載

【良い点】
監督の趣味であろう、センスの良い楽曲をストーリーというか本作全般の中心に据えた作り。
洋楽のミュージックビデオ?的な良さをアニメで丹精込めて見せてくれる。
演出も凝っていて、本場のミュージシャンの楽曲をアニメという媒体で見せてくれるのは凄い事だというのは分かる。

二人+ライバルの少女たちの音楽にかける想いや交流、成長ドラマが王道かつ丁寧。
洋画っぽい雰囲気の中で、生い立ちや性格の異なる少女たちが各々の夢に向かって駆け抜けるのは良かった。

【悪い点】
キャラも展開も終始地味。
サクセスストーリーとしては波風が乏しい、さりとてアンジェラサイドのシリアスは辛気臭くて楽しみにくい。
終盤の政治色の強い展開も、敵側の主張に対抗するようなヒロイン側の掘り下げが薄くて微妙。
(同時期のコップクラフトが説得力のある結論出せていたのに対して、弱い)

キャロル&チューズディの交流と掘り下げも前半でほぼ完結していて以降が顕著な進展みられない。

洋画というか海外アニメっぽいキャラデザが好みじゃない。

【総合評価】3~4点
多分良作なのは間違いないと思うのだけど、残念ながら洋楽に全く興味が無い自分には真価が分からない…
洋楽の雰囲気アニメと見ると、単純に気に入ったか否かになる。自分は琴線に触れなかった。
他の要素だと、少女たちの交流劇・成長ドラマしかなく、そこは悪くは無いが地味。
評価は「普通」

…正直なところ、2クール退屈気味だった。
これは素養の無い自分の問題で、本作自体は悪い系の評価は付けられまい。

投稿 : 2023/05/09
閲覧 : 165
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新人歌手が新春シャンソンショーみたいなのをみんなでするおはなし?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。多くのカルチャーはAIによって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。ひとりの女の子がいた。首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。いつも、何かが足りないと感じていた。彼女の名はキャロル。ひとりの女の子がいた。地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。彼女の名はチューズデイ。ふたりは、偶然出会った。歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。ふたりなら、それができる気がした。ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく─
{/netabare}

スタッフ{netabare}
総監督:渡辺信一郎
脚本:渡辺あや
キャラクター原案:窪之内英策
アニメーション制作:ボンズ
音楽制作:フライングドッグ
{/netabare}
キャスト{netabare}
キャロル:島袋美由利
チューズデイ:市ノ瀬加那
ガス:大塚明夫
ロディ:入野自由
アンジェラ:上坂すみれ
タオ:神谷浩史
アーティガン:宮野真守
ダリア:堀内賢雄
ヴァレリー:宮寺智子
スペンサー:櫻井孝宏
クリスタル:坂本真綾
スキップ:安元洋貴
{/netabare}


1話ずつの感想


#1 True Colors
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ハーシェルの町に住むお嬢様のチューズデイは、家出をしてアルバシティまでやってきた。彼女の夢はミュージシャン。そのアルバシティでバイトを首になったのが施設育ちのキャロル。彼女の夢もまた、ミュージシャンだった。
キャロルが路上で歌った歌が、チューズデイの心をとらえ、ふたりは出会う。そして、チューズデイはキャロルの部屋に転がり込み、ふたりは生い立ちを語り合う。ここから“奇跡の7分間”の原動力となったふたりの少女の物語は始まる。
{/netabare}
感想
{netabare}
キャラデザとかはアメコミっぽい感じ。。


2人が出会って警察から逃げるとか、テンプレっぽかったけど
セクハラとかしながら一生けんめいに生きてるキャロルの気もちと
家出してきて心細い思いしてたチューズデイが
キャロルの歌を聞いて泣いちゃうところの気もちとか、すっごく伝わってきて
にゃんもウルウルしてきちゃった。。


ほかにメインになりそうのはチューズデイのお母さんとお兄さんで
お母さんはキャロルの心配より、大事なことがありそう。。

それから有名子役から、歌手になろうってしてるアンジーとプロデューサーとか
元音楽関係の酔っぱらいのおじさん。。

おじさんは、「メガロボクス」で
ジョーに会って忘れてた夢を思い出した南部さんみたく
2人と出会って、マネージャーか何かになって
それからアンジーは、2人のライバルになるとかなのかな?

2人がさいごに有名になりそうなのも分かってるし
おはなしもテンプレっぽいサクセスストーリーみたいだけど
気もちが伝わってくるおはなしっていいよね♪


2人がはじめていっしょに歌うところでも
ちょっとウルウルしてきちゃったけど
歌は、声優さんとは別の人が歌ってるみたい。。
キャロル(Nai Br.XX)、チューズデイ(Celeina Ann)


これから楽しみ☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#2 Born to Run
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
家出娘のチューズデイがキャロルの部屋に転がり込み、共同生活が始まった。
その夜、キャロルはチューズデイに一緒に作った曲をちゃんとしたピアノで弾いてみたいと言う。思いついた場所は、火星移民メモリアルホール。
そして、アルバシティにはもうひとり、歌手デビューを目指す少女がいた。モデルのアンジェラ。彼女は現代最高のプロデューサー・タオのもと歌手として第一歩を踏み出そうとしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半はキャロルとチューズデイの日常っぽいおはなしで
2人の育ちとか、性格とかを描いてて

後半はアンジーの歌手デビューの準備と
2人が大ホールにこっそり忍び込んで歌った曲が
ユーチューバー?のロディがかってにUPして
それを聞いたガスが、さっそく2人に会いに来た、ってゆうところまで。。



2人のサクセスストーリーみたいだから
サクサク進んで主人公最強系のラノベみたくうまく行きすぎみたいだけど
あまり必要ないところは切って、大事なところはちゃんと見せてる感じで
いいみたい^^


へやを片づけようとしたチューズデイが
ぎゃくに散らかしちゃうような何にもできないお嬢さまでも
疲れて帰ってきたキャロルが
笑顔でいっしょにあと片づけをしてあげるところが、ジーンってしちゃった◎


キャロルは、ママがウソつき政治家なのかな?
でも、お嬢さまだけど、エラそうにしないしいい子^^


その代わりアンジーがちょっとワガママな感じかも?

それで、プロデューサーのタオが冷たい感じなのに
なんでか2人の会話を聞いてるとわらっちゃうなw


今回も2人の歌が聞けたし
出てくるキャラも、ほんとに悪そうな人がいないみたいだし
安心して見てられるみたい☆
{/netabare}
{/netabare}
#3 Fire and Rain
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
キャロルとチューズデイの前に突然現れた男・ガス。自称敏腕マネージャーのガスは「お前らには才能がある」と2人のマネジメントを買って出る。では、どうやってキャロル&チューズデイを売り出すのか。時代遅れのアイデアばかりのガス。そこでAIプログラマー・ロディの「大物DJにフィーチャリングされる」というアイデアが決まってしまう。ロディのコネで、キャロルとチューズデイは人気絶頂のDJアーティガンに直接売り込みにいくのだが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、2人はアーティガンのお屋敷に会いに行って
歌も聞いてもらえなくって帰るんだけど
キレたチューズデイが楽譜に火をつけてボヤさわぎをおこして
こんどはガスと3人で逃げたり、ってドタバタ。。^^



あんな、知らない人の家に行って、火をつけたりしたら
リアルだと事件になったり、ロディに迷惑がかかっちゃいそうだけど
おはなしはリアルっぽくないから、心配しないで見てれるし
未来っぽい街とか、お金持ちそうなお屋敷とか、見てるだけで楽しいよね♪


まだキャラの紹介ってゆう感じかな?

お母さんがお兄さんに命令してチューズデイをさがさせてたり
アンジーのボイストレーニングシーンとかは出るんだけど
まだキャロチューにはからんできてないし
これからどうやってつながってくのか、楽しみみたい☆彡


あと、2人が行ったボイストレーニングのヨガクラスは
変な宗教に入れられそうで、ちょっとこわかった^^;
{/netabare}
{/netabare}
#4 Video Killed the Radio Star
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
DJフィーチャリング作戦は失敗に終わった。そして第2回売り出し作戦会議で決まったのが、ミュージックビデオの制作。ガスが買ったディレクターAI“イデア”が届き、さっそく手分けして撮影の準備が始まる。キャロルとチューズデイは新曲を作り、ロディはアーティガンに高級車を借りに行く。そしてガスは、スタイリストで元妻・マリーを呼び出し、協力を頼む。そして、いよいよ“イデア”による撮影が始まるが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
ディレクターAI“イデア”を買ってPVを作るおはなしだったけど
ガスの元奥さんがいい人だった、ってゆうだけのドタバタで
オチはイデアがAI詐欺師で、苦労して撮ったPVはお蔵入り。。
ってゆうおはなし^^;



イデアの性格は宇宙戦艦ティラミスに出てきた
性格スイッチが悪のパッカーに似てたけど
キャラデザは総監督さんがおなじ「スペース☆ダンディ」のQTみたい
調べたら声優さんもおんなじ^^

買う前に見てた、ショッピングサイトの評価が☆1つだったから
にゃんは「ぜったいこれあやしい。。」って思ったらやっぱりw


はじめにみんなの出したPVのアイデアが
マイケルジャクソンのスリラーは有名だからすぐ分かったけど
ほかにもどこかで見たことあるみたいなのばっかりでおかしかった^^


あと、ガスの目がかわいかったから、もしかして?って思ってたけど
やっぱり昔はかっこよかったんだね^^

今回は、日常回みたいだったけど
「奇跡の7分間」のときまで、こんなドタバタがつづくのかな?

にゃんは日常コメディが好きだから、それでもいいけど^^
{/netabare}
{/netabare}
#5 Every Breath You Take
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
キャロル&チューズデイを売り出す作戦は失敗続き。
ガスはライブの開催を提案し、旧知の名物オーガナイザー・ヘフナーのところにアポ無しで乗り込んでいく。一方、タオはアンジェラを連れ、ヘッジファンドの帝王・シュバルツに1,200万ウーロン(1ドル=1ウーロン)の出資を求める。自らの歌で、その価値を証明することを迫られるアンジェラ。そのころロディは、インディペンデントのライブハウス、マーズ・ラウンジを訪れ2人の出演交渉をしていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
アンジースゴイ!
1,200万ウーロンって、1ドルが110円だと132億円^^;

ステルスマーケティングをするみたいだけど
あちこちで、アンジーの曲を流してもらう、とかかな?

132億円もあったら、何でもできそうw


それなのにキャロチューはやっと前座で1曲だけ歌わせてもらっただけ^^

差がありすぎだけど、はじめてのライブだからしょうがないよね。。

でも、この軽いノリって、いいな☆
新曲もよかったし♪


あと、お兄さんがチューズデーをさがしに来てたけど
気がつかなかったのかな?

お店を出てっちゃったけど、
チューズデーが楽しそうだったから
わざと、知らんぷりして出てっちゃった、とかなのかな?


やっとおはなしが動き出したみたいで来週が楽しみ☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#6 Life is A Carnival
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
たった観客10人のファースト・ライブ。第1歩を踏み出したキャロル&チューズデイの次のステージは、サイドニア・フェスのメインステージだった。キャパは10万人以上。しかも開催日は明日。お騒がせバンド・オメガのヴォーカル・ヨシュアに万が一があった時のための補欠としてブッキングされる。
憧れのアーティスト・クリスタルも出演する大舞台で、緊張しまくるキャロル&チューズデイに果たして出番はやってくるのか…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、やっぱりドタバタだったけど
有名なヨシュアの代わりで出たから
ブーイングとかカンとかぶつけられそうになりながら
何とか1フレーズまで歌えたのかな?

キャロチューは、静かな曲の方が合うみたい。。


スキップとか、クリスタルとかってゆう有名なアーティストの歌も聞けたけど
静かなラブソングでよかった☆

2人ともキャロチューをほめてくれたから
歌はとちゅうで止めさせられちゃったけど
2人にとっては出てよかったみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
#7 Show Me The Way
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
サイドニア・フェスで憧れのクリスタルから声をかけられたキャロル&チューズデイ。そんな2人にガスはオーディション番組「マーズ・ブライテスト」への出演を提案する。地方予選に参加したキャロル&チューズデイ。審査員の質問でチューズデイは初めてキャロルの生い立ちを知る。一方、アンジェラもまたタオの指示で「マーズ・ブライテスト」への参加を決めていた。20万人の参加者のうち本選に出場できるのはわずか8組——。
{/netabare}
感想
{netabare}
キャロチューがオーディション番組「マーズ・ブライテスト」の予選に参加して
本選に出場が決まったおはなし。。

あらすじはそんな感じで、2人はどんどん進んでくよね^^
でも今ごろになってチューが、キャロに迷惑かけてるな。。なんて思ってる

今まではドタバタしてて、何だかよく分からなかったけど
ちょっと落ち着いて、まわりが見れるようになったのかも?


それから、キャロチューだけじゃなくアンジーもいろいろあったみたい。。
ママは昔、パパだったのかな?

アンジーは、タオの手配で、予選なしで本選に出れるみたい。。
そうだと、2組は「マー。ブラ」で出会うってゆうこと?

火星の歴史に残る7分間って、もしかして
「マー・ブラ」の決勝戦だったりするのかも?


あと、予選って、有名になりたい人ばっかりだから
ちょっとかわった人が多かったみたいw

そうゆうのもおもしろいんだけど
ちょっとキャロチューの歌も聞きたいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#8 All The Young Dudes
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
オーディション番組「マーズ・ブライテスト」の本選メンバーは超個性派ばかり。会場の雰囲気に圧倒されるキャロルとチューズデイ。出場者の一人・シベールは、チューズデイのファンを名乗り、親しげに振る舞ってくる。一方アンジェラは、自身のプロデューサーであるタオが姿を見せないことに苛立っていた。そして本選が開幕。キャロル&チューズデイは第2戦に出場、OGブルドッグと対戦する。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、キャロチューを入れて4組が歌ったけど、みんなうますぎ!
それに、いい曲ばっかり^^

「ファイアー兄弟」は双子のおじいさんで
漫才コンビみたいだったけど歌はよかった^^

でも、99歳であんな声が出せるって、OGブルドッグよりウソつきかも^^;

それで「ファイアー兄弟」って、どっかで聞いたことある気がしたけど
「物語シリーズ」のファイヤーシスターズかもw


キャロチューも
まわりが濃い人たちばっかりだったからジミだったけどよかった♪

でも、にゃんはピョートル推しかな^^
声が変わりすぎみたいだったけど、よかった♪
ダンスもよく動いてたよね^^


OGブルドッグはこわそうな人だったけど、歌はうまかった♪
ってゆうか、ほんとはぜんぜんこわくない人だったってゆうオチw

オペラップ、ってゆうアイデア思いついたの誰だったのかな?


あと、シベールもイケメンだったけど、チューにいろいろ話しかけてきて
今まででいちばん、ヤバい人かも?


それからアンジーが新しい付き人に
「3つの掟」を教えるおはなしがおかしかったw

アンジーはキャロチューに「アンタたちの歌、キラい!」って言ってきたけど
2人のこと「ライバル」ってみとめたの!?

だったらアンジーって、ホントはただのツンデレなのかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#9 Dancing Queen
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
準決勝進出を決めたキャロル&チューズデイ。その翌週、今度は「マーズ・ブライテスト」の第3戦、第4戦が行われる。出演を控えたシベールは、チューズデイに髪型はどれがいいかを尋ね、さらに一緒にコンビを組もうと迫ってくる。シベールをうまくあしらえないチューズデイに苛立つキャロル。そのシベールが第4戦で対戦するのは、アンジェラだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
それぞれの組の歌をきかせてくれるのはいいと思うし
シベールの、ストーカーキャラくらいだったらいいけど
キャロチューにからんでこない人たちのキャラが濃すぎて
メインのおはなしが何だか、分からなくなってるみたい。。

あと、日常系ギャグアニメとかだったらいいんだけど
フシギな人とか、目立ちたいだけみたいなキャラだったら
YouTubeの炎上動画まとめみたいなのがいっぱいあるから
このアニメには、もっとストーリーを見せてほしい☆彡。。


それからタオが会場に来て、
キャロチューに「作曲はAIか?」って聞いて、すぐいなくなったみたいだけど
キャロチューの曲に勝てる曲を作ろう、って思ったのかな?


歌はGGKと、シベールがよかったけど
アンジーはうまいだけで、キャロチューよりふつうだったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#10 River Deep, Mountain High
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「マーズ・ブライテスト」にここまで勝ち残ったのはGGK、ピョートル、キャロル&チューズデイ、そしてアンジェラ。マンスリー審査員には、アーティガンが参加し、いよいよ準決勝が始まる。最初の対戦はGGKとアンジェラ。GGKの圧巻なパフォーマンスを見たタオは、突如、歌唱前のアンジェラの楽屋を訪れて、あることを命じる。アンジェラはそれを受け入れた。一方、キャロルとチューズデイのもとを訪れたシベールはチューズデイに別れを告げる。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめはGGKとアンジーの戦いで、どっちもうまかったけど
GGKは、また、フシギちゃんキャラのコメントで、あきちゃうし
歌もエコーがききすぎてたみたいで
ホントにうまいのかどうかもよく分からなかったみたい。。

アンジーの曲は、タオがGGKの曲を聞いて、急に変えて来たんだけど
ポップな感じでいい曲だった。でも、ふつうだったみたい。。

ピョートルもよかったけど、ふつう。。


それより気になったのは、チューズデイで
お別れを言いに来たシベールが気になって
本番前だし、じっとしてた方がいいのに追いかけて行っちゃった。。

それって、ほんとに歌手になりたいの?
何が大事か分かってるの?ってにゃんは思った。。

人がよくって、みんなのこと気にするのはいいけど
本番にちょっとでも遅れたら、シベール以外の人に迷惑かかるし
1番になろうってしたら、まわりで傷つく人もいっぱいいると思うよ。。

やさしい人になるのはとってもいいことだって思うけど
ほかのNo.1はあきらめたほうがいいかも?
{/netabare}
{/netabare}
#11 With or Without You
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
控室に置かれた『ハッピーバースデイ・チューズデイ』と書かれた箱。その箱を開けたチューズデイは、右手を火傷してしまう。会場ではピョートルが準決勝にふさわしいパフォーマンスで会場を沸かせ、いよいよキャロル&チューズデイの出番が迫る。ガスが犯人探しに奔走する中、ギターを弾けないチューズデイとキャロルは…。キャロル&チューズデイのステージがついに始まる。
{/netabare}
感想
{netabare}
歌はよかったけど、チューがギターが弾けなかったから
曲はちょっとたいくつな感じだったみたい

それだけに、曲の調子が変わったところはもり上がったって思うけど^^



けっきょくキャロチューは決勝に残ったけど
今回は、ギスギス回だったみたい。。


犯人さがしで、キャロチュー以外の人が
ほかの人のことうたがいだしてギスギス。。

とくにアンジーはママだけじゃなく、犯人がやせた女の子、って聞いて
付き人の子にひどいことを言っちゃって、見てて悲しかった。。

ただ、アンジーが
変なことしてまで勝とうってしない子だって分かって、よかった☆


2人が勝ち残ったときは、チューといっしょに泣きそうになっちゃった^^


警察につかまったときシベールが、チューに
「キミが悪いんだ!いっしょにやるって約束したのに!」って言ってて
キャロまでチューに「あなたがはっきりしなかったのも悪い」って言ったのは
にゃんもそう思った。。

にゃんも、シベールみたいなグイグイくる人って困っちゃうから。。

でも、イヤな人じゃないんだったら
あとでがっかりさせたりする方がもっとイヤだから
にゃんだったら「ゴメンナサイ」って言って、たぶん逃げちゃうって思う。。


ただ、そのあと「あなたには帰る家がある!」って言ったのは
ちょっときつかったと思う。。悲しかった。。


さいごに、ムリヤリ連れもどしに来た人に
キャロルがさらわれて行っちゃった。。


その車に飛び乗ったキャロはすごかったけど
大ケガとかしたら大変なのに。。


チューはどうなっちゃうのかな?

チューが有名になっ方た方が
お母さんの選挙にも、いいんじゃないかな?って思うんだけど。。
{/netabare}
{/netabare}
#12 We've Only Just Begun
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マーズブライテストの決勝を前に、チューズデイは実家に連れ戻されてしまった。大統領選挙を前に、スキャンダルを避けたい母・ヴァレリーはチューズデイを部屋に閉じ込めてしまう。部屋の中で、キャロルとの出会いが、いかに大事なものだったかを振り返るチューズデイ。そんな失意の中、兄のスペンサーはキャロル&チューズデイの歌を聞いたことを告げる。その頃、ガスとキャロルは、チューズデイを取り戻そうと作戦を立てていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
ガスたちがチューを助け出しに行って
キャロチューは何とかステージに立てたけど
放送開始前までに会場に入れなかったから失格。。

でも、2人の歌に感動した会場のみんなに助けられて
2人は特別にデビューさせてもらえることになった。。ってゆうおはなし



あらすじに、お母さんが「大統領選挙を前に、スキャンダルを避けたい」
って書いてあったけど、TVで有名になってる子がさらわれたりしたの見た人が
動画をネットにあげたりしたら、そっちの方がスキャンダルになりそう。。

今回も、警察が追いかけてきてたけど
そんな目立つことしたら、監禁してたのバレちゃうかもだし。。


でも、お話は分かりやすくってよかった◎

アンジーの歌もとってもよかったし
キャロチューの歌も、聞いててなみだが出てきそうだった^^


失格だけどデビューさせてもらえる♪
っていい最終回みたいだったけど、まだ続くんだね^^


ちょっとおはなしは雑だけど
分かりやすくって、感動させてくれるって
ディズニーアニメとか、アメリカの映画に似てるのかも?
{/netabare}
{/netabare}
#13 Walk This Way
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マーズ・ブライテストが終わり、徐々に注目を集めるキャロル&チューズデイ。コインランドリーでヤンキーに絡まれているところを、見知らぬ男性・ダンに助けられる。
一方その頃、優勝したアンジェラは記者会見で大勢の報道陣に囲まれ、メジャーデビュー曲を披露する。
キャロルとチューズデイも、アンジェラと同様のブライテスト・レコーズの契約に臨むにあたって、ガスは2人に問いかける。「金と自由どっちが大事だ?」。2人の答えは……。
{/netabare}
感想
{netabare}
アンジーはブライテストからデビューしたけど
キャロチューはガスがもうちょっと2人に自由をあげたいってことわって
自主製作することになってスラム街で伝説のプロデューサーをさがすんだけど
出てきたのは、オノをふり回すアブナイおじいさん!?ってゆうおはなし。。



OP、EDが変わったね^^
にゃんはOPは前のより好きだけど
EDは前のほうがよかったかな。。


チューのお母さんの演説会みたいのやってたけど
これから、お母さんとのおはなしが、スキャンダルになったりするのかな?

あと、コインランドリーで助けてくれた人。。
いい人だったけど、モブじゃないみたい
何かの伏線だと思うけど、色が浅黒くって、もしかしてキャロのパパ?

さいごの伝説のプロデューサーさんって
ふつうの人には見えなかったけど、どんなプロデュースするのかな?


いい2クール目のはじまりだったと思う。。
キャロチューの新曲?もよかった☆
{/netabare}
{/netabare}
#14 The Kids are Alright
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに、伝説の音楽プロデューサー・トビーと出会う。あまりの衝撃に困惑するキャロル&チューズデイ。一方、順風満帆なアンジェラには、不穏な影が忍び寄る。
そんな中、バイト中にヴァレリーの取材をする謎のジャーナリスト・カイルと出会い、困惑するチューズデイ。そして、先日出会ったダンに、再度助けられたキャロルは徐々に心を通わしていく。デビュー曲のレコーディングもスタートした二人は、果たして…。
{/netabare}
感想
{netabare}
トビーさんって、ホントに音楽プロデューサー?

歌ってる2人のすぐ前で、あんなにタバコをすったら
ノドに悪いとか、考えないのかな?

すごいプロデューサーかも知れないけど
歌手のことなんか考えてなさそう。。

そう言ったらアンジーのプロデューサーのタオも
AIで作ったアンジーのモデルに歌を歌わせてたけど
ほんとはそっちのほうがやりたかったのかな?


ダンがキャロルのお父さんだ、って言ったわけじゃないけど
何となく分かったところは、よかった^^

お金もうけのために、親のフリをした人たちとはちがったから。。


チューがお母さんと向き合おう、って思ったところはよかったけど
たくさんの政治家の人が
公約を守るより当選のほうが大事、って思ってるみたいなおはなしは
たぶんほんとにそうだから、ほんとの選挙が近づいてる今
夢を見せてくれるアニメでまで、聞きたくなかったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#15 God Only Knows
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
広まっていくキャロル&チューズデイのデビュー曲「Army Of Two」。そこに孤高のリビングレジェンドとして知られるアーティスト・デズモンドから招待状が届く。ロディがセレクトしたデズモンドの曲を聞きながら夢を語り合う2人。そして、屋敷を訪れたキャロルとチューズデイは、デズモンドから自分たちが招かれた理由を聞く。その頃、大統領を目指すチューズデイの母、ヴァレリー・シモンズは、現大統領との討論会を行っていた。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回のおはなしって、デズモンドから2人に
「歌は気もちを伝える。。思いが本物なら、たくさんの人が共感してくれる」
ってゆうのを伝えたかったのかな?

それからチューのママは、難民受け入れ反対で、悪い人みたいに見えてた。。



何となくデズモンドがいい人みたく見えてたけど
好きだったカレが死んで、引きこもってたんだから
ホントにいい人だったのかな?

あんなにでっかいビルに自分1人ですんでたけど
そんなところに住まなくったって、生きて行けるし
ふつうの家に住んでたら
あまったお金で、たくさんの難民の人をすくえるかも?って

そう思ったらデズモンドって、ただの自己中なのかも?


それからチューママは悪い人みたいになってたけど

もし、にゃんの家でホームレスの人を受け入れるって言われて
知らない人が何人も来たら?って思ったら
中には泥棒とかする人もいるかも?だし
ホームレスの人どうしでケンカもするかも?

だから、かわいそうだけど、ホームレスの人たちのために
ドアを開けっぱなしにしておくわけにはいかないって思うから
チューママの言ってることもまちがってないって思う

でも、難民の人たちは死んでもいいの?って言ったら
そんなことないって思うんじゃないかな?

チューママは、反対するばっかりだけど
たぶん、ほかにできることがあるんじゃないかな?って。。

地球がどうして、そんなにひどくなっちゃったか分からないけど
火星だってはじめは、ひどいところだったと思う。。

それを火星の人たちががんばって、今の火星にした。。って思ったら
地球が今みたく、ひどいところになったのだって
地球の人たちが失敗したからなんじゃないのかな?

だから地球は、地球の人たちが自分たちで何とかしないと。。って
じゃないと、地球から来た人たちが、地球の問題をそのまま持ってきて
火星まで、地球みたくなっちゃうかも?って、にゃんは思う。。

だからって火星は
ただ、ドアにカギをかけておけばいいってゆうんじゃなくて
火星だってはじめのころは
地球の人たちが、地球の物とか技術とかを持って来て作ったと思うから
こんどは火星の人たちが、地球に協力してあげたらいい、って思う

地球の人たちに「どうしたら自分の星をよくできると思う?」って聞いて
移民受け入れ以外のことで、できるだけのこと、してあげたらいいかも?

でもそのとき
「お前たちがバカだから手伝ってやる」ってゆうんじゃなくって
「地球には(キャロチューのお父さんたちみたく)自分の家族がいる」
って思って「何とかしてあげたい☆彡」ってゆう気もちで応援したら

そうゆう、火星の人たちの気もちが
地球の人たちに伝わるんじゃないかな?って。。

そうだったらいいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#16 A Natural Woman
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに発売されたキャロル&チューズデイのデビュー曲。チャートでは初登場53位を記録し、ガスは「サウス・バイ・サウスウエスト」に出演することを決める。ライブへ向け、スタジオでの練習の帰り道で、キャロルがシンガーを目指すきっかけにもなった憧れのアーティスト・フローラと出会う。
全盛期から変わり果てたフローラを前に、ガスは自分が昔、フローラのマネジメントをしていたことを2人に告げる。
{/netabare}
感想
{netabare}
このおはなしって何だか、キャロチューが主役、ってゆうか
キャロチューのまわりに集まる人たちを紹介してるみたいな気がする。。

今回は、ガスがプロモートしたシンガーで
大手プロに移って超有名になったけど
いろんなプレッシャーとかでつぶれちゃったフローラのおはなしで
苦しいとき、ガスのところに戻りたかったけど、戻れなかったみたい。。

でも、行くところがなくってガスのところに戻ってきて
キャロチューの歌を聞いて
また歌を歌いたい、って思うことができたみたい☆



いいおはなしなんだけど、今まで出てきたほとんどの人が
使い捨てキャラになってるみたいで
もったいないみたい。。

あと、アンジーは誰かにおどかされてるとかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#17 Head Over Heels
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アーティガンはある朝、目覚めると破産していた…。AIマネージャーが預金を全て持ち逃げしたのだ。一文無しになり、自宅も差し押さえされたアーティガンは、ロディの家に転がり込む。すっかり自信を喪失したアーティガンは、自分は何者なのかと自問自答する。元気づけようと考えたロディは、ファーストアルバムを制作中のキャロルとチューズデイのもとへ彼を連れて行く。そして、タオ、アンジェラも巻き込んだアーティガンの復活劇の幕が上がる。
{/netabare}
感想
{netabare}
キャロチューのおはなしってゆうか、アーティガンが主人公だったみたい。。

アーティガンってDJとかって言ってたけど
DJってそんなにもうかるのかな?って思ってたら、作曲家だったみたい^^

お金持ちになって、むかしの夢を忘れちゃってたけど
お金が無くなって、無かったころの自分にもどれた、ってゆうおはなし。。



アーティガンのAIマネージャーって
キャラが4話に出てたディレクターAIそっくりだけど
いろんな問題おこして逃げるのに
ハードウェアを取りかえた、とかじゃない?w

アンジーのカレになろうとしたアーロンが、事故に見せかけて殺された(?)
みたいなひどいおはなしのすぐあとに、宮野真守さんのおばかなノリで
笑わないタオを説得したシーンがあって、笑っちゃったけど

アーロンの事件を
AIのピノキオネタのギャグとアーティガン復活のギャグにはさんだのって
アーロンがイヤなキャラだからかな?ちょっとかわいそう。。
ちょっとしたケガですむといいけど☆彡
あとは、お母さんの選挙だけど、キャロチューの歌で、変わるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#18 Only Love Can Break Your Heart
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
秋のサイドニアフェスに正式出演が決まったキャロル&チューズデイ。チューズデイは、ちゃんと母親ヴァレリーと向かい合おう決意を固め、ヴァレリーを取材する記者カイルと会うことを決める。悩みを優しく受け止めるカイルに徐々に惹かれていくチューズデイ。そんな中、ウェザープラントが何者かによって爆破され、ヴァレリーの地球移民に対する強硬姿勢と相まって、世論を沸騰させていく…。
{/netabare}
感想
{netabare}
チューの恋と失恋のおはなしかな。。

カイルさんってかっこいいし、やさしいし
あんな人に恋人がいないはずないよね^^

ちょっとがっかりだったけど
恋のおはなしはもうちょっと引っぱってもよかったかも^^


アンジーはストーカーに見張られてるみたいだけど
この前からちょこちょこ出てきてたから
メインストーリーに、何か関係あるのかな?

プラント爆発も
お母さんの選挙アドバイザーの人がやらせてたりしなかったらいいけど☆彡


あと、サイドストーリーばっかりやってる気がする。。

ふつうにはおもしろいんだけど、次があんまり気にならないみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
#19 People Get Ready
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アンジェラが“ブラックナイト”を名乗るストーカーによって危険にさらされていたことを、ダリアがタオに打ち明ける。それを聞いたタオは、自ら犯人探しに乗り出すことを決意する。そんな中、アンジェラはアーティガンが出演するサイドニア・フェスに、シークレットゲストとして参加が決定する。キャロルとチューズデイも前回の雪辱を果たすべく準備を進めていた。いよいよ、それぞれのサイドニア・フェスの幕が上がる。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、アンジーのストーカーのおはなしがメインだったみたいだけど
それって大事なことだったのかな?


あと、キャロルが悪そうな知り合いを見つけたみたいだったけど
無視されてた。。
あっちの人は、キャロルが有名になったから
あんまりかかわったらキャロルに迷惑がかかるって思ってるのかな?


タオのところには、チューのママの選挙アドバイザーの人が来てたけど
この前アンジーのカレシとまちがわれて、殺されそうになった人がいたけど
裏でいろいろ動いてるみたい?


さいごは、今まで出てきた人がつながってくのかな?


今回のキャロチューの歌、よかった♪
{/netabare}
{/netabare}
#20 Immigrant Song
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ウェザー・プラント・テロを境に、反地球移民を訴えるヴァレリー大統領候補の人気はさらに高まりを見せる。そんな中、キャロル&チューズデイとアンジェラはマーズ・グラミーの新人賞にノミネートされるが、シュバルツの依頼を断ったタオは突如、連邦検察局に身柄を拘束されてしまう。一方、キャロルはサイドニアフェスで出会ったラッパー・エゼキエルが、実は施設で一緒だった幼馴染のアメルではないかと思いコンタクトを試みる。
{/netabare}
感想
{netabare}
ジェリーは
ヘッジファンドの帝王って呼ばれてるシュバルツってゆう人とつながってて
チューのママを当選させて、火星を自分の思う通りにしようってしてるみたい

タオは洗脳プログラムみたいな研究をしてたのかな?
ジェリーに引き抜かれてチューママの選挙の手伝いをされそうになったけど
ことわったから、つかまっちゃった。。

あと、ギャングっぽい青年・エゼキエルは新人ラッパーで
やっぱりキャロの幼なじみだったけど
移民法に引っかかって、つかまっちゃった。。

さいごにアンジーのママが、アンジーが自由にやらせてほしいって言ったら
「お前を引き取って育ててやったのに、恩知らず!」とか
「お前の気もちなんて、どうでもいいんだよ!」ってキレて
たおれちゃった。。



チューのママの政治コンサルタント・ジェリーを中心にして
いろんなおはなしがつながってきたみたい。。


この前はチューの失恋のおはなしがあったけど
今回はキャロ―の幼なじみのおはなしで
ラブストーリーになるのかな?って思ってたら
政治のおはなしだったみたい。。

エゼキエルの新曲が英語だからよく分からなかったけど
歌詞で「I can speak spanish」って言ってたから
地球ではスペイン語を使ってる、ってゆう設定なのかな?

今、アメリカでは、中南米の移民の人たちがひどい目に合ってる
ってゆうニュースがあったけど
このおはなしがホントに見せたいのって、アメリカの移民問題なのかも。。


あと、アンジーママはひどかった。。

「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」でも
似たようなおはなしがあったけど
こっちのおはなしの方がずっと気もちが伝わってきたのって
やっぱりホントの子どもじゃないからかな?

にゃんも小さいころ、イタズラとかすると
「お前はひろって来た子だ」とか言われて
ウソだ、って思ったけど
そう言われたら、何も言い返せなくなって苦しかった。。

アンジーは大人だから、ママはたぶんホントのこと言ってるって思う。。
ちょっと、頭がクラクラしてきちゃった。。
{/netabare}
{/netabare}
#21 It's Too Late
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
タオが逮捕され、母ダリアも意識不明のまま、たった一人になったアンジェラは、さらに孤独を募らせていく。キャロルの誕生日でマーズ・グラミー本番であるクリスマスが近づく中、キャロルとチューズデイはアルバム完成に向けて最後の曲に頭を悩ませる。一方、ガスは本番に向けて特別ゲストとの共演を用意するために奔走する。そしてキャロルは、地球への強制送還が決まったアメルに想いを伝えるために会いに行く。
{/netabare}
感想
{netabare}
キャロチューはアルバムのラストソングを完成させて
マーズグラミー賞では歌姫・クリスタルと共演できることになって
キャロルはアメルからラブソングを贈られて
いいクリスマスになりそうなのに

アンジーは誰からも愛されてない
ってゆう思いと戦って薬漬けになってかわいそう。。


スペンサーとカイルはジェリーのヒミツをさがしてて
タオはコンピューターをハッキングして
シュバルツに復しゅうしようってしてる

ジェリーとシュバルツの悪だくみがバレて
アメルの強制送還がなくなったらいいよね☆彡


さいごにアンジーはタオに「助けて!」ってゆうメッセを送ったけど
タオがアンジーのこと、忘れてないといいな☆彡



アンジーは自分が誰で、どこで生まれたとか分からないみたいだけど
もしかして、地球からの移民の子とかで
奇跡の7分間は、歌で地球と火星が1つになる、とかになるんじゃないかな?

そうなったらうれしいし
アンジーのホントの親も見つかるといいね☆彡
/netabare}
{/netabare}
#22 Just Like Heaven
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マーズ・グラミーでキャロル&チューズデイは、憧れのクリスタルと共演することになった。何を歌うべきか迷う彼女たちにクリスタルは、闇の中でも一筋の光となるような歌が必要だと語る。そこから新曲作りに悪戦苦闘する毎日が始まった。マーズ・グラミーの本番日は、キャロルの誕生日であるクリスマス。その日の朝、アンジェラはダリアが入院する病院にいた。いよいよ、マーズ・グラミーの幕が上がる。
{/netabare}
感想
{netabare}
アンジーのお母さんが死んじゃったけど
アンジーはあんなお母さんだったけど、生きててほしいって思ってたし
お母さんも死ぬ前に
「あんたを愛してたことはウソじゃない。。」って言ってくれてよかった☆

見てて、うるうるしてきちゃった。。


ジェリーは、スペンサーとカイルがウラで動いてるのに気がついて
どうにかしようってしてるみたい、大丈夫なのかな?


キャロチューは「闇の中でも一筋の光となるような歌」を作って
大変だったみたい。。
でもいい歌だった^^


けっきょく新人賞はアンジーで
お母さんの夢だった、マーズ・グラミーに来て、歌い終わってたおれちゃった
何だか、ボロボロになって、かわいそうだった。。

タオはどうしたのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#23 Don’t Stop Believin’
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
母・ダリアが亡くなり、精神的に追い詰められたアンジェラもマーズ・グラミーの舞台で倒れてしまう。一方、ヴァレリー大統領候補の掲げる表現規制に反対するスキップ達ミュージシャンが次々と逮捕されていく。そんな中、キャロルとチューズデイは、ガス、ロディ、アーティガン達に火星中のミュージシャンを誘い一つの歌を歌うことを提案し、それぞれが実現に向け奔走する。そして二人は、アンジェラにも参加してほしいと願うのだが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
キャロチューがトップミュージシャンになるおはなしなのかな?
って思ってたけど、ほんとは移民差別に反対して
キャロチューが中心になって、ミュージシャンが立ちあげる
ってゆうおはなしだったみたい^^



警察が、ちょっと言い返しただけの
何もしてない人たちをつかまえるなんてひどいって思う。。

そんなことができるんだったら
言いたいことも言えない世界になっちゃう。。


スペンサーとカイルは、ジェリーたちのやってること火星中にバラす前に
お母さんのヴァレリーに先に伝えるかどうかでモメてたけど
にゃんは先に教えてあげたいけど
ジェリーにバレたら終わり、ってゆうのも分かる。。どうしたらいいのかな?


キャロチューは入院中のアンジーにも声をかけたけど、断られちゃった。。

アンジーってサブヒロインなのに
あんまり移民とか差別って関係ないみたい。。

でも、もらわれた子どもだったから
ほんとは地球生まれだったとかなのかな?

誰からも必要とされてない。。って思ってたところに
さいごにタオが来てくれてところは、にゃんまでうれしかった♪
{/netabare}
{/netabare}
#24 A Change is Gonna Come
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アンジェラの前に現れたタオは、ずっと隠していたある秘密を語り始める。その頃、キャロルとチューズデイは楽曲「Mother」をついに完成させていた。 大晦日当日、キャロル&チューズデイの始まりの場所・火星移民メモリアルホールに、火星中の様々なアーティストが極秘に集結してくる。 そして、のちに火星の歴史に刻まれることとなる「奇跡の7分間」の幕が上がるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
タオの話した秘密は、ちょっとおどろいたけど
それって、血はつながってないかもだけど、2人が兄妹ってゆうことだよね
どうゆう思いでタオがアンジーのこと見てたか考えたら
うるうるしてきちゃった。。

そのあと、大家さんとキャロチューのおはなしもよかった。。


チューのお兄さんが、お母さんにジェリーのこと話したら
お母さんがアッサリ変わっちゃったところは、いい人なのは分かったけど
ビックリしたり悩んだり、みたいなのがぜんぜんなかったのは
ちょっとアッサリしすぎだったみたい。。

ジェリーの言いなりにさせられてて
もしかして、この前から
このまま大統領になっていいのかな?って考えてたのかも?


声をかけた人たちが集まってきたところもよかったけど
警察?が押しかけてきたところは「???」ってなった。。

移民法に違反した歌手たちが、誰かを人質にして立てこもった
とかだったら分かるけど
そんなSWATみたいな人たちが来なくっちゃいけないような悪いこと
何かしてたのかな?

あと、参加した人たちは、ただ歌うために来たのに
いつの間にか犯罪者になってたら、かわいそうだよね?


あと、奇跡の7分間も、みんなが平和のために歌ってるところはよかったけど
何が奇跡だったのか、よく分からなかった。。

ふつうは見れないような、ビッグアーティストがたくさん集まったから?
そんなすごい人たちが集まって、何かの法律違反をしたから?

とちゅう、キャロチューたちがロボットにだまされるおはなしとか
アーティガンがダマされたりしたおはなしは要らなかったから
もうちょっと、どうして奇跡のライブに武装した警察がきたか?とか
何が奇跡だったか?とかのおはなしを入れてほしかったかも?
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


おはなしは、ギャグはすべってたけど、いいおはなしが多かった^^

でも、あんまりいらないおはなしとかダラダラしすぎて
何がしたいのか、よく分からなくなってたみたい。。


作画は背景とか、キャラがくずれたりしなかったからよかった☆


それと、歌はいろいろ聞けてよかった♪


投稿 : 2021/12/01
閲覧 : 1024
サンキュー:

71

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スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オリジナルアニメ

音楽ものアニメ
少女二人が世界に音楽を届ける内容

劇中音楽にかなりお金をかけている印象
制作陣のこだわりを感じる作品ばかり

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 194
サンキュー:

2

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SS さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

キャラ…

絵と曲は丁寧で好きです!
絵と曲は良いから見ていこうと思ったのですが、設定のわりにキャラがつまらないし、先読みができる…。1話1話感動や熱い思いが伝わるのなら良いのだけど、サラッとお話が終わっていくので、飽きてしまい途中で断念しました…。個人的にチューズデイが、意思をもって家出したのに、キャロルにかなり頼っているなぁ…て思ってしまい余計に面白くなくなってしまいました…😰
私的には、4月は君の嘘のように期待してしまったのがダメだったのだと思います。

投稿 : 2021/07/06
閲覧 : 265
サンキュー:

2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いつの時代も音楽には力がある

【2019年1月~】24話

人類の火星移住50年後、音楽はAIが提供する世界。

{netabare}
~12話 チューズデイとキャロルの出会いロディ、ガスのサポートを得て「マーズブライテスト」トーナメントへ参加、ライバルで優勝者のアンジェラとメジャーデビューが決まる。

~24話 大手会社の契約をガスが蹴り、偏屈プロデューサー トビーとアルバム作成やチューズデイの母の選挙問題なも色々ありつつ、2人の呼びかけに集まった歌手達とゲリラライブ配信(奇跡の7分間)し、アーティスト達の自由を訴える
{/netabare}

素人→メジャーミュージシャンになっていく音楽アニメは熱い!
24話で綺麗にまとまっておりボリュームも○
ボンズの作品だけあって絵も綺麗。
主人公2人の成長を見守りながら見れた。

音楽アニメで1番大事な音楽はとても良い。
歌が全部英語で、歌のシーンはCV声優ではなく、全世界オーディションで選んだ歌手を採用している力の入れ具合もすごい!
歌ってるシーンはどのキャラもステキ♪

♪OP1『Kiss Me』/キャロル & チューズデイ(NaiBr.XX & Celeina Ann)
♪ED1『Hold Me Now』/〃
♪OP2『Polly Jean』/〃
♪ED2『Not Afraid』/アンジェラ(Ailsa)

投稿 : 2021/02/17
閲覧 : 208
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栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ラストにがっかりした、途中までは面白かった

2クールのうちの1クール目は面白かったと思いました。1クール目は音楽コンクールの話があって、出場者のキャラが立っていたり、ギャグが入ったり、いろいろなジャンルの楽曲が演奏されたので面白かった。またライバルが競う話だから盛り上がっていました。しかし2クール目では下降線です。ラストが昔の「We are the world」の再現みたいで、ちょっとかなり拍子抜けだったです。某掲示板でも予想されていましたが、本当にそのオチで終わってしまうとは。またライバルの女の子が最後あまりにも悲惨で、エヴァのアスカみたいでした。こういうえこひいきものは私は大嫌いです。やめてほしいと思います。スタッフの人が肩入れしていて起きる現象だと思うけど。

音楽関係については、ライブ録音が「坂道のアポロン」と同じくぴったり合っていて、それは見ていて楽しかったです。前半の楽しさは音楽とアメリカ的な要素が合致していた事にありました。またドラマ部分もよかったと思います。後半については事情があったとは思いますけど、本当に胸糞が悪いと書いたらまずいですけど、そんな話で残念でした。「坂道のアポロン」「残響のテロル」まではこの監督の作品が好きだったんですけど、本作で一気に評価を下げてしまったのが残念でなりませんね。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 400
サンキュー:

9

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今この時代に生きる、すべての人に見てほしい名作

 今年のアニメでも屈指の名作だと思う。二人の女の子が運命的に出会い、音楽を通して絆を深めていく。デビューに向けて色々と挑戦するも、うまくいかなかったりして寄り道もする。
 
 しかしテレビのオーディション番組で見事なパフォーマンスを発揮。フェスに代役で出場した時にはヤジを受けて涙するも、再びステージに戻ってきて堂々と歌う彼女たちの姿は涙なしでは見られない。

 終盤の政治や表現の規制といった不穏な動きに、単なるフィクションではなく今の時代の世相を重ねながら、動向を見守っていた。アンジェラも試練も経て、最終的に歌の力によって人々を動かすメッセージを発信するという物語はとても美しい。最終話のアーティストたちが全員集合してのステージは、本当に感動的だった。

 とにかくどのキャラも魅力的で、声優さんの演技も素晴らしかった。特にキャロル役の島袋さんの新人離れしたお芝居には舌を巻いた。今後の女性声優界を引っ張っていく存在になるかもしれない。

 また歌も本作の欠かせない要素だが、とにかく全部いい。声優と歌唱パートのシンガーを分けたキャスティングもよかったと思う。全編歌詞が英語という海外層を意識した作品だったが、海外のファンにも作品の魅力が伝わったのではないか。

 個人的にはタオが好きで、彼の生い立ちや心境はもっと掘り下げられたと思うので、最終話でいきなりデザイナーチャイルド云々という展開には少し驚いた。もう少し丁寧な伏線があるとよかったかな。

 とにもかくにも国際情勢が不安定で先行きの見えない今の時代に、ぜひ見ておきたい作品。歌の持つパワーや可能性を存分に感じられる。みんなで歌を歌って平和な世の中になれば、こんなに素晴らしいことはない。そんな世界になってほしい。

視聴日 19/10/10

投稿 : 2020/09/25
閲覧 : 228
サンキュー:

3

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

全24話

一応音楽物ですが純粋音楽物ではありません

政治的背景が結構強く表現されています

音楽で世の中を変えようとそんな内容で終わります

感じたのは個性の物足りないキャラ達

音楽も標準的表現

ストーリーも甘いかもね

視聴者が入り込めない内容かも知れません

評価67点

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 277
サンキュー:

6

ネタバレ

鯖寿司 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

2クール目で体裁は保った。

1話ではそれなりに掴みは良く、期待できたんだが、その後は唯々評価落としていく一方。
原因の全てはストーリーの酷さ。まったくもってつまらない。
なんというかダラダラと惰性で作ってますとしか言えない内容。
チューズデイのキャラも大昔のマンガの箱入りお嬢様のようで今時イタすぎ。
つかお嬢様でこんな世間知らず居ないからな。これじゃただの馬鹿だから。
曲も良かったのは序盤だけ。後から出てきたのはだっさい曲ばかり。お世辞にも良い曲とは思えない。
見ず知らずの人間にいきなり手握らせたり、抱きつかせたり、その上キスさせたり、馬鹿じゃねえのという感想しかない。
挙げ句の果ては逆ギレされて怪我させられるという、マヌケこの上ないストーリーには呆れるしかない。
魅せるのはそこじゃないだろと。歌を魅せて盛り上げたいんじゃ無いのかと。なんか全話通していい話を作ろうとして全て盛大に失敗してるとしか言い様がない。
楽曲も暗ーい曲とバラードばっかり。序盤の明るく、これから盛り上げていこうという掴みからドンドンジメジメしていった印象しかない。
というのが1クール目の感想。
2クール目というか最後の最後でなんとかいい話に持っていった感が強い。
最終話の劇中歌は良かった、けどまぁあれのモチーフは「We Are The World」か。他にもプリンスとか色々混じってるけど。
でも、あの歌詞が警察まで介入するほどのものか?
疑問が残る。
あとはアンジェラとかフニャフニャ男女コンビとか機械音声のような明らかに加工された歌声は正直どうかと思うね。

正直2クールの必要性は無かった。1クールで十分まとめられる内容だったと思う。無駄な話が多かった割に、最後は凄い駆け足だったしね。

投稿 : 2020/03/01
閲覧 : 398
サンキュー:

10

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むむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やばい

この作品は、今まで見てきた中のTOP5に入った!
作画もいいし、声優さんもいい!歌は、すごい!
最後は、涙腺崩壊でした笑笑

投稿 : 2020/02/23
閲覧 : 179
サンキュー:

3

ネタバレ

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

フィクション内での実在するものというノイズ

オリジナルだしボンズだ〜と思って見てみた。

とにかく曲がいい。曲がツボすぎる。
それだけで観るこれ〜ってなってる。
特に二人が部屋で初めて合わせるところ、音が出始めたとこから涙出てしまった。
二人のやりとりもかわいくて好き。
名乗りのとことか。
このまま、かわいいバディものでいてほしい。
ゆりは最近食傷気味なので。

ただ、シンディーとかギブソンとかインスタとか、こちらの世界の固有のものが出ると、気が散るという意味でノイズを感じてしまった感じはある。
それらが嫌いな訳でもないし、広告うんぬんとかが気になるというよりも、単純に没入感を削がれた。ような感じがする。
True colorすっごく好きなので嬉しくもあるが。
…やっぱ気が散っている。


全部見た。
序盤の日常茶番はちょいちょいノれないところあったけど、最終的には「良かったね〜」とほのぼの爽やかに終われたと思う。
キャラクター、というか音楽がやっぱどれも良くてオーディションも全員楽しかった。
GGK?だっけ、宇宙感じてる子が好き。

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 304
サンキュー:

8

ネタバレ

もも さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神曲

それはまるで奇跡だった
そう!
火星の歴史に刻まれることになった、
奇跡の7分間
これは
その原動力なった
二人の少女物語である。

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

当初の期待を答えてくれたかは…まあ音楽は良かった

1話感想 4.5 主役二人を応援したくなる美しい作品
これは素晴らしい。背景デッサン的な作画が美しい。
窪之内英策デザインのキャラは可愛いというより愛嬌があるという感じですが、生き生きとして魅力的です。
SF未来的でありながら、ストーリーは旧態依然とした内容という世界観も面白いですね。
そして音楽もしびれました。素晴らしい。
主役の二人を一気に気に入り、とても応援したくなりました。
質が高く、キャラも魅力的で申し分ないですね。楽しみに見続けたいです。

全話感想
正直当初の期待に答えてくれたかどうかは…かなり微妙かもしれない。
全般的にまったりしすぎ。テンポは基本スローモーで、主役2人は呑気にまったり楽しく歌っているだけという感じで。2クールだから仕方ないかな。
まあそこが癒やされると言えばそうなのですが。
ただ作中曲はできが良く、音楽を聞くという目的一点で見ても、なかなか良かったと思う。
ラストはずーっと煽ってきた奇跡の7分間のハードルは高かったと思いますが、
それまで培ってきた絆が結ばれたという感じで良いエンディングだと思いました。
正直当初の期待はもっと高かったので残念ではありますが、傑作ではありませんが良い作品です。

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 325
サンキュー:

13

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優れた音楽系作品、二人の少女が出会い意気投合し、しばらくして有名になりました(全話視ました)。

いつもと違ってw公式HPを見てから視聴開始。

全話視聴したので感想を書きます。
音楽系作品を視る度に思うのですが、演奏や楽曲がイマイチでシラケたりで、ときには、音楽要素が物語に必要なのかな、別の何かの方が合ってるんじゃ、という作品も少なくないと思います。本当に難しいなあぁぁと思います。本作では、ワタシの好みとは別モノでしたが、稀に見る高レベルな楽曲が演奏されました。でも、その分に尺を取られたのか、お話を組み立てるのが難しくなってしまったのだろうか、そんな気がしないでもないです。
 お話は、前半は新人オーディションの番組をずーとやっていました。たぶん勝つことあるいは人気が出ることがテーマのようでしたが、どうもその辺には興味が持てなかったです。私は音楽には好き/嫌いの価値判断しか持たないので、人気が出る/出ないとか、売れる/売れないとかは興味の範囲外です。なので、ワタシ的にあまり楽しめませんでした。が、背景に映る泡が登ってゆく奇麗な水槽のあの装置欲しいなあとか、どうでもイイことwを考えながら視ていました。
 後半は、なぜ歌うのかとか、音楽とは何なんだミタイナお話もあったと記憶しています。その辺は興味深かったです。
 ラストは、当事者でありながらも、お金持ちで非移民の少女のチューズデイが、立場的に浮いていてチョット居たたまれないような気分じゃないかなと思って、気の毒な気分になりました。
 この作品の物語は、優れた楽曲を米国人風のキャラが歌い、オーディションに残り、プロ・デビューして、そしていろいろな同業者たちと触れ合い、最後には政治まで動かしてしまう、だったと思います。全体的に背景が奇麗で、ボーっと視ていても十分楽しかったです。


---1話め時点の感想---
二人のメインヒロインは17歳、タイトルの通り、キャロルCV島袋美由利とチューズデイCV一ノ瀬加奈、二人は意気投合し楽曲を共作することになりました。
 キャラデザはなんとなくアメリカ人ポイ雰囲気を感じます。そちらでも本作を売り込もうという意図がありそうです。作画や背景は美しく自然です。また、CVさんが歌うのではなく、英語で唄うプロのミュージシャンが演奏しているようです。なので確かに楽曲は聞き応えがあると思います。ワタシ的にあまり得意じゃない楽曲ジャンルなので良し悪しはまるで分からないですがw。でも何だか、何かを表現したい、訴えたいというヒロインたちの想いが、伝わってくる気がします。最後の場面は、綺麗な都会の夜景を背景に、二人で記念写真を撮り、二人で初めて作った曲と伴にSNSにアップしました。
 上手く言い表せないのですが、一話めからシックリきて不自然さがなく、物語に引き込まれます。これは、期待が持てそうです。次週も楽しみです。(誤字訂正;21/Apr/2019)

投稿 : 2020/01/11
閲覧 : 302
サンキュー:

13

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

宇宙の果てでWe Are The Worldを唄う少女

【大 酷 評】

 2019年春夏。音楽をテーマにした全24話のオリジナルアニメ。

■概要
 火星の都市アルバシティでアルバイトで生計を立てながらキーボードで演奏をしている褐色少女のキャロルと、愛用のアコースティックギターを手に裕福な家庭を飛び出してミュージシャンを目指す金髪の少女チューズディが出会い、デュオを結成。2人がデビューし、後に火星の歴史「奇跡の7分間」と呼ばれる出来事を成し遂げるまでを描く物語。

■歪な世界
 観ていてまず違和感を感じるのは、人類が火星に移住してから約50年後の世界が舞台だというのに全然そうは見えないことだ。火星に居住できるほどの技術躍進があったのにも関わらず、テクノロジーにしても自然にしてもカルチャーにしても現代の地球との差がほとんどない。

 いやはっきり言ってしまうと、このアニメを観ていた人の98%が「ここって本当はアメリカなんじゃないの?」と思ったんじゃないだろうか。人々はスマホを使い、ツイッターやインスタグラムやYoutubeが生活に欠かせないツールとして浸透している。キャロルとチューズディは一昔前のアメリカで放送されていそうなオーディション番組に参加し、デビューした2人が気にするのは「ビルボード」のチャート。なんじゃこの未来感ゼロの世界は。

 本作はSF作品ではないので、テラフォーミングされた火星の世界観を作り込むことは必須ではないよ。宇宙で生活する未来の人々の暮らしを映像化することの大変さも分からなくもない。だけど固有名詞をそのまま使ってしまうのはいかがなもんだろう。首都アルバシティも、もはやニューヨークにしか見えないし。未来が舞台のフィクションであっても、私たちが見る現実と地続きな部分があって、そこに何らかのメッセージが込められているものなのだけど、この作品は今一つ映像センスを感じられないんだよね。

 「キャロル&チューズディ」の放送前の期待値は高かったんだよ。スタッフもキャストも豪華で制作は作画に定評のあるボンズ。火星が舞台、AIが作った音楽を消費するのが当たり前になった世界で、2人の少女が人の手だけで作った音楽を復権させるというストーリー設定も興味深い。しかし蓋を開けてみると、ストーリーも演出も目新しさに欠け、キャラクターにしてもテーマにしても掘り下げが浅く、回を重ねるごとに期待感が薄れていった。

■脚本
 本作はどこの感想サイトをみても、脚本の評判が良ろしくないのだけど最大の欠点は出来事に連関性がなく展開が常に行き当たりばったりなことだろう。

 たとえば、オーディション中にチューズディがストーカー被害に逢うが、順当に怪しい人物が犯人であり、結局は彼は警察の御用となりそのまま退場となる。また2部になって2人のライバルである元モデルの歌手、アンジェラもまたストーカー被害に逢う。今度は彼女のプロデューサーのタオに撃退されて退場となる。ストーリー上脈絡もないストーカー話を2回もやる意味が分からない。後半にライバルのアンジェラを痛めつける展開の連続は観ていていい気分にならないし、脚本としての必然性を感じられなかった。

 こんなふうに各話がバラバラにならないようにアニメ制作にはシリーズ構成というポジションがある。しかし本作は事前でシリーズ構成と発表されていた渡辺あやが放送開始後には完全にクレジットから消えているというハプニングがあった。制作現場で何があったのかは分からない。でもこの出来映えを見ると、脚本における監督といわれる「シリーズ構成」の役割がいかに重要かを痛感する。

 登場人物にあまり魅力がないという感想が目立ったのも、キャラクターの内面には踏み込まず、ほぼデザインから受ける印象だけで性格のあたりをつけて話を作ってしまったからじゃないだろうか。チューズディは世間知らずのお嬢様で、キャロルはアクティブでサバサバした女の子、という最初の印象から全然前に進まなかった。

 そんなわけでストーリーにあまり魅力を感じられないのだけど、なんと本作は音楽という題材とは別に壮大なテーマを掲げている。第1部は「人とAIの共生」で、AIが進化し人間の労働を代替してくれるようになったとき、人間に残される領域は何なのか、というテーマで話を進めていたはずなのだが、大した深入りもないまま話数は進み、第2部ではほとんどなかったことにされていた。

 結局、キャロチューの作る曲は懐かしさを感じるオーソドックスなポップスで、他のアーティストが歌うのは現代的な曲、という時代・ジャンルの違いに置き換えられていたように感じる。AIに頼らない曲の良さとやらが、懐古趣味に回収されていく展開ははっきりいって興醒めだった。ただ洋楽を聴くのであればアルバムを借りて聞く方が効率的ではないか。このアニメの面白さは、AIが作った曲と人間が作った曲の対決を映像で見せてくれることだと思っていたんだけどな。

■グローバリズム
 さて、ここからが本題だ。後半になって地球からの移民問題なるものが浮上してきて、結局キャロチューのテーマはグローバリズムということになるんだけど、このテーマの扱いが実にひどい。

 現在、世界では反グローバリズムの風が吹いている。その象徴がアメリカのトランプ大統領であり、彼は自国第一主義を主張し、関税引き上げ、移民排斥などの政策を強行している。トランプ大統領はリベラル派から厳しく批判されているが、そもそもトランプを大統領に選んだのは他ならぬ米国民である。なぜトランプ政権は誕生したのか。それはグローバリズムによって貧富の差が拡大し、大衆の間でグローバリズムやリベラリズムへの反感が高まったからだ。

 初の黒人大統領オバマはリベラリズムを体現するシンボルだった。特に2期目ではリベラル色をより強く打ち出して国際協調に尽くし、アメリカのグローバリズムはピークに到達した。今や世界を支配する巨大企業Apple、Amazon、Googleは、それぞれシリア移民、キューバ移民、ロシア移民が創業したもので、アメリカ建国以来支えてきた、アングロサクソン系の白人エリート層によるものではない。Google、Microsoftの現在のCEOもインド系の移民だ。今のアメリカの繁栄を支えているのは優秀な移民の力に依る所が大きい。

 しかしその陰で現在アメリカは上位1%の富裕層が国民所得の約1/4を得ているという格差社会になっている。中間層は没落し、失業率は上昇。白人の自殺者、アルコール依存症、ドラッグ中毒者の数も増え続けている。

 グローバリズムで経済的な境界を取り払った結果、製造業は賃金の安い海外に生産拠点を移し、ブルーカラーの労働者は職を失っていった。そしてGAFAに代表されるグローバル新興企業が求めるのは高スキルの精鋭だけで、従来の産業のような大規模の雇用を生み出さないという問題がある。

 EUもグローバリズムの理念から生まれたものだが、結局はドイツの一人勝ちで他国は貿易赤字に苦しむという結果になっている。グローバリズムやネオリベラリズムはその理念とは裏腹に、かえって貧富の差を拡大し、弱肉強食の世界を作り上げたというのが今の実情であり、反グローバリズムは貧困に喘ぐ弱者たちの異議申し立てだといえる。
 
 弱者のための理念に見えるリベラリズムや多文化主義も実際に恩恵を受けるのはエスタブリッシュメント層だけで、没落した白人貧民層にとっては逆風でしかなく、急速に大衆の支持を失っている。その結果がトランプ大統領の当選であり、イギリスのEU離脱というのが一般的な見解だろう。

 かつてアメリカのトップミュージシャンたちはUSA For Africaという音楽ユニットを結成して「We are the world」を歌い、アフリカの飢餓救済を訴えた。これは富裕層の人間に富の再分配を求めるという構図であったため、人々の共感を得た。しかし現在の移民問題やポピュリズムの台頭においては、没落した中間層に自制を促すという構図になる。生活に困窮する人々に音楽で寛容さを訴えかけても、「We are the world」のように人々の心を動かすことは難しいのではないかと思う。

 とはいえ、本作は政治スピーチではなくアニメ作品だから、大いに理想を語ればいいし、綺麗事を並べ立てたって構わないだろう。本作のラストのように、みんなで仲良く歌って終わりでも問題ないし最後の曲のコンセプトが「Mother」というのも良かった。

 ただ問題は、最後の「奇跡の7分間」に至るまでのストーリーがとことん薄っぺらいことなんだよ。このアニメを観ても、火星で起きている移民問題の背景が全く分からないんだよね。なぜ地球の人たちは火星へとやってくるのか?火星の人々はなぜ地球からの移民を拒絶するのか?本作は当事者である火星の大衆の描写が全然ないし、問題の本質が全然掴めない。結局火星という舞台設定も、「現実の問題を描けていない」という批判から逃れるためのエクスキューズだったように思えてならない。そんなわけでジャーナリストが何を語ってもミュージシャンが何を歌っても今一つ響いてこなかった。

 本作はキャロルとチューズディの成長感に乏しいという意見もよく見る。ただそれには反論もあって、別にストーリーに努力や成長が必須というわけではないし、キャロルとチューズディが天賦の才で感動的な音楽を作り上げていくサクセスストーリーでもいいだろう。

 しかし、政治家の母を拒絶し、大統領候補の娘という素性を隠して活動していたチューズディが、社会にコミットし、文化人として人々にメッセージを発信したいと思うに至るまでの心の変化。この成長は丁寧に描くべきだったのではないだろうか。

 世間知らずのお嬢様が、生活のために社会の一員として働くことで社会と繋がり、デビューしてからは表舞台で活躍し、音楽活動を通して多くの人々と出会い成長し、アーティストとしての自覚を持つ。音楽が好きだという純粋な気持ちで、自分のために歌っていた少女が、誰かの声を代弁するために歌おうと、内向きから外向きへ心境の変化が起こり、多くの人々を巻き込んで、自分の信念を政治家の母とは別の形で、声に乗せて人々に訴えかける。そこに至るまでの過程がちっともドラマチックじゃなかった。振りかえっても毎週毎週、ドタバタコメディと誰得なアンジェラの不幸話やっていただけじゃないか。

 大統領選挙問題もヴァレリーをそそのかして大衆を扇動し、マッチポンプでテロ事件を起こす一方的な悪役を用意し、彼を排除してハイ解決という安直さ。グローバリズムの崩壊は、そんな単純な問題なのか?最終話で「Mother」を歌っているのに母親とチューズディは対面することなく、ヴァレリーはお茶の間で中継を観ているだけという光景は悪い冗談みたいだった。この後に火星で起きたという奇跡も、視聴者の想像にお任せするという逃げのスタイルでがっかりさせられた。

 憶測だけど、当初は制作スタッフはグローバリズムなんて難しいテーマに手を出す気はなかったけど、Netflixに要求されたので渋々盛り込んだのではないかと思う。でもそれならそれで、脚本家は真剣にこのテーマに向き合うべきだったのではないのだろうか。日本人はグローバリゼーションなんて興味がなくて、移民問題も所詮は対岸の火事でしかないと思っているのがバレバレなんだよね。

 渡辺監督の「残響のテロル」はテロリズムをテーマにした攻めた作風だったのに、本作は世界の共通課題といえるグローバリズムの後退をファッション的に消費する浅はかな作品になってしまったのが残念でならない。この問題に答えなどない。だからリベラリズムでもナショナリズムでも構わないから、作り手の信念を感じるさせるものが僕は観たかった。

投稿 : 2019/12/29
閲覧 : 410
サンキュー:

29

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ジーン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.7
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

音楽の好みが合わなければ退屈でしかない

音楽の好み次第
私はまったく合わなかった。
絵も好みじゃなかった。
キャラデザ、特に女性が可愛くも美しくもない。
ラストも奇跡というほどでもなくありきたり。
私にとっては退屈な2クールだった。
2時間ほどの劇場版で良かったのでは?

以下は私が聞いてきたアーティストたち
ロック系
ディープパープル
ピンクフロイド
クリーム、エリック・クラプトン
ジェフ・ベック
ドゥービーブラザーズ
イーグルス
クイーン
エアロスミス
ボストン
GFR
バッドカンパニー
キッス
etc..

ジャス、フュージョン、AOR系
ラリー・カールトン
リー・リトナー、ジェントルソウツ
ジョージ・ベンソン
デビッド・サンボーン
チック・コリア
ボズ・スキャッグス
ペイジズ
ジノ・バネリ
シェリル・リン
チャカ・カーン
アル・ジャロウ
ルーサー・バンドロス
マライヤ・キャリー
ボビー・コールドウェル
ビリー・ジョエル
パティ・オースチン
etc..

アニソン系
UNISON SQUARE GARDEN
LiSA
Aimer
ASCA
etc..

キャロチューの音楽が合わないのは歴然

投稿 : 2019/12/15
閲覧 : 296
サンキュー:

7

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

想像の範疇

オリジナルアニメ


感想

毎回冒頭で「それは まるで 奇跡だった・・・」(だったかな?)って始まるから
あぁ~ これは無名のミュージシャンがアメリカンドリームを掴むお話なのね。
っと、すぐに分かっちゃうから僕には面白みが感じられなかったです。
個人的に最初から最後が分かっちゃう演出は嫌いなのです。

キャロルにチューズデイ、ライバルのアンジェラに、それぞれの重い生い立ちや過去があり、それらを上手く見せて話を進めいく王道の展開も、いかんせん 僕が洋楽に興味ないのと、ありふれたアメリカンドリーム的話がイマイチ好きくないので、どうしても二人に感情移入できず、毎週 ぼーっと、ながら観でした。

やっぱどしても最後が分かってる展開って、僕の中で盛り上がらないんですよね。
一応、最後が気になるので最終話まで視聴しましたが、やっぱ予想通りの話だったし、特別心に響くこともなく、全24話もあって僕には長く感じました。
もうちょっとスポコンみたく、ハングリー精神を押し出した展開があればよかったかもですが・・・

好きな方にはごめんなさいです。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 307
サンキュー:

26

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sobako777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作品内の音楽がそこそこレベルで楽しめる、コレって凄くないか!?

音楽モノのアニメって、かの大ヒット作「のだめカンタービレ」まで行っても好き嫌いはあるし・・・基本、ストーリーもそこそこのレベルを保ちながらちゃんと音楽そものもも聞けるなんてホント希少価値だから大して期待はしていなかったが・・・、いやはや、コレはイケた! 良い意味で裏切られて、ちゃんと音楽込みでストーリーが成り立っていた。 ただ、柱となるべきストーリーが残念ながらありきたりで浅かったため(音楽に予算を使い過ぎたか!?)、爆発的なヒットにはならなかったのかなー。もったいないなー。

投稿 : 2019/11/16
閲覧 : 250
サンキュー:

5

ネタバレ

sivrej_smh さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アメリカンドリームのような…

録り貯めアニメ消化シリーズです。


こちらのアニメについては知識0でしたのでタイトルからはどのようなアニメか見当もついてませんでしたが歌をメインにした物語でしたか。


まるで連続テレビ小説を見ているような感覚になりました。


物語に音楽を織り込むスタイルの作品はいろいろありますが2クールの作品で流れるそれぞれの音楽に好感が持てました。


ここ最近の定番である萌えっとしたキャラクターというわけでもないですが登場するキャラクターにも惹かれるものがありました。


舞台は火星ですが一昔前のアメリカンドリームを感じながら一気に観終えました。
私の(俺の)歌を聴け!!みたいなアニメもいいですが、こちらの作品のようなスタイルのアニメも全然ありですね。


「久しぶりにヴォーカルコレクションを購入したで賞」をどうぞ。


追伸…お気に入り曲はアンジェラのLight A Fire。缶コーヒーのCMに流れてそうな…

投稿 : 2019/11/15
閲覧 : 248
サンキュー:

4

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

大人も楽しめる作品だったと思います。アニメなんですが外画のような雰囲気で。洋楽はあまり聞きませんが、アルバムを聞いてみたいと思いました。声優さんも新人さんから中堅、大御所まで揃っていて皆さんお上手で安定していました。毎回最初に入る回想ナレーションの意味が最後に繋がり、大団円を迎え感動しました。

投稿 : 2019/10/25
閲覧 : 211
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てんてん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リメイクを求む

これは、ちょうど12話の中にストリーが詰まってる感じ。(2クールだそう)

今後、作るなら、映画だろうなあ

2クールだったんかい!!
オーディションでハッピーエンドになったんだしあれで切っといたほうがいいと思うけど、どうなるか見てみよう。

投稿 : 2019/10/25
閲覧 : 255
サンキュー:

3

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USB_DAC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

曲は秀逸。ただストーリーはちょっと欲張り過ぎ?

物語:
シンプルなサクセス・ストーリーにガジェットを次々に加え、かなり複雑
なものにしてしまった感があります。その上、中途半端感があって折角の
曲の良さが浮いてしまった感じです。ただ、火星という舞台設定は決して
悪くは無いですし、渡辺監督らしい音楽への拘りに於いては、一見の価値
がある作品だとは思います。

作画:
絵は綺麗。そもそも火星と地球の違いは何って感じですが、夜空を見上げ
たり(良く見ると地球の大きさが変)、言われたりしなければ、そこが火
星とは分からない描写です。街の風景もまんまニューヨーク。せめて惑星
間移動の描写を使うなど、演出に工夫があっても良かった様な気がします
が、そんなものは一切無い訳で。

声優:
主人公その他キャストとのマッチングは良かったと思います。ただ、どう
しても歌い手が全くの別人の為、声に違和感があって馴染めません。この
辺が音楽物の難しさでもある様な気がします。

音楽:
他の追従を許さない出来。ただし、ライバルのアンジェラや脇役の曲の出
来が良く感じるのはどうも。個人的にはフレンチポップを歌ったシベール
の曲が凄く気になりました。どちらかと言えば、コンクールやイベントだ
けではなく、楽曲を2~3増やしてでもLiveに力を入れて欲しかった。

キャラ:
主人公は特に違和感は無いですが至って普通。ただし、ピョートルのお姉
キャラと歌声の違和感が特に馴染めない印象でした。歌はマジで格好良い
です。w アンジェラはあの声量に対して、ちょっと容姿が幼過ぎる感じ。
個人的には、献身的なロディが良かったかな。


[感想]

火星に人類が移住して50年。AIが支配するこの音楽の世界に、ギブソン・
ハミングバードを持つチューズディ。しかし決して安くは無いこのギター。
代々もしくは父親から受け継いだ物なのでしょうか。それにしても、演奏
が控え目でとても残念です。折角登場させたのなら、もう少し良さを引き
出した音が欲しかった気がします。

序盤は二人のサクセス・ストーリーで、純粋にAIが作る曲と二人が作る曲
との戦いを描く。かと思いきや中盤は妙にコミカルになって、変なロボが
登場したりで?な雰囲気に。そして後半は移民政策や表現の自由など政治
問題に激変する始末。で結局それぞれの問題は結末を見ないまま、感動が
ちょい薄のフィナーレへ・・・・。

恐らく後半の政治問題と「奇跡の7分間」の演出が軸にあるのは明らかで
す。ならば中盤のコミカルな部分を削ってでも、もう少しどっぷりと深く
描いた方が、多少視聴者を絞る恐れはありますが、結果的には良かったの
ではないかと正直思っています。

それにしても、この「奇跡の7分間」。本場でどういう反応を見せるのか。
良くも悪しくも興味の尽きない演出です。(正直ちょっと心配ですが)
それと毎回OPでのナレーションも不必要だった様な気もしました。


以上、拙い感想でした。

投稿 : 2019/10/23
閲覧 : 213
サンキュー:

12

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心に響く歌がある

海外風のアニメで、歌う事が好きな少女たちが出会う。最初はマイナーだったが、彼女達の努力やオーディションでだんだん知れ渡る。人間模様もグッとくる話もあります。歌は、英語なので字幕付きです。

投稿 : 2019/10/16
閲覧 : 193
サンキュー:

4

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うにおいくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵が良い。歌も良い。

ボンズ制作のオリジナルアニメ。

 火星に人間が移住してしまった時代の物語。
そんな時代なのに歌手を目指した女の子二人の物語。
火星の大気がどうの、重力がどうなっているかなどをツッコむのはご法度。
どうにかなっている事を前提に話が進みます。
 
 最初は全く見る気もなかったが、出演声優陣が豪華すぎるので見てしまった。
見て驚いた。
兎に角、絵がキレイだ。京都アニメーションやIGとは違うテイストの存在感を感じる絵だった。

ただオジサンには新鮮な作画だが、これは好みが別れると思う。
ただ好き嫌いを除けば作画にもうるさいオヤジでもこれは安心して見られるレベルだろう。

そして話のテンポも良い。無駄な引っ張りは無いが、どうでも良い話はたまにある。まあ、ご愛敬か?

 流石はボンズ20周年・フライングドック10周年の記念作品と言っていいだろう。
プライドとそれに似合う実力を感じる作品だ。


 よく見ると、監督は渡辺信一郎。
『カウボーイビバップ』『坂道のアポロン』『残響のテロル』などの話題作を生み出した監督だが、今回はまたタッチを変え、挑戦的なアニメを生み出した。実はこの監督の作品は結構見ている。偶然なんだけど。

 そう言えば、渡辺信一郎(監督)×ボンズ(アニメスタジオ)×フライングドッグ(音楽レーベル)というタッグでの作品はこれが3本目。

 このタッグはどうも宇宙の匂いが漂う。
ちなみに前2作は『カウボーイビバップ』『スペース☆ダンディ』
どちらもお勧め。

この物語のアルパシティという名の都市は『カウボーイビバップ』でも登場する。


で、この作品、兎に角歌が良い。全曲英語の歌詞だがこれが良い。
チューズディの弾くギターはGibson。
良い音色だ。だが実際はマーチンの音が入っていたりしていないか? などと突っ込みを入れてはいけない。
演奏シーンは手書き。今はやりの3Dではない。
作画担当の執念と素晴らしい技術が堪能できる。
これは監督の作画担当に対する嫌がらせ、とも言えない事はないと思うがどうであろうか?


さてそのチューズディ。CVは市ノ瀬加那なのだが、また彼女はフラれる。
『ダーリンインザフンキス』『色づく世界の明日から』に引き続きフラれる。これで3度目。
今回も幼馴染ではないが片思いで、思いを寄せかけていた記者に彼女が居る事を知って落ち込む。

 市ノ瀬加那にはもう『フラれ役専門の声優』という称号を与えてもいいのではないかと密かに思っている。

是非とも4作目で華々しくフラれて頂きたい。

特筆すべきは 堀内賢雄。
おかまチックな 堀内賢雄の声を聞いたのは初めてだ。それがまた似合っていた。

それに山寺宏一のお姉言葉も捨てがたい。
大御所二人に新しい境地を展開させるこの作品。
ここまで来ると監督の嫌がらせとしか思いようのないキャスティングだ。


主人公に絡む脇脇役で出て来た佐倉綾音。彼女の声を聞くといつも思うんだが、多彩な声優だなと思う。
スッと出てきて主役も脇も自然と演じられる。 佐倉綾音を意識せずに見ていられる。私はこういう声優が案外好きだったりする。

この作品、声優陣が豪華だ。

宮野真守にはもっとはじけ飛んでもらいたかったが、こういう役は彼の十八番だなと改めて感心した。

兎に角、盛り上がりはあまりないがオジサンが見ても安心できる作品であることは確かだろう。

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 159
サンキュー:

6

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(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

忘れてた

今更ながら見終わりました
思った事の大半は他の方に既に書かれていたので、特に思った事だけ・・


■最終目的は?

キャロルとチューズデイが幸せを掴む物語 ではなく、
キャロルとチューズデイが幸せを分け与えてゆく物語 です。

これを間違えると最終回に納得出来ずに評価が下がってしまうと思います。
1話やPVに最終目標は纏められています。

『寂しいけど、寂しくないって言いたい。1人だけど、1人じゃないって言いたい』

それだけを目的にした2人の旅です。
本人たちもそこまで意識して行動するわけでもなく、流されがちですが。

AI、移民、政治は不幸な人を生み出す舞台装置でしかなく、主題ではありませんでした。
中途半端に終わっているようで目的は達成していたのだと思います。



■奇跡の曲を作り忘れた

それでも、もどかしい最終回だと感じました。

私にとってはラストの曲が物足りませんでした。
曲さえ良ければストーリーが多少滅茶苦茶でも受け入れられてしまうのが、
音楽をテーマにした作品の妙たるところ。
良い曲ではあったのだけど、奇跡と言うにはハードルを上げ過ぎた気がします。


OPやEDに用い、徹底して耳に刷り込んでいた方が、
ラストでそれなりの感動が得られたのかもしれません。
ミュージカル映画「アナ雪」なども曲を耳に刷り込む宣伝戦略によって、
訳の分からない感動をもたらした成功例ですし。



何か少し違っただけで大きく化けた作品に思えるだけに勿体なく感じました。
ボンズはドジっ子ですね。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 249
サンキュー:

19

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇跡の丸投げend…

全話見終えての感想はなんだこれ?でした。
相変わらず曲はいいけど、いいけどそれだけ。
1期序盤のドタバタしつつも確実に前へ進んでる感じもなく主人公2人は曲製造機
ある程度のカタルシス迎えるはずのグラミーとゲストとのコラボは後のアンジェラの展開のかませっぽいし、そもそもゲストとして登場したクリスタルに対する会場の響めきも無い。意味不明。

アメルやスキップは一流アーティストっぽいけど、取っ捕まえるのはいいとしてファンが暴動起こしたりだとか抗議とかしないもんなのかな?

最終的にWe Are the Worldやるのであればもっと移民に対する世の中の人々を描写すべきだけどあまりそう言うの無いしWe Are the World流した時も火星の人々がそれをどう受け取ったかというのも無い。今までの関係者がそれを見てるだけ…
配信は生中継で一度きり。しかも極秘裏に進められてるのであれば誰がどうやって見るのだろう?
タオが全世界のモニタージャックするくらいしないと無理なのでは???
後々じわじわと動画再生で視聴者が増えたとして、だったら生中継する必要性がなくなる…歌ってるだけで武装した特殊部隊が押し入る意味もよくわからない。急に火星が物騒になり過ぎ。
そしてそこで終了。これは奇跡の丸投げendでは?
色んな著名アーティストと連なる展開にするならAIがどうとかストーカーがどうこうだとか政治だとかは全て蛇足と言っていい。蛇足に栄養持っていかれ過ぎてる。しかも散々引っ張っておいて解決がしょぼい。チューズデイの母親なんか本当に酷くて奇跡の7分間の前に決着してしまった…
そんなに物分かりの良い母親だったっけ…
アンジェラが参加するに当たっては主人公とアンジェラが直接交流するエピソードがなさ過ぎて薄っぺらい。


曲やキャラクターは凄くいいのにどうしてこうなったんだ?という感じです。


序盤のAIを用いた最先端技術を駆使した音楽vs前時代アナログ的な音楽と言う構図もいつの間にか消えてる。

序盤のノリやクソおじさんや17話終盤のアーティガンとタオとアンジェラのふざけたやり取り等光る部分は確実にあったのに結局何がしたかったのかな?

内容でシラけ過ぎて良曲なのにイマイチ感情が動きませんでした。
もっと内容をきちんと詰めるか、砕けた明るい序盤のノリのままでやってたら名作になれただろうなとなんか勿体無いなとただただそういう感じです。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 268
サンキュー:

8

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MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

海外向け?

これってやっぱりニューヨーク?前半で終わりで良かったかも。音楽はまあ良かった。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 272
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌うますぎ、泣いた

最初は歌姫対決で、マクロスっぽいなぁと思ったけど、歌が本気すぎて、やばかった。
みんなすげーな。
最後のMotherも良い歌やった。
火星中の歌手あつめる言うてた割に集まった人すくなかったけど、ラストに後ろで手拍子してた人たちも歌手だったのかしら??
なんにせよ、アンジェラ復活して嬉しい。うちはアンジェラ派です。笑

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 155
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fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌に生きる力を込めて。

シンガーソングライターとしての二人の少女の生き方を縦軸に
出会いやふれ合い、ぶつかり合いから生まれる化学反応を横軸にして
地球と火星、政治と暮らし、ビジネスとドリーム、ヒトとAIなど、さまざまな要素を対峙させながら、背景に重ねていく構成になっています。

2クールの時間をとった物語は、丁寧に描きこまれていたと思います。

とはいえ若い2人の感性や目線がベースになっているみたいですので、社会的リアリズムに寄せる味つけではなく、どこかお伽話じみた軽やかさを見せるシーンが多いように感じました。

どうやら、現実の重々しい圧力や、苦々しい喘ぎは、周りの大人たち、たぶん視聴者が心のうちに担う役割になっていて、自然と2人を応援するような演出になっていたのかもしれません。

彼女らのクリティカルは、あくまでも楽曲のパフォーマンスに限定・集約されていて、それゆえにあどけなさや頼りなさを含みながら、しかし、何ものにも縛られないまっすぐなメッセージとなって、視聴者に届けられていたのではないかと感じました。

ベテランミュージシャンたちの重厚なキャリアと、初々しいビギナーの真っさらな立ち位置の落差が、2人の音楽性を深く思索させたり、強く繋ぎ止めたりして、やがてステキな歌と心地よい曲を生み出すエネルギーになっていることがよく伝わってきました。


それにしても、毎回の楽曲が魅惑的でした。

日本語歌詞のテロップを目で追いかけながら、奏でられるメロディーに耳を委ねてみると、キャロルとチューズデイの楽曲への想いが、じかに伝わってくるようです。

そのメッセージを、ストーリーの展開や作画にも関連づけながら、さらにイメージを膨らませていくと、2人の想いはもちろんのこと、彼女らが肌感覚で受け止めている火星の世相そのものが、作品自体のテーマを語ることにつながっていて、そこに込められたメッセージか少しずつ見えてくるような感じがしました。

ほんとうに「歌は世相をあらわす」と申しますが、2人の暮らしや息づかいを今としてインプットし、生まれようとする明日へとアウトプットするプロセスの一つ一つを見ることは、コンサートだけを楽しむそれよりも、ずっと上質な陶酔感が得られたように思いました。

Mother.
どんな出生でも、どんな生き方でも、みな等しく地球をルーツとして生まれた存在。

Mother.
どんな未来でも、どんな人生でも、みな等しく歌に生きる力を込めていける存在。



アンジェラとタオの成功者としてのエピソードは、AIよりのミュージシャンの設定として描かれていましたが、むしろ人工的にデザインされた存在としての生きづらさが強調されています。
それでもなお、生きる意味を歌に求め、歌うことでこそ自分を取り戻していく筋みちがあることを感じさせる最終話のステージの演出には、どこかほっと胸をなでおろすものでした。



期待値の高い作品でしたので、物語としてはややライトなシナリオだったこと、人間描写にも今ひとつのもどかしさ、物足らなさを感じたことは、正直なところです。
ですが、楽曲メインを楽しむ作品としては、上手くまとまっていたかなと感じました。



赤ちゃんの産声は、ラの音だと聞いたことがあります。
音楽もラララ〜♪と歌うので、ヒトの生命との根源的な関連があるのでしょうか。

せめて、OPやEDのメロディーを、ラララ♩と歌ってみようかしら。



長文を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本作が、皆さまに愛されますように。

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 253
サンキュー:

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キャロル&チューズデイのストーリー・あらすじ

人類が新たなフロンティア、火星に移り住んでから50年になろうという時代。多くのカルチャーはAI によって作られ、人はそれを享楽する側となった時代。ひとりの女の子がいた。首都、アルバシティでタフに生き抜く彼女は、働きながらミュージシャンを目指していた。いつも、何かが足りないと感じていた。彼女の名はキャロル。ひとりの女の子がいた。地方都市、ハーシェルシティの裕福な家に生まれ、ミュージシャンになりたいと思っていたが、誰にも理解されずにいた。世界でいちばん孤独だと思っていた。彼女の名はチューズデイ。ふたりは、偶然出会った。歌わずにいられなかった。音を出さずにいられなかった。ふたりなら、それができる気がした。ふたりは、こんな時代にほんのささやかな波風を立てるだろう。そしてそれは、いつしか大きな波へと変わっていく───(TVアニメ動画『キャロル&チューズデイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2019年春アニメ
制作会社
ボンズ
公式サイト
caroleandtuesday.com/
主題歌
《OP01》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Kiss Me』《OP02》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Polly Jean』《ED01》キャロル&チューズデイ(Vo.Nai Br.XX&Celeina Ann)『Hold Me Now』《ED02》アンジェラ(Vo. Alisa)『Not Afraid』

声優・キャラクター

島袋美由利、市ノ瀬加那、大塚明夫、入野自由、上坂すみれ、神谷浩史、宮野真守、堀内賢雄、宮寺智子、櫻井孝宏、坂本真綾、安元洋貴、大塚芳忠、菅生隆之、梶裕貴、蒼井翔太、東山奈央、佐倉綾音、飯塚昭三、白熊寛嗣、浅沼晋太郎、久野美咲、田村聖子、落合弘治、吉野裕行、谷昌樹、岩崎ひろし、諏訪部順一、青山穣、柿原徹也、山寺宏一、沢木郁也、林原めぐみ、木村昴

スタッフ

原作:ボンズ・渡辺信一郎、キャラクター原案:窪之内英策
総監督:渡辺信一郎、監督:堀元宣、キャラクターデザイン:斎藤恒徳、メインアニメーター:伊藤嘉之/紺野直幸、世界観デザイン:ロマン・トマ/ブリュネ・スタニスラス、美術監督:河野羚、色彩設計:垣田由紀子、撮影監督:池上真崇、3DCGディレクター:三宅拓馬、編集:坂本久美子、音楽:Mocky、音響効果:倉橋静男、MIXエンジニア:薮原正史、音楽制作:フライングドッグ

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