wkr さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

良コスパアニメ

笠希々さんの動画(下記リンク)で紹介されていたので試しに視聴。タイトルだけ見て動画は見ずに先にアニメを観ました。https://youtu.be/SxiRkrUH9R8?si=y9ztGXLqvSzCF9mC

レビューの動画も観てみましたが、本当に細かく観ていられるなと思いました。私の浅い審美眼とは違うなと(ｰｰ;)この方のレビューを見る前と見た後ではだいぶ違う感想になりましたw

笠希々さんのレビューの先入観抜きの率直な感想としては、5分アニメ、op映像を鑑みて実質4分。そんな尺でもコメディと意外な展開をしっかり魅せていて面白かったです。作品のコメディ描写はやや荒唐無稽ですが、それがテンポの良さにも若干の伏線にもなっていて良かった。ですが、尺の短さゆえに所々描写が浅く
感じ、「あれは結局何だったのか」と消化不良感も残るポイントもあります。製作陣の魅せたい部分は面白かったからこそもう少し長い尺で観たかったと思わされた作品でした。

てとてと さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ふしぎ姉妹のシュールコメディー。ショートながら完成度が高いがやや惜しい

※作品データベース様より転載

【良い点】
作画がハイレベル。キャラデザは可愛らしく、狂気を孕んだ世界観描写やアクションもヌルヌル動き、アニメーションとして見応えある。
OPの出来が良い。和氣あず未&上田麗奈両氏の歌や、歌詞と映像演出が実は物語全般の伏線だった等。
声優陣もゲストヒロイン演じた山本真綺氏が素人ぽかったが全く問題ない。

夢の世界めいて何でもアリな世界観で繰り広げられる姉妹のコメディーが楽しく、ちょっぴり尊い。
天才児ぬるちゃんの孤独や闇を少しずつ仄めかし、ぺた姉に対する姉妹愛に繋げていた。
仄かに闇を感じさせつつも、過度にシリアスに傾かず、ハイテンションコメディーを維持していて見やすい。
姉妹愛の山場は4話〜5話、宇宙から生還する為にはぺた姉の記憶をリセットして再起動するか否か…尊かった。
最終話(12話)のオチも感動的。

可愛らしさとドタバタコメディーの裏で、徐々にこのセカイに対する秘密や違和感を仄めかす構成。
(本当にここは現実世界か?)(ぬる以外に人間は実在してるのか?)(実は仮想世界では…?)云々の憶測を呼び飽きさせない。
謎を小出しにしていき、終盤からラストのどんでん返しの真相も大いに意表突かれた。
世界観は概ね予想通りだったけれど、真相は見抜けなかった…お見事。
ショートアニメながら脚本が良質、毎話テンポ良く、通して見ても完成度が高い。

【悪い点】
ぺた姉の暗黒炒飯ネタ、ぬるちゃんの学校嫌いネタの二つが主流で、コメディーとしては引き出しが少ない。
狂気で押し切るコメディーも前半の方が勢いがあり、中盤以降慣れてしまうとやや地味に感じる。
世界観の謎も、後半以降ある程度推測出来てしまい底が見えてくる。初期程のドキドキ感は落ち着いてくる感じ。
ドラマのピークが4〜5話と最終話で、その他は姉妹愛や感動系として見てもあざとさが物足りない。
ぬるちゃんの箱庭世界での一人芝居な物語であり、ぺた姉は最終話以外はロボット、コメディーと姉妹愛双方の層は厚くなかった。

完成度は高いが、やはり5分ではコメディーとシリアス両立は掘り下げが物足りない。

【総合評価】7点
かなり良質なショートアニメ。自分的に2019秋の注目株だった。
評価はとても良いか非常に迷う。期待値が高過ぎたせいか、厳しいけれど「良い」で。
感動か萌えか狂気コメディーか、どれか一つ突き抜けていれば文句なしだった。

にゃん＾＾ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

天才少女とお姉ちゃんロボのシュールギャグアニメ。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。
でも大丈夫！
持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功！
ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう？
妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ！
『お姉ちゃん！ コンセント抜けてるよ！』
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原案・脚本：はと（TOKYOTOON）
監督：小倉宏文
キャラクター原案：竹嶋えく
キャラクターデザイン：板倉健
色彩設計：髙橋枝里
美術監督：森尾麻紀（スタジオ・ユニ）
撮影監督：古川貴之（OFFICE D.+）
音楽：岸田勇気（F.M.F）
音響監督：明田川仁
音響制作：マジックカプセル
アニメーション制作：シンエイ動画
制作協力：アセンション
{/netabare}
キャスト{netabare}
ぬる：和氣あず未
ぺた：上田麗奈
{/netabare}


1話ずつの感想


1　お姉ちゃん完成！
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
事故で姉を亡くした少女ぬるは、生前の記憶と性格を持ったお姉ちゃんロボ「ぺた」を 天才力で作り上げるが……、ちょっと待ってなんで飛行モードに変形するの！？
{/netabare}
感想
{netabare}
5分半のぷちアニメで、あらすじのおはなしだったけど
お姉ちゃんロボに抱きつこうとしたら、ドリルがはえたり
学校につれてくのにロケットになってこわかったり。。
ってゆうおはなし＾＾


キャラもかわいいし、作画はふつうに動いてて
ぷちアニメにしてはいいと思う☆
{/netabare}
{/netabare}
2　お姉ちゃんの完全栄養食！
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
人類史上最も甘美な誘惑「二度寝」から目覚ましマシンで起こされたぬるを待っていたのは、お姉ちゃんの得意料理だった！わーいってコレ暗黒チャーハンだぁぁぁ！
{/netabare}
感想
{netabare}
朝起きて、寝ぼけながらテーブルに着いたら
すごいごちそうが用意されてて。。
って思ったら、バーチャル＾＾；

ホントに出てきたのは、見おぼえがある、紫の暗黒チャーハンで
ぬるはロボを使って、ヌルを攻撃して止めようとするんだけど
けっきょく食べることになっちゃった。。ってゆうおはなし＾＾



そんなにペタの作るお料理がイヤだったら
プログラムを変えたらいいかも？


あと、紫色のお料理って、よく出てくるけど
赤キャベツとか、赤玉ねぎを入れて煮込むと、紫色のシチューができるから
ハロウィンとかにいいかも＾＾
{/netabare}
{/netabare}
3　お姉ちゃん学校行かなきゃダメ？
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
学校にいかないぬるは今日も機械いじり。お風呂RTA勢のぬるを綺麗に洗ってゆっくりお風呂に浸からせたいぺたの殺人ヘッドスパが炸裂する！ほぇぇぇ……。
{/netabare}
感想
{netabare}
にゃんはゲームはほとんどしないから調べたら
RTAって「Real Time Attack」の略で
ゲームスタートからクリアまでの実時間の短さを競う、ことみたい。。


学校行くおはなしなのかな？って思ったら、おふろ回で
ぬるがシャンプーハットをかぶって髪を洗ってもらうんだけど
殺人平気みたいなドリルがいっぱいついたウデを出されてビビってたら
それで頭皮をマッサージしてもらうと、気もちいいみたい＾＾

ペタの兵器みたいなのって、ほんとはこわくないのかも？
お料理以外はｗ


ぬるが不登校児になったのは、勉強が出来すぎて
みんなから、相手にされなくなったからみたい。。

おふろでぬるが話してたこと、にゃんはぜんぜん分からなかったｗ

それだったら、別に、ムリして学校に行かなくってもいいんじゃない？


オチはペタがおふろに入りすぎてのぼせちゃったみたいだったけど
ぬるが眠ったあと、1人でまた、入ったのかな＾＾；
{/netabare}
{/netabare}
4　お姉ちゃん宇宙行かなきゃダメ？
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
形から入りましょう！とランドセルを背負わされジェット推進で飛ばされたぬる。華麗に学校は回避したものの宇宙まで来てしまって……。コレ帰れるよね？ね？
{/netabare}
感想
{netabare}
学校サボろうってしたら、ジェットが暴走して宇宙まで来ちゃったぬる

でも、お姉ちゃんが来てくれた♪って思ったら電池切れ。。

「学校行っとけばよかったな。。」って思ったおはなし＾＾；


こんなときのために
お姉ちゃんは太陽電池で動くようにしておけばよかったね＾＾
{/netabare}
{/netabare}
5　お姉ちゃんイズデッド！？
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ぺたを直そうとするぬるだが、バックアップがとれずこのままでは記憶が消えてしまう。な〜んてね！新しいお姉ちゃんと楽しく過ごせばいいし！新しく、新しく、新しく……！
{/netabare}
感想
{netabare}
体育で、わざと忘れたブルマなのに
わざわざ学校に届けにくるお姉ちゃんのこと
ウザいって思ってたぬるだったけど
記憶が消えちゃう、って思ったら、なかなかリセットできなかったの

でも、宇宙船に事故が起きて
ぺたがしぜんに動くようになってて
いっしょに地球に帰れてよかった♪って思ったら
また紫色の食べ物が。。ってゆうおはなし＾＾



電池が切れてたハズなのに、ショックで動くとか
ツッコンじゃだめなところかな＾＾；

地球に帰ったら、すぐ、バックアップとろうね☆彡
{/netabare}
{/netabare}
6お姉ちゃんかき氷のシロップなに派？
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休み！学校にいかないぬるには関係ないとはいえ……海には小学生の人波が。そして逃げた先にいたのは笑顔が眩しいかき氷屋の娘だった。これが、コミュ強……！
{/netabare}
感想
{netabare}
ぬるが、かき氷の屋の女の子と仲良くなるおはなし＾＾


はじめて、ぬるとペタ以外の人が出たね＾＾
いっしょに楽しく遊べてよかった♪
もしかして学校に行ったら、その子に会ったりする、伏線だったのかな？

さいごにモブの人たちの姿がバズってたけど
もしかして今日のことは、立体映像か何かだったのかな？
{/netabare}
{/netabare}
7　お姉ちゃんは不審者！？
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
日を追うごとにボロボロになって帰ってくるぺた。しかし理由を話そうとしない。怪しすぎる……いったい何が……？　よし、こうなったら尾行するしかなーい！
{/netabare}
感想
{netabare}
毎日ボロボロになって帰ってくるようになったぺた姉を
追いかけて学校に行ったら、変な生物？にペタ姉がおそわれてて
あわててつれ帰ったんだけど
コンピュータウィルスに感染しててひどい熱。。

ワケを聞いたら、このままでは学校が消えるかも？って。。



今回は、はじめてつづくおはなしになったみたい。。

この前の海のときもそうだったけど、この世界ってもしかして
コンピューターの中の世界、ってゆう設定なのかな？
気になるよね＾＾
{/netabare}
{/netabare}
8　お姉ちゃんバグる！
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
学校に巣食っていた謎の存在『バグ』　学校や街など、あらゆる物を食べて増殖するバグに対処するためにぺたが取り出したのは……新兵器！ピコハンまーく２！！
{/netabare}
感想
{netabare}
バグの正体は分からないけど、何でも食べてどんどん増殖するみたいで
ぺたはぬるを帰そうってしたけど、ついてきちゃって
けっきょく2人は、いっしょにバグをたおすことにしたみたい。。



正体が分からないのもそうだけど
この世界がどうなってるかも気になるよね？

でも、ギャグアニメだから、たぶんテキトーだと思うけど＾＾


ぬるがバグに、ぺたのお料理を食べさせるところがおかしかった＾＾
ペタって、そのことは何にも言わないんだ＾＾
{/netabare}
{/netabare}
9　お姉ちゃんって野蛮なハンマー！
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
どんどん増殖するバグ。暗黒チャーハンを囮にして爆破するも、まるで追いつかない。しかも合体して巨大化！？　驚異的な再生力を前に、ぬるが講じた秘策とは……？
{/netabare}
感想
{netabare}
合体巨大化したバグに穴を開けて、ぬるがコアに爆弾をしかけて出てくる
ってゆうおはなしだったけど
ぬるを出すとき、ハンマーでショックをあたえたら
そこで爆発しちゃわないかな？ふつう＾＾

ギャグアニメだから、そんなに気にすることなかったみたいだけど＾＾
​

あと、バグがカラフルで、かわいかった＾＾
{/netabare}
{/netabare}
10　お姉ちゃん思うゆえに姉あり
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
不思議だ。あれだけバグにめちゃくちゃにされた街が元通りになっている。アンコンシャスバイアス。アポフェニア。 −−あの日の騒動は夢だったのだろうか？
{/netabare}
感想
{netabare}
あのあと、街はもと通りなんだけど誰もいない。。
この前のこと、ペタに聞いてもはぐらかす。。
そうしてるうちに、ペタもいなくなって。。
ってゆうおはなし。。
​


フシギな世界で、何だか「鏡の国のアリス」とか見てるみたいだった。。

もしかして、夢オチ？
{/netabare}
{/netabare}
11　お姉ちゃん、お姉ちゃん、お姉ちゃん！
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
誰もいない世界。ひとりぼっちの世界。ぬるが唯一信じていたぺたも消えた。ひとりで考える時間も増え嫌な夢を繰り返すうちに、ぬるはあの日の事を思い出す−−。
{/netabare}
感想
{netabare}
誰もいない、死なない世界でぬるが思いだしたのは
あの日、車にはねられたのは自分だったこと。。


それでいい子でいればぺたが帰ってくるんじゃないかって
おそうじ、洗濯、登校、まずいチャーハンまで食べてたら
病院で目がさめた。。

そこにはペタ姉がいてくれて。。

って、ちょっとヘンな切れ方だったけど
やっぱり夢オチだったみたいで、よかった♪
ちょっと泣きそうになっちゃった＾＾

これも夢だなんて言わないといいな☆彡
{/netabare}
{/netabare}
12　ぬるぺた
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
エピロォォーーーグッッ！！　空飛んだり宇宙行ったりバグと戦ったりかき氷食べたりぺたが消えたりと、なんだかんだ色々あったけど、小さくてもその一歩は偉大な一歩だ！
{/netabare}
感想
{netabare}
リアルの世界にもどってきて
リアルのぺたとかわいいミニぺた姉にかこまれて
学校にも行けるようになった、ってゆうおはなし＾＾



夢オチ、ってゆうか、仮想空間オチだったみたいｗ

ミニぺた姉たちがかわいい＾＾

クリスマスのディナーはちゃんとしてたから
ぺたってホントはちゃんとお料理できるのかも＾＾


それでもチャーハンは紫色＾＾；

ミニぺた姉はジェットでぬるをこわい目にあわせてくれるｗ

でも、ぬるは、大好きなお姉ちゃんといっしょにいてしあわせみたい☆
{/netabare}
{/netabare}


みおわって。。

事故で死んだ、大好きなお姉ちゃんをロボにしたら
こわいけど、やさしいお姉ちゃんになっちゃった。。ってゆうおはなし＾＾


ロボぺた姉のぶっ飛んだ感じのシュールなおはなしがおもしろかった＾＾


5分半だったけど、作画も、声優さんもよかった☆

。

テナ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

世界の秘密と優しい理由

ある日、妹はロボットを作ります。
そのロボットは特別なロボットでお姉ちゃんの記憶を宿して居ます。
実は、お姉ちゃんはトラック事故で亡くなっていて寂しくなった妹が姉の心を宿したロボットを作ります。

この作品は凄く思いやりのある世界の話です。
感のいい人は展開に気がつくのではないでしょうか？
私は海の話のラストで世界の違和感に気が付きもしかしてこの世界は？となりました。

モロが電池切れになる話、バグの話、そして世界の真実、この辺りの話は凄く好きです。
あのチャーハンはヤバイです…
完全栄養食みたいですが…あれは…不味くても栄養あるのでしょうかw


後は電池切れの話、これも良いですよね。
バックアップ出来ない為再起動をかけるとペタ姉のデータが消えてしまう。
最初は記憶を消してしまおうと考えますが思いとどまります。
でも、確かにそうなんです。
記憶がなくて治ってもそれはただのロボットでお姉ちゃんの記憶と心があるからお姉ちゃんロボットなんだものね^ ^

バグの話は笑いあり戦闘ありでした。
中々手強い敵でしたね。
戦い方が結構物騒ではありましたがハンマーが面白かったですね。
ピコピコハンマーみたいな奴→大きなピコピコハンマー→完全に武器のハンマー最後一気に進化しました。

世界の真実…
これは事故にあったお姉さんのロボットを作ったのではなく…事故にあったのは、ぬるちゃん…妹の世界を守り支える為にお姉さんはロボとして妹ぬるちゃんを支えていたのでした。
バグの時もお姉ちゃんが一人で最初戦おうとしたのも妹の世界を守る為…
じゃ、この世界はなんなの？それは…

姉ペタが作り出した仮想空間
事故で意識を失い目覚める可能性はないと言われても諦めずに信じて側にいてくれたそうなんです。
心のリハビリをして目覚めた時に現実世界に置いてきぼりにならない様に。

彼女が仮想空間で学校へ行くようにと言われたのも、きっと現実に戻って直ぐに学校に行きやすく友達にも馴染めるようにしようとしていたのです。
そして姉ペタ彼女が途中で消えたのは一人で家事が出来るように。
失われた時間を少しでも楽しんでもらいたくて作った空間。

殆ど意識を戻らないと医者から言われたそうです。
でも、彼女は諦めなかった。
いつかは目覚める事を信じたから作った世界…
姉は意識不明の妹を信じて。
妹は事故で失ったと思った姉を思いロボットを作った。

お互いにお互いを思い合っているのがこの作品からビシビシ伝わりますねw

さて、内容としてはギャグもあれば戦闘もあります。
でも、なんだかほっこりする様な話が多く1話1話が凄く短いのですが、これだけの短い時間で
ここまで素敵な作品にこれだけのギミックを仕掛けられたら充分楽しむことができました。

短編アニメって可愛いの多いけどこのアニメは可愛いだけじゃなくて感動もしました。
私の場合は短編アニメで感動はもしかしたら初かも。

とらお さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

魂とか自己再生とか自己確立とか

5分12話アニメでも良作は出来る
短いからキャラ数おさえてアリシゼーション
妹は天才、姉も天才、あとは見ろっ!

Progress さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ぬるぺた 　レビュー

年明けにこの作品のレビューを書いている時は、、登場人物が記号的な作品かなと最初は思っていたのですが、
振り返り考えてみると案外面白いかもしれません。

Introduction

天才少女「ぬる」は、お姉ちゃんを事故で亡くしてしまう。
でも大丈夫！
持ち前の知識で、大好きだったお姉ちゃん「ぺた」をロボットとしてつくることに成功！
ただ、ロボットとして復活したお姉ちゃんは生前よりも、ちょっとちがう？
妹「ぬる」と、姉ロボ「ぺた」が繰り広げる、姉妹ドタバタコメディ！
『お姉ちゃん！ コンセント抜けてるよ！』
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

さて、このアニメ、第一印象は可愛さとコミカルさを併せ持った作品だったと思います。

ぬるぺた姉妹の可愛らしいキャラデザ、インパクトがありながらもずんぐりむっくりした（まるっこい？）愛嬌のあるぺたロボ。

そんなぬるぺた姉妹が繰り広げる日常、学校に行くか行かないかで攻防を繰り広げたり、激マズなタケノコ暗黒チャーハンをどう処理するかで悩んだりのような日々が導入部分（１～３話）であり、そこに愛おしさを感じる人も多いでしょう。

私もそんなアニメかなと思いましたが、どうも話が進むにつれて現実感から遠のいていきます。それは姉妹がランドセルによって宇宙に行くという事。そして宇宙で壊れるぺたロボと、離ればなれになるかもしれないことで悩むぬる。
ここで視聴者は、この作品の姉妹愛のハートフル要素に面くらうのです。この作品の方向性は、どうも宇宙に簡単にいくようなコミカル路線だけでなく、シリアスなストーリーも持っていると。
そのシリアスなストーリーとは、あらすじにもあるぺたが死んでしまったことから始まっているぬるのぺたへの想いが焦点になっています。
そんなシリアスな雰囲気を漂わせることと、作品世界への違和感を匂わせる４～６話でした。

そして、作品世界が大変なことになる７～９話。
宇宙から来たウイルスによって学校が食べられるという一大事を、コミカルにボロボロになりながら世界を守るぺたロボと、暗黒チャーハンを食べなくて済むと安堵するぬる。ぬるは家から出て、ぺたロボと一緒にウイルスと戦うという決心をして、ぬるぺたの姉妹の絆を深めた話でした。
しかし私の中では、もっと日常的なコミカル展開を考えていたのですが、宇宙に行ったり、宇宙由来のウイルスと戦って姉妹愛を深めたりと、ゆるゆるな明るい世界でシリアスな非日常が展開されている感じでした。

この７～９話はぬるの精神的成長、自らの意志で家から出るという事があり、キャラクターが記号的に動くものではなく、キャラクターがその形を変化させることを見せる事で、ぬるの人間味が強く出る物語になりました。かつ、１０話以降の布石、ぺたがいなくてもぬるは大丈夫という物語に繋がっていきます。

１０～１２話は作品世界の真相。
いわば作品の疑問の完全消化であり、物語の終幕にふさわしい、世界の終わりであり、日常の終わりと新たな始まりを綴ったエピローグになります。
この作品の世界が永遠に続くようなことがない事への寂しさを含みつつも、世界の真相が暴かれることによって得られる、物語上のインパクトの強さがあると思いました。（hello worldやssss.グリッドマンのような近年の作品を思い起こしはするので、インパクトの点で言うと、評価が分かれるところはありますが）

そしてここからは、世界の真相を聞いてから考える物語の要素。
学校や暗黒チャーハンはぬるの記憶に強く残ったものが現れたとして、
ぺた姉以外ぬるの住む世界に介在する存在はいなかったというのに、そこに存在していた生物は一体何なのか？かき氷屋の女性、宇宙から飛来したウイルス。それらは一体何者であったのか？
さらに、仮想空間上において、ぬるの無意識が出来事を起こすとするなら、宇宙に行くことや、ウイルスが学校を食いつくすこと、ぺたロボの存在が消える事、ぬるが夢の中で事故についての勘違いをしていたこと、ヌルの精神的成長とともに夢、眠りから覚める事は、夢としては何を意味するのか？
そういったことを夢の意味を調べて、ぬるが無意識に望んでいた願望を知るのも面白いかもしれません。

さて、ぬるぺた、いかがだったでしょうか。
私個人は最初に「終わらない世界」を見る作品だろうな、と思っていたのですが、まさか終わる世界を見るとは思いませんでした。
どんな作品でも、物語の始まりと終わりで何かの変化があり、それによって人間味が生まれ、嬉しくもありますが、寂しくもありますね。
でも終わってしまったときに寂しいと強く感じた作品ほど、愛着が湧くんだろうなと。
そんなことを考えさせられる作品でした。

KomcHi さんの感想・評価

3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

うっかり go to heaven！

見終えました。

ある日、出かけていった姉ペタが交通事故に遭い、
寂しくなった妹のヌルが機械の姉を作って、
姉妹で仲良くドタバタコメディ。

姉は空も飛べるし、チャーハンも作れます。
いやそれしかできないというべきでしょうか笑。
暗黒チャーハンは食べたら寝込みそうですね！

最終話近くになり、
実は事故に遭ったのは妹のヌルだったと自分で思い出し、
現実のベットで目を冷まします。
その横にはお姉ちゃんがいて、
ヌルをずっと見守ってくれてた。
目を冷ますかどうか分からないヌルのそばに。

まさかの姉妹愛で、
この作品で感動できるなんて思っていませんでした。

さらに今までの世界は、
お姉ちゃんが用意したヌルの為の仮想世界で、
ヌルのリハビリ用に作ったということで。

最後にお姉ちゃんの朝ご飯がでてきます。
‥‥っが、現実も暗黒チャーハンっというオチでした。

どんでん返しで思ったよりも楽しめました。

ミュラー さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

天才と狂気は紙一重

５分アニメなのに印象は強烈。とにかく狂気にあふれている。
オープニングからトポロジーやトーラス、フラクタル等の数学用語が。
中身にもポアンカレ予想が出てくるし。
そもそも主人公もNULLだし。
位相幾何学は数学の中でも特に難しい分野なんだぞ。

というところだが、アニメの内容は完全に意味不明。事故で亡くなった姉のペタをロボットとしてよみがえらせたり。かわいくないけど。
姉のペタは妹のNULLを極悪チャーハンで殺そうとするし。
毎日生きるので必死というわけでもないし。とにかく狂気にあふれた日常が続く。
最後にネタバレがあり、結局事故にあったのは妹のNULLの方で、意識不明の状態が長く続いていたというオチだった。
狂気のまま突っ走っても面白かったのになあ。

タック二階堂 さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

お姉ちゃんを作っちゃった。

詳細は公式でも。

スチームパンク好きが喜びそうな研究室（てか家）
で、ぬるはお姉ちゃんを作ります。

出来たのは、もふもふした何か。それがぺたです。
はてさて！どうなることやらの初回でした。

5分ちょいの配信限定アニメですよ。
なんで世界のシンエイ動画作品が配信限定なのか
というのはありますが、声優に和氣あず未、上田
麗奈というなかなかの役者を起用。
ちょっと追いかけましょうかね。と言いつつ、
次の配信が2週間後というね…

=====第2話視聴後、追記です。

あれ？ アマプラで観られちゃった2話。
そして、初回から大きく後退です。
お姉ちゃんのデスクッキングによる紫のチャーハン
を「はい、あーん」だけで追いかけっこして終わり。

なんぞこれ？

ワケわからなすぎて、うーん…
これも出オチ系の作品ですかね。次で判断します。

=====第3話視聴後、追記です。

とにかく、ぬるとぺたがドタバタやっているだけ。
わざわざ配信を追いかけて観るほどのものでもないと
判断して、ここで離脱します。
お好きな方にはごめんなさい。

たかし さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ゅず さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

バットバス さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

だぱんだ さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

よもぎ さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：----

終了 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

もりし さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

UMILIN さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

WSydF99811 さんの感想・評価

2.3
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

ヒノ名無し さんの感想・評価

4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ねっち さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

こくてん さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

山田ごろみつ さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

Tadano さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

アニメ好きのおっさん さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

守守守 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

もも さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

ワッキー さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

チョニ さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

どりきゃす さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった