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「ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(アニメ映画)」

総合得点
70.1
感想・評価
83
棚に入れた
422
ランキング
1583
★★★★☆ 3.7 (83)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

問題児その2

ある意味最大の問題児であるハイエボ2こと「アネモネ」。その一番の理由はやっぱり今作で出てくるエウレカの存在。
今作見た上で受け取った感想を言わせてもらうと、エウレカは自身の力を暴走させてレントンを消滅させてしまっており、その再生のためにシルバーボックスの力を使い再生を試みており、それに失敗した世界線がスカブとなって現実に現れ、「エウレカ」と呼称される現象になっている、とのこと。
この失敗した世界線というのがエウレカセブンという作品を大きくややこしくしている一番の問題で、ようは今までのTV版やポケ虹の話も全てはエウレカが作り出した仮想だったみたいな扱いになってしまっており、この辺の関係性が非常に難解。
最後は恐らくハイエボ1の世界線とアネモネの現実世界がリンクした状態が描かれており、この続きがラストのハイエボ3である「エウレカ」で描かれることになるのだが、そうなると分からなくなってくるのがハイエボ1のレントンの所在。いや直で考えればハイエボ1のラストで「エウレカと再開するぞー」みたいなところで終わってたので、あれの後に再開して、その時エウレカの暴走に巻き込まれて消滅したってことになるんでしょうけど、本当にそんな結末でいんですか?と言いたくなる。あと最後に出てきたレントンは結局どのレントンなのよと・・・詳細省かれてるせいで肝心なことがなんも分かんねえよ!

評価点としてはまあ演出面ですかね。幼いアネモネを3Dアニメ、現実のアネモネを劇場用2Dアニメーション、エウレカ内部進入時のアネモネをTV版映像と映像を使い分けていたのは面白い試みでした。
あと素直にアネモネがクソ可愛い。多分ハイエボのアネモネがシリーズで最カワ。「私の勘は当たるのよー!」←ハイエボ3でも使われてて感心したぜ!

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 408
サンキュー:

10

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3のEUREKAとはまったく異なる映画

アマプラで拝見しましたが、シリーズ最終作の3の映画とはまったく異なる作品だと思います。この2は旧ソ連SFの「惑星ソラリス」オマージュみたいな地味な作品で、ラストはメタフィクションの世界に入ります。「動物農場」みたいな動物たちの群れの走りがメインとは驚きました。これは、劇場で見た人は非常にがっかりしたのではないでしょうか。ほんと3のEUREKAのハリウッド映画的世界観とはまったく別で、シンエヴァで言えばQのような作品です。しかし愛好家の人はいるだろうと思います。それは、未知なる異生物の意識世界へのダイブという、「ソラリス」などに見られる精神世界系SFの系譜に当たる作品だからです。

ただ、作画は非常によくないです。キャラの表情などは、キャラクター設計の方が監修しておられるのでよく整っていますが、メカシーンが古いアニメ作品を見ているようでした。おそらく予算があまりなかったのだと思います。そう考えると、最終作3のお金のかけ方は、ほとんど奇跡に近いと思われるものです。3の劇場ではあまり人が入っていなかったですが、それもこの2の作りのマニアックさが要因かと思うと、3のスタッフが気の毒になってきます。

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

🏖️の限界

エウレカセブン=ロボット+BMG+おしゃれ+音楽
のコンセプトを守るためできる限りのことをやった感はありました。バレエメカニック、⚡グルだったら教授のリミックスの仕事なんて絶対受けないと思いますが、🌊のひとは間違えて受けてしまいました。相対性さんは被害者と言えるでしょう。

投稿 : 2021/11/22
閲覧 : 254
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

視点を変えると

エウレカセブンを放送してた時は「エウレカセブンって言葉の意味は…」「語源は…」とか言ってるやつらがいたんだけどwikiでは「エウレカはギリシャ語に由来する感嘆詞で、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われる。」って書いてあった。
アニメでは「致死量の終末生命体が浮遊する、防護服なしでは生きられない死の世界・人間の敵@エウレカ」だそうだ。

エウレカは敵(悪いやつ)だったのか!w

エウレカ1~6はすでに発生していて、7番目のエウレカの話ってことでエウレカセブンって題名だったんだね。
前作のエウレカセブンではエウレカが人の気持ちを理解しかけてた記憶があるのだけど…。
前回のアニメ・エウレカセブンではアネモネがいつも半狂乱で、乗ってる機体@ジ・エンドも目玉がギョロギョロして、いかにもアネモネサイドが悪役だったんだけどなぁ。


前回のエウレカセブンはレントン視点だったけど今回はアネモネ視点なのか。視点を変えると正義が変わる。なかなか考えさせられる。
結末は前作と結びつけるんだろうけど今後の展開が気になるね。

※今回のアネモネかわいいよ!w

投稿 : 2021/10/22
閲覧 : 178
ネタバレ

ソース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

お?期待して良いっすか?

正直エウレカシリーズに関しては「2005年のTVアニメで終わらせておけば良かった」という意見を未だに持っている。これまでの派生作品はTVアニメの戦闘シーンを焼き増ししたようなものが多々あったり、キャラの設定が改悪されているなど新鮮味がなく不快で全然楽しめなかった。

しかし、今作を見てその焼き増し(特にハイエボ1の)を少し許すこと、そして意味を見出すことが出来た。アネモネのキャラ変も個人的には問題なかった。(エウレカは闇堕ちしてましたが)

内容は詰め込んでいて相変わらず難解である。正直理解しきれていない部分もある。

けれども、自分は今作から「複雑化していたエウレカセブンの各シリーズを1つに収束させますよ」という意志を感じた。この点を自分は評価したい。今作以外の全ての作品は魔女となったエウレカの夢?のようなものだったという衝撃展開を利用して今作が現実世界であるというのを示した。

これらの事や終盤の展開を考えると次回作では、綺麗に「エウレカセブン」という物語を閉めてくれるのではないか?という淡い期待を少し抱いてしまう。

というかよくよく考えれば今作でやっていることが結構シンエヴァンゲリオンと重なるものがあってここで終わっても別に異論はないが、やはりレントンとエウレカは再会してほしいので次回作でこの展開を強く期待する。

主に次回作への期待を込めての高評価だが、最初に述べた「TVアニメで終わらせておけばよかった」という自分の意見に疑問符が付く作品であった。

次回作でこの意見が完全に払拭されることを期待している。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 214
サンキュー:

3

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Don't think, Feel !!

2021/06/08 投稿

ポケットが虹でいっぱい
AO
ハイエボリューション
と正直言って,期待外れや何か違う感が続きました。


しかし,ついに来ました!

そう!こういうのを待っていました!!

冒頭のアネモネが走っているシーンからもう
「そう!そう!!こういうの待ってたんだよ!!!」感がこみ上げてきました。{netabare}なんと!このシーン,終盤への伏線になっていました!!{/netabare}

とは言えストーリーは,相変わらず別世界ぽいです。

{netabare}アネモネのフルネームはなんと石井楓花アネモネ!父親は日本人で自衛官!!

東京はスカブによって滅んでいます。{/netabare}物理攻撃を受け付けないこのスカブ(エウレカセブン)と戦うため楓花は精神体としてスカブ世界にダイブして戦います。このダイブした先のスカブ世界がテレビシリーズのエウレカに近い世界みたいです(アスペクト比も4:3で中央部のみに画像を表示)。そこにはドミニクが居てアネモネに言います「考えるな!感じろ!!ここはゆめみたいな世界だ。」なるほどなるほど,ブルース・リーの有名なセリフを引用しつつ世界を簡潔に説明しています。楓花はテレビシリーズのアネモネと同様にぶら下がったような体勢でジ・エンドを操縦して戦います。基本的に楓花の部分は作画し直されていますが,何故か数カットテレビシリーズそのままなのか,非常に好戦的な表情のシーンがあり,違和感を感じました。

{netabare}この作品のエウレカは,レントンが死なない世界を求めいくつもの世界を渡り歩いている存在でした。
後半,エウレカを救い出すため(?)の,挿入歌Ballet Mécanique が流れている戦闘シーンは圧巻でした!{/netabare}

{netabare}最後までみると,意外にもこの作品はエウレカとアネモネの友情の物語でした。{/netabare}


なんとなくハイエボリューション3作目で,多くの異なった世界のエウレカワールドがつながりそうな気配をさせながら物語は終了しました。ハイエボ3が楽しみ!!


挿入歌Ballet Mécanique もたいへん良かったのですが,

エンディングのThere’s No Ending は神曲でした。連名ではありますが作詞作曲にもRUANNとクレジットされていて宇多田ヒカルクラスの逸材と感じますが,どうやら現在活動はしていない模様です。残念・・・

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 290
サンキュー:

11

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

タイトルなし

間違った

投稿 : 2020/10/09
閲覧 : 219
サンキュー:

0

ネタバレ

あじかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ギャグかよ

エウレカセブンが好きで視聴しましたが、裏切られました
TV版後もアナザーワールドとして続編が作られてきましたが、今作にかぎっては別物、エウレカセブンの皮をかぶった何か

まず、キャラ崩壊してる
と言うのも外見のことではなく中身である
アネモネはツンデレではないし(アイデンティティじゃねの?)目がキラキラでパッチリしていて、もともとのムスッとした雰囲気とは異なる

気にしないようにしようとも思ったが
ダイブシーンで使われるTV版の映像と追加の映像で、全く別人格のアネモネが入れ替わり出てくるのは流石に違和感があり過ぎる


ミーシャが冒頭でアネモネが所属する部隊について説明してくれている「ASSID 私たちは人類最後の砦 私たちの敗北は人類の滅亡を意味する」

しかし、突如現れたニルヴァーシュによって同じ部隊の戦闘機や戦車が爆殺されている中、アネモネはスマホいじってるし操縦士は音楽かけてノリノリだし・・・
こいつら緊張感なさ過ぎだろ・・・
制作陣よ、Tiger Trackかけてファンを煽るのはいいけど演出雑すぎない?


物語については個人的に退屈に感じた
主要登場人物も少なく専門用語も多めで、薄暗く終始淡々としたイメージ
たまに出てくるレントンとエウレカの青春シーンもエウレカが闇落ちしていて盛り上がらない


これをどういう層の人に向けて作ろうと思ったのか分からない
作品を知らない人には話を理解するのに難しいと思うし、ファンからみても感情移入しづらい

次回作で完結となるらしい
終わりよければ全て良し!

ほんと頼むわ・・・

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 260
サンキュー:

3

ネタバレ

ダークフレイムマスオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ちっくしょー!音楽は評価ないが、それ以外で評価するしかないぜwそろそろまともなレビューせんと

はい!こんちわ~。貴方の心の窓口ダスオちゃんで~す。最近サンキューメッセしてないのですいません。((+_+))マヂでムリゲーな日常送ってますわ。

痛むかっビーナ?OK今治療してやるよ。(メタくそ酷評!)
な。何やってんだよ!彼は本気で受けを狙ってた!あんたのやったことはアニコレシオンだ!(ん?)
アニコレ言葉をしゃべれチキ―タ。ここはあにこれだぜw
過剰酷評だと言ってるんですミスター天地人(おいっ!)先を急ぎましょう。

寸劇終わり♪

というわけではございませんが、半年一度のマヂレビューやってやらいでか!

エウレカレビューは視てなかったら視てね!ってのがすべてでしたが、AO,ハイエボ1は、残念!もう続編視るなら50話観てからこっち観た方がええよ♪挿入歌もええ。ちょいと時間空いたがほんとの続編って感じですわ。

お楽しみはやっぱゆっくり視聴。うん。このネタしか書かないイロモノ担当wでさえ評価はマヂで評価できないわ。本来なら真っ先にレビューしたかったんですが書くのが悩んだ!荒乙やサイコパス、FAATE/ZEROも周回してからしか書けない作品です。多分同類です。時間できてそういやとっといたなで、何気なく視聴で一日で3周w今期や夏クールすっ飛ばしてみてましたw

ちはや3期や、サイコパス3期は言うこと多分ないのでトップレビュアーさんに託した!ので今更だが書いてみたい。小清水贔屓?な、何のことかなwそれ抜かしたって視る価値は大有りです♪

語ると長くなりそうですがうーん、良作ってとりあえず視て!ってしか言えないんですよー。エウレカは続編で3回挫折wガンダムにしろ何回も挫折味わった。続編おススメって本気で難しいですね。

まあ、これぐらいでまた更新して長文描きますわw

年末に向けてお忙しいいですが頑張っていきませう♪

更新


4月このいや、わしの好きなあの方が他界なさりまにた。

ほんと残念というかぽっかり穴が開いた、あんた一番父親
だぜ!わしのなかじゃ存在感は過去いい漢の3本に入ってる。

生きざまはかっこいいいよ。わしもこういう人んはなにもいえんわ。

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 216
サンキュー:

9

ネタバレ

ロボ子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

難しい

理解力が足らずよくわからない。
ラストの浜辺でアネモネとエウレカが対話するシーンで、漫画版・劇場版等これまで単なるスピンオフだと思っていた作品や、さらには本編のtv版までもがエウレカの見た夢、つまり彼女が作り出した世界だったということはわかった。
そしてその理由がレントンの死なない世界を探すためだったということも。
ただ、tv版や漫画版でレントンは死なないし、tv版に関してはハッピーエンドと言ってもいいような結末だったと思うのだが、なぜエウレカはそれでも新たな世界を作り続けたのだろうか。
色々と考察を拝見してもそこがよくわからない。

投稿 : 2020/03/23
閲覧 : 215
サンキュー:

2

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一種のファンサービスと思えば見れる

TV版を見ていないとなんのことかわからないだろうし、見ていたとしても世界観が違いすぎて楽しめない人が多いと思う。

アネモネの父の失踪とスカブとの関係、デューイのコピーが予言者のように、あっちの世界とかこっちの世界とかつぶやいて、最終決戦まではなんとか少し雰囲気は出ていなくもない。

ただ最後のアネモネとエウレカの決戦についてはパロディーだと思うようにしている。

まあ、一種のファンサービスだと思えば見れないことはないが。(もし当時劇場まで行ってみたとしたら、かなり失望していたと思う。)

投稿 : 2020/03/09
閲覧 : 234
サンキュー:

3

ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

肯定すると言われても…。

かなり批判になります。吐き出します。

今まで作った全エウレカを肯定する。
といった作品ですが、どうも腑に落ちない。

∀ガンダムは心が浄化される程、感動しました。
あれは富野由悠季監督が作ったガンダムが
一人歩きし、様々な人物が関わり派生してしまい、

ファンの間では称賛、批判が繰り返されてきました。
自分が初めて観たSEED DESTINY から15年程経った今でもです。

(自分も別にガンダムファンではないです。
唯、スパロボをプレイしている時期に全部知っていた方が
思い入れがあると思って、1stから惰性でオルフェンズまでの
主要なタイトルを観ているくらいの感覚ですし)

今作。
正直今までのエウレカ。京田監督全て関わってます。
自分は1期の大ファンですが、ポケットが虹でいっぱいは
心躍らせ映画館に向かい
撃沈した2009年の悪夢として刻まれています。
(アニメの映画を観に行くなんてまだ初めてに近い様な年齢でした)

AOも期待して撃沈。前作、ハイエボIも
梅田ブルク7の監督、南社長。名塚女史の舞台挨拶に参加し、撃沈。

作品を派生させ尚且つエウレカというタイトルを
貶めているのは監督自身だともとれる気はするのです。
それを「肯定する」と言われても…。

ボンズも遂に露骨にキャラクターにCGを使い始めて
ちょっとショックでしたが、とりあえずほぼ新作で
映像を作ってくれた事は喜ぶ事だと思います。

映画3部作の報を聞き、興奮してたら、
Iの宣伝文句。「過去のエウレカを再構築」みたいな
文言見た時は一瞬で期待より不安が勝りましたし。

元々エウレカは様々な流行り物を本歌取りしながら
ハイセンスな音楽と感性、スタイリッシュなアクション
で魅せてくれる傑作だと思っていますが
ポケット以降の新作を幾ら観ても、
自分の感性に再フィットしません。

何度も期待を裏切られて来たので、
今のエウレカには正直もう期待も余りしていません。
とりあえず今年公開であろう、3作目は観てきます。

投稿 : 2019/01/05
閲覧 : 416
サンキュー:

10

ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

エウレカの模造品じゃない”アネモネ”

冒険心溢れる、終始圧倒される作品でした。
(内容を理解しきれていない人の雑な感想です。的外れなことが書いてあるかも…。)


人気アニメ「交響詩篇エウレカセブン」の新劇場版リブート作品「交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」3部作のうち2作目。

2作目なので、当然1作目を見ていることが期待されますが、物語の性質上、先に2作目を観てから1作目を鑑賞しても、なんら問題のない作品でした。

まるでホラー映画かのような始まりに、入る劇場間違えたかな?なんて心配しつつ、
本作の主人公は”石井・風花”アネモネの登場に一応の安堵。
(TV版で両親不明だったアネモネに姓が…!)

突如世界に現れ、数十億もの人々を死に追いやった”エウレカ”と戦うアネモネと、そのダイブした世界で出会う「エウレカ」という女の子。

スマホに入っている”AIアプリと化したドミニク…!”

””…なんじゃこら!!!意味がわからん!(特にドミニク!!)””

なんて完全に置いて行かれつつ、徐々に物語に飲み込まれていきます。

本作の一番の肝は、アネモネの立ち位置の変化でしょう。

TV版のアネモネは、エウレカの代わりとして作り上げられた疑似的なコーラリアンであり、エウレカに対して激しいコンプレックスを持ち、致死量の鎮痛薬を常薬とする元絶望病患者の酷く危なっかしい女の子でした。
ドミニクに対する暴力や暴言も多く、憎しみに飲み込まれそうな弱さを持つ女の子…。
(終盤でしっかり成長していくため、屈指の人気キャラになったのですが。)

それに比べて、本作のアネモネは、父から深い愛情を受けて育ったこともあり、周りにストレスをぶつけることもなく、責任感が強く、それでいて大胆な行動を起こす勇気を持った女の子となっております。(勇敢な点等、根本的な性格はTV版のアネモネと大きな差異があるとは思いませんが、父の影響もあって、より”強い”女の子になっているように感じられました。)

一方、本作のエウレカはレントンを救うためにシルバーボックスの力で世界をやり直し続けている(衝撃的な設定ですね)ため、一切の余裕がなく、妨害するアネモネらに酷く敵意を持っています。(彼女のアネモネに対する残酷な仕打ちは、恐ろしく、ある種新鮮なシーンでもありました。)

以上のような、まるでTV版と真逆な2人の関係性の中、ついには、自らを殺すことをお願いするエウレカの本心に共感し、アネモネはエウレカを救うために彼女の手を握ってみせます。その手に、エウレカはいつかレントンが握ってくれたことを思い出して…(泣)

エウレカの模造品として作られたアネモネじゃなく、父の愛情を受け、一人の人間として育ったアネモネ。無印から二大ヒロインでありながら、なかなか実現しなかった対等な関係としての2人の並び…。
2人が協力して、「真なる世界」への扉を開くシーンは、涙せずに見られない名シーンでした。(コミカル演出が目立ちましたが笑)


それと、作中の演出で、他の劇場版や漫画版だけでなく、TV版すらも”選ばれなかった世界の一つ”かのように描いていたようにも感じました(気のせいでしょうか??)が、どうでしょう。レントンが生きている限り、選ばれない世界にはならないはずですが…。
本作で、広がっていたエウレカセブンのパラレルワールドを、一つにまとめ上げる所存だとすれば…3作目も相当面白く美しくなければ納得できないでしょうね…。ハッピーエンドは当然としてね!!

アネモネも大好きですが、なんだかんだで、エウレカとレントンが占める本作の役割は特別なものなので、エウレカメインと予想される3作目の完結編には大きく期待しております!

また、1作目は設定を若干いじったTV版の焼き増しのような作品でしたが、改めてみると違って見えそうです。
しつこいほどに繰り返された「Play Forward」と「Play Back」の演出も、今思えば意味深だったような…。
ともかく、TV版と乖離の大きさから、好き嫌いは分かれるかもですが、非常に見応えのある作品だったのは間違いないかと思いますので、お勧めします!


以下、その他の気になった点 雑記

●作画…
 ついにエウレカにも3DCGが…。絵が動く方が大分格好いいとは思いますが、気にならずに見れました。進化してます。

●可哀想なドミニク…
 アネモネが主人公ってことは、ドミニクも半分主人公だろう!なんて観る前には思ってたんだけどさ…AIアプリ「ドミニク」だぜ…。
 エウレカの世界での実体化したドミニクだって、父の作戦執行のためのAIエージェントに過ぎず、AI”爆弾”でもあるんだぜ…トホホ。
 最終的にアネモネが選択した現実世界で、青年の姿で受肉に成功したとはいえ…恋愛描写が少ないじゃんか!
 ドミニクとアネモネは恋愛もミソだろうが!(個人の主観)

●アネモネの変化は許せるか?…
 個人的には、本作のような変化は許したいです。「まるで別人」とまでは思えないし、頭痛に悩まされるアネモネより、こっちの方が幸せになれそうじゃないですか!あとは、もっとドミニクと恋愛的なやつをお願いします。(しつこい)

●ガリバー・ジ・エンド…
 見た目がダサい!!次作で、格好いい感じに変形してくれ!!

投稿 : 2018/12/15
閲覧 : 361
サンキュー:

9

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

京田さんの作品は「考える」のではなくて、「感じる」タイプ

京田知己監督は非常にわかりやすいタイプのアニメ監督だと思う。一番影響を受けたアニメは「新世紀エヴァンゲリオン」だということで、冒頭から惜しげもなくオマージュを捧げる。一つはカットインの入り方。二つはフォントの表し方。三つは現実の兵器と架空兵器との戦闘シーンなど上げたらキリがないが、完全にオマージュだろう。

エヴァンゲリオンだけでなく、今敏監督作品にもヒロイン像に影響を受けているはずであり、今回のアネモネのキャラクター像にその片鱗が見え隠れする。

この間、虚淵玄脚本のゴジラアニメ作品が非常に整合性は取れているが窮屈で間口が狭い作品だと評したが、今回の「エウレカハイレボリューション」は全くの逆であり、「間口は広いが詰め込みすぎて脚本が散漫になっているとっちらかったアニメ」というふうに思った。

上記のアニメのオマージュの連続で、これも好きあれも好きと羅列し組み合わせているのは快感だが、お話自体の整合性や伏線などは全くと言っていいほど生かされていない。というよりも、監督本人がそういった整合性よりキャラクターの感情の揺れ動きに趣をおいているため、そういった細かいことはどうでも良いみたいである。一応はラストで前回の一作目と連結したが、半ば強引な力技でありあまり深く「考えて」はいけない。

そうではなくて、個々のキャラクターの心情。。例えば「アネモネ」や「エウレカ」や「レントン」の立場になってアニメを読み進めると、

おそらくは三作目で大きな感動が待っていることになるだろう。

投稿 : 2018/11/12
閲覧 : 282
サンキュー:

14

okiku さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/15
閲覧 : 5

暴走インコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/03
閲覧 : 28

ゆー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/04
閲覧 : 6

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/08
閲覧 : 7

ニノマエ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/11/03
閲覧 : 6

しょう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/17
閲覧 : 6

ぞろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/31
閲覧 : 10

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 15

メモロビー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 24

Tadano さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/26
閲覧 : 17

kunka さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/02
閲覧 : 17

Howell さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/24
閲覧 : 25

こくてん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/02
閲覧 : 25

しらす さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 25

ヒロポン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 22

ユージン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/01/09
閲覧 : 30
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ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューションのストーリー・あらすじ

まだ幼かったあの日。
父はアネモネを残して戦いに赴き、そして帰ってこなかった。
アネモネの小さな胸に深く残る後悔。彼女の心を支えたのは、ぬいぐるみのガリバーとAIコンシェルジュ・ドミニキッズ。
7年が経過し、アネモネは父が散った戦場――東京にいた。
アネモネは実験部隊アシッドが実行する作戦の要として、人類の敵「7番目のエウレカ=エウレカセブン」と戦わなくてはならないのだ。
エウレカセブンにより追い詰められた人類は、もはやアネモネに希望を託すしかなかった。
そしてアネモネは、エウレカセブンの内部へとダイブする――。(アニメ映画『ANEMONE / 交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年11月10日
制作会社
ボンズ
公式サイト
eurekaseven.jp/

声優・キャラクター

小清水亜美、名塚佳織、三瓶由布子、山崎樹範、沢海陽子、山口由里子、銀河万丈、三木眞一郎、内田夕夜、辻谷耕史、玉野るな

スタッフ

原作:BONES、監督:京田知己、脚本:佐藤大、キャラクターデザイン:吉田健一、メインメカニックデザイン:河森正治、コンセプチャルデザイン:宮武一貴、デザインワークス:武半慎吾/永井一男/出渕裕/齋藤将嗣/中田栄治/草彅琢人/片貝文洋/柳瀬敬之/コヤマシゲト、サブキャラクターデザイン・キャラクター総作画監督:藤田しげる/倉島亜由美、特技監督:村木靖、デザインワークス・メカニック作画監督:横屋健太、メインアニメーター:柿田英樹/金子秀一/大塚健/阿部慎吾/長野伸明、美術監督:永井一男/本庄雄志、色彩設計:水田信子、編集:坂本久美子、撮影監督:木村俊也、3D監督:篠原章郎、音響監督:若林和弘、音楽:佐藤直紀

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