「亡念のザムド(TVアニメ動画)」

総合得点
69.8
感想・評価
745
棚に入れた
4254
ランキング
976
★★★★☆ 3.8 (745)
物語
3.7
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.7
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ネタバレ

芝生まじりの丘

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった点と微妙な点が半々

良かった点。
イシュウの言葉回し。巧言令色はそれだけで人の心を感化する。また、誰もが詩人となるのではないというのも良かった。個々のキャラクタの区別がかなりうまくやられていると感じた。そして、若干こっぱずかしいまでの詩的な感情の重視は、まあまあ。

この作品の特徴の一つはごった煮感で、世界観的にも、日本じみたとこやら、ナウシカじみた部分やら、いわゆる軍隊モノ的な世界観が共存している。オリジナリティはやや薄いとは思うが、世界観はまとめられている。

ナウシカじみているというのはもう感ぜざるを得ないところで、オマージュと言っていいほど露骨だが、あちらにはない良い部分もある。だが、流石に、ナウシカは洗練された名作だったなと、再確認させられもした。

定番的ではあるが、フルイチ、ミドリあたりのエピソードはわりと良かった。あとアクシバ伝説とか。
北の皇帝も設定がまあ良い。

あとはまあ基本的に作画とか基本的なクオリティは高いと思う。流石に有料放送だっただけあってちゃんと金取るクオリティにしてますよって感じはある。


嫌いな点。
ストーリーが定番すぎる。
だいたい、こうなるだろうな、ということがそのまま起きるという感じで。別に典型的なストーリーでも魅力をつけることはできるし、実際、この作品でもそれが実現できていた部分はあったが、最終盤のやり口は特に描き方もうまくやれていないと感じた。テンプレ系のエピソードは、適当にやっても視聴者に理解させることはできるけれど、それじゃあ全く意味がないじゃんけ、と思う。で、テンプレ系で、話の外枠ばかり大掛かりで、雑に扱われるってのは最悪だと思う。一番はその展開を与えることで何がしたかったのかわからん、というところかも知れない。
具体的には{netabare}人間が人柱になって、個人と世界を天秤にかけるというやつである。本当にうんざりする。あと主人公が生死不明になって最後カムバック、という流れ。{/netabare}というか、最終話が予定調和の戦後処理すぎる。最終話の見所は{netabare}ナズナが可愛い{/netabare}だけいやそこはとても大事だけど。個人的に最後の読後感が大事な人なので、そういうとこね。多分この作品大好きっていうファンだったら、こういう後日譚的エピソード大事なんだろうけどね。俺も昔、一つの漫画を何度も読み返して、その作品の世界にどっぷり浸かりこむことができた時はこういう補足的後日譚も食い入るように見ていたかも知れないが。まあ、そこまで世界観にハマり込みはできなかったからね。あとまあ補足としても、情報量的に乏しいのかもしれない。

他にもストーリーの細かい(個人的)文句はいくつかある。
例えば、説明していないだけか知らないが自分にはサンノウバが{netabare}自爆テロを引き起こすクズ{/netabare}にしか思えなかった。ちゃんとザムド化のアフターフォローせんとだめやんけ。あと部下の教育も行き届いてないのに悠長になにをやっとるねん。まあそういうツッコミはしちゃだめですかね。ただ僕はアニメとかで造形された「天才」とか、「人を超えた存在」みたいなの、大嫌いなんですよ。多分アインシュタインだってもうちょっとまともだぜ。

あと主人公と親の二代ともども恋愛がピュアすぎて見てて腹たつ。俺がひねてるだけだろうけど。こういう点は、まあエウレカセブンとかでも思ったな。
それとなんかあるとすぐに走り出すやつも嫌い。主人公のオカン嫌い。まあ全体的にひゅーまんどらま、的な感触が強い。

それから、相変わらずのアニメ特有のガバ政府のガバ・ガバナンス。
垣巣中佐は正直あそこまで引っ張っといて何が語りたいのか俺にはさっぱりわからなかった。

あとは、よく言えば様々な舞台、見せ場のあるアニメ、となるけど、悪くいうと、一貫性のなさも感じた。舞台がころころ変わって、まあそれぞれの場面が充実してれば良いんだけどそうでもないから不節操な感じもした。盛り上がりを各所で作るのは良いとして、目的が「盛り上がりを作る」ことになっていて、なぜその場面を作るのか、とか、物語の一貫性とかは、軽視されている印象。そういうところは中堅のテコ入ればかりの青年漫画みたい。まあ、2クールで色々ありましたね、って感じは残るけど。


総評。
良い点も多いし、嫌いな点も多いアニメだった。B+級アニメという感じ。

まあ余力があれば見ても良いかもねー、ぐらい。


蛇足。
ーパクリやテンプレの何が悪いか。
パクリやテンプレの何が悪いかといえば、それが制作者自身の世界観ではないことであり、それはそのまま制作者の物語への愛情の欠如を一般に意味するからである。パクリ、テンプレ自体が物語を悪くするのではないが、そういうやり方をしている作品ほど他の要素も微妙で、何がやりたいのかわからない作品になってしまうということである。
そして、当然のごとく、新鮮味がないからである。同じアニメでさえ残念ながら大抵2回見れば色褪せるのである。

投稿 : 2019/06/12
閲覧 : 49
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3

knightgiri

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

完成度高い作品だと思います、ちょっと長いですが

3年くらいに見始めたのですが?途中で断念していたものを改めて最後まで見ました。やはり2クール位ある作品を一気に見ようとするのはよくないですね。

そういう意味で丁寧に見るべき作品だと思います。

宮崎駿的なデザイン、キャラクター設定。そうですね「風の谷のナウシカ」(漫画版)を彷彿させるストーリーです。忘年のザムドでの北=(土鬼)、南=(トルメキア王国) の永きにわたる戦乱が、1000年に一度北の国に訪れる「破滅の時」に向けて動き出す。そんな背景の中で世界を救う鍵となる主人公「アキユキ」の冒険と成長の話です。

キャラクターも多数登場するのに、皆良く描かれています。作画も丁寧ですし、音楽もちょっとビートが効いていい。

全てにおいて完成度高い作品のはずなんですが・・・・なんか印象に残らないんですよね。心に刺さらないというか。なんでかな?

投稿 : 2019/05/02
閲覧 : 73
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4

Mia

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと評価されるべき

深い。あんまり有名じゃないけど、個人的にはすごい好きなアニメ。
OPもかっこいい。
エウレカより全然こっちのが好き。
「君の敵はそれです」の詩には考えさせられる。
もっとマーケティングに力を入れれば有名になってたと思うだけに悔しい。

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 94
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2

ネタバレ

アニメ記「脱力視聴」

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

親しい者たちが互いに、自分の気持ちを伝えられない不器用さのためすれ違い、傷ついていく分かり合えない人たちのお話

感じたことを列挙しているだけですが・・

親しい者たちが互いに、自分の気持ちを伝えられない不器用さのためにすれ違い、傷ついていく
分かり合えない人たちのお話。
このアニメは人間の心というものをを伝えたかったのだと思う。
意思、想念、記憶というものがよく表現の主題として登場していたように思う。

主要登場人物は「自分の本心を偽っている」「対人関係上の思い込みを意思伝達で解消しようとせず行動する」
人ばかりなのが悲惨でそういう一方通行による悲劇が連続して起きていた。
あのとき正しく伝えようとしていたら、という登場人物の後悔の内心が視聴していて伝わってきた。
人間関係の枠、組み合わせを人数では1名から3名を1つとして用意し、群像劇を展開する形式。
一方通行の気持ちを向ける本人も相手も悲惨な目にあったりという描写が大半。

例えば
フルイチの鬱屈した思いはフルイチ自身を破滅させてしまった。
原因としてはフルイチがハルに自分の想いを伝えなかった(遅すぎた)からで自業自得だが
ハル自身の振る舞いも遠因であったな。
普通は、もしも思いを寄せる女性が別の男性への思い(それも自分の親友の)を隠さず
自分の前で表現し続け、自分へは親友として接する状況で、が続くとすれば確かに男の心理としてこれは辛いだろう、
ザムドになった後のフルイチは人の醜さが加減なく表出していて見ていて本当に痛々しい。

リュウゾウはわかりやすい例で、自身の心を一切フサに伝えない事でフサに不信を抱かせた。
これは全部リュウゾウが悪い。
ナキアミが正しく想いをクジレイカに伝えない事でクジレイカがあのように人格形成されてしまった。
伊舟の想い、雷魚の思いは双方通じ合っているように見えて確信を互いに持てていないために
確たる思いの部分で分かり合えておらず、悲劇につながった。
ミドリは自分が感じた事を誰にも相談していなかった。特に、姉に対しての誤解を解くために姉と話し合っていない。

生きるものの生きたいという意志をテーマに含めているとすれば
巻き込まれて命を落とす名もなき市民、兵士の命の扱いが軽い、ぞんざいではないかな。
ルイコンの本質(白髪の人全員)が人の命を大事にしていないようだなというのも感じた印象であるが。

それゆえかナズナもテロ行為を悔いてはいない。
特に、設楽はナズナのせいで酷い目にあってザムドに成り、結局殺されているわけで、
やったことは本当に酷い。(最終話でナズナは可愛げにしているが多くの人を破滅させている)
ナキアミも、彼女が正しく想いをクジレイカに伝えない事でクジレイカがあのように人格形成されてしまい
テシュカの長に成り、、結果として多くの人が死んでいる。

ハルとミドリも、ミドリの思い込みが姉を信じられない原因に成り、軍へ志願する遠因になっている
ハルとミドリのすれ違いはミドリがザムドに成る原因と成り、ザムド化後にミドリは軍人を多数殺害しているが
ミドリ本人にはその事実についての自覚がみられない。(ハルと共にさっさと尖端島へ帰っていってそれっきり)

サンノオバも、彼女の方針でヒルコが撒き散らされていたわけで、
アキユキや雷魚のザムド化もナズナのテロも全部この女が原因なのに。

知らないところで人を破滅させ、人生を滅茶苦茶にし、狂わせ、時に死なせてしまう原因になっている部分への
想いはどうなってるのか?
主要人物は一見して心の葛藤を描かれる存在で悲劇性を有するが、大禍の引き金で加害者でもある。
登場人物が、こうした作為的、、不作為を問わず結果的に他者を破滅させた行動について、
責任を取らず自覚せずじまいだったところに、視聴後に私の場合はすっきりしない想いが残った。

全体を見れば物語の流れは南北の戦争に多くの人が巻き込まれ、同時進行で宗教上の儀式の時期が
南北戦争と重なってしまいその総がかりの時期とルイコンの儀式が重なって大悲劇となって最後に
一定の終結を見るというもの。
各編ではその時間の流れの中で思い込んでいる事、悩み、疑念、恋慕、葛藤、心を伝えない
気持ちの一方通行の人を交えた群像劇。
主要人物があちこちへ旅していたらいつの間にかというような、上記の戦争と宗教の儀式のタイミングが
一致する時期になっただけでストーリーと呼べる大筋はあるようには思えない。
登場人物の現在の所在地がばらばらで、シーンが飛び飛びぶつ切りになりがちで物語としてはまとまりがなくなっていた。

皇帝の実際の登場はそれまでの物語との関連性が薄く唐突。
このヒルケン皇帝の登場は作中の問題の締めくくりに必要だったのだろうか?
また、それまでヒルケン皇帝とアキユキの間に一切関係性が描かれていなかったのに
最終話直前で多大な関係性が実はあったのだというような(アキユキの投影的なものとした相反の存在)
風にいわれても納得しがたい。
最後に巨大ボスを登場させてそれを倒せば終わり、というのは物語をひとまず
終わらせようとするためだけに現れたような味気ない締め方。
その存在に必然の意味を感じない登場の仕方の場合はそう思える。

心理面の描写はとてもよいが人物の行動原理が掴みづらい。
ハルについては心理が頻繁に変わるので何度か、1年くらい時間が飛んだのかなと思った事も。
軍人になる前、なった後の新人の時、アキユキと再会した話の次の9話。2たび再開後、フルイチの死後、
軍本部へ監禁後~ミドリについて知った後、脱出後北へ向かうとき、北へついて3たび再会、同行中、
洞窟で儀式の陰惨さを目撃して心が折れたとき、ミドリと再会した時、アキユキと別れて北を去っていくとき、
そして最終話。
本当にこのヒロインの心理がわからない。
思いはアキユキを好きだという点で通じているが行動に一貫性がないように見える。

音楽は主題歌とエンディングはあまりにアメリカ的過ぎて作風にあっていないと思う。

投稿 : 2019/01/21
閲覧 : 63
サンキュー:

1

ネタバレ

カンタダ

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

名作を目指した凡作

ネット上でこの作品のオープニングを観たので、なんだか面白そうだと視聴した。見始めて数分、かなりの既視感に襲われる。どこかで見たことあるな・・・。いや、世界観やキャラクターデザインもさることながら、私はストーリーを知っていたのだ。どうやら以前に観たことがあるようだ。しかし内容がまったく思い出せない。私は観たアニメや映画、読んだ漫画や小説の内容はたいてい覚えている。が、思い出せなかった。要するに、この作品の評価は「印象に残らない作品」ということだ。

それでも忘れているのなら、また楽しめられるのなら、それはそれで幸い。高い作画力と素晴らしいオープニングも相まって、さくさく観ていた。前半までは。問題は後半からだった。前半は主人公と彼を取りまく人間関係に焦点が当てられて、今後の展開に期待できた。が、親友のフルイチがいなくなった後は、物語の焦点は世界に移った途端に、俄然退屈になってくる。

なにがいけないのか。端的に言えば、脚本の拙さだろう。まずご都合主義が散見され、登場人物らが脚本の都合に合わせて時と場所に、どんぴしゃりで登場する。それはないだろうと何度も突っ込みを入れたくなる。

そして独りよがりでキザな台詞回し。どうにかして名場面、名台詞を生み出そうと必死になっている脚本家の顔が浮かぶようだ。しかし実際には大した意味を持たない言葉の羅列に終わってしまっているのが痛い。伊舟の台詞の「言葉はいつも心に足りない」、その通りになってしまっている。

そしてなにより、作品を通して作り手が伝えようとする、その主題の幼稚と矛盾だ。本作全話でよく聞く台詞に「生きていれば・・・」「生きてさえいれば・・・」というものがある。とても耳触りのいい言葉だが、その言葉の根底には「死の否定」がある。

生を肯定し、死を否定することの、なにがいけないのか。いや、悪いわけではない。が、この考えには「生」以上の価値を認めないという、狭隘な価値観が底にある。もし一度でも真剣に己の「生」を考えたことのある人なら、かならず「どう生きるか」、「なにのために生きるか」という問いにぶつかるものだ。

それは「なにのために死ねるか」という問いに直結する。自分のために生きるのならば、自分のためには死ねない。死んでしまっては、それこそお仕舞い、それ以降、自分のためには生きられないからだ。しかし、たとえば、愛する人のために生きるならば、愛する人のために死ねる。それは人に限らない。社会や国や、あるいは大義のために生きることは可能だ。

生きてさえいればいい、という考えは、生きられるなら、なんでもいい、なんでもする、なにをしてもいい、という考えに繋がる危険がある。死なないために、生命以外のすべてを差し出せる。それは財産、正義、人権、家族、誇り、恋人などに限らない、すべてだ。これに対して、なにかのために死ねる人は、その一線を文字通り死守する。

さすがに財産のために死ぬのは、褒められたものではないが、愛する家族や恋人を守るためなら命をかけても構わない人は少なくないはずだし、なにより格好いい。物語で観たいものは、こういうものなのだ。アキユキが死にたくないと、ハルを見捨てるような展開など誰も見たくない。それを主題では肯定し、物語の展開のうえでは否定している。そういう矛盾が本作品の最大の失敗なのだ。

視聴者の混乱や理解できなかった理由もここにある。生命至上主義は自己犠牲を嫌う。が、自己犠牲は、独りよがりに陥らない限り、人間の行い得る、数少ない道徳上最高の行為と言っていい。人々が感動するのも、それが美しい行為だからだ。しかし、「生きろ」を連呼する本作はこれを否定している。

にもかかわらず、登場人物らのやっていることは、紛れもなく自己犠牲だ。もし、生命至上主義を最後には否定する意味で、「生きろ」と言っているのならこんな混乱は起きなかっただろう。が、そうはならずに終わってしまったために、なにをしたかったのかわからない作品、つまり凡作に終わってしまったのだろう。

私の記憶に残らなかったのも道理だ。なぜなら作品自体が自己矛盾し、なにを伝えたいのかわかっていないからだ。無理に背伸びなどせず、自分の身にあった、わかることだけを主題に選べば、あるいは名作になり得たかもしれないのに。

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 188
サンキュー:

6

みのるし

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

非常に難解

世界はそう単純にええとか悪いとかそおゆうことで割り切れるもんではありませんのや!とゆう製作者側の意図を伝えたかったからに他ならないと思うのですよ。

よく見ないとわかんないとゆうか、よく見てもわかんないとゆうか、とにかく世界の成り立ちを箱庭で表現したような作品なんですな。

人間とゆうのは実に難解な生き物やないすか。

平和を望みつつ戦争をする。
人を愛しみつつ殺しもする。
世の不条理にさいなまれつつ恨みながら神を崇める。

・・・とかみたいな。

その人にとってはどっちも同じ意味なんだけれど、やることは真逆なとゆうかですね。

そおゆうことを物語のテーマに添えるとこおゆうふうにならざるをえんのですよ。
と思いました。

だってですな、結局なんやようわからんやないすか。このハナシ(笑)。

戦争が人にとって災悪であることは間違いないのだれど、悪なのか?
それとも許されるべきものなのか?
殺し合いをする人は絶対的に悪なのか?
それとも許されるべきものなのか?
心の解放を求めて信仰することは良いことなんだろうけども、排他的になることが余儀なくされてもそれは許されるのか?

・・・等。

この物語ではなんの答えも提示していません。

亡念のザムドよ!答えよ!


ただ、世界の成り立ちを例えばなしでこんこんと説いている。
そんな物語だったと思います。

それで、このハナシはおもしろかったのですかと問われれば
・・・ええ。面白かったんです。とボクなら答えます。

世の不条理やタブーを表現するのに、やっぱり最高のメディアだと思うからです。
いくら特撮技術が進歩しても、この世界観はアニメーション以外では絶対に表現できないと思うからです。

見る人それぞれの世界観や人生観によって名作にも駄作にもなりうる。
また賛同できる・賛同しかねるといった価値観もおそらくはありうる。
非常に厄介な作品でした。

でもまあ、日常の狭い世界を深く掘り下げて考えさせられるハナシもボクは大好きで、それもアニメーションならでわのだいご味だなとも思うのですが、こおゆう骨太の大作アニメーションとゆうのんを見て、世界に思いをはせるとゆうのもたまにはいいもんですな。

お時間と心に余裕のあるときにご覧になることをおススメしますです。

投稿 : 2018/08/08
閲覧 : 134
サンキュー:

7

ネタバレ

聖剣

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不遇な名作

★★★★☆(4.5)

アニメを見るにあたって
似てる似てないはどれほど重要なのだろうか?

何にも『似てない』場合は好意的に受け入れられる印象があるが、
何かに『似てる』となると
さも鬼の首を取ったかのように晒し上げる傾向にある。
が、
いや、そこは比較じゃなくて
もっと他に書くことあるだろっ!


ということで、
作品の内容についていくつか特記しておく。

{netabare}まず
全体的に説明が不足していることが
この作品の評価を不当に下げている要因として挙げられよう。
{netabare}世界観、特に国際情勢や対立軸については
もう少し説明的な描写があっても悪くないと思っている。
ただ、
まだ若い主人公たちが、
意に反し厄介事に巻き込まれていく一見ありがちな展開は、
若いが故、失敗したり遠回りしたり、
乏しい経験値の中で、ひとつの答えを導き出すという流れと、
情報が足りないことで苛立ちを感じている視聴者とを重ね合わせ、
劇中の追体験を暗に促しているのでは?
と、
むしろ好意的に受け取っている。{/netabare}

また物語の世界観について、
{netabare}多種多様な人種、宗教、思想感が描かれているが、
少々バラエティに富みすぎている印象、いやむしろ少し雑にも感じられた。
が、冷静に考えてみると、
現実社会における欧米文化に対する、イスラム圏やアフリカ、中国等の
異なる文化圏との対比と、本作のそれと比べてみれば、
それほど突拍子もない表現とは言えなくもない。
むしろ、
一つの作品内で、民族や文化、風習等の違いを表現しようと試みたことに
一定の評価を与えるべきと考え直すに至る。{/netabare}

あと、気付いた人もいるだろうか、
昨今マンガ、アニメに頻繁に用いられる回想シーンが
全くと云っていいくらい無かったことを。
{netabare}
この回想シーンは
キャラクターのパーソナリティを掘り下げるに有効な手段ではあるが、
冗長に長く時間を割かれがちでもあり
その挿入によって前後の繋がりを解りづらくさせてしまうこともある。
なにより、
設定の後付け感が強く、多用すればご都合主義とも言われかねない。

この作品においては、これによって
キャラへの感情移入するタイミングを失ったのかもしれないが、
回想の挿入によって一向に劇が進まないというストレスはないし、
キャラ各々がそれぞれの立場で展開される物語が鮮明になり、
より群像劇の感が強まった気がする。
もちろん、
ドラマ性という点では一定のリズムで時間を刻むより、
緩急をつけたほうが効果的な場合もあるので、
この点においては好みの問題と言えようか。{/netabare}{/netabare}

と、まぁ
この作品は通常のそれとは少し異なるアプローチだったのは間違いない。
特筆するに、配信方法が一般的ではなかったことの影響だと推測する。
もし、
これが今日におけるNetflix配信で、且つ今日の恵まれた通信環境だったら、
もう少し評価が変わっていたのかも…
と、
徒然に思いに耽りつつ、
素直に『エウレカ』を押さえておくべきなんだろうなぁ、
と結論付けておく。

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 159
サンキュー:

8

KatsKlan

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

謎多きアニメ

全体的にストーリーは纏まっているけど結構複雑で、明かされない裏の設定や物語が多い。
特に、最終話は結局どうなったのかよくわからんw
まあ、でも結構好きだった。

投稿 : 2018/07/25
閲覧 : 96
サンキュー:

2

ネタバレ

プランタン

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

考えろ、と彼女は云う

『忘念のザムド』は多くの人に見てほしい。

本編は大きく分けて、ヒルコを宿した少年・アキユキの空の旅路を描く前半と、ナキアミとアキユキの、そして彼女らと縁の深い人々の過去を清算する後半に別れる。

前半はナキアミと出会い、ザンバニ号の船員とを通してアキユキが成長する物語だ。姿の消えたアキユキを地上で探す友人と両親の物語でもある。
それは、中佐らの思惑によって阻まれながらも邂逅を果たすが、軍の妨害に会い散り散りになる。フルイチは死に、ナキアミは独り旅に出、アキユキは名を忘れて囚われの身となる。

後半はナキアミが託された使命を果たすために、長いまわり道を歩む。ザムドとなった少年・ヤンゴとの二人旅だ。そこにアキユキの名を思い出す物語が交互に展開し、大人たちの贖いの物語を織り交ぜながら、多くの、立場あるものの苦悩と決意が描かれる。
ナキアミはサンノオバと再開し、己の使命と向き合う。アキユキはヒルコの意思とようやく一つになり、「亡念のザムド」として戦いに赴く。そして、ナキアミは千年の眠りに就き、アキユキは「敵」に名を与え石になる。最終話の後半は、それから九度目の春を迎えた話が語られる。ナズナやヤンゴの成長と、ハルの変化と、アキユキの帰還。
戦争はようやく終わった。尖端島を巻き込んだ大きな厄災によって生じた人々の傷は、時間をかけてようやく癒えた。風化しないために、ハルは歴史として子どもたちに教えていくだろう。


以下は個人的に気に入っている場面など。

●十二話でイシューが別れを切り出すナキアミに言う。「『迷惑かけてごめんなさい』って言ったよね? あんたのこと迷惑だなんて思ったこと一度もないよ」と。ナキアミはイシューに大好きだと伝える。イシューとナキアミは母と子のようであった。このイシューの姿があったからこそ、ヤンゴとの別れで「できることならお前を産みたかった」の言葉に繋がる。血の繋がりはなくとも、イシューとヤンゴの二人の情にナキアミは満たされただろう。

●十七話の「子羊とオボロ月」のなかで、おばあさんがにこやかに「そろそろ、二人の名前、教えてもらってもいいかしら?」と問うシーン。名を持たぬもの、名を忘れたものに対して、である。影童子が明らかな反応を示しているのが面白い。

●作中では茨木のり子氏の詩「敵について」が三度朗読される。十二話「暗闇で咲く花」でイシューが聴いている北の国営放送で流れる。十七話では、影童子に、アキユキは「ひょっとして、お前が喋っているのか?」と訊く。三度目は「ナキアミとサンノオバ」で。

十七話で、朗読を背景に、アキユキが郵便を渡した相手が泣きながら戸を閉めるシーンが印象に残る。あれは訃報なのだ。戦争は続いている。見えないところで。銃声は聞こえずとも、殺戮はどこかにある。


●「名」について。十九話「偶発 ロマンス開花」では、影童子がアキユキに名前を思い出せと急き立てる。アキユキは、所縁ある者の名は思い出せても、どうしても独力では思い出せない。影童子は「なら死んでしまえ」と追い詰める。ここに、ヒルケン皇帝の名への執着心、憧れと名を持たぬ自身への劣等感が窺える。アキユキに放った言葉は、自分に跳ね返るものだったから。

ハルに呼ばれ名を思い出したアキユキを遠目に、「アキユキ、覚えたぞ。やっと見つけた。早く私を殺しにこい」と「敵」と見なす。そして、サンノオバが彼を取り上げた時からこの物語は始まり、アキユキが名を授けることで終わる。

命名という、当たり前のものがなされなかった不幸。それがこの物語の端緒なのかもしれない。

十九話で凍次郎の母・須磨子が別れ際にいう「おかしいわね。お別れの挨拶が自己紹介だなんて」とは、こうして考えると実に感慨深い。



「答えのない問いが真実。それでも人間は己に言い続けなければならない。『考えろ』と」
この言葉を胸に、今作を語るのはこれくらいにしておくことにする。

投稿 : 2018/07/21
閲覧 : 65
サンキュー:

1

ネタバレ

うどんこ

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よくわからなかった

覚えて居ることと言えば、2話の作画がやけによかったのと、女船長の声優の声がめちゃくちゃ好きだったこと。

女船長役の声優は、千と千尋の神隠しの、りん?の人。他には、「伏 鉄砲娘の捕物帳」(亡念ザムドと同じ監督)しかやってないらしい(wiki調べ)。
この人にまた声優やってほしい。やったら、それだけの理由で見ると思う。

投稿 : 2018/05/01
閲覧 : 65
サンキュー:

1

ぺくるす

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

監督が昔ジブリの副監督とエウレカの作画監督をしていた!

初め見ていて内容がナウシカに似ていたり、作画がとてもエウレカに似ていたので調べてみたところなんと監督が昔スタジオジブリで副監督をしていたそうでまたエウレカでも作画監督を任されていたらしいです!      なので見ていて少し似ていると感じる部分はありましたが、個人的にはナウシカのような深い設定は好きなのでそれをエウレカの作画で見ることができて面白かったです!(^^)!

投稿 : 2018/04/07
閲覧 : 109
サンキュー:

4

たわし(ガガ)

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボンズの悪いところがすべて露呈している

ロボットアニメの大手サンライズから派生したアニメ会社ボンズですが、この作品はボンズの悪いところすべてを出した駄作だと思います。

後期富野由悠季作品「ターンエーガンダム」「オーバーマンキングゲイナー」「ブレンパワード」などの影響や、ジブリアニメの影響が強いですが、
両巨匠にあるストーリーの主軸が非常に希薄なので、観ていてさっぱり内容が掴めません。

主人公はなんとなく状況に飲み込まれ、ヒロインはなんとなく運命を悟っている。どちらも富野由悠季作品にありがちですが、富野さんはそれでもお話の大筋を頭に入れた上でお話を作るので、多少設定や内容に破綻が起きても言いたい事を言って主軸を曲げないのですが、「亡念のザムド」は雰囲気だけで軸がブレブレ。難解な内容ではなく本当に破綻しています。

正直、ボンズのアニメ作品はクオリティーが高いもののストーリーや設定に監督によりムラがあるのと、映像美だけに目がいって群像劇としての弱さがある気がします。まだ、漫画原作のアニメだとそういったことがなく堅実で面白いのですが、オリジナルが非常に弱い。

もっとしっかりとした構成作家なり、アクの強い脚本家を呼ばないと纏まりきれていないので、物語としてしっかりと作って欲しいです。

投稿 : 2018/03/22
閲覧 : 207
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12

sTNzr28336

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 1.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

6話まで視聴 BGMがうるさい!音量大きすぎ!

多分「良い作品」なんだと思います。
劇場版ナウシカのように、見えてない部分の設定も破綻しないよう考えられてる、そんな感じがします。
ただ、これは物語自体の罪では無いのですが、間違いなくBGMうるさすぎです。
1話の導入、船の上で皆が会話してる最中のBGMからうるさく、開始5分で一回見るのやめたほどです。
一体何を考えているのか理解できないレベルでBGMがうるさいです。
なので、良い曲な気もしますが音楽を☆1コにしました。

その後もマシなシーンもあるものの、2話以降改善されるかと思いきや6話までほとんど変わりません。
個人的に全てのセリフを聞き逃したくないタイプなんで、これは苦痛です。

特に他の方のレビューを見る限り、自分で考察するなりしないといけない作品のようなので、大事な情報源である劇中のキャラクターのセリフが聞き取れないレベルでBGMが被さってくるのは致命的です。本当にうるさいです。

作画やキャラクター、メカのデザインなど好きな要素てんこ盛りなのに、BGMの音量が台無しにしてる稀有な作品です。

とりあえず耐えられる範囲内で視聴を続けたいと思います。

投稿 : 2018/02/27
閲覧 : 189
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0

ぴーかん

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリ&ファンタジー好きにオススメ!

このお話の世界観はジブリのそれとよくにています。序盤から不思議な雰囲気にかなり引き込まれます!!設定がよくわからないという声も有りますが、しかし、その分からなさをも楽しめる作品かと!キャラも魅力的でジブリより10倍深く100倍オシャレな作品になってます!
イシューと雷魚好き過ぎる笑

投稿 : 2018/02/16
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0

ネタバレ

(斉藤)

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

世界観に引き込まれます 物語の理解に苦労する点が多いです。
一度見ただけでは理解が追いつかなかったので考察サイトなど見ていくのも含めて楽しみました。
誰かに認識されていたい、呼んでもらいたいものです 空っぽは寂しいですからね

投稿 : 2018/02/11
閲覧 : 61
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0

ゆうき

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

壮大

世界観が猛烈に好き。エウレカ、ジブリに似てないと言うと嘘になるだろう。しかし、間違いなく一緒ではないのも事実。

また、人の感情が繊細に描かれていて良かった。
終わった後にこの世界観に想いを馳せることができる人は良作だと評価すると思う。

設定やオチまで具体的な解説してもらわないと落ち着かない人には向かないかもしれません。

ただ、世界観に浸り感情という抽象的なもの漠然と考えるのもアニメの醍醐味だと思う人は是非見てください!

投稿 : 2017/12/12
閲覧 : 62
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1

なかすけ

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通に面白い。

なぜこんなに評価が低いのかびっくりです。
実際、ジブリっぽいとかエウレカっぽいというのは確かにあります。しかしザムドにもザムドのいい所がたくさんあります。ネタバレはしたくないので言いません。
最終回が意味不明との記事もありましたが伏線も理解しザムドの世界観も理解してたら納得です。むしろ良い終わり方をしました。

私は2回目の視聴で今書いてます。1回目は正直意味分からなくてレビューも書けませんでした。
1回目で断念した人はいつか時間できたらまた見てください。きっと評価が良くなるはずです。
ジブリ好きエウレカ好きな人はむしろ楽しめる仕上がりになっていますよ。パクリっぽいから見ないというのは、本当にもったいないです。
ナキアミの魅力が今になってすごい分かる。正直ハルより好き。

投稿 : 2017/12/11
閲覧 : 100
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1

ネタバレ

まーたん

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

好きな作品だけど...

好きな作品だけど勿体ない。
元々配信作品だからみてる人少なそう...。自分はAT_Xで今年の4月下旬から10月上旬までしてたからみてみた。でもテレビでもしてたみたい。

内容は主人公のアキユキがある日ザムドと呼ばれる化け物にされた事からお話が進む。
ん~序盤は何かずっと配達してたイメージ。後半から急に面白くなるから続きが結構気になってた。
ヒルケン皇帝と戦ったところは良かった。ここよくわからんけどアキユキがヒルケンになったとか?なんとか?(逆かも)
ちょっと最後は説明不足かも...でもこう言う終わり方も嫌いじゃない。なんでアキユキが生きてたのかわからない正直わからないけどもうそんなのはどうでもいいww
とにかく好きな作品でした。
エウレカセブンとか好きな人は観れるかも。

投稿 : 2017/12/01
閲覧 : 88
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2

ニートっぽいやつ

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気アニメ

最初は面白かったあとになるにつれつまらなくなる

投稿 : 2017/07/04
閲覧 : 390
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0

ネタバレ

退会済のユーザー

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで見るのがつらかった

ストーリー的に意味不明なまま最終話です

愛と前進がテーマのような気がするけど

意味不明な部分が多くて感動に至らず

投稿 : 2017/07/03
閲覧 : 118

lcXEE65136

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そこそこ

キングゲイナーとエウレカとジブリを足して3で割ったかんじ。
風呂敷を広げたわりに結構最後はまとめれてたと思う。

投稿 : 2017/05/23
閲覧 : 141
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0

★☆零華☆★

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エウレカとジブリを足して、2で割った様な作品

名作かと聞かれると名作ではありませんでした。
何故かと言いますと、万人受けする様な内容ではなかったからです。


SF作品によくある、自分でWiki等のサイトを見なければ分からない要素がある点。
ガンダム作品とかは作中で用語説明もあり、比較的入り易いのですが
エウレカなどの作品(特にボンズのSF)は作中では
あまり語らない傾向にあります。


よって視聴者の頭には??の状態が常に付き纏います。
忘念のザムドも例に漏れず、(ヒルコって何?)、(ヒトガタって何?)
ってなります。
観ていく内に何となくは分かるんですけどね。


私が観ていて気になった点と言いますと
途中で仲間達の行動がバラバラになるので
シーンが飛び飛びになり、一人一人のキャラクターに感情移入しづらいこと
一点集中でこのキャラって決めて、やってくれると感動の場面では泣けるのですが
今回は泣けませんでした。


それでも忘念のザムドは私の心に多少なりとも、何かが残りました。
観ていて、私が感じた、私なりの忘念のザムドのテーマ解釈は
【憎悪】、【悲愴】、【嫉妬】、【恋慕】かなと


結構、ウザいキャラクターも多いですし
テーマも上記の様な感じなので、重い作品となります。
なので人を選びそうです。
私は好きですけどね(*˘︶˘*).。.:*♡


好きなキャラ:アクシバ、雷魚、ハル

作中名言:「生きたいのなら、そう願え!」

投稿 : 2017/05/19
閲覧 : 2620
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27

Dica

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言葉はいつも心に足りない。

アニメの中で難解な物語と理解不能な物語とでは雲泥の差があります。
忘年のザムドはそのどちらなのかわかりません。
よくこんな、わかるのかわかんないのかわからない話を作ったなと感心します。
「視聴者の想像にお任せします」から伝えたいと言う明確な理由付けが薄いというか
たとえば皇帝がなぜ○○○○の影なのかとか
もう少し噛み砕いてほしかっと思います
※ウィキペディアを見ながらなら理解できます。

ただ終始伝わってくる甘えるなというメッセージ性や
汲み取れない事もない物語
そしてなにより楽しんで観る事のできる点で
間違いなく良作アニメだとは思うのですが、
すこしもったいなかったのかな。
もしかしたら壮大すぎる世界観に自分がついていけていないだけなのかもしれませんが。

イシューがかっこよすぎるのとOPとEDが神がかっている点で
注意が必要です。

投稿 : 2017/03/02
閲覧 : 185
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6

こた

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリとエウレカを持ち出されてしまうのがちょっと不憫?

ジブリ作品を彷彿させるというのだから、これは誉め言葉だろうけど。
なんか皮肉。というのも、この作品全然目立ってない。
隠れた名作?それだと言いすぎになるかも。
されど手描きのタッチが強調された温かい作画といい、風格はジブリ。
念のため、鬱展開要注意。

投稿 : 2017/02/20
閲覧 : 696
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19

デリダ

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

噛めば噛むほど味の出る、心に残り続ける作品です。

正直最初見ていた時はあまり世界に対してのみ込みが追いつかなく
あれよあれよという間に見終わってしまったんですが、一週間くらいしてから
あれ?なんかすごい充足感長続きしてないか、、、、
ひょっとしてこれは隠れに隠れた名作なのでは、、、、、
時間が経って記憶が薄れかかったら思い出すように
またに見てって感じでもうかれこれ5周くらいしてます。
レビューでは肯定的な意見の方が多いですね、
他サイトだとやっぱりバッシングが多くて
それに対することをレビューで言ってる人も多いですね。
この作品はかなり意見が分かれる作品だということは
見た人全員が感じることだと思います。

ネットの紹介では酷いパクリの複合体だと
とんでもないバッシングをくらってましたが、
興味が湧いてみて見ると充実感がすごい。

この物語とても意味深なのですが、
世界についての私たちに直接わかるような説明が一切ない。
真理みたいな説明はなく解釈として紹介されるだけで
宗教的観点から、科学的知見から、、みたいな感じで
この世界観を把握する手掛かりにはなりきれません。
アニメと言うより映画を見ている感じといった方がいいのでしょうか。

このアニメで描かれる世界や物語は少なくとも
主人公のために用意されたものではないと考えると私は非常に納得します。
いわゆるセカイ系とは全くの正反対ですね。
主人公らしくないんですよね、彼が。
最初から人間として完成されていて見ていて
とてもスッキリするかわりにそんなに魅力的なキャラクターではない。
むしろ人間くさい親や友達周辺の人間の方がはるかに情動的で物語の主人公らしい。

そんな中で主人公が世界から求められる役割はヒルコとの対話とこの世界を理解すること。ナキアミは生きたければ思弁しろと言ってましたが、
まさしく運命を変えろだとか、あるいは別に運命を受け入れろと言ってるわけでもなく、まして選択しろと言ってくるわけでもない。

どこかのアニメで見たことあるような世界や状況、
物語の断片がたくさん出てくる中で一切主人公はどこかのアニメにいた主人公のように選択し切り開こうとしないんですよね。
全てを知った大人みたいに振舞って、その中身は何も知らないから知ろうとする大人だけど知ったところで何か劇的な物事を変えるような力は持たない大人みたいな。

常に描かれてるのは主人公の目を通して見る世界の循環、、、、
エンディングでも登場人物の頭上に同じ光が走る、みたいな感じでしたし、、、、
そんな風に感じてしまって、なんだかとても哲学的だなあと、、思ってしまったんですがどうなんでしょう?
ぜひ他の人の感想も聞いてみたいんですよね。
周りがこのアニメを知っている人が少ないので。

主人公という役割が持つ必然性や運命ということについて考えたりしちゃいました。
現代哲学ではメイヤスーという人は「有限性の後で」という本の中で自然法則が偶然的である、ということだけが必然的である。
ということを言ってたりしますが
なんか同じことをこのアニメも言ってるように感じてて。

edの曲がvacancyってタイトルで喪失を歌ってるのもなんだか考えさせられちゃって、、、
いや考えすぎなのかもしれませんが、このアニメはすごく力があります。
素晴らしいかどうか正直なところわからないですが見る価値はあると思います。

投稿 : 2017/02/04
閲覧 : 96
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3

ネタバレ

nanikore

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

考えろ、考え続けろ、石になるぞ。

どこかで見た素材を繋ぎ合わせただけの古びた着物じゃないか、なんて評価がされているらしい。
ジブリにエウレカ、小説に詩集。

そんなまっこと微妙な評価が下されている理由は一つだ、思考停止で石になっているのだ。これはファンタジー作品じゃない、娯楽作品じゃない。考えなければ消化できない。消化できないと素材しか残らないのでそう見える、ということだろう。

群像劇風でヒーロー物かと思いきや、主人公の介在しないところで起きた善意の事柄が、知り得ない事々が、全体として世界を象っている。

なるほど、あらゆる物語の糸は主人公に絡まっていなくては。
だって主人公だもの。面白くないもの。
それが娯楽作品としての正しい姿だもの。感情移入できないもの。

だけど現実に僕らは僕らの人生の主人公なのに、あらゆる出来事は感情移入できないまま過ぎ去っていくし、世界ではなんでか戦争が起きてる。
理解できない背景を持った人々が作った大きな流れに流されてしまう。私を生きることのない、この国の若者が今日も一人、石になっている。
考えろ、考え続けろ、それだけが生きる道だ、


結局ザムドってのは現実の話だったんだなって。

投稿 : 2017/01/10
閲覧 : 139
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3

ほか弁

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

満足度高いです

こんな作品に出会えて幸せです。
色々言われてるみたいですが(パクリとか?)作品として成立していますし、つまらないと感じませんでした。
OPとEDの曲もGood!
艦長のセリフもいちいちかっこ良かったです。
時間があればまた、観たい!

投稿 : 2016/12/22
閲覧 : 129
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1

kuroko85

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

しっかりとしたオリジナリティー

この作品の評価を見ると
大概がナウシカやエウレカのパクリ、、
のような書き方をしている。
個人的にはどこがパクリなのか
分からない。
単に宗教もの、苦悩成長もの、
と言った成長物の代名詞として
それらが存在するだけで、
その題材を使う事自体は決して
パクリではないと思う。

ただ、イメージとして
ジブリ色が漂っているのは
否めない、それは監督の
身体に染み付いたものだろう。
個人的には良作!
ただ、万人に勧められる物ではない。
テーマは多義に渡り、それぞれが重く、
作品の中の現実は残酷!
それらを覚悟し、その中から何かを
掴む意思が有るのなら、何かを与えてくれる作品。

投稿 : 2016/11/25
閲覧 : 132
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9

coldikaros

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

遠くから見てみれば

はっきり言ってしまって、物語が動きすぎです。
キャラもかなり多いですし、設定の量も多い上に宗教まで絡んでくる。
物語のスピード感を維持するには26話が確かにいいでしょうけど、段階を踏んでこの膨大な物語を語っていくには26話では全然足りていないように思います。
内容はというと、ある日学生としての日常を過ごしていた主人公は、唐突に自爆テロの現場に居合わせてしまう。生き残りを助けに駆けつけたが、何かを植え付けられザムドと呼ばれるものに変異してしまい、またしても唐突に始まった他国との戦争に意識がないまま参加してしまう。
まぁそんな感じで始まるわけです。面倒な感じがぷんぷんしますね^^;
この後いろいろなものが絡んできて、複雑化していくと共に謎や疑問がかなり増えていくんですが、それらに一応の答えを得られるのは終盤近くになってからであり、しかも明確な答えではありません。
それでいて説教臭いので監督さんを調べてみると、脚本も担当しているその監督さんはジブリで学び、宮崎駿の助監督も務めた経験がある監督さんでした。
これ以上なく納得がいきました^^;
古来からの思想を受け継ぐ監督さんみたいですね。全体的に説明が少ないのもそういう経歴から来たものでしょう。
ただ、これはあくまで自分の考えですが、説明が少ないとか、答えがないっていうのはそう簡単に否定する要素ではないとも思います。
多くの作品に適応する話ではないのですが、大の大人達が考えた作品の中に込められた思想が、全て答えが見え透いているというのは、くだらない話だと感じます。
人には他人に理解されない考えがあるのと同じように、監督さんにも理解されない考えがあってしかるべきです。
まぁそういうのを表に出した作品を基本的にアングラ作品と呼ぶんですが、このアニメも近いようなものです。中途半端に視聴者に寄せようとしたのが裏目にでている気はしますが^^;
見やすさとか、分かりやすさから言っておすすめはできたものじゃないですが、こういう作品がたまに生まれると面白いとは思います。

投稿 : 2016/09/26
閲覧 : 109
サンキュー:

1

ディルド村田

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵とOP


この絵好きだなぁ

うしっ 観よう

おほ
オープニング格好いいなぁ

絵もOPも素敵だから
面白かったよ

観終わってそう言いきかせてる

だからもう一回観たいとも思っている

投稿 : 2016/09/11
閲覧 : 83
サンキュー:

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亡念のザムドのストーリー・あらすじ

大陸の北半分を統治する北政府と、南半分を治める南大陸自由圏が長年戦争を続けている世界でストーリーは展開する。主人公の竹原アキユキは、70年前の戦争で南大陸自由圏に併合された尖端島に住む高校生。尖端島が非戦闘区域であったこともあり、戦時下ではあるが平穏な日々を送っていた。ある日彼は、通学バスを待つ生徒の列の中に見慣れない白髪の少女を見つける。彼女を難民と思い、バスに乗せる手助けをするアキユキだったが、彼女はバスを爆破。その際アキユキは「ヒルコ」を宿し、「ザムド」となる。(TVアニメ動画『亡念のザムド』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
オフィシャルサイト
www.xamd.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A1%E5%BF%B5%E3%81%AE%E3%82%B6%E3%83%A0%E3%83%89

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