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「スパイダーマン:スパイダーバース(アニメ映画)」

総合得点
79.3
感想・評価
86
棚に入れた
440
ランキング
497
★★★★★ 4.3 (86)
物語
4.2
作画
4.7
声優
4.2
音楽
4.1
キャラ
4.3

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スパイダーマン:スパイダーバースの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的ナンバーワンヒーロー映画。スパイディー論でありヒーロー論。

「待つ、じゃない。信じて飛ぶんだ。」

「良いセンスだ!」な神作品。


 センスが良いといっても、気取ってるとか深刻ぶっては少しもいない。ポップで明るく、クールで斬新なのに親しみやすい。ギャグも冴えまくりで、本当にわかってる人が作ってるながビシビシ伝わってくる。


 それでいてキャラが多いのに雑さがないし、ちゃんとヒーロー論、スパイダーマン論にもなってる。その上、敵側もイケてんじゃん。


 無いものねだりするなら、序盤もっとサクサク進めて各スパイダーマンたちを見たかった。だってみんな最高なんだもん!。


 即ち欠点は明白。もっと彼等の活躍が見た~い!。これで終わりは勿体無さすぎる。ED後までセンス良すぎぃ!。


吹替え版も鑑賞。マイルス親子やピーターとの師弟関係はよりグッとくるものに。ただ、憂慮していたが、悠木さんとグエンはあんまり噛み合ってないかな。悠木さんの長所が出づらい役だったかも。普通にペニーで良かったんじゃ?。グエンは真綾さんとかでえがったのでは。

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 438
サンキュー:

13

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新しさを感じるアニメーション

完璧。ここ数年のアニメ作品でぶっちぎりで良かったかもしれん。強いて言えばスパイダーマンを知ってないと弱いってくらい。ともかく絵が良かったけどストーリーも最初から最後まで良かった。もっと見たいなこれ

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 34
サンキュー:

0

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

【辛口コメント】多様だね。で、何がしたいの?→続編の解答に期待大♪

原作アメコミは未読。映画鑑賞はサム・ライミ監督の3作くらい。

【物語 3.5点】
NYブルックリン。
黒人少年・マイルス・モラレスが、スパイダーマンことピーター・パーカーの遺志を継承し、新たなスパイダーマンとして覚醒するまでの物語。

多元宇宙(マルチバース)間の転移により過去を取り戻したい黒幕。
それに伴い各宇宙から迷い込んだ、様々な形態のスパイダーマンたちと共に野望の阻止と、各々の世界への帰還を目指す。


別次元のスパイダーマンこと、くたびれたメタボおっさんのピーター・B・パーカーと主人公少年との先輩後輩関係。
その他のスパイダーマンたちと、正体を明かせない孤独なヒーロー同士、
腹を割って語り合うことで、ヒーローの宿命の描写を深化。
多様なスパイダーマンを生かしたテーマ提示には成功している。


ただ、私は納得しきることはできませんでした。
本作は2019年の第91回アカデミー賞・長編アニメ映画賞受賞作。
前年のアカデミー賞では“#Me Too”運動の一環として俳優たちが黒ドレスでセクハラ問題に抗議。
同賞も、年々、政治色、社会問題提起への傾倒を強めていく中での受賞。

もはや映画その物の出来よりも、差別問題など、リベラルが掲げる政治・社会課題解決に寄与するか否かで評価される風潮になってはいまいか?
本作は私のポリコレアレルギーが急速に強まっていった時期の作品。
(因みに『グリーンブック』や『パラサイト』などこの頃のアカデミー賞・作品賞は映画としてはとても素晴らしい作品だとは思っています。)

よって私は本作に対しても、黒人少年のスパイダーマンを主役にした意義。
スパイダーマンに多様性は必要なのか。
どうしても手厳しく追求してしまいます。

結果、マイルスもスパイダーマンやって、たった2日では主役として私を納得させるだけの信念までは見えてこない。
色んなスパイダーマンわらわら出して来たけど、それで「誰でもマスクをかぶれる。」と結論付けられても、
結局ヒーローになるには身近な幸せが犠牲になるのを諦観しなきゃならないんでしょ?
誰でもマスクはかぶれるのだろうけど、俺はかぶりたくないね。
などと捻くれてしまう自分がいたのです。


このままだと私の中で記憶に残らない作品で終わってしまうこの『スパイダーマン』ですが、風向きが変わったのは続編PV。
来月公開の『~アクロス・ザ・スパイダーバース』、来年予定の『~ビヨンド・ザ・スパイダーバース』の2作。

高校生スパイダーマンを続けるマイルスが「愛する一人を救うか?世界を救うか?」との問いに対して「俺だけは全員救ってやるよ」と力強く宣誓。
捻くれた私を修正するだけの信念を持ったヒーロー像確立の予感。
スパイダーマンも幸せになっていいのか?俺もマスクかぶれるかも?
続編2作と合わせた三部作の序章『~イントゥー・ザ・スパイダーバース』としての本作の存在感も増している所です。


【作画 4.5点】
CG映画の中に画面分割によるコミックレイアウト表現、吹き出し風のレタリングなどアメコミ要素が落とし込まれ見ていて楽しい。
手描き感を損なわずに成立させたCG映像としては今なお世界最高峰。

その上で、日本の二次元ロボアニメも感じさせるペニー・パーカーのアニメ調。
戦前アメリカを思わせるスパイダー・ノワールの白黒フィルム調。
児童向け動物キャラ世界の豚、スパイダー・ハムのカートゥーン調。
多彩な表現が混在しても破綻しない統率力は見事。

クライマックス、背景にも惜しげもなく作画を入れ構築したマルチバースの混沌。
そこをかいくぐるスパイダーマンの立体アクションも圧巻。

色彩では黒より白の眩しさが鮮烈。
光の強さが、スパイダーマンのマスクの白い目にこもった意志とリンクする演出がグッと来ます。
是非コントラストの表示幅の広い環境で鑑賞したい映像美です。

ただ、それでも満点まで突き抜けないのは、まだ完全に確立されていないマイルスのスパイダーマン像ゆえ。
凄い映像技術で色々表現したのには感心したけど、
結局マイルスはこのマルチバースで何を成したいのか。
信念と映像が一体となった瞬間が、私が作画5点を付ける時なのだと思います。


【キャラ 3.5点】
主人公マイルスが出会う少女・スパイダーグウェン。
一応のヒロインポジションだが、たった2日のボーイミーツガールでは萌えもデレも不完全燃焼。
その無念を晴らすのも私が続編鑑賞したい主要な目的の一つ。
その他のスパイダーマンたちも軽く半生を紹介した程度に終わっており、今後の解像度アップに期待したいです。

時にスクリーンの過半を埋め尽くす黒い肩幅(笑)が特徴の黒幕・キングピン。
悪を貫く最中に失われた幸福奪還への執念が次元に穴を穿つ。
ヴィラン(敵役)だが彼もまた幸せになれないアメコミキャラの悲哀を体現。
あと私もキングピンの肩幅に{netabare} 「HEY~!」とショルダータッチ{/netabare} したいですw

{netabare} パトカーで送った学校入り口で「愛してる」と言わせるw{/netabare} 過保護、過干渉な父を煙たがったマイルスが懐くのはアーロンおじさん。
グラフィティや{netabare} ショルダータッチによる女の子の口説き方{/netabare} でアンダーグラウンドな文化の洗礼を与え、
(※核心的ネタバレ){netabare} ヴィランとしてマイルスと対峙し、スパイダーマンの悲哀の洗礼も浴びせる。{/netabare}
今後、マイルスが世界の敵になってでも愛する人も救うのかと葛藤する際、
ダークサイドの発端として回顧されそうなキャラです。


【声優 4.0点】
日本語吹替版を配信視聴。

メインキャストはアニメ声優陣を中心に固める。
ひと昔前まではアニメ中心の声優が映画吹替となると、
リップシンクの取り方も独特な中で、吹き替え声優と比べて、もうひとつ声が張れない場面も散見されましたが、
近年はアニメ声優も健闘されてますね。
アニメ声優の芸域拡大と、役者としての進歩を実感します。


なりたてヒーローの戸惑いを演じるマイルス役の小野 賢章さんを、
色々すり減ったピーター・B・パーカー役の宮野 真守さんが励ます構図。

グウェン役の悠木 碧さん。マイルスと好ムードになるもまだまだ勝ち気なツンボイス中心のヒロイン。
変幻自在な声質による真価発揮はまだ先の話か。
なので本作ではジャパニメーション的ロリ成分を供給するペニー・パーカー役の高橋 李依さんで萌えを代替w


【音楽 4.0点】
黒人主人公ということもあり、HIPHOP中心の楽曲群が壮大なオーケストラとも融合しムードを演出。
ポスト・マローン&スウェイ・リーの主題歌「サンフラワー」はビルボードチャートでも首位を奪取したメガヒット曲。
私が印象に残ったのはマイルスが再起する際に挿入されたブラック・キャビア「ホワッツ・アップ・デンジャー」

投稿 : 2023/05/27
閲覧 : 499
サンキュー:

13

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

信じて跳ぶんだ。必要なのは勇気だけだ。

 全117分。

 実写の方は1, 2, 3見たことはありますが、小、中学生の頃見たような?記憶はあんまりないです。

 評価が高かったので見てみましたが、もう最高だったーーー!

 主人公のマイルスは学力、身体能力、メンタルなどは普通。何でもない少年が力に目覚め、精神的、身体的に成長する物語。ただ主人公が強くなるだけでなく、視聴者側も元気付けてくれるような、そんな素晴らしい映画でしたね。

 味方、敵側の両方に魅力的なキャラが備わっていて、どちらにも感情移入できる。別次元から来たスパイダーマンたちが別世界の特徴を醸し出しているのもグッド( ´∀`)b。カッコいい、かわいいキャラたちです。

 加えて作画が異次元ですよ。。アメコミの世界が飛び出してきたような感じです。

 なんと続編が作られるとのこと。最後にグウェンがマイルスの前に現れてましたからね。続編なら、個人的にはノワール、ペニー・パーカー、スパイダーハムの掘り下げとかあったら良いですね。

 追記:吹き替え版も視聴。字幕だけだとわからなかったことがはっきりしたりしてよかったです。声優陣は、俳優ではなくちゃんとプロの声優さんで良かった。あと細かな伏線もあって二度おいしいです。

 これにて感想を終わります。ここまでよんでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 338
サンキュー:

14

8bit さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とんでもない映像表現だった

リミテッドとフルアニメーションの融合。
驚異のCG映画。
ポーズが、構図が、カメラワークが、全てがズバ抜けていた。

…ぶったまげた

投稿 : 2022/02/13
閲覧 : 197
サンキュー:

4

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメーション進化論

アカデミー賞のアニメーション部門を受賞しているということで、改めて「スパイダーマン スパイダーバース」を考察すると、

この作品は非常に日本の「同人誌」的である。

「スパイダーバース」ではスパイダーマンは「6人」登場し、

一人は1960年代から存在するピーターパーカー。

二人目は1930年代のフィルムノワール探偵風のスパイダーノワール。

三人目はカトゥーン世界からきた喋るブタことスパイダーハム。

四人目は日本人の女子高生で萌えアニメ的キャラクターのペニー・パーカー(日系)。

五人目はピーターパーカーの彼女であり、近頃復活を果たしマルチキャラクター化しているスパイダーグエン。

そして、六人目は二代目スパイダーマンこと黒人少年のマイルズ・モラレス。


これらのキャラクターは、全て平行宇宙(多元宇宙)からやってきた別々のスパイダーマンであり、個々に特徴が違う。スパイダーノワールは白黒映画のような出で立ちだし、ペニーパーカーは日本のアニメ調の女の子。スパイダーハムに至ってはカトゥーンのブタである。

これが一同に同じ世界に存在し、世界観もちがければ、物理法則も全く異なるアニメーションのキャラクターがきちんと描き分けられているのである。

こういう手法はなかなか画期的で、アニメーションでは世界観統一やらキャラクター統一というものを行うのだが、この作品に至っては全てバラバラにCGによって描き分けている。

なので当たり前だが、画面がカオス状態なのだがその状態をコミック的に整理し一種の同人誌的なパロディ化しきっているところに最大の特徴がある。

日本がアニメや漫画で培ったことをかくも平然とフルCGアニメーションにされると、これこそ2.5次元ならぬ「3.5次元」のような快感があるのである。これはアカデミー賞をとっても間違いはないだろう。

すごい進化の仕方だ。日本のアニメではせいぜい萌えキャラをCGで描くような(「ケモノフレンズ」的)なものが精一杯だろう。

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 508
サンキュー:

14

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.12.6

2021.12.6

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 154
サンキュー:

0

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

話題になりませんでしたが面白い。日本人JKのスパイダーマンが出ます。

日本人JKのスパイダーマンが出るという事で見ました。ご覧になった方はわかると思いますが、萌え要素12点/100点くらいの感じでしたね(日本人の二次創作のほうが可愛いです。もちろん)。ですが、ロボットとの友情など見せ場があって、いいキャラでした。スパイダーグウェンがヒロインとして、なかなか可愛いかったです。

 さて、多元宇宙または平行世界というんでしょうかね。いろんな世界のスパイダーマンが一同に会して、強敵と戦う話です。少しポリティカルコレクトネスが露骨ではありますが、様々なスパイダーマンがテーマですので、自然な感じでそれほど気にはなりませんでした。

 他世界とのやり取りがおこる基地的なところの戦闘が迫力があって面白いですし、日常というか街の場面も、CG技術が成熟したせいでしょうか。見やすく自然な画面になっていました。もちろんスパイダーマンの動きとCGは相性がいいのでその場面は非常に素晴らしかったです。

 ストーリーは、初めにスパイダーマンが死ぬ、という意外なスタートから始まり、叔父との交流、そして、その叔父の正体などのどんでん返し、スパイダーマンたちが集まることによるコミカルな描写もあって、普通にというかかなり面白い話でした。ほとんど一直線のストーリーを純粋に楽しむ類の映画なので、頭を使うようなストレスはほとんどありません。

 その割には話題になりませんでしたね。アメリカの大作のわりには、広告宣伝が地味だったでしょうか。ネットによれば日本では興行収入8.2億円程度でした。
 アニメ好きの方でも(得に3Dアニメ)、スパイダーマン好きの方でも楽しめると思います。

投稿 : 2021/06/21
閲覧 : 207
サンキュー:

4

ちょま さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

親愛なる隣人たち!

映画館で見なかったことを後悔した。なにせ映像がハイセンスでオシャレ!ちくしょー

平行世界のスパイダーマン達がある事故によって集結し、主人公の世界で共に悪をやっつけるお話。
洋画らしくアップテンポなストーリー運びはコミカルで見やすく、次々と変わる状況のおかげで全く退屈せず。
3DCGだからこそのカメラアングルやスピード感も素晴らしかったし何より配色のセンスよ。単体イラストでは最近よく見かける「アクセントに明るい色を差し込む」あの手法を動画でやってのけてクール!むしろこれがはしりなのかな?

キャラクターも個性的ながらどれも人間臭く親近感を感じるものばかり。正に親愛なる隣人!ギャグ枠やザ・アニメキャラもいて楽しいわちゃわちゃ感は愛着がわく可愛らしさ!頭から最後まで魅力いっぱいの映画だ。

何より群像劇をキレイにまとめているのがすごい!主人公を据えてはいるけど平行世界のスパイダーマンたちにもちゃんとドラマがあり、スポットが当たるのは一部とはいえ、一本の映画の中で見事に完結させている。おかげで様々な人間模様が描かれて本当にキャラが息づいたような世界観が構築されていたと思う。マルチユニバースのクロスオーバーものとしては一つの正解を完成させている。

題材的にファン向け映画・初見には厳しいかのように思うが、主人公が新しいスパイダーマンになる物語でもあったため、共に成長し事件でてんやわんやし〜の過程で十分楽しめる一見さんにも優しい作りだった。かつファンにも満足行くバランスのいい素晴らしい作品。ぜひご視聴を!

投稿 : 2020/11/29
閲覧 : 194
サンキュー:

3

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

多彩な演出。アニメーションが素晴らしい!

スパイダーマン大量発生!
お祭り的で、楽しく明るく見れる作品。

サムライミ版スパイダーマンの流れを踏襲しながらも、アニメチックでコミカルな雰囲気を上手く織り交ぜ飽きさせない演出が多々見られた。

個人的には耳に心地よい映画がとても好きなのだが、スパイダーマンシリーズはその部分が秀でているように感じる。
そしてそれは今作も例外ではない。
無駄な間もなければ、逆に無理に間を詰めることもしない。その為、アクティブなシーンも静かなシーンも心地よく見ていられた。

キャラクターが個性的なところもまた楽しかった。
カラフルでデフォルメされたこの映画は、誰でも楽しめるものだと思う。

投稿 : 2020/08/20
閲覧 : 209
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

凝ってる

スパイダーマンだけど、スパイダーマンじゃないみたいな映像も凝ってて内容も面白い。

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 152

さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

こだわり過ぎなんじゃない?

アカデミー賞ノミネートされていたり
アニー賞とったり
ゴールデン・グローブ賞をとったり

まあ、わかりましたよ。
pv見たとき、動きカクついてるなーと思ったけど、それはこだわり。
チカチカして疲れるなーと思ったけど、それもやっぱりこだわり。
緩いアニメに見慣れてしまった私には刺激が強すぎましたね。

ストーリー、絵作り、どちらも客観的に見て面白かったです。
特にファンにはたまらないでしょう。

投稿 : 2020/01/19
閲覧 : 679
サンキュー:

15

モーリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメの表現力最高峰ここに極まれり in 2019

項目ごとに評価をしなければ、★5をつける作品。

・物語としては、パラレルワールドで、それぞれからそれぞれのスパイダーマンがくるってのは、まぁ、なんていうか、今となってはそれほど新鮮味はない。
けれど、そのパラレルワールドの多様さにウケる。カートゥーンだったり、モノクロだったり、ジャパニメーションだったり。ジャパニメーションのキャラ最高。

・作画!最高。たぶん、2019年現在、これ以上ないほどの表現力だと思う。
「君の名は」の映像の美麗さとは、まったく方向性が異なる。「君の名は」は写実的な方向性なんだけど、スパイダーバースでは芸術的な方向性。
スパイダーバースでは、たぶん、どのシーンでも、ストップして印刷したら、それがそのままアートになる感じ。ただの街の風景でも、色使いがそのバランスがアートになっている。
アニメーション自体も、様々なエフェクトを使い、新しい表現をしている。
スパイダーバースの続編が作られるっていう話だけど、この先どうなっていくのかとても期待できる。

・上映を海外で観たので、声優の評価は棚上げ。
日本語吹き替えみたら、また評価する。

投稿 : 2019/11/07
閲覧 : 277
サンキュー:

6

lele さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感想

とてつもなく凄いCGIアニメーションだった。
今まで観てきたアニメの中でも1番と言っていいぐらい。

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 161
サンキュー:

3

ネタバレ

緑のラン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

完成度の高さに驚かされました

アカデミー賞アニメーション部門を受賞したと言うので見てみると、その完成度の高さに驚かされました。凄いです。

スパイダーマンはマーベルコミック(アメリカのコミック)の中で唯一映画化権をソニーが持っている作品です。実写版のスパイダーマンとしては、サムライミ版とアメイジングスパイダーマンが有名です。今回見たスパイダーマンバースもソニーです。
 2つの実写映画は、それぞれ色合いが違いますがアクションに定評があります。サムライミは、もともとホラー監督として有名でしたがスパイダーマンの大成功で以降は、実力監督の仲間入りをしました。なお、サムライミ版のヒロインはメアリー・ジェン。アメイジングスパイダーマンのヒロインは、グエン・ステイシー。

今回のスパイダーマンバースには、両方のヒロインが出てきます。ハリウッド映画でシリーズ物では、こういう細かい所をオマージュとして仕込むのが好きですよね。

スパイダーマン(ピーターパーカー)の彼女がメアリージェン。
そしてスパイダーウーマンが、グエンステイシー。
他にもペニー・パーカー、ピーターBパーカー、ピーターポーカー等。。
(ペニーパーカーは、原作と異なり日本のアニメキャラのように改変されてます。)

スパイダーマンバースのCM宣伝で既に判っているので書いてしまうと主人公のピーターパーカーはいきなり死んでしまいます。そして悪は残る。それを倒すために別のスパイダーマン達、女スパイダーマン、黒人スパイダーマン、ハードボイルド、カトゥーン、ジャパニメーションなど、多種多様なスパイダーマンが集結。つまり、いろんな製作方法(CG、手書き、デフォルメ)のスパイダーマンが混在してます。
 CGと言ってもCGの上から手書き(アルペジオから始まったセルルックアニメの進化版)で、確かにアニメなのだけれど実写と見まごうような完成度。立体感もありながらアメコミの雰囲気も残した、マーベルコミックからそのまま飛び出してきたような映像です。
 これだけなら単なる作画技術だけですが、そのカット作りがまた独特。コミックの1コマのかっこいい絵を中心に、その1コマに至る為に長回しの1カットを使う。
 だから最後の止めの1コマがめちゃくちゃかっこいい。まるでその1コマの為に脚本や演出が作られているんじゃないだろうか?と思えるほどです。
 また作中で感じたのは新海誠の影響。新海誠のように1枚絵で見られる映像でその印象の強い1コマを先に決めて、そこに至るまでの過程を逆にアニメーションする。この効果は絶大で見たことの無い初めての感覚を感じました(無理やりなところもあり混乱もするけどね)。ストーリーもメッセージもしっかりしているし、ちゃんとスパイダーマン全体としてのコンセプト、”勇気”これも忘れてません。
 また多くのアニメや映画のオマージュが沢山盛り込まれているので、映画やアニメ好きは、それを見つけてにやけてください。僕もいくつも見つけましたよ。(攻殻機動隊はすぐ判るでしょう。)

作画も演出もストーリーも素晴らしかったのですが、一つだけ気になった欠点。それは主人公です。黒人が主人公ですが、これは今のアメリカのホワイトウオッシュ問題(白人俳優が不必要に使われると言う差別問題)が影響していると思います。ポリティカルコレクトネス(政治的中立性)が行き過ぎて映画のような創造物にまで多様性を押し付け批判をかわす為に無理やりゴリオシ(黒人主人公)したと考えています。
 また黒人を主人公にする際、不良やオタクなどの属性にしたりすると、これまた黒人差別とか言われかねない。だから中途半端に個性の無い薄っぺらい主人公になり一番つまんないのが主人公になっていました。この映画を見た人は、きっと主人公以外の人に共感するでしょう。それだけが残念でした。

なお、製作元のソニーは、この作品の価値をまだ理解していないようです。アメリカでの上映館数はそんなに多くはありません。しかし、アニメとしては、一つのターニングポイントとなるような重要な作品でした。今後、この作品に影響されたアニメがきっと世界中で作られると思います。
ピクサーとはまた異なる感性を中心にした丁寧なアニメーションでした。

投稿 : 2019/07/03
閲覧 : 225
サンキュー:

5

ネタバレ

黄色い羽 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

スパイダーマンの終わり

個性の立ったキャラクター
どのスパイダーマンも個別に話が見たいと思うぐらいに際立ってよかったです
スパイダーマンだけじゃなく登場キャラ一人とってもしっかり奥深さがあってよかったです。

スパイダーマンっというう枠組みにとらわれない
僕の既存概念をぶち壊してくれたいい作品です

CGでここまで来たかと思いました
コミック風の絵で動いていて
こういった映像は今までになかったのでとても斬新でした。
映像の迫力
見ていて純粋に楽しい絵づくりになっていました
コミック風の効果音の文字やアクション時の

はまり役の声優
普段洋画は字幕派なのですが
この映画は吹き替えてみて、本当に良かったと思います。
よくある、芸人や俳優を使って宣伝するみたいなのではなく
声優を起用してそれぞれちゃんと個性に当てはめたキャスティングがとても良かったです。

音の使い方も上手く
ヴィランのプラウラーに見つかるシーンは思わずドキッとしてしまいました。

まだまだ書きたいことはありますが
とにかく見てよかったと思いました。

投稿 : 2019/04/08
閲覧 : 272
サンキュー:

5

lll1 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こりゃアカデミー賞とるわ

 今作を観る前までは、『犬ヶ島』が長編アニメーション賞を取るだろうと思っていました。
 『犬ヶ島』も非常に新しく、挑戦的なことをした映画でしたが、今作も今まで観た事もないようなアニメーションを作ってきた。
 

 もう"圧巻"でした。ここまで完成された映画を観たのは久しぶりのような気もします。

 物語に感動したとかではなく、「なんて素晴らしい映画なんだ」と思い、観賞中涙ぐんでしまいました。

 
 以下の3点が高評価に繋がった点です。

 〈カメラワークがイカつい〉
 〈全く新しいアニメーション〉
 〈緊張と緩和〉


 〈カメラワーク〉
 スパイダーマンといえば、スパイダーウェブ(クモの糸)を使用しビル群を滑空するというイメージを持たれる方が多いと思います。今作はこれの魅せ方が抜群に上手い。

 言ってしまえば非常にマンガ的なんです。マンガは要所要所の大切な部分を描きますが、今作もその要所を印象的に描きながらも匠に繋げている。一瞬何が起きたのか分からなかった、ただただ圧倒された。
 
 アクションシーンや逃げ惑うシーンのカメラワークも素晴らしいんですけど、それ以外のシーンも凝りに凝ってます。
マイルスの父がパトカーから降り、路地裏に行くシーン。ここのカメラワークといい、彼の不安さ等を実に上手いこと表現できていて、思わずため息がこぼれました。


 〈アニメーション〉
 以前サンジゲン代表取締役の松浦裕暁著「アニメを3Dに!」という本を読みました。
 その中でかれは、サンジゲンのアニメーションを3DCGでありながら、セル画の様にも見える"セルルック"というアニメーションを目指しているといった記述をされてました。


 『スパイダーマン:スパイダーバース』は3DCGでありながらマンガ調のアニメーションの原点でありながら完成形であると言える。

 映像では省きたくなってしまう、マンガ的表現をマンガ調のアニメーションにしたことにより、何の違和感もなくそれを実現させている。
 
 今作は3DCG、マンガ的、この2点を完璧に実現させた全く新しいアニメーション映画。
 松浦裕暁はこれを"コミックルック"とも呼んでいる。(Twitterより参照)。便利なのでこの先も"コミックルック"と呼ばせて頂きます。
 観賞中に私は松浦裕暁は「やられた!」と思ってるんじゃないかと思ってしまった。

 
 NETFLIXで配信されている『ラブ、デス&ロボット』の第3話「目撃者」はコミックルック的な表現を使用した、大人向けアニメーションになっていますので、興味のある方はそちらも是非。
 (『ラブ、デス&ロボット』のレビューも書く予定です。)


 〈緊張と緩和〉
 アニメを観ているときに多くの人が、緊張感はあまり持たないと思う。全年齢向けともなればなおさら。「どうせ勝つ」といった安心感があり、緊張することはなかなかない。

 予告編でも公開されているので書きますが、スパイダーマンが序盤で死にます。緊張感を生む要因として、ここもとても重要なんだけど、その後の敵に追われるシーンなどに緊張感がちゃんとある。映像や色味のバランス、明るいシーンとの対比により実現させている。

 敵と対峙しているシーンでも、安心感はもちろんあるんだけど、アメコミ好きの私からすると、"これぞ待っていたモノ"だった。緊張感と安心感と求めていたモノの融合。「あぁ~、これだよ、これを求めてたんだよ」と。

 作戦がどうせ成功することは分かっている、逃げ切れることも。だけど、このコミックルックのアニメーションであったことで、そこから違和感や雑念が無くなる。本当に奇跡の作品だと思う。

 その緊張と緩和を生み出しているのは、ラップやヒップホップ音楽の使用であったり、キャラクターが支えているところもある。キャラクターについて書くのは、長くなるので割愛します。

 そして、言っておきたいのが、やはりこれは実写では出来なかった。アニメならでは、マンガならではの表現といい、ラップやヒップホップ音楽及びグラフィックアートやステッカーボムなどのヒップホップカルチャーの挿入。実写でこの表現は無理だった。

 
 これからソニーがこのコミックルックのアニメーションをどれだけ生み出すかは分からない。他会社が真似るかもしれない。

 NETFLIXは日本でのオリジナルアニメは3DCGを主としているし、3DCGの未来は明るい。
 ポリゴンピクチュアズはエミー賞を受賞しているので、いずれアニメ映画にも参入しアカデミー賞を狙ってもらいたい。サンジゲンはアカデミー賞を最終的な目標にしている。

 

投稿 : 2019/04/02
閲覧 : 597
サンキュー:

6

moonlight さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメーションの向う側を魅せてくれる

映像美。これに尽きる。
映像ドラッグなるものがこの世にあるとするならば私はこの作品を第一に挙げるだろう。
演出も秀逸。計算されたカメラワークに制作者の本気が伺える。
アニメ好きなら一度は映画館で観ることをお薦めしたい。

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

mkt03 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夢のスパイダーチーム結成!

平行世界の様々なスパイダーマン達が集結して戦う本作。

まず作画についてですが、
CGと手書き、ひいてはアニメと漫画の融合を
目指した本作の映像はまさに独創的でした。
素晴らしい試みだったと思います。

ストーリーは非常にテンポよく進みますが、
欲を言えばもう少しスパイダーチームの交流を
描いて欲しかったですね。
マイルス・中年ピーター・グウェンの3人はいいとして
他の3キャラクターは掘り下げ不足に感じました。
体感的にもこっちの世界に来てすぐ帰ってしまったように
感じたので、その辺りがしっかり描かれていれば
ラストの別れのシーンがもっと盛り上がったかなと思います。

小ネタも非常に多かったですね。
個人的にはスパイダーマン3のピーターのダンス再現がツボでした。

ヴィランに関しては、キングピンをはじめ
いろんな意味でシンプルで良かったと思います。
恐らく続編を見越して、今作はあくまでも
マイルスの成長と平行世界の紹介に絞った感じでしたね。

さて、その続編となればメインヴィランは
原作通りインヘリターズでしょうか。
個人的には実現しなかった映画版スパイダーマンや
日本版スパイダーマンの登場にも期待したいです!

投稿 : 2019/03/31
閲覧 : 298
サンキュー:

6

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スパイダーマンファンは必見のCGアニメ映画

この作品は、マーベル・コミックの中でも知名度が高いヒーローもの
スパイダーマンを原作としたCGアニメ映画である。スパイダーマン
の映画としては初となるアニメ作品であり、主人公が従来の
ピーター・パーカーではなく黒人のマイルス・モラレスと
なっているのが大きな特徴だ。また、複数のスパイダーマンが
登場するという設定も付与されている。

全体を通した感想だが、沢山の受賞・ノミネートを獲得するのも
納得の出来だった。特にアニメーションの出来が凄く、スタッフ
からスパイダーマン愛を心の芯から深く感じられた。誠に感服した。
但し、全てが良いとも言い切れなかったように感じたので、
それも踏まえたうえで書いていきたいと思う。

主人公にきちんと焦点を当てており、変にだれることはなかった
ように思う。従来のスパイダーマンと同じような展開では
あるものの、必要な要素の一つだと確信していたため
私はそこまで気にならなかった。

また、比較的テンポもいいので、途中で眠くなるようなことは
起きなかった。映像も目を見張るものがある。色だけに留まらず、
演出や音といった部分まで徹底されているのは素晴らしい。

個人的なお気に入りは、夜の街並みをスパイダーウェブ
で操作しながら、駆け巡るシーンだ。臨場感に溢れた光景を
劇場で見られて本当に良かったと思っている。

今作も、他のマーベル作品と同じようにスタン・リーがゲスト
として登場する。細かい部分は省略するが、違和感を感じること
なくうまい事登場させる場面は毎度毎度感心させられる。

ちなみに、キャプテンマーベルだとオープニングロゴが全部
スタン・リーVerに刺し変わっているため、そういう意味でも
違った楽しみ方ができるかと思う。

主人公である、マイルス・モラレスやピーター・パーカーには
きちんと焦点を当てられているが、彼ら以外のスパイダーマン
への掘り下げは足りなかったように思う。ただ、
スパイダーウーマンに関してはマイルスとのやりとりが事前
にあったのでまだ納得できるが。

問題は残りの3人。戦闘シーンや紹介以外でのピックアップは
全くと言っていいほどされてない。モブキャラと化
してしまっているのだ。まあ、マイルスの引き立て役として
作品に大いに貢献したと考えれば、問題はないか。

敵キャラに魅力を感じられなかったのは致命的だ。プラウラー
を登場させたことに異論はないが、なぜ悪の道に進んだのか
という動機が不十分だった。キーパーソンとして重要なキャラ
であったのは明確に書かれていたので、彼についてもっと
掘り下げるべきだった。非常に勿体ない。

勘がいい人なら物の数分で正体に気づいてしまう恐れが
あるが、そこは伏線回収に繋がるという理由で自らを
納得させることにした。

キングピンに関しては言わずもがな。ぶっちゃけ、只の
でくの坊と化している。動機の説明はされているのが
唯一の救い。もういっそのこと、ドクター・
オクトパスでいいんじゃないかなと思ったのは私だけではないはずだ。

書いていて思ったのだが、アベンジャーズを意識した作り
にしたかったのではないかと考えるようになった。

なんせ、今年の4月末にはアベンジャーズ:エンドゲーム
が公開されるのだ。詳細は省くが、アベンジャーズの
4作目という位置付けになっている作品だ。

前作の戦いから、ヒーローたちが再集結し、サノスに
再度戦いを挑むというシナリオになっている。心の底から
待ちわびているといっても過言ではない程
私が楽しみにしている映画だ。恐らく、劇場での視聴になるだろう。
どのような出来になるか気になって仕方ない。

また、夏にはスパイダーマン:ファー・フロム・ホームの
公開も予定されている。但し、これに関しても言い出すとキリが
ないので、wikiを参照してもらいたい。(許して)

スパイダーマン好きの人向けに制作されているのも相まって、
スパイダーマン入門作品としては適さないのは間違いない。
スパイダーマンシリーズが好きな方、あるいはマーベル作品が
好きな方ならば見る価値はある。
個人的には間違いなく良作だと思う。

投稿 : 2019/03/25
閲覧 : 641
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16

gazabata さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

波乗り電車乗り

近年スパイダーマン映画だらけの中でまた新しいスパイダーマンの映画を作るのは正当化されるだろうか。一般の方はもうスパイダーマンに飽きてきているのではないだろうか。この映画が公開される前はこのような話がされていたが今はそんなことを言っている人は一人もいない。その事実だけを理由にこの映画にある程度の価値と評価を与えても良いと思う。

ストーリー:
結構良い。まあまあ良い。
まず主人公達の扱い方が結構上手だったかなと思う。主にマイルズとピーターが良かった。スパーダーマン映画で大切だと思うのがヒーローの自分と普段の自分の問題が入り混じって反響しあうところだと思う。(他のスーパーヒーロー映画でもやってほしいがなかなかやってくれない)この映画はそれを上手にできている。
ちょっとストーリーに穴があったような気がした。ただ単に自分がアホなだけかもしれないが訳が分からないというか、都合が良いというか。まあ子供用のアニメーション映画だから気にすんなと言ってしまえばいいのかもしれないが気になったものは仕方がない。

キャラクター:
さっきも言った通り主人公の扱いはとても良い。良いと逆に言うことがあまりない。
残念ながら主人公の扱いとは反してわき役の扱いが雑で仕方がない。目的も微妙だし、キャラも微妙だし、台詞までが薄っぺらい。わき役だから仕方がないのは分かるが個人的には雑すぎた。
もう一つ嫌だったのがこの映画が(ストーリーの統一性のためか知らないが)キャラを殺しすぎるところだった。重要なキャラではないがそれでもキルカウントが高すぎるだろ。(特に子供向けの映画にしては)それも殺し方が雑というか、どうでも良いというか、例えるなら子供が主人公の冒険映画で毎回両親が死んでいるみたいな、そのキャラの死に対する圧倒的無関心が気になった。そしてもっとひどいのが映画の中で一回誰かが死んでいるのを冗談のネタのようなものにしていて少し嫌だった。ただ、こんな文句を言っているのはおそらく自分だけなのでたいした問題ではないと思う。

アニメーション:
文句なしにこの映画の一番良いところ。クオリティが高すぎる。素敵すぎる。色使いから何からもうすごく良い。スタイリッシュでもう...素敵。
最後の電車シーンとかすごかった。
アニメーションが好きならこれは絶対に見なければ。

波乗り:
最後にどうでも良い文句を一つだけ。
個人的にこの映画はぎりぎりうっとおしくなかった。うっとおしくないなら良いではないかと言われればもちろんそうなのだがもう少し話を聞いてほしい。
これは説明が難しいので訳の分からないたとえ話で説明を試みる。
映画をサーフィンに例える。そうした場合、理想的な映画は奇麗に波乗りをしているサーファーだ。そこでこの映画をサーファーにした場合、どうなるか、個人的には時々ふらついているサーファーだ。もう少しで落ちそう(うとおしくなりそう)なことが何度かあった。主にキャラの台詞とかジョークとかがそうだった。たまにアニメーションが派手すぎて危ないこともあった。(これは派手さと編集と色と全部が少しやりすぎかもという感じ)あとシーンが10秒長ければうっとおしくなっていたかも、とまあそんな感じだ。実際うっとおしく感じたわけではないので文句を言うのは間違いかもしれないが、なんだかそうふらつかれるとちょっとヒヤッとする。
ただこれもこんなことを言っている人は他にはいないので自分が考えすぎているのではないかと思う。

まとめ:
主人公とアニメーションがとにかく良い映画。総合的に見ればとてもよくできている。こんな独創的な映画がもっと出てくると良いなと思う。

点数:7/10

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 401
サンキュー:

7

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まったく新しいスパイダーマン

 字幕版、吹替版を見たです。吹替版の時折出た漫画のようなふきだしが印象的だったです。今回は、吹替版のほうが馴染みやすかったです。

 実写映画のスパイダーマンは知っているけど、今作や漫画は知らなかったです。かなり昔幼いころ、実写に巨大ロボットに乗るのもいた記憶があるです。スパイダーマンも色々だなぁと思う今作だったです。ピーター・パーカーなんてこれを見るまで、よくわからなかったです。

 スパイダーマンが、5人と一匹、考えたことも見たこともなかったです。コスチュームも違うし、スパイダーマンに似つかないロボットに乗る少女だとか、豚がスパイダーマンと呼べるのか?疑問に思ったです。CGと若干そうでないのの融合なアニメだったです。

 今作の主人公は、アフリカ系の少年マイルス。両親、叔父さんに愛される少年が、スパイダーマンとして成長するお話です。

 能力を認識し始めたマイルスが、悪い奴と戦っていたスパイダーマン(ピーター・パーカー)に使命を託されたです。その後、別の次元から来たピーター・B・パーカーと出会い、協力?していく先で、スパイダーマンが増える展開です。目的は、元の世界に帰ること、次に託された使命を果たすことという感じです。

{netabare} マイルスが、アーロンおじさんから教わったショルダータッチ「ヘ~イ」。これが、後半で大きな役割を果たすことになるです。{/netabare}


 敵のアジトに潜入するシーン、バトルシーン、スパイダーマン達との別れ、使命の達成、演出が良かったです。

 マイルスの成長、スパイダーマン達との団結、子を思う親の姿の詰まった見ごたえのあるアニメだったです。

 

投稿 : 2019/03/11
閲覧 : 389
サンキュー:

10

ネタバレ

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンターティメント!

極力前情報を排しての観賞、

日本人にも受け入れ易いストーリー、
序盤から終盤までスピード感溢れ
息を飲む展開にどっぷりと溺りました。

作画も素晴らしい、
2D系と違和感少ない方向に振っており
現時点の3DCG系として良い試みでしょう。

日本語吹替えに違和感無し、

BGMにも問題無し、

キャラではアメコミ感満載のピーター・パーカー⭕
ヒロインではスパイダー・グウェン良かった、
が、

なんといってもペニー・パーカー!

相棒のネクストロボ(違w)ともども、あの可愛さは反則、

思いっきりツボってしまった。

マーヴェルマニア受けはどうだか分からんが
私同様マーヴェル初心者やアメコミに興味有る方ならお奨め。

字幕版も観てみたい(^ω^)

投稿 : 2019/03/11
閲覧 : 278
サンキュー:

13

にょはにゃむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/06
閲覧 : 5

QjEYw40534 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/10/30
閲覧 : 6

stkTQ05559 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

投稿 : 2023/09/15
閲覧 : 5

Ricky さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 27

トラビス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 10

ゆに さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/04
閲覧 : 9

molee さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 8
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スパイダーマン:スパイダーバースのストーリー・あらすじ

ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。
しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。
その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、
全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった――。(アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年3月8日
公式サイト
www.spider-verse.jp/site/
主題歌
《日本語吹替版主題歌》TK from 凛として時雨『P.S. RED I』

声優・キャラクター

《日本語吹替版》小野賢章、宮野真守、悠木碧、大塚明夫、吉野裕行、高橋李依、玄田哲章

スタッフ

監督:ボブ・ペルシケッティ/ピーター・ラムジー/ロドニー・ロスマン、製作:アヴィ・アラド、エイミー・パスカル/フィル・ロード&クリストファー・ミラー、脚本:フィル・ロード、ロドニー・ロスマン/クリスティーナ・スタインバーグ

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