「天気の子(アニメ映画)」

総合得点
77.7
感想・評価
295
棚に入れた
1189
ランキング
411
★★★★☆ 4.0 (295)
物語
3.8
作画
4.6
声優
3.8
音楽
4.1
キャラ
3.9
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天気の子の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

リアルな描写とはうらはらなリアリティに欠ける登場人物の言動にもやもや

お盆休み中に観ておこうと思って観てきました。結論からいうと、全然共感できませんでした。以下ネタバレ箇条書き
{netabare}
・主人公が何をしたいのか分からない。平和な離島の暮らしの何が不満なのかね。
・異常気象はあの娘のせいなの?そういうもんじゃないでしょ。
・鉄砲拾うとか、まずありえない。新聞に載るような事案に偶然出会うってのはご都合主義でしょう。
・おいおい、家出少年のために鉄砲持った警察官に飛びかかるのか?いい大人の君をそこまでさせるものは何なのよ。
{/netabare}
とまあこんな感じでスッキリしないで引っかかるところがところどころにあって。君の名は。と比べられることが多いと思うけど、一大決心が必要な決断をするときの動機が全然共感できないというか、なぜそうなる?と思うようなことばかりでした。映像や構図は相変わらずきれいなんですけど、リアルな描写とはうらはらなリアリティに欠ける登場人物の言動にもやもやです。

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 60
サンキュー:

8

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

狂った社会で生き抜くすべ

物語:
犠牲の上に成り立つ社会を否定するかの如く、メッセージ性を高めた問
題作品です。天候を変える能力を持つ少女を人柱、即ち犠牲として捉え、
社会のレールに抗い大切なもの(人)を守ろうとする少年との深い関わ
りを描く。この世知辛く生き難い社会、そして今まさに起こっている異
常気象を笑って受け流そうとする大勢に対し、一石を投じる非常に興味
深い内容です。

作画:
やはり雨好き?な新海監督らしく、雨と眩し過ぎる陽差しの美しい対比
に目を奪われます。精巧な背景に見事に溶け込む人物たち。田中将賀さ
ん、滝口比呂志さんが織り成す世界はもはや芸術とも言えるレベル。そ
の美しさは前作「君の名は。」を遥かに超えていると言っても過言では
ないと思います。

声優:
帆高役の醍醐虎汰朗さんと陽菜役の森七菜さん。共に声優初挑戦となる
二人。その他キャストも有名俳優(錚々たる顔ぶれ)やモデルで占めら
れています。仕上がりに関しては、個人的にはそう違和感は感じません
でした。夏美役を演じた本田翼さんに関してもそう(色々騒がしい)。
賞賛は出来ませんが、充分及第点は与えられる出来だと思います。

音楽:
RADWIMPS野田洋次郎さん(Vo&G)の爽やかで素朴さ漂う歌声が作品
にとても良くマッチしています。数ある楽曲の中で特に印象に残る2曲
「愛にできることはまだあるかい」、「大丈夫」。 雨空に差す陽の光、
晴れ上がる空を連想させる爽やかな曲です。

キャラ:
皆さんご存じの通り今作品でも前作のキャラクターが多数登場していま
す。流石に瀧と三葉の登場は僕でも分かりましたが、他にも数人登場し
ているようですので、再び視聴を考えている方は、是非その辺に注目し
てご覧になると面白いかも知れません。登場した人物の中で特に印象的
だったのは須賀圭介(CV:小栗旬さん)です。彼が語る台詞ひとつひと
つに重みがあり、時に胸を刺すようなその言葉は、物語に於いても重要
な意味を齎しています。


[犠牲と責任]
{netabare}
有名な思考実験であるトロリー問題。大切な人を救う為に大勢の犠牲は
許されるのか。大切な人の犠牲で大勢を救うことの方が果たして正しい
のか。まさしく、これが今作品で問われていることです。

もしユーティリタリアニズムに基づくのであれば、大切な人を犠牲にし
てでも大勢を助けるべきです。しかし義務論に従うのなら、人の利用が
許される筈がある訳がない。即ち、一切何もするべきではないとも言え
るのです。だが帆高は罪を犯しながらも、大切な人を救う道を選んだ。

常に社会生活に付きまとう犠牲と責任。陽菜が得ることになった特異な
力も、母が亡くなった今はそれを使う必要性はもう無い。しかし頼る身
寄りは近くに居らず、その後の手段も伝えられていない様子。残された
弟との生活の為には、歳を偽ってでも必死に働く必要があった訳です。

その後、偶然出会った帆高にビジネスを持ち掛けられ、藁をも掴む思い
でその能力を再び使うことになります。ですが、その行為自体が対価の
犠牲となり、次第に彼女自身の存在を蝕んでいく。そして最後は巫女と
しての運命に抗えず、空に導かれるが如く彼の前から突如として姿を消
す。その結果、東京の水没を防ぎ、社会及び意識もしない大勢の人達の
生活を救うことになる。

しかし、そもそも陽菜がその犠牲の上に立つ必要があったのでしょうか。

そして帆高は彼女を救うべきでは無いのでしょうか。
{/netabare}

[問われる罪]
{netabare}
近年世界的に見られるゲリラ豪雨等の異常気象。本来、その対応や責任
は社会全体、又は国家にある訳で、一人の巫女が背負う必要などある筈
がありません。拳銃を使ってでも彼女を救おうとした帆高の行動は、社
会的に見れば当然間違った選択です。しかし正義感で語るならば、決し
て間違いとは言えない筈です。彼女を連れ戻そうとした帆高を、須賀が
涙を流しながら手助けした理由もきっとそこにある。そんな気がします。

光を追うと言う口実で島から逃げ出し東京に来た。所謂家出です。そし
て流れついた先で偶然拳銃を発見してしまったものの、追われる身から
警察に届けられる筈も無く、護身用として所持してしまう。そしてその
後も若さゆえに様々な犯罪を繰り返し周囲を振り回す。この時点で、帆
高は社会から逸脱した存在なのは確かです。そんな行動を取る主人公に
同情の声がある訳も無く、非難の声が上がるのも当然と言えば当然です。
{/netabare}

[残された選択と自由]
{netabare}
しかし、彼女と出逢い好意を抱いた彼にとって、実家に戻ると言う選択
肢は無い。既にもう後戻りは出来ないのです。そして、残された道はた
だ一つ、ここで生きていく為に、犠牲になった彼女を取り戻すという事
だけ。無知で無謀、若さゆえの行動ではあります。ですが仮に立場を変
えて見れば、きっと大切な人の為に同じ様な行動を取る、または思い描
き悩むのではないでしょうか。人命を尊重する気持ちがあれば尚更です。

その後、口で言っても分からない連中に囲まれた中で、捕まらずに屋上
に向かう為には、あれしか方法は無かった。彼にとっては、東京が海に
沈むことよりも、彼女の命の方が尊い。それは誰が見ても明らかです。

社会から逸脱した者だからと言って、誰しもその選択肢を奪うことなど
出来る筈も無く、常に自由であるべきです。

そして彼は彼女を連れ戻し、やがて東京は海に沈む。
{/netabare}

[そして「大丈夫」になる]
{netabare}
その後、罪を受け入れ人生をリセットした帆高。時は過ぎ、大学進学の
為に再び須賀の元を訪れます。当然の様に彼に背中を押され陽菜を探し
求める帆高。そして必然であるかの如く、最初に出会ったあの坂で見事
再会を果たし歓喜する二人。余りにベタな演出で若干閉口はしましたが、
この結果だけを見れば、決してあの時の彼の選択は間違いでは無かった
と思うのです。

国家や社会が対策を施さない限り、言い方は多少悪いですが、放って置
いてもいずれ雨によって東京は水没する。立花婦人が語った様に以前の
東京の姿(江戸時代以前)に戻っただけです。それはあくまでも自然現
象が引き起こす災害なのです。そもそも命の犠牲によって成り立ってい
る社会生活など、あって良い訳がないじゃないですか。w

そして帆高が最後に語った「ぼくたちは大丈夫だ」と言う意味深な台詞。
確かに水没によって住居や職場を失った人々にとってみれば、無神経な
発言で怒りを買うのも当然の事なのかも知れません。しかし、それは事
実を知らない、または知りつつも無関心を装う、ある意味狂った社会の
大勢が抱く浅はかな感情だと思うのです。

事実を知り、そして唯一の理解者である須賀が語る「人間年を取ると大
事なものの順番を入れ替えられなくなる」と言う台詞が、その全てを物
語っている。そんな気がしてなりません。

そして陽菜との再会によって感じた共に歩める希望と光。それが自身に
とっての「大丈夫」となり、大切な彼女に願う「大丈夫」に繋がってい
くのだろうと思います。

若者よ、時にその意思を迷わず貫き通せ!
{/netabare}

[最後に]

やはりこの作品、放映後に新海監督が語った通り、かつてない程の賛否
を予想するとても複雑で濃い内容でした。個人的には監督らしい作品だ
と思いましたし、感じるものも多い内容でしたが、正直まだまだ物足り
ない部分があるもの確かです。いつの日か再び視聴を行い、感想を補う
ことが出来ればと今は思っています。


以上、拙い感想でした。


2019/10/27  配点等修正

投稿 : 2019/10/27
閲覧 : 68
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10

ネタバレ

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ラスト」が頂けない

アニメ界を揺るがせた凄惨な事件から一夜明けまして、今回は一部の関係者以外の試写会がなかったのですが、一応公開日ということで上げます。

新海誠監督は今回はかなり「作家性」を意識して前半物語を作っているようで、結構、世間批判的な側面が強く出ているようでした。日常描写の細かさは前作「君の名は」以上で、非常に生活感のある空気が印象に残る感じでした。

しかし、物語の核心に迫る「天気の子」に関しての設定や、ロジックは「君の名は」よりも若干薄いように感じられるのと、なによりもラストシーンは非常に賛否両論が巻き起こりそうなほど考えが浅い気がします。

おそらくプロデューサーがラストシーンの変更をしたのかもしれませんが、拍子が抜けるほど普通に収まりすぎて、序盤の伏線や世間批判はどっかに行ってしまった感じです。

多くの人に注目される作品作りとはえてしてそういうものですが、なかなかこれでは作品の方向性が定まらない作り方で、細田守さんのごとく迷走してしまいそうな気がかりがありました。

しかし、アニメーションにおける演出やその他作画は日本ならではの表現で、宮崎駿や押井守、庵野秀明さんとは全く違った独自の「明るさ」や「現代的視線」があり、オリジナリティは以前にも増しているので方向性は間違っていないと思います。

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 192
サンキュー:

22

ネタバレ

mkt03 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

「君の名は。」の方が面白かった

良かった点
・映像はほんと綺麗だった
 予告でも感じたが観る人を惹き付けるモノがあると思う

悪かった点
・主人公に感情移入できない
 まず東京に出てきた理由がふわっとしている
 あれでは主人公を応援できない
 だから数々の行動も警察とか周りの大人が言ってることの方が
 よっぽど理に適っていて感情移入できた
 ヒロインの苦悩を周りの大人に喚いていたが伝わるわけない
 鳥居に行けばヒロインに会いに行けると確信していたのも謎
 恐らくこの主人公は監督の自己投影なんだろうけど
 あまりにも大衆の共感を得られないキャラクターだった

・ファンタジーに頼りすぎている
 「君の名は。」でも感じたけど
 新海誠監督はSF的な科学考証や説明が一切ない
 あえてやってないのかできないのかは分からないけど
 君の名はでは他に魅力的なポイントがあったから
 さほど気にならなかったけど
 天気の子ではこの問題は大きく目立った
 ハッキリ言って現代を舞台にする必要性がない
 ここまでファンタジーに頼るならもっと時代を昔にするか
 完全な異世界を舞台にした方がいい
 その方が天候操作だの天気の巫女だのといった部分にも
 まだ納得ができて説得力がある

・シーンが飛び飛びでダイジェスト感がある
 これは「君の名は。」にも感じたけど
 監督の頭の中に設定はあるけどカットしたんだろうなと
 感じる場面がいくつもあった。
 例えば主人公がヒロインの弟と出会った場面
 最初は対立しているような感じだったけど
 場面が切り替わると凄く仲良くなっている
 ここは弟が主人公を認めて仲良くなるシーンがないと
 だめでしょう
 それがあれば観客も主人公に感情移入できて応援できたと思う

・音楽がパッとしない
 君の名はに続いてRADWIMPS と組んだけどイマイチ
 主題歌も含めて心に響く曲はなかった

・本田翼のミスキャスト
 俳優陣が声優を担当している中
 1人明らかに浮いていた
 あの舌足らずな感じはお姉さんキャラには
 どう考えても合わない
 元々演技は上手くないと思っていたけど
 声優はほんと向いてないと思う

・「The Catcher in the Rye 」の意味は?
 冒頭でこれ見よがしにサリンジャーの
「ライ麦畑でつかまえて」を見せてたけど
 結局ヒロインを麦畑っぽいところに
 迎えに行くためだけの伏線でしかなかった
 それならあまりにも安易だし、
 この名作にも作家のサリンジャーにも失礼だと思う

・東京水没の責任はおばあさんの一言で解決?
 女を救うか世界を救うかで女を選んだ主人公
 結果として東京は水没してしまった
 そのことをおばあさんに伝えると
 「昔この辺りは海だったから昔に戻っただけよ」
 それで終わりはないでしょと思わず映画館でズッコケてしまった
 水没したことによるメリットをもっと全面に出さなきゃだめだと思う
 例えば自然が戻ってきたとか
 

総評
ジブリの後継と言われた新海誠ブランドも
本作でかなりの限界を見せてしまったと思う

「君の名は。」は周りのスタッフが
結構軌道修正したと聞いたことがある
やはり大衆に受け入れられる作品を世に送り出すためには
監督の作家性を上手くコントロールできる
プロデューサー等が必要だと改めて感じた

共感できない主人公やジャンルと沿わない舞台設定など
ハウルまでのジブリ作品とはかなりの差を感じた
今作は既に100億円を超えているようだが
次回作は相当頑張らないと厳しいと思う

投稿 : 2019/10/11
閲覧 : 102
サンキュー:

12

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パンダ車に載った公僕様のミラクルワードは『コーボー!』

 っつーわけで陽菜ちゃんの年齢が気になって、明かされた時は思わずガッツポーズしたくなりましたそんな私はもちろん社会不適合者です。

 それは置いといて、なんかこう……お話的にはスッキリ纏まってるはずなのに、見終わった後の心のモヤモヤがどうしても拭えなかったんですね。鑑賞する前に、『前作は、起こったことを無かったことにする物語に苦言を呈されたので、今回はその辺りを』うんぬんかんぬんという監督の話を聞いたからか、内心『そういう苦言を呈する人はほんとフィクションというかエンターテインメントを楽しむ資質がないなあ』とか思っちゃうわけですが。
 それはそれとして、全体的に作りが守りに入ってる気がするんですよね~。こんだけ規模がでかくなると、その関連の規模もまた桁違いにでかくなるので、もう失敗できないから一般受けにシフトする……ってのはわかるんですけど。自分の作りたいもの作って小規模の人に受けるのと、より売れ筋を狙って才能のある人物を世に知らしめるのとどっちがいいかと言われると……難しい問題かも知れない。個人的には、これだけの支持を集めた監督の作品なら、割と好き勝手やっても周囲が勝手に好意的な方向に解釈してくれるようになるんじゃないかと思う。

 若い二人が東京を犠牲にして二人の世界を守るのと、片方を犠牲にして世界を守るのと鑑賞した側がどちらを是とするのかの選択は残されているものの、それ自体が監督の姿勢に対するブレと捉えられかねないというか。
 強大な力の行使にはそれ相応の責任が伴う、という観点からは、どっちも救ってしまうよりは余程良い描き方なのだろうけど。

 その他の面……ビジュアル的なことに関しては、もう自分が何を言ったって意味がない。ぶっちゃけ話が気に入らないとしても、金を払って美術だけを見に行ったって全く後悔しないレベルだと思う。いわゆる新海空を存分に堪能出来るという点では前作よりも上なのではないか。

 
 とまあこんなところで。
 
 

投稿 : 2019/10/01
閲覧 : 32
サンキュー:

8

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず映像がすごい

とりあえず映像がすごい  流石  新海誠ですね
ただ 内容がなぁ 君の名 と 変わらない
秒速と言の葉の庭は めっちゃ良かったのになぁ

投稿 : 2019/10/01
閲覧 : 42
サンキュー:

0

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

高すぎる期待の割には及第点

新海誠作品は一応全部観てますが、これまでは物語にも新海誠らしさみたいなのがあったんですが、それが今回やや薄かったかなと感じました。

自分は普段「説明が足りない」という批判に批判的というか、視聴者に想像の余地というか推察する努力を残す構成の方が好きです。が、それでももうちょっと主人公、ヒロインの内面描写なり、境遇なりを仄めかすシーンが少しでもあればもっと感情移入できたなという印象です。

主人公は何故独り暮らしに、ヒロインは何故年齢を偽ってまで自立に拘っていたのか。そりゃちょっと考えてみればいくらでも思いつくけれども、ヒントが無さ過ぎる。

そんな中でも観て良かったと思える程度には面白かったので、監督初めスタッフの皆さんは流石だなと思いました(笑)

自分の守りたい人が無事なら周りの世界なんてどうでもいいぜ的な話はやっぱり嫌いにはなれない。

投稿 : 2019/09/27
閲覧 : 33
サンキュー:

3

ネタバレ

rzv500 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ようやく見てきましたよっと、、、

遅ればせながら劇場鑑賞してきました。

前作が評価高かったからかハードル高い感じで厳しい意見もあるみたいですが、普通に良かったですよ。この監督さんは明確にハッピーエンドなので変な安心感あります。泣ける感じではないですが。アニメ好きって訳ではないツレもまぁまぁ見入ってましたwww

投稿 : 2019/09/18
閲覧 : 45
サンキュー:

2

ネタバレ

カネくれたら教える さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

曲、作画が相変わらず神

正直内容がなんか薄すぎてなんとも言えない感
ハッピーエンドに思っきり寄せて行ってて、君の名はのようなどっちに転がるか分からないハラハラ感も感じなかったね
序盤の伏線も薄くどこかへ行ってしまったようだ、終盤の方もベターな感じでなんとも見ていられなかった、後主人公が犯罪おかしすぎてなんとも、拳銃が活躍するのもどうかと思った、君の名はで爆破したのがさらに無理やり物語を進める感が否めない、
でも相変わらず作画、演出、主題歌、は揺るがず神、どうしても君の名はと比べてしまうけど
手のひらにマジックで書くようなあの演出の様なグッとくるものがやっぱり欲しかった、すげー難しいと思うけれど、でも今後に期待何も全てハッピーにしなくても今までの新海誠をそのままを出して欲しい一般の人たちに受け入れやすいような、とか考えずに絶対にそっちの方がうまくいくはずだから

投稿 : 2019/09/16
閲覧 : 77
サンキュー:

9

ネタバレ

やまと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的にはそんな悪いとは思わなかった

矛盾点や主人公が大人気なさすぎなとことかいろいろあるとおもうけども
神作画がすごすぎるのと、
これはこれでまあいいかなあって思えたかなあ。
ただ、グッドエンドではなかったのと
あんな水没してるのに普通にみんなあそこで生活してるんだってとことか
まあいいたいことはたくさんあるだろうけど
声優小栗旬とか本田翼を使ってたけど違和感なかったなあとか、作画すごいなあとか
他にも女キャラかわいいなあとか思える点があったので、見る価値はあるとおもいます!

投稿 : 2019/09/12
閲覧 : 34
サンキュー:

7

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私も家出して、白いノースリーブパーカーの少女と出会いたくなりました。

思い立ったが吉日。
残暑厳しいとある秋の昼下がりに「天気の子」を観ました。
いつぐらいぶりの映画だろう。
あれはたしか「君の名は。」以来。

期待値が高かった分だけ不安でした。
が、それを上回る出来。
新海節が全力全開です。
雨、雪、雲間からの陽光、猫、拳銃、電車、ビル群、そしてボーイミーツガール。

私的にもっとも感じたのは美東京です。
実写的俯瞰的風景。
全身で東京を感じることができました。
圧巻が外苑花火、あの視点で花火を表現するなんて初めてです。

代々木の廃ビルから始まった一人の少女の想いが世界の形を変えるなんて。
離島出の少年との出会いが世界の理を揺るがすなんて。
少年の想いがすべてを振り切り、少女に届くなんて。
少女がその想いをすべて受け入れるなんて。

ストーリーはストレート。
だから、映像の中に没入できたのかな。
ラストは意外?にも超ハッピー。
新海監督、私は決して怒ってはいませんよ。

最後に声優さん。
心配したけど、違和感がありませんでした。
それにしても、香菜嬢とあやねるが恋敵なんて。
ちょっとした小ネタに口元が緩みました。

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 83
サンキュー:

19

ネタバレ

頑張って見る蔵 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そういうことを全部わかった上でエンタメを提供している

劇中の須賀さんセリフにこんなセリフがありました。
メタいですね。

新海さんは君の名は。で名を馳せたとき。同時にいろんな批評を受けて本作になったんだろうなとおもいます。

陽菜ちゃんが可愛くてよかったです。
新海さんの作品の中で一番かわいいヒロインだった気がします。
従来の作品だと正確になんかしらの灰汁っぽさがあった気がしますが、
アニメのヒロインらしい?純真さがすごいですね。
結構ジブリのヒロインぽいくらいすっきりした性格で見ていて
偏差値が(いい意味で)下がっていく感じがしました。
チャーハンを持ってくるときの
「お待たせしましたぁ」
の声が可愛すぎて可愛すぎて。

灰汁があるといったら、夏美役の本田翼さん演技はわりと癖になるかんじですね。おっとりしたお姉さん然としたキャラなのですが
緊迫した場面でものうのうとした声色でなんとなくなごみます。

あとは小栗旬さんと平泉成さんの演技はぴか一でしたね。

ストーリー面に関してですが
秒速5センチメートルのような、新海さんの諦感みたいな作家性が前回の君の名は。ではなりを潜めていましたが今回は割とはっきり出てきていて良かったです。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 98
サンキュー:

10

ネタバレ

kenkenpa さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:----

君の名はを更に幼稚にしたような内容

結局東京を沈め一人の少女を選んだ話
何人か客は泣いてたが
は?どこで?って感じで心の穢れたおっさんでは共感一切持てず終始映画館から出るタイミングを見計らい結局内容一切入ってこなかったわ

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 42
サンキュー:

2

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今ここにある僕達のなまあたたかい終末

設定や前提をあれこれ考え込まずに物語にはいっていけたので見た甲斐はあった。久しぶりに集中して鑑賞できた。既視感もあり安心できたからか。

(大人の)社会は色々と管理しようとするが、絶対的ではないし的を外していることも多い。実際、天気/天候は未だに管理できません。(銃火器の管理や未成年の性の売買もうまく管理できていないと示唆されているが)。ところが社会的に無力な16歳と15歳と小学生が天気の調整に成功する。ファンタジックな方法でですが。(現代社会ではファンタジーをマジメに語るものは精神鑑定が必要だとパトカー内で話してましたね。)
社会やメディアはファンタジーを育てて自分達の食物にする。自分達の論理に置き直し組み込もうとする。でファンタジーは逃げまわって、結局ファンタジックに東京を沈める。

3年後(大人)社会はうまくいってる、問題ないよと18歳になった少年にいう。多少水没したってしっかり管理されているから問題ないのだ。あの自分達の命をなげうった選択って社会が告げたように妄想だったのか。たまたま異常気象でちょっと水没しただけ。

そして最後に三度目のボーイミーツガール。祈る彼女のところだけ日が射してる。しっかりと抱き合う。溢れる涙。

「僕達は大丈夫(じゃない)。」

この異常に明るい終末感が僕にはたまらない。

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 56
サンキュー:

14

ネタバレ

遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前作より楽しめました

ようやく見に行けました。

作画と演出に関しては相変わらずのクオリティ、劇場効果もありこれだけのために見る価値は十二分にあります。
ストーリーに関しては前作同様前半のワクワクに大して後半はちょっと肩透かしな印象。でも前作よりはまとまっていたし、演出もかなり力が入っていたためそこまでダレずに見ることができました。やっぱりボーイミーツガールはいいですね、少年少女が互いに未熟な己同士を時に励まし時にぶつかりながらも精一杯に今を生きる姿は本当に素晴らしいです。
最後の展開については人によって賛否両論ある終わり方でしたが、自分はアリだなと思いました。
いやー、しかし新海監督の色彩表現や演出効果のセンスは本当に目を見張るものがありますね。多くの人が魅了されてあそこまでの人気に繋がるのも頷けます。







{netabare} ここからは愚痴です。結構ボロクソ言います。{/netabare}
{netabare} 前作でも思ったがやっぱりストーリーなんですよストーリー。もっと無難に落とし込むことはいくらでも出来るはずなのにどうして無理やりファンタジー要素ぶち込んじゃうんでしょうか。それならそれで最初からもっとファンタジー路線全開でいけばいいのに。
正直あれだけの作画と演出であればそれだけで充分作品として魅せることができるし、ストーリーは邪魔にならない程度にまとまったっもので充分だと思うんですよ。もちろんさらなる名作に昇華させるためにストーリーに力入れるのも大事なんですが、新海監督の場合はアニメーションでやりたい事とクリエイターとして書きたい事、伝えたい事がイマイチマッチしてない気がするんですよね。
宮崎監督のように人と自然、人と人ならざるものの関わり、共生を描いた作品であればファンタジーの要素は自然に受け入れられるんですが、新海監督の場合はどちらかというと人と人との繋がり、縁に重点を置いてるんじゃないかなと思うんですよ。それをファンタジー要素全開の世界観でやるならともかく現実世界に即した世界観でやるんですよね。深層心理描写でやるならいいんですがガッツリ事象に影響を及ぼしてますし、それをするにはいささか説得力とか勢いが足りないというか・・・、なんか見てて違和感を覚えまくるんですよね。まあ今作に関しては前作ほどとっちらかった感じはなかったので最後まで退屈せず見れましたが、それでもどこか拭えないものはありました。
例えば耳をすませばのような作品を新海監督の作画と演出力で手掛ければ素晴らしい作品に仕上がるのになあ、と思いちょっと残念です。

あと前作との世界観の繋がりを示唆するような演出は好きなんですが、前作のメインキャラを出されるのは嫌いです。彼らの物語はあくまで前作で完結しており、その後の彼らの行く末は視聴した側の想像内でそれぞれ留めるようにしておくのがベストだと私は思うので。{/netabare}

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 65
サンキュー:

14

ネタバレ

esso-neo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

そーつぉーりょく足りて無い

俺のお気に入りレビュアーが最後で陳腐って言うけど、俺の場合は逆だった。最後だけ気に入ってて(新海作品では珍しいけど)そこに至る道のりがすげー気にくわない。尺が足りない?
そんなんじゃない。余計なものがもりもり入れられる。最後の押し問答は自分語りとちゃうんけ?

自分語りであるなら、紅の豚を気に入っているのはどう言う事なのか。子供時分に見れば俺は天気の子を気に入って紅の豚を嫌うのか。

あるいは新海監督がたった一人でアニメ作品を作り上げてしまったことが彼の孤独をなおのこと強くしてしまって誰も寄り付けないのか。
ざーさん嫌がってたみたいな話あったな舞台挨拶で。
最後の世界を変えてしまったには納得はある。君の名はで変わっただろうよ。世界とも言える背景がどんどん凄みを失っている。もっともそれはチョイスされた背景がつまらんってことかも知れんけど。
だがそれだけ情景に至っては最強だなと思えたものの、君の名は以降生きてない。誰だ監督殺しにかかってんの。
いまだ主人公が学生であり、都会人であるところを見れば今でも自分に居場所はないと見ているのか。どうしたファン供、監督寂しがってるぞ。夏や冬に是非とも東京ビッグサイトに連れてって行くべきではないのか?そんで監督は芸の肥やしにくっっっっっっそオサレなバーにでも入ってけばいいのよ。あれは一人に心地よくなれるしスパイスにバーテンが話掛けてくれるしね。

とまぁ、基本見てて思ってしまうのは監督が心配だなっていう、作品の悪し様なんかどーでもよくなるような話でした。
気に食わんのだ。過程が。最後の水没東京もセリフも気にいるけど過程がハラタツ。
銃はいらない。絶対いらない。

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 69
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5

ネタバレ

preston さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

まあ映像美を楽しむアニメですよね

中盤くらいまでは自分好みのアオハル物。
ただ、終盤はストーリーの盛り上がりとは逆に醒めてしまって、災害起きてんのに必死でガキ追いかけてる警察ってヒマなんだねーとか、自分の家庭が一番大事のはずのオッサンが寝返ったりとか、水没した都市に住み続けるとかおめーらどんだけ東京好きなんだよとか、ストーリー展開させるための粗が気になってしまった。

【満足度65/100】

投稿 : 2019/08/25
閲覧 : 39
サンキュー:

1

ネタバレ

オリヴィエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意欲作

夏季休暇中に観にいってきました。

うーん難しいね。
選択肢をわざと間違え続けたらこうなりました的な。実験的な試みに感じる。

正常な人間なら拳銃ぶっ放したりしないし、廃ビルに投げ捨てたものが何週間も置いたままになってるのも違和感。
警察はどこの誰の拳銃かまで分かってるのに探さなかったのか?
最後まで所持している前提で動いてたけど・・・。

悪い意味で大人になれない憐れな子供のままBADENDを迎える主人公にひたすら嫌悪感しか沸きませんでした。

まぁ最後安易に彼女が救われて終わりも辟易するが、世界を放りっぱなしで閉じるのもなんだかなぁ。

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 41
サンキュー:

7

ネタバレ

tag さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界を救わないセカイ系

もう言い尽くされているけれど、世界を救わないセカイ系はありなのか、この一点に話は尽きる。
主人公の帆高は終始草食系で、自分からは何もせず流されるままに生き、物わかりのいい大人(須賀)の保護下で、気のいい美人のスタイルがいいお姉さん(夏美)に気に入られながら年上の彼女(陽菜)と相思相愛になる。そして、お約束のように陽菜は世界を救うカギで、世界か陽菜かどっちかしか救えない。
帆高には迷いがない。陽菜を犠牲にして世界を救うという選択肢は帆高にはない。世界なんかどうでもいいと叫んでしまって、本当に世界を救うのをやめてしまうセカイ系。
たぶん、監督はそれを描くことで世界に救う価値なんてないと思っている若者の想いを描いたんだろう。帆高は真面目な青年なのに社会の規範を守ることにとことん、むとんちゃく。それは世界が彼に何もしてくれなかったから、世界を守る価値なんかないって帆高は思っちゃったからだろう。彼にとっては陽菜の方が世界よりずっと大事だった。
こういう設定にしておきながら世界の救済を放り出す帆高に共感できるかどうか。その一点にこの作品に対する好悪の分かれ目があるんじゃないか?そう思った。

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 160
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5

ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

エンタメ職人芸

とりあえず見たので、見たよという、報告まで。

簡単に思ったことなど、メモ程度に箇条書きで適当に。

▼ストーリーがめちゃくちゃクラシックで、シンプル。これは作品制作チームの仕事の組み立てがしやすそう
 基本は、「大事な人が死んでゆく話」で、「女の子の死と引き換えに世界が救われるはなし」という構造がしっかりと守られている。
 この手のはなしは昔からすごく多い。2000年以後のヒット作だと、FF10とか、恋空とか。
 すべてのシーンがこの骨格をもとに、きちんと構造的に組み上げられている。その意味では、きわめて、高度なエンタメ職員としての仕事だという感慨がある。新海誠は、完全にエンタメ職人となったのだな、ということがしみじみとわかる映画だった。
 エンタメの「お仕事」としたは、配給なども含めてすばらしい仕事としか言いようがない。
▼エンタメとしてのクライマックスをどうつくるのか、ということが計算され、そのために、すべての小道具が、作品をもりあげるためのフレーバーとして、計算されている感じで、見ていてほぼ完全に物語の設計が──つくり手側が何をしたかったかというレベルで──クリアにわかったので、それは個人的に新鮮。


▼他方で、純粋なエンタメとしての評価ということから、目を離せば、まあ別の評価になるだろう。

▼たとえば、警察は、「理解してくれない大人」の小道具でしかないというのが、徹底されている。ここまで物語の道具として記号的に使われていることが露骨だと、むしろ嫌味がない。
 警察は「理解してくれない世の中」のシチュエーションを描くためには不可欠な小道具であり、「銃」も警察ががんばってほだかくんを追ってきてもらうためには、不可欠だし、非日常の扉として使いやすい。

▼もちろん、この作品をマジで、現代のある程度リアルなはなしとして捉えるのであれば、ほだかくんは「迷惑なクソガキ」以外のなにものでもないと思う。ほんと。
 反権力とか、正直なんにも関係ない。ただ単に、子供が子供の世界のロマンを徹底するためには、ロマンのもり立て役として、記号的な「世の中」が必要だったというだけで、警察は召喚されて、子供が相手をさせられている。大雨で東京が沈みかけているような日に家出少年の捜索などで、そんなに人員がかけられるとは、とうてい思えないが、映画の構造上クライマックスの役者として、警察は絶対に必要だという以上の理屈が一切ない。

 ほだかくんは、なんか、あれだけ必死で家出しているということは、なにかDVでもあるのかと思ったけど、そんなことは何もなかったようで、さすがにそこぐらいは、もう少し設定をつめてほしかったとは思う。まじなはなし、「家に帰れよ」としか言いようがない。
 スガさんは、まあ、こういう人、リアルでいたら、多分、子供っぽくて仕事相手としては迷惑そうな人だなあと思った。まあ、作品内で完結している範囲では、いい人そうな世の中にしばられない人ということになっているけれども……


▼新海さんを頂点とする、このチームが貴重なのは、この子供っぽいダメさをもちながら、他方でこれだけ金のかかった大規模プロジェクトをまわしているところだと思う。ほんとうに。
 大規模プロジェクトまわしている監督はだいだいの場合、気のつよいタイプの人格の人になりがちなんだが、ナヨナヨっとした主人公を描く人でこれだけの大規模プロジェクトがまわってるというのは、なんかプロジェクトとしてすげーなと思うわ。
 川村元気さんとかがすごいのだろうか?


▼ほか

・単にエンタメというところにとどまらないというとこだと、バニラが登場した時点で個人的には、とてもよかった。新宿の風俗がそのまま表現されていたのは、すばらしい。というか、個人的にベタによかったのはそこがメインだった。
・すでに、言われてるけど、話がエロゲーっぽい感じはある。ヒナちゃんのギャルゲヒロイン感はすごい。二次創作でどこがエロシーンになるかの想像がおそろしく容易でなんだか、これがメジャー映画だっつうのは、時代がかわったなあと感じる。
・RADWIMPSかかりまくるのには、相変わらずで、申し訳ないがちょっと笑ってしまった。新海さんの純粋なRADWIMPSへの好意みたいなものもかわいらしいな、と思うが、映画自体がまるで巨大なJPOPのMVみたいだという気もする。

********

 もうすこし大きな感想をすこし述べておくと、新海さんがエンタメ職人として洗練されていくこと自体はいいんだけど、時代を代表する作家に、もう少し、知性を感じる人がほしいな、とたまに思ってしまう。
 国内のコンテンツ史的には、手塚や宮崎駿のような左派インテリが、偉大なエンタメ作家であった時代というのはある意味では、本当によかったと思う。それはエンタメと、社会的な議論の間が架橋されていたということでもある。
 右でも、左でもいいので、もう少し社会的な議論とかかわるような作品が、ドーンと、超ヒットをとばしてほしい。もちろん、そういう作家はいるにはいるのだが、国内のマーケットがわかれてしまっていて、最メジャーにはならない感じが、なんだかさみしい。

 『ズートピア』みたいなものを生み出すことができた北米のコンテンツ産業には、歴史的な評価ということだと徐々に勝てなくなっていくよなあ、と思う。

投稿 : 2019/08/21
閲覧 : 94
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8

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょっと、入り込めなかった。

現実設定のローファンタジー。
主人公の行動に共感できなかったり、流れに違和感を感じてしまい、入り込めませんでした。
画はとてもきれいでした。雨と空が特に!

ちょっと、破天荒な飛んだ言動に痛快さを感じれれば愉しく、感じられなければ違和感なんでしょうね。

投稿 : 2019/08/17
閲覧 : 56
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14

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雨のち晴れか曇り

最初に言っておきますが、このレビューは
「雲のむこう、約束の場所」、「君の名は。」の
ネタバレも含まれているので注意してください。

7月某日、レイトショーで観て来ましたが、
席は7割くらい埋まっているという状況でした。
上映後の館内の反応はというと、
まー戸惑いですかね。
私自身もこれは「評価が割れるな」と思いましたし。
とあるカップルの反応は、「あの場所凄いリアルだったね」と、
そんな話をしていました。
ストーリーの話をしろよwとも思いましたが、
前作「君の名は。」の都内の背景描写は、
夾雑物がないのでどこまでも美しく、現実よりも綺麗でした。
実際には煙草の吸殻とかのゴミが一杯あるので、
新宿なんて本当汚いんですよw
本作は、前作と比べても、よりリアリティを帯びている
背景描写だったように思えます。
分かりやすいのが、
「バーニラ バニラ バーニラ 求人!
 バーニラ バニラ 高収入!」の宣伝カー。
このような景観を損なうオブジェクトを取り込むことによって、
リアルな都内の風景を作り出しています。
演出意図までは図りかねますが、
本作の舞台は、基本的に都内で完結しています。
分かりやすく言うと、「汚い東京」と「綺麗な東京」の対比による
舞台演出をしたかったのかもしれませんね(知らんけど)。

身分証明書も持たない高校生が、
都内のネットカフェの個室の利用なんて無理ですし、
深夜利用なんかできる訳もありません。
細かいことをいちいちって思うかもしれませんけど、
こういうちょっとした綻びがあると、物語に入りづらいんですよね。
でもって、こういう違和感が最後まで付きまといますからね。
日々の生活に息苦しさを感じるというようなアナウンスはありますが、
森嶋帆高(もりしまほだか)の親や島での生活だったり、
天野陽菜(あまのひな)のこれまでの家庭環境や母親のことは、
もや~っとしたままです。
僕と君という二人だけの「赤い糸ファンタジー」においては、
それは些末なことで、気にするなってことなのかもしれません。
そういう意味で言っても、本作は新海監督の作家性がより顕著に出たなとは思います。
刑事さんたちはもうちょっと上手く立ち回ろうよとか、
あれだけ線路を走っていたらさすがに捕まるだろうとかは、もう言いません。
しかし、3年間都内はずっと雨が降り続くって・・・おいおい、もう住めないよ。
遷都待ったなし!
この結末は「雲のむこう、約束の場所」と同じということでしょう。
つまり、もう一度陽菜に会えるならば、
この世界の理を壊しても構わないってことです。
元々世界の理なんて狂っている訳ですからね。
どうなろうと、君との再会を選択したってことです。

昨今は、コンプライアンスの遵守なんて言葉を耳にすることが多いでしょうし、
求められます。
これは、企業レベルだけでなく一個人にもおいてもそうです。
元々社会の枠組みを外れた存在である芸人にも、品行方正というのは求められます。
ちょっとでも不謹慎、というか不快にさせるような言動も許されない、
そんな息が詰まるような衆人環視の現代社会において、
帆高は法を犯し、さらに不謹慎とも言える選択をする訳ですから、
そりゃ賛否両論ですよね。
このことに関しては、新海監督も覚悟はしていたようで、
こんな主人公が皆に好かれる訳はないだろうと。
前作「君の名は。」においては、厄災の回避から三葉との再会という、
非常に品行方正な作りなのですが、本作は真逆です。
「お叱りを受けるかもしれませんが・・・」という
新海監督の覚悟の表れでもあるかもしれません。
それでも譲れない想いがあるんだっていう強い意志でもあるんでしょう。
新海監督なりの世の中の風潮に対する叛逆とも思えました。
ただ、映画としての評価は、なかなか難しいものがあります。
僕と君との関係に酔い痴れることができる若いカップルならともかく、
私のようなこじらせたヲタクには厳しい評価に繋がるかもしれませんね。

ある意味ですけど、リア充ハラスメントなんですよねw
本作は誰かと観に行った方がいいかもしれませんね。
マジで「充ハラ」受けますからw  酷い話ですw
「充ハラ」ってのは、私の造語なんですけど・・・
この言葉、案外流行る気もするわ!

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 122
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23

ネタバレ

しゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春ラブストーリー

ストーリーは万人受けするハッピーエンド。個人的には君の名は以前の新海アニメらしい切なさ欲しかったけど…受けが良いのはこのようなストーリーかなと。雨粒一つ一つ、反射光、映り込みなど作画はこれでもかって言うほど作り込の拘り感じた。声優も俳優多い割にはハマってたように思う。音楽は前作同様RADWIMPS。可もなく不可もなく…違ったアーティスト使って欲しかった気もするが…新海監督、相当お気に入りなんすね(笑)

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 38
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3

ネタバレ

ポッチャマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

10(Ten)キノコ

すみません、いいタイトル思いつかなかった...
でも、しっかり良い作品なので、ちゃんとした内容のレビューをしたいと思います!あと、ネタバレなしでは語れないので、要注意です。

一応、ネタバレない中で言える良いところがひとつある。
花澤香菜さんと佐倉綾音さんが、それぞれの名前の幼女(カナとアヤネ)で出演してる!可愛い!以上!

すいません、では本題に笑
基本的に君の名は。を観ていたので、比較というか、意識して言うと、基本的に展開の流れはほぼ同じです。最初は不穏な空気から始まり、だんだん賑やかになっていき、後半に入っていきなり急展開に引き込んで盛り上げ、最後は少し切ない、最初とは違った空気感を出しながら閉じる。まぁほんとに110分間の大まかな流れはほんとに一緒でした。私の感覚として。

君の名は。とほぼ同じボーイミーツガールなのに、あちらのSF的な引き合わせなんかじゃなく、いきなり船でやってきた家出の場面から始まる。主人公が家出の少年てwwwと内心突っ込んでましたが(笑) まぁでも今作はかなり現実世界の要素を濃くしてきたなという感じで、前作よりもさらに客層を広くしているなと。序盤はごく普通の16歳男子である帆高が東京で仕事探しにもがいている。もちろんすぐに上手くはいかない。そんな空腹と孤独で苦しんでるときに、ビッグマックをくれた優しさに触れたら、思春期の男子としてある種の勘違いをしてしまうのは仕方ないのかもしれないね。
でも陽菜を連れ出してからの帆高たちの楽しそうな雰囲気はとても好きでした。家出から同世代の仲間と仲良くなって共に生活をする感じ。なんだか分からないけど、ちょっとしたロマンスですね(謎)

まぁ結果的に最後は天に召された陽菜を救い出し、かなり後味の良い閉幕となったけど、帆高の家出の理由や、そこから捜索願いを出した親を出してこなくて良かったなと。そこらへんの無駄な設定は省いてくれたのがGood。

そしてもうひとつ忘れちゃいけない、後半は、この物語の裏の主人公である、須賀さんをだいぶクローズアップしてたみたいで。
陽菜が失踪し、その事に周りが見えなくなった帆高とも会わなくなっていた須賀さん、久しく晴れた日に窓の外の水たまりをなぜか開けて家に入れてしまったシーン。その直後になぜか泣いているのも含めて、たぶん自分のこれまでの人生が今の帆高と少し重なっていたんだろう。それこそ、冒頭の船上で家出少年を助けたのも、その少年にたかりつつ仕事場所を与えたのも最初からどこか「似ていた」からだろうと思う。“似てる”というのは夏美が言っていただけじゃなく、生前の嫁の境遇、それに対する自分の非力さに失望していた姿があいつと同じだと自分で認識したこと。
終盤に廃ビルの屋上にかけ上る帆高を先回りして止めようとしたシーンでは、前に今まで働いた分の給料を払って“別れた”ときの『大人になれよ、少年』から分かるように、一度他人の関係に戻って、帆高に投降するよう説得した。しかし聞かない帆高が銃口を突きつけ涙を流した瞬間、今まで帆高と共にした雨の日々を思い出したんだろうね、帆高に行けと言う。個人的にはここのシーンが最初はすぐには理解出来なかったけど、この直後の凪くんの『姉ちゃんを返せ!』の言葉と相まって不自然には感じなかったです。

この作品の設定や心情描写はかなり緻密に精巧に練られており、制作の段階でいかに苦労されたかが振り返るほどにわかりますね。
個人的に一番設定勝ち?していると思ったのは、本当は年下だった陽菜が年齢詐称していることを帆高が知った場面。お互い彼氏彼女になるのなら、呼び捨てなんか普通にするだろうけど、ストレートにそうしてしまうと面白くない。ホテルで夜を過ごしたとはいえ付き合ってはいないのだから、年が離れている以上、両者とも呼び捨ては違和感が出る。未成年の頃の呼び捨てはたとえ1歳しか違わなくてもほとんどの人は先輩後輩を意識してしまうからね。でもクライマックスのふたりが再会する重要な場面で名前をさん付け無しで呼び合うのを実現するために、わざわざ陽菜を年齢詐称のしやすい境遇(未成年ではできない水商売)に置き、終盤に陽菜の本当の情報を警察から帆高に告げる。そうすることで、お互いに自然に違和感なく、再会の場面で呼び捨てにできる。
うん、なんか、僕の性癖に刺さりました笑笑

今まで見てきた新海誠監督の作品はどこか変態な部分があったけど、今回もこういうとこで変態らしさを伺えましたネ。まぁそれに言及する僕が一番変態ですが笑。

とりあえず、前情報をほとんど入れず、PVも最初のしか見てなかったおかげで余計な期待値上げなくて済みました。良い作品でした。ホントにアニメに限らず、膨大な宣伝をしている作品は思ったより面白くなかったなんてなことが起こりやすいので注意したいです。( ̄▽ ̄;)

気になった人は是非、何も考えずに純粋な気持ちで見てあげてください。(^-^)

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 67
サンキュー:

4

ネタバレ

ダリア さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ねえ、もうすぐ晴れるよ

☆エンタメ路線
君の名は、から新海誠は完全に一般向けに舵を切っていて、それが狙い過ぎてないレベルなので見事だと思います。
本来の新海誠の作風は秒速5センチメートルに代表される言語化できない感情の機微の映像化。
世界観は雲の向こう、約束の場所という過去作に似たセカイ系ですが、こちらの方が遥かに一般層を視野に入れた作りで、そのバランスがお上手です。
私は言の葉の庭が一番好みで、新海誠はああいった作風のものはもう二度と描かないんだろうなと感じました。
それでもしっかり面白かったのが悔しいばかり。

☆圧倒的な背景美術
秒速5センチメートルの頃から随分話題にされてますが、新海誠作品の背景美術は本当に美しい。
瑞々しく息遣いさえ感じられるような街並み、雲間から東京の街に差し込む一筋の光明は幻想的で、当たり前の風景を鮮やかに切り取る事に関して天才的だと毎度思います。
新海誠作品を観るとしばらくはなんでもない普通の街並みをより慈しむ眼差しで見つめられるような気がします。夕焼けに染まる街並みとか。
興味ない方は本当に興味ないでしょうけど、わざわざCGのモデルに一枚一枚手描きでライティングを加えて手描きの風景に大して違和感がないように(CGの質感が世界観から浮かないように)溶け込ますらしいです。
アホみたいに手間が掛かる工程を加えるぐらいに、幻想的な風景に大して変態的な拘りがある方です、新海誠は。神は細部に宿る。

☆劇伴
君の名は。に続いて劇伴の使い方が丁寧すぎる。
緩急が本当に素晴らしくて、盛り上がるべき場所で切り札のようにRADWIMPSと今回の秘密兵器三浦透子が歌います。
そして、次のセリフまでの一瞬の静寂。
この無音によって視聴者は次のセリフに惹き込まれるわけです。お見事。
君の名は。の時はそんなに気にならなかった気しますが、自分の感想見たらしっかり言及してました。
思えば言の葉の庭のラストシーン辺りから劇伴の使い方上手いなーと思って調べたら、丁度その頃天門先生と組むの辞めたみたいですね。
天門先生には悪いけど、RADと組むようになってから新海映画の音楽がグッと良くなってる。

今回RADWIMPS野田君は前作以上に制作の深い所に足を突っ込んでるらしくて、音楽関係のほぼ全ての監督を担ってるらしいです。
そんな野田君が1年にも及ぶオーディションの末に見つけた天才が、三浦透子。
祝祭とグランドエスケープにボーカルを入れた女性です。
透き通るようなクリアボイス、けれど雨を吹き飛ばすような力強さもあって、爽やかな挿入歌だったと思います。
調べたら弱冠22歳の北海道の女優らしいです。いやどう考えても貴方の天職は歌でしょ。是非メジャーデビューして欲しい。

後の内容は全部ネタバレです。申し訳ない。

{netabare}
☆展開について
言及しすぎて完全に話題が逸れたので別の所に投稿した文章ですが、2000年代のエロゲじゃんって感じです。既視感の正体は多分ソレ。エルフ倒産したらしいよ。ランスシリーズ続編もう出ないって。麻枝准って今何してんの?

新海誠が

今はものすごい勢いで作品が増えている。その中でオリジナルは探りようがない気がしている。誰もが見たこともない映像表現が自分にできると思ったことは全くない。
仮に既存のものと重なるビジュアル表現だったとしても、せりふや音楽、メッセージと組み合わせることによって、鳥肌を立たせられるような瞬間はまだまだ作れる。どちらかと言うと、僕の仕事はそっちかなと思っています。

と語っていて、この人はこのエロゲらしさもどこかで観たという既視感も狙って生み出してるんだなと感じました。まあ元々minoriブランドでエロゲのOP描いてたからね。エロゲみたいなシナリオの引き出しにはなるでしょ。天門先生ともminoriブランドからの付き合いだったし。

君の名は。の2人のゲスト出演については、言の葉の庭の先生みたいなもんなんで想定内。
君の名は。と地続きの世界観だと瀧君はまだ三葉と出会ってなくて、お互いにお互いを捜してる状態らしいです。
ショップ店員の三葉が組紐を髪飾りにしてるのはグっときました。
3年して街が水没後に瀧君の祖母を訪ねるシーン、小説版にはお婆さんの孫の結婚写真が飾られている描写があるらしいので、瀧君と三葉ちゃんは2021年から2014年の間に結婚確定です。おめでとう。
よく考えたら2021年の夏に陽菜が世界に戻ってきて雨が降り止まなくなってから、2022年に瀧君と三葉が再開する時に雨止んで晴れてない?という話になり普通に矛盾しますが、まあ細かい事は良くない?

平泉成っぽい警官のキャストが平泉成で普通に笑いました。よく出てくれたな。
あやねちゃんとかなちゃんはそのまんま声優の下の名前じゃん。
気付かなかったけどこの小ネタスカウトマンでもやってるらしくて、序盤で帆高君殴って銃口向けられた妻子持ちのスカウトマン木村、木村良平君がやってるんですよね。ヨシュア……すばらしきこのせかいの続編早く作って欲しい。
こわい警官が梶裕貴でびっくりしました。どちらかと言うと演じ分けできない声質一本で戦ってる演技が一辺倒の声優だと思ってたので、スタッフロールで本当に驚きました。結婚おめでとう。
さりげなくスタッフロールの声優欄の一番下の方に羽鳥慎一が。どこのニュースで声録ててたんだ。

☆ラストシーンについて
観終わった後調べていて、え、むしろあれで賛否あるのかといった感じでした。割と落しどころとしてこれ以上なくないですか。
君の名は。のラストシーンが秒速5センチメートルのラストシーンのセルフリメイクであると感じたように、今作のラストも言の葉の庭のラストシーンのセルフリメイクに感じましたね。
もう奇跡も無いのに、階段の踊り場を駆け上がって(実際には階段なんて無く、言の葉の庭のセルフリメイク的な意味合い)
今度は2人で大丈夫って言いたいから、名前を呼びます。
あれだけ荒唐無稽な事を沢山繰り広げてきて、あえて何も特別じゃなくなった等身大の少年少女が2人手を取るというラスト。
日常の美しさを切り取る新海誠らしい、秀逸な幕の引き方ではないでしょうか。
{/netabare}

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 130
サンキュー:

1

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アンチテーゼ

天気の子をただの恋愛物語としてみるか,雨の描写はきれいだが,異常気象の物語としてみるかは,自由です。また東京という都会の暗部を描いた映画ともとらえられるし,超能力を遣う女の子の物語としてみてもいいでしょう。

主人公を含めた人間関係のもつれや,地球規模で異常気象が起こっていて,特に東京という街を含めて,今までのアニメが滅多に触れてこなかった恥部,汚い部分が伏線として描かれています。

男女二人は新海誠の映画にしては珍しくハッピーエンドなのですが,見終わるとなぜかもやもやが残るのは,映画のところどころに上にあげたような表と裏があり奥が深いと感じたからだと思います。ハッピーエンドともとれるし,そうとも取れない,アンチテーゼで腹が立った人は,監督の思惑にはまった人でしょうね。

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 109
サンキュー:

3

ネタバレ

CK さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想箇条書き

・ストーリー構成とか結構君の名は。
・現実なら主人公5回捕まって10回死んでる
・音響と作画が最高
・君の名は。より話しが単純で予想しやすい展開だったが代わりにもやもやせず楽しめた
・陽菜さながら聖母マリア
・アニメの小学生キャラは精神小学生じゃない定期
・同船してた須賀さんはどういった理由で乗ってたんだろう
・帆高はなぜ家出までしたのか
・ハンバーガーもらった少女と路上の少女を結びつけられる主人公強い
・線路走ってて誰も止めようとしないの草
・タイトルに助詞の「の」を入れるとヒットする説また立証
・「姉ちゃんを返せよ!」と「俺が一番年上だったじゃねえか、、、」が一番ぐっときた
・ご都合主義嫌いな人には向かなさそう
・晴れの子がいるなら異常気象を巻き起こした雨の子もいるのではないか
・「それはまるで......!」多すぎ問題
・広瀬すずはやっぱり下手
・陽菜可愛い

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 95
サンキュー:

2

ネタバレ

ぽっぷる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーん

キャラクターに魅力を感じなかった。(キャラデザ含む)
テンポが悪かった。(時間が長く感じた)
風俗の必要性を感じなかったしただ不快だった。
プリキュアとかもそう、無意味なコラボ無駄。

声優に関しては一般俳優が多いため、アニメ声優の方が浮いてたかな。
中の人ネタとかおふざけは冷めるのでやめてほしい。

とりあえずまとめると
なんか引くような描写が多かった。不快だった。

音楽も微妙だった。うるさいだけ。

花火の3Dもなんかちがう。街中だからだろうか?
なんか心にひびかない。こう夏祭り感が足らないというか

天気の世界描写が少ない。
ここらへんもっと欲しかったな上の世界の話が欲しかった。

もっと
バッドエンドかハッピーエンドどちらかに振り切って欲しかった。

(秒速や君の名は 文句なし星5です)
君の名はリピートしましたが、天気の子はリピートする気が起きません。
凡作です

投稿 : 2019/08/08
閲覧 : 34
サンキュー:

3

ネタバレ

man-tan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素直な気持ちになれる

久しぶりにアニメを見ました。
絵は綺麗ですし、音楽も良かった。
時間も限られる中、省略するところは省略してスマートに描き切った印象です。
演技も自然な感じがして、没入感がありました。

強いて言うならもう少し時間が欲しかった。制限もあるので、掘り下げは甘さはあると思います。
1クール使えるならまた違った形になったのかなとか思います。

最後の選択は今の若い子よりなのかな。素直で自分の気持ちに正直で、個人的にも高評価。
昔は気持ちを抑えた結論(あの花みたいな)で、立ち直ろうとするタイミングでのエンディングが多かったので、新鮮でした。
久しぶりにアニメ見たので・・最近はこっちが主流なのかもしれませんが。

投稿 : 2019/08/07
閲覧 : 35
サンキュー:

3

ネタバレ

88. さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テンキーの5はさすがに笑った

君の名はに次ぐ新海誠作品。
異常気象が続く東京へ、出稼ぎにきた少年が、絶対天気晴れさすウーマンと出会うボーイミーツガールなお話。

巷で「00年代のエロゲみたい」って散々噂されててすごく気になっていたので、見に行ってみました。

相変わらずのクソきれいな美術背景ですごいなぁって思いました。

回り込む描写とかはCG使ってるように見えたのですが、すごく溶け込んでて良かったと思います。もしCGでないならもっとすごいと思いました。

結構リアリティを求めてたんですかね、Yahoo!知恵袋とかVANILLAの求人とかカップヌードルとか随所にリアルな描写が見受けられました。

ヒロインの女の子も可愛かったです。
チャーハンのところとかカラオケのシーンとかが好きです。
あと、陽菜の体に水紋が浮かぶシーンが印象的でした。


肝心の物語ですが、まぁ悪くはなかったんですがめっちゃ良いってほどでもなかったです。
主人公が東京に来た理由がやんわりとしか説明されてなかったと思うので、ちょっと、ん?ってなりました。
あと、序盤~中盤での雨が魚に見えるシーンとか、大量の雨が一気にドサッと降ってくるシーンとかの理由がよくわからなかったです。(多分代償だとは思うのだけどよくわからなかった)
終盤の陽菜を迎えに行く大事なシーンも、結構さっぱりしてたように見えました。

声に関してはすごく合ってて良かったと思いました。
カナ(CV花澤香菜)とアヤネ(CV佐倉綾音)には笑ってしまいました。

あと、前作のキャラが出てくるのも良かったです。
そういう細かいギミックみたいなの大好き。

音楽に関しては、全体的には良かったと思うのですが、
終盤の劇中歌ラッシュはちょっと、うーん、って感じでした。
ちょっとくどいかなーって。
あ、カラオケのシーンは良かったです(2回目)


多分ADVゲームしたことある人ならわかると思うのですけど、
ホテルでひながほだかに「晴れてほしい?」って聞くシーン、
完全に選択肢が見えました。


全体的に辛口になってしまいましたが、陽菜ちゃんが可愛かったのでおすすめです。

投稿 : 2019/08/07
閲覧 : 122
サンキュー:

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天気の子のストーリー・あらすじ

「あの光の中に、行ってみたかった」高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らす少女・陽菜。彼女には、不思議な能力があった。「ねぇ、今から晴れるよ」少しずつ雨が止み、美しく光り出す街並み。それは祈るだけで、空を晴れに出来る力だった――(アニメ映画『天気の子』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年7月19日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム
公式サイト
www.tenkinoko.com/
主題歌
RADWIMPS『愛にできることはまだあるかい』

声優・キャラクター

醍醐虎汰朗、森七菜、本田翼、吉柳咲良、平泉成、梶裕貴、倍賞千恵子、小栗旬

スタッフ

原作:新海誠
監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン:田中将賀、作画監督:田村篤、美術監督:滝口比呂志、制作プロデュース:STORY inc.、音楽:RADWIMPS

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